本出願は、2020年04月30日に中国で提出された中国特許出願番号202010367152.0の優先権を主張しており、同出願の内容の全ては、ここに参照として取り込まれる。
以下は、本出願の実施例における添付図面を結び付けながら、本出願の実施例における技術案を明瞭且つ完全に記述する。明らかに、記述された実施例は、本出願の一部の実施例であり、全ての実施例ではない。本出願における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を払わない前提で得られた全ての他の実施例は、いずれも本出願の保護範囲に属する。
本出願の明細書と請求項における用語である「第一」、「第二」などは、類似した対象を区別するためのものであり、特定の順序又は前後手順を記述するためのものではない。理解できるように、このように使用されるデータは、適切な場合に交換可能であり、それによって、本出願の実施例は、ここに図示されまたは記載されたもの以外の順序で実施することができる。なお、明細書及び請求項における「及び/又は」は、接続されている対象の少なくともそのうちの一つを表し、キャラクタである「/」は、一般的には前後関連対象が「又は」の関係であることを表す。
本出願の実施例は、測位方法、装置及び機器を提供する。位置管理機能機器は、ネットワーク機器又はUEに第一のターゲット信号を配置し、又は第一のターゲット信号の関連情報を送信して、ネットワーク機器又はUEに、配置される情報に基づいて第一のターゲット信号を送信させて、UEの測位を実現することができ、即ち位置管理機能機器は、実際の需要に応じて、ネットワーク機器又はUEにターゲット配置情報を配置することができるため、UEがUEの位置をタイムリーで決定することができないことを回避することによって、UEがUEの位置を決定する効率を向上させることができる。
本出願の実施例による測位方法、装置及び機器は、通信システムに用いられてもよい。具体的に、この通信システムに基づき、ネットワーク機器又はUEのために、測位のための信号又はこの信号を送信する関連情報を配置することによって、UEの位置を決定する過程に用いられてもよい。
本出願の実施例は、様々な通信システム、例えば、5G通信システム、将来進化システム又は他の通信システムなどに用いられてもよい。複数のアプリケーションシナリオ、例えば、マシンツーマシン(M2M)、D2M、拡張型モバイルインターネット(enhanced mobile broadband、eMBB)及び超高信頼性と超低遅延通信(ultra-reliable and low latency communications、uRLLC)などのシーンを含んでもよい。具体的に、実際の使用需要に応じて決定されてもよく、本出願の実施例は、制限されない。
例示的には、図1は、本出願の実施例による通信システムのアーキテクチャ概略図を示した。図1に示すように、この通信システムは、位置サービスクライアント01と、位置管理機能機器02と、ネットワーク機器03と、UE 04とを含んでもよい。
そのうち、位置サービスクライアント01と位置管理機能機器02と間に接続を確立して通信することができ、位置管理機能機器02とネットワーク機器03との間に接続を確立して通信することができ、ネットワーク機器03とUE 04との間に接続を確立して通信することができる。
選択的に、本出願の実施例では、位置管理機能機器02とUE 04との間に接続を確立して通信することができる。
位置サービス(location services、LCS)は、移動測位サービスと呼ばれてもよく、測位技術を利用してUEの位置を決定し、取得された位置データに基づいて様々なアプリケーションサービスの新型移動データ付加業務を提供し、即ち従来のネットワークに一定のソフトウェア・ハードウェアを追加することで、ネットワーク内のネットワーク機器と様々なUEにより発射されるラジオ信号を利用してUEの位置情報を取得し、ネットワークによってユーザのために関連する情報とサービスを提供することである。
LMF機器は、コアネットワーク機器におけるネットワークエレメントであってもよく、ネットワーク機器側(基地局側)における一つの機器又はモジュールであってもよい。LMF機器は、ネットワーク機器に登録又はアクセスしたUEの測位に必要なリソースの全体的なスケジューリングと協定を行うことができ、最終的な位置、速度と精度を計算し、又は検証することもできる。
ネットワーク機器は、グローバル移動通信システム(global system for mobile communication、GSM)又はシンボル分割多重接続(code division multiple access、CDMA)ネットワークにおける基地局送受信局(base transceiver station、BTS)であってもよく、広帯域シンボル分割多重接続(wideband code division multiple access、WCDMA)におけるNB(NodeB)であってもよく、基地局であってもよく、基地局は、無線アクセスネットワーク(radio access network、RAN)に配備され、UEのために無線通信機能を提供するための装置である。基地局は、様々な形式の送受信ポイント(transmission and reception point、TRP)、マクロ基地局、マイクロ基地局、中継局、アクセスポイントなどを含んでもよい。異なる無線アクセス技術を採用するシステムにおいて、基地局機能を備える機器の名称が異なる可能性があり、例えば、第3世代移動通信(3G)ネットワークにおいて、基地局(NodeB)と呼ばれ、長期的進化(long term evolution、LTE)システムにおいて、進化型基地局(evolved NodeB、eNB又はeNodeB)と呼ばれ、第5世代移動通信(5G)ネットワークにおいて、gNBなどと呼ばれる。通信技術の進化とともに、「基地局」という名称が変化する可能性がある。ネットワーク機器は、クラウド無線アクセスネットワーク(cloud radio access network、CRAN)シーンにおける無線コントローラなどであってもよい。
UEは、ユーザへボイス及び/又はデータ接続性を提供する機器、有線/無線接続機能を有するハンドヘルド型機器、又は無線モデムに接続される他のプロセッシングデバイスである。UEは、RANを介して一つ又は複数のコアネットワーク機器と通信することができる。UEは、移動端末、例えば移動電話(又は「セルラー」電話と呼ばれる)と移動端末を有するコンピュータであってもよく、携帯型、ポケット型、ハンドヘルド型、コンピュータ内蔵型、又は車載型の移動装置であってもよく、それらは、RANとボイス及び/又はデータをやり取り、例えば、パーソナルコミュニケーションサービス(personal communication service、PCS)電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(session initiation protocol、SIP)電話機、ワイアレスローカルループ(wireless local loop、WLL)局、パーソナルデジタルアシスタント(personal digital assistant、PDA)などの機器である。UEは、ユーザエージェント(User Agent)、UE端末機器、アクセス端末機器、無線通信機器、端末機器ユニット、端末機器局、移動局(Mobile Station)、モバイルステーション(Mobile)、遠隔局(Remote Station)、遠方局、遠隔端末機器(Remote Terminal)、加入者ユニット(Subscriber Unit)、加入者局(Subscriber Station)、端末機器装置などと呼ばれてもよい。一つの実例として、本出願の実施例において、図1は、UEが携帯電話であることを例示する。
以下では、添付図面を結び付けながら、具体的な実施例及びそのアプリケーションシナリオによって本出願の実施例による測位方法、機器及びシステムを詳細に説明する。
図1に示す通信システムに基づき、本出願の実施例は、測位方法を提供する。図2に示すように、この測位方法は、以下のステップ201と、ステップ202とを含んでもよい。
ステップ201、位置管理機能機器は、ターゲット機器にターゲット配置情報を送信する。
本出願の実施例では、上記ターゲット機器は、ネットワーク機器又はUEであり、上記ターゲット配置情報は、ネットワーク機器又はUEのために、送信される第一のターゲット信号と、第一のターゲット信号を送信する関連情報とのうちの少なくとも一つを配置するために用いられ、上記第一のターゲット信号は、UEの位置を決定するために用いられる。
なお、ある場合、位置管理機能機器は、ネットワーク機器にターゲット配置情報を送信して、ネットワーク機器又はUEのためにターゲット配置情報を配置することができる。そのうち、位置管理機能機器は、ネットワーク機器によってUEにターゲット配置情報を配置し、即ちネットワーク機器は、位置管理機能機器により送信されるターゲット配置情報を受信した後に、このターゲット配置情報をUEに送信することができる。この場合、一つの方式において、ターゲット配置情報は、ネットワーク機器のために、ネットワーク機器により送信される第一のターゲット信号と、ネットワーク機器が第一のターゲット信号を送信する関連情報とのうちの少なくとも一つを配置するために用いられる。別の方式において、ターゲット配置情報は、UEのために、UEにより送信される第一のターゲット信号と、UEが第一のターゲット信号を送信する関連情報とのうちの少なくとも一つを配置するために用いられる。
別の場合、位置管理機能機器は、UEにターゲット配置情報を送信して、UEのためにターゲット配置情報を配置することができる。この場合、ターゲット配置情報は、UEのために、UEにより送信される第一のターゲット信号と、UEが第一のターゲット信号を送信する関連情報とのうちの少なくとも一つを配置するために用いられる。
選択的に、本出願の実施例では、上記ターゲット配置情報は、第一の指示情報と、第一のリソース情報と、第一の周期関連情報と、第二の指示情報と、第三の指示情報とのうちの少なくとも一つを含んでもよい。
そのうち、上記第一の指示情報は、第一のターゲット信号の送信を開始又は停止するようターゲット機器に指示するために用いられ、上記第一のリソース情報は、第二のターゲット信号の周波数領域リソースを送信するようターゲット機器に指示するために用いられ、上記第一の周期関連情報は、第三のターゲット信号の周期を送信するようターゲット機器に指示するために用いられ、上記第二の指示情報は、第四のターゲット信号に対応するTRP関連情報を送信するようネットワーク機器に指示するために用いられ、上記第三の指示情報は、第一のターゲット信号のリソース占有状況を指示するために用いられる。この第二のターゲット信号、第三のターゲット信号及び第四のターゲット信号にはいずれも第一のターゲット信号が含まれる。
なお、上記第二のターゲット信号と、第三のターゲット信号は、第四のターゲット信号と同じであってもよく、又は異なってもよい。上記第一のターゲット信号は、第二のターゲット信号と同じであり、又は第二のターゲット信号のうちの一部の信号であってもよく、又は、上記第一のターゲット信号は、第三のターゲット信号と同じであり、又は第三のターゲット信号のうちの一部の信号であってもよく、又は、上記第一のターゲット信号は、第四のターゲット信号と同じであり、又は第四のターゲット信号のうちの一部の信号であってもよい。
選択的に、一つの実施例では、第二のターゲット信号は、前記第一のターゲット信号のリソース情報特徴が、第一のリソース情報を満たし、又は第一のリソース情報として配置される信号として解釈されてもよい。
選択的に、一つの実施例では、第二のターゲット信号は、前記第一のターゲット信号の周期関連特徴が、第一の周期関連情報を満たし、又は第一の周期関連情報として配置される信号として解釈されてもよい。
選択的に、一つの実施例では、第二のターゲット信号は、前記第一のターゲット信号の第二の指示情報関連特徴が、第二の指示情報を満たし、又は第二の指示情報として配置される信号として解釈されてもよい。
選択的に、一つの実施例では、第二のターゲット信号は、前記第一のターゲット信号の第三の指示情報特徴が、第三の指示情報を満たし、又は第三の指示情報として配置される信号として解釈されてもよい。
選択的に、本出願の実施例では、ターゲット信号(例えば第一のターゲット信号、第二のターゲット信号、第三のターゲット信号又は第四のターゲット信号など)は、測位のための信号(測位信号と呼ばれてもよい)であってもよく、この測位信号は、測位のためのリファレンス信号であってもよく、この測位信号は、下りリンク(downlink、DL)PRS、チャネル状態情報リファレンス信号(channel-state information reference signals、CSI-RS)、同期信号ブロック(sync signal block、SSB)、トラッキングリファレンス信号(tracking reference signal、TRS)とSRSなどのうちの少なくとも一つを含む。
選択的に、本出願の実施例では、上記第一のリソース情報(UEの切り替えによる遅延を減らすために用いられる)は、周波数層情報と、キャリア(carrier)情報と、帯域幅部分(bandwidth part、BWP)情報と、物理リソースブロック(physical resource block、PRB)における開始リソース位置と、PRBにおける帯域幅とのうちの少なくとも一つを含んでもよい。
