JP7395982B2 - データ管理サーバ、通信システム、通信方法、及びプログラム - Google Patents

データ管理サーバ、通信システム、通信方法、及びプログラム Download PDF

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本開示内容は、データ管理サーバ、通信システム、通信方法、及びプログラムに関する。
近年、学校においても電子化が進み、教師は学生からテストの答案用紙、宿題のレポート用紙、出欠席確認カード等の紙を回収する代わりに、解答、レポート内容、又は学生番号等を示す電子データを回収することで、教師の負担を軽減することができるようになってきた。例えば、サーバが、教科データベースからその学生に見合った添削教材を自動的に選び、添削課題データを学生の個人PC(Personal Computer)に送信し、学生は送られてきた添削課題データにそのまま個人PC上で解答を入力して電子データをサーバに返送する(特許文献1参照)。
しかしながら、宿題のレポート用紙や出欠席確認カードは、テストの解答用紙に比べて、不正防止のレベルを低くしてもよく、一律に同じ電子化の方法で電子データを回収する必要がないため、回収対象によって電子化の方法を変えたいというニーズがある。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、回収対象に応じた電子化の方法を提供する支援を行うことを目的とする。
請求項1に係る発明は、送信元の端末から通信ネットワークを介して当該端末にインストールされているウェブブラウザを識別するためのブラウザ識別情報を受信する受信手段と、前記ブラウザ識別情報が移動体端末にインストールされる移動体端末用のブラウザを示す場合には、通信ネットワークを介して送信元である前記移動体端末に対し、撮影用アプリケーションである第1のアプリケーションの保存位置を示す第1の保存位置情報を送信し、前記ブラウザ識別情報が画像形成端末にインストールされる画像形成端末用のブラウザを示す場合には、通信ネットワークを介して送信元である前記画像形成端末に対し、コード情報認識対応のスキャンアプリケーションである第2のアプリケーションの保存位置を示す第2の保存位置情報を送信する送信手段と、を有することを特徴とするデータ管理サーバである。
本発明によれば、回収対象に応じた電子化の方法を提供する支援を行うことができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る通信システムの全体構成図である。 スマートフォンのハードウェア構成図である。 データ管理サーバのハードウェア構成図である。 MFPのハードウェア構成図である。 通信システムの各機能ブロック図である。 (A)はアプリ管理テーブルの概念図、(B)は画像管理テーブルの概念図である。 実施形態の処理及び動作の概略図である。 送信元の端末がスマートフォンの場合の記入済み答案用紙のデータをアップロードする処理を示したシーケンス図である。 送信元の端末がスマートフォンの場合の記入済み答案用紙のデータをアップロードする処理を示したシーケンス図である。 送信元の端末がMFPの場合の記入済み答案用紙のデータをアップロードする処理を示したシーケンス図である。 送信元の端末がMFPの場合の記入済み答案用紙のデータをアップロードする処理を示したシーケンス図である。 判断部の判断処理を示したフローチャートである。
以下に図面を用いて、本実施形態に係る通信システムを詳細に説明する。
〔システムの概略〕
まず、通信システムの概略について説明する。図1は、本実施形態に係る通信システムの全体構成図である。なお、ここでは、ある大学(学校)に本実施形態の通信システムを適用した場合について説明する。
図1に示されているように、本実施形態の通信システムは、学生Sが所持するスマートフォン4、学校が管理するデータ管理サーバ5、及び学校に設置されたMFP(Multifunction Peripheral/Product/Printer)9によって構築されている。MFP9は、学生S又は教師Tによって利用される。
なお、スマートフォン4は学生の数だけあり、MFP9も複数あるが、ここでは、説明の便宜上、1つずつを示している。また、データ管理サーバ5は、単一又は複数のコンピュータによって構築されている。データ管理サーバ5は、学校によって管理される場合以外に、通信システムによる一連のサービスを提供するサービス提供会社によって管理されてもよい。
また、通信システムを構成するスマートフォン4、データ管理サーバ5、及びMFP9は、通信ネットワーク100を介して通信することができる。通信ネットワーク100は、インターネット、移動体通信網、LAN(Local Area Network)等によって構築されている。通信ネットワーク100には、有線通信だけでなく、3G(3rd Generation)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、LTE(Long Term Evolution)等の無線通信によるネットワークが含まれてもよい。
MFP9は、教師T又は学生Sが所持するICカードと、NFC(Near Field Communication)(登録商標)、Bluetooth(登録商標)等の近距離通信技術によって通信可能である。
なお、スマートフォン4は、移動体端末の一例である。移動体端末には、タブレットPC(Personal Computer)、ノートPC、スマートウォッチ等も含まれる。MFP9は、画像形成端末の一例である。画像形成端末には、スキャナも含まれる。なお、移動体端末は第1の端末の一例であり、画像形成装置は第2の端末の一例である。
〔ハードウェア構成〕
続いて、図2乃至図4を用いて、通信システムを構築するは端末及びサーバのハードウェア構成を説明する。
<スマートフォンのハードウェア構成>
図2は、スマートフォンのハードウェア構成図である。図2に示されているように、スマートフォン4は、CPU401、ROM402、RAM403、EEPROM404、CMOSセンサ405、撮像素子I/F406、加速度・方位センサ407、メディアI/F409、GPS受信部411を備えている。
