JP7377284B2 - 取引カード内の角度付きスロット - Google Patents

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Description

本出願は、「取引カード内の角度付きスロット」と題され、2019年5月13日に出願された同時係属中の米国特許出願第16/410,719号の優先権及び利益を主張する。
本開示は、一般に取引カードに関し、より具体的には、取引カードのカード本体内の角度の付いたスロットに関する。
典型的な取引カードは、ポリ塩化ビニル(PVC)及びポリエチレンテレフタレート(PET)などの熱可塑性材料から作られている。しかしながら、これらの取引カードは、損傷を与える環境にさらされた場合、損傷または破壊される可能性がある。例えば、長い期間に自然力にさらされたままにされると、取引カードが損傷する可能性がある。湿気及び/または日光は、典型的な取引カードのポリマー内の化学結合を破壊する可能性があり、その結果、湿気及び日光にさらされたままの取引カードは、ゆがんだり、ひびが入ったり、及び/または使用できなくなる可能性がある。さらに、熱可塑性の取引カードは、簡単に曲がったり、壊れたり、切れたりする可能性があり、それによって取引カードが損傷し、使用できなくなる可能性がある。
熱可塑性材料に関するいくつかの問題を低減するために、取引カードは、より高い耐久性、及びより高いステータスシンボルを提供するために、異なるタイプの金属及び/または金属合金で製造され始めた。AmericanExpress(登録商標)などの1つの発行者は、毎年何百万ものそのような金属カードを口座保有者に発行している。しかしながら、金属製の取引カードは、アンテナを備えた集積回路の機能に影響を与える可能性がある。特に、金属カード本体は、EMVチップから金属カード本体を介したEM信号の分配を低減または妨げる。EMVチップから金属カード本体を介したEM信号の分配を助けるために、金属の取引カードにはカード本体にスリットが含まれている。例えば、幅が約60ミクロンで、カード本体に渡って、カードの端からカードの約3/4インチまで、チップミリング領域を通る連続的な90°のカットである。その連続的な90°のカットは、直線カット、階段状カット、または波状カットである。
しかしながら、そのようなカットは、平面表面における弱点となる傾向がある。特に、取引カードは、さまざまな方法で引っ張られたり、曲げられたり、ねじられたり、トルクがかけられたりすることがよくある(例えば、財布から取り出す時、ATMに挿入する時等)。このようなアクションは、カット領域に負担をかけることが多く、カットがさらに分離し、カットがカード内でさらに伸びたり、カットの隣のカードの一部にひびが入ったりする。特に、カットのいずれかの端に反対の圧力がかかると、カードが割れたり、EMVチップが破損したりする可能性がある。
したがって、強度、耐久性を有し、自然力への曝露に耐えると同時に、EMVチップから金属カード本体を介したEM信号の分配の影響を回避または最小化する取引カードが必要とされている。
様々な実施形態において、本開示は、スロットを有するカード本体を含む取引カードを含む。スロットの第1の部分は、カード本体の平面に対して第1の角度で形成され、スロットの第3の部分は、カード本体の平面に対して第3の角度で形成される。スロットは、第2の角度を有する第2の部分を含み得る。第2の部分は、第1の部分と第3の部分を接続し得る。第1の部分、第2の部分、及び第3の部分は、ステップ形状を形成し得る。第2の部分は、第1の部分及び第3の部分に垂直であり得る。第1の角度は、カード本体の平面に対して約45°であり得、第3の角度は、カード本体の平面に対して約135°であり得る。他の実施形態では、第1の角度は、カード本体の平面に対して約60°であり得、第3の角度は、カード本体の平面に対して約150°である。スロットの第3の部分の少なくとも一部は、EMVチップの下に延び得る。第1の部分は、カード本体の端から始まる。EMVチップは、カード本体のポケット内にあり、ポケットは、カード本体を貫通する開口を含み得る。カード本体はまた、カード本体の少なくとも一部の上に、ダイヤモンドライクカーボン(DLC)コーティング、セラミック、PVD、インク、PVCラミネート、または他の材料のうちの少なくとも1つを含み得る。カード本体は、チタン、アルミニウム、またはステンレス鋼のうちの少なくとも1つを含む金属材料を含み得る。カード本体はまた、マーキング、穿孔、エッチング、レリーフまたは仕上げ特徴を含み得る。
様々な実施形態において、カード本体の製造方法は、カッターに対して第1の角度でカード本体を配置し、カード本体をカッターに渡って移動させ、またはカッターをカード本体に渡って移動させることの少なくとも1つによって、第1の角度でカード本体にスロットの第1の部分を作成し、カード本体の移動を停止させ、スロットの第2の部分を作成するために、カード本体またはカッターの少なくとも1つを第3の角度に回転させて、カード本体をカッターに渡って移動させるか、またはカッターをカード本体に渡って移動させるか少なくとも1つによって、カード本体に第3の角度でスロットの第3の部分を作成する、ことを含む。カッターに渡って取引カードを移動させることは、EMVチップの下で終わるスロットの3番目の部分を作成することを含み得る。
本発明の追加の特徴及び利点は、様々な実施形態の詳細な説明及び図面に記載されており、それらから明らかになる。
本開示の主題は、本明細書の結論部分で特に指摘され、明確に主張されている。しかしながら、本開示のより完全な理解は、詳細な説明及び特許請求の範囲を参照することによって得ることができ、描かれた図面の関連性を考慮する場合、同様の数字は同様の要素を示す。
図1は、様々な実施形態に応じた、例示的なスロット及び他の特徴を示す取引カードの正面図の図である。 図2は、様々な実施形態に応じた、取引カードの様々な層の図である。 図3は、様々な実施形態に応じた、カード本体内のポケットの詳細を示す図面である。 図4は、様々な実施形態に応じた、カード本体のスロットの例示的な角度を示す図である。 図5は、様々な実施形態に応じた、カード本体を回転させるための例示的なジグの図である。 図6は、様々な実施形態に応じた、カード本体を回転させるための例示的なロボットアームシステムの図である。 図7は、様々な実施形態に応じた、取引カードを作成するためのプロセスを示す例示的なフローチャートである。
図1は、第1表面204を示す取引カード100を示している。取引カード100は、本明細書に開示される任意の材料を含み得るカード本体110から構成され得る。取引カード100は、高さ128に対して幅126を含む。第1表面204及び第2表面208は、本明細書に記載されるように、マーキング、仕上げ、エッチング、及び/または穿孔によって生成されるDLCコーティング及び様々な特徴を含み得る。第1表面204は、マット表面及び光沢表面のうちの1つまたは複数を含み得る。様々な実施形態において、第1表面204は、光沢のある、反射率の高い表面に研磨され得る。仕上げは、光沢のある表面の一部をつや消し仕上げに変換するために使用され得る。
