JP7369571B2 - 待合せ場所提示システム、待合せ場所提示方法、及び配車サーバ - Google Patents

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本発明は、待合せ場所提示システム、待合せ場所提示方法、及び配車サーバに関するものである。
従来から、現在位置と目的地との距離が所定距離内となった状態で表示画面の配置が変更されたときに、目的地又はその周辺の詳細情報を取得して表示手段に表示させるナビゲーション装置が知られている(特許文献1参照)。このナビゲーション装置は、移動手段が自動車である場合、詳細情報として、目的地の周辺にある駐車場の名称、駐車場までの距離、駐車場の料金などを表示し、移動手段が自動車でない場合、目的の周辺にある施設の情報を提示している。
国際公開第2009/151037号
しかし、特許文献1では、目的地の周辺の詳細情報の選定において、目的地へ接近するユーザの接近方向を考慮していない。このため、例えばユーザが南側から目的地へ接近している場合に、目的地の東側、北側又は西側の周辺情報を提示してしまう恐れがあり、ユーザの進行方向の景色と、周辺情報の提示内容の向きとが異なる恐れがあった。
本発明は、上記のような事情に鑑み成されたものであり、ユーザが車両と待合せる待合せ場所を具体的に特定することができる待合せ場所提示システム、待合せ場所提示方法、及び配車サーバを提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明の一態様に係る待合せ場所提示システムは、ユーザが車両の配車を依頼する配車リクエストを受け付けるユーザ端末と、ユーザ端末から送信された配車リクエストを取得して、待合せ場所へ車両を配車する配車サーバとを備え、待合せ場所まで移動するユーザに待合せ場所を提示する。配車サーバ又はユーザ端末は、ユーザ端末の位置情報を取得する位置情報取得部と、少なくともユーザ端末の位置情報及び待合せ場所に基づいて、ユーザの移動方向を演算する移動方向演算部と、ユーザ端末が備えるディスプレイに待合せ場所を示す画像が表示されるようにディスプレイを制御する表示制御部と、ユーザの移動方向に応じてディスプレイに表示される画像の撮影方向を変化させる撮影方向制御部とを備える。
本発明の他の一態様に係る配車サーバは、ユーザ端末から送信された、ユーザが車両の配車を依頼する配車リクエストを取得して、ユーザと車両との待合せ場所へ車両を配車する。配車サーバは、待合せ場所まで移動するユーザが保持するユーザ端末の位置情報を取得し、少なくともユーザ端末の位置情報及び待合せ場所に基づいて、ユーザの移動方向を演算し、ユーザ端末が備えるディスプレイに待合せ場所を示す画像を表示するようにユーザ端末に通知し、ユーザの移動方向に応じて画像の撮影方向を変化させる。
本発明によれば、ユーザの進行方向の景色と、周辺情報の提示内容の向きとを近づけることができる。
図1は、実施形態に係る配車サーバ1とユーザ端末2とを備える待合せ場所提示システムの構成を示すブロック図である。 図2は、図1の待合せ場所提示システムを用いて、待合せ場所まで移動するユーザに待合せ場所を提示する待合せ場所提示方法の一例を示すフローチャートである。 図3は、表示制御部19によりディスプレイ22に表示された、待合せ場所32を示す画像(右側半分)と待合せ場所32を示す地図(左側半分)とを示す画面の一例である。 図4は、表示制御部19によりディスプレイ22に表示された、待合せ場所32を示す画像(右側半分)と待合せ場所32を示す地図(左側半分)とを示す画面の他の例である。 図5は、ユーザの現在位置30から待合せ場所32の間に遮蔽物が有る為、建物の階段を移動するユーザの現在位置30から待合せ場所32を見通すことができない画像の例を示す。 図6は、画像の視点(撮影位置)から待合せ場所32の間に遮蔽物である車両が有る為、画像に待合せ場所32を直接表示することができない画像の例を示す。
次に、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。説明において、同一のものには同一符号を付して重複説明を省略する。
図1を参照して、実施形態に係る配車サーバ1とユーザ端末2とを備える待合せ場所提示システムの構成を説明する。待合せ場所提示システムは、ユーザが車両の配車を依頼する配車リクエストを受け付けるユーザ端末2と、ユーザ端末2から送信された配車リクエストを取得して、ユーザ又は配車サーバが設定した待合せ場所へ車両を配車する配車サーバ1とを備える。待合せ場所提示システムは、待合せ場所まで移動するユーザに待合せ場所を提示する。
実施形態において、配車サーバ1は、ユーザ端末2から送信された配車リクエストを取得して、ユーザ又は配車サーバが設定した待合せ場所へ車両を配車する配車制御部6と、待合せ場所まで徒歩又は自転車で移動するユーザに車両との待合せ場所を提示する情報提示制御部3と、ユーザ端末2との通信を行う外部機器通信部7とを備える。ただし、情報提示制御部3の全体又はその一部の機能を、配車サーバ1の代わりにユーザ端末2が備えていても構わない。
