JP7394338B2 - 水熱交換システム - Google Patents
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Description
このようなシステムとして、従来、例えば、圧縮機、凝縮器、膨張弁および蒸発器を備え、蒸発器で冷媒と水とで熱交換させるチラーシステムが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
前記従来の技術において、蒸発器を流れる水の凍結などにより蒸発器が破損するおそれがあり、蒸発器が破損すると、蒸発器の冷媒が水配管に混入してしまうおそれがある。
このように水配管への冷媒の漏れが発生した場合に、冷媒漏れを容易にかつ安価に検出することが要望されている。
これによれば、冷媒センサにより、排水ホースを介してリリーフ弁から排出される水に混入した冷媒を検出することができる。
これによれば、水の凍結などにより水熱交換器が破損し、水配管に冷媒が混入された場合に、水熱交換器の吐出口以上の高さの水配管に冷媒を集めることができ、この上方に集められた冷媒を冷媒漏洩センサにより検出することにより、冷媒の漏洩を容易にかつ安価に確認することができる。
これによれば、水配管に冷媒が混入された場合に、水配管の上部で冷媒センサにより冷媒を検出することにより、冷媒の漏洩を迅速に検出することができる。
これによれば、水配管に冷媒が混入された場合に、水配管の水熱交換器の吐出口よりも下流側で、かつ、水配管が初めに下方に折れ曲がる位置よりも上流側の位置で、冷媒センサにより冷媒を検出することにより、冷媒の漏洩を迅速に確認することができる。
これによれば、冷媒漏洩センサを、リリーフ弁に内蔵することにより、スペース効率を高めることができる。
これによれば、冷媒センサにより、排水ホースを介してリリーフ弁から排出される水に混入した冷媒を検出することができる。
これによれば、底部に水が溜まった場合でも、冷媒センサが水に浸かることを抑制することができ、冷媒センサにより、排水ホースから排出される水に濡れることなく、リリーフ弁から排出される水に混入した冷媒を検出することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る水熱交換システムの第1実施の形態を示す冷凍サイクルの回路図である。図2は、水熱交換システムの室外ユニットの実施の形態を示す回路図である。図3は、水熱交換システムの水端末装置の実施の形態を示す回路図である。
図1に示すように、水熱交換システム1は、室外ユニット10と、水端末装置30と、二次側端末装置50とを備えている。
四方弁15は、冷媒配管16を介して室外熱交換器17と接続されている。室外熱交換器17は、レシーバタンク18を介して液冷媒接続弁20と接続されている。
また、四方弁15は、冷媒配管16を介してガス冷媒接続弁21と接続されており、四方弁15には、冷媒配管16とアキュムレータ22を介して圧縮機11が接続されている。
また、暖房運転時には、四方弁15を温熱状態に切り換えることで、冷媒は、圧縮機11、オイルセパレータ14、四方弁15を介して、ガス冷媒接続弁21から室外冷媒配管25および水端末装置30に送られる。また、水端末装置30から送られる冷媒は、室外冷媒配管25、液冷媒接続弁20、レシーバタンク18、室外熱交換器17、四方弁15、アキュムレータ22を順次流れて圧縮機11に戻るサイクルが形成される。
水端末装置30には、室外ユニット10の液冷媒接続弁20に室外冷媒配管25を介して接続される端末側液冷媒接続弁34が設けられている。また、室外ユニット10のガス冷媒接続弁21に室外冷媒配管25を介して接続される端末側ガス冷媒接続弁35が設けられている。
室外冷媒配管25には、それぞれ冷媒遮断弁26が設けられている。
水熱交換器31の冷媒導通部32には、端末側液冷媒接続弁34および端末側ガス冷媒接続弁35がそれぞれ冷媒配管38を介して接続されている。
また、水熱交換器31の水導通部33には、水供給側弁36および水吐出側弁37がそれぞれ水配管40を介して接続されている。
水端末装置30の水熱交換器31と水供給側弁36との間の水配管40の途中には、水ポンプ41が設けられている。
