JP7394338B2 - 水熱交換システム - Google Patents

水熱交換システム Download PDF

Info

Publication number
JP7394338B2
JP7394338B2 JP2019176963A JP2019176963A JP7394338B2 JP 7394338 B2 JP7394338 B2 JP 7394338B2 JP 2019176963 A JP2019176963 A JP 2019176963A JP 2019176963 A JP2019176963 A JP 2019176963A JP 7394338 B2 JP7394338 B2 JP 7394338B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
refrigerant
terminal device
pipe
heat exchanger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019176963A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021055866A (ja
Inventor
速彦 高城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2019176963A priority Critical patent/JP7394338B2/ja
Publication of JP2021055866A publication Critical patent/JP2021055866A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7394338B2 publication Critical patent/JP7394338B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Description

本発明は、水熱交換システムに係り、特に、水配管に冷媒が混入された場合に、冷媒の漏洩を容易にかつ安価に検出することを可能とした水熱交換システムに関するものである。
従来から、例えば、冷媒と水とを熱交換させ、この水を給水あるいは空調に二次利用するシステムが知られている。
このようなシステムとして、従来、例えば、圧縮機、凝縮器、膨張弁および蒸発器を備え、蒸発器で冷媒と水とで熱交換させるチラーシステムが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009-014298号公報
近年、環境負荷を低減させるため、冷媒としてR32冷媒を用いるようになってきている。R32冷媒は、微燃性冷媒であることから、冷媒が漏れた場合に、この冷媒の漏れを迅速に検出することが求められている。
前記従来の技術において、蒸発器を流れる水の凍結などにより蒸発器が破損するおそれがあり、蒸発器が破損すると、蒸発器の冷媒が水配管に混入してしまうおそれがある。
このように水配管への冷媒の漏れが発生した場合に、冷媒漏れを容易にかつ安価に検出することが要望されている。
本発明は、前記した点に鑑みてなされたものであり、水熱交換器が破損し、水配管に冷媒が混入された場合に、冷媒の漏洩を容易にかつ安価に検出することができる水熱交換システムを提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するため、本発明は、圧縮機を備え冷媒を循環させる室外ユニットと、前記冷媒と水とを熱交換させる水熱交換器を備えた水端末装置と、前記水端末装置から送られる水を利用する二次側端末装置と、前記室外ユニットと前記水端末装置とを接続する室外冷媒配管と、前記二次側端末装置と前記水端末とを接続する二次側冷媒配管と、前記水端末装置の底部に設けられた排水孔と、前記水端末装置に設けられ前記室外冷媒配管に接続され前記水熱交換器を通る冷媒配管と、前記水端末装置に設けられ前記二次側冷媒配管に接続され前記水熱交換器を通る水配管と、前記水配管の前記水熱交換器の吐出口以上の高さ位置に配置されるリリーフ弁と、前記リリーフ弁の吐出口に設けられ前記リリーフ弁から放出される水を前記底部に排水する排水ホースと、を備えた水熱交換システムにおいて、前記排水ホースの下端の開口部近傍に冷媒センサが配置されることを特徴とする。
これによれば、冷媒センサにより、排水ホースを介してリリーフ弁から排出される水に混入した冷媒を検出することができる。
本発明によれば、水配管の水熱交換器の吐出口以上の高さ位置に設けられた冷媒センサにより、水配管に冷媒が混入された場合に冷媒を迅速検出でき、冷媒の漏洩を容易にかつ安価に確認することができる。
本発明に係る第1実施の形態の水熱交換システムを示す概略構成図 第1実施の形態の室外ユニットを示す回路図 第1実施の形態の水端末装置を示す回路図 第1実施の形態の冷媒センサを水配管に設ける場合の例を示す概略構成図 第2実施の形態の冷媒センサをリリーフ弁の外部に配置する場合の例を示す概略構成図 第3実施の形態の水熱交換システムを示す概略構成図 第4実施の形態の水端末装置を示す冷媒回路図 第4実施の形態の動作を示すフローチャート 第5実施の形態の動作を示すフローチャート
第1の発明は、圧縮機を備え冷媒を循環させる室外ユニットと、前記冷媒と水とを熱交換させる水熱交換器を備えた水端末装置と、前記水端末装置から送られる水を利用する二次側端末装置と、前記室外ユニットと前記水端末装置とを接続する室外冷媒配管と、前記二次側端末装置と前記水端末とを接続する二次側冷媒配管と、前記水端末装置に設けられ前記室外冷媒配管に接続され前記水熱交換器を通る冷媒配管と、前記水端末装置に設けられ前記二次側冷媒配管に接続され前記水熱交換器を通る水配管と、を備えた水熱交換システムにおいて、前記水配管には前記水熱交換器の吐出口以上の高さ位置に冷媒センサが配置される。
これによれば、水の凍結などにより水熱交換器が破損し、水配管に冷媒が混入された場合に、水熱交換器の吐出口以上の高さの水配管に冷媒を集めることができ、この上方に集められた冷媒を冷媒漏洩センサにより検出することにより、冷媒の漏洩を容易にかつ安価に確認することができる。
