JP7406669B1 - プログラム、情報処理方法及び情報処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】売り手と買い手との間の決済の業務を補助するプログラム、情報処理方法及び情報処理システムを提供する。【解決手段】買い手は、売り手に対して商品又は役務の発注を行う。売り手は、当該発注を買い手から受注し、商品又は役務を買い手に提供しS1、売り手は、特定事業者に対してファクタリングを依頼し、特定事業者は、売り手からのファクタリングを承認し、売り手は、ファクタリングによって、特定事業者に債権を譲渡しS2、特定事業者は、買い手に対して、商品又は役務の提供についての債権に基づいて請求を行いS3、買い手は、請求に対してクレジットカードの使用を希望しS4、ファクタリング事業者と特定事業者が同一である場合、特定事業者は、債権の債権者を、特定事業者から売り手に戻しS5、特定事業者は、カード会社にオーソリゼーションを依頼するS6。【選択図】図7

Description

本発明は、プログラム、情報処理方法及び情報処理システムに関する。
従来の技術において、「情報処理システムにおいて、情報処理装置の取得部は、請求書データを取得する。表示制御部は、取得した請求書データを画面に表示するよう制御する。画面には、請求書データに関するファクタリングを依頼可能な第1のオブジェクトが含まれる。送信部は、第1のオブジェクトが選択された場合、第1のオブジェクトに関連する請求書データをファクタリングのシステムに送信し、ファクタリングを依頼する」ことが記載されている(特許文献1)。
特開2022-173655号公報
ところで、売り手と買い手の間で成立する1取引の債権において、ファクタリングによって売り手から債権を買い取ったファクタリング事業者に対し、買い手がクレジットカードによる支払を希望する場合に、当該債権における、債権者と、クレジットカード利用型請求書支払代行事業者が同一となる。そのため、ファクタリング事業者は、当該債権を保有した状態では、クレジットカード利用型請求書支払代行サービスにおける疑似加盟店にはなり得ない。
本発明では上記事情を鑑み、売り手と買い手との間の決済の業務を補助する技術を提供することを目的とする。例えば、売り手に対してファクタリングによる債権の現金化の便益と、買い手に対してクレジットカードによる支払いを利用可能とする便益とをそれぞれ提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、プログラムが提供される。このプログラムは、コンピュータに次の各ステップを実行させる。売り手と買い手の間で成立する取引の債権についてる。第1管理ステップでは、債権に対してファクタリングを適用することを受け付けた場合、債権を、売り手からファクタリング事業者に譲渡することを管理する。ファクタリングは、ファクタリング事業者が債権を売り手から買い取ることで、債権が売り手からファクタリング事業者に譲渡されることである。第2管理ステップでは、買い手からクレジットカード利用型請求書支払代行サービスを適用することを受け付けた場合、買い手がクレジットカードにより債権を支払うことを管理する。クレジットカード利用型請求書支払代行サービスは、買い手がクレジットカード利用型請求書支払代行事業者を介して買い手のクレジットカードにより債権を支払うことを可能にするサービスである。支払制御ステップでは、ファクタリング事業者とクレジットカード利用型請求書支払代行事業者とが同一の事業者である場合、債権をファクタリング事業者から売り手に戻して、クレジットカードによる支払いを実行するための処理を開始する。
本開示によれば、売り手と買い手との間の決済の業務を補助する技術を提供することができる。また、例えば、売り手に対してファクタリングによる債権の現金化の便益と、買い手に対してクレジットカードによる支払いを利用可能とする便益とをそれぞれ提供することができる。
情報処理システム1のシステム構成の一例を示す図である。 事業者サーバ装置2のハードウェア構成の一例を示す図である。 カード会社サーバ装置3のハードウェア構成の一例を示す図である。 売り手装置4のハードウェア構成の一例を示す図である。 買い手装置5のハードウェア構成の一例を示す図である。 事業者サーバ装置2のプロセッサ21によって実現される機能を示すブロック図の一例である。 クレジットカード利用型請求書支払代行事業者とファクタリング事業者とが同一である場合における流れを説明するシーケンス図の一例を示す図である。 クレジットカード利用型請求書支払代行事業者とファクタリング事業者とが異なる場合におけるシーケンス図の一例を示す図である。
[実施形態]
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
1.用語の定義
ところで、本実施形態に登場するソフトウェアを実現するためのプログラムは、コンピュータが読み取り可能な非一時的な記録媒体(Non-Transitory Computer-Readable Medium)として提供されてもよいし、外部のサーバからダウンロード可能に提供されてもよいし、外部のコンピュータで当該プログラムを起動させてクライアント装置でその機能を実現(いわゆるクラウドコンピューティング)するように提供されてもよい。
