JP7386953B1 - プログラム、方法、情報処理装置、システム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のデッキに一のデジタルカードを同時に採用する場合であっても、デジタルカードを効率的に管理する。【解決手段】 プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータに実行させるためのプログラムである。プログラムは、プロセッサに、複数のデジタルカードに関する情報を記憶するステップと、複数のデジタルカードの少なくともいずれかを組み合わせて構築する複数のデッキに関する情報を、複数のデジタルカードと関連付けて記憶するステップと、複数のデジタルカードに関する情報の一覧をユーザに表示し、一覧において、単一のデッキで採用されるデジタルカードを、当該デッキで採用されていることを把握可能に表示し、複数のデッキで採用されるデジタルカードを、現在収容しているデッキと、採用しているが収容していないデッキとを把握可能に表示するステップと実行させる。【選択図】図16

Description

本開示は、プログラム、方法、情報処理装置、システムに関する。
アナログカードを用いてプレイするアナログTCG(Trading Card Game)が楽しまれている。これに加えて、近年では、デジタルカードを用いてプレイするデジタルTCGが存在している。
特許文献1では、トレーディングカードに対応するデジタルカードのデジタル上での増殖を抑制しつつ、デジタル上で利用可能にできるカード利用システムが提案されている。
特開2021-37199号公報
特許文献1では、アナログカードに基づくデジタルカードを管理することが記載されているが、複数のデッキに一のデジタルカードを同時に採用して管理することは記載されていない。
本開示の目的は、複数のデッキに一のデジタルカードを同時に採用する場合であっても、デジタルカードを効率的に管理することである。
プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータに実行させるためのプログラムである。プログラムは、プロセッサに、複数のデジタルカードに関する情報を記憶するステップと、複数のデジタルカードの少なくともいずれかを組み合わせて構築する複数のデッキに関する情報を、複数のデジタルカードと関連付けて記憶するステップと、複数のデジタルカードに関する情報の一覧をユーザに表示し、一覧において、単一のデッキで採用されるデジタルカードを、当該デッキで採用されていることを把握可能に表示し、複数のデッキで採用されるデジタルカードを、現在収容しているデッキと、採用しているが収容していないデッキとを把握可能に表示するステップと実行させる。
本開示によれば、複数のデッキに一のデジタルカードを同時に採用する場合であっても、デジタルカードを効率的に管理できる。
本実施形態に係るTCGの対戦を準備する局面を示す図である。 本実施形態に係るTCGの対戦を開始しようとする局面を示す図である。 各ユーザがTCGの対戦を進行させている局面を示す図である。 システム1の全体構成の例を示すブロック図である。 図4に示す端末装置10の構成例を表すブロック図である。 サーバ20の機能的な構成の例を示す図である。 カード情報182のデータ構造を示す図である。 デッキ情報183のデータ構造を示す図である。 ユーザ情報テーブル2021のデータ構造を示す図である。 カード情報テーブル2022のデータ構造を示す図である。 デッキ情報テーブル2023のデータ構造を示す図である。 Q&A情報テーブル2024のデータ構造を示す図である。 端末装置10に表示されるカード一覧の例を表す模式図である。 端末装置10に表示されるカード一覧のその他の例を表す模式図である。 端末装置10に表示されるデッキ一覧の例を表す模式図である。 端末装置10に表示される、デッキ2の編集画面の例を表す模式図である。 端末装置10に表示される、デッキ3の編集画面の例を表す模式図である。 デッキの編集時に、カードがデッキから外された際の制御部190の動作の例を示すフローチャートである。 デッキの編集時に、カードがデッキに入れられた際の制御部190の動作の例を示すフローチャートである。 端末装置10に表示される、希望カードの通知画面の例を表す模式図である。 端末装置10に表示される、デッキ2の編集画面のその他の例を表す模式図である。 Q&A情報の表示画面の例を表す模式図である。 コンピュータ90の基本的なハードウェア構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照しつつ、本開示の実施形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称及び機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<概略>
本実施形態に係るプログラムは、TCG(Trading Card Game)をプレイするユーザが有するカードを管理するプログラムである。ユーザは、TCGの対戦に使用するカードを組み合わせてデッキを構築する。ユーザは、構築したデッキを用い、他のユーザが構築したデッキと対戦する。デッキは、組み合わせるカードに応じて様々な特徴を有する。デッキ毎に相性の良し悪しが存在するため、ユーザによっては、複数のデッキを所有している。
特徴のあるカードが複数存在しているが、デッキを構築する上で必要となる汎用的なカードが共通することがある。デッキ毎に汎用的なカードを用意することは困難であるため、デッキ間でカードを共有することがある。このような場合、複数のデッキで共有されているカードが現在どのデッキで収容されているのか、わからなくなることがある。また、他のデッキと共有してるカードが抜き取られている場合、何のカードが入っていたかわからなくなることがある。
本実施形態に係るプログラムは、複数のデッキで採用されているカードを、現在組み込まれているデッキと、採用されてはいるが現在収容されていないデッキと関連付けて記憶する。これにより、複数のデッキを構築する場合において、どのデッキにどのカードが入っているかを容易に把握可能となる。
まず、本実施形態に係るTCGの概要について説明する。次いで、ユーザが所有するカードを管理することができる支援システムについて説明する。
<0 TCGの概要>
図1は、本実施形態に係るTCGの対戦を準備する局面を示す図である。図2は、本実施形態に係るTCGの対戦を開始しようとする局面を示す図である。図3は、各ユーザがTCGの対戦を進行させている局面を示す図である。
ユーザは、プレイマット30を配置し、TCGの対戦に使用するカードを組み合わせて構築したデッキを用い、TCGの対戦を行う。
<0.1 プレイマット30の構成>
図1を参照して、各ユーザがTCGの対戦で使用する各種用品について説明する。図1に示すように、ユーザ5A(第1ユーザ)と、ユーザ5B(第2ユーザ)とが、TCGの対戦を開始するにあたり、ユーザ5Aとユーザ5Bとの間にプレイマット30を配置する。プレイマット30は、デッキに含まれるカードを配置するためのものである。各ユーザは、プレイマット30に山札等としてカードを配置し、山札からカードを手札に加えつつTCGの対戦を進行させる。
プレイマット30の構成について説明する。プレイマット30は、例えば、カードを配置する位置が表されるマットを含む。プレイマット30は、例えば、山札配置部31A及び山札配置部31B(以下、「山札配置部31」と総称することもある)と、準備カード配置部32A及び準備カード配置部32B(以下、「準備カード配置部32」と総称することもある)と、勝敗条件カード配置部33A及び勝敗条件カード配置部33B(以下、「勝敗条件カード配置部33」と総称することもある)と、バトルカード配置部34A及びバトルカード配置部34B(以下、「バトルカード配置部34」と総称することもある)と、消費カード配置部35A及び消費カード配置部35B(以下、「消費カード配置部35」と総称することもある)と、を含む。プレイマット30は、ユーザ毎に配置されてもよい。このとき、例えば、プレイマット30は、一方のユーザと関わる領域を含む。具体的には、例えば、プレイマット30は、山札配置部31Aと、準備カード配置部32Aと、勝敗条件カード配置部33Aと、バトルカード配置部34Aと、消費カード配置部35Aとを含む。
図3示すように、TCGの対戦において、各ユーザは、山札からカードを手札に補充しつつ、カード同士のバトルを進行させる。図3の例では、ユーザ5Aは、手札93A(図3の例では手札に2枚のカード)を有している。ユーザ5Bは、手札93B(図3の例では手札に3枚のカード)を有している。
山札配置部31は、各ユーザが所有するデッキを構成するカードのうちいずれかを、山札として配置するための領域である。山札配置部31Aは、ユーザ5Aがカードを山札として配置するための領域である。山札配置部31Bは、ユーザ5Bがカードを山札として配置するための領域である。
図2に示すように、各ユーザがTCGの対戦を開始するにあたり、各ユーザは、デッキを構成するカードを混ぜ、カードを裏向きにして山札配置部31に配置する。ユーザ5Aは、山札配置部31Aにカードを山札91Aとして配置する。ユーザ5Bは、山札配置部31Bにカードを山札91Bとして配置する。
準備カード配置部32は、対戦相手のカードと戦うことができるカードを準備するための領域である。各ユーザは、準備カード配置部32に配置されているカードと、バトルカード配置部34に配置されているカードとを入れ替えつつ、バトルカード配置部34に配置されているカード同士を戦わせる。
図2に示すように、TCGの対戦を開始する前においては、準備カード配置部32、バトルカード配置部34にはカードは配置されていない。一方、図3に示すように、TCGの対戦が進行すると、各ユーザが準備カード配置部32、バトルカード配置部34にカードを配置し、バトルカード配置部34にカード同士を戦わせる。各ユーザは山札から手札を補充しつつ、手札の中からバトルに使用するカードを準備カード配置部32、バトルカード配置部34に配置する。ユーザ5Aは、準備カード配置部32Aにカードを配置する。ユーザ5Bは、準備カード配置部32Bにカードを配置する。
勝敗条件カード配置部33は、各プレイヤが勝利条件をどの程度満たしているかを示す領域である。本実施形態では、勝敗条件カード配置部33に、各プレイヤが山札から所定枚数のカードを裏向きにして勝敗条件カード配置部33に配置する。図2に示すように、ユーザ5Aは、勝敗条件カード配置部33Aにカードを配置する。ユーザ5Bは、勝敗条件カード配置部33Bにカードを配置する。
バトルカード配置部34は、対戦相手のカードと戦うカードを配置するための領域である。ユーザ5Aは、バトルカード配置部34Aにカードを配置する。ユーザ5Bは、バトルカード配置部34Bにカードを配置する。本実施形態では、基本的には、バトルカード配置部34Aに配置されるカードと、バトルカード配置部34Bに配置されるカードとが、各カードに設定される体力、攻撃力、カードに示されるキャラクタの属性、弱点の属性、その他のパラメータに基づいて戦う。バトルカード配置部34に配置されているカードは、攻撃力・カードの属性・弱点等に応じたダメージが与えられ、与えられたダメージが体力から減らされていく。攻撃を受ける等によりカードに設定される体力が失われると、カードがバトルカード配置部34から退場させられ、消費カード配置部35に配置される。
消費カード配置部35は、TCGの対戦で消費したカードを配置するための領域である。例えば、バトルで体力を失ったカード、効果を発動させたカード等が消費カード配置部35に配置される。図3に示すように、ユーザ5Aは、消費カード配置部35Aに、対戦で消費したカードを、カード92Aとして配置する。ユーザ5Bは、消費カード配置部35Bに、対戦で消費したカードを、カード92Bとして配置する。
<0.2 TCGで使用するカードの種類>
本実施形態のTCGでは、カードの種類として、(i)バトルに使用することができるキャラクタカードと、(ii)キャラクタカードに関連付けて使用する行動力カード(エネルギーカード)と、(iii)対戦中に特定の効果を発揮させる効果カード(サポートカード、グッズカード、スタジアムカード等)とがある。
(i)キャラクタカードには、ユーザが山札からカードを引いて手札に加えると、準備カード配置部32又はバトルカード配置部34に配置することができるカード(「無条件カード」とも言う)と、特定の条件を満たすことにより、準備カード配置部32又はバトルカード配置部34に配置することができるカード(「条件付きカード」とも言う)とが含まれる。
(iA)例えば、条件付きカードは、条件付きカードに関連する無条件カードを配置することを条件として、配置することができる。例えば、キャラクタの進化になぞらえて、まず無条件カードをプレイマット30に配置すること等により対戦相手のユーザに提示したうえで、当該無条件カードに関連する条件付きカードをプレイマット30に配置する。このような条件付きカードは、無条件カードから進化させたものとして「進化キャラクタ」とも称されることがある。また、無条件カードは、「進化キャラクタ」を配置するための元となるキャラクタともいえるため、「たねキャラクタ」とも称されることがある。
