JP7388153B2 - 表示装置、表示プログラム、表示方法 - Google Patents

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Description

本発明は、表示装置、表示プログラム、表示方法に関する。
近年では、電子黒板やタブレット端末等の表示装置を用いて、話し手が聞き手の前でプレゼンテーション等を実施するケースがある。また、近年では、プレゼンテーションをより効率的に行うために、画面に対する文字やマーク等の手書き入力を受け付ける技術が知られている。
上述した従来の表示装置は、例えば、話し手と聞き手との間に、表示装置を挟むように配置される場合がある。この場合、表示装置は、一般的には、画面に表示された表示内容が聞き手の方に向くように配置される。したがって、この場合、話し手が表示装置の画面に対し書き込みをする際には、表示内容が話し手に向くように表示装置を回転させるか、又は、話し手が逆向きに文字を書き込むことになる。
前者の場合は、話し手が書き込みをする度に表示装置を回転させることになり、煩雑である。後者の場合、話し手にとっては文字が書きにくく、特殊な技法が必要になるうえ、聞き手にとっては読みにくい文字となる可能性がある。
開示の技術は、上記事情に鑑みてなされたものであり、画面に対する書き込みを容易にすることを目的とする。
開示の技術は、話し手と聞き手とで用いられる表示装置であって、前記話し手からのストローク画像の入力を受け付ける入力受付部と、前記入力受付部により受け付けたストローク画像が複数の場合に、最初に描画されたストローク画像の開始点の座標と、最後に描画されたストローク画像の開始点の座標とを比較するとともに、前記受け付けたストローク画像が一画の場合に、該ストローク画像の開始点の座標と、該ストローク画像の終了点の座標とを比較する座標比較部と、前記座標比較部によって比較された座標の大小関係が所定の条件を満たす場合に、前記受け付けたストローク画像が文字として認識されたか否かを判定する反転判定部と、前記反転判定部が、前記受け付けたストローク画像が文字として認識されたと判定する場合、前記座標比較部による座標の比較から検出される、前記受け付けたストローク画像が描画される方向に基づき、前記受け付けたストローク画像を前記聞き手に対して正方向となるように反転させる表示制御部と、を有する表示装置である。
画面に対する書き込みを容易にできる。
第一の実施形態の利用シーンを説明する図である。 表示装置の全体構成例を示す図である。 表示装置のハードウェア構成図の一例を示す図である。 第一の実施形態の表示装置の機能構成を説明する図である。 第一の実施形態の表示装置の処理を説明するフローチャートである。 第一の実施形態の表示装置の処理を説明する第一の図である。 第一の実施形態の表示装置の処理を説明する第二の図である。 第二の実施形態の利用シーンを説明する図である。
(第一の実施形態)
以下に図面を参照して、第一の実施形態について説明する。図1は、第一の実施形態の利用シーンを説明する図である。図1(A)は、第一の実施形態の表示装置の利用シーンを説明する第一の図であり、図1(B)は、第一の実施形態の表示装置の利用シーンを説明する第二の図である。
図1(A)に示す表示装置100は、話し手P1と聞き手P2との間に挟むように配置され、話し手P1による聞き手P2に対するプレゼンテーション等に用いられる。
この場合、表示装置100のディスプレイ120に表示された画面1には、聞き手P2に向けて情報が表示される。言い換えれば、画面1は、表示された情報の上下方向が、聞き手P2にとっての上下方向と一致するように表示される。
以下の説明では、画面1に表示された情報を表示内容と表現する場合がある。また、以下の説明では、上下方向が聞き手P2にとっての上下方向と一致するように表示された情報を、聞き手P2に対して正方向に表示された表示内容、と表現する場合がある。
本実施形態では、図1(A)に示す状態において、話し手P1によって、領域2に手書きにより手書き文字が入力されたとする。このとき、話し手P1にとっての上下方向は、表示内容に上下方向とは一致していない。また、領域2には、話し手P1にとっての上下方向が一致するように手書き文字が入力される。つまり、領域2には、上下方向が表示内容と逆になるように、手書き文字が入力される。
このため、画面1では、領域2に入力された手書き文字は、聞き手P2から見た場合、上下方向が反転した文字となる。
以下の説明では、入力された文字が表示内容と上下方向が逆方向となることを、聞き手P2に対して逆向きに入力された文字と表現する場合がある。
本実施形態の表示装置100は、領域2に対し、聞き手P2に対して逆向きの文字が入力されたことを検知すると、領域2内の文字の上下方向を反転させる。
