JP7388097B2 - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本開示は、情報を通知する技術に関する。
様々な場所において、法規及びマナーを含む規則が定められている。そのような規則を順守させるための技術が存在する。
特許文献1では、禁煙エリアで喫煙しているマナー違反者を、煙を検知するセンサやカメラを用いて特定し、管理者に通知、または、マナー違反者に注意を促す技術が開示されている。
特開2007-274156号公報
規則は、様々な国または都市等の地域ごとに定められている。さらに、様々な状況に応じて、多種多用な規則が存在する。そのため、例えば、他所からの滞在者が、そのような規則をすべて認知することは困難である。このような場合、他所からの滞在者が、意図せず、規則に違反する行動をとる虞がある。
特許文献1では、煙を検知するセンサ等を用いて喫煙に関するマナー違反を注意喚起することは記載されているものの、状況に応じて、多様な法規及びマナー等の違反に関して注意喚起することは記載されていない。
本開示は、上記課題を鑑みてなされたものであり、対象の人物に、場所に応じた法規やマナーに関する情報の通知を行うことが可能な情報処理装置等を提供することを主要な目的とする。
本開示の一態様にかかる情報処理装置は、場所に応じて定められた規則に関する情報と、前記場所の情報とを関連付けて格納するデータベースから、対象者が所持する情報端末により生成された撮影データと、前記情報端末の位置情報とに基づいて特定された場所の情報を利用して、前記規則に関する情報を検出する規則情報検出手段と、検出された前記規則に関する情報を、前記対象者に向けて通知する通知手段と、を備える。
本発明の一態様にかかる情報処理システムは、上記の情報処理装置と、情報端末とを備え、前記情報端末は、前記撮影データを生成する撮影手段と、前記位置情報を取得する位置情報取得手段と、前記規則に関する情報を提示する提示手段と、を有する。
本開示の一態様にかかる情報処理方法は、場所に応じて定められた規則に関する情報と、前記場所の情報とを関連付けて格納するデータベースから、対象者が所持する情報端末により生成された撮影データと、前記情報端末の位置情報とに基づいて特定された場所の情報を利用して、前記規則に関する情報を検出し、検出した前記規則に関する情報を、前記対象者に向けて通知する。
本開示の一態様にかかるプログラムは、場所に応じて定められた規則に関する情報と、前記場所の情報とを関連付けて格納するデータベースから、対象者が所持する情報端末により生成された撮影データと、前記情報端末の位置情報とに基づいて特定された場所の情報を利用して、前記規則に関する情報を検出する処理と、検出した前記規則に関する情報を、前記対象者に向けて通知する処理と、をコンピュータに実行させる。
本開示によれば、対象の人物に、場所に応じた法規やマナーに関する情報の通知を行うことが可能になるという効果が得られる。
第1の実施形態にかかる情報処理システムの構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態にかかる情報処理装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態にかかる情報処理装置の動作を説明するフローチャートである。 第2の実施形態にかかる情報処理システムの構成の一例を模式的に示す図である。 第2の実施形態にかかる情報処理システムの機能構成の一例を示すブロック図である。 第2の実施形態にかかる情報処理装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 第2の実施形態にかかる規則情報データベースの一例を示す図である。 第2の実施形態にかかる情報処理システムの動作を説明する図である。 第2の実施形態にかかる情報処理装置の動作を説明するフローチャートである。 第2の実施形態にかかる情報端末の提示部が注意喚起情報を提示する一例を示す図である。 第3の実施形態にかかる情報処理システムの機能構成の一例を示すブロック図である。 第3の実施形態にかかる情報処理装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 第3の実施形態にかかる規則情報データベースの一例を示す図である。 第3の実施形態にかかる情報処理装置の動作を説明するフローチャートである。 第3の実施形態にかかる情報端末の提示部が注意喚起情報を提示する一例を示す図である。 変形例1にかかる情報処理システムの機能構成の一例を示す図である。 第1、第2及び第3の実施形態における情報処理装置を実現するコンピュータ装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
<第1の実施形態>
次に、第1の実施形態にかかる情報処理装置を含む情報処理システムの概要について説明する。
図1は、情報処理システム1000の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、情報処理システム1000は、情報処理装置100と、データベースサーバ200と、情報端末300とを備える。情報処理システム1000は、情報処理装置100が検出した情報を、人物に通知するシステムである。
情報端末300は、人物によって所持されている。情報端末300を所持している人物は、情報処理装置100により検出された情報が通知される対象者である。以降、情報端末300を所持している人物を対象者とも称する。
情報端末300は、カメラを備え、当該カメラにより対象者の周囲を撮影し、撮影データを生成する。また、情報端末300は、情報端末300の位置情報を取得する。さらに、情報端末300は、情報処理装置100から受け取った情報を対象者に提示する。情報を提示する方法としては、情報端末300が、情報端末300が有するディスプレイに受け取った情報を表示してもよいが、この例に限らない。例えば、情報端末300は、スピーカ、光源装置、またはバイブレータを備え、受け取った情報を音、光または振動に変換し、情報端末300から発信するよう制御してもよい。また、情報処理装置100と通信可能な装置であって、情報端末300とは異なる装置が、対象者に情報を提示するようにしてもよい。
