JP7377093B2 - プログラム、情報処理装置、及び情報処理方法 - Google Patents

プログラム、情報処理装置、及び情報処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7377093B2
JP7377093B2 JP2019226529A JP2019226529A JP7377093B2 JP 7377093 B2 JP7377093 B2 JP 7377093B2 JP 2019226529 A JP2019226529 A JP 2019226529A JP 2019226529 A JP2019226529 A JP 2019226529A JP 7377093 B2 JP7377093 B2 JP 7377093B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
providing device
area
moving image
tactile sensation
sensation providing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019226529A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021096583A (ja
Inventor
真希子 東
拓也 半田
正樹 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Japan Broadcasting Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Broadcasting Corp filed Critical Japan Broadcasting Corp
Priority to JP2019226529A priority Critical patent/JP7377093B2/ja
Publication of JP2021096583A publication Critical patent/JP2021096583A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7377093B2 publication Critical patent/JP7377093B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Description

特許法第30条第2項適用 (1)ウェブサイトの掲載日 2019年 9月10日 ウェブサイトのアドレス http://conference.vrsj.org/ac2019/program/common/doc/pdf/6A-04.pdf 公開者 東 真希子、半田 拓也、高橋 正樹、清水 俊宏(2)2019年 9月12日東京大学本郷キャンパスにおいて開催された第24回日本バーチャルリアリティ学会大会で公開
本発明は、プログラム、情報処理装置、及び情報処理方法に関する。
従来、各種の触覚(力覚)提供(提示)装置を用いて、触覚、及び力覚をユーザに提供する技術が知られている(例えば、特許文献1、非特許文献1を参照)。
特開2019-012252号公報 東真希子、他3名、"触覚による情報伝達のためのリストバンド型ハプティックデバイスの開発," 第 23 回日本バーチャルリアリティ学会大会論文集(2018 年 9 月)、21A-4 ,[online],[令和1年11月8日検索]、インターネット<URL: http://conference.vrsj.org/ac2018/program2018/pdf/21A-4.pdf>
しかしながら、従来技術では、例えば、動画像(映像)中の各イベントに対する触覚、及び力覚の少なくともいずれか(以下で、適宜、単に「触覚」とも称する。)をユーザに提供する場合、ユーザに提供する触覚の情報を適切に設定することが困難な場合がある。
開示の技術は、ユーザに提供する触覚の情報を適切に設定できる技術を提供することを目的とする。
プログラムにより、コンピュータに、動画像を再生して表示させる第1領域と、前記動画像の時間軸に対応付けられた第2領域であって、触覚をユーザに提供する触覚提供装置に対する前記動画像の再生位置に応じた動作の設定を受け付ける前記第2領域とを表示させる処理と、前記第2領域に対する操作に基づいて、前記動画像の再生位置に応じた、前記触覚提供装置を制御させる制御情報を生成する処理と、を実行させ、前記表示させる処理では、前記第1領域の周囲に、前記触覚提供装置のアクチュエータに対応するオブジェクトを表示し、前記第2領域において、前記動画像の現在の再生位置に対して、当該アクチュエータが動作する設定とされている場合、当該オブジェクトを所定の表示態様で表示させる。
開示の技術によれば、ユーザに提供する触覚の情報を適切に設定することができる。
実施形態に係る触覚提供システムの構成例を示す図である。 実施形態に係るキューブ型触覚提供装置の構成の一例を示す図である。 実施形態に係るキューブ型触覚提供装置の構成の一例を示す図である。 実施形態に係るキューブ型触覚提供装置の構成の一例を示す図である。 実施形態に係るリストバンド型触覚提供装置の構成の一例を示す図である。 実施形態に係るボール型触覚提供装置の構成の一例を示す図である。 実施形態に係る設定端末の機能構成を示す機能ブロック図である。 触覚提供システムの処理の一例を示すシーケンス図である。 実施形態に係るキューブ型触覚提供装置用の設定画面の一例について説明する図である。 実施形態に係る右手首用のリストバンド型触覚提供装置用の設定画面の一例について説明する図である。 実施形態に係るスマートフォンである触覚提供装置用の設定画面の一例について説明する図である。 実施形態に係る触覚制御情報の一例について説明する図である。 実施形態に係るイベント設定情報の一例について説明する図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。なお、同様の構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く。
<システム構成>
