JP7385321B1 - 宿泊施設評価装置、宿泊施設評価システム、宿泊施設評価方法、及びプログラム - Google Patents

宿泊施設評価装置、宿泊施設評価システム、宿泊施設評価方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】宿泊施設について、顧客が接する各サービスシーン別に適正に評価し、改善提案等を行う技術を提案する。【解決手段】本発明は、評価対象施設に係るアンケート情報を取得する取得部と、アンケート情報に基づいて、評価対象施設のサービスシーン別に区分された設問に対するYesの数を獲得数として算出し、複数の各評価値について各評価値が認定されるために充足すべきクリア得点を算出し、獲得数と前記クリア得点との対比によりサービスシーン別に評価値を求めると共に、獲得数のクリア得点に対するクリア比率を求める制御部と、各サービスシーン別の評価値とクリア比率を出力する出力部と、を備え、クリア得点は、評価値ごとに区分された設問数と評価値ごとの基準比率との積に一つ下の段階の評価値のクリア得点を加算した値である宿泊施設評価装置等である。【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、ホテルや旅館等の宿泊施設を、各サービスシーン別に適正に評価する技術に関する。
従来、ホテルや旅館等の宿泊施設では、来客数、更には顧客単価を増加させるべく、サービスの向上を心掛けている。そして、そのようなサービスの向上を図るために、自施設のサービスの現状の見直し、更なる付加的なサービスの導入を検討しているが、そのような見直しを行うためには、顧客による客観的な評価が極めて参考になる。そこで、多くの宿泊施設では、顧客によるアンケートを実施し、当該アンケート結果に基づいて、自施設の見直し等を行っているのが実情である。そして、そのような見直しを効率よく行うために、種々の技術が提案されている。
例えば、特許文献1では、ホテル端末から価格帯別の客室内容データを受信し、そのデータを価格帯別に登録し、顧客端末よりアンケート結果情報を受信し、アンケート結果情報を価格帯別にホテル毎に集計し、集計結果に基づいて、価格帯別にホテルの順位付けを行って順位付け表を記憶するホテル評価システムが開示されている。
特開2005-70991号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、ホテル等の宿泊施設について、顧客による予約からチェックアウト等に至るまでの時系列的な流れの中で顧客が接する各サービスシーン別の評価を行うことは、提案されていない。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、宿泊施設について、顧客による予約からチェックアウト等に至るまでの時系列的な流れの中で、顧客が接する各サービスシーン別に適正に評価し、改善提案等を行うことにある。
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係る宿泊施設評価装置は、評価対象施設に係るアンケート情報を取得する取得部と、前記アンケート情報に基づいて、前記評価対象施設のサービスシーン別に区分された設問に対するYesの数を獲得数として算出し、複数の各評価値について各評価値が認定されるために充足すべきクリア得点を算出し、前記獲得数と前記クリア得点との対比により前記サービスシーン別に評価値を求めると共に、前記獲得数の前記クリア得点に対するクリア比率を求める制御部と、前記各サービスシーン別の評価値と前記クリア比率を出力する出力部と、を備え、前記複数の評価値とは第1乃至第5評価値の5段階であり、前記クリア得点は、評価値ごとに区分された設問数と評価値ごとの基準比率との積に一つ下の段階の評価値のクリア得点を加算した値であり、前記第1評価値の基準比率は、予め設定された第1基準比率であり、前記第2評価値の第2基準比率は、前記第1評価値のために区分された設問数と前記第1基準比率との積を、前記第2評価値のために区分された設問数で除算した第1の値と、前記第1基準比率とを比較し、前記第1の値が前記第1基準比率よりも大きい場合には前記第1基準比率であり、前記第1の値が前記第1基準比率よりも小さい場合には前記第1の値であり、前記第3評価値の第3基準比率は、前記第1評価値のために区分された設問数と前記第1基準比率との積を、前記第3評価値のために区分された設問数で除算した第2の値と、前記第1基準比率とを比較し、前記第2の値が前記第1基準比率よりも大きい場合には前記第1基準比率であり、前記第2の値が前記第1基準比率よりも小さい場合には前記第2の値であり、前記第4評価値の第4基準比率は、前記第1評価値のために区分された設問数と前記第1基準比率との積を、前記第4評価値のために区分された設問数で除算した第3の値と、前記第1基準比率とを比較し、前記第3の値が前記第1基準比率よりも大きい場合には前記第1基準比率であり、前記第3の値が前記第1基準比率よりも小さい場合には前記第3の値であり、前記第5評価値の第5基準比率は、前記第1評価値のために区分された設問数と前記第1基準比率との積を、前記第5評価値のために区分された設問数で除算した第4の値と、前記第1基準比率とを比較し、前記第4の値が前記第1基準比率よりも大きい場合には前記第1基準比率であり、前記第4の値が前記第1基準比率よりも小さい場合には前記第4の値である。
