JP7399095B2 - 除草剤として使用するための脂肪酸誘導体 - Google Patents

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Description

本発明は、除草剤としての特定の脂肪酸誘導体の使用、特定の脂肪酸誘導体および新しい除草性脂肪酸誘導体を施用することにより望ましくない植生を防除するための方法に関する。
脂肪酸およびそれらの誘導体は、除草性組成物の製造のために使用できることが知られている。
US6,503,869B1(特許文献1)は、望ましくない植生の防止または排除のための出芽後除草性組成物への脂肪酸のアンモニウム塩の添加を記載している。
US6,323,156B1(特許文献2)は、活性成分として、脂肪酸のアンモニウム塩を含む水性除草性組成物であって、0.5重量%以下の活性成分が遊離脂肪酸である水性除草性組成物を記載している。
US6,608,003B2(特許文献3)は、カルボン酸ジエステルの添加によって増強された、脂肪酸のアンモニウム塩をベースとする水性の除草性組成物を記載している。
GB2247621A(特許文献4)は、部分的にけん化された脂肪酸および一価アルコールをベースとする水性除草性組成物であって、草本類および/または望ましくないフローラの死亡の率および効果の増強に相乗効果を有する組成物を記載している。
WO01/50862A1(特許文献5)は、マレイン酸ヒドラジドの誘導体およびカルボン酸成分を含有する除草性組成物を開示している。好ましい組成には、カルボン酸のけん化が25%以下であり、pHが6以上である水性カルボン酸アンモニウム塩組成物が記載されている。
WO2015/004086A1(特許文献6)は、ペラルゴン酸と特定のALS阻害剤との除草性の組み合わせを開示している。
US6,383,585B1(特許文献7)は、除草性脂肪酸、例えばペラルゴン酸、およびマレイン酸ヒドラジド誘導体を含む除草性組成物を開示している。
US2013/0231247(特許文献8)は、ペラルゴン酸を含む除草性組成物を開示している。
WO2011/161133A2(特許文献9)は、ペラルゴン酸の特定の水中油型(EW)調製物を開示している。
上記の先行技術の脂肪酸調製物は、いくつかの欠点を有する。製造の間、それらは、脂肪酸を中和するために、高濃度で腐食性のアルカリ性溶液の取り扱いを必要とする。脂肪酸アンモニウム塩の水溶液は、それらの最大脂肪酸含有量が制限され、一般に腐食性である。さらに、開放環境において、アンモニアの蒸発および放出は、嫌で不快な臭いを生じるだけでなく、そのアンモニウム塩から揮発性の遊離脂肪酸を放出する。さらに、遊離脂肪酸の低い水溶性は、製品の生物学的性能に負の影響を及ぼし得る。
US5,106,410(特許文献10)は、脂肪酸、界面活性剤成分(好ましくは少なくとも1種の第四級アンモニウム塩を含む)および残部の水を含む、ready-to-useの除草性エマルションを含む。それはまた、脂肪酸と1種または複数の疎水性界面活性剤とを有する濃厚組成物を特徴とする。この濃厚組成物と共に使用するのに最も好ましい界面活性剤は、末端基、例えばヒドロキシル基を欠くものであり、これらは脂肪酸成分と反応性である。
US5,035,741(特許文献11)には、モノカルボン酸成分、乳化剤成分、ならびにトリグリセリド、テルペノイドおよびパラフィン系鉱油からなる群から選択される油成分を含有する、水中での乳化に適した除草性組成物が記載されている。これらの組成物は、眼および皮膚の腐食性を減少させた環境適合性除草剤を提供することに向けられている。
除草性組成物としての遊離ペラルゴン酸と共にポリオキシエチレンをベースとする界面活性剤の使用が、JP2011001337A(特許文献12)に開示されている。
先行技術のこれらの組成物は全て、遊離脂肪酸を含み、以下の欠点の1つ以上を示す:1.濃アンモニアまたは他のアルカリ性物質を取り扱う、2.遊離脂肪酸の高い揮発性による不快な臭い、3.限られた活性成分含有量(大きな製品体積を与える)、4.特に遊離脂肪酸の生物学的性能および低い水溶性を高める適切なアジュバントの欠如による、限られた生物学的有効性、5.眼および皮膚の刺激特性、および/または6.例えば脂肪酸成分に対する不適合性による、界面活性剤および乳化剤の選ばれた選択肢。
US2016/0102271(特許文献13)は、農薬組成物の成分としての不飽和アルコキシル化脂肪エステルおよび誘導体を開示している。US2016/0168041A1(特許文献14)およびUS8,946,122B2(特許文献15)は、農薬組成物に使用するためのジ-およびトリプロピレングリコールメチルエーテルアセテートを開示している。US4,975,113(特許文献16)は、農薬組成物に使用するためのトリデカン酸2-メトキシエチルエステルを開示している。農薬組成物におけるヘキサデカン酸2-(2-メトキシ-エトキシル)エチルエステルの使用が、JP-H08157819A(特許文献17)に開示されている。JP20142018482A(特許文献18)およびJP6279804B1(特許文献19)は、それぞれ、殺菌および農薬組成物の成分として脂肪酸ポリオキシアルキレンアルキルエーテルを開示している。
US5,284,819(特許文献20)は、ペラルゴン酸のような脂肪酸のモノグリコールエステルの除草活性を開示している。
US6,503,869B1 US6,323,156B1 US6,608,003B2 GB2247621A WO01/50862A1 WO2015/004086A1 US6,383,585B1 US2013/0231247 WO2011/161133A2 US5,106,410 US5,035,741 JP2011001337A US2016/0102271 US2016/0168041A1 US8,946,122B2 US4,975,113 JP-H08157819A JP20142018482A JP6279804B1 US5,284,819
しかしながら、優れた除草性および/または乾燥剤効力を示し、先行技術の化合物の欠点に取り組んだ、改善された脂肪酸ベースの化合物を提供する必要性が依然として存在する。
今回、特定の脂肪酸(好ましくは末端キャップ化された)と、アルキレングリコールおよび/またはグリセロールモノ-、オリゴ-もしくはポリマーとのエステルが、従来技術化合物の問題を回避しながら、優れた除草活性を示すことが見出された。
従って、本発明は、式(I)の1種または複数の脂肪酸誘導体の、除草剤としての使用を提供する
Figure 0007399095000001
[式中、
は、直鎖状、分枝状、飽和または不飽和である、1~17個の炭素原子を含有する脂肪族基であり;
、R、R、R、R、Rは、独立して、水素、メチル、エチルまたはヒドロキシメチルであり;
m、nおよびpは、0~17の数であり、ただし、m+n+p≧1、好ましくは>1であり、m+n+p<18であり、ここで、
異なるモノマーは、統計的順序で、交互に、またはブロックコポリマーとして配置されることができ、そして、m、nおよびpは統計的混合状態であることができ;
Xは、独立して、共有結合またはヒドロキシメチレンであり;
は、水素、または直鎖状、分枝状、環状、飽和もしくは不飽和であり1~10個の炭素原子を含有する脂肪族基、置換もしくは非置換フェニルまたは置換もしくは非置換ベンジル、好ましくは直鎖状、分枝状、環状、飽和もしくは不飽和であり1~10個の炭素原子を含有する脂肪族基、置換もしくは非置換フェニルまたは置換もしくは非置換ベンジルである]。
本発明のさらなる実施態様では、式(I)の1種または複数の脂肪酸誘導体を望ましくない植生に施用するステップを含む、望ましくない植生もしくは植物成長を抑制/防除するための方法が提供される。
本発明のさらなる実施態様において、式(I)の1種または複数の脂肪酸誘導体を含む除草性組成物が提供される。
式(I)の脂肪酸誘導体は部分的には新規であり、部分的には公知である。従って、本発明のさらなる実施態様では、式(I)の脂肪酸誘導体が提供される
Figure 0007399095000002
[式中、
は、直鎖状、分枝状、飽和または不飽和である、1~17個の炭素原子を含有する脂肪族基であり;
、R、R、R、R、Rは、独立して、水素、メチル、エチルまたはヒドロキシメチルであり;
m、nおよびpは、0~17の数であり、ただし、m+n+p≧1であり、そしてm+n+p<18であり、ここで、
異なるモノマーは、統計的順序で、交互に、またはブロックコポリマーとして配置されることができ、そして、n、mおよびpは統計的混合状態であることができ;
Xは、独立して、共有結合またはヒドロキシメチレン基であり;
は、直鎖状、分枝状、環状、飽和または不飽和であり1~10個の炭素原子を含有する脂肪族基、置換もしくは非置換フェニルまたは置換もしくは非置換ベンジルである]。
本発明の好ましい実施態様において、式(I)の脂肪酸誘導体が提供される
Figure 0007399095000003
[式中、
は、直鎖状または分枝状であり5~13個の炭素原子を含有するアルキル基であり;
、Rは、独立して、水素、メチル、エチルまたはヒドロキシメチルであり、ただし、RおよびRのうちの一方は水素であり、他方は水素ではなく;
、Rは、水素であり;
m、nは、0~12の数であり、ただし、m+n>4かつm+n<12であり、ここで、
異なるモノマーは、統計的順序で、交互に、またはブロックコポリマーとして配置されることができ;
pは0であり、そして
はメチル基である]。
まとめると、本発明では、驚くべきことに、脂肪酸とアルキレングリコールまたはグリセロールモノ-、オリゴ-もしくはポリマーとの除草性エステルが安定であり、より低い皮膚および眼の刺激可能性を有すること、ならびにこれらの化合物が優れた接触型除草剤-および/または乾燥剤活性および改善された耐雨性を示すことが見出された。さらなる利点として、本発明の化合物(およびその希釈された水性組成物)は、施用後に、ペラルゴン酸のような脂肪酸を含有する製品またはアンモニアで中和された除草性脂肪酸製剤と比較して、はるかに揮発性が低く、不快な臭いがしないことが見出された。
本明細書で使用される場合に語句「除草剤」は、望ましくない植生の防除および/または植物成長の調節において活性を示す剤を植物成長調節剤(PGR)と定義する。同様に、本明細書において使用される場合に語句「除草性」は、望ましくない植生の防除および/または植物成長の調節において活性を示すことを意味する。
式(I)において、2個より多い炭素原子を有するアルキル基は、直鎖であってもまたは分枝状であってもよい。アルキル基は、例えば、メチル、エチル、n-もしくはイソプロピル、n-、イソ-、t-もしくは2-ブチル、ペンチル、ヘキシル、例えばn-ヘキシル、イソヘキシルおよび1,3-ジメチルブチルである。
置換基の性質および結合に依存して、式(I)の脂肪酸誘導体は立体異性体として存在し得る。例えば、1個または複数の不斉に置換された炭素原子が存在する場合、エナンチオマーおよびジアステレオマーが存在し得る。立体異性体は、通例の分離方法を使用して、例えば、クロマトグラフィー分離技術によって、調製から生じる混合物から得ることができる。光学活性出発物質および/または助剤を使用する立体選択的反応を使用することによって、立体異性体を選択的に調製することも可能である。本発明はまた、式(I)に包含されるが、具体的に定義されていない全ての立体異性体およびそれらの混合物にも関する。
