JP7369389B1 - データ提供システム、データ提供プログラム及び権限設定方法 - Google Patents

データ提供システム、データ提供プログラム及び権限設定方法 Download PDF

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和哉 木幡
光大 清川
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Abstract

【課題】共有の対象となるデータを適切なグループに提供可能な新規な技術を提供することを課題とする。【解決手段】共有の対象となるデータを適切なユーザに提供可能なデータ提供システムであって、前記データ提供システムは、記憶部、設定手段、及び表示処理手段を備え、前記記憶部は、アクセス権の設定対象となる対象データと、前記対象データへのアクセス権の付与された対象ユーザと、前記対象ユーザが属する対象グループとを格納し、前記設定手段は、対象グループと、前記対象データとの指定を受け付け、前記アクセス権の設定に係る設定入力を受け付け、前記対象グループと、前記対象データと、前記アクセス権を紐づけたアクセス権情報を登録し、前記表示処理手段は、前記対象データ及び前記対象グループの一方が指定されると、他方及び設定された前記アクセス権情報を一覧表示する。【選択図】図1

Description

特許法第30条第2項適用 令和4年5月30日 株式会社YSLソリューションが、ウェブサイト<URL:yslappsmedia.chex.jp/winmac-installlx>,<URL:https://yslappsmedia.chex.jp/laxsy>で提供されている建設業向けの仕上げ検査・点検業務支援サービス「LAXSY」において、WEBブラウザ版アプリのリリースに伴い、木幡和哉および清川光夫が発明した「データ提供システム、データ提供プログラム及び権限設定方法」の機能を公開した。
本発明は、データ提供システム、データ提供プログラム及び権限設定方法に関する。
従来、文書データを共有するにあたって、情報漏洩を防止する為に、特定のユーザのみにアクセス権を付与することがなされてきた。このような技術の一例が、例えば、特許文献1に開示されている。
特許文献1には、ステップ100では、文書データ36の属性データの一覧を文書管理装置12から取得し、これをモニタ52に表示させ、ユーザに共有させたい共有対象文書を選択させること、ステップ102では、ユーザ情報の一覧を文書管理装置12から取得し、これをモニタ52に表示させ、共有対象文書を共有させたい共有対象ユーザを選択させること、ステップ104では、ユーザが選択した共有対象文書の文書ID及び共有対象ユーザのユーザIDを文書管理装置12に送信すること、ステップ108では、共有対象ユーザに設定したいアクセス権を受け付けること、ステップ110では、アクセス権を手動で設定する場合には、ユーザが指定したアクセス権の種類の情報をアクセス権指定情報として文書管理装置12へ送信すること、ステップ112では、文書管理装置12によりアクセス権の変更結果を受信し、その結果をモニタ52に表示させることが記載されている。
特開2011-3131
特許文献1では、ユーザに共有させたい文書データを指定し、該文書データを共有させたいユーザを指定することで、該ユーザに対してアクセス権を付与することができる。しかし、グループに対してアクセス権の設定を行うことができないという問題があった。
上記課題に鑑み、本発明は、共有の対象となるデータを適切なグループに提供可能な新規な技術を提供することを解決すべき課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、共有の対象となるデータを適切なユーザに提供可能なデータ提供システムであって、前記データ提供システムは、記憶部、設定手段、及び表示処理手段を備え、前記記憶部は、アクセス権の設定対象となる対象データと、前記対象データへのアクセス権の付与された対象ユーザと、前記対象ユーザが属する対象グループとを格納し、前記設定手段は、対象グループと、前記対象データとの指定を受け付け、前記アクセス権の設定に係る設定入力を受け付け、前記対象グループと、前記対象データと、前記アクセス権を紐づけたアクセス権情報を登録し、表示処理手段は、前記対象データ及び前記対象グループの一方が指定されると、他方及び設定された前記アクセス権情報を一覧表示する。
また、本発明は、共有の対象となるデータを適切なユーザに提供可能なデータ提供プログラムであって、コンピュータを、記憶部、設定手段、及び表示処理手段として機能させ、前記記憶部は、アクセス権の設定対象となる対象データと、前記対象データへのアクセス権の付与された対象ユーザと、前記対象ユーザが属する対象グループとを格納し、前記設定手段は、対象グループと、前記対象データとの指定を受け付け、前記アクセス権の設定に係る設定入力を受け付け、前記対象グループと、前記対象データと、前記アクセス権を紐づけたアクセス権情報を登録し、前記表示処理手段は、前記対象データ及び前記対象グループの一方が指定されると、他方及び設定された前記アクセス権情報を一覧表示する。
また、本発明は、ユーザに対してデータへのアクセス権を付与する権限設定方法であって、アクセス権の設定対象となる対象データと、前記対象データへのアクセス権の付与された対象ユーザと、前記対象ユーザが属する対象グループとの指定を受け付け、前記アクセス権の設定に係る設定入力を受け付けるステップと、前記対象グループと、前記対象データと、前記アクセス権を紐づけたアクセス権情報を登録するステップと、前記対象データ及び前記対象グループの一方が指定されると、他方及び設定された前記アクセス権情報を一覧表示するステップと、を有する。
このような構成とすることで、共有されるデータ及び共有対象のグループの一方が指定されると、他方及びアクセス権が一覧表示され、一覧表示されたデータ又はグループに対して、アクセス権を設定することができる。これにより、容易にアクセス権の設定をすることができる。
本発明の好ましい形態では、前記表示処理手段は、前記設定手段が前記対象データの指定を受け付けると、前記対象グループと共に、前記対象ユーザを一覧表示し、前記設定手段が前記対象ユーザの指定を受け付けると、前記対象データを一覧表示する。
このような構成とすることで、アクセス権を設定したい対象データを指定すると、対象グループ、及び対象ユーザが一覧表示され、指定された対象データに対するアクセス権の設定を容易にすることができる。また、アクセス権を設定したい対象ユーザを指定すると、対象ユーザが一覧表示され、指定された対象ユーザに対するアクセス権の設定を容易にすることができる。