配車制御部6及び情報提示制御部3の各々は、CPU(中央処理装置:演算部4)、メモリ、及び入出力部を備えるマイクロコンピュータを用いて実現可能である。マイクロコンピュータを配車制御部6及び情報提示制御部3として機能させるためのコンピュータプログラムを、マイクロコンピュータにインストールして実行する。これにより、マイクロコンピュータは、配車制御部6及び情報提示制御部3が備える複数の情報処理部として機能させることができる。ここでは、ソフトウェアによって配車制御部6及び情報提示制御部3を実現する例を示すが、もちろん、各情報処理を実行するための専用のハードウェアを用意して、配車制御部6及び情報提示制御部3を構成することも可能である。専用のハードウェアには、実施形態に記載された機能を実行するようにアレンジされた特定用途向け集積回路(ASIC)や従来型の回路部品のような装置を含む。また、配車制御部6と情報提示制御部3とを異なる部材として説明したが、勿論、1つの部材として構成してもよい。
ユーザ端末2は、位置測位部10及びディスプレイ22を有し、ユーザが車両の配車を依頼する配車リクエストを受け付け、配車リクエストを配車サーバ1へ送信する。位置測位部10は、GPS衛星からの信号を受信するGPS受信機を備え、受信信号からユーザ端末2の地理座標系における現在位置を検出する。ディスプレイ22には、待合せ場所を示す画像が少なくとも表示される。ユーザ端末2は、4G又は5Gなどの移動通信システムを用いて配車リクエストを配車サーバ1へ送信する。ユーザ端末2には、例えば、携帯電話、スマートフォン、携帯情報端末(PDA)、ラップトップパソコンなどの、ユーザが保持したまま歩行することができる通信機器が含まれる。
配車制御部6は、外部機器通信部7を介して配車リクエストを受信し、配車リクエストに含まれる情報、例えば、ユーザが希望する乗車時刻、希望する乗車ポイント、希望する目的地などのリクエスト情報に基づいて、対応可能な車両を選定し、待合せ場所へ車両を配車する。車両には、人間が主体的に走行制御を行う手動運転車両、及び、車両が自律的に走行制御を行う自動運転車両の双方が含まれる。走行制御にはアクセル制御、ブレーキ制御、ステアリング制御などが含まれるが、自動運転車両には、これらの制御の全て又は一部を自律的に行う車両が含まれる。
配車制御部6は、ユーザ端末2と同様にして、移動通信システムを用いて、配車の対象となる複数の車両と無線通信を行う。配車制御部6は、各車両の運転状況(顧客輸送中、巡回中)、現在位置、残燃料又は残電気量などの車両情報を各車両から受信し、選定した車両へ待合せ場所及び待合せ時刻などの情報を送信し、待ち合わせ場所への移動を車両に指示する。
「待合せ場所」は、ユーザ又は配車制御部6が設定することができる。具体的には、配車リクエストにおいてユーザは希望する乗車ポイントを指定し、配車制御部6は、当該乗車ポイントを含む領域として乗車エリアを設定する。そして、配車制御部6は、乗車エリアにおいて停車可能な場所を探索し、検出した停車可能な場所を「待合せ場所」として設定することができる。「待合せ場所」が乗車ポイントと異なる場合、当該待合せ場所は、配車制御部6が設定したことになる。一方、配車リクエストにおける乗車ポイントがそのまま「待合せ場所」として設定される場合、当該待合せ場所はユーザが設定したことになる。なお、本実施形態において、待合せ場所の設定方法及び車両の選定方法は特に問わず、既知の方法を用いればよい。
情報提示制御部3は、ユーザ端末2のディスプレイ22に待合せ場所を示す画像を表示することにより、ユーザに待合せ場所を提示する。情報提示制御部3は、待合せ場所に向かって移動するユーザの移動方向に応じて、前記した画像の撮影方向を制御する。具体的には、ユーザの移動方向に近づくように、前記した画像の撮影方向を変化させる。
情報提示制御部3は、メモリ5と、演算部(CPU)4とを備えるマイクロコンピュータである。メモリ5は、目的地記憶部20と、画像記憶部21と、地理情報記憶部23とを備える。目的地記憶部20には、配車リクエストに含まれる目的地を示すデータが記憶されている。画像記憶部21には、待合せ場所を示す複数の画像が予め記憶されている。
地理情報記憶部23には、待合せ場所の周辺の道路の構造、地下構造、及び建物の構造を含む地理情報が記憶されている。「道路の構造」には、車道及び歩道の構造が含まれる。「地下構造」には、地下の車道及び歩道の構造が含まれる。建物の構造には、建物の外形、及び建物内部にある階段及び通路の構造が含まれる。
演算部4は、CPUにより実現される複数の具体的な情報処理部として、撮影方向制御部12と、移動方向演算部13と、視認予測部14と、位置情報取得部15と、距離演算部16と、シーン分類部17と、画像分析部18と、表示制御部19とを備える。
位置情報取得部15は、ユーザ端末2の位置情報を取得する。位置情報取得部15は、位置測位部10により検出されたユーザ端末2の現在位置を、外部機器通信部7を介して取得する。位置測位部10により検出されたユーザ端末2の現在位置は、ユーザの現在位置を示す。