具体的には、本実施形態の表示装置100は、画面1における基準点と、文字が入力されていく方向とに基づき、領域2内の文字が聞き手P2に対して逆向きであるか否かを検知する。
本実施形態では、聞き手P2から見た左下の点Rが画面1における基準点である。この基準点Rは、表示装置100のハードウェアに対して決められていても良い。
図1(A)の例では、領域2内において、基準点Rから遠ざかる方向へ文字が入力されていく。本実施形態では、手書き文字が、文字を書く人の左側から右側へ向かうように書かれる横書きの言語としている。したがって、この場合、表示装置100は、領域2内に、聞き手P2に対して逆向きに文字が入力されていることがわかる。
表示装置100は、領域2内に聞き手P2に対して逆向きの文字が入力されたことを検知すると、領域2内の文字の上下方向を反転させる。
図1(B)に示す画面1Aでは、領域2内の文字の上下方向が反転し、聞き手P2に対して正方向の文字とされている。
本実施形態では、このように、手書きによって、表示内容と上下方向が逆向きに文字が入力された場合に、この文字の向きを反転させる。
したがって、本実施形態によれば、話し手が表示装置の画面に対し書き込みをする際に、表示装置を回転させたり、話し手が逆向きに文字を書き込んだりする必要がなく、画面に対する書き込みを容易にすることができる。
以下に、本実施形態の表示装置100について説明する。図2は、表示装置の全体構成例を示す図である。
本実施形態の表示装置100は、例えば、机300等に平置きされる。また、表示装置100の上部にはディスプレイ120が設置されている。ユーザU(話し手P1等)は、電子ペン150を用いて、ディスプレイ120に文字等を手書きする(入力、描画ともいう)ことができる。
また、本実施形態の表示装置100は、厚みが1cm程度なので、一般の机に平置きしても机の高さを調整する必要がなき、さらに、容易に移動できる。
尚、図2の例では、表示装置100は、机300等に平置きされて利用されるものとたが、これに限定されない。例えば、表示装置100は、壁につり下げられた横長又は横長の電子黒板として使用されても良い。
本実施形態の表示装置100は、専用の表示装置でもよいし、PC、スマートフォン、又は、タブレット端末などの情報処理装置がアプリケーションソフトを実行することで表示装置100として使用されてもよい。
本実施形態では、ユーザがディスプレイ120に入力手段を押しつけてから連続的に移動させた後、ディスプレイから離すという一連の操作によって入力される連続的な座標点列の軌跡をストロークと呼ぶ。また、ストロークを示すデータをストロークデータと呼ぶ。ストロークデータは1つ以上の座標点を示す座標情報群を有し、手書き文字は1つ以上のストロークデータを有する。また、本実施形態のストロークデータは、各点の座標情報と、点毎の座標情報を取得した時刻を示す時刻情報とが含まれても良い。
また、以下の説明では、ストロークデータをディスプレイ120に描画した画像をストローク画像と呼ぶ。ストローク画像は、ディスプレイ120に対して、電子ペン150やユーザの指等を用いて手書きで入力された一画毎の軌跡の画像である。
本実施形態の入力手段とは、例えば、電子ペン150であっても良いし、ユーザUの指等であっても良い。
また、本実施形態において、文字という場合、数字、アルファベット、アルファベット以外の各種言語の文字を含む。
次に、図3を参照して、表示装置100のハードウェア構成について説明する。図3は、表示装置のハードウェア構成図の一例を示す図である。図3に示されているように、表示装置100は、CPU101、ROM102、RAM103、及び、SSD104を備えている。
これらのうち、CPU101は、表示装置100全体の動作を制御する。ROM102は、CPU101やIPL等のCPU101の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM103は、CPU101のワークエリアとして使用される。SSD104は、表示装置100用のプログラム等の各種データを記憶する。
また、表示装置100は、ディスプレイコントローラ113、タッチセンサコントローラ115、タッチセンサ116、チルトセンサ117、シリアルインタフェース118、スピーカ119、ディスプレイ120、マイク121、無線通信装置122、赤外線I/F123、電源制御回路124、ACアダプタ125、バッテリ126、及び、電源スイッチ127を備えている。
ディスプレイコントローラ113は、出力画像をディスプレイ120等へ出力するために画面表示の制御及び管理を行う。タッチセンサ116は、ディスプレイ120上に電子ペン150やユーザの手等(電子ペン150やユーザの手は入力手段となる)が接触したことを検知する。また、タッチセンサ116は電子ペン150と通信し、三次元座標やペンID等を受信する。