図1は、実施形態に係る触覚提供システム1の構成例を示す図である。図1において、触覚提供システム1は、サーバ10、設定端末20、制御端末30A、制御端末30B、制御端末30C、・・・(以下で、区別する必要がない場合は、単に「制御端末30」と称する)、及び触覚提供装置40A、触覚提供装置40B、触覚提供装置40C、触覚提供装置40D、・・・(以下で、区別する必要がない場合は、単に「触覚提供装置40」と称する)を有する。なお、サーバ10、及び設定端末20の数は図1の例に限定されない。
サーバ10と設定端末20、及びサーバ10と制御端末30は、それぞれ、例えば、インターネット、無線LAN(Local Area Network)、LAN、及び携帯電話網等の通信回線Nにより通信できるように接続される。
また、制御端末30と触覚提供装置40は、例えば、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)、及び無線LAN等の近距離無線通信等により通信できるように接続される。
サーバ10は、例えば、サーバ用コンピュータ、及びPC(Personal Computer)等の情報処理装置である。サーバ10は、例えば、動画像コンテンツを設定端末20に配信する。そして、当該動画像コンテンツに対する、触覚提供装置40を制御する制御コマンドの設定を設定端末20から受け付ける。
また、サーバ10は、当該動画像コンテンツ、及び当該制御コマンドのデータを制御端末30に配信する。
設定端末20は、例えば、PC、タブレット端末、及びスマートフォン等の情報端末である。設定端末20は、サーバ10から取得した動画像コンテンツに対する制御コマンドの設定操作をオペレータから受け付け、受け付けた設定操作に基づいて設定した制御コマンドをサーバ10に登録する。
制御端末30は、例えば、スマートフォン、PC、タブレット端末、セットトップボックス(STB、Set Top Box)、及び無線LANのアクセスポイント等の情報端末である。当該動画像コンテンツを画面に表示させるとともに、当該制御コマンドを触覚提供装置40に送信する。
触覚提供装置40は、例えば、触覚提供用の専用デバイス、及びスマートフォン等の装置である。触覚提供装置40は、制御端末30から受信した当該制御コマンドに基づいて、触覚(力覚)をユーザに提供(提示)する。触覚提供装置40は、振動や力などにより伝達する情報である触覚情報をユーザの指又は手のひらなどの身体に提示する装置である。なお、図1の例では、触覚提供装置40Aはキューブ型の触覚提供装置40(「第1種別の触覚提供装置」の一例。)、触覚提供装置40Bはリストバンド型の触覚提供装置40(「第2種別の触覚提供装置」の一例。)、触覚提供装置40Cはボール型の触覚提供装置40、触覚提供装置40Dはスマートフォンである触覚提供装置40の例である。なお、触覚提供装置40Dのように触覚提供装置40がスマートフォンである場合、制御端末30と触覚提供装置40Dとは同一の装置でもよい。なお、触覚提供装置40の形状、及び構成は、図1の例に限定されない。
<ハードウェア構成>
次に、図2Aから図4を参照し、実施形態に係る触覚提供装置40の構成例について説明する。
≪キューブ型触覚提供装置40A≫
図2Aから図2Cは、実施形態に係るキューブ型触覚提供装置40Aの構成の一例を示す図である。図2Aから図2Cでは、立方体(正六面体、キューブ)の形状の触覚提供装置40Aの例が示されている。図2Aから図2Cの触覚提供装置40Aは、外枠200、内箱210、及び制御装置211を有している。
立方体の外枠200により、正面の面201と、面201とそれぞれ隣接する上面202、右面203、下面204、左面205が規定される。図2Aから図2Cの例では、面201に、制御装置211がはめ込まれている。
また、触覚提供装置40Aは、上面202に接触部202Aを有している。接触部202Aは、弾性部材202Bにより内箱210に保持されている。これにより、一の面での振動が他の面に伝導しないため、触覚提供装置40Aは、上面202、右面203、下面204、及び左面205をそれぞれ独立して振動させることができる。なお、触覚提供装置40Aの奥面も上面202等と同様の構造とし、独立して振動させるようにしてもよい。また、制御装置211を小型化して触覚提供装置40Aの内部に埋め込む等により、正面の面201も上面202等と同様の構造とし、6面全てを独立して振動させるようにしてもよい。
また、接触部202Aの裏側(内箱210側)に振動部202Cを有している。振動部202Cは、ケーブル等により内箱210を介して制御装置211と接続されている。
また、触覚提供装置40Aは、右面203、下面204、及び左面205においても、上面202と同様に、弾性部材203B、204B、205Bによりそれぞれ内箱210に保持され、裏側に振動部203C、204C、205Cをそれぞれ有する接触部203A、204A、205Aをそれぞれ有している。
制御装置211は、例えば、マイコン等のコンピュータを有しており、制御コマンドを制御端末30から無線通信により受信すると、受信した制御コマンドに基づいて振動部202C、203C、204C、及び205Cを制御する。
振動部202C、203C、204C、及び205Cは、例えば、入力された音信号に応じた振動を行うアクチュエータ(振動装置)でもよい。これにより、音に応じた振動をユーザに提供することができる。
この場合、各振動部202C、203C、204C、及び205Cは、例えば、アルプスアルパイン社製のハプティック(登録商標)リアクタ(インターネット<URL;https://www.alps.com/prod/info/J/HTML/Haptic/>)等でもよい。または、各振動部202C、203C、204C、及び205Cは、例えば、音信号に基づく振動を行うスピーカユニット(振動板)等でもよい。
≪リストバンド型触覚提供装置40B≫
図3は、実施形態に係るリストバンド型触覚提供装置40Bの構成の一例を示す図である。図3の例では、リストバンド型触覚提供装置40Bは、ユーザの手首等に装着するためのリストバンド301、及び制御装置211を有している。また、リストバンド型触覚提供装置40Bは、一端をリストバンド301の内側の上側に固定され、他端にユーザの手首等と接触する接触部302が取り付けられた振動部202Cを有している。また、同様に、右側に固定され接触部303が取り付けられた振動部203C、下側に固定され接触部304が取り付けられた振動部204C、左側に固定され接触部305が取り付けられた振動部205Cを有している。振動部202C等は、ケーブル等により制御装置211と接続されてもよい。
