JP7374694B2 - 免震建物群の設計方法 - Google Patents

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本発明は、免震建物群の設計方法に関するものである。
従来から、都市の耐震化の手段として、都市に建築される個々の建物の耐震化が図られてきた。耐震化の手段として、剛強な耐震構造、地震により生じる建物の振動エネルギーを吸収する制震構造、長周期化と高減衰化により地震力の低減を図る免震構造等がある。特に、免震構造は大地震時においても、建物の被害を著しく抑制するための手段として有効とされている。
近年、長周期地震動と呼ばれる地震動が観測され、免震構造物が従来の設計想定を超えた地震動に見舞われる事態が懸念されている。
これに対して、免震層の変形が想定以上になる際にその過大な変形を抑制する方法等が提案されている(例えば、下記の特許文献1,2参照)。
特開2015-31098号公報 特開2018-71651号公報
しかしながら、上記の特許文献1,2に記載の方法は、個々の建物へ免震構造等を適用することを意図したものであり、また、免震層に生じる変形の急激な抑制は、上部の架構の応答の増大を招く虞がある。一方、個々の建物の構造的被害が抑制されても、常時活発な経済活動を担う都市部の建物の地震被害は甚大な経済的損失を生じさせるため、被災後に早期に修復することが望まれている。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、低層から高層建物が密集した都市内の街区を対象として、巨大地震に対し倒壊等の致命的な被害を抑制し、修復可能な応答レベルに止める高い耐震性を有する免震建物群の設計方法を提供する。
発明に係る免震建物群の設計方法は、第1地盤上に設置された第1免震部材と、該第1免震部材に支持された第2地盤と、該第2地盤上に設置された第2免震部材と、該第2免震部材に支持された複数の建物と、を備えることを特徴とする免震建物群の設計方法であって、応答スペクトルで定義された地震から、第1免震部材及び第2免震部材の性能の1.6倍程度を限度として、目標の周期と減衰定数を決定し、複数の建物の質量を集約し1質点とみなし、第2地盤の質量と2質点系を構成し、1次振動モードの振幅が等しく、目標の周期と減衰を与えるように剛性と減衰を調整し、調整された前記建物の剛性と減衰を、各前記建物の質量に比例させて配分することで、第1免震部材が配置される免震層及び第2免震部材が配置される免震層の諸元を決定することを特徴とする。
また、前記建物は、耐震構造及び制振構造のいずれかであってもよい。
このように構成された免震建物群の設計方法では、地震の際には、第1免震部材が配置される免震層(第2地盤の直下の免震層)と、第2免震部材が配置される免震層(各建物直下の免震層)が概ね同位相で、同程度変形することにより、各層の第1免震部材及び第2免震部材の変形・速度の許容範囲を超えることなく、巨大地震に対処することができる。よって、低層から高層建物が密集した都市内の街区を対象として、巨大地震に対し倒壊等の致命的な被害を抑制し、修復可能な応答レベルに止める高い耐震性を有することができる。
本発明に係る免震建物群の設計方法によれば、低層から高層建物が密集した都市内の街区を対象として、巨大地震に対し倒壊等の致命的な被害を抑制し、修復可能な応答レベルに止める高い耐震性を有することができる。
本発明の一実施形態に係る免震建物群を示す模式的な図であり、(a)立面図であり、(b)平面図である。 本発明の一実施形態に係る免震建物群の耐震性の検証の対象を示し、(a)立面図であり、(b)平面図である。 本発明の一実施形態に係る免震建物群の耐震性の検証における応答スペクトルを示す図であり、(a)period(sec)とSa(gal)との関係を示し、(b)period(sec)とSv(cm/sec)との関係を示し、(c)period(sec)とSd(cm)との関係を示す。 本発明の一実施形態に係る免震建物群の耐震性の検証における設計方法を示す図であり、(a)1-2質点による諸元設定を示し、(b)免震諸元の各棟分割を示し、(c)各棟を多質点系に戻す際の諸元設定を示す。 本発明の一実施形態に係る免震建物群の耐震性の検証の解析結果であり、(a)2質点系の固有ベクトルを示し、(b)7質点系の固有ベクトルを示す。 本発明の一実施形態に係る免震建物群の耐震性の検証の解析結果であり、(a)L入力の場合の層間変形角を示し、(b)L入力の場合の最大加速度を示す。 本発明の一実施形態に係る免震建物群の耐震性の検証の解析結果であり、(a)L入力の場合の層間変形角を示し、(b)L入力の場合の最大加速度を示す。
本発明の一実施形態に係る免震建物群及び免震建物群の設計方法について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る免震建物群を示す模式的な図であり、(a)立面図であり、(b)平面図である。
図1に示すように、本実施形態に係る免震建物群10は、第1免震層1と、人工地盤(第2地盤)2と、第2免震層3と、複数の建物4と、を備えている。