タッチセンサコントローラ115は、タッチセンサ116の処理を制御する。タッチセンサ116は、座標の入力及び座標の検出を行う。この座標の入力及び座標を検出する方法は、例えば、光学式の場合、ディスプレイ120の上側両端部に設置された2つ受発光装置が、ディスプレイ120に平行して複数の赤外線を放射し、ディスプレイ120の周囲に設けられた反射部材によって反射されて、放射した光の光路と同一の光路上を戻って来る光を受光素子が受光する方法である。タッチセンサ116は、物体によって遮断された2つの受発光装置が放射した赤外線の位置情報をタッチセンサコントローラ115に出力し、タッチセンサコントローラ115が、物体の接触位置である座標位置を特定する。また、タッチセンサコントローラ115は通信ユニット115aを有しており、この通信ユニット115aが電子ペン150と無線で通信してもよい。この場合、例えば、Bluetooth(登録商標)やZigBee(登録商標)などの通信規格で通信してよい。汎用的な通信規格で通信する場合、電子ペン150として市販されている電子ペンを使用することができる。また、表示装置100の出荷時に予め1つ以上の電子ペン150を通信ユニット115aに登録しておくと、ユーザは電子ペン150を表示装置100と通信させる接続設定を行わなくても通信できる。
チルトセンサ117は、表示装置100の傾き角度を検出するセンサである。主に、表示装置100がどのような設置状態(平置き、つり下げ等)で使用されているかを検出するために使用され、設置状態に応じて文字等の太さを自動で変更することができる。
シリアルインタフェース118はUSBなどの外部との通信インタフェースである。外部からの情報の入力などに使用される。スピーカ119は音声の出力に使用され、マイク121は音声の入力に使用される。無線通信装置122は、ユーザが携帯する端末と通信し、例えばインターネットへの接続を中継する。無線通信装置122はWi-FiやBluetooth(登録商標)などで通信するが、通信規格は問われない。無線通信装置122はアクセスポイントを形成しており、ユーザが入手したSSID(Service Set Identifier)とパスワードをユーザが携帯する端末に設定すると、アクセスポイントに接続できる。
尚、無線通信装置122には2つのアクセスポイントが用意されているとよい。具体的には、インターネットに接続するためのアクセスポイントと、インターネットに接続するための社内ネットワークに接続するためのアクセスポイントが用意されるとよい。
前者のアクセスポイントは社外のユーザ用で、ユーザは社内ネットワークにはアクセスできないが、インターネットを利用できる。後者のアクセスポイントは、社内のユーザ用で、ユーザは社内ネットワーク及びインターネットを利用できる。
赤外線I/F123は隣に配置された表示装置100を検出する。赤外線の直進性を利用して、隣に配置された表示装置100のみを検出できる。赤外線I/F123は各辺に1つずつ設けられることが好ましく、表示装置100のどの方向に他の表示装置100が配置されたのかを検出できる。これにより画面が広がり、隣の表示装置100に過去に手書きされた手書き情報(1つのディスプレイ120の広さを1ページとして別のページの手書き情報)等を表示できる。
電源制御回路124は表示装置100の電源であるACアダプタ125とバッテリ126を制御する。ACアダプタ125は商用電源が共有する交流を直流に変換する。電源スイッチ127は、表示装置100の電源のON/OFFを切り換えるためのスイッチである。
ディスプレイ120は、表示部の一例である。ディスプレイ120がいわゆる電子ペーパの場合、画像の表示を維持するためにほとんど又は一切電力を消費しないので、バッテリ126による駆動も可能である。これにより、屋外など電源を接続しにくい場所でもデジタルサイネージなどの用途で表示装置100を使用することが可能になる。
更に、表示装置100は、バスライン110を備えている。バスライン110は、CPU101等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
尚、タッチセンサ116は、光学式に限らず、静電容量の変化を検知することにより接触位置を特定する静電容量方式のタッチパネル、対向する2つの抵抗膜の電圧変化によって接触位置を特定する抵抗膜方式のタッチパネル、接触物体が表示部に接触することによって生じる電磁誘導を検知して接触位置を特定する電磁誘導方式のタッチパネルなどの種々の検出手段を用いてもよい。タッチセンサ116は、電子ペン150先のタッチの有無を検知するのに電子ペン150が必要ない方式であってよい。この場合はタッチ操作をするのに指先や電子ペン150型の棒を使用できる。ただし、三次元座標を算出して送信する機能は必要である。なお、電子ペン150は、細長い電子ペン150型である必要はない。
