JP2015061157A - 情報表示装置及び入力情報補正プログラム並びに入力情報補正方法 - Google Patents

情報表示装置及び入力情報補正プログラム並びに入力情報補正方法 Download PDF

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Abstract

【課題】原稿上に手書き又は追記した入力情報の向きを簡便かつ適切に補正する。
【解決手段】原稿を表示する表示部と、前記原稿上に情報を入力する操作部と、を備える情報表示装置において、入力情報の属性情報を抽出する属性抽出部と、抽出した前記属性情報に基づいて、前記入力情報が回転対象であるか否かを判断し、回転対象と判断した前記入力情報を、前記表示部上の所定の回転中心位置を中心にして所定の回転角度だけ回転させて、前記原稿の向きと前記入力情報の向きとを一致させる回転処理部と、を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、情報表示装置及び入力情報補正プログラム並びに入力情報補正方法に関し、特に、原稿上に情報を入力可能な情報表示装置及び入力情報の向きを補正する入力情報補正方法並びに入力情報補正プログラムに関する。
タッチパネルを用いて原稿上に情報を手書きしたり、キーボードやマウスなどを用いて原稿上に情報を追記したりする機能を備える情報表示装置が知られている。このような情報表示装置では、原稿上に手書きや追記した情報(以下、入力情報と呼ぶ。)を回転させる機能を備えるものもある。
入力情報を回転させる機能に関して、例えば、下記特許文献1には、位置座標を示すコード化パターンが形成されたスクリーン上を移動した際に、前記コード化パターンを移動経路に沿って読み取る読取手段と、前記読取手段によって読み取ったコード化パターンのデータに基づいて移動経路の座標を算出する算出手段と、前記算出された移動経路の座標に基づいて当該移動経路の形状を画像として前記スクリーンに投影する投影手段に出力する投影出力手段と、文字を記入するための文字記入領域を画定する画定マークを前記スクリーンに表示させつつ、前記文字記入領域が回転する際に基準となる回転制御マークを用いて前記文字記入領域を回転させる回転制御手段とを備え、前記読取手段が前記回転制御マークの位置から前記スクリーン上を移動した場合に、前記回転制御手段が、所定の点を回転の中心点に設定し、当該設定された中心点と当該読取手段の移動経路とに基づいて前記文字記入領域を回転させる情報処理システムが開示されている。また、下記特許文献2乃至4にも、同様の回転機能を備えた装置が開示されている。
特開2011−060115号公報 特開2010−004405号公報 特開2010−200288号公報 特開2011−076327号公報
上述した従来の技術は、操作者が情報を入力した後に、回転させるべき場所と角度を指定して入力情報を回転させるものであるため、簡便に入力情報の向きを補正することができないという問題があった。
例えば、説明員がタブレット端末にデータを表示させ、そのデータを相手に見せながら対面で説明する(すなわち、説明員がタブレット端末の背面側にいる)場合において、説明員が情報を追加入力する際には、タブレット端末の上部や側部から表示面を覗いて情報を手書きすることになるため、表示されているデータと手書きした入力情報の向きがずれる。その際、従来の方法では、説明員が情報を手書きした後、場所と角度を指定して回転を指示しなければならないため、操作に手間がかかり、また、回転完了までに時間がかかる。特に、追加入力する情報が多い場合は、1つ1つの入力情報に対して上記操作を行って回転させなければならないため、上記問題が顕著に現れる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、原稿上に手書き又は追記した入力情報の向きを簡便かつ適切に補正することができる情報表示装置及び入力情報補正プログラム並びに入力情報補正方法を提供することにある。
本発明の一側面は、原稿を表示する表示部と、前記原稿上に情報を入力する操作部と、を備える情報表示装置において、入力情報の属性情報を抽出する属性抽出部と、抽出した前記属性情報に基づいて、前記入力情報が回転対象であるか否かを判断し、回転対象と判断した前記入力情報を、前記表示部上の所定の回転中心位置を中心にして所定の回転角度だけ回転させて、前記原稿の向きと前記入力情報の向きとを一致させる回転処理部と、を備えることを特徴とする。
本発明の一側面は、原稿を表示する表示部と、前記原稿上に情報を入力する操作部と、を備える情報表示装置で動作する入力情報補正プログラムであって、前記情報表示装置を、入力情報の属性情報を抽出する属性抽出部、抽出した前記属性情報に基づいて、前記入力情報が回転対象であるか否かを判断し、回転対象と判断した前記入力情報を、前記表示部上の所定の回転中心位置を中心にして所定の回転角度だけ回転させて、前記原稿の向きと前記入力情報の向きとを一致させる回転処理部、として機能させることを特徴とする。