選択的に、本出願の実施例では、上記周波数層情報は、第一の周波数層識別子と、第一の周波数層数とのうちの少なくとも一つを含んでもよく、この第一の周波数層識別子は、送信信号の周波数層の識別子であり、この第一の周波数層数は、送信信号の周波数層の数である。
選択的に、本出願の実施例では、上記第一の周期関連情報(需要に応じる周期配置)は、周期値セットと、ミューティングパラメータセットと、繰り返し係数セットと、第一のセットと、第二のセットとのうちの少なくとも一つを含んでもよい。
そのうち、上記第一のセットは、周期値セットのうちの少なくとも一つの周期値と、ミューティングパラメータセットのうちの少なくとも一つのミューティングパラメータとを含み、上記第二のセットは、周期値セットのうちの少なくとも一つの周期値と、繰り返し係数セットのうちの少なくとも一つの繰り返し係数とを含み、又は、上記第二のセットは、周期値セットのうちの少なくとも一つの周期値と、ミューティングパラメータセットのうちの少なくとも一つのミューティングパラメータと、繰り返し係数セットのうちの少なくとも一つの繰り返し係数とを含む。
なお、周期値セットは、一つの周期値又は複数周期値を含んでもよく、ミューティングパラメータセットは、一つのミューティングパラメータ又は複数のミューティングパラメータを含んでもよく、繰り返し係数セットは、一つの繰り返し係数又は複数の繰り返し係数を含んでもよい。
そして、周期値は、ターゲット機器が第一のターゲット信号を送信する周期値であり、ミューティングパラメータは、ターゲット機器が第一のターゲット信号を送信するミューティングパラメータであり、繰り返し係数は、ターゲット機器が第一のターゲット信号を送信する繰り返し係数である。
例示的には、周期値セットには周期値1、周期値2と周期値3が含まれ、ミューティングパラメータセットには、mutting 1、mutting 2とmutting 3が含まれるとする。位置管理機能機器は、周期1又はmutting 1を配置することができ、又は、位置管理機能機器は周期1とmutting 1の組み合わせ(即ち周期1とmutting 1とが含まれる上記第一のセット)を配置することができる。小周期と合理的なmuttingを配置するような方式によって、信号の送信周期をより合理的にすることができる。
また、例示的には、周期値セットには周期値1、周期値2と周期値3が含まれ、ミューティングパラメータセットには、mutting 1、mutting 2とmutting 3が含まれ、繰り返し係数(repetition factor)セットには、繰り返し係数1と、繰り返し係数2と、繰り返し係数3とが含まれるとする。位置管理機能機器は、周期2、mutting 2又は繰り返し係数1を配置することができ、又は、位置管理機能機器は、周期2、mutting 2と繰り返し係数1の組み合わせ(即ち周期2と、mutting 2と、繰り返し係数1とが含まれる上記第二のセット)を配置することができる。中周期、合理的なmuttingと繰り返し係数を配置するような方式によって、信号の送信周期をより合理的にすることができる。
選択的に、本出願の実施例では、上記TRP関連情報(リソースの損失を減らし、干渉を回避するために用いられる)は、TRPに対応するターゲット識別子と、TRP関連数とのうちの少なくとも一つを含んでもよい。このターゲット識別子は、第一のTRP識別子と、第一の信号セット識別子と、第一の信号識別子とのうちの少なくとも一つを含んでもよく、このTRP関連数は、第一のTRP数と、第一の信号セット数と、第一の信号数と、第一のターゲット数とのうちの少なくとも一つを含んでもよい。
そのうち、上記第一のTRP識別子は、ネットワーク機器に対応する少なくとも一つのTRPのうち、信号を送信するTRPの識別子であり、上記第一の信号セット識別子は、TRPにおいて送信される信号セット(set)の識別子であり、上記第一の信号識別子は、信号セットにおいて送信される信号の識別子である。上記第一のTRP数は、少なくとも一つのTRPのうち、信号を送信するTRP数であり、上記第一の信号セット数は、少なくとも一つのTRPのうちの各TRPにより送信される信号セットの数であり、上記第一の信号数は、各信号セットにおける信号数であり、上記第一のターゲット数は、各信号が占有しているシンボル数である。
選択的に、本出願の実施例では、上記第三の指示情報は、スロットオフセット量(slot offset)と、シンボルオフセット量(symbol offset)と、周波数領域オフセット量(reoffset)と、コムサイズ(comb size)とのうちの少なくとも一つを含んでもよい。
なお、スロットオフセット量及び/又はシンボルオフセット量を配置することによって、時間領域から干渉又は集めを回避し、周波数領域オフセット量及び/又はコムサイズを配置することによって、周波数領域から干渉又は集めを回避する。
選択的に、本出願の実施例では、上記ターゲット配置情報は、第一のターゲット情報と関連関係を有し、この関連関係は、ターゲット機器が第一のターゲット信号を決定するために用いられ、この第一のターゲット情報は、ターゲット配置情報を配置する前の第五のターゲット信号の配置情報である。
なお、上記第一のターゲット情報は、ターゲット機器が、ターゲット配置情報を受信する前に、ターゲット機器により送信される第五のターゲット信号及び/又はターゲット機器が第五のターゲット信号を送信する関連情報と理解されてもよい。
選択的に、本出願の実施例では、上記第一のターゲット情報は、第二のリソース情報と、第二の周期関連情報とのうちの少なくとも一つを含んでもよい。
選択的に、本出願の実施例では、上記第二のリソース情報は、周波数層情報(frequecy layer)と、キャリア(carrier)情報と、帯域幅部分(bandwidth part、BWP)情報と、物理リソースブロック(physical resource block、PRB)における開始リソース位置と、PRBにおける帯域幅とのうちの少なくとも一つを含んでもよい。
選択的に、本出願の実施例では、上記キャリア情報は、キャリア中心周波数とサブキャリア間隔などのうちの少なくとも一つを含んでもよい。
選択的に、本出願の実施例では、上記BWP情報は、BWP数、BWP開始周波数とBWP帯域幅などのうちの少なくとも一つを含んでもよい。
選択的に、本出願の実施例では、上記第二の周期関連情報は、周期と、ミューティングパラメータと、繰り返し係数とのうちの少なくとも一つを含んでもよい。
選択的に、本出願の実施例では、上記周期は、周期値と、周期オフセットとのうちの少なくとも一つを含んでもよい。上記ミューティングパラメータは、ミューティングモード(mutting pattern)1と、mutting pattern2とmutting bit repetition factorとのうちの少なくとも一つを含んでもよい。上記繰り返し係数は、repetition factorと、タイムインターバル(time gap)とのうちの少なくとも一つを含んでもよい。
選択的に、本出願の実施例では、上記ターゲット配置情報は、第一のターゲット情報と関連関係を有することは、第一のリソース情報は、第一のターゲット情報における第二のリソース情報と関連関係を有することと、第一の周期関連情報は、第一のターゲット情報における第二の周期関連情報と関連関係を有することと、のうちの少なくとも一つを含む。
選択的に、本出願の実施例では、上記第一のターゲット信号は、
第二のターゲット信号と、
第二のターゲット信号と第五のターゲット信号にいずれも含まれている信号と、
第三のターゲット信号と、
第三のターゲット信号と第五のターゲット信号にいずれも含まれている信号と、
第二のターゲット信号と第三のターゲット信号にいずれも含まれている信号と、
第二のターゲット信号、第三のターゲット信号及び第五のターゲット信号にいずれも含まれている信号とのうちのいずれか一つである。
なお、第一のターゲット信号が第二のターゲット信号と第五のターゲット信号にいずれも含まれている信号であることは、第二のターゲット信号と第五のターゲット信号において交差する部分が即ち第一のターゲット信号であると理解されてもよく、他の「いずれも含まれる信号」の状況は、類似しており、ここでこれ以上説明しない。
選択的に、本出願の実施例では、上記第一のリソース情報は、第一のターゲット情報における第二のリソース情報と関連関係を有することは、第一のリソース情報における第一の周波数層識別子は、第一のターゲット情報における第二の周波数層識別子関連関係を有することと、第一のリソース情報における第一の周波数層数は、第一のターゲット情報における第二の周波数層数と関連関係を有することと、のうちの少なくとも一つを含む。
理解できるように、この場合、上記ターゲット配置情報は、第一のリソース情報を少なくとも含み、且つこの第一のリソース情報は、第一の周波数層識別子及び/又は第一の周波数層数を少なくとも含み、上記第一のターゲット情報は、第二の周波数層識別子及び/又は第二の周波数層数を少なくとも含む。
選択的に、本出願の実施例では、上記第一のターゲット信号は、
第一の周波数層識別子により指示される周波数層で送信される信号と、
第一の周波数層識別子により指示される周波数層と第二の周波数層識別子により指示される周波数層でいずれも送信される信号と、
第一の周波数層数に対応する周波数層で送信される信号と、
第一の周波数層数に対応する周波数層と第二の周波数層数に対応する周波数層でいずれも送信される信号と、
第一の周波数層識別子により指示される周波数層で、第一の周波数層数に対応する周波数層でいずれも送信される信号と、
第一の周波数層識別子により指示される周波数層、第二の周波数層識別子により指示される周波数層、第一の周波数層数に対応する周波数層及び第二の周波数層数に対応する周波数層でいずれも送信される信号とのうちのいずれか一つである。
なお、周波数層数がA1であるとすると、周波数層数に対応する周波数層は、測位サブ情報における最初のA1個の周波数層又は第五の信号における最初のA1個の周波数層上の信号と理解されてもよい。
選択的に、本出願の実施例では、上記ターゲット配置情報は、第一のターゲット情報と関連関係を有することは、ターゲット配置情報における第一のTRP識別子は、第一のターゲット情報における第二のTRP識別子と関連関係を有することと、ターゲット配置情報における第一の信号セット識別子は、第一のターゲット情報における第二の信号セット識別子と関連関係を有することと、ターゲット配置情報における第一の信号識別子は、第一のターゲット情報における第二の信号識別子と関連関係を有することと、のうちの少なくとも一つを含む。
選択的に、本出願の実施例では、上記第一のターゲット情報は、第二のTRP識別子と、第二の信号セット識別子と、第二の信号識別子とのうちの少なくとも一つを含む。
理解できるように、この場合、上記ターゲット配置情報は、第二の指示情報を少なくとも含み、この第二の指示情報は、第一のTRP識別子と、第一の信号セット識別子と、第一の信号識別子とのうちの少なくとも一つを指示するために用いられる。
選択的に、本出願の実施例では、上記第一のターゲット信号は、
第一のTRP識別子により指示されるTRPにより送信される信号と、
第一のTRP識別子により指示されるTRPと第二のTRP識別子により指示されるTRPによりいずれも送信される信号と、
第一の信号セット識別子により指示される信号セットと、
第一の信号セット識別子により指示される信号セットと第二の信号セット識別子により指示される信号セットにいずれも含まれている信号セットと、
第一の信号識別子により指示される信号と、
第一の信号識別子により指示される信号と第二の信号識別子により指示される信号にいずれも含まれている信号とのうちのいずれか一つである。
なお、前記第一のTRP識別子は、少なくとも一つのTRP識別子であり、他の識別子は、同じであり、これ以上説明しない。
選択的に、本出願の実施例では、上記ターゲット配置情報は、第一のターゲット情報と関連関係を有することは、ターゲット配置情報における第一のTRP数は、第一のターゲット情報における第二のTRP数と関連関係を有することと、ターゲット配置情報における第一の信号セット数は、第一のターゲット情報における第二の信号セット数と関連関係を有することと、ターゲット配置情報における第一の信号数は、第一のターゲット情報における第二の信号数と関連関係を有することと、のうちの少なくとも一つを含む。
選択的に、本出願の実施例では、上記第一のターゲット情報は、第二のTRP数と、第二の信号セット数と、第二の信号数とのうちの少なくとも一つを含む。
理解できるように、この場合、上記ターゲット配置情報は、第二の指示情報を少なくとも含み、この第二の指示情報は、第一のTRP数と、第一の信号セット数と、第一の信号数とのうちの少なくとも一つを指示するために用いられる。
選択的に、本出願の実施例では、上記第一のターゲット信号は、
第一のTRP数に対応するTRPにより送信される信号と、
第一のTRP数に対応するTRPと第二のTRP数に対応するTRPによりいずれも送信される信号と、
第一の信号セット数に対応する信号セットと、
第一の信号セット数に対応する信号セットと第二の信号セット数に対応する信号セットにいずれも含まれている信号セットと、
第一の信号数に対応する信号と、
第一の信号数に対応する信号と第二の信号数に対応する信号にいずれも含まれている信号とのうちのいずれか一つである。