(iB)例えば、条件付きカードは、特定のカードを消費して消費カード配置部35に移動させることにより、準備カード配置部32又はバトルカード配置部34に配置できる。具体的には、特定のカードとして、プレイマット30に配置されている無条件カードを消費して(消費カード配置部35に移動させて)、条件付きカードを準備カード配置部32又はバトルカード配置部34に配置できる、としてもよい。
例えば、条件付きカードは、プレイマット30にユーザが配置した単数又は複数のキャラクタカードと引き換えに、準備カード配置部32又はバトルカード配置部34に配置できる。例えば、各キャラクタカードに、カードに示されるキャラクタの攻撃力等の個々のパラメータとは別に、キャラクタの総合的な性能を示すパラメータ(例えば、進化レベルなど)が付されている場合に、ユーザが配置したキャラクタカードの進化レベルの値に対応した進化レベルを有する条件付きカードを配置してもよい。例えば、進化レベル1のキャラクタと進化レベル2のキャラクタとをプレイマット30に配置した状態で、これらキャラクタのカードに重ねて(または、これらのキャラクタカードと引き換えに)、進化レベル3の条件付きカードを配置できる。
この他にも、条件付きカードにより定められる複数のキャラクタカードと引き換えに、当該条件付きカードをバトルに参加させることができる、としてもよい。このとき、キャラクタカードとは異なる後述する補助カードを消費して、条件付きカードをバトルに参加させることとしてもよい。例えば、補助カードに示される効果として、プレイマット30のバトルカード配置部34、消費カード配置部35等にある特定の無条件カードと引き換えに、特定の条件付きカードをバトルに参加させられることが定められている。
(iC)これらカードには、上記キャラクタカード、後述する行動力カード、補助カードのうち複数を兼ねるものも含まれる。例えば、キャラクタカードとしても使用でき、補助カードとしても使用できる特殊なカードが含まれることとしてもよい。ユーザは、当該特殊なカードを、キャラクタカードを配置すべき位置(例えば準備カード配置部32、バトルカード配置部34)に配置した場合は、キャラクタカードとして使用することができる。
(ii)行動力カード(エネルギーカード)は、ユーザが山札からカードを引いて手札に加えたのち、キャラクタカードと関連付けてプレイマット30に配置することにより、キャラクタカードに示される所定の行動を行うことを可能とするものである。行動力カードをキャラクタカードに関連付ける操作は、例えば、ユーザのターン中に行えることとしてもよい。例えば、プレイマット30に配置されるキャラクタカードの近傍に行動力カードを配置することで、キャラクタカードに行動力カードを関連付けたとしてもよい。また、ターン中に行動力カードをキャラクタカードに関連付けられる回数は制限があってもよい。例えば、ユーザのターン中に1回、プレイマット30に配置されるキャラクタカードのいずれかに、手札中の行動力カードを関連付けるよう配置することができる。例えば、キャラクタカードに、第1の攻撃アクションと、第2の攻撃アクションとが設定されているとする。第1の攻撃アクションは、キャラクタカードに1枚の行動力カードが関連付けられている場合に使用可能であり、第2の攻撃アクションは、1枚の行動力カードでは足りず2枚の行動力カードがキャラクタカードに関連付けられている場合に使用可能であるとしてもよい。
キャラクタカードがバトルにより体力値が尽きる等により、バトルカード配置部34から退場することとなった場合、当該キャラクタカードに関連付けられている行動力カードを当該対戦中で使用不可とすることとしてもよい。また、当該キャラクタカードに関連付けられている行動力カードを消費カード配置部35へ移動させてもよい。
(iii)対戦を補助する補助カードには、ユーザの手札にある限り、ユーザがターン中に何枚でも使用できるカード種と、ターン中に1枚だけ使用できるカード種とが含まれる。これら補助カードには、ユーザが補助カードの効果を使用することを宣言することで効果を発揮させるものも含まれる。
なお、補助カードとして、予めプレイマット30の所定の位置(本実施形態では、当該所定の位置については図示していない)に、裏向きにするなどして配置したうえで、ユーザが補助カードの使用を発声等により宣言することで補助カードの効果を発揮させるものも含まれる。
<0.3 TCGの対戦ルールの概要>
以上のように、TCGの対戦で使用するプレイマット30と、カードの種類とについて説明した。次に、TCGの対戦ルールについて詳細に説明する。
本実施形態に示すTCGでは、上記のように、各ユーザがバトルカード配置部34A、バトルカード配置部34Bに配置したカードに基づき攻撃または防御(バトル)を行ってTCGの対戦を進行させるものとする。TCGの対戦は、ユーザがターン毎に交互に行動して進行するものとする。例えば、第1ユーザが行動した後にターンを終えると、第2ユーザのターンとなる。第2ユーザは自身のターンで行動し、行動が終了すると、第1ユーザのターンとなる。
各ユーザは、ターンが到来するごとに、山札から所定枚数のカードを引いて手札に加える。
各ユーザは、手札にあるカードのうち、対戦相手のユーザのカードへの攻撃または防御に使用するカード(キャラクタカード)の候補を準備カード配置部32に配置する。
ユーザ5Aは、準備カード配置部32Aに並べられたカードと、バトルカード配置部34Aに並べられたカードとを、ユーザ5Aのターン中に入れ替えることができる。また、ユーザ5Bは、準備カード配置部32Aに並べられたカードと、バトルカード配置部34Aに並べられたカードとを、ユーザ5Bのターン中に入れ替えることができる。
勝敗条件カード配置部33Aと勝敗条件カード配置部33Bとは、上記のように、それぞれのユーザが対戦に勝利する条件に対してどの程度の進捗があるかを各ユーザに通知するための領域である。ここで、ユーザが対戦に勝利する条件としては、例えば、勝敗条件カード配置部33A又は勝敗条件カード配置部33Bに配置されるカードが全て回収されることとしてもよい。すなわち、勝敗条件カード配置部33A又は勝敗条件カード配置部33Bのいずれかにおいて、全てのカードが回収されたことにより、勝敗が決することとしてもよい。
例えば、各ユーザが、TCGの対戦に先立ち、山札から勝敗条件カード配置部33に所定枚数のカードを配置する。すなわち、ユーザ5Aは、山札91Aから所定枚数のカードを抜き出して勝敗条件カード配置部33Aに配置する。ユーザ5Bは、山札91Bから所定枚数のカードを抜き出して勝敗条件カード配置部33Bに配置する。ユーザ5Aとユーザ5Bとが、バトルカード配置部34Aに配置したキャラクタカードと、バトルカード配置部34Bに配置したキャラクタカードとを対戦させ、キャラクタカードに設定される退場条件が満たされると(例えば、キャラクタカードに設定される体力値が、対戦相手のキャラクタカードに設定される攻撃力に基づき減算され、尽きた場合)、当該キャラクタカードのキャラクタが気絶したものとして、当該キャラクタカードを消費カード配置部35(「トラッシュ」ともいう)へ移動させる。
これにより、バトルに勝利して対戦相手のキャラクタカードを退場させたユーザは、勝敗条件カード配置部33A又は勝敗条件カード配置部33Bに配置されたカードを手札に加える。例えば、ユーザ5Bが、自身のターンでユーザ5Aのキャラクタカードに攻撃をすることによりバトルカード配置部34Aに配置されるカードを退場させた場合、勝敗条件カード配置部33Bに配置されるカードから所定枚数のカードを取って手札に加える。一方、ユーザ5Aが、自身のターンでユーザ5Bのキャラクタカードに攻撃をすることによりバトルカード配置部34Bに配置されるカードを退場させた場合、勝敗条件カード配置部33Aに配置されるカードから所定枚数のカードを取って手札に加える。これら操作を繰り返し、ユーザ5Bが勝敗条件カード配置部33Bに配置されるカードを全て回収したとき、または、ユーザ5Aが勝敗条件カード配置部33Aに配置されるカードを全て回収したときに、回収しきったユーザを、TCGの対戦に勝利したユーザと決定することとしてもよい。
なお、対戦の勝利条件としては、この他に、バトルカード配置部34と準備カード配置部32のいずれにもキャラクタカードがない場合に敗北する、としてもよい。また、対戦の勝利条件としては、各ユーザが自分のターンで山札配置部31から山札を引けない場合に敗北する、としてもよい。
図1~図3では、ユーザ同士が対面してTCGの対戦を行う例を説明している。しかしながら、TCGの対戦は、ユーザ同士が対面するものに限定されない。ユーザ同士がインターネットで接続し、相手の音声及び相手のカード配置等をインターネットを介して取得することで対戦を行ってもよい。具体的には、例えば、ユーザは、プレイマット30における自身の領域をカメラ等で撮影しながら対戦を行う。撮影された画像は、リアルタイムで対戦相手へ送信される。ユーザは、対戦相手から送られてきた、対戦相手の領域についての画像を受信し、受信した画像をディスプレイに表示する。これにより、ユーザは、現実の自身のカードを扱いながら、画面越しに対戦相手のカードをリアルタイムに確認することが可能となる。このように、ユーザは、アナログカードを用いたTCGの対戦をオンラインで実施してもよい。
カメラが複数ある場合、又は、カメラの視野角を調整可能なデバイスがある場合、ユーザの顔を撮影し、撮影した画像を対戦相手へ送信してもよい。こうすることで、対戦中の相手の表情を確認することが可能となるため、オンラインでのTCGの対戦で、対面での対戦の満足度を得ることが可能となる。
<1 システム全体の構成図>
図4は、システム1の全体構成の例を示すブロック図である。図4に示すシステム1は、例えば、端末装置10、及びサーバ20を含む。端末装置10、及びサーバ20は、例えば、ネットワーク80を介して通信接続する。
図4において、システム1が端末装置10を3台含む例を示しているが、システム1に含まれる端末装置10の数は、3台に限定されない。システム1に含まれる端末装置10は、2台以下であってもよいし、4台以上であってもよい。
図4において、システム1がサーバ20を1台含む例を示しているが、システム1に含まれるサーバ20の数は、1台に限定されない。サーバ20は、有する機能に応じ、複数のサーバから構成されていてもよい。また、サーバ20は、例えば、複数の装置の集合体を1つのサーバとしてもよい。1つ又は複数のハードウェアに対して本実施形態に係るサーバ20を実現することに要する複数の機能の配分の仕方は、各ハードウェアの処理能力及び/又はサーバ20に求められる仕様等に鑑みて適宜決定することができる。
図4に示す端末装置10は、例えば、TCGのカードを所有するユーザが操作する情報処理装置である。端末装置10は、例えば、スマートフォン、タブレット等の携帯端末により実現される。また、端末装置10は、据え置き型のPC(Personal Computer)、ラップトップPC等により実現されてもよいし、HMD(Head Mount Display)等のウェアラブル端末により実現されてもよい。
端末装置10は、通信IF(Interface)12と、入力装置13と、出力装置14と、メモリ15と、ストレージ16と、プロセッサ19とを備える。入力装置13は、ユーザからの入力操作を受け付けるための装置(例えば、タッチパネル、タッチパッド等)である。出力装置14は、ユーザに対して情報を提示するための装置(ディスプレイ、スピーカー等)である。
サーバ20は、例えば、カードに関する情報及びデッキに関する情報を管理する情報処理装置である。
サーバ20は、例えば、ネットワーク80に接続されたコンピュータにより実現される。図4に示すように、サーバ20は、通信IF22と、入出力IF23と、メモリ25と、ストレージ26と、プロセッサ29とを備える。入出力IF23は、ユーザからの入力操作を受け付けるための入力装置、及び、ユーザに対して情報を提示するための出力装置とのインタフェースとして機能する。
各情報処理装置は演算装置と記憶装置とを備えたコンピュータにより構成されている。コンピュータの基本ハードウェア構成及び、当該ハードウェア構成により実現されるコンピュータの基本機能構成は後述する。端末装置10、及びサーバ20のそれぞれについて、後述するコンピュータの基本ハードウェア構成及びコンピュータの基本機能構成と重複する説明は省略する。
<1.1 端末装置の構成>
図5は、図4に示す端末装置10の構成例を表すブロック図である。図5に示すように、端末装置10は、通信部120と、入力装置13と、出力装置14と、音声処理部17と、マイク171と、スピーカー172と、カメラ160と、位置情報センサ150と、記憶部180と、制御部190とを備える。端末装置10に含まれる各ブロックは、例えば、バス等により電気的に接続される。
通信部120は、端末装置10が他の装置と通信するための変復調処理等の処理を行う。通信部120は、制御部190で生成された信号に送信処理を施し、外部(例えば、サーバ20)へ送信する。通信部120は、外部から受信した信号に受信処理を施し、制御部190へ出力する。
入力装置13は、端末装置10を操作するユーザが指示、又は情報を入力するための装置である。入力装置13は、例えば、操作面へ触れることで指示が入力されるタッチ・センシティブ・デバイス131等により実現される。端末装置10がPC等である場合には、入力装置13は、リーダー、キーボード、マウス等により実現されてもよい。入力装置13は、ユーザから入力される指示を電気信号へ変換し、電気信号を制御部190へ出力する。なお、入力装置13には、例えば、外部の入力機器から入力される電気信号を受け付ける受信ポートが含まれてもよい。
