JP7388017B2 - 処理方法、携帯端末及びプログラム - Google Patents

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本発明は、処理方法、携帯端末、決済サーバ、決済方法及びプログラムに関する。
本発明に関連する技術が、特許文献1及び2に開示されている。特許文献1は、利用者の顔画像と、デジタルチケットのチケット識別情報を有するコードとを一画面で表示する技術を開示している。特許文献2は、FIDO(Fast Identity Online)認証を利用した技術を開示している。
特開2018-18261号公報 特開2018-197997号公報
近年、コード決済が広く利用されている。コード決済の一例では、顧客は、自身の携帯端末に決済コードを表示し、店員にそれを提示する。すると、店員は会計システムにその決済コードを読み取らせる。会計システムは、決済コードから読み取った情報と、決済金額などを示す決済情報とを決済サーバに送信する。決済サーバは、受信した情報に基づき決済処理を実行する。
このようなコード決済においては、他人による不正使用を防止する技術が望まれている。従来技術では、店員は提示された決済コードをそのまま会計システムに読み取らせており、他人による不正使用の防止への貢献度は低かった。
本発明は、コード決済において、他人による不正使用を防止できる技術を実現することを課題とする。
本発明によれば、
携帯端末のコンピュータが、
認証用の顔画像を取得する取得工程と、
前記認証用の顔画像を用いた認証処理を実行する認証工程と、
決済金額が基準値以上か否かの申告内容を示す決済金額レベル情報の入力を受付ける入力受付工程と、
認証に成功した場合、前記決済金額レベル情報を決済サーバに送信して決済コードをリクエストし、前記決済サーバから、決済関連情報及び前記決済金額レベル情報を示す前記決済コードを受信し、前記決済コード、及び、前記認証処理のために事前登録された参照用の顔画像をディスプレイに表示する決済工程と、
を実行する処理方法が提供される。
また、本発明によれば、
認証用の顔画像を取得する取得手段と、
前記認証用の顔画像を用いた認証処理を実行する認証手段と、
決済金額が基準値以上か否かの申告内容を示す決済金額レベル情報の入力を受付ける入力受付手段と、
認証に成功した場合、前記決済金額レベル情報を決済サーバに送信して決済コードをリクエストし、前記決済サーバから、決済関連情報及び前記決済金額レベル情報を示す前記決済コードを受信し、前記決済コード、及び、前記認証処理のために事前登録された参照用の顔画像をディスプレイに表示する決済手段と、
を有する携帯端末が提供される。
また、本発明によれば、
携帯端末のコンピュータを、
認証用の顔画像を取得する取得手段、
前記認証用の顔画像を用いた認証処理を実行する認証手段
決済金額が基準値以上か否かの申告内容を示す決済金額レベル情報の入力を受付ける入力受付手段、及び、
認証に成功した場合、前記決済金額レベル情報を決済サーバに送信して決済コードをリクエストし、前記決済サーバから、決済関連情報及び前記決済金額レベル情報を示す前記決済コードを受信し、前記決済コード、及び、前記認証処理のために事前登録された参照用の顔画像をディスプレイに表示する決済手段、
として機能させるプログラムが提供される。
また、本発明によれば、
決済関連情報を示す決済コードから読み取られた情報、及び、決済金額を示す決済情報を会計システムから取得する決済情報取得手段と、
決済金額が基準値以上か否かの申告内容を示す決済金額レベル情報を取得する決済金額レベル情報取得手段と、
前記決済情報に基づき、前記決済金額レベル情報で示される申告内容の真偽を判定する判定手段と、
を有する決済サーバが提供される。
また、本発明によれば、
コンピュータが、
決済関連情報を示す決済コードから読み取られた情報、及び、決済金額を示す決済情報を会計システムから取得する決済情報取得工程と、
決済金額が基準値以上か否かの申告内容を示す決済金額レベル情報を取得する決済金額レベル情報取得工程と、
前記決済情報に基づき、前記決済金額レベル情報で示される申告内容の真偽を判定する判定工程と、
を実行する決済方法が提供される。
また、本発明によれば、
コンピュータを、
決済関連情報を示す決済コードから読み取られた情報、及び、決済金額を示す決済情報を会計システムから取得する決済情報取得手段、
決済金額が基準値以上か否かの申告内容を示す決済金額レベル情報を取得する決済金額レベル情報取得手段、及び、
前記決済情報に基づき、前記決済金額レベル情報で示される申告内容の真偽を判定する判定手段、
として機能させるプログラムが提供される。
本発明によれば、コード決済において、他人による不正使用を防止できる技術が実現される。
本実施形態のコード決済システムの機能ブロック図の一例である。 本実施形態の装置のハードウエア構成の一例を示す図である。 本実施形態の携帯端末の機能ブロック図の一例を示す図である。 本実施形態の携帯端末による表示例を示す図である。 本実施形態の携帯端末による表示例を示す図である。 本実施形態の携帯端末の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態の決済サーバの機能ブロック図の一例を示す図である。 本実施形態の携帯端末の機能ブロック図の一例を示す図である。 本実施形態のコード決済システムのデータの流れ及び処理の流れの一例を示す図である。 本実施形態のコード決済システムのデータの流れ及び処理の流れの一例を示す図である。 本実施形態の携帯端末の機能ブロック図の一例を示す図である。 本実施形態の決済サーバの機能ブロック図の一例を示す図である。 本実施形態のコード決済システムのデータの流れ及び処理の流れの一例を示す図である。 本実施形態のコード決済システムのデータの流れ及び処理の流れの一例を示す図である。 本実施形態のコード決済システムのデータの流れ及び処理の流れの一例を示す図である。
<第1の実施形態>
まず、本実施形態のコード決済システムの概要を説明する。本実施形態のコード決済システムでは、決済コードを顧客の携帯端末に表示する前に、顔画像を用いて顧客の認証を行う。そして、認証に成功した場合、決済コードと、認証処理のために事前登録された参照用の顔画像とを顧客の携帯端末に表示する。参照用の顔画像は、決済コードと同時に、又は、決済コードよりも前にディスプレイに表示される。これにより、店員は、決済コードを会計システムに読み取らせる前に、携帯端末に表示された参照用の顔画像に基づき、正当な人間によるコード決済の利用か否かを判別することができる。
次に、本実施形態のコード決済システムの構成を詳細に説明する。まず、図1の機能ブロック図を用いて、本実施形態のコード決済システムの全体像を説明する。図示するように、本実施形態のコード決済システムでは、携帯端末10と、決済サーバ20と、会計システム30とが連携する。携帯端末10は、顧客が携帯する端末である。決済サーバ20は、コード決済のサービスを提供するコード決済事業者が管理するサーバである。会計システム30は、店舗に設置され、会計に関する処理を実行するシステムである。
