JP7373261B2 - 圧入ねじの取付方法 - Google Patents

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Description

本発明は、被圧入部材に予め空けられた下穴に圧入ねじをプレスで圧入し、固定する圧入ねじの取付方法に関する。
従来、圧入ねじとしては、特許文献1に示すクリンチングスタットが知られている。このクリンチングスタッドは、頭部と、この頭部に連設された軸部とを有し、この軸部にはおねじが成形されている。また、頭部の座面には半径方向に配置された6つのローブ状の突起が成形されており、頭部の着座に伴って当該突起が被圧入部材に埋め込まれるように構成されている。これにより、クリンチングスタッドの相対的回転が阻害されるようになっている。さらに、軸部には頭部との連結部分に環状溝が成形されており、前記突起を被圧入部材に埋め込む際に塑性変形により流動した被圧入部材が当該環状溝に流動する。これにより、クリンチングスタッドが固定される。
実開昭59-34107号公報
しかしながら、上記クリンチングスタッドでは、被圧入部材の材質あるいは形態によっては、塑性変形が十分におこらず、環状溝へ十分に被圧入部材が流動しないことがあり、しっかりと固定されない問題があった。
本発明は、上記問題に鑑みて創生されたものであり、圧入ねじを強固に固定する圧入ねじの取付方法を提供することを目的とする。
上記課題は、頭部と、この頭部に連設される軸部と、頭部の座面に成形される突起状の圧入係止部とから成る圧入ねじの当該軸部を、被圧入部材に設けられた貫通孔に挿通するとともに、当該圧入ねじの圧入係止部を被圧入部材に圧入して固定する圧入ねじの取付方法であって、圧入ねじの圧入係止部を被圧入部材に圧入する際に、被圧入部材を受け型で支持し、この受け型は、被圧入部材の底面を支持する支持面を備え、この支持面に成形された突起部が、圧入ねじの圧入にともなって被圧入部材の底面を押圧して、圧入ねじを変形させることなく、被圧入部材のみを変形させることにより、圧入ねじと被圧入部材をかしめる圧入ねじの取付方法によって解決できる。
なお、被圧入部材は、二枚のプレートを重ね合わせて構成されており、これらプレートを貫くようにして貫通孔が穿設され、上段の被圧入部材に圧入ねじの圧入係止部を圧入する一方、下段の被圧入部材は、受け型の突起部によってかしめられることにより、頭部と軸部の連結部分に形成された環状溝に被圧入部材を押し込めて圧入ねじを固定することが好ましい。
本発明によれば、圧入ねじを取り付ける際に、受け型で被圧入部材をかしめながら圧入ねじを取り付けるので、強固に圧入ねじを保持できる。
本発明に係る圧入ねじの正面図である。 本発明に係る圧入ねじの底面図である。 本発明に係る圧入ねじ圧入ねじを被圧入部材に取り付ける前の状態を示す図である。 本発明に係る圧入ねじ圧入ねじを被圧入部材に取り付けた後の状態を示す図である。
以下、本発明である圧入ねじの取付方法によって取付けられる圧入ねじの構成を図面を用いて説明する。図1において、1 は圧入ねじであり、所定の厚みを有する円形の頭部2 と、この頭部2 に連設する軸部3と、頭部2の座面に成形される圧入係止部4とから構成される。これら頭部2 、軸部3おとび圧入係止部4 は、同軸線上に一体成形されており、軸部3 の外周面にはナット等に成形されためねじと螺合可能なおねじ3 a が一体成形されている。
前記圧入係止部4は、図2に示すように、放射状に複数個配置された凸部4aと、これら凸部4aの間に配した凹部4bとを連設して構成されている。これら凸部4aと凹部4bがそれぞれ6個ずつ配置されてることによって、圧入係止部4は星形を成している。
また、前記圧入係止部4と軸部とを連設する首下部5には環状溝5bが形成されている。
図3および図4に示すように、圧入ねじ1が固定される被圧入部材10は、鋼板、ステンレス板等の金属製の薄板である。また、この被圧入部材10は、二枚のプレート11,12を上下に重ね合わせて構成されており、これらプレート11.12を貫くようにして貫通孔10aが穿設されている。
以下、圧入ねじ1を被圧入部材10に取り付ける方法を説明する。まず、被圧入部材10は、受け型20によって支持されている。この受け型20は、被圧入部材10の底面を支持する支持面21を備えており、この支持面21には突起部22が形成されている。この突起部22は、平面視において環状を成しており、その直径は、被圧入部材10の貫通孔10aの内径よりも僅かに大径に設定されている。
続いて、圧入ねじ1の軸部3を被圧入部材10の貫通孔10aに挿入し、受け型20の位置する側に突出させ、頭部2を被圧入部材10の上面に着座させる。
この状態で、圧入ねじ1の頭部2を例えば油圧プレス(図示せず)で軸方向に押圧することにより、圧入係止部4が上段の被圧入部材11に埋入し、回り止めとして機能する。
一方、上述の油圧プレスによる圧入ねじ1の圧入に伴って、受け型20の突起部22が下段の被圧入部材12を下方から押圧する。これにより、下段の被圧入部材12の貫通孔10aが縮径する方向に塑性変形し、環状溝5bへ流入することによって、下段の被圧入部材20と圧入ねじと1が固定される。このため、圧入ねじ1の頭部2と下段の被圧入部材12との間に上段の被圧入部材11が固定される。
従来は、上下に重ね合わされた二枚の被圧入部材11,12に圧入ねじを固定する際に、上下の被圧入部材11,12を予め接合してから圧入ねじ1を固定していたが、上述した圧入ねじ1の取付方法によれば、下段の被圧入部材12をかしめることによって確実に圧入ねじに固定されるので、予め被接合部材同士を接合する必要がなくなる。
なお、本発明の各部の具体的な構成は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
1 圧入ねじ
2 頭部
3 軸部
3a おねじ
4 圧入係止部
5 首下部
5b 環状溝
10 被圧入部材
10a 貫通孔
20 受け型
21 支持面
22 突起部

Claims (1)

  1. 頭部と、この頭部に連設される軸部と、頭部の座面に成形される突起状の圧入係止部とから成る圧入ねじの当該軸部を、被圧入部材に設けられた貫通孔に挿通するとともに、当該圧入ねじの圧入係止部を被圧入部材に圧入して固定する圧入ねじの取付方法であって、
    圧入ねじの圧入係止部を被圧入部材に圧入する際に、被圧入部材を受け型で支持し、この受け型は、被圧入部材の底面を支持する支持面を備え、この支持面に成形された突起部が、圧入ねじの圧入にともなって被圧入部材の底面を押圧して、圧入ねじを変形させることなく、被圧入部材のみを変形させることにより、圧入ねじと被圧入部材をかしめる圧入ねじの取付方法において、
    被圧入部材は、二枚のプレートを重ね合わせて構成されており、これらプレートを貫くようにして貫通孔が穿設され、上段の被圧入部材に圧入ねじの圧入係止部を圧入する一方、下段の被圧入部材は、受け型の突起部によってかしめられることにより、頭部と軸部の連結部分に形成された環状溝に被圧入部材を押し込めて圧入ねじを固定することを特徴とする圧入ねじの取付方法。
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