本発明の好ましい形態では、前記表示処理手段は、前記アクセス権の種別を示すアクセス権種別を一覧表示し、前記設定手段は、前記アクセス権の種別を特定して、前記設定入力を受け付ける。
このような構成とすることで、様々なアクセス権の設定を容易にすることができる。
本発明の好ましい形態では、前記表示処理手段は、前記対象データの指定を受け付けて、前記アクセス権情報を介して該対象データと紐づく前記対象ユーザ及び/又は対象グループを表示する表示画面を表示処理する。
このような構成とすることで、共有の対象となるデータに紐づいているユーザやグループを表示することができる。これにより、データ毎にどのユーザがアクセス権を設定しているかどうかを容易に把握することができる。
本発明の好ましい形態では、前記設定手段は、前記対象データの指定を受け付け、該指定された対象データと紐づいていないユーザ及び/又はグループの指定を受け付けて、該指定された対象データへのアクセス権の付与された前記対象ユーザ及び/又は対象グループとして、該指定されたユーザ及び/又はグループを登録する。
このような構成とすることで、特定のデータについて共有したいユーザを指定することで、該ユーザに対してアクセス権を付与することができる。これにより、追加で登録されたユーザに対して、所望のデータにのみアクセス権を付与することができる。
本発明の好ましい形態では、複数の前記対象データは、階層構造を有し、前記設定手段は、前記ユーザ及び/又はグループを登録すると共に、該指定された対象データ配下の1又は複数の前記対象データへのアクセス権の付与された前記対象ユーザ及び/又は対象グループとして、該ユーザ及び/又はグループを登録する。
このような構成とすることで、階層構造を有するデータのうち、あるデータへのアクセス権の付与対象としてユーザを追加すると、該データ配下のデータに対しても一括して、該ユーザをアクセス権の付与対象として登録することができる。
本発明の好ましい形態では、前記表示処理手段は、前記対象グループの指定を受け付け、該指定された対象グループに属し、前記アクセス権が付与された前記対象ユーザと紐づいた前記対象データと、該対象ユーザと紐づかない前記対象データとを表示画面において区別して表示処理する。
このような構成とすることで、グループに対してアクセス権を付与する場合において、該グループ内のユーザであって、アクセス権が設定されているユーザと紐づくデータと、該ユーザと紐づかないデータを区別して表示することができる。
本発明の好ましい形態では、前記設定手段は、該指定された対象グループに付与されるアクセス権の設定に係る設定入力として、該対象ユーザと紐づかない前記対象データに対してのみ前記設定入力を受け付ける。
このような構成とすることで、グループ内のユーザに対して、データへのアクセス権が設定されている場合には、グループに対する該データへのアクセス権を設定できないようすることができる。これにより、ユーザ毎に個別にアクセス権を設定することを優先することができる。
本発明の好ましい形態では、前記設定手段は、該対象ユーザが紐づかない前記対象データの指定を受け付け、該指定された対象グループに属する前記対象ユーザに対して、該対象データへの前記アクセス権の設定に係る設定入力を受け付ける。
このような構成とすることで、グループ内のユーザに対して、データへのアクセス権が設定されていない場合には、該グループ内のユーザに対して該データへのアクセス権を個別に設定することができる。これにより、グループに対するアクセス権の設定において、イレギュラーがあった場合にも対応することができる。
本発明の好ましい形態では、前記表示処理手段は、前記対象グループの指定を受け付け、前記対象データ毎に、前記アクセス権が付与されているか否かを区別可能に表示する権限表示部と、該指定された対象グループに属する前記対象ユーザ毎に前記設定入力を受け付ける為の個別設定部とを並べて表示処理する。
このような構成とすることで、グループに対してアクセス権が付与されているか否かを確認しながら、該グループに属するユーザに対して個別にアクセス権を設定することができる。
本発明の好ましい形態では、複数の前記対象データは、フォルダ及びファイルを含み、階層構造を有し、前記表示処理手段は、前記アクセス権として閲覧権が設定されていない上位フォルダのうち、配下に前記閲覧権が設定された下位フォルダを格納する上位フォルダを表示処理する。
このような構成とすることで、上位フォルダに対して閲覧権が設定されていない場合であっても、下位フォルダに閲覧権が設定されている場合には、上位フォルダを表示することができる。これにより、上位フォルダから段階的に閲覧権が設定された下位フォルダまでアクセスすることができる。
本発明の好ましい形態では、前記データ提供システムは、データ管理手段を更に備え、前記データ管理手段は、プロジェクトに関するプロジェクト情報の登録を受け付けると、前記プロジェクト毎にルートフォルダを作成し、前記プロジェクトに紐付く前記対象ユーザから前記対象データを登録する指示を受け付けると、前記ルートフォルダ配下に前記対象データを登録する。
このような構成とすることで、プロジェクトに関する情報が登録されると、プロジェクト毎にルートフォルダを作成することができ、該プロジェクトの関係者であってアクセス権が付与されたユーザのみが該ルートフォルダ配下にフォルダを作成することができる。これにより、わざわざプロジェクト毎にルートフォルダを手動で作成する必要がなくなり、誤ったフォルダの作成を防止することができる。また、適切なユーザのみがファルダを作成することができる。
本発明によれば、共有の対象となるデータを適切なグループに提供可能な新規な技術を提供することができる。
本発明の実施形態に係る発明のシステム構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るハードウェア構成図である。 本発明の実施形態に係る発明のシステムの機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る権限を設定するフローチャートの一例である。 本発明の実施形態に係る表示画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る表示画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る表示画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る表示画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る表示画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る表示画面の一例を示す図である。