これらのうち、CPU401は、スマートフォン4全体の動作を制御する。ROM402は、IPL等のCPU401の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM403は、CPU401のワークエリアとして使用される。EEPROM404は、CPU401の制御にしたがって、スマートフォン用プログラム等の各種データの読み出し又は書き込みを行う。CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ405は、CPU401の制御に従って被写体(主に自画像)を撮像して画像データを得る内蔵型の撮像手段の一種である。なお、CMOSセンサではなく、CCD(Charge Coupled Device)センサ等の撮像手段であってもよい。撮像素子I/F406は、CMOSセンサ405の駆動を制御する回路である。加速度・方位センサー407は、地磁気を検知する電子磁気コンパスやジャイロコンパス、加速度センサ等の各種センサである。メディアI/F409は、フラッシュメモリ等の記録メディア408に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。GPS受信部411は、GPS衛星からGPS信号を受信する。
また、スマートフォン4は、遠距離通信回路412、CMOSセンサ413、撮像素子I/F414、マイク415、スピーカ416、音入出力I/F417、ディスプレイ418、外部機器接続I/F(Interface)419、近距離通信回路420、近距離通信回路420のアンテナ420a、及びタッチパネル421を備えている。
これらのうち、遠距離通信回路412は、通信ネットワーク100を介して、他の機器と通信する回路である。CMOSセンサ413は、CPU401の制御に従って被写体を撮像して画像データを得る内蔵型の撮像手段の一種である。撮像素子I/F414は、CMOSセンサ413の駆動を制御する回路である。マイク415は、音を電気信号に変える内蔵型の回路である。スピーカ416は、電気信号を物理振動に変えて音楽や音声などの音を生み出す内蔵型の回路である。音入出力I/F417は、CPU401の制御に従ってマイク415及びスピーカ416との間で音信号の入出力を処理する回路である。ディスプレイ418は、被写体の画像や各種アイコン等を表示する液晶や有機EL(Electro Luminescence)などの表示手段の一種である。外部機器接続I/F419は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。近距離通信回路420は、NFCやBluetooth(登録商標)等の通信回路である。タッチパネル421は、利用者が押下することで、スマートフォン4を操作する入力手段の一種である。
また、スマートフォン4は、バスライン410を備えている。バスライン410は、図2に示されているCPU401等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
<データ管理サーバのハードウェア構成>
図3は、データ管理サーバのハードウェア構成図である。図3に示されているように、データ管理サーバ5は、コンピュータによって構築されており、CPU501、ROM502、RAM503、HD504、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ505、ディスプレイ506、外部機器接続I/F508、ネットワークI/F509、データバス510、キーボード511、ポインティングデバイス512、DVD-RW(Digital Versatile Disk Rewritable)ドライブ514、メディアI/F507を備えている。
これらのうち、CPU501は、サーバ5全体の動作を制御する。ROM502は、IPL等のCPU501の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM503は、CPU501のワークエリアとして使用される。HD504は、プログラム等の各種データを記憶する。HDDコントローラ505は、CPU501の制御にしたがってHD504に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。ディスプレイ506は、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示する。外部機器接続I/F508は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリやプリンタ等である。ネットワークI/F509は、通信ネットワーク100を利用してデータ通信をするためのインターフェースである。バスライン510は、図3に示されているCPU501等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
また、キーボード511は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えた入力手段の一種である。ポインティングデバイス512は、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行う入力手段の一種である。DVD-RWドライブ514は、着脱可能な記録媒体の一例としてのDVD-RW513に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。なお、DVD-RWに限らず、DVD-RやBlu-ray Disc(ブルーレイディスク)等であってもよい。メディアI/F507は、フラッシュメモリ等の記録メディア515に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。
<MFPのハードウェア構成>
図4は、MFPのハードウェア構成図である。図4に示されているように、MFP9は、コントローラ910、近距離通信回路920、エンジン制御部930、操作パネル940、ネットワークI/F950を備えている。