次に、携帯端末10、決済サーバ20及び会計システム30のハードウエア構成の一例を説明する。携帯端末10、決済サーバ20及び会計システム30が備える各機能は、任意のコンピュータのCPU(Central Processing Unit)、メモリ、メモリにロードされるプログラム、そのプログラムを格納するハードディスク等の記憶ユニット(あらかじめ装置を出荷する段階から格納されているプログラムのほか、CD(Compact Disc)等の記憶媒体やインターネット上のサーバ等からダウンロードされたプログラムをも格納できる)、ネットワーク接続用インターフェイスを中心にハードウエアとソフトウエアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。
図2は、携帯端末10、決済サーバ20及び会計システム30のハードウエア構成を例示するブロック図である。図2に示すように、携帯端末10、決済サーバ20及び会計システム30各々は、プロセッサ1A、メモリ2A、入出力インターフェイス3A、周辺回路4A、バス5Aを有する。周辺回路4Aには、様々なモジュールが含まれる。なお、周辺回路4Aは有さなくてもよい。なお、携帯端末10、決済サーバ20及び会計システム30は物理的及び/又は論理的に一体となった1つの装置で構成されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分かれた複数の装置で構成されてもよい。物理的及び/又は論理的に分かれた複数の装置で構成される場合、複数の装置各々が上記ハードウエア構成を備えることができる。
バス5Aは、プロセッサ1A、メモリ2A、周辺回路4A及び入出力インターフェイス3Aが相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。プロセッサ1Aは、例えばCPU、GPU(Graphics Processing Unit)等の演算処理装置である。メモリ2Aは、例えばRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等のメモリである。入出力インターフェイス3Aは、入力装置、外部装置、外部サーバ、外部センサ、カメラ等から情報を取得するためのインターフェイスや、出力装置、外部装置、外部サーバ等に情報を出力するためのインターフェイス等を含む。入力装置は、例えばキーボード、マウス、マイク、タッチパネル、物理ボタン、カメラ等である。出力装置は、例えばディスプレイ、スピーカ、プリンター、メーラ等である。プロセッサ1Aは、各モジュールに指令を出し、それらの演算結果をもとに演算を行うことができる。
次に、携帯端末10、決済サーバ20及び会計システム30各々の機能構成を説明する。まず、携帯端末10の機能構成を説明する。
図3に、携帯端末10の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、携帯端末10は、取得部11と、認証部12と、決済部13とを有する。携帯端末10は、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話、スマートウォッチ、携帯ゲーム機などであるが、これらに限定されない。所定のコード決済用アプリケーションを携帯端末10にインストールすることで、取得部11、認証部12及び決済部13が携帯端末10内で実現される。
取得部11は、認証用の顔画像を取得する。具体的には、携帯端末10はカメラ機能を備える。取得部11は、ユーザ操作に応じて当該カメラ機能を起動し、ユーザ操作に応じてコード決済利用者の顔を撮影する。そして、取得部11は、このようにしてカメラ機能が生成した画像を認証用の顔画像として取得する。
認証部12は、取得部11が取得した認証用の顔画像を用いた認証処理を実行する。認証処理は、認証用の顔画像から生成された特徴量と、事前登録された参照用の顔画像から生成された特徴量との照合により実現される。照合は、携帯端末10が行ってもよいし(第1のパターン)、決済サーバ20が行ってもよい(第2のパターン)。
第1のパターンの場合、参照用の顔画像及び/又は参照用の顔画像から生成された特徴量は携帯端末10の記憶装置に記憶されている。そして、認証部12は、取得部11が取得した認証用の顔画像から生成された特徴量と、参照用の顔画像から生成された特徴量とを照合する認証処理を行う。例えば、FIDO(Fast Identity Online)に準拠した認証処理が行われてもよい。
第2のパターンの場合、参照用の顔画像及び/又は参照用の顔画像から生成された特徴量は決済サーバ20の記憶装置に記憶されている。そして、決済サーバ20は、取得部11が取得した認証用の顔画像及び/又はその顔画像から生成された特徴量を携帯端末10から取得し、認証用の顔画像から生成された特徴量と参照用の顔画像から生成された特徴量とを照合し、認証結果を携帯端末10に送信する。認証部12は、取得部11が取得した認証用の顔画像及び/又は当該顔画像から生成された特徴量を決済サーバ20に送信し、認証結果を決済サーバ20から受信する認証処理を行う。
決済部13は、認証に成功した場合、決済関連情報を示す決済コード、及び、認証処理のために事前登録された参照用の顔画像を携帯端末10のディスプレイに表示する。決済関連情報は、コード決済において利用される情報であり、例えば、コード決済事業者を識別する情報、今回の決済に応じて生成されたトークン(例:ワンタイムトークン)、顧客識別情報等が例示されるが、これらに限定されない。
決済部13は、図4に示すように、決済コード及び参照用の顔画像を同時に携帯端末10のディスプレイに表示してもよい。
その他、決済部13は、図5に示すように、事前登録された参照用の顔画像を携帯端末10のディスプレイに表示した後(A)、所定の操作を受付けると、決済コードを携帯端末10のディスプレイに表示してもよい(B)。所定の操作は、ページを捲る操作、ディスプレイに表示されたボタンをタッチする操作などの任意の操作としてもよいが、店員のみが実行可能な操作とすることが好ましい。このようにすることで、顧客が自身で携帯端末10を操作し、ディスプレイの表示を「参照用の顧客の顔画像」から「決済コード」に切り替える不正利用を抑制できる。
店員のみが実行可能な所定の操作の具体例は、携帯端末10の入力装置を介した所定のパスワード(店員のみが知っているパスワード)の入力、携帯端末10のセンサに所定の波長の光(店が用意している特別なライトが発する光)を検出させる操作、及び、無線通信で会計装置から所定の情報を受信させる操作の中のいずれかであってもよいし、その他であってもよい。
決済部13は、任意のタイミングで決済サーバ20に決済コードをリクエストし、決済サーバ20から決済コードを取得することができる。また、上記第1のパターンで認証処理が行われる場合、決済部13は、携帯端末10の記憶装置に記憶されている参照用の顔画像を取得することができる。また、上記第2のパターンで認証処理が行われる場合、決済部13は、決済サーバ20の記憶装置に記憶されている参照用の顔画像を決済サーバ20から取得することができる。
ここで、図6のフローチャートを用いて、携帯端末10の処理の流れの一例を説明する。