水供給側弁36および水吐出側弁37には、二次側冷媒配管48を介して二次側端末装置50が接続されている。二次側端末装置50としては、例えば、熱交換器を有する空調用の室内機や、給湯用の湯タンク、床暖房などが適用される。
水配管40には、フロースイッチ44が設けられている。フロースイッチ44は、水やガスなどの流体が所定圧力以上の場合、ON状態となり、水やガスなどの流体が所定圧力よりも低い場合OFF状態となるスイッチである。水配管40のフロースイッチ44よりも下流側には、水タンク42が設けられている。
リリーフ弁46は、水熱交換器31の下流側であって、水熱交換器31の吐出口91上端より上方に配置されている。
制御装置60は、膨張弁39、水ポンプ41の駆動制御を行うとともに、冷媒センサ47の検出信号により冷媒の漏洩を検出した場合に、冷媒遮断弁26を閉じるように制御するように構成されている。
図4は、冷媒センサ47を水配管40に設ける場合の例を示す概略構成図である。
冷媒センサ47を水配管40に設ける場合は、図4に示すように、水熱交換器31の出口側の水配管40から分岐する分岐配管85を設け、この分岐配管85の上端部に冷媒センサ47を配置する。冷媒センサ47は、水配管40の水に浸されている。
冷媒センサ47は、水配管40における水熱交換器31の吐出口91よりも高い位置に配置される。冷媒は水よりも比重が軽いため、水熱交換器31が破損し、水熱交換器31の吐出口から水配管40に冷媒が混入した場合、混入冷媒は水配管40内を上昇する。そのため、冷媒センサ47により冷媒を迅速に検知することができる。
まず、水の冷却を行う場合は、四方弁15を冷却状態に切り換えて、圧縮機11を駆動することにより、冷媒が、圧縮機11、オイルセパレータ14、四方弁15、室外熱交換器17、レシーバタンク18を介して流れ、液冷媒接続弁20から室外冷媒配管25を介して水端末装置30に送られる。
水端末装置30の端末側液冷媒接続弁34から送られる冷媒は、膨張弁39により膨張された後、水熱交換器31の冷媒導通部32に送られる。
一方、水ポンプ41を駆動することにより、水供給側弁36から水配管40を介して水熱交換器31の水導通部33の吸入口90に水が送られる。この水は、冷媒導通部32の冷媒と熱交換して冷却される。
冷媒導通部32に送られた冷媒は、水と熱交換した後、端末側ガス冷媒接続弁35、室外冷媒配管25、ガス冷媒接続弁21を介して室外ユニット10に送られ、この冷媒は、ガス冷媒接続弁21から四方弁15、アキュムレータ22を介して圧縮機11に戻される。
水端末装置30の端末側ガス冷媒接続弁35から送られる冷媒は、水熱交換器31の冷媒導通部32の吸入口90に送られ、水配管40から水導通部33に送られる水と熱交換し、水を温める。
温められた水は、水配管40を流れて水吐出側弁37から二次側冷媒配管48を介して二次側端末装置50に送られる。二次側端末装置50により、暖房による空調、給湯または床暖房が行われる。
冷媒導通部32に送られた冷媒は、水と熱交換した後、膨張弁39、端末側液冷媒接続弁34、室外冷媒配管25、液冷媒接続弁20を介して室外ユニット10に送られ、この冷媒は、液冷媒接続弁20から二重管19、レシーバタンク18、室外熱交換器17、四方弁15、アキュムレータ22を順次流れて圧縮機11に戻される。
水熱交換器31の水が凍結した場合、水配管40内を流れる水の流速が遅くなる。このように水配管40に冷媒が混入されると、冷媒は、水より比重が軽いことから、水配管40の上方に移動される。本実施の形態においては、水熱交換器31の吐出側の水配管40を、水熱交換器31より高い位置に配置しているので、冷媒は水配管40の上方配置部分40aに集められる。
これにより、室外ユニット10から水端末装置30への冷媒の供給が停止される。
この場合に、制御装置60は、冷媒の漏洩があったことを報知するようにしてもよい。
また、制御装置60は、水端末装置30で冷媒の漏洩を検出した場合、水端末装置30が配置されている室内の空気を攪拌するようにしてもよい。
また、冷媒センサ47は、水配管40内の最上部よりも高い位置に配置されるとさらに好ましい。これにより、水よりも比重の軽い冷媒を迅速に検知できる。
また、冷媒センサ47は、水配管40の水熱交換器31の吐出口91よりも下流側で、かつ、水配管40が初めに下方に折れ曲がる位置よりも上流側の位置に配置されると好ましい。これにより、水熱交換器31の吐出口よりも下流側で、かつ、水配管40が初めに下方に折れ曲がる位置に滞留するため、当該位置に冷媒センサ47を設けることで迅速に冷媒を検知できる。
