JP7374154B2 - 電圧分離回路 - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、2020年9月21日に出願された台湾特許出願公開第109132493号明細書に対する優先権を主張するものであり、その全内容が参照により本出願に組み込まれる。
本発明は、電圧分離回路に関し、より具体的には、電源と負荷デバイスとの間に電気的に接続された電圧分離回路に関する。
従来、製造された負荷デバイス(バッテリなど)を試験するために、電源を使用して電圧及び電流を提供して、充電時の負荷デバイスの電気的パラメータを測定する場合が多い。多機能性を有する電源は、負荷デバイスに電圧及び電流を提供することができるだけでなく、負荷デバイスから伝送された電圧及び電流を受け取って、放電時の負荷デバイスの電気的パラメータを測定することもできる。しかしながら、電力蓄積技術の急速な発展により、負荷デバイスの定格電力は、一層高くなっている。単一の電源では、負荷デバイスに十分な充電電圧及び電流を提供できない可能性があり、負荷デバイスによる電圧及び電流出力が単一の電源で測定できない可能性もある。
上述の問題に対処するために、負荷デバイスを測定する間、複数の電源を直列に接続する場合が多い。図1を参照されたい。図1は、従来の電源及び従来の負荷デバイスの概略図である。図1に示されているように、例えば、電源91、電源92及び電源93は、同一のモデルである。より大きい電圧を負荷デバイスDUTに提供するために、電源91、電源92及び電源93は、電気的に直列に接続されている。加えて、負荷デバイスDUT及び電源91~93を分離するために、通常、スイッチユニット94が負荷デバイスDUTと電源93との間に設けられる。実際には、直列に接続された電源91~93によって十分に大きい電圧を提供することができるが、電源91、電源92及び電源93を使用して負荷デバイスDUTの電圧を測定するとき、電圧値を読み取る際にそれでは不便になるか又は不具合が生じる。例えば、負荷デバイスDUTの両端の電圧が1000ボルトであると仮定する。図1を例にとると、スイッチユニット94の両端部でのインピーダンスは、電源91、電源92及び電源93の内部インピーダンスよりもはるかに大きいため、1000ボルトのほとんどすべてがスイッチユニット94の両端部に印加されることになる。明らかに、電源91、電源92及び電源93で示された電圧が極端に小さいとき、電源91、電源92及び電源93は、正しい電圧値を読み取ることができない。
加えて、電源91、電源92及び電源93がすべて直列に接続されている場合、当業者であれば、図1に示されている回路が負荷デバイスDUTに高電圧のみを提供できることがわかるはずである。負荷デバイスDUTを高電流で試験する必要がある場合、図1に示されている回路は、使用することができなくなり、これにより試験効率が低下し得る。それに応じて、高電圧及び高電流を選択的に提供することができるだけでなく、負荷デバイスDUTのクロス電圧を正しく読み取ることもできる新たな電圧分離回路が必要とされる。
本発明は、電源と負荷デバイスとの間に配置された電圧分離回路を提供する。電源が負荷デバイスに電力を供給する場合、本発明の電圧分離回路は、高電圧及び高電流を提供するように切り替わることができ、電源が負荷デバイスを測定する場合、本発明の電圧分離回路は、電源が負荷デバイスのクロス電圧を正しく読み取ることも可能にする。
本発明は、第1の電源と第2の電源との間に電気的に接続された電圧分離回路を開示する。電圧分離回路は、第1のトランジスタと、第2のトランジスタと、第3のトランジスタと、第1の高インピーダンス素子とを含む。第1のトランジスタは、第1の電源の負端子及び第2の電源の正端子に電気的に接続される。第2のトランジスタは、第1の電源の正端子及び第2の電源の正端子に電気的に接続される。第3のトランジスタは、第1の電源の負端子及び第2の電源の負端子に電気的に接続される。第1のトランジスタに並列に電気的に接続された第1の高インピーダンス素子は、測定端子を有する。第1の電源の負端子から測定端子まで測定されたインピーダンス値と、測定端子から第2の電源の正端子まで測定されたインピーダンス値とは、同じである。第1のトランジスタは、第1の制御信号によって制御され、第1のトランジスタが導通されると、第1の電源及び第2の電源は、第1の電流ループで直列に電気的に接続される。第2のトランジスタ及び第3のトランジスタは、第2の制御信号及び第3の制御信号によってそれぞれ制御され、第2のトランジスタ及び第3のトランジスタが導通されると、第1の電源及び第2の電源は、第2の電流ループで並列に電気的に接続される。
