JP7391838B2 - 流体振動構造を有するモジュール式接触ノズルを備える流体塗布装置 - Google Patents

流体振動構造を有するモジュール式接触ノズルを備える流体塗布装置 Download PDF

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Description

[関連出願の相互参照]
以下の記載は、流体を材料ストランド上に塗布する流体塗布装置に関し、特に、流体を材料ストランド上に非線形パターンで塗布するように、流体振動構造を有するモジュール式接触ノズルを備える流体塗布装置に関する。
なお、本願は、米国特許出願第14/539,517号の継続出願であり、かつ、2014年1月21日出願の米国特許出願第61/929,744号の優先権を主張する2014年11月12日出願の米国特許第9,718,084号である2017年7月12日出願の米国特許出願第15/647,837号の一部継続出願である。これらの特許文献の開示内容は、本願と一体をなすものとして引用する。
不織布は、吸収性、撥水性、弾性、伸縮性、柔軟性、強度、難燃性保護、クリーニング簡易性、クッション性、濾過性、細菌バリアとしての用途や無菌性等の特有の機能性を提供する工業用の布である。不織材料は、他の材料と組み合わせて、多様な特性を有する様々な製品を提供することができ、単独でも、或いは、衛生衣類、家財道具、ヘルスケア用品、工業用品、産業用品や消費者用品の構成部材としても使用することができる。
複数の伸縮性ストランドを不織材料上に配置、接着し、例えば物体または人体の周囲にフィットする柔軟性を可能にすることができる。ストランドは、糊等の接着剤を用いて不織布に接着することができる。1つの形態において、ストランドは、接着剤塗布装置にあるノズルを通過して供給される。ノズルは、糊を放出することができる複数の出口を含むことができる。糊の塗布を制御するように、別個の出口を通して空気等の第2の流体を放出することができ、それにより、ストランドがノズルを通過する際、糊がそれぞれのストランドを横切るように振動する。そのような形態において、糊は、ファイバーとして放出することができ、このファイバーは、空気によって振動する。
接着剤塗布装置は、接触ノズルまたは非接触ノズルの何れかを用いてストランドに糊を塗布することができる。接触ノズルは、ストランド等の基材が糊の傍を供給される間、実質的に静止した或る体積の糊を放出する。ストランドは、糊に接触し、糊は、その接触の結果、ストランドに付着する。非接触ノズルでは、糊は、ファイバーとして出口から放出することができる。糊ファイバーは、出口とストランドとの間の間隙を越えるように放出され、最終的にストランド上に受け取られる。糊ファイバーの放出は、ストランド上への塗布の間、糊ファイバーを振動させるように、隣接する出口から放出される空気等の第2の流体によって制御することができる。
非接触ノズルは、糊ファイバーをストランド上に所望のパターンで、例えば略正弦波パターンで塗布するのに有益であり得る。然しながら、非接触ノズルを用いて所望のパターンを達成するには、ライン速度、すなわち、ストランドがノズルを通過して供給される速度は、通常、分速約400メートル(mpm)を超えることができない。接触ノズルを用いればより高いライン速度を達成することができるが、接触ノズルは、ストランド上への糊の塗布が略線形パターンに限定される。
従って、流体をストランドのより広い領域にわたって塗布することができるように、流体をストランド上に非線形パターンで塗布する接触ノズルを備える流体塗布装置を提供することが望ましい。
本発明の1つの実施の形態によれば、塗布ヘッドと、前記塗布ヘッドに連通するノズル組立体を備える流体塗布装置が提供される。前記ノズル組立体は、前記塗布ヘッドから第1の流体を受け取る第1の導管であって、該第1の導管は、前記第1の流体を受け取る第1の入口と、該流体入口の下流にあり、該流体入口に連通する分流通路とを有し、該分流通路は、前記第1の流体を横方向に導く、第1の導管を有する。ノズル組立体は、前記分流通路から前記第1の流体を受け取る第1の流体受入部を有する塗布通路と、前記塗布通路に連通し、前記第1の流体を材料ストランド上に塗布するために放出するオリフィスとを更に有する。
本発明の別の実施の形態によれば、流体塗布装置のノズル組立体が提供される。ノズル組立体は、前記塗布ヘッドから第1の流体を受け取る第1の導管であって、該第1の導管は、前記第1の流体を受け取る第1の入口と、該流体入口の下流にあり、該流体入口に連通する分流通路とを有し、該分流通路は、前記第1の流体を横方向に導く第1の導管を有する。ノズル組立体は、前記分流通路から前記第1の流体を受け取る第1の流体受入部を有する塗布通路と、前記塗布通路に連通し、前記第1の流体を材料ストランド上に塗布するために放出するオリフィスとを更に有する。
本開示の他の目的、特徴、利点は、添付図面と併せることで、以下の記載から明らかになる。図面において、同様の符号は、同様の部分、部材、構成要素、ステップやプロセスを指す。
本明細書に記載の一実施形態に係る接触ノズル組立体を備える流体塗布装置の斜視図である。 図1の流体塗布装置の正面斜視図である。 本明細書に記載の一実施形態に係る接触ノズル構成部材の平面図である。 図3のノズル構成部材の拡大図である。 図3のノズル構成部材の拡大図である。 図3のノズル構成部材の拡大図である。 図3のノズル構成部材の拡大図である。 図3のノズル構成部材の拡大図である。 図3のノズル構成部材の拡大図である。 図3のノズル構成部材の拡大図である。 図3のノズル構成部材の拡大図である。 図3の接触ノズル構成部材の分解斜視図である。 本明細書に記載の別の実施形態に係る接触ノズル構成部材の平面図である。 図6のノズル構成部材の拡大図である。 図6のノズル構成部材の拡大図である。 図6のノズル構成部材の拡大図である。 図6のノズル構成部材の拡大図である。 図6のノズル構成部材の拡大図である。 図6のノズル構成部材の拡大図である。 本明細書に記載の別の実施形態に係る接触ノズル構成部材の平面図である。 図8のノズル構成部材のうちのいくつかの拡大図である。 図8のノズル構成部材のうちのいくつかの拡大図である。 図9Aのノズル構成部材の別の実施形態の拡大図である。 図9Bのノズル構成部材の別の実施形態の拡大図である。 図8のノズル構成部材のうちのいくつかの拡大図である。 図8のノズル構成部材のうちのいくつかの拡大図である。 別の実施形態に係る接触ノズル構成部材の平面図である。 図9Aのノズル構成部材の別の実施形態の拡大図である。 図9Bのノズル構成部材の別の実施形態の拡大図である。 図9Aのノズル構成部材の別の実施形態の拡大図である。 図9Bのノズル構成部材の別の実施形態の拡大図である。 図9Aのノズル構成部材の別の実施形態の拡大図である。 図9Bのノズル構成部材の別の実施形態の拡大図である。
本開示は種々の形の実施形態が可能であるが、本開示は単に例示とみなされ、本開示を説明または図示するいかなる特定の実施形態に限定することも意図されていないという理解の下に、1または複数の実施形態が図面に示されると共に以下に記載される。
図1は、本明細書に記載の一実施形態に係る流体塗布装置10の側面斜視図である。流体塗布装置10は、第1の流体を物品上に塗布するのに用いることができる。例えば、流体塗布装置10は、第1の流体を物品上に塗布することができる。第1の流体は、約10センチポアズ~50000センチポアズ(cps)の加熱または非加熱の液化材料である粘性流体とすることができる。第1の流体は、例えば、接着剤とすることができ、物品は、例えば、弾性または非弾性の材料ストランド12とすることができる。すなわち、1つの実施形態において、流体塗布装置10は、ストランドコーティングシステムの一部である。ストランド12が不織材料等の基材14に付着することができるように、ストランド12に接着剤を塗布することができる。1つの実施形態において、ストランド12は、弾性材料製とすることができ、第1の流体が塗布される際、伸長状態であっても弛緩状態であってもよい。材料ストランド12は、例えば、スパンデックス、ゴムその他の同様の弾性材料とすることができる。
1つの実施形態によれば、流体塗布装置10は、塗布ヘッド16を備える。塗布ヘッド16は、第1と第2の流体供給ユニット18、20を備えることができる。流体塗布装置10は、塗布ヘッド16に連通するノズル組立体22も備える。第1の流体供給ユニット18は、第1の流体源(図示せず)から第1の流体F1を受け取り、第2の流体供給ユニット20は、第2の流体源(図示せず)から第2の流体F2を受け取る。ノズル組立体22は、第1の流体供給ユニット18に流体的に結合され、すなわち、第1の流体供給ユニット18に連通する。ノズル組立体22はまた、第2の流体供給ユニット20に流体的に結合し、すなわち、第2の流体供給ユニット20に連通するようにできる。こうして、ノズル組立体22は、第1の流体供給ユニット18から第1の流体F1を受け取り、第2の流体供給ユニット20から第2の流体F2を受け取ることができる。
また、いくつかの実施形態において、塗布ヘッド16は、第1と第2の流体供給ユニット18、20の少なくとも一方に固定されるアダプター24を備えていてもよい。アダプター24は、ノズル組立体22に隣接して配置されると共に、ノズル組立体22に流体的に結合され、すなわち、ノズル組立体22に連通する。更に、アダプター24は、ノズル組立体22がアダプター24を介して第1と第2の流体を受け取ることができるように、第1と第2の流体供給ユニット18、20のうちの一方または双方に流体的に結合される。すなわち、アダプター24は、第1と第2の流体供給ユニット18、20の少なくとも一方と、そしてノズル組立体22に連通する。アダプター24は、ノズル組立体22が、塗布ヘッド16および/またはストランド12が移動する際に沿う経路に対して適切に位置決めされると共に向けられ得るように、ノズル組立体22がアダプター24に固定される。
また、塗布ヘッド16は、流れ制御モジュール26を備えることができる。流れ制御モジュール26は、弁または1連の弁を備え、第1の流体供給ユニット18からノズル組立体22への第1の流体の流れ、および、第2の流体供給ユニット20からノズル組立体22への第2の流体の流れをそれぞれ調節することができる。流れ制御モジュール26とアダプター24とは、アダプター24と流れ制御モジュール26とが同一であるように統合してもよい。すなわち、いくつかの実施形態において、アダプター24と流れ制御モジュール26とは同じユニットとして実現される。このユニットは、第1と第2の流体供給ユニット18、20の一方または双方とノズル組立体22との間の接着剤経路を提供する。このユニット、すなわち組み合わされたアダプター24および流れ制御モジュール26は、接着剤の流れを開始、停止する弁を備えることもできる。
図2は、例示的な一実施形態に係る流体塗布装置10の正面斜視図である。図1、2を参照すると、ノズル組立体22は、アダプター24または塗布ヘッド16の隣接する他の構成部材に取外し可能に固定することができる。ノズル組立体22は、接触ノズル組立体22としてもよい。ノズル組立体22はオリフィス28を有する。第1の流体F1(図4を参照)は、オリフィス28を通してストランド12上に直接塗布することができる。各材料ストランド12と関連付けられる少なくとも1つのオリフィス28が存在することができる。いくつかの実施形態において、1つのオリフィス28が各ストランド12と関連付けられる。すなわち、各オリフィス28は、第1の流体をそれぞれのストランド12に直接放出することができる。各オリフィス28は、幅がおよそ0.016インチ~0.020インチ(in.)とすることができるが、これに限定されない。例えば、オリフィス28の幅は、様々な寸法のストランド12に適応するように変更してもよい。更に、本接触ノズル組立体の一実施形態において、第2の流体F2(図4を参照)を、更に後述するようにオリフィス28に隣接して、或いは、オリフィス28において放出することもできる。第1の流体F1が塗布される際、第2の流体F2を用いて、例えば、ストランド12の幅にわたって、或いは、ストランド12の外周の少なくとも一部の周りで第1の流体F1を前後に動かすことにより、ストランド12上への第1の流体の塗布を制御することができる。
