JP7393455B2 - セルラー電話通信システムにおけるアップリンク制御シグナリング - Google Patents
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Description
ここで、
は、プラスの無限大の方向の最も近いサポートする整数への四捨五入演算を表し、Oは、送信されるビット数、例えば、CQIワード長であり、
は、割り当てられた周波数リソース内にPUSCHを搬送する副搬送波(基地局から物理ダウンリンク制御チャンネルであるPDCCH上で受信した)の数であり、
は、サブフレーム毎にPUSCHを搬送する多重搬送波記号(OFDM記号)(基地局からPDCCH上で受信した)の数であり、
は、PUSCH上で送信されたビットの合計数である。「オフセット」という用語は、トラフィックデータの望ましい受信品質と、制御メッセージフィールド内で転送される制御データの間のオフセットを定める品質オフセットである。オフセットは、異なる制御メッセージフィールドにおいて異なるとすることができるが、選択された送信方式に依存するように作成することができる。例えば、送信方式として空間多重化が選択された場合には、「オフセット」は、単一ストリームビーム形成送信又は空間送信ダイバーシティの場合よりも大きい値を有するように設定することができ、この場合、本質的に、より高い送信信頼性が得られる。トラフィックデータの送信の品質は、転送されるデータのサービス形式に従って判断され、変調及び符号化の方式、並びにPUSCHの他のパラメータは、これらの要件を満たすように設定される。実際には、変調方式は、LTE-Aの現在の仕様におけるものと同様に、PUSCH上で送信される全ての記号に対して同じとすることができるが、制御メッセージフィールドのチャンネル符号化方式は、「オフセット」を基準にして選択することができる。一般的に、ACK/NACKメッセージのようなある一定の制御メッセージは、エラーに対して耐性が低く、例えば、ブロックエラー率(BLER)に関してより高い受信品質を必要とし、PUSCHパラメータは、これらの要求を自動的には満たさない。式(1)では、「オフセット」という用語は、制御メッセージフィールドに対して選択された変調及び符号化の方式が望ましい高い受信品質を保証し、「オフセット」の実際の値が、トラフィックデータの品質(BLER)と制御メッセージ形式の要求品質(BLER)の間の差分に従って判断することを保証するように使用される。「オフセット」のこれらの値は、一般的に事前に判断され、選択されたアップリンク送信方式に依存するものとして記憶される。「オフセット」の値が大きくなる程、すなわち、トラフィックデータの要求品質と制御データの要求品質の間の差分が大きい程、より多くの記号が制御メッセージフィールドに割り当てられ、より堅固なチャンネル符号化が制御メッセージフィールドに適用される(その逆も同様である)。したがって、式(1)の計算は、制御メッセージビットの変調及びチャンネル符号化の前に実施される。上述のように、式(1)は、各制御メッセージ形式(この例ではCQI及びACK/NACK)に対して計算される。実際には式(1)は、現在の3GPP仕様に定められた式の修正であり、この修正は、「オフセット」という用語である。
ここで、Nは、サブフレーム内のユーザ端末に割り当てられた副搬送波の合計数であり、NCQIは、サブフレーム内の送信されるCQI記号の数である。
は、切り捨て演算、すなわち、マイナス無限大の方向の最も近い整数への四捨五入である。反復係数の計算及び利用は、CQIが、割り当てられた周波数スペクトルにわたって配分される(又はインターリーブされる)ことになることを保証する。次に、ACK/NACKメッセージフィールドに対して、反復係数RPFが次式に従って計算される。
ここで、NANは、サブフレーム内の送信されるACK/NACK記号の数である。送信されるCQIリソース要素(又は記号)の数は、リソース要素の合計数から減らされるので、反復係数RPFANは、CQIの後に論理的に利用可能なリソース要素に対処することによって計算される。このようにして、着目している特定の制御メッセージフィールドに対して使用するべき記号又はリソース要素の数による割算の前に、リソース要素Nの合計数から、割り当てられたリソース要素の数を低減することにより、更に別の制御メッセージフィールド(ランクインジケータ、事前符号化行列インジケータ等)に対する反復係数を計算することができる。ブロック508では、リソース要素マッピングが、割り当てられた反復係数を使用することによって異なるリソース要素から開始されるように、異なる制御メッセージフィールドに対して異なる開始位置リソース要素が選択される。反復係数は、0とRPF-1との間で変化することができる。ブロック510では、制御メッセージフィールドの制御記号が、ブロック508おいて選択された開始位置、ブロック504においてCQIに対して計算された反復係数、及びブロック506においてACK/NACKに対して計算された反復係数を用いてリソース要素にマップされる。
修正なしでは、異なるランクの理由から、制御メッセージフィールドには正しい数の記号又は副搬送波が割り当てられないことになる。制御メッセージフィールドに対してビーム形成又は送信ダイバーシティを利用するためには、同じ制御メッセージ記号が、全ての空間ストリーム内で同じ副搬送波を占有するように、好ましくは、同じ副搬送波が、空間ストリーム内の制御メッセージフィールドに割り当てられる。次に、送信機内でビーム形成を実施する信号プロセッサは、ビームの望ましい方向に基づいて判断された係数で記号を乗算する。当然ながら、記号の受信を可能にするために、受信機内で逆作動が実施される、すなわち、受信機内でビーム形成を実施する信号プロセッサは、判断された空間重み付けに基づいて判断された係数により、複数のアンテナから受信した信号ストリームを乗算し、異なるストリームの同じ副搬送波上で送信された記号が組み合わされる。