これらのうち、コントローラ910は、コンピュータの主要部であるCPU901、システムメモリ(MEM-P)902、ノースブリッジ(NB)903、サウスブリッジ(SB)904、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)906、記憶部であるローカルメモリ(MEM-C)907、HDDコントローラ908、及び、記憶部であるHD909を有し、NB903とASIC906との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス921で接続した構成となっている。
これらのうち、CPU901は、MFP9の全体制御を行う制御部である。NB903は、CPU901と、MEM-P902、SB904、及びAGPバス921とを接続するためのブリッジであり、MEM-P902に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCI(Peripheral Component Interconnect)マスタ及びAGPターゲットとを有する。
MEM-P902は、コントローラ910の各機能を実現させるプログラムやデータの格納用メモリであるROM902a、プログラムやデータの展開、及び印刷時の描画用メモリなどとして用いるRAM902bとからなる。なお、RAM902bに記憶されているプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、CD-R、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
SB904は、NB903とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。ASIC906は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGPバス921、PCIバス922、HDD908およびMEM-C907をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC906は、PCIターゲットおよびAGPマスタ、ASIC906の中核をなすアービタ(ARB)、MEM-C907を制御するメモリコントローラ、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などを行う複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)、並びに、スキャナ部931及びプリンタ部932との間でPCIバス922を介したデータ転送を行うPCIユニットとからなる。なお、ASIC906には、USB(Universal Serial Bus)のインターフェースや、IEEE1394(Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)のインターフェースを接続するようにしてもよい。
MEM-C907は、コピー用画像バッファ及び符号バッファとして用いるローカルメモリである。HD909は、画像データの蓄積、印刷時に用いるフォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。HD909は、CPU901の制御にしたがってHD909に対するデータの読出又は書込を制御する。AGPバス921は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレータカード用のバスインタフェースであり、MEM-P902に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレータカードを高速にすることができる。
また、近距離通信回路920には、アンテナ920aが備わっている。近距離通信回路920は、NFCやBluetooth等の通信回路である。
更に、エンジン制御部930は、スキャナ部931及びプリンタ部932によって構成されている。また、操作パネル940は、現在の設定値や選択画面等を表示させ、操作者からの入力を受け付けるタッチパネル等のパネル表示部940a、並びに、濃度の設定条件などの画像形成に関する条件の設定値を受け付けるテンキー及びコピー開始指示を受け付けるスタートキー等からなる入力キー940bを備えている。コントローラ910は、MFP9全体の制御を行い、例えば、描画、通信、操作パネル940からの入力等を制御する。スキャナ部931又はプリンタ部932には、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれている。
なお、MFP9は、操作パネル940のアプリケーション切り替えキーにより、ドキュメントボックス機能、コピー機能、プリンタ機能、およびファクシミリ機能を順次に切り替えて選択することが可能となる。ドキュメントボックス機能の選択時にはドキュメントボックスモードとなり、コピー機能の選択時にはコピーモードとなり、プリンタ機能の選択時にはプリンタモードとなり、ファクシミリ機能の選択時にはファクシミリモードとなる。
また、ネットワークI/F950は、通信ネットワーク100を利用してデータ通信をするためのインターフェースである。近距離通信回路920及びネットワークI/F950は、PCIバス922を介して、ASIC906に電気的に接続されている。
〔通信システムの各機能構成〕
続いて、図5及び図6を用いて、本実施形態の機能構成について説明する。図5は、通信システムの各機能ブロック図である。
<スマートフォンの機能構成>
まずは、スマートフォン4の機能構成について説明する。図5に示されているように、スマートフォン4は、ブラウザ部40、受付部42、撮影部43、制御部45、変換部47、及び記憶・読出処理部49を有している。これら各部は、図2に示されている各構成要素のいずれかが、EEPROM404からRAM403上に展開されたスマートフォン用プログラムに従ったCPU401からの命令によって、動作することで実現される機能、又は機能する手段である。また、スマートフォン4は、図2に示されているRAM403及びEEPROM404によって構築される記憶部4000を有している。