本発明の一側面は、原稿を表示する表示部と、前記原稿上に情報を入力する操作部と、を備える情報表示装置における入力情報補正方法であって、入力情報の属性情報を抽出する属性抽出処理と、抽出した前記属性情報に基づいて、前記入力情報が回転対象であるか否かを判断し、回転対象と判断した前記入力情報を、前記表示部上の所定の回転中心位置を中心にして所定の回転角度だけ回転させて、前記原稿の向きと前記入力情報の向きとを一致させる回転処理と、を実行することを特徴とする。
本発明の情報表示装置及び入力情報補正プログラム並びに入力情報補正方法によれば、原稿上に手書き又は追記した入力情報の向きを簡便かつ適切に補正することができる。
その理由は、原稿の表示及び原稿上への図形や文字などの情報の入力が可能な情報表示装置において、各々の入力情報の属性情報に基づいてその入力情報が回転対象であるか否かを判断し、入力情報が回転対象の場合は、入力情報の入力領域若しくは所定の図形に基づいて特定された回転中心位置、及び、原稿情報の向きと入力情報の向きとに基づいて特定された回転角度に従って入力情報を回転させる制御を行うからである。
これにより、操作者は、情報を入力した後に場所や角度を指定する必要がなくなるため、操作の手間を省くことができると共に、回転完了までの時間が早くすることができ、操作者の利便性を向上させることができる。
本発明の一実施例に係る情報表示装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係る情報表示装置のシステム制御部の機能を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係るメニュー画面の表示例を示す図である。 本発明の一実施例に係る入力情報の方向の補正例を示す図である。 本発明の一実施例に係る入力情報の方向の補正例(回転対象の入力情報と回転対象でない入力情報とが混在する場合)を示す図である。 本発明の一実施例に係る入力情報の方向を判定するリスト(真理値表)の一例を示す図である。 本発明の一実施例に係る入力情報のブロック分けの一例を示す図である。 本発明の一実施例に係る入力情報のグループ化の一例を示す図である。 本発明の一実施例に係る入力情報の回転例を示す図である。 本発明の一実施例に係る入力情報の他の回転例を示す図である。 本発明の一実施例に係る入力情報の他の回転例を示す図である。 本発明の一実施例に係る情報表示装置の動作(回転処理)を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る情報表示装置の動作(グループ化処理)を示すフローチャート図である。
背景技術で示したように、情報表示装置には、原稿上にタッチパネルで手書き、若しくは、キーボードやマウスなどで追記した入力情報を回転する機能を備えるものがある。しかしながら、従来の方法は、ユーザが情報を追加入力した後に、回転させるべき場所と角度を指定する必要があるため、操作に手間がかかると共に、回転完了までに時間を要するという問題があった。
そこで、本発明の一実施の形態では、原稿上に図形や文字などの入力情報を入力可能な情報表示装置において、各々の入力情報の属性情報(色、サイズ、太さ、ペンの種類など)と回転の有無とを関連付けておき、各々の入力情報の入力が完了したとき、入力情報の属性情報を抽出し、抽出した属性情報に基づいてその入力情報が回転対象であるか否かを判断(例えば、特定の色や特定の太さ、特定のペンなどで入力情報が入力された場合は回転対象と判断)し、回転対象と判断した場合は、入力情報の入力領域若しくは所定の図形に基づいて回転中心位置を特定すると共に、原稿情報の向きと入力情報の向きとに基づいて回転角度を特定し、特定した回転中心位置と回転角度とに基づいて入力情報を回転させて、入力情報の向きを原稿の向きに揃えるようにする。
これにより、所定の属性情報を有する入力情報は、手書き若しくは追記が完了したら、直ちに回転するため、場所や角度を指定する操作の手間を省くことができると共に、回転完了までの時間を短縮することができる。例えば、情報表示装置を用いて対面で説明する場合には、説明員側の操作性の向上、説明に要する時間の短縮、説明を受ける側の理解度の向上を図ることができ、業務効率が向上し説明を受ける側の満足度を高めることができる。
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の一実施例に係る情報表示装置及び入力情報補正プログラム並びに入力情報補正方法について、図1乃至図13を参照して説明する。図1は、本実施例の情報表示装置の構成を示すブロック図であり、図2は、システム制御部の機能を示すブロック図である。また、図3は、メニュー画面の一例であり、図4及び図5は、入力情報の向きの補正例を示す図である。また、図6は、入力情報の向きを規定するリスト(真理値表)の一例であり、図7は、ブロック分けを説明する図、図8は、グループ化を説明する図である。また、図9乃至図11は、入力情報の回転例を示す図であり、図12及び図13は、本実施例の情報表示装置の動作を示すフローチャート図である。