様々な実施形態では、図2を参照して、取引カード100の製造は、取引カード100の異なる層を作成することを含み得る。全体的な取引カード100は、例えば、1つまたは複数のダイヤモンドクリアコーティング210、隆起文字印刷215、黒色セラミックコーティング220、アンテナが嵌め込まれたステンレス鋼を含むカード本体110、接着剤ラム230、黒色PVCプリント層235、磁気ストライプ206または署名パネルを備えた透明なラミネート240を含み得る(例えば、積層体に圧延される)。
図1、3及び4に示されるように、様々な実施形態において、取引カード100のどの層(例えば、カード本体110)も、カード本体110に第1の部分130、第2の部分140、及び第3の部分150を有する角度付きスロット125を含み得る。例えば、スロット125は、約60ミクロン幅であり得る(典型的な取引カードの厚さ104は、約760(+/-10%)ミクロンである)。様々な実施形態では、スロット125は、カード本体110内の切り込み線または溝であり得るが、スロット125は、カード本体110の全体厚さ104を通過し得る。角度の付いたスロット125は、「フレンチクリート」の形態であり得る。その点で、取引カードは、異なる角度から形成された複数のスロット125(またはスロット125の複数の部分)を含む。それなりに、角度の付いたスロット125は、分離を抑制または最小化し得る。特に、角度の付いたスロット125は、反対側からカードに圧力が加えられたときの分離を抑制または最小化し得る。1つの角度付きスロット125のみが使用される場合(例えば、第1の部分130のみまたは第3の部分150のみ)、スロット125のいずれかの側の逆圧力点は、依然としてカードを割り、及び/またはEMVチップ102を破壊し得る。
図3及び4に示されるように、スロット125は、カード本体110の端で始まり、EMVチップ102の下で終わり得る。特に、スロット125の第3の部分150は、ポケット122内の開口120の遠いエッジで終わり得る(遠いアパーチャエッジは、スロット125が始まるカードエッジ168から最も遠いアパーチャエッジである)。特に、カード本体110は、EMVチップ102を収容するポケット122を含み得る。ポケット122は、ミリング、レーザー切断、化学エッチング、削りなどによってポケットを形成し得る任意のデバイスまたはプロセスによって作成され得る。ポケット122は、カードのより近い側から約0.601インチ、及びカードの上部から0.895インチの中心に配置され得る。ポケット122は、ポケット122の中央に開口120を含み得る。ポケット122は、ポケット122内に凹んだ棚123を含み、凹んだ棚123は、開口120を取り囲む。したがって、EMVチップ102の外縁は、EMVチップ102の中心が開口120上に吊り下げられている間、凹んだ棚123上にあり得る。
図1及び図4に示すように、傾斜スロット125は、EMVチップ102内のアンテナと通信することができ得る。EMV規格は、ペイメントカードと販売のポイント(POS)の端末とが、早くそして安全な方法で、購入及び引き出しを促進するために、どのように相互作用するか管理する。EMV規格は、支払いの確認を可能にする。EMVチップ102は、非接触リーダとのデータ通信及びエネルギーの交換を促進するため、容量性結合及び/または誘導性結合を使用する。EMVチップ102は、また、例えば、支払オブジェクトと識別オブジェクトとを統合する為のアクティブ要素を動かす。そのため、取引カードは、POS端末の上で揺れているとき、POS端末は、EMエネルギーによりEMフィールドを送り得る。スロット125は、スロット125の上及び/または下のエネルギーに集中し得る。金属であるカード本体110は、EMエネルギーを吸収し、スロット125は非接触アンテナとして機能するので、EMエネルギーは、スロット125に集束される。上述したように、EMフィールドにおいてスロット125はEMVチップ102と重なり、スロット125の周りの表面電流は、EMVチップ102のモジュールアンテナを含む誘導性結合の接触パッドへEMエネルギーを結合することによって、EMVチップ102への電力供給を提供し得る。その結合は、容量性結合と誘導性結合のコンビネーションを含む反応性カップリングであり得る。
様々な実施形態において、各部分は、任意の角度及び任意の長さで形成され得る。図3及び4に示されるように、スロット125の第1の部分130は、カード本体の平面に対して約35°から約70°の範囲にあり得る。例えば、第1の部分は、カードの平面から約45°の角度であり得る。第1の部分130の長さは、カードのエッジ168からカード内に約0.1875~0.25インチの範囲であり得る。例えば、長さは、様々な実施形態において、約3/8、1/4または3/16インチであり得る。しかしながら、第1の部分130の長さは、接触パッド及びポケット122のサイズに応じて変化し得る。第2の部分140は、カードを約90°回転させることに基づいて、第1の部分130に対して実質的に垂直に形成される。第2の部分は、カードの平面から約90°の角度で形成され得る。スロット125の第3の部分150は、カード本体の平面に対して約90°から約160°の範囲にあり得る。例えば、第3の部分150は、カードの平面から約45°の反対の角度(すなわち、カードの元の平面から135°の角度)にあり得る。第3の部分150は、長さが約0.5インチから約0.75インチの範囲であり得る。例えば、第3の部分150の長さは、約0.69インチであり得る。これは、角度の付いたスロット125内の長さは約1131ミクロン(すなわち、スロット125の上部カットとスロット125の下部カットとの間の角度のある距離)により、各方向に約800ミクロンの重なり(すなわち、スロット125の上部カットとスロット125の下部カットとの間の水平距離)を残し得る。
他の実施形態では、スロット125の第1の部分130は、カードの平面から約60°の角度であり得る。スロット125の第3の部分150は、長さが約0.69インチであり得、カードの平面から反対の約60°の角度(すなわち、150°の角度)であり得る。これは、角度の付いたスロット125の長さは約1600ミクロンにより、各方向に約1385ミクロンの重なりを残し得る。
スロット125は、カードに形成され得る。様々な実施形態において、スロット125は、カード本体110からスロット125を切り出すことによって形成され得る(例えば、レーザーカッター)。カード本体110がカッターに渡って押され得、またはカッターがカード本体110に渡って移動し得る。カッターがカード本体110を渡って移動することを可能にする為に、カッターは、3Dロボットアームに取り付けられ得る。ジグは、カード本体110を垂直カッター(例えばレーザービーム)を通して移動する。カード本体110は、スロット125の第1の部分130、第2の部分140、及び第3の部分150のすべてを形成するときに、約0.5インチ以上少し移動し得る。図7に示すように、カード本体は、カッターに対して、第1の角度で配置される(ステップ710)。デバイスは、カード本体をカッターに渡って移動するか、またはカッターをカード本体に渡って移動するか少なくとも1つによって、第1の角度でカード本体にスロットの第1の部分を作成する(ステップ720)。
