JP7366959B2 - シートロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シートロック装置に関する。
特許文献1には、シートロック装置を有する鞍乗り型車両において、シートロックを解除する操作ケーブルがキャップを介してケーブルステーに支持される構成が記載されている。特許文献1では、ケーブルステーはロック機構と一体に設けられている。
特開2007-062561号公報
ところで、シートロック装置のシートロック機構は、鞍乗り型車用の種類に関わらずに設置できることが望ましく、いわゆる、コモナリティを有することが望ましい。また、シートロック装置では、操作ケーブルの配索性に関する一般的な課題も存在する。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、シートロック機構のコモナリティや操作ケーブルの配索自由度を向上させることを目的とする。
シートロック装置は、乗員が座るシートを着脱可能に設けた鞍乗り型車両が備えるシートロック装置において、左右一対のシートレール間に設けられるブリッジの下面にシートロック機構を備え、前記シートロック機構はシート底板に設けられるストライカーに係合する操作子と、前記操作子を操作する操作ケーブルと、を有し、前記操作ケーブルを保持するケーブルステーは、前記シートロック機構とは別体に設けられ、前記シートロック機構の後側に位置して、前記ブリッジに固定されることを特徴とする。
シートロック機構のコモナリティや操作ケーブルの配索自由度を向上させることができる。
本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両の側面図である。 鞍乗り型車両の要部の背面図である。 鞍乗り型車両のシートの周辺を示す平面図である。 図3からシートを取り外した状態を示す図である。 リアフレームとシートロック装置を車体後方から見た図である。 ブリッジとシートロック機構を示す平面図である。 シートロック機構の斜視図である。 図6のVIII-VIII線断面図である。 シートロック機構の作用説明図であり操作子が係合位置に移動した状態を説明する図である。 シートロック機構の作用説明図であり操作子が離脱位置に移動した状態を説明する図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示す。
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両10の側面図である。
鞍乗り型車両10は、車体フレーム11と、車体フレーム11に支持されるパワーユニット12と、前輪13を操舵自在に支持するフロントフォーク14と、後輪15を支持するスイングアーム16と、乗員用のシート17とを備える車両である。
鞍乗り型車両10は、乗員がシート17に跨るようにして着座する車両である。シート17は、車体フレーム11の後部の上方に設けられる。
車体フレーム11は、車体フレーム11の前端部に設けられるヘッドパイプ18と、ヘッドパイプ18の後方に位置するフロントフレーム19と、フロントフレーム19の後方に位置するリアフレーム20とを備える。フロントフレーム19の前端部は、ヘッドパイプ18に接続される。
シート17は、リアフレーム20に支持される。
フロントフォーク14は、ヘッドパイプ18によって左右に操舵自在に支持される。前輪13は、フロントフォーク14の下端部に設けられる車軸13aに支持される。乗員が把持する操舵用のハンドル21は、フロントフォーク14の上端部に取り付けられる。
スイングアーム16は、車体フレーム11に支持されるピボット軸22に支持される。ピボット軸22は、車幅方向に水平に延びる軸である。スイングアーム16の前端部には、ピボット軸22が挿通される。スイングアーム16は、ピボット軸22を中心に上下に揺動する。
後輪15は、スイングアーム16の後端部に設けられる車軸15aに支持される。
パワーユニット12は、前輪13と後輪15との間に配置され、車体フレーム11に支持される。
パワーユニット12は、内燃機関である。パワーユニット12は、クランクケース23と、往復運動するピストンを収容するシリンダー部24とを備える。シリンダー部24の排気ポートには、排気装置25が接続される。
パワーユニット12の出力は、パワーユニット12と後輪15とを接続する駆動力伝達部材によって後輪15に伝達される。
また、鞍乗り型車両10は、前輪13を上方から覆うフロントフェンダー26と、後輪15を上方から覆うリアフェンダー27と、乗員が足を載せるステップ28と、パワーユニット12が使用する燃料を蓄える燃料タンク29とを備える。