データベースサーバ200は、場所に応じて定められた規則に関する情報と場所の情報とを関連付けて記憶する規則情報データベースを格納している(以降、データベースをDBとも称し、データベースサーバをDBサーバとも称する)。場所の情報には、例えば、国及び都市等の地域が示されてもよいし、レストラン、図書館及び百貨店等の施設が示されてもよいし、森林、海及び路上等の風景が示されてもよい。規則は、例えば、マナーであってもよいし、憲法、法律及び条例等を含む法規であってもよい。規則に関する情報には、例えば、規則そのままの情報が示されていてもよいし、規則に関係する注意喚起の文章の情報が示されていてもよい。規則に関係する注意喚起の文章の情報は、例えば、対象者に規則を遵守させるように注意喚起する情報である。
情報処理装置100は、情報端末300から、撮影データと位置情報とを取得すると、取得した撮影データと位置情報とに基づいて、DBサーバ200から規則に関する情報を検出する。また、情報処理装置100は、DBサーバ200から検出した規則に関する情報を、対象者に向けて通知する。
[情報処理装置100の詳細]
図2は、情報処理装置100の機能構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、情報処理装置100は、規則情報検出部110と、通知部120とを備える。情報処理装置100は、情報端末300と、DBサーバ200と通信可能に接続されている。
規則情報検出部110は、情報端末300から取得した情報に基づいて、DBサーバ200から規則に関する情報を検出する。具体的には、情報処理装置100が、情報端末300から、撮影データと位置情報とを取得する。ここで、取得した位置情報と撮影データとに基づいて情報端末300が存在する場所が特定される。規則情報検出部110は、特定された場所の情報に関連付けられた規則に関する情報を、DBサーバ200から検出する。
通知部120は、検出された規則に関する情報を、対象者に向けて通知する。例えば、通知部120は、情報端末300に規則に関する情報を送り、情報端末300を介して、規則に関する情報を対象者に通知する。また、通知部120は、対象者に情報を提示する機能を有する図示しない装置に、規則に関する情報を通知し、当該装置を介して、規則に関する情報を対象者に通知してもよい。
このように、規則情報検出部110は、場所に応じて定められた規則に関する情報と場所の情報とを関連付けて格納するデータベースから、対象者が所持する情報端末により生成された撮影データと情報端末の位置情報とに基づいて特定された場所の情報を利用して、規則に関する情報を検出する。規則情報検出部110は、規則情報検出手段の一例である。また、通知部120は、検出された規則に関する情報を、対象者に向けて通知する。通知部120は、通知手段の一例である。
[情報処理装置100の動作]
次に、情報処理装置100の動作を説明する。以下に、情報処理装置100の動作を、図3のフローチャートを用いて説明する。なお、本明細書において、フローチャートの各ステップを「S101」のように、それぞれのステップに付した番号を用いて表現する。
規則情報検出部110は、情報端末300が生成した撮影データと情報端末300の位置情報とに基づいて特定された場所の情報を利用して、DBサーバ200から規則に関する情報を検出する(S101)。
通知部120は、規則情報検出部110が検出した規則に関する情報を、対象者に向けて通知する(S102)。
以上のように、第1の実施形態にかかる情報処理装置100は、場所に応じて定められた規則に関する情報と場所の情報とを関連付けて格納するデータベースから、対象者が所持する情報端末により生成された撮影データと情報端末の位置情報とに基づいて特定された場所の情報を利用して、規則に関する情報を検出する。そして、情報処理装置100は、検出された規則に関する情報を、対象者に向けて通知する。この構成により、情報処理装置100は、情報端末300を所持する人物、すなわち対象者に、対象者が存在する場所で定められた規則に関する情報を知らせることができる。したがって、第1の実施形態にかかる情報処理装置100は、対象の人物に、場所に応じた法規やマナーに関する情報の通知を行うことが可能になるという効果が得られる。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態にかかる情報処理装置を含む情報処理システムについて説明する。
図4は、第2の実施形態にかかる情報処理システム1001の構成の一例を模式的に示す図である。図5は、情報処理システム1001の機能構成の一例を示すブロック図である。図4及び図5に示す情報処理システム1001は、第1の実施形態における情報処理装置100に代わり、情報処理装置101を備え、それ以外については、第1の実施形態で説明した情報処理システム1000と同様である。つまり、情報処理システム1001は、情報処理装置101と、DBサーバ200と、情報端末300とを備える。
また、図4の例では、以下のような状況において設置された情報処理システム1001を示している。人物(すなわち対象者)は、眼鏡型の情報端末300を装着している。情報端末300は、情報端末300が有するカメラを用いて対象者の周囲を撮影し、撮影データを生成する。また、情報端末300は、対象者の位置情報を取得する。情報処理装置101は、情報端末300から受け取った撮影データと位置情報とに基づいて、DBサーバ200から規則に関する情報を検出する。そして、情報処理装置101は、検出した規則に関する情報を、情報端末300を介して人物に通知する。このとき、情報端末300は、眼鏡のレンズ部分が透過型のディスプレイ(すなわち、対象者がディスプレイ越しに周囲を視認可能なディスプレイ)であり、そのディスプレイに規則に関する情報を表示する。