図1に示すように、本実施例の情報表示装置は、システム制御部101、データ記録部102、通信部103、操作部104、入力情報処理部105、入力装置106、表示処理部107、表示装置108などで構成される。
システム制御部101は、制御プログラムを記憶したROM(Read Only Memory)、制御プログラムを実行するためのCPU(Central Processing Unit)及び制御プログラムの実行に必要なデータを一時記憶するRAM(Random Access Memory)などを備えている。このシステム制御部101は、主にデータの送信/受信制御、データの格納/読み出し指示、表示装置108へのデータ表示指示、操作部104や入力装置106からのシステム利用者による操作指示の入力、指示判定等のシステム全体の制御を行う。
特に本実施例では、システム制御部101は、CPUがROMに記憶した入力情報補正プログラムをRAMに展開して実行することにより、図2に示す、属性抽出部101a、中心特定部101b、方向特定部101c、回転処理部101dなどとして機能する。
属性抽出部101aは、入力装置106や操作部104から、タッチパネルの操作情報若しくはキーボードやマウス等の操作情報を取得し、取得した操作情報に基づいて、情報表示装置の利用者が原稿上に入力した図形や文字の色、図形や文字のサイズ、図形や文字の線の太さ、ペンタイプなどを特定し、入力情報の属性情報として抽出する。例えば、入力装置106で太さが1ポイントの赤色のペンを選択して文字や図形を付加した場合は、操作情報から1pt、赤という情報を抽出し、抽出した情報を入力情報の属性情報として設定する。
中心特定部101bは、上記操作情報に基づいて、図形や文字などの入力情報の入力領域を特定し、入力領域の表示装置108上の中心座標を回転中心位置として特定し、その回転中心位置を回転処理部101dに出力する。また、十字や星などの予め定めた所定の図形が入力された場合は、その所定の図形の入力位置を回転中心位置として特定し、その回転中心位置を回転処理部101dに出力する。
方向特定部101cは、公知のOCR(Optical Character Reader)技術を利用して、原稿情報や入力情報の文字を認識し、文字の向きから原稿情報及び入力情報の向きを特定し、原稿情報の向きと入力情報の向きの差分の角度を回転角度として特定し、その回転角度を回転処理部101dに出力する。
なお、原稿情報の向きに関して、表示装置108に対して一定の向きで原稿が表示される(情報表示装置の回転に合わせて原稿も回転する)場合、及び、表示装置108の方向によらず原稿の天地方向が一定(情報表示装置が回転しても原稿は回転しない)場合のいずれも、情報表示装置に設けたジャイロセンサなどを用いて情報表示装置の向きを特定することによって原稿情報の向きを特定することができる。
また、詳細は後述するが、入力情報の向きに関して、文字を認識する代わりに、ペンや手を撮像して、ペンや手の向きから入力情報の向きを特定したり、電磁誘導ペンの傾き角度と移動方向を解析して、入力情報の向きを特定したり、入力情報の各方向のストロークの数を抽出して、入力情報の向きを特定したりすることもできる。
回転処理部101dは、後述するメニュー画面で設定された設定情報を参照して、入力情報の属性情報に基づいて、各々の入力情報が回転対象であるか否かを判断し、回転対象と判断した場合は、中心特定部101bから取得した回転中心位置と、方向特定部101cから取得した回転角度と、に基づいて、入力情報を回転させる。
データ記録部102は、HDD(Hard Disk Drive)などであり、原稿ファイル、表示装置108に表示させる表示データ、入力装置106や操作部104の操作情報、情報表示装置のシステム制御で使用するための設定情報、入力情報の各方向のストロークの数と入力情報の向きとを関連付けるリスト(真理値表)等を格納する。
通信部103は、NIC(Network Interface Card)などであり、システム制御部101の指示に従って、原稿ファイルの送受信や、リストの送信等を行う。
操作部104は、ハードキーやスイッチなどであり、情報表示装置の利用者による、表示装置108に表示される内容を切り替えるための操作、システム設定のための操作、回転対象となる入力情報を規定する設定操作などを受け付ける。
入力情報処理部105は、情報表示装置の利用者が入力装置106や操作部104を用いて操作した情報を取得し、システム制御部101に通知する。
入力装置106は、例えば、電気誘導方式のペン入力装置、静電容量検知方式、抵抗膜方式のタッチパネルなどであり、情報表示装置の利用者による、原稿上への図形や文字などの入力情報の入力を可能にする。