いくつかの実施形態では、電圧分離回路は、第1の端部と、第2の端部と、スイッチユニットとを有し得る。第1の電源の正端子は、第1の端部に接続され得る。第2の電源の負端子は、第2の端部に接続され得る。第1の端部及び第2の端部は、負荷デバイスに電気的に接続され得る。スイッチユニットは、第1の端部及び第2の端部を第1の電源及び第2の電源に選択的に導通させ得る。加えて、電圧分離回路は、逆接続検出ループを有し得る。第1の電源及び第2の電源が測定モードで動作されるとき、逆接続検出ループは、負荷デバイスが逆接続されているかどうかを判断し得る。負荷デバイスが逆接続されているとき、スイッチユニットは、第1の端部及び第2の端部を第1の電源及び第2の電源に導通させなくてもよい。加えて、電圧分離回路は、短絡検出ループを有し得る。第1の電源及び第2の電源が電力供給モードで動作されるとき、短絡検出ループは、第1の端部及び第2の端部が短絡されているかどうかを判断し得る。第1の端部及び第2の端部が短絡されているとき、スイッチユニットは、第1の端部及び第2の端部を第1の電源及び第2の電源に導通させなくてもよい。
いくつかの実施形態では、第1の電源及び第2の電源は、スイッチユニットが第1の端部及び第2の端部を第1の電源及び第2の電源に導通させなかった後、電力を供給することを停止する。第1の電源及び第2の電源は、第1の電源及び第2の電源の出力電圧がそれぞれゼロになった後、定電流モードで電力を提供し得る。
本発明は、複数の電源に電気的に接続された電圧分離回路も開示する。電圧分離回路は、直列のスイッチ群と、並列のスイッチ群と、第1の高インピーダンス素子とを含む。直列のスイッチ群は、第1の制御信号によって制御され、且つ第1の電流ループに配置されたトランジスタであって、複数の電源の1つにそれぞれ接続された2つのチャネルを有するトランジスタを含む。並列のスイッチ群は、第2の制御信号によって制御される。トランジスタと並列に電気的に接続された第1の高インピーダンス素子は、測定端子と、複数の電源の1つにそれぞれ接続された2つの端部とを有する。直列のスイッチ群が導通されると、複数の電源は、第1の電流ループで直列に電気的に接続される。並列のスイッチ群が導通されると、複数の電源は、第2の電流ループで並列に電気的に接続される。測定端子から第1の高インピーダンス素子の各端部まで測定されたインピーダンス値は、同じである。
いくつかの実施形態では、電圧分離回路は、第1の端部及び第2の端部を含み得る。第1の端部は、複数の電源の1つに接続され、第2の端部は、複数の電源の他の電源に接続され、且つ第1の端部及び第2の端部は、負荷デバイスに、負荷デバイスの外部電圧値を得るために電気的に接続される。複数の電源によって提供された合計電圧値が外部電圧値と同じであるとき、処理ユニットは、第1の制御信号を提供し得、それにより、複数の電源は、第1の電流ループで直列に電気的に接続される。複数の電源のそれぞれによって提供された特定の電圧値が外部電圧値と同じであるとき、処理ユニットは、第2の制御信号を提供し得、それにより、複数の電源は、第2の電流ループで並列に電気的に接続される。
上記に基づき、本発明によって提供される電圧分離回路は、負荷デバイスに電力を提供しながら、高電圧及び高電流を選択的に提供することができる。また、負荷デバイスを測定するとき、負荷デバイスのクロス電圧を電源によって正しく読み取ることができる。加えて、本発明によって提供される電圧分離回路は、電源と負荷デバイスとの間の電圧差を検出して、電圧差が大きすぎる場合に電源及び負荷デバイスが導通されることを防ぎ、且つ危険の可能性を低減することもできる。
従来の電源及び従来の負荷デバイスの概略図である。 本発明の一実施形態による電圧分離回路の概略図である。 本発明の別の実施形態による電圧分離回路の概略図である。 本発明の別の実施形態による電圧分離回路の概略図である。
以下では、本発明の特徴、目的及び機能についてさらに開示する。しかしながら、それは、本発明の実現可能な実施形態のいくつかにすぎず、本発明の範囲は、これらに限定されない。すなわち、本発明の特許請求に範囲に従ってなされる均等な変更形態及び修正形態は、依然として本発明の主題となる。本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、それは、本発明のさらなる実施可能形態として見なされるものとする。