以下、図面を用いて、本発明の実施形態に関するデータ提供システムについて説明する。なお、以下に示す実施形態は本発明の一例であり、本発明を以下の実施形態に限定するものではなく、様々な構成を採用することもできる。
例えば、本実施形態ではデータ提供システムの構成、動作等について説明するが、実行される方法、装置、コンピュータプログラム等によっても、同様の作用効果を奏することができる。本実施形態では、クライアント端末でその機能を実現する為に外部のコンピュータにおいて当該プログラムを起動させる、いわゆるサーバ・クライアント型のデータ提供システムについて説明する。プログラムは、コンピュータが読み取り可能な非一過性の記録媒体として提供されてもよいし、外部のサーバからダウンロード可能に提供されてもよい。
本発明は、データへのアクセス権を設定することで、共有される共有データを適切なユーザに提供するシステムに関する。本発明においては、共有データ毎及びユーザ毎、又は共有データ毎及びグループ毎にアクセス権が設定される。本明細書では、本システムに登録され、アクセス権が設定されるデータを対象データとする。なお、本実施形態においては、対象データはフォルダ又は、画像ファイル、テキストファイル等のファイルであり、後述のアクセス権情報はフォルダに紐づけられるが、ファイルに紐づけられてもよい。以下では、対象データがフォルダである場合について説明し、対象データを対象フォルダとする。本実施形態において共有される共有データは、建設作業等のプロジェクトに関するものであるが、これに限定されない。なお以下では、共有データは建設作業等のプロジェクトに関するものとして説明する。
また本明細書では、本システムに登録され、後述のアクセス権情報を介して対象フォルダと紐づいていないユーザとグループを「ユーザ」と「グループ」、対象フォルダと紐づき、該対象フォルダへのアクセス権の付与されたユーザとグループを「対象ユーザ」と「対象グループ」として定義する。
<1.システム構成>
図1は、一実施の形態のシステムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、データ提供システム0は、情報管理装置1(サーバ)と、ユーザ端末装置3(クライアント)を備え、これらがネットワークNWを介して通信可能に構成される。
情報管理装置1として、汎用のサーバ向けのコンピュータやパーソナルコンピュータ等を利用することが可能である。ユーザ端末装置3として、パーソナルコンピュータやスマートフォン、タブレット端末、ウェアラブルデバイス等を利用することができる。ユーザ端末装置3は、情報管理装置1に対してリクエストを行い、レスポンスを受け取る為の情報管理装置利用プログラムを有する。
ネットワークNWは、本実施形態では、IP(Internet Protocol)ネットワークであるが、通信プロトコルの種類に制限はなく、更に、ネットワークの種類、規模にも制限はない。
<1.1.ハードウェア構成>
図2は、ハードウェア構成図である。図2(a)に示すように、情報管理装置1は、処理部101、記憶部102及び、通信部103を備える。
処理部101は、命令セットを実行可能なCPUなどのプロセッサを有し、本発明に係るデータ提供プログラム、OSやその他のアプリケーションを実行することで、情報管理装置1の動作処理全体を制御する。
記憶部102は、命令セットを記憶可能なRAMなどの揮発性メモリ、OS及びデータ提供プログラムなどを記録可能なHDDやSSDなどの不揮発性の記録媒体を有する。
通信部103は、ネットワークに接続する為の通信インタフェース装置を有し、ネットワークNWとの通信制御を実行して、情報の入出力を行う。
図2(b)に示すように端末装置90(ユーザ端末装置3)は、処理部901、記憶部902、通信部903、入力部904及び、表示部905を有する。
処理部901は、命令セットを実行可能なCPUなどのプロセッサを有し、情報管理装置1を利用する為の情報管理装置利用プログラム、OSやその他のアプリケーションを実行することで、ユーザ端末装置3の動作処理全体を制御する。
記憶部902は、命令セットを記憶可能なRAMなどの揮発性メモリ、OS及び情報管理装置利用プログラムなどを記録可能なHDDやSSDなどの不揮発性の記録媒体を有する。
通信部903は、ネットワークに接続する為の通信インタフェース装置を有し、ネットワークNWとの通信制御を実行して、情報の入出力を行う。
入力部904は、キーボードやタッチパネルなどの入力処理が可能な入力デバイスを有する。
表示部905は、ディスプレイなどの表示処理が可能な表示デバイスを有する。
<1.2.情報管理装置の機能構成>
図3は、データ提供システム0の機能ブロック図である。図3に示すように、情報管理装置1は、配信手段11、受付手段12、データ管理手段13、設定手段14、及びデータベース2を備える。また、ユーザ端末装置3は、表示処理手段31及び、データ格納手段32を備える。これは、ソフトウェア(記憶部102/記憶部902に記憶されている)による情報処理が、ハードウェア(処理部101/901等)によって具体的に実現されたものである。
なお、情報管理装置1が備える各機能構成要素(手段)の一部又は全部がクライアントであるユーザ端末装置3に備えられてもよい。例えば、ユーザ端末装置3が受付手段12、データ管理手段13、設定手段14等を備え、情報管理装置1は共有データ等の種々のデータを記録管理するクラウドストレージであってもよい。本実施形態では、データ提供システム0は、情報管理装置利用プログラムを実行したユーザ端末装置3を介して利用されるが、ユーザ端末装置3に対してデータ提供プログラムをインストールすることで、情報管理装置1を構成してもよい。なお、装置は、ネットワークNW又は別のネットワークにより情報の送受信が可能になされた複数のコンピュータにより構成されてもよい。
<1.3.データベース2>
データベース2は、共有データ21、プロジェクト情報22、ユーザ情報23、グループ情報24、及びアクセス権情報25を格納する。
配信手段11はデータベース2に格納された種々の情報をユーザ端末装置3に対して配信し、データ格納手段32は配信された種々の情報を記憶部902に格納する。表示処理手段31は、配信された種々の情報を表示処理し、表示処理結果を表示部905に送信することで、種々の画面をユーザ端末装置3において表示させる。
<1.4.共有データ21>