第2の発明は、前記冷媒センサは、前記水配管内の上部に配置される。
これによれば、水配管に冷媒が混入された場合に、水配管の上部で冷媒センサにより冷媒を検出することにより、冷媒の漏洩を迅速に検出することができる。
第3の発明は、前記冷媒センサは、前記水配管の前記水熱交換器の吐出口よりも下流側で、かつ、前記水配管が初めに下方に折れ曲がる位置よりも上流側の位置に備えられる。
これによれば、水配管に冷媒が混入された場合に、水配管の水熱交換器の吐出口よりも下流側で、かつ、水配管が初めに下方に折れ曲がる位置よりも上流側の位置で、冷媒センサにより冷媒を検出することにより、冷媒の漏洩を迅速に確認することができる。
第4の発明は、圧縮機を備え冷媒を循環させる室外ユニットと、前記冷媒と水とを熱交換させる水熱交換器を備えた水端末装置と、前記水端末装置から送られる水を利用する二次側端末装置と、前記室外ユニットと前記水端末装置とを接続する室外冷媒配管と、前記二次側端末装置と前記水端末とを接続する二次側冷媒配管と、前記水端末装置に設けられ前記室外冷媒配管に接続され前記水熱交換器を通る冷媒配管と、前記水端末装置に設けられ前記二次側冷媒配管に接続され前記水熱交換器を通る水配管と、を備えた水熱交換システムにおいて、前記水配管には、前記水熱交換器の吐出口以上の高さ位置にリリーフ弁が配置され、前記リリーフ弁に冷媒センサが内蔵される。
これによれば、冷媒漏洩センサを、リリーフ弁に内蔵することにより、スペース効率を高めることができる。
第5の発明は、圧縮機を備え冷媒を循環させる室外ユニットと、前記冷媒と水とを熱交換させる水熱交換器を備えた水端末装置と、前記水端末装置から送られる水を利用する二次側端末装置と、前記室外ユニットと前記水端末装置とを接続する室外冷媒配管と、前記二次側端末装置と前記水端末とを接続する二次側冷媒配管と、前記水端末装置の底部に設けられた排水孔と、前記水端末装置に設けられ前記室外冷媒配管に接続され前記水熱交換器を通る冷媒配管と、前記水端末装置に設けられ前記二次側冷媒配管に接続され前記水熱交換器を通る水配管と、前記水配管の前記水熱交換器の吐出口以上の高さ位置に配置されるリリーフ弁と、前記リリーフ弁の吐出口に設けられ前記リリーフ弁から放出される水を前記底部に排水する排水ホースと、を備えた水熱交換システムにおいて、前記排水ホースの下端の開口部近傍に冷媒センサが配置される。
これによれば、冷媒センサにより、排水ホースを介してリリーフ弁から排出される水に混入した冷媒を検出することができる。
第6の発明は、前記冷媒センサは、前記底部から所定の高さ位置に備えられる。
これによれば、底部に水が溜まった場合でも、冷媒センサが水に浸かることを抑制することができ、冷媒センサにより、排水ホースから排出される水に濡れることなく、リリーフ弁から排出される水に混入した冷媒を検出することができる。
<第1実施の形態>
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る水熱交換システムの第1実施の形態を示す冷凍サイクルの回路図である。図2は、水熱交換システムの室外ユニットの実施の形態を示す回路図である。図3は、水熱交換システムの水端末装置の実施の形態を示す回路図である。
図1に示すように、水熱交換システム1は、室外ユニット10と、水端末装置30と、二次側端末装置50とを備えている。
図2に示すように、室外ユニット10は、例えば、ロータリ式の圧縮機11を備えている。圧縮機11には、吸込口12および吐出口13が設けられており、圧縮機11の吐出口13と、四方弁15とは、オイルセパレータ14とを介して冷媒配管16により接続されている。
四方弁15は、冷媒配管16を介して室外熱交換器17と接続されている。室外熱交換器17は、レシーバタンク18を介して液冷媒接続弁20と接続されている。
また、四方弁15は、冷媒配管16を介してガス冷媒接続弁21と接続されており、四方弁15には、冷媒配管16とアキュムレータ22を介して圧縮機11が接続されている。
上記構成において、冷房運転時には、四方弁15を冷却状態に切り換えることで、冷媒は、圧縮機11、オイルセパレータ14、四方弁15、室外熱交換器17、レシーバタンク18を順次流れて、液冷媒接続弁20から室外冷媒配管25を介して水端末装置30に送られる。また、水端末装置30から送られる冷媒は、室外冷媒配管25を介して、ガス冷媒接続弁21から四方弁15、アキュムレータ22を介して圧縮機11に戻る。
また、暖房運転時には、四方弁15を温熱状態に切り換えることで、冷媒は、圧縮機11、オイルセパレータ14、四方弁15を介して、ガス冷媒接続弁21から室外冷媒配管25および水端末装置30に送られる。また、水端末装置30から送られる冷媒は、室外冷媒配管25、液冷媒接続弁20、レシーバタンク18、室外熱交換器17、四方弁15、アキュムレータ22を順次流れて圧縮機11に戻るサイクルが形成される。
図3に示すように、水端末装置30は、水熱交換器31を備えている。水熱交換器31は、冷媒が送られる冷媒導通部32と、水が送られる水導通部33とを備えている。水導通部33は、吸入口90から水を吸入し、熱交換した水が吐出口91から水配管40に吐出される。
水端末装置30には、室外ユニット10の液冷媒接続弁20に室外冷媒配管25を介して接続される端末側液冷媒接続弁34が設けられている。また、室外ユニット10のガス冷媒接続弁21に室外冷媒配管25を介して接続される端末側ガス冷媒接続弁35が設けられている。
室外冷媒配管25には、それぞれ冷媒遮断弁26が設けられている。
また、水端末装置30には、二次側端末装置50に接続される水供給側弁36および水吐出側弁37が設けられている。
水熱交換器31の冷媒導通部32には、端末側液冷媒接続弁34および端末側ガス冷媒接続弁35がそれぞれ冷媒配管38を介して接続されている。
また、水熱交換器31の水導通部33には、水供給側弁36および水吐出側弁37がそれぞれ水配管40を介して接続されている。
水端末装置30の水熱交換器31と端末側液冷媒接続弁34とを接続する冷媒配管38の途中には、膨張弁39が設けられている。
水端末装置30の水熱交換器31と水供給側弁36との間の水配管40の途中には、水ポンプ41が設けられている。
