JP7398157B2 - 使い捨て子宮内視鏡 - Google Patents

Description

本願は、医療機器の分野に関し、特に使い捨て子宮内視鏡に関する。

現在、子宮内視鏡は、子宮腔鏡とも呼ばれ、新しい低侵襲性婦人科診療技術であり、子宮腔鏡、エネルギーシステム、光源システム、灌流システム、結像システムを含む子宮腔内検査と治療に用いられる繊維光源内視鏡である。それは、鏡体の前部を子宮腔に入れ、観察した部位に対して拡大効果を有し、直観的で正確に婦人科出血性疾患及び子宮内病変の最適な検査方法となる。

関連技術における子宮内視鏡は、手が持つハンドル手段及び子宮内に挿入される挿入管手段を含み、挿入管手段は、回転内管、及び回転内管の外周に套設される支持外管を含む。回転内管の一端がハンドル手段に回転接続され、回転内管の他端にはカメラが接続され、回転内管のカメラが設けられた側を膣を介して子宮内に挿入する必要がある。子宮は輸卵管に接続されているため、輸卵管と子宮が接続されている部位の形状に適応しやすいように、一般的に回転内管のカメラが設けられた側を屈曲して設ける必要がある。支持外管の一端がハンドル手段に固定して接続され、他端は、回転内管のカメラが設けられた側まで延在する。支持外管の直線部は、回転内管が回転するとき動かない。支持内管の屈曲部が回転するとともに、支持外管の屈曲部が移動するために、支持外管及び回転内管は、いずれも、医療ステンレス鋼を採用し、支持外管の屈曲部には、連続的なネジが開けられ、それにより、支持外管の屈曲部は、回転内管の回転に伴って捻れるのを容易にする。

上記の関連技術では、発明者らは、支持外管の屈曲部にネジを設けることで、支持外管が捻れやすいと考えたが、このとき、屈曲部が力を受けると、同じ断面に２点しか力を受けず、支持外管の強度を低下させやすい。回転内管を頻繁に回転させると、支持外管の屈曲部が頻繁に捻れるため、支持外管が折れやすく、折れた屈曲部が子宮内に落ちると医療上の危険性を引き起こしやすい。

支持外管の屈曲部が子宮内に折れやすい問題を改善するために、本願は、使い捨て子宮内視鏡を提供する。

本願に係る使い捨て子宮内視鏡は、以下の技術的解決手段を用いる。

使い捨て子宮内視鏡であって、ハンドル手段及び挿入管手段を含み、前記挿入管手段は、回転内管及び支持外管を含み、前記回転内管の一端がハンドル手段に回転接続され、他端にはカメラが接続され、前記支持外管は、回転内管の周方向に套設され、前記支持外管の一端がハンドル手段に固定して接続され、他端に屈曲部が設けられ、前記屈曲部には、屈曲部の周方向に沿って螺旋状に配列される連続的な折曲げ溝が開けられる。

上記技術的解決手段を採用することにより、連続的な折曲げ溝の設置によって、屈曲部におけるいずれかの断面が２つ以上の力点を有し、屈曲部が力を受けると、各力点の支持で、屈曲部が折れにくく、それにより、屈曲部が子宮内において折れてしまう医療上の危険性を減少させる。

任意選択的には、前記折曲げ溝は、接続される第１の折曲げユニット及び第２の折曲げユニットを含み、前記第１の折曲げユニットは、あり溝又は台形溝のいずれであり、前記第２の折曲げユニットも、あり溝又は台形溝のいずれである。

上記技術的解決手段を採用することにより、あり溝及び台形の単一配列であっても組み合わせ配列であっても、屈曲部の周方向に複数の力点を形成することができ、屈曲部が回転内管に従って回転して捻れるとき、屈曲部の強度を向上させ、屈曲部が捻れるため折れてしまうことを減少させる。

任意選択的には、前記第１の折曲げユニット及び第２の折曲げユニットはいずれもあり溝であり、第１の折曲げユニットのあり溝は正方向に配列され、第２の折曲げユニットのあり溝は逆方向に配列され、第１の折曲げユニットのあり溝の一端の端部が第２の折曲げユニットのあり溝の一端の端部に接続される。

上記技術的解決手段を採用することにより、折曲げ溝は、あり溝を正逆交互に接続して得られ、屈曲部の力点の数を向上させる構造であり、屈曲部が折れてしまう危険性を減少させる。

任意選択的には、前記ハンドル手段は、手持ちハンドル、前記手持ちハンドル内に位置するバルブコアアセンブリ、前記手持ちハンドルに取り付けられる給排水アセンブリ及び前記手持ちハンドルに回転接続されるノブアセンブリを含み、前記バルブコアアセンブリは、排水内管及び給水外管を含み、前記給水外管は、手持ちハンドルの内部に固定され、排水内管の周方向に套設され、前記排水内管の一端がノブアセンブリに接続され、他端が回転内管に接続され、前記給排水アセンブリは、バルブコアアセンブリと連通するように設けられる。

上記技術的解決手段を採用することにより、ノブアセンブリが回転すると、排水内管を回転させることができ、それにより、回転内管を回転させることができる。給排水アセンブリが給水外管に接続され、給水外管が手持ちハンドルに固定されたため、排水内管に従って回転することなく、従って、給水外管の無限回転により、給排水アセンブリが破断してしまう問題を防止することができる。

任意選択的には、前記挿入管手段は、支持外管の外側に包まれる柔らかい被覆をさらに含み、前記回転内管の内側は、吸水通路であり、前記回転内管と支持外管の間には洗浄吸水通路が設けられ、前記排水内管は、回転内管の内部と連通するように設けられ、前記給水外管は支持外管に接続され、前記給排水アセンブリは、給水管路及び排水管路を含み、前記給水管路は給水外管と連通し、前記排水管路は排水内管と連通する。