これにより、水の凍結などにより水熱交換器31が破損し、水配管40に冷媒が混入された場合に、水熱交換器31の吐出口91以上の高さの水配管40に冷媒を集めることができ、この上方に集められた冷媒を冷媒センサ47により検出することにより、冷媒の漏洩を容易にかつ安価に確認することができる。
これにより、水配管40に冷媒が混入された場合に、水配管40の上部、または、水配管40の水熱交換器31の吐出口91よりも下流側で、かつ、水配管40が初めに下方に折れ曲がる位置よりも上流側の位置で、冷媒センサ47により冷媒を検出することにより、冷媒の漏洩を迅速に確認することができる。
次に、本発明の第2実施の形態について説明する。
第2実施の形態は、冷媒センサ47を水導通部33の吐出口91よりも低い位置に配置されている点で第1実施の形態と相違する。
図5は、冷媒センサ47をリリーフ弁46の外部に配置する場合の例を示す概略構成図である。
水配管40の上方配置部分40aには、分岐部45が形成されている。分岐部45にはリリーフ弁46が設けられている。リリーフ弁46は、水やガスなどの流体が所定設定圧力以上で流れる場合、流体を放出するように構成されている。ここで、リリーフ弁46の設定圧力は、水配管40内を流れる水の水圧よりも高く、かつ、冷媒圧力よりも低く設定されている。
本実施の形態において、冷媒センサ47は、リリーフ弁46から吐出される冷媒を検知する位置に配設されている。
しかしながら、水熱交換器31、フロースイッチ44、リリーフ弁46といった部品と水配管40との接続箇所は、断熱材80を被覆することが困難であるため、外部に露出されることが多い。
そのため、水端末装置30の内部の接続箇所に発生した微量な結露は、水端末装置30の下部に設けられた水端末装置30の底板81に溜められる。底板81には、底板81に溜まった水を吐出するための排水孔82が設けられる。
底板81の上面には、センサ用台座84が設置されており、センサ用台座84の上面には、冷媒センサ47が設置されている。
冷媒センサ47は、底板81と排水ホース83の下端との隙間で、かつ、排水ホース83の下端の開口部83aの外径よりも外側に配置されている。
これにより、冷媒センサ47は、排水ホース83から吐出される水に濡れることなく、リリーフ弁46から吐出される水に混入した冷媒を検出することができる。
上記構成とすることで、既存の部品や装置を用いて冷媒漏洩を検出することができるので、安価に実現することができる。
これによれば、冷媒センサ47により、排水ホース83を介してリリーフ弁46から排出される水に混入した冷媒を検出することができる。
次に、本発明の第3実施の形態について説明する。
図6は、本発明の第3実施の形態を示す概略構成図である。
図6に示すように、本実施の形態においては、建物70の1階71に水端末装置30を設置するとともに、二次側端末装置50を建物70の2階72に二次側端末装置50を設置するようにしたものである。
ここで、冷媒センサは、第1実施の形態のように、二次側端末装置50の二次端末側水配管51に設けられていてもよいし、第2実施の形態のように、リリーフ弁46から吐出される冷媒を検知する位置に配設されていてもよい。
その他、第2実施の形態と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態においては、水端末装置30の水熱交換器31の破損により、冷媒が水配管40に混入した場合に、水配管40の冷媒が、水吐出側弁37を介して二次側冷媒配管48を介して二次側端末装置50に送られる。
ここで、水熱交換器31の破損により、冷媒配管38から水配管40に冷媒が混入した場合、混入した冷媒は水よりも比重が小さいため、水配管40内を上昇し、二次側端末装置50に達する。これにより、冷媒センサ47により冷媒の漏洩を検出することができ、冷媒の漏洩によるリスクを低減させることができる。
なお、二次側端末装置50が空調用の室内機の場合、制御装置60は、冷媒の漏洩を検出した時に室内機の送風ファンを駆動制御してもよい。これにより、二次側端末装置50に既存で備わっている部材を用いて、安価に漏洩冷媒を攪拌することができる。