は、好ましくは直鎖もしくは分枝状の、好ましくは直鎖の、(C-C17)-アルキル、直鎖もしくは分枝状の、好ましくは直鎖の、(C-C17)-アルケニルもしくはアルカジエニル、または直鎖もしくは分枝状の、好ましくは直鎖の、(C-C17)-アルキニル、より好ましくはアルキルである。
は、好ましくは、直鎖もしくは分枝状の、好ましくは直鎖の、(C-C10)-アルキル、直鎖もしくは分枝状の、好ましくは直鎖の、(C-C10)-アルケニルもしくはアルカジエニル、または直鎖、分岐状の、好ましくは直鎖の、(C-C17)-アルキニル、(C-C)-シクロアルキル、好ましくは(C-C)シクロアルキル、置換もしくは好ましくは非置換フェニル、または置換もしくは好ましくは非置換ベンジルであり、ここで、置換は、好ましくは、(C-C)-アルキル、(C-C)-アルコキシおよびハロゲンから選択される1個または複数の、好ましくは1または2個の基での置換を意味する。より好ましくは、Rは、アルキル、フェニルまたはベンジル、特にアルキルである。
式(I)の脂肪酸誘導体の好ましい実施態様において、Rは、5~15個の炭素原子、より好ましくは5~13個の炭素原子、特に7~11個の炭素原子を含み、好ましくは直鎖状または分岐状のアルキル、特に直鎖状のアルキルである。
さらなる好ましい実施態様では、Rはn-オクチルである。
さらなる好ましい実施態様では、Rは、1~10個の炭素原子、好ましくは1~5個の炭素原子、特に1~3個の炭素原子、特に1~3個の炭素原子を含有するアルキル基であり、直鎖状のアルキル基であることが好ましい。
さらなる好ましい態様において、Rはメチルである。
さらなる好ましい実施態様において、RはHであり、RはHである。
さらに好ましい実施態様において、Rはヒドロキシメチルである。
さらなる好ましい実施態様において、mは1~10、より好ましくは3~7の数である。
さらなる好ましい実施態様では、nは0であり、pは0である。
さらなる好ましい実施態様において、Rは7~9個の炭素原子を有する直鎖状アルキル基であり;RおよびRはHであり;nおよびpは0であり;mは>4、好ましくは≧5~≦9の数、好ましくは7であり、Rはメチル基である。
さらなる好ましい実施態様において、pは0であり、mおよびnは独立して0~12の数であり、ただし、m+n>4、より好ましくはm+n≧5、および<12、より好ましくは<9、特に≦7である。
本明細書で使用される用語「数」は、0または正の有理数を意味する。nおよびmは統計的値であり、従って、モノマー単位mおよびnは統計的混合状態であり得る。
は、5~15個、より好ましくは7~10個、特に8個の炭素原子を含有する脂肪族基、好ましくはアルキル基であり;
、R、R、R、R、Rは、Hまたはメチルであり、より好ましくはHであり;
mは、0~15、より好ましくは1~10、特に0~3の数であり;
nは、0~15、より好ましくは0~5、特に1~5の数であり;
pは、0~15、より好ましくは1~10、特に1~5の数であり;
ただし、m+n+pは≧1であり、m+n+pは<18、好ましくは<15であり;
Xは共有結合であり、そして
は、好ましくは1~4個の炭素原子を含む、脂肪族基、好ましくはアルキル基であり、ここで、プロピルおよびブチルは直鎖状または分枝状であってもよく、より好ましくはメチルである、
式(I)の化合物がさらに好ましい。
は、n-オクチルであり;
およびRはHであり;
はメチルであり;
mは、<4および>12の数であり、そして
nおよびpは、0である、
式(I)の脂肪酸誘導体がさらに好ましい。
は、n-オクチルであり;
およびRは、Hであり;
は、メチルであり;
mは、6であり、そして;
nおよびpは、0である、
式(I)の脂肪酸誘導体がさらに好ましい。
例に開示される式(I)の脂肪酸誘導体A1~A16が特に好ましい。
本発明によって望ましくない植生を防除するために使用される本発明の化合物は、好ましくは、除草活性を示し、1種の除草性脂肪酸および/または除草性脂肪酸の混合物であることができる脂肪酸に由来する。好ましく使用され得る脂肪酸のエステル(本明細書で定義されるような)には、2~18個の炭素原子を含むカルボン酸、特にカプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ウンデカン酸、10-ウンデセン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、オレイン酸およびそれらの混合物のエステルが含まれる。他の脂肪酸混合物、例えばダイズ脂肪酸およびヤシ油脂肪酸、ならびに他の天然に存在する脂肪酸混合物のエステルもまた、本発明で使用される脂肪酸成分を形成し得る。脂肪酸の例示的なエステルは、ペラルゴン酸またはC8/10またはC12/14のエステルである。最も好ましくは、ペラルゴン酸のエステルが本発明において使用される。
望ましくない植生を防除するために使用される本発明の化合物は、上記の脂肪酸と、アルキレングリコールまたはグリセロールの1以上18未満の繰り返し単位を有するアルキレングリコールまたはグリセロールモノ-、オリゴ-もしくはポリマーとのエステルである。好ましい実施態様において、アルキレングリコールまたはグリセロール繰り返し単位の数は1~15である。さらにより好ましい実施態様において、アルキレングリコールまたはグリセロール繰り返し単位の数は1~7である。特に好ましい実施態様において、アルキレングリコールまたはグリセロール繰り返し単位の数は3~7である。
アルキレングリコールは、エチレングリコール、1,2-プロピレングリコール、1,3-プロピレングリコール、1,2-ブチレングリコールおよび1,3-ブチレングリコールからなる群から選択される。好ましい実施態様において、アルキレングリコールは、エチレングリコールまたは1,2-プロピレングリコールである。さらにより好ましい実施態様では、アルキレングリコールはエチレングリコールである。
上記脂肪酸でエステル化されていないアルキレングリコールまたはグリセロールモノ-、オリゴ-もしくはポリマー鎖の末端基は、好ましくはエーテル基である末端官能基を有する。グリセロールモノ-、オリゴまたはポリマー鎖が使用される場合、残りのヒドロキシル基は、独立して、修飾されておらず、または好ましくはエーテル基に変換される。
前記エーテル基は、アルキレングリコールモノ-、オリゴ-またはポリマーと、1~10個の炭素原子を含む直鎖状、分枝状、環状、ベンジル型または芳香族アルコールとのエーテルである。好ましくは、前記アルコールは1~6個の炭素原子を含む。さらにより好ましくは、前記アルコールは1個の炭素原子を含む。
本発明の一実施態様では、本発明の化合物は、ペラルゴン酸と、デカン-1-オールまたはメタノール、好ましくはメタノールから誘導されるエーテル基で末端化されている、5または6個、好ましくは6個のエチレングリコール繰り返し単位を含むエチレングリコールオリゴマーとのエステルである。
別の実施態様において、本発明の化合物は、ペラルゴン酸と、ヘキサン-1-オールまたはメタノール、好ましくはメタノールから誘導されるエーテル基で末端化されている、3個のエチレングリコール繰り返し単位を含むエチレングリコールオリゴマーとのエステルである。
好ましい実施態様において、本発明の化合物は、ペラルゴン酸と、エチレングリコール繰り返し単位を含み、メタノールから誘導されたエーテル基で末端化されたエチレングリコールポリマーとのエステルである。
式(I)の脂肪酸誘導体は、例えばUS7,595,291B2(BASF SE、Esterified alkyl akloxylates used as low-foam surfactants)に記載されているように、当業者に公知の方法によって製造することができる。前記化合物は、通常、酸性触媒の存在下で、脂肪酸または脂肪酸エステルとそれぞれのアルコールアルコキシレートとを、水またはアルコールをそれぞれ除去することによって、縮合させることによって製造される。アルコールアルコキシレート誘導体は、適切な前駆体、例えばアルコールまたは/およびアルコキシル化アルコールを、アルコキシル化触媒の存在下でアルキレンオキシドと反応させることによって製造される。特に、NaOMe、KOMe、NaOH、KOH、アルカリ土類系触媒または二重金属シアン化物(DMC)触媒を使用することができる(例えば、SHELL OIL COMPANY-US2012/310004,2012,A1 Nonyl alcohols with a low degree of branching and their derivatives)。アルキレンオキシド鎖の組成は、単一の純粋なアルキレンオキシド(好ましくはエチレンオキシド、プロピレンオキシドまたはブチレンオキシドの群から選択される)であるか、またはアルキレンオキシドの二元もしくは三元混合物のコポリマーのいずれかであることができる。前記コポリマーは、統計的分布で、交互に、ブロックコポリマーまたはそれらの混合物として、配置されてよい。
同様の化学組成の化合物は、適切な挿入触媒の存在下で、カルボン酸エステルを1種または複数のアルキレンオキシドと反応させることによって実現することができる。前記エステルは、好ましくはメチルエステルであるが、これに限定はされない。具体的な手順は、例えば、Scholz H.J.,Stuehler H.,Quack J.,Schuler W.,Trautmann, M.(1988) Verfahrung zur Herstellung von Carbonsaeureestern von Alkylenglykolethern und deren Verwendung、DE3810793A1 (Hoechst)、Weerasooriya U, Robertson DT, Lin J, Leach BE, Aeschbacher CL, Sandoval TS (1995) Process for alkoxylation of esters and products produced therefrom、US 5,386,045、およびTanaka T, Imamaka T, Kaeaguchi T, Nagumo H (1997) Process for producing ester alkoxide compound and surfactant comprising ester alkoxylate compound、EP0783012に開示されている。
これらのおよび本発明のさらに別の化合物を調製する方法を詳細に記載している実施例欄における詳細な教示をさらに使用することができる。
本発明の化合物は、希釈されていない形態で、または例えば、溶液、エマルション、乳化性の濃厚物、噴霧可能な溶液、ゲル、ダスティング製品または顆粒として通例の製剤中で使用することができる。従って、本発明はまた、本発明の1種または複数の化合物を含む除草性組成物を提供する。好ましくは、本発明の組成物は、本発明による1種または複数の化合物および1種または複数の製剤化助剤を含む。