なお、第一のTRP数がB1であるとすると、第一のTRP数に対応するTRPは、測位サブ情報における最初のB1個のTRP又は第五の信号における最初のB1個のTRP上の信号であると理解されてもよく、他の数は、同じであり、これ以上説明しない。
選択的に、本出願の実施例では、図2と結び付け、図3に示すように、上記ステップ201の前に、本出願の実施例による測位方法は、以下のステップ301と、ステップ302をさらに含み、且つ上記ステップ201は、具体的に、以下のステップ201aによって実現されてもよい。
ステップ301、位置サービスクライアントは、位置管理機能機器に位置サービス要求を送信する。
本出願の実施例では、上記位置サービス要求は、少なくとも一つのUEの位置を要求するために用いられ、この少なくとも一つのUEは、UEを含む。
選択的に、本出願の実施例では、上記少なくとも一つのUEは、ターゲット遅延が第一の予め設定される閾値以下であるUEであり、このターゲット遅延は、第一のイベントから第二のイベントまでの遅延と、第三のイベントから第四のイベントまでの遅延とのうちのいずれか一つである。
そのうち、上記第一のイベントは、UEが位置管理機能機器により送信される位置サービス要求を受信したことであり、上記第二のイベントは、位置管理機能機器がUEの位置サービス要求に対する位置応答を受信したことであり、上記第三のイベントは、位置管理機能機器が位置サービス要求を受信したことであり、上記第四のイベントは、位置管理機能機器が位置管理機能機器の位置サービス要求に対する位置応答を送信したことである。
選択的に、本出願の実施例では、第二のターゲット数が第二の予め設定される閾値以下であり、又は、ターゲット回数が第三の予め設定される閾値以下である場合、上記ターゲット配置情報は、第一の指示情報を少なくとも含み、この第一の指示情報は、第一のターゲット信号の送信を停止するようターゲット機器に指示するために用いられる。
そのうち、上記第二のターゲット数は、位置サービスクライアントが第一の予め設定される時間長内にUE位置を要求するUEの数であり、上記ターゲット回数は、位置サービスクライアントが第二の予め設定される時間長内に位置サービス要求を送信する回数である。
選択的に、本出願の実施例では、第二のターゲット数が第二の予め設定される閾値よりも大きく、又は、ターゲット回数が第三の予め設定される閾値よりも大きい場合、上記ターゲット配置情報は、第一の指示情報を少なくとも含み、この第一の指示情報は、第一のターゲット信号の送信を開始/起動するようターゲット機器に指示するために用いられる。
ステップ302、位置管理機能機器は、位置サービスクライアントにより送信される位置サービス要求を受信する。
ステップ201a、位置管理機能機器は、位置サービス要求に基づき、ターゲット機器にターゲット配置情報を送信する。
ステップ202、ターゲット機器は、位置管理機能機器により送信されるターゲット配置情報を受信する。
本出願の実施例では、位置管理機能機器によってターゲット配置情報を動的に配置し、又は以前の配置情報を更新して、サービス領域範囲内UEの測位需要に自己適応し、ネットワーク機器又はUEを動的に配置する。
本出願の実施例は、測位方法を提供する。位置管理機能機器は、ターゲット機器にターゲット配置情報を送信して、ネットワーク機器又はUEのために、送信される第一のターゲット信号と、第一のターゲット信号を送信する関連情報とのうちの少なくとも一つを配置することによって第一のターゲット信号によってUEの位置を決定することができる。位置管理機能機器は、ネットワーク機器又はUEに第一のターゲット信号を配置し、又は第一のターゲット信号の関連情報を送信して、ネットワーク機器又はUEに、配置される情報に基づいて第一のターゲット信号を送信させて、UEの測位を実現することができ、即ち位置管理機能機器は、実際の需要に応じて、ネットワーク機器又はUEにターゲット配置情報を配置することができるため、UEがUEの位置をタイムリーで決定することができないことを回避することによって、UEがUEの位置を決定する効率を向上させることができる。
選択的に、本出願の実施例では、図2と結び付け、図4に示すように、上記ステップ201は、具体的に、以下のステップ201bによって実現されてもよく、且つ上記ステップ202は、具体的に、以下のステップ202aによって実現されてもよい。
ステップ201b、位置管理機能機器は、ネットワーク機器にターゲット配置情報を送信する。
ステップ202a、ネットワーク機器は、位置管理機能機器により送信されるターゲット配置情報を受信する。
選択的に、本出願の実施例では、位置管理機能機器は、LTE測位プロトコルA(LTE Positioning protocol、LPPA)メッセージ、NR測位プロトコルA(NR Positioning protocol、NPPPA)メッセージ又はそれらの進化プロトコルなどによって、ターゲット配置情報をネットワーク機器に配置することができる。
選択的に、本出願の実施例では、上記ステップ201bの前に、本出願の実施例による測位方法は、以下のステップ401と、ステップ402とをさらに含む。
ステップ401、ネットワーク機器は、位置管理機能機器にターゲットメッセージを送信する。
本出願の実施例では、上記ターゲットメッセージにはネットワーク機器の能力情報が含まれ、この能力情報は、ネットワーク機器がターゲット配置情報に基づいて第一のターゲット信号を送信することをサポートするか否かを指示するために用いられる。
ステップ402、位置管理機能機器は、ネットワーク機器により送信されるターゲットメッセージを受信する。
本出願の実施例では、位置管理機能機器は、ネットワーク機器の能力情報に基づき、ネットワーク機器にターゲット配置情報を送信するか否かを決定することができる。
選択的に、本出願の実施例では、上記ステップ201bの前に、本出願の実施例による測位方法は、以下のステップ501からステップ504をさらに含む。
ステップ501、位置管理機能機器は、ネットワーク機器に第一の要求メッセージを送信する。
本出願の実施例では、上記第一の要求メッセージは、ネットワーク機器の能力情報を要求するために用いられ、この能力情報は、ネットワーク機器がターゲット配置情報に基づいて第一のターゲット信号を送信することをサポートするか否かを指示するために用いられる。
ステップ502、ネットワーク機器は、位置管理機能機器により送信される第一の要求メッセージを受信する。
ステップ503、ネットワーク機器は、位置管理機能機器に第一の応答メッセージを送信する。
本出願の実施例では、上記第一の応答メッセージには能力情報が含まれる。
ステップ504、位置管理機能機器は、ネットワーク機器により送信される第一の応答メッセージを受信する。
選択的に、本出願の実施例では、図4と結び付け、図5に示すように、上記ステップ202aの後に、本出願の実施例による測位方法は、以下のステップ601と、ステップ602とをさらに含む。
ステップ601、ネットワーク機器は、UEにターゲット配置情報を送信し、又はターゲット配置情報に基づいてUEに第一のターゲット信号を送信する。
本出願の実施例では、ネットワーク機器は、UEにより送信されるターゲット配置情報は、UEが第一のターゲット信号を送信するために用いられる。
選択的に、本出願の実施例では、上記ステップ601における「ネットワーク機器は、UEにターゲット配置情報を送信する」は、具体的に、以下のステップ601a又はステップ601bによって実現されてもよい。
ステップ601a、ネットワーク機器は、システム情報ブロックSIBメッセージをブロードキャストする。
本出願の実施例では、上記SIBメッセージにはターゲット配置情報が含まれる。
ステップ601b、ネットワーク機器は、UEに無線リソース制御(radio resource control、RRC)メッセージを送信する。
本出願の実施例では、上記RRCメッセージにはターゲット配置情報が含まれる。
ステップ602、UEは、ネットワーク機器により送信されるターゲット配置情報又は第一のターゲット信号を受信する。
選択的に、本出願の実施例では、上記ステップ602における「UEは、ネットワーク機器により送信されるターゲット配置情報を受信する」は、具体的に、以下のステップ602a又はステップ602bによって実現されてもよい。
ステップ602a、UEは、ネットワーク機器によりブロードキャストされるシステム情報ブロックSIBメッセージを受信する。
ステップ602b、UEは、ネットワーク機器により送信されるRRCメッセージを受信する。
選択的に、本出願の実施例では、図2と結び付け、図6に示すように、上記ステップ201は、具体的に、以下のステップ201cによって実現されてもよく、且つ上記ステップ202は、具体的に、以下のステップ202bによって実現されてもよい。
ステップ201c、位置管理機能機器は、UEにターゲット配置情報を送信する。
ステップ202b、UEは、位置管理機能機器により送信されるターゲット配置情報を受信する。
選択的に、本出願の実施例では、位置管理機能機器は、LTE測位プロトコル(LTE Positioning protocol、LPP)メッセージ、NR測位プロトコル(NR Positioning protocol、NPPP)メッセージ又はそれらの進化プロトコルなどによって、ターゲット配置情報をUEに配置することができる。
選択的に、本出願の実施例では、上記ターゲット配置情報は、ターゲット時間(発効するtiming)を含む。そのうち、このターゲット時間は、ターゲット機器がターゲット配置情報をアクティブ化する時間であり、このターゲット時間は、汎用協定時間(universal time coordinate、UTC)と、フレーム番号と、スロット番号とのうちのいずれか一つを含む。又は、このターゲット時間は、第一の時点に対するオフセット量であり、この第一の時点は、予め定義されるものであり、又はプロトコルによって規定されるものである。
なお、ターゲット時間が、第一の時点に対するオフセット量である場合、ターゲット機器は、ターゲット配置情報を受信した後に、timing N+Kの後にこのターゲット配置情報を発効させ始めることができ、そのうち、timing Nは、ターゲット配置情報に付帯されるtiming又は、ターゲット配置情報を受信したtimingであり、Kは、第一の時点に対するオフセット量であり、Kの単位は、slotである。
選択的に、本出願の実施例では、図2と結び付け、図7に示すように、上記ステップ202の後に、本出願の実施例による測位方法は、以下のステップ701と、ステップ702とをさらに含む。
ステップ701、位置管理機能機器は、ターゲット機器に第二のターゲット情報を送信する。
本出願の実施例では、上記第二のターゲット情報は、ターゲット配置情報のうちの一部の配置情報又は全ての配置情報をアクティブ化するようターゲット機器に指示するために用いられる。
ステップ702、ターゲット機器は、位置管理機能機器により送信される第二のターゲット情報を受信する。
本出願の実施例では、上記第二のターゲット情報は、第一のターゲット指示情報に対応し、この第一のターゲット指示情報は、ターゲット配置情報のうちの一部の配置情報又は全ての配置情報をアクティブ化するようネットワーク機器に指示するために用いられる。
本出願の実施例では、上記第二のターゲット情報は、第三のターゲット指示情報に対応し、この第三のターゲット指示情報は、ターゲット配置情報のうちの一部の配置情報又は全ての配置情報をアクティブ化するようUEに指示するために用いられる。
なお、ターゲット機器がネットワーク機器である場合、上記ステップ702の後に、ネットワーク機器は、UEに第三のターゲット指示情報を送信することができる。
選択的に、本出願の実施例では、上記ターゲット配置情報は、N組の配置情報を含む。
そのうち、上記第二のターゲット情報は、N組の配置情報のうちのM組の配置情報をアクティブ化するようターゲット機器に指示するために用いられ、又は、上記第二のターゲット情報は、N組の配置情報のうちのL組の配置情報をアクティブ化するようネットワーク機器に指示するために用いられ、このL組の配置情報は、ネットワーク機器がUEに送信することが許可される配置情報であり、N、MとLは、いずれも正整数であり、Mは、N以下であり、Lは、N以下である。
選択的に、本出願の実施例では、上記ターゲット配置情報は、N組の配置情報を含み、上記第一のターゲット指示情報は、N組の配置情報のうちのM組の配置情報又はL組の配置情報をアクティブ化するようネットワーク機器に指示するために用いられ、このL組の配置情報は、ネットワーク機器がUEに送信することが許可される配置情報であり、N、MとLは、いずれも正整数であり、Mは、N以下であり、Lは、N以下である。
選択的に、本出願の実施例では、上記第二のターゲット情報にはM組の配置情報のうちの各組の配置情報の識別子が含まれる。又は、上記第二のターゲット情報にはL組の配置情報のうちの各組の配置情報の識別子が含まれる。
選択的に、本出願の実施例では、上記第二のターゲット指示情報にはP組の配置情報のうちの各組の配置情報の識別子が含まれる。又は、上記第二のターゲット指示情報にはR組の配置情報のうちの各組の配置情報の識別子が含まれる。
選択的に、本出願の実施例では、上記ターゲット配置情報は、N(Nは、正整数である)組の配置情報を含む。そのうち、第一の機器が位置管理機能機器である場合、上記第三のターゲット指示情報は、N組の配置情報のうちのM組の配置情報をアクティブ化するようUEに指示するために用いられ、第一の機器がネットワーク機器である場合、上記第三のターゲット指示情報は、N組の配置情報のうちのM組の配置情報又はL組の配置情報をアクティブ化するようUEに指示するために用いられ、このL組の配置情報は、ネットワーク機器がUEに送信することが許可される配置情報であり、MとLは、いずれも正整数であり、Mは、N以下であり、Lは、N以下である。