また、本実施形態において「部」とは、例えば、広義の回路によって実施されるハードウェア資源と、これらのハードウェア資源によって具体的に実現されうるソフトウェアの情報処理とを合わせたものも含みうる。また、本実施形態においては様々な情報を取り扱うが、これら情報は、例えば電圧・電流を表す信号値の物理的な値、0又は1で構成される2進数のビット集合体としての信号値の高低、又は量子的な重ね合わせ(いわゆる量子ビット)によって表され、広義の回路上で通信・演算が実行されうる。
また、広義の回路とは、回路(Circuit)、回路類(Circuitry)、プロセッサ(Processor)、及びメモリ(Memory)等を少なくとも適当に組み合わせることによって実現される回路である。すなわち、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等を含むものである。
「買い手」は、対価を支払うことによって、売り手から、商品又は役務の提供を受ける主体である。買い手は、例えば、企業、店舗等の事業者である。
「売り手」は、対価を受け取ることによって、買い手から、商品又は役務を提供する主体である。売り手は、例えば、メーカー、生産者、卸売業者等の事業者である。
「ファクタリング」は、事業者が債権を売り手から買い取ることで、債権が売り手からファクタリング事業者に譲渡されるサービスである。ファクタリングによって、売り手は、確実に債権から現金を得ることができ、リスクの転嫁や資金繰りの改善をすることができる。
「ファクタリング事業者」は、サービスとしてファクタリングを提供する事業者である。
「3社間ファクタリング」とは、買い手と、売り手と、ファクタリング事業者との3者間で契約を取り交わし、合意の上行われるファクタリングである。
「クレジットカード利用型請求書支払代行サービス」は、買い手がクレジットカード利用型請求書支払代行事業者を介して買い手のクレジットカードにより債権を支払うことを可能にするサービスである。クレジットカード利用型請求書支払代行サービスは、クレジットカードによる支払いを受け付けていない売り手と、クレジットカードによる支払を希望する買い手との間にクレジットカードの疑似加盟店を置くことで、当該疑似加盟店がクレジットカードの支払い代金の受領と売り手への支払の入金とを代行するサービスである。これにより、買い手は手持ちのカードを利用してカード決済ができる。本願におけるクレジットカード利用型請求書支払代行サービスは、VISAではBPSP、MASTERではBPAP、JCBではBBPS、American ExpressではBPP、Diners ClubではBIPS等と称される。
「クレジットカード利用型請求書支払代行事業者」は、サービスとしてクレジットカード利用型請求書支払代行サービスを提供する事業者である。
2.情報処理システム1のシステム構成
まず、図1を参照しながら本実施形態の情報処理システム1のシステム構成について説明する。
図1は、情報処理システム1のシステム構成の一例を示す図である。図1が示すように、情報処理システム1は、事業者サーバ装置2と、カード会社サーバ装置3と、売り手装置4と、買い手装置5と、ネットワークNとを有する。事業者サーバ装置2、カード会社サーバ装置3、売り手装置4及び買い手装置5は、ネットワークNを介して、相互に通信可能に構成される。これにより、事業者サーバ装置2、カード会社サーバ装置3、売り手装置4及び買い手装置5は、相互に様々な情報を送信又は受信することができる。なお、事業者サーバ装置2、カード会社サーバ装置3、売り手装置4及び買い手装置5は、情報処理装置の一例であり、本実施形態に限定されるものではない。売り手装置4及び買い手装置5は、PC(Personal Computer)、タブレット型コンピュータ、スマートフォン等の何れであってもよい。なお、事業者サーバ装置2、カード会社サーバ装置3、売り手装置4及び買い手装置5は、複数あってもよい。ここで、情報処理システム1に例示されるシステムとは、1つ又はそれ以上の装置又は構成要素からなるものである。したがって、事業者サーバ装置2、カード会社サーバ装置3、売り手装置4及び買い手装置5は、単体であっても情報処理システム1に例示されるシステムに含まれる。
3.ハードウェア構成
次に、図2、図3、図4及び図5を参照しながら、本実施形態の事業者サーバ装置2、カード会社サーバ装置3、売り手装置4及び買い手装置5のそれぞれのハードウェア構成について説明する。
3.1.事業者サーバ装置2のハードウェア構成
図2は、事業者サーバ装置2のハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示されるように、事業者サーバ装置2は、プロセッサ21と、記憶部22と、通信部23とを備え、これらの構成要素が事業者サーバ装置2の内部において通信バスを介して電気的に接続されている。事業者サーバ装置2は、実施形態に係る処理を実行する。事業者サーバ装置2は、単体のサーバから構成されていても、複数のサーバから構成されていてもよい。事業者サーバ装置2は、ファクタリング事業者かつクレジットカード利用型請求書支払代行事業者としての特定事業者によって使用される。