本発明の化合物は、生物学的および/または物理化学的パラメーターが要求される様々な方法で製剤化することができる。可能な製剤には、例えば、以下が含まれる:水溶液剤(soluble liquids)(SL)、エマルション(EW)、例えば水中油型エマルション、油中水型エマルション、マイクロエマルション(ME)、噴霧可能溶液(sprayable solutions)、懸濁剤(フロアブル)(suspension concentrates)(SC)、乳懸濁剤(sulspoemulsions)(SE)、他の油-、(ポリ)グリコール-、グリセロール-ベースの、任意選択的に水を含有する分散体、油性懸濁剤(oil-miscible solutions)(OF)、水和剤(wettable powders)(WP)、水溶剤(water-soluble powders)(SP)、濃厚水溶液(water-soluble concentrates)、乳剤(emulsifiable concentrates)(EC)、カプセル懸濁剤(CS)、粉剤(dusting products)(DP)、種子粉衣剤(seed-dressing products)、微粒剤(microgranules)の形態の粒剤(GR)、散布および土壌施用のための粒剤、マイクロカプセルの形態の粒剤(granles)(GR)、噴霧粒剤(spray granules)、コーティング粒剤(coated granules)および吸着粒剤(adsorption granules)、水和粒剤(water-dispersible granules)(WG)、顆粒水溶剤(water-soluble granules)(SG)、ULV製剤、マイクロカプセル剤およびワックス類。本発明の化合物はまた、多くの場合に、希釈されない純粋な製品またはready-to-useの調製物を含めたAlタイプとして使用することもできる。これらの個々のタイプの製剤は基本的に公知であり、例えば、Winnacker-Kuechler,“Chemische Technologie” [Chemical technology], Volume 7, C. Hanser Verlag Munich, 4th Ed. 1986, Wade van Walkenburg,“Pesticide Formulations”, Marcel Dekker, N.Y., 1973; K. Martens,“Spray Drying” Handbook, 3rd Ed. 1979, G. Goodwin Ltd. Londonに記載されている。通例の施用系とは別に、ドローンによる施用が可能である。
必要な製剤化助剤、例えば不活性材料、界面活性剤、溶媒およびさらに別の添加剤は同様に公知であり、例えば、例えばWatkins,“Handbook of Insecticide Dust Diluents and Carriers”, 2nd Ed., Darland Books, Caldwell N.J., H.v. Olphen, “Introduction to Clay Colloid Chemistry”; 2nd Ed., J.Wiley & Sons, N.Y.; C. Marsden,“Solvents Guide”; 2nd Ed., Interscience, N.Y.1963; McCutcheon’s “Detergents and Emulsifiers Annual”, MC Publ. Corp., Ridgewood N.J.; Sisley and Wood,“Encyclopedia of Surface Active Agents”, Chem. Publ. Co. Inc., N.Y. 1964, Schoenfeldt,“Grenzflaechenaktive Aethylenoxidaddukte”[Interface-active ethylene oxide adducts], Wiss. Verlagsgesell., Stuttgart 1976; Winnacker-Kuechler,“Chemische Technologie”, Volume 7, C. Hanser Verlag Munich, 4th Ed. 1986に記載されている。
本発明による組成物は、本発明の組成物が水に添加される場合に、エマルション、例えば水中油型エマルションの形成を可能にする1種または複数の適切な乳化剤成分をさらに含み得る。
好ましくは、前記乳化剤成分は、アルコキシル化アルコール類、エトキシル化アルコール類、エトプロポキシル化アルコール類、アルキルフェノールエトキシレート類、アルコキシル化トリスチリルフェノール類、アルコキシル化トリブチルフェノール類、アルキルアミンアルコキシレート類、エトキシル化植物油(それらの水素化物を含む)、エチレンオキシドとプロピレンオキシドのポリ付加物(例えば、ポリオキシエチレン-ポリオキシプロピレンブロックコポリマーおよびそれらの誘導体)、エトキシル化脂肪酸、非イオン性ポリマー系界面活性剤(例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリメタクリレート類およびそれらの誘導体)、ソルビタンエステル類およびそれらのエトキシレート類、ソルビトールエステル類、脂肪酸のプロピレングリコールエステル類、アルキルポリグリコシド類、グルカミド類およびポリグリセロールエステル類の群から選択される少なくとも1種の非イオン性界面活性剤である。
特に好ましい非イオン性界面活性剤の例は、エトキシル化アルコール類(例えば、Brij020-SO-(MV)、Croda)、エトプロポキシル化アルコール類(例えば、Agnique KE3551、BASF)、アルコキシル化トリスチリルフェノール類、エトキシル化トリスチリルフェノール類(例えば、Soprophor TS/16、Rhodia)、エトプロポキシル化トリスチリルフェノール類(例えば、Soprophor796/P、Rhodia)およびエトキシル化植物油(例えば、Tanemul(登録商標)KS、Tanatex Chemicals)、グルカミド類(Synergen GA、Clariant)である。
本発明による組成物はまた、-追加的な乳化剤成分として- 多価カチオン、例えばカルシウムの塩としてアニオン性界面活性剤を含み得る。このようなアニオン性界面活性剤の例は、アルキルアリールスルホネート類のカルシウム塩であるCALSOGEN(登録商標)4814(Clariant)、NANSA EVM 70/2E(Huntsmann)およびEmulsifier1371 A(Lanxess)である。
本発明の組成物は、1種または複数の有機溶媒をさらに含んでもよい。他の成分と組み合わせて、前記溶媒は、好ましくは均一であり、さらにより好ましくは、水中への希釈の際に良好な乳化特性を有する透明な組成物を与えるべきである。
適切な有機溶媒は、有機水不溶性もしくは水溶性溶媒の群から選択することができる。有機水不溶性溶媒は、好ましくは、芳香族炭化水素類、脂肪族炭化水素類、脂肪酸ジメチルアミド類、カルボン酸エステル類、アルコール類、ポリアルキレングリコール類、植物油のエステル類、グリセロールエステル油およびそれらの混合物からなる群から選択される。水溶性溶媒は、例えばアルコール類である。
芳香族および脂肪族炭化水素類、例えばヘキサン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレン、鉱油またはケロシンまたは置換ナフタレン類、モノ-およびポリアルキル化芳香族の混合物は、Solvesso(登録商標)、Shellsol(登録商標)、Petrol Spezial(登録商標)、Plurasolv(登録商標)およびExxsol(登録商標)の登録商標で市販されている。
本発明による非極性の水非混和性溶媒として使用され得る植物油のエステルは、概して、中鎖脂肪酸から、アルカノール類とのエステル化によって、または対応する植物油の好ましくはリパーゼの存在下でのエステル交換によって得ることができるアルキルエステルである。
グリセロールエステル油は、飽和もしくは不飽和脂肪酸とグリセロールとのエステルを意味すると理解されるべきである。モノ-、ジ-およびトリグリセリド類ならびにそれらの混合物が好適である。脂肪酸トリグリセリド類が好ましい。
本発明の組成物のための溶媒は、好ましくは、C-C20(好ましくはC-C18)飽和もしくは不飽和脂肪酸のC-Cアルキルエステル(好ましくはメチルエステル)またはそのようなエステルとC-C20-脂肪酸モノ-、ジ-および/またはトリグリセリド類との混合物からなる群から選択される。
そのようなエステルの市販調製物には、Witconol(登録商標)1095およびWitconol(登録商標)2309(植物油のメチルエステル、Witco Corporationから入手可能)、Emery 2219(58%オレイン酸メチル、24%ステアリン酸メチル、14%リノール酸メチル、4%パルミチン酸メチル)、Emerest2301(76%オレイン酸メチル、24%の他のC14-C18脂肪酸のメチルエステル)、Emery2270(70%ラウリン酸メチル、28%ミリスチン酸メチル、1%パリミチン酸メチル)、およびEmery 2209(55%カプリル酸メチル、40%カプリン酸メチル、3%カプロン酸メチル、2%ラウリン酸メチル)全てHenkel Corporation, Emery Groupから入手可能;StepanC25(カプリル酸メチル+カプリン酸メチル)、Stepan Companyから入手可能;KE-1870(オレイン酸メチル)およびCE-810(カプリル酸メチル+カプリン酸メチル),Proctor & Gamble Companyから入手可能、Priolube1400(オレイン酸メチル),Unichemaから入手可能;PAMAK W4(トール油脂肪酸),Hercules Inc.から入手可能;ACTINOL FAIおよびD30LR(トール油脂肪酸),Arizona Chemical Companyから入手可能;Kemester EX-1550(重合化トール油(polyoverized tall oil)のメチルエステル)、Kemester 3695(ダイマー酸のメチルエステル)、およびWitconol 2301オレイン酸メチル、全てWitco Corporationから入手可能;Agnique ME 18 RD-F,BASFから入手可能;およびSynative ES ME SU(ナタネ油脂肪酸のメチルエステル、メチルカノレートとしても知られる)BASFから入手可能、Sasolからのオクタノイルグリセリド/デカノイルグリセリド混合物Miglyol(登録商標)、が含まれる。
本発明の組成物において使用できる他の適切な有機溶媒は、水溶性であってよい。それらは、好ましくは、水溶性アルコール類、例えばグリセリン類およびプロピレングリコール、ポリアルキレングリコール類、アルキレンカーボネート類およびカルボン酸エステル類(例えばクエン酸エステル類、二塩基酸エステル類および乳酸エステル類)、アルキルピロリドン類(N-メチルピロリドン、N-ブチルピロリドン)、メチル-5-(ジメチルアミノ)-2-メチル-5-オキソペンタノエート(Rhodiasolv Polarclean)、DMSOおよびラクトン類からなる群から選択される。
