JP7392417B2 - SiCエピタキシャルウェハの製造方法 - Google Patents

SiCエピタキシャルウェハの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、SiCエピタキシャルウェハの製造装置及びSiCエピタキシャルウェハの製造方法に関する。
炭化珪素(SiC)は、シリコン(Si)に比べて絶縁破壊電界が1桁大きく、また、バンドギャップが3倍大きく、更に、熱伝導率が3倍程度高い等の特性を有することから、パワーデバイス、高周波デバイス、高温動作デバイス等への応用が期待されている。このため、近年、上記のような半導体デバイスにSiCエピタキシャルウェハが用いられている。
SiCエピタキシャルウェハは、SiCエピタキシャル膜を形成する基板として昇華法等で作製したSiCのバルク単結晶から加工したSiC単結晶基板(以下、「SiC基板」と記載する場合がある。)を用い、通常、この上に化学的気相成長法(Chemical Vapor Deposition:CVD)によってSiC半導体デバイスの活性領域となるSiCエピタキシャル膜を成長させることによって製造される。
SiCエピタキシャルウェハを製造するための装置としては、複数のウェハを水平に配置し、各ウェハを公転させるとともにウェハ中心を軸にしてウェハ自体を自転させる水平自公転型のエピタキシャル成長装置が挙げられる。このようなエピタキシャル成長装置は、一般に、黒鉛からなる回転可能な搭載プレート(サセプタ)上に、この搭載プレートの回転軸を囲むように、SiC基板の載置部である、黒鉛からなる複数のサテライトが設けられており、搭載プレート及びサテライトの上方に、黒鉛からなる円盤状のシーリングが配置された構成とされている。シーリングの中央部には、SiC基板上に原料ガスを供給するためのガス供給部が設けられている。そして、サテライトが回転駆動機構によって自転可能とされることにより、このサテライト上に載置されたSiC基板は、搭載プレートの回転軸を中心に公転するとともに自転することで、自公転可能に構成されている。
上記のようなエピタキシャル成長装置においては、ガス供給部から原料ガスを供給することにより、搭載プレート上に載置されたSiC基板の外周端部の外側から、このSiC基板上を通過するように原料ガスが供給される。この際、加熱手段によってSiC基板を高温に維持しながら、基板上にエピタキシャル材料を堆積させることでエピタキシャル膜を成膜する。
特開2018-022880号公報 特開2007-180132号公報 特開2015-122443号公報
上記の方法では、搭載プレートに取り付けられた複数のサテライトの各々に、SiC基板を載置した状態で、各々のSiC基板にSiCエピタキシャル膜の成膜を同時に行うことにより、複数のSiCエピタキシャルウェハが、同時に製造される。成膜されるSiCエピタキシャル膜には、一般的に、不純物元素がドープされるが、SiCエピタキシャルウェハ間において、成膜されたSiCエピタキシャル膜に、ドープされた不純物元素の濃度、即ち、キャリア濃度に大きなばらつきが生じる場合がある。
このため、同時に複数のSiC基板に、SiCエピタキシャル膜を成膜するSiCエピタキシャルウェハの製造装置において、各々のSiCエピタキシャルウェハ間におけるSiCエピタキシャル膜のキャリア濃度の均一性の高い製造装置が求められている。
(1) SiC基板の主面上に、化学的気相成長法によってSiCエピタキシャル膜を成長させるSiCエピタキシャルウェハの製造装置であって、複数のサテライト収容部を有する搭載プレートと、前記サテライト収容部内に取り付けられる前記SiC基板が載置されるサテライトと、を有し、前記サテライトにおいて、載置された前記SiC基板と対向する上面は、凹状の球面の一部により形成されていることを特徴とする。
(2) SiC基板の主面上に、化学的気相成長法によってSiCエピタキシャル膜を成長させるSiCエピタキシャルウェハの製造装置であって、複数のサテライト収容部を有する搭載プレートと、前記サテライト収容部内に取り付けられる前記SiC基板が載置される第1のサテライト及び第2のサテライトと、を有し、前記第1のサテライト及び前記第2のサテライトにおいて、載置された前記SiC基板と対向する上面は、凹状の球面の一部により形成されており、前記第1のサテライトの上面における高低差と、前記第2のサテライトの上面における高低差とは、異なることを特徴とする。
(3) 前記搭載プレート及び前記サテライトは、カーボンにより形成されていることを特徴とする。