[情報端末300の詳細]
図5に示すように、情報端末300は、撮影部310と、位置情報取得部320と、提示部330とを備える。
撮影部310は、対象者の周囲を撮影し、撮影データを生成する。撮影データは、動画像を構成する複数のフレームのそれぞれであってもよいし、静止画像であってもよい。撮影部310は、図4の例におけるカメラに相当する。撮影部310は、例えば、対象者の視線方向の一定範囲を撮影してもよいし、対象者の視界を超える範囲を撮影してもよい。また、図4の例では、情報端末300は、一つのカメラを備えているが、カメラは複数備えられていてもよい。すなわち撮影部310は、複数の方向を撮影してもよい。なお、撮影部310は、マイクを含み、音を録音してもよい。このとき撮影データには、映像とともに音が含まれる。また、撮影部310は、撮影データに、撮影した時刻の情報を付加してもよい。撮影部310は、撮影手段の一例である。
位置情報取得部320は、情報端末300の位置情報を取得する。第2の実施形態において、位置情報は、情報端末300が存在する座標を示す情報である。位置情報取得部320は、例えば、GPS(Global Positioning System)を用いて位置情報を取得するが、これに限らない。位置情報取得部320は、他のGNSS(Global Navigation Satellite System)を用いて位置情報を取得してもよい。位置情報取得部320は、位置情報取得手段の一例である。
提示部330は、情報処理装置101から受け取った情報を人物に提示する。提示部330は、図4の例におけるディスプレイに相当する。この場合、提示部330は、情報処理装置101から受け取った情報をディスプレイに表示する。なお、図4の例において、情報端末300は、眼鏡型またはゴーグル型の端末を示している。これに代えて、情報端末300は、例えばヘッドマウントディスプレイであってもよい。提示部330は、提示手段の一例である。
[情報処理装置101の詳細]
図6は、情報処理装置101の機能構成の一例を示すブロック図である。情報処理装置101は、規則情報検出部110と、通知部120と、抽出部130と、場所特定部140とを備える。
抽出部130は、情報端末300の撮影部310によって生成された撮影データを受信し、当該撮影データに含まれる抽出対象を抽出する。抽出対象は予め定められており、物体及び風景を含む。抽出部130は、例えば、撮影データに含まれる人物、建物、家具、食器及び乗り物等の個々の物体を抽出対象として抽出してもよいし、海、山及び森等の自然の風景、または市街地等の街の風景を抽出対象として抽出してもよい。
抽出部130は、例えば、撮影データから特徴量を取得し、取得した特徴量と抽出対象DBの抽出対象データとを利用して、抽出対象を抽出する。ここで、抽出対象データは、抽出対象を識別する情報と、抽出対象の特徴量とを関連付けたデータである。抽出対象データを格納する抽出対象DBは、DBサーバ200に格納されてもよいし、情報処理装置101が備える、図示しない記憶装置に格納されてもよい。また、この抽出対象の検出手法の例に限らず、抽出部130が、予め抽出対象の画像データを保持しておき、画像データを用いたテンプレートマッチングによって、撮影データに含まれる抽出対象を検出してもよい。抽出部130は、抽出手段の一例である。
場所特定部140は、対象者が所持する情報端末300が存在する場所を特定することによって、対象者が存在する場所を特定する。具体的には、場所特定部140は、情報端末300から位置情報を取得する。また、場所特定部140は、抽出部130によって抽出された抽出対象の情報を取得する。そして、場所特定部140は、取得した位置情報及び抽出対象の情報を用いて、情報端末300が存在する場所を特定する。例えば、場所特定部140は、位置情報に示される座標に基づいて、情報端末300が存在する国または都市を含む地域を特定する。さらに、場所特定部140は、抽出対象の情報に基づいて、情報端末300が存在する施設、または情報端末が存在する場所の風景を含む環境を特定する。例えば、場所特定部140は、抽出対象の情報として、車及び信号機が検出されていた場合に、情報端末300が路上に存在する、と特定してもよい。
規則情報検出部110は、情報端末300から受信した撮影データに含まれる抽出対象の情報と、情報端末300の位置情報とに基づいて、DBサーバ200から規則に関する情報を検出する。具体的には、撮影データと位置情報とに基づいて場所特定部140が特定した、対象者が存在する場所の情報を、規則情報検出部110が取得する。規則情報検出部110は、DBサーバ200にアクセスし、取得した場所の情報を含む規則情報を、DBサーバ200に格納される規則情報DBから特定し、規則に関する情報を検出する。
図7は、規則情報DBの一例を示す図である。規則情報DBには、「場所」と、「規則」と、「注意喚起情報」との情報が関連付けられている規則情報が格納されている。ここで、注意喚起情報は、情報処理装置101が、情報端末300を介して対象者に通知する、規則に関する情報である。また、図7に示すレコードの各行は、規則情報を示す。例えば、一行目のレコードの規則情報は、「A国」の「路上」には、「喫煙をしてはいけない」という規則が定められており、注意喚起情報として「禁煙指示」を表す情報が関連付けられていることが示されている。
規則情報検出部110は、場所特定部140が特定した場所の情報を含む規則情報が規則情報DBに格納されている場合、その規則情報に含まれる規則に関する情報を検出する。例えば、場所特定部140が特定した場所の情報に、「B国」及び「レストラン」を示す情報が含まれていた場合、規則情報検出部110は、図7に示す規則情報DBの四行目の規則に関する情報を検出する。
