JP7386634B2 - ナビゲーション装置、ナビゲーション方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ナビゲーション装置、ナビゲーション方法及びプログラムに関する。
目的地までの経路案内をユーザに提供するナビゲーションシステムが従来から知られている。ナビゲーションシステムでは、例えば、ユーザにより入力された目的地等に基づいて出発地から目的地までの経路を探索した上で、探索した経路を地図上に表示することで、目的地までの経路案内をユーザに提供する。
また、車両用ナビゲーション装置において、地図情報が必要ないときには、自車位置に関連する必要な情報のみを提供することで、地図情報の煩わしさを回避すると共に必要最小限のナビゲーション情報を提供する技術が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2009-250933号公報
ところで、経路案内時に表示される地図上には、例えば、建物の形状を表す枠等の様々な表示部品が描画される場合がある。しかしながら、描画対象の表示部品の数が多い場合には、地図の描画処理の負荷が大きくなる。このため、例えば、全ての表示部品が地図上に描画されるまでに時間を要したり、ナビゲーション装置の消費電力が高くなったりする場合がある。
一方で、ユーザの状況によっては、或る特定の表示部品が不要な場合がある。例えば、高速道路を走行中のユーザにとっては、建物の形状を表す枠等の表示部品は経路案内の情報としてはあまり価値がなく、不要であると考えられる。
本発明の実施の形態は、上記の点に鑑みてなされたもので、地図の描画に要する処理負荷を低減することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の実施の形態に係るナビゲーション装置は、車両に搭載又は持ち込みされるナビゲーション装置であって、前記車両の現在位置に基づいて、前記車両が所定の種別の道路又は所定の場所を走行しているか否かを判定する判定手段と、前記車両が所定の種別の道路又は所定の場所を走行していると判定された場合、所定の表示部品が含まれない地図を描画する描画手段と、前記地図を表示する表示手段と、を有することを特徴とする。
地図の描画に要する処理負荷を低減することができる。
本実施形態に係るナビゲーション装置の機能構成の一例を示す図である。 本実施形態に係るナビゲーション装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 実施例1におけるナビゲーション中の地図表示の一例を説明するための図である。 実施例1におけるナビゲーション処理の一例を示すフローチャートである。 実施例2におけるナビゲーション処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態(本実施形態)について説明する。本実施形態では、地図の描画に要する処理負荷を低減することが可能なナビゲーション装置10について説明する。ここで、本実施形態に係るナビゲーション装置10は車両に搭載又は持ち込まれ、この車両の運転手等のユーザに対して目的地までの経路案内(ナビゲーション)を提供するコンピュータである。本実施形態に係るナビゲーション装置10としては、例えば、スマートフォンやタブレット端末、ウェアラブルデバイス、車載機等を用いることが可能である。
本実施形態に係るナビゲーション装置10は、ユーザの状況(つまり、このユーザが運転等する車両が走行している道路の属性や場所等)に応じて所定の表示部品を地図上に描画しないことで、当該状況における地図の描画に要する処理負荷を低減する。例えば、本実施形態に係るナビゲーション装置10は、ユーザの車両が高速道路を走行中の場合等には建物の形状を表す枠等の表示部品を地図上に描画しない一方で、それ以外の場合には当該表示部品も地図上に描画する。なお、本実施形態では、建物の形状を表す枠のことを「家形枠」とも表す。
これにより、ユーザが所定の状況にある場合(例えば、高速道路を走行中である場合等)には、地図の描画に要する処理負荷を低減させることが可能となる。このため、例えば、ナビゲーション装置10の消費電力の低減や地図が表示されるまでの時間の削減、操作レスポンスの向上等を図ることが可能となる。特に、ナビゲーション装置10がスマートフォン等の電池駆動である場合には、消費電力を低減させることで、電池の消耗を抑制することが可能となる。
<機能構成>