第1の部分130を完了した後、カード本体110またはカッターは、もはや移動させず(ステップ730)、そして、カード本体110またはカッターを約90°回転させ得る(ステップ740)。そのような回転により、スロット125の第2の部分140が第1の部分130に対して実質的に垂直に形成される。そして、カード本体110またはカッターは、第3の部分150を形成するために再び移動される(ステップ750)。
様々な実施形態において、スロット125の製造は、図5に示されるように、ジグ(例えば、レーザージグ)で完了する。特に、カードは、カードを垂直カッター400(例えば、レーザーカッター)に渡って移動させ、またはカッター400をジグ上に移動させるジグの取り付け装置410に配置され得る。取り付け装置410は、リフティングテーブル415の一端にヒンジ417を含み、リフティングテーブル415の他端にガイドハンドル420を含むリフティングテーブル415を含み得る。カードロック機構419は、カードをリフティングテーブル415の正面に対して保持する。ヒンジ417は、リフティングテーブル415を約45°のブロック425に回転可能に接続する。45°のブロック425は、スライドブロック430に取り付けられる。カッター400は、取り付け装置410に対して垂直に固定され得るが、リフティングテーブル415は、そのヒンジ417の周りを約-45°から約+45°まで回転させることが可能である。
様々な実施形態では、スロット125の製造は、図6に示されているように、ロボットアーム510で完了する。ロボットアーム510は、カッター500(例えば、レーザーカッターまたはワイヤカッター)の間でカード本体110を保持し得る。カッター500は、ロボットアーム510の垂直に固定され得る。ロボットアーム510は、約45°の角度でスロット125の第1の部分130を形作るために、カード本体110をカッター500に渡って移動させる。スロット125の第1の部分130を切断した後、ロボットアーム510は、カードを移動させないが、カードを約90°(すなわち、約-45°から約+45°まで)回転させる。カッター500の下のカード本体110の回転は、スロット125の第2の部分140を形作る。そして、ロボットアーム510は、約135°の角度でスロット125の第3の部分150を形成するために、再度、カード本体110を移動させる。特に、回転が完了した後、切断は、スロット125の第1の部分130に約並行に進む得る。スロット125の第3の部分150は、カードの平面から約45°の角度の反対(約135°の角度)で切断することにより、製造することが可能である。スロット125の第3の部分150は、約0.625から0.690インチの範囲内であることが可能であり、ポケット内の開口部の遠端で終了することが可能である(遠開口端は、スロット125が開始するカード端から最も遠い開口縁である)。
次に、スロット125は、非導電性充填剤で満たされる。そして、過剰な充填剤は、カード本体110の表面(前面及び背面)や端部から研磨またはバフ研磨することにより取り除かれる事が可能である。スロット125を充填することは、また、接着剤をスロット125に真空引き込み、接着剤を硬化させることを含み得る。DLCまたは金属コーティングは、カード本体110に塗られることが可能である。図3に関して上で論じたように、EMVチップ102用のポケット122をカードから削り出すことが可能である。ポケット122は、ポケットの中央に開口120を含み得る。ポケットは、ポケット内に凹んだ棚123を含み、凹んだ棚123は、開口120を取り囲む。したがって、EMVチップ102の中心が開口120上に吊るされている間、EMVチップ102は、凹んだ棚123上に置かれ得る。
様々な実施形態では、個々のカード本体を切り出す前に、カードのシートに複数のスロット125を形成することができる。他の実施形態では、個々のカード本体110は、各カード本体110にスロット125を形成する前に、最初にシートから切り出される。スロット125は、各取引カードに形成される。個々のカードですべてのミリングとカットアウトが完了した後、複数のカードがトレイ上のシート形式でPVCに埋め込まれる(例えば、トレイごとに16枚のカード)。複数のカードは、カードを所定の位置にロックするために、カードごとに2-5個のタブを備えたシート形式で保持される。より正確な位置合わせ、より正確な登録、より簡単なカードアート、及びカードへのより効率的な印刷を可能にするために、複数のカードがシート形式で保持される。磁気ストライプ206は、非粘着性シートに取り付けられる。接着剤が使用され、積層体が磁気ストライプ206の切り欠きに溶け込む。コンピュータ数値制御(CNC)旋盤機を使用して、磁気ストライプ206を切断及び研磨する。上下の非粘着は、容易に剥がれ、カードは飛び出すことができる。
ここで使用される、「取引カード」は、取引の能力に関係なく、取引を行うためのカードの能力の、任意の表面、物体、装置またはスロット125を含むカードの任意の部分を含み得る。スロット125は、カード本体またはカードの他の部分内にあってもよい。「取引カード」はまた、非接触アンテナとして作用し、及び/またはEM波を集束させる任意の装置を含み得る。本開示は、また、表面、物体、または装置の破損を抑制または最小化することに適用することが可能である。例えば、取引カードは、チャージカード、クレジットカード、デビットカード、アワードカード、プリペイドカード、テレフォンカード、スマートカード、磁気ストライプカード、バーコードカード、トランスポンダ、及び/または無線周波数カード等であってもよい。取引カードは、購入などの取引の一部として、カード所有者が典型的に商人に示し、または機械と相互作用するために使用する、関連するアカウント番号(例えば、エンボス、印刷、及び/またはアクセス)を有していてもよい。
ISO7810は、「ID-1」の形式の取引カードは、幅85.60ミリメートル×高さ53.98ミリメートル×厚さ0.76ミリメートル(3.370インチ×2.125インチ×0.03インチ)であると規定する(幅、高さ、及び厚さの用語は、本明細書でさらに議論される)。様々な実施形態において、取引カードは、標準サイズ(すなわち、約3と3/8インチ×約2と1/4インチ×約0.03インチ、及び/または例えば「ID-1」カードのために、ISO7810やISO7811で特定された寸法)であってもよく、または、ISO7810及びISO7811で特定される他の任意の大きさ、または他の任意のサイズまたは取引カードして使用される形、または、他のカードまたはデバイスと相互作用するための形(例えば、より大きな取引カード、小さな取引カード、縮小された取引カード、折り畳み式取引カード、別の装置の一部であるカード、他の装置から取り去られたカード)であり得る。また、取引カードは、磁気ストライプ206、埋め込まれたEMVチップ102、署名欄、ホログラフィックイメージ、及び/または典型的に取引カード上または内に含まれる任意の特徴を有していてもよい。様々な実施形態において、様々な折り畳み可能なカード及び/または非伝統的なサイズの取引カードは、取引カードとして使用される。
