JP7376431B2 - 複層面材用スペーサ、複層面材 - Google Patents
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Description
なお樹脂は金属(アルミニウム)に比べて熱伝導率が低いことが知られており、スペーサ部材の材料の少なくとも一部に樹脂を用いたスペーサ(業界ではウォームエッジスペーサと称される。)も存在する(特許文献2)。
またスペーサ部材は、協働して筒状を形成すると共に互いに筒状の周方向の一部を形成する樹脂スペーサ片と金属スペーサ片とを備える。
そのうえで金属スペーサ片はその端部同士の表面にかしめによって凹んだかしめ跡部を備えるものとする。かしめ跡部は突き合わせ方向に対して交差する方向に延びる溝状にする。突き合わせ方向とは、スペーサ部材の端部同士を突き合わせる方向のことである。
また、接続部材は突き合わせ方向に延びる筋部を備えることにする。そして筋部は、かしめ跡部に対しその凹みが転写された状態に凹んで重なる転写跡部と、転写跡部に対し突き合わせ方向に隣接する位置において隆起した隆起筋部とを備えるものとする。一方、転写跡部は隆起筋部よりも、前記交差する方向のうち直交方向に長い寸法に塑性変形させられたものとする。
即ち接続部材は突き合わせ方向に延びる溝状の接続部材本体を備えることにする。接続部材本体は溝状の幅方向に対向する一対の側板を備え、側板の先部を筋部とする。
金属スペーサ片は端部において突き合わせ方向に延びると共に一対の側板の筋部が別々に位置決めされる一対の筋位置決め部を備える。
そして筋位置決め部は、筋部のうち転写跡部に重なり合うかしめ跡部と、筋部のうち隆起筋部に嵌合する形に湾曲する湾曲部とを備えるようにする。
即ちかしめ跡部は、突き合わせ方向に対向する第1のかしめ跡壁面および第2のかしめ跡壁面と、かしめ跡部の深さ方向の奥端において第1のかしめ跡壁面と第2のかしめ跡壁面とを繋ぐかしめ跡底面とを備えることにする。
第1のかしめ跡壁面と第2のかしめ跡壁面とは互いにかしめ跡部の深さ方向の奥に向かうにつれて接近する形で傾斜する傾斜面にする。
スペーサ部材の端面に近い方の第1のかしめ跡壁面は、端面から遠い方の第2のかしめ跡壁面よりも基準平面に対する傾斜角度を急にする。
「かしめ跡部の深さ方向」とは、室内外方向に対して直交する方向で且つ突き合わせ方向に対して直交する方向のことである。
「基準平面」とは、室内外方向と突き合わせ方向で形成する平面のことである。
矩形状のスペーサ4を基準にして矩形の内側を「空間層側」と称し、空間層側とは反対側を「反空間層側」と称する。また「空間層側」と「反空間層側」とは、スペーサ4を基準とする場合に限らず、任意のある一点を基準にした場合にも用いられる。
一対の板ガラス3,3を対向させる方向および板ガラス3の厚み方向を「室内外方向」と称する。
スペーサ部材11の端部11a同士を突き合わせる方向を「突き合わせ方向」と称する。本実施形態では突き合わせ方向は直線方向である。ちなみに室内外方向と突き合わせ方向とは直交する。
室内外方向と突き合わせ方向とで形成される平面(両方向に延びる平面)を「基準平面S」と称する。
スペーサ部材11は折り曲げる前には直線状であり、この直線方向を「長手方向」と称する。
また図1に示すようにスペーサ部材11は樹脂スペーサ片20と金属スペーサ片30とを備える。樹脂スペーサ片20は例えばポリ塩化ビニル製で、金属スペーサ片30は例えばステンレス製である。
樹脂スペーサ片20と金属スペーサ片30とは協働して筒状を形成すると共に互いに筒状の周方向の一部を形成する。言い換えると、樹脂スペーサ片20と金属スペーサ片30とは反空間層側と空間層側と一対の板ガラス3,3側(室内外側)とを協働して筒状に囲む。樹脂スペーサ片20と金属スペーサ片30とは互いに板ガラス3の縁部に沿って延び、矩形状に折り曲げられ、矩形状に折り曲げられた両端部が端面において対向する状態になっている。両端部が端面において対向する状態になっているので、樹脂スペーサ片20と金属スペーサ片30とはスペーサ部材11の両端部において突き合わせ方向に延びていることになる。また樹脂スペーサ片20と金属スペーサ片30とは互いに溝状である。