フロントフェンダー26は、フロントフォーク14に取り付けられる。リアフェンダー27及びステップ28は、シート17よりも下方に設けられる。燃料タンク29は、車体フレーム11に支持される。
本実施の形態では、フロントフレーム19は、ヘッドパイプ18から後下方に延びる左右一対のメインフレーム19aと、メインフレーム19aの後端部から下方に延びるピボットフレーム19bと、ヘッドパイプ18においてメインフレーム19aの前端の下方の位置から下方に延びるダウンフレーム19cと、ダウンフレーム19cの下端から後下方に延びた後に後方に延びてピボットフレーム19bの下端部に接続される左右一対のロアフレーム19dと、を備える。
リアフレーム20は、左右のピボットフレーム19bの上部から後上がりに車両後端部まで延びる左右一対のシートフレーム20aと、左右のピボットフレーム19bの上下方向中間部からシートフレーム20aの後端部まで延びる左右一対のリアサブフレーム20bと、を備える。
鞍乗り型車両10は、車体フレーム11及びパワーユニット12等によって構成される車体を覆う車体カバー30を備える。
車体カバー30は、ヘッドパイプ18及びフロントフォーク14の上部を前方及び左右側方から覆うフロントカウル31と、フロントカウル31の後方で、燃料タンク29の側面を外側方から覆う左右一対のサイドカバー32と、を備える。
また、車体カバー30は、クランクケース23を下方から覆うアンダーカバー33と、サイドカバー32の後方でシート17の下方を側方から覆う左右一対のリアカバー34と、左右一対のリアカバー34の後方に配置されるテールカバー35と、を備える。
テールカバー35の上方には、荷物等を積載可能なリアキャリア36が設けられている。リアキャリア36は、シートフレーム20aに固定される。
図2は、鞍乗り型車両10の要部の背面図である。
テールカバー35には、テールカバー35を前後方向に貫通する開口35Aが形成されている。開口35Aからは、テールライト37が後方に露出する。
テールライト37の下方には、リアフェンダー27が配置されている。リアフェンダー27は、前後方向に延びる延出部27A(図1参照)と、延出部27Aの後端に形成された略板状のプレートホルダ部27Bと、を備える。リアフェンダー27は、延出部27Aの前端がリアフレーム20の後部に支持される。延出部27Aの後端には、左右一対のリアウインカ38が支持される。リアフェンダー27のプレートホルダ部27Bには、ライセンスプレート39(図1参照)が支持される。
図3は、鞍乗り型車両10のシート17の周辺を示す平面図である。
本実施の形態のシート17は、運転者が座るライダーシート41と、ライダーシート41の後方に設けられ同乗者が座るパッセンジャーシート42と、を備える。ライダーシート41は燃料タンク29(図1参照)から後方に延びてリアキャリア36の前端部まで延びる。パッセンジャーシート42は、ライダーシート41から後方に延びる。本実施の形態では、ライダーシート41と、パッセンジャーシート42と、は別体である。
ライダーシート41は、車両側面視で後下がりに傾斜する後端部41A(図1参照)を備える。また、パッセンジャーシート42は、ライダーシート41の後端部41Aに対応して、前上がりに傾斜する前端部42A(図1参照)を備える。パッセンジャーシート42は、前端部42Aが、ライダーシート41の後端部41Aの上方に配置される。ライダーシート41とパッセンジャーシート42は車体に対して着脱可能に支持される。
パッセンジャーシート42の後方のリアキャリア36は、板状の荷台部36Aと、荷台部36Aの左右両側からそれぞれ前方に延びる左右一対のグラブレール部36B、36C(図3参照)と、を一体に備える。
荷台部36Aは、車両側面視では、後上がりに傾斜する。荷台部36Aには、開口部36A1(図2参照)が形成されている。開口部36A1は、テールカバー35の上面との間に前後方向に貫通する開口形状を形成する。リアキャリア36の荷台部36Aには、荷物等を収納可能な不図示の収納部を設置可能である。
グラブレール部36B、36Cは、前後方向に延びる基部36B1、36C1と、基部36B1、36C1の前後両端に接続される略逆U字状のグラブレール部本体36B2、36C2とを備える。
基部36B1、36C1は、シートフレーム(シートレール)20aに支持される。基部36B1、36C1は、車両側面視でパッセンジャーシート42に重複しており(図1参照)、パッセンジャーシート42の下部は、基部36B1、36C1により側方から覆われている。