配信手段11は、建設作業に関する共有データ21をユーザ端末装置3に対して配信し、表示処理手段31がユーザ端末装置3の表示部905に共有データ21を表示させる。本実施形態において共有データ21は、対象フォルダと、画像ファイル及びテキストファイル等のファイルとであって、階層構造を有する。本実施形態において共有データ21は、対象フォルダとして、建設作業のプロジェクト毎に1のプロジェクトフォルダを含む。そして、プロジェクトフォルダ直下には、1又は複数の対象フォルダが格納される。そして、1の対象フォルダの配下には、特定のユーザが作成した1又は複数の対象フォルダ、及び/又はユーザ端末装置3からアップロードされた1又は複数のファイルが格納される。なお本実施形態においては、プロジェクトフォルダ直下の対象フォルダとしては、例えば検査区分など配下にフォルダ構成を作成できかつファイルも格納できるフォルダであることが好ましい。
なお、本実施形態では、2つ以上の対象フォルダを比較した場合に、ルートフォルダに近い側の対象フォルダを上位対象フォルダ、遠い側の対象フォルダを下位対象フォルダと呼ぶ。
なお、情報管理装置1において、データベース2に格納された種々の情報を表示処理してもよく、ユーザ端末装置3では、送信された表示処理結果を受け取って表示部905に種々の画面を表示させてもよい。以降は説明の簡略化の為、不明にならない範囲で、配信手段11、表示処理手段31及びデータ格納手段32の介在を省略して説明する。
<1.4.プロジェクト情報22>
受付手段12は、データベース2に登録する種々情報を受け付ける。建設作業のプロジェクトに関するプロジェクト情報22を登録する。本実施形態においてプロジェクトとは、1又は複数の建物について施工や点検等を様々な個人、組織が参加する1の建設作業等の計画のことである。プロジェクト情報は、プロジェクト情報を一意に特定するプロジェクトID、プロジェクト名、プロジェクト期間、及び会社ID等を含む。
<1.5.ユーザ情報23の登録>
受付手段12は、本発明のシステムを利用するユーザに関するユーザ情報を登録する。ユーザ情報23は、ユーザを一意に特定するユーザID、氏名、グループID、連絡先、会社ID又は会社名、権限属性、プロジェクトID等を含む。ここで、権限属性は、「プロジェクト管理者」及び「一般」を含む。本実施形態においては、権限属性が「プロジェクト管理者」であるユーザは、アクセス権の有無に関係なく全ての対象フォルダの操作が可能である。そして、権限属性が「一般」であるユーザは、アクセス権が付与された対象フォルダのみ操作が可能となる。即ち、権限属性が「一般」であるユーザに対してのみアクセス権が付与される。なお、本実施形態においては、個別にユーザ情報23を登録するが、プロジェクト情報が登録されると共に、会社IDを介してプロジェクト情報と紐づくユーザ情報23が登録されてもよい。
<1.6.グループ情報24の登録>
受付手段12は、複数のユーザにより形成されるグループに関するグループ情報24を登録する。グループ情報24は、グループを一意に特定するグループID、グループ名を含み、プロジェクトIDと紐づけて登録される。
なお、本実施形態において受付手段12は、権限属性が「プロジェクト管理者」であるユーザからユーザ情報23及びグループ情報24の登録に係る入力を受け付けて、ユーザ情報23及びグループ情報24を登録する。一方、受付手段12は、ユーザ情報23及び/又はグループ情報24の登録に係る入力を可能にする権限の設定を受け付け、該権限が付与されたユーザからユーザ情報23及び/又はグループ情報24の登録に係る入力を受け付けてもよい。
<1.7.アクセス権情報25の登録>
設定手段14は、対象ユーザ及び/又は対象グループに付与されるアクセス権に関するアクセス権情報25を登録する。アクセス権情報25は、アクセス権情報25を一意に特定するアクセス権情報ID、ユーザID又はグループID、対象フォルダ、及びアクセス権を含む。本実施形態において設定手段14は、アクセス権の種別(以下、アクセス権種別と呼ぶ)毎にアクセス権を登録する。なお、アクセス権が設定されているアクセス権種別のアクセス権のみが登録されてもよい。
<2.1.データ管理手段13>
データ管理手段13は、ファイルやフォルダに対する操作を管理する。本実施形態においてデータ管理手段13は、ユーザ端末装置3からアップロードされたファイルと、特定のアクセス権が付与された対象ユーザから指示を受け付けて作成した対象フォルダとを登録する。本実施形態においてデータ管理手段13は、権限属性が「プロジェクト管理者」又は「一般」であるユーザからファイルのアップロードを受け付ける。なお、本実施形態において好ましくは、データ管理手段13は、ファイル及び対象フォルダをプロジェクトと紐づけて登録する。
また本実施形態の好ましい形態では、データ管理手段13は、プロジェクト毎にルートフォルダを作成し、該ルートフォルダ配下に対象フォルダを作成する。データ管理手段13は、受付手段12がプロジェクト情報の登録を受け付けると、プロジェクト毎にルートフォルダを作成する。
本実施形態においては、受付手段12が、権限属性が「プロジェクト管理者」であるユーザからプロジェクト情報の登録を受け付けることで、データ管理手段13はルートフォルダを作成する。
<2.2.設定手段14>
設定手段14は、対象ユーザ毎、対象データ毎のアクセス権に関するアクセス権情報を登録する。対象ユーザ又は対象グループと、対象フォルダとの指定を受け付け、アクセス権の設定に係る設定入力を受け付けることで、アクセス権情報を登録する。本実施形態において設定手段14は、アクセス権種別を特定して、設定入力を受け付けることで、アクセス権を設定する。なお、本実施形態においては、権限属性が「プロジェクト管理者」であるユーザから、アクセス権の設定に係る入力を受け付ける。一方、受付手段12は、アクセス権の設定に係る入力を可能にする権限の設定を受け付け、該権限が付与されたユーザから設定に係る入力を受け付けてもよい。
<3.アクセス権の設定フローチャート>
次いで、図4を参照して、アクセス権を設定する為の権限設定方法について説明する。図4は、アクセス権情報を登録し、対象ユーザに共有データ21を表示するまでの処理フローチャートの一例を示す図である。
<3.1.ユーザ情報23の登録>
まずステップS1(以下、単に「ステップSX」を「SX」とする)において、受付手段12は、ユーザ情報23の登録を受け付ける。本実施形態において受付手段12は、ユーザ情報23として、ユーザ名、連絡先としてメールアドレス、会社名、権限属性として「一般」又は「プロジェクト管理者」を受け付ける。なお、本実施形態において受付手段12は、ユーザが参加するプロジェクトの指定を受け付け、ユーザ情報23の登録を受け付けることで、該指定されたプロジェクトとユーザを紐づけて登録する。
