JP7363939B2 - power converter - Google Patents
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Description
この発明は、電力変換装置に関し、特に、インバータ部を含む複数の電力変換ユニットを備える電力変換装置に関する。 The present invention relates to a power conversion device, and particularly relates to a power conversion device including a plurality of power conversion units including an inverter section.
従来、インバータ部を含む複数の電力変換ユニットを備える電力変換装置が開示されている(たとえば、特許文献1参照)。 Conventionally, a power conversion device including a plurality of power conversion units including an inverter section has been disclosed (for example, see Patent Document 1).
上記特許文献1には、平滑コンデンサと、複数の半導体スイッチ素子を有するインバータ部とを含むスタック(電力変換ユニット)が複数設けられている電力変換装置が開示されている。上記電力変換装置では、スタックがインバータ部の出力側において互いに直列に接続されることによって、電力変換装置から負荷に供給する電圧は各スタックのピーク電圧よりも高くできる。よって、同数の電力変換装置を並列に接続した場合に比べ、負荷への送電ロスを抑制することができる。 The above-mentioned Patent Document 1 discloses a power conversion device including a plurality of stacks (power conversion units) each including a smoothing capacitor and an inverter section having a plurality of semiconductor switch elements. In the power converter, the stacks are connected in series on the output side of the inverter section, so that the voltage supplied from the power converter to the load can be higher than the peak voltage of each stack. Therefore, compared to the case where the same number of power converters are connected in parallel, power transmission loss to the load can be suppressed.
上記特許文献1のような電力変換装置は、使用者の感電防止のため筐体を接地し、筐体を対地電位とする。上記特許文献1では、各スタックのピーク電圧よりも大きい電圧(たとえばピーク電圧の2倍)がインバータ部にかかるため、インバータ部において筐体(対地電位)との絶縁距離は、電力変換装置を並列に接続した場合に比べ大きくする必要がある。このため、電力変換装置が大型化することが考えられる。したがって、インバータ部の出力側においてスタック(電力変換ユニット)を互いに直列に接続する場合に、電力変換装置が大型化するのを抑制することが望まれている。 In a power conversion device such as that disclosed in Patent Document 1, the casing is grounded to prevent electric shock to the user, and the casing is set at ground potential. In Patent Document 1, since a voltage higher than the peak voltage of each stack (for example, twice the peak voltage) is applied to the inverter section, the insulation distance from the casing (ground potential) in the inverter section is such that the power converters are connected in parallel. It needs to be larger than when connected to. For this reason, it is conceivable that the power conversion device becomes larger. Therefore, when stacks (power conversion units) are connected in series on the output side of the inverter section, it is desired to suppress the power conversion device from increasing in size.
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、インバータ部の出力側において電力変換ユニットを互いに直列に接続する場合に、電力変換装置が大型化するのを抑制することが可能な電力変換装置を提供することである。 The present invention has been made to solve the above-mentioned problems, and one object of the present invention is to provide a power converter with a It is an object of the present invention to provide a power conversion device that can suppress increase in size.
上記目的を達成するために、この発明の一の局面による電力変換装置は、直流電力を変換し交流電力を出力する複数の電力変換スタックと、複数の電力変換スタックの出力を互いに直列に接続し、接地される接続用配線と、複数の電力変換スタックを収容する筐体と、を備え、複数の電力変換スタックは、筐体内において、上下方向に直交する中央面に対して略対称に配置され、接続用配線は、上下方向に直交する第1の中央線に対して略対称に設けられている。
上記一の局面による電力変換装置において、好ましくは、複数の電力変換スタックは、複数の部材を有し、複数の電力変換スタックの各々の複数の部材は、第1の中央線に対して略対称に設けられている。
上記一の局面による電力変換装置において、好ましくは、接続用配線は、第1の中央線に直交する第2の中央線に対して、略対称に設けられている。
In order to achieve the above object, a power conversion device according to one aspect of the present invention includes a plurality of power conversion stacks that convert DC power and output AC power , and the outputs of the plurality of power conversion stacks are connected in series with each other. , a connection wiring to be grounded , and a casing accommodating a plurality of power conversion stacks , and the plurality of power conversion stacks are arranged in the casing substantially symmetrically with respect to a center plane orthogonal to the vertical direction. , the connection wiring is provided approximately symmetrically with respect to a first center line that is perpendicular to the vertical direction .