グラブレール部本体36B2、36C2は、パッセンジャーシート42の同乗者が把持可能な部分である。グラブレール部本体36B2、36C2は、前後方向では、パッセンジャーシート42の前端部42Aに対応する位置から後方に延び荷台部36Aの前端に接続される。
ライダーシート41の下方には、左右一対のパッセンジャーステップ43が支持されている。パッセンジャーステップ43は、ステップホルダ44を介してリアフレーム20に支持される。
図4は、図3からシート17を取り外した状態を示す図である。
図4に示すように、鞍乗り型車両10の後部には、左右のリアカバー34と、リアキャリア36と、燃料タンク29(図1参照)との囲み形状により開口45が形成されている。開口45はシート17が装着されている場合には、図3に示すように、シート17で閉塞される。
シート17を取り外した場合には、この開口45を通じて左右のシートフレーム20aが上方に露出する。また、開口45を通じて各種の電装品46、47、48が上方に露出する。作業者は、開口45を通じて各種の電装品46~48などにアクセス可能となり、電装品46~48などのメンテナンスが可能となる。
左側のシートフレーム20aと右側のシートフレーム20aとの間には、板状のブリッジ50が設けられている。ブリッジ50は、前後方向では、グラブレール部本体36B2、36C2の前端の位置に対応して設けられている。
図5は、リアフレーム20とシートロック装置60を車体後方から見た図である。
リアフレーム20には、シートロック装置60が設けられる。シートロック装置60は、シート17の取り外しを規制するシートロック機構70と、シートロック機構70を操作するキーシリンダ機構90と、を備える。
シートロック機構70は、リアフレーム20のブリッジ50に支持される。キーシリンダ機構90は、左側のシートフレーム20aに支持される。
ブリッジ50は、上下方向に厚みを有する板状である。ブリッジ50は、左右方向に延びる平板状のブリッジ本体部51と、ブリッジ本体部51の左右両側から車幅方向外側に進むに連れて下方に傾斜する脚部52とを備える。脚部52は、シートフレーム20aに接続されている。
図6は、ブリッジ50とシートロック機構70を示す平面図である。
ブリッジ本体部51には、厚み方向に貫通する長孔51Aが形成されている。長孔51Aは前後方向に延びている。長孔51Aには、シート底板42B(図5参照)に設けられたロック係合部材としてのストライカー42C(図5参照)が進入可能である。ストライカー42Cは、下方が閉じたU字状に形成されており、シート底板42Bから下方に延出する。ストライカー42Cは、シート17が装着された場合に、長孔51Aを通じてブリッジ本体部51よりも下方に進入可能である。本実施の形態では、ストライカー42Cはパッセンジャーシート42のシート底板42Bに設けられている。
図7は、シートロック機構70の斜視図である。図8は、図6のVIII-VIII線断面図である。
図6に示すように、長孔51Aの後部左側には、上下方向に貫通するボルト挿通孔51B(図8参照)が形成されている。ボルト挿通孔51Bの前方には、位置決め孔51Cが形成されている。また、ブリッジ本体部51の後面51Dには、ボルト挿通孔51Bの径方向外側である左後方に対応して、後面51Dに対して後方に突出する突出面51Eが形成されている。後面51Dおよび突出面51Eの接続部分により、ブリッジ本体部51には、L字状に切り欠き形状が形成されている。後面51Dおよび突出面51Eの接続部分により、ストッパ受部51Fが構成される。本実施の形態では、折り曲げ板状のストッパ部75Bが係合するストッパ受部51Fは、L字状の切り欠き形状の構成であるが、ストッパ受部51Fは、切り欠き形状に限定されず、例えば、段部、開口、スリットなどの2面を形成してストッパ部75Bを受けられる形状であればよい。
図7に示すように、シートロック機構70は、ブリッジ50に固定される筐体部71と、筐体部71に移動可能に支持された操作子72と、操作子72を操作する操作ケーブル73と、操作子72と操作ケーブル73とを接続する接続ステー74と、操作ケーブル73を支持するケーブルステー75と、と備える。
筐体部71は、ボルト76が締結される円筒状の締結部71Aを有する。締結部71Aの外周側には、車幅方向に延びるガイド部71Bが形成されている。ガイド部71Bは、断面U字状の内周面で形成されるガイド溝71B1(図8参照)を備える。ガイド溝71B1には、操作子72が配置される。ガイド部71Bを挟んで、締結部71Aの反対側には、位置決め部71Cが設けられている。位置決め部71Cには上方に突出する位置決めピン71C1が形成されている。