カード本体110は、任意の形状または厚さの材料を参照することが可能である。カード本体110は、実質的に、取引カード及び/または取引カードの層として形作られることが可能である。その点で、カード本体は、ISO7810及び/または7811の寸法を満たさない場合があるが、一般な取引カードとしてサイズ設定される。取引カードの層は、ISO7810及び/または7811で規定された寸法に実質的に近い長さと幅(ここで定義)を有しており、しかし、ISO7810及び/または7811で規定された寸法よりも厚さ(ここで定義されている)は薄いかもしれない。その点に関して、取引カード100は、様々な実施形態において、別の層に結合、積層、及び/または他の方法で結合された金属の層を含み得る(または取引カードは、金属層及びセラミック層などの別の層を有する)。様々な実施形態において、金属カード本体は、ISO7810及びISO7811に規定されるようなID-1カードの幅及び高さを有することが可能であり、しかし、ISO7810及びISO7811に規定されるID-1カードの厚さよりも薄い厚さを有することが可能である。例えば、金属製のカード本体の厚さは0.03インチ以下及び/または0.025インチ以下であることが可能である。
カード本体110は、光沢のある、反射率の高い仕上げにするために、研磨及び/またはバフ研磨することができる。仕上げには、例えば、セラミック、PVD、DLC、インク、化学プロセス、または他の任意の仕上げ技術が含まれ得る。様々な実施形態において、1つ以上のカッターまたはレーザーを使用して、カード本体を変更することができる。例えば、レーザーは、与えられた出力を有する集束された光線を放出することができる。したがって、表面に向けられたレーザーは、レーザーの出力及び露光時間に基づいて、表面にさまざまな影響を与える可能性がある。レーザーは小さな領域に光を発することがあり、精密な作業を可能にすることができる。さらに、レーザーは、製造を容易にするために、電子制御システムを介して正確かつ正確に制御することができる。典型的なレーザーは、Virtek Laser Solutions、Incから入手することができる。さまざまな実施形態では、1064nm、25Wのダイオード励起YVO4レーザーが使用され得る。
レーザーが金属材料に及ぼす可能性のある効果は、レーザーの出力及び露光時間に部分的に依存し得る。例えば、低出力レーザーへの短時間の曝露は、金属材料の表面特性を変える可能性があり、例えば、光沢のある仕上げ面をつや消し仕上げに変える(例えば、可視光に対して反射しないもの)。対照的に、第1の持続時間の高出力レーザー、または第1の持続時間よりも長い第2の持続時間の低出力レーザーへの曝露は、金属材料の穿孔を引き起こす可能性がある。その点で、さまざまなレーザープロセスは、金属材料への影響によって特徴付けられ得る。これらの様々な技術は、様々な実施形態において、カード本体または取引カード全体の製造に適用され得る。レーザーは、約0.0003インチの深さで金属材料のマーキングを提供できる。レーザーは、さまざまな出力を持っている場合があるが、説明のために、さまざまなレーザープロセスは、金属材料への曝露中の総出力によって特徴付けられ得る。別の言い方をすれば、表面へのレーザー照射の総出力は、単位露光時間あたりに適用されるレーザーエネルギーの量と考えることができる。
図3に関して、カード本体110は、ポケット122を含み得る。ポケット122は、第1表面204からオフセットされたギザギザまたは他のくぼみを含み得る。EMVチップ102は、ポケット122内に配置される。カード本体110のEMVチップ102の位置は、業界慣行によって標準化され得る(例えば、ISO7816)。EMVチップ102は、EMVチップ102が無線取引を促進することができるように、統合アンテナを含むことができる。EMVチップ102は、任意の適切な記録可能な媒体、例えば、集積回路を含み得る。EMVチップ102は、ISO7819及びISO7816などの1つまたは複数の業界標準に準拠して、取引カード100に「スマートカード」機能を提供することができる。その点で、EMVチップ102は、金融取引の促進を助けることができる。現在、多くの管轄区域では、取引カードにEMVチップ102を使用することを好むことがある。EMVチップ102は、様々な方法でカード本体上に配置することができる。ポケット122は、EMVチップ102がその中に配置されるとき、EMVチップ102の表面が第1表面204と同一平面または実質的に同一平面になるように形成され得る。接着剤は、カード本体110のポケット122内のEMVチップ102の位置決め前に、ポケット122またはEMVチップ102上に配置され得る。任意の適切な接着剤を使用することができる。例えば、ABLEBOND931-1T1N1をこの目的に使用され得る。さらに、様々な実施形態では、EMVチップ102とカード本体とを電気的に絶縁するように、EMVチップ102とカード本体110との間に配置される絶縁材料をカード本体110ポケット122内に配置することができる。接着剤は絶縁材料として機能し得る。この目的には、任意の絶縁体が使用できる。
様々な態様において、図3の前の記載として、カード本体110は、任意の材料を含んでもよい。様々な実施形態では、カード本体の材料は、チタン、チタン合金、アルミニウム、アルミニウム合金、ステンレス鋼、錫、亜鉛、銅、ニッケル、クロム、タングステンを含む任意の適切な金属及び/または金属合金を含む金属材料であってもよい、真鍮、及び/またはニッケル/クロム合金であることができる。
カード本体110は、積層体、印刷層、及び/またはコーティングからなるカード本体110に適用されるカード支持体を有することができる。カード支持体は、例えば、ダイヤモンドクリアコーティング210、隆起文字印刷215、黒色セラミックコーティング220、接着剤ラム230、黒色PVC印刷層235、及び磁気ストライプ206または署名パネルを備えた透明ラミネート240(例えば、ラミネートに加工された)を、図2に開示された表面のいずれかを含み得る。カード支持体は、任意のサイズ、形状、または厚さの取引カード形状の材料を参照することができる。カード支持体は、実質的に、取引カード及び/または取引カードの層として形作られ得る。その点で、カード支持体は、ISO7810及び/または7811の寸法を満たさない場合があるが、一般に取引カードとしてサイズ設定され得る。カード支持体は、ISO7810及び/または7811で指定された寸法に実質的に近い長さと幅(ここで定義される)を有することができ、しかし、ISO7810及び/または7811で指定された寸法よりも薄い厚さ(ここで定義される)を有することができる。その点に関して、取引カードは、様々な実施形態によれば、カード本体に結合されたカード支持体を含み得る(結合、積層、及び/または他の適切な方法によって)。様々な実施形態では、カード支持体は、ISO7810及びISO7811に記載されているようにID-1カードの幅及び高さを有し得るが、ISO7810及びISO7811に記載されているようにID-1カードの厚さよりも薄い厚さを有し得る。例えば、カード支持体の厚さは、0.003インチ未満、0.02インチ未満、0.18インチ、.015未満、及び0.001インチから0.02インチの間であり得る。