まず、本実施形態に係るナビゲーション装置10の機能構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係るナビゲーション装置10の機能構成の一例を示す図である。
図1に示すように、本実施形態に係るナビゲーション装置10は、ナビゲーション処理部110と、記憶部120とを有する。なお、ナビゲーション処理部110は、例えば、ナビゲーション装置10にインストールされた1以上のプログラムがプロセッサ等に実行させる処理により実現される。また、記憶部120は、例えば、補助記憶装置等を用いて実現可能である。
記憶部120には、地図データやネットワークデータ等が記憶されている。地図データは、各種データを含むレイヤーを重ねることで作成される。例えば、地図データは、都道府県等の区画を表したデータを含むレイヤーに、緑地や河川、道路、鉄道、記号(アイコン)や注釈等のそれぞれのデータを含むレイヤーを重ねて1つの背景を構成し、更にその上に店舗や家形枠等のデータを含むレイヤーを重ねることで作成される。なお、家形枠とは、一般住宅や商業施設等の建物の形状を表す表示部品のことである。
ネットワークデータとは、道路ネットワークを表すデータであり、経路探索等に用いられる。ネットワークデータには、例えば、交差点や分岐点、道路属性が変化する箇所、道路幅が変化する箇所等の各種地点を示すノードに関するデータ(以降、「ノードデータ」とも表す。)と、ノード間を繋ぐリンクに関するデータ(以降、「リンクデータ」とも表す。)とが含まれる。ノードデータには、例えば、ノード番号、緯度・経度、交差点の名称(漢字及びその読み)、信号機の有無等の情報が含まれる。また、リンクデータには、例えば、リンク長や座標点列、リンクのコスト、リンクの両端にあるノードのノード番号、道路属性(一般道、高速道路等の道路の種別)、進行方向、高度等の情報が含まれる。ネットワークデータは、同一の緯度及び経度で地図データと対応付けられている。
なお、記憶部120に記憶されるデータ(地図データやネットワークデータ、又はその一部のデータ等)は、通信ネットワークを介して所定のサーバ装置等から取得(ダウンロード)されてもよい。
ナビゲーション処理部110は、出発地から目的地までの経路を探索して、目的地までの経路案内(ナビゲーション)を提供するためのナビゲーション処理を実行する。このとき、本実施形態に係るナビゲーション処理部110は、ユーザの状況に応じて所定の表示部品(例えば、家形枠等)を地図上に描画しない(より正確には、レイヤー上に描画しない)ように制御する。なお、ナビゲーション処理部110は、例えば、ユーザ等により設定された探索条件に基づいて、ダイクストラ法等の既知のアルゴリズムにより出発地から目的地までのリンクのコストが最小になるような経路を探索する。探索条件としては、少なくとも出発地と目的地とが設定される。ただし、探索条件としては、出発地及び目的地以外にも、例えば、経由地、有料道路の利用有無等の様々な情報が設定されてもよい。
ここで、本実施形態に係るナビゲーション処理部110には、判定部111と、地図描画部112と、表示制御部113とが含まれる。
判定部111は、ナビゲーション中であるか否かを判定した上で、ナビゲーション中である場合にはユーザの状況(例えば、高速道路を走行中であるか否か)を判定する。ナビゲーション中とは、目的地までの経路案内(ナビゲーション)が行われている場合のことである。ナビゲーション処理部110は、目的地までの経路案内を行う「ナビゲーション」機能以外にも、例えば、目的地までの経路案内は行わずに地図上に現在地を表示する「フリー走行」等の機能も提供可能である。
地図描画部112は、判定部111により判定された状況に応じて、所定の表示部品(例えば、家形枠等)が含まれない地図又は所定の表示部品も含まれる地図(つまり、通常の地図)のいずれかを描画する。
表示制御部113は、地図描画部112により描画された地図を、例えばディスプレイ等に表示させる。
<ハードウェア構成>
次に、本実施形態に係るナビゲーション装置10のハードウェア構成について、図2を参照しながら説明する。図2は、本実施形態に係るナビゲーション装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。
図2に示すように、本実施形態に係るナビゲーション装置10は、入力装置201と、表示装置202と、RAM(Random Access Memory)203と、ROM(Read Only Memory)204と、外部I/F205と、通信I/F206と、プロセッサ207と、補助記憶装置208とを有する。これら各ハードウェアは、バスBにより相互に通信可能に接続されている。