ガイド部71Bの長手方向一端側には、進入部71Dが形成されている。進入部71Dは、車両後方視で、上方が開放された断面U字状である。進入部71Dは、断面U字状の内周面で形成される係合スペース71D1を備える。係合スペース71D1は、ガイド部71Bのガイド溝71B1に連通している。係合スペース71D1には、ガイド溝71B1から操作子72が進入可能であると共に、上方から長孔51Aを通過したストライカー42Cが進入可能である。進入部71Dには、操作子72の先端部(長手方向一端部)72Aが対向する側の内周面に、凹部71D2(図7参照)が形成されている。凹部71D2に先端部72Aが進入可能であるため、操作子72が、係合スペース71D1を確実に横断した状態で配置され易くなっている。
操作子72は、ガイド溝71B1の溝幅よりも小さい厚みを有する長板状である。操作子72の先端部72A(図5参照)は、三角板状に形成されている。先端部72Aは、下方に進むに連れて先端側(長手方向一側)に傾斜する被ガイド面72A1と、被ガイド面72A1の下端から基端側(長手方向他側)に延びるロック面72A2と、を備える。被ガイド面72A1に上方からストライカー42Cが接触する場合、被ガイド面72A1の傾斜形状により、操作子72が、ガイド溝71B1内に押され易くなっている。ロック面72A2には、ストライカー42Cが係合し、ストライカー42Cが上方に抜けることを規制する。
図7に示すように、操作子72の上方には、長手方向に一対の膨出部72B、72Cが形成されている。膨出部72Bと膨出部72Cとの間には、規制板77が配置される。規制板77は、ガイド溝71B1の上方でガイド部71Bに固定される。これにより、操作子72がガイド溝72B1から離脱することが規制される。また、操作子72は、膨出部72Bと膨出部72Cとのいずれか一方が規制板77に接触する範囲でガイド部71Bに沿ってスライド可能となっている。
操作子72は、係合スペース71D1を横断した係合位置(図9参照)と、係合スペース71D1からガイド溝71B1側に退避した退避位置(図10参照)との間を移動可能である。操作子72は、不図示の付勢部材により、係合位置に向けて付勢されている。これにより、操作子72は、退避位置側に移動しても、操作ケーブル73から操作力が作用しない場合には、不図示の付勢部材の付勢力により係合位置に戻る。
操作子72の基端部には、接続ステー74が固定されている。接続ステー74は車幅方向に延びる折り曲げ板状である。接続ステー74は、車幅方向他側(左側)の端部74Aで操作子72の側面(後面)に接合されている。接続ステー74は、後方に進むに連れて車幅方向一側(右側)に向かって延びている。接続ステー74の一端側には、ケーブル連結部74Bが形成されている。ケーブル連結部74Bは、車幅方向他側が開放されたU字板状である。ケーブル連結部74Bには、前後方向に貫通する連結孔74B1が形成されている。連結孔74B1には、操作ケーブル73が連結されている。
接続ステー74の後方上部には、ケーブルステー75が配置される。ケーブルステー75は、折り曲げ板状である。ケーブルステー75は、ブリッジ本体部51の上面に配置される平板状の固定部75Aを備える。固定部75Aには厚み方向に貫通する固定孔75A1(図8参照)が形成されている。固定孔75A1にはボルト76が挿通される。固定部75Aには、固定孔75A1の径方向外側となる後部左方に、下方に折り曲げられた板状のストッパ部(回り止め部)75Bが形成されている。ストッパ部75Bは、ブリッジ本体部51のストッパ受部51F(図6参照)に係合する。詳細には、ストッパ部75Bは、ブリッジ本体部51の突出面51Eに厚み方向の面(右面)が当接した状態で、ストッパ部75Bの厚み方向の側面(前面)が、後面51Dに突き当てられた状態で、ストッパ受部51Fに係合する。
固定部75Aの後端には、下方に折り曲げられた板状の延出部75Cが形成されている。延出部75Cは、左下方に延びている。延出部75Cは前後方向に厚みを有する板状であり、上下方向および左右方向に幅を有する。延出部75Cは、操作子72および操作ケーブル73のインナーケーブル79の後方に配置される。延出部75Cは、操作子72およびインナーケーブル79に車両後方視で重複している(図5参照)。延出部75Cの左下端には、前方に折り曲げられた板状の支持部75Dが形成されている。支持部75Dには、U字状の切り欠き75D1が形成されている。この切り欠き75D1には、操作ケーブル73が挿入される。