本発明の組成物における任意の有機溶媒の含有量は、好ましくは0重量%~90重量%、より好ましくは5重量%~60重量%、最も好ましくは10重量%~50重量%である。
好ましい実施態様において、本発明の組成物は、有機溶媒を含まない。
本発明の除草性組成物は、概して、2~99.9重量%、特に2~99重量%の本発明の化合物を含有する。水和剤もしくは可溶性粉末において、活性化合物濃度は、例えば、約10~90重量%であり、残部~100重量%は通例の製剤化助剤からなる。乳剤の場合、活性化合物濃度は、約2~90重量%、好ましくは5~80重量%であり得る。ダストの形態の製剤は、2~60重量%の活性化合物、好ましくは通常5~40重量%の活性化合物を含み;噴霧可能溶液は約1~80重量%、好ましくは2~50重量%の活性化合物を含む。水和粒剤の場合、活性化合物含有量は、部分的に、活性化合物が液体または固体の形態で存在するか、およびどの顆粒化助剤、フィラー等が使用されるかに依存する。水和粒剤において、活性化合物の含有量は、例えば、2~95重量%、好ましくは10~80重量%である。
さらに、上記の活性化合物製剤は、任意選択的に、それぞれ通例の接着剤、湿潤剤、分散剤、乳化剤、相乗剤、浸透剤、防腐剤、不凍剤および溶媒、フィラー、キャリアーおよび染料、消泡剤、蒸発防止剤、ならびにpHおよび粘度に影響を及ぼす剤を含む。
これらの製剤をベースとして、他の農薬活性化合物、例えばさらに別の除草剤、殺虫剤、ダニ駆除剤、殺真菌剤との、およびまたセーフナー、肥料および/または成長調節剤との組み合わせ物を、例えば完成製剤の形態で、またはタンクミックスとして、製造することも可能である。
混合製剤またはタンクミックスにおいて本発明の組成物と組み合わせて使用できる成分は、例えば、例えばWeed Research 26, 441-445 (1986)または“The Pesticide Manual”, 17th edition, The British Crop Protection Council and the Royal Soc. of Chemistry, 2015に記載されるような公知の活性化合物、ならびに“Compendium of adjuvants for herbicides”(www.herbicide-adjuvants.com)に記載されるようなアジュバントである。
文献から公知であり、本発明の組成物と組み合わせることができる除草剤または植物成長調節剤として挙げることができる活性化合物の例は、以下の通りである:
アセトクロール(acetochlor)、アシベンゾラル(acibenzolar)、アシベンゾラル-S-メチル(acibenzolar-s-methyl)、アシフルオルフェン(acifluorfen)、アシフルオルフェンナトリウム(acifluorfen-sodium)、アクロニフェン(aclonifen)、アラクロール(alachlor)、アリドクロール(allidochlor)、アロキシジム(alloxydim)、アロキシジムナトリウム(alloxydim-sodium)、アメトリン(ametryn)、アミカルバソン(amicarbazone)、アミドクロール(amidochlor)、アミドスルフロン(amidosulfuron)、アミノピラリド(aminopyralid)、アミトロール(amitrole)、スルファミン酸アンモニウム(ammoniumsulfamat)、アンシミドール(ancymidol)、アニロホス(anilofos)、アシュラム(asulam)、アトラジン(atrazine)、アザフェニジン(azafenidin)、アジムスルフロン(azimsulfuron)、アジプロトリン(aziprotryn)、BAH-043、BAS-140H、BAS-693H、BAS-714H、BAS-762H、BAS-776H、BAS-800H、ベフルブタミド(beflubutamid)、ベナゾリン(benazolin)、ベナゾリンエチル(benazolin-ethyl)、ベンカルバゾン(bencarbazone)、ベンフルラリン(benfluralin)、ベンフレセート(benfuresate)、ベンスリド(bensulide)、ベンスルフロンメチル(bensulfuron-methyl)、ベンタゾン(bentazone)、ベンズフェンジゾン(benzfendizone)、ベンゾビシクロン(benzobicyclon)、ベンゾフェナップ(benzofenap)、ベンゾフルオル(benzofluor)、ベンゾイルプロップ(benzoylprop)、ビフェノックス(bifenox)、ビラナホス(bilanafos)、ビラナホスナトリウム(bilanafos-sodium)、ビスピリバック(bispyribac)、ビスピリバックナトリウム(bispyribac-sodium)、ブロマシル(bromacil)、ブロモブチド(bromobutide)、ブロモフェノキシム(bromofenoxim)、ブロモキシニル(bromoxynil)、ブロムロン(bromuron)、ブミナホス(buminafos)、ブソキシノン(busoxinone)、ブタクロール(butachlor)、ブタフェナシル(butafenacil)、ブタミホス(butamifos)、ブテナクロール(butenachlor)、ブトラリン(butralin)、ブトロキシジム(butroxydim)、ブチレート(butylate)、カフェンストロール(cafenstrole)、カルベタミド(carbetamide)、カルフェントラゾン(carfentrazone)、カルフェントラゾンエチル(carfentrazone-ethyl)、クロメトキシフェン(chlomethoxyfen)、クロランベン(chloramben)、クロラジホップ(chlorazifop)、クロラジホップブチル(chlorazifop-butyl)、クロルブロムロン(chlorbromuron)、クロルブファム(chlorbufam)、クロルフェナック(chlorfenac)、クロルフェナックナトリウム(chlorfenac-sodium)、クロルフェンプロップ(chlorfenprop)、クロルフルレノール(chlorflurenol)、クロルフルレノールメチル(chlorflurenol-methyl)、クロリダゾン(chloridazon)、クロリムロン(chlorimuron)、クロリムロンエチル(chlorimuron-ethyl)、クロルメクワットクロリド(chlormequat-chlorid)、クロルニトロフェン(chlomitrofen)、クロルフタリム(chlorophthalim)、クロルタルジメチル(chlorthal-dimethyl)、クロロトルロン(chlorotoluron)、クロルスルフロン(chlorsulfuron)、シニドン(cinidon)、シニドンエチル(cinidon-ethyl)、シンメチリン(cinmethylin)、シノスルフロン(cinosulfuron)、クレトジム(clethodim)、クロジナホップ(clodinafop)クロジナホッププロパルギル(clodinafop-propargyl)、クロフェンセット(clofencet)、クロマゾン(clomazone)、クロメプロップ(clomeprop)、クロプロップ(cloprop)、クロピラリド(clopyralid)、クロランスラム(cloransulam)、クロランスラムメチル(cloransulam-methyl)、クミルロン(cumyluron)、シアナミド(cyanamide)、シアナジン(cyanazine)、シクラニリド(cyclanilide)、シクロエート(cycloate)、シクロスルファムロン(cyclosulfamuron)、シクロキシジム(cycloxydim)、シクルロン(cycluron)、シハロホップ(cyhalofop)、シハロホップブチル(cyhalofop-butyl)、シペルコート(cyperquat)、シプラジン(cyprazine)、シプラゾール(cyprazole)、2,4-D、2,4-DB、ダイムロン(daimuron/dymron)、ダラポン(dalapon)、ダミノジッド(daminozide)、ダゾメット(dazomet)、n-デカノール(n-decanol)、デスメディファム(desmedipham)、デスメトリン(desmetryn)、デトシルピラゾレート(detosyl-pyrazolate:DTP)、ジアレート(diallate)、ジカンバ(dicamba)、ジクロベニル(dichlobenil)、ジクロルプロップ(dichlorprop)、ジクロルプロップP(dichlorprop-p)、ジクロホップ(diclofop)、ジクロホップメチル(diclofop-methyl)、ジクロホップPメチル(diclofop-p-methyl)、ジクロスラム(diclosulam)、ジエタチル(diethatyl)、ジエタチルエチル(diethatyl-ethyl)、ジフェノキスロン(difenoxuron)、ジフェンゾコート(difenzoquat)、ジフルフェニカン(diflufenican)、ジフルフェンゾピル(diflufenzopyr)、ジフルフェンゾピルナトリウム(diflufenzopyr-sodium)、ジメフロン(dimefuron)、ジケグラックナトリウム(dikegulac-sodium)、ジメフロン(dimefuron)、ジメピペレート(dimepiperate)、ジメタクロール(dimethachlor)、ジメタメトリン(dimethametryn)、ジメテナミド(dimethenamid)、ジメテナミドP(dimethenamid-p)、ジメチピン(dimethipin)、ジメトラスルフロン(dimetrasulfuron)、ジニトラミン(dinitramine)、ジノセブ(dinoseb)、ジノテルブ(dinoterb)、ジフェナミド(diphenamid)、ジプロペトリン(dipropetryn)、ジクワット(diquat)、ジクワットジブロミド(diquat-dibromide)、ジチオピル(dithiopyr)、ジウロン(diuron)、DNOC、エグリナジンエチル(eglinazine-ethyl)、エンドタール(endothal)、eptc、エスプロカルブ(esprocarb)、エタルフルラリン(ethalfluralin)、