上述のように、第1の流体F1は、ホットメルト接着剤等の接着剤とすることができる。接着剤は、オリフィス28から、例えば、ストランド12に直接接触するビードとして放出することができる。塗布ヘッド16は、第1の流体を溶融するか、或いは、第1の流体F1を溶融状態に維持するように加熱することができる。例えば、第1の流体供給ユニット18、第2の流体供給ユニット20、および/またはノズル組立体22を加熱することができ、ひいては熱を外部に放射することもできる。塗布ヘッド16はヒーターを備えることもできる。
第2の流体F2は、例えば空気とすることができ、上述のように、第2の流体F2を用いて、ノズル組立体22のオリフィス28においてストランド12上への第1の流体F1の放出を制御することができる。非限定的な一例において、更に後述するように、第1の流体F1を放出する各オリフィス28に隣接して第2の流体F2を放出する2つの分岐路174a、174b(図3、4を参照)がある。一方で、各オリフィス28と関連付けられる分岐路174a、174bの数は変更してもよいことは理解されよう。第2の流体を、各オリフィス28に隣接する出口から交互に放出し、第1の流体F1をストランド12への塗布中に揺動させることができる。
流体塗布装置10はストランド係合装置30を更に備える。ストランド係合装置30は、塗布ヘッド16と一体的に形成することができる。代替的には、ストランド係合装置30は、限定はしないが、ボルト、ねじ、リベットを含む好適な締結具、接着剤、溶接等によって、塗布ヘッド16に或いは流体塗布装置10の他の構成部材に固定することができる。ストランド係合装置30は、更に後述するように、流体塗布装置10のライン状態(稼動状態または静止状態)に基づき、ストランド12に係合し、該ストランド12を塗布ヘッド16およびノズル組立体22に接近、離反させる。
図1、2を参照すると、接触ノズル組立体22は、ストランド12をノズル組立体22のオリフィス28および分岐路174a、174b(図3、4を参照)に対して位置決めするのを補助する、垂下する案内部32を更に有する。また、案内部32は、少なくとも1つの案内スロット34を有し、ストランド12を少なくとも1つの案内スロット34に通して供給することができる。案内スロット34は、開放端部36および閉鎖端部38を有する。1つの実施形態において、閉鎖端部38は、オリフィス28にすぐ隣接して配置される。開放端部36は略逆V字形に形成することができ、閉鎖端部38はストランド12の外形に略合致するように丸く或いは湾曲させることができる。案内スロット34は、開放端部36と閉鎖端部38との間で略一定の幅を含むことができる。閉鎖端部38は、第1の流体F1の塗布に向けて、ストランド12をオリフィス28および分岐路174a、174b(図3、4を参照)に対する所望の位置に位置決めするように、ストランド12の制限部、すなわち停止部として機能することができる。1つの実施形態において、ストランド12は、閉鎖端部38に接触する。代替的に、ストランド12は、閉鎖端部38から離間しつつ閉鎖端部38に近接しているのでもよい。
1つの実施形態によれば、少なくとも1つの案内スロット34は、3つの案内スロット34を含むことができる。然しながら、案内スロット34の数は変更することができ、既述の例には限定されないことは理解されようる。各案内スロット34は、ノズル組立体22の対応するオリフィス28と関連付けられる。すなわち、各案内スロット34は、ノズル組立体22の対応するオリフィス28と略整合される。例えば、それぞれの案内スロット34の閉鎖端部38は、各オリフィス28と整合することができる。
図1、2を更に参照すると、ストランド係合装置30は、1または複数のストランド12を支持および/または案内する係合アーム44を備える。係合アーム44は、それぞれの案内スロット34内で或いは案内スロット34に対してストランド12を移動させ、ストランド12を各オリフィス28および出口に対して位置決めするように調整可能である。
図2は、第1の位置にある係合アーム44を示している。係合アーム44は、図2に示す第1の位置と、第2の位置(図示せず)との間で調整可能である。第1の位置は、係合アーム44が塗布ヘッド16から第1の距離だけ離間する位置に相当する。第1の距離は、塗布ヘッド16および/またはノズル組立体22からの熱放射によって発生する、溶落ち等のストランド12の損傷を防止または抑制するのに十分なものである。例えば、係合アーム44は、第1の位置では、ストランド12を塗布ヘッド16の熱源からおよそ3mm~5mmを置いて離間することができる。係合アーム44を第1の位置に維持することは、流体塗布装置がライン静止状態にある、すなわち、ストランド12が各オリフィス28を通過して供給されない場合に望ましいとすることができる。
第2の位置(図示せず)は、係合アーム44が塗布ヘッド16から第1の距離よりも短い第2の距離だけ離間し、それによりストランド12が塗布ヘッド16および各オリフィス28に対してより近位に移動された位置に相当する。1つの例において、係合アーム44の第2の位置は、ストランドをおおよそオリフィス28に、或いは、部分的にオリフィス28内に位置決めする。すなわち、係合アーム44の第2の位置は、第1の流体F1をストランド12上に直接塗布することができる位置に略相当する。係合アーム44を第2の位置に移動して、係合アームを第2の位置に維持することは、流体塗布装置10がライン稼動状態である場合、すなわち、ストランド12が各オリフィス28を通過して供給される場合に有益とすることができ、それにより、第1の流体F1をストランド12上に効率的に塗布することができ、オーバースプレーを低減することができる。
図1、2を参照すると、係合アーム44は、作動アセンブリ48によって調整することができる。作動アセンブリ48は、例えば、空気によって制御されるピストン50およびシリンダー52とすることができる。例えば、ピストン50は、シリンダー52内で、シリンダー52に導入される空気または別の気体に応じて可動とすることができる。ピストン50は、シリンダー52を出入りするピストン50の動きによって、係合アーム44が塗布ヘッド16に対して接離するように、係合アーム44に直接または間接的に接続することができる。
図1、2を参照すると、ノズル組立体22は、モジュール式ユニットとして形成することができる。すなわち、ノズル組立体22は、流体塗布装置10に対して選択的に取外し、固定することができる。例えば、ノズル組立体22は、塗布ヘッド16に対して、より具体的にはいくつかの実施形態ではアダプター24に対して、選択的に取外し、固定することができる。従って、ノズル組立体22は、新しい若しくは異なるノズル組立体が所望または要求される場合に交換することができる。ノズル組立体22は、少なくとも1つの固定部材74(図2)によって流体塗布装置10に対して選択的に取外し可能または固定可能とすることができる。1つの実施形態において、ノズル組立体22は、ノズル組立体22を貫通する少なくとも1つの固定用開口76を有する。各固定用開口76は、それぞれの固定部材74を受容する。
図1、2を更に参照すると、ノズル組立体22は、それぞれの固定部材74を受容するようにそれぞれ構成されている2つの固定用開口76を含むことができる。一方で、固定用開口76の数は、既述の例に限定されないことは理解されよう。個々の固定用開口76は、ノズル組立体22を貫通する開口またはスロットとして形成することができる。開口またはスロットは、その周縁部が閉鎖されてもよいし、ノズル組立体22の縁部に沿って開放した側部を有してもよい。固定部材74は、ノズル組立体22を塗布ヘッド16に固定するように、固定用開口76を通って延在し、流体塗布装置10にある対応するボア(図示せず)に収まる。これによって、流体塗布装置10とノズル組立体22とのモジュール式設計が可能になり、保守、交換等が容易になる。
図3は、記載される一実施形態に係る接触ノズル組立体構成部材の平面図である。図3を参照すると、ノズル組立体22は、積層した或いは積み重ねた複数のプレート122a~122hによって形成することができる。図3に示す例では、ノズル組立体は、第1のプレート122a、第2のプレート122b、第3のプレート122c、第4のプレート122d、第5のプレート122e、第6のプレート122f、第7のプレート122gおよび第8のプレート122hを含む。一方で、ノズル組立体22におけるプレート122の数は変更してもよく、図3に示す例に限定されないことは理解されよう。図4A~図4Hは、それぞれ、図3に示す第1のプレート122a~第8のプレート122hの拡大図である。
図3、図4B、図4Eおよび図4Fを参照すると、1つの実施形態において、ノズル組立体22は、第1の流体F1を非線形パターンで塗布することができるように、ストランド12上への第1の流体F1の塗布を制御する流体振動構造を有する。例えば、流体振動構造により、第1と第2の分岐路174a、174bを介してオリフィス28の両側において第2の流体F2を放出し、ストランド12の幅にわたって或いはストランド12の外周の少なくとも一部にわたって、第1の流体F1を非線形パターンで塗布することができる。
図3および図4A~図4Hを参照すると、1つの例において、ノズル組立体22は、第1の流体F1を流通させる第1の導管130を有する。ノズル組立体22の流体振動構造は、ノズル組立体22内の第2の導管132と、第2の導管132に連通する振動子通路134と、第1と第2の導管130、132に連通する塗布通路136とによって形成することができる。
第1の導管130は、第1の流体F1を塗布通路136に輸送する。第1の導管130は、第1の流体供給モジュール18から第1の流体F1を受け取る第1の入口138を有する。入口138は、第1の流体F1を第1の導管130に受け取ることができるように、ノズル組立体22のプレートのアプリケーターに面する側、すなわちノズル組立体の残りのプレートとは反対の側に形成することができることは理解されよう。例えば、第1の入口138は、第1のプレートの、第1の流体が放出される塗布ヘッド16、または、隣接する他の構成部材に当接する側に形成してもよい。1つの実施形態において、第1の導管130の断面は、角部が丸くなっている略三角形としてもよい。また、第1の導管130は、幅および高さを含むことができる。1つの例において、幅の方が高さよりも大きい。然しながら、これらの構成は例示のために記載されているだけであり、本開示はこれに限定されないことは理解されよう。例えば、第1の導管は、異なる好適な断面形状で形成し、また幅および高さの相対寸法を様々とすることができる。
第2の導管132はノズル組立体22に形成され、第2の流体F2を塗布通路136に輸送する。第2の導管132は、第2の流体供給モジュール20から第2の流体F2を受け取る第2の入口140を有する。第2の入口140は、第2の流体F2が第2の入口140から第2の導管132に受け取られるように、ノズル組立体22のプレート、例えば第1のプレート122aに形成してもよいことは理解されよう。
図3および図4A~図4Fを参照すると、1つの実施形態において、第2の導管132は、更に後述するように、1または複数の分流セクション142(図4C、4D)を含むことができる。第2の流体F2を塗布通路136の第1と第2の分岐路174a、174bに輸送するように、1または複数の分流セクション142において第2の導管132を分割することができる。1つの実施形態において、分流セクション142は、第1と第2の分岐路用供給孔144a、144b(図4C)を含むことができる。第1と第2の分岐路用供給孔144a、144bは、第2の流体F2を塗布通路136(図4B)に供給するように塗布通路136と直接連通してもよい。