表示処理部107は、システム制御部101の指示に従って、表示装置108に表示データを表示させる制御を行う。
表示装置108は、電子ペーパに利用される電気泳動方式の表示装置やLCD(Liquid Crystal Display)などであり、表示処理部107の指示に従って、原稿ページや上記リスト、回転対象となる入力情報を規定するメニュー画面などを表示する。電気泳動方式の表示装置では、表示状態において電力を消費せずに表示内容を保持することが可能で、表示更新時に電力を消費する特徴を有する。
なお、図1では、入力情報処理部105や表示処理部107をハードウェアとして構成しているが、システム制御部101を入力情報処理部105や表示処理部107として機能させる制御プログラムとして構成してもよい。
次に、上記構成の情報表示装置を用いた入力情報の向きの補正方法について説明する。この入力情報の向きの補正にあたって、入力情報がどのような属性情報を有する場合に回転対象とするかを予め設定しておく。
図3は、情報表示装置に表示されるメニュー画面の一例であり、図3(a)に示すように、表示装置108の画面周囲に設けられた特定のボタン(図の右下のボタン)や特定のハードキーを押下すると、設定可能な項目が一覧表示された設定メニューが表示される。そして、設定メニュー中の「回転設定」を選択すると、図3(b)に示すような回転対象となる属性情報(ここでは色と太さ)を設定する画面が表示される。そして、入力情報を回転対象とする色(例えば、赤と青)や太さ(例えば、0.5ptと1.5pt)を選択すると、この設定情報がRAMやデータ記録部102などに記憶され、回転処理部101dによって読み出されて利用される。
なお、ここでは、回転設定メニューで回転対象となる属性情報を設定する構成としたが、例えば、図3(a)のメニュー画面で回転設定を選択したり、タッチパネル上の特定のボタンや特定のハードキーを押下したりした後、情報を入力すると、入力情報の色や太さ等に関わらず、その入力情報が回転対象として設定されるようにしてもよい。その場合は、入力情報処理部105は、入力情報に回転対象であることを示す識別情報を付加し、回転処理部101dは、入力情報にこの識別情報が付加されている場合は、属性情報に関わらず、回転対象であると判断することができる。
上記手法で回転対象となる属性情報を設定した後、ユーザは情報の入力を行う。図4(a)は、原稿情報109に対して180度回転した向きで入力情報110(「追加入力」の文字)を入力した場合を示している。この入力情報110を、上記の回転設定メニュー画面で設定した色や太さなど(例えば、赤色のペン)で入力すると、属性抽出部101aは、入力情報から属性情報を抽出して回転処理部101dに通知する。回転処理部101dは、予め記憶した設定情報を参照して、属性抽出部101aから取得した属性情報に基づいて入力情報110が回転対象であるかを判断する。入力情報110が回転対象であると判断した場合(回転設定メニュー画面で指定した色や太さの入力情報である場合)は、中心特定部101bから回転中心位置(ここでは「追加入力」の文字の中央の座標)を取得すると共に、方向特定部101cから回転角度(ここでは原稿の向きと入力情報の向きの差分である180度)を取得し、図4(b)に示すように、回転中心位置及び回転角度に基づいて入力情報110の表示を180度回転させる。
図5(a)は、原稿情報109に対して180度回転した向きで入力情報110a(「追加入力」の文字)が入力され、更に、入力情報110aから原稿の特定位置(ここでは「主張2」の文字)に向かって延びる入力情報110b(矢印)が入力された場合を示している。この入力情報110aを、上記の回転設定メニュー画面で設定した色や太さなど(例えば、赤色のペン)で入力し、入力情報110bを、回転設定メニュー画面で設定されていない色や太さなど(例えば、黒色のペン)で入力すると、属性抽出部101aは、入力情報から属性情報を抽出して回転処理部101dに通知する。回転処理部101dは、予め記憶した設定情報を参照して、属性抽出部101aから取得した属性情報に基づいて入力情報が回転対象であるかを判断する。ここでは入力情報110aのみが回転対象であると判断し、中心特定部101bから回転中心位置(ここでは「追加入力」の文字の中央座標)を取得すると共に、方向特定部101cから回転角度(ここでは180度)を取得し、図5(b)に示すように、回転中心位置及び回転角度に基づいて入力情報110aのみを180度回転させる。なお、ここでは、入力情報110bを、回転設定メニュー画面で設定されていない色や太さなどで入力することによって、回転対象でないと判断したが、後述するように、文字のみを回転対象と判断することもでき、その場合は、図形は任意の色や太さ、ペンなどで入力してもよい。