(4) 複数のサテライト収容部を有する搭載プレートとを備えたSiCエピタキシャルウェハの製造装置により、SiC基板の主面上に、化学的気相成長法によってSiCエピタキシャル膜を成長させるSiCエピタキシャルウェハの製造方法であって、前記サテライト収容部に取り付けられる第1のサテライト及び第2のサテライトの上面は、凹状の球面の一部により形成されており、前記第1のサテライトの上面における高低差と、前記第2のサテライトの上面における高低差とは異なっており、複数の前記サテライト収容部のすべてに、第1のサテライトを取り付け、前記第1のサテライトの上面に対向するように、前記SiC基板を載置して、前記SiC基板の上にSiCエピタキシャル膜を成膜する第1の成膜工程と、前記第1の成膜工程において成膜されたSiCエピタキシャル膜のキャリア濃度を測定するキャリア濃度測定工程と、前記キャリア濃度測定工程において測定されたキャリア濃度に基づき、前記サテライト収容部に取り付けられている前記第1のサテライトを前記第2のサテライトとを交換し、前記第1のサテライトまたは前記第2のサテライトの上面に対向するように、前記SiC基板を載置して、前記SiC基板の上にSiCエピタキシャル膜を成膜する第2の成膜工程と、を有することを特徴とする。
本開示のSiCエピタキシャルウェハの製造装置では、複数のSiC基板に、同時にSiCエピタキシャル膜を成膜するSiCエピタキシャルウェハの製造装置において、各々のSiCエピタキシャルウェハ間におけるSiCエピタキシャル膜のキャリア濃度の均一性を高くすることができる。
第1の実施の形態におけるSiCエピタキシャルウェハの製造装置のサテライトの模式的な説明図(1) 第1の実施の形態におけるSiCエピタキシャルウェハの製造装置のサテライトの模式的な説明図(2) 第1の実施の形態におけるSiCエピタキシャルウェハの製造装置のサテライトの模式的な説明図(3) 第1の実施の形態におけるSiCエピタキシャルウェハの製造装置を模式的な説明図 第1の実施の形態において製造されるSiCエピタキシャルウェハの模式的な断面図 第2の実施の形態におけるSiCエピタキシャルウェハの製造方法のフローチャート 搭載プレートの模式的な上面図 第1のサテライトと第2のサテライトを用いて成膜されたSiCエピタキシャル膜におけるキャリア濃度分布図 SiCエピタキシャル膜におけるキャリア濃度の測定点の説明図 第1のサテライトを用いて成膜されたSiCエピタキシャル膜におけるキャリア濃度の説明図 一部を第2のサテライトを交換して成膜されたSiCエピタキシャル膜におけるキャリア濃度の説明図
以下に本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。尚、同じ部材等については、同一の符号を付して説明を省略する。また、以下の説明で用いる図面は、本発明の特徴をわかりやすくするために便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などは実際とは異なっていることがある。また、以下の説明において例示される材料、寸法等は一例であって、本発明はそれらに限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲で適宜変更して実施することが可能である。
〔第1の実施の形態〕
最初に、複数のSiC基板に同時に、SiCエピタキシャル膜を成膜するSiCエピタキシャルウェハの製造装置を用いて製造されたSiCエピタキシャルウェハにおいて、SiCエピタキシャルウェハ間におけるSiCエピタキシャル膜にキャリア濃度のばらつきが生じることについて説明する。
SiCエピタキシャルウェハの製造装置では、サテライトや搭載プレート(サセプタ)は、黒鉛の焼結体で作られており、消耗部品であるため、多数回の成膜ごとに交換している。サテライトはかなり大きな部品あることから、完全に同一なものを作製することは困難であり、搭載プレートでは、サテライトが載置される部分ごとに温度差が生じやすい。
このような温度差が生じると、SiC基板の基板温度が変動し、これに伴い、エピタキシャル膜のキャリア濃度も変動する。具体的には、基板温度が下がるとキャリア濃度高くなる。
このため、SiCエピタキシャルウェハの製造装置により、複数のSiC基板に同時に成膜される同一バッチのSiCエピタキシャル膜において、キャリア濃度にばらつきが生じる場合がある。また、サテライトを新しいものと交換する度に、キャリア濃度のばらつきの傾向も変化する。