取得部11が認証用の顔画像を取得すると(S10)、認証部12が認証用の顔画像を用いた認証処理を実行する(S11)。認証に成功した場合(S12のYes)、決済部13は、決済関連情報を示す決済コード、及び、認証処理のために事前登録された参照用の顔画像をディスプレイに表示する(S13)。なお、S13において、決済部13は、図4に示すように、決済コード及び参照用の顔画像を同時に携帯端末10のディスプレイに表示してもよい。その他、決済部13は、図5に示すように、参照用の顔画像を携帯端末10のディスプレイに表示した後、所定の操作を受付けると、決済コードを同ディスプレイに表示してもよい。
一方、認証に失敗した場合(S12のNo)、決済部13は、エラー処理を行う(S14)。例えば、決済部13は、認証に失敗した旨等を示す情報を、携帯端末10のディスプレイに表示する。
次に、決済サーバ20の機能構成を説明する。図7に、決済サーバ20の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、決済サーバ20は、コード発行部21と、記憶部22と、決済情報取得部23と、決済処理部26とを有する。
記憶部22は、各種情報を記憶する。例えば、記憶部22は、コード決済を利用する顧客が事前登録した情報(携帯端末10とコード決済用アプリケーションを紐付ける情報、顧客自身の情報(氏名、性別、年齢等)、決済手段(クレジットカード情報、銀行口座情報等)等)を記憶する。
コード発行部21は、携帯端末10から送信された決済コードのリクエストに応じて、決済関連情報を示す決済コードを発行し、当該決済コードを携帯端末10に送信する。決済関連情報は、例えば、コード決済事業者を識別する情報、今回の決済に応じて生成されたトークン(例:ワンタイムトークン)、顧客識別情報等を含むが、これらに限定されない。そして、コード発行部21は、決済関連情報の一部又は全部を記憶部22に記憶させる。
決済情報取得部23は、決済コードから読み取られた決済コード情報、及び、決済金額などを示す決済情報を会計システム30から取得する。決済コード情報は、決済関連情報の一部又は全部を含む。
決済処理部26は、決済情報取得部23が取得した情報、及び、記憶部22に記憶されている情報に基づき決済処理を行う。例えば、決済処理部26は、トークンを利用した認証や、クレジットカード会社のサーバや銀行のサーバ等と連携した決済金額分の決済(クレジットカード払い、口座引き落とし等)等を実行する。
なお、決済サーバ20は、参照用の顔画像を記憶部22に記憶しておき、携帯端末10から認証用の顔画像及び/又はその顔画像から生成された特徴量を取得し、認証用の顔画像から生成された特徴量と参照用の顔画像から生成された特徴量とを照合し、認証結果を携帯端末10に送信する処理を実行してもよい。
本実施形態の決済サーバ20の機能構成は、従来のあらゆる技術を利用して実現される。
次に、会計システム30の機能構成を説明する。会計システム30は、会計装置(例えば、POS(point of sales)レジスター)と店舗サーバとを含む。会計装置は、携帯端末10のディスプレイに表示されたコードや、商品に付されたコード等を読み取るコードリーダを有する。また、会計装置は、コード読み取り以外の手段で会計対象(商品)を登録するための入力装置を備える。入力装置は、物理ボタン、タッチパネル、マイク、カメラ等であるが、これらに限定されない。会計装置は、コードリーダやこれらの入力装置を介して会計対象の商品識別情報の入力を受付けると、商品マスタからその商品の商品情報(単価など)を取得し、取得した商品情報を会計対象の商品の情報として登録する。そして、会計装置は、登録された情報に基づき、決済金額の算出などを行う。
そして、会計システム30は、決済コードから読み取った決済コード情報、及び、算出した決済金額を決済サーバ20に送信する。
以上、本実施形態のコード決済システムでは、決済コードと、認証処理のために事前登録された参照用の顔画像とを顧客の携帯端末に表示する。参照用の顔画像は、決済コードと同時に、又は、決済コードよりも前にディスプレイに表示される。これにより、店員は、決済コードを会計システムに読み取らせる前に、携帯端末に表示された参照用の顔画像に基づき、正当な人間によるコード決済の利用か否かを判別することができる。そして、判断結果に応じて、決済コードを会計システム30に読み取らせるか否かを切り替えることができる。このような本実施形態のコード決済システムでは、店員による目視での認証処理を加えることができるので、「店員が、提示された決済コードをそのまま会計システムに読み取らせる技術」よりも、他人による不正使用を防止できる。
ここで、本実施形態の変形例を説明する。上記説明した例では、決済コード及び参照用の顔画像を携帯端末10のディスプレイに表示する前に、顔画像を用いた認証処理(図6のS10乃至S12)を行った。変形例では、顔画像を用いた認証処理を行わなくてもよい。すなわち、図8の機能ブロック図に示すように、携帯端末10は、決済部13を有し、取得部11及び認証部12を有さなくてもよい。変形例の決済部13は、決済コードを表示させるユーザ入力に応じて、決済コード及び参照用の顔画像を携帯端末10のディスプレイに表示する。なお、上記説明した例と同様に、変形例の決済部13は、決済コードと参照用の顔画像とを同時に携帯端末10のディスプレイに表示してもよいし(図4参照)、参照用の顔画像を携帯端末10のディスプレイに表示した後、所定の操作を受付けると、決済コードを同ディスプレイに表示してもよい(図5参照)。変形例の場合、認証用ではなく、当該表示のために、予め顧客の顔画像が参照用の顔画像として登録される。参照用の顔画像は、携帯端末10の記憶装置に記憶されてもよいし、決済サーバ20の記憶装置に記憶されてもよい。
この変形例のように顔画像を用いた認証処理を省略しても、携帯端末10のディスプレイに表示された決済コードを会計システム30に読み取らせる前の店員による目視での認証は行われるので、一定のセキュリティは確保される。
<第2の実施形態>
本実施形態のコード決済システムは、第1の実施形態と同様の構成を有し、処理内容がより具体化される。
図9のデータフロー図を用いて、本実施形態のコード決済システムのデータの流れ及び処理の流れを説明する。
図示しないが、最初に、顧客は、所定のコード決済用アプリケーションを自身の携帯端末10にインストールした後、初期登録を行う。当該登録により、各種情報が携帯端末10又は決済サーバ20に登録される。例えば、携帯端末10とコード決済用アプリケーションを紐付ける情報が決済サーバ20に登録される。また、顧客自身の情報(氏名、性別、年齢等)や、決済手段(クレジットカード情報、銀行口座情報等)が決済サーバ20に登録される。また、顔認証のための情報(顔画像等)が携帯端末10又は決済サーバ20に登録される。
その後、顧客は店舗等での支払時に、携帯端末10を操作して自身の顔を撮影する。これにより、携帯端末10は認証用の顔画像を取得する(1)。その後、携帯端末10は、当該顔画像に基づき認証処理を行う(2)。認証処理は、第1の実施形態で説明したように、携帯端末10が照合を行う第1のパターンであってもよいし、決済サーバ20が照合を行う第2のパターンであってもよい。