プロセッサ21は、事業者サーバ装置2に関連する全体動作の処理及び制御を行う。プロセッサ21は、例えば中央処理装置(Central Processing Unit:CPU)である。プロセッサ21が、記憶部22に記憶された所定のプログラムを読み出し、プログラムに基づき処理を実行することによって、事業者サーバ装置2に係る種々の機能、例えば、後述する図7に示される処理が実現される。なお、プロセッサ21は単一であることに限定されず、機能ごとに複数のプロセッサ21を有するように実施してもよい。また、それらの組合せであってもよい。
記憶部22は、前述の記載により定義される様々な情報を記憶する。これは、例えば、プロセッサ21によって実行される事業者サーバ装置2に係る種々のプログラム等を記憶するソリッドステートドライブ(Solid State Drive:SSD)等のストレージデバイスとして、プログラムの演算に係る一時的に必要な情報(引数、配列等)を記憶するランダムアクセスメモリ(Random Access Memory:RAM)等のメモリとして実施されうる。記憶部22は、プロセッサ21によって実行される事業者サーバ装置2に係る種々のプログラム、変数及びプロセッサ21がプログラムに基づき処理を実行する際に用いるデータ等を記憶している。記憶部22は、記憶媒体の一例である。
通信部23は、USB、IEEE1394、Thunderbolt(登録商標)、有線LANネットワーク通信等といった有線型の通信手段が好ましいものの、無線LANネットワーク通信、LTE/3G/4G/5G等のモバイル通信、BLUETOOTH(登録商標)通信等を必要に応じて含めてもよい。すなわち、これら複数の通信手段の集合として実施することがより好ましい。すなわち、事業者サーバ装置2は、通信部23を介して、外部から種々の情報を通信してもよい。
3.2.カード会社サーバ装置3のハードウェア構成
図3は、カード会社サーバ装置3のハードウェア構成の一例を示す図である。図3に示されるように、カード会社サーバ装置3は、プロセッサ31と、記憶部32と、通信部33とを備え、これらの構成要素がカード会社サーバ装置3の内部において通信バスを介して電気的に接続されている。カード会社サーバ装置3は、実施形態に係る処理を実行する。カード会社サーバ装置3のプロセッサ31、記憶部32及び通信部33については、事業者サーバ装置2のプロセッサ21、記憶部22及び通信部23を参照されたい。カード会社サーバ装置3は、単体のサーバから構成されていても、複数のサーバから構成されていてもよい。また、カード会社サーバ装置3は、事業者サーバ装置2と同じサーバ内に構成されていてもよい。カード会社サーバ装置3は、カード会社によって管理されるサーバである。
3.3.売り手装置4のハードウェア構成
図4は、売り手装置4のハードウェア構成の一例を示す図である。図4に示されるように、売り手装置4は、プロセッサ41と、記憶部42と、通信部43と、入力部44と、出力部45と、を有し、これらの構成要素が売り手装置4の内部において通信バスを介して電気的に接続されている。売り手装置4は、実施形態に係る処理を実行する。売り手装置4のプロセッサ41、記憶部42及び通信部43については、事業者サーバ装置2のプロセッサ21、記憶部22及び通信部23を参照されたい。売り手装置4は、売り手によって使用される。
入力部44は、売り手装置4の筐体に含まれてもよいし、外付けされてもよい。例えば、入力部44は、出力部45と一体となってタッチパネルとして実施されてもよい。タッチパネルであれば、ユーザは、タップ操作、スワイプ操作等を入力することが可能である。もちろん、タッチパネルに代えて、スイッチボタン、マウス、QWERTYキーボード等を採用してもよい。すなわち、入力部44がユーザによってなされた操作に基づく入力を受け付ける。当該入力が命令信号として、通信バスを介してプロセッサ41に転送され、プロセッサ41が必要に応じて所定の制御又は演算を実行しうる。
出力部45は、売り手装置4の表示部として機能することが可能である。出力部45は、例えば、売り手装置4の筐体に含まれてもよいし、外付けされてもよい。出力部45は、ユーザが操作可能なグラフィカルユーザインターフェース(Graphical User Interface:GUI)の画面を表示する。これは例えば、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ及びプラズマディスプレイ等の表示デバイスを、売り手装置4の種類に応じて使い分けて実施することが好ましい。
3.4.買い手装置5のハードウェア構成
図5は、買い手装置5のハードウェア構成の一例を示す図である。図5に示されるように、買い手装置5は、プロセッサ51と、記憶部52と、通信部53と、入力部54と、出力部55と、を有し、これらの構成要素が買い手装置5の内部において通信バスを介して電気的に接続されている。買い手装置5は、実施形態に係る処理を実行する。買い手装置5のプロセッサ51、記憶部52及び通信部53については、事業者サーバ装置2のプロセッサ21、記憶部22及び通信部23を参照されたい。買い手装置5の入力部54及び出力部55については、売り手装置4の入力部44及び出力部45を参照されたい。買い手装置5は、買い手によって使用される。
4.プロセッサ21の機能構成
本節では、図6を示しながら本実施形態の機能構成について説明する。図6は、事業者サーバ装置2のプロセッサ21によって実現される機能を示すブロック図の一例である。情報処理システム1の一例である事業者サーバ装置2のプロセッサ21は、情報送受信部210と、第1管理部211と、第2管理部212と、支払制御部213と、表示制御部214とを備える。前述の通り、記憶部22に記憶されているソフトウェアによる情報処理がハードウェアの一例であるプロセッサ21によって具体的に実現されることで、プロセッサ21に含まれる各機能部として実行されうる。