通知部120は、規則情報検出部110が検出した規則情報に含まれる規則に関する情報を、情報端末300に通知する。
[情報処理システム1001の動作]
次に、第2の実施形態における情報処理システム1001の動作を、図8及び図9を用いて説明する。なお、以下に説明する動作において、情報処理システム1001は、図4に示す状況において設置されているとする。すなわち、対象者となる人物が、眼鏡型の情報端末300を装着しているとする。また、DBサーバ200には、抽出対象を識別する情報と抽出対象の特徴量とを関連付けた抽出対象DBと、図7に示す規則情報DBとが格納されているとする。
図8は、情報処理システム1001の対象者への情報の通知に係る動作を説明する図である。まず、情報端末300の撮影部310は、対象者の視線方向の一定の範囲を撮影し、撮影データを生成する(S201)。位置情報取得部320は、情報端末300に備えられるGPSを用いて、情報端末300の位置情報、すなわち対象者の位置情報を取得する(S202)。情報端末300は、生成した撮影データと、取得した位置情報とを、情報処理装置101に送信する(S203)。
情報処理装置101は、情報端末300から撮影データと、位置情報とを受信する(S204)。そして、情報処理装置101は、規則情報取得処理を開始する(S205)。図9は、S205の処理における、情報処理装置101の動作を説明するフローチャートである。抽出部130は、DBサーバ200に格納された抽出対象DBを用いて、撮影データに含まれる抽出対象を抽出する(S301)。例えば、抽出部130は、抽出対象の情報として、料理、食器及びテーブルを検出したとする。抽出部130は、場所特定部140に、抽出した抽出対象の情報を送る。
場所特定部140は、情報端末300から取得した位置情報と、抽出部130から取得した抽出対象の情報とを用いて場所を特定する(S302)。ここでは、場所特定部140は、位置情報と、料理、食器及びテーブルを含む抽出対象の情報とに基づいて、情報端末300が「A国」の「レストラン」に存在すると特定したとする。場所特定部140は、特定した場所の情報を規則情報検出部110に送る。
規則情報検出部110は、場所特定部140が特定した場所の情報が、DBサーバ200に格納された規則情報DBに存在するか否かを判定する(S303)。規則情報DBに、特定した場所の情報が存在する場合(S303の「Yes」)、規則情報検出部110は、その場所の情報を有する規則情報に含まれる規則に関する情報を検出する(S304)。例えば、情報端末300の存在する場所が「A国」及び「レストラン」と特定されていた場合、特定された場所の情報は、図7に示す規則情報DBにおいて二行目のレコードに示される規則情報の場所の情報と合致する。この場合、規則情報検出部110は、二行目の規則に関する情報を検出する。規則情報検出部110は、検出した規則に関する情報を通知部120に送る。
通知部120は、規則情報検出部110が検出した規則に関する情報を、情報端末300に通知する(S305)。例えば、図7の規則情報DBにおける二行目の規則に関する情報が検出された場合、通知部120は、「音をたてないようにする指示」の情報を情報端末300に通知する。
S303の処理において、場所特定部140が特定した場所の情報が、規則情報DBに存在しない場合、規則情報検出部110は、規則情報が検出されなかったことを示す情報を通知部120に送る。通知部120は、規則情報が検出されなかったことを示す情報を情報端末300に通知する(S306)。
図8に戻り、情報端末300の提示部330は、情報処理装置101が規則に関する情報を検出したか否かを判定する(S206)。情報処理装置101が規則に関する情報を検出した場合、すなわち、提示部330が情報処理装置101から注意喚起情報(規則に関する情報)を受信した場合(S206の「Yes」)、注意喚起情報を提示する。例えば、提示部330が「音をたてないようにする指示」の情報を受け取った場合、情報端末300のディスプレイに「音をたてないようにする指示」の情報を表示する。
図10は、提示部330が注意喚起情報を提示する一例を示す図である。図10には、テーブルの上に置かれた料理と食器とが示されている。提示部330は、例えば図10に示すように、ディスプレイに「食事中に音をたててはいけません!」と文字を表示する。
S206の処理において、提示部330は、規則情報が検出されなかったことを示す情報を情報処理装置101から受信した場合(S206の「No」)、S207の処理は行えないので、フローを終了する。
なお、規則情報が検出されなかった場合、提示部330は、提示する注意喚起情報がないことを示す情報を提示してもよい。
また、図8に示す動作において、撮影データを生成する処理(S201)と、位置情報を取得する処理(S202)とは、行われる順番が入れ替えられてもよいし、同時に行われてもよい。
以上のように、第2の実施形態にかかる情報処理装置101は、規則情報DBから、対象者が所持する情報端末300により生成された撮影データと情報端末300の位置情報とに基づいて特定された場所の情報を利用して規則に関する情報を検出する。そして、情報処理装置101は、検出された規則に関する情報を、対象者に向けて通知する。この構成により、情報処理装置101は、情報端末300を所持する対象者が存在する場所を特定し、特定された場所に応じた規則に関する情報を、例えば、情報端末300を介して対象者に通知することができる。すなわち、第2の実施形態にかかる情報処理装置101は、対象の人物に、場所に応じた法規やマナーに関する情報の通知を行うことが可能になるという効果が得られる。
また、第2の実施形態にかかる情報処理装置101は、上述した構成により、対象者が規則に違反する行動をとらないように、対象者に注意喚起を行うことができる。
<第3の実施形態>
次に、第3の実施形態にかかる情報処理装置を含む情報処理システムについて説明する。