移動方向演算部13は、少なくともユーザ端末2の位置情報及び待合せ場所に基づいて、ユーザが待合せ場所に向けて移動する方向である移動方向を演算する。ユーザ端末2の位置情報からユーザの現在位置を特定することができる。移動方向演算部13は、ユーザの現在位置と待合せ場所を結ぶ線分、あるいは、ユーザの現在位置から待合せ場所までの徒歩での移動ルートを演算し、線分又は移動ルートから移動方向を特定する。移動方向演算部13は、さらにユーザ端末2の現在位置の時間変化を考慮して、ユーザの移動方向を演算してもよい。ユーザ端末2の現在位置の時間変化は、ユーザ端末2の位置情報から取得することができる。あるいは、ユーザ端末2が電子コンパスを備えている場合、電子コンパスが示す方角を更に考慮してユーザの移動方向を演算してもよい。
表示制御部19は、ユーザ端末2が備えるディスプレイ22に待合せ場所を示す画像が表示されるようにディスプレイ22を制御する。以後、待合せ場所を示す画像を「特徴画像」と呼ぶ場合がある。
具体的に、表示制御部19は、ディスプレイ22に特徴画像を表示するようにユーザ端末2へ通知する。当該通知を受領したユーザ端末2は、ディスプレイ22に特徴画像が表示されるようにディスプレイ22を制御する。すなわち、配車サーバ1の表示制御部19は、待合せ場所を示す画像が表示されるように、遠隔から無線通信を介して、ユーザ端末2のディスプレイ22を制御する。配車サーバ1に表示制御機能を持たせることにより、ユーザ端末2の演算処理能力を低く抑えることができる。
配車サーバ1は、ディスプレイ22に表示される特徴画像のデータをユーザ端末2へ送信してもよい。この場合、ユーザ端末2には、予め画像データは格納されておらず、配車サーバ1の画像記憶部21に記憶された画像データが、配車サーバ1からユーザ端末2に送信され、ディスプレイ22に表示される。ユーザ端末2内の記憶装置に画像データを予め記憶する必要がなくなり、ユーザ端末2のメモリ容量を軽減することができる。あるいは、画像記憶部21に記憶された画像データの代わりに、路上に設置された監視カメラが撮影する画像を利用することも可能である。この場合、監視カメラからユーザ端末2へ直接、又は配車サーバ1を介して間接的に、監視カメラの画像データが送信される。これにより、今現在の画像をユーザに提示することができるので、ユーザはより具体的に待ち合わせ場所を特定することができる。
撮影方向制御部12は、移動方向演算部13により演算されたユーザの移動方向に応じてディスプレイ22に表示される画像の撮影方向を変化させる。具体的には、撮影方向制御部12は、画像の撮影方向がユーザの移動方向に近づくように、画像の撮影方向を変化させる。これにより、ユーザが目的地に近づく方向に近い視点の画像を表示することができるので、ユーザは、表示された特徴画像から、待合せ場所を具体的に特定することができる。
例えば、情報提示制御部3は、同じ待合せ場所を示し且つ撮影方向が異なる複数の画像を予め用意し、撮影方向制御部12は、撮影方向がユーザの移動方向に最も近い画像を選択してディスプレイ22に表示することができる。
なお、ユーザの移動途中にユーザの移動方向が変化した場合、撮影方向制御部12は、移動方向の変化に応じて、画像の撮影方向を変化させる。換言すれば、予め準備した複数の画像の中からディスプレイ22に表示する画像を、ユーザの移動方向の時間変化に応じて切り替える。これにより、ユーザの移動途中におけるユーザの移動方向の変化に応じて、適時に特徴画像を変化させることができる。
図3及び図4は、表示制御部19によりディスプレイ22に表示された、待合せ場所32を示す画像(右側半分)及び待合せ場所32を示す地図(左側半分)の例を示す。表示制御部19は、待合せ場所32を示す画像と同時に、待合せ場所32を示す地図をディスプレイ22に表示させてもよい。
移動方向演算部13は、少なくともユーザの現在位置30と待合せ場所32とからユーザの移動方向を特定する。撮影方向制御部12は、画像の撮影方向31がユーザの移動方向に近づくように、画像の撮影方向を変化させる。これにより、ユーザが目的地に近づく方向に近い視点の画像を表示することができるので、ユーザは、表示された特徴画像から、待合せ場所を具体的に特定することができる。例えば、画像記憶部21に、待合せ場所32の複数視点画像のデータを予め格納しておく。情報提示制御部3が、待合せ場所32の複数視点画像のデータをユーザ端末へ送信し、撮影方向制御部12が、無線通信を介してディスプレイ22に表示される複数視点画像の視点を制御してもよい。
図3に示すように、ユーザの現在位置30が北側から待合せ場所32へ接近している場合、撮影方向制御部12は、撮像位置が待合せ場所32の北側に位置する画像を選択してディスプレイ22に表示する。あるいは、撮影方向制御部12は、ディスプレイ22に表示された複数視点画像の視点が待合せ場所32の北側に位置するように、複数視点画像の視点を制御してもよい。
一方、図4に示すように、ユーザの現在位置30が南西側から待合せ場所32へ接近している場合、撮影方向制御部12は、撮像位置が待合せ場所32の南西側に位置する画像を選択してディスプレイ22に表示する。複数視点画像の視点が待合せ場所32の南西側に位置するように、複数視点画像の視点を制御してもよい。