図2を参照されたい。図2は、本発明の一実施形態による電圧分離回路の概略的な回路図である。図2に示されているように、電圧分離回路1は、電源91(第1の電源)、電源92(第2の電源)及び負荷デバイスDUT間に設けられている。電圧分離回路1は、直列のスイッチ群10と、並列のスイッチ群12と、スイッチユニット14とを含む。第1の端部16aは、負荷デバイスDUTの正端子に接続され、第2の端部16bは、負荷デバイスDUTの負端子に接続されている。実際には、負荷デバイスDUTは、大型キャパシタ又は大容量バッテリであり得、キャパシタ又はバッテリのタイプは、本実施形態では限定されないものとする。加えて、電源91及び電源92は、電力供給モード及び測定モードを有し得る。電力供給モードとは、電源91及び電源92が負荷デバイスDUTに電圧及び電流を提供できることを意味し、測定モードとは、電源91及び電源92が負荷デバイスDUTから電圧及び電流を受け取り、それらを測定できることを意味する。図2は、一例として2つの電源を使用しているが、本実施形態は、電源の数を限定しない。電圧分離回路1の構成要素について以下で説明する。
直列のスイッチ群10は、トランジスタQ1(第1のトランジスタ)を有し得、並列のスイッチ群12は、トランジスタQ3(第2のトランジスタ)及びトランジスタQ5(第3のトランジスタ)を有し得る。トランジスタQ1、トランジスタQ3及びトランジスタQ5は、スイッチとして使用されているため、図2に示されているトランジスタQ1、トランジスタQ3及びトランジスタQ5は、それぞれ2つの端部の素子と見なすことができる。しかしながら、当業者であれば、2つの端部がチャネルであり得、トランジスタQ1、トランジスタQ3及びトランジスタQ5が、それぞれ対応する制御信号を受信するための制御端子(図示されていない)をさらに有し得ることがわかるはずである。一例では、トランジスタQ1がMOSFETである場合、トランジスタQ1の2つのチャネルは、ソース及びドレインである。トランジスタQ1の制御端子は、第1の制御信号を受信するゲートであり得、トランジスタQ1は、第1の制御信号に従って導通されるか又はオフにされる。当業者であれば、トランジスタQ3及びトランジスタQ5の特性がトランジスタQ1の特性と同じであり得、トランジスタQ3及びトランジスタQ5の制御端子が第2の制御信号及び第3の制御信号によってそれぞれ制御され得ることがわかるはずである。したがって、トランジスタQ3及びトランジスタQ5は、第2の制御信号及び第3の制御信号に従って導通されるか又はオフにされ得る。
スイッチユニット14は、電源91、電源92及び負荷デバイスDUT間に設けられ得る。例えば、スイッチユニット14は、1つ又は複数の継電器であり得る。本実施形態は、スイッチユニット14のレイアウトを限定しない。電源91及び電源92がスイッチユニット14を通して負荷デバイスDUTに選択的に電気的に接続され得るである限り、それは、本実施形態のスイッチユニット14の定義を満たすはずである。一例では、スイッチユニット14は、電源91の正端子及び電源92の負端子に接続され得る。スイッチユニット14は、選択的に電源91の正端子を第1の端部16aに導通させ、且つ/又は電源92の負端子を第2の端部16bに導通させることができる。なお、スイッチユニット14は、電圧分離回路1の必須の構成要素ではなく、すなわち、本実施形態の電圧分離回路1は、スイッチユニット14を必ずしも必要とするものではないが、複数の電源を直列又は並列に導通させる基本的な機能を実現することも可能でなければならない。
図2の回路を例にとると、トランジスタQ1の2つのチャネルは、電源91の負端子及び電源92の正端子にそれぞれ接続され得る。直列のスイッチ群10が導通される(すなわちトランジスタQ1が導通される)と、電源91は、電源92と直列に接続され得る。加えて、トランジスタQ3の2つのチャネルは、それぞれ電源91の正端子及び電源92の正端子に接続され得、トランジスタQ5の2つのチャネルは、それぞれ電源91の負端子及び電源92の負端子に接続され得る。並列のスイッチ群12が導通される(すなわちトランジスタQ3及びトランジスタQ5が同時に導通される)と、電源91は、電源92を並列に接続することができる。
実際には、ユーザは、試験対象の負荷デバイスDUTの項目に従って電源91及び電源92の動作モードを選択し、電源91及び電源92を直列に接続するか又は並列に接続するかを選択することができる。一例では、ユーザが大きい電圧で負荷デバイスDUTを試験する必要があると仮定すると、ユーザは、電源91及び電源92を電力供給モードで動作するように設定することができる。次に、ユーザは、(コンピュータなどの)処理ユニットによって電圧分離回路1を制御し得、それにより、直列のスイッチ群10は、導通され、並列のスイッチ群12は、導通されない。詳細に言えば、処理ユニットは、第1の制御信号を送信して、トランジスタQ1をオンにすることができ(このとき、トランジスタQ3及びトランジスタQ5は、導通されない)、それにより、電源91及び電源92は、直列の電流ループ(第1の電流ループ)を形成する。当業者であれば、電源91及び電源92が電力供給モードで動作するため、電源91が電源92と直列に接続されている場合、電源91の正端子及び電源92の負端子の両端の電圧が大きいことがわかるはずである。説明の便宜上、スイッチユニット14は、オン状態に設定することで、第1の端部16aと第2の端部16bとの間のクロス電圧が電源91の出力電圧及び電源92の出力電圧の和であるようにすることができ、したがって負荷デバイスDUTを試験するためにより大きい電圧を使用することができる。