上記技術的解決手段を採用することにより、支持外管が給水外管に接続されることによって、支持外管が回転内管に従って回転することを防止することができる。支持外管の直線部が回転内管を回転するとき動かいないため、柔らかい被覆も動かいことによって、柔らかい被覆と子宮及び膣の内壁との摩擦を減少させ、それにより、患者の苦痛を減少させる。柔らかい被覆は、一般的に生地が柔らかく、人体と接触してもあまり涼しくなく、人体の不快感を低減しやすい。洗浄水は、回転内管と支持外管との間の洗浄吸水通路から子宮内に入ることができ、子宮を膨張状態に維持し、回転内管を回転させるとき、回転内管の屈曲部と子宮の内壁との衝撃を減少させる。洗浄水は、カメラのレンズを洗浄しやすく、子宮内の血などの不純物がカメラのレンズを汚染することを減少させ、それにより、カメラのレンズの明瞭さを向上させる。子宮内を洗浄した汚水は、吸水通路を介して排水内管内に還流し、排水管路を通じて排出し、子宮内の洗浄水の供給排出サイクルを形成することができる。

任意選択的には、前記排水内管周方向には２つの閉塞リングが接続され、前記閉塞リングの外壁は、給水外管の内壁に密封して設置されかつ回転接続され、前記排水内管における、２つの閉塞リングの間には、排水口が開けられ、前記回転内管のカメラから離れる端は閉塞されるように設けられ、前記回転内管には、排水口に対応して排水孔が設けられ、前記給水管路は給水外管に接続され、前記給水管路は、支持外管と支持外管に近い閉塞リングとの間に位置し、前記排水内管は給水外管に接続され、前記排水内管は、２つの閉塞リングの間に位置する。

上記技術的解決手段を採用することにより、閉塞リングの設置によって、給水外管の内部を２つの独立したスペースに分割し、２つの閉塞リングの間は、排水スペースを形成し、支持外管と、支持外管に近い閉塞リングとの間は給水スペースを形成し、それにより、給水外管内で洗浄水の供給と排出とを分離させる。給水管路内のきれいな洗浄水は、支持外管と回転内管との間の隙間を通って洗浄吸水通路内に入り、子宮内の汚水は回転内管内に入って回転内管の軸方向とともに流れ、そして、汚水は、排水孔を通って排水内管に入り、排水口を通って、２つの閉塞件の間に位置する給水外管の排水スペース内に入り、最終的に排水管路を介して流出する。回転内管が回転するが、支持外管が回転しない場合、洗浄水の供給排出を容易にする効果を有する。

任意選択的には、前記回転内管のハンドル手段から離れる側には、取付板及び取付キャップが設けられ、前記カメラ及びＬＥＤランプは、取付板のハンドル手段から離れる側に設けられ、前記カメラと前記取付キャップは、取付板の周方向に覆設され、密封カメラとＬＥＤランプを閉塞して設けられ、取付キャップは、透明材質であり、前記取付板及び取付キャップが洗浄吸水通路及び吸水通路に位置する箇所には、逃げ孔が設けられる。

上記技術的解決手段を採用することにより、取付板は、カメラ及びＬＥＤランプを固定し、取付キャップは、取付板と嵌め合ってカメラ及びＬＥＤランプを密封し、洗浄水がカメラ及びＬＥＤランプを濡らすことを減少させる。ＬＥＤランプは、取付キャップを介してカメラの周りの環境を照らし、カメラは、取付キャップを介して子宮内部の状況を監視する。洗浄水は、子宮内に入るとカメラに近づき、取付キャップをすぐに洗浄しやすくなり、それにより、子宮内の血などの不純物が取付キャップを被覆するため、カメラの監視効果に影響を与えることを減少させる。吸水通路は、子宮を洗浄した汚水を還流するために使用され、きれいな洗浄水が子宮内に絶えず入り、子宮を洗浄しやすい。

任意選択的には、前記ノブアセンブリは、順に設けられる回転ノブ、第１のストッパリング及び第２のストッパリングを含み、前記回転ノブの手持ちハンドル内に挿入された端は、第１のストッパリングに接続され、前記第１のストッパリングは、排水内管に接続され、前記第２のストッパリングは、排水内管の外側に套設され、給水外管と第１のストッパリングとの間に位置し、前記第１のストッパリングには、第１のストッパブロックが設けられ、前記給水外管には、第２のストッパブロックが設けられ、前記第２のストッパリングの周方向側壁には、ずれて設けられる第１のストッパ溝及び第２のストッパ溝が開けられ、前記第１のストッパ溝及び第２のストッパ溝の軸線は、第２のストッパリングの周方向に沿って延在し、前記第１のストッパブロックは、第１のストッパ溝内に嵌設され、前記第２のストッパブロックは第２のストッパ溝内に嵌設される。

上記技術的解決手段を採用することにより、回転ノブが回転すると、第１のストッパリング及び排水内管を回転させることができ、第１のストッパブロックと第１のストッパ溝、及び第２のストッパブロックと第２のストッパ溝の２重制限によって、回転ノブの回転角度を制限でき、排水管の無限回転により、接続カメラとＬＥＤランプの配線が破断してしまう問題を防止することができる。