情報送受信部210は、ネットワークN及び通信部23を介して、種々の情報を他の装置から受け付け、受信し、又は取得するように構成される。また、情報送受信部210は、通信部23及びネットワークNを介して、種々の情報を他の装置に送信又は出力するように構成される。
第1管理部211は、ファクタリングに基づく債権者の移転を管理する。
第2管理部212は、クレジットカード利用型請求書支払代行サービスに基づく債権者の移転を管理する。
支払制御部213は、ある債権について、ファクタリングとクレジットカード利用型請求書支払代行サービスとが実行される場合の支払いを制御する。
表示制御部214は、各情報処理装置の出力部45、55に表示する画面データを制御するように構成される。なお、画面データとは、画面、画像、アイコン、テキスト等といった、ユーザが視認可能な態様で生成された視覚情報そのものでもよいし、例えば各種端末に画面、画像、アイコン、テキスト等の視覚情報を表示させるためのレンダリング情報であってもよい。
情報送受信部210と、第1管理部211と、第2管理部212と、支払制御部213と、表示制御部214との詳細は後述する。
5.情報処理システム1の動作の流れ
本実施形態の情報処理システム1で実行される好ましい情報処理の一例を説明する。
本明細書において、ネットワークN、通信部23、通信部33、通信部43又は通信部53を介して送受信された種々の情報は、記憶部22、記憶部32、記憶部42又は記憶部52に記憶されるものとする。なお、使用された通信部を有する装置内の記憶部にて記憶されるものとする。例えば、通信部23が使用された場合、送受信された情報は、記憶部22に記憶されるものとする。
本明細書において、ネットワークN、通信部23、通信部33、通信部43、通信部53、入力部44及び入力部54に関連する情報処理を省略して記載することがある。例えば、プロセッサ41がユーザによる入力部44への操作を介して所定の入力を受け付けることを、単にプロセッサ41がユーザから所定の入力を受け付けると記載することがある。プロセッサ51がユーザによる入力部54への操作を介して所定の入力を受け付けることを、単にプロセッサ51がユーザから所定の入力を受け付けると記載することがある。また、プロセッサ21(又は情報送受信部210)が通信部23とネットワークNと通信部43とを介して、売り手装置4との間で情報を送受信することを、単にプロセッサ21(又は情報送受信部210)が売り手装置4に情報を送信する、又は単にプロセッサ21(又は情報送受信部210)が売り手装置4から情報を受け付けると省略して記載することがある。事業者サーバ装置2とカード会社サーバ装置3との間の情報処理と、カード会社サーバ装置3と買い手装置5との間の情報処理とについても同様に省略して記載することがある。
図7は、クレジットカード利用型請求書支払代行事業者とファクタリング事業者とが同一である場合における流れを説明するシーケンス図の一例を示す図である。また、本シーケンス図の情報処理を含む流れは、売り手と買い手の間で成立する取引の債権について行われるものである。
なお、図7における特定事業者は、クレジットカード利用型請求書支払代行サービスを提供する事業者であり、かつ、ファクタリングによるサービスを提供する事業者である。
また、本実施形態のファクタリングは、買い手と、売り手と、ファクタリング事業者との3者間で契約を取り交わし、合意の上行われる3社間ファクタリングであるものとする。当該契約は、売り手がファクタリングを利用する場合であって、買い手がクレジットカード利用型請求書支払代行サービスを利用する場合、債権の債権者を、特定事業者から売り手に戻すことに同意する条項を含む。
(ステップS1)
買い手は、売り手に対して商品又は役務の発注を行う。売り手は、当該発注を買い手から受注し、商品又は役務を買い手に提供する。
ステップS1の情報処理は次のように行われる。例えば、買い手装置5のプロセッサ51は、買い手から商品又は役務の発注の指示の入力を受け付ける。プロセッサ51は、商品又は役務の発注の指示を売り手装置4に送信する。売り手装置4のプロセッサ41は、商品又は役務の発注の指示を買い手装置5から受け付ける。プロセッサ41は、商品又は役務の発注の指示に応じて、発注に関する情報を出力部45に表示させる。なお、ステップS1の処理は、プロセッサを介して実行される必要はなく、本願発明にとって重要ではないため、省略されてもよい。
(ステップS2)
売り手は、特定事業者に対してファクタリングを依頼する。特定事業者は、売り手からのファクタリングを承認する。売り手は、ファクタリングによって、特定事業者に債権を譲渡する。