他方では、ユーザが大きい電流で負荷デバイスDUTを試験する必要があると仮定すると、ユーザは、電源91及び電源92を電力供給モードで動作するように設定することもできる。加えて、ユーザは、(コンピュータなどの)処理ユニットによって電圧分離回路1を制御し得、それにより、並列のスイッチ群12は、導通され、直列のスイッチ群10は、導通されない。換言すれば、処理ユニットは、第2の制御信号及び第3の制御信号を送信することができ、それにより、トランジスタQ3及びトランジスタQ5は、同時に導通される(このとき、トランジスタQ1は、導通されない)。したがって、電源91及び電源92は、並列の電流ループ(第2の電流ループ)で接続され得る。当業者であれば、電源91及び電源92が電力供給モードで動作するため、電源91が電源92と並列に接続されている場合、電源91及び電源92が累積電流を提供し得ることがわかるはずである。同様に、スイッチユニット14が導通されていると仮定すると、電源91及び電源92の累積出力電流は、第1の端部16aから負荷デバイスDUTに送給することができる。
上記から、本実施形態の電圧分離回路1により、電源91及び電源92が直列接続と並列接続との間で自由に切り替え可能になることがわかる。図1に示されている従来の例と異なり、本実施形態で提供される電圧分離回路1は、電源91及び電源92を接続する電線を再度配線することを必要とせず、大きい電圧又は大きい電流を出力して負荷デバイスDUTを試験する機能を有する。当然ながら、上記の例では、電源91及び電源92を電力供給モードで動作させているが、電源91及び電源92を測定モードで動作させて、負荷デバイスDUTの両端の電圧(外部電圧値)を測定することもできる。図2から、電圧分離回路1は、高インピーダンス素子Z(第1の高インピーダンス素子)をさらに含み、この高インピーダンス素子Zは、トランジスタQ1に並列に電気的に接続されることがわかる。実際には、高インピーダンス素子Zは、非常に高いインピーダンスを有するため、高インピーダンス素子Zを通して流れる電流は、ほぼ無視することができる。加えて、高インピーダンス素子Zは、測定端子(図示せず)を有し、この測定端子から高インピーダンス素子Zの各端部までのインピーダンス値は、同じである。一例では、電源91は、高インピーダンス素子Zの測定端子に電気的に接続されたプローブを有し得、且つそれ自体(電源91)の正端子に電気的に接続された別のプローブを有し得る。同様に、電源92は、高インピーダンス素子Zの測定端子に電気的に接続されたプローブを有し得、且つそれ自体(電源92)の負端子に電気的に接続された別のプローブを有し得る。
図2を例にとると、ユーザが負荷デバイスDUTのクロス電圧を測定する必要があると仮定すると、ユーザは、電源91及び電源92を測定モードで動作するように設定し、直列のスイッチ群10及び並列のスイッチ群12をオフ状態に設定することができる。上記の説明によれば、スイッチユニット14がオン状態に設定されていると仮定すると、当業者は、負荷デバイスDUTの両端の電圧のほとんどすべてが高インピーダンス素子Zに印加されることを理解することができる。このとき、電源91は、その正端子から高インピーダンス素子Zの測定端子までの電圧を測定することができ、電源92は、高インピーダンス素子Zの測定端子からその負端子までの電圧を測定することができる。続いて、電源91及び電源92によって測定された電圧値を一緒に加算して、負荷デバイスDUTのクロス電圧を得ることができる。
実際には、電源91及び電源92によって測定可能な電圧の上限は、いずれも600Vであると仮定する。負荷デバイスDUTが大容量バッテリである(例えば、クロス電圧が1000Vである)場合、理論上、いずれの電源も単独では負荷デバイスDUTのクロス電圧を測定することができない。しかしながら、本発明の電圧分離回路1は、高インピーダンス素子Zを有するため、電源91及び電源92は、それぞれ負荷デバイスDUTの両端の電圧の半分、すなわち(上限600V未満である)500Vを測定することができる。最後に、電源91及び電源92のそれぞれによって測定された電圧値(500V)を一緒に加算して、負荷デバイスDUTのクロス電圧を得る。本実施形態の電圧分離回路1は、高インピーダンス素子Zを有するため、負荷デバイスDUTの測定限度を高くし得ることがわかる。