In the power conversion device according to the above-described one aspect, preferably, the plurality of power conversion stacks have a plurality of members, and the plurality of members of each of the plurality of power conversion stacks are substantially symmetrical with respect to the first center line. It is set in.
In the power conversion device according to the first aspect, preferably, the connection wiring is provided substantially symmetrically with respect to a second center line that is orthogonal to the first center line.
上記一の局面による電力変換装置において、好ましくは、接続用配線を接地する接地用配線をさらに備え、接地用配線は、抵抗素子を介して接地されている。このように構成すれば、電力変換装置において地絡が発生した場合に流れる地絡電流を抵抗素子によって小さくすることができる。その結果、大きな地絡電流が流れるのを抑制することができるので、電力変換装置に異常が生じるのを抑制することができる。
この場合、好ましくは、接地用配線は、第1の中央線の近傍の接続点において、接続用配線と接続されている。
The power conversion device according to the first aspect preferably further includes a ground wire that grounds the connection wire, and the ground wire is grounded via a resistance element. With this configuration, the resistance element can reduce the ground fault current that flows when a ground fault occurs in the power conversion device. As a result, it is possible to suppress the flow of a large ground fault current, and therefore it is possible to suppress the occurrence of abnormalities in the power conversion device.
In this case, preferably the ground wire is connected to the connection wire at a connection point near the first center line.
本発明によれば、上記のように、インバータ部の出力側において電力変換ユニットを互いに直列に接続する場合に、電力変換装置が大型化するのを抑制することができる。 According to the present invention, as described above, when the power conversion units are connected in series with each other on the output side of the inverter section, it is possible to suppress the power conversion device from increasing in size.
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。 DESCRIPTION OF EMBODIMENTS Hereinafter, embodiments embodying the present invention will be described based on the drawings.
[第1実施形態]
図1および図2を参照して、第1実施形態による電力変換装置100の構成について説明する。電力変換装置100は、誘導加熱により金属の溶解を行う溶解炉に用いられる誘導加熱装置200用の装置である。電力変換装置100は、交流電源300から交流電力が供給されている。
[First embodiment]
The configuration of a
(電力変換装置の回路構成)
まず、図1を参照して、電力変換装置100の回路構成について説明する。
(Circuit configuration of power converter)
First, with reference to FIG. 1, the circuit configuration of
図1に示すように、電力変換装置100は、複数の整流回路10(整流回路10a、10b)を含む。また、電力変換装置100は、複数の平滑コンデンサ20(平滑コンデンサ20a、20b)と、複数のインバータ部30(インバータ部30a、30b)と、を含む複数のスタック40(スタック40a、40b)を備える。スタック40aは、整流回路10aと、平滑コンデンサ20aと、インバータ部30aと、を含む。また、スタック40bは、整流回路10bと、平滑コンデンサ20bと、インバータ部30bと、を含む。なお、スタック40、スタック40a、およびスタック40bは、特許請求の範囲の「電力変換ユニット」の一例である。また、スタック40aおよびスタック40bは、それぞれ、特許請求の範囲の「第1電力変換ユニット」および「第2電力変換ユニット」の一例である。