ステップS2では情報処理は次のように行われる。例えば、売り手装置4のプロセッサ41は、売り手から債権に対してファクタリングを適用することを受け付ける。プロセッサ41は、債権に対してファクタリングを適用することを事業者サーバ装置2に送信する。事業者サーバ装置2の第1管理部211は、債権に対してファクタリングを適用することを売り手装置4から受け付けた場合、債権を、売り手から特定事業者に譲渡して管理する。具体的には例えば、第1管理部211は、債権に対してファクタリングを適用することを受け付けた場合、債権者が売り手から特定事業者に移転したことを記憶部22に記憶させる。その後、第1管理部211は、ステップS3にて例示する処理に情報処理を進める。また、以降の情報処理からステップS5にて再び債権が売り手に戻るまでの間において、表示制御部214は、売り手装置4又は買い手装置5からのリクエストに応じて、債権者が特定事業者であることを売り手装置4の出力部45又は買い手装置5の出力部55に表示させてもよい。
(ステップS3)
特定事業者は、買い手に対して、商品又は役務の提供についての債権に基づいて請求を行う。
ステップS3では情報処理は次のように行われる。例えば、事業者サーバ装置2の情報送受信部210は、債権に対してファクタリングを適用することを売り手装置4から受け付けたことに応じて、請求書データを買い手装置5に送信する。当該請求書データは、商品又は役務の提供の対価を買い手に請求するための請求書のデータである。買い手装置5のプロセッサ51は、当該請求書データを事業者サーバ装置2から受け付ける。
(ステップS4)
買い手は、請求に対してクレジットカードの使用を希望する。
ステップS4では情報処理は次のように行われる。例えば、買い手装置5のプロセッサ51は、買い手から、請求書データへの請求に対する、クレジットカード支払情報を受け付ける。クレジットカード支払情報は、請求について買い手のクレジットカードによって支払いをする指示と、買い手のクレジットカードを特定する情報(カード番号、カード名義、有効期限、セキュリティコード)とを含む。プロセッサ51は、クレジットカード支払情報を事業者サーバ装置2に送信する。事業者サーバ装置2の第2管理部212は、買い手からクレジットカード利用型請求書支払代行サービスを適用することを受け付けた場合、買い手がクレジットカードにより債権を支払うことを管理する。具体的には例えば、第2管理部212は、クレジットカードにより債権を支払うことを記憶部22に記憶させる。また、第2管理部212は、ステップS5に係る情報処理を実行する。
(ステップS5)
特定事業者は、債権の債権者を、特定事業者から売り手に戻す。
ステップS5では情報処理は次のように行われる。例えば、事業者サーバ装置2の支払制御部213は、買い手がクレジットカードにより債権を支払うことを受け付けた場合であって、ファクタリング事業者とクレジットカード利用型請求書支払代行事業者とが同一の事業者である場合、債権をファクタリング事業者から売り手に戻し、ステップS6のクレジットカードによる支払いを実行するための処理を開始する。
(ステップS6)
特定事業者は、カード会社にオーソリゼーションを依頼する。オーソリゼーションの依頼を受けたカード会社は、買い手のクレジットカードが有効か、利用限度額に達していないか等を確認し、クレジットカードの利用枠を確保する。
ステップS6では情報処理は次のように行われる。例えば、第2管理部212は、買い手から特定事業者に対する、クレジットカード利用型請求書支払代行サービスを適用することを受け付けた場合、リクエスト情報を生成する。リクエスト情報は、カード会社に対するクレジットカードを利用することの承認のリクエストの情報である。情報送受信部210は、リクエスト情報をカード会社サーバ装置3に送信する。カード会社サーバ装置3のプロセッサ31は、リクエスト情報を受け付けることに応じて、買い手のクレジットカードのオーソリゼーションを行う。プロセッサ31は、オーソリゼーションの結果に応じて、買い手のクレジットカードによる支払いを拒否又は承認する。
(拒否の場合)
プロセッサ31は、オーソリゼーションによって買い手のクレジットカードが使用できないと判断した場合、買い手のクレジットカードによる支払いが拒否されたこと事業者サーバ装置2に送信する。第2管理部212は、買い手のクレジットカードによる支払いが拒否されたことを受け付けた場合、クレジットカード利用型請求書支払代行サービスが実行されないものとして管理する。この場合、第2管理部212は、債権が、売り手から特定事業者に再譲渡されるものとして管理する。また、第2管理部212は、買い手のクレジットカードによる支払いが拒否されたことを受け付けた場合、買い手装置5にクレジットカード利用型請求書支払代行サービスが利用できない旨を通知する。その後、買い手は、別の決算の方法を利用することによって、当該債権に対する支払いを実行する。例えば、情報処理システム1は、買い手の別のクレジットカードを使用する場合は再びステップS4に進み、クレジットカードを使用しない場合は情報処理を終了させる。
(承認の場合)
プロセッサ31は、オーソリゼーションによって買い手のクレジットカードの利用枠を確保した場合、買い手のクレジットカードによる支払いが承認されたことを事業者サーバ装置2に送信する。第2管理部212は、買い手のクレジットカードによる支払いが承認されたことを受け付けた場合、ステップS7及びステップS8が実行される第1のタイミングまで待機する。
(ステップS7)
特定事業者は、取引があった月の末日に債権に紐付く金額を売り手の銀行口座に入金する。