このように、予め回転対象となる属性情報を設定して記憶しておき、入力情報110の属性情報に基づいて入力情報110が回転対象であるか否かを判断することによって、所望の入力情報のみを回転させることができる。また、入力情報を回転させる場合に、回転中心位置と回転角度とを特定して入力情報を自動的に回転させるため、場所や角度を指定する操作の手間を省いて利便性を向上させることができる。
以上、本実施例の入力情報の向きの補正制御の基本構成について記載したが、以下では、各種変形例について記載する。
まず、入力情報の向きに関して、上記では、OCR技術を利用して入力情報110の文字を認識することによって、その向きを特定した(この方法を第1の向き特定方法と呼ぶ。)が、入力情報110の手書き形態でその向きを特定することもできる。以下、いくつかの例を挙げて説明する。
例えば、情報表示装置に撮像手段を設け、この撮像手段を用いて手書きしている手の甲を撮像する。そして、公知のパターン認識技術を利用して手の甲の向きを検出し、ペン先がどの方向を向いているかを判別することによって、入力情報の向きを特定することができる(この方法を第2の向き特定方法と呼ぶ。)。この方法では、撮像手段を追加する必要があるが、OCR技術で認識できない入力情報(崩れた文字や図形など)であっても、その向きを特定することができる。
また、電磁誘導ペンでは、ペンの傾き角度を検出できることから、入力情報を入力する際のペンの傾き角度と移動方向を検知して情報表示装置に送信し、システム制御部101がペンの傾き角度と移動方向を解析することによって、入力情報の向きを特定することができる(この方法を第3の向き特定方法と呼ぶ。)。具体的には、ペンの傾き角度があまり変化しない時、始点が入力情報の上側で終点が入力情報の下側と判断して入力情報の向きを特定することができる。この方法では、電磁誘導ペンを使用する必要があるが、撮像した画像をパターン認識する方法に比べて、簡便に入力情報の向きを特定することができる。
また、入力情報の大きさの変化と書かれていく方向とを検知することによって、入力情報の種類を特定し、文字の向きを特定することもできる(この方法を第4の向き特定方法と呼ぶ。)。例えば、入力情報が文字(数字、アルファベット含む。)であるか、線(矢印を含む。)であるか、マーカー(文字に重ねる特定の色の太い線)であるか、線又はマーカー以外の図形であるかを、以下の手順で識別する。
(a)まず、入力情報の全体的な構成を分析し、同じ方向に書かれているものを分割してそれぞれ独立したブロックとする。ここで、同じ方向に書かれているものとは、全体として同じ方向に書かれていることを意味し、例えば、複数の文字を書く場合、個々の文字の個々の線は異なる方向に書かれるが、複数の文字は同じ方向に書かれるため、この複数の文字は1つのブロックとして判断する。
(b)次に、各々のブロックに対して、入力情報が文字であるか、線であるか、マーカーであるかを判断する。具体的には、均一の太さで一様の濃さで書かれているものはマーカーであり、回転対象でないと判断する。なお、マーカーが書かれた部分は、下地の部分と文字とマーカーとが重なった部分と文字のみの部分の3つの部分で濃さが異なるため、所定の濃さの部分を特定することによってマーカーが書かれた部分を抽出することができる。また、線の太さが一様で直線もしくは波形状で書かれているものは線であり、回転対象でないと判断する。例えば、ブロックの高さが、線の太さに対してある一定以下であれば、直線とみなす。そして、上記以外の入力情報は文字(線又はマーカー以外の図形を含む。)であり、回転対象であると判断する。
(c)そして、文字(又は図形)と判別した部分に対して、文字(又は図形)を構成する各線分の方向成分の発生頻度を算出し、図6に示す真理値表にて、文字(又は図形)の方向および文字の縦書き/横書きを判定する。この真理値表は、ストロークの方向成分の発生頻度と、原稿の向き(すなわち、情報表示装置の向き)を基準にした入力情報の向きと、入力情報の縦書き/横書きと、を関連付けるリストであり、代表的な文字や図形を解析して作成したものである。
判定方法としては、まず、手書きのストロークの方向成分(例えば、上、上+右、下、下+左、右、右+下、左、左+上、回る)を検出し、各々の方向成分の発生頻度を算出する。次に、発生頻度が、ゼロもしくは、他の方向成分に比べて低い方向成分を探し、発生頻度が低い方向成分と、真理値表の値がゼロの方向成分(濃いハッチングの部分)とを比較する。同様に、発生頻度が他の方向成分に比べて高い部分を探し、発生頻度が高い方向成分と真理値表の値がゼロでない方向成分(薄いハッチングの部分若しくはハッチングがない部分)とを比較する。そして真理値表の濃いハッチングの部分及び薄いハッチングの部分のパターンが、発生頻度が低い方向成分及び高い方向成分のパターンに最も近い行を探し、その行の角度を文字(又は図形)の向きと判定する。なお、手書きの文字は線の方向が揺らいでいるため、手書きストロークの判定の際には、揺らぎの概念を入れて不感帯を設定して、少しの揺らぎは直線とみなすことが好ましい。