次に、図4を参照して、本実施形態の表示装置100の機能構成について説明する。図4は、第一の実施形態の表示装置の機能構成を説明する図である。
本実施形態の表示装置100は、入力受付部151、座標検出部152、領域特定部153、座標比較部154、文字認識部155、反転判定部156、表示制御部157、記憶部158を有する。
入力受付部151は、表示装置100に対する各種の入力を受け付ける。例えば、入力受付部151は、表示装置100のディスプレイ120に対する電子ペン150の接触を検知しても良い。
座標検出部152は、ディスプレイ120に電子ペン150が接触したときの、ディスプレイ120における電子ペン150の接触位置を示す点の座標情報を検出し、記憶部158に格納する。また、座標検出部152は、電子ペン150がディスプレイ120に押しつけてから連続的に移動され、ディスプレイ120から離されるまでの電子ペン150の軌跡(ストローク)を示す点群を示す座標情報群を検出し、記憶部158に格納する。言い換えれば、座標検出部152は、電子ペン150により入力されたストロークデータを取得し、記憶部158に格納する。
尚、座標検出部152によって取得される座標情報は、基準点RのX座標とY座標をそれぞれ0としたときの座標情報である(図1参照)。
領域特定部153は、記憶部158に格納された座標情報群に基づき、ディスプレイ120において、ストローク画像が描画された領域を特定する。
座標比較部154は、記憶部158に格納された座標情報群に基づき、領域特定部153によって特定された領域内に描画されたストローク画像の特定の点の座標情報を比較する。
文字認識部155は、領域特定部153によって特定された領域に対して、文字認識処理を実行する。
反転判定部156は、座標比較部154による比較の結果と、文字認識部155による文字認識処理の結果と、に基づき、領域特定部153において特定された領域内のストローク画像の上下方向を反転させるか否かを判定する。領域特定部153、座標比較部154、反転判定部156の処理の詳細は後述する。
表示制御部157は、反転判定部156による判定結果に応じて、領域内に描画されたストローク画像を反転させる。
次に、図5を参照して、本実施形態の表示装置100の処理について説明する。図5は、第一の実施形態の表示装置の処理を説明するフローチャートである。
本実施形態の表示装置100は、入力受付部151により、ストロークの入力を受け付けて、座標検出部152により、ストロークデータ(座標情報群)を取得する(ステップS501)。
尚、本実施形態では、例えば、電子ペン150等の入力手段が、ディスプレイ120から離れてから一定時間が経過した場合に、ストロークの入力が完了したものとしても良い。
続いて、表示装置100は、ストロークの入力が終了すると、領域特定部153により、ストロークデータに基づき、文字認識を行う対象となる領域を特定する(ステップS502)。
続いて、表示装置100は、座標比較部154により、ストロークデータから、領域内に描画されたストローク画像のうち、最初に描画されたストローク画像における入力が開始された点の座標情報を取得する(ステップS503)。最初に入力されたストローク画像は、ストロークデータに含まれる時刻情報に基づき特定されても良い。
続いて、座標比較部154は、最初に描画されたストローク画像における入力が開始された点の座標情報と、最後に描画されたストローク画像における入力が開始された点の座標情報とを比較し、処理を継続するか否かを判定する(ステップS504)。
以下の説明では、ストローク画像を示すストロークデータのうち、最初に取得された座標情報をストローク画像の開始点の座標情報と呼ぶ場合がある。
具体的には、座標比較部154は、最初に入力されたストローク画像の開始点の座標情報に含まれるX座標をX1とし、最後に入力されたストローク画像の開始点の座標情報に含まれるX座標をXnとした場合に、X1-Xn>0という所定の条件を満たすか否かを判定する。
ステップS504において、所定の条件を満たさない場合、表示装置100は、処理を終了する。
ステップS504において、所定の条件を満たす場合、表示装置100は、領域特定部153により特定された領域内に描画されたストローク画像に対して、文字認識部155による文字認識処理を行う(ステップS505)。
言い換えれば、本実施形態では、最初に入力されたストローク画像の開始点の座標値と、最後に入力されたストローク画像の開始点の値との大小関係が所定の条件を満たす場合に、文字認識処理が行われる。