選択的に、本出願の実施例では、上記ステップ202aの後に、本出願の実施例による測位方法は、以下のステップ801をさらに含む。
ステップ801、ネットワーク機器は、Q組の配置情報又はL組の配置情報をアクティブ化する。
本出願の実施例では、上記Q組の配置情報は、M組の配置情報のうちの配置情報であり、Qは、M以下の正整数である。
選択的に、本出願の実施例では、上記ステップ601における「ネットワーク機器は、UEにターゲット配置情報を送信する」は、具体的に、以下のステップ601cによって実現されてもよく、且つ上記ステップ602における「UEは、ネットワーク機器により送信されるターゲット配置情報を受信する」は、具体的に、以下のステップ602cによって実現されてもよい。
ステップ601c、ネットワーク機器は、UEにQ組の配置情報又はL組の配置情報を送信する。
ステップ602c、UEは、ネットワーク機器により送信されるQ組の配置情報又はL組の配置情報を受信する。
選択的に、本出願の実施例では、上記ステップ602cの後に、本出願の実施例による測位方法は、以下のステップ901と、ステップ902とをさらに含む。
ステップ901、ネットワーク機器は、UEに第二のターゲット指示情報を送信する。
本出願の実施例では、上記第二のターゲット指示情報は、Q組の配置情報のうちのP組の配置情報又はL組の配置情報のうちのR組の配置情報をアクティブ化するようUEに指示するために用いられ、Pは、Q以下の正整数であり、Rは、L以下の正整数である。
選択的に、本出願の実施例では、上記第二のターゲット指示情報がP組の配置情報又はR組の配置情報をアクティブ化するようUEに指示する方式は、
メディアアクセス層制御ユニット(media access control-control element、MAC CE)にターゲットビットを設定することによってアクティブ化を指示する方式と、
MAC CEにグループ識別子を配置することによってアクティブ化を指示する方式と、
下りリンク制御情報(downlink control information、DCI)にグループ識別子を配置することによってアクティブ化を指示する方式と、
DCIにターゲットビットを設定することによってアクティブ化を指示する方式と、のうちのいずれか一つである。
ステップ902、UEは、ネットワーク機器により送信される第二のターゲット指示情報を受信する。
本出願の実施例では、上記第二のターゲット指示情報は、第四のターゲット指示情報に対応し、この第四のターゲット指示情報は、Q組の配置情報のうちのP組の配置情報又はL組の配置情報のうちのR組の配置情報をアクティブ化するようUEに指示するために用いられる。
選択的に、本出願の実施例では、上記第四のターゲット指示情報にはP組の配置情報のうちの各組の配置情報の識別子が含まれ、又は、上記第四のターゲット指示情報にはR組の配置情報のうちの各組の配置情報の識別子が含まれる。
選択的に、本出願の実施例では、上記第四のターゲット指示情報がP組の配置情報又はR組の配置情報をアクティブ化するようUEに指示する方式は、
MAC CEにターゲットビットを設定することによってアクティブ化を指示する方式と、
MAC CEにグループ識別子を配置することによってアクティブ化を指示する方式と、
DCIにグループ識別子を配置することによってアクティブ化を指示する方式と、
DCIにターゲットビットを設定することによってアクティブ化を指示する方式と、のうちのいずれか一つである。
選択的に、本出願の実施例では、MAC CEターゲットビット(bit)を設定することによって、イネーブルターゲット配置情報のうちのいくつかの配置情報が配置され、又はアクティブ化される。
選択的に、本出願の実施例では、イネーブルの最大bit数位定数又はイネーブルbit数が定数(例えば1、8又は16)であることによって、ターゲット配置情報のうちのいくつかの配置情報が配置され、又はアクティブ化される。
選択的に、本出願の実施例では、DCIによって、対応するRRCのうちのいくつかの配置情報が配置されるようにアクティブ化することができる。
選択的に、本出願の実施例では、DCIによって、MACによりイネーブルされるいくつかの配置情報が配置されるようにアクティブ化することができる。
選択的に、本出願の実施例では、上記ステップ201の前に、本出願の実施例による測位方法は、以下のステップ1001からステップ1005をさらに含む。
ステップ1001、位置管理機能機器は、ターゲット機器に測位情報要求を送信する。
本出願の実施例では、上記測位情報要求は、第一のターゲット信号配置情報を送信するようターゲット機器に要求するために用いられる。
ステップ1002、ターゲット機器は、位置管理機能機器により送信される測位情報要求を受信する。
ステップ1003、ターゲット機器は、位置管理機能機器に測位情報応答を送信する。
本出願の実施例では、上記測位情報応答は、位置管理機能機器がネットワーク機器にターゲット配置情報を送信するか否かを決定するために用いられる。
ステップ1004、位置管理機能機器は、ターゲット機器により送信される測位情報応答を受信する。
ステップ1005、位置管理機能機器は、位置サービスクライアントにより送信される位置サービス要求と測位情報応答に基づき、ターゲット機器にターゲット配置情報を送信するか否かを決定する。
選択的に、本出願の実施例では、上記測位情報要求にはM組の配置情報の識別子又はL組の配置情報の識別子が含まれる。
選択的に、本出願の実施例では、上記ステップ202の後に、本出願の実施例による測位方法は、以下のステップ1101と、ステップ1102とをさらに含む。
ステップ1101、ターゲット機器は、位置管理機能機器に障害指示情報を送信する。
本出願の実施例では、上記障害指示情報は、ターゲット機器がターゲット配置情報に基づいて第一のターゲット信号を送信できないことを指示するために用いられる。
選択的に、本出願の実施例では、上記障害指示情報は、障害原因情報を含み、障害原因情報は、第一のターゲット信号を送信するリソースが不足していることと、ターゲット配置情報をサポートしないことと、第一のターゲット信号を配置する業務をサポートしないこととのうちの少なくとも一つを指示するために用いられる。
ステップ1102、位置管理機能機器は、ターゲット機器により送信される障害指示情報を受信する。
本出願の実施例は、位置管理機能機器に用いられる測位方法を提供する。この測位方法は、以下のステップ10を含んでもよい。
ステップ10、位置管理機能機器は、ターゲット機器にターゲット配置情報を送信する。
本出願の実施例では、上記ターゲット機器は、ネットワーク機器又はUEであり、上記ターゲット配置情報は、ネットワーク機器又はUEのために、送信される第一のターゲット信号と、第一のターゲット信号を送信する関連情報とのうちの少なくとも一つを配置するために用いられ、そのうち、第一のターゲット信号は、UEの位置を決定するために用いられる。
選択的に、本出願の実施例では、上記ステップ10の前に、本出願の実施例による測位方法は、ステップ11をさらに含み、且つ上記ステップ10は、具体的に、以下のステップ10aによって実現されてもよい。
ステップ11、位置管理機能機器は、位置サービスクライアントにより送信される位置サービス要求を受信する。
ステップ10a、位置管理機能機器は、位置サービス要求に基づき、ターゲット機器にターゲット配置情報を送信する。
選択的に、本出願の実施例では、上記ステップ10の前に、本出願の実施例による測位方法は、ステップ12又はステップ13をさらに含む。
ステップ12、位置管理機能機器は、ネットワーク機器により送信されるターゲットメッセージを受信する。
ステップ13、位置管理機能機器は、ネットワーク機器に第一の要求メッセージを送信し、ネットワーク機器により送信される第一の応答メッセージを受信する。
選択的に、本出願の実施例では、上記ステップ10の後に、本出願の実施例による測位方法は、ステップ14をさらに含む。
ステップ14、位置管理機能機器は、ターゲット機器により送信される障害指示情報を受信する。
選択的に、本出願の実施例では、上記ステップ10の後に、本出願の実施例による測位方法は、ステップ15をさらに含む。
ステップ15、位置管理機能機器は、ターゲット機器に第二のターゲット情報を送信する。
選択的に、本出願の実施例では、上記ステップ10の前に、本出願の実施例による測位方法は、ステップ16からステップ18をさらに含む。
ステップ16、位置管理機能機器は、ターゲット機器に測位情報要求を送信する。
ステップ17、位置管理機能機器は、ターゲット機器により送信される測位情報応答を受信する。
ステップ18、位置管理機能機器は、位置サービスクライアントにより送信される位置サービス要求と測位情報応答に基づき、ターゲット機器にターゲット配置情報を送信するか否かを決定する。
なお、上記ステップ10からステップ18に関する具体的な説明について、上記実施例における記述を参照すればよく、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
本出願の実施例は、測位方法を提供する。位置管理機能機器は、ネットワーク機器又はUEに第一のターゲット信号を配置し、又は第一のターゲット信号の関連情報を送信して、ネットワーク機器又はUEに、配置される情報に基づいて第一のターゲット信号を送信させて、UEの測位を実現することができ、即ち位置管理機能機器は、実際の需要に応じて、ネットワーク機器又はUEにターゲット配置情報を配置することができるため、UEがUEの位置をタイムリーで決定することができないことを回避することによって、UEがUEの位置を決定する効率を向上させることができる。
本出願の実施例は、ネットワーク機器に用いられる測位方法を提供する。この測位方法は、以下のステップ20を含んでもよい。
ステップ20、ネットワーク機器は、位置管理機能機器により送信されるターゲット配置情報を受信する。
本出願の実施例では、上記ターゲット配置情報は、ネットワーク機器又はUEのために、送信される第一のターゲット信号と、第一のターゲット信号を送信する関連情報とのうちの少なくとも一つを配置するために用いられ、そのうち、第一のターゲット信号は、UEの位置を決定するために用いられる。
選択的に、本出願の実施例では、上記ステップ20の後に、本出願の実施例による測位方法は、ステップ21、ステップ22又はステップ23をさらに含む。
ステップ21、ネットワーク機器は、ターゲット配置情報に基づき、UEに第一のターゲット信号を送信する。
ステップ22、ネットワーク機器は、UEにターゲット配置情報を送信し、このターゲット配置情報は、UEが第一のターゲット信号を送信するために用いられる。
ステップ23、ネットワーク機器は、位置管理機能機器に障害指示情報を送信し、この障害指示情報は、ネットワーク機器がターゲット配置情報に基づいて第一のターゲット信号を送信できないことを指示するために用いられる。
選択的に、本出願の実施例では、上記ステップ22は、具体的に、以下のステップ22a又はステップ22bによって実現されてもよい。
ステップ22a、ネットワーク機器は、ターゲット配置情報が含まれるシステム情報ブロックSIBメッセージをブロードキャストする。
ステップ22b、ネットワーク機器は、UEにターゲット配置情報が含まれる無線リソース制御RRCメッセージを送信する。
選択的に、本出願の実施例では、上記ステップ20の前に、本出願の実施例による測位方法は、ステップ24又はステップ25をさらに含む。
ステップ24、ネットワーク機器は、位置管理機能機器にネットワーク機器の能力情報が含まれるターゲットメッセージを送信する。
ステップ25、ネットワーク機器は、位置管理機能機器により送信される第一の要求メッセージを受信し、位置管理機能機器に第一の応答メッセージを送信する。
選択的に、本出願の実施例では、上記ステップ20の後に、本出願の実施例による測位方法は、ステップ26をさらに含む。
ステップ26、ネットワーク機器は、位置管理機能機器により送信される第一のターゲット指示情報を受信する。
選択的に、本出願の実施例では、上記ステップ20の後に、本出願の実施例による測位方法は、ステップ27をさらに含み、且つ上記ステップ22は、具体的に、以下のステップ22cによって実現されてもよい。
ステップ27、ネットワーク機器は、Q組の配置情報又はL組の配置情報をアクティブ化する。
ステップ22c、ネットワーク機器は、UEにQ組の配置情報又はL組の配置情報を送信する。
選択的に、本出願の実施例では、上記ステップ22cの後に、本出願の実施例による測位方法は、ステップ28をさらに含む。
ステップ28、ネットワーク機器は、UEに第二のターゲット指示情報を送信する。
選択的に、本出願の実施例では、上記ステップ20の前に、本出願の実施例による測位方法は、ステップ29とステップ30とをさらに含む。
ステップ29、ネットワーク機器は、位置管理機能機器により送信される測位情報要求を受信する。
ステップ30、ネットワーク機器は、位置管理機能機器に測位情報応答を送信する。
なお、上記ステップ20からステップ30に関する具体的な説明について、上記実施例における記述を参照すればよく、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