任意選択的には、前記手持ちハンドルの内部には、電気的に接続される回路基板及びトランスファケーブルが設けられ、前記回転内管の内部には、前記トランスファケーブルが穿設される引出管が設けられ、前記トランスファケーブルの回路基板から離れる側にはＹ字部が設けられ、前記Ｙ字部は、取付板と取付キャップとの間に挿入され、前記Ｙ字部の２つの端部はＬＥＤランプ電気的に接続され、前記Ｙ字部の中部はカメラに電気的に接続される。

上記技術的解決手段を採用することにより、Ｙ字部の設計によって、カメラ及びＬＥＤランプの配線スペースを節約し、カメラとＬＥＤランプとの間の距離を縮みやすく、カメラ及びＬＥＤランプが全体として占有するスペースが小さくなり、ＬＥＤランプがカメラに照明しやすい。

任意選択的には、前記手持ちハンドルは、第１の手持ち部及び第２の手持ち部を含み、前記挿入管手段、バルブコアアセンブリ、給排水アセンブリ及びノブアセンブリは、第１の手持ち部に接続され、前記第２の手持ち部は第１の手持ち部に取り外し可能に接続され、前記回路基板は第２の手持ち部内に取り付けられる。

上記技術的解決手段を採用することにより、子宮内視鏡は使い捨て用具に属するため、衛生を考慮すると、患者と直接的または間接的に接触する構造をすべて廃棄する必要がある。ハンドル部を第１の手持ち部及び第２の手持ち部に分離することによって、回路基板のリサイクルを容易にし、資源利用率を向上させる。リサイクルされた回路基板は、第２の手持ち部を介して直接、元の第１の手持ち部と分離し、きれいな第１の手持ち部と接続しやすい。

以上のように、本願は、以下の少なくとも１つの有益な技術的効果を含む。

１．屈曲部における、螺旋状に配列される連続的な折曲げ溝の設置によって、屈曲部が子宮内において折れてしまう医療上の危険性を減少させる効果を果たすことができる。

２．手持ちハンドル、バルブコアアセンブリ、給排水アセンブリ及びノブアセンブリの設置によって、回転内管を回転させるとともに、洗浄水を子宮に供給排出する効果を果たし、子宮内視鏡の監視効果を向上できる。

３．回路基板、トランスファケーブル及びＹ字部の設置によって、カメラ及びＬＥＤランプの配線スペースを節約し、カメラ及びＬＥＤランプが全体として占有するスペースが小さくなる効果を果たすことができる。

本願の実施例１の子宮内視鏡の全体構造の概略図である。 本願の実施例１の子宮内視鏡の断面構造の概略図である。 本願の実施例１の取付キャップと取付板の分解構造の概略図である。 本願の実施例１の回転ノブとバルブコアアセンブリの分解構造の概略図である。 図２におけるＡ部分の局所拡大構造の概略図である。 本願の実施例２の子宮内視鏡の全体構造の概略図である。 本願の実施例２の子宮内視鏡の断面構造の概略図である。 図７におけるＢ部分の局所拡大構造の概略図である。

以下、図１～８を参照して、本願についてさらに詳細に説明する。

本願の実施例は、使い捨て子宮内視鏡を開示する。図１を参照すると、使い捨て子宮内視鏡は、接続されるハンドル手段１及び挿入管手段６を含み、ハンドル手段１は、ユーザにとって持ちやすく、挿入管手段６は、人体の膣及び子宮内に挿入され、子宮の内部環境を監視および検査する。

図２及び図３を参照すると、ハンドル手段１は、手持ちハンドル２、手持ちハンドル２内に位置するバルブコアアセンブリ３、及び手持ちハンドル２に取り付けられる給排水アセンブリ４を含み、挿入管手段６は、回転内管６１、回転内管６１の外部に套接される支持外管６２及び支持外管６２の外部に套接される柔らかい被覆６３を含む。バルブコアアセンブリ３は、給水外管３１及び給水外管３１の内部に挿設される排水内管３２を含み、排水内管３２と給水外管３１とは同軸に設けられ、給水外管３１は、手持ちハンドル２の内部にネジで固定される。回転内管６１の一端は排水内管３２内に挿設され、他端には、屈曲角度が約２２°の屈曲部が設けられ、屈曲部のヘッド部にカメラ６４が設けられる。支持外管６２の一端は給水外管３１内に挿設され、他端は、回転内管６１のカメラ６４が設けられる側まで延在する。給排水アセンブリ４は、給水外管３１と連通する給水管路４１と、排水内管３２と連通する排水管路４２とを含む。給水管路４１は、排水内管３２内にきれいな洗浄水を流し、洗浄水は、回転内管６１と支持外管６２との間の隙間を通って子宮内に入り、子宮を膨張状態に維持し、検査を容易にする。子宮内における、血や不純物が含まれる汚水は、回転内管６１を介して、排水内管３２内に還流し、排水管路４２から排出することができる。

図２及び図４を参照すると、洗浄水の供給路と排出路がバルブコアアセンブリ３内で互いに干渉しないように、排水内管３２は、周方向に２つの閉塞リング３３が接続され、閉塞リング３３の外壁が給水外管３１の内壁に密封設置され且つ回転接続される。閉塞リング３３の周方向側壁には、取付溝が開けられ、取付溝内にはシールリング３３１が嵌設され、２つのシールリング３３１によって、給水外管３１の内部を２つの独立したスペースに分割し、すなわち、２つのシールリング３３１の間のスペースは、排水スペースであり、支持外管６２に近い側のシールリング３３１と柔らかい被覆６３との間のスペースは、給水スペースであり、それにより、給水外管３１内における洗浄水の供給路と排出路を分離させやすい。排水内管３２のカメラ６４から離れる端には、ラバープラグ３４が回転内管６１を閉塞するように設けられる。回転内管６１の、排水内管３２に挿入される一部の周壁には、２つの閉塞リング３３の間に位置する排水孔が開けられる。排水内管３２における閉塞リング３３の間には、排水孔に対応して設けられる排水口３２１が開けられる。給水管路４１及び排水管路４２は、いずれも給水外管３１に接続され、給水管路４１は、支持外管６２と、支持外管６２に近い閉塞リング３３との間に位置し、排水内管３２は、閉塞リング３３の間に位置する。