ここで、発明者は鋭意検討を行った結果、図1及び図2に示されるように、サテライト30において、SiC基板11と対向する上面30aの形状を凹状の球面の一部により形成することにより、SiCエピタキシャルウェハ間におけるSiCエピタキシャル膜のキャリア濃度のばらつきを抑制することができることを見出した。尚、図1は、本実施の形態におけるSiCエピタキシャルウェハの製造装置のサテライトの一例の断面図であり、図2は、このサテライトにSiC基板11を載置した状態を示す。また、高低差Hは、サテライト30の上面30aにおいて、周囲の高い部分と中央の低い部分との高さの差を示す。
サテライト30に載置されるSiC基板11は、SiCエピタキシャル膜を成膜する前は平坦であるが、SiCエピタキシャル膜を成膜することにより、エピタキシャル膜の歪みにより、サテライト30側が凸となるように形状が変化する。このため、サテライト30をSiC基板11と対向する上面30aが凹状の球面の一部となるように形成することにより、各々のSiC基板11の基板温度をできるだけ均一に近づけることができる。これにより、成膜されるSiCエピタキシャル膜におけるキャリア濃度のばらつきを抑制することができる。
本実施の形態におけるSiCエピタキシャルウェハの製造装置においては、図3に示されるように、サテライト30には、SiC基板11を周囲より支持するリング状の基板支え部31が設けられていてもよい。図3では、基板支え部31は、サテライト30の上のSiC基板11の周囲に載置される状態のものを示しているが、サテライト30と基板支え部31とが一体化しているものであってもよい。
尚、各々のSiC基板11に、SiCエピタキシャル膜を成膜する際には、サテライト30の温度より、SiC基板11の温度が低くなる。このため、SiC基板11は、サテライト30からの輻射熱、またガスを介した熱伝導により加熱される。よって、サテライト30とSiC基板11の距離が近くなると基板温度は高くなる。
(SiCエピタキシャルウェハの製造装置)
本実施の形態におけるSiCエピタキシャルウェハの製造装置について説明する。図4に示されるように、本実施の形態におけるSiCエピタキシャルウェハの製造装置100は、複数のウェハ(SiC基板)を水平に配置し、各ウェハを公転させるとともにウェハ中心を軸にしてウェハ自体を自転させる、水平自公転型のエピタキシャル成長装置である。これにより、図5に示されるように、SiC基板11の主面11a上に、化学的気相成長法によってSiCエピタキシャル膜12を成膜することにより、SiCエピタキシャルウェハ10を製造することができる。
第1の実施形態におけるSiCエピタキシャルウェハの製造装置100は、サテライト収容部23を有する搭載プレート20と、このサテライト収容部23内に配置され、上面にSiC基板11が載置されるサテライト30を備える。尚、本実施の形態においては、搭載プレート20及びサテライト30はカーボンにより形成されている。
また、搭載プレート20及びサテライト30の上方には、シーリング60が配置されており、このシーリング60には、その中央部60aを貫通するように、サテライト30に載置されたSiC基板11の主面11a上に原料ガス50を供給するための原料ガス導入管40が設けられている。図4では、搭載プレート20の回転軸20Aは、原料ガス導入管40の直下に配置されており、この回転軸20Aと原料ガス導入管40とが同軸となるように設けられている。原料ガス50は、原料ガス導入管40から装置中央に供給され、装置の外周部に向かって原料ガスがフローするように構成されている。
搭載プレート20は、黒鉛を材料とする基材の表面に、被覆膜がコーティングされてなる円盤状部材である。また、搭載プレート20の上面20a側には、回転軸20Aを囲むように、サテライト30を保持するための複数のサテライト収容部23が設けられている。また、搭載プレート20の下面20b側には、不図示の駆動機構によって搭載プレート20を回転駆動させるための回転軸が設けられている。搭載プレート20の表面をコーティングする被覆膜は、例えば、従来公知のTaCやSiC等を用いて形成することが可能である。
サテライト30も、搭載プレート20と同様に、黒鉛を材料とする基材の表面に、被覆膜がコーティングされてなる円盤状部材であってもよい。サテライト30の表面をコーティングする被覆膜も、搭載プレート20と同様、従来公知のTaCやSiC等を用いて形成することが可能である。