図3および図4A~図4Fの例を更に参照すると、第2の導管132は、第1の部分146(図4B~図4E)と、第2の部分148(図4C~図4E)と、第1と第2の部分146、148を離間させながら第1と第2の部分146、148を流体接続するリザーバー150(図4F)とを含むことができる。第1の部分146は、概ね第1の方向D1(図5)において第2の入口140とリザーバー150との間に延在する。1つの実施形態において、第1の部分146は、断面が略逆「V」字形や略逆「U」字形の細長い開口として形成することができる。一方で、締結開口80(更に後述する)と干渉しない、角度が付いているか若しくは湾曲した細長い他の形状、或いは、角度が付いていないか若しくは湾曲していない他の形状も好適とすることができる。
第2の部分148は、概ね第2の方向D2(図5)においてリザーバー150と塗布通路136との間に延在する。1つの実施形態において、第1の方向D1および第2の方向D2は、概ね互いに反対の方向である。1つの例において、リザーバー150は、概ね垂直方向において第1の部分146と第2の部分148との間に延在するが、この構成に限定されない。
「概ね第1の方向D1に」という表現は、第2の入口140からリザーバー150に向かう方向を指し、第1の部分146の個々の幾何学的形状、構成の結果としての方向の変化を含むことは理解されよう。同様に、「概ね第2の方向D2に」という表現は、リザーバー150から塗布通路136に向かう方向を指し、第2の部分148の個々の幾何学的形状、構成の結果としての方向の変化を含むことは理解されよう。
リザーバー150は、第2の導管132の第1の部分146から、第1の方向D1に流れる第2の流体F2を受け取る。1つの非限定的な実施形態において、例えば図3、4Fに示すように、リザーバー150を略U字状に形成することができる。リザーバー150は、第2の導管132の第1の部分146から第2の流体F2を受け取る細長い第1と第2の受入部152a、152bを含むことができる。リザーバー150は、細長い第1と第2の受入部152a、152bに連通すると共に、細長い第1と第2の受入部152a、152bから第2の流体F2を受け取る細長い横断部154を更に含むことができる。この例では、細長い横断部154は、第2の流体F2が第2の方向D2に塗布通路136に流れることができるように、第2の導管132の第2の部分148に連通すると共に、第2の流体F2を第2の部分148に輸送する。第2の流体F2が第2の導管132の第1の部分146から第2の部分148に流通可能にする、リザーバー150の種々の他の形状、構成が想定されることは理解されよう。
第2の導管132の第2の部分148は、リザーバー150に連通すると共にリザーバー150から第2の流体F2を受け取る、1または複数の本体部用供給孔156を含むことができる。図3、4Eに示す例では、本体部用供給孔156は、リザーバー150の細長い横断部154から第2の流体F2を受け取る。本体部用供給孔156は、分流セクション142に連通する。
図3、4Dを参照すると、1つの実施形態において、分流セクション142は、概ね人型の部分を含むことができる。人型の部分は、頭部160と、第1と第2の腕部162a、162bと、第1と第2の脚部164a、164bとを含むことができる。分流セクション142の頭部160は、本体部用供給孔156に連通すると共に、本体部用供給孔156から第2の流体F2を受け取る。分流セクション142の頭部160に受け取られた第2の流体F2は、次に、分流セクション142の第1と第2の腕部162a、162bと、第1と第2の脚部164a、164bとにすることができる。
上述のように、分流セクション142は、第2の流体F2の流れを分割する。図3、図4Cおよび図4Dに示す非限定的な例を参照すると、分流セクション142の第1の脚部164a(図4D)は、第1の分岐路用供給孔144a(図4C)と整合、連通することができ、分流セクション142の第2の脚部164b(図4D)は、第2の分岐路用供給孔144b(図4C)と整合、連通することができる。従って、第1と第2の分岐路用供給孔144a、144bは、それぞれ分流セクション142の第1と第2の脚部164a、164bから第2の流体F2を受け取ることができる。第1と第2の分岐路用供給孔144a、144bは、塗布通路136に連通すると共に、更に後述するように、第2の流体F2を塗布通路136に輸送する。
図3、図4Eおよび図4Fを参照すると、振動子通路134は、ノズル組立体22に形成することができる。図3に示す例では、振動子通路134は、例えば分流セクション142において第2の導管132に連通すると共に、第2の流体F2に乱流を発生させるか、或いは、第2の流体F2内の乱流を増幅させることに部分的に基づいて、分流セクション142を通って流れる第2の流体F2の圧力を変化させる。
1つの実施形態において、振動子通路134は、各対が第1と第2の腕部用供給孔166a、166bを含む一対または複数対の腕部用供給孔と、各対が第1と第2の脚部用供給孔168a、168bを含む一対または複数対の脚部用供給孔とを有する。第1と第2の腕部用供給孔166a、166bは、それぞれ分流セクション142の第1と第2の腕部162a、162bと整合、連通する。同様に、第1と第2の脚部用供給孔168a、168bは、それぞれ分流セクション142の第1と第2の脚部164a、164bと整合、連通する。振動子通路134は、各対が第1と第2の振動構造スロット170a、170bを含む、一対または複数対の振動構造スロットを更に有する。第1の振動構造スロット170aは、第1の腕部用供給孔166aおよび第1の脚部用供給孔168aと整合、連通する。同様に、第2の振動構造スロット170bは、第2の腕部用供給孔166bおよび第2の脚部用供給孔168bと整合、連通する。従って、第1の振動構造スロット170aは、第1の脚部用供給孔168aから第2の流体F2を受け取って、第2の流体F2を第1の腕部用供給孔168bに通して放出する。同様に、第2の振動構造スロット170bは、第2の脚部用供給孔168bから第2の流体F2を受け取って、第2の流体F2を第2の腕部用供給孔166bに通して放出する。
図3の例を参照すると共に図4Bを更に参照すると、塗布通路136は、レセプタクル172と、第1の分岐路174aと、第2の分岐路174bとを有する。レセプタクル172は、第1の導管130に連通し、従って、第1の導管130から第1の流体F1を受け取る。第1と第2の分岐路174a、174bは、それぞれ第1と第2の分岐路用供給孔144a、144bと整合、連通する。従って、第1と第2の分岐路174a、174bは、それぞれ第1と第2の分岐路用供給孔144a、144bから第2の流体F2を受け取る。レセプタクル172、第1の分岐路174aおよび第2の分岐路174bはオリフィス28に連通する。
既述の例では、第2の導管132の第2の部分148、振動子通路134および塗布通路136が、リザーバー150とオリフィス28との間の第2の流体F2用流路を形成する。ノズル組立体22には、更なる材料ストランド12上への第1の流体F1の塗布を制御するように複数の流路を設けてもよいことは理解されよう。例えば、図3および図4A~図4Fに示すように、流体振動構造は3つの分流セクション142を有し、各分流セクション142は、人型の部分と、第1と第2の分岐路用供給孔144a、142bと、第2の導管132の第2の部分148に形成される3つの本体部用供給孔156とを含む。同様に、振動子通路134は、三対の腕部用供給孔166a、166bと、三対の脚部用供給孔168a、168bと、三対の振動構造スロット170a、170bとを含むことができる。更に、図4Bに示すノズル組立体は、例えば3つの塗布通路136を含むことができる。従って、第1の流体F1は、3つのそれぞれの塗布通路136を介して3つのストランド上に塗布することができる。この例では、第1の導管130は、各塗布通路136に流体接続することができ、従って、第1の流体F1を塗布通路136のそれぞれのレセプタクルに供給することができる。更に、第2の導管132の第1の部分146は、第2の流体F2をリザーバー150に供給し、ひいては第2の導管132の第2の部分148、振動子通路134、そして塗布通路136に供給することができる。
図3および図4A~図4Fに示す構成は非限定的であることと、人型の部分、第1と第2の分岐路用供給孔144a、144bを含む分流セクション142、本体部用供給孔156、腕部用供給孔の対166a、166b、脚部用供給孔の対168a、168b、振動構造スロットの対170a、170b、並びに塗布通路136の数は、ノズル組立体22が対応するように構成される材料ストランド12の数に応じて変更してもよいことは理解されよう。ノズル組立体22は、例えば、1つのストランド~10のストランドの何れかの数のストランドに対応するように構成することができるが、この範囲に限定されない。
上述のように、図3および図4A~図4Hを更に参照すると、ノズル組立体22は、積層した或いは積み重ねた複数のプレートによって形成することができる。1つの実施形態において、ノズル組立体22は、8つのプレート122a~122hによって形成される。第1の導管130、第2の導管132、振動子通路134および塗布通路136は、1または複数のプレートに形成すると共に、1または複数のプレートに延在するように構成することができる。非限定的な一例において、図4Aを参照すると、第1の導管130は、第1のプレート122aに形成することができる。第1の入口136は、第1のプレート122aのアダプター24等の隣接する構成部材に面する側に形成してもよい。第1の導管130は、第1のプレート122aの厚さを貫いて形成してもよい。
同様に、第2の入口140を第1のプレート122aに形成することができる。第2の導管132は、図4A~図4Fに示すように、第1のプレート122a、第2のプレート122b、第3のプレート122c、第4のプレート122d、第5のプレート122eおよび第6のプレート122fの厚さを貫通してもよい。1つの実施形態において、第2の導管132の第1の部分146は、第2のプレート122b、第3のプレート122c、第4のプレート122dおよび第5のプレート122eを貫通する。上述のように、第1の部分146は、第2のプレート122b~第5のプレート122eに設けられている、角度が付けてある或いは湾曲した細長い開口として形成することができる。これらの細長い開口は、ノズル組立体22がアダプター24に組み付けられて固定されるとき、これらの細長い開口が略整合するように、プレート122b~122e上の同様の位置に配置することができる。
図3、4Fを参照すると、リザーバー150は、第6のプレート122fに形成することができる。図4C~図4Eを参照すると、第2の導管132の第2の部分148は、第3のプレート122c、第4のプレート122dおよび第5のプレート122eに形成することができる。例えば、本体部用供給孔156は第5のプレート122eに形成してもよく、分流セクション142は第4のプレート122dに形成してもよく、第1と第2の分岐路用供給孔144a、144bは第3のプレート122cに形成してもよい。
図4E、4Fを参照すると、振動子通路134は、第5のプレート122eおよび第6のプレート122fに形成することができる。例えば、第1と第2の腕部用供給孔166a、166bと、第1と第2の脚部用供給孔168a、168bとは、第5のプレート122eに形成してもよい。第1と第2の振動構造スロット170a、170bは、第6のプレート122fに形成してもよい。
図4Bを参照すると、レセプタクル172、第1の分岐路174aおよび第2の分岐路174bを含む塗布通路136は、第2のプレート122bに形成することができる。同様に、オリフィス28を第2のプレート122bに形成することができる。少なくとも1つの案内スロット34は、後述すると共に図4A~図4Cに示すように、第1のプレート122a、第2のプレート122bおよび第3のプレート122cに形成することができる。
1つの実施形態において、垂下する案内部32は、第1のプレート122a、第2のプレート122bおよび第3のプレート122c(図4A~図4C)に形成される。同様に、案内スロット34は、第1のプレート122a、第2のプレート122bおよび第3のプレート122cの垂下する案内部32に形成される。各案内スロット34は、第1のプレート122aに形成される第1の案内スロット区画34aと、第2のプレート122bに形成される第2の案内スロット区画34bと、第3のプレート122cに形成される第3の案内スロット区画34cとを含むことができる。