入力装置201は、例えば、タッチパネルや各種ボタン等であり、ユーザがナビゲーション装置10に各種入力を行うのに用いられる。表示装置202は、例えば、ディスプレイ等であり、ナビゲーション装置10の処理結果を表示する。
RAM203は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリである。ROM204は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリである。ROM204には、例えば、OS(Operating System)に関する設定情報や通信ネットワークに接続するための設定情報等が格納されている。
外部I/F205は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体205a等がある、ナビゲーション装置10は、外部I/F205を介して、記録媒体205aの読み取りや書き込み等を行うことができる。記録媒体205aには、例えば、SDメモリカードやUSBメモリ等がある。
通信I/F206は、ナビゲーション装置10を通信ネットワークに接続するためのインタフェースである。プロセッサ207は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等であり、ROM204や補助記憶装置208等からプログラムやデータをRAM203上に読み出して、当該プログラムやデータに基づく処理を実行することで、ナビゲーション装置10全体の制御や各種機能を実現する演算装置である。
補助記憶装置208は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等であり、プログラムやデータを格納している不揮発性のメモリである。補助記憶装置208に格納されているプログラムやデータには、例えば、OS、当該OS上で動作するアプリケーションプログラム、ナビゲーション処理部110を実現する1以上のプログラム等がある。
本実施形態に係るナビゲーション装置10は、図2に示すハードウェア構成を有することにより、後述するナビゲーション処理を実現することができる。なお、図2に示すハードウェア構成は一例であって、本実施形態に係るナビゲーション装置10は、他のハードウェア構成を有していてもよい。例えば、本実施形態に係るナビゲーション装置10は、GPS(Global Positioning System)等の位置測位装置を有していてもよい。また、例えば、本実施形態に係るナビゲーション装置10は、複数のプロセッサ207を有していてもよいし、複数のメモリを有していてもよい。
<ナビゲーション処理>
以降では、本実施形態に係るナビゲーション装置10が実行するナビゲーション処理について説明する。
(実施例1)
実施例1では、ユーザが高速道路を走行中である場合には家形枠等の表示部品が含まれない地図を描画する一方、それ以外の場合には家形枠等の表示部品が含まれる地図を描画する場合について説明する。これは、ユーザが高速道路を走行している場合には、一般に、周囲の建物の形状等を表す家形枠はナビゲーションに有益な情報でないことが多いためである。なお、実施例1では、ユーザが高速道路を走行中である場合には家形枠等の表示部品が含まれない地図を描画するものとするが、高速道路は一例であって、例えば、ユーザが自動車専用道路を走行中である場合やユーザが有料道路を走行中である場合等にも同様に本実施例を適用可能である。
実施例1における具体的な表示例を図3(a)及び図3(b)に示す。図3(a)は、ユーザが高速道路を走行中の場合にナビゲーション装置10に表示される地図1000の一例である。図3(a)に示す地図1000には、ユーザの現在地1001と、目的地までの経路1002とが含まれる。
一方で、図3(b)は、ユーザが高速道路以外(例えば一般道)を走行中の場合にナビゲーション装置10に表示される地図2000の一例である。図3(b)に示す地図2000には、ユーザの現在地2001と、目的地までの経路2002とが含まれる。また、図3(b)に示す地図2000には、家形枠が表示されている。
このように、実施例1では、ユーザが高速道路を走行中の場合には家形枠を地図上に描画しない一方で、ユーザが高速道路以外を走行中の場合には家形枠を地図上に描画する。これにより、高速道路を走行中の場合には地図の描画に要する処理負荷を低減させることが可能となる。