また、サテライト30は、搭載プレート20の上面20aに設けられたサテライト収容部23に収容され、不図示の回転駆動機構によって自転可能とされている。これにより、サテライト30は、搭載プレート20の回転軸20Aを中心に公転するとともに自転することで、SiC基板11を自公転させるように構成されている。
シーリング60は、搭載プレート20及びサテライト30を上方から覆うように配置されることで、シーリング60と搭載プレート20及びサテライト30との間に反応空間が形成される。シーリング60も、搭載プレート20及びサテライト30と同様に、黒鉛を材料とする基材の表面をコーティングされてなる円盤状部材である。シーリング60の表面をコーティングする被覆膜も、搭載プレート20と同様、従来公知のTaCやSiC等を用いて形成することが可能である。
原料ガス導入管40は、不図示の外部タンク等から原料ガスを導入することにより、シーリング60と搭載プレート20及びサテライト30との間の空間に原料ガスが供給され、SiC基板11の主面11a上に、原料ガス50によりSiCエピタキシャル膜12が成膜される。このような原料ガス50としては、SiCエピタキシャル膜の原料として一般に用いられる炭化水素系ガス及びシラン系ガスを含有するものを用いることができ、具体的には、炭化水素系ガスとしてCを、シラン系ガスとしてSiHを用いることができる。
また、サテライト30の外径と、サテライト収容部23の内径は、ほぼ同一のサイズとし、わずかにサテライト収容部23が大きいことが好ましい。サテライト収容部23の大きさがサテライト30より大きすぎると、サテライト30が自転する際に、サテライト30が横滑りしてしまい、均一なSiCエピタキシャル膜12を得ることができない。
第1の実施形態におけるSiCエピタキシャルウェハの製造装置100においては、原料ガス導入管40から下方に向けて原料ガス50を供給することにより、サテライト30上に載置されたSiC基板11の外周端部の外側から、SiC基板11の主面11a上を通過するように原料ガス50が供給される。そして、搭載プレート20の下方に設けられた不図示の高周波コイル等からなる加熱手段により、SiC基板11を高温に維持しながら、SiC基板11の上にエピタキシャル材料を堆積させることによってSiCエピタキシャル膜12が成膜される。
次に、本実施の形態におけるサテライト30について説明する。本実施の形態におけるサテライト30は、図1に示すように、サテライト30の上面30aが凹状の球面の一部により形成されており、中央部において、SiC基板11と接触しないように形成されている。サテライト30の上面30aは、例えば、半径5140mmの球面の一部や、半径3640mmの球面の一部により形成されている。SiC基板11が4インチでは、サテライト30の上面30aが、半径5140mmの球面の一部により形成されている場合には、上面30aの中心部分と周辺部分との高低差Hは、0.243mmとなる。また、サテライト30の上面30aが、半径3640mmの球面の一部により形成されている場合には、上面30aの中心部分と周辺部分との高低差Hは、0.343mmとなる。
本実施の形態におけるSiCエピタキシャルウェハの製造装置100によれば、サテライト30の上面30aは凹状の球面の一部により形成されているため、複数のSiC基板11に同時に、SiCエピタキシャル膜12を成膜する場合であっても、各々のSiC基板11に成膜されるSiCエピタキシャル膜12におけるキャリア濃度の均一性を高くすることができる。
SiCエピタキシャル膜12におけるキャリア濃度の均一性を高くすることにより、各々のSiCエピタキシャルウェハを用いて各種デバイスを形成した際、優れた電気的特性が安定して得られ、歩留まりを向上させることができる。
<SiCエピタキシャルウェハ>
本実施の形態におけるSiCエピタキシャルウェハの製造装置又はその製造方法によって製造されるSiCエピタキシャルウェハ10は、図5に示されるように、SiC基板11の主面11a上に、SiCエピタキシャル膜12が形成されてなるものであり、各種の半導体デバイスに用いられるウェハである。尚、主面11aはC面としてもSi面としてもよい。C面はSi面に比べ、ドーピングを行う際C/Si比の影響を受けやすく、キャリア濃度が均一なウェハを得ることがより難しい。
[SiC基板]
SiCエピタキシャルウェハに用いられるSiC基板11は、例えば、昇華法等によって作製したSiCバルク単結晶のインゴットの外周を研削して円柱状に加工した後、ワイヤーソー等を用いて円板状にスライス加工し、外周部を面取りして所定の直径に仕上げることで製造できる。この際のSiCバルク単結晶としては、何れのポリタイプのものも用いることができ、実用的なSiCデバイスを作製するためのSiCバルク単結晶として主に採用されている4H-SiCを用いることができる。