(スマートフォンの各機能構成)
次に、スマートフォン4の各機能構成について詳細に説明する。
ブラウザ部40は、図2に示されているCPU401からの命令によって実行され、ウェブブラウザによって実現される機能である。
受付部42は、CPU401からの命令によって実現され、ユーザによる選択等の操作を受け付ける機能である。
撮影部43は、CPU401からの命令によって実行され、主に、CMOS405及び撮像素子I/F406、又はCMOS413及び、撮像素子I/F414よって実現される。
制御部45は、CPU401からの命令によって実現され、スマートフォン用のOS(Operating System)等によって実現される機能である。
変換部47は、CPU401からの命令によって実行され、QRコードを認識してデコードすることで、画像データをテキストデータに変換する機能である。QRコードには、
記憶・読出処理部49は、CPU401からの命令によって実現され、記憶部5000に各種データを記憶したり、記憶部5000に記憶された各種データを読み出したりする処理を行う。
<データ管理サーバの機能構成>
次に、データ管理サーバ5の機能構成について説明する。図5に示されているように、データ管理サーバ5は、送受信部51、判断部55、変換部57、及び記憶・読出処理部59を有している。これら各部は、図3に示されている各構成要素のいずれかが、HD504からRAM503上に展開されたサーバ用プログラムに従ったCPU501からの命令によって、動作することで実現される機能、又は機能する手段である。また、データ管理サーバ5は、図3に示されているRAM503及びHD504によって構築される記憶部5000を有している。
(アプリ管理テーブル)
図6(A)は、アプリ管理テーブル示す概念図である。記憶部5000には、図6(A)に示されているようなアプリ管理テーブルによって構成されているアプリ管理DB5001が構築されている。このアプリ管理テーブルでは、サービスを識別するためのサービスID、ブラウザを識別するためのブラウザID、及びアプリケーションソフトウェアのURLが関連付けられて管理されている。
サービスIDは、データ管理サーバ5を管理する学校毎に割り振られたサービスを識別するためのサービス識別情報の一例である。ここでは、学校毎に提供するサービスを決めている場合が示されているため、同じ大学には同じサービスIDが割り当てられている。なお、サービスIDは、大学毎ではなく、学部毎、学科毎、教授毎、授業毎、学生毎等に割り当てられても良い。
ブラウザIDは、スマートフォン用ブラウザ、MFP用ブラウザ等のブラウザを識別するためのブラウザ識別情報の一例である。
アプリケーションソフトウェアのURLは、撮影用アプリケーション(第1のアプリケーションの一例)の保存位置を示す情報(第1の保存位置情報の一例)、又はQR(Quick Response)コード認識対応のスキャンアプリケーション(第2のアプリケーションの一例)の保存位置を示す情報(第2の保存位置情報の一例)である。撮影用アプリケーションは、主に、スマートフォンにダウンロード後にインストールされることで実行され、例えば、学生が記入した答案用紙を撮影する際に使用される。QRコード認識対応のスキャンアプリケーションは、主に、MFPにダウンロード後にインストールされることで、例えば、学生が答案を記入した後の答案用紙をスキャン(画像読み取り)する際に、答案用紙上に印刷されているQRコードを認識するために使用される。
(画像管理テーブル)
図6(B)は、画像管理テーブル示す概念図である。記憶部5000には、図6(B)に示されているような画像管理テーブルによって構成されている画像管理DB5002が構築されている。この画像管理テーブルでは、上記サービスID、ファイル名、授業番号、学生番号、及び日付が関連付けられて管理されている。
ファイル名は、学生が答案を記入した後の答案用紙を電子化した際のファイル名、学生が記入したレポート用紙を電子化した際のファイル名等を示す。
授業番号は、授業を識別するための番号である。学生番号は、学生を特定するためのユーザ特定情報の一例である。なお、授業番号ではなく、教室番号や部屋番号であってもよい。また、学生番号ではなく、運転免許証番号、日本の社会保障・税番号制度におけるマイナンバー等であってもよい。
日付は、答案用紙が電子化された後にアップロードされた日付、レポート用紙が電子化された後にアップロードされた日付等を示す。即ち、ここでは、日付は、学生がテストの答案用紙に答案を記入して学校(教授)に提出した日付、学生が宿題のレポート用紙を作成して学校(教授)に提出した日付等を示す。
(データ管理サーバの各機能)
次に、データ管理サーバ5の各機能構成について詳細に説明する。
送受信部51は、図3に示されているCPU501からの命令によって実行され、ネットワークI/F509に対する処理によって実現される。例えば、送受信部51は、通信ネットワーク100を介して他の端末、装置、又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。
判断部55は、CPU501からの命令によって実現され、各種判断を行う。
変換部57は、CPU501からの命令によって実行され、QRコードを認識してデコードすることで、画像データをテキストデータに変換する機能である。
制御部55は、CPU501からの命令によって実現され、OS(Operating System)等によって実現される機能である。
記憶・読出処理部59は、CPU501からの命令によって実現され、記憶部5000に各種データを記憶したり、記憶部5000に記憶された各種データを読み出したりする処理を行う。
<MFPの機能構成>
次に、MFP9の機能構成について説明する。図5に示されているように、MFP9は、ブラウザ部90、受付部92、制御部95、読取部96、印刷部97、取得・提供部98、及び記憶・読出処理部99を有している。これら各部は、図4に示されている各構成要素のいずれかが、HD909からRAM902b上に展開されたMFP用プログラムに従ったCPU901からの命令によって、動作することで実現される機能、又は機能する手段である。また、MFP9は、図4に示されているRAM902b及びHD909等によって構築される記憶部9000を有している。