水供給側弁36および水吐出側弁37には、二次側冷媒配管48を介して二次側端末装置50が接続されている。二次側端末装置50としては、例えば、熱交換器を有する空調用の室内機や、給湯用の湯タンク、床暖房などが適用される。
また、水熱交換器31の吐出側の水配管40は、水熱交換器31の吐出口91より高い位置に配置された後、水タンク42を介して水吐出側弁37に接続されている。水タンク42には、水配管40に水を満たす際に、水配管40に残留した空気を外部に放出するためのエア抜き弁43が設けられている。
水配管40には、フロースイッチ44が設けられている。フロースイッチ44は、水やガスなどの流体が所定圧力以上の場合、ON状態となり、水やガスなどの流体が所定圧力よりも低い場合OFF状態となるスイッチである。水配管40のフロースイッチ44よりも下流側には、水タンク42が設けられている。
リリーフ弁46は、水熱交換器31の下流側であって、水熱交換器31の吐出口91上端より上方に配置されている。
水端末装置30は、各部を統括して制御する制御装置60を備えている。制御装置60は、冷媒センサ47の検出信号が入力されるように構成されている。
制御装置60は、膨張弁39、水ポンプ41の駆動制御を行うとともに、冷媒センサ47の検出信号により冷媒の漏洩を検出した場合に、冷媒遮断弁26を閉じるように制御するように構成されている。
ここで、水熱交換器31の水導通部33の吐出口91以上の高さに配置されている水配管40を上方配置部分40aと定義する。冷媒センサ47は、水配管40の上方配置部分40aに設けられている。
図4は、冷媒センサ47を水配管40に設ける場合の例を示す概略構成図である。
冷媒センサ47を水配管40に設ける場合は、図4に示すように、水熱交換器31の出口側の水配管40から分岐する分岐配管85を設け、この分岐配管85の上端部に冷媒センサ47を配置する。冷媒センサ47は、水配管40の水に浸されている。
冷媒センサ47は、水配管40における水熱交換器31の吐出口91よりも高い位置に配置される。冷媒は水よりも比重が軽いため、水熱交換器31が破損し、水熱交換器31の吐出口から水配管40に冷媒が混入した場合、混入冷媒は水配管40内を上昇する。そのため、冷媒センサ47により冷媒を迅速に検知することができる。
次に、本実施の形態の動作について説明する。
まず、水の冷却を行う場合は、四方弁15を冷却状態に切り換えて、圧縮機11を駆動することにより、冷媒が、圧縮機11、オイルセパレータ14、四方弁15、室外熱交換器17、レシーバタンク18を介して流れ、液冷媒接続弁20から室外冷媒配管25を介して水端末装置30に送られる。
水端末装置30の端末側液冷媒接続弁34から送られる冷媒は、膨張弁39により膨張された後、水熱交換器31の冷媒導通部32に送られる。
一方、水ポンプ41を駆動することにより、水供給側弁36から水配管40を介して水熱交換器31の水導通部33の吸入口90に水が送られる。この水は、冷媒導通部32の冷媒と熱交換して冷却される。
冷却された水は、水配管40を流れて水吐出側弁37から二次側冷媒配管48を介して二次側端末装置50に送られる。二次側端末装置50により、冷房による空調または給水が行われる。
冷媒導通部32に送られた冷媒は、水と熱交換した後、端末側ガス冷媒接続弁35、室外冷媒配管25、ガス冷媒接続弁21を介して室外ユニット10に送られ、この冷媒は、ガス冷媒接続弁21から四方弁15、アキュムレータ22を介して圧縮機11に戻される。
水の温熱を行う場合は、四方弁15を温熱状態に切り換えて、圧縮機11を駆動することにより、冷媒が、圧縮機11、オイルセパレータ14、四方弁15を介して流れ、ガス冷媒接続弁21から室外冷媒配管25を介して水端末装置30に送られる。
水端末装置30の端末側ガス冷媒接続弁35から送られる冷媒は、水熱交換器31の冷媒導通部32の吸入口90に送られ、水配管40から水導通部33に送られる水と熱交換し、水を温める。
温められた水は、水配管40を流れて水吐出側弁37から二次側冷媒配管48を介して二次側端末装置50に送られる。二次側端末装置50により、暖房による空調、給湯または床暖房が行われる。
冷媒導通部32に送られた冷媒は、水と熱交換した後、膨張弁39、端末側液冷媒接続弁34、室外冷媒配管25、液冷媒接続弁20を介して室外ユニット10に送られ、この冷媒は、液冷媒接続弁20から二重管19、レシーバタンク18、室外熱交換器17、四方弁15、アキュムレータ22を順次流れて圧縮機11に戻される。
ここで、水端末装置30の水熱交換器31において水の冷却を行う場合に、水熱交換器31を流れる冷媒が低温となり、水熱交換器31の水が凍結するおそれがある。このように水が凍結した場合、水熱交換器31が破損し、冷媒導通部32を流れる冷媒が、水導通部33に流れ込み、冷媒が水配管40を流れることがある。
水熱交換器31の水が凍結した場合、水配管40内を流れる水の流速が遅くなる。このように水配管40に冷媒が混入されると、冷媒は、水より比重が軽いことから、水配管40の上方に移動される。本実施の形態においては、水熱交換器31の吐出側の水配管40を、水熱交換器31より高い位置に配置しているので、冷媒は水配管40の上方配置部分40aに集められる。
水配管40に混入した冷媒は、水配管40および分岐配管85を介して冷媒センサ47に送られ、冷媒センサ47により冷媒の漏洩を検出することができる。冷媒センサ47により冷媒の漏洩が検出されると、制御装置60は、冷媒遮断弁26を閉じるように制御する。
これにより、室外ユニット10から水端末装置30への冷媒の供給が停止される。
この場合に、制御装置60は、冷媒の漏洩があったことを報知するようにしてもよい。
また、制御装置60は、水端末装置30で冷媒の漏洩を検出した場合、水端末装置30が配置されている室内の空気を攪拌するようにしてもよい。
なお、分岐配管85の一部を縦方向に配置し、その縦方向となっている分岐配管85の最上部に冷媒センサ47を配置する構成にするとさらに好ましい。これにより、分岐配管85の上端部に集まる冷媒をより確実に検出することが可能となる。
また、冷媒センサ47は、水配管40内の最上部よりも高い位置に配置されるとさらに好ましい。これにより、水よりも比重の軽い冷媒を迅速に検知できる。