図11は、第3の実施形態にかかる情報処理システム1002の機能構成の一例を示すブロック図である。図11に示すように、情報処理システム1002は、第2の実施形態における情報処理装置101に代わり、情報処理装置102を備え、それ以外については、第2の実施形態で説明した情報処理システム1001と同様である。つまり、情報処理システム1002は、情報処理装置102と、DBサーバ200と、情報端末300とを備える。第3の実施形態の説明では、図11に示す情報処理システム1002の構成及び動作が、第2の実施形態の説明と重複する内容については説明を省略する。
図12は、情報処理装置102の機能構成の一例を示すブロック図である。情報処理装置102は、規則情報検出部111と、通知部120と、抽出部130と、場所特定部140と、行動検出部150とを備える。
行動検出部150は、撮影データに基づいて対象者の行動を検出する。具体的には、行動検出部150は、撮影データに含まれる対象者(すなわち、撮影データに映る対象者)の情報、または撮影データに含まれる音の情報に基づいて、対象者の行動を検出する。例えば、行動検出部150は、学習により得られた人物の行動パターンの情報を利用して、撮影データに含まれる対象者の動作に当てはまる行動パターンを検出することによって、対象者の行動を検出してもよい。また、行動検出部150は、音の特徴量と人物の行動とを関連付けたDBに基づいて、撮影データに含まれる音から抽出される特徴量を用いて、対象者が歌っていること、及び対象者が食事をしていること等の行動を検出してもよい。行動検出の手法は、撮影データから対象者の行動を検出できれば、いずれの手法を採用してもよく、上述した手法に限定されない。行動検出部150は、行動検出手段の一例である。
規則情報検出部111は、場所特定部140が特定した場所の情報と、行動検出部150が検出した行動の情報とを含む規則情報を、規則情報DBから検出する。
図13は、第3の実施形態にかかる規則情報DBの一例を示す図である。図13に示す規則情報DBにおける規則情報は、「場所」と、「行動」と、「規則」と、「注意喚起情報」との情報が関連付けられている情報である。ここで、「行動」は、人物の行動の情報を示す。
規則情報検出部111は、場所特定部140が特定した場所の情報と、行動検出部150が検出した行動の情報とを含む規則情報が、規則情報DBに存在する場合、その規則情報に含まれる規則に関する情報を検出する。例えば、場所特定部140が特定した場所の情報に「A国」及び「路上」を示す情報が含まれ、行動検出部150が検出した行動の情報に「たばこの所持」が含まれていた場合、規則情報検出部110は、図13に示す規則情報DBの一行目の規則に関する情報を検出する。
次に、第3の実施形態における情報処理システム1002の動作を説明する。情報処理システム1002は、規則情報取得処理(図8に示すS205の処理)として、情報処理装置102が図14のフローチャートに示す処理を行い、それ以外の動作は第2の実施形態における情報処理システム1001の動作と同様の動作を行う。なお、以下に説明する動作において、情報処理システム1002は、図4に示す状況において設置されているとする。すなわち、対象者となる人物が、眼鏡型の情報端末300を装着しているとする。また、DBサーバ200には、図13に示す規則情報DBが格納されているとする。
図14は、第3の実施形態にかかる規則情報取得処理における情報処理装置102の動作を説明するフローチャートである。抽出部130は、DBサーバ200に格納された抽出対象DBを用いて、撮影データに含まれる抽出対象を抽出する(S401)。場所特定部140は、情報端末300から取得した位置情報と、抽出部130から取得した抽出対象の情報とを用いて場所を特定する(S402)。ここでは、場所特定部140は、情報端末300が「A国」の「路上」に存在すると特定したとする。
行動検出部150は、撮影データに含まれる対象者の情報、または撮影データに含まれる音の情報に基づいて、対象者の行動を検出する(S403)。例えば、行動検出部150は、対象者の「たばこの所持」を検出したとする。
規則情報検出部111は、場所特定部140が特定した場所の情報と、行動検出部150が検出した対象者の行動の情報との両方を含む規則情報が、DBサーバ200に格納された規則情報DBに存在するか否かを判定する(S404)。規則情報DBに、特定した場所の情報と検出した行動の情報とが存在する場合(S404の「Yes」)、規則情報検出部111は、その情報を有する規則情報に含まれる規則に関する情報を検出する(S405)。例えば、特定した場所の情報として「A国」及び「路上」が特定され、検出した対象者の行動の情報として「たばこの所持」が検出された場合、規則情報検出部111は、図13の規則情報DBにおいて一行目の規則に関する情報を検出する。
通知部120は、規則情報検出部111が検出した規則情報に含まれる注意喚起情報を、情報端末300に通知する(S406)。例えば、図13の規則情報DBにおける一行目の規則情報が検出された場合、通知部120は、「禁煙指示」を情報端末300に通知する。S404の処理において、特定した場所の情報と検出した対象者の行動とを含む規則情報が、規則情報DBに存在しない場合、規則情報検出部111は、規則情報が検出されなかったことを示す情報を通知部120に送る。通知部120は、規則情報が検出されなかったことを示す情報を情報端末300に送信する(S407)。
情報端末300の提示部330は、情報処理装置101から注意喚起情報(規則に関する情報)を受信した場合、注意喚起情報を提示する。図15は、提示部330が注意喚起情報を提示する一例を示す図である。情報端末300が、図4に示すような眼鏡型の端末であり、眼鏡のレンズ部分が透過型のディスプレイである場合、例えば図15に示すように、提示部330は、ディスプレイに「路上で喫煙してはいけません!」と文字を表示する。また、提示部330は、図15に示すように、対象者の手付近に「×」の記号を表示する。このように提示部330は、文字のみでなく記号を用いて注意喚起情報を提示してもよい。