本発明の他の態様に係る宿泊施設評価方法は、取得部が、評価対象施設に係るアンケート情報を取得するステップと、制御部が、前記アンケート情報に基づいて、前記評価対象施設のサービスシーン別に区分された設問に対するYesの数を獲得数として算出し、複数の各評価値について各評価値が認定されるために充足すべきクリア得点を算出し、前記獲得数と前記クリア得点との対比により前記サービスシーン別に評価値を求めると共に、前記獲得数の前記クリア得点に対するクリア比率を求めるステップと、出力部が、前記各サービスシーン別の評価値と前記クリア比率を出力するステップと、を有し、前記複数の評価値とは第1乃至第5評価値の5段階であり、前記クリア得点は、評価値ごとに区分された設問数と評価値ごとの基準比率との積に一つ下の段階の評価値のクリア得点を加算した値であり、前記第1評価値の基準比率は、予め設定された第1基準比率であり、前記第2評価値の第2基準比率は、前記第1評価値のために区分された設問数と前記第1基準比率との積を、前記第2評価値のために区分された設問数で除算した第1の値と、前記第1基準比率とを比較し、前記第1の値が前記第1基準比率よりも大きい場合には前記第1基準比率であり、前記第1の値が前記第1基準比率よりも小さい場合には前記第1の値であり、前記第3評価値の第3基準比率は、前記第1評価値のために区分された設問数と前記第1基準比率との積を、前記第3評価値のために区分された設問数で除算した第2の値と、前記第1基準比率とを比較し、前記第2の値が前記第1基準比率よりも大きい場合には前記第1基準比率であり、前記第2の値が前記第1基準比率よりも小さい場合には前記第2の値であり、前記第4評価値の第4基準比率は、前記第1評価値のために区分された設問数と前記第1基準比率との積を、前記第4評価値のために区分された設問数で除算した第3の値と、前記第1基準比率とを比較し、前記第3の値が前記第1基準比率よりも大きい場合には前記第1基準比率であり、前記第3の値が前記第1基準比率よりも小さい場合には前記第3の値であり、前記第5評価値の第5基準比率は、前記第1評価値のために区分された設問数と前記第1基準比率との積を、前記第5評価値のために区分された設問数で除算した第4の値と、前記第1基準比率とを比較し、前記第4の値が前記第1基準比率よりも大きい場合には前記第1基準比率であり、前記第4の値が前記第1基準比率よりも小さい場合には前記第4の値である。
本発明の他の態様に係るプログラムは、コンピュータを、評価対象施設に係るアンケート情報を取得する取得部、前記アンケート情報に基づいて、前記評価対象施設のサービスシーン別に区分された設問に対するYesの数を獲得数として算出し、複数の各評価値について各評価値が認定されるために充足すべきクリア得点を算出し、前記獲得数と前記クリア得点との対比により前記サービスシーン別に評価値を求めると共に、前記獲得数の前記クリア得点に対するクリア比率を求める制御部、及び前記各サービスシーン別の評価値と前記クリア比率を出力する出力部、として機能させ、前記複数の評価値とは第1乃至第5評価値の5段階であり、前記クリア得点は、評価値ごとに区分された設問数と評価値ごとの基準比率との積に一つ下の段階の評価値のクリア得点を加算した値であり、前記第1評価値の基準比率は、予め設定された第1基準比率であり、前記第2評価値の第2基準比率は、前記第1評価値のために区分された設問数と前記第1基準比率との積を、前記第2評価値のために区分された設問数で除算した第1の値と、前記第1基準比率とを比較し、前記第1の値が前記第1基準比率よりも大きい場合には前記第1基準比率であり、前記第1の値が前記第1基準比率よりも小さい場合には前記第1の値であり、前記第3評価値の第3基準比率は、前記第1評価値のために区分された設問数と前記第1基準比率との積を、前記第3評価値のために区分された設問数で除算した第2の値と、前記第1基準比率とを比較し、前記第2の値が前記第1基準比率よりも大きい場合には前記第1基準比率であり、前記第2の値が前記第1基準比率よりも小さい場合には前記第2の値であり、前記第4評価値の第4基準比率は、前記第1評価値のために区分された設問数と前記第1基準比率との積を、前記第4評価値のために区分された設問数で除算した第3の値と、前記第1基準比率とを比較し、前記第3の値が前記第1基準比率よりも大きい場合には前記第1基準比率であり、前記第3の値が前記第1基準比率よりも小さい場合には前記第3の値であり、前記第5評価値の第5基準比率は、前記第1評価値のために区分された設問数と前記第1基準比率との積を、前記第5評価値のために区分された設問数で除算した第4の値と、前記第1基準比率とを比較し、前記第4の値が前記第1基準比率よりも大きい場合には前記第1基準比率であり、前記第4の値が前記第1基準比率よりも小さい場合には前記第4の値である。
本発明の他の態様に係る宿泊施設評価システムは、情報端末と宿泊施設評価装置とからなる宿泊施設評価システムであって、前記情報端末は、前記宿泊施設評価装置に評価対象施設に係るアンケート情報を送信する送信部と、前記宿泊施設評価装置からの表示データを受信する受信部と、前記表示データに基づく表示を行う表示部と、を有し、前記宿泊施設評価装置は、前記アンケート情報を取得する取得部と、前記アンケート情報に基づいて、前記評価対象施設のサービスシーン別に区分された設問に対するYesの数を獲得数として算出し、複数の各評価値について各評価値が認定されるために充足すべきクリア得点を算出し、前記獲得数と前記クリア得点との対比により前記サービスシーン別に評価値を求めると共に、前記獲得数の前記クリア得点に対するクリア比率を求める制御部と、前記各サービスシーン別の評価値と前記クリア比率を出力する出力部と、を有し、前記複数の評価値とは第1乃至第5評価値の5段階であり、前記クリア得点は、評価値ごとに区分された設問数と評価値ごとの基準比率との積に一つ下の段階の評価値のクリア得点を加算した値であり、前記第1評価値の基準比率は、予め設定された第1基準比率であり、前記第2評価値の第2基準比率は、前記第1評価値のために区分された設問数と前記第1基準比率との積を、前記第2評価値のために区分された設問数で除算した第1の値と、前記第1基準比率とを比較し、前記第1の値が前記第1基準比率よりも大きい場合には前記第1基準比率であり、前記第1の値が前記第1基準比率よりも小さい場合には前記第1の値であり、前記第3評価値の第3基準比率は、前記第1評価値のために区分された設問数と前記第1基準比率との積を、前記第3評価値のために区分された設問数で除算した第2の値と、前記第1基準比率とを比較し、前記第2の値が前記第1基準比率よりも大きい場合には前記第1基準比率であり、前記第2の値が前記第1基準比率よりも小さい場合には前記第2の値であり、前記第4評価値の第4基準比率は、前記第1評価値のために区分された設問数と前記第1基準比率との積を、前記第4評価値のために区分された設問数で除算した第3の値と、前記第1基準比率とを比較し、前記第3の値が前記第1基準比率よりも大きい場合には前記第1基準比率であり、前記第3の値が前記第1基準比率よりも小さい場合には前記第3の値であり、前記第5評価値の第5基準比率は、前記第1評価値のために区分された設問数と前記第1基準比率との積を、前記第5評価値のために区分された設問数で除算した第4の値と、前記第1基準比率とを比較し、前記第4の値が前記第1基準比率よりも大きい場合には前記第1基準比率であり、前記第4の値が前記第1基準比率よりも小さい場合には前記第4の値である。