(MFPの各機能構成)
次に、MFP9の各機能構成について詳細に説明する。
ブラウザ部90は、図4に示されているCPU901からの命令によって実行され、ウェブブラウザによって実現される機能である。
受付部92は、CPU901からの命令によって実現され、ユーザによる選択等の操作を受け付ける機能である。
制御部95は、CPU401からの命令によって実現され、MFP用のOS(Operating System)等によって実現される機能である。
読取部96は、CPU901からの命令によって実行され、スキャナ部931によって実現される機能である。
印刷部97は、CPU901からの命令によって実行され、プリンタ部932によって実現される機能である。
取得・提供部98は、CPU901からの命令によって実行され、近距離通信回路920及びアンテナ920aによって実現される機能である。取得・提供部98は、ICカード又はスマートフォン4との間で、近距離無線通信によりデータの取得及び提供を行なう。
記憶・読出処理部99は、CPU901からの命令によって実現され、記憶部9000に各種データを記憶したり、記憶部9000に記憶された各種データを読み出したりする処理を行う。
〔実施形態の処理及び動作〕
続いて、図7乃至図12を用いて、本実施形態の処理または動作について説明する。図7は、実施形態の処理及び動作の概略図である。図8及び図9は、送信元の端末がスマートフォンの場合の記入済み答案用紙のデータをアップロードする処理を示したシーケンス図である。図10及び図11は、送信元の端末がMFPの場合の記入済み答案用紙のデータをアップロードする処理を示したシーケンス図である。
ここで、図7の上側には、第1のパターンとして、学生Sが出席確認を含めた小テストの答案用紙に解答を記入し、個人所有のスマートフォン4で答案用紙を撮影して電子化し、スマートフォン4に学生番号等の所定の情報を入力後に、学校のデータ管理サーバ5へ電子化により得られた画像データをアップロードする場合(S101~S120)のイメージが示されている。なお、答案用紙には、学生Sに配布される前から、QRコードが印刷されている。また、図7の上側から下側には、第2のパターンとして、学生Sが出席確認を含めた小テストの答案用紙に解答を記入して、答案用紙をMFP9のADF(Auto Document Feeder:原稿自動送り装置)に置いて、MFP9に答案用紙をスキャンさせることで、自らMFP9で答案用紙を電子化し、MFP9に学生番号等の所定情報を入力後に、学校のデータ管理サーバ5へ電子化により得られた画像データをアップロードする場合(S201~S217)のイメージが示されている。更に、図7の下側には、第3のパターンとして、教師Tが各学生から解答を記入後の答案用紙を回収し、学生Sから回収した答案用紙をMFP9のADFに置いて、MFP9に答案用紙をスキャンさせることで、教授TがMFP9で各答案用紙を電子化し、MFP9に授業番号等の所定情報を入力後に、学校のデータ管理サーバ5へ電子化により得られた各画像データをアップロードする場合(S201~(S216,S217は省略)S218)のイメージが示されている。なお、第3のパターンの場合には、学生Sは、答案用紙に自分の学生番号を記入しており、データ管理サーバ5側でOCRにより学生番号を認識する(S219)。なお、図7の「S」で始まる符号と、図8乃至図11の「S」で始まる符号が同じ場合には、同じ処理を示している。また、図7乃至図11に示されているように、第1のパターンではスマトフォンが送信元の端末として使用される。また、第2及び第3のパターンでは、MFP9が送信元の端末として使用される。
<第1のパターン>
まずは、図7乃至図9、及び図12を用いて、上記第1のパターン(P1)について説明する。まずは、学生Sが解答を記入した答案用紙の左上のQRコードに対して、個人のスマートフォン4を向ける(S101)。そして、受付部42が、学生Sからの操作を受け付けることで、制御部45の命令により、撮影部43にQRコードを撮影させ、変換部47にQRコードをデコードさせる(S102)。
QRコードには、予め、データ管理サーバ5の判断部55のURLであるURL_ dispatch及びサービスIDが埋め込まれている。よって、制御部45は、QRコードのデコードにより、URL_ dispatch及びサービスIDを得ることができる。
更に、制御部45は、ステップS102の処理により、ブラウザ部40を起動させ、ブラウザ部40に対して、URL_ dispatch及びサービスIDを渡す(S103)。
次に、ブラウザ部40は、制御部45から取得したURL_ dispatchに対して、サービスID、当該ブラウザ40のブラウザID、スマートフォン4のユーザのユーザID及びパスワードを送信する(S104)。これにより、データ管理サーバ5では、送受信部51が、サービスID、ブラウザID、ユーザID及びパスワードを受信することで、判断部55が、図12に示されている判断を行う。図12は、判断部55の判断処理を示したフローチャートである。
図12に示されているように、判断部55は、送られてきたブラウザIDを検索キーとしてアプリ管理DB5001を検索することで、ブラウザIDの送信元の端末のブラウザの種類がスマートフォン用のブラウザであるかを判断する(S1)。そして、判断部55が、スマートフォン用のブラウザであると判断した場合には(S1;YES)、更に、送信元の端末が既にログイン状態であるかを判断する(S2)。そして、判断部55が、送信元のスマートフォンがログイン状態であると判断した場合には(S2;YES)、後述のステップS105の処理へ進む。また、判断部55が、送信元のスマートフォンがログイン状態でないと判断した場合(ログアウト状態であると判断した場合)には(S2;NO)、後述のステップS106の処理へ進む。一方、上記ステップS1において、判断部55が、スマートフォン用のブラウザでないと判断した場合(MFP用のブラウザであると判断した場合)には(S1;NO)、後述のステップS204の処理へ進む。