図7に示すように、操作ケーブル73は、管状のアウターケーブル78を有する。アウターケーブル78には、線材状のインナーケーブル79が挿通されている。インナーケーブル79の一端側にはドラム状の係止体80が固定されている。係止体80は、上述の接続ステー74の連結孔74B1に嵌合する。これにより、操作ケーブル73のインナーケーブル79が、接続ステー74のケーブル連結部74Bに連結される。
アウターケーブル78の一端側には、キャップ部材82が設けられている。キャップ部材82は、アウターケーブル78を位置決めして、アウターケーブル78に対してインナーケーブル79を移動可能にするための部材である。キャップ部材82は、アウターケーブル78が挿通される筒状の本体部82Aを有する。本体部82Aは、車幅方向他側に進むに連れてキーシリンダ機構90側に湾曲している。本体部82Aの車幅方向一側には、円環状の嵌合溝82Bが形成されている。嵌合溝82Bには、ケーブルステー75の支持部75Dが嵌合する。具体的には、嵌合溝82Bの位置でキャップ部材82がケーブルステー75の切り欠き75D1に挿入され、嵌合溝82Bにケーブルステー75の支持部75Dが嵌合する。これにより、アウターケーブル78がキャップ部材82およびケーブルステー75を介してブリッジ50に位置決めされた状態で固定される。
本体部82Aの湾曲形状の内周側には、板状のガセット部82Cが形成されている。ガセット部82Cにより本体部82Aの湾曲形状が保持される。キャップ部材82からはインナーケーブル79がケーブル連結部74Bに向けて導出されている。
図5に示すように、キーシリンダ機構90は、キーシリンダ91と、キーシリンダ91を支持するブラケット92と、を有する。ブラケット92はリアフレーム20に支持される。
キーシリンダ91は、キー差し込み面91A(図1参照)を有する。キー差し込み面91Aは、左側のリアカバー34に設けられた開口から左側に露出している。キー差し込み面91Aに、キー93が差し込まれてキー93が回動されると、キーシリンダ91の回動部91Bが回動する。回動部91Bには操作ケーブル73が接続される。
操作ケーブル73は、キーシリンダ91側では、アウターケーブル78がキャップ部材(不図示)を介してブラケット92に固定される。また、このキャップ部材からキーシリンダ91側に導出されたインナーケーブル79は、図示しない係止体を介して回動部91Bに接続される。
本実施の形態のシートロック機構70では、筐体部71は、ブリッジ本体部51の下面に配置される。筐体部71では、締結部71Aがボルト挿通孔51Bの下方に配置され、位置決めピン81C1が位置決め孔51Cに下方から挿入される。
また、ケーブルステー75は、ブリッジ本体部51の上面に配置される。ケーブルステー75では、固定部75Aがボルト挿通孔51Bの上方に配置され、ストッパ部75Bがストッパ受部51Fに係合される。
この状態で、ボルト76が、ケーブルステー75の上方から挿通され、ボルト挿通孔51Bを介して、筐体部71の締結部71Aに締結される。これにより、シートロック機構70のケーブルステー75および筐体部71がブリッジ本体部51に共締めされる。このとき、筐体部71のガイド溝71B1がブリッジ本体部51で上面が閉塞され、操作子72は、上方から包囲される。また、操作子72は、筐体部71、および、ケーブルステー75で後方から包囲され易くなっている。ここで、ケーブルステー75の固定部75Aは平板状であり、ボルト76に対するワッシャの機能も兼ねている。すなわち、本実施の形態のシートロック機構70は、ワッシャーレスで共締めされる。
このように、本実施の形態では、筐体部71とケーブルステー75は別体である。このため、筐体部71と、ケーブルステー75とを本実施の形態とは異なる位置に配置することも可能である。よって、シートロック機構70のレイアウト自由度を高くでき、コモナリティにも寄与することができ、また、ケーブルステー75に支持される操作ケーブル73の配索自由度も高くなる。したがって、本実施の形態では、シートロック機構70のコモナリティや操作ケーブル73の配索自由度を向上させることができる。
また、本実施の形態のシートロック機構70では、筐体部71は、位置決めピン81C1が位置決め孔51Cに嵌合した状態で固定されているため、操作子72のスライド移動に伴うボルト76回りの回転が規制される。
また、ケーブルステー75では、ストッパ部75Bがストッパ受部51Fに係合しており、後面51Dおよび突出面51Eという異なる角度の二面に当接している。ここで、インナーケーブル79が押し引きされる際には、アウターケーブル78とキャップ部材82とを介して、ケーブルステー75には、インナーケーブル79の押し引き移動に伴うボルト76回りの回転力が作用するが、ストッパ部75Bおよびストッパ受部51Fによりケーブルステー75のいずれのボルト76回りの回転も規制されている。