エタメトスルフロンメチル(ethametsulfuron-methyl)、エテホン(ethephon)、エチジムロン(ethidimuron)、エチオジン(ethiozin)、エトフメセート(ethofirmesate)、エトキシフェン(ethoxyfen)、エトキシフェンエチル(ethoxyfen-ethyl)、エトキシスルフロン(ethoxysulfirron)、エトベンザニド(etobenzanid)、F-5331,e.N-[2-クロル-4-フルオル-5-[4-(3フルオルプロピル)-4,5-ジヒドロ-5-オキソ-lH-テトラゾール-l-イル]-フェニル]-エタンスルホンアミド、フェノプロップ(fenoprop)、フェノキサプロップ(fenoxaprop)、フェノキサプロップP(fenoxaprop-p)、フェノキサプロップエチル(fenoxaprop-ethyl)、フェノキサプロップPエチル(fenoxaprop-p-ethyl)、フェントラザミド(fentrazamide)、フェニュロン(fenuron)、フラムプロップ(flamprop)、フラムプロップ-m-イソプロピル(flamprop-m-isopropyl)、フラムプロップ-m-メチル(flamprop-m-methyl)、フラザスルフロン(flazasulfuron)、フロラスラム(florasulam)、フルアジホップ(fluazifop)、フルアジホップP(fluazifop-p)、フルアジホップブチル(fluazifop-butyl)、フルアジホップPブチル(fluazifop-p-butyl)、フルアゾレート(fluazolate)、フルカルバゾン(flucarbazone)、フルカルバゾンナトリウム(flucarbazone-sodium)、フルセトスルフロン(flucetosulfuron)、フルクロラリン(fluchloralin)、フルフェナセット(flufenacet)(チアフルアミド(thiafluamide))、フルフェンピル(flufenpyr)、フルフェンピルエチル(flufenpyr-ethyl)、フルメトラリン(flumetralin)、フルメツラム(flumetsulam)、フルミクロラック(flumiclorac)、フルミクロラックペンチル(flumiclorac-pentyl)、フルミオキサジン(flumioxazin)、フルミプロピン(flumipropyn)、フルオメツロン(fluometuron)、フルオロジフェン(fluorodifen)、フルオログリコフェン(fluoroglycofen)、フルオログリコフェンエチル(fluoroglycofen-ethyl)、フルポキサム(flupoxam)、フルプロパシル(flupropacil)、フルプロパネート(flupropanate)、フルピルスルフロン(flupyrsulfuron)、フルピルスルフロンメチルナトウム(flupyrsulfuron-methyl-sodium)、フルレノール(flurenol)、フルレノールブチル(flurenol-butyl)、フルリドン(fluridone)、フルロクロリドン(flurochloridone)、フルロキシピル(fluroxypyr)、フルロキシピルメプチル(fluroxypyr-meptyl)、フルルプリミドール(flurprimidol)、フルルタモン(flurtamone)、フルチアセット(fluthiacet)、フルチアセットメチル(fluthiacet-methyl)、フルチアミド(fluthiamide)、フォメサフェン(fomesafen)、フォラムスルフロン(foramsulfuron)、ホルクロルフェニュロン(forchlorfenuron)、フォサミン(fosamine)、フリロキシフェン(furyloxyfen)、ジベレリン酸(gibberellinic acid)、グルホシネート(glufosinate)、1-グルホシネート(1-glufosinate)、1-グルホシネートアンモニウム(1-glufosinate-ammonium)、グルホシネートアンモニウム(glufosinate-ammonium)、グリホサート(glyphosate)、グリホサートイソプロピルアンモニウム(glyphosate-isopropylammonium)、H-9201、ハロサフェン(halosafen)、ハロスルフロン(halosulfuron)、ハロスルフロンメチル(halosulfuron-methyl)、ハロキシホップ(haloxyfop)、ハロキシホップP(haloxyfop-p)、ハロキシホップエトキシエチル(haloxyfop-ethoxyethyl)、ハロキシホップPエトキシエチル(haloxyfop-p-ethoxy ethyl)、ハロキシホップメチル(haloxyfop-methyl)、ハロキシホップPメチル(haloxyfop-p-methyl)、ヘキサジノン(hexazinone)、hnpc-9908、HOK-201、HW-02、イマザメタベンズ(imazamethabenz)、イマザメタベンズメチル(imazamethabenz-methyl)、イマザモックス(imazamox)、イマザピク(imazapic)、イマザピル(imazapyr)、イマザキン(imazaquin)、イマゼタピル(imazethapyr)、イマゾスルフロン(imazosulfuron)、イマベンフィド(inabenfide)、インダノファン(indanofan)、インドール酢酸(indolacetic acid)(IAA)、4-インドール-3-イル-ブタン酸(IBA)、ヨードスルフロン(iodosulfuron)、ヨードスルフロンメチルナトリウム(iodosulfuron-methyl-sodium)、アイオキシニル(ioxynil)、イソカルバミド(isocarbamid)、イソプロパリン(isopropalin)、イソプロチュロン(isoproturon)、イソウロン(isouron)、イソキサベン(isoxaben)、イソキサクロルトール(isoxachlortole)、イソキサフルトール(isoxaflutole)、イソキサピリホップ(isoxapyrifop)、IDH-100、KUH-043、KUH-071、カルブチレート(karbutilate)、ケトスピラドックス(ketospiradox)、ラクトフェン(lactofen)、レナシル(lenacil)、リニュロン(linuron)、マレイン酸ヒドラジド(maleinic acid hydrazid)、MCPA、MCPB、MCPB-メチル、-エチルおよび-ナトリウム、メコプロップ(mecoprop)、メコプロップナトリウム(mecoprop-sodium)、メコプロップブトチル(mecoprop-butotyl)、メコプロップPブトチル(mecoprop-p-butotyl)、メコプロップPジメチルアンモニウム(mecoprop-p-dimethylammonium)、メコプロップーP-2-エチルヘキシル(mecoprop-p-2-ethylhexyl)、メコプロップPカリウム(mecoprop-p-kalium)、メフェナセット(mefenacet)、メフルイジド(mefluidide)、メピコートクロリド(mepiquat-chlorid)、メソスルフロン(mesosulfuron)、メソスルフロンメチル(mesosulfuron-methyl)、メソトリオン(mesotrione)、メタベンズチアズロン(methabenzthiazuron)、メタム(metam)、メタミホップ(metamifop)、メタミトロン(metamitron)、メタザクロール(metazachlor)、メタゾール(methazole)、メトキシフェノン(methoxyphenone)、メチルダイムロン(methyldymron)、1-メチル-シクロプロペン、メチルイソチオシアネート(methylisothiocyanat)、メトベンズロン(metobenzuron)、メトベンズロン(metobenzuron)、メトブロムロン(metobromuron)、メトラクロール(metolachlor)、S-メトラクロール(s-metolachlor)、メトスラム(metosulam)、メトクスロン(metoxuron)、メトリブジン(metribuzin)、メトスルフロン(metsulfuron)、メトスルフロンメチル(metsulfuron-methyl)、モリネート(molinate)、モナリッド(monalide)、モノカルバミド(monocarbamide)、硫酸二水素モノカルバミド(monocarbamide-dihydrogensulfat)、モノリニュロン(mono linuron)、モノスルフロン(monosulfuron)、モニュロン(monuron)、MT128、MT-5950、すなわちN-[3-クロル-4-(l-メチルエチル)-フェニル]-2-メチルペンタンアミド、NGGC-011、ナプロアニリド(naproanilide)、ナプロパミド(napropamide)、ナプタラム(naptalam)、NC-310、すなわち4-(2,4-ジクロロベンゾイル)-l-メチル-5-ベンジルオキシピラゾール、ネブロン(neburon)、ニコスルフロン(nicosulfuron)、ニピラクロフェン(nipyraclofen)、ニトラリン(nitralin)、ニトロフェン(nitrofen)、ニトロフェノラートナトリウム(異性体の混合物)、ニトロフルオルフェン(nitrofluorfen)、ノナン酸(nonanoic acid)、ノルフルラゾン(norflurazon)、オルベンカルブ(orbencarb)、オルソスルファムロン(orthosulfamuron)、オリザリン(oryzalin)、オキサジアルギル(oxadiargyl)、オキサジアゾン(oxadiazon)、オキサスルフロン(oxasulfuron)、
オキサジクロメホン(oxaziclomefone)、オキシフルオルフェン(oxyfluorfen)、パクロブトラゾール(paclobutrazol)、パラコート(paraquat)、パラコートジクロリド(paraquat-dichlorid)、ペラルゴン酸(pelargonic acid)(ノナン酸(nonanoic