様々な実施形態において、金属カード本体は、保護コーティングでコーティングされ得る。コーティングは、物理蒸着(PVD)を介して堆積させることができる。様々な実施形態において、本体は、ダイヤモンドライクカーボン(DLC)コーティングなどの保護コーティングでコーティングされ得る。DLCコーティングの一部は結晶構造を有し得るが、DLCコーティングは一般にアモルファスであり得る。例えば、DLCコーティングは、グラファイトとダイヤモンドを含む炭素の形態の混合物を含み得る。その点で、DLCコーティングの炭素には混成炭素が含まれ得る。DLCコーティングは、高い硬度、耐食性、低い摩擦係数(~0.02から0.2)、及び高い電気抵抗率を示す炭素組成物を含み得る。DLCコーティングは、1ミクロンから50ミクロンの厚さ、2ミクロンから25ミクロンの厚さ、及び2ミクロンから15ミクロンの厚さであり得る。DLCコーティングは、PVDプロセス、例えば、陰極アークPVD、スパッタリング、またはプラズマ支援化学蒸着(CVD)によって適用され得る。
様々な実施形態において、金属含有取引カードは、金属カード本体及びDLCコーティングのない金属取引カードと比較して改善された耐食性を提供し得るDLCコーティングを有し得る。
第2表面208は、特徴またはマーキングを含むことができる。特徴には、口座番号のような口座のしるし、アカウント所有者の名前、忠誠表記(Member Since 2001など)、有効期限、署名、ブランド名、または、他のしるし、法的通知、規制順守メッセージ、電話番号、URL、Eメールアドレス、商標、写真、グラフィック、バーコード、CCIDコード、または任意の英数字が含まれ得る。
本明細書で使用される「仕上げ」は、光沢及び/または高反射仕上げを除去及び/または破壊するための任意のデバイスまたはプロセスを参照し得る(例えば、表面へのレーザーの適用またはCNC機械加工)。例えば、レーザー仕上げは、金属材料表面にマット仕上げを与えることができる。
本明細書で使用される、「マーキング」は、表面に見える破壊を与えることができる任意のデバイスまたはプロセスを指すことができる(例えば、表面へのレーザーの適用またはCNC機械加工)。例えば、カード本体の表面から材料の一部を取り除くことである。様々な実施形態では、口座番号のような口座のしるし、アカウント所有者の名前、忠誠表記(Member Since 2001など)、有効期限、署名、ブランド名、または、他のしるし、法的通知、規制順守メッセージ、電話番号、URL、Eメールアドレス、商標、写真、グラフィック、バーコード、CCIDコード、または任意の英数字が、表面上にマークされ得る。例えば、レーザーマーキングは、金属材料の表面に読み取り可能なテキストなどの金属材料表面に目に見える特徴を付与することができ得る。レーザーマーキングは、レーザー加工よりもレーザーからのより多くの総電力の適用を含み得る。
本明細書で使用される「エッチング」は、表面にくぼみを与える任意のデバイスまたはプロセスを参照し得る(例えば、表面へのレーザーの適用またはCNC機械加工)。特に、エッチングを使用して、カード本体の表面に様々なグラフィックの特徴を与えることができる。様々な実施形態において、ロゴ、装飾的な境界線、ブランド名、及び/または他の特徴は、表面上にエッチングされ得る。例えば、レーザーエッチングは、金属材料の表面から金属材料の一部を除去することができる。その点で、レーザーマーキングは、触知可能な深さを有する金属材料表面に目に見える特徴を与えることができる。レーザーエッチングは、レーザーマーキングよりもレーザーからより多くの総出力を適用することを含む。
本明細書で使用される「穿孔」は、カード本体を完全に通して穴を開けるための任意のデバイスまたはプロセスを参照することができる(例えば、表面へのレーザーの適用またはCNC機械加工)。例えば、穿孔は、カード本体上に様々なグラフィック機能を付与するために使用され得る。様々な実施形態において、ロゴ及び/または他の特徴は、カード本体上に形成され得る。例えば、レーザー穿孔は完全な穴を残しつつ、金属材料表面から金属材料を除去することができる。その点では、レーザー穿孔は、カード本体の厚さ(本明細書で定義される)を横切る金属材料表面に、目に見える特徴を付与することができる。レーザー穿孔は、レーザーエッチングよりレーザーからのより多くの総電力の適用を含む。レーザー切断は、レーザー穿孔と同様のレーザーパラメーターを使用して実行され得、しかし、レーザー切断は、任意の適切な方法で金属材料を除去することに使用され得る。
マークされた特徴210は、第1表面204上に配置されている。マークされた特徴は、上記のように、レーザーマーキングによって生成され得る。様々な実施形態において、マークされた特徴は、口座番号のような口座のしるし、アカウント所有者の名前、忠誠表記(Member Since 2001など)、有効期限、署名、ブランド名、または、他のしるし、法的通知、規制順守メッセージ、電話番号、URL、Eメールアドレス、商標、写真、グラフィック、バーコード、CCIDコード、または任意の英数字が含まれ得る。
エッチングされた特徴202は、第1表面204上に配置される。エッチングされた特徴は、上記のように、レーザーエッチングによって生成され得る。様々な実施形態において、エッチングされた特徴は、ロゴ、及び/または境界などの装飾的特徴を含むことができ、他のパターンは本明細書で考慮されている。
第2表面208は、充填パネル108を含み得る。充填パネル108は、金属材料、例えば、カード本体110と同じ金属材料を含み得る。充填パネル108は、約0.001インチから約0.01インチ、約0.003インチから約0.009インチ及び/または約0.008インチ、の厚さを有しる、ここで、約の用語は、+/-0.0001インチを指すことができる。充填パネル108は、接着剤または他の適切な結合方法によってカード支持体に結合することができる。
充填パネル108は、光沢/マット特徴を含み得る。光沢/マット特徴は、光沢部分及びマット部分を含む特徴を含み得る。同時に、光沢部分及びつや消し部分は、口座番号のような口座のしるし、アカウント所有者の名前、忠誠表記(Member Since 2001など)、有効期限、署名、ブランド名、または、他のしるし、法的通知、規制順守メッセージ、電話番号、URL、Eメールアドレス、商標、写真、グラフィック、バーコード、CCIDコード、または任意の英数字を表示するように形成され得る。
磁気ストライプ206は、第2表面208に配置され得る。磁気ストライプ206は、任意の適切な記録媒体を含んでいてもよい。磁気ストライプ206は、一般に取引カードを暗号化するために使用される任意の暗号化処理を介して暗号化することができる。具体的には、磁気ストライプ206及び/またはEMVチップ102などの一方または双方の記録媒体は、金融取引を容易にするために有益な情報を備える取引カード100を提供するように暗号化され得る。 記録媒体は、磁気ストライプリーダまたはEMVチップ102リーダを介して読み出され得る。