図3及び図4のいずれの画像にも、同じ待合せ場所32が含まれているが、画像の視点の向き、即ち画像の撮影方向が異なる。画像の撮影方向を待合せ場所32に接近するユーザの移動方向に近づけることにより、ユーザは、表示された画像に近い風景を見ることができるので、待合せ場所32を具体的に特定することができる。撮影方向に加えて画像の撮影位置をユーザの現在位置に近づけてもよい。これにより、ユーザは、画像の画角及び画像に写る対象物までの距離感を考慮して、更に具体的に待合せ場所32を特定することができる。
表示制御部19は、図3及び図4に示すように、ディスプレイ22に表示される画像に含まれる特徴箇所33a、33bを強調表示してもよい。「特徴箇所」とは、画像に写る看板、路面表示、イルミネーション(電飾)など、待合せ場所32に向けて移動するユーザが見つけやすいマーク又は目印を示す。待合せ場所32に向けて移動するユーザは、特徴箇所33a、33bを探しながら移動することで、待合せ場所32を容易に到達することができる。図3及び図4に示す特徴画像の例では、特徴画像に含まれる看板(特徴箇所の一例)を太枠で囲むことにより強調表示している。これ以外にも、看板の全体又は一部の輝度を高める、又は輝度を周期的に変化させる等の手法により、強調表示してもよい。
なお、画像記憶部21には、1つの待合せ場所32を示す複数の画像を記憶されている。1つの待合せ場所32を示す複数の画像の中には、異なる特徴箇所を示す複数の画像が含まれ、且つ、1つの待合せ場所32及び1つの特徴箇所を異なる撮影方向から撮影した複数の画像が含まれる。これにより、特定の待合せ場所又は特定の特徴箇所を示す複数の画像の中から、ユーザの移動方向に応じた画像を選択することができる。例えば、画像記憶部21には、1つの待合せ場所32を示す2つの画像(図3及び図4)が記憶されている。図3及び図4には、異なる特徴箇所33a、33bが含まれている。図示は省略するが、複数の画像の中には、同じ待合せ場所32及び同じ特徴箇所(33a又は33b)を異なる撮影方向から撮影した複数の画像が含まれている。なお、図3及び図4は、同じ待合せ場所32を異なる撮影方向から撮影した複数の画像の例でもある。
演算部4は、少なくともユーザの位置情報(ユーザの現在位置)30、待合せ場所32、及び待合せ場所32の地理情報に基づいて、ユーザの現在位置から特徴箇所33を視認することができるか否かを予測する視認予測部14を更に備えていてもよい。視認予測部14が、所定時間後に、ユーザの現在位置30から特徴箇所33を視認することができると予測した時に、表示制御部19は、ディスプレイ22に待合せ場所32を示す画像が表示されるようにディスプレイ22を制御する。これにより、見通しを加味して画像を表示するタイミングを決めるので、実際に見える景色と画像を照合して待合せ場所32を特定することが容易になる。
具体的に、視認予測部14は、ユーザの現在位置30と待合せ場所32の周囲の建物の構造とからユーザの現在位置30から特徴箇所33を見通すことができるか否かを判断する。視認予測部14は、ユーザの現在位置30及び待合せ場所32の周囲の建物の構造から、ユーザの視認範囲を特定する。視認予測部14は、地図上におけるユーザの視認範囲の時間変化から、所定時間後に、特徴箇所33が視認範囲に含まれるであろうことを予測することができる。
建物の構造は二次元の構造に限らず、三次元の構造が含まれる。例えば、建物内部の階段の構造を考慮して、三次元のユーザの視認範囲を特定し、その時間変化から特徴箇所33を見通すことが可能となるタイミングを特定することができる。
演算部4は、視認予測部14の代わりに、あるいは視認予測部14に加えて、ユーザの現在位置から待合せ場所32までの距離を演算する距離演算部16を備えていてもよい。ユーザが待合せ場所32へ近づき、距離演算部16が演算する距離が所定の基準値以下になったときに、表示制御部19は、ディスプレイ22に待合せ場所32を示す画像が表示されるようにディスプレイ22を制御する。これにより、ユーザの現在位置から待合せ場所32までの距離を加味して画像を表示するタイミングを決めるので、実際に見える景色と画像を照合して待合せ場所32を特定することが容易になる。
実施形態に係る演算部4は、季節、時間帯、及び気象条件の少なくとも1つに応じて、特徴箇所及び画像を選択するシーン分類部17を更に備えていてもよい。例えば、季節に応じて街路樹の枝や葉の量が異なるため、看板などの特徴箇所が街路樹で覆われて見えなくなる季節がある。また、イルミネーション(電飾)は、夜間では目立つが昼間は目立たないため、時間帯に応じて特徴箇所となるか否かが変化する。更に、積雪、降雪、降水などの気象条件によって、ユーザから視認し難くなる、又は視認不可能となる特徴箇所も存在する。
