JP7405585B2 - 医療用ポンプモジュール及び医療用ポンプ - Google Patents

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本開示は、医療用ポンプモジュール及び医療用ポンプに関する。
例えば輸液や透析において送液チューブによる送液を可能にする医療用ポンプとして、例えば特許文献1に記載されるように、送液チューブを押圧して弾性変形させることで閉塞部を形成するとともにその閉塞部を送液チューブの長さ方向に送る押圧部を有するペリスタルティック式ポンプ、チューブポンプなどと称されるものが知られている。
この種のポンプは通常、ロータと、ロータよりも径方向外側に配置される送液チューブよりも径方向外側で送液チューブに沿って延びるチューブ支持面とを備えるポンプモジュールを有している。また、ロータの外周縁には、ロータの回転に伴い、送液チューブをチューブ支持面に対して径方向外側に押付けて弾性変形させることで閉塞部を形成するとともにその閉塞部を周方向に送る押圧部が設けられている。
特開2017-66906号公報
しかし、特許文献1に記載されるような医療用ポンプモジュールは、ロータが送液チューブを径方向に押圧する構成であるので、ロータの回転軸線とチューブ支持面の曲率中心とを高精度で一致させる必要があり、このためロータの位置の調整が難しかった。
そこで本開示は、ロータの位置の調整が容易な医療用ポンプモジュール及び医療用ポンプを提供することを目的とする。
本開示の第1態様としての医療用ポンプモジュールは、回転軸線を備えるロータと、前記回転軸線を周回する周方向に延びる送液チューブの周方向延在部よりも前記回転軸線に沿う軸方向一方側で前記周方向延在部に沿って延びるチューブ支持面とを有し、前記ロータは、前記ロータの回転に伴い、前記周方向延在部を前記チューブ支持面に対して前記軸方向一方側に押付けて弾性変形させることで閉塞部を形成するとともに前記閉塞部を前記周方向に送る押圧部を有する。
本開示の一実施形態として、前記ロータは、前記回転軸線を中心に回転するロータ本体と、前記押圧部を構成する外周面を備えるとともに前記ロータ本体に軸支されるローラとを有する。
本開示の一実施形態として、前記押圧部を構成する前記外周面は円錐面状である。
本開示の一実施形態として、医療用ポンプモジュールは、前記押圧部と前記送液チューブとの間に介在するとともに前記チューブ支持面に対して前記回転軸線を中心とする回転を規制される介在部材を有し、前記介在部材は、前記送液チューブの前記周方向延在部に沿って延びるとともに前記押圧部により押圧される被押圧部が局所的に前記軸方向一方側に変位して前記周方向延在部を閉塞させる変位部を有する。
本開示の一実施形態として、前記介在部材の前記変位部は、前記回転軸線に垂直な径方向に延びるとともに前記周方向に間隔を空けて並ぶ複数のスリットによって形成される。
本開示の一実施形態として、前記医療用ポンプモジュールは、前記チューブ支持面に対して一体に設けられた前記送液チューブを有する。
本開示の一実施形態として、前記ロータは、前記周方向に等間隔を空けて並ぶ2つのみの前記押圧部を有する。
本開示の第2態様としての医療用ポンプは、回転軸線を備えるロータと、前記ロータを回転させる駆動装置と、前記回転軸線を周回する周方向に延びる送液チューブの周方向延在部よりも前記回転軸線に沿う軸方向一方側で前記周方向延在部に沿って延びるチューブ支持面とを有し、前記ロータは、前記ロータの回転に伴い、前記周方向延在部を前記チューブ支持面に対して前記軸方向一方側に押付けて弾性変形させることで閉塞部を形成するとともに前記閉塞部を前記周方向に送る押圧部を有する。
本開示によれば、ロータの位置の調整が容易な医療用ポンプモジュール及び医療用ポンプを提供することができる。
第1実施形態としての医療用ポンプモジュールを備える医療用ポンプの斜視図である。 図1に示す医療用ポンプモジュールの斜視図である。 図1に示す医療用ポンプモジュールの分解斜視図である。 図1に示す医療用ポンプモジュールの縦断面図である。 第2実施形態としての医療用ポンプモジュールの斜視図である。 図5に示す医療用ポンプモジュールの分解斜視図である。 第3実施形態としての医療用ポンプモジュールの縦断面図である。 第4実施形態としての医療用ポンプモジュールの分解斜視図である。