認証に成功した場合、顧客は、携帯端末10を操作して、決済コードのリクエストを入力する。携帯端末10は、このリクエストを受付けると(3)、決済サーバ20に決済コードのリクエストを送信する(4)。決済サーバ20は、当該リクエストに応じて決済関連情報(コード決済事業者を識別する情報、今回の決済に応じて発行されたトークン(例:ワンタイムトークン)、顧客識別情報等)を示す決済コードを発行し(5)、発行した決済コードを携帯端末10に送信する(6)。また、図示しないが、決済サーバ20は、決済関連情報の一部又は全部を記憶部22に記憶させる。
その後、携帯端末10は、例えば図4に示すように、決済サーバ20から受信した決済コード、及び、認証処理のために事前登録された参照用の顔画像を同時に携帯端末10のディスプレイに表示する(7)。顧客は、携帯端末10のディスプレイに同時に表示された参照用の顔画像及び決済コードを店員に提示する。
店員は、ディスプレイに表示されている参照用の顔画像の人物と、携帯端末10を操作している顧客とが同一人物か否かを判断する。そして、同一人物と判断した場合、店員は、携帯端末10のディスプレイに表示された決済コードを会計システム30に読み取らせる(8)。一方、同一人物と判断しなかった場合、店員は、当該決済コードを会計システム30に読み取らせず、当該手段での決済はできない旨を顧客に通知する等のエラー対応を行う。
会計システム30は、携帯端末10のディスプレイに表示された決済コードを読み取った場合、決済コードから読み取った決済コード情報と、決済金額などを示す決済情報とを決済サーバ20に送信する(9)。次いで、決済サーバ20は、会計システム30から受信した情報、及び、事前に登録された情報に基づき、決済処理を行う(10)。例えば、決済サーバ20は、トークンを利用した認証や、クレジットカード会社のサーバや銀行のサーバ等と連携した決済金額分の決済(クレジットカード払い、口座引き落とし等)等を実行する。
ここで、変形例を説明する。第1の実施形態同様、顔画像を用いた認証処理を行わなくてもよい。すなわち、上記処理における(1)顔画像の入力、及び、(2)認証処理をなくしてもよい。
本実施形態のコード決済システムのその他の構成は、第1の実施形態と同様である。
本実施形態のコード決済システムによれば、第1の実施形態と同様な作用効果が実現される。
<第3の実施形態>
本実施形態のコード決済システムは、第1の実施形態と同様の構成を有し、処理内容がより具体化される。
図10のデータフロー図を用いて、本実施形態のコード決済システムのデータの流れ及び処理の流れを説明する。
図示しないが、最初に、顧客は、所定のコード決済用アプリケーションを自身の携帯端末10にインストールした後、初期登録を行う。当該登録により、各種情報が携帯端末10又は決済サーバ20に登録される。例えば、携帯端末10とコード決済用アプリケーションを紐付ける情報が決済サーバ20に登録される。また、顧客自身の情報(氏名、性別、年齢等)や、決済手段(クレジットカード情報、銀行口座情報等)が決済サーバ20に登録される。また、顔認証のための情報(顔画像等)が携帯端末10又は決済サーバ20に登録される。
その後、顧客は店舗等での支払時に、携帯端末10を操作して自身の顔を撮影する。これにより、携帯端末10は認証用の顔画像を取得する(1)。その後、携帯端末10は、当該顔画像に基づき認証処理を行う(2)。認証処理は、第1の実施形態で説明したように、携帯端末10が照合を行う第1のパターンであってもよいし、決済サーバ20が照合を行う第2のパターンであってもよい。
認証に成功した場合、顧客は、携帯端末10を操作して、決済コードのリクエストを入力する。携帯端末10は、このリクエストを受付けると(3)、図5の(A)に示すように、認証処理のために事前登録された参照用の顔画像を携帯端末10のディスプレイに表示する(4)。顧客は、携帯端末10のディスプレイに表示された参照用の顔画像を店員に提示する。
店員は、ディスプレイに表示されている参照用の顔画像の人物と、携帯端末10を操作している顧客とが同一人物か否かを判断する。そして、同一人物と判断した場合、店員は、携帯端末10に対して所定の操作を行う。例えば、店員は、携帯端末10の入力装置を介して所定のパスワード(店員のみが知っているパスワード)を入力してもよいし、携帯端末10のセンサに所定の波長の光(店が用意している特別なライトが発する光)を検出させる操作を行ってもよいし、無線通信で会計装置から所定の情報を受信させる操作を行ってもよい。
一方、同一人物と判断しなかった場合、店員は、携帯端末10に対する所定の操作を行わず、当該手段での決済はできない旨を顧客に通知する等のエラー対応を行う。
携帯端末10は、所定の操作を受付けると(5)、決済サーバ20に決済コードのリクエストを送信する(6)。決済サーバ20は、当該リクエストに応じて決済関連情報(コード決済事業者を識別する情報、今回の決済に応じて発行されたトークン(例:ワンタイムトークン)、顧客識別情報等)を示す決済コードを発行し(7)、発行した決済コードを携帯端末10に送信する(8)。また、図示しないが、決済サーバ20は、決済関連情報の一部又は全部を記憶部22に記憶させる。
その後、携帯端末10は、例えば図5の(B)に示すように、決済サーバ20から受信した決済コードを携帯端末10のディスプレイに表示する(9)。顧客は、携帯端末10のディスプレイに表示された決済コードを店員に提示する。
店員は、携帯端末10のディスプレイに表示された決済コードを会計システム30に読み取らせる(10)。会計システム30は、決済コードから読み取った決済コード情報と、決済金額などを示す決済情報とを決済サーバ20に送信する(11)。次いで、決済サーバ20は、会計システム30から受信した情報、及び、事前に登録された情報に基づき、決済処理を行う(12)。例えば、決済サーバ20は、トークンを利用した認証や、クレジットカード会社のサーバや銀行のサーバ等と連携した決済金額分の決済(クレジットカード払い、口座引き落とし等)等を実行する。
ここで、変形例を説明する。第1の実施形態同様、顔画像を用いた認証処理を行わなくてもよい。すなわち、上記処理における(1)顔画像の入力、及び、(2)認証処理をなくしてもよい。
他の変形例を説明する。上記例では、携帯端末10は、決済工程において、所定の操作を受付けると(5)、決済サーバ20に決済コードをリクエストし(6)、決済サーバ20から受信した決済コードを携帯端末10のディスプレイに表示した(9)。変形例では、携帯端末10は、決済コードのリクエストを受付けた後(3)、かつ、所定の操作を受付ける前(5)の任意のタイミングで、決済サーバ20に決済コードをリクエストし、決済サーバ20から受信した決済コードを自装置の記憶装置に記憶しておいてもよい。そして、携帯端末10は、所定の操作を受付けると(5)、自装置の記憶装置に記憶している決済コードを読み出し、携帯端末10のディスプレイに表示してもよい。
本実施形態のコード決済システムのその他の構成は、第1の実施形態と同様である。
本実施形態のコード決済システムによれば、第1の実施形態と同様な作用効果が実現される。
<第4の実施形態>
本実施形態のコード決済システムは、決済金額(決済金額)が基準値以上の場合のみ、参照用の顔画像に基づく店員の目視での認証を要求する点で、第1乃至第3の実施形態と異なる。以下、詳細に説明する。
