JP7398405B2 - 立軸ポンプ - Google Patents
立軸ポンプ Download PDFInfo
- Publication number
- JP7398405B2 JP7398405B2 JP2021062576A JP2021062576A JP7398405B2 JP 7398405 B2 JP7398405 B2 JP 7398405B2 JP 2021062576 A JP2021062576 A JP 2021062576A JP 2021062576 A JP2021062576 A JP 2021062576A JP 7398405 B2 JP7398405 B2 JP 7398405B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- raw water
- main shaft
- vertical shaft
- pump
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 129
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 7
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 5
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 5
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 4
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 2
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000013049 sediment Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
従来の特許文献1及び2に記載の技術では、旋回流による吸込渦対策として渦流防止壁などの土木構造物を吸水槽に設ける必要があり、建設費用が高額になって高コストになってしまう問題があった。また、渦流防止壁の形状は、水槽試験などで形状を検討する必要があり、吸水槽毎に形状を設定する必要があった。
すなわち、この立軸ポンプでは、ケーシング内に設けられケーシング内で吸い上げられる原水の一部からゴミ又は泥を除去するフィルタと、フィルタを通過した原水を下方噴出管に送る噴流用流路とを備えているので、フィルタによりゴミ等が除去された原水を噴流用流路を介して下方噴出管から吸水口下方に排出することで、ゴミ等を吸水槽等に戻さずに済むと共に噴流用流路の詰まりを防止することができる。
すなわち、この立軸ポンプでは、噴出用ポンプ部が、主軸の下部に設けられケーシング内で吸い上げる途中の原水の一部を主軸の回転によって加圧して下方噴出管に送るので、別途ポンプを設置することなく、主軸の回転力によって加圧した原水を下方噴出管に送ることができる。
すなわち、この立軸ポンプでは、複数の原水導入流路が、主軸の回転方向に軸線を傾けて開口しているので、主軸が回転すると原水導入流路に周囲の原水が入ると共に加圧され、主軸内流路に導かれる。
すなわち、この立軸ポンプでは、下方噴出管が、下部に原水を吸水口の中心軸に対して上面視で右回り方向に向けて排出する複数の排出口を周方向に有した旋回流発生部を備えているので、旋回流発生部により吸水口下方で発生させる右回りの旋回流により、左回りの旋回流を相殺させて、渦の発生をさらに抑制することができる。
すなわち、この立軸ポンプでは、下方噴出管が、吸水口から下方に突出していると共に直下に向けて原水を排出するので、旋回流を抑制するだけでなく、吸水口の中心下方に堆積し易い土砂を、下方噴出管から下方に向けてジェット噴流として噴射される原水により攪拌し吹き飛ばし、安定した排水を継続することができる。
すなわち、本発明の立軸ポンプによれば、吸水口から下方に向けて原水の一部を排出する下方噴出管と、原水の一部を加圧して下方噴出管に供給する噴出用ポンプ部とを備えているので、噴出用ポンプ部で加圧され下方噴出管から排出される原水により吸水口周辺で自然発生する旋回流が乱されることで、旋回流による渦流の発生が抑制される。
したがって、本発明の立軸ポンプでは、吸水槽に土木構造物を設ける必要がなく、低コストで旋回流による渦流の発生を抑制することができ、吸込性能を向上させることができる。
なお、本実施形態の立軸ポンプ1は、羽根車2から吐出される流れが主軸3の中心線を軸とする円錐面内にある斜流ポンプである。
すなわち、主軸3の下部に設けられた噴出用ポンプ部8の下端に下方噴出管6の上端が固定されており、主軸3内に下方噴出管6に接続された主軸内流路9aが形成されている。
上記複数の原水導入流路8bは、図2の(a)に示すように、主軸3の回転方向に軸線を傾けて開口している。すなわち、複数の原水導入流路8bは、原水導入口8aにおける軸線が主軸3の半径方向に対して上記回転方向側に向けて傾斜している。
上記旋回流発生部7は、図2の(b)に示すように、下方噴出管6の下部に接続された上部筒部7aと、上部筒部7aの下部に設けられ下部筒部7bとを備えている。
上記下部筒部7bは、下方に向けて内径が漸次拡がっていると共に内部に設けられた複数の旋回流用羽根7eによって下面外周部に複数の排出口7cが区分けされて形成されている。
上記ケーシング5は、内部に羽根車2より上の主軸3及び軸受4を内側に配して保護する保護管5Aと、保護管5Aを主軸3と共に内側に収納した外側ケーシング部5Bとを備えている。
上記外側ケーシング部5Bは、複数の筒状体が軸線方向に連結されて構成されている。
なお、本実施形態の立軸ポンプ1では、上部に屋外立軸全閉外扇電動機(図示略)を設置して主軸3を回転駆動している。このように地上型設置の電動機を採用することで、羽根車直上に水中モータを設置する場合に比べて信頼性と寿命とが向上する。
噴出用ポンプ部8は、インペラボス2aの内側にインペラボス2aと共に回転とされている。
羽根車2の上方には、案内羽根2bが外側ケーシング部5Bの内側に設けられている。
なお、内側空間5fとボス内空間8aとは、連通している。また、主軸内流路9aと下方噴出管6とは、連通している。
すなわち、流通孔5b,内側空間5f,ボス内空間8a,原水導入流路8b及び主軸内流路9aは、噴流用流路5eを構成している。
上記フィルタ5cは、流通孔5bに嵌め込まれたメッシュ板である。
なお、図中において二点鎖線の矢印線で原水の流れを示している。
本実施形態では、複数の原水導入流路8bが、主軸3の回転方向に軸線を傾けて開口しているので、主軸3が回転すると原水導入流路8bに周囲の原水が入ると共に加圧され、主軸内流路9aに導かれる。
すなわち、第2実施形態では、下方噴出管26が第1実施形態よりも下方に突出した直管とされている。
なお、底部から吸水口5aまでの距離は、吸水口5aの内径Dと同じに形成され、下方噴出管26下端と底部までの距離は、0.5D程度に設定される。
Claims (6)
- 下端に羽根車が取り付けられ回転駆動される主軸と、
軸受を介して前記主軸を回転可能に支持し原水を吸い上げる吸水口を端部に有したケーシングと、
前記吸水口から下方に向けて前記原水の一部を排出する下方噴出管と、
前記原水の一部を加圧して前記下方噴出管に供給する噴出用ポンプ部とを備えていることを特徴とする立軸ポンプ。 - 請求項1に記載の立軸ポンプにおいて、
前記ケーシング内に設けられ前記ケーシング内で吸い上げられる前記原水の一部からゴミ又は泥を除去するフィルタと、