As shown in FIG. 1,
整流回路10は、交流電源300から入力される交流電圧を、直流電圧に変換する。整流回路10は、複数のスタック40と同数設けられている。すなわち、交流電源300(変圧器301)に対して、整流回路10aおよび整流回路10bが設けられている。整流回路10aにより変換された直流電圧は、スタック40aに供給される。整流回路10bにより変換された直流電圧は、スタック40bに供給される。
The
平滑コンデンサ20は、交流電圧を整流する整流回路10の出力側に接続されている。平滑コンデンサ20は、整流回路10毎に設けられている。すなわち、整流回路10aおよび10bの出力側に、それぞれ、平滑コンデンサ20aおよび20bが接続されている。
インバータ部30(30a、30b)は、複数の半導体スイッチング素子31a~31dを含む。インバータ部30は、複数の半導体スイッチング素子31a~31dのスイッチングにより、整流回路10(10a、10b)により平滑された直流電圧を交流電圧に変換する。そして、半導体スイッチング素子31により変換された交流電圧が、インバータ部30から、誘導加熱装置200の誘導加熱コイル210に出力される。また、インバータ部30は、整流回路10毎に設けられている。すなわち、整流回路10aおよび10bに対して、それぞれ、インバータ部30aおよび30bが設けられている。なお、半導体スイッチング素子31aおよび半導体スイッチング素子31bは、それぞれ、特許請求の範囲の「第1半導体スイッチング素子」および「第2半導体スイッチング素子」の一例である。また、半導体スイッチング素子31cおよび半導体スイッチング素子31dは、それぞれ、特許請求の範囲の「第3半導体スイッチング素子」および「第4半導体スイッチング素子」の一例である。
The inverter section 30 (30a, 30b) includes a plurality of
半導体スイッチング素子31a~31dの各々は、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)素子である。半導体スイッチング素子31a~31dの各々が、たとえばMOSFET(Metal‐Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)であってもよい。
Each of the
インバータ部30aおよびインバータ部30bの各々は、半導体モジュール32aおよび半導体モジュール32bを含む。半導体モジュール32aには、半導体スイッチング素子31aおよび半導体スイッチング素子31bが収容されている。半導体モジュール32bには、半導体スイッチング素子31cおよび半導体スイッチング素子31dが収容されている。
Each of
そして、図1には図示しないが、半導体モジュール32aおよび半導体モジュール32bの各々は、複数の半導体モジュールが並列接続されている。たとえば、半導体モジュール32aおよび半導体モジュール32bの各々は、6並列分設けられている。
Although not shown in FIG. 1, each of the
また、スタック40aおよびスタック40bの各々のインバータ部30は、互いに直列に接続される半導体スイッチング素子31aと半導体スイッチング素子31bとからなる直列回路33aと、互いに直列に接続される半導体スイッチング素子31cと半導体スイッチング素子31dとからなる直列回路33bと、が互いに並列に接続されているフルブリッジ回路を含む。すなわち、直列回路33aおよび直列回路33bは、それぞれ、半導体モジュール32aおよび半導体モジュール32bに収容されている。なお、直列回路33aおよび直列回路33bは、それぞれ、特許請求の範囲の「第1直列回路」および「第2直列回路」の一例である。
Further, each
また、複数のスタック40(40a、40b)は、インバータ部30の出力側において互いに直列に接続されることによりユニット直列接続部41を構成する。また、電力変換装置100には、互いに直列に接続されるスタック40aとスタック40bとを接続する配線であるバスバー80が設けられている。なお、バスバー80は、特許請求の範囲の「ユニット間接続配線」の一例である。
Further, the plurality of stacks 40 (40a, 40b) are connected in series to each other on the output side of the
また、インバータ部30aの半導体スイッチング素子31aと半導体スイッチング素子31bとの接続点に設けられる出力端Aと、誘導加熱コイル210の一方端側とが、コンデンサ211を介して電気的に接続されている。また、インバータ部30bの半導体スイッチング素子31cと半導体スイッチング素子31dとの接続点に設けられる出力端Bと、誘導加熱コイル210の他方端側とが、コンデンサ212を介して電気的に接続されている。
Further, an output terminal A provided at the connection point between the