第1の案内スロット区画34aは、開放端部36aおよび閉鎖端部38aを有する。閉鎖端部38aは、ストランド12の外形と略合致し、ストランド12をオリフィス28に対して適切に位置決めするストランド12用停止部として機能する湾曲面を含むことができる。第2の案内スロット区画34bは、開放端部36bを有する。開放端部36bは、上述のように略逆V字形の部分を含むことができる。第2の案内スロット区画34bは、開放端部36bとは反対側の端部においてオリフィス28に連通する。第3の案内スロット区画34cは、開放端部36cおよび閉鎖端部38cを有する。開放端部36cは、上述のように略逆V字形の部分を含むことができる。第3の案内スロット区画34cの閉鎖端部38cは、案内スロット区画34cの隣接する部分の幅よりも大きい幅を有する略正方形または矩形の部分を含むことができる。
1つの実施形態において、ノズル組立体22は3つの案内スロット34を有し、各案内スロット34は、第1の案内スロット区画34a、第2の案内スロット区画34bおよび第3の案内スロット区画34cを含む。一方で、案内スロット34の数は、様々な数のストランド12に対応するように変更してもよいことは理解されよう。案内スロット34の数は、塗布通路136の数に対応し得る。第1の案内スロット区画34aと、第2の案内スロット区画34bと、第3の案内スロット区画34cとは、組み合わせられると、略整合されて案内スロット34を形成する。ストランド12は、それぞれの開放端部36a、36b、36c、すなわち案内スロット34の開放端部36を通して受けて、案内スロット34の閉鎖端部38まで移動することができる。案内スロット34の閉鎖端部38は、第1の閉鎖端部38aおよび第3の閉鎖端部38cによって形成される。オリフィス28は、閉鎖端部38a、38cにすぐ隣接して閉鎖端部38a、38c間において、第2のプレート122bに形成される。
図4G、4Hを参照すると、第7のプレート122gおよび第8のプレート122hは、ノズル組立体22の第1のプレート122aとは反対側の端部に配置される。1つの実施形態において、第7のプレート122gは、第2の導管132の境界を形成するシールとして機能する。すなわち、第7のプレート122gは、リザーバー150における第2の導管132および振動構造スロット170a、170bをシールする。第8のプレート122hは、ノズル組立体22の構造完全性を向上させる端部プレートである。第8のプレート122hは、ベベル加工された縁部を有してもよい。
少なくとも1つの締結穴80を、プレート122a~122hのそれぞれに形成してもよい。1つの実施形態において、各プレート122a~122hに3つの締結穴80が形成される。一方で、本開示はこの構成に限定されず、締結穴80の数は変更してもよいことは理解されよう。プレート122a~122hの締結穴80は、締結具82(図1、2)を各列の整合された締結穴80に通して受容するように互いに整合される。締結具82は、個々のプレート122a~122h間での第1の流体F1および/または第2の流体F2の漏れが抑制または阻止されるように、プレート122a~122hをともに緊密に締結する。
図5は、本明細書に記載の一実施形態に係るノズル組立体22の分解斜視図である。図2、図4A~図4Hおよび図5を参照すると、ノズル組立体22の1つの例において、第1の入口138は、第1の流体供給モジュール18から第1の流体F1を受け取る。第1の導管130は、第1の入口138を介して第1の流体F1を受け取って、第1の流体F1を塗布通路136に供給する。1つの実施形態において、塗布通路136のレセプタクル172は、第1の流体F1を受け取り、材料ストランド12上への塗布に向けて第1の流体F1をオリフィス28に供給する。1つの実施形態において、ノズル組立体22は3つの塗布通路136を有し、3つのそれぞれのストランド12上に第1の流体を塗布する。一方で、上記で詳述したように、本開示はこの構成に限定されず、塗布通路136の数は、ノズル組立体22が対応するのを望まれるストランド12の数に応じて変更してもよい。更に、塗布通路136のそれぞれには、共通の単一の第1の導管130から供給を行ってもよい。
ノズル組立体22は、第2の入口140を通して第2の流体F2を受け取る。第2の導管132は、第2の入口140から第2の流体F2を受け取って、第2の流体F2を、ノズル組立体22を通して塗布通路136に供給する。1つの例において、第2の導管132の第1の部分146は、第2の入口140から第2の流体F2を受け取って、第2の流体F2をリザーバー150に供給する。リザーバー150は、第1の部分146から第2の流体F2を受け取って、第2の流体F2を第2の導管132の第2の部分148に放出する。
1つの実施形態において、各本体部用供給孔156は、リザーバー150から第2の流体F2を受け取ることができる。各本体部用供給孔156は、第2の流体F2をそれぞれの分流セクション142に供給する。第2の流体F2は、対応する本体部用供給孔156から、各分流セクション142のそれぞれの頭部160に受け取ることができる。第2の流体F2は、各分流セクション142を通して、頭部160から第1と第2の脚部164a、164bに流れることができる。第1と第2の分岐路用供給孔144a、144bは、各分流セクション142用のそれぞれの第1と第2の脚部164a、164bから第2の流体F2を受け取る。従って、第1と第2の分岐路用供給孔144a、144bは、第2の流体F2を、それぞれの塗布通路136の対応する第1と第2の分岐路174a、174bに供給することができる。
第2の通路の第2の部分148における第2の流体F2の乱流の結果として、第2の流体F2は、分流セクション142において、頭部160から異なる圧力で第1と第2の脚部164a、164bに受け取ることができる。1つの実施形態において、より高圧の流体の一部は振動子通路134に流れ込むのに対し、一層低圧の流体は対応する分岐路用供給孔144aまたは144bに流れる。
例えば、まず、第1の脚部164aにおいて、より高圧の第2の流体F2を受け取ると共に、第2の脚部164bにおいて、第1の脚部164aに対して一層低圧の第2の流体F2を受け取ることができる。第1の脚部164aに受け取られたより高圧の第2の流体F2は、少なくとも一部を振動子通路134の第1の脚部用供給孔168aに放出し、次に第1の振動構造スロット170aに進入することができる。第2の流体F2は、次に第1の振動構造スロット170aを通って流れ、第1の振動構造スロット170aから振動子通路134の第1の腕部用供給孔166aを通して放出することができる。第2の流体F2のこの分量は、次に分流セクション142の第1の腕部162aに受け取ることができる。まず第1の脚部164aに受け取られたより高圧の第2の流体F2の別の分量は、第1の分岐路用供給孔144aに、ひいては塗布通路136の第1の分岐路174aに放出される。
それに対し、まず第2の脚部164bに受け取られた一層低圧の第2の流体F2は、第2の脚部164bから第2の分岐路用供給孔144bに放出することができる。その第2の流体F2は、第2の分岐路用供給孔144bを通って流れ、塗布通路136の第2の分岐路174bに進入することができる。
次に、振動子通路134から第1の腕部162aに受け取られたより高圧の第2の流体F2は、第2の脚部164bにおける第2の流体が最初はより低圧であることにより、分流セクション142の第2の脚部164bに流れ込むことができる。これにより、第2の脚部164bはより高圧の第2の流体F2を得る脚部となり、一方で、第1の脚部164aは一層低圧の第2の流体F2を得る脚部となる。すなわち、振動子通路134によって、第1の脚部164aと第2の脚部164bとが、より高圧の第2の流体と、一層低圧の第2の流体とを交互に受け取るようになる。
第2の脚部164bに、第1の脚部164bにおける第2の流体F2よりも高圧の第2の流体F2が流入すると、その第2の流体F2の一部が、振動子通路134の第2の脚部用供給孔168bに放出され、次に第2の振動構造スロット170bに進入することができる。第2の流体F2は、次に第2の振動構造スロット170bを通って流れ、振動子通路134の第2の腕部用供給孔166bを通して放出することができる。第2の流体F2のこの分量は、次に分流セクション142の第2の腕部162bに受け取ることができる。第2の脚部164bに受け取られたより高圧の第2の流体F2の別の分量は、第2の分岐路用供給孔144bに、ひいては塗布通路136の第2の分岐路174bに放出される。
それに対し、第1の脚部164a内の今度は一層低圧の第2の流体F2は、第1の脚部164aから第1の分岐路用供給孔144aに放出することができる。その第2の流体F2は、第1の分岐路用供給孔144aを通って流れ、塗布通路136の第1の分岐路174aに進入することができる。
従って、相対的により高圧の第2の流体F2と、一層低圧の第2の流体F2とを交互に第1の分岐路用供給孔144aと第2の分岐路用供給孔144bとに供給し、ひいては、相対的により高圧の第2の流体F2と、一層低圧の第2の流体F2とを交互に第1の分岐路174aと第2の分岐路174bとに供給することができる。第1の分岐路174aに供給される第2の流体F2の圧力と、第2の分岐路174bに供給される第2の流体F2の圧力とが変化することによって、第2の流体F2が異なる圧力でオリフィス28に放出され、それにより、第1の流体F1が前後にストランド12の幅を横切るように揺動する。1つの実施形態において、この構成によって、第1の流体F1がストランド12上に塗布される際に第1の流体F1が横方向に揺動し、それにより、第1の流体F1が不規則パターン、予め規定されていないパターン、および/または非繰返しパターンで塗布される。
図1~図5に示す例では、上述のように、第1の流体F1は、ホットメルト接着剤等の接着剤とすることができる。第1の流体F1は、塗布通路136のレセプタクル172に集められ、オリフィス28から押し出されて、オリフィス28において位置決めされているストランド12上に直接塗布される。第1と第2の分岐路174a、174bは、オリフィス28の両側に配置することができる。第2の流体F2は、例えば空気とすることができる。第2の流体F2を、第1と第2の分岐路174a、174bから変化する圧力で放出することができ、それにより、第1の流体F1が塗布中にストランド12の幅を横切るように揺動する。
従って、既述の例では、接着剤を非線形パターンで材料ストランドに直接塗布する接触ノズル組立体を提供することができる。従って、流体塗布装置10は非線形パターンの接着剤をストランド上に塗布しながら、接触ノズル構成に付随する増大したライン速度で動作することができる。非線形接着剤パターンは、単数または複数のストランド12が、ストランド12の線形塗布パターンと比較してより大きい回転方向範囲にわたって、基材14に接着することを可能にすることができる。すなわち、線形接着剤パターンの場合、単数または複数のストランド12は、線形に塗布される接着剤が基材に接触するように、基材に対して正確に位置決めしなければならない。非線形パターンの場合、単数または複数のストランド12は、意図的に回転されるか、或いは、ストランドが装置10を通過することによって意図せず回転されても、ストランド12と基材14との間に十分な接着面を提供することができる。更に、非線形パターンは、単数または複数のストランド12を、連続的な線状に接着するのではなく、点または区画において基材14に接着することを可能にすることができる。この構成によって、単数または複数のストランド12が接着区画間の部分にわたって伸縮自在となるので、更なる柔軟性をもたらすことができる。
図6は、本開示の別の実施形態に係るノズル組立体222の構成部材の正面図である。図7A~図7Fは、図6のノズル組立体222の構成部材の拡大平面図である。図6および図7A~図7Fの実施形態を参照すると、第1の流体F1を、1または複数の塗布通路336の対向する第1と第2の分岐路374a、374bから変化する圧力で材料ストランド12に塗布することができる。従って、第1の流体F1は、ストランド12上への塗布中にストランド12の幅にわたって揺動することができる。この実施形態では、第2の流体F2を用いてストランド12上への第1の流体F2の塗布を制御しない。むしろ、第1の流体F1が、対向する分岐路374a、374bから放出され、変化する放出圧の結果として揺動される。