図２及び図３を参照すると、回転内管６１の内側は、吸水通路６１１であり、回転内管６１と支持外管６２との間には洗浄吸水通路６１２が設けられる。洗浄水は、給水管路４１から給水外管３１内に入り、洗浄吸水通路６１２を通って子宮に入り、子宮に入る際に、カメラ６４のレンズを洗浄することができ、カメラ６４のレンズが常に明瞭な視野範囲を保つことができる。子宮内の汚水は、吸水通路６１１を通って排水内管３２内に還流し、排水口３２１を通って給水外管３１内に入り、その後、排水管路４２を通って流出する。シールリング３３１の設置によって、洗浄水と汚水とは、給水外管３１内で異なる密封スペース内にあり、互いに干渉しない。

図２を参照すると、給排水アセンブリ４は、給水バルブ４３及び排水バルブ４４をさらに含み、給水バルブ４３及び排水バルブ４４は、手持ちハンドル２に取り付けられ、手持ちハンドル２の外部に位置し、給水バルブ４３は、給水管路４１と連通し、排水バルブ４４は、排水管路４２と連通する。給水バルブ４３及び排水バルブ４４のスイッチを調節することによって、洗浄水の供給排出及び供給排出の流量を制御することができ、適応性が良好である。

図２及び図４を参照すると、ハンドル手段１は、手持ちハンドル２に回転接続されるノブアセンブリ５をさらに含み、ノブアセンブリ５は、順次設けられる回転ノブ５１、第１のストッパリング５２及び第２のストッパリング５４を含み、回転ノブ５１の周壁には、回転溝５１１が開けられ、手持ちハンドル２の内壁には取付リング２１が接続され、取付リング２１と排水内管３２とは同軸に設けられ、取付リング２１が設けられる回転ノブ５１の側は、手持ちハンドル２内に挿入され、取付リング２１は、回転溝５１１内に嵌設される。取付リング２１及び回転溝５１１の設置によって、回転ノブ５１の軸方向の位置を制限し、回転ノブ５１と手持ちハンドル２とを回転接続しやすくする。本実施例では、取付リング２１の幅が回転溝５１１の幅未満である。取付リング２１が回転溝５１１内に嵌設されると、回転溝５１１は、取付リング２１に軸方向の微調整スペースを与えることができる。

図２及び図４を参照すると、第１のストッパリング５２は、排水内管３２の回転ノブ５１に向かう側に位置し、第１のストッパリング５２と排水内管３２とは一体成形されており、回転ノブ５１の第１のストッパリング５２に向かう側は第１のストッパリング５２内に挿設される。回転ノブ５１の周壁には、回転ノブ５１の軸線に沿って対称に設けられる取付バンプ５１２が接続され、取付バンプ５１２の外壁は、斜面５１２１である。斜面５１２１の第１のストッパリング５２に向かう端と、回転ノブ５１の外壁との距離をａとし、斜面５１２１の第１のストッパリング５２から離れる端と回転ノブ５１の外壁との距離をｂとし、ａはｂ未満である。第１のストッパリング５２の回転ノブ５１に向かう側には、第１のストッパリング５２の軸線に沿って対称に設けられる取付ラグ５６が接続され、取付ラグ５６には、取付ラグ５６の肉厚に応じて設けられる取付穴５２１が開けられる。回転ノブ５１が第１のストッパリング５２に挿入されると、取付バンプ５１２は、斜面５１２１の案内で取付ラグ５６内を徐々に押圧し、最終的に取付穴５２１内に嵌め合う。回転ノブ５１の回転によって、第１のストッパリング５２及び排水内管３２を回転させることができ、排水内管３２の回転によって、回転内管６１を回転させることができる。

図２及び図４を参照すると、第２のストッパリング５４は、排水内管３２の周方向外側に套設され、第１のストッパリング５２と給水外管３１との間に位置し、第２のストッパリング５４の周方向側壁には、第１のストッパリング５２に近接して設けられる第１のストッパ溝５４１、及び給水外管３１に近接して設けられる第２のストッパ溝５４２が開けられる。第１のストッパ溝５４１の第１のストッパリング５２に向かう側の溝壁は、貫通して設けられ、第１のストッパリング５２の第２のストッパリング５４に向かう側には、第１のストッパブロック５３が一体成形され、第１のストッパブロック５３は、第１のストッパ溝５４１の第１のストッパリング５２に向かう側から第１のストッパ溝５４１内に挿入される。第２のストッパ溝５４２の給水外管３１に向かう側の溝壁は、貫通して設けられ、給水外管３１の第２のストッパリング５４に向かう側には、第２のストッパブロック５５が一体成形され、第２のストッパブロック５５は、第２のストッパ溝５４２の給水外管３１に向かう側から第２のストッパ溝５４２内に挿入される。第１のストッパ溝５４１及び第２のストッパ溝５４２は、第２のストッパリング５４の周方向にずれて設けられている。第１のストッパブロック５３が第１のストッパ溝５４１側の溝壁に当接するまで、回転ノブ５１が正方向に回転して、第１のストッパリング５２を回転させ、このとき、第１のストッパリング５２を引き続き回転させ、第２のストッパリング５４を回転させることができる。第２のストッパリング５４の側壁が第２のストッパブロック５５に当接すると、回転ノブ５１が制限される。回転ノブ５１が逆方向に回転する制限原理は、同様である。第１のストッパブロック５３及び第２のストッパブロック５５の２重制限によって、回転ノブ５１の正転及び反転の制限を安定させることができる。本実施例では、回転ノブ５１の正転および反転の回転角度は、１８０°～３５０°であり、回転ノブ５１の回転角度を２２０°に制限することができる。