ここで、第1実施形態では、電力変換装置100は、バスバー80を接地することにより、ユニット直列接続部41の正側電位と負側電位との中間の中間電位を接地電位にする中間接地部50を備える。具体的には、バスバー80の電位が中間接地部50により接地電位にされることによって、ユニット直列接続部41の中間電位が対地電位となる(すなわち図2において0=対地電位となる)。これにより、ユニット直列接続部41における最大電位の絶対値および最小電位の絶対値は対地電位に対し互いに等しくなる。すなわち、ユニット直列接続部41における最大電位と最小電位との電位差が2Vpであるとすると、上記最大電位および上記最小電位は、それぞれ、Vpおよび-Vpとなる。したがって、ユニット直列接続部41(電力変換装置100)における対地間電位はVpとなる。なお、ユニット直列接続部41(電力変換装置100)における対地間電位Vp(中間電位)は、複数のスタック40(40a、40b)ごとのインピーダンスのばらつきにより、必ずしも正側電位(Vp)と負側電位(-Vp)との中央の電位とはならず、一定の範囲で変動し得る。この変動が大きい場合、電力変換装置100と後述の筐体60との絶縁距離が不足し、電力変換装置100が地絡する虞がある。そのため、中央の電位からのずれが微小となるようにする必要がある。本実施形態では、複数のスタック40(40a、40b)の構造を互いに共通にするとともにスタック40(40a、40b)ごとに使用される部品を互いに共通にすることで、複数のスタック40(40a、40b)ごとのインピーダンスのばらつきを抑制することが可能である。その結果、中央の電位からのずれを微小とする事が可能である。
Here, in the first embodiment, the
なお、電力変換装置100では、対地(後述するアース53)には電流は流れない。これは、電力変換装置100が、アース53の1点のみにおいて接地されているので、2点以上が接地されている場合と異なり、接地点同士を通過する電流経路(アース53を経由する電流経路)が形成されないためである。また、電力変換装置100の入力配線の配線長が長い場合には、入力配線の中性点が入力配線の浮遊容量により接地される場合がある。すなわち、電力変換装置100の接地点(アース53)と入力配線の中性点との2点が接地される。この場合でも、電力変換装置100の接地点(アース53)の電位が中性点と略同電位であるので、電力変換装置100の接地点(アース53)と中性点との間には電流は流れず、アース53を経由する電流経路は形成されない。
Note that in the
また、中間接地部50は、抵抗素子51と、接地用配線52とを含む。抵抗素子51は、接地用配線52上に設けられている。また、抵抗素子51の抵抗値は、約50Ωである。また、接地用配線52は、ケーブル配線(束線)である。なお、図示しない電流センサにより抵抗素子51に流れる電流が所定の値以上であることが検知された場合、図示しない制御部により地絡が発生していると判断される。
Further, the
また、第1実施形態では、中間接地部50は、抵抗素子51を介してバスバー80を接地するように設けられている。接地用配線52は、バスバー80と抵抗素子51とを接続する第1配線52aと、抵抗素子51とアース53とを接続する第2配線52bとを含む。第1配線52aとバスバー80とは接続点Eにおいて接続されている。
Further, in the first embodiment, the
また、本実施形態では、中間接地部50により接地されているバスバー80は、互いに直列に接続されているスタック40のインバータ部30同士を接続するように設けられている。
Further, in this embodiment, the
具体的には、中間接地部50により接地されているバスバー80は、インバータ部30の出力端Cおよび出力端Dを接続することにより、複数のスタック40同士を直列に接続するように設けられている。すなわち、バスバー80は、中間接地部50により接地されることと、スタック40同士を直列に接続することとの両方の機能(役割)を有している。
Specifically, the
詳細には、中間接地部50により接地されているバスバー80は、スタック40aのフルブリッジ回路における直列回路33bの出力端Cと、スタック40bのフルブリッジ回路における直列回路33aの出力端Dと、を接続するように設けられている。これにより、半導体スイッチング素子31aおよび半導体スイッチング素子31dがオンされ、かつ、半導体スイッチング素子31bおよび半導体スイッチング素子31cがオフされている場合に、バスバー80により、スタック40aの負極側配線42bとスタック40bの正極側配線42cとが導通される。これにより、スタック40aの負側電圧(以下、電圧N1)とスタック40bの正側電圧(以下、電圧P2)とが同電位にされる。また、半導体スイッチング素子31aおよび半導体スイッチング素子31dがオフされ、かつ、半導体スイッチング素子31bおよび半導体スイッチング素子31cがオンされている場合に、バスバー80により、スタック40aの正極側配線42aとスタック40bの負極側配線42dとが導通される。これにより、スタック40aの正側電圧(以下、電圧P1)とスタック40bの負側電圧(以下、電圧N2)とが同電位にされる。なお、正極側配線42a、負極側配線42b、正極側配線42c、および負極側配線42dの各々は、バスバーにより構成されている。
Specifically, the
具体的には、図2に示すように、半導体スイッチング素子31aおよび半導体スイッチング素子31dがオンされ、かつ、半導体スイッチング素子31bおよび半導体スイッチング素子31cがオフされている場合に、電圧P1および電圧N2は、それぞれ、Vpおよび-Vpとなり、電圧N1および電圧P2の各々は、Vpと-Vpとの中間電位の0Vになる。この場合、コンデンサ211の電圧Vuおよびコンデンサ212の電圧Vvは、それぞれ、Vpおよび-Vpとなる。
Specifically, as shown in FIG. 2, when