(d)また、文字の向きと書き進められていく方向より、文字の方向を0度に置き換えたとき、手書きのストロークの全体の方向が右方向に進んでいるか、右/下を繰り返しているか判断し、右方向に進んでいる場合は横書き、右/下を繰り返している縦書きと判断する。
上記第4の向き特定方法について具体例を挙げて説明する。例えば、図7に示すように「追加入力」の文字と矢印が手書き入力された場合、上記(a)より、書かれている方向が異なるため、それぞれを別のブロックとして識別する。また、(b)より、ブロック2は一様で直線もしくは波形状で書かれているため、線と判断し、ブロック1は、均一の太さで一様の濃さで書かれておらず、一様で直線もしくは波形状で書かれていないため、文字を判断する。そして、(c)より、「追加入力」の文字を構成する各線分のストロークは、上6回、右7回、左3回、左+上6回であり、上+右、下、下+左、右+下は0回であり、図5の真理値表の180度の行に該当するため、逆さ文字と判定する。さらに、(d)より、「追」、「加」、「入」、「力」の各文字の書き進められていく方向が同じであるため、横書きと判定する。以上より、ブロック1は、回転対象の逆さ文字であるため180度回転し、ブロック2は回転対象でない線であるため回転せずにそのまま表示する。
なお、上記の第4の向き特定方法は一例であり、例えば、(a)では、各ブロックを手動で指定しても構わない。また、文字を線で丸く囲んだときは、全体として文字と判断すればよく、回転対象とすることができる。例えば、図7の例で「追加入力」の文字が線で丸く囲まれた場合、図6の真理値表の「回る」の欄の値が1増えるだけであり、ブロック1が180度回転されているという判定結果には変化はない。
次に、入力情報のグループ化について説明する。グループ化は手動で行う方法と自動で行う方法とがある、手動で行う場合は、手書き入力開始前に、1つのグループとする領域を予め設定する。例えば、閉ループで囲むなどして、複数個の手書き入力予定のエリアを指定しておく。その後、そのエリア内に回転対象と判断される属性情報を有する複数の情報を手書きすると、その複数の情報は1つのグループとして判断され、予め入力された回転中心位置、若しくは、複数の情報を囲む矩形の回転中心位置、若しくは、上記エリアの回転中心位置を中心にして、原稿の向きに合致するように回転される。
自動で行う場合は、互いの距離が予め定めた閾値以下であり、かつ、回転属性を有する複数の情報が入力された時、その複数の情報は1つのグループとして判断する。例えば、図8(a)に示すように、「追加入力1」と「追加入力2」の文字が回転対象と判断される色や太さなどで手書きされた場合、これらは互いの距離が閾値以下であるため、1つのグループとして判断され、図8(b)に示すように、複数の情報を囲む矩形の回転中心位置(図10参照)、若しくは、予め入力された回転中心(図11参照)を中心にして、原稿の向きに合致するように回転される。なお、「追加入力1」と「追加入力2」の距離が閾値を超える場合は、別のグループとして判断され、各々の情報を囲む矩形の回転中心位置(図9参照)、若しくは、予め入力された回転中心を中心にして、原稿の向きに合致するように回転される。
また、図8(a)に示すように、ハートの図形が手書きされた場合は、この図形と、「追加入力1」及び「追加入力2」の文字との距離は閾値を超えているため、「追加入力1」及び「追加入力2」とは別のグループとして判断される。また、この図形が、回転対象と判断される色や太さなどとは異なる色や太さなどで手書きされた場合、若しくは、図形は回転対象としない設定の場合は、図8(b)に示すように、そのまま表示される。
以下、本実施例の情報表示装置の動作について説明する。システム制御部に含まれるCPUは、ROMに記憶された制御プログラム(入力情報補正プログラム)に基づいて図12、図13のフローチャート図に示す処理を実行する。
まず、システム制御部101は、表示処理部107を制御して図3に示すメニュー画面を表示装置108に表示させる(S100)。そして、情報表示装置の利用者は、入力装置106を用いて、回転対象となる属性(色や太さ、ペンの種類など)を指定する。
次に、システム制御部101は、入力情報を取得する(S110)。具体的には、入力装置106で入力操作を行うと、操作情報が入力情報処理部105を介してシステム制御部101に通知されるため、システム制御部101は、操作情報に基づいて、原稿のどの部分に入力情報が入力されたかを判断することができる。そして、入力が完了したかを判断し(S120)、入力が完了していなければ、S110に戻って次の入力情報を取得する。