図6および図7A~図7Fを参照すると、第1の導管330は、ノズル組立体222の、アダプター24等の隣接する構成部材に面する側に第1の入口(図示せず)を含むことができる。第1の導管330は、第1の流体供給モジュール18から第1の入口(図示せず)を介して第1の流体F1を受け取る。1つの実施形態において、第1の導管330は、概ね幅方向に細長い第1の部分346を有する。第1の導管330は、第1の部分346と整合、連通する1または複数の本体部用供給孔356(図7B)を更に含むことができる。
図6、7Cを参照すると、第1の導管330は、少なくとも1つの分流セクション342を更に含む。1つの実施形態において、分流セクション342は、頭部360と、第1と第2の腕部362a、362bと、第1と第2の脚部364a、364bとを含む概ね人型の部分として形成することができる。
図6、7Bを参照すると、塗布通路336は、上述した第1と第2の分岐路374a、374bを含む。1つの実施形態において、第1と第2の分岐路374a、374bは、略V字形断面を形成するように互いに対して傾斜している。第1と第2の分岐路374a、374bは、オリフィス228に連通して合流し、オリフィス228において、第1の流体F1をストランド12に塗布することができる。第1と第2の分岐路374a、374bは、それぞれ分流セクション342の第1と第2の脚部364a、364bに連通する。従って、第1の分岐路374aは、第1の脚部364aから第1の流体F1を受け取ることができ、第2の分岐路374bは、第2の脚部364bから第1の流体F1を受け取ることができる。図6、7Bに示す例では、3つの塗布通路336が設けられている。然しながら、本開示はこの構成に限定されず、塗布通路336の数は、様々な数のストランド12に対応するように変更してもよいことは理解されよう。
図6、図7Dおよび図7Eを参照すると、ノズル組立体222は、振動子通路334を更に有する。振動子通路334は、分流セクション342において第1の導管330に連通し、第1の流体F1に乱流を発生させるか、或いは、第1の流体F1内の乱流を増幅させることに部分的に基づいて、分流セクション342を通って流れる第1の流体F1の圧力を変化させる。
1つの実施形態において、振動子通路334は、各対が第1と第2の腕部用供給孔366a、366bを含む、一対または複数対の腕部用供給孔と、各対が第1と第2の脚部用供給孔368a、368bを含む、一対または複数対の脚部用供給孔とを有する。第1と第2の腕部用供給孔366a、366bは、それぞれ分流セクション342の第1と第2の腕部362a、362bと整合、連通する。同様に、第1と第2の脚部用供給孔368a、368bは、それぞれ分流セクション342の第1と第2の脚部364a、364bと整合、連通する。振動子通路334は、各対が第1と第2の振動構造スロット370a、スロット370bを含む、一対または複数対の振動構造スロットを更に有する。第1の振動構造スロット370aは、第1の腕部用供給孔366aおよび第1の脚部用供給孔368aと整合、連通する。同様に、第2の振動構造スロット370bは、第2の腕部用供給孔366bおよび第2の脚部用供給孔368bと整合、連通する。従って、第1の振動構造スロット370aは、第1の脚部用供給孔368aから第1の流体F1を受け取って、第1の流体F1を第1の腕部用供給孔366aに通して放出する。同様に、第2の振動構造スロット370bは、第2の脚部用供給孔368bから第1の流体F1を受け取って、第1の流体F1を第2の腕部用供給孔366bに通して放出する。
1つの実施形態において、第1の流体F1は、第1の入口(図示せず)を介して第1の導管330の第1の部分346に受け取ることができる。本体部用供給孔356は、第1の導管330の第1の部分346から第1の流体F1を受け取る。1つの実施形態において、第1の部分346から第1の流体F1を受け取る3つの本体部用供給孔356が存在することができるが、本体部用供給孔356の数は変更してもよく、この例に限定されないことは理解されよう。本体部用供給孔356の数は、塗布通路336の数と、ノズル組立体222によって対応し得る材料ストランド12の数とに対応することができる。更に、振動子通路334には、追加の分流セクション342に対応するように、追加の振動構造スロットの対370a、370bと共に追加の腕部用供給孔の対366a、366b、および、脚部用供給孔の対368a、368bを設けてもよいことが当業者には理解される。
分流セクション342の頭部360は、本体部用孔356に連通すると共に、本体部用供給孔356から第1の流体F1を受け取る。第1の流体F1は、頭部360から第1と第2の脚部364a、364bに流れることができる。塗布通路336の第1と第2の分岐路374a、374bは、分流セクション342のそれぞれの第1と第2の脚部364a、364bから第1の流体F1を受け取る。1つの実施形態において、第1の導管330は、3つの分流セクション342を含んでもよい。然しながら、この例は非限定的であることと、分流セクション342の数は変更してもよいことは理解されよう。分流セクション342の数は、各本体部用供給孔356がそれぞれの分流セクション342の頭部360に連通するように、本体部用供給孔356の数に対応することができる。
第1の導管330における第1の流体F1の乱流を、分流セクション342の頭部360から第1と第2の脚部364a、364bにおいて異なる圧力で受け取ることができる。1つの実施形態において、より高圧の流体の少なくとも一部は振動子通路334に流れ込み、一方で、一層低圧の流体は、塗布通路336の対応する第1の分岐路374aまたは第2の分岐路374bに流れる。
例えば、まず、第1の脚部364aにおいて、より高圧の第1の流体F1を受け取ると共に、第2の脚部364bにおいて、第1の脚部364aに対して一層低圧の第1の流体F1を受け取ることができる。第1の脚部364aに受け取られたより高圧の第1の流体F1は、少なくとも一部を振動子通路334の第1の脚部用供給孔368aに放出し、次に第1の振動構造スロット370aに進入することができる。第1の流体F1は、次に第1の振動構造スロット370aを通って流れ、振動子通路334の第1の腕部用供給孔366aを通して放出することができる。第1の流体F1のこの分量は、次に分流セクション342の第1の腕部362aに受け取ることができる。まず第1の脚部364aに受け取られたより高圧の第1の流体F1の別の分量は、塗布通路336の第1の分岐路374aに放出される。
それに対し、まず第2の脚部364bに受け取られた一層低圧の第1の流体F1は、第2の脚部364bから放出し、塗布通路336の第2の分岐路374bに受け取ることができる。
次に、振動子通路334から第1の腕部362aに受け取られたより高圧の第1の流体F1は、第2の脚部364bにおける第1の流体F1が、最初は低圧であることにより、分流セクション342の第2の脚部364bに流れ込むことができる。これにより、第2の脚部364bはより高圧の第1の流体F1を得る脚部となり、一方で、第1の脚部364aは一層低圧の第1の流体F1を得る脚部となる。すなわち、振動子通路334によって、第1の脚部364aと第2の脚部364bとが、より高圧の第1の流体F1と、一層低圧の第1の流体F1とを交互に受け取るようになる。
第2の脚部364bに、第1の脚部364aにおける第1の流体F1よりも高圧の第1の流体F1が流入すると、その第1の流体F1の一部が、振動子通路334の第2の脚部用供給孔368bに放出され、次に第2の振動構造スロット370bに進入することができる。第1の流体F1は、次に第2の振動構造スロット370bを通って流れ、振動子通路334の第2の腕部用供給孔366bを通して放出することができる。第1の流体F1のこの分量は、次に分流セクション342の第2の腕部362bに受け取ることができる。第2の脚部364bに受け取られたより高圧の第1の流体F1の別の分量は、塗布通路336の第2の分岐路374bに放出される。
それに対し、まず第1の脚部364a内の今度は一層低圧の第1の流体F1は、第1の脚部364aから放出し、塗布通路336の第1の分岐路374aに受け取ることができる。
従って、相対的により高圧の第1の流体F1と、一層低圧の第1の流体F1とを交互に第1の分岐路374aと第2の分岐路374bとに供給することができる。第1の分岐路374aに供給される第1の流体F1の圧力と、第2の分岐路374bに供給される第1の流体F1の圧力とが変化することによって、第1の流体F1が異なる圧力でオリフィス228に放出され、それにより、第1の流体F1が前後にストランド12の幅を横切るように揺動する。1つの実施形態において、この構成によって、第1の流体F1がストランド12上に塗布される際に第1の流体F1が横方向に揺動し、それにより、第1の流体F1が不規則パターン、予め規定されていないパターンおよび/または非繰返しパターンで塗布される。
図6および図7A~図7Cを更に参照すると、ノズル組立体222は、上記実施形態に記載された案内スロット34と同様の案内スロット234を有する垂下する案内部232を含むことができる。例えば、ノズル組立体222は、それぞれ材料ストランド12を受容する3つの案内スロット234を含むことができる。各案内スロット234は、開放端部236および閉鎖端部238を含むことができる。閉鎖端部238は、ストランド12をオリフィス28に対して位置決めする停止部として機能することができる。各案内スロット234の開放端部236は、ストランド12を案内スロット234内に案内するのを補助するように、全体として逆「V」字形状の部分を含むことができる。
また、ノズル組立体222は、上記実施形態に記載され図1~図5に示す固定用開口76と、締結穴80とを含むことができる。図6および図7A~図7Fに示す例では、ノズル組立体22は、2つの固定用開口76と、3つの締結穴80とを含むことができる。然しながら、これらの例は非限定的であり、異なる構成が想定されることは理解されよう。固定用開口76は固定部材74を受容するように構成され、締結穴80は締結具82を受容する。
ノズル組立体222は、締結具82によって、いくつかの実施形態では少なくとも部分的に固定部材74も用いてともに固定される、積層した或いは積み重ねた複数のプレート322a~322fによって形成することができる。固定用開口76および締結穴80は、各プレートを貫通することができる。図6および図7A~図7Fを参照すると、ノズル組立体222は、第1のプレート322a、第2のプレート322b、第3のプレート322c、第4のプレート322d、第5のプレート322eおよび第6のプレート322fを含む6つのプレートによって形成することができる。上述した包括的概念から逸脱しない限り、異なる数のプレートをノズル組立体222に実装してもよいことは理解されよう。
図7Aを参照すると、1つの実施形態において、第1のプレート322aは、第1の導管330の第1の部分346と、固定用開口76と、締結穴80とを含むことができる。上記実施形態で記載した案内スロット34と同様に、各案内スロット234は、例えば、隣接するプレートに形成されると共に材料ストランドを受容するように整合される、第1の案内スロット区画234aと、第2の案内スロット区画234b(図7B)と、第3の案内スロット区画234c(図7C)とによって形成することができる。第1の案内スロット区画234aは、第1のプレート322aに形成することができる。
図7Bを参照すると、第2のプレート322bは、本体部用供給孔356と、塗布通路336と、固定用開口76と、締結穴80とを含むことができる。第2のプレート322bは、第2の案内スロット区画34bおよびオリフィス28も含むことができる。