以下、図面を参照して、本開示に係る医療用ポンプモジュール及び医療用ポンプの実施形態について詳細に例示説明する。
図1~図3に示すように、第1実施形態に係る医療用ポンプモジュール1(以下、ポンプモジュール1ともいう)は、回転軸線Oを備えるロータ2と、回転軸線Oを周回する周方向に延びる送液チューブ3の周方向延在部3aよりも回転軸線Oに沿う軸方向一方側で周方向延在部3aに沿って延びるチューブ支持面4とを有している。ロータ2は、ロータ2の回転に伴い、周方向延在部3aをチューブ支持面4に対して軸方向一方側に押付けて弾性変形させることで閉塞部3bを形成するとともに閉塞部3bを周方向に送る押圧部5を有している。
より具体的には、ロータ2は、周方向に等間隔を空けて並ぶ2つのみの押圧部5を有しているが、これに限らない。例えばロータ2は、周方向に等間隔を空けて並ぶ3つ以上の押圧部5を有してもよいし、1つのみの押圧部5を有してもよい。ロータ2に1つのみの押圧部5を設ける場合、例えば、送液チューブ3を含む送液ライン中に逆流を防止する逆止弁を設けることで送液量の精度を確保してもよい。ロータ2に2つのみの押圧部5を設けることにより、送液チューブ3の周方向延在部3aに常に1つ又は2つの閉塞部3bを形成することができるので、送液量の精度を確保することができる。また、ロータ2に2つのみの押圧部5を設けることにより、送液チューブ3の周方向延在部3aにおいて閉塞部3bが形成される部分の割合を抑制できるので、ロータ2の1回転当たりの送液量を向上し、送液効率を高めることができる。
本実施形態では、ポンプモジュール1と、ロータ2を回転させる駆動装置6とで医療用ポンプ7(以下、ポンプ7ともいう)が構成されている。駆動装置6は、例えば電動モータである図示しない駆動源と、この駆動源によって回転駆動されるとともにロータ2に固定される駆動軸6aとを有している。ポンプ7は、ポンプモジュール1が配置される外面を有するとともに駆動源を収容するケース7aを有しているが、これに限らない。また、ポンプ7は、ケース7aの外面に設けられるとともにポンプ7の作動状態を表示するディスプレイ7bと、ポンプ7を作動させる入力操作を受けるスイッチ7cとを有しているが、これに限らない。
ポンプ7は、チューブ支持面4とロータ2との間に送液チューブ3を配置した状態で駆動装置6によってロータ2を回転させることにより、ロータ2の回転に伴って各々の押圧部5により順次、送液チューブ3の周方向延在部3aに閉塞部3bを形成するとともにその閉塞部3bを周方向に送り、それにより送液を行う。
チューブ支持面4は、チューブハウジング8に形成された上面視半円弧状の周溝9で構成されているが、これに限らず例えば、半円弧よりも短い又は長い円弧状の溝で構成されてもよいし、溝でない平坦面で構成されてもよい。本明細書において上下方向とは、回転軸線Oに沿う方向を意味し、上方とはチューブ支持面4からロータ2に向かう方向を意味し、下方とはその反対方向を意味している。
チューブハウジング8には、周溝9の両端にそれぞれ連なる直線状の延長溝10が設けられている。各々の延長溝10は周溝9との接続部において周溝9の延在方向、つまり接線方向に延びている。2つの延長溝10は互いに平行であるが、これに限らない。2つの延長溝10と周溝9とで構成される溝11上には送液チューブ3が配置される。送液チューブ3は、溝11の両端部においてそれぞれ、クランプ12によってチューブハウジング8に固定されるが、これに限らない。各々のクランプ12は、下方に開放する直線状の保持溝12aを有しており、保持溝12aと溝11の端部とで送液チューブ3を挟持した状態で、例えば図示しないボルト、ナットなどの固定具により、チューブハウジング8に固定される。
チューブハウジング8は、溝11の外周縁から上方に延びるとともに溝11の外周縁に沿って延在する内壁面13を有している。送液チューブ3を内壁面13に当接させることで、送液チューブ3を容易に溝11に沿うように配置することができる。内壁面13は溝11に沿って連続して設けられているが、溝11に沿って断続的に設けられてもよい。内壁面13を設けない構成としてもよい。