出力装置14は、端末装置10を操作するユーザへ情報を提示するための装置である。出力装置14は、例えば、ディスプレイ141等により実現される。ディスプレイ141は、制御部190の制御に応じたデータを表示する。ディスプレイ141は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、又は有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等によって実現される。
音声処理部17は、例えば、音声信号のデジタル-アナログ変換処理を行う。音声処理部17は、マイク171から与えられる信号をデジタル信号に変換して、変換後の信号を制御部190へ与える。また、音声処理部17は、音声信号をスピーカー172へ与える。音声処理部17は、例えば音声処理用のプロセッサによって実現される。マイク171は、音声入力を受け付けて、当該音声入力に対応する音声信号を音声処理部17へ与える。スピーカー172は、音声処理部17から与えられる音声信号を音声に変換して当該音声を端末装置10の外部へ出力する。
カメラ160は、受光素子により光を受光し、撮影信号として出力するためのデバイスである。
位置情報センサ150は、端末装置10の位置を検出するセンサであり、例えばGPS(Global Positioning System)モジュールである。GPSモジュールは、衛星測位システムで用いられる受信装置である。衛星測位システムでは、少なくとも3個または4個の衛星からの信号を受信し、受信した信号に基づいて、GPSモジュールが搭載される端末装置10の現在位置を検出する。位置情報センサ150は、端末装置10が接続する無線基地局の位置から、端末装置10の現在の位置を検出してもよい。
記憶部180は、例えば、メモリ15、及びストレージ16等により実現され、端末装置10が使用するデータ、及びプログラムを記憶する。記憶部180は、例えば、ユーザ情報181、カード情報182、デッキ情報183を記憶する。
ユーザ情報181は、例えば、TCGをプレイするユーザに関する情報を含む。ユーザに関する情報には、例えば、ユーザID、ユーザの氏名、年齢、住所、生年月日、登録年月日等が含まれる。
カード情報182は、例えば、カードに関する情報を含む。カード情報182は、ユーザが所有するカードに関する情報を含んでいてもよい。詳細は後述する。
デッキ情報183は、例えば、ユーザが構築したデッキに関する情報を含む。詳細は後述する。
制御部190は、プロセッサ19が記憶部180に記憶されるプログラムを読み込み、プログラムに含まれる命令を実行することにより実現される。制御部190は、端末装置10の動作を制御する。制御部190は、プログラムに従って動作することにより、操作受付部191、送受信部192、管理部193、表示制御部194、補助部195、通知部196としての機能を発揮する。
操作受付部191は、入力装置13から入力される指示、又は情報を受け付けるための処理を行う。具体的には、例えば、操作受付部191は、タッチ・センシティブ・デバイス131等から入力される指示、又は情報を受け付ける。
また、操作受付部191は、カメラ160から入力される画像を受け付ける。具体的には、例えば、操作受付部191は、カメラ160により撮影された撮影データを受信する。
また、操作受付部191は、マイク171から入力される音声情報を受け付ける。具体的には、例えば、操作受付部191は、マイク171から入力され、音声処理部17でデジタルデータに変換された音声データを受信する。
送受信部192は、端末装置10が、サーバ20等の外部の装置と、通信プロトコルに従ってデータを送受信するための処理を行う。具体的には、例えば、送受信部192は、ユーザから入力された指示、又は取得した種々の情報をサーバ20へ送信する。また、送受信部192は、サーバ20から提供される情報を受信する。サーバ20から提供される情報は、例えば、新たにユーザが入手したカードに関する情報、又は、所定のサイトで公開されているデッキに関する情報を含む。
管理部193は、記憶部180に記憶される、ユーザ情報181、カード情報182、デッキ情報183を管理する。例えば、管理部193は、ユーザに関する情報が編集されると、編集された情報をユーザ情報181に記憶する。また、管理部193は、カードに関する情報が更新されると、カード情報182を更新する。また、管理部193は、デッキに関する情報が更新されると、デッキ情報183を更新する。
補助部195は、デッキの構築を補助する。例えば、補助部195は、ユーザが所有しているカードから、デッキを構築するのに適したカードを抽出する。例えば、補助部195は、ユーザから入力される情報に基づき、所有しているカードから構築することが可能なデッキを構成するカードを抽出する。ユーザから入力される情報は、例えば、以下である。
・主な属性
・主軸となるキャラクタ名
・参考とするデッキ編成
補助部195は、ユーザが途中まで構築したデッキに対し、構築中のデッキに含まれるカードに基づき、規定枚数までの残りのカードを、所有しているカードから抽出する。補助部195は、例えば、種別毎のカード枚数のバランス、属性に係る情報の一致、デッキ構築の典型パターンに基づいて必要と推定されるカード等に基づいてカードを抽出する。また、補助部195は、ユーザが途中まで構築したデッキに対し、構築中のデッキに含まれるカードに基づき、規定枚数を超えた分のカードを、デッキから外す。補助部195は、例えば、種別毎のカード枚数のバランス、属性に係る情報の一致、デッキ構築の典型パターンに基づいて不要と推定されるカード等に基づいてデッキからカードを外す。
補助部195は、デッキを強化するのに必要なカード(希望カード)を管理する。希望カードは、例えば、以下のようなカードを表す。
・所有しているカードが1枚あるが、複数枚必要であるカード
・使用が関連付けられているキャラクタカード群(例えば、進化前と進化後のキャラクタカード)において、一部は有しているがその他を有していないカード
・同一デッキで使用されることが推奨されるカード群のうち、所有できていない一部のカード
補助部195は、ユーザから指定されるカードを希望カードとしてもよいし、構築済みのデッキに基づき、未所有のカードを希望カードとしてもよい。補助部195は、例えば、インターネット上で公開されているデッキと、構築済みのデッキとを比較し、公開されているデッキに対して不足しているカードを希望のカードとしてもよい。
表示制御部194は、ユーザに対して所定の画像を表示するため、出力装置14を制御する。例えば、表示制御部194は、カード情報182で管理される情報と、デッキ情報183で管理される情報とに基づき、ユーザが所有しているカードの管理画面を表示するように、ディスプレイ141を制御する。具体的には、表示制御部194は、ユーザが所有しているカードを、所属しているデッキを把握可能に表示するように、ディスプレイ141を制御する。
表示制御部194は、デッキの構築を補助するための情報をユーザに表示するため、出力装置14を制御する。
通知部196は、デッキに関する情報をユーザが確認しやすい手法でユーザへ通知する。
<1.2 サーバの機能的な構成>
図6は、サーバ20の機能的な構成の例を示す図である。図6に示すように、サーバ20は、通信部201と、記憶部202と、制御部203としての機能を発揮する。
通信部201は、サーバ20が外部の装置と通信するための処理を行う。
記憶部202は、例えば、ユーザ情報テーブル2021、カード情報テーブル2022、デッキ情報テーブル2023、Q&A情報テーブル2024を有する。
ユーザ情報テーブル2021は、例えば、TCGに関するサービスに登録しているユーザに関する情報を記憶するテーブルである。詳細は後述する。
カード情報テーブル2022は、例えば、カードに関する情報を記憶するテーブルである。詳細は後述する。
デッキ情報テーブル2023は、例えば、ユーザにより登録されたデッキに関する情報を記憶するテーブルである。詳細は後述する。
Q&A情報テーブル2024は、例えば、カードの使い方に関する質問と、当該質問に対する答えとを記憶するテーブルである。詳細は後述する。
制御部203は、プロセッサ29が記憶部202に記憶されるプログラムを読み込み、プログラムに含まれる命令を実行することにより実現される。制御部203は、プログラムに従って動作することにより、受信制御モジュール2031、送信制御モジュール2032、管理モジュール2033、実行モジュール2034としての機能を発揮する。
受信制御モジュール2031は、サーバ20が外部の装置から通信プロトコルに従って信号を受信する処理を制御する。
送信制御モジュール2032は、サーバ20が外部の装置に対し通信プロトコルに従って信号を送信する処理を制御する。
管理モジュール2033は、記憶部202に記憶されるテーブルを管理する。
実行モジュール2034は、ユーザから提供される情報に基づき、所定のサービスに係る処理を実行する。
<2 データ構造>
図7、図8は、端末装置10が記憶する情報のデータ構造を示す図である。なお、図7、図8は一例であり、記載されていないデータを除外するものではない。
図7は、カード情報182のデータ構造を示す図である。図7に示すカード情報182は、カードIDをキーとして、名称、種別、属性、カード情報、画像データ、枚数等のカラムを有するテーブルである。カード情報182は、これらの他に、レギュレーション、又はレアリティに関する情報等を有していてもよい。
カードIDは、カードを一意に識別するための識別子を記憶する項目である。名称は、カードの名称を記憶する項目である。種別は、カードの種類を記憶する項目である。本実施形態において、カードの種類は、例えば、キャラクタ、エネルギー、サポート、グッズ等を含む。
属性は、キャラクタが属する性質を記憶する項目である。本実施形態において、属性は、例えば、炎、水、雷、草、超、鋼、悪、闘等を含む。属性には、相対すると有利になる属性、及び不利になる属性が存在する。カード情報は、カードの内容を説明する情報を記憶する項目である。カードの種別がキャラクタである場合、カード情報は、例えば、キャラクタの攻撃力、体力、技を出すのに必要なエネルギー量、逃げるのに必要なエネルギー量、弱点、抵抗力、キャラクタが有する特殊な特性等を含む。カードの種別がサポート、グッズである場合、カード情報は、例えば、カードの使用要件、カード使用時に発生する効果等を含む。画像データは、画像を記憶する項目である。画像データは、他の場所に配置された画像データファイルに対する参照情報(パス)を記憶するものとしてもよい。
枚数は、ユーザが所持している、同一のカードIDが割り振られているカードの枚数を記憶する項目である。本実施形態において、同一の名称であっても、効果が異なるカードには、異なるカードIDが割り振られている。また、同一の名称であっても、レアリティが異なるカードには、異なるカードIDが割り振られている。また、同一の名称であっても、レギュレーションが異なるカードには、異なるカードIDが割り振られている。
カードについてのレコードは、例えば、ユーザが該当するカードを取得すると、サーバ20から読み出される。具体的には、端末装置10は、例えば、ユーザがカードを取得すると、当該カードのカードIDを所定の手法により取得する。カードIDは、例えば、カードの表面に印刷されている番号、又はコードを読み出すことで取得してもよいし、撮影したカードを画像解析することで、取得してもよい。端末装置10は、カードIDに基づき、取得したカードに関する情報をサーバ20に要求する。サーバ20は、要求されたカードに関する情報を端末装置10へ送信する。
カードの画像解析は、1枚ずつに限らず、複数枚まとめて解析してもよい。具体的には、例えば、ユーザは、所有する複数のカードを、各カードを視認可能に載置し、載置した複数のカードを画角に含めるように撮影する。このとき、複数のカードは、デッキに含まれる60枚のカードであってもよい。端末装置10は、複数のカードを撮影した画像を解析し、各カードのカードIDを取得する。
端末装置10は、読み取り以外の手法でカードIDを取得してもよい。例えば、端末装置10は、ユーザから番号、又はカード名等の入力を受け付けることで、カードIDを取得してもよい。
なお、ユーザが所有していないカードに関する情報も、最初から端末装置10に記憶されていてもよい。端末装置10は、ユーザがカードを取得し、取得したカードのカードIDを取得すると、取得したことを表すフラグを立てる。枚数が「1」になった際に、当該カードを取得したと判断してもよい。
図8は、デッキ情報183のデータ構造を示す図である。図8に示すデッキ情報183は、デッキIDをキーとして、名称、枚数、編成カード、共有カード、貸出カード、希望カード、完成、更新日等のカラムを有するテーブルである。デッキ情報183は、これらの他に、デッキの通称名称に関する情報、デッキの使用履歴等を有していてもよい。デッキの通称名称は、例えば、デッキに用いられている特徴的なカードに基づいて付けられる、デッキの特徴を端的に表す、複数のユーザ間で共通の認識のもと付けられる名称である。