本出願の実施例は、測位方法を提供する。ネットワーク機器が、位置管理機能機器により配置される第一のターゲット信号又は第一のターゲット信号を送信する関連情報に基づき、第一のターゲット信号を送信して、UEの測位を実現することができ、即ち位置管理機能機器は、実際の需要に応じて、ネットワーク機器にターゲット配置情報を配置することができるため、UEがUEの位置をタイムリーで決定することができないことを回避することによって、UEがUEの位置を決定する効率を向上させることができる。
本出願の実施例は、UEに用いられる測位方法を提供する。この測位方法は、以下のステップ31又はステップ32を含んでもよい。
ステップ31、UEは、第一の機器により送信されるターゲット配置情報を受信する。
本出願の実施例では、上記第一の機器は、位置管理機能機器又はネットワーク機器であり、このターゲット配置情報は、UEのために、UEにより送信される第一のターゲット信号と、UEが第一のターゲット信号を送信する関連情報とのうちの少なくとも一つを配置するために用いられる。
ステップ32、UEは、ネットワーク機器により送信される第一のターゲット信号を受信する。
本出願の実施例では、上記第一のターゲット信号は、UEの位置を決定するために用いられる。
選択的に、本出願の実施例では、上記ステップ31は、具体的に、以下のステップ31a又はステップ31bによって実現されてもよい。
ステップ31a、UEは、ネットワーク機器によりブロードキャストされるシステム情報ブロックSIBメッセージを受信し、このSIBメッセージにはターゲット配置情報が含まれる。
ステップ31b、UEは、ネットワーク機器により送信される無線リソース制御ターゲット配置情報が含まれるRRCメッセージを受信する。
選択的に、本出願の実施例では、上記ステップ31の後に、本出願の実施例による測位方法は、ステップ33をさらに含む。
ステップ33、UEは、第一の機器により送信される第三のターゲット指示情報を受信し、この第三のターゲット指示情報は、ターゲット配置情報のうちの一部の配置情報又は全ての配置情報をアクティブ化するようUEに指示するために用いられる。
選択的に、本出願の実施例では、上記ステップ31の後に、本出願の実施例による測位方法は、ステップ34をさらに含む。
ステップ34、UEは、ネットワーク機器により送信されるQ組の配置情報又はL組の配置情報を受信する。
選択的に、本出願の実施例では、上記ステップ34の後に、本出願の実施例による測位方法は、ステップ35をさらに含む。
ステップ35、UEは、ネットワーク機器により送信される第四のターゲット指示情報を受信する。
選択的に、本出願の実施例では、上記ステップ31の前に、本出願の実施例による測位方法は、ステップ36と、ステップ37とをさらに含む。
ステップ36、UEは、位置管理機能機器により送信される測位情報要求を受信する。
ステップ37、UEは、位置管理機能機器に測位情報応答を送信する。
なお、上記ステップ31からステップ37に関する具体的な説明について、上記実施例における記述を参照すればよく、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
本出願の実施例は、測位方法を提供する。位置管理機能機器が、UEに第一のターゲット信号を配置し、又は第一のターゲット信号の関連情報を送信して、UEに配置される情報に基づいて第一のターゲット信号を送信させて、UEの測位を実現することができ、即ち位置管理機能機器は、実際の需要に応じて、UEにターゲット配置情報を配置することができるため、UEがUEの位置をタイムリーで決定することができないことを回避することによって、UEがUEの位置を決定する効率を向上させることができる。
なお、本出願の実施例による測位方法は、実行本体は、測位装置、又はこの測位装置における、ロード測位方法を実行するための制御モジュールであってもよい。
図8は、本出願の実施例において関わる測位装置の可能な構造概略図を示した。図8に示すように、測位装置70は、送信モジュール71を含んでもよい。
そのうち、送信モジュール71は、ネットワーク機器又はUEであるターゲット機器にターゲット配置情報を送信するために用いられ、ターゲット配置情報は、ネットワーク機器又はUEのために、送信される第一のターゲット信号と、第一のターゲット信号を送信する関連情報とのうちの少なくとも一つを配置するために用いられる。そのうち、上記第一のターゲット信号は、UEの位置を決定するために用いられる。
一つの可能な実現の形態では、上記ターゲット配置情報は、第一の指示情報と、第一のリソース情報と、第一の周期関連情報と、第二の指示情報と、第三の指示情報とのうちの少なくとも一つを含んでもよい。そのうち、この第一の指示情報は、第一のターゲット信号の送信を開始又は停止するようターゲット機器に指示するために用いられ、この第一のリソース情報は、第二のターゲット信号の周波数領域リソースを送信するようターゲット機器に指示するために用いられ、この第一の周期関連情報は、第三のターゲット信号の周期を送信するようターゲット機器に指示するために用いられ、この第二の指示情報は、第四のターゲット信号に対応するTRP関連情報を送信するようネットワーク機器に指示するために用いられ、この第三の指示情報は、第一のターゲット信号のリソース占有状況を指示するために用いられる。第二のターゲット信号、第三のターゲット信号及び第四のターゲット信号にはいずれも第一のターゲット信号が含まれる。
一つの可能な実現の形態では、上記第一のリソース情報は、周波数層情報と、キャリア情報と、BWP情報と、PRBにおける開始リソース位置と、PRBにおける帯域幅とのうちの少なくとも一つを含む。
一つの可能な実現の形態では、上記周波数層情報は、第一の周波数層識別子と、第一の周波数層数とのうちの少なくとも一つを含み、第一の周波数層識別子は、送信信号の周波数層の識別子であり、第一の周波数層数は、送信信号の周波数層の数である。
一つの可能な実現の形態では、上記第一の周期関連情報は、周期値セットと、ミューティングパラメータセットと、繰り返し係数セットと、第一のセットと、第二のセットとのうちの少なくとも一つを含む。そのうち、この第一のセットは、周期値セットのうちの少なくとも一つの周期値と、ミューティングパラメータセットのうちの少なくとも一つのミューティングパラメータとを含み、この第二のセットは、周期値セットのうちの少なくとも一つの周期値と、繰り返し係数セットのうちの少なくとも一つの繰り返し係数とを含み、又は、この第二のセットは、周期値セットのうちの少なくとも一つの周期値と、ミューティングパラメータセットのうちの少なくとも一つのミューティングパラメータと、繰り返し係数セットのうちの少なくとも一つの繰り返し係数とを含む。
一つの可能な実現の形態では、上記TRP関連情報は、TRPに対応するターゲット識別子と、TRP関連数とのうちの少なくとも一つを含み、このターゲット識別子は、第一のTRP識別子と、第一の信号セット識別子と、第一の信号識別子とのうちの少なくとも一つを含み、このTRP関連数は、第一のTRP数と、第一の信号セット数と、第一の信号数と、第一のターゲット数とのうちの少なくとも一つを含む。そのうち、第一のTRP識別子は、ネットワーク機器に対応する少なくとも一つのTRPのうち、信号を送信するTRPの識別子であり、第一の信号セット識別子は、TRPにおいて送信される信号セットの識別子であり、第一の信号識別子は、信号セットにおいて送信される信号の識別子であり、第一のTRP数は、少なくとも一つのTRPのうち、信号を送信するTRP数であり、第一の信号セット数は、少なくとも一つのTRPのうちの各TRPにより送信される信号セットの数であり、第一の信号数は、各信号セットにおける信号数であり、第一のターゲット数は、各信号が占有しているシンボル数である。
一つの可能な実現の形態では、上記第三の指示情報は、スロットオフセット量と、シンボルオフセット量と、周波数領域オフセット量と、コムサイズとのうちの少なくとも一つを含む。
一つの可能な実現の形態では、上記ターゲット配置情報は、第一のターゲット情報と関連関係を有し、この関連関係は、ターゲット機器が第一のターゲット信号を決定するために用いられる。そのうち、第一のターゲット情報は、ターゲット配置情報を配置する前の第五のターゲット信号の配置情報である。
一つの可能な実現の形態では、上記ターゲット配置情報は、第一のターゲット情報と関連関係を有することは、第一のリソース情報は、第一のターゲット情報における第二のリソース情報と関連関係を有することと、第一の周期関連情報は、第一のターゲット情報における第二の周期関連情報と関連関係を有することと、のうちの少なくとも一つを含む。
一つの可能な実現の形態では、上記第一のターゲット信号は、
第二のターゲット信号と、
第二のターゲット信号と第五のターゲット信号にいずれも含まれている信号と、
第三のターゲット信号と、
第三のターゲット信号と第五のターゲット信号にいずれも含まれている信号と、
第二のターゲット信号と第三のターゲット信号にいずれも含まれている信号と、
第二のターゲット信号、第三のターゲット信号及び第五のターゲット信号にいずれも含まれている信号とのうちのいずれか一つである。
一つの可能な実現の形態では、上記第一のリソース情報は、第一のターゲット情報における第二のリソース情報と関連関係を有することは、第一のリソース情報における第一の周波数層識別子は、第二のリソース情報における第二の周波数層識別子と関連関係を有することと、第一のリソース情報における第一の周波数層数は、第二のリソース情報における第二の周波数層数と関連関係を有することと、のうちの少なくとも一つを含む。
一つの可能な実現の形態では、上記第一のターゲット信号は、
第一の周波数層識別子により指示される周波数層で送信される信号と、
第一の周波数層識別子により指示される周波数層と第二の周波数層識別子により指示される周波数層でいずれも送信される信号と、
第一の周波数層数に対応する周波数層で送信される信号と、
第一の周波数層数に対応する周波数層と第二の周波数層数に対応する周波数層でいずれも送信される信号と、
第一の周波数層識別子により指示される周波数層で、第一の周波数層数に対応する周波数層でいずれも送信される信号と、
第一の周波数層識別子により指示される周波数層、第二の周波数層識別子により指示される周波数層、第一の周波数層数に対応する周波数層及び第二の周波数層数に対応する周波数層でいずれも送信される信号とのうちのいずれか一つである。
一つの可能な実現の形態では、上記ターゲット配置情報は、第一のターゲット情報と関連関係を有することは、ターゲット配置情報における第一のTRP識別子は、第一のターゲット情報における第二のTRP識別子と関連関係を有することと、ターゲット配置情報における第一の信号セット識別子は、第一のターゲット情報における第二の信号セット識別子と関連関係を有することと、ターゲット配置情報における第一の信号識別子は、第一のターゲット情報における第二の信号識別子と関連関係を有することと、のうちの少なくとも一つを含む。
一つの可能な実現の形態では、上記第一のターゲット信号は、
第一のTRP識別子により指示されるTRPにより送信される信号と、
第一のTRP識別子により指示されるTRPと第二のTRP識別子により指示されるTRPによりいずれも送信される信号と、
第一の信号セット識別子により指示される信号セットと、
第一の信号セット識別子により指示される信号セットと第二の信号セット識別子により指示される信号セットにいずれも含まれている信号セットと、
第一の信号識別子により指示される信号と、
第一の信号識別子により指示される信号と第二の信号識別子により指示される信号にいずれも含まれている信号とのうちのいずれか一つである。
一つの可能な実現の形態では、上記ターゲット配置情報は、第一のターゲット情報と関連関係を有することは、ターゲット配置情報における第一のTRP数は、第一のターゲット情報における第二のTRP数と関連関係を有することと、ターゲット配置情報における第一の信号セット数は、第一のターゲット情報における第二の信号セット数と関連関係を有することと、ターゲット配置情報における第一の信号数は、第一のターゲット情報における第二の信号数と関連関係を有することと、のうちの少なくとも一つを含む。
一つの可能な実現の形態では、上記第一のターゲット信号は、
第一のTRP数に対応するTRPにより送信される信号と、
第一のTRP数に対応するTRPと第二のTRP数に対応するTRPによりいずれも送信される信号と、
第一の信号セット数に対応する信号セットと、
第一の信号セット数に対応する信号セットと第二の信号セット数に対応する信号セットにいずれも含まれている信号セットと、
第一の信号数に対応する信号と、
第一の信号数に対応する信号と第二の信号数に対応する信号にいずれも含まれている信号とのうちのいずれか一つである。
一つの可能な実現の形態では、図8と結び付け、図9に示すように、本出願の実施例による測位装置70は、受信モジュール72をさらに含む。そのうち、受信モジュール72は、送信モジュール71がターゲット機器にターゲット配置情報を送信する前に、位置サービスクライアントにより送信される位置サービス要求を受信するために用いられ、この位置サービス要求は、少なくとも一つのUEの位置を要求するために用いられ、この少なくとも一つのUEは、UEを含む。送信モジュール71は、具体的に、受信モジュール72により受信される位置サービス要求に基づき、ターゲット機器にターゲット配置情報を送信するために用いられる。