また、冷媒センサ47は、水配管40の水熱交換器31の吐出口91よりも下流側で、かつ、水配管40が初めに下方に折れ曲がる位置よりも上流側の位置に配置されると好ましい。これにより、水熱交換器31の吐出口よりも下流側で、かつ、水配管40が初めに下方に折れ曲がる位置に滞留するため、当該位置に冷媒センサ47を設けることで迅速に冷媒を検知できる。
以上述べたように、本実施の形態においては、水配管40には水熱交換器31の吐出口91以上の高さ位置に冷媒センサ47が配置される。
これにより、水の凍結などにより水熱交換器31が破損し、水配管40に冷媒が混入された場合に、水熱交換器31の吐出口91以上の高さの水配管40に冷媒を集めることができ、この上方に集められた冷媒を冷媒センサ47により検出することにより、冷媒の漏洩を容易にかつ安価に確認することができる。
また、冷媒センサ47は、水配管40内の上部に、または、水配管40の水熱交換器31の吐出口91よりも下流側で、かつ、水配管40が初めに下方に折れ曲がる位置よりも上流側の位置に配置される。
これにより、水配管40に冷媒が混入された場合に、水配管40の上部、または、水配管40の水熱交換器31の吐出口91よりも下流側で、かつ、水配管40が初めに下方に折れ曲がる位置よりも上流側の位置で、冷媒センサ47により冷媒を検出することにより、冷媒の漏洩を迅速に確認することができる。
なお、本実施の形態では、冷媒センサ47を水配管40に配設する構成で説明したが、本発明はこれに限られない。冷媒センサ47は、水導通部33の吐出口91よりも高い位置にあればよいので、例えば、冷媒センサ47をリリーフ弁46に内蔵する構成としても同様の作用、効果を奏する。
<第2実施の形態>
次に、本発明の第2実施の形態について説明する。
第2実施の形態は、冷媒センサ47を水導通部33の吐出口91よりも低い位置に配置されている点で第1実施の形態と相違する。
図5は、冷媒センサ47をリリーフ弁46の外部に配置する場合の例を示す概略構成図である。
水配管40の上方配置部分40aには、分岐部45が形成されている。分岐部45にはリリーフ弁46が設けられている。リリーフ弁46は、水やガスなどの流体が所定設定圧力以上で流れる場合、流体を放出するように構成されている。ここで、リリーフ弁46の設定圧力は、水配管40内を流れる水の水圧よりも高く、かつ、冷媒圧力よりも低く設定されている。
本実施の形態において、冷媒センサ47は、リリーフ弁46から吐出される冷媒を検知する位置に配設されている。
一般に、水配管40の耐久圧力は、0.25MPa~0.3MPaである。水配管40内を流れる水の水圧は0.2MPa程度であるが、冷媒圧力は2.0MPaなので、水配管40内に冷媒が混入した場合、水配管40が冷媒圧力に耐えられず破損することがある。水配管40の中でもリリーフ弁46が特に耐久性が弱いため、冷媒混入時、リリーフ弁46が破損する場合がある。このような場合でも、リリーフ弁46から吐出される冷媒を検知する位置に冷媒センサ47を設けることで、水配管40内に冷媒が混入したことを迅速に検出できる。
図5に示すように、水端末装置30に内蔵される配管や水配管40は、冷水が通るため、水熱交換器31および水配管40は、断熱材80で被覆して結露対策を行う。
しかしながら、水熱交換器31、フロースイッチ44、リリーフ弁46といった部品と水配管40との接続箇所は、断熱材80を被覆することが困難であるため、外部に露出されることが多い。
そのため、水端末装置30の内部の接続箇所に発生した微量な結露は、水端末装置30の下部に設けられた水端末装置30の底板81に溜められる。底板81には、底板81に溜まった水を吐出するための排水孔82が設けられる。
リリーフ弁46には、水配管40から放出される水を底板81に導く排水ホース83が設けられている。排水ホース83の下端部は、底板81に対して所定間隔を有する位置に配置されている。
底板81の上面には、センサ用台座84が設置されており、センサ用台座84の上面には、冷媒センサ47が設置されている。
冷媒センサ47は、底板81と排水ホース83の下端との隙間で、かつ、排水ホース83の下端の開口部83aの外径よりも外側に配置されている。
これにより、冷媒センサ47は、排水ホース83から吐出される水に濡れることなく、リリーフ弁46から吐出される水に混入した冷媒を検出することができる。
上記構成とすることで、既存の部品や装置を用いて冷媒漏洩を検出することができるので、安価に実現することができる。
以上述べたように、本実施の形態においては、リリーフ弁46の吐出口に設けられリリーフ弁46から放出される水を底部に排水する排水ホース83を備え、排水ホース83の下端の開口部83aの近傍に冷媒センサ47が配置される。
これによれば、冷媒センサ47により、排水ホース83を介してリリーフ弁46から排出される水に混入した冷媒を検出することができる。
<第3実施の形態>
次に、本発明の第3実施の形態について説明する。
図6は、本発明の第3実施の形態を示す概略構成図である。
図6に示すように、本実施の形態においては、建物70の1階71に水端末装置30を設置するとともに、二次側端末装置50を建物70の2階72に二次側端末装置50を設置するようにしたものである。
この場合、二次側端末装置50は、内部に水端末装置30から二次側冷媒配管48を介して送られる水が流れる二次端末側水配管51を備え、この二次端末側水配管51の上方位置にリリーフ弁46を設けるように構成されている。ここで、リリーフ弁46は、二次端末側水配管51の上方に位置することがさらに好ましい。また、リリーフ弁46は、二次端末側水配管51の最上位に設けることがさらに好ましい。
ここで、冷媒センサは、第1実施の形態のように、二次側端末装置50の二次端末側水配管51に設けられていてもよいし、第2実施の形態のように、リリーフ弁46から吐出される冷媒を検知する位置に配設されていてもよい。
その他、第2実施の形態と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
次に、第3実施の形態の動作について説明する。
本実施の形態においては、水端末装置30の水熱交換器31の破損により、冷媒が水配管40に混入した場合に、水配管40の冷媒が、水吐出側弁37を介して二次側冷媒配管48を介して二次側端末装置50に送られる。