デッキIDは、デッキを一意に識別するための識別子を記憶する項目である。名称は、デッキの名称を記憶する項目である。名称はユーザにより付けられる。枚数は、デッキを構成するカードの枚数を記憶する項目である。枚数は、カードの種別毎の枚数を記憶してもよい。編成カードは、デッキを編成するカードを記憶する項目である。編成カードでは、例えば、カードIDが記憶される。
共有カードは、他のデッキと共有しているカードを記憶する項目である。共有カードでは、例えば、カードが共有されるデッキのデッキIDと、このデッキと共有されているカードのカードIDとが関連付けて記憶されている。図8に示す例では、例えば、デッキID:D0002のレコードに、共有カードとして、「C0050-D0001、-D0003」が記載されている。これは、デッキID:D0002のデッキで編成されている「C0050」のカードが、デッキID:D0001のデッキと、デッキID:D0003のデッキとにも採用されるが、現在は、デッキID:D0002のデッキに編成されていることを表す。
貸出カードは、他のデッキへ貸し出しているカードを記憶する項目である。貸出カードでは、例えば、貸し出されているカードのカードIDと、このカードが貸し出されているデッキのデッキIDとが関連付けて記憶されている。図8に示す例では、例えば、デッキID:D0001のレコードに、貸出カードとして、「C0050-D0002」が記載されている。これは、デッキID:D0001のデッキから、デッキID:D0002のデッキへ「C0050」のカードが貸し出されていることを表す。
希望カードは、デッキを強化するのに必要なカードを記憶する項目である。完成は、デッキが完成しているか否かを記憶する項目である。本実施形態において、丸は、デッキが完成していることを表し、ばつは、デッキが完成していないことを表す。本実施形態において、デッキが完成しているとは、例えば、規定枚数のカードによりデッキを組み上げ、対戦に使用可能な状態となったことを表す。更新日は、デッキの構成を変更した日を記憶する項目である。更新日の算定において、一のデッキに採用されるカードを他のデッキで採用することも変更と扱ってもよい。
デッキについてのレコードは、ユーザからの指示により、端末装置10において新たなデッキが作成されたときに追加される。図8では記載していないが、デッキ情報183には、デッキの構築、カードの移動に関する過去の情報がログとして記憶されていてもよい。
図9~図12は、サーバ20が記憶する情報のデータ構造を示す図である。なお、図9~図12は一例であり、記載されていないデータを除外するものではない。
図9は、ユーザ情報テーブル2021のデータ構造を示す図である。図9に示すユーザ情報テーブル2021は、ユーザIDをキーとして、名称、年齢、住所、生年月日、登録年月日等のカラムを有するテーブルである。ユーザ情報テーブル2021は、上記に限らず、熟練度をカラムとして有してもよい。
ユーザIDは、ユーザを一意に識別するための識別子を記憶する項目である。名称は、ユーザの名称を記憶する項目である。年齢は、ユーザの年齢を記憶する項目である。住所は、ユーザが住んでいる場所を記憶する項目である。生年月日は、ユーザが生まれた日付を記憶する項目である。登録年月日は、ユーザがTCGに係るサービスの利用を開始した日付を記憶する項目である。
ユーザ情報テーブル2021におけるレコードは、ユーザが新たに登録されると追加される。
図10は、カード情報テーブル2022のデータ構造を示す図である。図10に示すカード情報テーブル2022は、カードIDをキーとして、名称、種別、属性、カード情報、画像データ等のカラムを有するテーブルである。
カードIDは、カードを一意に識別するための識別子を記憶する項目である。名称は、カードの名称を記憶する項目である。種別は、カードの種類を記憶する項目である。属性は、キャラクタが属する性質を記憶する項目である。カード情報は、カードの内容を説明する情報を記憶する項目である。画像データは、画像を記憶する項目である。
カード情報テーブル2022におけるレコードは、カードが新たに発行されると追加される。
図11は、デッキ情報テーブル2023のデータ構造を示す図である。図11に示すデッキ情報テーブル2023は、デッキIDをキーとして、名称、ユーザID、登録日、編成カード等のカラムを有するテーブルである。デッキ情報テーブル2023は、これらの他に、デッキの通称名称に関する情報等を有していてもよい。
デッキIDは、登録されているデッキを一意に識別するための識別子を記憶する項目である。デッキIDは、ユーザから新たなデッキが登録されると、管理モジュール2033により発行される。図11に示すデッキIDは、例えば、図8に示すデッキIDとは異なる識別子となっている。図11に示すデッキIDは、公開されているデッキを管理するものであり、図8に示すデッキIDは、自身のデッキを管理するためのものであるからである。名称は、デッキの名称を記憶する項目である。名称はユーザにより付けられる。ユーザIDは、デッキを登録したユーザのユーザIDを記憶する項目である。登録日は、デッキが登録された日付を記憶する項目である。編成カードは、デッキを編成するカードを記憶する項目である。
デッキ情報テーブル2023におけるレコードは、デッキが新たに登録されると追加される。
図12は、Q&A情報テーブル2024のデータ構造を示す図である。図12に示すQ&A情報テーブル2024は、Q&AIDをキーとして、内容、関連デッキ、関連カード、登録日等のカラムを有するテーブルである。
Q&AIDは、Q&Aを一意に識別するための識別子を記憶する項目である。Q&AIDは、新たなQ&Aが登録されると、管理モジュール2033により発行される。内容は、Q&Aの内容を記憶する項目である。例えば、Q&Aの内容には、カードに係る質問と、当該質問に対する回答が含まれている。関連デッキは、Q&Aが関連しているデッキに関する情報を記憶する項目である。図12に示す例では、デッキの通称が記憶されている。関連カードは、Q&Aが関連しているカードに関する情報を記憶する項目である。図12に示す例では、カードIDが記憶されている。登録日は、Q&Aが登録された日付を記憶する項目である。
Q&A情報テーブル2024におけるレコードは、デッキが新たに登録されると追加される。
<3 動作>
システム1における端末装置10及びサーバ20の動作について説明する。以下の説明の前提として、端末装置10が、ユーザが所有するアナログカードを、デジタルデータ(デジタルカード)として取り込んでいる場合を想定する。端末装置10が、ユーザが所有するアナログカードを、デジタルデータとして取り込む手法については既存のいかなる手法を利用してもよい。例えば、端末装置10は、カードの表面に印刷されている番号、又はコードを読み出すことでカードIDを取得してもよいし、撮影したカードを画像解析することでカードを認識してもよい。カードの表面に印刷されている番号、又はコードは、視認可能であってもよいし、不可能であってもよい。また、カードが封入されているパックにカードIDが記入されたカードが同封されている場合には、端末装置10は、同封されたカードを読み取ることでカードIDを取得してもよい。これにより、ユーザが所有するアナログカードが、デジタルデータとして管理できるようになる。
(カードの一覧表示)
ユーザは、端末装置10に対し、自身が所有しているカードの一覧を表示するように指示を入力する。具体的には、例えば、ユーザは、端末装置10にインストールされているTCGの管理支援アプリを実行させる。ユーザは、立ち上げたアプリにおいて、所有するカードを表示させる指示を端末装置10に入力する。端末装置10の制御部190は、表示制御部194により、カード情報182、デッキ情報183に基づき、カードの一覧をディスプレイ141に表示する。
図13は、端末装置10に表示されるカード一覧の例を表す模式図である。図13において、表示制御部194は、領域1411と、領域1412とを表示する。領域1411は、表示条件等を記載する領域である。領域1412は、領域1411で記載される表示条件に則った態様で、ユーザが所有するカードを表示する領域である。
図13に示す例では、領域1411に、表示条件として、表示順、デッキ表示が表示されている。表示順は、順序の規則を表す。表示順は、例えば、番号順、名称順、レアリティ順、取得日付順等のうちからユーザにより選択される。デッキ表示は、カードが収容されているデッキに関する情報を表示するか否かを表す。デッキ表示は、例えば、あり、なしのうちからユーザにより選択される。
図13に示す例では、「表示順:番号順」となっており、領域1412に、カードが、カードIDの並び順で配列されている。また、図13に示す例では、「デッキ表示:なし」となっており、カードが収容されているデッキに関する情報は表示されていない。
領域1411には、検索ウィンドウ14111が表示されている。ユーザは、所望のカードがある場合、検索ウィンドウ14111にキーワード等を入力し、所望のカードを検索する。
表示順、及びデッキ表示は、ユーザからの指示に基づき、切り替えることが可能である。ユーザは、表示順について、例えば、番号順から、名称順、レアリティ順、取得日付順等に切り替えることが可能である。
また、ユーザは、デッキ表示について、「なし」から「あり」に切り替えることが可能である。表示制御部194は、「デッキ表示:あり」に切り替えられると、デッキ情報183を参照し、カードが収容されているデッキ、採用されているが収容されていないデッキを把握可能に、カードの一覧をディスプレイ141に表示する。
図14は、端末装置10に表示されるカード一覧のその他の例を表す模式図である。表示制御部194は、「デッキ表示:あり」に切り替えられると、ディスプレイ141に表示するカードに対し、当該カードを収容するデッキを識別可能な情報を付与する。また、表示制御部194は、「デッキ表示:あり」に切り替えられると、ディスプレイ141に表示するカードに対し、当該カードを採用しているが、収容していないデッキが識別可能な情報を付与する。
図14に示す例では、表示制御部194は、デッキ2に収容されるカードについて、デッキ2が示されたタグ14121を付与する。また、表示制御部194は、デッキ1に収容されるカードについて、デッキ1が示されたタグ14121を付与する。また、表示制御部194は、デッキ1で採用されているが、デッキ1に収容されていないカードについて、デッキ1が示されたタグ14122を付与する。収容されているデッキを表すタグと、採用されているが収容はされていないデッキを表すタグとは、識別可能な態様であってもよい。図14に示す例では、収容されているデッキを表すタグは実線で表されており、採用されているが収容はされていないデッキを表すタグは破線で表されている。
ユーザは、領域1412で表示されるカードの優先度を切り替えることが可能である。例えば、ユーザは、領域1412において、デッキに収容されているカードを優先的に表示させることが可能である。つまり、表示制御部194は、実線のタグが付されたカードを優先的に表示可能である。
また、ユーザは、領域1412において、一のデッキに収容され、他のデッキでも採用されているカードを優先的に表示させることが可能である。つまり、表示制御部194は、実線のタグと、破線のタグとが付されたカードを優先的に表示可能である。
識別可能な情報は、タグに限らない。識別可能な情報は、例えば、カード自体の表示態様を変えてもよい。
(デッキの一覧表示)
ユーザは、端末装置10に対し、自身が所有しているデッキの一覧を表示するように指示を入力する。具体的には、例えば、ユーザは、端末装置10にインストールされているTCGの管理支援アプリを実行させる。ユーザは、立ち上げたアプリにおいて、所有するデッキを表示させる指示を端末装置10に入力する。端末装置10の制御部190は、表示制御部194により、デッキ情報183に基づき、デッキの一覧をディスプレイ141に表示する。
図15は、端末装置10に表示されるデッキ一覧の例を表す模式図である。図15において、表示制御部194は、領域1411と、領域1413とを表示する。領域1413は、領域1411で記載される表示条件に則った態様で、ユーザが所有するデッキを表示する領域である。
図15に示す例では、領域1411に、表示条件として、表示順が表示されている。表示順は、順序の規則を表す。表示順は、例えば、番号順、名称順、更新日付順等のうちからユーザにより選択される。
図15に示す例では、「表示順:名称順」となっており、領域1413に、デッキが、名称の並び順で、配列されている。
図15に示す例では、表示制御部194は、完成しているが、収容カードが規定枚数に達していないデッキを、完成しており、収容カードが規定枚数であるデッキに対して識別可能に表示している。言い換えると、表示制御部194は、完成しているが、採用しているカードが他のデッキに収容されているデッキを、完成しており、収容カードのいずれかが他のデッキと共有されているデッキに対して識別可能に表示している。具体的には、例えば、表示制御部194は、完成しているが、採用しているカードが他のデッキに収容されているデッキ1、3、5を破線で表示し、完成しており、収容カードのいずれかが他のデッキと共有されているデッキ2、4を実線で表示している。