リストバンド型触覚提供装置40Bによれば、例えば、ユーザは手の自由度が制限されないため、長時間の動画像を視聴する場合でもユーザの体への負担を低減することができる。
≪ボール型触覚提供装置40C≫
図4は、実施形態に係るボール型触覚提供装置40Cの構成の一例を示す図である。図4の例では、ボール型触覚提供装置40Cは、ユーザが把持するためのボール401、及び制御装置211を有している。また、ボール型触覚提供装置40Cは、ボール401の内側の上側に固定された振動部202Cを有している。また、同様に、右側に固定された振動部203C、下側に固定された振動部204C、左側に固定された振動部205Cを有している。振動部202C等は、ケーブル等により制御装置211と接続されてもよい。
<情報処理装置の機能構成>
次に、図5を参照し、実施形態に係る設定端末20の機能構成について説明する。図5は、実施形態に係る設定端末20の機能構成を示す機能ブロック図である。
設定端末20は、送受信部21、受付部22、解析部23、生成部24、及び制御部25を有する。これら各部は、設定端末20にインストールされたプログラムと、CPU等のハードウェアが協働することにより実現されてもよい。
送受信部21は、サーバ10との通信を行い、データを送受信する。受付部22は、オペレータからの各種の操作を受け付ける。解析部23は、送受信部21によりサーバ10から取得された動画像を解析し、当該動画像における各種のイベント、及び当該イベントが発生している期間等を解析する。
生成部24は、受付部22により受け付けた設定操作、及び解析部23による解析の結果に応じて、制御端末30が触覚提供装置40を制御するための触覚制御情報を生成する。制御部25は、設定端末20の各部を制御する。制御部25は、例えば、動画像を再生して表示画面に表示させるとともに、触覚提供装置40に対する当該動画像の再生位置に応じた動作の設定を受け付ける領域において、現在再生している当該動画像の位置を示す情報を表示させる。
<処理>
次に、図6から図9を参照し、触覚提供システム1の処理について説明する。図6は、触覚提供システム1の処理の一例を示すシーケンス図である。図7Aは、実施形態に係るキューブ型触覚提供装置40A用の設定画面の一例について説明する図である。図7Bは、実施形態に係る右手首用のリストバンド型触覚提供装置40B用の設定画面の一例について説明する図である。図7Cは、実施形態に係るスマートフォンである触覚提供装置40D用の設定画面の一例について説明する図である。図8は、実施形態に係る触覚制御情報801の一例について説明する図である。図9は、実施形態に係るイベント設定情報901の一例について説明する図である。
ステップS1において、設定端末20の送受信部21は、処理対象とされる動画像(映像)(以下で、「動画像A」と称する。)をサーバ10から取得する。
続いて、設定端末20は、取得した動画像Aの各再生位置でのイベントを解析する(ステップS2)。ここで、設定端末20の解析部23は、例えば、コートでボールを用いるバレーボール等のスポーツ競技が撮影された動画像Aを解析し、コートにおけるボールの位置の変化のベクトルに基づいて、動画像Aの各再生位置での各チームにおけるサーブ、アタック、ブロック、トス、及びレシーブ等のイベントを認識してもよい。また、設定端末20は、例えば、ディープラーニング等を用いた機械学習に基づいて、動画像Aの各再生位置での各イベントを認識してもよい。
続いて、設定端末20の生成部24は、解析部23による認識結果に基づいて、触覚提供装置40を制御するための触覚制御情報を生成する(ステップS3)。ここで、設定端末20は、例えば、予め設定されている所定の条件の情報である図9のイベント設定情報901に基づいて、動画像Aの各再生位置でのイベントを、当該イベントに応じた動作の設定に変換してもよい。
(キューブ型触覚提供装置40Aの場合)
設定端末20は、図9のイベント設定情報901の例のように、例えば、ユーザの両手で把持されるキューブ型触覚提供装置40Aの場合、左側のコートのチームによるサーブ、及びアタックの場合は、ユーザから見て右側の振動部203Cを音信号Aで振動させるようにしてもよい。また、右側のコートのチームによるサーブ、及びアタックの場合は、ユーザから見て左側の振動部205Cを音信号A2で振動させるようにしてもよい。
また、左側のコートのチームによるトスの場合は、ユーザから見て上側の振動部202Cを音信号Cで振動させてもよい。また、右側のコートのチームによるトスの場合は、ユーザから見て上側の振動部202Cを音信号C2で振動させてもよい。
これにより、ユーザは、例えば、振動の種類と、ボールの進行方向の面が振動していることに基づいて、現在の再生位置で発生しているイベントを認識することができる。
(リストバンド型触覚提供装置40Bの場合)
ユーザは、左手首用のリストバンド型触覚提供装置40Bと、右手首用のリストバンド型触覚提供装置40Bとを、左右の手首にそれぞれ装着して使用してもよい。設定端末20は、例えば、ユーザの左手首に装着される左手首用のリストバンド型触覚提供装置40Bの場合、左側のコートでの各イベントに対して、当該イベントに応じた動作の設定に変換してもよい。この場合、設定端末20は、図9のイベント設定情報901の例のように、例えば、左側のコートのチームによるサーブ、及びアタックの場合は、ユーザから見て右側の振動部203Cを音信号Aで振動させるようにしてもよい。
また、左側のコートでアウトした場合は、ユーザから見て左側の振動部205Cを音信号Bで振動させてもよい。また、左側のコートのチームによるトスの場合は、ユーザから見て上側の振動部202Cを音信号Cで振動させてもよい。また、左側のコートでインした場合は、ユーザから見て上側、右側、及び左側の振動部202C、203C、及び205Cを音信号Dで振動させてもよい。
また、設定端末20は、例えば、ユーザの右手首に装着される右手首用のリストバンド型触覚提供装置40Bの場合、同様に、右側のコートでの各イベントに対して、当該イベントに応じた動作の設定に変換してもよい。
(ボール型触覚提供装置40Cの場合)
設定端末20は、図9のイベント設定情報901の例のように、例えば、ユーザの片手で把持されるボール型触覚提供装置40Cの場合、ボール型触覚提供装置40Cを動画像Aにおける実際のボールに見立てて、当該ボールに力が加えられた部位を振動させるようにしてもよい。