スライス加工によって円板状とされたSiC基板11は、最終的に表面が鏡面研磨されるが、まず、従来公知の機械的研磨法を用いて表面を研磨することで、研磨面の凹凸を大まかに除去するとともに平行度を整えることができる。そして、機械的研磨法を用いて表面が研磨されたSiC基板の表面が、CMP(Chemical Mechanical Polishing:化学的機械研磨)法によってメカノケミカル研磨されることにより、表面が鏡面に仕上げられたSiC基板11となる。この際、SiC基板11の片面(主面)のみが研磨され、鏡面とされていてもよいが、両面のそれぞれが研磨された鏡面であってもよい。
SiC基板11は、表面の研磨処理により、上記のインゴットをスライス加工する際に発生するうねりや加工歪が除去されるとともに、基板の表面が平坦化された鏡面となる。このような表面が鏡面に研磨されたSiC基板11は、平坦性に非常に優れたものとなり、さらに、SiC基板11上に各種のエピタキシャル膜を形成したウェハは、各層の結晶特性に優れたものとなる。
SiC基板11の厚さは、特に制限は無く、例えば、従来と同様、300~800μm程度とすることができる。また、SiC基板11のオフ角としても、何れのオフ角であってもよく、特に制限は無いが、コスト削減の観点からはオフ角が小さいもの、例えば、4°~8°のものを用いることができる。
尚、SiCエピタキシャルウェハに添加されるドーパントとしては、電気抵抗を制御するため、例えば、アルミニウムや窒素等をドープして用いることができる。窒素はSiCのカーボンサイトに選択的に入ってドナーとなり、アルミニウムはシリコンサイトに入ってアクセプターとなる。窒素とアルミニウムではC/Si比に対するドーピング濃度依存性は逆であるが、C/Si比に対して依存性があるということは同様である。また、そのキャリア濃度としては、デバイス形成後の電気的特性等を考慮し、1×1014cm~1×1018cmの範囲であることが好ましい。
(SiCエピタキシャルウェハの製造方法)
次に、本実施の形態におけるSiCエピタキシャルウェハの製造方法について詳細に説明する。
[SiC基板の準備]
まず、SiC基板11を準備するにあたり、SiCバルク単結晶のインゴットを準備し、このインゴットの外周を研削して、円柱状のインゴットに加工する。その後、ワイヤーソー等により、インゴットを円板状にスライス加工し、さらに、その外周部を面取りすることで、所定の直径を有するSiC基板11に仕上げる。この際、SiCバルク単結晶の成長方法や、インゴットの研削加工方法、スライス加工方法等については、特に限定されることなく、従来公知の方法を採用できる。
[SiC基板の粗研磨工程]
次に、粗研磨工程では、後述のSiCエピタキシャル膜を形成する前のSiC基板11の主面11aを、機械式研磨法によって研磨する。具体的には、例えば、ラップ研磨等の機械式研磨法により、SiC基板11の主面11aにおける比較的大きなうねりや加工歪等の凹凸を除去する研磨処理を行う。この際、従来公知のラップ研磨装置を用いて、キャリアプレートにSiC基板を保持させ、スラリーを供給するとともに、キャリアプレートを遊星運動させながら定盤を回転させることにより、SiC基板の片面、あるいは裏面側も含めた両面を同時にラップ研磨する方法を採用することができる。
[SiC基板の平坦化工程]
次に、平坦化工程においては、上記粗研磨工程において凹凸及び平行度が整えられたSiC基板11に対して、CMP法によって超精密研磨(鏡面研磨)を施すことで、SiC基板11の主面11aを平坦化する。この際、上記の粗研磨工程と同様の装置を用いて、SiCエピタキシャル膜が形成される前のSiC基板11の主面11aを研磨することが可能である。
[エピタキシャル工程]
次に、エピタキシャル工程においては、平坦化されたSiC基板11の主面11a上に、SiCエピタキシャル膜12をエピタキシャル成長させる。エピタキシャル工程は、具体的には、従来公知のCVD法を用いて、SiC基板11の主面11a上に、半導体デバイスを形成するためのSiCエピタキシャル膜12を成膜する。