図15に示す例では、表示制御部194は、カードの移動を把握可能に表示している。例えば、表示制御部194は、カードの貸出元のデッキと、貸出先のデッキとを関連付けるように表示している。具体的には、表示制御部194は、カードの貸出元のデッキから、貸出先のデッキへ矢印を出すように表示している。これにより、破線で表されるデッキから、実線で表されるデッキへ矢印が引かれることとなり、ユーザは、どのデッキのカードがどのデッキへ貸し出されて収容されているかを一目で視認可能となる。
図15に示す例では、表示制御部194は、完成していないデッキを、完成しているデッキに対して識別可能に表示している。具体的には、例えば、表示制御部194は、完成していないデッキ6を一点鎖線で表示している。
(デッキの編集表示 その1)
ユーザは、端末装置10に対し、自身が所有しているデッキの編集画面を表示するように指示を入力する。具体的には、例えば、ユーザは、図15に示されるデッキのうち、いずれかを選択し、選択したデッキの編集画面を表示させる指示を端末装置10に入力する。端末装置10の制御部190は、表示制御部194により、カード情報182、デッキ情報183に基づき、デッキの編集画面をディスプレイ141に表示する。
図16は、端末装置10に表示される、デッキ2の編集画面の例を表す模式図である。デッキ2は、デッキ1、デッキ3から共有するカードを受け入れているデッキである。図16において、表示制御部194は、領域1411と、領域1414と、領域1415とを表示する。領域1414は、領域1411で記載される表示条件に則った態様で、デッキを構成しているカードを表示する領域である。領域1415は、領域1411で記載される表示条件に則った態様で、ユーザが所有するカードの一覧を表示する領域である。領域1415には、領域1414に表示されるカードと入れ替え可能にカードが表示される。領域1414に表示されるカードは、領域1415に表示されるカードと識別可能な態様で表示されてもよい。図16に示す例では、領域1414に表示されるカードは、領域1415に表示されるカードよりも大きく表示されている。
図16に示す例では、領域1411に、表示条件として、表示順、デッキ表示、採用表示が表示されている。表示順は、順序の規則を表す。表示順は、例えば、番号順、名称順、レアリティ順、取得日付順等のうちからユーザにより選択される。デッキ表示は、カードが収容されているデッキに関する情報を表示するか否かを表す。採用表示は、カードを採用しているデッキに関する情報を表示するか否かを表す。採用表示は、例えば、あり、なしのうちからユーザにより選択される。表示制御部194は、「採用表示:あり」が選択されると、カードを採用しているデッキに関する情報を表示し、「採用表示:なし」が選択されると、カードを採用しているデッキに関する情報を表示しない。
図16に示す例では、「表示順:番号順」となっており、領域1414、1415に、カードが、カードIDの並び順で配列されている。また、図16に示す例では、「デッキ表示:あり」となっており、領域1415に表示されるカードには、カードが収容されているデッキに関する情報が表示されている。また、図16に示す例では、「デッキ表示:あり」となっており、領域1415に表示されるカードには、収容されてはいないが、採用されているデッキに関する情報が表示されているカードがある。また、図16に示す例では、「採用表示:あり」となっており、領域1414に表示されるカードには、カードが採用されているデッキに関する情報が表示されているカードがある。
具体的には、図16に示す例では、表示制御部194は、領域1414において、デッキ1、3と共有するカードについて、「デッキ1」、「デッキ3」が示されたタグ14141を付与する。これにより、ユーザは、当該デッキに収容されているが、他のデッキから持ち出してきたカードを直感的に把握することが可能となる。
また、図16に示す例では、表示制御部194は、領域1415において、デッキ1に収容されるカードについて、デッキ1が示されたタグ14151を付与する。また、表示制御部194は、領域1415において、デッキ3に収容されるカードについて、デッキ3が示されたタグ14151を付与する。また、表示制御部194は、領域1415において、デッキ4に収容されるカードについて、デッキ4が示されたタグ14151を付与する。
また、図16に示す例では、表示制御部194は、領域1415において、デッキ1で採用されているが、デッキ1に収容できていないカードについて、デッキ1が示されたタグ14152を付与する。表示制御部194は、カードを収容できているデッキの表示を、採用しているが、カードを収容できていないデッキの表示と異なるようにしてもよい。図16では、表示制御部194は、カードを収容できているデッキの表示を実線で表し、採用しているが、カードを収容できていないデッキの表示を破線で表している。
(デッキの編集表示 その2)
ユーザは、端末装置10に対し、自身が所有しているデッキの編集画面を表示するように指示を入力する。具体的には、例えば、ユーザは、図15に示されるデッキのうち、いずれかを選択し、選択したデッキの編集画面を表示させる指示を端末装置10に入力する。端末装置10の制御部190は、表示制御部194により、カード情報182、デッキ情報183に基づき、デッキの編集画面をディスプレイ141に表示する。
図17は、端末装置10に表示される、デッキ3の編集画面の例を表す模式図である。デッキ3は、デッキ2、デッキ4へ採用しているカードを貸し出しているデッキである。図17において、表示制御部194は、領域1411と、領域1414と、領域1415とを表示する。
図17に示す例では、領域1411に、表示条件として、表示順、デッキ表示、採用表示が表示されている。表示順は、順序の規則を表す。デッキ表示は、カードが収容されているデッキに関する情報を表示するか否かを表す。採用表示は、カードを採用しているデッキに関する情報を表示するか否かを表す。
図17に示す例では、「表示順:番号順」となっており、領域1414、1415に、カードが、カードIDの並び順で配列されている。また、図17に示す例では、「デッキ表示:あり」となっており、領域1415に表示されるカードには、カードが収容されているデッキに関する情報が表示されているカードがある。また、図17に示す例では、「採用表示:あり」となっており、領域1414に表示されるカードには、カードが採用されているデッキに関する情報が表示されているカードがある。
具体的には、図17に示す例では、表示制御部194は、領域1414において、デッキ2へ貸し出しているカードについて、デッキ3には収容されていないことを表す。表示制御部194は、カードがデッキ3で採用されているが、収容されていないことを、カードを、例えば、透明、又は破線で表示することで表す。表示制御部194は、カードがデッキ3で採用されているが、収容されていないことを、カードを、例えば、カードの背面で表示することで表してもよい。表示制御部194は、デッキ2へ貸し出されているカードについて、「デッキ2」が示されたタグ14142を付与する。また、表示制御部194は、デッキ4へ貸し出されているカードについて、「デッキ4」が示されたタグ14142を付与する。これにより、ユーザは、当該デッキで採用されているが、他のデッキへ貸し出されているカードを直感的に把握することが可能となる。
また、図17に示す例では、表示制御部194は、領域1415において、デッキ2に収容されるカードについて、デッキ2が示されたタグ14151を付与する。また、表示制御部194は、領域1415において、デッキ4に収容されるカードについて、デッキ4が示されたタグ14151を付与する。また、表示制御部194は、領域1415において、デッキ5に収容されるカードについて、デッキ5が示されたタグ14151を付与する。
(デッキの編集処理)
ユーザがデッキを編集する際の端末装置10の制御部190の動作を説明する。
図18は、デッキの編集時に、カードがデッキから外された際の制御部190の動作の例を示すフローチャートである。例えば、図16又は図17に示す画面において、ユーザが、デッキに編成されているカードを、デッキから外すとする。つまり、ユーザが、領域1414に表示されるカードを、領域1415へ移動させるとする。
ステップS11において、制御部190は、管理部193により、カードがデッキから外されたか否かを判断する。カードがデッキから外されたとは、例えば、カードが領域1414から領域1415へ移動されたことを表す。カードがデッキから外された場合(ステップS11のYes)、管理部193は、処理をステップS12へ移行する。
ステップS12において、管理部193は、デッキから外されたカードは、対象とするデッキに収容されていた、他デッキと共有されていたカードか否かを判断する。対象とするデッキに収容されていた、他デッキと共有されていたカードとは、例えば、図16の領域1414において、タグ14141が付されたカードを表す。デッキから外されたカードが、対象とするデッキに収容されていた、他デッキと共有されていたカードである場合(ステップS12のYes)、管理部193は、処理をステップS13へ移行する。
ステップS13において、管理部193は、貸し出し元のデッキは1つであるか否かを判断する。貸し出し元のデッキが1つである場合(ステップS13のYes)、管理部193は、処理をステップS14へ移行する。
ステップS14において、管理部193は、対象とするデッキからカードを外し、貸し出し元のデッキに収容するようにデッキ情報183を更新する。表示制御部194は、領域1415において、デッキから外されたカードに対し、収容したデッキを示すタグ14151を付す。表示制御部194は、ユーザに対し、デッキから外されたカード(共有していたカード)を、貸し出し元のデッキに戻すことを促す旨の通知を表示する。
ステップS13において、貸し出し元のデッキが2つ以上である場合、管理部193は、処理をステップS15へ移行する。
ステップS15において、管理部193は、対象とするデッキから外されたカードをいずれのデッキへ収容するかを決定する。具体的には、制御部190は、表示制御部194により、対象とするデッキから外されたカードをいずれのデッキに収容するかをユーザに選択させる画面をディスプレイ141に表示させる。ユーザは、表示された画面に従い、いずれのデッキにカードを収容するかを選択する。管理部193は、ユーザにより選択されたデッキにカードを収容することを決定する。
管理部193は、ユーザからの選択を受け付けず、カードを収容するデッキを所定の規則に則って決定してもよい。所定の規則とは、例えば、以下である。
・お気に入り登録されているデッキ
・よく使われているデッキ
・高い優先度が設定されているデッキ
・更新が直近のデッキ
・ランダム
ステップS16において、管理部193は、決定したデッキにカードを収容し、他のデッキから決定したデッキへカードを貸し出すようにデッキ情報183を更新する。表示制御部194は、領域1415において、デッキから外したカードに対し、収容したデッキを示すタグ14151を付す。また、表示制御部194は、領域1415において、デッキから外したカードに対し、貸し出し元のデッキを示すタグ14152を付す。表示制御部194は、ユーザに対し、デッキから外されたカード(共有していたカード)を、決定したデッキへ移動させることを促す旨の通知を表示する。
ステップS12において、デッキから外されたカードが、対象とするデッキに収容されていた、他デッキと共有されていたカードでない場合、管理部193は、処理をステップS17へ移行する。
ステップS17において、管理部193は、デッキから外されたカードが、他デッキへ貸し出しているカードであるか否かを判断する。他デッキへ貸し出しているカードとは、例えば、図17の領域1414において、タグ14142が付されたカードを表す。デッキから外されたカードが、他デッキへ貸し出しているカードである場合、管理部193は、処理をステップS18へ移行する。
ステップS18において、管理部193は、対象とするデッキからカードを外し、他のデッキへの貸し出しを外すようにデッキ情報183を更新する。表示制御部194は、領域1415において、デッキから外されたカードに対し、収容したデッキを示すタグ14151を付す。
ステップS17において、デッキから外されたカードが、他のデッキと共有するデッキでもなく、他デッキへ貸し出しているカードでもない場合、管理部193は、処理をステップS19へ移行する。他のデッキと共有するデッキでもなく、他デッキへ貸し出しているカードでもないカードとは、例えば、図16の領域1414において、タグが付されていないカードを表す。
ステップS19において、管理部193は、対象とするデッキからカードを外すようにデッキ情報183を更新する。表示制御部194は、デッキから外されたカードを、領域1415に表示する。
図19は、デッキの編集時に、カードがデッキに入れられた際の制御部190の動作の例を示すフローチャートである。例えば、図16又は図17に示す画面において、ユーザが、編成されていないカードを、デッキに編成するとする。つまり、ユーザが、領域1415に表示されるカードを、領域1414へ移動させるとする。
ステップS21において、制御部190は、管理部193により、カードがデッキに入れられた否かを判断する。カードがデッキに入れられたとは、例えば、カードが領域1415から領域1414へ移動されたことを表す。カードがデッキに入れられた場合(ステップS21のYes)、管理部193は、処理をステップS22へ移行する。