入力が完了した場合は、システム制御部101は、グループ化処理を実行する(S130)。図13は、このグループ化処理の詳細を示しており、まず、手動でグループ化するかを判断する(S131)。自動でグループ化する場合は、入力情報の間隔に基づいて自動的にグループ化する(S132)。具体的には、入力情報処理部105が取得した入力領域に基づき、互いの間隔が予め定めた閾値以下の入力情報を1つのグループとして設定する。一方、手動でグループ化する場合は、予め指定した領域に手書きされた入力情報を1つのグループとして設定する(S133)。具体的には、手書き入力前に、閉ループで囲んで、複数個の手書き入力予定のエリアを確保し、更に回転中心を指定しておく。
図12に戻って、システム制御部101(属性抽出部101a)は、入力情報から属性情報を抽出する。具体的には、入力情報処理部105から通知される操作情報に基づいて、入力情報に関する、図形や文字の色、文字のサイズ、線の太さ、ペンタイプなどの情報を抽出する。そして、その属性がS100で設定した条件に合致するか否かに基づいて、その入力情報が回転対象であるかを判断する(S140)。回転対象でない場合は、回転させずにそのまま表示する(S150)。
一方、回転対象の場合は、システム制御部101(中心特定部101b)は、入力情報処理部105が特定した入力情報に基づいて回転中心位置を特定する(S160)。次に、システム制御部101(方向特定部101c)は、OCR技術を用いて原稿の向きを特定すると共に、上述した第1乃至第4の向き特定方法のいずれかを用いて入力情報の向きを特定し、双方の向きの差分(入力情報の向きを原稿の向きに合わせるための回転角度)を特定する(S170)。
そして、システム制御部101(回転処理部101d)は、S160で取得した回転中心位置とS170で取得した回転角度とに基づいて、回転対象の入力情報に対して、回転処理を実施する(S180)。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、その構成や制御は適宜変更可能である。
例えば、上記実施例では、属性情報として、図形や文字の色、図形や文字のサイズ、図形や文字の線の太さ、ペンタイプを例示したが、手書きで入力した情報であるか、マウスやキーボードを使用して追記した情報であるかなどに応じて(すなわち、入力方法に応じて)、回転対象とするか否かを判断してもよい。
本発明は、原稿上に情報を入力可能な情報表示装置及び入力情報の向きを補正する入力情報補正方法並びに入力情報補正プログラム、入力情報補正プログラムを記録した記録媒体に利用可能である。
101 システム制御部
101a 属性抽出部
101b 中心特定部
101c 方向特定部
101d 回転処理部
102 データ記録部
103 通信部
104 操作部
105 入力情報処理部
106 入力装置
107 表示処理部
108 表示装置
109 原稿情報
110 入力情報

Claims (18)

  1. 原稿を表示する表示部と、前記原稿上に情報を入力する操作部と、を備える情報表示装置において、
    入力情報の属性情報を抽出する属性抽出部と、
    抽出した前記属性情報に基づいて、前記入力情報が回転対象であるか否かを判断し、回転対象と判断した前記入力情報を、前記表示部上の所定の回転中心位置を中心にして所定の回転角度だけ回転させて、前記原稿の向きと前記入力情報の向きとを一致させる回転処理部と、を備える、
    ことを特徴とする情報表示装置。
  2. 前記入力情報の入力領域の中心位置若しくは所定の図形の入力位置を、前記所定の回転中心位置として特定する中心特定部と、
    前記原稿の向きと前記入力情報の向きとの差分の角度を、前記所定の回転角度として特定する方向特定部と、を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報表示装置。
  3. 前記方向特定部は、前記入力情報の文字を認識し、前記原稿の向きを基準にした前記入力情報の文字の向きを前記所定の回転角度として特定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報表示装置。
  4. 前記方向特定部は、前記入力情報をストロークの方向成分に分割し、予め記憶したリストを参照して、各々の方向成分の発生頻度に対応する前記入力情報の向きを特定し、前記原稿の向きを基準にした前記入力情報の向きを前記所定の回転角度として特定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報表示装置。
  5. 前記回転処理部は、予め前記操作部で指定された領域に入力された、回転対象の複数の前記入力情報、若しくは、互いの間隔が予め定めた閾値以下の、回転対象の複数の前記入力情報を1つのグループとして設定し、前記グループ毎に、前記複数の前記入力情報を、前記所定の回転中心位置を中心にして前記所定の角度だけ回転させる、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載の情報表示装置。