取引カード100またはカード本体110(例えば、金属を含有する)の製造は、機械加工、研削、鋳造、鍛造、ウォータージェット切断、打抜き、レーザー切断、プラズマ切断、及びスタンピング、ならびに付加的な製造が含まれ得る。カード本体110は、DLCコーティングの対象であってもよい。DLCコーティングは、例えば、陰極アークPVD、スパッタリング、またはプラズマ支援化学蒸着(CVD)を、PVDプロセスによって適用し得る。DLCコーティングは、第1表面204または第2表面208、またはその両方に適用し得る。
カード本体110は、処理の対象となり得る。上で論じたように、処理は、仕上げ、マーキング、エッチング、及び穿孔を含み得る。例えば、レーザー仕上げ、レーザーマーキング、レーザーエッチング、及びレーザー穿孔を、DLCコーティングされたカード本体110に対して実行して、これらの技術に関連して説明される様々な特徴を作成する。様々な実施形態において、単一のレーザーがレーザー処理に使用され、各タスクを達成するために異なる総出力に設定される。カード所有者の署名などのような特定のしるしは、デジタルでキャプチャされ、カード所有者の署名をレーザーマーキングするレーザーをガイドするデジタルテンプレートとして使用され得る。DLCコーティングされたカード本体110は、磁気ストライプ206などの記録可能な媒体が適用され得る。磁気ストライプ206は、接着剤または他の適切な結合媒体を使用して、DLCコーティングされたカード本体上に配置され得る。EMVチップ102は、ポケット122に設置され得る。
DLCコーティングされた金属含有取引カードは、プラスチックまたは金属から構成される従来の取引カードに比べて多くの利点を有する。DLCコーティングは非常に硬い場合があるため、DLCコーティングされた金属を含む取引カードは引っかき傷に強い場合がある。DLCでコーティングされた金属を含む取引カードは、プラスチックや金属よりも変形しにくい場合がある。本明細書に記載のDLCコーティングされた金属を含む取引カードに見られるさまざまな機能の組み合わせは、高価な機器及びノウハウなしでは再現するのが非常に難しい場合がある。したがって、DLCでコーティングされた金属を含む取引カードの不正な複製のリスクが軽減され、よりセキュリティを先導する。DLCコーティングされた金属を含む取引カードは、さらに豪華な外見及び感じを提供する可能性があり、これは市場で有益である可能性がある。
様々な実施形態において、取引カード100及び関連するシステム(例えば、POS端末)は、識別の二次形態として生体認証を提供するために使用され得る生体認証セキュリティシステムで構成され得る。生体認証セキュリティシステムは、システムと通信するトランスポンダ及びリーダを含み得る。生体認証セキュリティシステムはまた、生体認証サンプルを検出する生体認証センサー及び生体認証サンプルを検証するためのデバイスを含み得る。生体認証セキュリティシステムは、1つまたは複数の生体認証スキャナ、プロセッサ、及び/またはシステムで構成することができる。生体認証システムは、1つまたは複数の技術、または、例えば、生体認証の認識などのその任意の部分を含み得る。本明細書で使用される場合、生体認証は、ユーザの声、指紋、顔面、耳、署名、血管パターン、DNAサンプリング、手の形状、音、嗅覚、キーストローク/タイピング、虹彩、網膜、または、他の身体の一部、機能、システム、属性、及び/または他の特徴、またはそれらの任意の部分に基づく認識に関連した他の生体認証を含み得る。
図1に示すように、口座番号210は、カード上に表示されてもよい。本明細書で使用される「口座番号」は、任意のデバイス、コード、番号、文字、記号、デジタル証明書、スマートチップ、デジタル信号、アナログ信号、生体認証、または、好適に消費者が相互作用するか、または通信できるように構成された他の識別子/指標、例えば、許可/アクセスコード、個人識別番号(PIN)、インターネットコード、他の識別コード、及び/または必要に応じてカード上に配置されているようなものを含み得る。口座番号は、分散され得る、また、プラスチック、金属、電子的、磁気的、無線周波数、無線、オーディオ、及び/または、送信または第2のデバイスそのものからデータをダウンロードすることができる光デバイスの任意の形式で格納され得る。例えばアメリカンエキスプレスで使用される15桁の番号付けシステムのように、各クレジットプロバイダは、独自のナンバリングシステムを有しているが、顧客の口座番号は、例えば、16桁のクレジットカード数であってもよい。各社のクレジットカード番号は、会社の標準フォーマットに準拠しており、例えばその会社が使用する番号「0000 0000 0000 0000」で表されるような、一般的に、数字の4つの離間セットを使用する16桁の形式が使用される。最初の5~7桁は、処理目的及び発行銀行、カードタイプ等を識別するために予約される。この例では、最後の第16桁は、16桁の番号のサムチェックとして使用される。中間の8~10桁は顧客を一意に識別するために使用される。
様々な態様において、口座番号は、消費者を識別することができ得る。加えて、様々な実施形態において、消費者は、例えば、Eメールアドレス、電話番号、クッキーID、無線周波数識別子(RFID)、生体認証、地理的インジケータ、及び/またはそのようなものを含む識別子の種々によって識別することができる。カードは、リワード口座、チャージ口座、クレジット口座、デビット口座、プリペイド口座、テレフォンカード、エンボスカード、スマートカード、磁気ストライプカード、バーコードカード、トランスポンダ、無線周波数カード、キーカード、アクセスカードまたは関連するアカウントに、関連付けられて、アクセス権を有し、または含み得る。本明細書で使用する場合、「識別子」と同様の任意の用語は、アイテムを識別する任意の適切な識別子であってもよい。例えば、識別子は、グローバル一意識別子(「GUID」)であってもよい。GUIDは、ユニバーサルユニーク識別子規格の下で作成及び/または実装されてもよい。また、GUIDは、32桁の16進数として表示することができる128ビット値として格納することができる。識別子はまた、メジャー番号、マイナー番号を含むことができる。メジャー番号とマイナー番号はそれぞれ16ビットの整数である。
カードまたは関連するシステムは、任意のアカウント、デバイス、及び/または、トランスポンダ(フォブを含み得る)と通信するRF通信でのトランスポンダとリーダ(RFIDリーダ)、または、近距離無線通信(NFC)によって有効化されたイニシエータとターゲット間の通信を、含み得、またはインターフェイスで接続されている。典型的なデバイスは、例えば、キーリング、タグ、カード、携帯電話、腕時計、または、質問のために提示することができる任意のそのような形態を含み得る。さらに、本明細書で論じられるカード、システム、コンピューティングユニット、または、デバイスは、コンピューティングユニットに埋め込まれる従来のコンピュータ化されていないデバイスを含み得る「普及したコンピューティングデバイス」を含み得る。例としては、時計、インターネット対応のキッチン家電、RFリーダが埋め込まれたレストランのテーブル、トランスポンダが埋め込まれた紙幣入れや財布などを含み得る。さらに、デバイスまたは金融取引機器は、電子及び通信機能が有効になっている場合がある。例えば、トランザクション機器上にまたは内部に組み込まれる、または、印刷される電子回路のネットワーク(及び典型的には「スマートカード」と呼ばれる)、トランスポンダとRFIDリーダを備えたフォブ、及び/または近距離無線通信(NFC)技術である。