図7Cを参照すると、第3のプレート322cは、分流セクション342と、第3の案内スロット区画34cと、固定用開口76と、締結穴80とを含むことができる。オリフィス28は、第1のプレート322aと第3のプレート322cとの間の第2のプレート322bに形成することができる。垂下する案内部232は、第1のプレート322a、第2のプレート322bおよび第3のプレート322cに形成することができる。図6および図7A~図7Cを参照すると、第1の案内スロット区画234aと第2の案内スロット区画234bと第3の案内スロット区画234cとを整合して単一の案内スロット234を形成することができ、ノズル組立体222の幅を横切って3つの案内スロット234を形成することができる。更に、第3のプレート322cは、3つの分流セクション342を含むことができる。然しながら、案内スロット234および分流セクションの数はこれに限定されないことは理解されよう。
図7Dを参照すると、第4のプレート322dは、振動子通路334の第1と第2の腕部用供給孔366a、366bと、第1と第2の脚部用供給孔368a、368bとを含むことができる。第4のプレート322dは、固定用開口76および締結穴80も含むことができる。1つの実施形態において、第4のプレート322dは、三対の第1と第2の腕部用供給孔366a、366bと、三対の第1と第2の脚部用供給孔368a、368bとを含むことができる。然しながら、本開示はこれに限定されない。
図7Eを参照すると、第5のプレート322eは、振動子通路334の第1と第2の振動構造スロット370a、スロット370bを含むことができる。更に、第5のプレート322eは、固定用開口76および締結穴80を含むことができる。1つの実施形態において、第5のプレート322eは、三対の第1と第2の振動構造スロット370a、スロット370bを含むことができる。然しながら、本開示はこれに限定されない。
図7Fを参照すると、第6のプレート322fは、固定用開口76および締結穴80を含むことができる。第6のプレート322fは、第1と第2の振動構造スロット370a、スロット370bにおいて振動子通路334をシールすることができる。
図8は、本明細書に開示されている別の実施形態に係るノズル組立体422の構成部材の正面図である。図9A、9Bは、図8に示すノズル組立体422のノズル構成部材のうちのいくつかの拡大図である。図8、図9Aおよび図9Bを参照すると、ノズル組立体422は、内部に流体の流れを可能にするようにともに固定される複数の積層プレートを備える積層プレートノズルとすることができる。概して、ノズル組立体422は、第1の流体F1を受け取り、ノズル組立体422内に第1の流体F1の流れを可能にする第1の導管430と、第2の流体F2を受け取り、ノズル組立体422内に第2の流体F2の流れを可能にする第2の導管432と、第1の導管430および第2の導管432に連通し第1の流体F1および第2の流体F2を受け取る塗布通路436とを備える。
第1の導管430は、第1の流体供給モジュール18から第1の流体F1を受け取る第1の入口438を有する。第1の導管430は、分流通路431も有する。分流通路431は、第1の導管から第1の流体F1を受け取り、第1の流体F1を、ノズル組立体422内で第1の入口438に対して横方向に、すなわち、ノズル組立体422の幅方向を横切って分配する。このために、分流通路431は、第1の入口438に対して横方向外方に延在する構成要素を有するような形状になっている。例えば、1つの実施形態において、分流通路431は、略三角形の形状とすることができる。図9Aにより明確に示すように、分流通路431は、第1の流体F1を分流通路431内の外周縁部に向かって導く、内側に配置された流れ制御フィンガー433も備えることができる。
第2の導管432は、第2の流体供給モジュール20から第2の流体F2を受け取る第2の入口440を有する。1つの実施形態において、第2の導管432は、1または複数の分流セクション442を有し、この分流セクション442において、第2の導管432は、第2の流体F2を1または複数の塗布通路436に輸送するように、第2の流体F2用の複数の個別の流路に分割される。1つの実施形態において、各分流セクション442は、塗布通路436に連通するように配置された第1と第2の分岐路用供給孔444a、444bを含むことができる。各分流セクション442は、それぞれの塗布通路436に対応することができる。
図8の例を更に参照すると、第2の導管432は、第1と第2の部分446、448と、外第1と第2の部分446、448を離間させながら第1と第2の部分446、448を流体接続するリザーバーまたは中間部分450とを有する。第1の部分446は、第2の入口440と中間部分450との間に延在し、第2の部分448は、中間部分450と1または複数の塗布通路436との間に延在する。1つの実施形態において、中間部分450は、一対または複数対の第1と第2の供給スロット444c、444dを含むことができる。1つの実施形態において、第1と第2の分岐路用供給孔444a、444bは、塗布通路436と直接連通するように配置され、第1と第2の供給スロット444c、444dは、それぞれ、第1と第2の分岐路用供給孔444a、444bの上流に配置され、第1と第2の分岐路用供給孔444a、444bに連通する。第1と第2の分岐路用供給孔444a、444b並びに第1と第2の供給スロット444c、444dは、対として記載されているが、供給分岐路用供給孔およびスロットの数は、各塗布通路436に延在する個別の流路の所望の数に応じて変更することができることは理解されよう。
第2の部分448は、中間部分450と塗布通路436との間に延在する。1つの実施形態において、第1と第2の部分446、448は、互いに概ね反対の方向に、第2の流体F2を導く。1つの例において、中間部分450は、第1の部分446と第2の部分448との間に概ね垂直に延在するが、この構成に限定されない。単数または複数の分流セクション442を、第2の導管432の第2の部分448に形成することができる。
図8、9Bを参照すると、1つの実施形態に係る塗布通路436は、第1の導管430から第1の流体F1を受け取る第1の流体受入部472と、第2の導管432から、また1つの実施形態では、それぞれの第1の供給孔444aおよび第2の供給孔444bから、第2の流体F2を受け取る第1と第2の分岐路474a、474bと、第1の流体F1を放出するオリフィス428とを有する。
図8、図9Aおよび図9Bを参照すると、1つの実施形態において、第1の流体F1は、第1の入口438において第1の導管430に受け取られる。次いで、第1の流体F1は、分流通路431に流れることができ、分流通路431において、第1の流体は、分流通路431および流れ制御フィンガー433の形状に応じて、ノズル422内の入口438に対して、横方向に或いはノズルの幅の一部にわたって導くことができる。分流通路431は、塗布通路436が配置される幅に概ね対応する幅を有する。すなわち、1つの実施形態において、分流通路431の幅は、複数の塗布通路の各塗布通路436を、分流通路431に連通させて配置するのに十分である。
図8、9A、9Bを更に参照すると、第2の流体F2は、第2の入口440において第2の導管432に受け取ることができる。第2の流体F2は、第2の導管432の第1の部分446に流れ、中間部分450に流れ込むことができる。1つの実施形態において、第2の流体は、第1と第2の供給スロット444c、444dに流れ込むこともできる。その後、第2の流体は、第2の導管432の第2の部分448に導き、1または複数の分流セクション442内に導くことができる。1つの実施形態において、第2の流体F2は、各分流セクション442の第1と第2の分岐路用供給孔444a、444b内に導かれる。次いで、第2の流体F2は、第2の導管432の第2の部分448に流れ込むことができる。図8および図9Bを参照すると、塗布通路436の第1と第2の分岐路474a、474bは、分流セクション442から第2の流体F2を受け取ることができる。
次に、第1の流体F1は、第1の流体受入部472から、オリフィス428を通してオリフィス428の外に導くことができ、一方、第2の流体は、第1と第2の分岐路474a、474bから、オリフィス428を通してオリフィス428の外に導かれる。すなわち、第1の流体F1および第2の流体F2は、同時に、略同時に、或いは交互のパターンで、オリフィス428から放出することができる。従って、第1の流体F1の実質的に両側でオリフィス428に供給される第2の流体F2は、第1の流体F1を揺り動かす、振動させる、或いは、別様にオリフィス428から非線形、不規則および/または実質的に非繰返しのパターンで放出することができる。
図8、図9Aおよび図9Bを参照すると、上述のように、ノズル組立体422は、複数の積層プレートを備える積層プレートノズル組立体とすることができる。1つの実施形態において、例えば、図8に示すように、ノズル組立体422は、第1のプレート422aと、第2のプレート422bと、第3のプレート422cと、第4のプレート422dと、第5のプレート422eと、第6のプレート422fとを備えることができる。ノズル組立体422において更に多数の或いは少数のプレートを用いてもよく、各プレートの種々の構成要素がプレートのうちの1つ以上に存在してもよいことは理解されよう。1つの実施形態において、第1の導管430は、第1と第2のプレート422a、422b内に延在する。第1の入口438は、第1のプレート422aに形成することができ、分流通路431は、第2のプレート422bに形成することができる。第2の導管432は、第1のプレート422a~第5のプレート422eに形成することができ、第6のプレート422fは、端部プレートまたは正面プレートとすることができる。1つの実施形態において、第2の導管432の第1の部分446は、第1のプレート422a~4つのプレート422dに延在し、中間部分は、第5のプレート422eに延在し、第2の部分448は、第4のプレート422dに延在する。更に、第2の入口440は、第1のプレート422aにあることができ、第1と第2の分岐路用供給孔444a、444bを含む1または複数の分流セクション442は、第4のプレート422dに設けることができる。1または複数の塗布通路436を第3のプレート422cに配置することができる。
再び図8を参照すると、1つの実施形態において、1または複数のプレート422a~422fは、第1の流体F1を堆積させるそれぞれの材料ストランドを受けて案内する1または複数の案内スロット434を含むことができる。プレート422a~422fは、プレートをともに固定する締結具を受容する1または複数の締結穴439を有することもできる。図8、図9Aおよび図9Bに示す実施形態では、図1~図7を参照して上記実施形態に記載したタイプの振動子通路を省くことができるが、図8、図9Aおよび図9Bに示され、上述した実施形態によって、第1の流体F1を単数または複数のストランド上に放出、塗布するときに、振動させる、揺り動かす、或いは、他の同様の作用は達成することができる。更に、分流セクション431を有することによって、第1の流体入口が複数の塗布通路のうちの1つと整合するノズルと比較して、第1の流体F1の流れを塗布通路436に対してより均一に分配することができる。
図10A、10Bは、別様に構成されているノズルプレートを備えるノズル組立体422の別の実施形態を示している。図10A、10Bの実施形態では、第2のノズルプレート422bおよび第3のノズルプレート422cを、第2のノズルプレート522b(図10A)および第3のノズルプレート522c(図10B)に置き換えることができるが、ノズル組立体422内の残りのノズルプレートは、図8に示すものと同じものとしてもよい。図10Aを参照すると、分流通路531は、所定の数の塗布通路536に連通するのに十分な幅を有して形成することができる。1つの実施形態において、分流通路531は、第1の腕部531aと、第2の腕部531bと、第1の腕部531aから第2の腕部531bの間に延在し、第1の腕部531aを第2の腕部531bに接続する基部531cとを含むことができる。更に、第1の入口538は、第1のプレート422aから第2のプレート522bを通って第3のプレート522cにおける戻り分流セクション535に延在する。戻り分流セクション535は第1の流体F1を受け取る。第1の流体F1の流れは、その一部が裏当てプレートとして機能する、隣接する第4のプレート422dと相互作用することによって還流される。第1の流体F1の還流は、第1の脚部535aと第2の脚部535bとの間で分流される。第1と第2の脚部535a、535bは、それぞれ第1と第2の腕部531a、531bに連通するように配置される。従って、第1の流体F1は、第1と第2の腕部531a、531bにおいて分流通路531に受け取り、基部531cに流れることができ、次いで、基部531cにおいて、第1の流体F1を塗布通路536に分配して流すことができる。特に、第1の流体F1は、塗布通路536のそれぞれの第1の流体受入部572に受け取ることができる。上記実施形態の特徴と同じこの実施形態のいくつかの特定の特徴の記載は、この実施形態の以下の論述では省略することができることは理解されよう。