図11に、携帯端末10の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、携帯端末10は、取得部11と、認証部12と、決済部13と、入力受付部14とを有する。なお、携帯端末10は、取得部11及び認証部12を有さなくてもよい。取得部11及び認証部12の構成は、第1乃至第3の実施形態と同様である。
入力受付部14は、決済金額が基準値以上か否かの申告内容を示す決済金額レベル情報の入力を受付ける。入力受付部14、タッチパネル、物理ボタン、マイク等の任意の入力装置を介して、決済金額レベル情報の入力を受付けることができる。
決済部13は、決済金額が基準値以上であることを示す決済金額レベル情報の入力を受付けた場合、参照用の顔画像を携帯端末10のディスプレイに表示する。決済部13は、図4に示すように、決済コードと、参照用の顔画像とを同時に携帯端末10のディスプレイに表示することができる。
一方、決済部13は、決済金額が基準値以上でないことを示す決済金額レベル情報の入力を受付けた場合、参照用の顔画像を携帯端末10のディスプレイに表示しない。この場合、決済部13は、参照用の顔画像を伴わず、決済コードのみを携帯端末10のディスプレイに表示することができる。
決済部13のその他の構成は、第1乃至第3の実施形態と同様である。
図12に、決済サーバ20の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、決済サーバ20は、コード発行部21と、記憶部22と、決済情報取得部23と、決済金額レベル情報取得部24と、判定部25と、決済処理部26とを有する。コード発行部21、記憶部22及び決済情報取得部23の構成は、第1乃至第3の実施形態と同様である。
決済金額レベル情報取得部24は、決済金額が基準値以上か否かの申告内容(入力受付部14が受付けた情報)を示す決済金額レベル情報を取得する。以下、取得方法を例示する。
例えば、携帯端末10は、決済コードのリクエストとともに、入力受付部14が受付けた決済金額レベル情報を決済サーバ20に送信してもよい。そして、決済サーバ20は、受信した決済金額レベル情報を、その顧客のその決済を識別する情報(例:顧客識別情報やトークン)に紐付けて記憶部22に記憶させてもよい。そして、決済金額レベル情報取得部24は、記憶部22に記憶されている決済金額レベル情報を取得してもよい。
他の例として、携帯端末10は、決済コードのリクエストとともに、入力受付部14が受付けた決済金額レベル情報を決済サーバ20に送信してもよい。そして、決済サーバ20は、決済関連情報に加えて、受信した決済金額レベル情報をさらに示す決済コードを発行し、携帯端末10に送信してもよい。この場合、会計システム30は、その決済コードを読み取ると、決済金額レベル情報を含む決済コード情報を取得する。そして、会計システム30は、このような決済コード情報を決済サーバ20に送信する。決済金額レベル情報取得部24は、決済コード情報から読み取られ、会計システム30から決済サーバ20に送信された決済金額レベル情報を取得する。
判定部25は、会計システム30から受信した決済情報に基づき、決済金額レベル情報で示される申告内容の真偽を判定する。すなわち、判定部25は、決済情報に含まれる決済金額が基準値以上か否かを判定するとともに、申告内容がその判定結果と一致するか(すなわち、「真」)、それとも一致しないか(すなわち「偽」)を判定する。
決済処理部26は、判定部25の判定結果が真である場合には決済情報に基づく決済処理を実行し、判定部25の判定結果が偽である場合にはエラー処理を実行する。エラー処理では、例えば、決済処理部26は、携帯端末10又は会計システム30に、申告内容が正しくないため決済処理を実行できない旨を通知してもよい。決済処理部26のその他の構成は、第1乃至第3の実施形態と同様である。
なお、判定部25による真偽判定、及び、決済処理部26による真偽判定の結果に応じた処理は、申告内容が「基準値未満」の場合のみ実行し、申告内容が「基準値以上」の場合は実行しなくてもよい。申告内容が「基準値以上」の場合、決済処理部26は、申告内容の真偽に関わらず、決済処理を実行してもよい。申告内容が「基準値以上」で、申告内容が「偽」の場合は、本来、参照用の顔画像に基づく店員の目視での認証が不要であるにも関わらず、この認証を経て決済のリクエストが決済サーバ20に届いている。このような場合、決済処理を実行しても問題なく、エラー処理を行う必要はない。
ここで、図13のデータフロー図を用いて、本実施形態のコード決済システムのデータの流れ及び処理の流れを説明する。
図示しないが、最初に、顧客は、所定のコード決済用アプリケーションを自身の携帯端末10にインストールした後、初期登録を行う。当該登録により、各種情報が携帯端末10又は決済サーバ20に登録される。例えば、携帯端末10とコード決済用アプリケーションを紐付ける情報が決済サーバ20に登録される。また、顧客自身の情報(氏名、性別、年齢等)や、決済手段(クレジットカード情報、銀行口座情報等)が決済サーバ20に登録される。また、顔認証のための情報(顔画像等)が携帯端末10又は決済サーバ20に登録される。
その後、顧客は店舗等での支払時に、携帯端末10を操作して自身の顔を撮影する。これにより、携帯端末10は認証用の顔画像を取得する(1)。その後、携帯端末10は、当該顔画像に基づき認証処理を行う(2)。認証処理は、第1の実施形態で説明したように、携帯端末10が照合を行う第1のパターンであってもよいし、決済サーバ20が照合を行う第2のパターンであってもよい。
認証に成功した場合、顧客は、携帯端末10を操作して、決済コードのリクエストを入力する。また、顧客は、携帯端末10を操作して、決済金額が基準値以上か否かの申告内容を示す決済金額レベル情報を入力する。携帯端末10は、このリクエスト及び決済金額レベル情報を受付けると(3)、決済サーバ20に決済コードのリクエスト及び決済金額レベル情報を送信する(4)。決済サーバ20は、当該リクエストに応じて決済関連情報(コード決済事業者を識別する情報、今回の決済に応じて発行されたトークン(例:ワンタイムトークン)、顧客識別情報等)を示す決済コードを発行するとともに(5)、決済関連情報の一部又は全部と、決済金額レベル情報とを互いに紐付けて記憶部22に記憶させる(6)。そして、決済サーバ20は、発行した決済コードを携帯端末10に送信する(7)。
その後、携帯端末10は、(3)で受付けた決済金額レベル情報の申告内容が「決済金額が基準値以上」である場合、例えば図4に示すように、決済サーバ20から受信した決済コード、及び、認証処理のために事前登録された参照用の顔画像を同時に携帯端末10のディスプレイに表示する(8)。顧客は、携帯端末10のディスプレイに同時に表示された参照用の顔画像及び決済コードを店員に提示する。店員は、ディスプレイに表示されている参照用の顔画像の人物と、携帯端末10を操作している顧客とが同一人物か否かを判断する。そして、同一人物と判断した場合、店員は、携帯端末10のディスプレイに表示された決済コードを会計システム30に読み取らせる(9)。一方、同一人物と判断しなかった場合、店員は、当該決済コードを会計システム30に読み取らせず、当該手段での決済はできない旨を顧客に通知する等のエラー対応を行う。