402 アップリンク送信方式の選択
406 制御メッセージフィールドの割り当て
Claims (16)
- 基地局によって実行される方法であって、該方法は、
第1の符号化された制御情報をユーザ端末から第1の空間ストリームを介して受信し、第2の符号化された制御情報を第2の空間ストリームを介して同時に受信し、前記第1の空間ストリームと前記第2の空間ストリームは、単一搬送波周波数分割多重アクセス(SC-FDMA)を使用し、前記第1の空間ストリームは、前記第2の空間ストリームとは異なるアンテナからのものであり、前記第1の符号化された制御情報は、第1の拡散コードによって拡散されたものであり、前記第2の符号化された制御情報は、前記第1の拡散コードとは異なる第2の拡散コードによって拡散されたものであり、
前記第1の拡散コードによって前記第1の符号化された制御情報を拡散する際に使用される手順とは逆の手順を使用して制御情報を生成し、
前記第2の拡散コードによって前記第2の符号化された制御情報を拡散する際に使用される手順とは逆の手順を使用して前記制御情報を生成する、
ことを特徴とする方法。 - 前記第1の符号化された制御情報は、第1のスクランブルコードによってスクランブル化され、前記第2の符号化された制御情報は、第2のスクランブルコードによってスクランブル化される、請求項1に記載の方法。
- 前記制御情報は、確認応答(ACK)/否定確認応答(NACK)情報である、請求項1に記載の方法。
- 前記制御情報は、ランクインジケータ情報である、請求項1に記載の方法。
- 前記第1の符号化された制御情報及び前記第2の符号化された制御情報はデータを潰す、請求項1に記載の方法。
- 前記受信することは、更に、前記第1の符号化された制御情報と前記第2の符号化された制御情報を、物理アップリンク共有チャンネル(PUSCH)を介して受信することを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記ユーザ端末から前記PUSCHを介してデータを受信することを更に含む、請求項6に記載の方法。
- 前記第1の符号化された制御情報の少なくとも一部と前記第2の符号化された制御情報の少なくとも一部が、送信ダイバーシティを使用して、前記データの少なくとも一部と同時に受信される、請求項7に記載の方法。
- 基地局であって、
第1の符号化された制御情報をユーザ端末から第1の空間ストリームを介して受信し、第2の符号化された制御情報を第2の空間ストリームを介して同時に受信するように構成された受信機であって、前記第1の空間ストリームと前記第2の空間ストリームは、単一搬送波周波数分割多重アクセス(SC-FDMA)を使用し、前記第1の空間ストリームは、前記第2の空間ストリームとは異なるアンテナからのものであり、前記第1の符号化された制御情報は、第1の拡散コードによって拡散されたものであり、前記第2の符号化された制御情報は、前記第1の拡散コードとは異なる第2の拡散コードによって拡散されたものである、受信機と、
前記第1の拡散コードによって前記第1の符号化された制御情報を拡散する際に使用される手順とは逆の手順を使用して制御情報を生成し、
前記第2の拡散コードによって前記第2の符号化された制御情報を拡散する際に使用される手順とは逆の手順を使用して前記制御情報を生成する、
ように構成されたプロセッサと、
を備えることを特徴とする基地局。 - 前記第1の符号化された制御情報は、第1のスクランブルコードによってスクランブル化され、前記第2の符号化された制御情報は、第2のスクランブルコードによってスクランブル化される、請求項9に記載の基地局。
- 前記制御情報は、確認応答(ACK)/否定確認応答(NACK)情報である、請求項9に記載の基地局。
- 前記制御情報は、ランクインジケータ情報である、請求項9に記載の基地局。
- 前記第1の符号化された制御情報及び前記第2の符号化された制御情報はデータを潰す、請求項9に記載の基地局。
- 前記受信機は、前記第1の符号化された制御情報と前記第2の符号化された制御情報を、物理アップリンク共有チャンネル(PUSCH)を介して受信するように動作可能である、請求項9に記載の基地局。
- 前記受信機は、前記ユーザ端末から前記PUSCHを介してデータを受信するように更に動作可能である、請求項14に記載の基地局。
- 前記第1の符号化された制御情報の少なくとも一部と前記第2の符号化された制御情報の少なくとも一部が、送信ダイバーシティを使用して、前記データの少なくとも一部と同時に受信される、請求項15に記載の基地局。
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LG Electronics, Alcatel-Lucent, Ericsson, Nokia, Nokia Siemens Networks, Panasonic,Finalizing the uplink control information multiplexing in PUSCH[online],3GPP TSG-RAN WG1#54b R1-083964,2008年10月03日 |
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