ステップS22において、管理部193は、入れられたカードが、他デッキに収容されているカードであるか否かを判断する。入れられたカードが他デッキに収容されているカードである場合、管理部193は、処理をステップS23へ移行させる。
ステップS23において、管理部193は、入れられたカードを、他デッキから取り出すか否かを判断する。具体的には、制御部190は、表示制御部194により、ユーザにより入れられたカードを他デッキから取り出して、対象とするデッキへ収容することをユーザに確認させる画面をディスプレイ141に表示させる。ユーザは、表示された画面に従い、他デッキからカードを取り出すか否かを判断する。他デッキからカードを取り出すことをユーザが承諾すると、管理部193は、入れられたカードを、他デッキから取り出すと判断する。入れられたカードを、他デッキから取り出すと判断すると、管理部193は、処理をステップS24へ移行させる。
ステップS24において、管理部193は、入れられたカードを対象とするデッキに収容し、当該カードを収容元のデッキから取り出すように、デッキ情報183を更新する。表示制御部194は、図16に示す領域1414において、新たに収容したカードに、当該カードを貸し出したデッキを示すタグ14141を付す。
ステップS23において、他デッキからカードを取り出すことをユーザが承諾しないと、管理部193は、入れられたカードを、他デッキから取り出さないと判断する。入れられたカードを、他デッキから取り出さないと判断すると、管理部193は、処理をステップS25へ移行させる。
ステップS25において、管理部193は、入れられたカードを、他デッキへの貸し出しとするか否かを判断する。具体的には、制御部190は、表示制御部194により、ユーザにより入れられたカードを、対象とするデッキから、他デッキへの貸し出しとすることをユーザに確認させる画面をディスプレイ141に表示させる。ユーザは、表示された画面に従い、他デッキへの貸し出しとするか否かを判断する。他デッキへの貸し出しとすることをユーザが承諾すると、管理部193は、入れられたカードを、他デッキへの貸し出しとすると判断する。入れられたカードを、他デッキへの貸し出しとすると判断すると、管理部193は、処理をステップS26へ移行させる。
ステップS26において、管理部193は、入れられたカードを収容元のデッキと共有し、対象とするデッキから収容元のデッキへカードを貸し出すように、デッキ情報183を更新する。表示制御部194は、図17に示す領域1414において、収容元のデッキへ貸し出したとするカードに、当該カードを収容するデッキを示すタグ14142を付す。
ステップS25において、他デッキへの貸し出しとすることをユーザが承諾しないと、管理部193は、入れられたカードを、他デッキへの貸し出しとしない判断する。入れられたカードを、他デッキへの貸し出しとしないと判断すると、管理部193は、処理をステップS27へ移行させる。
ステップS27において、管理部193は、入れられたカードをデッキに編成しないとする。表示制御部194は、領域1414に入れられたカードを、領域1415に戻す。
ステップS22において、入れられたカードが他デッキに収容されているカードでない場合、管理部193は、処理をステップS28へ移行させる。
ステップS28において、管理部193は、対象とするデッキにカードを編成するようにデッキ情報183を更新する。表示制御部194は、デッキから入れられたカードを、領域1414に表示する。
(デッキ構築サポート 構築初期での実施)
ユーザは、端末装置10に対し、デッキ構築の補助を実施する指示を入力する。例えば、ユーザは、デッキの構築を開始する際において、デッキ構築の補助を実施する指示を端末装置10に入力する。端末装置10の制御部190は、補助部195により、デッキを編成するのに必要なカードを、所有するカードから抽出する。
具体的には、例えば、補助部195は、ユーザから入力される情報に基づき、所有しているカードから構築することが可能なデッキ案を作成する。補助部195は、複数のデッキ案を作成してもよい。表示制御部194は、作成したデッキ案をユーザに表示するようにディスプレイ141を制御する。
ユーザは、表示されるデッキ案を採用するか否かを検討する。ユーザは、採用するデッキを選択し、選択したデッキを構築する旨を端末装置10に入力する。
デッキを構築する旨がユーザから入力されると、補助部195は、デッキ案に含まれるカードを、所有するカードから抽出する。表示制御部194は、抽出したカードをディスプレイ141の領域1414に表示する。
補助部195は、ユーザが所有していないカードを用いたデッキをデッキ案として作成してもよい。ユーザは、例えば、インターネット上で公開されているデッキに関する情報を取得する。補助部195は、取得されたデッキに関する情報に基づき、当該デッキを構築するのに必要なカードを、所有しているカードから抽出する。表示制御部194は、抽出したカードをディスプレイ141の領域1414に表示する。管理部193は、足りないカードを希望カードとして、デッキと関連付けてデッキ情報183に記憶する。
(デッキ構築サポート 編集中の実施)
ユーザは、端末装置10に対し、デッキ構築の補助を実施する指示を入力する。例えば、ユーザは、デッキを編集している途中の状態において、デッキ構築の補助を実施する指示を端末装置10に入力する。補助部195は、デッキを編成するのに必要なカードを、所有するカードから抽出する。また、補助部195は、デッキを編成するのに不要なカードを、デッキから外す。
具体的には、例えば、ユーザは、図16、又は図17に示す、デッキの編集中の画面において、デッキ構築の補助を実施する指示を端末装置10に入力する。補助部195は、ユーザが途中まで構築したデッキに対し、構築中のデッキに含まれるカードに基づき、規定枚数までの残りのカードを、所有しているカードから抽出する。補助部195は、例えば、種別毎のカード枚数のバランス、属性に係る情報の一致、デッキ構築の典型パターンに基づいて必要と推定されるカード等、に基づいて所有しているカードから適したカードを抽出する。
表示制御部194は、抽出したカードをディスプレイ141の領域1414に表示する。表示制御部194は、領域1414において、抽出したカードを、ユーザが編成したカードに対して識別可能に表示してもよい。
また、補助部195は、ユーザが途中まで構築したデッキに対し、構築中のデッキに含まれるカードに基づき、規定枚数を超えた分のカードを、デッキから外す。補助部195は、例えば、種別毎のカード枚数のバランス、属性に係る情報の一致、デッキ構築の典型パターンに基づいて不要と推定されるカード等、に基づいてデッキからカードを外す。
表示制御部194は、除外したカードをディスプレイ141の領域1415に表示する。表示制御部194は、領域1415において、デッキから除外したカードを、もともと採用されていなかったカードに対して識別可能に表示してもよい。
(デッキ構築サポート 構築後の実施)
ユーザは、端末装置10に対し、デッキ構築の補助を実施する指示を入力する。例えば、ユーザは、構築した後のデッキに対し、デッキ構築の補助を実施する指示を端末装置10に入力する。補助部195は、デッキを強化するのに必要なカード(希望カード)を設定する。
具体的には、補助部195は、例えば、未所有のカードについての指定をユーザから受け付ける。補助部195は、指定されたカードを希望カードとする。表示制御部194は、希望カードをディスプレイ141に表示させる。管理部193は、希望カードに関する情報を、デッキIDと関連付けてデッキ情報183に記憶する。
また、補助部195は、構築済みのデッキに基づき、ユーザからの指定なしに、未所有のカードを希望カードとしてもよい。具体的には、補助部195は、例えば、インターネット上で公開されているデッキに関する情報を取得する。補助部195は、公開されているデッキと、構築済みのデッキとを比較し、公開されているデッキに対して不足しているカードを抽出する。補助部195は、抽出したカードを所有しているか否かを判断し、所有していないカードを希望カードとする。表示制御部194は、希望カードをディスプレイ141に表示させる。管理部193は、希望カードに関する情報を、デッキIDと関連付けてデッキ情報183に記憶する。
(希望カードの通知)
表示制御部194は、カード情報182でデッキと関連付けて記憶されている希望カードを、ユーザが確認しやすい手法でユーザに通知する。希望カードについて通知する情報は、例えば、希望カードと関連するデッキ名、希望カードの名称、希望カードの画像等である。確認しやすい手法とは、例えば、以下である。
・メールで送信する
・SNSに投稿する
・連絡ツールで送信する
・TCGサービスの会員ポータルに投稿する
図20は、端末装置10に表示される、希望カードの通知画面の例を表す模式図である。表示制御部194は、所定の連絡ツールを利用して希望カードに関する情報をユーザへ通知する。図20において、デッキ名、希望カード、カードの名称、カードの画像を表示するボックス1416が表示される。ユーザは、連絡ツールを立ち上げると希望カードを確認することが可能となる。そのため、必要に応じて即座に希望カードを確認することが可能となる。
(Q&Aの表示)
ユーザは、端末装置10に対し、Q&A情報を要求する指示を入力する。例えば、ユーザは、デッキの構築中にデッキと関連するカードについてのQ&A情報を要求する指示を端末装置10に入力する。
図21は、端末装置10に表示される、デッキ2の編集画面のその他の例を表す模式図である。図21において、表示制御部194は、Q&A情報を要求するためのボタン1417を表示する。ユーザは、編集中のデッキと関連するQ&A情報を要求する場合、ボタン1417を押下する。制御部190は、送受信部192により、例えば、Q&A情報を要求する旨の信号と、デッキを編成しているカードに関する情報をサーバ20へ送信する。送受信部192は、デッキの名称をサーバ20へ送信してもよい。送受信部192は、デッキを構築する上でのキーワードの入力をユーザに要求し、入力されたキーワードをサーバ20へ送信してもよい。
サーバ20の制御部203は、Q&A情報の要求を受けると、管理モジュール2033により、ユーザが関心を持っているデッキと関連するQ&A情報をQ&A情報テーブル2024から抽出する。具体的には、例えば、管理モジュール2033は、ユーザから送信される、デッキを編成しているカードに関する情報、デッキの名称、デッキを構築する上でのキーワード等に基づき、Q&A情報テーブル2024からQ&A情報を抽出する。制御部203は、送信制御モジュール2032により、抽出したQ&A情報を端末装置10へ送信する。
表示制御部194は、サーバ20から送信されるQ&A情報をディスプレイ141に表示する。
図22は、Q&A情報の表示画面の例を表す模式図である。図22において、領域1418に、デッキ2に関連するQ&A情報がリスト状に配列されている。リスト表示される情報は、Q&A情報における、例えば、Q&A情報の概要、関連するカードの名称等である。ユーザによりいずれかのQ&A情報が選択された場合、表示制御部194は、選択されたQ&A情報の詳細をディスプレイ141に表示する。
(データの外部出力)
ユーザは、自身のデッキ情報183をサーバ20にアップロードする場合、端末装置10に対し、デッキ情報183をアップロードするように指示を入力する。端末装置10は、アップロードの指示が入力されると、送受信部192により、デッキ情報183をサーバ20へ送信する。
サーバ20の制御部203は、ユーザからデッキ情報183を受信すると、実行モジュール2034により、所定のサービスに係る処理を実施する。例えば、実行モジュール2034は、ユーザから送信されてきたデッキ情報183に基づき、ユーザのデッキのランクを算出する。ランクは、レベル等と換言してもよい。具体的には、実行モジュール2034は、例えば、大会での実績等が紐づけられた複数のデッキ情報を記憶している。実行モジュール2034は、例えば、記憶しているデッキ情報と、ユーザから送信されたデッキ情報183とを比較し、ユーザのデッキのランクを算出する。
実行モジュール2034は、ユーザの属性毎にランクを算出してもよい。ユーザの属性は、例えば、年代、TCGの熟練度等である。属性毎にランクを算出する場合、実行モジュール2034は、予め記憶しているデッキ情報、他のユーザのデッキ情報、他のユーザのユーザ情報等を参照し、ユーザの属性毎のランクを算出する。
また、例えば、実行モジュール2034は、先に送信したユーザのデッキ情報と比較し、過不足がないかを確認してもよい。例えば、TCGの大会等において、対戦の開始前に対戦者同士がデッキの枚数等を確認することがある。デッキを構築するカードの枚数は、例えば、60枚であるため、カードの枚数を確認するのにそれなりの労力が発生する。実行モジュール2034は、現在のデッキに係るデッキ情報を受信し、デッキに過不足がないかを判断する。現在のデッキにカードの過不足がある場合、実行モジュール2034は、その旨をユーザへ通知し、対戦を開始させるには、カードの追加、又はカードの削減が必要であることをユーザへ伝える。これにより、対戦前のデッキの確認が不要となるため、対戦会の運営が楽になる。