<3.2.グループ情報24の登録>
次いで、S2において受付手段12は、グループ情報24とユーザ情報23を紐付ける。本実施形態において受付手段12は、グループ情報24が作成されていない場合には、プロジェクト毎にグループ情報24を作成する。そして、受付手段12は、作成したグループ情報24のグループに追加したいユーザの指定を受け付けることで、該ユーザとグループ情報24を紐づけて登録する。なお、本実施形態においてグループに追加可能なユーザは、権限属性が「一般」のユーザであることが好ましい。
<3.3.アクセス権情報25の登録>
そして、S3において設定手段14は、アクセス権情報25を登録する。本実施形態においては、プロジェクト毎にプロジェクト管理者がアクセス権情報25の登録を行うが、登録方法として3つの形態がある。そして、アクセス権情報25は形態毎にそれぞれ区別可能に登録される。以下、図5~8を参照して、それぞれの形態について説明する。なお、以下では、不明確にならない限り、「ユーザ及び/又はグループ」を「ユーザ等」、「対象ユーザ及び/又は対象グループ」を「対象ユーザ等」と呼ぶ。
<3.3.1.アクセス権情報25の登録:第1の形態>
第1の形態では、まず1の対象フォルダを指定し、次に対象ユーザ等を指定することで、対象フォルダ等毎にアクセス権を付与する。そして、指定された該対象フォルダ、対象ユーザ又は対象グループ、及びアクセス権を紐づけたアクセス権情報25が登録される。図5は、第1の形態におけるアクセス権情報25を登録する為の画面の図示例である。
図5(a)は、対象ユーザ等と、対象ユーザ等に付与されたアクセス権とを表示する表示画面W1の一例を示す図である。表示画面W1は、対象フォルダ一覧SFL及び対象ユーザ等一覧SULを含む。
本実施形態において表示画面W1は、対象フォルダ一覧SFL及び対象ユーザ等一覧SULを並べて表示する。対象フォルダ一覧SFLは、プロジェクトフォルダPF毎に紐づいた1又は複数の対象フォルダSFを指定可能に表示する。また対象ユーザ等一覧SULは、対象フォルダ一覧SFLにおいて指定された対象フォルダSFに対して少なくとも1のアクセス権種別のアクセス権が付与された対象ユーザ等、及びアクセス権を表示する。図示例では、対象フォルダとして「Excel(登録商標)出力」の指定を受け付け、「Excel出力」に紐づく対象ユーザ「山田職長」と、対象グループ「222」に付与されたアクセス権が、アクセス権種別毎にそれぞれ表示されている。
なお、本実施形態において対象ユーザ等一覧SULは、対象ユーザ等及びアクセス権を表示するが、対象ユーザ等のみを表示してもよい。また、本実施形態ではアクセス権種別毎にアクセス権が付与されているか否かを区別可能に表示するが、アクセス権が設定されているアクセス権種別のアクセス権のみを表示してもよい。
図5(b)は、アクセス権情報25の登録を行う為の設定画面W11の一例を示す図である。本実施形態では、表示画面W1の「権限を編集」が選択入力されることで、表示画面W1に重畳して設定画面W11が表示される。設定画面W11は、ユーザ等一覧UL及び対象ユーザ等一覧SULを含む。
本実施形態においてユーザ等一覧ULは、プロジェクトに紐づくユーザ等であって、該指定された対象フォルダSFと紐づいていないユーザ等を表示する。また、対象ユーザ等一覧SULは、プロジェクトに紐づき、該指定された対象フォルダSFに対して少なくとも1のアクセス権種別のアクセス権が付与された対象ユーザ等を表示する。そして、アクセス権の設定に係る設定入力を、対象ユーザ等毎に受付可能に構成される。
設定手段14は、対象ユーザ等の指定を受け付け、該設定入力としてアクセス権種別毎に選択入力を受け付けることで、アクセス権を付与するか否かを特定し、アクセス権情報25を登録する。図示例では、アクセス権が付与されているアクセス権種別が「〇」、付与されていないアクセス権種別が「×」となって表示されており、選択入力を受け付ける毎に「〇」と「×」が切り替わって表示される。なお、設定入力として、権限を付与するアクセス権種別のみを選択形式で受け付けてもよい。
ここで、本実施形態の第1の形態におけるアクセス権種別は「ファイル」、「フォルダ」、「メモ」を含む。ここで「ファイル」とは、指定された対象フォルダSF直下にファイルをアップロードできるか、直下のファイルの名前変更、削除、及びページ操作ができるか否かの権限を示す。また「フォルダ」とは、指定された対象フォルダSF直下に対象フォルダSFを追加できるか、直下の対象フォルダSFの名前変更及び削除ができるか否かの権限を示す。また「メモ」は、指定された対象フォルダSF直下のファイルを表示した後、該ファイルへ、手書きメモ、スタンプ、ピンなどのメモを追加、編集、及び削除ができるか否かの権限を示す。
また設定手段14は、ユーザ等一覧ULにおいて表示されるユーザ等の指定を受け付け、登録に係る入力を受け付けることで、該ユーザ等を対象ユーザ等として登録する。そして、該登録された対象ユーザ等が、対象ユーザ等一覧SULにおいて表示される。なお、ユーザ等の指定を受け付けることで、指定されたユーザ等を対象ユーザ等として登録してもよい。
また更に設定手段14は、該指定された対象フォルダSFに対するアクセス権情報25を、該指定された対象フォルダSF配下の1又は複数の対象フォルダSFに対するアクセス権情報25として、登録する。即ち、対象ユーザ等のアクセス権情報25、及び新しく対象ユーザ等として登録されたユーザ等のアクセス権情報25を、配下の対象フォルダSFに対しても適用することができる。
なお、本実施形態においては、設定画面W11の対象ユーザ等一覧SULにおいて、アクセス権の設定に係る設定入力を受け付け可能に構成されるが、表示画面W1の対象ユーザ等一覧SULにおいて、設定入力を受け付け可能に構成されてもよい。
<3.3.2.アクセス権情報25の登録:第2の形態>
第2の形態では、まず1のユーザ又は対象ユーザを指定し、次に対象フォルダを指定することで、ユーザ又は対象ユーザ毎にアクセス権を設定する。そして、指定された該対象フォルダ、ユーザ又は対象ユーザ、及びアクセス権を紐づけたアクセス権情報25が登録される。図6は、第2の形態におけるアクセス権情報25を登録する為の画面の図示例である。
図6(a)は、対象フォルダと、対象フォルダに設定されるアクセス権とを表示する表示画面W2の一例を示す図である。表示画面W2は、全ユーザ一覧AUL及び対象フォルダ一覧SFLを含む。