図４を参照すると、排水内管３２内のラバープラグ３４の一端は回転ノブ５１内に突入でき、回転ノブ５１の軸心には、排水内管３２と連通する挿入孔５１３が開けられる。ラバープラグ３４の一端は、貫通孔であり、他端には、貫通孔と連通する取付スリット３４１が開けられる。ラバープラグ３４が弾性を有するため、通常の状態では、取付スリット３４１が閉状態であり、ラバープラグ３４が排水内管３２の回転ノブ５１に向かう端を閉塞しやすい。生検クランプで子宮内を手術する必要がある場合、生検クランプは、回転ノブ５１での挿入孔５１３を通って入り、そして、取付スリット３４１を広げてラバープラグ３４の貫通孔内に突入し、そして、排水内管３２内に入り、そして、吸水通路６１１を通って子宮内に入ることができる。

図１及び図２を参照すると、子宮検査を行う際、直径が５ｍｍ以下の機器の場合、子宮頸部を拡げる必要がないため、支持外管６２の直線部の断面は、円形、支持外管６２の直線部の外径は、４．８ｍｍ、屈曲部６２１の断面は、楕円形、屈曲部６２１の長軸は、４．８ｍｍ、短軸は、４．５ｍｍである。しかし、人々の子宮口径が同じではなく、患者の子宮口径が大きい場合、子宮内の水が柔らかい被覆６３の外部から流出することを減少させるために、柔らかい被覆６３の外部に閉塞軸７が套設され、閉塞軸７の子宮口に向かう側に錐面７１が設けられ、閉塞軸７の外側における、錐面７１から離れる側に押込みロッド７２が接続され、押込みロッド７２の閉塞軸７から離れる端屈曲は、扣リング７３に折り曲げられている。医師は、片手で手持ちハンドル２を把持し、１本の指で扣リング７３を引っ掛けた後、閉塞軸７を子宮口まで押すことができ、片手で手持ちハンドル２を把持して子宮口を閉塞する効果を果たす。このとき、他方の手は、回転ノブ５１を回動させたり、生検クランプを置いたりすることができる。

図２及び図５を参照すると、挿入管手段６と膣との摩擦を低減し、患者の苦痛を減少させるために、回転内管６１を回転させるとき、支持外管６２が回転内管６１に伴って回転しないので、屈曲部６２１の外壁には、屈曲部６２１の周方向に沿って螺旋状に配列される連続的な折曲げ溝６２２が開けられる。折曲げ溝６２２の設置によって、折曲げ部６２１には、折曲げ部６２１の伸縮、捻れを容易にする隙間スペースが形成され、それにより、屈曲部６２１が回転内管６１の回転に伴って捻れることができる。

図２及び図５を参照すると、折曲げ溝６２２は、接続される第１の折曲げユニット６２２１及び第２の折曲げユニット６２２２を含み、第１の折曲げユニット６２２１は、あり溝、台形溝又は三角溝のいずれであってもよく、第２の折曲げユニット６２２２は、あり溝、台形溝又は三角溝のいずれであってもよい。本実施例では、第１の折曲げユニット６２２１及び第２の折曲げユニット６２２２はいずれもあり溝であり、第１の折曲げユニット６２２１のあり溝は正方向に配列され、第２の折曲げユニット６２２２のあり溝は逆方向に配列され、隣接する第１の折曲げユニット６２２１のあり溝の一端の端部が第２の折曲げユニット６２２２のあり溝の一端の端部に接続され、連続的な折曲げ溝６２２が形成される。折曲げ溝６２２の形状によって、屈曲部６２１の任意の横断面は、いずれも、２つ以上の接続点を有し、接続点は、屈曲部６２１がトルクを受けるときの力点であり、屈曲部６２１が捻れるときに破断するおそれを減少させることができる。

図２及び図３を参照すると、手持ちハンドル２の内部には、電気的に接続される回路基板８及びトランスファケーブル８１が設けられ、回路基板８は、手持ちハンドル２内に固定され、トランスファケーブル８１の一端は回路基板８に接続され、他端は支持外管６２と回転内管６１との間の隙間を通って、回転内管６１のカメラ６４が設けられる側まで延在する。トランスファケーブル８１は、フラットケーブルを採用することができ、防水性に優れ、配線やレイアウトが容易である。トランスファケーブル８１の回路基板８から離れる側にＹ字部８２が設けられ、Ｙ字部８２の２つの端部にＬＥＤランプ６５が接続され、Ｙ字部８２の中部がカメラ６４に電気的に接続され、ＬＥＤランプ６５がカメラ６４に接近しやすく、それにより、カメラ６４が照明しやすい。

図２及び図３を参照すると、カメラ６４とＬＥＤランプ６５の位置を固定するために、回転内管６１の手持ちユニットから離れる側に取付板６６及び取付キャップ６７が設けられ、取付板６６は、回転内管６１の口部を閉塞するように設けられ、取付キャップ６７は、取付板６６の回転内管６１から離れる側に覆設され、取付板６６及び取付キャップ６７の洗浄吸水通路６１２及び吸水通路６１１箇所には逃げ孔が設けられ、Ｙ字部８２は、回転内管６１から延出して、取付板６６に固定され、取付キャップ６７は、密封カメラ６４とＬＥＤランプ６５を閉塞するように設けられる。取付キャップ６７は透明材質を採用しており、透明アクリルであってもＰＣ材質であってもよく、本実施例では、ＰＣ材質を採用している。取付板６６は、Ｙ字部８２、カメラ６４及びＬＥＤランプ６５を固定することができ、カメラ６４が画面を安定して撮影しやすい。取付キャップ６７は、カメラ６４とＬＥＤランプ６５とを保護し、洗浄水がカメラ６４及びＬＥＤランプ６５を濡らすことを減少させることができる。