続いて、表示装置100は、反転判定部156により、領域内に描画されたストローク画像が文字として認識されたか否かを判定する(ステップS506)。ステップS506において、文字として認識されない場合、表示装置100は、処理を終了する。
ステップS506において、文字として認識された場合、表示装置100は、表示制御部157により、領域内に描画されたストローク画像を180度回転させ(ステップS507)、処理を終了する。つまり、表示制御部157は、領域内に描画されたストローク画像の上下方向を反転させる。
以下に、図6と図7を参照して、表示装置100の処理について具体的に説明する。図6は、第一の実施形態の表示装置の処理を説明する第一の図である。
図6では、領域特定部153の処理について説明する。図6の例では、「Point」という手書き文字を示すストローク画像が描画されている。
本実施形態の領域特定部153は、描画された複数のストローク画像を示すストロークデータに含まれる座標情報群の中から、X座標とY座標のそれぞれについて、最大値と最小値とを取得する。
図6の例では、X座標が最大値となる点は、点R61であり、X座標が最小値となる点は、点R62である。また、図6の例では、Y座標が最大値となる点は、点R63であり、Y座標が最小値となる点は、点R64である。
本実施形態の領域特定部153は、これらの値から、4辺の合計値が最も小さくなるような矩形Kを特定し、この矩形を文字認識部155による文字認識処理の対象領域とする。
図7は、第一の実施形態の表示装置の処理を説明する第二の図である。図7では、座標比較部154と反転判定部156の処理について説明する。
領域特定部153により、領域が特定されると、座標比較部154は、領域K内に描画された複数のストローク画像のうち、最初に描画(入力)されたストローク画像の開始点の座標情報(X1,Y1)と、最後に描画されたストローク画像の開始点の座標情報(Xn,Yn)とを取得する。
図7の例では、領域K内に描画されたストローク画像は、全部で8つ(8画)であるため、n=8である。また、図7の例では、8つのストローク画像のうち、ストローク画像71が最初に描画されたストローク画像であり、ストローク画像72が最後に描画されたストローク画像である。
ここで、座標比較部154は、ストローク画像71の開始点RfのX座標であるX1と、ストローク画像72の開始点ReのX座標であるX8と、を比較する。
図7の例では、基準点RのX座標を0とした場合、X1の方がX8よりも大きくなる。つまり、X1-Xn>0を満たす。これは、領域K内で、ストローク画像が右から左に向かって描画されたことを示す。
本実施形態では、手書き入力される文字は、左から右に向かって入力される言語の文字であるため、領域K内に描画されたストローク画像が手書き文字である場合には、文字の上下方向が反転している可能性があることがわかる。
つまり、本実施形態の座標比較部154は、複数のストローク画像のそれぞれの開始点を示すX座標を比較して、各ストローク画像が描画される方向を検出し、反転判定部156は、ストローク画像が描画される方向に応じて、反転させる処理を継続するか否かを判定する。
本実施形態では、X1-Xn>0を満たす場合には、領域K内に対して文字認識処理を行い、反転判定部156により、描画されたストローク画像が手書き文字であるか否かを判定する。
図7の例では、領域K内に描画されたストローク画像は、手書き文字であるため、反転判定部156は、表示制御部157により、領域K内のストローク画像の上下方向を反転させる。
このように、本実施形態によれば、表示装置100が聞き手と話し手とに挟まれるように配置された状態で、話し手が、聞き手に対して上下方向が逆向きとなるように、手書き文字を入力した場合に、話し手が入力した手書き文字を聞き手の正方向とする。
このため、本実施形態では、話し手が文字を入力する度に表示装置100の配置を変更したり、話し手が逆向きに文字を入力したりする必要がなくなり、画面に対する書き込みを容易にすることができる。
また、本実施形態では、文字認識処理によって、描画されたストローク画像が文字と認識された場合にのみ、ストローク画像の上下方向を反転させる。言い換えれば、本実施形態では、例えば、矢印やマーク等といった、反転させる必要がない簡単な図形等は反転させない。したがって、本実施形態では、表示装置100の処理負荷を軽減することができる。
尚、本実施形態では、横書きの文字は左から右へ入力されるものとしたが、これに限定されない。本実施形態では、横書きの文字を左から右へ入力する言語の場合等には、座標比較部154によって比較される座標値の大小関係を示す条件を変更すれば良い。