なお、負荷デバイスDUTは、試験中に特定の電圧を既に有し得る。電源91、電源92及び負荷デバイスDUTが直接導通される場合、電源91及び電源92が負荷デバイスDUTに直列に接続されているか又は並列に接続されているかにかかわらず、スパーク及びサージ電流が発生し得る。上記の問題に対処するために、本実施形態は、電圧分離回路1を事前充電し、その後、負荷デバイスDUTを接続するための仕組みを提案する。一例では、前述の方法を使用することにより、電圧分離回路1は、負荷デバイスDUTのクロス電圧(外部電圧値)を最初に測定することができる。次に、電源91及び電源92が直列に接続される場合、電源91及び電源92は、直列に接続された電源91及び電源92の合計電圧値が外部電圧値と同じであるように事前充電することができる。負荷デバイスDUTと、電源91~電源92との間に電圧差がない場合、直列のスイッチ群10又はスイッチユニット14は、導通させることができ、スパーク及びサージ電流を効果的に低減することができる。同様に、電源91及び電源92が並列に接続される場合、電源91及び電源92は、電源91及び電源92の個々の電圧値(特定の電圧値)が外部電圧値と同じであるように事前充電することができる。負荷デバイスDUTと電源91との間に電圧差がなく、且つ負荷デバイスDUTと電源92との間に電圧差がない場合、並列のスイッチ群12又はスイッチユニット14を導通させることができる。また、スパーク及びサージ電流を効果的に低減することもできる。
実際には、本発明の電圧分離回路1は、2つの電源を接続することに限定されない。例えば、以下の実施形態は、電圧分離回路が複数の電源に接続される一例を示すものとなる。図2及び図3を一緒に参照されたい。図3は、本発明の別の実施形態による電圧分離回路の概略図である。図に示されているように、電圧分離回路2は、電源91、電源92、電源93及び負荷デバイスDUT間に接続することができる。図2の実施形態と同様に、電圧分離回路2も、直列のスイッチ群20と、並列のスイッチ群22と、スイッチユニット24とを含むことができる。加えて、第1の端部26aは、負荷デバイスDUTの正端子に接続され、第2の端部26bは、負荷デバイスDUTの負端子に接続されている。しかしながら、図2の実施形態と図3の実施形態との違いは、直列のスイッチ群20及び並列のスイッチ群22のトランジスタの数が電源の数とともに変動する点である。一例では、直列のスイッチ群20は、トランジスタQ1及びトランジスタQ2を有し得、並列のスイッチ群22は、トランジスタQ3、トランジスタQ4、トランジスタQ5及びトランジスタQ6を有し得る。加えて、高インピーダンス素子Zの数も異なり、本実施形態のトランジスタQ1及びトランジスタQ2は、それぞれ1つの高インピーダンス素子Zを並列に接続することができる。
実際には、ユーザが大きい電圧で負荷デバイスDUTを試験する必要があると仮定すると、ユーザは、電源91、電源92及び電源93を電力供給モードで動作するように設定することができる。先の実施形態におけるように、直列のスイッチ群20は、導通され、並列のスイッチ群22は、導通されない。このとき、トランジスタQ1及びトランジスタQ2は、導通され、それにより、電源91、電源92及び電源93は、直列の電流ループを形成し得る。他方では、ユーザが大きい電流で負荷デバイスDUTを試験する必要がある場合、ユーザは、電源91、電源92及び電源93を電力供給モードで動作するように設定することもできる。詳細に言えば、並列のスイッチ群22は、導通され、直列のスイッチ群20は、導通されない。このとき、トランジスタQ3~Q6は、導通され、それにより、電源91、電源92及び電源93は、並列の電流ループを形成し得る。同様に、本実施形態の電圧分離回路2は、複数の電源が直列接続と並列接続との間で自由に切り替え可能であることを示す。電圧分離回路2は、複数の電源を接続する電線を再度配線することを必要とせず、大きい出力電圧又は大きい電流を伝送して、負荷デバイスDUTを試験することもできる。
加えて、ユーザが負荷デバイスDUTのクロス電圧を測定する必要があると仮定すると、ユーザは、電源91、電源92及び電源93を測定モードで動作するように設定し、直列のスイッチ群20及び並列のスイッチ群22の両方をオフ状態に設定することができる。先の実施形態と同様に、電源91は、その正端子と、第1の高インピーダンス素子Zの測定端子との間の電圧を測定することができ、電源92は、第1の高インピーダンス素子Zの測定端子と、第2の高インピーダンス素子Zの測定端子との間の電圧を測定することができ、電源93は、第2の高インピーダンス素子Zの測定端子と、電源93自体の負端子との間の電圧を測定することができる。本実施形態は、負荷デバイスDUTのクロス電圧を測定するための上限を高くする能力も示し得る。図1と比較すると、図1の負荷デバイスDUTのクロス電圧(例えば、1000V)は、主としてスイッチユニット94によって伝えられるため、スイッチユニット94は、1000Vまでの電圧に耐えられる必要がある。逆に、トランジスタQ1が電源91と電源92との間に設けられ、トランジスタQ2が電源92と電源93との間に設けられているため、トランジスタQ1及びトランジスタQ2は、負荷デバイスDUTのクロス電圧の半分のみを伝える必要があり、それは、例えば、500Vであり得る。当業者は、スイッチユニット94によって必要とされる耐電圧が、本実施形態のトランジスタQ1又はトランジスタQ2によって必要とされる耐電圧よりもはるかに高いことを理解することができる。本実施形態で示されている電圧分離回路2のコストを低減し得ることは、明らかである。