ステップS7では情報処理は次のように行われる。例えば、第1のタイミング(例えば、取引があった月の末日)となった場合、事業者サーバ装置2の支払制御部213は、売り手の銀行口座に債権に紐付く金額を入金するための処理を実行する。このとき支払制御部213は、売り手の銀行口座を特定する情報に基づいて、入金するための処理を実行する。銀行口座を特定する情報は、金融機関名、支店名、口座の種別(当座又は普通)、口座番号等の情報を含む情報である。入金するための処理が実行された場合、表示制御部214は、売り手装置4に入金するための処理が実行された旨を売り手装置4の出力部45に表示させる。
(ステップS8)
特定事業者は、取引があった月の末日に債権に紐付く売上の処理をカード会社に対して行う。
ステップS8では情報処理は次のように行われる。例えば、第1のタイミング(例えば、取引があった月の末日)となった場合、事業者サーバ装置2の支払制御部213は、その月の支払い情報をカード会社サーバ装置3に送信する。カード会社サーバ装置3のプロセッサ31は、その月の支払いの情報を事業者サーバ装置2から受け付ける。支払い情報は、カードの使用者の情報と、使用金額の情報と、カードを使用した日時の情報とを少なくとも含む。
(ステップS9)
カード会社は、取引があった月の翌月末に特定事業者に対して入金を行う。
ステップS9では情報処理は次のように行われる。例えば、第2のタイミング(例えば、取引があった月の翌月末)となった場合、カード会社サーバ装置3のプロセッサ31は、支払い情報に基づいて、特定事業者の銀行口座に金額を入金するための処理を実行する。このときプロセッサ31は、特定事業者の銀行口座を特定する情報に基づいて、入金するための処理を実行する。プロセッサ31は、入金するための処理が実行された場合、事業者サーバ装置2にその旨を送信する。事業者サーバ装置2の情報送受信部210は、カード会社サーバ装置3からその旨を受け付ける。
(ステップS10)
買い手は、取引があった月の翌月末にカード会社に対して債権に紐付く金額とカード手数料とを入金する。
ステップS10では情報処理は次のように行われる。例えば、買い手装置5のプロセッサ51は、カード会社の銀行口座に入金の処理を実行する。プロセッサ51は、当該入金の処理が実行された場合、カード会社サーバ装置3に入金が実行された旨を送信する。カード会社サーバ装置3のプロセッサ31は、買い手装置5から入金が実行された旨を受け付ける。買い手からの入金が完了した場合、事業者サーバ装置2の表示制御部214は、売り手装置4に債権者が移転した旨を表示させてもよい。
本実施形態によれば、売り手と買い手との間の決済の業務を補助する技術を提供することができる。また、例えば、売り手に対してファクタリングによる債権の現金化の便益と、買い手に対してクレジットカードによる支払いを利用可能とする便益とをそれぞれ提供することができる。
[比較例]
図8は、クレジットカード利用型請求書支払代行事業者とファクタリング事業者とが異なる場合におけるシーケンス図の一例を示す図である。図8に示すシーケンス図の流れにおいて、クレジットカード利用型請求書支払代行事業者とファクタリング事業者とが異なるため、図7のシーケンス図のステップS5に相当するステップが存在しない。
ステップS101では、買い手は、売り手に対して商品又は役務の発注を行う。売り手は、当該発注を買い手から受注し、商品又は役務を買い手に提供する。ステップS101は、図7のステップS1に対応する。
ステップS102では、売り手は、ファクタリング事業者に対してファクタリングを依頼する。ファクタリング事業者は、売り手からのファクタリングを承認する。売り手は、ファクタリングによって、ファクタリング事業者に債権を譲渡する。ステップS102は、図7のステップS2に対応する。
ステップS103では、ファクタリング事業者は、買い手に対して、商品又は役務の提供についての債権に基づいて請求を行う。ステップS103は、図7のステップS3に対応する。
ステップS104では、買い手は、請求に対してクレジットカードの使用を希望する。ステップS104は、図7のステップS4に対応する。
ステップS105では、クレジットカード利用型請求書支払代行事業者は、カード会社にオーソリゼーションを依頼する。オーソリゼーションの依頼を受けたカード会社は、買い手のクレジットカードが有効か、利用限度額に達していないか等を確認し、クレジットカードの利用枠を確保する。ステップS105は、図7のステップS6に対応する。
ステップS106では、クレジットカード利用型請求書支払代行事業者は、取引があった月の末日に債権に紐付く金額を売り手の銀行口座に入金する。ステップS106は、図7のステップS7に対応する。
ステップS107では、クレジットカード利用型請求書支払代行事業者は、取引があった月の末日に債権に紐付く売上の処理をカード会社に対して行う。ステップS107は、図7のステップS8に対応する。
ステップS108では、カード会社は、取引があった月の翌月末に特定事業者に対して入金を行う。ステップS108は、図7のステップS9に対応する。
ステップS109では、買い手は、取引があった月の翌月末にカード会社に対して債権に紐付く金額とカード手数料とを入金する。ステップS109は、図7のステップS10に対応する。
[その他]
プログラムは、1以上のコンピュータに次の各ステップを実行させるプログラムである。情報処理システム1は、プログラムを実行する1以上のコンピュータを備える。前述の実施形態に係る情報処理システム1に関して、コンピュータを、情報処理システム1のプロセッサ21として機能させるプログラムであってもよい。また、情報処理システム1が実行する情報処理方法であってもよい。