図9は、シートロック機構70の作用説明図であり操作子72が係合位置に移動した状態を説明する図である。図10は、シートロック機構70の作用説明図であり操作子72が離脱位置に移動した状態を説明する図である。
シートロック機構70では、不図示の付勢部材の付勢力により、操作子72は、係合位置(図9参照)に保持される。このとき、操作子72のロック面72A2にストライカー42C(図5参照)が係合し、ストライカー42Cが上方に移動することが規制されている。よって、パッセンジャーシート42の取り外しが規制される。また、パッセンジャーシート42の下方のライダーシート41も取り外しが規制されている。すなわち、シート17の取り外しが規制されている。
シート17を取り外す場合には、キーシリンダ91(図5参照)が操作される。キーシリンダ91にキー93(図5参照)が差し込まれて、キー93が回動操作されると、キーシリンダ91の回動部91Bにより、インナーケーブル79が引っ張られて、インナーケーブル79の一端に接続された操作子72が、係合位置(図9参照)から退避位置(図10参照)に移動する。したがって、操作子72のロック面72A2とストライカー42Cの係合が解除され、パッセンジャーシート42を取り外すことができる。よって、開口45(図2参照)を開放して各種の電装品46~48(図2参照)などのメンテナンスが可能となる。
キー操作をやめると、不図示の付勢部材の付勢力により、操作子72は退避位置(図10参照)から係合位置(図9参照)に移動する。このとき、パッセンジャーシート42を装着しようとすると、ストライカー42Cが長孔51Aに上方から差し込まれて、操作子72の被ガイド面73Aに接触する。このため、ストライカー42Cの下方の移動に伴って操作子72が付勢力に抗して退避位置に移動すると共に、パッセンジャーシート42が装着されてストライカー42Cが下方に移動した場合には、付勢力により操作子72が係合位置に移動する。よって、ストライカー42Cがロック面72A2と係合して、パッセンジャーシート42がロックされる。
ここで、操作ケーブル83を備えるシートロック機構70では、キー93を使用しなくても、操作子72やインナーケーブル79などを移動させることができれば、シート17の取り外し自体は可能である。このため、シート17と車体カバー30との隙間などから細い部材を差し込み、操作子72やインナーケーブル79などを移動させてシート17のロックを解除することが考えられる。
これに対して、本実施の形態では、パッセンジャーシート42の周辺は、リアキャリア36で包囲されており、シート17と車体カバー30との隙間などから細い部材を差し込むことが難しくなっている。仮に、後部の開口部36A1などを通じて細い部材を直線的に差し込もうとしても、操作子72は、ブリッジ50や、筐体部71、ケーブルステー75などで周囲から包囲されており、細い部材を操作子72に到達させて操作することが難しくなっている。また、インナーケーブル79も、ブリッジ50やケーブルステー75で上方や後方が包囲されており、インナーケーブル79に細い部材を到達させて操作することが難しくなっている。よって、本実施の形態では、シートロック機構70のコモナリティや操作ケーブル73の配索自由度を向上させつつ、シートロック機構70への外部からのアクセスを阻害でき、盗難防止に寄与し易くなっている。
以上説明したように、本発明を適用した実施の形態によれば、乗員が座るシート17を着脱可能に設けた鞍乗り型車両10が備えるシートロック装置60において、左右一対のシートフレーム20a間に設けられるブリッジ50にシートロック機構70を備え、シートロック機構70はシート底板42Bに設けられるストライカー42Cに係合する操作子72と、操作子72を操作する操作ケーブル73と、を有し、操作ケーブル73を保持するケーブルステー75はシートロック機構70とは別体に設けられ、ブリッジ50に固定される。したがって、ケーブルステー75をシートロック機構70と別体とすることで、レイアウト自由度を高くできる。また、レイアウト自由度が高くなるため、コモナリティにも寄与することができる。したがって、シートロック機構70のコモナリティや操作ケーブル73の配索自由度を向上させることができる。
本実施の形態では、シートロック機構70はブリッジ50の下面に取り付けられ、ケーブルステー75はシートロック機構70の後側に位置する。したがって、シートロック機構70への外部からのアクセスを阻害できるので盗難防止に寄与する。