一つの可能な実現の形態では、上記少なくとも一つのUEは、ターゲット遅延が第一の予め設定される閾値以下であるUEであり、ターゲット遅延は、第一のイベントから第二のイベントまでの遅延と、第三のイベントから第四のイベントまでの遅延とのうちのいずれか一つである。そのうち、第一のイベントは、UEが位置管理機能機器により送信される位置サービス要求を受信したことであり、第二のイベントは、位置管理機能機器がUEの位置サービス要求に対する位置応答を受信したことであり、第三のイベントは、位置管理機能機器が位置サービス要求を受信したことであり、第四のイベントは、位置管理機能機器が位置管理機能機器の位置サービス要求に対する位置応答を送信したことである。
一つの可能な実現の形態では、第二のターゲット数が第二の予め設定される閾値以下であり、又は、ターゲット回数が第三の予め設定される閾値以下である場合、ターゲット配置情報は、第一の指示情報を少なくとも含み、第一の指示情報は、第一のターゲット信号の送信を停止するようターゲット機器に指示するために用いられる。又は、第二のターゲット数が第二の予め設定される閾値よりも大きく、又は、ターゲット回数が第三の予め設定される閾値よりも大きい場合、ターゲット配置情報は、第一の指示情報を少なくとも含み、第一の指示情報は、第一のターゲット信号の送信を開始するようターゲット機器に指示するために用いられる。そのうち、第二のターゲット数は、位置サービスクライアントが第一の予め設定される時間長内にUE位置を要求するUEの数であり、ターゲット回数は、位置サービスクライアントが第二の予め設定される時間長内に位置サービス要求を送信する回数である。
一つの可能な実現の形態では、上記ターゲット配置情報は、ターゲット時間を含む。そのうち、ターゲット時間は、ターゲット機器がターゲット配置情報をアクティブ化する時間であり、ターゲット時間は、UTC、フレーム番号、スロット番号のうちのいずれか一つを含み、又は、ターゲット時間は、第一の時点に対するオフセット量であり、この第一の時点は、予め定義されるものであり、又はプロトコルによって規定されるものである。
一つの可能な実現の形態では、図8と結び付け、図9に示すように、本出願の実施例による測位装置70は、受信モジュール72をさらに含む。そのうち、受信モジュール72は、ネットワーク機器により送信されるターゲットメッセージを受信するために用いられ、このターゲットメッセージにはネットワーク機器の能力情報が含まれる。又は、送信モジュール71は、具体的に、ネットワーク機器に第一の要求メッセージを送信するために用いられる。受信モジュール72は、ネットワーク機器により送信される第一の応答メッセージを受信するために用いられ、この第一の要求メッセージは、ネットワーク機器の能力情報を要求するために用いられ、第一の応答メッセージには能力情報が含まれる。そのうち、上記能力情報は、ネットワーク機器がターゲット配置情報に基づいて第一のターゲット信号を送信することをサポートするか否かを指示するために用いられる。
一つの可能な実現の形態では、図8と結び付け、図9に示すように、本出願の実施例による測位装置70は、受信モジュール72をさらに含む。そのうち、受信モジュール72は、送信モジュール71がターゲット機器にターゲット配置情報を送信した後に、ターゲット機器により送信される障害指示情報を受信するために用いられ、この障害指示情報は、ターゲット機器がターゲット配置情報に基づいて第一のターゲット信号を送信できないことを指示するために用いられる。
一つの可能な実現の形態では、上記障害指示情報は、障害原因情報を含み、この障害原因情報は、第一のターゲット信号を送信するリソースが不足していることと、ターゲット配置情報をサポートしないことと、第一のターゲット信号を配置する業務をサポートしないこととのうちの少なくとも一つを指示するために用いられる。
一つの可能な実現の形態では、上記送信モジュール71はさらに、ターゲット機器にターゲット配置情報を送信した後に、ターゲット機器に第二のターゲット情報を送信するために用いられ、この第二のターゲット情報は、ターゲット配置情報のうちの一部の配置情報又は全ての配置情報をアクティブ化するようターゲット機器に指示するために用いられる。
一つの可能な実現の形態では、上記ターゲット配置情報は、N組の配置情報を含む。そのうち、上記第二のターゲット情報は、N組の配置情報のうちのM組の配置情報をアクティブ化するようターゲット機器に指示するために用いられ、又は、上記第二のターゲット情報は、N組の配置情報のうちのL組の配置情報をアクティブ化するようネットワーク機器に指示するために用いられ、このL組の配置情報は、ネットワーク機器がUEに送信することが許可される配置情報であり、N、MとLは、いずれも正整数であり、Mは、N以下であり、Lは、N以下である。
一つの可能な実現の形態では、上記第二のターゲット情報にはM組の配置情報のうちの各組の配置情報の識別子が含まれ、又は、上記第二のターゲット情報にはL組の配置情報のうちの各組の配置情報の識別子が含まれる。
一つの可能な実現の形態では、上記送信モジュール71はさらに、ターゲット機器にターゲット配置情報を送信する前に、ターゲット機器に測位情報要求を送信するために用いられ、この測位情報要求は、第一のターゲット信号配置情報を送信するようターゲット機器に要求するために用いられる。本出願の実施例による測位装置70は、受信モジュールと、決定モジュールとをさらに含む。そのうち、受信モジュールは、ターゲット機器により送信される測位情報応答を受信するために用いられる。決定モジュールは、位置サービスクライアントにより送信される位置サービス要求と受信モジュールにより受信される測位情報応答に基づき、ターゲット機器にターゲット配置情報を送信するか否かを決定するために用いられる。
一つの可能な実現の形態では、上記測位情報要求にはM組の配置情報の識別子又はL組の配置情報の識別子が含まれる。
本出願の実施例による測位装置は、上記方法の実施例における位置管理機能機器によって実現された各プロセスを実現することができ、説明の繰り返しを回避するために、詳細な記述は、ここでこれ以上説明しない。
本出願の実施例における測位装置は、装置であってもよく、位置管理機能機器における部品、集積回路、又はチップであってもよい。
本出願の実施例による測位装置は、上記方法の実施例における位置管理機能機器によって実現された各プロセスを実現することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
本出願の実施例は、測位装置を提供する。位置管理機能機器は、ネットワーク機器又はUEに第一のターゲット信号を配置し、又は第一のターゲット信号の関連情報を送信して、ネットワーク機器又はUEに、配置される情報に基づいて第一のターゲット信号を送信させて、UEの測位を実現することができ、即ち位置管理機能機器は、実際の需要に応じて、ネットワーク機器又はUEにターゲット配置情報を配置することができるため、UEがUEの位置をタイムリーで決定することができないことを回避することによって、UEがUEの位置を決定する効率を向上させることができる。
図10は、本出願の実施例において関わる測位装置の可能な構造概略図を示した。図10に示すように、測位装置80は、受信モジュール81を含んでもよい。
そのうち、受信モジュール81は、位置管理機能機器により送信されるターゲット配置情報を受信するために用いられ、このターゲット配置情報は、測位装置又はUEのために、送信される第一のターゲット信号と、第一のターゲット信号を送信する関連情報とのうちの少なくとも一つを配置するために用いられる。そのうち、上記第一のターゲット信号は、UEの位置を決定するために用いられる。
一つの可能な実現の形態では、図10と結び付け、図11に示すように、本出願の実施例による測位装置80は、送信モジュール82をさらに含む。そのうち、送信モジュール82は、受信モジュール81が、位置管理機能機器により送信されるターゲット配置情報を受信した後に、ターゲット配置情報に基づき、UEに第一のターゲット信号を送信し、又は、UEに、UEが第一のターゲット信号を送信するためのターゲット配置情報を送信し、又は、位置管理機能機器に、ネットワーク機器がターゲット配置情報に基づいて第一のターゲット信号を送信できないことを指示するための障害指示情報を送信するために用いられる。
一つの可能な実現の形態では、上記送信モジュール82は、具体的に、ターゲット配置情報が含まれるSIBメッセージをブロードキャストし、又は、UEにターゲット配置情報が含まれるRRCメッセージを送信するために用いられる。
一つの可能な実現の形態では、図10と結び付け、図11に示すように、本出願の実施例による測位装置80は、送信モジュール82をさらに含む。そのうち、送信モジュール82は、位置管理機能機器に、ネットワーク機器の能力情報が含まれるターゲットメッセージを送信するために用いられる。又は、上記受信モジュール81はさらに、位置管理機能機器により送信される第一の要求メッセージを受信するために用いられる。送信モジュール82は、位置管理機能機器に第一の応答メッセージを送信するために用いられ、この第一の要求メッセージは、ネットワーク機器の能力情報を要求するために用いられ、この第一の応答メッセージには能力情報が含まれる。そのうち、上記能力情報は、ネットワーク機器がターゲット配置情報に基づいて第一のターゲット信号を送信することをサポートするか否かを指示するために用いられる。
一つの可能な実現の形態では、上記受信モジュール81はさらに、位置管理機能機器により送信されるターゲット配置情報を受信した後に、位置管理機能機器により送信される第一のターゲット指示情報を受信するために用いられ、この第一のターゲット指示情報は、ターゲット配置情報のうちの一部の配置情報又は全ての配置情報をアクティブ化するようネットワーク機器に指示するために用いられる。
一つの可能な実現の形態では、上記ターゲット配置情報は、N組の配置情報を含み、上記第一のターゲット指示情報は、N組の配置情報のうちのM組の配置情報又はL組の配置情報をアクティブ化するようネットワーク機器に指示するために用いられ、このL組の配置情報は、ネットワーク機器がUEに送信することが許可される配置情報であり、N、MとLは、いずれも正整数であり、Mは、N以下であり、Lは、N以下である。
一つの可能な実現の形態では、本出願の実施例による測位装置80は、アクティブ化モジュールをさらに含む。そのうち、アクティブ化モジュールは、受信モジュール81が、位置管理機能機器により送信される第一のターゲット指示情報を受信した後に、Q組の配置情報又はL組の配置情報をアクティブ化するために用いられ、このQ組の配置情報は、M組の配置情報のうちの配置情報であり、Qは、M以下の正整数である。上記送信モジュール82は、具体的に、UEにQ組の配置情報又はL組の配置情報を送信するために用いられる。
一つの可能な実現の形態では、上記送信モジュール82はさらに、UEにQ組の配置情報又はL組の配置情報を送信した後に、UEに第二のターゲット指示情報を送信するために用いられ、この第二のターゲット指示情報は、Q組の配置情報のうちのP組の配置情報又はL組の配置情報のうちのR組の配置情報をアクティブ化するようUEに指示するために用いられ、Pは、Q以下の正整数であり、Rは、L以下の正整数である。
一つの可能な実現の形態では、上記第二のターゲット指示情報にはP組の配置情報のうちの各組の配置情報の識別子が含まれ、又は、上記第二のターゲット指示情報にはR組の配置情報のうちの各組の配置情報の識別子が含まれる。
一つの可能な実現の形態では、上記第二のターゲット指示情報がP組の配置情報又はR組の配置情報をアクティブ化するようUEに指示する方式は、
MAC CEにターゲットビットを設定することによってアクティブ化を指示する方式と、
MAC CEにグループ識別子を配置することによってアクティブ化を指示する方式と、
DCIにグループ識別子を配置することによってアクティブ化を指示する方式と、
DCIにターゲットビットを設定することによってアクティブ化を指示する方式と、のうちのいずれか一つである。
一つの可能な実現の形態では、上記受信モジュール81はさらに、位置管理機能機器により送信されるターゲット配置情報を受信する前に、位置管理機能機器により送信される測位情報要求を受信するために用いられ、この測位情報要求は、ネットワーク機器に第一のターゲット信号配置情報を送信するを要求するために用いられる。図10と結び付け、図11に示すように、本出願の実施例による測位装置80は、送信モジュール82をさらに含む。そのうち、送信モジュール82は、位置管理機能機器に測位情報応答を送信するために用いられ、この測位情報応答は、位置管理機能機器がネットワーク機器にターゲット配置情報を送信するか否かを決定するために用いられる。
本出願の実施例による測位装置は、上記方法の実施例におけるネットワーク機器によって実現された各プロセスを実現することができ、説明の繰り返しを回避するために、詳細な記述は、ここでこれ以上説明しない。
本出願の実施例における測位装置は、装置であってもよく、ネットワーク機器における部品、集積回路、又はチップであってもよい。
本出願の実施例による測位装置は、上記方法の実施例におけるネットワーク機器によって実現された各プロセスを実現することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