事業者サーバ装置2及びカード会社サーバ装置3のそれぞれは、オンプレミス形態であってもよく、クラウド形態であってもよい。クラウド形態のサーバ装置としては、例えば、SaaS(Software as a Service)、クラウドコンピューティングという形態で、上記の機能や処理を提供してもよい。
上記実施形態では、サーバ装置が種々の記憶・制御を行ったが、サーバ装置に代えて、複数の外部装置が用いられてもよい。すなわち、種々の情報やプログラムは、ブロックチェーン技術等を用いて複数の外部装置に分散して記憶されてもよい。
さらに、次に記載の各態様で提供されてもよい。
(1)プログラムであって、コンピュータに次の各ステップを実行させ、売り手と買い手の間で成立する取引の債権について、第1管理ステップでは、前記債権に対してファクタリングを適用することを受け付けた場合、前記債権を、前記売り手からファクタリング事業者に譲渡することを管理し、前記ファクタリングは、前記ファクタリング事業者が前記債権を前記売り手から買い取ることで、前記債権が前記売り手から前記ファクタリング事業者に譲渡されることであり、第2管理ステップでは、前記買い手からクレジットカード利用型請求書支払代行サービスを適用することを受け付けた場合、前記買い手がクレジットカードにより前記債権を支払うことを管理し、前記クレジットカード利用型請求書支払代行サービスは、前記買い手がクレジットカード利用型請求書支払代行事業者を介して前記買い手の前記クレジットカードにより前記債権を支払うことを可能にするサービスであり、支払制御ステップでは、前記ファクタリング事業者と前記クレジットカード利用型請求書支払代行事業者とが同一の事業者である場合、前記債権を前記ファクタリング事業者から前記売り手に戻して、前記クレジットカードによる支払いを実行するための処理を開始する、プログラム。
このような構成によれば、売り手と買い手との間の決済の業務を補助する技術を提供することができる。
(2)上記(1)に記載のプログラムにおいて、前記第2管理ステップでは、前記買い手から前記クレジットカード利用型請求書支払代行事業者に対する、前記クレジットカード利用型請求書支払代行サービスを適用するリクエストを受け付けた場合、リクエスト情報を生成し、前記リクエスト情報は、カード会社に対する前記クレジットカードを利用することの承認のリクエストの情報である、プログラム。
このような構成によれば、ファクタリングを適用する債権について、買い手のカードが利用可能かリクエストをカード会社に要求することができる。
(3)上記(2)に記載のプログラムにおいて、前記第2管理ステップでは、前記買い手の前記クレジットカードによる支払いが承認されたことを受け付けた場合、前記支払制御ステップを実行する、プログラム。
このような構成によれば、ファクタリングを適用する債権について、カード会社が買い手のカードの利用を承認した場合に、クレジットカード利用型請求書支払代行サービスが行われる。
(4)上記(2)に記載のプログラムにおいて、前記第2管理ステップでは、前記買い手の前記クレジットカードによる支払いが拒否されたことを受け付けた場合、前記支払制御ステップを実行せずに前記買い手に前記クレジットカード利用型請求書支払代行サービスが利用できない旨を通知する、プログラム。
このような構成によれば、ファクタリングを適用する債権について、カード会社が買い手のカードの利用を承認した場合に、クレジットカード利用型請求書支払代行サービスは行われない。
(5)上記(1)に記載のプログラムにおいて、表示制御ステップでは、前記売り手の使用する端末に、前記支払制御ステップにより前記債権が前記売り手に戻る旨を表示させる、プログラム。
このような構成によれば、ファクタリングを適用する債権について、クレジットカード利用型請求書支払代行サービスが行われることを売り手に認識させることができる。
(6)プログラムであって、コンピュータに次の各ステップを実行させ、売り手と買い手の間で成立する取引の債権について、第1管理ステップでは、前記債権に対してファクタリングを適用することを受け付けた場合、前記債権を、前記売り手から事業者に譲渡することを管理し、前記ファクタリングは、前記事業者が前記債権を前記売り手から買い取ることで、前記債権が前記売り手から前記事業者に譲渡されることであり、第2管理ステップでは、前記買い手からクレジットカード利用型請求書支払代行サービスを適用することを受け付けた場合、前記買い手がクレジットカードにより前記債権を支払うことを管理し、前記クレジットカード利用型請求書支払代行サービスは、前記買い手が前記事業者を介して前記買い手の前記クレジットカードにより前記債権を支払うことを可能にするサービスであり、支払制御ステップでは、前記債権を前記事業者から前記売り手に戻して、前記クレジットカードによる支払いを実行するための処理を開始する、プログラム。
このような構成によれば、売り手と買い手との間の決済の業務を補助する技術を提供することができる。
(7)情報処理方法であって、上記(1)~(6)の何れか1つに記載のプログラムの各ステップを備える、情報処理方法。
このような構成によれば、売り手と買い手との間の決済の業務を補助する技術を提供することができる。
(8)情報処理システムであって、上記(1)~(6)の何れか1つに記載のプログラムを実行するコンピュータを備える、情報処理システム。