本実施形態において表示画面W2は、全ユーザ一覧AUL及び対象フォルダ一覧SFLを並べて表示する。全ユーザ一覧AULは、プロジェクトに紐づくユーザ及び/又は対象ユーザを指定可能に表示する。また対象フォルダ一覧SFLは、プロジェクトフォルダPF毎に紐づいた1又は複数の対象フォルダSFを表示する。そして、それぞれの対象フォルダ毎に、全ユーザ一覧AULにおいて指定されたユーザ又は対象ユーザに付与されたアクセス権を表示する。図示例では、対象ユーザとして「山田職長」の指定を受け付け、「山田職長」に紐づく各対象フォルダのアクセス権が、アクセス権種別毎に表示されている。
図6(b)は、アクセス権情報25の登録を行う為の設定画面W21の一例を示す図である。本実施形態では、表示画面W2の「権限を編集」が選択入力されることで、表示画面W2に重畳して設定画面W21が表示される。
本実施形態において設定画面W21は、プロジェクトフォルダPF毎に紐づいた1又は複数の対象フォルダSFを表示する。そして、それぞれの対象フォルダ毎に、該指定されたユーザ又は対象ユーザに付与されるアクセス権をアクセス権種別毎に設定入力可能に表示する。設定手段14は、対象フォルダの指定を受け付け、アクセス権の設定入力としてアクセス権種別毎に選択入力を受け付けることで、アクセス権を付与するか否かを特定し、アクセス権情報25を登録する。
ここで第2の形態では、該指定されたユーザ又は対象ユーザが属し、アクセス権が付与された対象グループと紐づいた対象フォルダと、該対象グループと紐づかない対象フォルダとを区別して表示する。図示例では、対象ユーザとして「山田職長」の指定を受け付け、対象フォルダのうち、対象ユーザ「山田職長」が属し、アクセス権が付与されている対象グループと紐づく対象フォルダ「EXPO用プロジェクト」が薄墨色で呈色して表示されている。
また本実施形態の第2の形態におけるアクセス権種別は「閲覧」、「ファイル」、「フォルダ」、「メモ」を含む。ここで「閲覧」とは、指定された対象フォルダ直下のファイル閲覧、又はダウンロードできるか否かの権限を示す。なお、以下の第3の形態におけるアクセス権種別も同様のアクセス権種別を含む。
<3.3.3.アクセス権情報25の登録:第3の形態>
第3の形態では、まず1のグループ又は対象グループを指定し、次に対象フォルダを指定することで、グループ又は対象グループ毎にアクセス権を設定する。そして、指定された該対象フォルダ、グループ又は対象グループ、及びアクセス権を紐づけたアクセス権情報25が登録される。図7は、第3の形態におけるアクセス権情報25を登録する為の画面の図示例である。
図7(a)は、対象フォルダと、対象フォルダに設定されるアクセス権とを表示する表示画面W3の一例を示す図である。表示画面W3は、全グループ一覧AGL及び対象フォルダ一覧SFLを含む。
本実施形態において表示画面W3は、全グループ一覧AGL及び対象フォルダ一覧SFLを並べて表示する。全グループ一覧AGLは、プロジェクトに紐づくグループ及び/又は対象グループを指定可能に表示する。また対象フォルダ一覧SFLは、プロジェクトフォルダPF及び対象フォルダSFを表示する。そして、それぞれの対象フォルダ毎に、該指定されたグループ又は対象グループに付与されたアクセス権を表示する。また第3の形態では、該指定されたグループ又は対象グループに属し、アクセス権が付与された対象ユーザと紐づいた対象フォルダと、該対象ユーザと紐づかない対象フォルダとを区別して表示する。図示例では、対象グループとして「111」の指定を受け付け、対象フォルダのうち、対象グループ「111」に属し、アクセス権が個別に付与されている対象ユーザと紐づく対象フォルダ、即ち第2の形態においてアクセス権が設定された対象フォルダを薄墨色で呈色して表示している。
図7(b)は、アクセス権情報25の登録を行う為の設定画面W31の一例を示す図である。本実施形態では、表示画面W3の「権限を編集」が選択入力されることで、表示画面W3に重畳して設定画面W31が表示される。
本実施形態において設定画面W31は、プロジェクトフォルダPF及び対象フォルダSFを表示する。そして、該指定された対象グループに属し、アクセス権が付与された対象ユーザと紐づいた対象フォルダと、該対象ユーザと紐づかない対象フォルダとを区別して表示する。また設定画面W31は、アクセス権が付与された対象ユーザと紐づいていない対象フォルダ毎に、該指定された対象グループに付与されるアクセス権をアクセス権種別毎に設定可能に表示する。具体的には、設定手段14は、第2の形態において、対象ユーザと対象フォルダが紐づいたアクセス権情報を登録すると共に、第2の形態で登録されたことを示すフラグを紐づけて登録する。そして、表示処理手段31は、第3の形態において、該フラグが紐づいている対象フォルダに対してアクセス権が設定できないように、設定画面W31を表示処理する。即ち、第2の形態においてアクセス権が設定されている対象フォルダは、第3の形態ではアクセス権が設定できないように構成される。
そして、設定手段14は、対象フォルダの指定を受け付け、設定入力としてアクセス権種別毎に選択入力を受け付けることで、アクセス権を付与するか否かを特定し、アクセス権情報25を登録する。
なお、本実施形態においては、該指定された対象グループに属し、アクセス権が付与された対象ユーザと紐づく対象フォルダは、指定不可能に構成することで、アクセス権が設定できないように構成される。一方、該対象フォルダの指定を受け付け可能に構成し、エラー表示することでアクセス権が設定できないように構成してもよい。
また本実施形態において設定画面W31は、アクセス権が付与されているか否かを区別可能に表示する権限表示部ADPと、該指定された対象グループに属する対象ユーザ毎にアクセス権の設定を受け付ける為の個別設定部ISPとを並べて表示する。そして、個別設定部ISPの選択入力を受け付けることで、該指定された対象グループに属する対象ユーザ毎にアクセス権の設定を受け付ける為の個別設定画面が、設定画面W31に重畳して表示される。
図8は、個別設定画面W32の一例を示す図である。個別設定画面W32は、該指定されたグループ又は対象グループ、及び該グループ又は対象グループに属するユーザ又は対象ユーザを表示する。そして、設定手段14は、個別設定画面W32の「個別設定」の選択入力を受け付け、該ユーザ又は対象ユーザ毎に、アクセス権の設定入力としてアクセス権種別毎に選択入力を受け付けることで、アクセス権を付与するか否かを特定し、アクセス権情報25を登録する。
なお、本実施形態においては、設定画面W31において、アクセス権の設定入力、及び個別設定部ISPの選択入力を受け付けるが、表示画面W3において受け付けてもよい。また、本実施形態においては、個別設定画面W32を設定画面W31に重畳して表示するが、個別設定画面W32を個別設定部ISPとして権限表示部ADPに並べて表示してもよい。