本出願の実施例は、測位装置を提供する。ネットワーク機器が、位置管理機能機器により配置される第一のターゲット信号又は第一のターゲット信号を送信する関連情報に基づき、第一のターゲット信号を送信して、UEの測位を実現することができ、即ち位置管理機能機器は、実際の需要に応じて、ネットワーク機器にターゲット配置情報を配置することができるため、UEがUEの位置をタイムリーで決定することができないことを回避することによって、UEがUEの位置を決定する効率を向上させることができる。
図12は、本出願の実施例において関わる測位装置の可能な構造概略図を示した。図12に示すように、測位装置90は、受信モジュール91を含んでもよい。
そのうち、受信モジュール91は、位置管理機能機器又はネットワーク機器である第一の機器により送信されるターゲット配置情報を受信するために用いられ、このターゲット配置情報は、測位装置のために、測位装置により送信される第一のターゲット信号と測位装置が第一のターゲット信号を送信する関連情報のうちの少なくとも一つを配置するために用いられ、又は、受信モジュール91は、ネットワーク機器により送信される第一のターゲット信号を受信するために用いられる。そのうち、上記第一のターゲット信号は、測位装置の位置を決定するために用いられる。
一つの可能な実現の形態では、上記受信モジュール91は、具体的に、ネットワーク機器によりブロードキャストされる、ターゲット配置情報が含まれるSIBメッセージを受信し、又は、ネットワーク機器により送信される、ターゲット配置情報が含まれるRRCメッセージを受信するために用いられる。
一つの可能な実現の形態では、上記受信モジュール91はさらに、第一の機器により送信されるターゲット配置情報を受信した後に、第一の機器により送信される第三のターゲット指示情報を受信するために用いられ、この第三のターゲット指示情報は、ターゲット配置情報のうちの一部の配置情報又は全ての配置情報をアクティブ化するようUEに指示するために用いられる。
可能な実現の形態では、上記ターゲット配置情報は、N(Nは、正整数である)組の配置情報を含む。そのうち、第一の機器が位置管理機能機器である場合、上記第三のターゲット指示情報は、N組の配置情報のうちのM組の配置情報をアクティブ化するようUEに指示するために用いられ、第一の機器がネットワーク機器である場合、上記第三のターゲット指示情報は、N組の配置情報のうちのM組の配置情報又はL組の配置情報をアクティブ化するようUEに指示するために用いられ、このL組の配置情報は、ネットワーク機器がUEに送信することが許可される配置情報であり、MとLは、いずれも正整数であり、Mは、N以下であり、Lは、N以下である。
可能な実現の形態では、上記受信モジュール91はさらに、第一の機器により送信されるターゲット配置情報を受信した後に、ネットワーク機器により送信されるQ組の配置情報又はL組の配置情報を受信するために用いられ、このQ組の配置情報は、M組の配置情報のうち、ネットワーク機器によりアクティブ化される配置情報であり、Qは、M以下の正整数である。
可能な実現の形態では、上記受信モジュール91はさらに、ネットワーク機器により送信されるQ組の配置情報又はL組の配置情報を受信した後に、ネットワーク機器により送信される第四のターゲット指示情報を受信するために用いられ、この第四のターゲット指示情報は、Q組の配置情報のうちのP組の配置情報又はL組の配置情報のうちのR組の配置情報をアクティブ化するようUEに指示するために用いられ、Pは、Q以下の正整数であり、Rは、L以下の正整数である。
可能な実現の形態では、上記第四のターゲット指示情報にはP組の配置情報のうちの各組の配置情報の識別子が含まれ、又は、上記第四のターゲット指示情報にはR組の配置情報のうちの各組の配置情報の識別子が含まれる。
可能な実現の形態では、上記第四のターゲット指示情報がP組の配置情報又はR組の配置情報をアクティブ化するようUEに指示する方式は、
MAC CEにターゲットビットを設定することによってアクティブ化を指示する方式と、
MAC CEにグループ識別子を配置することによってアクティブ化を指示する方式と、
DCIにグループ識別子を配置することによってアクティブ化を指示する方式と、
DCIにターゲットビットを設定することによってアクティブ化を指示する方式と、のうちのいずれか一つである。
可能な実現の形態では、上記受信モジュール91はさらに、第一の機器により送信されるターゲット配置情報を受信する前に、位置管理機能機器により送信される測位情報要求を受信するために用いられ、この測位情報要求は、第一のターゲット信号配置情報を送信するようUEに要求する。図12と結び付け、図13に示すように、本出願の実施例による測位装置90は、送信モジュール92をさらに含む。そのうち、送信モジュール92は、位置管理機能機器に測位情報応答を送信するために用いられ、この測位情報応答は、位置管理機能機器がUEにターゲット配置情報を送信するか否かを決定するために用いられる。
本出願の実施例における測位装置は、装置であってもよく、UEにおける部品、集積回路、又はチップであってもよい。この装置は、移動電子機器であってもよく、非移動電子機器であってもよい。例示的には、移動電子機器は、携帯電話、タブレットパソコン、ノートパソコン、パームトップコンピュータ、車載電子機器、ウェアラブルデバイス、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ(ultra-mobile personal computer、UMPC)、ネットブック又はパーソナルデジタルアシスタント(personal digital assistant、PDA)などであってもよく、非移動電子機器は、サーバ、ネットワーク付属メモリ(Network Attached Storage、NAS)、パーソナルコンピュータ(personal computer、PC)、テレビ(television、TV)、取引機又はセルフサービス機などであってもよく、本出願の実施例は、具体的に限定しない。
本出願の実施例における測位装置は、オペレーティングシステムを有する装置であってもよい。このオペレーティングシステムは、アンドロイド(Android)オペレーティングシステムであってもよく、iosオペレーティングシステムであってもよく、さらに、他の可能なオペレーティングシステムであってもよく、本出願の実施例は、具体的に限定しない。
本出願の実施例による測位装置は、上記方法の実施例におけるUEによって実現された各プロセスを実現することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
本出願の実施例は、測位装置を提供する。位置管理機能機器が、UEに第一のターゲット信号を配置し、又は第一のターゲット信号の関連情報を送信して、UEに配置される情報に基づいて第一のターゲット信号を送信させて、UEの測位を実現することができ、即ち位置管理機能機器は、実際の需要に応じて、UEにターゲット配置情報を配置することができるため、UEがUEの位置をタイムリーで決定することができないことを回避することによって、UEがUEの位置を決定する効率を向上させることができる。
選択的に、本出願の実施例は、位置管理機能機器をさらに提供する。前記機器は、プロセッサ101と、メモリ102と、メモリ102に記憶され、且つ前記プロセッサ101上で運行できるプログラム又は命令とを含み、このプログラム又は命令がプロセッサ101によって実行されると、上記方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
図14は、本出願の実施例を実現する位置管理機能機器のハードウェア構造概略図である。
この位置管理機能機器100は、少なくとも一つのプロセッサ101と、メモリ102と、ユーザインターフェース103と、少なくとも一つのネットワークインターフェース104とを含むが、それらに限らない。位置管理機能機器100における各コンポーネントは、バスシステム105によって結合される。
なお、当業者が理解できるように、図14に示される位置管理機能機器100の構造は、位置管理機能機器に対する限定を構成しなく、位置管理機能機器は、図14に示されるものよりも多く又は少ない部品、又はなんらかの部品の組み合わせ、又は異なる部品の配置を含んでもよい。
本出願の実施例では、少なくとも一つのネットワークインターフェース104は、ネットワーク機器又はUEであるターゲット機器にターゲット配置情報を送信するために用いられ、このターゲット配置情報は、ネットワーク機器又はUEのために、送信される第一のターゲット信号と、第一のターゲット信号を送信する関連情報とのうちの少なくとも一つを配置するために用いられ、そのうち、上記第一のターゲット信号は、UEの位置を決定するために用いられる。
本出願の実施例では、位置管理機能機器は、ネットワーク機器又はUEに第一のターゲット信号を配置し、又は第一のターゲット信号の関連情報を送信して、ネットワーク機器又はUEに、配置される情報に基づいて第一のターゲット信号を送信させて、UEの測位を実現することができ、即ち位置管理機能機器は、実際の需要に応じて、ネットワーク機器又はUEにターゲット配置情報を配置することができるため、UEがUEの位置をタイムリーで決定することができないことを回避することによって、UEがUEの位置を決定する効率を向上させることができる。
理解できるように、バスシステム105は、これらのコンポーネント間の接続通信を実現するために用いられる。バスシステム105は、データバスに加えて、電源バスと、制御バスと、状態信号バスとをさらに含む。しかし明瞭に説明するために、図14において様々なバスをいずれもバスシステム105として表記する。
そのうち、ユーザインターフェース103は、ディスプレイ、キーボード又はクリックデバイス(例えば、マウス、トラックボール、タッチパネル又はタッチスクリーン)などを含んでもよい。
理解できるように、本出願の実施例におけるメモリ102は、揮発性メモリ又は不揮発性メモリであってもよく、又は揮発性と不揮発性メモリの両方を含んでもよい。そのうち、不揮発性メモリは、リードオンリーメモリ(read-only memory、ROM)、プログラマブルリードオンリーメモリ(programmable ROM、PROM)、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(erasable PROM、EPROM)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(electrically EPROM、EEPROM)又はフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは、外部キャッシュメモリとして使用されるランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)であってもよい。限定的な説明ではなく、例示的な説明によって、多くの形式のRAM、例えばスタティックランダムアクセスメモリ(static RAM、SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(dynamic RAM、DRAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(synchronous DRAM、SDRAM)、ダブルデータレート同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(double data rate SDRAM、DDRSDRAM)、拡張型同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(enhanced SDRAM、ESDRAM)、同期接続ダイナミックランダムアクセスメモリ(synch link DRAM、SLDRAM)とダイレクトラムバスランダムアクセスメモリ(direct rambus RAM、DRRAM)が利用可能である。本出願の実施例に記述されたメモリ102は、これらと他の任意の適切なタイプのメモリを含むが、これらに限定されないことを意図している。
いくつかの実施の形態では、メモリ102は、実行可能なモジュール又はデータ構造、又はそれらのサブセット、又はそれらの拡張セットであるオペレーティングシステム1021とアプリケーションプログラム1022というエレメントを記憶している。
そのうち、オペレーティングシステム1021は、様々なシステムプログラム、例えばフレームワークレイヤ、コアライブラリレイヤ、ドライブレイヤなどを含み、様々なベーシックサービスの実現、及びハードウェアに基づくタスクの処理に用いられる。アプリケーションプログラム1022は、様々なアプリケーションプログラム、例えばメディアプレイヤー、ブラウザなどを含み、様々なアプリケーションサービスを実現するために用いられる。本出願の実施例を実現する方法のプログラムは、アプリケーションプログラム1022に含まれてもよい。
本出願の実施例では、位置管理機能機器100は、メモリ102に記憶され、且つプロセッサ101上で運行できるプログラム又は命令をさらに含んでもよく、このプログラム又は命令がプロセッサ101によって実行されると、本出願の実施例による方法のステップを実現する。