本願の実施例の使い捨て子宮内視鏡の実施原理は、以下のとおりである。使用時に、まず、挿入管手段６を膣を介して子宮内に挿入し、挿入管手段６が手持ちハンドル２から延出する長さを２００ ｍｍとすることができる。次に、手持ちハンドル２を把持した手の１つの指が扣リング７３を引っ掛け、閉塞軸７を膣入口に押して子宮口を閉塞する。子宮口径が小さく、閉塞軸７を使用しなくてもよい。その後、回路基板８を後端の画像プロセッサに接続することにより、カメラ６４により収集された画面を画像プロセッサで処理して画像ディスプレイに投影することが容易になる。次に、給水バルブ４３及び排水バルブ４４のスイッチを手動で開き、初期には、洗浄水の給水流量が汚水の排水流量よりも大きくなる必要があり、洗浄水が子宮に完全に満たされるまで、洗浄水の給水流量と排水流量とが一致するように制御することができる。

その後、回転ノブ５１を調節して内管６１を回転させ、カメラ６４により子宮内部の状況を観察することができる。回転ノブ５１の周方向には、位置決めのための目盛線が設けられ、操作者が次の回動方向を知りやすい。回転内管６１が回転すると、支持外管６２の直線部が動かず、屈曲部６２１は、回転内管６１の屈曲部の回転に伴って捻れる。回転内管６１は、正方向２２０°及び逆方向２２０°回転することができ、回転内管６１の正方向回転角度と、逆方向回転角度とは、重なり合うため、カメラ６４の監視範囲が子宮内３６０°の視点をカバーし、回転ノブ５１の無限回転により、トランスファケーブル８１の破断を招くことがない。最後に、回転ノブ５１での挿入孔５１３から生検クランプを挿入することによって、生検クランプは、吸水通路６１１を通って子宮内に入って子宮内の組織をサンプリングすることができる。

実施例２
図６及び図７を参照すると、本実施例と実施例１の相違点は、以下のとおりである。手持ちハンドル２は、取り外し可能に接続される第１の手持ち部２２及び第２の手持ち部２３を含み、挿入管手段６、バルブコアアセンブリ３、給排水アセンブリ４及びノブアセンブリ５は、第１の手持ち部２２に接続され、回路基板８構造は、第２の手持ち部２３に取り付けられる。第１の手持ち部２２及び第１の手持ち部２２に接続される各部材は、直接的または間接的に患者と接触するため、いずれも廃棄処理が必要であるが、第２の手持ち部２３及び回路基板８は、直接回収して使用することができる。

図６及び図７を参照すると、第２の手持ち部２３は、角度をなすように設けられる垂直部２３１及び水平部２３２を含み、回路基板８は、垂直部２３１内に取り付けられる。垂直部２３１のノブアセンブリ５に向かう側には、第１の取付ブロック２３１１が取り付けられ、前記第１の取付ブロック２３１１の第１の手持ち部２２に向かう側には第１の嵌設溝２３１２が設けられ、第１の嵌設溝２３１２の底部には第１の圧縮スプリング２３１３が接続され、第１の圧縮スプリング２３１３の第１の嵌設溝２３１２の底部から離れる側には第１のストッパ柱２３１４が接続される。第１の手持ち部２２の第１の嵌設溝２３１２に対応する側には、ストッパ孔２３１５が開けられ、第１のストッパ柱２３１４の一端は、ストッパ孔２３１５内に嵌設される。

第１の取付ブロック２３１１に位置する第１の手持ち部２２の上方には第２の圧縮スプリング２３１６が接続され、第２の圧縮スプリング２３１６の第１の手持ち部２２から離れる端には押圧板２３１７が接続され、押圧板２３１７の第１の手持ち部２２に向かう側には押圧柱２３１８が設けられ、押圧柱２３１８は、ストッパ孔２３１５に挿入される。第１の手持ち部２２と第２の手持ち部２３とを分離する必要があるとき、押圧板２３１７を押圧することにより、第２の圧縮スプリング２３１６を圧縮し、押圧柱２３１８は、第１のストッパ柱２３１４を第１の嵌設溝２３１２内に向けて押圧し、第１のストッパ柱２３１４が第１の嵌設溝２３１２内に完全に嵌め合ったとき、第２の手持ち部２３を平行移動して取り出すことができる。

図７及び図８を参照すると、水平部２３２の第１の手持ち部２２に向かう側には第２の嵌設溝２３２１が設けられ、第２の嵌設溝２３２１の内壁には磁石ブロック２３２２が接続される。第１の手持ち部２２の第２の嵌設溝２３２１に向かう側には第２のストッパ柱２３２３が設けらる。第２のストッパ柱２３２３が第２の嵌設溝２３２１内に挿入されたときに第２の嵌設溝２３２１に磁気的に接続できるように、第２のストッパ柱２３２３は、鉄ブロック又は磁気ブロックを用いることができる。第１のストッパ柱２３１４とストッパ孔２３１５は、第２の手持ち部２３の水平方向の変位を制限し、第２のストッパ柱２３２３と第２の嵌設溝２３２１は、第２の手持ち部２３の垂直方向の変位を制限する。