この場合、設定端末20は、例えば、左側のコートのチームによるサーブ、及びアタックの場合は、実際のボールの左側が叩かれたため、ユーザから見て左側の振動部205Cを音信号Aで振動させるようにしてもよい。また、右側のコートのチームによるサーブ、及びアタックの場合は、ユーザから見て右側の振動部203Cを音信号A2で振動させるようにしてもよい。
また、左側のコートのチームによるトスの場合は、実際のボールの下側が叩かれたため、ユーザから見て下側の振動部204Cを音信号Cで振動させてもよい。また、右側のコートのチームによるトスの場合は、ユーザから見て下側の振動部204Cを音信号C2で振動させてもよい。
これにより、ユーザは、振動の種類と、ボールに力が加えられた箇所が振動していることに基づいて、現在の再生位置で発生しているイベントを認識することができる。
(スマートフォンである触覚提供装置40Dの場合)
ユーザは、左手用の触覚提供装置40D(スマートフォン)と、右手用の触覚提供装置40Dを、左右の手でそれぞれ把持して使用してもよい。設定端末20は、例えば、ユーザの左手で把持される左手用の触覚提供装置40Dの場合、左側のコートでの各イベントに対して、当該イベントに応じた動作の設定に変換してもよい。この場合、設定端末20は、図9のイベント設定情報901の例のように、例えば、左側のコートのチームによるサーブ、及びアタックの場合は、左手用の触覚提供装置40Dのバイブレーションを振動パターンAで起動させるようにしてもよい。
また、左側のコートでアウトした場合は、左手用の触覚提供装置40Dのバイブレーションを振動パターンBで起動させるようにしてもよい。
また、設定端末20は、例えば、ユーザの右手で把持される右手用の触覚提供装置40Dの場合、同様に、右側のコートでの各イベントに対して、当該イベントに応じた動作の設定に変換してもよい。
なお、設定端末20は、触覚提供装置40の種別毎に触覚制御情報を生成してもよい。この場合、設定端末20は、当該種別として、例えば、触覚提供装置40の形状、触覚提供装置40の把持態様、及び触覚提供装置40を利用するユーザの種別のうちの一つまたは複数の組み合わせを用いてもよい。この場合、触覚提供装置40の形状には、例えば、キューブ型、リストバンド型、ボール型、及びスマートフォン等が含まれてもよい。また、触覚提供装置40の把持態様には、例えば、右手用、右手首用、左用、左手首用、及び両手用等が含まれてもよい。また、触覚提供装置40を利用するユーザの種別には、例えば、健常者用、視覚障がい者用、及び聴覚障がい者用等の種別が含まれてもよい。
続いて、設定端末20の制御部25は、取得した動画像と、解析部23による認識結果に基づいて生成部24により生成された触覚制御情報とを含む設定画面を表示させる(ステップS4)。続いて、設定端末20の受付部22は、触覚制御情報に対する設定操作(編集操作)をオペレータから受け付ける(ステップS5)。設定端末20は、各種別の触覚提供装置40に対する設定画面をそれぞれ表示させる際、一の種別の触覚提供装置40に対して設定された動作を、他の種別の触覚提供装置40用の動作に変換し、変換した動作を、当該他の種別の触覚提供装置40の設定画面に設定して表示させてもよい。これにより、オペレータは、一の種別の触覚提供装置40に対して、動画像の各再生位置に対する動作を設定することにより、ユーザに提供される触覚の態様が異なる他の種別の触覚提供装置40の動作の設定も行うことができる。
この場合、例えば、キューブ型触覚提供装置40Aに対して設定された動作を、右手首用のリストバンド型触覚提供装置40Bの動作に変換する場合、設定端末20は、イベント設定情報901において、キューブ型触覚提供装置40Aに対してオペレータにより設定された動作に対応付けられたイベントを判定する。そして、イベント設定情報901において、当該イベントに対応付けて登録されている右手首用のリストバンド型触覚提供装置40Bの動作を判定する。そして、判定した動作を、図7Bの領域710に設定する。
(キューブ型触覚提供装置40A用の設定画面701の例)
図7Aのキューブ型触覚提供装置40A用の設定画面701の例では、設定端末20は、触覚提供装置40の種別を示す情報700、動画像を再生して表示する領域702(「第1領域」の一例。)、当該動画像を再生する再生ボタン703Aを表示させている。
また、設定端末20は、当該動画像の先頭からの時間の経過(動画像の時間軸)を示すゲージ703C、及び領域702に表示されている動画像の現在の再生位置を示すスライダー703Bを表示させている。図7Aの例では、ゲージ703Cは、左端が動画像の先頭の位置を示し、右に行くほど、再生位置が先頭の位置から離れていることを示している。スライダー703Bは、オペレータの操作によりゲージ703C上で移動可能であり、設定端末20は、ゲージ703C上のスライダー703Bの位置に応じた再生位置で、動画像を再生して領域702に表示させる。
また、設定端末20は、動画像の時間軸であるゲージ703Cに沿った領域710(「第2領域」の一例。)において、キューブ型触覚提供装置40Aの右面の振動部203C、下面の振動部204C、左面の振動部205C、及び上面の振動部202Cのそれぞれの動作を設定するための各領域711A、712A、713A、及び714Aを表示させている。また、設定端末20は、領域710において、キューブ型触覚提供装置40Aの各振動部202C、振動部203C、振動部204C、及び振動部205Cを振動させる音信号を設定する領域715Aを表示させている。各領域711A、712A、713A、714A、及び715Aには、受付部22により受け付けたオペレータの操作、または解析部23による動画像の認識結果に基づいた動作が制御部25により設定される。
図7Aの例では、各領域711A、712A、713A、714A、及び715Aには、所定の時間間隔で、目盛が表示されている。設定端末20は、各領域711A、712A、713A、714A、及び715Aに対するオペレータからの操作により、キューブ型触覚提供装置40Aに対する当該動画像の再生位置に応じた動作の設定を受け付ける。
また、設定端末20は、各領域711A、712A、713A、714A、及び715Aのそれぞれに対応付けて、キューブ型触覚提供装置40Aの右面の名称711、下面の名称712、左面の名称713、上面の名称714、及び音信号の名称715を表示させている。なお、これらの各名称は、オペレータの操作によりそれぞれ変更できるようにしてもよい。