なお、図3(b)に示す地図2000には、家形枠以外にも、例えば、商業施設の業種等を表すアイコン2003や、建物名等を表す注釈2004も地図上に描画される。したがって、高速道路を走行中に描画されない所定の表示部品には、家形枠以外にも、例えば、アイコンや注釈等が含まれていてもよい。
以降では、実施例1におけるナビゲーション処理について、図4を参照しながら説明する。図4は、実施例1におけるナビゲーション処理の一例を示すフローチャートである。なお、図4に示すナビゲーション処理は、地図の描画が必要になった場合(例えば、ユーザの現在地が移動して新たな地図の描画及び表示が必要になった場合等)に実行される。
まず、ナビゲーション処理部110の判定部111は、ナビゲーション中であるか否かを判定する(ステップS101)。すなわち、判定部111は、ナビゲーション処理部110によって出発地から目的地までの経路が探索され、目的地までの経路案内がユーザに提供されている最中であるか否かを判定する。
ステップS101でナビゲーション中であると判定された場合、ナビゲーション処理部110の判定部111は、ユーザが高速道路を走行中であるか否かを判定する(ステップS102)。ここで、判定部111は、例えば、ユーザの現在地が含まれるリンク(つまり、当該現在地を示す緯度・経度を座標点列に含むリンクデータ)の道路属性が「高速道路」であるか否かを判定することで、当該ユーザが高速道路を走行中であるか否かを判定すればよい。なお、ユーザの現在地は、例えば、ナビゲーション装置10が備えるGPS受信機等により測位又は特定することが可能である。
ステップS102でユーザが高速道路を走行中であると判定された場合、ナビゲーション処理部110の地図描画部112は、所定の表示部品(本実施例では家形枠)が含まれない地図を描画する(ステップS103)。
一方で、ステップS101でナビゲーション中であると判定されなかった場合又はステップS102で高速道路を走行中であると判定されなかった場合、ナビゲーション処理部110の地図描画部112は、所定の表示部品(本実施例では家形枠)が含まれる地図(つまり、通常の地図)を描画する(ステップS104)。
そして、ステップS103又はステップS104に続いて、ナビゲーション処理部110の表示制御部113は、上記のステップS103又は上記のステップS104で描画された地図を、例えばディスプレイ等に表示させる(ステップS105)。
以上により、実施例1におけるナビゲーション装置10は、ユーザが高速道路を走行中である場合には家形枠が含まれない地図を描画及び表示する一方で、それ以外の場合には家形枠が含まれる地図を描画及び表示する。これにより、ユーザが高速道路を走行中の場合にはナビゲーションに不要な表示部品の描画を抑制することができ、地図の描画に要する処理負荷を低減させることが可能となる。したがって、例えば、ナビゲーション装置10の消費電力の低減や地図が表示されるまでの時間の削減、操作レスポンスの向上等も図ることが可能となる。
なお、実施例1では、ユーザが高速道路を走行中である場合には所定の表示部品(家形枠等)が含まれない地図を描画する一方で、それ以外の場合には所定の表示部品(家形枠等)が含まれる地図を描画したが、これに限られない。例えば、ユーザの現在地が出発地付近や目的地付近、経由地付近、何等かの案内ポイント付近等の場合(より具体的には、ユーザの現在地が、出発地から所定の距離以内、目的地から所定の距離以内、経由地から所定の距離以内、案内ポイントから所定の距離以内等)には所定の表示部品が含まれる地図を描画する一方で、それ以外の場合には所定の表示部品が含まれない地図を描画するようにしてもよい。また、例えば、ユーザの現在地が市街地である場合には所定の表示部品が含まれる地図を描画する一方で、それ以外の場合には所定の表示部品が含まれない地図を描画するようにしてもよい。また、所定の表示部品としては、上述したように、家形枠以外にも、例えば、アイコンや注釈等が含まれていてもよい。
また、例えば、家形枠を描画しない場合に、全ての家形枠を描画しない(つまり、全ての家形枠が含まれない地図を描画する)のではなく、特定の家形枠のみを描画しない(又は特定の家形枠のみを描画する)ようにしてもよい。例えば、ユーザが高速道路を走行中である場合には、一般住宅を表す家形枠のみを描画せずに、その他の建物を表す家形枠は描画するようにしてもよい。同様に、例えば、ユーザが高速道路を走行中である場合には、観光施設を表す家形枠のみを描画し、その他の建物を表す家形枠は描画しないようにしてもよい。このように、家形枠が表す建物の属性(種類や規模等)に応じて、当該家形枠を描画するか又は描画しないかが設定されてもよい。