本願の実施例の使い捨て子宮内視鏡の実施原理は、以下のとおりである。手持ちハンドル２を組み立てるとき、先ず、第１のストッパ柱２３１４を押圧することによって、第１のストッパ柱２３１４を第１の嵌設溝２３１２に嵌設し、第２の手持ち部２３を水平に平行移動させて、第２の嵌設溝２３２１を第２のストッパ柱２３２３に位置合わせる。第１のストッパ柱２３１４がストッパ孔２３１５に位置すると、第１の圧縮スプリング２３１３のリセットにより、第１のストッパ柱２３１４がストッパ孔２３１５に挿入され、このとき、第２のストッパ柱２３２３も第２の嵌設溝２３２１内に挿入され、第２の手持ち部２３の垂直方向及び水平方向がいずれも制限される。手持ちハンドル２はその中心線に沿って２つに分割することができ、第１の手持ち部２２と第２の手持ち部２３との組み立てが完了すると、手持ちハンドル２の中心線に沿って手持ちハンドル２を分割することができ、第２の手持ち部２３内のトランスファケーブル８１を第１の手持ち部２２内のカメラ６４のトランスファケーブル８１に接続することで回路を接続し、最後に、２つの半分の手持ちハンドル２を係接することによって一体に組み立てることができる。

本実施例の使い捨て子宮内視鏡を使用した後、手持ちハンドル２を取り外す必要があるとき、押圧板２３１７を押して第１のストッパ柱２３１４を第１の嵌設溝２３１２内に嵌め込むことができ、このとき、第２の手持ち部２３を水平に平行移動させ、第２の手持ち部２３と第１の手持ち部２２と分離させることができる。最後に、第２の手持ち部２３と第１の手持ち部２２とを完全に分離させるように、トランスファケーブル８１を切断し、第１の手持ち部２２が廃棄処理することができ、第２の手持ち部２３を消毒した後、新しい第１の手持ち部２２に接続する。

以上は、いずれも本出願の好適な実施例であり、本出願の保護範囲を制限するものではないので、本出願の構造、形状、原理による等価な変化は、いずれも本出願の保護範囲内に含まれるべきである。

１、ハンドル手段、２、手持ちハンドル、２１、取付リング、２２、第１の手持ち部、２３、第２の手持ち部、２３１、垂直部、２３１１、第１の取付ブロック、２３１２、第１の嵌設溝、２３１３、第１の圧縮スプリング、２３１４、第１のストッパ柱、２３１５、ストッパ孔、２３１６、第２の圧縮スプリング、２３１７、押圧板、２３１８、押圧柱、２３２、水平部、２３２１、第２の嵌設溝、２３２２、磁石ブロック、２３２３、第２のストッパ柱、３、バルブコアアセンブリ、３１、給水外管、３２、排水内管、３２１、排水口、３３、閉塞リング、３３１、シールリング、３４、ラバープラグ、３４１、取付スリット、４、給排水アセンブリ、４１、給水管路、４２、排水管路、４３、給水バルブ、４４、排水バルブ、５、ノブアセンブリ、５１、回転ノブ、５１１、回転溝、５１２、取付バンプ、５１２１、斜面、５１３、挿入孔、５２、第１のストッパリング、５２１、取付穴、５３、第１のストッパブロック、５４、第２のストッパリング、５４１、第１のストッパ溝、５４２、第２のストッパ溝、５５、第２のストッパブロック、５６、取付ラグ、６、挿入管手段、６１、回転内管、６１１吸水通路、６１２洗浄吸水通路、６２、支持外管、６２１、屈曲部、６２２、折曲げ溝、６２２１、第１の折曲げユニット、６２２２、第２の折曲げユニット、６３、柔らかい被覆、６４、カメラ、６５、ＬＥＤランプ、６６、取付板、６７、取付キャップ、７、閉塞軸、７１、錐面、７２、押込みロッド、７３、扣リング、８、回路基板、８１、トランスファケーブル、８２、Ｙ字部。

Claims (8)