また、設定端末20は、領域710において、領域702に表示されている動画像の現在の再生位置を示す赤色等の線716を重畳して表示させている。動画像が再生されている間、設定端末20は、スライダー703B、及び線716を、再生位置の推移に従って右方向に移動させて表示させる。これにより、例えば、オペレータは、表示されている動画像におけるイベントを目視で確認しながら、イベントが発生したタイミング(再生位置)で、触覚提供装置40に実行させる動作を設定する操作を行うことができる。
図7Aの例では、上面の振動部202Cの動作を設定する領域714Aにおいて、動画像の再生位置717から再生位置718までの区間719がオペレータにより指定されたため、設定端末20は、区間719を特別な表示態様で表示させている。なお、設定端末20は、例えば、マウスのカーソルの位置が再生位置717の際にマウスの左ボタンが押され、押されたままマウスのカーソルの位置が再生位置718まで移動されてマウスの左ボタンが離されるドラッグ・アンド・ドロップ操作を受け付けることにより、区間719の指定を受け付けてもよい。
また、設定端末20は、例えば、タッチパネル上で、指またはスタイラスペン等で再生位置717が押され、押されたままマウスのカーソルの位置が再生位置718まで移動されて指またはスタイラスペン等が離されるスワイプ操作を受け付けることにより、区間719の指定を受け付けてもよい。
設定端末20は、例えば、領域710において、動作が設定されていない区間は薄い黄色で表示させ、オペレータの操作または動画像の認識結果(解析結果)に基づいて動作が設定されている区間719等は白色で表示させてもよい。
また、設定端末20は、音信号を設定する領域715Aにおいて、区間719に応じた区間720を設定する。なお、設定端末20は、領域715Aに対するオペレータの操作に応答して、オペレータに指定された区間720を設定してもよい。
図7Aの例では、設定端末20は、区間720において、予め登録されている複数の音信号の中から、一の音信号をオペレータが選択するためのドロップダウンリスト、及びドロップダウンリストにて選択された音信号の番号721を表示させている。また、音信号の番号が選択される際には、選択された音信号の時間長に応じたオブジェクトが領域715A上で表示されてもよい。
また、図7Aの例では、設定端末20は、左面の振動部205Cの動作を設定するための領域713Aにおいて区間723を設定し、音信号を設定する領域715Aにおいて、区間723に応じた区間724を設定している。
また、設定端末20は、動画像を再生して表示する領域702の周囲に、触覚提供装置40のアクチュエータに対応するオブジェクトを表示する。図7Aの例では、設定端末20は、領域702の右側、下側、左側、及び上側のそれぞれに、現在の再生位置に対して、キューブ型触覚提供装置40Aの右面の振動部203C、下面の振動部204C、左面の振動部205C、及び上面の振動部202Cのそれぞれの動作が設定されているか否かを示す各バー(「オブジェクト」の一例。)741、742、743、及び744を表示させている。また、設定端末20は、各バー741、742、743、及び744のそれぞれに対応付けて、右面の名称711、下面の名称712、左面の名称713、及び上面の名称714と同様の各名称741A、742A、743A、及び744Aをそれぞれ表示させている。
設定端末20は、図7Aのように、領域710上を移動する線716により示される動画像の現在の再生位置に対して、上面の振動部202Cの動作が区間719により設定されている場合、上面の振動部202Cに対応付けられているバー744を赤色等の所定の表示態様で表示させる。また、現在の再生位置に対して動作が設定されていない振動部に対応付けられている各バー741、742、743は、例えば、灰色等で表示させてもよい。
また、設定端末20は、区間720等のドロップダウンリスト等に表示させる各音信号を登録するための領域730において、各音信号を登録するための各領域731、及び732等を表示させている。領域731には、音信号を識別するための番号731A、音信号をオペレータが確認するための再生ボタン731B、音信号のファイルが格納されているパス(フォルダ、及びファイル名等)を選択するためのボタン731Cが表示されている。
なお、図7Aの例では、複数の振動部が同時に起動されている場合でも、一の音信号による振動を当該複数の振動部により行わせる場合の例が示されている。これに代えて、複数の振動部が同時に起動されている場合、各振動部に対して、音信号を設定できるようにしてもよい。この場合、設定端末20は、例えば、各振動部の動作を設定する領域における区間719等において、一の音信号をオペレータが選択するためのドロップダウンリスト、及びドロップダウンリストにて選択された音信号の番号721等を表示させるようにしてもよい。そして、設定端末20は、音信号を設定する領域715Aを表示させないようにしてもよい。
(右手首用のリストバンド型触覚提供装置40B用の設定画面751の例)
設定端末20は、右手首用のリストバンド型触覚提供装置40B用の設定画面を表示させる操作をオペレータから受け付けた場合、図7Bの設定画面751を表示させる。
図7Bの例では、設定端末20は、イベント設定情報901と、図7Aの設定画面701でのオペレータの設定とに基づき、上面の振動部202Cの動作を設定する領域714Aにおいて、区間719を設定している。また、区間719に応じた区間720において、オペレータにより選択された音信号の番号721を表示させている。
また、図7Bの例では、図7Aの区間723等で設定されているキューブ型触覚提供装置40Aの動作に応じたイベントに対する右手首用のリストバンド型触覚提供装置40Bの動作がイベント設定情報901に登録されていないため、区間723等は削除されている。
(スマートフォンである触覚提供装置40D用の設定画面761の例)
設定端末20は、スマートフォンである触覚提供装置40D用の設定画面を表示させる操作をオペレータから受け付けた場合、図7Cの設定画面761を表示させる。ここで、設定端末20は、イベント設定情報901を参照し、他の種別の触覚提供装置40に対して設定された動作を、スマートフォンである触覚提供装置40D用の動作に変換して、図7Cの領域710に設定する。