更に、ユーザの状況がどのような場合にどの表示部品を描画しないかをユーザが設定することができてもよい。
(実施例2)
ここで、ナビゲーション中では、ユーザの現在地の変化(移動)に伴って背景に表示される地図の表示範囲が変化していく表示形態が一般的である。このような表示形態で地図が表示される場合を「追従モード」とも表す。
一方で、ユーザは、例えばタッチパネル等による操作を行うことで、地図の表示範囲を任意に変化(表示範囲のスライドや表示範囲内の地図の拡大・縮小等)させることが可能である。ユーザの操作で地図の表示範囲を変更可能な表示形態を「非追従モード」とも表す。
一般に、ユーザが非追従モードで操作を行っているときは、ユーザは、何等かの目的を持っている場合が多い(例えば、目印となる施設を探している、コンビニやガソリンスタンドを探している等)。このため、非追従モードである場合には、家形枠等の表示部品も地図上に描画して、より詳細な情報をユーザに提供することが好ましい。そこで、実施例2では、非追従モードである場合には所定の表示部品が含まれる地図を描画及び表示する場合について説明する。
以降では、実施例2におけるナビゲーション処理について、図5を参照しながら説明する。図5は、実施例2におけるナビゲーション処理の一例を示すフローチャートである。なお、図5に示すナビゲーション処理は、地図の描画が必要になった場合(例えば、ユーザの現在地が移動して新たな地図の描画及び表示が必要になった場合やユーザが地図の表示範囲を変更する操作を行った場合等)に実行される。
まず、ナビゲーション処理部110の判定部111は、図4のステップS101と同様に、ナビゲーション中であるか否かを判定する(ステップS201)。
ステップS201でナビゲーション中であると判定された場合、ナビゲーション処理部110の判定部111は、追従モード中であるか否かを判定する(ステップS202)。なお、追従モード中であるか否かは、例えば、記憶部120に記憶されたフラグ等により判定することが可能である。
ステップS202で追従モード中であると判定された場合、ナビゲーション処理部110の判定部111は、図4のステップS102と同様に、ユーザが高速道路を走行中であるか否かを判定する(ステップS203)。
ステップS203でユーザが高速道路を走行中であると判定された場合、ナビゲーション処理部110の地図描画部112は、図4のステップS103と同様に、所定の表示部品が含まれない地図を描画する(ステップS204)。
一方で、ステップS201でナビゲーション中であると判定されなかった場合、ステップS202で追従モード中であると判定されなかった場合又はステップS203で高速道路を走行中であると判定されなかった場合、ナビゲーション処理部110の地図描画部112は、図4のステップS104と同様に、所定の表示部品が含まれる地図(つまり、通常の地図)を描画する(ステップS205)。
そして、ステップS204又はステップS205に続いて、ナビゲーション処理部110の表示制御部113は、図4のステップS105と同様に、上記のステップS204又は上記のステップS205で描画された地図を、例えばディスプレイ等に表示させる(ステップS206)。
以上により、実施例2におけるナビゲーション装置10は、非追従モードである場合には家形枠等の所定の表示部品が含まれる地図を描画及び表示する。これにより、例えば、ユーザが高速道路を走行中であっても、同乗者等が非追従モードで操作を行っているときは、家形枠等の所定の表示部品が含まれる地図を表示させることが可能となる。なお、非追従モード中に、非追従モードを解除するための操作(例えば、「現在地」ボタンを押す、「追従モード」ボタンを押す等の操作)が行われた場合は追従モードとなる。したがって、非追従モードを解除するための操作が行われた場合は、再び所定の表示部品が含まれない地図が描画及び表示される。
なお、実施例1と同様に、実施例2でも、例えば、ユーザの現在地が出発地付近や目的地付近、経由地付近、何等かの案内ポイント付近等の場合には所定の表示部品が含まれる地図を描画する一方で、それ以外の場合で、かつ、追従モードである場合には所定の表示部品が含まれない地図を描画するようにしてもよいし、ユーザの現在地が市街地である場合には所定の表示部品が含まれる地図を描画する一方で、それ以外の場合には所定の表示部品が含まれない地図を描画するようにしてもよい。また、実施例1と同様に、所定の表示部品としては、家形枠以外にも、例えば、アイコンや注釈等が含まれていてもよい。