尚、上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
尚、表示装置100は、例えば、PJ(Projector:プロジェクタ)、IWB(Interactive White Board:相互通信が可能な電子式の黒板機能を有する白板)、デジタルサイネージ等の出力装置、HUD(Head Up Display)装置、産業機械、撮像装置、集音装置、医療機器、ネットワーク家電、自動車(Connected Car)、ノートPC(Personal Computer)、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、ゲーム機、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ、ウェアラブルPCまたはデスクトップPC等であってもよい。
また、本実施形態の反転判定部156による判定結果は、機械学習の学習効果によって得られるものでも良い。ここで、機械学習とは、コンピュータに人のような学習能力を獲得させるための技術であり、コンピュータが,データ識別等の判断に必要なアルゴリズムを、事前に取り込まれる学習データから自律的に生成し,新たなデータについてこれを適用して予測を行う技術のことをいう。機械学習のための学習方法は、教師あり学習、教師なし学習、半教師学習、強化学習、深層学習のいずれかの方法でもよく、さらに、これらの学習方法を組み合わせた学習方法でもよく、機械学習のための学習方法は問わない。
(第二の実施形態)
以下に図面を参照して、第二の実施形態について説明する。第二の実施形態は、左から右へ向かって入力されるストローク以外のストロークも入力される点が第一の実施形態と相違する。以下の第二の実施形態では、第一の実施形態との相違点について説明する。
図8は、第二の実施形態の利用シーンを説明する図である。図8(A)は、第二の実施形態の表示装置の利用シーンを説明する第一の図であり、図8(B)は、第二の実施形態の表示装置の利用シーンを説明する第二の図である。
図8(A)に示す表示装置100のディスプレイ120に表示された画面1では、話し手P1が、縦書きで手書き文字を入力した場合を示している。
この場合、表示装置100は、例えば、領域特定部153によって特定された領域2Aが示す矩形の長辺がY方向の辺であり、短辺がX方向の辺となる場合に、文字認識部155によって、縦書きの文字に対する文字認識処理を実行しても良い。
言い換えれば、本実施形態では、領域2Aに最初に入力されたストローク画像の開始点
のY座標であるY1と、最後に入力されたストローク画像の開始点のY座標であるYnの関係が、Yn-Y1>0を満たす場合に、領域2A内に縦書きの文字に対する文字認識処理を実行しても良い。
そして、表示装置100は、領域2A内に描画されたストローク画像が手書き文字であった場合に、領域2A内に描画されたストローク画像を上下方向が逆になるように反転させても良い。
ることを、聞き手P2に対して逆向きに入力された文字と表現する場合がある。図8(B)に示す画面1Aでは、領域2A内の文字の上下方向が反転し、聞き手P2に対して正方向の文字とされている。
尚、上述した各実施形態では、領域特定部153により特定される領域内に複数のストローク画像が描画されることを前提としているが、これに限定されない。
例えば、アルファベットの筆記体文字や、ひらがな等には、一画で表される文字が存在する。また、話し手P1が手書き入力する文字が一文字である可能性がある。
このような場合には、一画で一表される文字の大半が左から右へ向かうストローク又は上から下へ向かうストロークによって表現されることに着目し、ストローク画像を反転させるか否かを判定しても良い。
この場合、例えば、ストローク画像の開始点の座標と、ストローク画像の描画が終了した点である終了点の座標とを比較し、開始点のX座標とY座標のそれぞれと、終了点のX座標とY座標のそれぞれとの大小関係に応じて、文字認識処理を行うか否かを判定しても良い。
以上、各実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
100 表示装置
151 入力受付部
152 座標検出部
153 領域特定部
154 座標比較部
155 文字認識部
156 反転判定部
157 表示制御部
158 記憶部
特開2003-058137号公報

Claims (9)

  1. 話し手と聞き手とで用いられる表示装置であって、
    前記話し手からのストローク画像の入力を受け付ける入力受付部と、