ユーザが負荷デバイスDUTを電圧分離回路に接続するとき、誤動作が偶然あった可能性があり、それが電源に損傷を与え得る。上記の問題を回避するために、本発明の電圧分離回路は、逆接続検出手段及び短絡検出手段も有し得る。図3及び図4を一緒に参照されたい。図4は、本発明の別の実施形態による電圧分離回路の概略図である。図3の電圧分離回路2と同様に、図4の電圧分離回路3も、直列のスイッチ群30と、並列のスイッチ群32と、スイッチユニット34とを含む。第1の端部36aは、負荷デバイスDUTの正端子に接続され、第2の端部36bは、負荷デバイスDUTの負端子に接続されている。加えて、直列のスイッチ群30は、トランジスタQ1及びトランジスタQ2も有し得、並列のスイッチ群32は、トランジスタQ3、トランジスタQ4、トランジスタQ5及びトランジスタQ6も有し得る。本実施形態のトランジスタQ1及びトランジスタQ2は、それぞれ1つの高インピーダンス素子Zを並列に接続することができる。
図3の電圧分離回路2と異なり、電圧分離回路3は、ダイオード38aと、保護素子38bとをさらに含む。一例では、ユーザが負荷デバイスDUTのクロス電圧を測定する必要があり、電源91、電源92及び電源93を測定モードで動作するように設定する必要があると仮定する。ユーザが誤って負荷デバイスDUTの正端子を第2の端部36bに接続し、負荷デバイスDUTの負端子を第1の端部36aに接続している場合、それは、いわゆる負荷デバイスDUTの逆接続であり得る。負荷デバイスDUTのクロス電圧は、非常に大きいため、間違った端部(第2の端部36bなど)から大きい電流が電源及び電圧分離回路に押し寄せ、深刻な損傷を引き起こす可能性が非常に高い。上記の誤動作を回避するために、本実施形態のダイオード38aは、下から上に(第2の端部36bから第1の端部36aに)電流路(逆接続検出ループ)を提供する。負荷デバイスDUTが逆接続されると、第2の端部36bから入来する大きい電流は、ダイオード38aを通して第1の端部36aに流れ、次に負荷デバイスDUTに帰還して、大きい電流が電圧分離回路3の他の回路素子又は電源に損傷を与えることを防ぎ得る。
本実施形態で提供される保護素子38bは、ヒューズであり得る。第2の端部36bから入来する電流が大きすぎると、保護素子38bが自動的に燃え尽きて開回路を形成し、これにより電圧分離回路3の他の回路素子又は電源を保護することができる。一例では、電圧分離回路3は、複数の回路基板を有し得る。例えば、1つのマザーボードに2つ以上のサブ基板が接続され得る。実際には、保護素子38bをサブ基板上に配置することができ、電圧分離回路3の他の回路素子をマザーボード上に配置することができる。保護素子38bが燃え尽きたとき、マザー回路基板の他の回路素子は、正常に作用し続けることができるため、本実施形態の電圧分離回路3をメンテナンス又は交換のために取り外す必要はないが、新たなサブ基板(すなわち保護素子38bを交換すること)のみが必要である。
なお、保護素子38bは、必須の素子ではない。本実施形態では、スイッチユニット34を、同様の機能を実現するように制御することもできる。例えば、電圧分離回路3には、ホールセンサ(図示せず)などの電流検出素子が逆接続検出ループにも設けられ得る。ホールセンサによって検出された電流値が閾値を超える場合、負荷デバイスDUTが逆接続されていると判断することができる。このとき、スイッチユニット34が開回路を形成するように制御されている限り、すなわち第1の端部36a及び第2の端部36bが複数の電源に接続されない限り、電圧分離回路3の他の回路素子を保護することもできる。このようにして、スイッチユニット34が保護素子38bの機能を代わりに果たし得る。加えて、ホールセンサによって検出された電流値が閾値を超える場合、電圧分離回路3は、負荷デバイスDUTが逆接続されていることをユーザに認識させるように警告も発出し得る。