チューブハウジング8は、溝11よりも回転軸線Oに垂直な径方向内側で上方に突出するとともに回転軸線Oを中心とする円筒状の突出筒14を有している。突出筒14を軸方向に貫通する孔には駆動軸6aが通される。突出筒14は円筒状以外の筒状であってもよい。突出筒14を設けない構成としてもよい。チューブハウジング8及び各々のクランプ12は、例えば樹脂又は金属等で形成される。
送液チューブ3は、例えば輸液や透析において送液に用いられるチューブである。送液チューブ3は液体が流れる内腔を有している。送液チューブ3は、外部からの押圧によって弾性変形し、閉塞部3bを形成するとともに押圧の解除によって復元変形することができる弾性を有している。送液チューブ3は、例えばエラストマー又はゴムなどで構成される。送液チューブ3を溝11上に配置することにより、送液チューブ3には周溝9に沿う形状の周方向延在部3aが形成される。
ポンプモジュール1は、各々の押圧部5と送液チューブ3との間に介在するとともにチューブ支持面4に対して回転軸線Oを中心とする回転を規制される介在部材15を有している。介在部材15は、送液チューブ3の周方向延在部3aに沿って延びるとともに各々の押圧部5により押圧される被押圧部が局所的に軸方向一方側に変位して周方向延在部3aを閉塞させる変位部15aを有している。変位部15aは、径方向に延びるとともに周方向に間隔を空けて並ぶ複数のスリット16によって形成されている。なお、図1~図3において、1つのみのスリット16に符号を付している。各々のスリット16は、介在部材15の径方向中間部から径方向外側端面まで延びている。
介在部材15は例えば硬質樹脂で形成されており、複数のスリット16を設けることで適度な弾性変形によって変位する変位部15aを形成している。しかし、例えば介在部材15を適度な弾性を有する材料で形成することにより、スリット16なしで適度な弾性変形によって変位する変位部15aを形成してもよい。介在部材15を設けることにより、回転軸線Oを中心に回転する各々の押圧部5によって回転軸線Oを中心に回転しない送液チューブ3の周方向延在部3aが周方向に動いてしまうことを抑制することができる。したがって、送液チューブ3の周方向延在部3aの位置及び形状を安定させ、送液量の精度を向上することができる。しかし、介在部材15を設けずに、各々の押圧部5で例えば直接、送液チューブ3の周方向延在部3aを押圧する構成としてもよい。
介在部材15は突出筒14が挿入されることで介在部材15が突出筒14に保持される保持穴15bを有しているが、これに限らない。介在部材15は、内壁面13の内側に配置されることで、内壁面13との当接によって回転軸線Oを中心とする回転が規制されるように、内壁面13の上面視形状に沿った上面視非円形状の外周縁を有している。つまり、内壁面13と介在部材15の外周縁とで回転を阻止するストッパが構成されている。しかし、介在部材15の回転を規制する手段はこれに限らない。
各々の押圧部5は、ロータの回転に伴い、送液チューブ3の周方向延在部3aを介在部材15の変位部15aを介してチューブ支持面4に対して軸方向一方側に押付けて弾性変形させることで閉塞部3bを形成するとともに閉塞部3bを周方向に送り、これにより送液を行う。
ロータ2は、回転軸線Oを中心に回転するロータ本体17と、ロータ本体17に軸線Xを中心に回転可能に軸支される2つのみのローラ18とを有している。各々のローラ18は、押圧部5を構成する円錐面状である外周面18aを備えている。より具体的には、各々の外周面18aの下端部が押圧部5として機能する。各々のローラ18は、ロータ本体17の回転に伴って介在部材15上を転動することで、押圧部5と介在部材15の変位部15aとの周方向の擦合いを抑制し、介在部材15の製品寿命を向上することができる。
また、外周面18aが円錐面状であることにより、図4に示すような回転軸線Oを含む縦断面における外周面18aの頂角αと回転軸線Oに対する各々の軸線Xの傾斜角βとを適切に調整することで、押圧部5と変位部15aとの径方向の擦合いを抑制し、介在部材15の製品寿命をより一層向上することができる。