本発明によれば、宿泊施設について、顧客による予約からチェックアウト等に至るまでの時系列的な流れの中で、顧客が接する各サービスシーン別に適正に評価し、改善提案等を行う技術を提案することができる。
本発明の実施形態に係る宿泊施設評価システムの構成図である。 同システムの宿泊施設評価装置の構成図である。 同システムのユーザの情報端末の構成図である。 同システムによる評価の流れを示すフローチャートである。 可視化された評価結果を示す図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
図1には、本発明の実施形態に係る宿泊施設評価システムの構成を示し説明する。
同図に示されるように、宿泊施設評価システムは、サーバ装置等の宿泊施設評価装置1と、ユーザの情報端末2と、コンサルタント等の情報端末3とが、インターネット等の通信網4を介して、無線又は有線で通信可能に接続され、構成されている。情報端末2,3としては、スマートフォン、タブレット端末、デスクトップパーソナルコンピュータ、ノート型パーソナルコンピュータ等、各種のものを採用することができる。
このような構成において、宿泊施設評価装置1は、ユーザの情報端末2又はコンサルタントの情報端末3から送信された評価対象施設に関わるアンケート情報を取得する。そして、宿泊施設評価装置1は、アンケート情報に基づいて、評価対象施設のサービスシーン別に区分された設問に対するYesの数を獲得数として算出し、複数の各評価値について各評価値が認定されるために充足すべきクリア得点を算出し、獲得数とクリア得点との対比によりサービスシーン別に評価値を求めると共に、前記獲得数の前記クリア得点に対するクリア比率を求める。
評価対象施設としてはホテルや旅館等の宿泊施設が例示される。また、サービスシーンとしては、サービスが実施される時系列の順に、予約、建物、外構ランドスケープ、駐車場、エントランス、ロビー、フロント、コンシェルジェ、アテンドサービス、EV、エレベーターホール、客室通路、ドア、客室、バスルーム、クラブラウンジ、ビジネスセンター、コーヒーラウンジ、プール、フィットネス、アミューズメント、レストラン、大浴場、スパ及びエステ、バー、イブニングサービス、ハウスキーピング、ルームサービス、ランドリー及びクリーニング、共用部、その他、付帯施設及びサービス、ウェークアップコール、朝食、チェックアウト、リムジン、及び管理等が含まれる。
ここで、複数の評価値とは第1乃至第5評価値の5段階であり、例えば、1ダイヤモンド、2ダイヤモンド、3ダイヤモンド、4ダイヤモンド、5ダイヤモンドの5つを評価値として採用することができる。
クリア得点は、これら評価値ごとに区分された設問数と評価値ごとの基準比率との積に一つ下の段階の評価値のクリア得点を加算した値である。
そして、第1評価値(例えば、1ダイヤモンド)の基準比率は、予め設定された第1基準比率である。
第2評価値(例えば、2ダイヤモンド)の第2基準比率は、第1評価値のために区分された設問数と第1基準比率との積を、第2評価値のために区分された設問数で除算した第1の値と、第1基準比率とを比較し、第1の値が第1基準比率よりも大きい場合には第1基準比率であり、第1の値が第1基準比率よりも小さい場合には第1の値となる。
第3評価値(例えば、3ダイヤモンド)の第3基準比率は、第1評価値のために区分された設問数と第1基準比率との積を、第3評価値のために区分された設問数で除算した第2の値と、第1基準比率とを比較し、第2の値が第1基準比率よりも大きい場合には第1基準比率であり、第2の値が第1基準比率よりも小さい場合には第2の値となる。
第4評価値(例えば、4ダイヤモンド)の第4基準比率は、第1評価値のために区分された設問数と第1基準比率との積を、第4評価値のために区分された設問数で除算した第3の値と、第1基準比率とを比較し、第3の値が第1基準比率よりも大きい場合には第1基準比率であり、第3の値が第1基準比率よりも小さい場合には第3の値となる。
第5評価値(例えば、5ダイヤモンド)の第5基準比率は、第1評価値のために区分された設問数と第1基準比率との積を、第5評価値のために区分された設問数で除算した第4の値と、第1基準比率とを比較し、第4の値が第1基準比率よりも大きい場合には第1基準比率であり、第4の値が第1基準比率よりも小さい場合には第4の値となる。
宿泊施設評価装置1は、各サービスシーン別の評価値とクリア比率を出力する。出力の態様として、表示装置に表示するほか、通信により情報端末2,3にHTML等の形式で表示データを送信し、情報端末2,3において、表示させる。
ここで、上記例では、第1乃至第5評価値の認定を行うものとしていたが、更に各評価値の中間値に値するプレミアム評価値を算出し、評価に加えるようにしてもよい。すなわち、先ずは、プレミアム得点を計算し、獲得数とプレミアム得点との対比によりサービスシーン別にプレミアム評価値を求める。具体的には、第1乃至第4評価値までは、一つ上の評価値に係るクリア得点から1を引いた数が0よりも大きいかどうかを判断し、真の場合には0、偽の場合には1つ上の評価値に係るクリア得点-1を満点とし、第5評価値については、第1乃至第4評価値に係る総設問数を満点とする。そして、第1乃至第5評価値に係るクリア得点と上記満点とを平均した和をプレミアム得点とし、獲得数との比較を行う。そして、例えば、第1評価値プレミアムが認定される場合には、第1プレミアム評価値(1.5ダイヤモンド等)、第2評価値プレミアムが認定される場合には、第2プレミアム評価値(2.5ダイヤモンド等)、第3評価値プレミアムが認定される場合には、第3プレミアム評価値(3.5ダイヤモンド等)、第4評価値プレミアムが認定される場合には第4プレミアム評価値(4.5ダイヤモンド等)、第5評価値プレミアムが認定される場合には、第5プレミアム評価値(5.0ダイヤモンド等)が付与される。
以上の処理に加えて、宿泊施設評価装置1は、アンケート情報に基づいて、評価対象施設のサービスシーン別に区分された設問に対するYesの数と、改善容易で改善すればYesとなると回答された数との和を、改善後獲得数として更に算出し、複数の各評価値について各評価値が認定されるために充足すべきクリア得点を算出し、改善後獲得数とクリア得点との対比により前記サービスシーン別に改善後の評価値を求めることもできる。改善容易で改善すればYesとなるとの回答については、情報端末2,3におけるアンケート回答画面において、そのような回答ができるようにしている。
さらに、第1乃至第5評価値(1ダイヤモンド~5ダイヤモンド)に係る設問数に対する獲得数の比率をシーン別に求めて、出力(表示等)をするようにしてもよい。この比率によれば、各シーンにおいて、本来的に各評価値を得るために、充足することが求められる設問について、どの程度、達成できているかを認識することができるので、改善点を洗い出す上で有益な情報となる。
次に、図2には、本発明の実施形態に係る宿泊施設評価システムの構成要素である宿泊施設評価装置の構成を示し説明する。
同図に示されるように、宿泊施設評価装置1は、制御部11と、通信部12と、記憶部13と、表示部17と、操作入力部18と、を有する。制御部11と、通信部12と、記憶部13と、表示部17と、操作入力部18とは、制御バスを介して通信可能に接続されている。宿泊施設評価装置1としては、例えば、サーバ装置やパーソナルコンピュータ等が採用される。
通信部12は、例えば、ネットワークインタフェースカード(NIC;Network Interface Card)等により実現されるもので、インターネット等の通信網4と有線又は無線で接続され、情報端末2、3等との間で通信を行う通信インタフェースである。
記憶部13は、例えば、RAM(Random Access Memory)やフラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、ハードディスクドライブ(HDD;Hard Disc Drive)、または光ディスク装置等で実現されるもので、制御部11で実行されるプログラムを予め記憶している。また、記憶部13は、ユーザ情報記憶部14と、アンケート情報記憶部15と、評価用記憶部16とを有する。ここでいうユーザとは、評価対象である宿泊施設や評価主体であるコンサルタント等をいう。
ユーザ情報記憶部14は、ユーザIDを主キーとして、宿泊施設の名称、住所、電話番号、電子メールアドレス、会社概要情報等の属性情報を記憶している。また、過去に評価実績がある場合には、評価履歴情報(例えば、アンケートID等)も併せて記憶されてよい。尚、これらは、一例であって、他に多様な情報を記憶することも可能である。
アンケート情報記憶部15は、評価時に評価対象である宿泊施設について回答を求める定型のアンケートを記憶している。更に、ユーザである宿泊施設又はコンサルタントより収集したアンケート結果を、アンケートIDと紐づけて記憶している。アンケートIDには、評価対象施設のユーザIDも併せて紐づけて記憶される。
評価用記憶部16は、評価に用いる各種テーブルが記憶されている。更に、評価用記憶部16には、評価過程で算出される各種パラメータ、評価結果等が、評価IDと紐づけて記憶されている。この評価IDは、アンケートIDとも紐づけられてよい。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等で実現され、記憶部13に記憶されているプログラムを実行することで、主制御部11a、入出力制御部11b、評価部11c、生成部11d、及び送受信制御部11eとして機能する。制御部11は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Array)等の集積回路で構成されてよい。
このような構成において、送受信制御部11eは、情報端末から送信された評価対象施設に係るアンケート情報等を、通信部12を介して受信する受信部、及び評価結果をHTML等の形式で、通信部12を介して送信する送信部、として機能する。入出力制御部11bは、送受信制御部11eが受信したアンケート情報等を取得し、処理する取得部として機能する。この取得したアンケート情報は、アンケートIDと紐づけてアンケート情報記憶部15に記憶される。
評価部11cは、アンケート情報記憶部15より評価対象施設に係るアンケート情報を読み出し、当該アンケート情報に基づいて、評価対象施設のサービスシーン別に区分された設問に対するYesの数を獲得数として算出し、複数の各評価値について各評価値が認定されるために充足すべきクリア得点を算出し、獲得数とクリア得点との対比によりサービスシーン別に評価値を求めると共に、獲得数のクリア得点に対するクリア比率を求めることとなる。
本実施形態では、評価対象施設としてはホテルや旅館等の宿泊施設を想定している。サービスシーンには、サービスが実施される時系列の順に、予約、建物、外構ランドスケープ、駐車場、エントランス、ロビー、フロント、コンシェルジェ、アテンドサービス、EV、エレベーターホール、客室通路、ドア、客室、バスルーム、クラブラウンジ、ビジネスセンター、コーヒーラウンジ、プール、フィットネス、アミューズメント、レストラン、大浴場、スパ及びエステ、バー、イブニングサービス、ハウスキーピング、ルームサービス、ランドリー及びクリーニング、共用部、その他、付帯施設及びサービス、ウェークアップコール、朝食、チェックアウト、リムジン、及び管理等が含まれる。
また、本実施形態では、複数の評価値とは、第1乃至第5評価値の5段階であり、例えばダイヤモンド等を採用することができる。即ち、その場合、評価は低い順に1ダイヤモンド、2ダイヤモンド、3ダイヤモンド、4ダイヤモンド、5ダイヤモンドとなる。但しこれには限定されないことは勿論である。
クリア得点とは、評価値ごとに区分された設問数と評価値ごとの基準比率との積に一つ下の段階の評価値のクリア得点を加算した値である。
より詳細には、第1評価値(例えば、1ダイヤモンド)の基準比率は、予め設定された第1基準比率であり、本実施形態では、固定値の100%となっている。従って、第1評価値認定のためのクリア得点は363×1=363となる。
第2評価値(例えば、2ダイヤモンド)の第2基準比率は、第1評価値のために区分された設問数と第1基準比率との積を、第2評価値のために区分された設問数で除算した第1の値と、第1基準比率とを比較し、第1の値が第1基準比率よりも大きい場合には第1基準比率であり、第1の値が第1基準比率よりも小さい場合には第1の値となる。この例では、第1評価値のために区分された設問数が363項目、第2評価値のために区分された設問数が375項目であるので、第2基準比率は、97%となる(小数第3位を四捨五入)。従って、第2評価値認定のためのクリア得点は、375×0.97+363=726(小数第1位を四捨五入)となる。
第3評価値(例えば、3ダイヤモンド)の第3基準比率は、第1評価値のために区分された設問数と第1基準比率との積を、第3評価値のために区分された設問数で除算した第2の値と、第1基準比率とを比較し、第2の値が第1基準比率よりも大きい場合には第1基準比率であり、第2の値が第1基準比率よりも小さい場合には第2の値となる。この例では、第1評価値のために区分された設問数が363項目、第3評価値のために区分された設問数が458項目であるので、第3基準比率は、79%となる(小数第3位を四捨五入)。従って、第2評価値認定のためのクリア得点は、458×0.79+726=1088(小数第1位を四捨五入)となる。
第4評価値(例えば、4ダイヤモンド)の第4基準比率は、第1評価値のために区分された設問数と第1基準比率との積を、第4評価値のために区分された設問数で除算した第3の値と、第1基準比率とを比較し、第3の値が第1基準比率よりも大きい場合には第1基準比率であり、第3の値が第1基準比率よりも小さい場合には第3の値となる。この例では、第1評価値のために区分された設問数が363項目、第4評価値のために区分された設問数が511項目であるので、第4基準比率は、71%となる(小数第3位を四捨五入)。従って、第4評価値認定のためのクリア得点は、511×0.71+1088=1451(小数第1位を四捨五入)となる。
第5評価値(例えば、5ダイヤモンド)の第5基準比率は、第1評価値のために区分された設問数と第1基準比率との積を、第5評価値のために区分された設問数で除算した第4の値と、第1基準比率とを比較し、第4の値が第1基準比率よりも大きい場合には第1基準比率であり、第4の値が第1基準比率よりも小さい場合には第4の値となる。この例では、第1評価値のために区分された設問数が363項目、第5評価値のために区分された設問数が535項目であるので、第5基準比率は、68%となる(小数第3位を四捨五入)。従って、第4評価値認定のためのクリア得点は、535×0.68+1451=1815(小数第1位を四捨五入)となる。
評価部11cは、サービスシーン別の獲得数が、このように求めれた各評価値が認定されるために充足すべきクリア得点以上の場合には、当該評価値を認定する。クリア比率については、獲得数/クリア得点となる。
以上に加えて、評価部11cは、アンケート情報に基づいて、評価対象施設のサービスシーン別に区分された設問に対するYesの数と、改善容易で改善すればYesとなると回答された数との和を、改善後獲得数として更に算出し、複数の各評価値について各評価値が認定されるために充足すべきクリア得点を算出し、改善後獲得数とクリア得点との対比によりサービスシーン別に改善後の評価値を求める。
情報端末2,3側に提示されるアンケート回答画面では、各設問について、Yes/Noの選択に加えて、少しの努力(労力/資金等)で改善容易な設問については、その旨を入力できるようになっている。改善後の評価においては、この改善容易で改善すればYesとなる回答の数も改善後獲得数に含めて、上記演算を行う。
入出力制御部11bは、このように算出されたサービスシーン別の評価値とクリア比率を出力する。出力の態様としては、表示部17での表示や、情報端末2,3へのHTML形式等での表示データの送信等がある。後者の場合、生成部11dが、評価結果についてHTML形式等で表示データを生成し、送受信制御部11eの制御の下、通信部12を介して、情報端末2,3に表示データを送信する。
次に、図3には、本発明の実施形態に係る宿泊施設評価システムの構成要素である情報端末の構成を示し説明する。尚、ここでは、情報端末2の構成を詳述するが、情報端末3についても同様の構成である。
同図に示されるように、情報端末2(情報端末3も同様)は、制御部21と、通信部22と、操作部23と、表示部24と、記憶部25とを有する。各部21~25は、制御バスを介して通信自在に接続されている。通信部22は、例えば、NIC等により実現されるもので、インターネット等の通信網4と有線又は無線で接続され、宿泊施設評価装置1等との間で通信を行う通信インタフェースである。操作部23は、マウスやキーボード等で実現され、ユーザによる各種操作入力を受け付ける。表示部24は、液晶ディスプレイ等により実現され、各種表示を行う。尚、操作部23と表示部24とをタッチパネルとして一体に構成してもよい。記憶部25は、例えば、RAMやフラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、HDD、または光ディスク装置等で実現されるもので、制御部21で実行されるプログラムを記憶している。
制御部21は、CPUやMPU等で実現され、記憶部26に記憶されているプログラムを実行することで、主制御部21a、閲覧部21b、及び送受信制御部21cとして機能する。なお、制御部21は、ASICやFPGA等の集積回路で構成されてよい。
このような構成において、主制御部21aは、操作部23を介して入力されたアンケート情報の処理等の処理を司る。送受信制御部21cは、宿泊施設評価装置1から送信された表示データ等を、通信部22を介して受信する受信部、アンケート情報等を宿泊施設評価装置1に、通信部22を介して送信する送信部として機能する。閲覧部21bは、送受信制御部21cにより受信された表示データに基づいて、表示部24をアンケート入力画面や評価結果画面等の表示を行う。
以下、図4のフローチャートを参照して、本発明の実施形態に係る宿泊施設評価システムによる評価の流れを詳細に説明する。以下の処理手順は、本発明の実施形態に係る宿泊施設評価方法に相当するものである。
処理を開始すると、評価部11cは、アンケート情報記憶部15より評価対象施設に係るアンケート情報を読み出す(S1)。そして、評価部11cは、取得したアンケート情報に基づいて、評価対象施設のサービスシーン別に区分された設問に対するYesの数を獲得数として算出する(S2)。続いて、評価部11cは、複数の各評価値について各評価値が認定されるために充足すべきクリア得点を算出する(S3)。そして、評価部11cは、各サービスシーン別に、クリア得点に対する獲得数の割合であるクリア比率を算出する(S4)。そして、評価部11cは、獲得数とクリア得点(及びプレミアム得点)との対比によりサービスシーン別に評価値を求める(S5)。即ち、評価部11cは、サービスシーン別の獲得数が、各評価値が認定されるために充足すべきクリア得点(及びプレミアム得点)以上の場合には、当該評価値(及びプレミアム評価値)を認定する。クリア比率については、獲得数/クリア得点となる。こうして、入出力制御部11bは、サービスシーン別に評価値とクリア比率を出力する(S6)。出力の態様としては、表示部17での表示や、情報端末2,3へのHTML形式等での表示データの送信等がある。後者の場合、生成部11dが、評価結果についてHTML形式等で表示データを生成し、送受信制御部11eの制御の下、通信部12を介して、情報端末2,3に表示データを送信することになる。
本方法においても、評価対象施設としては、例えばホテルや旅館等の宿泊施設を想定している。サービスシーンには、前述した通りである。また、複数の評価値とは、第1乃至第5評価値の5段階であり、例えばダイヤモンド等を採用することができる。即ち、その場合、評価は低い順に1ダイヤモンド、2ダイヤモンド、3ダイヤモンド、4ダイヤモンド、5ダイヤモンドとなる。但しこれには限定されないことは勿論である。
上記クリア得点の算出方法、そのための基準比率の算出方法については、前述した通りであるので、重複した説明は省略する。
以上に加えて、評価部11cは、アンケート情報に基づいて、評価対象施設のサービスシーン別に区分された設問に対するYesの数と、改善容易で改善すればYesとなると回答された数との和を、改善後獲得数として更に算出し、複数の各評価値について各評価値が認定されるために充足すべきクリア得点を算出し、改善後獲得数とクリア得点との対比によりサービスシーン別に改善後の評価値を求める。この場合、情報端末2,3側に提示されるアンケート回答画面では、各設問について、Yes/Noの選択に加えて、少しの努力(労力/資金等)で改善容易な設問については、その旨を入力できるようになっている。改善後の評価においては、この改善容易で改善すればYesとなる回答の数も改善後獲得数に含めて、上記演算を行う。
ここで、図5には、評価結果の表示例を示し説明する。
同図に示されるように、評価対象施設のサービスシーン別に、算出された評価値(この例では、1ダイヤモンド~5ダイヤモンド)が棒グラフで表示されると共に、サービスシーンごとに、第1乃至第5評価値(1ダイヤモンド~5ダイヤモンド)に係る設問数に対する獲得数の比率をシーン別に求めて、プロットされ、併せて改善容易で改善されたならば回答がYesとなる項目も含めた獲得数についての評価も改善シナリオとして表示される。従って、評価対象施設のユーザやコンサルタント等は、同図より、サービスシーン別の問題点を把握できると共に、比較的容易に改善可能なシーンを把握することができ、併せて改善された場合には、それが評価にどのように反映されるかなどを把握することが可能となる。
以上説明したように、本発明の実施形態に係る宿泊施設評価装置等によれば、顧客による予約からチェックアウト等に至るまでの時系列的な流れの中で、顧客が接する各サービスシーン別に適正に評価し、クリア比率、及び改善提案等を含む評価結果を可視化して提示することが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなくその趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良・変更が可能であることは勿論である。
例えば、評価すべきサービスシーンは、前述したものに限定されず、更に細分化されたサービスシーン別に評価することも可能である。
1…宿泊施設評価装置、2…情報端末、3…情報端末、4…通信網、11…制御部、11a…主制御部、11b…入出力制御部、11c…評価部、11d…生成部、11e…送受信制御部、12…通信部、13…記憶部、14…ユーザ情報記憶部、15…アンケート情報記憶部、16…評価用記憶部、17‥表示部、18…操作入力部、21…制御部、21a…主制御部、21b…閲覧部、21c…送受信制御部、22…通信部、23…操作部、24…表示部、25…記憶部。

Claims (8)

  1. 評価対象施設に係るアンケート情報を取得する取得部と、
    前記アンケート情報に基づいて、前記評価対象施設のサービスシーン別に区分された設問に対するYesの数を獲得数として算出し、複数の各評価値について各評価値が認定されるために充足すべきクリア得点を算出し、前記獲得数と前記クリア得点との対比により前記サービスシーン別に評価値を求めると共に、前記獲得数の前記クリア得点に対するクリア比率を求める制御部と、
    前記各サービスシーン別の評価値と前記クリア比率を出力する出力部と、
    を備え、
    前記複数の評価値とは第1乃至第5評価値の5段階であり、
    前記クリア得点は、評価値ごとに区分された設問数と評価値ごとの基準比率との積に一つ下の段階の評価値のクリア得点を加算した値であり、
    前記第1評価値の基準比率は、予め設定された第1基準比率であり、
    前記第2評価値の第2基準比率は、前記第1評価値のために区分された設問数と前記第1基準比率との積を、前記第2評価値のために区分された設問数で除算した第1の値と、前記第1基準比率とを比較し、前記第1の値が前記第1基準比率よりも大きい場合には前記第1基準比率であり、前記第1の値が前記第1基準比率よりも小さい場合には前記第1の値であり、
    前記第3評価値の第3基準比率は、前記第1評価値のために区分された設問数と前記第1基準比率との積を、前記第3評価値のために区分された設問数で除算した第2の値と、前記第1基準比率とを比較し、前記第2の値が前記第1基準比率よりも大きい場合には前記第1基準比率であり、前記第2の値が前記第1基準比率よりも小さい場合には前記第2の値であり、
    前記第4評価値の第4基準比率は、前記第1評価値のために区分された設問数と前記第1基準比率との積を、前記第4評価値のために区分された設問数で除算した第3の値と、前記第1基準比率とを比較し、前記第3の値が前記第1基準比率よりも大きい場合には前記第1基準比率であり、前記第3の値が前記第1基準比率よりも小さい場合には前記第3の値であり、
    前記第5評価値の第5基準比率は、前記第1評価値のために区分された設問数と前記第1基準比率との積を、前記第5評価値のために区分された設問数で除算した第4の値と、前記第1基準比率とを比較し、前記第4の値が前記第1基準比率よりも大きい場合には前記第1基準比率であり、前記第4の値が前記第1基準比率よりも小さい場合には前記第4の値である
    宿泊施設評価装置。
  2. 前記制御部は、前記アンケート情報に基づいて、前記評価対象施設のサービスシーン別に区分された設問に対するYesの数と、改善容易で改善すればYesとなると回答された数との和を、改善後獲得数として更に算出し、複数の各評価値について各評価値が認定されるために充足すべきクリア得点を算出し、前記改善後獲得数と前記クリア得点との対比により前記サービスシーン別に改善後の評価値を求める
    請求項に記載の宿泊施設評価装置。
  3. 取得部が、評価対象施設に係るアンケート情報を取得するステップと、
    制御部が、前記アンケート情報に基づいて、前記評価対象施設のサービスシーン別に区分された設問に対するYesの数を獲得数として算出し、複数の各評価値について各評価値が認定されるために充足すべきクリア得点を算出し、前記獲得数と前記クリア得点との対比により前記サービスシーン別に評価値を求めると共に、前記獲得数の前記クリア得点に対するクリア比率を求めるステップと、
    出力部が、前記各サービスシーン別の評価値と前記クリア比率を出力するステップと、
    を有し、
    前記複数の評価値とは第1乃至第5評価値の5段階であり、
    前記クリア得点は、評価値ごとに区分された設問数と評価値ごとの基準比率との積に一つ下の段階の評価値のクリア得点を加算した値であり、
    前記第1評価値の基準比率は、予め設定された第1基準比率であり、
    前記第2評価値の第2基準比率は、前記第1評価値のために区分された設問数と前記第1基準比率との積を、前記第2評価値のために区分された設問数で除算した第1の値と、前記第1基準比率とを比較し、前記第1の値が前記第1基準比率よりも大きい場合には前記第1基準比率であり、前記第1の値が前記第1基準比率よりも小さい場合には前記第1の値であり、
    前記第3評価値の第3基準比率は、前記第1評価値のために区分された設問数と前記第1基準比率との積を、前記第3評価値のために区分された設問数で除算した第2の値と、前記第1基準比率とを比較し、前記第2の値が前記第1基準比率よりも大きい場合には前記第1基準比率であり、前記第2の値が前記第1基準比率よりも小さい場合には前記第2の値であり、
    前記第4評価値の第4基準比率は、前記第1評価値のために区分された設問数と前記第1基準比率との積を、前記第4評価値のために区分された設問数で除算した第3の値と、前記第1基準比率とを比較し、前記第3の値が前記第1基準比率よりも大きい場合には前記第1基準比率であり、前記第3の値が前記第1基準比率よりも小さい場合には前記第3の値であり、
    前記第5評価値の第5基準比率は、前記第1評価値のために区分された設問数と前記第1基準比率との積を、前記第5評価値のために区分された設問数で除算した第4の値と、前記第1基準比率とを比較し、前記第4の値が前記第1基準比率よりも大きい場合には前記第1基準比率であり、前記第4の値が前記第1基準比率よりも小さい場合には前記第4の値である
    宿泊施設評価方法。
  4. 前記制御部が、前記アンケート情報に基づいて、前記評価対象施設のサービスシーン別に区分された設問に対するYesの数と、改善容易で改善すればYesとなると回答された数との和を、改善後獲得数として更に算出し、複数の各評価値について各評価値が認定されるために充足すべきクリア得点を算出し、前記改善後獲得数と前記クリア得点との対比により前記サービスシーン別に改善後の評価値を求めるステップを更に有する
    請求項に記載の宿泊施設評価方法。
  5. コンピュータを、
    評価対象施設に係るアンケート情報を取得する取得部、
    前記アンケート情報に基づいて、前記評価対象施設のサービスシーン別に区分された設問に対するYesの数を獲得数として算出し、複数の各評価値について各評価値が認定されるために充足すべきクリア得点を算出し、前記獲得数と前記クリア得点との対比により前記サービスシーン別に評価値を求めると共に、前記獲得数の前記クリア得点に対するクリア比率を求める制御部、及び
    前記各サービスシーン別の評価値と前記クリア比率を出力する出力部、として機能させ、
    前記複数の評価値とは第1乃至第5評価値の5段階であり、
    前記クリア得点は、評価値ごとに区分された設問数と評価値ごとの基準比率との積に一つ下の段階の評価値のクリア得点を加算した値であり、
    前記第1評価値の基準比率は、予め設定された第1基準比率であり、
    前記第2評価値の第2基準比率は、前記第1評価値のために区分された設問数と前記第1基準比率との積を、前記第2評価値のために区分された設問数で除算した第1の値と、前記第1基準比率とを比較し、前記第1の値が前記第1基準比率よりも大きい場合には前記第1基準比率であり、前記第1の値が前記第1基準比率よりも小さい場合には前記第1の値であり、
    前記第3評価値の第3基準比率は、前記第1評価値のために区分された設問数と前記第1基準比率との積を、前記第3評価値のために区分された設問数で除算した第2の値と、前記第1基準比率とを比較し、前記第2の値が前記第1基準比率よりも大きい場合には前記第1基準比率であり、前記第2の値が前記第1基準比率よりも小さい場合には前記第2の値であり、
    前記第4評価値の第4基準比率は、前記第1評価値のために区分された設問数と前記第1基準比率との積を、前記第4評価値のために区分された設問数で除算した第3の値と、前記第1基準比率とを比較し、前記第3の値が前記第1基準比率よりも大きい場合には前記第1基準比率であり、前記第3の値が前記第1基準比率よりも小さい場合には前記第3の値であり、
    前記第5評価値の第5基準比率は、前記第1評価値のために区分された設問数と前記第1基準比率との積を、前記第5評価値のために区分された設問数で除算した第4の値と、前記第1基準比率とを比較し、前記第4の値が前記第1基準比率よりも大きい場合には前記第1基準比率であり、前記第4の値が前記第1基準比率よりも小さい場合には前記第4の値である
    プログラム。
  6. 前記制御部は、前記アンケート情報に基づいて、前記評価対象施設のサービスシーン別に区分された設問に対するYesの数と、改善容易で改善すればYesとなると回答された数との和を、改善後獲得数として更に算出し、複数の各評価値について各評価値が認定されるために充足すべきクリア得点を算出し、前記改善後獲得数と前記クリア得点との対比により前記サービスシーン別に改善後の評価値を求める
    請求項に記載のプログラム。
  7. 情報端末と宿泊施設評価装置とからなる宿泊施設評価システムであって、
    前記情報端末は、
    前記宿泊施設評価装置に評価対象施設に係るアンケート情報を送信する送信部と、
    前記宿泊施設評価装置からの表示データを受信する受信部と、
    前記表示データに基づく表示を行う表示部と、
    を有し、
    前記宿泊施設評価装置は、
    前記アンケート情報を取得する取得部と、
    前記アンケート情報に基づいて、前記評価対象施設のサービスシーン別に区分された設問に対するYesの数を獲得数として算出し、複数の各評価値について各評価値が認定されるために充足すべきクリア得点を算出し、前記獲得数と前記クリア得点との対比により前記サービスシーン別に評価値を求めると共に、前記獲得数の前記クリア得点に対するクリア比率を求める制御部と、
    前記各サービスシーン別の評価値と前記クリア比率を出力する出力部と、
    を有し、
    前記複数の評価値とは第1乃至第5評価値の5段階であり、
    前記クリア得点は、評価値ごとに区分された設問数と評価値ごとの基準比率との積に一つ下の段階の評価値のクリア得点を加算した値であり、
    前記第1評価値の基準比率は、予め設定された第1基準比率であり、
    前記第2評価値の第2基準比率は、前記第1評価値のために区分された設問数と前記第1基準比率との積を、前記第2評価値のために区分された設問数で除算した第1の値と、前記第1基準比率とを比較し、前記第1の値が前記第1基準比率よりも大きい場合には前記第1基準比率であり、前記第1の値が前記第1基準比率よりも小さい場合には前記第1の値であり、
    前記第3評価値の第3基準比率は、前記第1評価値のために区分された設問数と前記第1基準比率との積を、前記第3評価値のために区分された設問数で除算した第2の値と、前記第1基準比率とを比較し、前記第2の値が前記第1基準比率よりも大きい場合には前記第1基準比率であり、前記第2の値が前記第1基準比率よりも小さい場合には前記第2の値であり、
    前記第4評価値の第4基準比率は、前記第1評価値のために区分された設問数と前記第1基準比率との積を、前記第4評価値のために区分された設問数で除算した第3の値と、前記第1基準比率とを比較し、前記第3の値が前記第1基準比率よりも大きい場合には前記第1基準比率であり、前記第3の値が前記第1基準比率よりも小さい場合には前記第3の値であり、
    前記第5評価値の第5基準比率は、前記第1評価値のために区分された設問数と前記第1基準比率との積を、前記第5評価値のために区分された設問数で除算した第4の値と、前記第1基準比率とを比較し、前記第4の値が前記第1基準比率よりも大きい場合には前記第1基準比率であり、前記第4の値が前記第1基準比率よりも小さい場合には前記第4の値である
    宿泊施設評価システム。
  8. 前記制御部は、前記アンケート情報に基づいて、前記評価対象施設のサービスシーン別に区分された設問に対するYesの数と、改善容易で改善すればYesとなると回答された数との和を、改善後獲得数として更に算出し、複数の各評価値について各評価値が認定されるために充足すべきクリア得点を算出し、前記改善後獲得数と前記クリア得点との対比により前記サービスシーン別に改善後の評価値を求める
    請求項に記載の宿泊施設評価システム。
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