図11A、11Bは、それぞれ、図8に示すノズル組立体422の第4のプレート422dおよび第5のプレート422eの拡大図である。図11Aを参照すると、第4のプレート422dは、第2の導管432の第1の部分446と、第2の導管432の第2の部分448とを含むことができる。第2の部分448は、1または複数の分流セクション442を有し、各分流セクション442は、第1と第2の分岐路用供給孔444a、444bを含むことができる。図11Bを参照すると、第5のプレート422eは、第2の導管432の中間部分450を有する。1つの実施形態において、中間部分450は、1または複数の分流セクション442の分岐路用供給孔に連通するように配置された供給スロットを含むことができる。例えば、中間部分450は、第1と第2の分岐路用供給孔444a、444bに各々連通するように整列、配置される第1と第2の供給スロット444c、444dを含むことができる。従って、1つの実施形態において、図8、図11Aおよび図11Bを参照すると、第2の流体F2は、ノズル組立体422内を、第2の導管432の第1の部分446を通り、中間部分450および供給スロット444c、444dへ、そして、第2の部分448の第1と第2の分岐路用供給孔444a、444bへと流れ、その後、第1と第2の分岐路474a、474b並びに塗布通路436に輸送することができる。
図12は、本明細書に開示されている別の実施形態に係るノズル組立体622の構成部材の正面図である。1つの実施形態において、ノズル組立体622は、第1の流体F1のみを放出するように構成することができる。ノズル組立体622は、例えば、第1の入口638および分流通路631を有する第1の導管630を有する。ノズル組立体622は、第1の導管630から第1の流体F1を受け取り、対応するオリフィス628を通して第1の流体F1を放出する1または複数の塗布通路636も有する。従って、第1の流体F1は、第1の入口638を通して第1の導管630に受け取ることができる。次いで、第1の流体F1は、分流通路631に流れることができ、その後、分流通路631において、第1の流体F1を少なくともノズル組立体622の横方向に分配することができる。その後、第1の流体F1は、1または複数の塗布通路636に受け取り、材料ストランド上に塗布するために、対応するオリフィス628から放出することができる。ノズル組立体622は、オリフィス628に対してストランドを案内する1または複数の案内スロット634も含むことができる。
図12を参照すると、ノズル組立体622は、上述のようにともに固定される複数のプレートによって形成することができる。1つの実施形態において、ノズル組立体622は、第1のプレート622aと、第2のプレート622bと、第3のプレート622cと、第4のプレート622dとを備えることができる。ただし、ノズル組立体622は、これらの第1のプレート622a~第4のプレート622dのみに限定されないことは理解されよう。1つの実施形態において、第1の入口638は、第1のプレート622aに形成することができ、分流通路631は、第2のプレート622bに形成することができ、1または複数の塗布通路636および対応するオリフィス628は、第3のプレート622cに形成することができる。第4のプレート622dは、裏当てプレートまたは正面プレートとして機能することができる。第2の導管632は、ノズル組立体622に形成することもできる。ただし、第4のプレート622dまたは裏当てプレートは、第1の流体F1のみを放出することができるように、第2の導管における第2の流体F2の流れを阻止する。
図13A、図13B、図14A、図14B、図15Aおよび図15Bは、第1の導管の代替的な実施形態、特に、図8のノズル組立体422において用いることができる分流通路を示している。図13~図15の実施形態に示すプレートは、図8に示すノズル組立体422の第2のプレート422bおよび第3のプレート422cと置き換えることができる。図13A、13Bを参照すると、分流通路731は、第2のプレート722bに形成することができる。分流通路731は、第1の入口438(図8を参照)から第1の流体を受け取る入口部731cを含むことができる。分流通路731は、入口部731cから延在する第1と第2の腕部731a、731bも含むことができる。1つの実施形態において、各腕部731a、731bは、水平に対して下方に傾斜させることができ、そのため、第1と第2の腕部731a、731bは、互いに対して180度でない角度で配置される。各腕部731a、731bは、第3のプレート722cに形成されたそれぞれの塗布通路736に連通するように配置することができる。従って、第1の流体F1は、第1の入口438に受け取り、入口部731c、第1の腕部731および第2の腕部731bに流れることができる。次いで、第1の流体F1は、それぞれの塗布通路736に流れることができる。
図14A、14Bを参照すると、入口838は、第1のプレート422aから第2のプレート822bを通って第3のプレート822cにおける戻り分流セクション835に延在することができる。戻り分流セクション835は、第1の流体F1を受け取る。第1の流体F1の流れは、その一部が裏当てプレートとして機能する、隣接する第4のプレート422d(図8を参照)と相互作用することによって、還流される。第1の流体F1の還流は、第1の脚部835aと第2の脚部835bとの間で分流される。第1と第2の脚部835a、835bは、第2のプレート822bにおける分流通路831のそれぞれの端部831a、831bにおいて或いはその近傍に、連通するように配置される。従って、第1の流体F1は、分流通路831に受け取り、通路831の中心に向かって流れることができる。次いで、第1の流体F1は、第3のプレート822cに向かって(通路831に対する裏当てプレートとして機能する第1のプレート422aによって)戻り、第3のプレート822cにおける1または複数の塗布通路836に流れることができる。
図15A、15Bを参照すると、入口938は、第1のプレート422aから第2のプレート922bを通って第3のプレート922cにおける戻り分流セクション935に延在することができる。戻り分流セクション935は、第1の流体F1を受け取る。第1の流体F1の流れは、その一部が裏当てプレートとして機能する、隣接する第4のプレート422d(図8を参照)と相互作用することによって還流される。第1の流体F1の還流は、第1の脚部935aと第2の脚部935bとの間で分流される。第1と第2の脚部935a、935bは、第2のプレート922bにおける分流通路931のそれぞれの端部931a、931bにおいて或いはその近傍に、連通するように配置される。従って、第1の流体F1は、分流通路931に受け取り、通路931の中心に流れることができる。次いで、第1の流体F1は、第3のプレート922cに向かって(通路931に対する裏当てプレートとして機能する第1のプレート422aによって)戻り、第3のプレート922cにおける1または複数の塗布通路936に流れることができる。
既述の例では、第1の流体F1は、単数または複数のストランド12上に直接、すなわち接触して非線形パターンで塗布することができる。従って、流体塗布装置10は、上記で詳述した非線形塗布パターンの利益をもたらしながら、非接触ノズル構成と比較して増大したライン速度で動作することができる。
現時点で開示されている実施形態に対する様々な変形、変更は、当業者には明らかであろうことも理解されるべきである。そのような変形、変更は、本開示の趣旨および範囲から逸脱することなく、また、その意図する利点を減じることなく行うことができる。従って、そのような変形、変更は添付の特許請求の範囲によって包含されることが意図される。上述の実施形態および図面に示す実施形態による様々な特徴は、本明細書に記載の他の実施形態および図面に示す他の実施形態と組み合わせることができることが更に理解される。
本発明の態様の一部を以下記載する。
[態様1]
流体塗布装置において、
塗布ヘッドと、
前記塗布ヘッドに連通するノズル組立体とを具備し、
前記ノズル組立体は、
前記塗布ヘッドから第1の流体を受け取る第1の導管であって、該第1の導管は、前記第1の流体を受け取る第1の入口と、該流体入口の下流にあり、該流体入口に連通する分流通路とを有し、該分流通路は、前記第1の流体を横方向に導く第1の導管と、
前記分流通路から前記第1の流体を受け取る第1の流体受入部を有する塗布通路と、
前記塗布通路に連通し、前記第1の流体を材料ストランド上に塗布するために放出するオリフィスとを備えた流体塗布装置。
[態様2]
前記分流通路は、前記第1の流体を該分流通路内の外周縁部に向かって導く流れ制御フィンガーを更に有する態様1に記載の流体塗布装置。
[態様3]
前記流体塗布装置は、前記第1の入口と前記分流通路との間に配置される戻り分流セクションを更に有し、該戻り分流セクションは、前記第1の流体の流れの方向を反転させ、前記第1の流体の流れを第1と第2の脚部に分流する態様1に記載の流体塗布装置。
[態様4]
前記分流通路は、前記戻り分流セクションから前記第1の流体を受け取る態様3に記載の流体塗布装置。
[態様5]
前記流体塗布装置は、前記塗布ヘッドから第2の流体を受け取る第2の導管を更に有し、前記塗布通路は、第1と第2の分岐路を更に有し、該第1と第2の分岐路は、前記第2の導管および前記第1の流体受入部に連通し、前記第2の導管から前記第2の流体を受け取る態様1に記載の流体塗布装置。
[態様6]
前記第2の導管は分流セクションを更に有し、該分流セクションは、前記塗布通路の前記第1の分岐路に連通する第1の分岐路用供給孔と、前記塗布通路の前記第2の分岐路に連通する第2の分岐路用供給孔とを有する態様5に記載の流体塗布装置。
[態様7]
前記第2の導管は、第1の部分と、中間部分と、第2の部分とを更に有し、前記第1の部分は、前記中間部分によって、前記第2の部分に流体接続すると共に前記第2の部分から離間し、前記分流セクションは前記第2の部分に形成される態様5に記載の流体塗布装置。
[態様8]
前記第1と第2の分岐路は、該第1と第2の分岐路から前記第2の流体を放出することによって、前記第1の流体を前記材料ストランド上への塗布中に揺動させるように、前記オリフィスに対して位置決めされる態様5に記載の流体塗布装置。
[態様9]
材料ストランドを前記オリフィスに対して位置決めする1または複数の案内スロットを更に有する態様1に記載の流体塗布装置。
[態様10]
前記案内スロットは、前記材料ストランドを受け取る開放端部と、停止部を形成する閉鎖端部とを更に有し、前記材料ストランドは、前記オリフィスにおいて或いは少なくとも部分的に前記オリフィス内に位置決めされる態様9に記載の流体塗布装置。
[態様11]
前記第1の流体は接着剤であり、前記第2の流体は空気である態様1に記載の流体塗布装置。
[態様12]
流体塗布装置のノズル組立体において、
前記塗布ヘッドから第1の流体を受け取る第1の導管であって、該第1の導管は、前記第1の流体を受け取る第1の入口と、該流体入口の下流にあり、該流体入口に連通する分流通路とを有し、該分流通路は、前記第1の流体を横方向に導く第1の導管と、
前記分流通路から前記第1の流体を受け取る第1の流体受入部を有する塗布通路と、
前記塗布通路に連通し、前記第1の流体を材料ストランド上に塗布するために放出するオリフィスとを具備するノズル組立体。