以上の構成により、アクセス権限の登録方法には様々な方法があり、所望のアクセス権設定に適した登録方法を用いて、アクセス権を設定することができる。また、対象グループ、対象ユーザ、又は対象フォルダにどのようにアクセス権が設定されているのかを一覧で確認することができ、容易にアクセス権の設定をすることができる。また更にはアクセス権を一覧で確認することができる為、誤ったアクセス権の設定を防止することができる。
<3.4.共有画面の表示例>
以上、第1~3の形態の登録方法によって、アクセス権情報25が登録される。そして、S4において、アクセス権情報25に基づいて、対象ユーザに対して共有データ21が表示される。以下、図9、10を参照して、対象ユーザに対して表示される画面を説明する。なお以下では、対象ユーザの例として「山田職長」を、「山田職長」に付与されるアクセス権として図6(b)を参照する。
<3.4.1.プロジェクトフォルダPF直下の共有データ21>
図9は、プロジェクトフォルダPF直下に格納される共有データ21を表示する共有画面W4の表示例である。共有画面W4は、対象フォルダ一覧SFL、及び共有データ一覧SDLを含む。本実施形態においては、共有画面W4は、対象フォルダ一覧SFL、及び共有データ一覧SDLを並べて表示する。そして、対象フォルダ一覧SFLにおいて、閲覧したい対象フォルダが指定されることで、共有データ一覧SDLにおいて該対象フォルダ直下に格納される共有データ21が表示される。
図9(a)は、プロジェクト管理者、又は全ての対象フォルダに対してアクセス権が付与されている対象ユーザのユーザ端末装置3に表示される共有画面W4の表示例である。図示例では、プロジェクトフォルダPFが指定され、プロジェクトフォルダPF直下の共有データ21である対象フォルダSFとして、「デモ用画面」、「指摘入り図面」、「指示書・報告書」、「マスタ画面」が表示されている。
図9(b)は、「山田職長」のユーザ端末装置3に表示される共有画面W4の表示例である。ここで、本実施形態において共有画面W4は、アクセス権として閲覧権が設定されていない上位対象フォルダのうち、配下に閲覧権が設定された下位対象フォルダを格納する上位対象フォルダと、閲覧権が設定されている上位対象フォルダとを表示する。
具体的には、図6(b)より、「山田職長」に「閲覧」が設定されている対象フォルダSFは、「デモ用画面」、「マスタ画面」であって、「閲覧」が設定されていない対象フォルダSFのうち、配下の対象フォルダSFに「閲覧」が設定されている対象フォルダSFは、「指摘入り図面」である。そして図9(b)では、対象フォルダ一覧SFL及び共有データ一覧SDLにおいて、「山田職長」が閲覧可能な対象フォルダSFとして、これらの対象フォルダSFが表示される。
<3.4.2.対象フォルダSF直下の共有データ21>
図10は、対象フォルダSF直下に格納される共有データ21を表示する共有画面W4の表示例である。図10(a)は、プロジェクト管理者、又は全ての対象フォルダに対してアクセス権が付与されている対象ユーザのユーザ端末装置3に表示される共有画面W4の表示例である。図示例では、対象フォルダSFとして「指摘入り図面」が指定されている。そして、指定された「指摘入り図面」直下の共有データ21である、対象フォルダSFである「平面図」、「間取図」と、ファイルである「あああ.reb」、「あああ.reb.pdf」が表示されている。
図10(b)は、「山田職長」のユーザ端末装置3に表示される共有画面W4の表示例である。図示例では、対象フォルダ一覧SFLにおいて、「閲覧」が設定されている対象フォルダSFとして「デモ用画面」及び「マスタ画面」と、下位フォルダに「閲覧」が設定されている対象フォルダSFとして「指摘入り図面」とが表示されている。そして、対象フォルダSFのうち「指摘入り図面」が指定され、「指摘入り図面」配下の共有データ21のうち、「閲覧」が設定されている「平面図」のみが共有データ一覧SDLにおいて表示されている。
0 :データ提供システム
1 :情報管理装置
2 :記憶装置
3 :ユーザ端末装置
101 :処理部
102 :記憶部
103 :通信部
90 :端末装置
901 :処理部
902 :記憶部
903 :通信部
904 :入力部
905 :表示部
11 :配信手段
12 :受付手段
13 :データ管理手段
14 :設定手段
15 :通知手段
21 :共有データ
22 :プロジェクト情報
23 :ユーザ情報
24 :グループ情報
25 :アクセス権情報
31 :表示処理手段
32 :データ格納手段
W1 :表示画面
W11 :設定画面
W2 :表示画面
W21 :設定画面
W3 :表示画面
W31 :設定画面
W32 :個別設定画面
W4 :共有画面

Claims (13)

  1. 共有の対象となるデータを適切なユーザに提供可能なデータ提供システムであって、
    前記データ提供システムは、記憶部、設定手段、及び表示処理手段を備え、
    前記記憶部は、アクセス権の設定対象となる対象データと、前記対象データへのアクセス権の付与された対象ユーザと、前記対象ユーザが属する対象グループとを格納し、
    前記設定手段は、前記対象グループに対して前記アクセス権を設定する場合、前記対象グループ及び前記対象データの指定を受け付け、指定された前記対象グループ及び前記対象データを紐づけて、前記対象グループに対する前記対象データへの前記アクセス権を示すアクセス権情報を登録し、
    前記対象ユーザに対して前記アクセス権を設定する場合、前記対象ユーザ及び前記対象データの指定を受け付け、指定された前記対象ユーザ及び前記対象データを紐づけて、前記対象ユーザに対する前記対象データへの前記アクセス権を示すアクセス権情報を登録し、
    前記表示処理手段は、前記対象グループに対して前記アクセス権の設定に係る入力を受け付ける場合、前記対象グループの指定を受け付けると、前記対象データ及び設定された前記アクセス権情報を一覧表示
    前記一覧は、指定された該対象グループに属する前記対象ユーザと前記アクセス権情報を介して紐づかない前記対象データに対して、指定された該対象グループに属する前記対象ユーザに前記アクセス権を設定する為の設定画面を表示する個別設定部を一覧表示された前記対象データ毎に含む、データ提供システム。
  2. 前記表示処理手段は、
    前記対象グループに対して前記アクセス権の設定に係る入力を受け付ける場合、
    前記対象グループの指定を受け付け、指定された該対象グループに属する前記対象ユーザに対して前記アクセス権が設定されているか否かに応じて、前記対象データについて指定を受け付け可能に前記対象データの一覧を表示処理する、及び/又は
    前記対象ユーザに対して前記アクセス権の設定に係る入力を受け付ける場合、