このような構成によれば、売り手と買い手との間の決済の業務を補助する技術を提供することができる。
もちろん、この限りではない。
最後に、本発明に係る種々の実施形態を説明したが、これらは、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。当該新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。当該実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 :情報処理システム
2 :事業者サーバ装置
21 :プロセッサ
210 :情報送受信部
211 :第1管理部
212 :第2管理部
213 :支払制御部
214 :表示制御部
22 :記憶部
23 :通信部
3 :カード会社サーバ装置
31 :プロセッサ
32 :記憶部
33 :通信部
4 :売り手装置
41 :プロセッサ
42 :記憶部
43 :通信部
44 :入力部
45 :出力部
5 :買い手装置
51 :プロセッサ
52 :記憶部
53 :通信部
54 :入力部
55 :出力部
N :ネットワーク

Claims (8)

  1. プログラムであって、
    コンピュータに次の各ステップを実行させ、
    売り手と買い手の間で成立する取引の債権について、
    第1管理ステップでは、前記債権に対してファクタリングを適用することを受け付けた場合、前記債権を、前記売り手からファクタリング事業者に譲渡することを管理し、
    前記ファクタリングは、前記ファクタリング事業者が前記債権を前記売り手から買い取ることで、前記債権が前記売り手から前記ファクタリング事業者に譲渡されることであり、
    第2管理ステップでは、前記買い手からクレジットカード利用型請求書支払代行サービスを適用することを受け付けた場合、前記買い手がクレジットカードにより前記債権を支払うことを管理し、
    前記クレジットカード利用型請求書支払代行サービスは、前記買い手がクレジットカード利用型請求書支払代行事業者を介して前記買い手の前記クレジットカードにより前記債権を支払うことを可能にするサービスであり、
    支払制御ステップでは、前記ファクタリング事業者と前記クレジットカード利用型請求書支払代行事業者とが同一の事業者である場合、前記債権を前記ファクタリング事業者から前記売り手に戻して、前記クレジットカードによる支払いを実行するための処理を開始する、
    プログラム。
  2. 請求項1に記載のプログラムにおいて、
    前記第2管理ステップでは、前記買い手から前記クレジットカード利用型請求書支払代行事業者に対する、前記クレジットカード利用型請求書支払代行サービスを適用するリクエストを受け付けた場合、リクエスト情報を生成し、前記リクエスト情報は、カード会社に対する前記クレジットカードを利用することの承認のリクエストの情報である、
    プログラム。
  3. 請求項2に記載のプログラムにおいて、
    前記第2管理ステップでは、前記買い手の前記クレジットカードによる支払いが承認されたことを受け付けた場合、前記支払制御ステップを実行する、
    プログラム。
  4. 請求項2に記載のプログラムにおいて、
    前記第2管理ステップでは、前記買い手の前記クレジットカードによる支払いが拒否されたことを受け付けた場合、前記支払制御ステップを実行せずに前記買い手に前記クレジットカード利用型請求書支払代行サービスが利用できない旨を通知する、
    プログラム。
  5. 請求項1に記載のプログラムにおいて、
    表示制御ステップでは、前記売り手の使用する端末に、前記支払制御ステップにより前記債権が前記売り手に戻る旨を表示させる、
    プログラム。
  6. プログラムであって、
    コンピュータに次の各ステップを実行させ、
    売り手と買い手の間で成立する取引の債権について、
    第1管理ステップでは、前記債権に対してファクタリングを適用することを受け付けた場合、前記債権を、前記売り手から事業者に譲渡することを管理し、
    前記ファクタリングは、前記事業者が前記債権を前記売り手から買い取ることで、前記債権が前記売り手から前記事業者に譲渡されることであり、
    第2管理ステップでは、前記買い手からクレジットカード利用型請求書支払代行サービスを適用することを受け付けた場合、前記買い手がクレジットカードにより前記債権を支払うことを管理し、
    前記クレジットカード利用型請求書支払代行サービスは、前記買い手が前記事業者を介して前記買い手の前記クレジットカードにより前記債権を支払うことを可能にするサービスであり、
    支払制御ステップでは、前記債権を前記事業者から前記売り手に戻して、前記クレジットカードによる支払いを実行するための処理を開始する、
    プログラム。
  7. 情報処理方法であって、
    コンピュータが請求項1~6の何れか1つに記載のプログラムの各ステップを実行する
    情報処理方法。
  8. 情報処理システムであって、
    請求項1~6の何れか1つに記載のプログラムを実行するコンピュータを備える、
    情報処理システム。
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