なお、設定端末20は、新規の触覚提供装置40に応じた設定画面を、オペレータにより登録できるようにしてもよい。この場合、設定端末20は、領域710の各設定項目の入力領域(トラック)、各トラックの名称、及び設定画面に表示される触覚提供装置40の名称等を、新規の触覚提供装置40が有するアクチュエータに応じて設定できるようにしてもよい。これにより、例えば、新規の触覚提供装置40が、1つのモーター、及び1つの振動アクチュエータを有する場合、オペレータは、モーター用のトラック、振動アクチュエータ用のトラック、及び振動アクチュエータに入力する音信号用のトラック等を設定することができる。
続いて、設定端末20の生成部24は、設定画面でのオペレータの操作に応答して、触覚制御情報を生成する(ステップS6)。ここで、設定端末20は、各種別の触覚提供装置40の設定画面での動作の設定に基づいて、各種別の触覚提供装置40に対する各触覚制御情報を生成してもよい。
この場合、設定端末20は、各種別の触覚提供装置40に対する設定画面を表示する際と同様の処理により、一の種別の触覚提供装置40に対して設定された動作を、他の種別の触覚提供装置40用の動作に変換してもよい。そして、設定端末20は、変換した動作に応じた制御コマンドを、当該他の種別の触覚提供装置40の触覚制御情報に含めるようにしてもよい。
図8の触覚制御情報801の例では、設定端末20は、オペレータにより指定された区間719等に基づいて、各再生位置(再生開始からの時間)に応じた振動部等のアクチュエータのON、及びOFF等の制御、及び当該アクチュエータを振動させる音信号の再生に関する制御を行う制御コマンドを含む情報を生成する。また、設定端末20は、オペレータに選択された各音信号のデータ、及び振動パターン等の情報も触覚制御情報に含めてもよい。
続いて、設定端末20の送受信部21は、オペレータに設定された触覚制御情報をサーバ10に送信する(ステップS7)。続いて、サーバ10は、動画像Aと、当該触覚制御情報を制御端末30に配信する(ステップS8)。
続いて、制御端末30は、動画像Aを再生して画面に表示させる(ステップS9)。なお、制御端末30がセットトップボックス(STB、Set Top Box)、または無線LANのアクセスポイントである場合、制御端末30は、インターネット放送(IP放送)等により受信した動画像Aを表示装置(ディスプレイ)に表示させてもよい。また、制御端末30により動画像Aを表示させる構成に代えて、地上デジタルテレビ放送等のテレビ放送により動画像Aをテレビ受像機で表示させる構成としてもよい。
続いて、制御端末30は、動画像Aを再生するとともに、当該触覚制御情報に基づいて、動画像Aにおける各イベントに応じた制御コマンドを触覚提供装置40に送信する(ステップS10)。ここで、制御端末30は、例えば、触覚提供装置40の振動部等のアクチュエータのON、及びOFF等の制御、及び当該アクチュエータを振動させる音信号の再生に関する制御を行う。なお、制御端末30は、音信号のデータを触覚提供装置40に送信して触覚提供装置40に記録させておき、音信号の再生の開始または終了を指示するコマンドと、音信号の識別情報とを含む制御コマンドを触覚提供装置40に送信してもよい。この場合、触覚提供装置40は、例えば、制御装置211内に設けられている記憶装置に、受信した音信号のデータ(ファイル)を記録してもよい。
または、制御端末30は、音信号の再生の開始または終了を指示する制御コマンドとともに、音信号をストリーミングで触覚提供装置40に送信してもよい。
制御端末30は、動画像の表示と、触覚が提供されるタイミングとを同期させるため、制御コマンドを触覚提供装置40に送信するタイミングを、所定時間早めてもよい。または、制御端末30は、動画像の再生を当該所定時間遅くしてもよい。
この場合、制御端末30は、所定のデータを触覚提供装置40に送信してから、触覚提供装置40から制御端末30に返信された当該所定のデータを制御端末30が受信するまでの時間(ラウンドトリップタイム、応答時間)を算出し、算出した値の半分の値を当該所定時間としてもよい。これにより、例えば、制御端末30から触覚提供装置40までの電波環境等に基づく無線通信の遅延による影響を低減することができる。
続いて、触覚提供装置40は、受信した制御コマンドに基づいて、触覚をユーザに提供する(ステップS11)。
<情報処理装置のハードウェア構成>
上述した設定端末20の各部は、設定端末20にインストールした1以上のプログラムが、設定端末20のCPUに実行させることより実現することができる。
設定端末20は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等の揮発性の記憶媒体、ROM(Read Only Memory)等の不揮発性の記憶媒体、マウスやキーボード、ポインティングデバイス等の入力装置、画像、データを表示する表示部、並びに外部と通信するためのインターフェースを備えたコンピュータによって構成することができる。
したがって、設定端末20が有する各機能は、これらの機能を記述したプログラムをCPUに実行させることによりそれぞれ実現可能となる。また、これらのプログラムは、磁気ディスク(フロッピィーディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD-ROM、DVD等)、半導体メモリ等の記録媒体に格納して頒布することもできる。
つまり、上述した各構成における処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを生成し、例えば、汎用のパーソナルコンピュータやサーバ、タブレット端末等にそのプログラムをインストールすることにより、ハードウェア資源とソフトウェアとが協働して本実施形態における制御処理等を実現することができる。
<変形例>
設定端末20の各機能部は、例えば複数のコンピュータにより構成されるクラウドコンピューティングにより実現されていてもよい。また、設定端末20と制御端末30を、一体の装置として構成してもよい。
また、触覚提供装置40Dのように触覚提供装置40がスマートフォンである場合、設定端末20、制御端末30、及び触覚提供装置40Dは同一の装置でもよい。
<実施形態の効果>
従来、テレビやインターネットにおいて、様々な動画像コンテンツが存在している。しかしながら、これらのコンテンツの多くは、主に視覚、及び聴覚によるものであり、これらの感覚に障害がある方にとっては、アクセシビリティの低いコンテンツとなっている。