以上のように、第3の実施形態にかかる情報処理装置102は、撮影データに基づいて、対象者の行動をさらに検出し、検出された対象者の行動の情報と、対象者が存在する場所の情報とを用いて、規則に関する情報を検出する。この構成により、情報処理装置102は、対象者の行動を踏まえて、規則に関する情報を検出するので、対象者が存在する場所と、対象者の行動とに、より適合する規則に関する情報を対象者に通知することができる。すなわち、第3の実施形態にかかる情報処理装置102は、対象の人物に、場所に応じた法規やマナーに関する情報の通知を行うことが可能になるという効果が得られる。
また、第3の実施形態にかかる情報処理装置102は、上述した構成により、対象者が規則に違反する行動をとった場合に、対象者に規則違反であることを通知することができる。また、情報処理装置102は、対象者が規則に違反すると予測される行動をとった場合に、対象者に注意喚起を行うことができる。
[変形例1]
情報端末は、情報処理装置と一体化されてもよい。
図16は、変形例1にかかる情報処理システム1002の構成の一例を示すブロック図である。図16に示すように、変形例1にかかる情報処理システム1002では、情報端末300に情報処理装置102が一体化されている。すなわち、変形例1にかかる情報端末300は、撮影部310、位置情報取得部320、及び提示部330に加え、規則情報検出部111、通知部120、抽出部130、場所特定部140及び行動検出部150をさらに備える。
変形例1にかかる情報処理システム1002の動作は、図14に示す規則情報取得処理の動作が、情報端末300内で行われることを除いて、第3の実施形態で説明した動作と同様である。
変形例1にかかる情報端末300は、第3の実施形態において説明した情報処理装置102と同様の効果を奏する。
なお、変形例1にかかる情報端末300は、情報処理装置102に代わり、情報処理装置100、または情報処理装置101と一体化されてもよい。
[変形例2]
第2及び第3の実施形態において、情報端末300は眼鏡型の端末であり、眼鏡のレンズ部分が透過型のディスプレイである例について説明したが、情報端末300は、非透過のディスプレイを有していてもよい。すなわち、情報端末300を装着した対象者が、ディスプレイ越しに周囲の状況を視認することができないディスプレイを、情報端末300は有していてもよい。
このとき、情報端末300が稼働している間、提示部330は、撮影部310で生成された撮影データを表示する。そして、S207の情報を提示する処理において、提示部330は、撮影データに重畳して注意喚起情報を表示する。
[変形例3]
各実施形態において、情報端末300は、眼鏡型の端末でなくともよい。
例えば、情報端末300は、携帯電話、スマートフォン及びタブレット等の携帯端末であってもよい。このとき、対象者は周囲を撮影できるように携帯端末を所持すればよい。
[変形例4]
各実施形態において、情報端末300における提示部330の注意喚起情報の提示方法は、ディスプレイに表示することに限られない。
例えば、情報端末300は、スピーカを備えており、注意喚起情報を、音を用いて提示してもよい。
また、情報端末300は、光源装置を備えており、注意喚起情報を、光を用いて提示してもよい。このとき、対象者が規則に違反する行動をとった場合に光源装置を発光させるようにしてもよい。
また、情報端末300は、バイブレータを備えており、注意喚起情報を、振動を用いて提示してもよい。このとき、対象者が規則に違反する行動をとった場合、または対象者が規則に違反する虞のある行動をとった場合に、情報端末300を振動させるようにしてもよい。
なお、注意喚起情報は、音、光または振動の情報として、規則情報DBに格納されていてもよいし、注意喚起情報を音、光または振動の情報に変換する機能を、情報端末300または、情報処理装置が備えてもよい。
このように、情報端末300は、カメラと、スピーカ、光源装置、またはバイブレータとを備えた端末であってもよい。
[変形例5]
各実施形態において、位置情報取得部320及び提示部330は、情報端末300に備えられていなくともよい。すなわち、情報処置装置と通信可能な装置であって、図示しない装置が位置情報取得部320及び提示部330を備えていてもよい。また、位置情報取得部320及び提示部330を、それぞれ異なる装置が備えていてもよい。
位置情報取得部320はが、情報端末300とは異なる装置に備えられる場合、位置情報取得部320を備える装置は、当該装置の位置情報を、情報端末300が撮影データを情報処理装置に送るタイミングに応じて、情報処理装置に送る。この場合、当該装置は、対象者によって所持され、例えば、撮影データの送信に合わせた対象者からの指令によって位置情報が送信される。
また、情報処理装置は、位置情報及び撮影データに基づいて検出した規則に関する情報を、提示部330を備える装置に送る。このように、情報処理装置が、情報端末300とは異なる装置を介して対象者に規則に関する情報を通知してもよい。
<情報処理装置のハードウェアの構成例>
上述した第1、第2及び第3の実施形態にかかる情報処理装置を構成するハードウェアについて説明する。図17は、各実施形態における情報処理装置を実現するコンピュータ装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図17が示す各ブロックは、各実施形態における情報処理装置及び情報処理方法を実現するコンピュータ装置10と、ソフトウェアとの組み合わせにより実現できる。
図17に示すように、コンピュータ装置10は、プロセッサ11、RAM(Random Access Memory)12、ROM(Read Only Memory)13、記憶装置14、入出力インタフェース15、バス16、及びドライブ装置17を備える。