続いて、ステップS1でYES、S2でYESの場合について説明する。
送受信部51は、判断部55の判断結果に基づき、ブラウザ部40に対して、答案用紙を撮影するための撮影用アプリケーションのURLを示す情報を送信する(S105)。
一方、ステップS1でYES、S2でNOの場合について説明する。送受信部51は、ブラウザ部40に対して、ログイン用のURLを示す情報を送信する(S106)。この際、ブラウザ部40に一連の処理であることを伝えるため、ステップS104で受信されたサービスIDも送信される。
次に、スマートフォン4では、ブラウザ40が、送受信部51を介してログイン用のURLに対してアクセスする(S107)。これにより、送受信部51は、ブラウザ部40に対して、記憶・読出処理部59でログイン用のURLに記憶されているログイン画面のUI(User Interface)のデータを送信する。
次に、スマートフォン4では、ブラウザ部40がディスプレイ418上にログイン画面のUIを表示させる(S108)。そして、受付部42が、学生SからのユーザID及びパスワードの入力をアカウント情報として受け付けることで、ブラウザ部40がユーザID及びパスワードの入力を認識する(S109)。
次に、ブラウザ部40は、データ管理サーバ5に対して、ログイン情報を送信する(S110)。このログイン情報には、ステップS109で入力されたユーザID及びパスワード、並びにステップS104で送信されたサービスIDが含まれている。これにより、データ管理サーバ5では、送受信部51が、サービスID、ユーザID及びパスワードを受信して、判断部55がログイン認証を行う。そして、判断部55がログイン認証で正当なユーザであると認識した場合には、ステップS105と同様に、送受信部51は、ブラウザ部40に対して、答案用紙を撮影するための撮影用アプリケーションのURLを示す情報(URL_Camera)を送信する(S111)。
続いて、ステップS105又はS111の処理後、スマートフォン4では、ブラウザ40が、送受信部51を介して撮影用アプリケーションのURLに対してアクセスする(S112)。この際、データ管理サーバ5に一連の処理であることを伝えるため、ステップS104で受信されたサービスIDも送信される。これにより、送受信部51は、ブラウザ部40に対して、記憶・読出処理部59で撮影用アプリケーションのURLで示される記憶場所に記憶されている撮影用アプリケーションのデータを送信する。
次に、ブラウザ部40は、受信した撮影用アプリケーションのデータをインストール及び撮影用アプリケーションを実行することで、ディスプレイ418上に、実行した撮影用アプリケーションによって学生番号及び授業番号の入力画面のUIを表示させる(S113)。そして、受付部42が、学生Sからの学生番号及び授業番号の入力を受け付けることで、ブラウザ部40によって実行された撮影用アプリケーションが学生番号及び授業番号の入力を認識する(S114)。そして、ブラウザ部40によって実行された撮影用アプリケーションは、入力された学生番号及び授業番号を保持しておく(S115)。この状態で、受付部42が、学生Sからスタートボタンの押下を受け付けることで、ブラウザ部40によって実行された撮影用アプリケーションがスタートボタンの押下を認識する(S116)。
次に、ブラウザ部40によって実行された撮影用アプリケーションは、ディスプレイ418上に、カメラ操作画面のUIを表示させる(S117)。この状態で、学生Sは、スマートフォン4を利用して、自分で記入した答案用紙全体を撮影範囲に定める。そして、受付部42が、学生Sから撮影ボタンの押下を受け付けることで、ブラウザ部40によって実行された撮影用アプリケーションが撮影ボタンの押下を認識する(S118)。
次に、ブラウザ部40によって実行された撮影用アプリケーションは、制御部45に撮影開始を伝える(S119)。これにより、制御部45が、撮影部43に対して撮影を開始させて、答案用紙全体を表わすJPEG形式の画像データを得る。なお、画像データの形式はJPEG形式以外であってもよい。そして、ブラウザ部40によって実行された撮影用アプリケーションは、データ管理サーバ5に対して、ステップS115で保持された学生番号及び授業番号、並びにステップS119で得られた画像データを送信(アップロード)する(S120)。この際、データ管理サーバ5に一連の処理であることを伝えるため、ステップS104で受信されたサービスIDも送信される。これにより、データ管理サーバ5では、記憶・読出処理部59が、画像管理DB5002において、アップロードされた画像データ、学生番号及び授業番号を受信したサービスIDと関連付けて管理する。この場合、アップロードされた日付も管理される。
以上により、第1のパターンの詳細な説明は終了する。
<第2のパターン>
次に、図7、図10及び図11を用いて、上記第2のパターン(P2)について説明する。まずは、学生SがMFP9に対して、個人のICカードをかざすと、MFP9の取得・提供部98が、ICカードから学生SのユーザID及びパスワードを取得することで、制御部95がログイン認証を行う(S201)。更に、制御部95は、ステップS201の処理により、ブラウザ部90を起動させ、ブラウザ部90に対して、判断部55のURLであるURL_ dispatch、及び取得されたユーザID及びパスワードを渡す(S202)。
次に、ブラウザ部90は、制御部95から取得した判断部55のURL(URL_ dispatch)に対して、当該ブラウザ90のブラウザID、ユーザID及びパスワードを送信する(S203)。これにより、データ管理サーバ5では、送受信部51が、ブラウザID、ユーザID及びパスワードを受信することで、判断部55が、図12に示されている判断を行う。ここでは、ステップS1でNOの場合について説明する。
送受信部51は、ブラウザ部90に対して、答案用紙に印刷されているQRコード認識対応のスキャンアプリケーションのURLを示す情報(URL_ ScanQR)を送信する(S204)。