    前記対象ユーザの指定を受け付け、指定された該対象ユーザが属する前記対象グループに対して前記アクセス権が設定されているか否かに応じて、前記対象データについて指定を受け付け可能に前記対象データの一覧を表示処理する、請求項1に記載のデータ提供システム
  3. 複数の前記対象データはフォルダであって、前記フォルダは、ファイル及び/又はフォルダを格納し、フォルダを格納することで階層構造を成し、
    前記表示処理手段は、
    指定された対象ユーザ及び/又は対象グループ、並びに前記フォルダを紐づけて、該フォルダ直下のファイルへのアクセス権を示すアクセス権情報を登録する処理と、
    上位フォルダについて前記アクセス権情報の設定を受け付け、且つ該上位フォルダ配下の下位フォルダについてアクセス権を設定する指示を受け付けた場合に、前記上位フォルダに設定された前記アクセス権情報を、前記下位フォルダに対して登録する処理と、
    を択一的に実行可能に、利用者からの選択入力を受け付ける画面を表示処理する、
    請求項1又は請求項2に記載のデータ提供システム。
  4. 前記表示処理手段は、前記アクセス権として閲覧権が設定されていない上位フォルダのうち、配下に前記閲覧権が設定された下位フォルダを格納する上位フォルダを表示処理する、請求項3に記載のデータ提供システム
  5. 前記表示処理手段は、前記アクセス権の種別を示すアクセス権種別を一覧表示し、
    前記設定手段は、前記アクセス権種別を特定して、前記アクセス権の設定に係る入力を受け付ける、請求項1又は請求項2に記載のデータ提供システム。
  6. 前記表示処理手段は、前記対象データの指定を受け付けて、前記アクセス権情報を介して該対象データと紐づく前記対象ユーザ及び/又は対象グループを表示する表示画面を表示処理する、請求項1に記載のデータ提供システム。
  7. 前記設定手段は、前記対象データの指定を受け付け、該指定された対象データと紐づいていないユーザ及び/又はグループの指定を受け付けて、
    該指定された対象データへのアクセス権の付与された前記対象ユーザ及び/又は対象グループとして、該指定されたユーザ及び/又はグループを登録する、請求項1に記載のデータ提供システム。
  8. 前記表示処理手段は、前記対象グループの指定を受け付け、
    該指定された対象グループに属し、前記アクセス権が付与された前記対象ユーザと紐づいた前記対象データと、該対象ユーザと紐づかない前記対象データとを表示画面において区別して表示処理する、請求項1又は請求項2に記載のデータ提供システム。
  9. 前記設定手段は、該指定された対象グループに付与されるアクセス権の設定に係る設定入力として、該対象ユーザと紐づかない前記対象データに対してのみ前記設定入力を受け付ける、請求項に記載のデータ提供システム。
  10. 前記表示処理手段は、前記対象グループの指定を受け付け、
    前記対象データ毎に、前記アクセス権が付与されているか否かを区別可能に表示する権限表示部と、前記個別設定部とを並べて表示処理する、請求項1又は請求項2に記載のデータ提供システム。
  11. 前記データ提供システムは、データ管理手段を更に備え、
    前記データ管理手段は、プロジェクトに関するプロジェクト情報の登録を受け付けると、前記プロジェクト毎にルートフォルダを作成し、
    前記プロジェクトに紐付く前記対象ユーザから前記対象データを登録する指示を受け付けると、前記ルートフォルダ配下に前記対象データを登録する、請求項1又は請求項2に記載のデータ提供システム。
  12. 共有の対象となるデータを適切なユーザに提供可能なデータ提供プログラムであって、コンピュータを、記憶部、設定手段、及び表示処理手段として機能させ、
    前記記憶部は、アクセス権の設定対象となる対象データと、前記対象データへのアクセス権の付与された対象ユーザと、前記対象ユーザが属する対象グループとを格納し、
    前記設定手段は、前記対象グループに対して前記アクセス権を設定する場合、前記対象グループ及び前記対象データの指定を受け付け、指定された前記対象グループ及び前記対象データを紐づけて、前記対象グループに対する前記対象データへの前記アクセス権を示すアクセス権情報を登録し、
    前記対象ユーザに対して前記アクセス権を設定する場合、前記対象ユーザ及び前記対象データの指定を受け付け、指定された前記対象ユーザ及び前記対象データを紐づけて、前記対象ユーザに対する前記対象データへの前記アクセス権を示すアクセス権情報を登録し、
    前記表示処理手段は、前記対象グループに対して前記アクセス権の設定に係る入力を受け付ける場合、前記対象グループの指定を受け付けると、前記対象データ及び設定された前記アクセス権情報を一覧表示
    前記一覧は、指定された該対象グループに属する前記対象ユーザと前記アクセス権情報を介して紐づかない前記対象データに対して、指定された該対象グループに属する前記対象ユーザに前記アクセス権を設定する為の設定画面を表示する個別設定部を一覧表示された前記対象データ毎に含む、データ提供プログラム。
  13. ユーザに対してデータへのアクセス権を付与する権限設定方法であって、
    アクセス権の設定対象となる対象データと、前記対象データへのアクセス権の付与された対象ユーザと、前記対象ユーザが属する対象グループとを格納するステップと、
    前記対象グループに対して前記アクセス権を設定する場合、前記対象グループ及び前記対象データの指定を受け付け、指定された前記対象グループ及び前記対象データを紐づけて、前記対象グループに対する前記対象データへの前記アクセス権を示すアクセス権情報を登録し、
    前記対象ユーザに対して前記アクセス権を設定する場合、前記対象ユーザ及び前記対象データの指定を受け付け、指定された前記対象ユーザ及び前記対象データを紐づけて、前記対象ユーザに対する前記対象データへの前記アクセス権を示すアクセス権情報を登録し、
    前記対象グループに対して前記アクセス権の設定に係る入力を受け付ける場合、前記対象グループの指定を受け付けると、前記対象データ及び設定された前記アクセス権情報を一覧表示するステップと、を有し、
    前記一覧は、指定された該対象グループに属する前記対象ユーザと前記アクセス権情報を介して紐づかない前記対象データに対して、指定された該対象グループに属する前記対象ユーザに前記アクセス権を設定する為の設定画面を表示する個別設定部を一覧表示された前記対象データ毎に含む、権限設定方法。
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