例えば、シーン分類部17は、撮影時の季節、時間帯、及び気象条件の少なくとも1つが、現在の季節、時間帯、及び気象条件と一致する画像、又は当該画像に含まれる特徴箇所を選択する。これにより、実際にユーザが視認することができる風景又は特徴箇所を選択することができる。また、シーン分類部17は、撮影時の季節、時間帯、及び気象条件に応じて、実際にユーザが視認することができる特徴箇所を選定する。表示制御部19は、選定した特徴箇所33を示す画像が表示されるようにディスプレイ22を制御する。
表示制御部19は、図3及び図4に示すように、ディスプレイ22に画像と、待合せ場所32を示す地図とが表示されるようにディスプレイ22を制御しても構わない。すなわち、表示制御部19は、ディスプレイ22に画像のみを表示するように制御してもよいし、あるいは画像と地図とを同時にディスプレイ22に表示されるように制御しても構わない。または、ユーザが表示する形式(画像のみ/画像+地図)を自由に選択できるようにしてもよい。
画像と地図とを同時に表示する場合、表示制御部19は、地図に、少なくとも、画像の撮影方向31、ユーザの現在位置30、待合せ場所32、及び画像に含まれる特徴箇所33a、33bを示す第1マークを付加し、そして、画像に、少なくとも、特徴箇所33a、33b及び待合せ場所32を示す第2マークを付加する。これにより、表示制御部19は、画像と地図とを照合することができる。換言すれば、表示制御部19は、画像と地図とを同時に表示して、画像及び地図における待合せ場所32、及び画像に含まれる特徴箇所33a、33bとを対応付ける。あるいは、表示制御部19は、地図に示された待合せ場所32に対するユーザの現在位置30及び画像の撮影方向31の位置関係から、ユーザが実際に視認する風景と、地図と同時に表示された画像とを容易に照合することができる。
表示制御部19は、図3及び図4に示すように、地図及び画像に、画像の撮影方向31、ユーザの現在位置30、待合せ場所32、及び特徴箇所33a、33bの各々に固有の記号を用いた第1マーク及び第2マークをそれぞれ付加することができる。ユーザは、地図及び画面上で、画像の撮影方向31、ユーザの現在位置30、待合せ場所32、及び特徴箇所33a、33bの位置関係を容易に識別することができる。
表示制御部19は、図3及び図4に示すように、地図及び画像に、画像の撮影方向31、ユーザの現在位置30、待合せ場所32、及び特徴箇所33a、33bの各々に固有の図形を用いた第1マーク及び第2マークをそれぞれ付加してもよい。画像の撮影方向31、ユーザの現在位置30は、円の中に矢印を配置した固有の図形を用いて表現している。これにより、画像の撮影位置とユーザの現在位置30を示すと同時に、画像の撮影方向31とユーザの移動方向を示すことができる。一方、待合せ場所32の上方にランドマーク(図形)を付すことにより、ユーザが待合せ場所32を見つけ易くなる。特徴箇所33a、33bを方形状の枠(図形)で囲むことで、ユーザが見つけ易くなる。
表示制御部19は、地図及び画像に、画像の撮影方向31、ユーザの現在位置30、待合せ場所32、及び特徴箇所33a、33bの各々に固有の色彩を用いた第1マーク及び第2マークをそれぞれ付加してもよい。ユーザは、地図及び画面上で、画像の撮影方向31、ユーザの現在位置30、待合せ場所32、及び特徴箇所33a、33bの位置関係を容易に識別することができる。
視認予測部14は、ユーザの現在位置から特徴箇所33a、33bを視認することができるか否かを予測する代わりに、ユーザの現在位置から待合せ場所32を視認することができるか否かを予測しても構わない。すなわち、視認予測部14は、少なくともユーザの位置情報(ユーザの現在位置30)、待合せ場所32、及び待合せ場所32の地理情報に基づいて、ユーザの現在位置から待合せ場所32を視認することができるか否かを予測してもよい。あるいは、視認予測部14は、ユーザの現在位置から特徴箇所33a、33bを視認することができるか否か、及び、ユーザの現在位置から待合せ場所32を視認することができるか否かを同時に予測してもよい。
表示制御部19は、視認予測部14がユーザの現在位置30から待合せ場所32を視認することができないと予測した場合、画像に、待合せ場所32を間接的に示す第3マークを付加する。
具体的に、視認予測部14は、ユーザの現在位置30と待合せ場所32の周囲の建物の構造からユーザの現在位置30から待合せ場所32を見通すことができるか否かを判断する。ユーザの現在位置30及び待合せ場所32の周囲の建物の構造からのユーザの視認範囲を特定することができる。視認予測部14は、地図上におけるユーザの視認範囲に、待合せ場所32が含まれるか否かを判断する。視認範囲に待合せ場所32が含まれれば、ユーザの現在位置30から待合せ場所32を見通すことができる。建物の構造は二次元の構造に限らず、三次元の構造が含まれる。例えば、建物の内部の階段の構造を考慮して、三次元のユーザの視認範囲を特定し、三次元のユーザの視認範囲に特徴箇所33が含まれるか否かを判断してもよい。