続いて、MFP9では、ブラウザ部90が、送受信部51を介してQRコード認識対応のスキャンアプリケーションのURLに対してアクセスすることで、QRコード認識対応のスキャンアプリケーションを要求する(S205)。これにより、送受信部51は、ブラウザ部90に対して、記憶・読出処理部59でQRコード認識対応のスキャンアプリケーションのURLで示される記憶場所に記憶されているQRコード認識対応のスキャンアプリケーションのデータを送信する。そして、MFP9では、ブラウザ部90が、QRコード認識対応のスキャンアプリケーションのデータをインストール及びQRコード認識対応のスキャンアプリケーションを実行することで、実行したQRコード認識対応のスキャンアプリケーションによるUIを生成する(S206)。
次に、学生Sが、MFP9のADF(Auto Document Feeder:原稿自動送り装置)に、自分で解答を記入した答案用紙を置く(S207)。そして、受付部92が、学生Sからのスキャン開始の操作を受け付けることで、ブラウザ部90によって実行されたQRコード認識対応のスキャンアプリケーションがスキャン開始の操作を認識する(S208)。
次に、ブラウザ部90によって実行されたQRコード認識対応のスキャンアプリケーションは、制御部45にスキャン開始を伝える(S209)。これにより、制御部45が、読取部96に対して読取を開始させて、QRコードを含む答案用紙全体を電子化して、JPEG形式の画像データを得る(S210)。なお、画像データの形式はJPEG形式以外であってもよい。
次に、ブラウザ部90は、実行したQRコード認識対応のスキャンアプリケーションに対して、読取部96によって得られた画像データのQRコード部分をデコードさせる(S211)。QRコードには、判断部55のURL(URL_ dispatch)及びサービスIDが埋め込まれているため、ブラウザ90は、QRコードのデコードにより、判断部55のURL(URL_ dispatch )及びサービスIDを得ることができる。
次に、ブラウザ部90は、QRコードのデコードによって取得した判断部55のURL(URL_ dispatch)に対して、同じくQRコードのデコードによって取得したサービスIDを送信する(S212)。これにより、データ管理サーバ5では、送受信部51が、サービスIDを受信することで、判断部55が、サービスIDを受信したことを認識する。
次に、送受信部51は、ブラウザ部90に対して、答案用紙が電子化されることで得られた画像データをアップロードするためのアップロードアプリケーションのURLを示す情報(URL_ upload)を送信する(S213)。なお、アップロードアプリケーションは、第3のアプリケーションの一例である。また、アップロードアプリケーションのURLを示す情報は、第3の保存位置情報の一例である。
続いて、MFP9では、ブラウザ90が、送受信部51を介してアップロードアプリケーションのURLに対してアクセスすることで、アップロードアプリケーションを要求する(S214)。これにより、送受信部51は、ブラウザ部90に対して、記憶・読出処理部59でアップロードアプリケーションのURLで示される記憶場所に記憶されているアップロードアプリケーションのデータを送信する。そして、MFP9では、ブラウザ部90が、アップロードアプリケーションのデータをインストールし、アップロードアプリケーションを実行することでアップロードアプリケーションによるUIを生成する(S215)。これにより、MFP9は、データ管理サーバ5に対して、答案用紙が電子化されることで得られた画像データをアップロードすることができるようになった。
続いて、受付部92が、学生Sからの学生番号及び授業番号の入力を受け付けることで、図11に示されているように、ブラウザ部90によって実行されたアップロードアプリケーションが学籍番号及び授業番号の入力を認識する(S216)。そして、ブラウザ部90によって実行されたアップロードアプリケーションは、データ管理サーバ5に対して、ステップS216で入力された学生番号及び授業番号、並びにステップS211で得られた画像データを送信(アップロード)する(S217)。この際、データ管理サーバ5に一連の処理であることを伝えるため、ステップS205で受信されたサービスIDも送信される。これにより、データ管理サーバ5では、記憶・読出処理部59が、画像管理DB5002において、アップロードされた画像データ、学生番号及び授業番号を受信したサービスIDと関連付けて管理する。この場合、アップロードされた日付も管理される。
以上により、第2のパターンの詳細な説明は終了する。
<第3のパターン>
次に、図7及び図11を用いて、上記第3のパターン(P3)について説明する。第3のパターンは、上記ステップS201乃至S215において学生Sが行っていた動作を教師Tが行うこと以外は同様の処理が行われるため、その説明を省略する。そして、第3のパターンでは、第2のパターンにおけるステップS216,S217に替わって、以下の処理が行われる。
この場合、学生Sは、手書きで答案用紙に解答を記入する際に、自分の学生番号及び授業番号を記入している。そのため、上記ステップS216のように、MFP9に対して、自己の学生番号及び授業番号の入力は不要である。そのため、ブラウザ部90によって実行されたアップロードアプリケーションは、データ管理サーバ5に対して、学生Sによって既に学生番号及び授業番号が記入された答案用紙を電子化することで得られた画像データを送信(アップロード)する(S218)。この際、データ管理サーバ5に一連の処理であることを伝えるため、ステップS205で受信されたサービスIDも送信される。これにより、データ管理サーバ5では、変換部57が、ブラウザ部90によって実行されたアップロードアプリケーションから送られて来た答案用紙の画像データに対して、OCRの処理を行うことで、記入されていた学生番号及び授業番号を示すテキストデータに変換する(S219)。これにより、変換部57による記憶指示によって、記憶・読出処理部59が、画像管理DB5002において、アップロードされた画像データ、及び変換部57によって得られた学生番号及び授業番号を受信したサービスIDと関連付けて管理する(S220)。この場合、アップロードされた日付も管理される。なお、日付ではなく、日時であってもよい。