ここで、水熱交換器31の破損により、冷媒配管38から水配管40に冷媒が混入した場合、混入した冷媒は水よりも比重が小さいため、水配管40内を上昇し、二次側端末装置50に達する。これにより、冷媒センサ47により冷媒の漏洩を検出することができ、冷媒の漏洩によるリスクを低減させることができる。
なお、二次側端末装置50が空調用の室内機の場合、制御装置60は、冷媒の漏洩を検出した時に室内機の送風ファンを駆動制御してもよい。これにより、二次側端末装置50に既存で備わっている部材を用いて、安価に漏洩冷媒を攪拌することができる。
一般に、R32冷媒のように微燃性冷媒を用いる場合、法令により水端末装置30の設置空間の床面面積が規制されており、これにより、微燃性冷媒の着火リスクを低減するようにしている。
しかしながら、水端末装置30から送られる水を利用する二次側端末装置50に関しては、法令による制限がないため、水端末装置30から漏洩冷媒が二次側端末装置50に送られた場合に、二次側端末装置50から冷媒が漏洩した場合の対策が必要と考えられる。
以上述べたように、本実施の形態においては、二次側端末装置50は、水端末装置30から送られる水が流れる二次端末側水配管51を備え、二次端末側水配管51にリリーフ弁46を設け、リリーフ弁46の近傍に漏洩冷媒を検出する冷媒漏洩センサ47を設けた。
これにより、水熱交換器31の破損により、冷媒配管38から水配管40に冷媒が混入した場合、混入した冷媒は水よりも比重が小さいため、水配管40内を上昇し、二次側端末装置50に達する。これにより、二次側端末装置50のリリーフ弁46から冷媒が吐出されるので、冷媒漏洩センサ47が冷媒の漏洩を検出することができ、冷媒の漏洩によるリスクを低減させることができる。
なお、二次側端末装置50が空調用の室内機の場合、制御装置60は、冷媒の漏洩を検出した時に室内機の送風ファンを駆動制御してもよい。これにより、二次側端末装置50に既存で備わっている部材を用いて、安価に漏洩冷媒を攪拌できる。
<第4実施の形態>
次に、本発明の第4実施の形態について説明する。
図7は、本発明の第4実施の形態を示す水端末装置30の回路図である。
図7に示すように、本実施の形態においては、冷媒センサは設置されていない。
本実施の形態においては、フロースイッチ44は、水ポンプ41よりも下流でかつ水熱交換器31よりも高い位置に位置することが好ましい。漏洩流体はガスのため、フロースイッチ44を水ポンプ41より高い位置に設けることで、水熱交換器31(冷媒漏洩部)より高い方が検出を早く行うことができるためである。
また、フロースイッチ44は、水配管40の最上位に位置することがさらに好ましい。これにより、漏洩冷媒を迅速に検出することができるためである。
フロースイッチ44は、水やガスなどの流体が所定圧力以上の場合にON状態となり、水やガスなどの流体が所定圧力以上の場合にOFF状態となるスイッチである。水配管40のフロースイッチ44よりも下流側には、水タンク42が設けられる。
本実施の形態において、水端末装置30の水熱交換器31が破損し、冷媒配管38内の冷媒が水配管40に混入した場合、水配管40内の冷媒が上昇し、水配管40の上部に溜まることにより、水配管40内の水の水位が下がる。水配管40内の水の水位が下がると、水ポンプ41により水配管40内の水の流れが遅くなり、フロースイッチ44による設定圧力よりも水の圧力が下回ったとき、フロースイッチ44がOFFになる。
そのため、制御装置60は、水ポンプ41を駆動した状態で、フロースイッチ44がONにならない場合に、冷媒の漏洩が発生したと判定するように構成されている。
ここで、フロースイッチ44は、所定の原因で瞬間的にOFFになる場合があるので、制御装置60は、フロースイッチ44が所定時間以上ONにならない場合に、冷媒の漏洩が発生したと判定するように構成するとさらに好ましい。
すなわち、水熱交換器31が破損して、冷媒が水配管40に混入した場合、水ポンプ41を駆動したとしても、冷媒の混入により、水配管40の内部に水が流れなくなる。そのため、制御装置60は、フロースイッチ44がONにならない場合には、冷媒が混入したと判断し、冷媒遮断弁26を閉じるように制御する。
なお、本実施の形態においては、フロースイッチ44は、水ポンプ41よりも下流でかつ水熱交換器31よりも高い位置に設置しているが、本発明はこれに限られるものではなく、フロースイッチ44は水配管40の回路内にあればよい。
その他、室外ユニット10および二次側端末装置50に関しては、前記第1実施の形態と同様であるため、その説明を省略する。
次に、第4実施の形態の動作について、図8に示すフローチャートを参照して説明する。
図8は、第4実施の形態の動作を示すフローチャートである。
まず、例えば、リモコンなどにより運転指示があった場合には(ST1:YES)、室外ユニット10の圧縮機11を駆動するとともに、制御装置60は、水端末装置30の膨張弁39、水ポンプ41などを制御することにより、水熱交換システム1の運転を行う(ST2)。
制御装置60は、水ポンプ41を駆動した状態で(ST3)、水ポンプ41の回転数をフィードバックして、水ポンプ41の回転数が正常であるか否かを判断する(ST4)。
そして、制御装置60は、水ポンプ41の回転数が正常であると判断した場合に(ST4:YES)、フロースイッチ44がON状態か、OFF状態かを判断する(ST5)。
制御装置60は、フロースイッチ44がOFF状態であると判断した場合は(ST5:YES)、冷媒が漏洩したと判断し、冷媒遮断弁26を閉じるように制御する(ST6)。
一方、制御装置60は、フロースイッチ44がON状態であると判断した場合は(ST5:NO)、冷媒の漏洩は発生していないと判断し、水熱交換システム1の運転を継続する。