例えば、視認予測部14は、建物の階段の構造を考慮することにより、図5に示すように、建物の階段を移動するユーザの現在位置30から待合せ場所32を見通すことができないと判断することができる。図5に示す例では、ユーザの現在位置30から待合せ場所32までの間に遮蔽物が有る為、直接視認することができない。この場合、表示制御部19は、遮蔽物を回り込んだ先に待合せ場所32があることを示す矢印34を画像に付する。遮蔽物を回り込んだ先に待合せ場所32があることを示す矢印34は、待合せ場所32を間接的に示す第3マークの一例である。なお、図5に示す画像には、遮蔽物上の特徴箇所33が強調表示されている。遮蔽物上の特徴箇所33と矢印34との組み合わせから、特徴箇所33の背後に待合せ場所32があることを、分かり易く示すことができる。
演算部4は、画像に待合せ場所32が直接表示されているか否かを判断する画像分析部18を更に備えていてもよい。建物や道路の構造上、画像の撮影位置から待合せ場所32を見通すことができる場合であっても、画像を撮影した時に、車両、人間などの移動体が待合せ場所32を遮蔽してしまうことがある。このように、待合せ場所32画像に表示されているか否かを判断する必要がある。画像分析部18は、画像を分析することにより画像内に待合せ場所32が直接表示されているか否かを判断する。
例えば、画像分析部18は、地図上の画像の撮影位置及び撮影方向、及び待合せ場所32の位置から、待合せ場所32が写ることが予定される画像内の位置(座標)を特定する。そして、予め用意した待合せ場所32のテンプレート画像を用いてテンプレートマッチングを行い、待合せ場所32のテンプレート画像に類似する部分が、当該画像内の位置にあるか否かを判断すればよい。テンプレート画像に類似する部分が、当該画像内の位置にある場合、画像分析部18は、画像に待合せ場所32が直接表示されていると判断する。
画像分析部18が画像に待合せ場所を直接表示されていないと判断した場合、表示制御部19は、画像に、待合せ場所32を間接的に示す第3マークを付加する。
例えば、図6に示すように、画像に移り込んだ車両が待合せ場所32を遮蔽している場合、画像分析部18は、待合せ場所32のテンプレート画像に類似する部分が画像内に無いため、画像に待合せ場所32が直接表示されていないと判断する。図6では、画像の視点(撮影位置)から待合せ場所32の間に遮蔽物である車両が有る為、画像に待合せ場所32を直接表示することができない。この場合、表示制御部19は、車両を回り込んだ先に待合せ場所32があることを示す矢印34を画像に付する。車両を回り込んだ先に待合せ場所32があることを示す矢印34は、待合せ場所32を間接的に示す第3マークの一例である。なお、図6に示す画像には特徴箇所33が強調表示されている。特徴箇所33と矢印34との組み合わせから、特徴箇所33の背後に待合せ場所32があることを、間接的に示すことができる。
図2を参照して、図1の待合せ場所提示システムを用いて、待合せ場所まで移動するユーザに待合せ場所を提示する待合せ場所提示方法の一例を説明する。
ステップS01において、位置情報取得部15は、ユーザ端末2の位置情報を取得する。位置情報取得部15は、位置測位部10により検出されたユーザ端末2の現在位置を、外部機器通信部7を介して取得する。
ステップS02に進み、移動方向演算部13は、少なくともユーザ端末2の位置情報及び待合せ場所に基づいて、ユーザの移動方向を演算する。移動方向演算部13は、ユーザの現在位置と待合せ場所を結ぶ線分、あるいは、ユーザの現在位置から待合せ場所までの徒歩での移動ルートを演算し、線分又は移動ルートから移動方向を特定する。移動方向演算部13は、さらにユーザ端末2の現在位置の時間変化を考慮して、ユーザの移動方向を演算してもよい。ユーザ端末2の現在位置の時間変化は、ユーザ端末2の位置情報から取得することができる。あるいは、ユーザ端末2が電子コンパスを備えている場合、電子コンパスが示す方角を更に考慮してユーザの移動方向を演算してもよい。
ステップS03に進み、情報提示制御部3は、同じ待合せ場所を示し且つ撮影方向が異なる複数の画像を予め用意し、撮影方向制御部12は、撮影方向がユーザの移動方向に最も近い画像を選択する。そして、表示制御部19は、図3及び図4に示すように、ディスプレイ22に表示される画像に含まれる特徴箇所33a、33bを強調表示する。待合せ場所32に向けて移動するユーザは、特徴箇所33a、33bを探しながら移動することで、待合せ場所32を容易に到達することができる。強調表示の方法は特に問わない。例えば、看板の全体又は一部の輝度を高める、又は輝度を周期的に変化させる等の手法により、強調表示してもよい。
ステップS03において、表示制御部19は、視認予測部14がユーザの現在位置30から待合せ場所32を視認することができないと予測した場合、画像に、待合せ場所32を間接的に示す第3マークを付加する。あるいは、表示制御部19は、画像分析部18が画像に待合せ場所を直接表示されていないと判断した場合、画像に、待合せ場所32を間接的に示す第3マークを付加してもよい。
ステップS04に進み、視認予測部14は、少なくともユーザの位置情報(ユーザの現在位置)30、待合せ場所32、及び待合せ場所32の地理情報に基づいて、ユーザの現在位置から特徴箇所33を視認することができるか否かを予測する。