また、半導体スイッチング素子31aおよび半導体スイッチング素子31dがオフされ、かつ、半導体スイッチング素子31bおよび半導体スイッチング素子31cがオンされている場合に、電圧N1および電圧P2は、それぞれ、-VpおよびVpとなり、電圧P1および電圧N2の各々は、Vpと-Vpとの中間電位の0Vになる。この場合、コンデンサ211の電圧Vuおよびコンデンサ212の電圧Vvは、それぞれ、-VpおよびVpとなる。
Further, when the
なお、図1に示すように、スタック40aの正極側配線42aは、スタック40aにおけるインバータ部30aの正側入力端34aと接続される。インバータ部30aの正側入力端34aとは、インバータ部30aの半導体スイッチング素子31aおよび半導体スイッチング素子31cの各々の正側端子(コレクタ端子)を意味する。また、スタック40aの負極側配線42bは、スタック40aにおけるインバータ部30aの負側入力端34bと接続される。インバータ部30aの負側入力端34bとは、インバータ部30aの半導体スイッチング素子31bおよび半導体スイッチング素子31dの各々の負側端子(エミッタ端子)を意味する。なお、正側入力端34aおよび負側入力端34bは、特許請求の範囲の「入力端」の一例である。
Note that, as shown in FIG. 1, the
また、スタック40bの正極側配線42cは、スタック40bにおけるインバータ部30bの正側入力端34cと接続される。インバータ部30bの正側入力端34cとは、インバータ部30bの半導体スイッチング素子31aおよび半導体スイッチング素子31cの各々の正側端子(コレクタ端子)を意味する。また、スタック40bの負極側配線42dは、スタック40bにおけるインバータ部30bの負側入力端34dと接続される。インバータ部30bの負側入力端34dとは、インバータ部30bの半導体スイッチング素子31bおよび半導体スイッチング素子31dの各々の負側端子(エミッタ端子)を意味する。なお、正側入力端34cおよび負側入力端34dは、特許請求の範囲の「入力端」の一例である。
Further, the
(電力変換装置の構造の概略)
次に、図3および図4を参照して、電力変換装置100の構造の概略について説明する。
(Summary of structure of power converter)
Next, with reference to FIGS. 3 and 4, an outline of the structure of the
図3に示すように、電力変換装置100では、2つのスタック40(スタック40aおよびスタック40b)が、1つの筐体60において、上下方向(Z方向)に並ぶように配置されている。そして、スタック40aおよびスタック40bは、筐体60において、それぞれ、下側(Z2側)および上側(Z1側)に配置されている。
As shown in FIG. 3, in the
以下の説明では、筐体60の上下方向、左右方向および前後方向を、それぞれ、Z方向、X方向およびY方向とする。また、上方向(上側)、下方向(下側)、左側、右側、前側および後側を、それぞれ、Z1方向(Z1側)、Z2方向(Z2側)、X1側、X2側、Y1側およびY2側とする。
In the following description, the up-down direction, left-right direction, and front-back direction of the
また、図4に示すように、スタック40aの正極側配線42aおよび負極側配線42bと、スタック40bの正極側配線42cおよび負極側配線42dとは、互いに、Z方向と直交するとともにスタック40aとスタック40bとの間の中央の中央面90に対して略対称となるように構成されている。すなわち、電力変換装置100では、複数のスタック40(スタック40aおよび40b)内の構造(スタック40内における部材の形状、および、スタック40内における部材間の相対的な配置)が、互いに、略等しくなるように構成されている。
Further, as shown in FIG. 4, the
また、バスバー80は、Z方向に沿うとともにバスバー80のY方向における中央線91に対して、略対称となる形状を有する。また、バスバー80は、スタック40a側に設けられた第1部分81と、スタック40b側に設けられた第2部分82と、第1部分81と第2部分82とを接続するように設けられた第3部分83と、を含む。
Further, the
図3に示すように、抵抗素子51は、スタック40aの下方(Z2側)において、X方向に沿って延びるように設けられている。図4に示すように、バスバー80と抵抗素子51とを接続する接地用配線52の第1配線52aは、バスバー80の第1部分81と、抵抗素子51のX1側の端子51aとを接続する。第1配線52aは、筐体60に沿うように、第1部分81から端子51aまで配線されている。なお、第1配線52aとバスバー80との接続点Eが、第3部分83のZ方向における中央に設けられることにより、スタック40aと抵抗素子51との間の配線距離と、スタック40bと抵抗素子51との間の配線距離とが均等になるように構成されていてもよい。
As shown in FIG. 3, the
図3に示すように、接地用配線52の第2配線52bは、抵抗素子51のX2側の端子51bとアース53とを接続する。アース53は、スタック40aのY1側に設けられている。第2配線52bは、筐体60に沿うように、抵抗素子51の端子51bからアース53で配線されている。
As shown in FIG. 3, the
(第1実施形態の効果)
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
(Effects of the first embodiment)
In the first embodiment, the following effects can be obtained.