    前記入力受付部により受け付けたストローク画像が複数の場合に、最初に描画されたストローク画像の開始点の座標と、最後に描画されたストローク画像の開始点の座標とを比較するとともに、前記受け付けたストローク画像が一画の場合に、該ストローク画像の開始点の座標と、該ストローク画像の終了点の座標とを比較する座標比較部と、
    前記座標比較部によって比較された座標の大小関係が所定の条件を満たす場合に、前記受け付けたストローク画像が文字として認識されたか否かを判定する反転判定部と、
    前記反転判定部が、前記受け付けたストローク画像が文字として認識されたと判定する場合、前記座標比較部による座標の比較から検出される、前記受け付けたストローク画像が描画される方向に基づき、前記受け付けたストローク画像を前記聞き手に対して正方向となるように反転させる表示制御部と、を有する表示装置。
  2. 記受け付けたストローク画像を示すストロークデータに基づき、前記受け付けたストローク画像が描画された領域を特定する領域特定部をさらに有する、請求項1記載の表示装置。
  3. 検出された前記方向に応じて、前記領域に対する文字認識処理を行う文字認識部をさらに有する、請求項2記載の表示装置。
  4. 前記反転判定部は、前記文字認識部による文字認識処理の結果に基づき、前記受け付けたストローク画像が文字として認識されたか否かを判定する、請求項3記載の表示装置。
  5. 前記座標比較部は、
    前記受け付けたストローク画像が複数の場合に、前記最初に描画されたストローク画像の開始点のX座標の値が、前記最後に描画されたストローク画像の開始点のX座標の値より大きい場合に、前記大小関係が前記所定の条件を満たすと判定し、
    前記受け付けたストローク画像が一画の場合に、該ストローク画像の開始点のX座標の値が、該ストローク画像の終了点のX座標の値より大きい場合に、前記大小関係が前記所定の条件を満たすと判定する、請求項1乃至4のうちいずれか一項に記載の表示装置。
  6. 前記座標比較部は、
    前記受け付けたストローク画像が複数の場合に、前記最初に描画されたストローク画像の開始点のY座標の値が、前記最後に描画されたストローク画像の開始点のY座標の値より小さい場合に、前記大小関係が前記所定の条件を満たすと判定し、
    前記受け付けたストローク画像が一画の場合に、該ストローク画像の開始点のY座標の値が、該ストローク画像の終了点のY座標の値より小さい場合に、前記大小関係が前記所定の条件を満たすと判定する、請求項1乃至5のうちいずれか一項に記載の表示装置。
  7. 前記表示制御部は、
    前記座標比較部によって比較された座標の大小関係が所定の条件を満たさない場合、または、前記反転判定部が、前記受け付けたストローク画像が文字として認識されないと判定する場合、前記受け付けたストローク画像を反転させない、請求項1乃至6のうちいずれか一項に記載の表示装置。
  8. 話し手と聞き手とで用いられる表示装置による表示方法であって、前記表示装置が、
    前記話し手からのストローク画像の入力を受け付け、
    受け付けたストローク画像が複数の場合に、最初に描画されたストローク画像の開始点の座標と、最後に描画されたストローク画像の開始点の座標とを比較するとともに、前記受け付けたストローク画像が一画の場合に、該ストローク画像の開始点の座標と、該ストローク画像の終了点の座標とを比較し、
    前記比較された座標の大小関係が所定の条件を満たす場合に、前記受け付けたストローク画像が文字として認識されたか否かを判定し、
    前記受け付けたストローク画像が文字として認識されたと判定する場合、前記座標の比較から検出される、前記受け付けたストローク画像が描画された方向に基づき、前記受け付けたストローク画像を前記聞き手に対して正方向となるように反転させる、表示方法。
  9. 話し手と聞き手とで用いられるコンピュータに、
    前記話し手からのストローク画像の入力を受け付け、
    受け付けたストローク画像が複数の場合に、最初に描画されたストローク画像の開始点の座標と、最後に描画されたストローク画像の開始点の座標とを比較するとともに、前記受け付けたストローク画像が一画の場合に、該ストローク画像の開始点の座標と、該ストローク画像の終了点の座標とを比較し、
    前記比較された座標の大小関係が所定の条件を満たす場合に、前記受け付けたストローク画像が文字として認識されたか否かを判定し、
    前記受け付けたストローク画像が文字として認識されたと判定する場合、前記座標の比較から検出される、前記受け付けたストローク画像が描画された方向に基づき、前記受け付けたストローク画像を前記聞き手に対して正方向となるように反転させる、処理を実行させる表示プログラム。
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