本明細書の様々な実施形態の詳細な説明は、例示として様々な実施形態を示す添付の図面及び写真を参照する。これらの様々な実施形態は、当業者が開示を実施することを可能にするのに十分詳細に説明されているが、他の実施形態が実現され得、そして論理的及び機械的変更が開示の精神及び範囲から逸脱することなくなされ得ることを理解されたい。したがって、本明細書の詳細な説明は、限定ではなく例示のみを目的として提示されている。例えば、方法またはプロセスの説明のいずれかに記載されているステップは、任意の順序で実行することができ、提示された順序に限定されない。さらに、機能またはステップのいずれかは、1つまたは複数のサードパーティにアウトソーシングまたは実行される場合がある。本開示の範囲から逸脱することなく、本明細書に記載のシステム、装置、及び方法に変更、追加、または省略を行うことができる。例えば、システム及び装置の構成要素は、統合または分離され得る。さらに、本明細書に開示されるシステム及び装置の動作は、より多くの、より少ない、または他の構成要素によって実行され得、記載された方法は、より多くの、より少ない、または他のステップを含み得る。さらに、ステップは任意の適切な順序で実行することができる。このドキュメントで使用されているように、「各」とは、セットの各メンバーまたはセットのサブセットの各メンバーを指す。さらに、単数形への言及は複数の実施形態を含み、複数の構成要素への言及は単数形の実施形態を含み得る。特定の利点が本明細書に列挙されているが、様々な実施形態は、列挙された利点のいくつか、なし、またはすべてを含み得る。
様々な実施形態では、システムの、カード、コンポーネント、モジュール、及び/またはエンジンは、マイクロアプリケーションまたはマイクロアプリに関連して実装され得る。マイクロアプリは典型的には、WINDOWS(登録商標)モバイルオペレーティングシステム、ANDROID(登録商標)オペレーティングシステム、APPLE(登録商標)IOS(登録商標)、BLACKBERRY(登録商標)オペレーティングシステムなどを含むモバイルオペレーティングシステムの環境で配置される。マイクロアプリは、さまざまなオペレーティングシステムとハードウェアリソースの操作を管理する一連の所定のルールを介して、より大きなオペレーティングシステムと関連するハードウェアのリソースをレバレッジするように構成できる。例えば、マイクロアプリがモバイルデバイスまたはモバイルオペレーティングシステム以外のデバイスまたはネットワークと通信することを望む場合、マイクロアプリは、モバイルオペレーティングシステムの所定の規則の下で、オペレーティングシステム及び関連するデバイスハードウェアの通信プロトコルをレバレッジすることができる。さらに、マイクロアプリがユーザからの入力を望む場合、マイクロアプリは、様々なハードウェアコンポーネントを監視し、そしてハードウェアからの検出された入力をマイクロアプリに通信するオペレーティングシステムからの応答を要求するように構成され得る。
特定の実施形態に関して、利点、他の利点、及び問題の解決策が本明細書に記載されている。しかしながら、利益、利点、問題の解決策、及び利益、利点、または解決策が発生するか、またはより顕著になる可能性のある要素は、本発明の重要な、必要な、または本質的な特徴または要素として解釈されるべきではない。したがって、本発明の範囲は、単数形の要素への言及が明示的にそのように述べられない限りは「唯一の」を意味することを意図しなく、むしろ「1つ以上」を意味する、添付の特許請求の範囲以外の何物にも限定されない。さらに、「A、B、及びCの少なくとも1つ」に類似する句が特許請求の範囲で使用される場合、その句は、一実施形態においてAのみが存在し得、一実施形態にBのみが存在し得、一実施形態においてCのみが存在し得、または、要素A、B及びCの任意の組み合わせが単一の実施形態に存在し得ることを意味するように解釈されることを意図しており、例えば、AとB、AとC、BとC、またはAとBとCである。本発明は方法として説明されてきたが、磁気または光メモリ、磁気または光学ディスクのような有形のコンピュータ読み取り可能なキャリア上のプログラム命令に具現化され得ることが考えられる。上記実施形態の要素に対する全ての構造的、化学的、及び機能的等価物は、本特許請求の範囲によって包含されることが意図される。また、装置または方法がそれぞれ及び全ての問題を本発明によって解決することに言及することは必要でなく、本発明に包含されるべきためである。さらに、本開示における要素、構成要素、または方法のステップは、要素、構成要素、または方法のステップが特許請求の範囲に明示的に記載されているかどうかにかかわらず、公衆に捧げられることを意図していない。本明細書で使用される「含む(comprises)」、「含むこと(comprising)」、またはそれらの他の任意の変形は、要素のリストを含むプロセス、方法、物品、または装置は、それらの要素だけを含まないだけでなく、そのようなプロセス、方法、物品、または装置に明示的にリストされていない、または固有ではない他の要素を含み得るような、非排他的な包含をカバーすることを意図する。
例示的な実施形態は、本開示の以下の例示的な実施形態に示されている。以下の実施形態は、本開示の原理を例示しているが、それらは、本開示の唯一の実施形態または実施ではない。例えば、以下の実施形態のいずれかを他の実施形態のいずれかと組み合わせることができる。同様に、以前に記載された他の実施形態は、以下に列挙されない場合があるが、それでも、単独で、または以下の例示的な実施形態の組み合わせで機能する。
実施形態1-カード本体と、前記カード本体内のスロットと、前記スロットの第1の部分は、前記カード本体の平面に対して第1の角度で形成され、前記スロットの第2の部分は、前記カード本体の前記平面に対して第2の角度で形成される、を含む取引カード。
実施形態2-前記スロットは、前記カード本体の前記平面に対して第3の角度を有する第3の部分を含む実施形態1に記載の取引カード。
実施形態3-前記スロットは、前記第3の部分を含み、前記第2の部分は、前記第1の部分と前記第3の部分とを接続する実施形態1または2に記載の取引カード。
実施形態4-前記第1の部分、前記第2の部分、及び前記第3の部分は、ステップ形状を形成する実施形態1から3のいずれか1項に記載の取引カード。
実施形態5-前記スロットは第3の部分を含み、前記第3の部分が第1の部分及び第2の部分に垂直である実施形態1から4のいずれか1項に記載の取引カード。
実施形態6-前記第1の角度は、前記カード本体の前記平面に対して約35°から約70°の範囲である実施形態1から5のいずれか1項に記載の取引カード。