acid)),ペンディメタリン(pendimethalin)、ペンドラリン(pendralin)、ペノキススラム(penoxsulam)、ペンタノクロール(pentanochlor)、ペントキサゾン(pentoxazone)、ペルフルイドン(perfluidone)、ペトキサミド(pethoxamid)、フェニソファム(phenisopham)、フェンメディファム(phenmedipham)、フェンメディファムエチル(phenmedipham-ethyl)、ピクロラム(picloram)、ピコリナフェン(picolinafen)、ピノキサデン(pinoxaden)、ピペロホス(piperophos)、ピリフェノップ(pirifenop)、ピリフェノップブチル(pirifenop-butyl)、プレチラクロール(pretilachlor)、プリミスルフロン(primisulfuron)、プリミスルフロンメチル(primisulfuron-methyl)、プロベナゾール(probenazole)、プロフルアゾール(profluazol)、プロシアジン(procyazine)、プロジアミン(prodiamine)、プロフルラリン(prifluraline)、プロフォキシジム(profoxydim)、プロヘキサジオン(prohexadione)、プロヘキサジオンカルシウム(prohexadione-calcium)、プロヒドロジャスモン(prohydrojasmone)、プロメトン(prometon)、プロメトリン(prometryn)、プロパクロール(propachlor)、プロパニル(propanil)、プロパキザホップ(propaquizafop)、プロパジン(propazine)、プロファム(propham)、プロピソクロール(propisochlor)、プロポキシカルバゾン(propoxycarbazone)、プロポキシカルバゾンナトリウム(propoxycarbazone-sodium)、プロピザミド(propyzamide)、プロスルファリン(prosulfalin)、プルスルホカルブ(prosulfocarb)、プロスルフロン(prosulfuron)、プリナクロール(prynachlor)、ピラクロニル(pyraclonil)、ピラフルフェン(pyraflufen)、ピラフルフェンエチル(pyraflufen-ethyl)、ピラスルホトール(pyrasulfotole)、ピラゾリネート(pyrazolynate)(ピラゾレート(pyrazolate))、ピラゾスルフロンエチル(pyrazosulfuron-ethyl)、ピラゾキシフェン(pyrazoxyfen)、ピリバンベンズ(pyribambenz)、ピリバンベンズイソプロピル(pyribambenz-isopropyl)、ピリベンゾキシム(pyribenzoxim)、ピリブチカルブ(pyributicarb)、ピリダフォル(pyridafol)、ピリデート(pyridate)、ピリフタリド(pyriftalid)、ピリミノバック(pyriminobac)、ピリミノバックメチル(pyriminobac-methyl)、ピリミスルファン(pyrimisulfan)、ピリチオバック(pyrithiobac)、ピリチオバックナトリウム(pyrithiobac-sodium)、ピロキサスルホン(pyroxasulfone)、ピロキシスラム(pyroxsulam)、キンクロラック(quinclorac)、キンメラック(quinmerac)、キノクラミン(quinoclamine)、キザロホップ(quizalofop)、キザロホップエチル(quizalofop-ethyl)、キザロホップP(quizalofop-p)、キザロホップPエチル(quizalofop-p-ethyl)、キザロホップPテフリル(quizalofop-p-tefuryl)、リムスルフロン(rimsulfuron)、セクブメトン(secbumeton)、セトキシジム(sethoxydim)、シデュロン(siduron)、シマジン(simazine)、シメトリン(simetryn)、SN-106279、スルコトリオン(sulcotrione)、スルファレート(sulfallate)(cdec)、スルフェントラゾン(sulfentrazone)、スルフォメツロン(sulfometuron)、スルフォメツロンメチル(sulfometuron-methyl)、スルホサート(sulfosate)(グリホサート-トリメシウム(glyphosate-trimesium))、スルフォスルフロン(sulfosulfuron)、SYN-523、SYP-249、SYP-298、SYP-300、テブタム(tebutam)、テブチウロン(tebuthiuron)、テクナゼン(tecnazene)、テフリルトリオン(tefuryltrione)、テンボトリオン(tembotrione)、テプラロキシジム(tepraloxydim)、ターバシル(terbacil)、テルブカルブ(terbucarb)、テルブクロール(terbuchlor)、テルブメトン(terbumeton)、テルブチラジン(terbuthylazine)、テルブトリン(terbutryn)、th-547、テニルクロール(thenylchlor)、チフルザミド(thiafluamide)、チアザフルロン(thiazafluron)、チアゾピル(thiazopyr)、チジアジミン(thidiazimin)、チジアズロン(thidiazuron)、チエンカルバゾン(thiencarbazone)、チエンカルバゾンメチル(thiencarbazone-methyl)、チフェンスルフロン(thifensulfuron)、チフェンスルフロンメチル(thifensulfuron-methyl)、チオベンカルブ(thiobencarb)、チオカルバジル(tiocarbazil)、トプラメゾン(topramezone)、トラルコキシジム(tralkoxydim)、トリアレート(triallate)、トリアスルフロン(triasulfuron)、トリアジフラム(triaziflam)、トリアゾフェナミド(triazofenamide)、トリベニュロン(tribenuron)、トリベニュロンメチル(tribenuron-methyl)、トリクロロ酢酸(tea)、トリクロピル(triclopyr)、トリディファン(tridiphane)、トリエタジン(trietazine)、トリフロキシスルフロン(trifloxysulfuron)、トリフロキシスルフロンナトリウム(trifloxysulfuron-sodium)、トリフルラリン(trifluralin)、トリフルスルフロン(triflusulfuron)、トリフルスルフロンメチル(triflusulfuron-methyl)、トリメツロン(trimeturon)、トリネキサパック(trinexapac)、トリネキサパックエチル(trinexapac-ethyl)、トリトスルフロン(tritosulfuron)、トシトデフ(tsitodef)、ウニコナゾール(uniconazole)、ウニコナゾールP(uniconazole-p)、バーノレート(vemolate)、ZJ-0166、ZJ-0270、ZJ-0543およびZJ-0862。
一般名は、国際標準化機構(ISO)または化合物の化学名(適宜通例のコード番号とともに)に従って使用され、常に、全ての適用可能な形態、例えば酸、塩、エステル、または変態、例えば立体異性体および光学異性体のような異性体を含む。
本発明の化合物と組み合わせて使用するための好ましい除草剤は、以下から選択される1種または複数の除草剤である:
a)スルホニル尿素類およびスルホニルアミノカルボニル-トリアゾリノン類、
b)オーキシン類(合成およびエステル)、
c)アマニ油のような不揮発性植物油から、揮発性精油、例えばテルペン類、チョウジ油にわたる、植物油、
d)グリホセート、グルホシネート、
e)マレイン酸ヒドラジド、
f)Feキレート、
g)ベンズアミド類、
h)安息香酸、
i)ジニトロアニリン類、
j)ホスホロアミデート類、
k)ピリジン類、
l)アセトアミド類、クロロアセトアミド類およびオキシアセトアミド類、
m)長鎖脂肪酸阻害剤およびVLCFAの阻害剤、
n)テトラゾリノン類、
o)ベンゾフラン類、
p)ホスホロジチオエート類、
r)チオカルバメート類、および
s)天然PGR、例えばアブシジン酸、ジベレリン酸類、サイトカイニン類、天然オーキシン類およびエステル類、エチレン放出生成物。
好ましい実施態様において、本発明の1種または複数の化合物と組み合わせて使用される前記の1種または複数の除草剤は、1種または複数の土壌処理型除草剤である。
本発明による組成物は、経済的に重要な単子葉植物および双子葉植物の一年生有害植物の広いスペクトルに対して優れた除草性効力を有する。前記組成物は、根茎、台木および防除が困難な他の多年生器官から苗条を作り出す多年生有害植物に対してさえも効果的に作用する。
具体的な例は、本発明の組成物により防除できる単子葉および双子葉の雑草フローラのいくつかの代表例に関して言及することができるが、特定の種に限定する列挙ではない:
以下の属の単子葉有害植物:アエギロプス属(Aegilops)、カモジグサ属(Agropyron)、ヌカボ属(Agrostis)、スズメノテッポウ属(Alopecurus)、セイヨウヌカボ属(Apera)、カラスムギ属(Avena)、ビロードキビ属(Brachiaria)、スズメノチャヒキ属(Bromus)、クリノイガ属(Cenchrus)、ツユクサ属(Commelina)、ギョウギシバ属(Cynodon)、カヤツリグサ属(Cyperus)、タツノツメガヤ属(Dactyloctenium)、メヒシバ属(Digitaria)、ヒエ属(Echinochloa)、ハリイ属(Eleocharis)、オヒシバ属(Eleusine)、スズメガヤ属(Eragrostis)、ナルコビエ属(Eriochloa)、ウシノケグサ属(Festuca)、テンツキ属(Fimbristylis)、アメリカコナギ属(Eteranthera)、チガヤ属(Imperata)、カモノハシ属(Ischaemum)、アゼガヤ属(Leptochloa)、ドクムギ属(Folium)、ミズアオイ属(Monochoria)、キビ属(Panicum)、スズメノヒエ属(Paspalum)、クサヨシ属(Phalaris)、アワガエリ属(Phleum)、イチゴツナギ属(Poa)、ツノアイアシ属(Rottboellia)、オモダカ属(Sagittaria)、ホタルイ属(Scirpus)、エノコログサ属(Setaria)、モロコシ属(Sorghum)。
以下の属の双子葉植物の雑草:イチビ属(Abutilon)、ヒユ属(Amaranthus)、ブタクサ属(Ambrosia)、アノダ属(Anoda)、カミツレ属(Anthemis)、アファネス属(Aphanes)、ヨモギ属(Artemisia)、ハマアカザ属(Atriplex)、ヒナギク属(Beilis)、センダングサ属(Bidens)、ナズナ属(Capsella)、ヒレアザミ属(Carduus)、カワラケツメイ属(Cassia)、ヤグルマギク属(Centaurea)、アカザ属(Chenopodium)、アザミ属(Cirsium)、セイヨウヒルガオ属(Convolvulus)、イズハハコ属(Conyza)、チョウセンアサガオ属(Datura)、ヌスビトハギ属(Desmodium)、エメキス属(Emex)、ムカシヨモギ属(Erigeron)、エゾスズシロ属(Erysimum)、トウダイグサ属(Euphorbia)、チシマオドリコソウ属(Galeopsis)、コゴメギク属(Galinsoga)、ヤエムグラ属(Galium)、フヨウ属(Hibiscus)、サツマイモ属(Ipomoea)、ホウキギ属(Kochia)、オドリコソウ属(Lamium)、マメグンバイナズナ属(Lepidium)、アゼトウガラシ属(Lindernia)、シカギク属(Matricaria)、ハッカ属(Mentha)、ヤマアイ属(Mercurialis)、ザクロソウ属(Mullugo)、ワスレナグサ属(Myosotis)、ケシ属(Papaver)、アサガオ属(Pharbitis)、オオバコ属(Plantago)、タデ属(Polygonum)、スベリヒユ属(Portulaca)、キンポウゲ属(Ranunculus)、ダイコン属(Raphanus)、イヌガラシ属(Rorippa)、キカシグサ属(Rotala)、ギシギシ属(Rumex)、オカヒジキ属(Salsola)、キオン属(Senecio)、セスバニア属(Sesbania)、キンゴジカ属(Sida)、シロガラシ属(Sinapis)、ナス属(Solanum)、ノゲシ属(Sonchus)、ナガボノウルシ属(Sphenoclea)、ハコベ属(Stellaria)、タンポポ属(Taraxacum)、グンバイナズナ属(Thlaspi)、シャジクソウ属(Trifolium)、ハリエニシダ属(Ulex)、イラクサ属(Urtica)、クワガタソウ属(Veronica)、スミレ属(Viola)、オナモミ属(Xanthium)。