また、本実施の形態では、シートロック機構70とケーブルステー75は共締めされる。したがって、簡単な構造でシートロック機構70とケーブルステー75をブリッジ50に支持することができる。
また、本実施の形態では、操作子72はシートロック機構70の筐体部71とケーブルステー75の間に配置される。したがって、操作子72はケーブルステー75によって覆われており外部からのアクセスを阻害できるので盗難防止に寄与する。
また、本実施の形態では、操作ケーブル73はアウターケーブル78とインナーケーブル79からなり、操作子72と接続するインナーケーブル79は後方をケーブルステー75で覆われる。したがって、インナーケーブル79に対する外部からのアクセスを阻害できるので盗難防止に寄与する。
また、本実施の形態では、ブリッジ50は、上下方向に貫通するボルト挿通孔51Bと、ボルト挿通孔51Bの径方向外側に形成されたストッパ受部51Fとを備え、ケーブルステー75は、ボルト挿通孔51Bに挿通されるボルト76が挿通される固定部75Aと、固定部75Aの径方向外側に形成された折り曲げ板状のストッパ部75Bと、を備え、ストッパ部75Bは、ストッパ受部51Fと係合する。したがって、操作ケーブル83の操作に伴ってケーブルステー75にボルト76回りの回転力が作用しても、ストッパ部75Bにより回転を規制できると共に、折り曲げ板状のストッパ部75Bとストッパ受部51Fという簡素な構成で回り止めができるので、コモナリティも確保し易くできる。
[他の実施の形態]
上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で任意に変形及び応用が可能である。
上記実施の形態では、シートロック機構70がパッセンジャーシート42のストライカー42Cに係合する構成であったが、ストライカーをライダーシート41に設けてもよく、シートロック機構70がライダーシート41と係合してもよい。また、ストライカーは、パッセンジャーシート42とライダーシート41が一体のシートに設けてもよく、シートロック機構70が一体のシートのストライカーに係合してもよい。
上記実施の形態では、折り曲げ板状のストッパ部75Bが係合するストッパ受部51Fは、後面51Dに形成されたL字状に切り欠かれた開口形状の構成を説明したが、ブリッジ本体部51を上下方向に貫通する開口形状でもよく、例えば、ストッパ受部51Fは、段部、開口、スリットなどの2面を形成して、ストッパ部75Bがストッパ受部51Fの2面に当接するようにストッパ部75Bを受けられる形状であればよい。
上記実施の形態では、鞍乗り型車両10として前輪13と後輪15とを有する自動二輪車を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明は、前輪または後輪を2つ備えた3輪の鞍乗り型車両や4輪以上を備えた鞍乗り型車両に適用可能である。
[上記実施の形態によりサポートされる構成]
上記実施の形態は、以下の構成をサポートする。
(構成1)乗員が座るシートを着脱可能に設けた鞍乗り型車両が備えるシートロック装置において、左右一対のシートレール間に設けられるブリッジにシートロック機構を備え、前記シートロック機構はシート底板に設けられるストライカーに係合する操作子と、前記操作子を操作する操作ケーブルと、を有し、前記操作ケーブルを保持するケーブルステーは前記シートロック機構とは別体に設けられ、前記ブリッジに固定されることを特徴とするシートロック装置。
この構成によれば、ケーブルステーをシートロック機構と別体とすることで、レイアウト自由度を高くできる。また、レイアウト自由度が高くなるため、コモナリティにも寄与することができる。したがって、シートロック機構のコモナリティや操作ケーブルの配索自由度を向上させることができる。
(構成2)前記シートロック機構は前記ブリッジの下面に取り付けられ、前記ケーブルステーは前記シートロック機構の後側に位置することを特徴とする構成1に記載のシートロック装置。
この構成によれば、シートロック機構への外部からのアクセスを阻害できるので盗難防止に寄与する。
(構成3)前記シートロック機構と前記ケーブルステーは共締めされることを特徴とする構成1又は2に記載のシートロック装置。
この構成によれば、簡単な構造でシートロック機構とケーブルステーをブリッジに支持することができる。
(構成4)前記操作子は前記シートロック機構と前記ケーブルステーの間に配置されることを特徴とする構成1乃至3のいずれかに記載のシートロック装置。
この構成によれば、操作子はケーブルステーによって覆われており外部からのアクセスを阻害できるので盗難防止に寄与する。