実施形態7-前記第2の角度は、前記カード本体の前記平面に対して約90°から約160°の範囲である実施形態1から6のいずれか1項に記載の取引カード。
実施形態8-前記第1の角度は、前記カード本体の前記平面に対して約45°である実施形態1から7のいずれか1項に記載の取引カード。
実施形態9-前記第2の角度は、前記カード本体の前記平面に対して約135°である実施形態1から8のいずれか1項に記載の取引カード。
実施形態10-前記カード本体の一部の上に配置されたEMVチップをさらに含み、前記スロットの前記第2の部分の少なくとも一部は前記EMVチップの下に延びている実施形態1から9のいずれか1項に記載の取引カード。
実施形態11-前記第1の部分は、前記カード本体の端から始まる実施形態1から10のいずれか1項に記載の取引カード。
実施形態12-前記カード本体内のEMVチップをさらに含む実施形態1から11のいずれか1項に記載の取引カード。
実施形態13-前記カード本体のポケット内のEMVチップをさらに含む実施形態1から12のいずれか1項に記載の取引カード。
実施形態14-前記カード本体のポケット内にEMVチップをさらに含み、前記ポケットが前記カード本体を貫通する開口を含む実施形態1から13のいずれか1項に記載の取引カード。
実施形態15-前記カード本体の少なくとも一部にダイヤモンドライクカーボン(DLC)コーティング、セラミック、物理蒸着(PVD)、インク、またはPVCラミネートの少なくとも1つをさらに含む実施形態1から14のいずれか1項に記載の取引カード。
実施形態16-前記カード本体は金属材料を含み、前記金属材料がチタン、アルミニウム、ステンレス鋼、タングステンまたは真鍮のうちの少なくとも1つを含む実施形態1から15のいずれか1項に記載の取引カード。
実施形態17-前記カード本体上に、マーキング、穿孔、エッチング、レリーフ、または仕上げの特徴のうちの少なくとも1つをさらに含む実施形態1から16に記載の取引カード。
実施形態18-取引カード用のカード本体を製造方法であって、前記カード本体をカッターに対して第1の角度に配置し、前記カード本体のスロットの第1の部分を、前記カード本体を前記カッターに渡って移動させ、または前記カッターを前記カード本体に渡って移動させて、少なくとも1つによって第1の角度に作成し、前記カード本体の移動を停止し、前記カード本体または前記カッターの少なくとも1つを、前記スロットの第2の部分を作成するために、第2の角度に回転させ、前記カード本体の前記スロットの第2の部分を、前記カード本体を前記カッターに渡って移動させ、または前記カッターを前記カード本体に渡って移動させて、少なくとも1つによって第2の角度に作成する、
製造方法。
実施形態19-前記スロットの前記第2の部分は、EMVチップの位置の下で終了する実施形態18に記載の製造方法。
実施形態20-前記カッターはレーザービームである実施形態18または19に記載の製造方法。

Claims (20)

  1. カード本体と、
    前記カード本体内のスロット、前記スロットの第1の部分は、前記カード本体の平面に対して第1の角度で形成され、前記スロットの第2の部分は、前記カード本体の前記平面に対して第2の角度で形成される、と、
    を含む取引カード。
  2. 前記スロットは、前記カード本体の前記平面に対して第3の角度を有する第3の部分を含む請求項1に記載の取引カード。
  3. 前記スロットは、前記第3の部分を含み、前記第2の部分は、前記第1の部分と前記第3の部分とを接続する請求項1または2に記載の取引カード。
  4. 前記第1の部分、前記第2の部分、及び前記第3の部分は、ステップ形状を形成する請求項1から3のいずれか1項に記載の取引カード。
  5. 前記スロットは第3の部分を含み、前記第3の部分が第1の部分及び第2の部分に垂直である請求項1から4のいずれか1項に記載の取引カード。
  6. 前記第1の角度は、前記カード本体の前記平面に対して約35°から約70°の範囲である請求項1から5のいずれか1項に記載の取引カード。
  7. 前記第2の角度は、前記カード本体の前記平面に対して約90°から約160°の範囲である請求項1から6のいずれか1項に記載の取引カード。
  8. 前記第1の角度は、前記カード本体の前記平面に対して約45°である請求項1から7のいずれか1項に記載の取引カード。
  9. 前記第2の角度は、前記カード本体の前記平面に対して約135°である請求項1から8のいずれか1項に記載の取引カード。
  10. 前記カード本体の一部の上に配置されたEMVチップをさらに含み、
    前記スロットの前記第2の部分の少なくとも一部は前記EMVチップの下に延びている請求項1から9のいずれか1項に記載の取引カード。
  11. 前記第1の部分は、前記カード本体の端から始まる請求項1から10のいずれか1項に記載の取引カード。
  12. 前記カード本体内のEMVチップをさらに含む請求項1から11のいずれか1項に記載の取引カード。
  13. 前記カード本体のポケット内のEMVチップをさらに含む請求項1から12のいずれか1項に記載の取引カード。
  14. 前記カード本体のポケット内にEMVチップをさらに含み、
    前記ポケットが前記カード本体を貫通する開口を含む請求項1から13のいずれか1項に記載の取引カード。
  15. 前記カード本体の少なくとも一部にダイヤモンドライクカーボン(DLC)コーティング、セラミック、物理蒸着(PVD)、インク、またはPVCラミネートの少なくとも1つをさらに含む請求項1から14のいずれか1項に記載の取引カード。
  16. 前記カード本体は金属材料を含み、
    前記金属材料がチタン、アルミニウム、ステンレス鋼、タングステンまたは真鍮のうちの少なくとも1つを含む請求項1から15のいずれか1項に記載の取引カード。
  17. 前記カード本体上に、マーキング、穿孔、エッチング、レリーフ、または仕上げの特徴のうちの少なくとも1つをさらに含む請求項1から16のいずれか1項に記載の取引カード。
  18. 取引カード用のカード本体を製造方法であって、
    前記カード本体をカッターに対して第1の角度に配置し、
    前記カード本体のスロットの第1の部分を、
    前記カード本体を前記カッターに渡って移動させ、または
    前記カッターを前記カード本体に渡って移動させて、少なくとも1つによって第1の角度に作成し、
    前記カード本体の移動を停止し、
    前記カード本体または前記カッターの少なくとも1つを、前記スロットの第2の部分を作成するために、第2の角度に回転させ、
    前記カード本体の前記スロットの第2の部分を、
    前記カード本体を前記カッターに渡って移動させ、または
    前記カッターを前記カード本体に渡って移動させて、少なくとも1つによって第2の角度に作成する、
    製造方法。
  19. 前記スロットの前記第2の部分は、EMVチップの位置の下で終了する請求項18に記載の製造方法。
  20. 前記カッターはレーザービームである請求項18または19に記載の製造方法。
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