しかし、ローラ18の外周面18aの形状は円錐面状に限らない。ローラ18の数は押圧部5の数に合わせて適宜増減可能である。ローラ18を設けずに、例えば、ロータ本体17に下方に突出する突起を一体に設け、その突起の先端部で押圧部5を構成してもよい。
ロータ本体17は、駆動軸6aに固定される固定部17aと、固定部17aに一体に連なるとともに各々のローラ18を軸支する軸支部17bとを有している。固定部17aは、駆動軸6aが挿入される軸方向に延びる挿入穴19を有する筒状であり、径方向に貫通する2つのみのねじ穴20を有している。挿入穴19に対する駆動軸6aの挿入深さを適切に調整した状態で各々のねじ穴20に図示しないボルトがねじ込まれ、駆動軸6aの外周面に係止されることにより、固定部17aが駆動軸6aに固定される。しかし、固定部17aを駆動軸6aに固定するための構造はこれに限らない。
介在部材15は、上述したような弾性変形によって局所的に変位する変位部15aを有する構成に限らず、例えば、図5~図6に示す第2実施形態の場合のように、弾性変形以外の変形によって局所的に変位する変位部15aを有する構成であってもよい。図5~図6においては、第1実施形態における要素に対応する要素に同一の符号を付している。
図5~図6に示す第2実施形態に係る医療用ポンプモジュール1は、介在部材15の構成が異なる他は第1実施形態の場合と同様の構成を有している。第2実施形態では、介在部材15は、各々の押圧部5と送液チューブ3との間に介在するとともに回転軸線Oを中心とする回転を規制される介在部材本体15cと、介在部材本体15cに対して軸方向に変位可能に保持されるとともに周方向に等間隔で並ぶ複数の変位部材15dとを有している。各々の変位部材15dは軸方向に延びる円柱状であるが、これに限らず、例えば円柱状以外の柱状であってもよい。
各々の変位部材15dは介在部材本体15cを軸方向に貫通する貫通穴15e内に軸方向に変位可能に保持されている。図5~図6においては、1つのみの変位部材15d及び貫通穴15eに符号を付している。各々の変位部材15dは貫通穴15eから軸方向両側に抜けないように図示しない係止構造によって保持されている。各々の変位部材15dは貫通穴15eよりも軸方向に長く、その上端面を各々の押圧部5によって押圧されることで下方に変位する。各々の変位部材15dは下方に変位することでその下端面によって送液チューブ3の周方向延在部3aをチューブ支持面4に対して軸方向一方側に押付けて弾性変形させることで閉塞部3bを形成する。各々の変位部材15dは、その上端面への各々の押圧部5による押圧が解除されると、送液チューブ3の周方向延在部3aの復元変形によってその下端面が上方に押され、元の位置に復帰する。しかし、この復帰をより確実にするために、各々の変位部材15dを元の位置に復帰させる方向に付勢するばね等の付勢手段を設けてもよい。
このように、本実施形態では、介在部材15の変位部15aは複数の変位部材15dで構成されている。このような構成によっても、第1実施形態の場合と同様に、各々の押圧部5によって送液チューブ3の周方向延在部3aが周方向に動いてしまうことを抑制し、それにより送液量の精度を向上することができる。
また、介在部材15は、図7に示す第3実施形態の場合のように、チューブハウジング8に対向する面が保持穴15b側においてチューブハウジング8に対して例えば接着、溶着、一体成形等により一体に設けられていてもよい。これにより、特に介在部材15が薄肉な材料で形成されている場合に、押圧部5の回転に伴い介在部材15が回転するのをより確実に阻止することができる。なお、介在部材15は、保持穴15b側からスリット16の近傍までチューブハウジング8に対して、その全体もしくは一部のみが一体に設けられていてもよい。
また、図8に示す第4実施形態の場合のように、送液チューブ3がチューブ支持面4、より具体的には、チューブハウジング8の溝11(少なくとも周溝9を含む部分)に対して例えば接着、溶着、一体成形等により一体に設けられていてもよい。これにより、押圧部5の回転に伴い送液チューブ3の周方向延在部3aが周方向に動いてしまうことをより確実に阻止することができる。本実施形態では介在部材15を設けているが、介在部材15を設けない構成としてもよい。送液チューブ3がチューブ支持面4に対して一体に設けられた本実施形態によれば、介在部材15の必要性を低減することができる。