まず、SiC基板11を、主面11a側が上方を向くように、SiCエピタキシャルウェハの製造装置100のサテライト30上に載置する。次いで、搭載プレート20及びサテライト30を回転させることにより、SiC基板11を自公転させながら、原料ガス導入管40から原料ガス50をキャリアガスとともに供給する。この際の原料ガス50としては、従来からSiCエピタキシャル膜の成膜に用いられる、炭化水素系ガス及びシラン系ガスを含有してなるものを使用し、例えば、炭化水素系ガスとしてC、シラン系ガスとしてSiHを含有するものを採用することができる。また、キャリアガスとして水素、ドーパントガスとして窒素を導入することができる。
原料ガス50におけるC/Siモル比は、例えば、0.5~2.0程度とすればよい。また、キャリアガスとして水素を含むガスが好ましく、水素がより好ましい。流量は、用いる装置より適宜定めることができる。
また、エピタキシャル成長条件としては、例えば、SiCエピタキシャル膜12の成長速度を1μm/h以上とし、成長温度を1000℃~1800℃、より好ましくは1300℃~1700℃、さらに好ましくは1400℃~1600℃とする。雰囲気圧力は減圧が好ましく、300Torr以下とすることができ、50~250Torrがより好ましい。SiCエピタキシャル膜12の成長速度を2~30μm/hの範囲とすることができる。
〔第2の実施の形態〕
次に、第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、第1の実施形態におけるSiCエピタキシャルウェハの製造装置100を用いたSiCエピタキシャルウェハの製造方法である。
図6は、本実施の形態におけるSiCエピタキシャルウェハの製造方法のフローチャートである。本実施の形態におけるSiCエピタキシャルウェハの製造方法では、上面を形成している球面の半径が異なるサテライト30を複数準備しておく。この説明では、上面を形成している球面の半径が異なる2種類のサテライト30、即ち、第1のサテライトと第2のサテライトを用いた場合について説明する。
最初に、ステップ102(S102)において、第1のサテライトの上にSiC基板11を載置する工程を行う。具体的には、SiCエピタキシャルウェハの製造装置100のチャンバー内の搭載プレート20の各々のサテライト収容部23に第1のサテライトを取り付け、第1のサテライトの上にSiC基板11を載置する。この後、チャンバー内を真空ポンプにより所定の圧力に到達するまで排気する。
次に、ステップ104(S104)において、第1の成膜工程を行う。具体的には、SiC基板11の上に、所望の膜厚となるまでエピタキシャル成長させることにより、SiCエピタキシャル膜を成膜する。
次に、ステップ106(S106)において、第1の成膜工程によりSiCエピタキシャル膜のキャリア濃度を測定するキャリア濃度測定工程を行う。具体的には、SiCエピタキシャル膜が成膜されたSiC基板11をSiCエピタキシャルウェハの製造装置100のチャンバー内より取り出し、SiC基板11の上のSiCエピタキシャル膜12の濃度の測定を行う。
次に、ステップ108(S108)において、キャリア濃度に基づき第1のサテライトと第2のサテライトに交換し、SiC基板11を載置する工程を行う。具体的には、ステップ106において測定されたSiCエピタキシャル膜のキャリア濃度が所望のキャリア濃度の範囲よりも低い場合には、そのSiC基板11が載置されていた第1のサテライトを第2のサテライトに交換し、交換された第2のサテライトの上に、新たなSiC基板11を載置する。ステップ106において測定されたSiCエピタキシャル膜におけるキャリア濃度が所望のキャリア濃度の範囲内である場合には、サテライトは交換することなく、第1のサテライトの上に、新たなSiC基板11を載置する。この後、チャンバー内を真空ポンプにより所定の圧力に到達するまで排気する。
次に、ステップ110(S110)において、第2の成膜工程を行う。具体的には、SiC基板11の上に、SiCエピタキシャル膜をエピタキシャル成長させる。
以上により、本実施の形態におけるSiCエピタキシャルウェハの製造方法により、SiCエピタキシャルウェハを製造することができる。この後、新たなSiC基板11に交換して、第2の成膜工程を行うことを繰り返し行ってもよい。