視認予測部14が、所定時間後に、ユーザの現在位置30から特徴箇所33を視認することができると予測した時(ステップS04でYES)、ステップS05へ進み、表示制御部19は、ディスプレイ22に待合せ場所32を示す画像が表示されるようにディスプレイ22を制御する。これにより、見通しを加味して画像を表示するタイミングを決めるので、実際に見える景色と画像を照合して待合せ場所32を特定することが容易になる。
一方、視認予測部14が、所定時間後に、ユーザの現在位置30から特徴箇所33を視認することができないと予測した時(ステップS04でNO)、ステップS01に戻る。
ステップS05の後、ステップS06へ進み、撮影方向制御部12は、ユーザの移動方向に応じてディスプレイ22に表示される画像の撮影方向を変化させる。具体的には、撮影方向制御部12は、画像の撮影方向がユーザの移動方向に近づくように、画像の撮影方向を変化させる。これにより、ユーザが目的地に近づく方向に近い視点の画像を表示することができるので、ユーザは、表示された特徴画像から、待合せ場所を具体的に特定することができる。
例えば、情報提示制御部3は、同じ待合せ場所を示し且つ撮影方向が異なる複数の画像を予め用意し、撮影方向制御部12は、撮影方向がユーザの移動方向に最も近い画像を選択してディスプレイ22に表示することができる。
あるいは、画像記憶部21に、待合せ場所32の複数視点画像のデータを予め格納しておく。情報提示制御部3が、待合せ場所32の複数視点画像のデータをユーザ端末へ送信し、撮影方向制御部12が、無線通信を介してディスプレイ22に表示される複数視点画像の視点を制御してもよい。
上記した実施形態において、配車サーバ1が情報提示制御部3の全体の機能を備えている場合を示した。しかし、情報提示制御部3の全体又はその一部の機能は、配車サーバ1の代わりにユーザ端末2が備えていても構わない。すなわち、待合せ場所提示システムが情報提示制御部3の機能を実現していれば、待合せ場所提示システムを構成するハードウェア(配車サーバ1及びユーザ端末2)のいずれが、情報提示制御部3の機能を実現しても構わない。
例えば、ユーザ端末2としてのスマートフォンに、スマートフォン用のアプリケーション(待合せ場所提示アプリケーション)をダウンロードし、待合せ場所提示アプリケーションを実行することにより、スマートフォンを用いて情報提示制御部3を構成することができる。
一方、ユーザは、専用のアプリケーションをダウンロードせずに、ユーザ端末2を介してクラウドコンピューティングサービスを利用することにより、待合せ場所提示システムを構成することができる。この場合、情報提示制御部3はクラウド上に配置されたサーバ(配車サーバ1)により実現される。
なお、上述の実施形態は、本発明を実施する形態の例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、これ以外の形態であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計などに応じて種々の変更が可能であることは言うまでもない。
1 配車サーバ
2 ユーザ端末
5 メモリ
12 撮影方向制御部
13 移動方向演算部
14 視認予測部
15 位置情報取得部
17 シーン分類部
18 画像分析部
19 表示制御部
22 ディスプレイ
31 画像の撮影方向
32 待合せ場所
33a、33b、33 特徴箇所
34 第3マーク

Claims (15)

  1. ユーザが車両の配車を依頼する配車リクエストを受け付けるユーザ端末と、前記ユーザ端末から送信された前記配車リクエストを取得して、前記ユーザと前記車両との待合せ場所へ車両を配車する配車サーバとを備え、前記待合せ場所まで移動する前記ユーザに前記待合せ場所を提示する待合せ場所提示システムであって、
    前記配車サーバ又は前記ユーザ端末は、
    前記ユーザ端末の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    少なくとも前記位置情報及び前記待合せ場所に基づいて、前記ユーザが移動する方向である移動方向を演算する移動方向演算部と、
    前記ユーザ端末が備えるディスプレイに前記待合せ場所を示す画像が表示されるように前記ディスプレイを制御する表示制御部と、
    前記待合せ場所を示し且つ撮影方向が異なる複数の画像の中から、前記撮影方向が前記移動方向に最も近い画像を選択して前記ディスプレイに表示する手段と、
    を備えることを特徴とする待合せ場所提示システム。
  2. 前記配車サーバが前記表示制御部を備え、前記表示制御部は、前記ディスプレイに前記画像を表示するように前記ユーザ端末へ通知する
    請求項1記載の待合せ場所提示システム。
  3. 前記配車サーバは、前記ディスプレイに表示される前記画像のデータを前記ユーザ端末へ送信する請求項2記載の待合せ場所提示システム。
  4. 前記ディスプレイに表示される前記画像に含まれる特徴箇所が強調表示されている請求項1~3のいずれか一項に記載の待合せ場所提示システム。
  5. 前記配車サーバ又は前記ユーザ端末は、1つの前記待合せ場所を示す複数の画像を記憶したメモリを更に備え、