1. ハンドル手段（１）、及び挿入管手段（６）を含み、前記挿入管手段（６）は、回転内管（６１）、及び支持外管（６２）を含み、前記回転内管（６１）の一端がハンドル手段（１）に回転接続され、他端にカメラ（６４）が接続され、前記支持外管（６２）は、回転内管（６１）の周方向に套設され、前記支持外管（６２）の一端がハンドル手段（１）に固定して接続され、他端に屈曲部（６２１）が設けられる使い捨て子宮内視鏡であって、
   前記屈曲部（６２１）には、屈曲部（６２１）の周方向に沿って螺旋状に配列される連続的な折曲げ溝（６２２）が開けられ、
   前記ハンドル手段（１）は、手持ちハンドル（２）、前記手持ちハンドル（２）内に位置するバルブコアアセンブリ（３）、前記手持ちハンドル（２）に取り付けられる給排水アセンブリ（４）、及び前記手持ちハンドル（２）に回転接続されるノブアセンブリ（５）を含み、前記バルブコアアセンブリ（３）は、排水内管（３２）、及び給水外管（３１）を含み、前記給水外管（３１）は、手持ちハンドル（２）の内部に固定され、排水内管（３２）の周方向に套設され、前記排水内管（３２）の一端がノブアセンブリ（５）に接続され、他端が回転内管（６１）に接続され、前記給排水アセンブリ（４）はバルブコアアセンブリ（３）と連通するように設けられ、
   前記ノブアセンブリ（５）は、順に設けられる回転ノブ（５１）、第１のストッパリング（５２）、及び第２のストッパリング（５４）を含み、前記回転ノブ（５１）の手持ちハンドル（２）に挿入された端は、第１のストッパリング（５２）に接続され、前記第１のストッパリング（５２）は排水内管（３２）に接続され、前記第２のストッパリング（５４）は、排水内管（３２）の外側に套設され、給水外管（３１）と第１のストッパリング（５２）との間に位置し、前記第１のストッパリング（５２）には第１のストッパブロック（５３）が設けられ、前記給水外管（３１）には第２のストッパブロック（５５）が設けられ、前記第２のストッパリング（５４）の周方向側壁には、ずれて設けられる第１のストッパ溝（５４１）、及び第２のストッパ溝（５４２）が開けられ、前記第１のストッパ溝（５４１）、及び第２のストッパ溝（５４２）の軸線は第２のストッパリング（５４）の周方向に沿って延在し、前記第１のストッパブロック（５３）は第１のストッパ溝（５４１）内に嵌設され、前記第２のストッパブロック（５５）は第２のストッパ溝（５４２）内に嵌設される、ことを特徴とする使い捨て子宮内視鏡。
2. 前記折曲げ溝（６２２）は、接続される第１の折曲げユニット（６２２１）、及び第２の折曲げユニット（６２２２）を含み、前記第１の折曲げユニット（６２２１）は、あり溝又は台形溝のいずれであり、前記第２の折曲げユニット（６２２２）も、あり溝又は台形溝のいずれである、ことを特徴とする請求項１に記載の使い捨て子宮内視鏡。
3. 前記第１の折曲げユニット（６２２１）、及び第２の折曲げユニット（６２２２）はいずれもあり溝であり、第１の折曲げユニット（６２２１）のあり溝は正方向に配列され、第２の折曲げユニット（６２２２）のあり溝は逆方向に配列され、第１の折曲げユニット（６２２１）のあり溝の一端の端部が隣接する第２の折曲げユニット（６２２２）のあり溝の一端の端部に接続される、ことを特徴とする、請求項２に記載の使い捨て子宮内視鏡。
4. 前記挿入管手段（６）は、支持外管（６２）の外側に包まれる柔らかい被覆（６３）をさらに含み、前記回転内管（６１）の内側は、吸水通路（６１１）であり、前記回転内管（６１）と支持外管（６２）の間には洗浄吸水通路（６１２）が設けられ、前記排水内管（３２）は回転内管（６１）の内部と連通するように設けられ、前記給水外管（３１）は支持外管（６２）に接続され、前記給排水アセンブリ（４）は、給水管路（４１）、及び排水管路（４２）を含み、前記給水管路（４１）は給水外管（３１）と連通し、前記排水管路（４２）は排水内管（３２）と連通する、ことを特徴とする請求項１～３のいずれか一項に記載の使い捨て子宮内視鏡。
5. 前記排水内管（３２）は、周方向に２つの閉塞リング（３３）が接続され、前記閉塞リング（３３）の外壁は給水外管（３１）の内壁に密封して設置されかつ回転接続され、前記排水内管（３２）における、２つの閉塞リング（３３）の間には、排水口（３２１）が開けられ、前記回転内管（６１）のカメラ（６４）から離れる端は閉塞されるように設けられ、前記回転内管（６１）には、排水口（３２１）に対応して排水孔が設けられ、前記給水管路（４１）は給水外管（３１）に接続され、前記給水管路（４１）は、支持外管（６２）と支持外管（６２）に近い閉塞リング（３３）との間に位置し、前記排水内管（３２）は給水外管（３１）に接続され、前記排水内管（３２）は、２つの閉塞リング（３３）の間に位置する、ことを特徴とする請求項４に記載の使い捨て子宮内視鏡。
6. 前記回転内管（６１）のハンドル手段（１）から離れる側には取付板（６６）、及び取付キャップ（６７）が設けられ、前記カメラ（６４）、及びＬＥＤランプ（６５）は取付板（６６）のハンドル手段（１）から離れる側に設けられ、前記取付キャップ（６７）は、前記カメラ（６４）と前記ＬＥＤランプ（６５）を閉塞するように、前記取付板（６６）の前記回転内管（６１）から離れる側に覆設され、取付キャップ（６７）は、透明材質であり、前記取付板（６６）、及び取付キャップ（６７）が洗浄吸水通路（６１２）、及び吸水通路（６１１）に位置する箇所には、逃げ孔が設けられる、ことを特徴とする請求項４または５に記載の使い捨て子宮内視鏡。
7. 前記手持ちハンドル（２）の内部には、電気的に接続される回路基板（８）、及びトランスファケーブル（８１）が設けられ、前記回転内管（６１）の内部には、前記トランスファケーブル（８１）が穿設される引出管が設けられ、前記トランスファケーブル（８１）の回路基板（８）から離れる側にはＹ字部（８２）が設けられ、前記Ｙ字部（８２）の２つの端部はＬＥＤランプ（６５）に電気的に接続され、前記Ｙ字部（８２）の中部はカメラ（６４）に電気的に接続される、ことを特徴とする請求項６に記載の使い捨て子宮内視鏡。
8. 前記手持ちハンドル（２）は、第１の手持ち部（２２）、及び第２の手持ち部（２３）を含み、前記挿入管手段（６）、バルブコアアセンブリ（３）、給排水アセンブリ（４）、及びノブアセンブリ（５）は第１の手持ち部（２２）に接続され、前記第２の手持ち部（２３）は第１の手持ち部（２２）に取り外し可能に接続され、前記回路基板（８）は第２の手持ち部（２３）内に取り付けられる、ことを特徴とする請求項７に記載の使い捨て子宮内視鏡。