上記の説明では、2種類の異なる半径の球面を有するサテライトを用いた場合について説明したが、3種類以上の異なる半径の球面を有するサテライトを用いてもよい。例えば、3種類の異なる半径の球面を有するサテライト、即ち、第1のサテライト、第2のサテライト、第3のサテライトを用いてもいよい。この場合、ステップ106の工程において測定されたSiCエピタキシャル膜のキャリア濃度が所望の濃度よりも低い場合には、ステップ110の第2の成膜工程により成膜されるSiCエピタキシャル膜におけるキャリア濃度が所望のキャリア濃度となるように、キャリア濃度が高くなるような半径の球面により上面が形成された第2のサテライトに交換する。また、ステップ106の工程において測定されたSiCエピタキシャル膜におけるキャリア濃度が所望の濃度よりも高い場合には、ステップ110の第2の成膜工程により成膜されるSiCエピタキシャル膜におけるキャリア濃度が所望のキャリア濃度となるように、キャリア濃度が低くなるような半径の球面により上面が形成された第3のサテライトに交換する。
次に、本実施形態におけるSiCエピタキシャルウェハの製造装置100により形成されたSiCエピタキシャル膜12のキャリア濃度について説明する。
具体的には、図7に示されるように、10枚のサテライト30が搭載可能なサテライト収容部23を有する搭載プレート20を用いて、搭載プレート20の各々のサテライト収容部23にサテライト30を取り付け、取り付けられたサテライト30の上に、SiC基板11を載置し、載置されたSiC基板11の上にSiCエピタキシャル膜12の成膜を行った。
SiC基板11には、直径4インチ、4H-4°off基板を用いた。
サテライトは、第1のサテライトと第2のサテライトを準備した。第1のサテライトは、サテライト30の上面30aが、半径5140mmの球面の一部により形成されおり、上面30aの中心部分と周辺部分との高低差Hは、0.243mmである。また、第2のサテライトは、サテライト30の上面30aが、半径3640mmの球面の一部により形成されており、上面30aの中心部分と周辺部分との高低差Hは、0.343mmである。
SiCエピタキシャル膜12の成膜は、搭載プレート20のサテライト収容部23にサテライト30を取り付け、取り付けられたサテライト30の上にSiC基板11を載置する。この後、チャンバー内を真空ポンプにより所定の圧力に到達するまで排気する。
次に、研磨後のSiC基板の主面(C面)に、図4に示すような製造装置(CVD成膜装置)を用いて、SiCエピタキシャル膜を5μmの厚さで成膜した。この際、搭載プレート20の各々のサテライト収容部23に取り付けられたサテライトの上に載置されたSiC基板を自公転させながら、原料ガスをキャリアガスとともに供給した。
また、成膜の際の成長温度を1600℃とし、上記手順で得られた、SiC基板の主面にSiCエピタキシャル膜が形成されたSiCエピタキシャルウェハに関し、CV測定装置を用いてキャリア濃度を測定した。
図8は、第1のサテライトを用いてSiC基板11の上にSiCエピタキシャル膜12の成膜を行った場合における、SiCエピタキシャル膜12のキャリア濃度分布と、第2のサテライトを用いてSiC基板11の上にSiCエピタキシャル膜12の成膜を行った場合における、SiCエピタキシャル膜12のキャリア濃度分布を示す。
各々の測定値は、図9に示されるように、SiCエピタキシャル膜12が成膜されたSiCエピタキシャルウェハ10において、SiC基板11のオリエンテーションフラットが、X方向に沿うように設置した場合に、SiCエピタキシャルウェハ10の中心を通るY軸上、及び、SiCエピタキシャルウェハ10の中心を通るX軸上の21の測定点について、キャリア濃度の測定を行った。
この結果、図8に示されるように、第1のサテライト、及び、第2のサテライトを用いた場合、ともにSiCエピタキシャル膜12のキャリア濃度は、SiCエピタキシャルウェハ10の中心部分が低く、周辺部分が高くなる傾向にあった。
また、第1のサテライトを用いた場合よりも、第2のサテライトを用いた場合の方が、SiCエピタキシャル膜12のキャリア濃度が高くなる。これは第2のサテライトは、第1のサテライトよりも高低差Hが大きく、より凹んでいるためSiC基板11の中心部分の温度が下がり、キャリア濃度が上昇するからである。
従って、サテライトの上面の凹部の高低差を変えること、即ち、上面を形成する球面の半径を変えることにより、成膜されるSiCエピタキシャル膜12のキャリア濃度を調整することができる。具体的には、成膜されるSiCエピタキシャル膜12のキャリア濃度を増やしたい場合には、サテライトの上面の凹部の高低差が大きい、即ち、上面を形成する球面の半径が小さなサテライトを用いて、SiCエピタキシャル膜12の成膜を行う。また、成膜されるSiCエピタキシャル膜12のキャリア濃度を減らしたい場合には、サテライトの上面の凹部の高低差が小さい、即ち、上面を形成する球面の半径が大きいサテライトを用いて、SiCエピタキシャル膜12の成膜を行う。これにより、SiCエピタキシャルウェハ10間におけるキャリア濃度を均一にすることができる。