第1免震層1は、地盤(第1地盤)G上に配置されている。第1免震層1は、複数の第1免震部材11が設置されて構成されている。第1免震部材11として、オイルダンパー等を採用することができる。
人工地盤2は、第1免震層1に支持されている。人工地盤2は、第1免震層1の上側に配置されている。人工地盤2は、複数の建物4の下方に一体的に配置されている。換言すると、平面視で、人工地盤2は、複数の建物4と重なって配置されている。
第2免震層3は、人工地盤2上に配置されている。第2免震層3は、複数の第2免震部材31が設置されて構成されている。第2免震部材31として、オイルダンパー等を採用することができる。
複数の建物4は、第2免震層3に支持されている。建物4は、第2免震層3の上側に配置されている。各建物4には、複数の第2免震部材31が配置されている。建物4は、耐震構造、または振動エネルギーを吸収する制震ダンパーが設置された制振構造であってもよい。建物4は、鉄骨造(S造)、鉄筋コンクリート造(RC造)等であってもよい。
次に、免震建物群10の設計方法について説明する。
応答スペクトルで定義された地震から、第1免震部材11及び第2免震部材31の性能の1.6倍程度を限度(1.6倍以下)として、目標の周期と減衰定数を決定する。複数の建物4の質量を集約し1質点とみなし、人工地盤2の質量と2質点系を構成し、1次振動モードの振幅が等しく、目標の周期と減衰を与えるように剛性と減衰を調整する。調整された建物4の剛性と減衰を、各建物4の質量に比例させて配分することで、第1免震層1及び第2免震層3の諸元を決定する。具体的には、以下の通りである。
具体的な諸元を設定し、上記の免震建物群10の耐震性を検証する。耐震クライテリアは以下のように設定する。
一般的な設計用地震動を超える地震動として、日本建築センターのレベル2のBCJ-Lの2倍の地震動を対象とする。第1免震部材11及び第2免震部材31の許容変位を±1mとする(現状、実施されている免震用オイルダンパーの最大級のストロークである)。なお、その最大速度は150cm/sec以下とする(現状、実施されている免震用オイルダンパーの許容最大速度である)。上部建物(建物4)の設計目標は、修復可能な変形レベルとする。本例では鋼構造であれば最大層間変形角1/75以下で、残留層間変形角1/90以下、全体残留層間変形角1/200と設定する。壁付きフレームのRC造であれば修復限界I(最大層間変形角1/150以下、全体層間変形角1/180以下)、あるいは修復限界II(最大層間変形角1/100以下、全体層間変形角1/130以下)に留めるものとする。(参考:「鋼構造性能設計ガイドライン」日本建築学会、2005、「鉄筋コンクリート造建物の耐震性能評価指針(案)・同解説」日本建築学会、2004)
図2に示す免震建物群10を対象とする。都市空間における1街区を想定する。その規模は150m×200m、10階~42階建ての6棟の免震構造物からなる。各建物4の想定を表1に示す。
Figure 0007374694000001
建物4の解析モデル諸元については、剛性分布を台形分布(最上層の剛性:最下層の剛性=0.3:1)とした剪断棒モデルとし、剛性値を固有周期により決定する。非線形特性は学術文献(杉野ほか:大振幅地震動に対する超高層建物の応答、シンポジウム大振幅地震動に対する設計と地震対策の最新動向、日本建築学会近畿支部、2017)を参考に設定にする。免震基礎を含む階の質量は基準階の2倍としている。上部建物(建物4)の総質量は2.095×10ton、基礎部の総質量は1.2×10tonである。
入力地震動はセンター波BCJ-Lの原波及び原波×2倍(L)を用いるものとする。その応答スペクトルを図3に示す。なお、hは減衰(減衰定数)を表している。
設計方法は、図4に示すとおりであり、以下の手続きとする。各上層建物(建物4)を6つの1質点、下部架構(人工地盤2)を1質点とした場合の諸元を表2に示す。上層建物(建物4)の多質点系の諸元は省略する。
Figure 0007374694000002
免震層の設定では、図4(a)に示すように、上部建物(建物4)の総質量を1点にまとめ(m=2.1e5ton)、下部架構(人工地盤2)を1点(m=1.2e5ton)とした2質点系を想定する。上部建物(建物4)でもっとも周期の長い2.86秒を免震化した場合を想定して、3秒を加えて5.86秒を、当該2質点系の1次固有周期Tとする。2質点系の各層の1次モードベクトルが、u=2×uとなるように(ただし、u:2階の振幅、u:1階の振幅)、各層の剛性を設定する。剛性は下式(1)による。
Figure 0007374694000003
式(1)において、K1は下部架構の剛性であり、K2は上部建物の剛性である。
なお、上式(1)はモードベクトルを指定した際の層剛性の陽な表現(辻ほか:複数の免震層を有する多段免震構造の地震応答特性、日本建築学会構造系論文集No705、2014)を参考にした。