近年、AR(Augmented Reality)/VR(Virtual Reality)技術の発展とともに、より臨場感や迫力を出す手段として触覚情報の提示に注目が集まっているが、触覚情報の提示は、臨場感や迫力を増加させる手段としてのみではなく、視覚や聴覚に障害のある方に動画像や音声で伝えられない情報を触覚で伝える手段としても利用可能である。
動画像コンテンツの提示と同時に触覚情報を提示する場合には、適切なタイミングで、ユーザの身体の適切な箇所に適切な触覚情報を提示する必要がある。あらゆる人に対して触覚で迫力や臨場感を伝えたいのか、または視覚障がい者に向けて動画像の中に含まれる情報を触覚で伝えたいのかによっても適切な提示方法や使用する触覚デバイスは変わってくる。
適切でない触覚情報の提示は、逆にユーザの臨場感を損なったり、必要な情報が伝わらなかったりする可能性がある。しかしながら、どのような提示が適切かはコンテンツにより変わる上、どのようなコンテンツにどのような提示がよいのかに関しても分かっていない部分が多く、コンテンツの制作の段階で試行錯誤が必要となる場合もある。
上述した実施形態によれば、ユーザに提供する触覚の情報を適切に設定することができる。また、例えば、コンテンツの制作者が動画像コンテンツへの触覚情報の付与を容易に試行錯誤することもできる。また、提示方法の定まったものに関しては、コンテンツ制作者の労力削減のために、触覚情報を自動で付与すること、及び自動で付与した結果を手動で調整することもできる。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。また、上述した各実施例の一部又は全部を組み合わせることも可能である。
1 触覚提供システム
10 サーバ
20 設定端末
21 送受信部
22 受付部
23 解析部
24 生成部
25 制御部
30 制御端末
40 触覚提供装置

Claims (4)

  1. コンピュータに、
    動画像を再生して表示させる第1領域と、前記動画像の時間軸に対応付けられた第2領域であって、触覚をユーザに提供する触覚提供装置に対する前記動画像の再生位置に応じた動作の設定を受け付ける前記第2領域とを表示させる処理と、
    前記第2領域に対する操作に基づいて、前記動画像の再生位置に応じた、前記触覚提供装置を制御させる制御情報を生成する処理と、
    を実行させ
    前記表示させる処理では、
    前記第1領域の周囲に、前記触覚提供装置のアクチュエータに対応するオブジェクトを表示し、
    前記第2領域において、前記動画像の現在の再生位置に対して、当該アクチュエータが動作する設定とされている場合、当該オブジェクトを所定の表示態様で表示させる、
    プログラム。
  2. 前記表示させる処理では、
    第1種別の触覚提供装置に対する前記第2領域を表示させ、
    前記制御情報を生成する処理では、
    前記第1種別の触覚提供装置に対して受け付けた前記動画像の再生位置でのイベントに応じた動作の設定を、前記イベントと前記動作の設定とが対応付けられたイベント設定情報に基づいて変換し、前記第1種別の触覚提供装置とは提供される触覚の態様が異なる第2種別の触覚提供装置を制御させる制御情報を生成する、
    請求項1に記載のプログラム。
  3. 動画像を再生して表示させる第1領域と、前記動画像の時間軸に対応付けられた第2領域であって、触覚をユーザに提供する触覚提供装置に対する前記動画像の再生位置に応じた動作の設定を受け付ける前記第2領域とを表示させる制御部と、
    前記第2領域に対する操作に基づいて、前記動画像の再生位置に応じた、前記触覚提供装置を制御させる制御情報を生成する生成部と、
    を有し、
    前記制御部は、
    前記第1領域の周囲に、前記触覚提供装置のアクチュエータに対応するオブジェクトを表示し、
    前記第2領域において、前記動画像の現在の再生位置に対して、当該アクチュエータが動作する設定とされている場合、当該オブジェクトを所定の表示態様で表示させる、
    情報処理装置。
  4. 情報処理装置が、
    動画像を再生して表示させる第1領域と、前記動画像の時間軸に対応付けられた第2領域であって、触覚をユーザに提供する触覚提供装置に対する前記動画像の再生位置に応じた動作の設定を受け付ける前記第2領域とを表示させる処理と、
    前記第2領域に対する操作に基づいて、前記動画像の再生位置に応じた、前記触覚提供装置を制御させる制御情報を生成する処理と、
    を実行し、
    前記表示させる処理では、
    前記第1領域の周囲に、前記触覚提供装置のアクチュエータに対応するオブジェクトを表示し、
    前記第2領域において、前記動画像の現在の再生位置に対して、当該アクチュエータが動作する設定とされている場合、当該オブジェクトを所定の表示態様で表示させる、
    情報処理方法。
JP2019226529A 2019-12-16 2019-12-16 プログラム、情報処理装置、及び情報処理方法 Active JP7377093B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019226529A JP7377093B2 (ja) 2019-12-16 2019-12-16 プログラム、情報処理装置、及び情報処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019226529A JP7377093B2 (ja) 2019-12-16 2019-12-16 プログラム、情報処理装置、及び情報処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021096583A JP2021096583A (ja) 2021-06-24
JP7377093B2 true JP7377093B2 (ja) 2023-11-09

Family

ID=76431965

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019226529A Active JP7377093B2 (ja) 2019-12-16 2019-12-16 プログラム、情報処理装置、及び情報処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7377093B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014194768A (ja) 2013-03-14 2014-10-09 Immersion Corp 高度なテレビジョンインタラクションのためのシステム及び方法