しかしながら、水端末装置30から送られる水を利用する二次側端末装置50に関しては、法令による制限がないため、水端末装置30から漏洩冷媒が二次側端末装置50に送られた場合に、二次側端末装置50から冷媒が漏洩した場合の対策が必要と考えられる。
これにより、水熱交換器31の破損により、冷媒配管38から水配管40に冷媒が混入した場合、混入した冷媒は水よりも比重が小さいため、水配管40内を上昇し、二次側端末装置50に達する。これにより、二次側端末装置50のリリーフ弁46から冷媒が吐出されるので、冷媒漏洩センサ47が冷媒の漏洩を検出することができ、冷媒の漏洩によるリスクを低減させることができる。
なお、二次側端末装置50が空調用の室内機の場合、制御装置60は、冷媒の漏洩を検出した時に室内機の送風ファンを駆動制御してもよい。これにより、二次側端末装置50に既存で備わっている部材を用いて、安価に漏洩冷媒を攪拌できる。
次に、本発明の第4実施の形態について説明する。
図7は、本発明の第4実施の形態を示す水端末装置30の回路図である。
図7に示すように、本実施の形態においては、冷媒センサは設置されていない。
本実施の形態においては、フロースイッチ44は、水ポンプ41よりも下流でかつ水熱交換器31よりも高い位置に位置することが好ましい。漏洩流体はガスのため、フロースイッチ44を水ポンプ41より高い位置に設けることで、水熱交換器31(冷媒漏洩部)より高い方が検出を早く行うことができるためである。
フロースイッチ44は、水やガスなどの流体が所定圧力以上の場合にON状態となり、水やガスなどの流体が所定圧力以上の場合にOFF状態となるスイッチである。水配管40のフロースイッチ44よりも下流側には、水タンク42が設けられる。
そのため、制御装置60は、水ポンプ41を駆動した状態で、フロースイッチ44がONにならない場合に、冷媒の漏洩が発生したと判定するように構成されている。
ここで、フロースイッチ44は、所定の原因で瞬間的にOFFになる場合があるので、制御装置60は、フロースイッチ44が所定時間以上ONにならない場合に、冷媒の漏洩が発生したと判定するように構成するとさらに好ましい。
なお、本実施の形態においては、フロースイッチ44は、水ポンプ41よりも下流でかつ水熱交換器31よりも高い位置に設置しているが、本発明はこれに限られるものではなく、フロースイッチ44は水配管40の回路内にあればよい。
その他、室外ユニット10および二次側端末装置50に関しては、前記第1実施の形態と同様であるため、その説明を省略する。
図8は、第4実施の形態の動作を示すフローチャートである。
まず、例えば、リモコンなどにより運転指示があった場合には(ST1:YES)、室外ユニット10の圧縮機11を駆動するとともに、制御装置60は、水端末装置30の膨張弁39、水ポンプ41などを制御することにより、水熱交換システム1の運転を行う(ST2)。
制御装置60は、水ポンプ41を駆動した状態で(ST3)、水ポンプ41の回転数をフィードバックして、水ポンプ41の回転数が正常であるか否かを判断する(ST4)。
制御装置60は、フロースイッチ44がOFF状態であると判断した場合は(ST5:YES)、冷媒が漏洩したと判断し、冷媒遮断弁26を閉じるように制御する(ST6)。
一方、制御装置60は、フロースイッチ44がON状態であると判断した場合は(ST5:NO)、冷媒の漏洩は発生していないと判断し、水熱交換システム1の運転を継続する。
なお、本実施の形態においては、冷媒の漏洩を検出した場合に、冷媒遮断弁26を閉じるようにしているが、これに限定されず、冷媒遮断弁26を閉じる、水端末装置30や二次側端末装置50を有する室内空間の空気を撹拌する、報知をする、の少なくともいずれか1つの対応をとるようにすればさらに好ましい。
この場合に、水熱交換システム1が試運転中には、前述の制御は行われない。これは、例えば、試運転中には、水配管40に空気が混入した状態から、エア抜き弁43から空気を抜きながら、徐々に水配管40に水を満たしていくことが行われている。そのため、前述の制御を行うと、冷媒遮断弁26が閉じるように制御され、試運転に支障を来すおそれがあるためである。
次に、本発明の第5実施の形態について説明する。
第5実施の形態においては、第4実施の形態の制御を変更したものであり、水熱交換システム1の構成については、第4実施の形態と同様である。