補助部195は、デッキにカードの過不足が発生している場合において、ユーザを補助してもよい。補助部195は、例えば、種別毎のカード枚数のバランス、属性に係る情報の一致、デッキ構築の典型パターンに基づいて必要と推定されるカード等、に基づき、足りないカードを推定し、所有しているカードから適したカードを提案する。また、補助部195は、例えば、種別毎のカード枚数のバランス、属性に係る情報の一致、デッキ構築の典型パターンに基づいて不要と推定されるカード等、に基づき、多く入っているカードを推定し、当該カードを外すようにユーザに提案する。
また、実際の対戦に使うデッキを事前に登録し、対戦の開始時に対戦で用いられるデッキが、事前に登録したデッキと同一かを確認することがある。実行モジュール2034は、対戦の開始時に、対戦で用いるデッキについてのデッキ情報を受信し、事前に登録されているデッキと同一であるかを判断する。事前に登録されているデッキと同一でない場合、実行モジュール2034は、その旨をユーザへ通知し、対戦を開始させるには、事前に登録したデッキに戻す必要があることをユーザへ伝える。これにより、対戦開始時のデッキの確認が不要となるため、対戦会の運営が楽になる。
以上のように、上記実施形態では、端末装置10の制御部190は、管理部193により、複数のデジタルカードに関する情報を記憶する。管理部193は、複数のデジタルカードの少なくともいずれかを組み合わせて構築する複数のデッキに関する情報を、複数のデジタルカードと関連付けて記憶する。制御部190は、表示制御部194により、複数のデジタルカードに関する情報の一覧をユーザに表示し、一覧において、単一のデッキで採用されるデジタルカードを、当該デッキで採用されていることを把握可能に表示し、複数のデッキで採用されるデジタルカードを、現在収容しているデッキと、採用しているが収容していないデッキとを把握可能に表示する。これにより、複数デッキで共有するアナログカードがある場合であっても、デジタルカードを利用し、当該デジタルカードと対応するアナログカードが収容されるデッキを把握することが可能となる。
したがって、本実施形態によれば、複数のデッキに一のデジタルカードを同時に採用する場合であっても、デジタルカードを効率的に管理できる。また、デジタル技術を用い、アナログカードを効率的に管理できる。
また、上記実施形態では、表示制御部194は、デッキに採用されるデジタルカードの一覧を表示する。これにより、ユーザは、デッキを構成するアナログカードを、デジタル情報として確認することが可能となる。
また、上記実施形態では、表示制御部194は、デッキで採用されているが、他デッキで収容されているため、デッキに収容されていないデジタルカードを把握可能な態様で表示する。これにより、アナログカードを複数のデッキで共有している場合に、想定しているデッキの構成を、デジタルカードを用いて視覚的に把握することが可能となる。
また、上記実施形態では、表示制御部194は、デッキの一覧を表示する際において、収容されていないデジタルカードを表示した状態と、表示していない状態とを切り替える。これにより、実際に対戦に使用する際のデッキの状態と、現在のデッキの状態とを切り替えて確認することが可能となる。現在のデッキの状態を確認することで、カードの組み換えを柔軟に想像することが可能となる。
また、上記実施形態では、表示制御部194は、デッキの一覧を表示する際において、収容されていないデジタルカードを、当該デジタルカードを収容しているデッキを判別可能に表示する。これにより、アナログカードを複数のデッキで共有している場合であっても、ユーザは、どのデッキに当該アナログカードが収容されているかを、デジタルカードを用いて視覚的に把握することが可能となる。
また、上記実施形態では、表示制御部194は、デッキの一覧を表示する際において、他デッキでも採用されているが当該他デッキに収容されず、デッキに収容されているデジタルカードを把握可能な態様で表示する。これにより、ユーザは、他のデッキの状態を想像しながら、本デッキを編集することが可能となる。
また、上記実施形態では、制御部190は、補助部195により、デッキを構築するのに適したデジタルカードを提案する。これにより、端末装置10は、デジタルデータを用い、ユーザがデッキを構築する際の負担を軽減可能となる。
また、上記実施形態では、補助部195は、提案するデジタルカードを、ユーザが所有しているデジタルカードに含まれるデジタルカードから決定する。これにより、ユーザは、該当するデッキに適したカードを自身が所有するカードから探す労力が抑えられる。
また、上記実施形態では、補助部195は、提案するデジタルカードを、ユーザが所有していないデジタルカードから決定する。これにより、ユーザは、デッキを強化するために取得する必要のあるカードを把握することが可能となる。
また、上記実施形態では、制御部190は、通知部196により、デッキを構築するのに適したデジタルカードのうち、ユーザが所有していないデジタルカードに関する情報を、ユーザが認識容易な態様でユーザに通知する。これにより、ユーザは、確認が必要な時に、容易に必要なカードを確認することが可能となる。
また、上記実施形態では、補助部195は、デッキを構成するデジタルカードの枚数が規定枚数未満、又は規定枚数を超える場合、規定枚数になるようにカードの追加、又は除外を提案する。これにより、あと少しでデッキが完成する場合において、ユーザがカードを選択する労力を低減することが可能となる。また、デッキを構成するカード以外のカードが紛れ込んだ場合、又はデッキを構成するカードが紛失した場合等において、デッキを復帰させる際の労力を低減することが可能となる。
また、上記実施形態では、制御部190は、送受信部192により、ユーザにより選択されたデッキで採用されるデジタルカードについてのQ&Aに関する情報を取得する。表示制御部194は、取得したQ&Aに関する情報をユーザに表示する。これにより、ユーザは、デッキと関連するQ&Aに関する情報を容易に取得することが可能となる。
<変形例>
上記実施形態では、他のデッキと共有するカード、及び他のデッキへ貸し出すカードを、全てのカードについて管理する場合を例に説明した。しかしながら、他のデッキと共有するカード、及び他のデッキへ貸し出すカードとして管理するカードは、全てでなくても構わない。例えば、管理部193は、所定の分類のカードのみを、他のデッキと共有するカード、及び他のデッキへ貸し出すカードとして管理してもよい。所定の分類のカードとは、例えば、以下である。
・レアリティが所定以上のカード
・特殊な効果を有するカード(例えば、カード特有の「特性」を有しているカード)
・所定の種別のカード
・ユーザが選択したカード
このように、表示制御部194は、デッキの一覧を表示する際において、収容先が管理されるデジタルカードを、所定の分類のデジタルカードであるとする。これにより、所有枚数を気にする必要のないカードについては、収容されているデッキの記載がされなくなるため、情報過多になることを避けることが可能となる。
また、デッキの一覧を表示する際において、収容先が管理されるデジタルカードの分類がユーザにより指定される。これにより、ユーザが気にしているデジタルカードについて、デジタルカードを採用しているデッキ及び収容しているデッキについての情報が表示されるため、ユーザが所望する情報を提供することが可能となる。
また、デッキの一覧を表示する際において、収容先が管理されるデジタルカードの分類が、デジタルカードの希少性に基づいて設定される。これにより、ユーザは、枚数を気にする必要が発生し得る希少性の高いカードについての情報を取得することが可能となる。
ユーザがアプリケーション上では、デッキ間でデジタルカードを入れ替えたのに、アナログカードを入れ替え忘れることも想定される。このような場合、ユーザは、デッキにどのカードが足りないのか、どのカードが過剰に入っているかを把握しなければならず、デッキの確認に手間がかかる。
端末装置10は、例えば、デッキに組み込まれているカードを撮影する。補助部195は、撮影した画像から把握されるカードと、デッキ情報183に記憶されている、対応するデッキに組み込まれているカードとを比較する。補助部195は、比較結果に基づき、所定のカードに関する情報を抽出する。具体的には、例えば、補助部195は、現状のデッキに組み込まれているカードが、記憶されているカードよりも少ない場合、足りないカードを抽出する。補助部195は、抽出したカードがどのデッキに収容されているかをデッキ情報183に基づいて取得する。表示制御部194は、デッキに組み込まれているはずなのに実際には入っていないカードと、このカードが収容されているデッキをユーザに提示する。補助部195は、デッキ情報183に記憶されるデッキ間のカードの移動ログを参照してもよい。
また、例えば、補助部195は、現状のデッキに組み込まれているカードが、記憶されているカードよりも多い場合、過剰なカードを抽出する。補助部195は、抽出したカードが当該デッキから外されてどのデッキに収容されるべきか、又は単に当該デッキから外されるべきかをデッキ情報183に基づいて取得する。表示制御部194は、デッキに組み込まれないはずなのに実際には入っているカードと、このカードの扱いをユーザに提示する。補助部195は、デッキ情報183に記憶されるデッキ間のカードの移動ログを参照してもよい。
<4 コンピュータの基本ハードウェア構成>
図23は、コンピュータ90の基本的なハードウェア構成を示すブロック図である。コンピュータ90は、プロセッサ91、主記憶装置92、補助記憶装置93、通信IF99(インタフェース、Interface)を少なくとも備える。これらはバスにより相互に電気的に接続される。
プロセッサ91とは、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアである。プロセッサ91は、演算装置、レジスタ、周辺回路等から構成される。
主記憶装置92とは、プログラム、及びプログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものである。例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。
補助記憶装置93とは、データ及びプログラムを保存するための記憶装置である。例えば、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disc Drive)、光磁気ディスク、CD-ROM、DVD-ROM、半導体メモリ等である。
通信IF99とは、有線又は無線の通信規格を用いて、他のコンピュータとネットワークを介して通信するための信号を入出力するためのインタフェースである。
ネットワークは、インターネット、LAN、無線基地局等によって構築される各種移動通信システム等で構成される。例えば、ネットワークには、3G、4G、5G移動通信システム、LTE(Long Term Evolution)、所定のアクセスポイントによってインターネットに接続可能な無線ネットワーク(例えばWi-Fi(登録商標))等が含まれる。無線で接続する場合、通信プロトコルとして例えば、Z-Wave(登録商標)、ZigBee(登録商標)、Bluetooth(登録商標)等が含まれる。有線で接続する場合は、ネットワークには、USB(Universal Serial Bus)ケーブル等により直接接続するものも含む。
なお、各ハードウェア構成の全部または一部を複数のコンピュータ90に分散して設け、ネットワークを介して相互に接続することによりコンピュータ90を仮想的に実現することができる。このように、コンピュータ90は、単一の筐体、ケースに収納されたコンピュータ90だけでなく、仮想化されたコンピュータシステムも含む概念である。
<コンピュータ90の基本機能構成>
図23に示すコンピュータ90の基本ハードウェア構成により実現されるコンピュータの機能構成を説明する。コンピュータは、制御部、記憶部、通信部の機能ユニットを少なくとも備える。
なお、コンピュータ90が備える機能ユニットは、それぞれの機能ユニットの全部または一部を、ネットワークで相互に接続された複数のコンピュータ90に分散して設けても実現することができる。コンピュータ90は、単一のコンピュータ90だけでなく、仮想化されたコンピュータシステムも含む概念である。
制御部は、プロセッサ91が補助記憶装置93に記憶された各種プログラムを読み出して主記憶装置92に展開し、当該プログラムに従って処理を実行することにより実現される。制御部は、プログラムの種類に応じて様々な情報処理を行う機能ユニットを実現することができる。これにより、コンピュータは情報処理を行う情報処理装置として実現される。
記憶部は、主記憶装置92、補助記憶装置93により実現される。記憶部は、データ、各種プログラム、各種データベースを記憶する。また、プロセッサ91は、プログラムに従って記憶部に対応する記憶領域を主記憶装置92または補助記憶装置93に確保することができる。また、制御部は、各種プログラムに従ってプロセッサ91に、記憶部に記憶されたデータの追加、更新、削除処理を実行させることができる。