記憶装置14は、プログラム(コンピュータプログラム)18を格納する。プロセッサ11は、RAM12を用いて本情報処理装置にかかるプログラム18を実行する。具体的には、例えば、プログラム18は、図3、または図8、図9及び図14に示す処理をコンピュータに実行させるプログラムを含む。プロセッサ11が、プログラム18を実行することに応じて、本情報処理装置の各構成要素(上述した、規則情報検出部110、111及び通知部120等)の機能が実現される。プログラム18は、ROM13に記憶されていてもよい。また、プログラム18は、記録媒体20に記録され、ドライブ装置17を用いて読み出されてもよいし、図示しない外部装置から図示しないネットワークを介してコンピュータ装置10に送信されてもよい。
入出力インタフェース15は、周辺機器(キーボード、マウス、表示装置など)19とデータをやり取りする。入出力インタフェース15は、データを取得または出力する手段として機能する。バス16は、各構成要素を接続する。
なお、情報処理装置の実現方法には様々な変形例がある。例えば、情報処理装置は、専用の装置として実現することができる。また、情報処理装置は、複数の装置の組み合わせに基づいて実現することができる。
各実施形態の機能における各構成要素を実現するためのプログラムを記録媒体に記録させ、該記録媒体に記録されたプログラムをコードとして読み出し、コンピュータにおいて実行する処理方法も各実施形態の範疇に含まれる。すなわち、コンピュータ読取可能な記録媒体も各実施形態の範囲に含まれる。また、上述のプログラムが記録された記録媒体、及びそのプログラム自体も各実施形態に含まれる。
該記録媒体は、例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD(Compact Disc)-ROM、磁気テープ、不揮発性メモリカード、またはROMであるが、この例に限らない。また該記録媒体に記録されたプログラムは、単体で処理を実行しているプログラムに限らず、他のソフトウェア、拡張ボードの機能と共同して、OS(Operating System)上で動作して処理を実行するプログラムも各実施形態の範疇に含まれる。
以上、上述した実施形態を参照して本開示を説明した。しかしながら、本開示は、上述した実施形態には限定されない。即ち、本開示は、本開示のスコープ内において、種々の上記開示要素の多様な組み合わせ乃至選択等、当業者が理解し得る様々な態様を適用することができる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
場所に応じて定められた規則に関する情報と前記場所の情報とを関連付けて格納するデータベースから、対象者が所持する情報端末により生成された撮影データと前記情報端末の位置情報とに基づいて特定された場所の情報を利用して、前記規則に関する情報を検出する規則情報検出手段と、
検出された前記規則に関する情報を、前記対象者に向けて通知する通知手段と、を備える、
情報処理装置。
(付記2)
前記撮影データに含まれる抽出対象を抽出する抽出手段をさらに備え、
前記規則情報検出手段は、当該抽出された抽出対象の情報と前記位置情報とに基づいて特定された前記場所の情報を利用して、前記規則に関する情報を検出する、
付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)
前記撮影データに基づいて、前記対象者の行動を検出する行動検出手段をさらに備え、
前記データベースは、人物の行動の情報をさらに前記規則に関する情報に関連付けて格納し、
前記規則情報検出手段は、検出された前記対象者の行動の情報も利用して前記規則に関する情報を検出する、
付記1または2に記載の情報処理装置。
(付記4)
前記データベースは、前記場所に関わる音の情報をさらに前記規則に関する情報に関連付けて格納し、
前記規則情報検出手段は、前記情報端末に備えられているマイクにより取得された音の情報も利用して前記規則に関する情報を検出する、
付記1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(付記5)
付記1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理装置と、前記情報端末とを備え、
前記情報端末は、
前記撮影データを生成する撮影手段と、
前記位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記規則に関する情報を提示する提示手段と、
を有する、
情報処理システム。
(付記6)
前記提示手段は、前記規則に関する情報を音、光、もしくは振動を用いて提示する、または前記規則に関する情報を表示して提示する、付記5に記載の情報処理システム。
(付記7)
場所に応じて定められた規則に関する情報と前記場所の情報とを関連付けて格納するデータベースから、対象者が所持する情報端末により生成された撮影データと前記情報端末の位置情報とに基づいて特定された場所の情報を利用して、前記規則に関する情報を検出し、
検出した前記規則に関する情報を、前記対象者に向けて通知する、
情報処理方法。
(付記8)
前記撮影データに含まれる抽出対象を抽出し、
当該抽出した抽出対象の情報と前記位置情報とに基づいて特定された前記場所の情報を利用して、前記規則に関する情報を検出する、
付記7に記載の情報処理方法。
(付記9)
前記撮影データに基づいて、前記対象者の行動を検出し、
前記データベースは、人物の行動の情報をさらに前記規則に関する情報に関連付けて格納し、
検出した前記対象者の行動の情報も利用して前記規則に関する情報を検出する、
付記7または8に記載の情報処理方法。
(付記10)
前記データベースは、音の情報をさらに関連付けて格納し、
前記情報端末に備えられているマイクにより取得された音の情報も利用して前記規則に関する情報を検出する、
付記7乃至9のいずれか一項に記載の情報処理方法。
(付記11)
前記撮影データを生成し、
前記位置情報を取得し、
前記規則に関する情報を提示する、