以上述べたように、本実施形態においては、水端末装置30は、室外ユニット10からの冷媒を水熱交換器31に送る冷媒配管38と、二次側端末装置50からの水を水熱交換器31に送る水配管40と、水配管40に設けられた水ポンプ41と、水配管40の水熱交換器31より下流側に設けられた水タンク42と、を備え、水配管40の水熱交換器31と水タンク42との間にフロースイッチ44を設けるとともに、水端末装置30と室外ユニット10とを接続する室外冷媒配管25に冷媒遮断弁26を設け、冷媒遮断弁26の制御を行う制御装置60を設け、制御装置60は、水ポンプ41を駆動している状態で、フロースイッチ44がOFF状態である場合に、冷媒の漏洩が発生していると判断して、冷媒遮断弁26を閉じるように制御する。
これによれば、冷媒センサを用いることなく、水配管40への冷媒の漏洩を検出することができ、冷媒の漏洩を検出した場合に冷媒遮断弁26を閉じることで、室外ユニット10から水端末装置30への冷媒の供給を停止することができ、それ以上の冷媒の漏洩を防ぐことができる。
なお、本実施の形態においては、冷媒の漏洩を検出した場合に、冷媒遮断弁26を閉じるようにしているが、これに限定されず、冷媒遮断弁26を閉じる、水端末装置30や二次側端末装置50を有する室内空間の空気を撹拌する、報知をする、の少なくともいずれか1つの対応をとるようにすればさらに好ましい。
この場合に、水熱交換システム1が試運転中には、前述の制御は行われない。これは、例えば、試運転中には、水配管40に空気が混入した状態から、エア抜き弁43から空気を抜きながら、徐々に水配管40に水を満たしていくことが行われている。そのため、前述の制御を行うと、冷媒遮断弁26が閉じるように制御され、試運転に支障を来すおそれがあるためである。
<第5実施の形態>
次に、本発明の第5実施の形態について説明する。
第5実施の形態においては、第4実施の形態の制御を変更したものであり、水熱交換システム1の構成については、第4実施の形態と同様である。
本実施形態においては、制御装置60は、温度センサ(図示せず)により、水熱交換器31における冷媒または水の温度を検出し、この冷媒または水の温度が0℃を下回った場合に、凍結履歴として記憶するように構成されている。そして、0℃を下回った凍結履歴がある場合で、フロースイッチ44がOFFの場合に、冷媒の漏洩が発生したと判断するように構成されている。
水熱交換器31の凍結履歴がある場合は、水熱交換器31の破損が生じやすいため、水熱交換器31の凍結履歴に応じて冷媒漏洩検出の判断を行うことで、冷媒漏洩の判断をより正確に行うことができる。
特に、数回の凍結により水熱交換器31が破損する可能性が高くなるため、凍結履歴が所定回数以上の場合に、フロースイッチ44がOFF状態の場合に冷媒が漏洩したと判断するとさらに好ましい。
次に、第5実施の形態の動作について、図9に示すフローチャートを参照して説明する。
図9は、第5実施の形態の動作を示すフローチャートである。
まず、例えば、リモコンなどにより運転指示があった場合には(ST11:YES)、室外ユニット10の圧縮機11を駆動するとともに、制御装置60は、室外ユニット10の圧縮機11、膨張弁39、水ポンプ41などを制御することにより、水熱交換システム1の運転を行う(ST12)。
制御装置60は、水ポンプ41を駆動した状態で(ST13)、水ポンプ41の回転数をフィードバックして、水ポンプ41の回転数が正常であるか否かを判断する(ST14)。
続いて、制御装置60は、水ポンプ41の回転数が正常であると判断した場合に(ST14:YES)、水熱交換システム1が試運転モードで運転しているか否かを判断し(ST15)、試運転モードで運転していない場合は(ST15:NO)、水温が0℃を下回った履歴があるか否かを判断する(ST16)。
制御装置60は、水温が0℃を下回った凍結履歴があると判断した場合は(ST16:YES)、フロースイッチ44がON状態か、OFF状態かを判断する(ST17)。
制御装置60は、フロースイッチ44がOFF状態であると判断した場合は(ST17:YES)、冷媒が漏洩したと判断し、冷媒遮断弁26を閉じるように制御する(ST18)。
一方、制御装置60は、フロースイッチ44がON状態であると判断した場合は(ST17:NO)、冷媒の漏洩は発生していないと判断し、水熱交換システム1の運転を継続する(ST12)。
なお、水熱交換システム1が試運転モードで運転している場合(ST15:YES)、凍結履歴があると判断した場合も、水熱交換システム1の運転を継続する(ST12)。
以上述べたように、本実施の形態においては、制御装置60は、冷媒または水の温度が0℃を下回った場合に、凍結履歴として記憶し、凍結履歴がある場合で、フロースイッチ44がOFFの場合に、冷媒の漏洩が発生したと判断する。
これにより、冷媒センサを用いることなく、水配管40への冷媒の漏洩を検出することができ、冷媒の漏洩を検出した場合に冷媒遮断弁26を閉じることで、室外ユニット10から水端末装置30への冷媒の供給を停止することができ、それ以上の冷媒の漏洩を防ぐことができる。また、凍結履歴を条件とすることにより、フロースイッチ44がOFF状態の場合における冷媒漏洩の判断をより正確に行うことができる。
なお、本実施の形態では、水配管40内の水温が0℃を下回った場合、凍結判定をしているが、本発明はこれに限らず、水端末装置30等の気温を検知する温度センサの検知結果に基づいて、凍結判定をする構成であってもよい。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々変更が可能である。
以上のように、本発明に係る水熱交換システムは、水配管に冷媒が混入された場合に、冷媒の漏洩を容易にかつ安価に確認することができ、さらに、冷媒の漏洩が検出された場合に、室外ユニットから水端末装置への冷媒の供給を停止することができる水熱交換システムに、好適に利用可能である。
1 水熱交換システム
10 室外ユニット
11 圧縮機
16 冷媒配管
17 室外熱交換器
20 液冷媒接続弁
21 ガス冷媒接続弁
25 室外冷媒配管
26 冷媒遮断弁
30 水端末装置
31 水熱交換器
32 冷媒導通部
33 水導通部
34 端末側液冷媒接続弁
35 端末側ガス冷媒接続弁
36 水供給側弁
37 水吐出側弁
38 冷媒配管
39 膨張弁
40 水配管
40a 上方配置部分
41 水ポンプ
42 水タンク
43 エア抜き弁
44 フロースイッチ
45 分岐部
46 リリーフ弁
47 冷媒センサ
48 二次側冷媒配管
50 二次側端末装置
51 二次端末側水配管
60 制御装置