[態様13]
前記分流通路は、前記第1の流体を該分流通路内の外周縁部に向かって導く流れ制御フィンガーを更に有する態様12に記載のノズル組立体。
[態様14]
前記ノズル組立体は、前記第1の入口と前記分流通路との間に配置される戻り分流セクションを更に有し、該戻り分流セクションは、前記第1の流体の流れの方向を反転させ、前記第1の流体の流れを第1と第2の脚部に対して分流する態様12に記載のノズル組立体。
[態様15]
前記分流通路は、前記戻り分流セクションから前記第1の流体を受け取る態様14に記載のノズル組立体。
[態様16]
前記ノズル組立体は、前記塗布ヘッドから第2の流体を受け取る第2の導管を更に有し、前記塗布通路は第1と第2の分岐路を更に有し、該第1と第2の分岐路は、前記第2の導管および前記第1の流体受入部に連通し、前記第2の導管から前記第2の流体を受け取る態様12に記載のノズル組立体。
[態様17]
前記第2の導管は分流セクションを更に有し、該分流セクションは、前記塗布通路の前記第1の分岐路に連通する第1の分岐路用供給孔と、前記塗布通路の前記第2の分岐路に連通する第2の分岐路用供給孔とを有する態様16に記載のノズル組立体。
[態様18]
前記第2の導管は、第1の部分と、中間部分と、第2の部分とを更に有し、前記第1の部分は、前記中間部分によって、前記第2の部分に連通すると共に前記第2の部分から離間し、前記分流セクションは前記第2の部分に形成される態様16に記載のノズル組立体。
[態様19]
前記第1と第2の分岐路は、該第1と第2の分岐路から前記第2の流体を放出することによって、前記第1の流体を前記材料ストランド上への塗布中に揺動させるように、前記オリフィスに対して位置決めされる態様16に記載のノズル組立体。
10 流体塗布装置
12 材料ストランド
14 基材
16 塗布ヘッド
18 第1の流体供給ユニット
20 第2の流体供給ユニット
22 ノズル組立体
24 アダプター
26 制御モジュール
28 オリフィス
30 ストランド係合装置
32 案内部
34 案内スロット
34a 第1の案内スロット区画
34b 第2の案内スロット区画
34c 第3の案内スロット区画
36 開放端部
36a 開放端部
36b 開放端部
36c 開放端部
38 閉鎖端部
38a 第1の閉鎖端部
38c 第3の閉鎖端部
44 係合アーム
48 作動アセンブリ
50 ピストン
52 シリンダー
74 固定部材
76 固定用開口
80 締結穴
82 締結具
122 プレート
122a 第1のプレート
122b 第2のプレート
122c 第3のプレート
122d 第4のプレート
122e 第5のプレート
122f 第6のプレート
122g 第7のプレート
122h 第8のプレート
130 第1の導管
132 第2の導管
134 振動子通路
136 塗布通路
138 第1の入口
140 第2の入口
142 分流セクション
142b 第2の分岐路用供給孔
144a 第1の分岐路用供給孔
144b 第2の分岐路用供給孔
146 第1の部分
148 第2の部分
150 リザーバー
152a 第2の受入部
152b 第2の受入部
154 横断部
156 本体部用供給孔
160 頭部
162a 第1の腕部
162b 第2の腕部
164a 第1の脚部
164b 第2の脚部
166a 第1の腕部用供給孔
166b 第2の腕部用供給孔
168a 第1の脚部用供給孔
168b 第2の脚部用供給孔
170a 第1の振動構造スロット
170b 第2の振動構造スロット
172 レセプタクル
174a 第1の分岐路
174b 第2の分岐路
222 ノズル組立体
228 オリフィス
232 案内部
234 案内スロット
234a 第1の案内スロット区画
234b 第2の案内スロット区画
234c 第3の案内スロット区画
236 開放端部
238 閉鎖端部
322a 第1のプレート
322b 第2のプレート
322c 第3のプレート
322d 第4のプレート
322e 第5のプレート
322f 第6のプレート
330 第1の導管
334 振動子通路
336 塗布通路
342 分流セクション
346 第1の部分
356 本体部用供給孔
360 頭部
362a 第1の腕部
362b 第2の腕部
364a 第1の脚部
364b 第2の脚部
366a 第1の腕部用供給孔
366b 第2の腕部用供給孔
368a 第1の脚部用供給孔
368b 第2の脚部用供給孔
370a 第1の振動構造スロット
370b 第2の振動構造スロット
374a 第1の分岐路
374b 第2の分岐路
422 ノズル組立体
422a 第1のプレート
422b 第2のプレート
422c 第3のプレート
422d 第4のプレート
422e 第5のプレート
422f 第6のプレート
428 オリフィス
430 第1の導管
431 分流通路
432 第2の導管
433 制御フィンガー
434 案内スロット
436 塗布通路
438 第1の入口
439 締結穴
440 第2の入口
442 分流セクション
444a 第1の分岐路用供給孔
444b 第2の分岐路用供給孔
444c 第1の供給スロット
444d 第2の供給スロット
446 第1の部分
448 第2の部分
450 中間部分
472 第1の流体受入部
474a 第1の分岐路
474b 第2の分岐路
522b 第2のノズルプレート
522c 第3のノズルプレート
531 分流通路
531a 第1の腕部
531b 第2の腕部
531c 基部
535 分流セクション
535a 第1の脚部
535b 第2の脚部
536 塗布通路
538 第1の入口
572 第1の流体受入部
622 ノズル組立体
622a 第1のプレート
622b 第2のプレート
622c 第3のプレート
622d 第4のプレート
628 オリフィス
630 第1の導管
631 分流通路
632 第2の導管
634 案内スロット
636 塗布通路
638 第1の入口
722b 第2のプレート
722c 第3のプレート
731 分流通路
731a 第1の腕部
731b 第2の腕部
731c 入口部
736 塗布通路
822b 第2のプレート
822c 第3のプレート
831 分流通路
831a 端部
831b 端部
835 分流セクション
835a 第1の脚部
835b 第2の脚部
836 塗布通路
838 入口
922b 第2のプレート
922c 第3のプレート
931 分流通路
931a 端部
931b 端部
935 分流セクション
935a 第1の脚部
935b 第2の脚部
936 塗布通路
938 入口

Claims (13)

  1. 流体塗布装置において、
    塗布ヘッドと、
    前記塗布ヘッドに連通するノズル組立体とを具備し、
    前記ノズル組立体は、積層された複数のプレートから形成され、
    前記塗布ヘッドから第1の流体を受け取る第1の導管であって、該第1の導管は、前記第1の流体を受け取る第1の入口と、該第1の入口の下流にあり、該第1の入口に連通する分流通路とを有し、該分流通路は前記第1の流体を横方向に導く、第1の導管と、
    前記分流通路から前記第1の流体を受け取る第1の流体受入部を有する塗布通路と、
    前記塗布通路に連通し、前記第1の流体を材料ストランド上に塗布するために放出するオリフィスと、
    前記第1の入口と前記分流通路との間に配置され、複数の脚部を有した戻り分流セクションとを具備し、
    前記第1の入口および前記分流通路は、前記複数のプレートのうちの1枚のプレートに形成され、前記塗布通路、前記オリフィスおよび前記戻り分流セクションは、前記分流通路が形成された前記プレートに隣接する他の1枚のプレートに形成されており、
    前記複数の脚部は、前記分流通路の異なる部分に開口するように、前記戻り分流セクションが形成された前記他の1枚のプレート内で延在し、前記第1の流体が前記複数の脚部の各々から前記分流通路の異なる部分に流入するようにした流体塗布装置。
  2. 前記流体塗布装置は、前記塗布ヘッドから第2の流体を受け取る第2の導管を更に有し、前記塗布通路は、第1と第2の分岐路を更に有し、該第1と第2の分岐路は、前記第2の導管および前記第1の流体受入部に連通し、前記第2の導管から前記第2の流体を受け取る請求項1に記載の流体塗布装置。
  3. 前記第2の導管は分流セクションを更に有し、該分流セクションは、前記塗布通路の前記第1の分岐路に連通する第1の分岐路用供給孔と、前記塗布通路の前記第2の分岐路に連通する第2の分岐路用供給孔とを有する請求項2に記載の流体塗布装置。
  4. 前記第2の導管は、第1の部分と、中間部分と、第2の部分とを更に有し、前記第1の部分は、前記中間部分によって、前記第2の部分に連通すると共に前記第2の部分から離間し、前記分流セクションは前記第2の部分に形成される請求項3に記載の流体塗布装置。
  5. 前記第1と第2の分岐路は、該第1と第2の分岐路から前記第2の流体を放出することによって、前記第1の流体を前記材料ストランド上への塗布中に揺動させるように、前記オリフィスに対して位置決めされる請求項2に記載の流体塗布装置。
  6. 前記第1の流体は接着剤であり、前記第2の流体は空気である請求項2に記載の流体塗布装置。
  7. 材料ストランドを前記オリフィスに対して位置決めする1または複数の案内スロットを更に有する請求項1に記載の流体塗布装置。
  8. 前記1または複数の案内スロットは、前記材料ストランドを受け取る開放端部と、停止部を形成する閉鎖端部とを更に有し、前記材料ストランドは、前記1または複数のオリフィスにおいて或いは少なくとも部分的に前記オリフィス内に位置決めされる請求項7に記載の流体塗布装置。
  9. 流体塗布装置のノズル組立体において、
    前記ノズル組立体は積層された複数のプレートから形成され、
    前記流体塗布装置の塗布ヘッドから第1の流体を受け取る第1の導管であって、該第1の導管は、前記第1の流体を受け取る第1の入口と、該第1の入口の下流にあり、該第1の入口に連通する分流通路とを有し、該分流通路は前記第1の流体を横方向に導く、第1の導管と、
    前記分流通路から前記第1の流体を受け取る第1の流体受入部を有する塗布通路と、
    前記塗布通路に連通し、前記第1の流体を材料ストランド上に塗布するために放出するオリフィスと、
    前記第1の入口と前記分流通路との間に配置され、複数の脚部を有した戻り分流セクションとを具備し、
    前記第1の入口および前記分流通路は、前記複数のプレートのうちの1枚のプレートに形成され、前記塗布通路および前記戻り分流セクションは、前記分流通路が形成された前記プレートに隣接する他の1枚のプレートに形成されており、
    前記複数の脚部は、前記分流通路の異なる部分に開口するように、前記戻り分流セクションが形成された前記他の1枚のプレート内で延在し、前記第1の流体が前記複数の脚部の各々から前記分流通路の異なる部分に流入するようにしたノズル組立体。
  10. 前記ノズル組立体は、前記塗布ヘッドから第2の流体を受け取る第2の導管を更に有し、前記塗布通路は第1と第2の分岐路を更に有し、該第1と第2の分岐路は、前記第2の導管および前記第1の流体受入部に連通し、前記第2の導管から前記第2の流体を受け取る請求項9に記載のノズル組立体。
  11. 前記第2の導管は分流セクションを更に有し、該分流セクションは、前記塗布通路の前記第1の分岐路に連通する第1の分岐路用供給孔と、前記塗布通路の前記第2の分岐路に連通する第2の分岐路用供給孔とを有する請求項10に記載のノズル組立体。
  12. 前記第2の導管は、第1の部分と、中間部分と、第2の部分とを更に有し、前記第1の部分は、前記中間部分によって、前記第2の部分に連通すると共に前記第2の部分から離間し、前記分流セクションは前記第2の部分に形成される請求項11に記載のノズル組立体。
  13. 前記第1と第2の分岐路は、該第1と第2の分岐路から前記第2の流体を放出することによって、前記第1の流体を前記材料ストランド上への塗布中に揺動させるように、前記オリフィスに対して位置決めされる請求項10に記載のノズル組立体。
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