誤動作は、負荷デバイスDUTのクロス電圧を測定する際にのみ生じるのではなく、例えば大きい電流が負荷デバイスDUTに送給されるときにも生じ得る。一例では、電源91、電源92及び電源93が電力供給モードで動作するように設定されているとき、第1の端部36a及び第2の端部36bが偶発的にともに短絡するか、又は負荷デバイスDUTが内部的に短絡した場合、スパーク又はサージ電流が発生することもあり得る。上記の負荷デバイスDUTの短絡状況に対して、本実施形態は、対応する制御戦略も有する。一例では、前述のホールセンサ(図示せず)など、電流検出素子を第1の端部36a又は第2の端部36bに設け得る。このとき、第1の端部36aと第2の端部36bとの間で負荷デバイスDUTが短絡していれば、ホールセンサによって測定される電流値が閾値を超えることを意味し、負荷デバイスDUTが短絡していることを迅速に判断することができる。上述の逆接続された負荷デバイスDUTの例と同様に、スイッチユニット34が開回路を形成するように制御されている限り、すなわち第1の端部36a及び第2の端部36bが複数の電源に接続されない限り、電圧分離回路3の他の回路素子を保護することもできる。
上記の例に続いて、本実施形態は、特に、電圧分離回路3が、短絡を有する負荷デバイスDUTに再接続する必要がある場合、電圧分離回路3を負荷デバイスDUTに再接続するための手段も提供する。まず、スイッチユニット34が導通されていない状態(オフ)になった後、(コンピュータなどの)処理ユニットは、電源91、電源92及び電源93を自動的にオフにするか、又は電源91の出力電圧、電源92の出力電圧及び電源の出力電圧を自動的にゼロに設定する。次に、電源91の出力電圧、電源92の出力電圧及び電源93の出力電圧がゼロになった後、処理ユニットは、制御信号を出して、スイッチユニット34を再び導通させる。このときの電源91の出力電圧、電源92の出力電圧及び電源93の出力電圧は、ゼロであり、短絡された負荷デバイスDUTとの電圧差は、ほとんどないため、スイッチユニット34が再び導通されたとき、スパークを回避することができる。加えて、負荷デバイスDUTがもはや短絡されなくなると、電源91、電源92及び電源93は、負荷デバイスDUTを定電流モードで充電して、通常の動作を回復することができる。なお、本実施形態のスイッチユニット34も必須ではない素子である。直列のスイッチ群30及び並列のスイッチ群32が制御されている限り、同じ効果が実現されるはずである。
例えば、スイッチユニット34がない状態で、第1の端部36aと第2の端部36bとの間で負荷デバイスDUTが短絡した場合、直列のスイッチ群30及び並列のスイッチ群32を直ちにオフにして、複数の電源を保護することができる。複数の電源が負荷デバイスDUTを遮断した後、(コンピュータなどの)処理ユニットは、複数の電源を自動的にオフにするか、又は自動的に複数の電源の出力電圧をゼロに設定する。次に、処理ユニットは、制御信号を出して、直列のスイッチ群30又は並列のスイッチ群32を再びオンにする。同様に、複数の電源と、短絡された負荷デバイスDUTとの間に電圧差は、ほとんどないため、直列のスイッチ群30又は並列のスイッチ群32が再び導通されたとき、スパークを回避することが可能である。最後に、負荷デバイスDUTがもはや短絡されなくなると、電源91、電源92及び電源93は、負荷デバイスDUTを定電流モードで充電して、通常の動作を回復することができる。
要約すると、本発明によって提供される電圧分離回路は、負荷デバイスに電力を提供しながら、高電圧及び高電流を選択的に提供することができる。また、負荷デバイスが測定されるとき、負荷デバイスのクロス電圧を電源によって正しく読み取ることができる。加えて、本発明によって提供される電圧分離回路は、電源と負荷デバイスとの間の電圧差を検出することで、電圧差が大きすぎる場合に電源及び負荷デバイスが導通されないようにし、危険の可能性を低減することもできる。
1 電圧分離回路
2 電圧分離回路
3 電圧分離回路
10 直列のスイッチ群
12 並列のスイッチ群
14 スイッチユニット
16a 第1の端部
16b 第2の端部
20 直列のスイッチ群
22 並列のスイッチ群
24 スイッチユニット
26a 第1の端部
26b 第2の端部
30 直列のスイッチ群
32 並列のスイッチ群
34 スイッチユニット
36a 第1の端部
36b 第2の端部
38a ダイオード
38b 保護素子
91 電源
92 電源
93 電源
94 スイッチユニット
DUT 負荷デバイス
Q1 トランジスタ
Q2 トランジスタ
Q3 トランジスタ
Q4 トランジスタ
Q5 トランジスタ
Q6 トランジスタ
Z 高インピーダンス素子

Claims (9)

  1. 第1の電源と第2の電源との間に電気的に接続された電圧分離回路であって、
    前記第1の電源の負端子及び前記第2の電源の正端子に電気的に接続された第1のトランジスタと、
    前記第1の電源の正端子及び前記第2の電源の正端子に電気的に接続された第2のトランジスタと、