Claims (2)

  1. 圧縮機を備え冷媒を循環させる室外ユニットと、
    前記冷媒と水とを熱交換させる水熱交換器を備えた水端末装置と、
    前記水端末装置から送られる水を利用する二次側端末装置と、
    前記室外ユニットと前記水端末装置とを接続する室外冷媒配管と、
    前記二次側端末装置と前記水端末とを接続する二次側冷媒配管と、
    前記水端末装置の底部に設けられた排水孔と、
    前記水端末装置に設けられ前記室外冷媒配管に接続され前記水熱交換器を通る冷媒配管と、
    前記水端末装置に設けられ前記二次側冷媒配管に接続され前記水熱交換器を通る水配管と、
    前記水配管の前記水熱交換器の吐出口以上の高さ位置に配置されるリリーフ弁と、
    前記リリーフ弁の吐出口に設けられ前記リリーフ弁から放出される水を前記底部に排水する排水ホースと、を備えた水熱交換システムにおいて、
    前記排水ホースの下端の開口部近傍に冷媒センサが配置されることを特徴とする水熱交換システム。
  2. 前記冷媒センサは、前記底部から所定の高さ位置に備えられることを特徴とする請求項1に記載の水熱交換システム。
JP2019176963A 2019-09-27 2019-09-27 水熱交換システム Active JP7394338B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019176963A JP7394338B2 (ja) 2019-09-27 2019-09-27 水熱交換システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019176963A JP7394338B2 (ja) 2019-09-27 2019-09-27 水熱交換システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021055866A JP2021055866A (ja) 2021-04-08
JP7394338B2 true JP7394338B2 (ja) 2023-12-08