2質点系の1層の変位は1質点系の変位の6割程度、1層の免震層の許容変位を1mとすれば、変位応答スペクトルは1m/0.6=1.6m(1.6倍)まで許容できる。図3(c)によると、周期5.9秒、減衰20%の変位応答スペクトルは約52cm、Lには104cm程度となり、160cmを十分下回る。
同様に、1層の免震層の許容速度を150cm/secとすれば、速度応答スペクトルは150cm/sec/0.6=250cm/sec(1.6倍)まで許容できる。図3(b)によると、最大速度周期5.9秒、減衰20%の速度応答スペクトルは約83cm/sec、L時には166cm/sec程度となり、250cm/secを十分下回る。
同様に、図3(a)によると周期5.9秒、減衰20%の加速度応答スペクトルは約65cm/sec(gal)、L時には130cm/sec(gal)程度となる。これは上部構造全体を一質点と見なしたときのベースシアが0.13であること、実際は多質点系であり、各棟のベースシアはこれを上回る可能性があることを意味する。このことから、表1に示したとおり、RC造のD棟とF棟を剛強な壁付きフレームとしている。
以上より、減衰をh=20%に設定する。免震層の減衰は1層の場合の減衰係数を、2層に分ける際には剛性に比例させて与える。すなわち、下式(2)になる。
Figure 0007374694000004
式(2)において、C1は下部架構の減衰係数であり、C2は上部建物の減衰係数である。
図4(b)に示すように、上部1点に設定された免震層の諸元を、6棟の建物4に質量に比例させて配分する。さらに、図4(c)に示すように、6棟の建物4を多質点系に置き換える。
解析結果については、以下の通りである。
1.固有ベクトル
2質点系及び7質点系(人工地盤2と1質点系の各建物4)の1次固有ベクトルを図5に示す。各層の振幅は一致しており、基礎免震の場合の免震層の変形を、ほぼ等分に2層に分割できている。
表3は、L入力の場合の免震層変位である。表4は、L入力の場合の免震層変位である。
Figure 0007374694000005
Figure 0007374694000006
Figure 0007374694000007
2.地震応答解析
・L入力の場合、表3に示すように、下層の免震層の変位が33cm、上層建物(建物4)の免震層の変位が29cm~31cmとなっている。図6に示すように、上層建物(建物4)の層間変形角は1/200以下である。
・L入力の場合、表4に示すように、下層の免震層の変位が65cm、上層建物の免震層の変位が57cm~63cm、最大速度は100kine程度となっており、従来の免震部材の性能許容値以内である。
・L入力の場合、図7に示すように、建物4の層間変形角はE棟(S造)で1/150、D棟、F棟(壁付きRCラーメン)で1/186で、設計目標を満足している。
以上、本実施形態によれば、低層から高層建物が密集した都市空間に対して、巨大地震に対し倒壊などの致命的な被害を防止し、巨大地震に対しても修復可能な高い耐震性を付与することができることが分かる。
このように構成された免震建物群10では、地震の際には、第1免震層1と、第2免震層3を概ね同位相で、同程度変形させるように、上記の設計方法を用いて調整する。これにより、各層の第1免震部材11及び第2免震部材31の変形・速度の許容範囲を超えることなく、巨大地震に対処することができる。よって、低層から高層建物が密集した都市内の街区を対象として、巨大地震に対し倒壊等の致命的な被害を抑制し、修復可能な応答レベルに止める高い耐震性を有することができる。
また、建物4を耐震構造及び制振構造のいずれかとすれば、建物4の耐震性、制振性を高めることができる。
なお、上述した実施の形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
1…第1免震層
2…人工地盤(第2地盤)
3…第2免震層
4…建物
10…免震建物群
11…第1免震部材
31…第2免震部材

Claims (2)

  1. 第1地盤上に設置された第1免震部材と、該第1免震部材に支持された第2地盤と、該第2地盤上に設置された第2免震部材と、該第2免震部材に支持された複数の建物と、を備えることを特徴とする免震建物群の設計方法であって、
    応答スペクトルで定義された地震から、前記第1免震部材及び前記第2免震部材の性能の1.6倍程度を限度として、目標の周期と減衰定数を決定し、
    前記複数の建物の質量を集約し1質点とみなし、前記第2地盤の質量と2質点系を構成し、1次振動モードの振幅が等しく、目標の周期と減衰を与えるように剛性と減衰を調整し、
    調整された前記建物の剛性と減衰を、各前記建物の質量に比例させて配分することで、前記第1免震部材が配置される免震層及び前記第2免震部材が配置される免震層の諸元を決定することを特徴とする免震建物群の設計方法。
  2. 前記建物は、耐震構造及び制振構造のいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の免震建物群の設計方法。
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