一方、携帯端末10は、(3)で受付けた決済金額レベル情報の申告内容が「決済金額が基準値未満」である場合、認証処理のために事前登録された参照用の顔画像を伴わずに、決済サーバ20から受信した決済コードのみを携帯端末10のディスプレイに表示する(8)。顧客は、携帯端末10のディスプレイに表示された決済コードを店員に提示する。店員は、携帯端末10のディスプレイに表示された決済コードを会計システム30に読み取らせる(9)。
会計システム30は、携帯端末10のディスプレイに表示された決済コードを読み取った場合、決済コードから読み取った決済コード情報と、決済金額などを示す決済情報とを決済サーバ20に送信する(10)。次いで、決済サーバ20は、会計システム30から受信した決済コード情報に基づき、記憶部22から決済金額レベル情報を読み出す。そして、決済サーバ20は、読み出した決済金額レベル情報と、(10)で送信された決済情報とに基づき、決済金額レベル情報で示される申告内容の真偽を判定する(11)。そして、判決済サーバ20は、判定結果が真である場合には決済情報に基づく決済処理を実行し、判定結果が偽である場合にはエラー処理を実行する(12)。
ここで、変形例を説明する。第1の実施形態同様、顔画像を用いた認証処理を行わなくてもよい。すなわち、上記処理における(1)顔画像の入力、及び、(2)認証処理をなくしてもよい。
本実施形態のコード決済システムのその他の構成は、第1及び第2の実施形態と同様である。
本実施形態のコード決済システムによれば、第1及び第2の実施形態と同様な作用効果が実現される。
また、本実施形態のコード決済システムによれば、高額な決済(決済金額が基準値以上)の場合のみ、参照用の顔画像に基づく店員の目視での認証を要求し、低額な決済(決済金額が基準値未満)の場合には、参照用の顔画像に基づく店員の目視での認証を不要とすることができる。必要な場合のみ店員の目視での認証を要求することで、店員による作業負担を軽減することができる。
<第5の実施形態>
本実施形態のコード決済システムは、第4の実施形態同様、決済金額(決済金額)が基準値以上の場合のみ、参照用の顔画像に基づく店員の目視での認証を要求する点で、第1乃至第3の実施形態と異なる。そして、決済コードと参照用の顔画像とを同時に表示するのでなく、第3の実施形態のように別々に表示する点で、第4の実施形態と異なる。以下、詳細に説明する。
図11に、携帯端末10の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、携帯端末10は、取得部11と、認証部12と、決済部13と、入力受付部14とを有する。なお、携帯端末10は、取得部11及び認証部12を有さなくてもよい。取得部11及び認証部12の構成は、第1乃至第3の実施形態と同様である。入力受付部14の構成は、第4の実施形態と同様である。
決済部13は、決済金額が基準値以上であることを示す決済金額レベル情報の入力を受付けた場合、参照用の顔画像を携帯端末10のディスプレイに表示する。決済部13は、図5に示すように、参照用の顔画像を携帯端末10のディスプレイに表示した後、所定の操作を受付けると、決済コードを携帯端末10のディスプレイに表示することができる。
一方、決済部13は、決済金額が基準値以上でないことを示す決済金額レベル情報の入力を受付けた場合、参照用の顔画像を携帯端末10のディスプレイに表示しない。この場合、決済部13は、参照用の顔画像の表示、及び、所定の操作の受付けを実行せずに、決済コードを携帯端末10のディスプレイに表示することができる。
決済部13のその他の構成は、第1乃至第3の実施形態と同様である。
決済サーバ20の構成は、第4の実施形態と同様である。
ここで、図14のデータフロー図を用いて、本実施形態のコード決済システムのデータの流れ及び処理の流れを説明する。図14は、決済金額レベル情報の申告内容が「決済金額が基準値以上」である場合の例である。
図示しないが、最初に、顧客は、所定のコード決済用アプリケーションを自身の携帯端末10にインストールした後、初期登録を行う。当該登録により、各種情報が携帯端末10又は決済サーバ20に登録される。例えば、携帯端末10とコード決済用アプリケーションを紐付ける情報が決済サーバ20に登録される。また、顧客自身の情報(氏名、性別、年齢等)や、決済手段(クレジットカード情報、銀行口座情報等)が決済サーバ20に登録される。また、顔認証のための情報(顔画像等)が携帯端末10又は決済サーバ20に登録される。
その後、顧客は店舗等での支払時に、携帯端末10を操作して自身の顔を撮影する。これにより、携帯端末10は認証用の顔画像を取得する(1)。その後、携帯端末10は、当該顔画像に基づき認証処理を行う(2)。認証処理は、第1の実施形態で説明したように、携帯端末10が照合を行う第1のパターンであってもよいし、決済サーバ20が照合を行う第2のパターンであってもよい。
認証に成功した場合、顧客は、携帯端末10を操作して、決済コードのリクエストを入力する。また、顧客は、携帯端末10を操作して、決済金額が基準値以上か否かの申告内容を示す決済金額レベル情報を入力する。携帯端末10は、このリクエスト及び決済金額レベル情報を受付ける(3)。その後、携帯端末10は、受付けた決済金額レベル情報の申告内容が「決済金額が基準値以上」である場合、図5の(A)に示すように、認証処理のために事前登録された参照用の顔画像を携帯端末10のディスプレイに表示する(4)。顧客は、携帯端末10のディスプレイに表示された参照用の顔画像を店員に提示する。
店員は、ディスプレイに表示されている参照用の顔画像の人物と、携帯端末10を操作している顧客とが同一人物か否かを判断する。そして、同一人物と判断した場合、店員は、携帯端末10に対して所定の操作を行う。例えば、店員は、携帯端末10の入力装置を介して所定のパスワード(店員のみが知っているパスワード)を入力してもよいし、携帯端末10のセンサに所定の波長の光(店が用意している特別なライトが発する光)を検出させる操作を行ってもよいし、無線通信で会計装置から所定の情報を受信させる操作を行ってもよい。
一方、同一人物と判断しなかった場合、店員は、携帯端末10に対する所定の操作を行わず、当該手段での決済はできない旨を顧客に通知する等のエラー対応を行う。
携帯端末10は、所定の操作を受付けると(5)、決済サーバ20に決済コードのリクエスト及び決済金額レベル情報を送信する(6)。決済サーバ20は、当該リクエストに応じて決済関連情報(コード決済事業者を識別する情報、今回の決済に応じて発行されたトークン(例:ワンタイムトークン)、顧客識別情報等)を示す決済コードを発行するとともに(7)、決済関連情報の一部又は全部と、決済金額レベル情報とを互いに紐付けて記憶部22に記憶させる(8)。そして、決済サーバ20は、発行した決済コードを携帯端末10に送信する(9)。
その後、携帯端末10は、例えば図5の(B)に示すように、決済サーバ20から受信した決済コードを携帯端末10のディスプレイに表示する(10)。顧客は、携帯端末10のディスプレイに表示された決済コードを店員に提示する。