前記フィルタを通過した前記原水を前記下方噴出管に送る噴流用流路とを備えていることを特徴とする立軸ポンプ。 - 請求項1又は2に記載の立軸ポンプにおいて、
前記噴出用ポンプ部が、前記主軸の下部に設けられ前記ケーシング内で吸い上げる途中の前記原水の一部を前記主軸の回転によって加圧して前記下方噴出管に送ることを特徴とする立軸ポンプ。 - 請求項3に記載の立軸ポンプにおいて、
前記主軸内に前記下方噴出管に接続された主軸内流路が形成され、
前記噴出用ポンプ部が、前記主軸の内部に形成され前記主軸の外周面に一端が開口していると共に他端が前記主軸内流路に接続された複数の原水導入流路を備え、
前記複数の原水導入流路が、前記主軸の回転方向に軸線を傾けて開口していることを特徴とする立軸ポンプ。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載の立軸ポンプにおいて、
前記下方噴出管が、下部に前記原水を前記吸水口の中心軸に対して上面視で右回り方向に向けて排出する複数の排出口を周方向に有した旋回流発生部を備えていることを特徴とする立軸ポンプ。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載の立軸ポンプにおいて、
前記下方噴出管が、前記吸水口から下方に突出していると共に直下に向けて前記原水を排出することを特徴とする立軸ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021062576A JP7398405B2 (ja) | 2021-04-01 | 2021-04-01 | 立軸ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021062576A JP7398405B2 (ja) | 2021-04-01 | 2021-04-01 | 立軸ポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022157999A JP2022157999A (ja) | 2022-10-14 |
JP7398405B2 true JP7398405B2 (ja) | 2023-12-14 |
Family
ID=83560076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021062576A Active JP7398405B2 (ja) | 2021-04-01 | 2021-04-01 | 立軸ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7398405B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020133439A (ja) | 2019-02-15 | 2020-08-31 | 株式会社電業社機械製作所 | 立軸ポンプ |
JP2022048527A (ja) | 2020-09-15 | 2022-03-28 | 株式会社電業社機械製作所 | 立軸ポンプ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3647956B2 (ja) * | 1996-01-26 | 2005-05-18 | 株式会社酉島製作所 | 立軸ポンプ |
JPH09217695A (ja) * | 1996-02-14 | 1997-08-19 | Kubota Corp | 先行待機運転ポンプ |
-
2021
- 2021-04-01 JP JP2021062576A patent/JP7398405B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020133439A (ja) | 2019-02-15 | 2020-08-31 | 株式会社電業社機械製作所 | 立軸ポンプ |
JP2022048527A (ja) | 2020-09-15 | 2022-03-28 | 株式会社電業社機械製作所 | 立軸ポンプ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2022157999A (ja) | 2022-10-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9239056B2 (en) | Pump impeller and submersible pump having such pump impeller | |
JP5620208B2 (ja) | 渦防止装置を備えた両吸込み縦型ポンプ | |
US20140112755A1 (en) | Pumps | |
JP2014034885A (ja) | 水中モータポンプ | |
KR101598165B1 (ko) | 피트 배럴형 펌프 및 그 장착 방법 | |
JP7398405B2 (ja) | 立軸ポンプ | |
KR101393054B1 (ko) | 캐비테이션 방지를 위한 어댑터 및 이를 구비한 원심펌프 | |
KR101596902B1 (ko) | 흡입성능을 개선한 펌프의 흡입커버 및 이를 구비한 펌프 | |
JP5654308B2 (ja) | 水中ポンプ用羽根車及び水中ポンプ | |
JP2002257095A (ja) | 斜流または軸流のポンプ | |
JP2001073993A (ja) | 遠心式流体機械 | |
JP2015078679A (ja) | ポンプ | |
JP7398350B2 (ja) | 立軸ポンプ | |
KR102495315B1 (ko) | 밸런싱홈에 의해 자기평형 기능을 갖는 축류 임펠러 및 이를 구비한 축류펌프 | |
JP3899829B2 (ja) | ポンプ | |
KR102316724B1 (ko) | 원심펌프 | |
JP5345123B2 (ja) | 立軸ポンプ | |
JP4839974B2 (ja) | 樹脂製水中ポンプ | |
KR101388462B1 (ko) | 사류 펌프 | |
WO2010007780A1 (ja) | 遠心ポンプ用羽根車及び遠心ポンプ | |
JP5227370B2 (ja) | ドレンポンプ | |
US10465687B2 (en) | Device for conditioning flow of working fluids | |
JP2010174630A (ja) | ポンプの羽根車およびポンプ | |
US20130156545A1 (en) | Dual-flow centrifugal pump | |
JP2016044628A (ja) | ポンプ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230315 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230830 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230912 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231129 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231204 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7398405 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |