JP7383656B2 - ひずみゲージ - Google Patents

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Description

本発明は、ひずみゲージに関する。
測定対象物に貼り付けて、測定対象物のひずみを検出するひずみゲージが知られている。ひずみゲージは、ひずみを検出する抵抗体を備えており、抵抗体は、例えば、絶縁性樹脂上に形成されている。又、絶縁性樹脂上に、抵抗体を被覆する保護フィルムを備えている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2016-74934号公報
しかしながら、抵抗体を保護フィルムで被覆すると、温度変化等による保護フィルムの伸縮の影響により抵抗体の抵抗値が変化するため、ひずみゲージのひずみ検出精度が低下する場合があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、ひずみ検出精度の低下を抑制可能なひずみゲージを提供することを目的とする。
本ひずみゲージは、基材と、前記基材上にCr、CrN、及びCrNを含む膜から形成された抵抗体と、前記基材上に形成され、前記抵抗体を被覆する絶縁樹脂層と、を有し、前記絶縁樹脂層には、平面視で前記抵抗体と重複せず、かつ前記抵抗体に達しない切れ込みが設けられている。
開示の技術によれば、ひずみ検出精度の低下を抑制可能なひずみゲージを提供できる。
第1実施形態に係るひずみゲージを例示する平面図である。 第1実施形態に係るひずみゲージを例示する断面図(その1)である。 第1実施形態に係るひずみゲージを例示する断面図(その2)である。 第1実施形態に係るひずみゲージを例示する断面図(その3)である。 第1実施形態の変形例1に係るひずみゲージを例示する平面図である。 第1実施形態の変形例1に係るひずみゲージを例示する断面図である。 第1実施形態の変形例2に係るひずみゲージを例示する平面図である。 第1実施形態の変形例2に係るひずみゲージを例示する断面図である。 第1実施形態の変形例3に係るひずみゲージを例示する平面図である。 第1実施形態の変形例3に係るひずみゲージを例示する断面図(その1)である。 第1実施形態の変形例3に係るひずみゲージを例示する断面図(その2)である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
〈第1実施形態〉
図1は、第1実施形態に係るひずみゲージを例示する平面図である。図2は、第1実施形態に係るひずみゲージを例示する断面図であり、図1のA-A線に沿う断面を示している。図3は、第1実施形態に係るひずみゲージを例示する断面図であり、図1のB-B線に沿う断面を示している。図1~図3を参照すると、ひずみゲージ1は、基材10と、抵抗体30と、配線41と、端子部51と、カバー層60とを有している。
なお、本実施形態では、便宜上、ひずみゲージ1において、基材10の抵抗体30が設けられている側を上側又は一方の側、抵抗体30が設けられていない側を下側又は他方の側とする。又、各部位の抵抗体30が設けられている側の面を一方の面又は上面、抵抗体30が設けられていない側の面を他方の面又は下面とする。但し、ひずみゲージ1は天地逆の状態で用いることができ、又は任意の角度で配置できる。又、平面視とは対象物を基材10の上面10aの法線方向から視ることを指し、平面形状とは対象物を基材10の上面10aの法線方向から視た形状を指すものとする。
基材10は、抵抗体30等を形成するためのベース層となる部材であり、可撓性を有する。基材10の厚さは、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択できるが、例えば、5μm~500μm程度とすることができる。特に、基材10の厚さが5μm~200μmであると、接着層等を介して基材10の下面に接合される起歪体表面からの歪の伝達性、環境に対する寸法安定性の点で好ましく、10μm以上であると絶縁性の点で更に好ましい。
基材10は、例えば、PI(ポリイミド)樹脂、エポキシ樹脂、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)樹脂、PEN(ポリエチレンナフタレート)樹脂、PET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂、PPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂、LCP(液晶ポリマー)樹脂、ポリオレフィン樹脂等の絶縁樹脂フィルムから形成できる。なお、フィルムとは、厚さが500μm以下程度であり、可撓性を有する部材を指す。
ここで、『絶縁樹脂フィルムから形成する』とは、基材10が絶縁樹脂フィルム中にフィラーや不純物等を含有することを妨げるものではない。基材10は、例えば、シリカやアルミナ等のフィラーを含有する絶縁樹脂フィルムから形成しても構わない。
基材10の樹脂以外の材料としては、例えば、SiO、ZrO(YSZも含む)、Si、Si、Al(サファイヤも含む)、ZnO、ペロブスカイト系セラミックス(CaTiO、BaTiO)等の結晶性材料が挙げられ、更に、それ以外に非晶質のガラス等が挙げられる。又、基材10の材料として、アルミニウム、アルミニウム合金(ジュラルミン)、チタン等の金属を用いてもよい。この場合、金属製の基材10上に、例えば、絶縁膜が形成される。
抵抗体30は、基材10上に所定のパターンで形成された薄膜であり、ひずみを受けて抵抗変化を生じる受感部である。抵抗体30は、基材10の上面10aに直接形成されてもよいし、基材10の上面10aに他の層を介して形成されてもよい。なお、図1では、便宜上、抵抗体30を梨地模様で示している。
抵抗体30は、例えば、Cr(クロム)を含む材料、Ni(ニッケル)を含む材料、又はCrとNiの両方を含む材料から形成できる。すなわち、抵抗体30は、CrとNiの少なくとも一方を含む材料から形成できる。Crを含む材料としては、例えば、Cr混相膜が挙げられる。Niを含む材料としては、例えば、Cu-Ni(銅ニッケル)が挙げられる。CrとNiの両方を含む材料としては、例えば、Ni-Cr(ニッケルクロム)が挙げられる。
ここで、Cr混相膜とは、Cr、CrN、CrN等が混相した膜である。Cr混相膜は、酸化クロム等の不可避不純物を含んでもよい。
抵抗体30の厚さは、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択できるが、例えば、0.05μm~2μm程度とすることができる。特に、抵抗体30の厚さが0.1μm以上であると抵抗体30を構成する結晶の結晶性(例えば、α-Crの結晶性)が向上する点で好ましく、1μm以下であると抵抗体30を構成する膜の内部応力に起因する膜のクラックや基材10からの反りを低減できる点で更に好ましい。
例えば、抵抗体30がCr混相膜である場合、安定な結晶相であるα-Cr(アルファクロム)を主成分とすることで、ゲージ特性の安定性を向上できる。又、抵抗体30がα-Crを主成分とすることで、ひずみゲージ1のゲージ率を10以上、かつゲージ率温度係数TCS及び抵抗温度係数TCRを-1000ppm/℃~+1000ppm/℃の範囲内とすることができる。ここで、主成分とは、対象物質が抵抗体を構成する全物質の50重量%以上を占めることを意味するが、ゲージ特性を向上する観点から、抵抗体30はα-Crを80重量%以上含むことが好ましく、90重量%以上含むことが更に好ましい。なお、α-Crは、bcc構造(体心立方格子構造)のCrである。
又、抵抗体30がCr混相膜である場合、Cr混相膜に含まれるCrN及びCrNは20重量%以下であることが好ましい。Cr混相膜に含まれるCrN及びCrNが20重量%以下であることで、ゲージ率の低下を抑制できる。
又、CrN及びCrN中のCrNの割合は80重量%以上90重量%未満であることが好ましく、90重量%以上95重量%未満であることが更に好ましい。CrN及びCrN中のCrNの割合が90重量%以上95重量%未満であることで、半導体的な性質を有するCrNにより、TCRの低下(負のTCR)が一層顕著となる。更に、セラミックス化を低減することで、脆性破壊の低減がなされる。
一方で、膜中に微量のNもしくは原子状のNが混入、存在した場合、外的環境(例えば高温環境下)によりそれらが膜外へ抜け出ることで、膜応力の変化を生ずる。化学的に安定なCrNの創出により上記不安定なNを発生させることがなく、安定なひずみゲージを得ることができる。
端子部51は、配線41を介して、抵抗体30の両端部と電気的に接続されており、平面視において、抵抗体30及び配線41よりも拡幅して略矩形状に形成されている。端子部51は、ひずみにより生じる抵抗体30の抵抗値の変化を外部に出力するための一対の電極であり、例えば、外部接続用のリード線等が接合される。抵抗体30は、例えば、端子部51の一方に接続される配線41の端部からジグザグに折り返しながら延在し、端子部51の他方に接続される配線41の端部に達する。端子部51の上面を、端子部51よりもはんだ付け性が良好な金属で被覆してもよい。なお、抵抗体30と配線41と端子部51とは便宜上別符号としているが、両者は同一工程において同一材料により一体に形成することができる。
抵抗体30を被覆し、端子部51を露出するように、基材10の上面10aにカバー層60(絶縁樹脂層)が設けられている。配線41は、カバー層60に全て被覆されてもよいし、カバー層60から全て露出してもよいし、カバー層60に被覆される部分とカバー層60から露出する部分の両方を有してもよい。
カバー層60は、例えば、PI樹脂、エポキシ樹脂、PEEK樹脂、PEN樹脂、PET樹脂、PPS樹脂、複合樹脂(例えば、シリコーン樹脂、ポリオレフィン樹脂)等の絶縁樹脂から形成できる。カバー層60は、フィラーや顔料を含有しても構わない。カバー層60の厚さは、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択できるが、例えば、2μm~30μm程度とすることができる。
カバー層60を設けることで、抵抗体30に機械的な損傷等が生じることを防止できる。又、カバー層60を設けることで、抵抗体30を湿気等から保護できる。カバー層60が配線41の一部又は全部を被覆する場合には、配線41に対しても抵抗体30に対する効果と同様の効果を奏する。
温度変化等によりカバー層60が伸縮すると、カバー層60の伸縮に伴って抵抗体30も伸縮するため、抵抗体30の抵抗値が変化する。カバー層60の伸縮に伴う抵抗体30の抵抗値の変化は、本来検出するべきひずみによる抵抗体30の抵抗値の変化に対してはノイズ成分となるため、ひずみゲージ1のひずみ検出精度を低下させる。
本実施形態では、カバー層60に、抵抗体30のグリッド方向(図1のA-A線の方向)に沿って、1本の切れ込み60xが設けられている。
抵抗体30は、複数の細長状部が長手方向を同一方向(図1のA-A線の方向)に向けて所定間隔で配置され、隣接する細長状部の端部が順番に連結されて、全体としてジグザグに折り返す構造である。複数の細長状部の長手方向がグリッド方向となる。
切れ込み60xは、平面視において、抵抗体30の隣接する細長状部の間の何れか1つの領域に、細長状部に沿って抵抗体30に達しない(接しない)ように配置される。切れ込み60xは抵抗体30には達しないため、抵抗体30の側面がカバー層60から露出することはない。
なお、図1では、端子部51側に開口するように1つの切れ込み60xを設けたが、端子部51とは反対側(図7の切れ込み60yと同一側)に開口するように1つの切れ込みを設けてもよい。
カバー層60に切れ込み60xを設けることで、平面視におけるカバー層60の面積が小さくなるため、抵抗体30がカバー層60の伸縮の影響を受け難くなる。その結果、従来のような切れ込みが設けられていないカバー層と比べて、カバー層の伸縮に伴うノイズ成分が低減され、ひずみゲージ1のひずみ検出精度の低下を抑制できる。
特に、抵抗体30としてCr混相膜を用いたゲージ率10以上の高感度なひずみゲージにおいて、カバー層に切れ込みを設けてノイズ成分を低減することは、ひずみ検出精度の向上に顕著な効果を発揮する。
ひずみゲージ1を製造するためには、まず、基材10を準備し、基材10の上面10aに金属層(便宜上、金属層Aとする)を形成する。金属層Aは、最終的にパターニングされて抵抗体30、配線41、及び端子部51となる層である。従って、金属層Aの材料や厚さは、前述の抵抗体30、配線41、及び端子部51の材料や厚さと同様である。
金属層Aは、例えば、金属層Aを形成可能な原料をターゲットとしたマグネトロンスパッタ法により成膜できる。金属層Aは、マグネトロンスパッタ法に代えて、反応性スパッタ法や蒸着法、アークイオンプレーティング法、パルスレーザー堆積法等を用いて成膜してもよい。
ゲージ特性を安定化する観点から、金属層Aを成膜する前に、下地層として、基材10の上面10aに、例えば、コンベンショナルスパッタ法により所定の膜厚の機能層を真空成膜することが好ましい。
本願において、機能層とは、少なくとも上層である金属層A(抵抗体30)の結晶成長を促進する機能を有する層を指す。機能層は、更に、基材10に含まれる酸素や水分による金属層Aの酸化を防止する機能や、基材10と金属層Aとの密着性を向上する機能を備えていることが好ましい。機能層は、更に、他の機能を備えていてもよい。
基材10を構成する絶縁樹脂フィルムは酸素や水分を含むため、特に金属層AがCrを含む場合、Crは自己酸化膜を形成するため、機能層が金属層Aの酸化を防止する機能を備えることは有効である。
機能層の材料は、少なくとも上層である金属層A(抵抗体30)の結晶成長を促進する機能を有する材料であれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択できるが、例えば、Cr(クロム)、Ti(チタン)、V(バナジウム)、Nb(ニオブ)、Ta(タンタル)、Ni(ニッケル)、Y(イットリウム)、Zr(ジルコニウム)、Hf(ハフニウム)、Si(シリコン)、C(炭素)、Zn(亜鉛)、Cu(銅)、Bi(ビスマス)、Fe(鉄)、Mo(モリブデン)、W(タングステン)、Ru(ルテニウム)、Rh(ロジウム)、Re(レニウム)、Os(オスミウム)、Ir(イリジウム)、Pt(白金)、Pd(パラジウム)、Ag(銀)、Au(金)、Co(コバルト)、Mn(マンガン)、Al(アルミニウム)からなる群から選択される1種又は複数種の金属、この群の何れかの金属の合金、又は、この群の何れかの金属の化合物が挙げられる。
上記の合金としては、例えば、FeCr、TiAl、FeNi、NiCr、CrCu等が挙げられる。又、上記の化合物としては、例えば、TiN、TaN、Si、TiO、Ta、SiO等が挙げられる。
機能層が金属又は合金のような導電材料から形成される場合には、機能層の膜厚は抵抗体の膜厚の1/20以下であることが好ましい。このような範囲であると、α-Crの結晶成長を促進できると共に、抵抗体に流れる電流の一部が機能層に流れて、ひずみの検出感度が低下することを防止できる。
機能層が金属又は合金のような導電材料から形成される場合には、機能層の膜厚は抵抗体の膜厚の1/50以下であることがより好ましい。このような範囲であると、α-Crの結晶成長を促進できると共に、抵抗体に流れる電流の一部が機能層に流れて、ひずみの検出感度が低下することを更に防止できる。
機能層が金属又は合金のような導電材料から形成される場合には、機能層の膜厚は抵抗体の膜厚の1/100以下であることが更に好ましい。このような範囲であると、抵抗体に流れる電流の一部が機能層に流れて、ひずみの検出感度が低下することを一層防止できる。
機能層が酸化物や窒化物のような絶縁材料から形成される場合には、機能層の膜厚は、1nm~1μmとすることが好ましい。このような範囲であると、α-Crの結晶成長を促進できると共に、機能層にクラックが入ることなく容易に成膜できる。
機能層が酸化物や窒化物のような絶縁材料から形成される場合には、機能層の膜厚は、1nm~0.8μmとすることがより好ましい。このような範囲であると、α-Crの結晶成長を促進できると共に、機能層にクラックが入ることなく更に容易に成膜できる。
機能層が酸化物や窒化物のような絶縁材料から形成される場合には、機能層の膜厚は、1nm~0.5μmとすることが更に好ましい。このような範囲であると、α-Crの結晶成長を促進できると共に、機能層にクラックが入ることなく一層容易に成膜できる。
なお、機能層の平面形状は、例えば、図1に示す抵抗体の平面形状と略同一にパターニングされている。しかし、機能層の平面形状は、抵抗体の平面形状と略同一である場合には限定されない。機能層が絶縁材料から形成される場合には、抵抗体の平面形状と同一形状にパターニングしなくてもよい。この場合、機能層は少なくとも抵抗体が形成されている領域にベタ状に形成されてもよい。或いは、機能層は、基材10の上面全体にベタ状に形成されてもよい。
又、機能層が絶縁材料から形成される場合に、機能層の厚さを50nm以上1μm以下となるように比較的厚く形成し、かつベタ状に形成することで、機能層の厚さと表面積が増加するため、抵抗体が発熱した際の熱を基材10側へ放熱できる。その結果、ひずみゲージ1において、抵抗体の自己発熱による測定精度の低下を抑制できる。
機能層は、例えば、機能層を形成可能な原料をターゲットとし、チャンバ内にAr(アルゴン)ガスを導入したコンベンショナルスパッタ法により真空成膜できる。コンベンショナルスパッタ法を用いることにより、基材10の上面10aをArでエッチングしながら機能層が成膜されるため、機能層の成膜量を最小限にして密着性改善効果を得ることができる。
但し、これは、機能層の成膜方法の一例であり、他の方法により機能層を成膜してもよい。例えば、機能層の成膜の前にAr等を用いたプラズマ処理等により基材10の上面10aを活性化することで密着性改善効果を獲得し、その後マグネトロンスパッタ法により機能層を真空成膜する方法を用いてもよい。
機能層の材料と金属層Aの材料との組み合わせは、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択できるが、例えば、機能層としてTiを用い、金属層Aとしてα-Cr(アルファクロム)を主成分とするCr混相膜を成膜可能である。
この場合、例えば、Cr混相膜を形成可能な原料をターゲットとし、チャンバ内にArガスを導入したマグネトロンスパッタ法により、金属層Aを成膜できる。或いは、純Crをターゲットとし、チャンバ内にArガスと共に適量の窒素ガスを導入し、反応性スパッタ法により、金属層Aを成膜してもよい。この際、窒素ガスの導入量や圧力(窒素分圧)を変えることや加熱工程を設けて加熱温度を調整することで、Cr混相膜に含まれるCrN及びCrNの割合、並びにCrN及びCrN中のCrNの割合を調整できる。
これらの方法では、Tiからなる機能層がきっかけでCr混相膜の成長面が規定され、安定な結晶構造であるα-Crを主成分とするCr混相膜を成膜できる。又、機能層を構成するTiがCr混相膜中に拡散することにより、ゲージ特性が向上する。例えば、ひずみゲージ1のゲージ率を10以上、かつゲージ率温度係数TCS及び抵抗温度係数TCRを-1000ppm/℃~+1000ppm/℃の範囲内とすることができる。なお、機能層がTiから形成されている場合、Cr混相膜にTiやTiN(窒化チタン)が含まれる場合がある。
なお、金属層AがCr混相膜である場合、Tiからなる機能層は、金属層Aの結晶成長を促進する機能、基材10に含まれる酸素や水分による金属層Aの酸化を防止する機能、及び基材10と金属層Aとの密着性を向上する機能の全てを備えている。機能層として、Tiに代えてTa、Si、Al、Feを用いた場合も同様である。
このように、金属層Aの下層に機能層を設けることにより、金属層Aの結晶成長を促進可能となり、安定な結晶相からなる金属層Aを作製できる。その結果、ひずみゲージ1において、ゲージ特性の安定性を向上できる。又、機能層を構成する材料が金属層Aに拡散することにより、ひずみゲージ1において、ゲージ特性を向上できる。
次に、フォトリソグラフィによって金属層Aをパターニングし、図1に示す平面形状の抵抗体30、配線41、及び端子部51を形成する。
その後、基材10の上面10aに、抵抗体30を被覆し端子部51を露出する、切れ込み60xを有するカバー層60を設けることで、ひずみゲージ1が完成する。
切れ込み60xを有するカバー層60を形成するには、例えば、基材10の上面10aに、抵抗体30を被覆し端子部51を露出するように、半硬化状態の熱硬化性の絶縁樹脂フィルムをラミネートする。そして、フォトリソグラフィによって絶縁樹脂フィルムをパターニングして切れ込み60xを形成し、その後絶縁樹脂フィルムを加熱して硬化させる。カバー層60は、基材10の上面10aに、抵抗体30を被覆し端子部51を露出するように、液状又はペースト状の熱硬化性の絶縁樹脂を塗布し、加熱して半硬化状態にした後、フォトリソグラフィによって切れ込み60xを入れる方法で形成してもよい。
なお、抵抗体30、配線41、及び端子部51の下地層として基材10の上面10aに機能層を設けた場合には、ひずみゲージ1は図4に示す断面形状となる。符号20で示す層が機能層である。機能層20を設けた場合のひずみゲージ1の平面形状は、例えば、図1と同様となる。但し、前述のように、機能層20は、基材10の上面の一部又は全部にベタ状に形成される場合もある。
〈第1実施形態の変形例1〉
第1実施形態の変形例1では、カバー層に複数の切れ込みを形成する例を示す。なお、第1実施形態の変形例1において、既に説明した実施形態と同一構成部についての説明は省略する場合がある。
図5は、第1実施形態の変形例1に係るひずみゲージを例示する平面図である。図6は、第1実施形態の変形例1に係るひずみゲージを例示する断面図であり、図5のC-C線に沿う断面を示している。図5及び図6を参照すると、ひずみゲージ1Aは、カバー層60に複数の切れ込み60xを形成した点が、ひずみゲージ1(図1等参照)と相違する。
本実施形態では、カバー層60に、抵抗体30のグリッド方向(長手方向)に沿って、3本の切れ込み60xが設けられている。
各々の切れ込み60xは、平面視において、端子部51側に開口し、抵抗体30の隣接する細長状部の間の1つ置きの領域に、グリッド方向に沿って抵抗体30に達しないように配置される。各々の切れ込み60xは抵抗体30には達しないため、抵抗体30の側面がカバー層60から露出することはない。
なお、図5では、端子部51側に開口するように3つの切れ込み60xを設けたが、端子部51とは反対側(図7の切れ込み60yと同一側)に開口するように2つの切れ込みを設けてもよい。
このように、本実施形態では、カバー層60に、抵抗体30のグリッド方向に沿って、複数の切れ込み60xが設けられている。これにより、ひずみゲージ1と比べて、抵抗体30がカバー層60の伸縮の影響を更に受け難くなるため、ノイズ成分が更に低減され、ひずみゲージ1Aのひずみ検出精度の低下を更に抑制できる。
〈第1実施形態の変形例2〉
第1実施形態の変形例2では、カバー層に更に多くの切れ込みを形成する例を示す。なお、第1実施形態の変形例2において、既に説明した実施形態と同一構成部についての説明は省略する場合がある。
図7は、第1実施形態の変形例2に係るひずみゲージを例示する平面図である。図8は、第1実施形態の変形例2に係るひずみゲージを例示する断面図であり、図7のD-D線に沿う断面を示している。図7及び図8を参照すると、ひずみゲージ1Bは、カバー層60に切れ込み60xに加え、切れ込み60yを形成した点が、ひずみゲージ1A(図5等参照)と相違する。
本実施形態では、カバー層60に、抵抗体30のグリッド方向(長手方向)に沿って、3本の切れ込み60xと、2本の切れ込み60yが設けられている。
各々の切れ込み60xは、平面視において、端子部51側に開口し、抵抗体30の隣接する細長状部の間の1つ置きの領域に、グリッド方向に沿って抵抗体30に達しないように配置される。各々の切れ込み60xは抵抗体30には達しないため、抵抗体30の側面がカバー層60から露出することはない。
各々の切れ込み60yは、平面視において、端子部51とは反対側に開口し、抵抗体30の隣接する細長状部の間の1つ置きの領域に、グリッド方向に沿って抵抗体30に達しないように配置される。各々の切れ込み60yは抵抗体30には達しないため、抵抗体30の側面がカバー層60から露出することはない。
このように、本実施形態では、カバー層60に、抵抗体30のグリッド方向に沿って、抵抗体30の隣接する細長状部の間の全ての領域に、切れ込み60x又は切れ込み60yが設けられている。これにより、ひずみゲージ1Aと比べて、抵抗体30がカバー層60の伸縮の影響を更に受け難くなるため、ノイズ成分が更に低減され、ひずみゲージ1Bのひずみ検出精度の低下を更に抑制できる。
〈第1実施形態の変形例3〉
第1実施形態の変形例3では、カバー層を被覆する撥液層を設ける例を示す。なお、第1実施形態の変形例3において、既に説明した実施形態と同一構成部についての説明は省略する場合がある。
図9は、第1実施形態の変形例3に係るひずみゲージを例示する平面図である。図10は、第1実施形態の変形例3に係るひずみゲージを例示する断面図であり、図9のE-E線に沿う断面を示している。図11は、第1実施形態の変形例3に係るひずみゲージを例示する断面図であり、図9のF-F線に沿う断面を示している。
図9~図11を参照すると、ひずみゲージ1Cは、配線41及び端子部51が配線40A及び端子部50Aに置換され、さらにカバー層60を被覆する撥液層70が設けられた点が、ひずみゲージ1(図1~図3等参照)と相違する。
配線40Aは、第1金属層41Aと、第1金属層41Aの上面に積層された第2金属層42Aとを有している。端子部50Aは、一対の第1金属層51Aと、各々の第1金属層51Aの上面に積層された第2金属層52Aとを有している。第1金属層51Aは、配線40Aの第1金属層41Aを介して抵抗体30と電気的に接続されている。
なお、抵抗体30と第1金属層41Aと第1金属層51Aとは便宜上別符号としているが、同一工程において同一材料により一体に形成できる。従って、抵抗体30と第1金属層41Aと第1金属層51Aとは、厚さが略同一である。又、第2金属層42Aと第2金属層52Aとは便宜上別符号としているが、同一工程において同一材料により一体に形成できる。従って、第2金属層42Aと第2金属層52Aとは、厚さが略同一である。
第2金属層42A及び52Aは、抵抗体30(第1金属層41A及び51A)よりも低抵抗の材料から形成されている。第2金属層42A及び52Aの材料は、抵抗体30よりも低抵抗の材料であれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択できる。例えば、抵抗体30がCr混相膜である場合、第2金属層42A及び52Aの材料として、Cu、Ni、Al、Ag、Au、Pt等、又は、これら何れかの金属の合金、これら何れかの金属の化合物、或いは、これら何れかの金属、合金、化合物を適宜積層した積層膜が挙げられる。第2金属層42A及び52Aの厚さは、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択できるが、例えば、3μm~5μm程度とすることができる。
このように、配線40Aは、抵抗体30と同一材料からなる第1金属層41A上に第2金属層42Aが積層された構造である。そのため、配線40Aは抵抗体30よりも抵抗が低くなるため、配線40Aが抵抗体として機能してしまうことを抑制できる。その結果、抵抗体30によるひずみ検出精度を向上できる。
言い換えれば、抵抗体30よりも低抵抗な配線40Aを設けることで、ひずみゲージ1Cの実質的な受感部を抵抗体30が形成された局所領域に制限できる。そのため、抵抗体30によるひずみ検出精度を向上できる。
撥液層70は、カバー層60の全体を被覆している。撥液層70は、カバー層60よりも表面自由エネルギーの小さい材料により形成されている。カバー層60の材料が前述のとおりである場合、撥液層70は、飽和フルオロアルキル基、アルキルシリル基、フルオロシリル基、又は長鎖アルキル基を含む樹脂層であることが好ましい。撥液層70の厚さは、例えば、0.1μm~100μm程度である。
ひずみゲージを高温高湿環境で使用すると、水滴がカバー層60の上面に付着して蒸発することで、カバー層60の上面の汚れを集めて濃縮してしまう場合がある。汚れが濃縮されると、酸又はアルカリに傾いた基点が発生してカバー層60を劣化させ、結果的に、水分の浸透により、カバー層60に被覆された抵抗体30や配線40Aの腐食を引き起こすおそれがある。
カバー層60を被覆する撥液層70を設けることで、撥液層70が高い撥液性を発揮してカバー層60上に水滴や油等の汚れを付着しにくくし、カバー層60内への水分の浸透を防ぐため、カバー層60に被覆された抵抗体30や配線40Aの腐食を抑制できる。特に、配線40Aの第2金属層42Aが銅を含む場合、銅は腐食されやすいため、カバー層60に撥液層70を設けて水分の浸透を防ぐことは特に有効である。
又、カバー層60の切れ込み60xの内側に位置する撥液層70には、抵抗体30に達しない切れ込み70xが設けられている。そのため、撥液層70が、カバー層60に設けられた切れ込み60xの奏する効果を阻害することはない。すなわち、カバー層60に切れ込み60xを設け、かつ撥液層70に切れ込み70xを設けることで、カバー層60の伸縮に伴うノイズ成分が低減され、ひずみゲージ1Cのひずみ検出精度の低下を抑制できると共に、水分や油分の浸透を防いで耐候性を向上できる。なお、切れ込み70xを有する撥液層70は、例えば、ディップまたはスプレーする方法で形成できる。
なお、ひずみゲージ1A及び1Bに撥液層70を設けてもよい。この場合には、ひずみゲージ1A及び1Bの説明において示した効果に加え、撥液層70により水分の浸透を防いで耐候性を向上する効果を奏する。
以上、好ましい実施形態等について詳説したが、上述した実施形態等に制限されることはなく、特許請求の範囲に記載された範囲を逸脱することなく、上述した実施形態等に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、切れ込み60xや切れ込み60yは、基材10の上面10aを露出する貫通孔状に形成したが、基材10の上面10aを露出せずに底面を有する溝状に形成してもよい。切れ込みを溝状に形成する場合には、溝が抵抗体30に達しなければ、平面視で抵抗体30と重複する位置に溝を配置してもよい。又、切れ込みを溝状に形成する場合には、溝が抵抗体30に達しなければ、グリッド方向と垂直な方向や、グリッド方向に対して斜めの方向に溝を配置してもよい。又、貫通孔状に形成した切れ込みと、溝状に形成した切れ込みとを、1つのひずみゲージのカバー層に混在させてもよい。
又、切れ込みを基材10の上面10aを露出する貫通孔状に形成する場合、端子部51側にも端子部51とは反対側にも開口しないように切れ込みを設けてもよい。この場合、平面視において、切れ込みは閉じた形状となり、上方側(基材10とは反対)のみに開口する。
1、1A、1B、1C ひずみゲージ、10 基材、10a 上面、20 機能層、30 抵抗体、40A、41 配線、41A、51A 第1金属層、42A、52A 第2金属層、50A、51 端子部、60 カバー層、60x、60y、70x 切れ込み、70 撥液層

Claims (15)

  1. 基材と、
    前記基材上にCr、CrN、及びCrNを含む膜から形成された抵抗体と、
    前記基材上に形成され、前記抵抗体を被覆する絶縁樹脂層と、を有し、
    前記絶縁樹脂層には、平面視で前記抵抗体と重複せず、かつ前記抵抗体に達しない切れ込みが設けられているひずみゲージ。
  2. 前記抵抗体は、複数の細長状部が長手方向を同一方向に向けて所定間隔で配置され、隣接する前記細長状部の端部が順番に連結されて、全体としてジグザグに折り返す構造であり、
    前記切れ込みは、平面視において、隣接する前記細長状部の間の何れか1つ以上の領域に、前記細長状部に沿って配置されている請求項1に記載のひずみゲージ。
  3. 前記基材上に形成され、前記抵抗体と電気的に接続された一対の端子部を有し、
    前記絶縁樹脂層には、前記抵抗体に達しない複数の切れ込みが設けられ、
    前記複数の切れ込みは、前記端子部側に開口する切れ込みを含む請求項2に記載のひずみゲージ。
  4. 前記基材上に形成され、前記抵抗体と電気的に接続された一対の端子部を有し、
    前記絶縁樹脂層には、前記抵抗体に達しない複数の切れ込みが設けられ、
    前記複数の切れ込みは、前記端子部とは反対側に開口する切れ込みを含む請求項2又は3に記載のひずみゲージ。
  5. 隣接する前記細長状部の間の全ての領域に、前記切れ込みが設けられている請求項3又は4項に記載のひずみゲージ。
  6. 前記切れ込みは、前記基材の上面を露出するように設けられている請求項1乃至5の何れか一項に記載のひずみゲージ。
  7. 前記絶縁樹脂層には、前記抵抗体に達しない切れ込みと、前記基材の上面を露出する切れ込みとを、混在させている請求項1乃至5の何れか一項に記載のひずみゲージ。
  8. 前記絶縁樹脂層を被覆する撥液層が設けられ、
    前記絶縁樹脂層の前記切れ込みの内側に位置する前記撥液層には、前記抵抗体に達しない切れ込みが設けられている請求項1乃至7の何れか一項に記載のひずみゲージ。
  9. 前記撥液層は、飽和フルオロアルキル基、アルキルシリル基、フルオロシリル基、又は長鎖アルキル基を含む請求項8に記載のひずみゲージ。
  10. ゲージ率が10以上である請求項1乃至9の何れか一項に記載のひずみゲージ。
  11. 前記抵抗体に含まれるCrN及びCrNは、20重量%以下である請求項1乃至10の何れか一項に記載のひずみゲージ。
  12. 前記CrN及び前記CrN中の前記CrNの割合は、80重量%以上90重量%未満である請求項11に記載のひずみゲージ。
  13. 基材と、
    前記基材上にCr、CrN、及びCr Nを含む膜から形成された抵抗体と、
    前記基材上に形成され、前記抵抗体を被覆する絶縁樹脂層と、を有し、
    前記絶縁樹脂層には、前記抵抗体に達しない切れ込みと、前記基材の上面を露出する切れ込みとを、混在させているひずみゲージ。
  14. 基材と、
    前記基材上にCr、CrN、及びCr Nを含む膜から形成された抵抗体と、
    前記基材上に形成され、前記抵抗体を被覆する絶縁樹脂層と、を有し、
    前記絶縁樹脂層には、前記抵抗体に達しない切れ込みが設けられ、
    前記絶縁樹脂層を被覆する撥液層が設けられ、
    前記絶縁樹脂層の前記切れ込みの内側に位置する前記撥液層には、前記抵抗体に達しない切れ込みが設けられているひずみゲージ。
  15. 基材と、
    前記基材上にCr、CrN、及びCr Nを含む膜から形成された抵抗体と、
    前記基材上に形成され、前記抵抗体を被覆する絶縁樹脂層と、を有し、
    前記絶縁樹脂層には、前記抵抗体に達しない切れ込みが設けられ、
    前記抵抗体に含まれるCrN及びCr Nは、20重量%以下であり、
    前記CrN及び前記Cr N中の前記Cr Nの割合は、80重量%以上90重量%未満であるひずみゲージ。
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