また、実施例1と同様に、例えば、家形枠を描画しない場合に、全ての家形枠を描画しないのではなく、特定の家形枠のみを描画しない(又は特定の家形枠のみを描画する)ようにしてもよい(つまり、家形枠が表す建物の属性に応じて、当該家形枠を描画するか又は描画しないかが設定されてもよい。)。
更に、実施例1と同様に、ユーザの状況がどのような場合にどの表示部品を描画しないかをユーザが設定することができてもよい。
本発明は、具体的に開示された上記の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更等が可能である。
10 ナビゲーション装置
110 ナビゲーション処理部
111 判定部
112 地図描画部
113 表示制御部
120 記憶部

Claims (6)

  1. 車両に搭載又は持ち込みされるナビゲーション装置であって、
    前記車両の現在位置に基づいて、前記車両が所定の種別の道路を走行しているか否か、又は、前記車両が所定の場所を走行しているか否かを判定する判定手段と、
    前記車両が前記所定の種別の道路を走行していると判定された場合、又は、前記車両が前記所定の場所を走行していると判定された場合、建物の属性に応じて、前記建物の形状を表す家形枠のうち、一般住宅以外の建物の形状を表す家形枠が含まれる一方で前記一般住宅の形状を表す家形枠が含まれない地図を描画する描画手段と、
    前記地図を表示する表示手段と、
    を有することを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 前記判定手段は、
    ユーザに対して、目的地までの経路案内を提供中であるか否かを判定し、
    前記経路案内を提供中であると判定した場合、前記車両の現在位置に基づいて、前記車両が前記所定の種別の道路を走行しているか否か、又は、前記車両が前記所定の場所を走行しているか否かを判定する、ことを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
  3. 前記所定の種別の道路は、高速道路であり、
    前記所定の場所は、前記経路案内に用いられる経路に含まれる出発地からの距離が所定の距離を超える場所、前記経路に含まれる経由地からの距離が所定の距離を超える場所、又は前記経路に含まれる目的地からの距離が所定の距離を超える場所である、ことを特徴とする請求項2に記載のナビゲーション装置。
  4. 前記経路案内には、前記現在位置の変化に従って前記地図の表示範囲が変化する追従モードと、ユーザの操作に伴って前記地図の表示範囲が変化する非追従モードとがあり、
    前記判定手段は、
    前記経路案内を提供中であると判定した場合、前記追従モード又は前記非追従モードのいずれであるかを判定し、
    前記追従モードであると判定した場合、前記車両の現在位置に基づいて、前記車両が前記所定の種別の道路を走行しているか否か、又は、前記車両が前記所定の場所を走行しているか否かを判定する、ことを特徴とする請求項2又は3に記載のナビゲーション装置。
  5. 車両に搭載又は持ち込みされるコンピュータが、
    前記車両の現在位置に基づいて、前記車両が所定の種別の道路を走行しているか否か、又は、前記車両が所定の場所を走行しているか否かを判定する判定手順と、
    前記車両が前記所定の種別の道路を走行していると判定された場合、又は、前記車両が前記所定の場所を走行していると判定された場合、建物の属性に応じて、前記建物の形状を表す家形枠のうち、一般住宅以外の建物の形状を表す家形枠が含まれる一方で前記一般住宅の形状を表す家形枠が含まれない地図を描画する描画手順と、
    前記地図を表示する表示手順と、
    を実行することを特徴とするナビゲーション方法。
  6. 車両に搭載又は持ち込みされるコンピュータを、
    前記車両の現在位置に基づいて、前記車両が所定の種別の道路を走行しているか否か、又は、前記車両が所定の場所を走行しているか否かを判定する判定手段、
    前記車両が前記所定の種別の道路を走行していると判定された場合、又は、前記車両が前記所定の場所を走行していると判定された場合、建物の属性に応じて、前記建物の形状を表す家形枠のうち、一般住宅以外の建物の形状を表す家形枠が含まれる一方で前記一般住宅の形状を表す家形枠が含まれない地図を描画する描画手順と、
    前記地図を表示する表示手段、
    として機能させるためのプログラム。
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