付記7乃至10のいずれか一項に記載の情報処理方法。
(付記12)
前記規則に関する情報を音、光、もしくは振動を用いて提示する、または前記規則に関する情報を表示して提示する、付記11に記載の情報処理方法。
(付記13)
撮影データを生成する撮影手段と、
自端末の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
場所に応じて定められた規則に関する情報と前記場所の情報とを関連付けて格納するデータベースから、対象者が所持する情報端末により生成された撮影データと前記情報端末の位置情報とに基づいて特定された場所の情報を利用して、前記規則に関する情報を検出する規則情報検出手段と、
検出された前記規則に関する情報を、前記対象者に向けて通知する通知手段と、
前記規則に関する情報を提示する提示手段と、を備える、
情報端末。
(付記14)
場所に応じて定められた規則に関する情報と前記場所の情報とを関連付けて格納するデータベースから、対象者が所持する情報端末により生成された撮影データと前記情報端末の位置情報とに基づいて特定された場所の情報を利用して、前記規則に関する情報を検出する処理と、
検出した前記規則に関する情報を、前記対象者に向けて通知する処理と、をコンピュータに実行させる、
プログラム。
10 コンピュータ装置
11 プロセッサ
12 RAM
13 ROM
14 記憶装置
15 入出力インタフェース
16 バス
17 ドライブ装置
18 プログラム
19 周辺機器
20 記録媒体
100、101、102 情報処理装置
110、111 規則情報検出部
120 通知部
130 抽出部
140 場所特定部
150 行動検出部
200 データベースサーバ
300 情報端末
1000、1001、1002 情報処理システム

Claims (10)

  1. 対象者が所持する情報端末により生成された撮影データと、前記情報端末の位置情報と、に基づいて、前記対象者が存在する地域と施設または環境とを含む場所を特定する場所特定手段と、
    地域と施設または環境とに応じて定められた規則に関する情報と、地域と施設または環境とを示す場所の情報とを関連付けて格納するデータベースから、特定された場所の情報を利用して、前記規則に関する情報を検出する規則情報検出手段と、
    検出された前記規則に関する情報を、前記対象者に向けて通知する通知手段と、を備える、
    情報処理装置。
  2. 前記撮影データに含まれる抽出対象を抽出する抽出手段をさらに備え、
    前記場所特定手段は、当該抽出された抽出対象の情報と前記位置情報とに基づいて、前記対象者が存在する場所を特定する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記撮影データに基づいて、前記対象者の行動を検出する行動検出手段をさらに備え、
    前記データベースは、人物の行動の情報をさらに前記規則に関する情報に関連付けて格納し、
    前記規則情報検出手段は、検出された前記対象者の行動の情報も利用して前記規則に関する情報を検出する、
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記行動検出手段は、前記撮影データに含まれる音から抽出される特徴量を用いて、音の特徴量と人物の行動とを関連付けて格納する第2データベースから、前記対象者の行動を検出する、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記データベースは、前記場所に関わる音の情報をさらに前記規則に関する情報に関連付けて格納し、
    前記規則情報検出手段は、前記情報端末に備えられているマイクにより取得された音の情報も利用して前記規則に関する情報を検出する、
    請求項1乃至のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の情報処理装置と、前記情報端末とを備え、
    前記情報端末は、
    前記撮影データを生成する撮影手段と、
    前記位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記規則に関する情報を提示する提示手段と、
    を有する、
    情報処理システム。
  7. 前記提示手段は、前記規則に関する情報を音、光、もしくは振動を用いて提示する、または前記規則に関する情報を表示して提示する、請求項に記載の情報処理システム。
  8. 前記規則に関する情報が検出されなかった場合、前記提示手段は、提示する前記規則に関する情報が無いことを示す情報を提示する、
    請求項6または7に記載の情報処理システム。
  9. コンピュータが、
    対象者が所持する情報端末により生成された撮影データと、前記情報端末の位置情報と、に基づいて、前記対象者が存在する地域と施設または環境とを含む場所を特定し、
    地域と施設または環境とに応じて定められた規則に関する情報と、地域と施設または環境とを示す場所の情報とを関連付けて格納するデータベースから、特定された場所の情報を利用して、前記規則に関する情報を検出し、
    検出した前記規則に関する情報を、前記対象者に向けて通知する、
    情報処理方法。
  10. 対象者が所持する情報端末により生成された撮影データと、前記情報端末の位置情報と、に基づいて、前記対象者が存在する地域と施設または環境とを含む場所を特定する処理と、
    地域と施設または環境とに応じて定められた規則に関する情報と、地域と施設または環境とを示す場所の情報とを関連付けて格納するデータベースから、特定された場所の情報を利用して、前記規則に関する情報を検出する処理と、
    検出した前記規則に関する情報を、前記対象者に向けて通知する処理と、をコンピュータに実行させる、
    プログラム。
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