  6. 前記属性情報は、色、サイズ、太さ、ペンの種類の中から選択される1つを含む、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一に記載の情報表示装置。
  7. 原稿を表示する表示部と、前記原稿上に情報を入力する操作部と、を備える情報表示装置で動作する入力情報補正プログラムであって、
    前記情報表示装置を、
    入力情報の属性情報を抽出する属性抽出部、
    抽出した前記属性情報に基づいて、前記入力情報が回転対象であるか否かを判断し、回転対象と判断した前記入力情報を、前記表示部上の所定の回転中心位置を中心にして所定の回転角度だけ回転させて、前記原稿の向きと前記入力情報の向きとを一致させる回転処理部、として機能させる、
    ことを特徴とする入力情報補正プログラム。
  8. 前記情報表示装置を、更に、
    前記入力情報の入力領域の中心位置若しくは所定の図形の入力位置を、前記所定の回転中心位置として特定する中心特定部、
    前記原稿の向きと前記入力情報の向きとの差分の角度を、前記所定の回転角度として特定する方向特定部、として機能させる、
    ことを特徴とする請求項7に記載の入力情報補正プログラム。
  9. 前記方向特定部は、前記入力情報の文字を認識し、前記原稿の向きを基準にした前記入力情報の文字の向きを前記所定の回転角度として特定する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の入力情報補正プログラム。
  10. 前記方向特定部は、前記入力情報をストロークの方向成分に分割し、予め記憶したリストを参照して、各々の方向成分の発生頻度に対応する前記入力情報の向きを特定し、前記原稿の向きを基準にした前記入力情報の向きを前記所定の回転角度として特定する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の入力情報補正プログラム。
  11. 前記回転処理部は、予め前記操作部で指定された領域に入力された、回転対象の複数の前記入力情報、若しくは、互いの間隔が予め定めた閾値以下の、回転対象の複数の前記入力情報を1つのグループとして設定し、前記グループ毎に、前記複数の前記入力情報を、前記所定の回転中心位置を中心にして前記所定の角度だけ回転させる、
    ことを特徴とする請求項7乃至10のいずれか一に記載の入力情報補正プログラム。
  12. 前記属性情報は、色、サイズ、太さ、ペンの種類の中から選択される1つを含む、
    ことを特徴とする請求項7乃至11のいずれか一に記載の入力情報補正プログラム。
  13. 原稿を表示する表示部と、前記原稿上に情報を入力する操作部と、を備える情報表示装置における入力情報補正方法であって、
    入力情報の属性情報を抽出する属性抽出処理と、
    抽出した前記属性情報に基づいて、前記入力情報が回転対象であるか否かを判断し、回転対象と判断した前記入力情報を、前記表示部上の所定の回転中心位置を中心にして所定の回転角度だけ回転させて、前記原稿の向きと前記入力情報の向きとを一致させる回転処理と、を実行する、
    ことを特徴とする入力情報補正方法。
  14. 前記入力情報の入力領域の中心位置若しくは所定の図形の入力位置を、前記所定の回転中心位置として特定する中心特定処理と、
    前記原稿の向きと前記入力情報の向きとの差分の角度を、前記所定の回転角度として特定する方向特定処理と、を更に実行する、
    ことを特徴とする請求項13に記載の入力情報補正方法。
  15. 前記方向特定処理では、前記入力情報の文字を認識し、前記原稿の向きを基準にした前記入力情報の文字の向きを前記所定の回転角度として特定する、
    ことを特徴とする請求項14に記載の入力情報補正方法。
  16. 前記方向特定処理では、前記入力情報をストロークの方向成分に分割し、予め記憶したリストを参照して、各々の方向成分の発生頻度に対応する前記入力情報の向きを特定し、前記原稿の向きを基準にした前記入力情報の向きを前記所定の回転角度として特定する、
    ことを特徴とする請求項14に記載の入力情報補正方法。
  17. 前記回転処理では、予め前記操作部で指定された領域に入力された、回転対象の複数の前記入力情報、若しくは、互いの間隔が予め定めた閾値以下の、回転対象の複数の前記入力情報を1つのグループとして設定し、前記グループ毎に、前記複数の前記入力情報を、前記所定の回転中心位置を中心にして前記所定の角度だけ回転させる、
    ことを特徴とする請求項13乃至16のいずれか一に記載の入力情報補正方法。
  18. 前記属性情報は、色、サイズ、太さ、ペンの種類の中から選択される1つを含む、
    ことを特徴とする請求項13乃至17のいずれか一に記載の入力情報補正方法。
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