以上により、第3のパターンの詳細な説明は終了する。
〔実施形態の主な効果〕
以上説明したように本実施形態によれば、データの回収に用いられる端末の種類(スマートフォン又はMFP)に応じたアプリケーションを準備して、複数の電子化による回収方法を支援することにより、答案用紙やレポート用紙等の回収対象に応じた電子化の方法を提供する支援を行うことができる。
〔補足〕
なお、上記実施形態では、通信システムが教育現場の学校等に導入されたものとして説明したが、これに限定されない。本実施形態の通信システムは、例えば、企業等の組織に導入されても良い。
また、上記実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
なお、QRコードは、コード情報の一例である。コード情報には、QRコード以外の2次元(バー)コード、一次元のバーコードも含まれる。また、QRコード認識対応のスキャンアプリケーションは、コード情報認識対応のスキャンアプリケーションの一例である。
以上、各実施形態に基づき本実施形態の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
4 スマートフォン(移動体端末、端末の一例)
5 データ管理サーバ
9 MFP(画像形成端末、端末の一例)
40 ブラウザ部
42 受付部
43 撮影部
45 制御部
47 変換部
49 記憶・読出処理部
51 送受信部(受信手段の一例、送信手段の一例)
55 判断部
57 変換部
59 記憶・読出処理部
90 ブラウザ部
92 受付部
95 制御部
96 読取部
97 印刷部
99 記憶・読出処理部
5001 アプリ管理DB(アプリ管理手段の一例)
5002 画像管理DB(画像管理手段の一例)
特開2002-6730号公報

Claims (9)

  1. 送信元の端末から通信ネットワークを介して当該端末にインストールされているウェブブラウザを識別するためのブラウザ識別情報を受信する受信手段と、
    前記ブラウザ識別情報が移動体端末にインストールされる移動体端末用のブラウザを示す場合には、通信ネットワークを介して送信元である前記移動体端末に対し、撮影用アプリケーションである第1のアプリケーションの保存位置を示す第1の保存位置情報を送信し、前記ブラウザ識別情報が画像形成端末にインストールされる画像形成端末用のブラウザを示す場合には、通信ネットワークを介して送信元である前記画像形成端末に対し、コード情報認識対応のスキャンアプリケーションである第2のアプリケーションの保存位置を示す第2の保存位置情報を送信する送信手段と、
    を有することを特徴とするデータ管理サーバ。
  2. 送信元の端末が前記画像形成端末である場合には、前記送信手段は、通信ネットワークを介して当該画像形成端末に対し、前記第2のアプリケーションを実行することで得られた結果物のデータをアップロードするための第3のアプリケーションの保存位置を示す第3の保存位置情報を送信することを特徴とする請求項1に記載のデータ管理サーバ。
  3. 請求項に記載のデータ管理サーバであって、
    前記受信手段は、前記移動体端末で前記撮影用アプリケーションの実行によって得られた画像データ、及び前記移動体端末のユーザを特定するためのユーザ特定情報を受信し、
    前記画像データ及び前記ユーザ特定情報を関連付けて記憶する記憶手段を有することを特徴とするデータ管理サーバ。
  4. 請求項に記載のデータ管理サーバであって、
    前記受信手段は、前記画像形成端末で前記スキャンアプリケーションの実行によって得られた画像データ、及び当該画像データの読み取られる元となる記録媒体に入力した利用者を特定するためのユーザ特定情報を受信し、
    前記画像データ及び前記ユーザ特定情報を関連付けて記憶する記憶手段を有することを特徴とするデータ管理サーバ。
  5. 請求項に記載のデータ管理サーバであって、
    前記受信手段は、前記画像形成端末で前記スキャンアプリケーションの実行によって得られた画像データを受信し、
    前記画像データ内の記載情報をテキストデータに変換することで、当該画像データの読み取られる元となる記録媒体に記載した利用者を特定するためのユーザ特定情報を得る変換手段と、
    前記画像データ及び前記ユーザ特定情報を関連付けて記憶する記憶手段と、
    を有することを特徴とするデータ管理サーバ。
  6. 請求項1乃至に記載のデータ管理サーバと、
    前記画像形成端末と、
    を有することを特徴とする通信システム。
  7. データを管理するデータ管理サーバが実行する通信方法であって、
    前記データ管理サーバは、
    送信元の端末から通信ネットワークを介して当該端末にインストールされているウェブブラウザを識別するためのブラウザ識別情報を受信する受信ステップと、
    前記ブラウザ識別情報が移動体端末にインストールされる移動体端末用のブラウザを示す場合には、通信ネットワークを介して送信元である前記移動体端末に対し、撮影用アプリケーションである第1のアプリケーションの保存位置を示す第1の保存位置情報を送信し、前記ブラウザ識別情報が画像形成端末にインストールされる画像形成端末用のブラウザを示す場合には、通信ネットワークを介して送信元である前記画像形成端末に対し、コード情報認識対応のスキャンアプリケーションである第2のアプリケーションの保存位置を示す第2の保存位置情報を送信する送信ステップと、
    を実行することを特徴とする通信方法。
  8. 送信元の端末が前記画像形成端末である場合には、前記送信ステップは、通信ネットワークを介して当該画像形成端末に対し、前記第2のアプリケーションを実行することで得られた結果物のデータをアップロードするための第3のアプリケーションの保存位置を示す第3の保存位置情報を送信する処理を含むことを特徴とする請求項に記載の通信方法。
  9. コンピュータに、請求項又はに記載の通信方法を実行させるプログラム。
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