店員は、携帯端末10のディスプレイに表示された決済コードを会計システム30に読み取らせる(11)。会計システム30は、決済コードから読み取った決済コード情報と、決済金額などを示す決済情報とを決済サーバ20に送信する(12)。
次いで、決済サーバ20は、会計システム30から受信した決済コード情報に基づき、記憶部22から決済金額レベル情報を読み出す。そして、決済サーバ20は、読み出した決済金額レベル情報と、(12)で送信された決済情報とに基づき、決済金額レベル情報で示される申告内容の真偽を判定する(13)。そして、決済サーバ20は、判定結果が真である場合には決済情報に基づく決済処理を実行し、判定結果が偽である場合にはエラー処理を実行する(14)。
次に、図15のデータフロー図を用いて、決済金額レベル情報の申告内容が「決済金額が基準値未満」である場合の例を説明する。(3)までは、図14の例と同様である。
携帯端末10は、(3)で受付けた決済金額レベル情報の申告内容が「決済金額が基準値未満」である場合、(3)で受付けた決済コードのリクエストに応じて、決済サーバ20に決済コードのリクエスト及び決済金額レベル情報を送信する(4)。決済サーバ20は、当該リクエストに応じて決済関連情報(コード決済事業者を識別する情報、今回の決済に応じて発行されたトークン(例:ワンタイムトークン)、顧客識別情報等)を示す決済コードを発行するとともに(5)、決済関連情報の一部又は全部と、決済金額レベル情報とを互いに紐付けて記憶部22に記憶させる(6)。そして、決済サーバ20は、発行した決済コードを携帯端末10に送信する(7)。
その後、携帯端末10は、認証処理のために事前登録された参照用の顔画像を伴わずに、決済サーバ20から受信した決済コードのみを携帯端末10のディスプレイに表示する(8)。顧客は、携帯端末10のディスプレイに表示された決済コードを店員に提示する。
店員は、携帯端末10のディスプレイに表示された決済コードを会計システム30に読み取らせる(9)。会計システム30は、決済コードから読み取った決済コード情報と、決済金額などを示す決済情報とを決済サーバ20に送信する(10)。
次いで、決済サーバ20は、会計システム30から受信した決済コード情報に基づき、記憶部22から決済金額レベル情報を読み出す。そして、決済サーバ20は、読み出した決済金額レベル情報と、(10)で送信された決済情報とに基づき、決済金額レベル情報で示される申告内容の真偽を判定する(11)。そして、判決済サーバ20は、判定結果が真である場合には決済情報に基づく決済処理を実行し、判定結果が偽である場合にはエラー処理を実行する(12)。
ここで、変形例を説明する。第1の実施形態同様、顔画像を用いた認証処理を行わなくてもよい。すなわち、上記処理における(1)顔画像の入力、及び、(2)認証処理をなくしてもよい。
本実施形態のコード決済システムのその他の構成は、第1及び第3の実施形態と同様である。
本実施形態のコード決済システムによれば、第1及び第3の実施形態と同様な作用効果が実現される。
また、本実施形態のコード決済システムによれば、高額な決済(決済金額が基準値以上)の場合のみ、参照用の顔画像に基づく店員の目視での認証を要求し、低額な決済(決済金額が基準値未満)の場合には、参照用の顔画像に基づく店員の目視での認証を不要とすることができる。必要な場合のみ店員の目視での認証を要求することで、店員による作業負担を軽減することができる。
なお、本明細書において、「取得」とは、ユーザ入力に基づき、又は、プログラムの指示に基づき、「自装置が他の装置や記憶媒体に格納されているデータを取りに行くこと(能動的な取得)」、たとえば、他の装置にリクエストまたは問い合わせして受信すること、他の装置や記憶媒体にアクセスして読出すこと等、および、ユーザ入力に基づき、又は、プログラムの指示に基づき、「自装置に他の装置から出力されるデータを入力すること(受動的な取得)」、たとえば、外部装置から送信されたデータを受信できる状態で待機しており、外部装置から送信されたデータを受信すること、外部装置から配信(または、送信、プッシュ通知等)されるデータを受信すること、また、受信したデータまたは情報の中から選択して取得すること、及び、「データを編集(テキスト化、データの並び替え、一部データの抽出、ファイル形式の変更等)などして新たなデータを生成し、当該新たなデータを取得すること」の少なくともいずれか一方を含む。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限定されない。
1. 携帯端末のコンピュータが、
認証用の顔画像を取得する取得工程と、
前記認証用の顔画像を用いた認証処理を実行する認証工程と、
認証に成功した場合、決済関連情報を示す決済コード、及び、前記認証処理のために事前登録された参照用の顔画像をディスプレイに表示する決済工程と、
を実行する処理方法。
2. 前記決済工程において、前記コンピュータは、前記決済コードと、前記参照用の顔画像とを同時に前記ディスプレイに表示する1に記載の処理方法。
3. 前記決済工程において、前記コンピュータは、前記参照用の顔画像を前記ディスプレイに表示した後、所定の操作を受付けると、前記決済コードを前記ディスプレイに表示する1に記載の処理方法。
4. 前記所定の操作は、前記携帯端末の入力装置を介した所定のパスワードの入力、前記携帯端末のセンサに所定の波長の光を検出させる操作、及び、無線通信で会計装置から所定の情報を受信させる操作の中のいずれかである3に記載の処理方法。
5. 前記決済工程において、前記コンピュータは、前記所定の操作を受付けると、決済サーバに前記決済コードをリクエストし、前記決済サーバから受信した前記決済コードを前記ディスプレイに表示する3又は4に記載の処理方法。
6. 前記決済工程において、前記コンピュータは、前記所定の操作を受付ける前に決済サーバに前記決済コードをリクエストし、前記決済サーバから受信した前記決済コードを記憶しておき、前記所定の操作を受付けると、記憶している前記決済コードを前記ディスプレイに表示する3又は4に記載の処理方法。
7. 前記コンピュータが、決済金額が基準値以上か否かの申告内容を示す決済金額レベル情報の入力を受付ける入力受付工程をさらに実行し、
前記決済工程において、前記コンピュータは、前記決済金額が前記基準値以上であることを示す前記決済金額レベル情報の入力を受付けた場合、前記参照用の顔画像を前記ディスプレイに表示する3から6のいずれかに記載の処理方法。
8. 前記決済工程において、前記コンピュータは、前記決済金額が前記基準値以上でないことを示す前記決済金額レベル情報の入力を受付けた場合、前記参照用の顔画像を前記ディスプレイに表示しない7に記載の処理方法。
9. 前記決済工程において、前記コンピュータは、前記決済金額レベル情報を前記決済サーバに送信して前記決済コードをリクエストする7又は8に記載の処理方法。
10. 前記決済工程において、前記コンピュータは、前記決済サーバから前記決済金額レベル情報を示す前記決済コードを受信する9に記載の処理方法。
11. 認証用の顔画像を取得する取得手段と、
前記認証用の顔画像を用いた認証処理を実行する認証手段と、
認証に成功した場合、決済関連情報を示す決済コード、及び、前記認証処理のために事前登録された参照用の顔画像をディスプレイに表示する決済手段と、