本発明の化合物はまた、トクサ(horsetail(equisetum))またはワラビ(bracken)のようなシダ植物(Teridophyta)門から選択される雑草に対して有効である。
本発明の組成物はまたコケに対しても有効である。具体的な例は、本発明の組成物により防除できるコケ類のいくつかの代表例に関して言及することができるが、特定の種に限定する列挙ではない:ウマスギゴケ(Polytrichum commune)、ヘラハネジレゴケ(Tortula muralis)、ハイヒバゴケ(Hypnum cypressiforme)、コツボギボウシゴケ(Grimmia pulvinata)、ヤリノホゴケ(Calliergonella cuspidate)、ヒョウノオゴケ(Pseudoscleropodium purum)、ヒロハノフサゴケ(Brachythecium rutabulum)、オオフサゴケ(Rhytidiadelphus triquetrus)およびコフサゴケ(Rhytidiadelphus squarrosus)。
本発明の化合物はまた、コンクリート、レンガ舗装、パティオ類、小道類、フェンス類、物置類、温室および温室のガラスを含む全ての種類の硬質表面からの、緑藻類、地衣類、かびおよび真菌の染みの除去のために有効なものとして使用することもできる。
本発明の化合物は特に、焼き払い(burn-down)用途に有用である。
本発明の組成物は、それらの除草性および植物成長調節特性によって、遺伝的に改変された植物または通例の突然変異誘発により改変された植物の作物において、有害植物を防除するために使用できる。概して、形質転換植物は、特に有利な特性によって、例えば特定の殺虫剤、主に特定の除草剤に対する耐性、植物の病気に対するもしくは植物の病気の原因生物(例えば特定の昆虫または微生物、例えば真菌、細菌もしくはウイルス)に対する耐性によって区別される。他の特定の特性は、例えば、量、質、保管性、組成および特定の成分に関して、収穫される原料に関連する。例えば、デンプン含有量が増加したもしくはデンプンの質が変化した形質転換植物、または収穫原料が異なる脂肪酸組成を有する形質転換植物が知られている。
形質転換作物における適切な使用のために、目下当業者は、適切な使用用量を決定し得、これは作物、目的の雑草、および気象条件等によって変わり得る。将来的な育種プログラムは、ペラルゴン酸に対する耐性を有する生殖質を有する形質転換作物の開発をもたらすかもしれない。
本発明の組成物は、改変なしで利用してよく、または水で希釈して溶液もしくはエマルションを得、雑草に施用してよい。
製品としては、本発明の組成物は、濃縮された形態である一方でエンドユーザーは一般に希釈された組成物を使用するが、濃厚物としての使用も可能である。前記組成物は、除草性エステルの1.0~20%、より好ましくは1~10%、最も好ましくは除草性エステルの3~10%に至る濃度に希釈してよい。用量は、通常、約5~200kg a.i./ha、好ましくは5~100kg a.i./ha、最も好ましくは5~50kg a.i./haの範囲である。
当業者であれば、作物、対象の雑草、および天候条件などによって変化し得る適切な適用用量を決定できる。
従って、本発明はまた、好ましくは植物の作物において、望ましくない植生を防除する方法であって、本発明の1種または複数の化合物が、植物(例えば、有害な植物、例えば単子葉もしくは双子葉植物の雑草または望ましくない作物植物)に、種子(例えば、穀物、種子、または植生の胎芽、例えば塊茎または芽を有する苗条部分)に、または植物が生える領域(例えば、耕作中の領域)に施用される方法を提供する。これに関連して、本発明による化合物は、例えば、出芽後、出芽前または播種前に、施用することができる(適切な場合、土壌中に組み入れることによっても)。
従って、本発明はまた、本発明の1種または複数の化合物を施用することによって、果樹園における腋芽抑制、乾燥および落葉、化学的剪定、例えば摘花(flower(blossom) thinning)用途のための、および観賞用植物および野菜における摘心のための方法を提供する。
本発明のより明確な理解のために、具体的な例を以下に示す。これらの例は単なる例示であり、本発明の範囲および基礎となる原理をいかなる形でも限定するものとして理解されるべきではない。実際、本明細書に示され、記載されたものに加えて種々の改変が、以下の例および前述の記載から当業者には明らかとなるであろう。そのような改変はまた、添付の特許請求の範囲内に含まれることが意図される。
例:
以下に述べるパーセントは特に明記しない限り、重量パーセント(重量%)である。
使用した原材料は以下の通りである:
Vorox
市販のペラルゴン酸除草剤製剤,Compo

脱イオン水または水道水
MCPA
MCPAオーキシン除草剤 >99%純度,Sigma aldrich
ジカンバ
ジカンバ・オーキシン除草剤 >98%純度,Schirm
ペラルゴン酸
ペラルゴン酸 >99%純度,Novamont
Genagen PA
ノナノイルジメチルアミド(Nonanoy dimethyl amide)溶媒、クラリアント
Emulsogen EL 400
ヒマシ油エトキシレート,Clariant
Hostaphat 1306
アルコールエトキシレートのリン酸エステル, Clariant
Aclonifen
アクロニフェン土壌処理型除草剤, Sigma Aldrich
アブシジン酸
アブシジン酸植物成長調節剤,Sigma Aldrich
ジフルフェニカン
フェノキシニコチンアニリド 土壌処理型除草剤,Sigma Aldrich
フルフェナセット
オキシアセトアミド土壌処理型除草剤,Sigma Aldrich
クロキントセット-メキシル
Safener,Sigma Aldrich
例1:本発明の脂肪酸化合物の製造
本発明の化合物を表1に列挙する。全ての試験物質は液体であり、このことにより、それらは取り扱いが容易であり、注ぐことが可能である。
Figure 0007399095000004
アルコールエトキシレートエステル(A1~A16)の合成のための一般的な手順
アルコールエトキシレートは、(例えば、US2012/310004)に記載されるように、標準的なアルコキシル化手順に従って合成した。ディーン・スターク・ヘッドを備えたフラスコにおいて、アルコールエトキシレートまたはグリセロールをそれぞれのカルボン酸と化学量論的混合物で混合し、触媒量の硫酸を添加し、混合物を一定の窒素流下で撹拌しながら200℃まで加熱した。反応の進行を、水分離および酸価によって追跡した。最終生成物をNMR分光法および滴定法によって特性分析した。
本発明によらない(ポリ)アルコール脂肪酸ジエステル(A17、A18)の合成のための一般的な手順
ディーン・スターク・ヘッドを備えたフラスコにおいて、カルボン酸アルコキシレートおよびそれぞれのカルボン酸を1:1の化学量論比で混合した。触媒量の硫酸を添加し、混合物を一定の窒素流下で撹拌しながら200℃まで加熱した。反応の進行を、水分離および酸価滴定によってモニターした。最終生成物をNMR分光法および滴定法によって特性分析した。
例2:ペラルゴン酸6EOエステルメチルエーテル(A1)を用いた製剤
当該製剤を、表2に列挙された異なる成分を混合して均一な溶液を得ることにより製造した。
Figure 0007399095000005
全ての場合において透明な液体製剤が得られ、これらは保管時に数週間にわたって安定であった。多くの場合、例えばB3~B12において、本発明の化合物は、活性成分のための良好な可溶化剤として作用し、これらは、他の活性成分との共製剤の製造を容易にする。
例3:スプレー液の製造
本発明の化合物を使用して、関連する使用濃度でスプレー液を製造した。これらのスプレー液は、種々の試験物質を水中で混合することによって製造され、当該スプレー液の外観および安定性を24時間後に評価した。
Figure 0007399095000006
本発明の化合物は、安定なスプレー液を得るために、追加的な添加剤または製剤化助剤を必要とせずに、100%の物質として使用することができる。それらは、水溶性であって、透明な均一のスプレー液を形成するか、あるいは、スプレー液中で自己乳化し、24時間にわたって安定な濁った均一のエマルションを形成するかのいずれかである。対照的に、同様の量のペラルゴン酸を含むスプレー液は、直ちに相分離する。安定なスプレー液は、それらが、市販の標準であるVoroxにおけるような適切な乳化剤および他の製剤化助剤を用いて製剤化される場合にのみ、ペラルゴン酸で達成され得る。従って、製剤化された製品は常に、100%よりはるかに低いペラルゴン酸の活性物質含有量を含む(例えば、Voroxは、25%のペラルゴン酸含有量を呈する)。
例3:除草活性を試験するための温室試験の結果
以下に記載されるように、標準的な出芽後除草剤施用手順を使用して、表1および2に列挙される本発明の化合物および製剤、ならびに参照物質を施用した。
単子葉および双子葉の有害植物、例えばイチビ(Abutilon theophrasti(ABUTH))、ノスズメテッポウ(Alopecurus myosuroides(ALOMY))、アオゲイトウ(Amaranthus retroflexus(AMARE))、オニメヒシバ(Digitaria Sanguinalis(DIGSA))、ヒメムカシヨモギ(Erigeron canadensis(ERICA))、ホソムギ(Lolium perenne(LOLPE))、イヌホオズキ(Solanun nigrum(SOLNI))、マキバスミレ(Viola arvensis(VIOAR))の種子を、18cmのポットに播種した。前記植物を、制御環境条件および地下灌漑下で、温室中においた。出芽の約1週間後、均一な試験ポットシリーズを作製するために、必要に応じて苗(苗木)の間引き(不健康なもしくは異常な植物の除去を含む)を行った。
試験の期間中、植物は温室で維持し、それらはそこで昼/夜あたり平均70μmol m-2-1の光を受けた。温度は、平均で、日中は約24℃、夜間は約20℃である。適切な土壌水分レベルを確保するために、試験の間中、植物の地下灌漑を行った。
ランダム化実験デザインにおいて異なる処理にポットを割り当てた。参照としてポット1セットを未処理のままにし、これに対して処理の効果を後に評価できた。CheckTecによって設計されたスプレーキャビンモデルSPK B CT02において、以下のパラメーターを使用して、試験する製剤の施用を行った:
- ノズル Lechler LU-120-08、1000L/ha、3bars、0,56m/s
- ノズル Lechler LU-120-06、500L/ha、3bars、0,7m/s.