上記本出願の実施例で掲示された方法は、プロセッサ101に用いられてもよく、又はプロセッサ101によって実現されてもよい。プロセッサ101は、信号の処理能力を有する集積回路チップであってもよい。実現の過程において、上記方法の各ステップは、プロセッサ101におけるハードウェアの集積論理回路又はソフトウェア形式の命令によって完了されてもよい。上記のプロセッサ101は、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(digital signal processor、DSP)、特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array、FPGA)又は他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理デバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネントであってもよい。本出願の実施例における開示の各方法、ステップ及び論理ブロック図を実現又は実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよく、又は、このプロセッサは、任意の一般的なプロセッサなどであってもよい。本出願の実施例を結び付けて開示される方法のステップは、ハードウェア復号化プロセッサによって実行して完了され、又は復号化プロセッサ内のハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせによって実行して完了されると具現化されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムメモリ、フラッシュメモリ、リードオンリーメモリ、プログラマブルリードオンリーメモリ又は電気的消去可能プログラマブルメモリ、レジスタなど、当分野で成熟したコンピュータ可読記憶媒体に位置してもよい。このコンピュータ可読記憶媒体は、メモリ102に位置し、プロセッサ101は、メモリ102内の情報を読み取り、そのハードウェアを結び付けて上記方法のステップを完了させる。具体的には、このコンピュータ可読記憶媒体には、プログラム又は命令が記憶されており、プログラム又は命令がプロセッサ101によって実行されると、本出願の実施例による方法の実施例の各ステップを実現する。
理解できるように、本出願の実施例に記述されたこれらの実施例は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。ハードウェアの実現に対して、処理ユニットは、一つ又は複数のASIC、DSP、デジタルシグナルプロセッシングデバイス(DSP device、DSPD)、プログラマブル論理デバイス(programmable logic device、PLD)、FPGA、汎用プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、本出願に記載の機能を実行するための他の電子ユニット又はそれらの組み合わせに実現されてもよい。
ソフトウェアの実現に対して、本出願の実施例に記載の機能のモジュール(例えばプロセス、関数など)を実現することによって本出願の実施例に記載の技術を実現することができる。ソフトウェアコードは、メモリに記憶され、且つプロセッサを介して実行されてもよい。メモリは、プロセッサ内又はプロセッサの外部に実現されてもよい。
本出願の実施例は、可読記憶媒体をさらに提供する。この可読記憶媒体には、プログラム又は命令が記憶されており、このプログラム又は命令が図14に示されるプロセッサ101によって実行されると、上記方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。そのうち、前記コンピュータ可読記憶媒体は、例えばROM、RAM、磁気ディスク又は光ディスクなどである。
選択的に、本出願の実施例は、ネットワーク機器をさらに提供する。前記ネットワーク機器は、プロセッサ111と、メモリ113と、メモリ113に記憶され、且つ前記プロセッサ111上で運行できるプログラム又は命令とを含み、このプログラム又は命令がプロセッサ111によって実行されると、上記方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
図15は、本出願の実施例を実現するネットワーク機器のハードウェア構造概略図である。
このネットワーク機器110は、プロセッサ111と、送受信機112と、メモリ113と、ユーザインターフェース114と、バスインターフェース115とを含むが、それらに限らない。
送受信機112は、位置管理機能機器により送信されるターゲット配置情報を受信するために用いられ、このターゲット配置情報は、ネットワーク機器又はUEのために、送信される第一のターゲット信号と、第一のターゲット信号を送信する関連情報とのうちの少なくとも一つを配置するために用いられ、そのうち、上記第一のターゲット信号は、UEの位置を決定するために用いられる。
本出願の実施例は、ネットワーク機器を提供する。ネットワーク機器が、位置管理機能機器により配置される第一のターゲット信号又は第一のターゲット信号を送信する関連情報に基づき、第一のターゲット信号を送信して、UEの測位を実現することができ、即ち位置管理機能機器は、実際の需要に応じて、ネットワーク機器にターゲット配置情報を配置することができるため、UEがUEの位置をタイムリーで決定することができないことを回避することによって、UEがUEの位置を決定する効率を向上させることができる。
そのうち、プロセッサ111は、バスアーキテクチャと一般的な処理の管理を担当するができ、プロセッサ111は、メモリ113におけるプログラムを読み取って実行して、処理機能及びネットワーク機器110に対する制御を実現するために用いられる。メモリ113は、プロセッサ111の操作実行時に使用されるデータを記憶してもよい。プロセッサ111とメモリ113は、一緒に集積されてもよく、独立して設置されてもよい。
本出願の実施例では、ネットワーク機器110は、メモリ113に記憶され、且つプロセッサ111上で運行できるプログラム又は命令をさらに含んでもよく、このプログラム又は命令がプロセッサ111によって実行されると、本出願の実施例による方法のステップを実現する。
図15中、バスアーキテクチャは、任意の数の相互接続されたバスとブリッジとを含んでもよく、具体的には、プロセッサ111によって代表される一つ又は複数のプロセッサとメモリ113によって代表されるメモリの各種の回路でリンクされてもよい。バスアーキテクチャは、周辺機器、電圧レギュレータとパワー管理回路などのような各種の他の回路をリンクしてもよい。これらは、全て当分野でよく知られているものであるため、本出願の実施例は、それをさらに記述しない。バスインターフェース115は、インターフェースを提供する。送受信機112は、複数の素子であってもよく、即ち、送信機と受信機とを含み、伝送媒体で各種の他の装置と通信するためのユニットを提供する。異なるUEに対し、ユーザインターフェース114は、必要な機器に外接や内接することができるインターフェースであってもよい。接続された機器は、キーパッド、ディスプレイ、スピーカ、マイクロホン、ジョイスティックなどを含むが、それらに限らない。
本出願の実施例は、可読記憶媒体をさらに提供する。この可読記憶媒体には、プログラム又は命令が記憶されており、このプログラム又は命令が図15に示されるプロセッサ111によって実行されると、上記方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。そのうち、前記コンピュータ可読記憶媒体は、例えばROM、RAM、磁気ディスク又は光ディスクなどである。
選択的に、本出願の実施例は、UEをさらに提供する。前記UEは、プロセッサ121と、メモリ122と、メモリ122に記憶され、且つ前記プロセッサ121上で運行できるプログラム又は命令を含み、このプログラム又は命令がプロセッサ121によって実行されると、上記方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
図16は、本出願の実施例を実現するUEのハードウェア構造概略図である。
このUE 120は、無線周波数ユニット123、ネットワークモジュール124、オーディオ出力ユニット125、入力ユニット126、センサ127、表示ユニット128、ユーザ入力ユニット129、インターフェースユニット130、メモリ122、及びプロセッサ121などの部品を含むが、それらに限らない。
当業者が理解できるように、UE 120は、各部品に電力を供給する電源(例えば電池)をさらに含んでもよく、電源は、電源管理システムによってプロセッサ121にロジック的に接続されることができ、それにより、電源管理システムによって充放電管理及び消費電力管理などの機能を実現することができる。図16に示すUE 120構造は、UEに対する限定を構成しなく、UEは、図示された部品の数よりも多く又は少ない部品、又はなんらかの部品の組み合わせ、又は異なる部品の配置を含んでもよい。ここでこれ以上説明しない。
そのうち、無線周波数ユニット123は、位置管理機能機器又はネットワーク機器である第一の機器により送信されるターゲット配置情報を受信するために用いられ、ターゲット配置情報は、UEのために、UEにより送信される第一のターゲット信号と、UEが第一のターゲット信号を送信する関連情報のうちの少なくとも一つを配置するために用いられ、又は、無線周波数ユニット123は、ネットワーク機器により送信される第一のターゲット信号を受信するために用いられる。そのうち、第一のターゲット信号は、UEの位置を決定するために用いられる。
本出願の実施例は、UEを提供する。位置管理機能機器が、UEに第一のターゲット信号を配置し、又は第一のターゲット信号の関連情報を送信して、UEに配置される情報に基づいて第一のターゲット信号を送信させて、UEの測位を実現することができ、即ち位置管理機能機器は、実際の需要に応じて、UEにターゲット配置情報を配置することができるため、UEがUEの位置をタイムリーで決定することができないことを回避することによって、UEがUEの位置を決定する効率を向上させることができる。
本出願の実施例は、可読記憶媒体をさらに提供する。前記可読記憶媒体には、プログラム又は命令が記憶されており、このプログラム又は命令がプロセッサによって実行されると、上記方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
そのうち、前記プロセッサは、上記実施例に記載のUEにおけるプロセッサである。前記可読記憶媒体は、コンピュータ可読記憶媒体、例えばROM、RAM、磁気ディスク又は光ディスクなどを含む。
本出願の実施例は、さらにチップを提供した。前記チップは、プロセッサと、通信インターフェースとを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行するために用いられ、上記方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
理解すべきことは、本出願の実施例で言及するチップは、システムレベルチップ、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップチップなどと呼ばれてもよい。
なお、本明細書では、「含む」、「包含」という用語又はその他の任意の変形は、非排他的な「含む」を意図的にカバーするものであり、それにより、一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素を含むだけではなく、明確にリストアップされていない他の要素も含み、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素も含む。それ以上の制限がない場合に、「……を1つ含む」という文章で限定された要素について、この要素を含むプロセス、方法、物品又は装置には他の同じ要素も存在することが排除されるものではない。なお、指摘すべきことは、本出願実施の形態における方法と装置の範囲は、示され、又は検討される順序で機能を実行することに限らず、関わる機能に基づき基本的に同時である方式、又は逆の順序で機能を実行することを含んでもよく、例えば、記述されたものとは異なる手順で、記述された方法を実行してもよく、且つ様々なステップを追加し、省略し、又は組み合わせてもよい。また、なんらかの例を参照して記述された特徴は、他の例で組み合わせられることができる。
以上の実施の形態の記述によって、当業者であればはっきりと分かるように、上記実施例の方法は、ソフトウェアと必要な汎用ハードウェアプラットフォームの形態によって実現されてもよい。無論、ハードウェアによっても実現されるが、多くの場合、前者は、好適な実施の形態である。このような理解を踏まえて、本出願の技術案は、実質には又は従来の技術に寄与した部分がソフトウェア製品の形式によって表われてもよい。このコンピュータソフトウェア製品は、一つの記憶媒体(例えばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、一台の端末(携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコン、又はネットワーク機器などであってもよい)に本出願の各実施例に記載の方法を実行するための若干の命令を含む。
以上は、添付図面を結び付けながら、本出願の実施例を記述したが、本出願は、上記した具体的な実施の形態に限らない。上記した具体的な実施の形態は、例示的なものに過ぎず、制限性のあるものではない。当業者は、本出願の示唆を基にして、本出願の趣旨や請求項が保護する範囲から逸脱しない限り、多くの形式を行うこともでき、いずれも本出願の保護範囲に属する。