WO2014203960A1 (ja) 2013-06-21 2014-12-24 株式会社ニコン 振動データ生成プログラム、および振動データ生成装置
JP2015053037A (ja) 2013-09-06 2015-03-19 イマージョン コーポレーションImmersion Corporation 分割および合成を用いたハプティック変換システム
JP2018528534A (ja) 2015-09-25 2018-09-27 イマージョン コーポレーションImmersion Corporation ハプティック効果設計システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014194768A (ja) 2013-03-14 2014-10-09 Immersion Corp 高度なテレビジョンインタラクションのためのシステム及び方法
WO2014203960A1 (ja) 2013-06-21 2014-12-24 株式会社ニコン 振動データ生成プログラム、および振動データ生成装置
JP2015053037A (ja) 2013-09-06 2015-03-19 イマージョン コーポレーションImmersion Corporation 分割および合成を用いたハプティック変換システム
JP2018528534A (ja) 2015-09-25 2018-09-27 イマージョン コーポレーションImmersion Corporation ハプティック効果設計システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021096583A (ja) 2021-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10775894B2 (en) Systems and methods for providing customizable haptic playback
CN108399003B (zh) 带有选择的触觉元数据的触觉广播
CN106648083B (zh) 增强演奏场景合成控制方法及装置
US10146311B2 (en) Haptic devices and methods for providing haptic effects via audio tracks
WO2020090786A1 (ja) 仮想空間中のアバター表示システム、仮想空間中のアバター表示方法、コンピュータプログラム
JP6538305B2 (ja) 高度なテレビジョンインタラクションのための方法とコンピュータ可読媒体
US20150054727A1 (en) Haptically enabled viewing of sporting events
US20180341455A1 (en) Method and Device for Processing Audio in a Captured Scene Including an Image and Spatially Localizable Audio
US10105606B2 (en) Device and method for a streaming music video game
EP3104258A1 (en) Broadcast haptics architectures
JP2017531930A (ja) セカンドスクリーン触覚
WO2002093344A1 (en) Device for interacting with real-time streams of content
CN112400188A (zh) 三维内容分发系统、三维内容分发方法、计算机程序
JP2011022997A (ja) 動作に基づいて入力イベントを生成する動作入力システム及び操作方法
JP7349348B2 (ja) キャラクタ制御用プログラム、方法、および情報処理装置
JP7377093B2 (ja) プログラム、情報処理装置、及び情報処理方法
JP2015148931A (ja) 提示制御装置
US11843473B2 (en) Audio-orientated immersive experience of an event
KR20110040128A (ko) 헵틱 콘텐츠 스트리밍 시스템
US11992756B2 (en) Personalized VR controls and communications
US20230191252A1 (en) Method, computer readable medium, and information processing device
WO2022137375A1 (ja) 方法、コンピュータ可読媒体、および情報処理装置
EP4358084A1 (en) Audio cancellation system and method
TWI614640B (zh) 實境資訊影片之播放管理方法及系統,及其相關電腦程式產品
JP4264042B2 (ja) 触覚情報伝達装置及び触覚情報伝達プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A80 Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80

Effective date: 20200107

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230801

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230913

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231003

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231027

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7377093

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150