植物からのノズルの距離は50~53cmsであった。
処理後、ポットを、評価の準備ができるまで(処理後6時間(6HAT)、処理後1日(1DAT)および治療後2日(2DAT))温室に戻した。
除草効果の評価のために、試験における全ての植物を、一人の技術者によって試験し、前記技術者がパーセント防除、未処理植物との比較による各処理の有効性の視覚的測定を記録した。0%の防除は効果がないことを示し、100%の防除は、全ての植物が完全に死んでいることを示す。報告された防除値(%)は、各処理の全ての反復試験についての平均を表す。
Figure 0007399095000007
本発明による試験物質、例えば、上記表1~2からの化合物A1、A2、A3、A4、A5、A6、A7、A8、A9、A10、A11、A12、A13、A14、A15、A16および製剤B1、B2、B3、B4、B5、B6、ならびに標準としてのペラルゴン酸ならびに市販の製剤Voroxは、1ヘクタールあたり500~1000リットルの噴霧体積において1ヘクタールあたり5~20%w/vの施用物質という施用量で、散播葉面法(broadcast foliar method)により施用すると、複数の有害植物に対して、特にABUTH、ALOMY、AMARE、ERICA、DIGSA、LOLPE、SOLNIおよびVIOARからなる群から選択される1、2、3、4、5、6、7または全ての有害植物に対して、中等度に有効~高度に有効な除草活性を示す。
さらに、本発明による試験物質、例えば、上記表1~2からの化合物A1およびA4、および製剤B1、B2、B3、B4、B5、B6、ならびにまた市販の製剤Voroxは、1ヘクタールあたり500~1000リットルの噴霧体積において1ヘクタールあたり5~20%w/vの施用物質という施用量で、散播葉面法により施用すると、上記の有害植物のうちのいくつか、特に3種または4種以上に対して、「高度に有効」な除草活性を示す。
概して、本発明による化合物は、ALOMY、AMARE、DIGSA、SOLNIおよびVIOARの群から選択されるいくつかの有害な植物に対して、出芽後施用法において、標準的な製品と特に類似のまたはより良好な除草活性を示した。
例4:揮発性測定
噴霧堆積物からの試験物質の揮発性を時間依存的に測定した。全ての測定は、施与溶液中50g/Lという試験物質濃度を用いて行った。参照用ペラルゴン酸を30g/Lの濃度で使用し、市販の標準であるVoroxを130g/Lの濃度で施与した。次いで、500μgの試験物質に相当するスプレー液の10μlのpH滴体積を、2つの異なる基材上に施与した。不活性な湿潤性合成基材および非透過性の葉のクチクラを基材として使用した。基材、処理および時間あたりそれぞれ3~5回繰り返した。滴下水の蒸発後、基材の重量を測定して初期重量を得、該基材を30m/hという所定の吸気排出容量を有する密閉箱下に置いた。4時間、24時間および48時間のうちの所望の測定時間の後に、基材の重量を測定して試験物質の残留重量を得ることによって、揮発性を決定した。残留した試験物質の割合(%)は、試験物質の初期重量と比較した残留試験物質の比によって得られる。揮発した量は、最初に施与した量から残留した試験物質を減じることによって計算した。試験物質の揮発した割合(%)は、試験物質の初期重量と比較した揮発した試験物質の比によって得られる。試験物質なしの基材は、環境条件、例えば湿度の変化を考慮するための参照として使用される。使用した濃度は、約3%のペラルゴン酸当量を基準とする。
Figure 0007399095000008
Figure 0007399095000009
本発明の化合物の揮発性は、両方の測定された基材に関して、ペラルゴン酸および市販の標準製品Voroxと比較して、中性pHでのデータと比較した場合でさえも、劇的に減少する。
本発明の化合物のより低い揮発性はまた、ペラルゴン酸および市販の基準製品Voroxと比較して、臭いの減少をもたらす。
例5:果樹園における摘花のための、試験植物成長調節活性に関する結果
温室において、およびまた圃場試験において、果樹に、温室内での予想される完全な開花の数日前に、物質A1(ペラルゴン酸6EOエステルメチルエーテル)を噴霧して、果実生産を増加させるために使用される摘花を試験した。本発明の方法が広範囲の果樹および品種、例えば、ふじ、つがる、スターキングデリシャス、ジョナゴールド、陸奥、王林、紅玉、あさひ、千秋、レッドデリシャス、ゴールデンデリシャス、グラニースミス、ジョナサン ローマビューティー、イエローニュートン、ボールドウィン、コートランド、グライムスおよびマッキントッシュのリンゴの木に適用可能であることを実証するために、各試験のために種々の果樹および品種が選択された。
プロット(圃場試験では1プロットあたり3樹木;温室では1プロットあたり1樹木)をランダム化実験デザインにおいて異なる処理に割り当てた。参照として1プロットを未処理のままにし、これに対して処理の効果を後に評価できた。
試験物質A1を1~10%の範囲で水に希釈し、噴霧溶液をリンゴの木あたり約2~約15リットルの量で噴霧した(高さ:約2~2.5m、幅:約1~1.5m)。施用は、SOLO(登録商標)Kleinmotoren GmbHにより製造された高圧パワーバックパック噴霧器を用いて行われた。
処理された樹木を、摘花効果に関して評価し、また化学的損傷による望ましくない効果、例えば葉の褐変、葉の奇形等に関しても評価した。
処理後に評価すると、試験物質A1は、樹木を著しく傷つけることなく、葉および枝への大きな損傷を避けて、花の除去をもたらすかまたは花の生殖部分を妨げることにより摘花剤としての優れた結果を示した。
なお、本願は、特許請求の範囲に記載の発明に関するものであるが、他の態様として以下も包含し得る。
1.式(I)の1種または複数の脂肪酸誘導体の、除草剤としての使用
Figure 0007399095000010
[式中、
は、直鎖状、分枝状、飽和または不飽和である、1~17個の炭素原子を含有する脂肪族基であり;
、R 、R 、R 、R 、R は、独立して、水素、メチル、エチルまたはヒドロキシメチルであり;
m、nおよびpは、0~17の数であり、ただし、m+n+p≧1かつm+n+p<18であり、ここで、
上記の異なるモノマーは、統計的順序で、交互に、またはブロックコポリマーとして配置されることができ、そして、m、nおよびpは統計的混合状態であることができ;
Xは、独立して、共有結合またはヒドロキシメチレンであり;
は、直鎖状、分枝状、環状、飽和もしくは不飽和であり1~10個の炭素原子を含有する脂肪族基、置換もしくは非置換フェニルまたは置換もしくは非置換ベンジルである]。
2.R が5~15個の炭素原子を含む、上記1に記載の使用。
3.R がn-オクチルである、上記1または2に記載の使用。
4.R が1~10個の炭素原子を含有するアルキル基である、上記1~3のいずれか1つに記載の使用。
5.R がメチルである、上記1~4のいずれか1つに記載の使用。
6.nが0であり、pが0である、上記1~5のいずれか1つに記載の使用。
7.R がHであり、R がHである、上記6に記載の使用。
8.mが1~10の数である、上記6に記載の使用。
9.mが3~7の数である、上記6に記載の使用。
10.上記1~9のいずれか1つに記載の式(I)の1種または複数の脂肪酸誘導体を望ましくない植生に施用するステップを含む、望ましくない植生を防除するための方法。
11.上記1~9のいずれか1つに記載の式(I)の1種または複数の脂肪酸誘導体を植物に施用するステップを含む、植物の成長を抑制するための方法。
12.上記1~9のいずれか1つに記載の式(I)の1種または複数の脂肪酸誘導体を含む除草性組成物であって、該組成物が有機溶媒を含まない、除草性組成物。
13.式(I)の脂肪酸誘導体
Figure 0007399095000011
[式中、
は、直鎖状または分枝状であり5~13個の炭素原子を含有するアルキル基であり;
、R は、独立して、水素、メチル、エチルまたはヒドロキシメチルであり、ただし、R およびR のうちの一方は水素であり、かつ他方は水素ではなく;
、R は、水素であり;
m、nは、0~12の数であり、ただし、m+n>4かつm+n<18であり、ここで、上記の異なるモノマーは、統計的順序で、交互に、またはブロックコポリマーとして配置されることができ;
pは0であり、そして
はメチル基である]、
14.R が、n-オクチルであり;
およびR が、Hであり;
が、メチルであり;
mが、<4および>12の数であり、そして
nおよびpが、0である、
上記13に記載の脂肪酸誘導体。
15.式(I)の脂肪酸誘導体
Figure 0007399095000012
[式中、
は、n-オクチルであり;
およびR は、Hであり;
は、メチルであり;
mは、6であり、そして;
nおよびpは、0である]。

Claims (14)

  1. 式(I)の1種または複数の脂肪酸誘導体の、除草剤としての使用
    Figure 0007399095000013
    [式中、
    は、直鎖状または分枝状でかつ、飽和または不飽和である、5~15個の炭素原子を含有する脂肪族基であり;
    、R、R、R、R、Rは、独立して、水素、メチルまたはエチルであり
    m、nおよびpは、0~17の数であり、ただし、m+n+p≧1かつm+n+p<18であり、ここで、
    上記の異なるモノマーは、統計的順序で、交互に、またはブロックコポリマーとして配置され、そして、m、nおよびpは統計的混合状態であり
    Xは、独立して、共有結合であり;
    は、直鎖状もしくは分枝状でかつ、飽和もしくは不飽和であり1~10個の炭素原子を含有する脂肪族基である]。
  2. がn-オクチルである、請求項に記載の使用。
  3. が1~10個の炭素原子を含有するアルキル基である、請求項1または2に記載の使用。
  4. がメチルである、請求項1~のいずれか1つに記載の使用。
  5. nが0であり、pが0である、請求項1~のいずれか1つに記載の使用。
  6. がHであり、RがHである、請求項に記載の使用。
  7. mが1~10の数である、請求項に記載の使用。
  8. mが3~7の数である、請求項に記載の使用。
  9. 請求項1~のいずれか1つに記載の式(I)の1種または複数の脂肪酸誘導体を望ましくない植生に施用するステップを含む、望ましくない植生を防除するための方法。
  10. 請求項1~のいずれか1つに記載の式(I)の1種または複数の脂肪酸誘導体を植物に施用するステップを含む、植物の成長を抑制するための方法。
  11. 請求項1~のいずれか1つに記載の式(I)の1種または複数の脂肪酸誘導体を除草活性成分として含む除草性組成物であって、該組成物が有機溶媒を含まない、除草性組成物。
  12. 式(I)の脂肪酸誘導体
    Figure 0007399095000014
    [式中、
    は、直鎖状または分枝状であり5~13個の炭素原子を含有するアルキル基であり;
    、R は、独立して、水素、メチルまたはエチルあり、ただし、R およびR のうちの一方は水素であり、かつ他方は水素ではなく;
    、R 、R およびR は、水素であり;
    m、nおよびpは、0~17の数であり、ただし、m+n+p≧1かつm+n+p<18であり、ここで、
    上記の異なるモノマーは、統計的順序で、交互に、またはブロックコポリマーとして配置され、そして、m、nおよびpは統計的混合状態であり;
    Xは、独立して、共有結合であり;
    はメチル基である]
    であって、
    mは、0~15の数であり;
    nは、1~5の数であり;および
    pは、1~5の数であることを特徴とする、
    前記脂肪酸誘導体
  13. が、直鎖状または分枝状であり7~11個の炭素原子を含有するアルキル基である、請求項12に記載の脂肪酸誘導体。
  14. 式(I)の脂肪酸誘導体
    Figure 0007399095000015
    [式中、
    は、直鎖状C7アルキルと直鎖状C9アルキルとの混合であり;
    、R は、独立して、水素、メチルまたはエチルであり、ただし、R およびR のうちの一方は水素であり、かつ他方は水素ではなく;
    、R 、R およびR は、水素であり;
    m、nおよびpは、0~17の数であり、ただし、m+n+p≧1かつm+n+p<18であり、ここで、
    上記の異なるモノマーは、統計的順序で、交互に、またはブロックコポリマーとして配置され、そして、m、nおよびpは統計的混合状態であり;
    Xは、独立して、共有結合であり;
    はメチル基である]。
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