Family

ID=75272389

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019176963A Active JP7394338B2 (ja) 2019-09-27 2019-09-27 水熱交換システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7394338B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023095427A1 (ja) * 2021-11-29 2023-06-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 熱媒体循環システム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013038577A1 (ja) 2011-09-13 2013-03-21 三菱電機株式会社 ヒートポンプ装置及びヒートポンプ装置の制御方法
JP2013167395A (ja) 2012-02-15 2013-08-29 Mitsubishi Electric Corp ヒートポンプサイクル装置
JP2016095130A (ja) 2016-02-16 2016-05-26 三菱電機株式会社 ヒートポンプサイクル装置
WO2019003268A1 (ja) 2017-06-26 2019-01-03 三菱電機株式会社 ヒートポンプ利用機器

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013038577A1 (ja) 2011-09-13 2013-03-21 三菱電機株式会社 ヒートポンプ装置及びヒートポンプ装置の制御方法
JP2013167395A (ja) 2012-02-15 2013-08-29 Mitsubishi Electric Corp ヒートポンプサイクル装置
JP2016095130A (ja) 2016-02-16 2016-05-26 三菱電機株式会社 ヒートポンプサイクル装置
WO2019003268A1 (ja) 2017-06-26 2019-01-03 三菱電機株式会社 ヒートポンプ利用機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021055866A (ja) 2021-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3647687B1 (en) Device utilizing heat pump
JP6468300B2 (ja) 空気調和装置
EP3637016B1 (en) Equipment that uses heat pump
CN104838218B (zh) 空调装置
CN101512249B (zh) 制冷装置
JP2013167395A (ja) ヒートポンプサイクル装置
JP2009079813A (ja) 熱源側ユニット、空気調和装置、および、空気調和システム
EP2891849A1 (en) Heat reclaim for a multifunction heat pump and a multifunction air conditioner
AU2013264087A1 (en) Refrigeration apparatus
WO2012098581A1 (ja) 空気調和装置
JP2017156003A (ja) 空気調和装置
EP3467399B1 (en) Heat-pump utilization device
JP7394338B2 (ja) 水熱交換システム
JP4582261B1 (ja) 暖房専用空気調和装置
JP3738299B2 (ja) ヒ−トポンプ式熱供給装置
JP2009103363A (ja) 受液器及びそれを備えた冷凍装置
US20220034535A1 (en) Heat exchange unit
KR101526339B1 (ko) 수냉식 공기조화기 및 그 제어방법
CN112066458A (zh) 采用节流阀的空调机组及其控制方法
JP2010048471A (ja) 屋内埋込型熱源機
KR100698373B1 (ko) 4개의 체크밸브를 갖는 히트펌프의 제상운전시스템
JP2009210143A (ja) 空気調和装置および冷媒量判定方法
JPH11351684A (ja) 二次冷媒冷凍サイクル装置
CN110337571A (zh) 热泵利用设备
AU2015255163B2 (en) Refrigeration apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220909

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230801

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230929

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231024

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231116

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7394338

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151