    1つの前記待合せ場所を示す複数の画像の中には、複数の特徴箇所が含まれ、且つ、1つの特徴箇所を異なる前記撮影方向から撮影した複数の画像が含まれる
    請求項1~4のいずれか一項に記載の待合せ場所提示システム。
  6. 前記配車サーバ又は前記ユーザ端末は、少なくとも前記位置情報、前記待合せ場所、及び前記待合せ場所の地理情報に基づいて、前記ユーザの現在位置から前記ディスプレイに表示される前記画像に含まれる特徴箇所を視認することができるか否かを予測する視認予測部を備え、
    前記視認予測部が、所定時間後に、前記ユーザの現在位置から前記特徴箇所を視認することができると予測した時に、前記表示制御部は、前記ディスプレイに前記待合せ場所を示す画像が表示されるように前記ディスプレイを制御する請求項1~5のいずれか一項に記載の待合せ場所提示システム。
  7. 前記配車サーバ又は前記ユーザ端末は、季節、時間帯、及び気象条件の少なくとも1つに応じて、前記ディスプレイに表示される前記画像に含まれる特徴箇所及び前記画像を選択するシーン分類部を備える請求項1~6のいずれか一項に記載の待合せ場所提示システム。
  8. 前記表示制御部は、前記ディスプレイに前記画像と前記待合せ場所を示す地図とが表示されるように前記ディスプレイを制御し、
    前記表示制御部は、
    前記地図に、少なくとも、前記画像の撮影方向、前記ユーザの現在位置、前記待合せ場所、及び前記画像に含まれる特徴箇所を示す第1マークを付加し、
    前記画像に、少なくとも、前記特徴箇所及び前記待合せ場所を示す第2マークを付加することにより、
    前記画像と前記地図とを照合する
    請求項1~7のいずれか一項に記載の待合せ場所提示システム。
  9. 前記表示制御部は、前記地図及び前記画像に、前記画像の撮影方向、前記ユーザの現在位置、前記待合せ場所、及び前記特徴箇所の各々に固有の記号を用いた前記第1マーク及び第2マークをそれぞれ付加する請求項8記載の待合せ場所提示システム。
  10. 前記表示制御部は、前記地図及び前記画像に、前記画像の撮影方向、前記ユーザの現在位置、前記待合せ場所、及び前記特徴箇所の各々に固有の図形を用いた前記第1マーク及び第2マークをそれぞれ付加する請求項8記載の待合せ場所提示システム。
  11. 前記表示制御部は、前記地図及び前記画像に、前記画像の撮影方向、前記ユーザの現在位置、前記待合せ場所、及び前記特徴箇所の各々に固有の色彩を用いた前記第1マーク及び第2マークをそれぞれ付加する請求項8記載の待合せ場所提示システム。
  12. 前記視認予測部は、少なくとも前記位置情報、前記待合せ場所、及び前記待合せ場所の地理情報に基づいて、前記ユーザの現在位置から前記待合せ場所を視認することができるか否かを予測し、
    前記表示制御部は、前記視認予測部が前記ユーザの現在位置から前記待合せ場所を視認することができないと予測した場合、前記画像に、前記待合せ場所を間接的に示す第3マークを付加する
    請求項6記載の待合せ場所提示システム。
  13. 前記画像に前記待合せ場所が直接表示されているか否かを判断する画像分析部を備え、
    前記画像分析部が前記画像に前記待合せ場所を直接表示されていないと判断した場合、前記表示制御部は、前記画像に、前記待合せ場所を間接的に示す第3マークを付加する
    請求項6記載の待合せ場所提示システム。
  14. ユーザが車両の配車を依頼する配車リクエストを受け付けるユーザ端末と、前記ユーザ端末から送信された前記配車リクエストを取得して、前記ユーザと前記車両との待合せ場所へ車両を配車する配車サーバとを備える待合せ場所提示システムを用いて、前記待合せ場所まで移動する前記ユーザに前記待合せ場所を提示する待合せ場所提示方法であって、
    前記ユーザ端末の位置情報を取得し、
    少なくとも前記位置情報及び前記待合せ場所に基づいて、前記ユーザが移動する方向である移動方向を演算し、
    前記待合せ場所を示し且つ撮影方向が異なる複数の画像の中から、前記撮影方向が前記移動方向に最も近い画像を選択し、
    前記ユーザ端末が備えるディスプレイに前記画像を表示する
    ことを特徴とする待合せ場所提示方法。
  15. ユーザ端末から送信された、ユーザが車両の配車を依頼する配車リクエストを取得して、前記ユーザと前記車両との待合せ場所へ車両を配車する配車サーバであって、
    前記配車サーバは、
    前記待合せ場所まで移動する前記ユーザが保持する前記ユーザ端末の位置情報を取得し、
    少なくとも前記位置情報及び前記待合せ場所に基づいて、前記ユーザが移動する方向である移動方向を演算し、
    前記ユーザ端末が備えるディスプレイに前記待合せ場所を示す画像を表示するように前記ユーザ端末に通知し、
    前記待合せ場所を示し且つ撮影方向が異なる複数の画像の中から、前記撮影方向が前記移動方向に最も近い画像を選択して前記ディスプレイに表示する
    ことを特徴とする配車サーバ。
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