側板45も突き合わせ方向に延びている。また側板45の突き合わせ方向の両端部も、端部のうち突き合わせ方向の中心側から先端に向かって接続部材本体40の溝状の幅が狭くなる状態に傾斜させてある。さらに溝状の深さ方向の寸法に関して、側板45の突き合わせ方向の両端部は、当該両端部以外の部分(長さ方向の全長の中間部分)よりも寸法を短くしてある。
これら傾斜や寸法は接続部材12をスペーサ部材11の端部に差し込み易くするためである。
図1,4に示すように室内外方向に関して転写跡部45cの寸法L1(最大値)は隆起筋部45dの寸法L2よりも長くなっている。つまり転写跡部45cは隆起筋部45dよりも室内外方向に長い寸法に塑性変形されられている。
転写跡部45cは突き合わせ方向に対して交差する方向、より詳しくは直交する方向(室内外方向)に延びる溝状である。そして転写跡部45cの溝状の底面は、室内外方向の寸法L1を突き合わせ方向の寸法L3よりも長くしてある。
2 空間層
3 板ガラス
4 スペーサ
5 第1のシール部材
6 第2のシール部材
11 スペーサ部材
11a 端部
12 接続部材
13 乾燥剤
20 樹脂スペーサ片
21 樹脂底壁
21a 貫通穴
22 樹脂側壁
30 金属スペーサ片
31 金属底壁
31b 筋位置決め部
31c かしめ跡部
31d 第2の湾曲部
31h 第1のかしめ跡壁面
31i 第2のかしめ跡壁面
31j かしめ跡底面
32 金属側壁
32a 先部
40 接続部材本体
41 張出片
42 閉鎖板
43 鍔片
45 側板
45a 筋部
45c 転写跡部
45d 隆起筋部
46 底板
47 筒状部
L1 転写跡部の室内外方向における寸法
L2 隆起筋部の寸法
L3 転写跡部の底面の突き合わせ方向の寸法
S 基準平面
Claims (4)
- 対向する複数の面材の間に介在させる複層面材用スペーサであって、
端部同士を端面において突き合わせると共に筒状に延びるスペーサ部材と、前記スペーサ部材の突き合わせた端部同士をその内部に収容された状態で接続する樹脂製の接続部材とを備え、
前記スペーサ部材は、協働して筒状を形成すると共に互いに筒状の周方向の一部を形成する樹脂スペーサ片と金属スペーサ片とを備え、
前記金属スペーサ片はその端部同士の表面にかしめによって凹んだかしめ跡部を備え、
前記スペーサ部材の端部同士を突き合わせる方向を突き合わせ方向とし、
前記かしめ跡部は突き合わせ方向に対して交差する方向に延びる溝状であり、
前記接続部材は突き合わせ方向に延びる筋部を備え、
前記筋部は、前記かしめ跡部に対しその凹みが転写された状態に凹んで重なる転写跡部と、前記転写跡部に対し突き合わせ方向に隣接する位置において隆起した隆起筋部とを備え、
前記転写跡部は前記隆起筋部よりも、前記交差する方向のうち直交方向に長い寸法に塑性変形させられたことを特徴とする複層面材用スペーサ。 - 前記接続部材は突き合わせ方向に延びる溝状の接続部材本体を備え、
前記接続部材本体は溝状の幅方向に対向する一対の側板を備え、
前記側板の先部は前記筋部であり、
前記金属スペーサ片は端部において突き合わせ方向に延びると共に一対の前記側板の前記筋部が別々に位置決めされる一対の筋位置決め部を備え、
前記筋位置決め部は、前記筋部のうち前記転写跡部に重なり合う前記かしめ跡部と、前記筋部のうち前記隆起筋部に嵌合する形に湾曲する湾曲部とを備えることを特徴とする請求項1に記載の複層面材用スペーサ。 - 室内外方向に対して直交する方向で且つ突き合わせ方向に対して直交する方向を前記かしめ跡部の深さ方向とし、
室内外方向と突き合わせ方向で形成する平面を基準平面とし、
前記かしめ跡部は、突き合わせ方向に対向する第1のかしめ跡壁面および第2のかしめ跡壁面と、前記かしめ跡部の深さ方向の奥端において前記第1のかしめ跡壁面と前記第2のかしめ跡壁面とを繋ぐかしめ跡底面とを備え、
前記第1のかしめ跡壁面と前記第2のかしめ跡壁面とは互いに前記かしめ跡部の深さ方向の奥に向かうにつれて接近する形で傾斜する傾斜面であり、
前記スペーサ部材の端面に近い方の前記第1のかしめ跡壁面は、端面から遠い方の前記第2のかしめ跡壁面よりも前記基準平面に対する傾斜角度を急にしてあることを特徴とする請求項1又は2に記載の複層面材用スペーサ。 - 空間層となる間隔をあけて対向する複数の面材と、複数の前記面材の間に介在する請求項1~3の何れかに記載の複層面材用スペーサとを備えることを特徴とする複層面材。
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