上述した第1実施形態から第4実施形態及びそれらの種々の変形例はいずれも、各々の押圧部5が送液チューブ3の周方向延在部3aを軸方向に押圧して閉塞させる構成であるので、ロータ2の回転軸線Oとチューブ支持面4の曲率中心とを高精度で一致させる必要はない。したがって、第1実施形態から第4実施形態及びそれらの種々の変形例によれば、チューブ支持面4に対するロータ2の位置を容易に調整することができる。
1 医療用ポンプモジュール
2 ロータ
3 送液チューブ
3a 周方向延在部
3b 閉塞部
4 チューブ支持面
5 押圧部
6 駆動装置
6a 駆動軸
7 医療用ポンプ
7a ケース
7b ディスプレイ
7c スイッチ
8 チューブハウジング
9 周溝
10 延長溝
11 溝
12 クランプ
12a 保持溝
13 内壁面
14 突出筒
15 介在部材
15a 変位部
15b 保持穴
15c 介在部材本体
15d 変位部材
15e 貫通穴
16 スリット
17 ロータ本体
17a 固定部
17b 軸支部
18 ローラ
18a 外周面
19 挿入穴
20 ねじ穴
O 回転軸線
X 軸線
α 頂角
β 傾斜角

Claims (6)

  1. 回転軸線を備えるロータと、
    前記回転軸線を周回する周方向に延びる送液チューブの周方向延在部よりも前記回転軸線に沿う軸方向一方側で前記周方向延在部に沿って延びるチューブ支持面と
    介在部材とを有し、
    前記ロータは、前記ロータの回転に伴い、前記周方向延在部を前記チューブ支持面に対して前記軸方向一方側に押付けて弾性変形させることで閉塞部を形成するとともに前記閉塞部を前記周方向に送る押圧部を有し、
    前記介在部材は、前記押圧部と前記送液チューブとの間に介在するとともに前記チューブ支持面に対して前記回転軸線を中心とする回転を規制され、
    前記介在部材は、前記送液チューブの前記周方向延在部に沿って延びるとともに前記押圧部により押圧される被押圧部が局所的に前記軸方向一方側に変位して前記周方向延在部を閉塞させる変位部を有し、
    前記介在部材の前記変位部は、前記回転軸線に垂直な径方向に延びるとともに前記周方向に間隔を空けて並ぶ複数のスリットによって形成される医療用ポンプモジュール。
  2. 前記ロータは、前記回転軸線を中心に回転するロータ本体と、前記押圧部を構成する外周面を備えるとともに前記ロータ本体に軸支されるローラとを有する、請求項1に記載の医療用ポンプモジュール。
  3. 前記押圧部を構成する前記外周面は円錐面状である、請求項2に記載の医療用ポンプモジュール。
  4. 前記チューブ支持面に対して一体に設けられた前記送液チューブを有する、請求項1~の何れか1項に記載の医療用ポンプモジュール。
  5. 前記ロータは、前記周方向に等間隔を空けて並ぶ2つのみの前記押圧部を有する、請求項1~の何れか1項に記載の医療用ポンプモジュール。
  6. 回転軸線を備えるロータと、
    前記ロータを回転させる駆動装置と、
    前記回転軸線を周回する周方向に延びる送液チューブの周方向延在部よりも前記回転軸線に沿う軸方向一方側で前記周方向延在部に沿って延びるチューブ支持面と
    介在部材とを有し、
    前記ロータは、前記ロータの回転に伴い、前記周方向延在部を前記チューブ支持面に対して前記軸方向一方側に押付けて弾性変形させることで閉塞部を形成するとともに前記閉塞部を前記周方向に送る押圧部を有し、
    前記介在部材は、前記押圧部と前記送液チューブとの間に介在するとともに前記チューブ支持面に対して前記回転軸線を中心とする回転を規制され、
    前記介在部材は、前記送液チューブの前記周方向延在部に沿って延びるとともに前記押圧部により押圧される被押圧部が局所的に前記軸方向一方側に変位して前記周方向延在部を閉塞させる変位部を有し、
    前記介在部材の前記変位部は、前記回転軸線に垂直な径方向に延びるとともに前記周方向に間隔を空けて並ぶ複数のスリットによって形成される医療用ポンプ。
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