図10は、搭載プレート20の10個のサテライト収容部23の各々すべてに第1のサテライトを取り付けて、各々の第1のサテライトの上にSiC基板11を載置して、SiCエピタキシャル膜12の成膜を行った場合におけるSiCエピタキシャル膜12のキャリア濃度を示す。図10における横軸のP1~P10は、10個のサテライト収容部23の位置を示しており、各々のSiCエピタキシャルウェハ10に対応している。図10に示されるように、10枚のSiCエピタキシャルウェハ10におけるSiCエピタキシャル膜12のキャリア濃度より、10枚のSiCエピタキシャルウェハ10におけるSiCエピタキシャル膜12のキャリア濃度の平均(ave)、キャリア濃度の最大値(max)、最小値(min)より、(max-min)/aveの値は、約17.0%であった。
図11は、図10に示される結果を踏まえ、搭載プレート20の10個のサテライト収容部23のうち、キャリア濃度が低い位置P1、P5、P6、P7、P9、P10のサテライト収容部23において、第1のサテライトを第2のサテライトに交換し、各々のサテライトにSiC基板11を載置して、SiCエピタキシャル膜12の成膜を行った場合におけるSiCエピタキシャル膜12のキャリア濃度を示す。即ち、図11は、図10に示される結果に基づきサテライトを交換して第2の成膜工程を行った結果であり、第2の実施の形態におけるSiCエピタキシャルウェハの製造方法に対応するものである。
図11における横軸は、P1~P10は、10個のサテライト収容部23の位置を示している。図11に示されるように、10枚のSiCエピタキシャルウェハ10におけるSiCエピタキシャル膜12のキャリア濃度より、(max-min)/aveの値は、約11.6%であった。
従って、図10に示されるように、搭載プレート20の10個のサテライト収容部23の各々すべてに第1のサテライトを取り付けて、SiCエピタキシャル膜12を成膜した場合よりも、図11に示されるように、キャリア濃度が低いサテライト収容部23に取り付けられている第1のサテライトを第2のサテライトに交換してSiCエピタキシャル膜12を成膜した場合の方が、SiCエピタキシャルウェハ10におけるSiCエピタキシャル膜12のキャリア濃度を均一にすることができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明は特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
11 SiC基板
11a 主面
12 SiCエピタキシャル膜
20 搭載プレート
20a 上面
20A 回転軸
23 サテライト収容部
30 サテライト
30a 上面
40 原料ガス導入管
50 原料ガス
60 シーリング
60a 中央部
100 SiCエピタキシャルウェハの製造装置

Claims (1)

  1. 複数のサテライト収容部を有する搭載プレートとを備えたSiCエピタキシャルウェハの製造装置により、SiC基板の主面上に、化学的気相成長法によってSiCエピタキシャル膜を成長させるSiCエピタキシャルウェハの製造方法であって、
    前記サテライト収容部に取り付けられる第1のサテライト及び第2のサテライトの上面は、凹状の球面の一部により形成されており、
    前記第1のサテライトの上面における高低差と、前記第2のサテライトの上面における高低差とは異なっており、
    複数の前記サテライト収容部のすべてに、前記第1のサテライトを取り付け、前記第1のサテライトの上面に対向するように、前記SiC基板を載置して、前記SiC基板の上にSiCエピタキシャル膜を成膜する第1の成膜工程と、
    前記第1の成膜工程において成膜されたSiCエピタキシャル膜のキャリア濃度を測定するキャリア濃度測定工程と、
    前記キャリア濃度測定工程において測定されたキャリア濃度に基づき、前記サテライト収容部に取り付けられている前記第1のサテライトを前記第2のサテライト交換し、前記第1のサテライトまたは前記第2のサテライトの上面に対向するように、前記SiC基板を載置して、前記SiC基板の上にSiCエピタキシャル膜を成膜する第2の成膜工程と、
    を有することを特徴とするSiCエピタキシャルウェハの製造方法。
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