を有する携帯端末。
12. 携帯端末のコンピュータを、
認証用の顔画像を取得する取得手段、
前記認証用の顔画像を用いた認証処理を実行する認証手段、及び、
認証に成功した場合、決済関連情報を示す決済コード、及び、前記認証処理のために事前登録された参照用の顔画像をディスプレイに表示する決済手段、
として機能させるプログラム。
13. 決済関連情報を示す決済コードから読み取られた情報、及び、決済金額を示す決済情報を会計システムから取得する決済情報取得手段と、
決済金額が基準値以上か否かの申告内容を示す決済金額レベル情報を取得する決済金額レベル情報取得手段と、
前記決済情報に基づき、前記決済金額レベル情報で示される申告内容の真偽を判定する判定手段と、
を有する決済サーバ。
14. 前記判定手段の判定結果が真である場合には前記決済情報に基づく決済処理を実行し、前記判定手段の判定結果が偽である場合にはエラー処理を実行する決済処理手段をさらに有する13に記載の決済サーバ。
15. 携帯端末から送信された前記決済コードのリクエストに応じて、前記決済コードを発行し、前記携帯端末に送信するコード発行手段と、
前記決済コードのリクエストに含まれる前記決済金額レベル情報を記憶する記憶手段と、
を有し、
前記決済金額レベル情報取得手段は、前記記憶手段に記憶されている前記決済金額レベル情報を取得する13又は14に記載の決済サーバ。
16. 携帯端末から送信された前記決済金額レベル情報を含む前記決済コードのリクエストに応じて、前記決済金額レベル情報を示す前記決済コードを発行し、前記携帯端末に送信するコード発行手段を有し、
前記決済金額レベル情報取得手段は、前記決済情報取得手段が取得した前記決済コードから読み取られた情報に含まれる前記決済金額レベル情報を取得する13又は14に記載の決済サーバ。
17. コンピュータが、
決済関連情報を示す決済コードから読み取られた情報、及び、決済金額を示す決済情報を会計システムから取得する決済情報取得工程と、
決済金額が基準値以上か否かの申告内容を示す決済金額レベル情報を取得する決済金額レベル情報取得工程と、
前記決済情報に基づき、前記決済金額レベル情報で示される申告内容の真偽を判定する判定工程と、
を実行する決済方法。
18. コンピュータを、
決済関連情報を示す決済コードから読み取られた情報、及び、決済金額を示す決済情報を会計システムから取得する決済情報取得手段、
決済金額が基準値以上か否かの申告内容を示す決済金額レベル情報を取得する決済金額レベル情報取得手段、及び、
前記決済情報に基づき、前記決済金額レベル情報で示される申告内容の真偽を判定する判定手段、
として機能させるプログラム。
以上、実施形態(及び実施例)を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態(及び実施例)に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
1A プロセッサ
2A メモリ
3A 入出力I/F
4A 周辺回路
5A バス
10 携帯端末
11 取得部
12 認証部
13 決済部
14 入力受付部
20 決済サーバ
21 コード発行部
22 記憶部
23 決済情報取得部
24 決済金額レベル情報取得部
25 判定部
26 決済処理部
30 会計システム

Claims (10)

  1. 携帯端末のコンピュータが、
    認証用の顔画像を取得する取得工程と、
    前記認証用の顔画像を用いた認証処理を実行する認証工程と、
    決済金額が基準値以上か否かの申告内容を示す決済金額レベル情報の入力を受付ける入力受付工程と、
    認証に成功した場合、前記決済金額レベル情報を決済サーバに送信して決済コードをリクエストし、前記決済サーバから、決済関連情報及び前記決済金額レベル情報を示す前記決済コードを受信し、前記決済コード、及び、前記認証処理のために事前登録された参照用の顔画像をディスプレイに表示する決済工程と、
    を実行する処理方法。
  2. 前記決済工程において、前記コンピュータは、前記決済コードと、前記参照用の顔画像とを同時に前記ディスプレイに表示する請求項1に記載の処理方法。
  3. 前記決済工程において、前記コンピュータは、前記参照用の顔画像を前記ディスプレイに表示した後、所定の操作を受付けると、前記決済コードを前記ディスプレイに表示する請求項1に記載の処理方法。
  4. 前記所定の操作は、前記携帯端末の入力装置を介した所定のパスワードの入力、前記携帯端末のセンサに所定の波長の光を検出させる操作、及び、無線通信で会計装置から所定の情報を受信させる操作の中のいずれかである請求項3に記載の処理方法。
  5. 前記決済工程において、前記コンピュータは、前記所定の操作を受付けると、決済サーバに前記決済コードをリクエストし、前記決済サーバから受信した前記決済コードを前記ディスプレイに表示する請求項3又は4に記載の処理方法。
  6. 前記決済工程において、前記コンピュータは、前記所定の操作を受付ける前に決済サーバに前記決済コードをリクエストし、前記決済サーバから受信した前記決済コードを記憶しておき、前記所定の操作を受付けると、記憶している前記決済コードを前記ディスプレイに表示する請求項3又は4に記載の処理方法。
  7. 記決済工程において、前記コンピュータは、前記決済金額が前記基準値以上であることを示す前記決済金額レベル情報の入力を受付けた場合、前記参照用の顔画像を前記ディスプレイに表示する請求項から6のいずれか1項に記載の処理方法。
  8. 前記決済工程において、前記コンピュータは、前記決済金額が前記基準値以上でないことを示す前記決済金額レベル情報の入力を受付けた場合、前記参照用の顔画像を前記ディスプレイに表示しない請求項7に記載の処理方法。
  9. 認証用の顔画像を取得する取得手段と、
    前記認証用の顔画像を用いた認証処理を実行する認証手段と、
    決済金額が基準値以上か否かの申告内容を示す決済金額レベル情報の入力を受付ける入力受付手段と、
    認証に成功した場合、前記決済金額レベル情報を決済サーバに送信して決済コードをリクエストし、前記決済サーバから、決済関連情報及び前記決済金額レベル情報を示す前記決済コードを受信し、前記決済コード、及び、前記認証処理のために事前登録された参照用の顔画像をディスプレイに表示する決済手段と、
    を有する携帯端末。
  10. 携帯端末のコンピュータを、
    認証用の顔画像を取得する取得手段、
    前記認証用の顔画像を用いた認証処理を実行する認証手段
    決済金額が基準値以上か否かの申告内容を示す決済金額レベル情報の入力を受付ける入力受付手段、及び、
    認証に成功した場合、前記決済金額レベル情報を決済サーバに送信して決済コードをリクエストし、前記決済サーバから、決済関連情報及び前記決済金額レベル情報を示す前記決済コードを受信し、前記決済コード、及び、前記認証処理のために事前登録された参照用の顔画像をディスプレイに表示する決済手段、
    として機能させるプログラム。
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