    前記第1の電源の前記負端子及び前記第2の電源の負端子に電気的に接続された第3のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタに並列に電気的に接続された第1の高インピーダンス素子であって、測定端子を有する第1の高インピーダンス素子と
    を含み、
    前記第1の電源の前記負端子から前記測定端子まで測定されたインピーダンス値と、前記測定端子から前記第2の電源の前記正端子まで測定されたインピーダンス値とは、同じであり、
    前記第1のトランジスタは、第1の制御信号によって制御され、前記第1のトランジスタが導通されると、前記第1の電源及び前記第2の電源は、第1の電流ループで直列に電気的に接続され、
    前記第2のトランジスタ及び前記第3のトランジスタは、第2の制御信号及び第3の制御信号によってそれぞれ制御され、前記第2のトランジスタ及び前記第3のトランジスタが導通されると、前記第1の電源及び前記第2の電源は、第2の電流ループで並列に電気的に接続される、電圧分離回路。
  2. 第1の端部と、第2の端部と、スイッチユニットとをさらに含み、前記第1の電源の前記正端子は、前記第1の端部に接続され、前記第2の電源の前記負端子は、前記第2の端部に接続され、前記第1の端部及び前記第2の端部は、負荷デバイスに電気的に接続され、且つ前記スイッチユニットは、前記第1の端部及び前記第2の端部を第1の電源及び前記第2の電源に選択的に導通させる、請求項1に記載の電圧分離回路。
  3. 逆接続検出ループをさらに含み、前記第1の電源及び前記第2の電源が測定モードで動作されるとき、前記逆接続検出ループは、前記負荷デバイスが逆接続されているかどうかを判断するために使用され、前記負荷デバイスが逆接続されているとき、前記スイッチユニットは、前記第1の端部及び前記第2の端部を前記第1の電源及び前記第2の電源に導通させない、請求項2に記載の電圧分離回路。
  4. 短絡検出ループをさらに含み、前記第1の電源及び前記第2の電源が電力供給モードで動作されるとき、前記短絡検出ループは、前記第1の端部及び前記第2の端部が短絡されているかどうかを判断するために使用され、前記1の端部及び前記第2の端部が短絡されているとき、前記スイッチユニットは、前記第1の端部及び前記第2の端部を前記第1の電源及び前記第2の電源に導通させない、請求項2に記載の電圧分離回路。
  5. 前記第1の電源及び前記第2の電源は、前記スイッチユニットが前記第1の端部及び前記第2の端部を前記第1の電源及び前記第2の電源に導通させなかった後、電力を供給することを停止し、且つ前記第1の電源及び前記第2の電源は、前記第1の電源及び前記第2の電源の出力電圧がそれぞれゼロになった後、定電流モードで電力を提供する、請求項4に記載の電圧分離回路。
  6. 複数の電源に電気的に接続された電圧分離回路であって、
    第1の制御信号によって制御される直列のスイッチ群であって、第1の電流ループに配置されたトランジスタであって、前記複数の電源の1つにそれぞれ接続された2つのチャネルを有するトランジスタを含む直列のスイッチ群と、
    第2の制御信号によって制御される並列のスイッチ群と、
    前記トランジスタと並列に電気的に接続された第1の高インピーダンス素子であって、測定端子と、前記複数の電源の1つにそれぞれ接続された2つの端部とを有する第1の高インピーダンス素子と
    を含み、
    前記直列のスイッチ群が導通されると、前記複数の電源は、前記第1の電流ループで直列に電気的に接続され、
    前記並列のスイッチ群が導通されると、前記複数の電源は、第2の電流ループで並列に電気的に接続され、
    前記測定端子から前記第1の高インピーダンス素子の各端部まで測定されたインピーダンス値は、同じである、電圧分離回路。
  7. 第1の端部及び第2の端部をさらに含み、前記第1の端部は、前記複数の電源の1つに接続され、前記第2の端部は、前記複数の電源の他の電源に接続され、且つ前記第1の端部及び前記第2の端部は、負荷デバイスに、前記負荷デバイスの外部電圧値を得るために電気的に接続される、請求項6に記載の電圧分離回路。
  8. 前記複数の電源によって提供された合計電圧値が前記外部電圧値と同じであるとき、処理ユニットは、前記第1の制御信号を提供し、それにより、前記複数の電源は、前記第1の電流ループで直列に電気的に接続される、請求項に記載の電圧分離回路。
  9. 前記複数の電源のそれぞれによって提供された特定の電圧値が前記外部電圧値と同じであるとき、処理ユニットは、前記第2の制御信号を提供し、それにより、前記複数の電源は、前記第2の電流ループで並列に電気的に接続される、請求項に記載の電圧分離回路。
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