本実施形態においては、制御装置60は、温度センサ(図示せず)により、水熱交換器31における冷媒または水の温度を検出し、この冷媒または水の温度が0℃を下回った場合に、凍結履歴として記憶するように構成されている。そして、0℃を下回った凍結履歴がある場合で、フロースイッチ44がOFFの場合に、冷媒の漏洩が発生したと判断するように構成されている。
特に、数回の凍結により水熱交換器31が破損する可能性が高くなるため、凍結履歴が所定回数以上の場合に、フロースイッチ44がOFF状態の場合に冷媒が漏洩したと判断するとさらに好ましい。
図9は、第5実施の形態の動作を示すフローチャートである。
まず、例えば、リモコンなどにより運転指示があった場合には(ST11:YES)、室外ユニット10の圧縮機11を駆動するとともに、制御装置60は、室外ユニット10の圧縮機11、膨張弁39、水ポンプ41などを制御することにより、水熱交換システム1の運転を行う(ST12)。
制御装置60は、水ポンプ41を駆動した状態で(ST13)、水ポンプ41の回転数をフィードバックして、水ポンプ41の回転数が正常であるか否かを判断する(ST14)。
制御装置60は、水温が0℃を下回った凍結履歴があると判断した場合は(ST16:YES)、フロースイッチ44がON状態か、OFF状態かを判断する(ST17)。
一方、制御装置60は、フロースイッチ44がON状態であると判断した場合は(ST17:NO)、冷媒の漏洩は発生していないと判断し、水熱交換システム1の運転を継続する(ST12)。
なお、水熱交換システム1が試運転モードで運転している場合(ST15:YES)、凍結履歴があると判断した場合も、水熱交換システム1の運転を継続する(ST12)。
これにより、冷媒センサを用いることなく、水配管40への冷媒の漏洩を検出することができ、冷媒の漏洩を検出した場合に冷媒遮断弁26を閉じることで、室外ユニット10から水端末装置30への冷媒の供給を停止することができ、それ以上の冷媒の漏洩を防ぐことができる。また、凍結履歴を条件とすることにより、フロースイッチ44がOFF状態の場合における冷媒漏洩の判断をより正確に行うことができる。
なお、本実施の形態では、水配管40内の水温が0℃を下回った場合、凍結判定をしているが、本発明はこれに限らず、水端末装置30等の気温を検知する温度センサの検知結果に基づいて、凍結判定をする構成であってもよい。
10 室外ユニット
11 圧縮機
16 冷媒配管
17 室外熱交換器
20 液冷媒接続弁
21 ガス冷媒接続弁
25 室外冷媒配管
26 冷媒遮断弁
30 水端末装置
31 水熱交換器
32 冷媒導通部
33 水導通部
34 端末側液冷媒接続弁
35 端末側ガス冷媒接続弁
36 水供給側弁
37 水吐出側弁
38 冷媒配管
39 膨張弁
40 水配管
40a 上方配置部分
41 水ポンプ
42 水タンク
43 エア抜き弁
44 フロースイッチ
45 分岐部
46 リリーフ弁
47 冷媒センサ
48 二次側冷媒配管
50 二次側端末装置
51 二次端末側水配管
60 制御装置
Claims (2)
- 圧縮機を備え冷媒を循環させる室外ユニットと、
前記冷媒と水とを熱交換させる水熱交換器を備えた水端末装置と、
前記水端末装置から送られる水を利用する二次側端末装置と、
前記室外ユニットと前記水端末装置とを接続する室外冷媒配管と、
前記二次側端末装置と前記水端末とを接続する二次側冷媒配管と、
前記水端末装置の底部に設けられた排水孔と、
前記水端末装置に設けられ前記室外冷媒配管に接続され前記水熱交換器を通る冷媒配管と、
前記水端末装置に設けられ前記二次側冷媒配管に接続され前記水熱交換器を通る水配管と、
前記水配管の前記水熱交換器の吐出口以上の高さ位置に配置されるリリーフ弁と、
前記リリーフ弁の吐出口に設けられ前記リリーフ弁から放出される水を前記底部に排水する排水ホースと、を備えた水熱交換システムにおいて、
前記排水ホースの下端の開口部近傍に冷媒センサが配置されることを特徴とする水熱交換システム。 - 前記冷媒センサは、前記底部から所定の高さ位置に備えられることを特徴とする請求項1に記載の水熱交換システム。
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