(構成5)前記操作ケーブルはアウターケーブルとインナーケーブルからなり、前記操作子と接続する前記インナーケーブルは後方を前記ケーブルステーで覆われることを特徴とすることを特徴とする構成1乃至4のいずれかに記載のシートロック装置。
この構成によれば、インナーケーブルに対する外部からのアクセスを阻害できるので盗難防止に寄与する。
(構成6)前記ブリッジは、上下方向に貫通するボルト挿通孔と、前記ボルト挿通孔の径方向外側に形成されたストッパ受部とを備え、前記ケーブルステーは、前記ボルト挿通孔に挿通されるボルトが挿通される固定部と、前記固定部の径方向外側に形成された折り曲げ板状の回り止め部と、を備え、前記回り止め部は、前記ストッパ受部と係合することを特徴とする構成1乃至5のいずれかに記載のシートロック装置。
この構成によれば、操作ケーブルの操作に伴ってケーブルステーにボルト回りの回転力が作用しても、回り止め部により回転を規制できると共に、折り曲げ板とストッパ受部という簡素な構成で回り止めができるので、コモナリティも確保し易くできる。
10 鞍乗り型車両
17 シート
20a シートフレーム(シートレール)
42B シート底板
42C ストライカー
50 ブリッジ
51B ボルト挿通孔
51F ストッパ受部
60 シートロック装置
70 シートロック機構
72 操作子
73 操作ケーブル
75 ケーブルステー
75A 固定部
75B ストッパ部(回り止め部)
76 ボルト
78 アウターケーブル
79 インナーケーブル

Claims (6)

  1. 乗員が座るシート(17)を着脱可能に設けた鞍乗り型車両(10)が備えるシートロック装置において、
    左右一対のシートレール(20a)間に設けられるブリッジ(50)の下面にシートロック機構(70)を備え、
    前記シートロック機構(70)はシート底板(42B)に設けられるストライカー(42C)に係合する操作子(72)と、前記操作子(72)を操作する操作ケーブル(73)と、を有し、
    前記操作ケーブル(73)を保持するケーブルステー(75)は、前記シートロック機構(70)とは別体に設けられ、前記シートロック機構(70)の後側に位置して、前記ブリッジ(50)に固定されることを特徴とするシートロック装置。
  2. 乗員が座るシート(17)を着脱可能に設けた鞍乗り型車両(10)が備えるシートロック装置において、
    左右一対のシートレール(20a)間に設けられるブリッジ(50)にシートロック機構(70)を備え、
    前記シートロック機構(70)はシート底板(42B)に設けられるストライカー(42C)に係合する操作子(72)と、前記操作子(72)を操作する操作ケーブル(73)と、を有し、
    前記操作ケーブル(73)を保持するケーブルステー(75)は、前記シートロック機構(70)とは別体に設けられ、前記ブリッジ(50)に固定され、
    前記シートロック機構(70)は前記ブリッジ(50)の下面に取り付けられ、前記ケーブルステー(75)は前記シートロック機構(70)の後側に位置することを特徴とするシートロック装置。
  3. 前記シートロック機構(70)と前記ケーブルステー(75)は共締めされることを特徴とする請求項1又は2に記載のシートロック装置。
  4. 前記操作子(72)は前記シートロック機構(70)と前記ケーブルステー(75)の間に配置されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のシートロック装置。
  5. 前記操作ケーブル(73)はアウターケーブル(78)とインナーケーブル(79)からなり、前記操作子(72)と接続する前記インナーケーブル(79)は後方を前記ケーブルステー(75)で覆われることを特徴とすることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のシートロック装置。
  6. 前記ブリッジ(50)は、上下方向に貫通するボルト挿通孔(51B)と、前記ボルト挿通孔(51B)の径方向外側に形成されたストッパ受部(51F)とを備え、
    前記ケーブルステー(75)は、前記ボルト挿通孔(51B)に挿通されるボルト(76)が挿通される固定部(75A)と、前記固定部(75A)の径方向外側に形成された折り曲げ板状の回り止め部(75B)と、を備え、
    前記回り止め部(75B)は、前記ストッパ受部(51F)と係合することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のシートロック装置。
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