データベースは、リレーショナルデータベースを指し、行と列によって構造的に規定された表形式のテーブルと呼ばれるデータ集合を、互いに関連づけて管理するためのものである。データベースでは、表をテーブル、表の列をカラム、表の行をレコードと呼ぶ。リレーショナルデータベースでは、テーブル同士の関係を設定し、関連づけることができる。
通常、各テーブルにはレコードを一意に特定するためのキーとなるカラムが設定されるが、カラムへのキーの設定は必須ではない。制御部は、各種プログラムに従ってプロセッサ91に、記憶部に記憶された特定のテーブルにレコードを追加、削除、更新を実行させることができる。
通信部は、通信IF99により実現される。通信部は、ネットワークを介して他のコンピュータ90と通信を行う機能を実現する。通信部は、他のコンピュータ90から送信された情報を受信し、制御部へ入力することができる。制御部は、各種プログラムに従ってプロセッサ91に、受信した情報に対する情報処理を実行させることができる。また、通信部は、制御部から出力された情報を他のコンピュータ90へ送信することができる。
以上、本開示のいくつかの実施形態を説明したが、これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものとする。
<付記>
以上の各実施形態で説明した事項を以下に付記する。
(付記1)
プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータに実行させるためのプログラムであって、プログラムは、プロセッサに、複数のデジタルカードに関する情報を記憶するステップと、複数のデジタルカードの少なくともいずれかを組み合わせて構築する複数のデッキに関する情報を、複数のデジタルカードと関連付けて記憶するステップと、複数のデジタルカードに関する情報の一覧をユーザに表示し、一覧において、単一のデッキで採用されるデジタルカードを、当該デッキで採用されていることを把握可能に表示し、複数のデッキで採用されるデジタルカードを、現在収容しているデッキと、採用しているが収容していないデッキとを把握可能に表示するステップとを実行させるプログラム。
(付記2)
デッキに採用されるデジタルカードの一覧を表示するステップをプロセッサに実行させる(付記1)に記載のプログラム。
(付記3)
デッキの一覧を表示するステップにおいて、デッキで採用されているが、他デッキで収容されているため、デッキに収容されていないデジタルカードを把握可能な態様で表示する(付記2)に記載のプログラム。
(付記4)
デッキの一覧を表示するステップにおいて、収容されていないデジタルカードを表示した状態と、表示していない状態とを切り替える(付記3)に記載のプログラム。
(付記5)
デッキの一覧を表示するステップにおいて、収容されていないデジタルカードを、当該デジタルカードを収容しているデッキを判別可能に表示する(付記3)に記載のプログラム。
(付記6)
デッキの一覧を表示するステップにおいて、他デッキでも採用されているが当該他デッキに収容されず、デッキに収容されているデジタルカードを把握可能な態様で表示する(付記2)乃至(付記5)のいずれかに記載のプログラム。
(付記7)
デッキの一覧を表示するステップにおいて、収容先が管理されるデジタルカードは、所定の分類のデジタルカードである(付記3)乃至(付記5)のいずれかに記載のプログラム。
(付記8)
デッキの一覧を表示するステップにおいて、収容先が管理されるデジタルカードの分類がユーザにより指定される(付記7)に記載のプログラム。
(付記9)
デッキの一覧を表示するステップにおいて、収容先が管理されるデジタルカードの分類は、デジタルカードの希少性に基づく(付記7)に記載のプログラム。
(付記10)
デッキを構築するのに適したデジタルカードを提案するステップをプロセッサに実行させる(付記1)乃至(付記9)のいずれかに記載のプログラム。
(付記11)
提案するステップにおいて、提案するデジタルカードは、ユーザが所有しているデジタルカードに含まれる(付記10)に記載のプログラム。
(付記12)
提案するステップにおいて、提案するデジタルカードは、ユーザが所有していないデジタルカードである(付記10)に記載のプログラム。
(付記13)
デッキを構築するのに適したデジタルカードのうち、ユーザが所有していないデジタルカードに関する情報を、ユーザが認識容易な態様でユーザに通知するステップをプロセッサに実行させる(付記1)乃至(付記12)のいずれかに記載のプログラム。
(付記14)
デッキを構成するデジタルカードの枚数が規定枚数未満、又は規定枚数を超える場合、規定枚数になるようにカードの追加、又は除外を提案する(付記1)乃至(付記13)のいずれかに記載のプログラム。
(付記15)
ユーザにより選択されたデッキで採用されるデジタルカードについてのQ&Aに関する情報を取得するステップと、取得したQ&Aに関する情報をユーザに表示するステップとをプロセッサに実行させる(付記1)乃至(付記14)のいずれかに記載のプログラム。
(付記16)
プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータに実行される方法であって、プロセッサが、複数のデジタルカードに関する情報を記憶するステップと、複数のデジタルカードの少なくともいずれかを組み合わせて構築する複数のデッキに関する情報を、複数のデジタルカードと関連付けて記憶するステップと、複数のデジタルカードに関する情報の一覧をユーザに表示し、一覧において、単一のデッキで採用されるデジタルカードを、当該デッキで採用されていることを把握可能に表示し、複数のデッキで採用されるデジタルカードを、現在収容しているデッキと、採用しているが収容していないデッキとを把握可能に表示するステップとを実行する方法。
(付記17)
制御部と、記憶部とを備える情報処理装置であって、制御部が、複数のデジタルカードに関する情報を記憶するステップと、複数のデジタルカードの少なくともいずれかを組み合わせて構築する複数のデッキに関する情報を、複数のデジタルカードと関連付けて記憶するステップと、複数のデジタルカードに関する情報の一覧をユーザに表示し、一覧において、単一のデッキで採用されるデジタルカードを、当該デッキで採用されていることを把握可能に表示し、複数のデッキで採用されるデジタルカードを、現在収容しているデッキと、採用しているが収容していないデッキとを把握可能に表示するステップとを実行する情報処理装置。
(付記18)
複数のデジタルカードに関する情報を記憶する手段と、複数のデジタルカードの少なくともいずれかを組み合わせて構築する複数のデッキに関する情報を、複数のデジタルカードと関連付けて記憶する手段と、複数のデジタルカードに関する情報の一覧をユーザに表示し、一覧において、単一のデッキで採用されるデジタルカードを、当該デッキで採用されていることを把握可能に表示し、複数のデッキで採用されるデジタルカードを、現在収容しているデッキと、採用しているが収容していないデッキとを把握可能に表示する手段とを具備するシステム。
1…システム
10…端末装置
12…通信IF
120…通信部
13…入力装置
131…タッチ・センシティブ・デバイス
14…出力装置
141…ディスプレイ
15…メモリ
150…位置情報センサ
16…ストレージ
160…カメラ
17…音声処理部
171…マイク
172…スピーカー
180…記憶部
19…プロセッサ
190…制御部
20…サーバ

Claims (18)

  1. プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記プログラムは、前記プロセッサに、
    複数のデジタルカードに関する情報を記憶するステップと、
    複数の前記デジタルカードの少なくともいずれかを組み合わせて構築する複数のデッキに関する情報を、複数の前記デジタルカードと関連付けて記憶するステップと、
    複数の前記デジタルカードに関する情報の一覧をユーザに表示し、前記一覧において、単一のデッキで採用され、かつ収容されるデジタルカードを、当該デッキで採用され、かつ収容されていることを把握可能に表示し、複数のデッキで採用されるデジタルカードを、現在収容しているデッキと、採用しているが収容していないデッキとを把握可能に表示するステップと
    を実行させるプログラム。
  2. 前記デッキに採用されるデジタルカードの一覧を表示するステップを前記プロセッサに実行させる請求項1記載のプログラム。
  3. 前記デッキの一覧を表示するステップにおいて、前記デッキで採用されているが、他デッキで収容されているため、前記デッキに収容されていないデジタルカードを把握可能な態様で表示する請求項2記載のプログラム。
  4. 前記デッキの一覧を表示するステップにおいて、収容されていないデジタルカードを表示した状態と、表示していない状態とを切り替える請求項3記載のプログラム。
  5. 前記デッキの一覧を表示するステップにおいて、収容されていないデジタルカードを、当該デジタルカードを収容しているデッキを判別可能に表示する請求項3記載のプログラム。
  6. 前記デッキの一覧を表示するステップにおいて、他デッキでも採用されているが当該他デッキに収容されず、前記デッキに収容されているデジタルカードを把握可能な態様で表示する請求項2記載のプログラム。
  7. 前記デッキの一覧を表示するステップにおいて、収容先が管理されるデジタルカードは、所定の分類のデジタルカードである請求項3記載のプログラム。
  8. 前記デッキの一覧を表示するステップにおいて、収容先が管理されるデジタルカードの分類がユーザにより指定される請求項7記載のプログラム。
  9. 前記デッキの一覧を表示するステップにおいて、収容先が管理されるデジタルカードの分類は、デジタルカードの希少性に基づく請求項7記載のプログラム。
  10. 前記デッキを構築するのに適したデジタルカードを提案するステップを前記プロセッサに実行させる請求項1記載のプログラム。
  11. 前記提案するステップにおいて、提案する前記デジタルカードは、前記ユーザが所有しているデジタルカードに含まれる請求項10記載のプログラム。
  12. 前記提案するステップにおいて、提案する前記デジタルカードは、前記ユーザが所有していないデジタルカードである請求項10記載のプログラム。
  13. 前記デッキを構築するのに適したデジタルカードのうち、前記ユーザが所有していないデジタルカードに関する情報を、前記ユーザが認識容易な態様でユーザに通知するステップを前記プロセッサに実行させる請求項1記載のプログラム。
  14. 前記デッキを構成するデジタルカードの枚数が規定枚数未満、又は規定枚数を超える場合、規定枚数になるようにカードの追加、又は除外を提案する請求項1記載のプログラム。
  15. 前記ユーザにより選択されたデッキで採用されるデジタルカードについてのQ&Aに関する情報を取得するステップと、
    前記取得したQ&Aに関する情報を前記ユーザに表示するステップと
    を前記プロセッサに実行させる請求項1記載のプログラム。
  16. プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータに実行される方法であって、前記プロセッサが、
    複数のデジタルカードに関する情報を記憶するステップと、
    複数の前記デジタルカードの少なくともいずれかを組み合わせて構築する複数のデッキに関する情報を、複数の前記デジタルカードと関連付けて記憶するステップと、
    複数の前記デジタルカードに関する情報の一覧をユーザに表示し、前記一覧において、単一のデッキで採用され、かつ収容されるデジタルカードを、当該デッキで採用され、かつ収容されていることを把握可能に表示し、複数のデッキで採用されるデジタルカードを、現在収容しているデッキと、採用しているが収容していないデッキとを把握可能に表示するステップと
    を実行する方法。
  17. 制御部と、記憶部とを備える情報処理装置であって、前記制御部が、
    複数のデジタルカードに関する情報を記憶するステップと、
    複数の前記デジタルカードの少なくともいずれかを組み合わせて構築する複数のデッキに関する情報を、複数の前記デジタルカードと関連付けて記憶するステップと、
    複数の前記デジタルカードに関する情報の一覧をユーザに表示し、前記一覧において、単一のデッキで採用され、かつ収容されるデジタルカードを、当該デッキで採用され、かつ収容されていることを把握可能に表示し、複数のデッキで採用されるデジタルカードを、現在収容しているデッキと、採用しているが収容していないデッキとを把握可能に表示するステップと
    を実行する情報処理装置。
  18. 複数のデジタルカードに関する情報を記憶する手段と、
    複数の前記デジタルカードの少なくともいずれかを組み合わせて構築する複数のデッキに関する情報を、複数の前記デジタルカードと関連付けて記憶する手段と、
    複数の前記デジタルカードに関する情報の一覧をユーザに表示し、前記一覧において、単一のデッキで採用され、かつ収容されるデジタルカードを、当該デッキで採用され、かつ収容されていることを把握可能に表示し、複数のデッキで採用されるデジタルカードを、現在収容しているデッキと、採用しているが収容していないデッキとを把握可能に表示する手段と
    を具備するシステム。
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