第1実施形態では、上記のように、互いに直列に接続されるスタック40同士を接続する配線であるバスバー80を接地することにより、ユニット直列接続部41の正側電位と負側電位との中間の中間電位を接地電位にする中間接地部50を備えるように、電力変換装置100を構成する。これにより、たとえばユニット直列接続部41の正側電位を接地電位にする場合に比べて、ユニット直列接続部41の負側電位と接地電位との電位差を小さくすることができる。ユニット直列接続部41の負側電位を接地電位にする場合も同様である。その結果、ユニット直列接続部41の正側電位または負側電位を接地電位にする場合に比べて、インバータ部30において対地との絶縁距離を小さくすることができる。ここで、電力変換装置100では、使用者の感電防止のため筐体60が接地され、筐体60が対地電位とされている。したがって、インバータ部30において筐体60(対地電位)との絶縁距離が小さくされることにより、電力変換装置100が大型化するのを抑制することができる。したがって、インバータ部30の出力側においてスタック40を互いに直列に接続する場合に、電力変換装置100が大型化するのを抑制することができる。
In the first embodiment, as described above, by grounding the
また、第1実施形態では、上記のように、中間接地部50が、抵抗素子51を介してバスバー80を接地するように、電力変換装置100を構成する。これにより、電力変換装置100において地絡が発生した場合に流れる地絡電流を抵抗素子51によって小さくすることができる。その結果、大きな地絡電流が流れるのを抑制することができるので、電力変換装置100に異常が生じるのを抑制することができる。
Further, in the first embodiment, the
また、第1実施形態では、上記のように、中間接地部50により接地されているバスバー80が、互いに直列に接続されているスタック40のインバータ部30同士を接続するように、電力変換装置100を構成する。これにより、互いに直列に接続されているスタック40のインバータ部30同士の間の中間電位を、バスバー80を介して中間接地部50により接地電位にすることができる。
Further, in the first embodiment, as described above, the
また、第1実施形態では、上記のように、中間接地部50により接地されているバスバー80が、インバータ部30の出力端(C、D)同士を接続することにより、複数のスタック40同士を直列に接続するように、電力変換装置100を構成する。これにより、スタック40同士を直列に接続するために用いられる配線を、接地のために用いられるバスバー80として流用することができるので、電力変換装置100の部品点数(配線の数)低減することができる。
Further, in the first embodiment, as described above, the
また、第1実施形態では、上記のように、中間接地部50により接地されているバスバー80が、スタック40aのフルブリッジ回路における直列回路33bの出力端Cと、スタック40bのフルブリッジ回路における直列回路33aの出力端Dと、を接続するように、電力変換装置100を構成する。これにより、スタック40aの直列回路33bの出力端Cと、スタック40bの直列回路33aの出力端Dとの間の中間電位を、バスバー80を介して中間接地部50により接地電位にすることができる。
Further, in the first embodiment, as described above, the
[第2実施形態]
図5を参照して、第2実施形態について説明する。この第2実施形態では、上記第1実施形態と異なり、複数のスタック40がインバータ部30の入力側において直列に接続されている。なお、上記第1実施形態と同様の構成については、図中において同じ符号を付して図示し、その説明を省略する。
[Second embodiment]
A second embodiment will be described with reference to FIG. 5. In the second embodiment, unlike the first embodiment, a plurality of
(電力変換装置の回路構成)
図5を参照して、電力変換装置400の回路構成について説明する。
(Circuit configuration of power converter)
The circuit configuration of
図5に示すように、電力変換装置400は、互いに直列に接続されるスタック40aとスタック40bとを接続する配線であるユニット間接続配線180を備える。ユニット間接続配線180は、配線181と、配線182と、配線183と、配線184と、配線185と、を含む。また、ユニット間接続配線180(181~185)は、ケーブル配線(束線)である。なお、配線185は、特許請求の範囲の「ダイオード間配線」の一例である。
As shown in FIG. 5, the
ここで、第2実施形態では、ユニット間接続配線180は、インバータ部30の入力端(34a~34d)同士を接続するように設けられている。具体的には、ユニット間接続配線180は、インバータ部30aの正極側配線42aおよび負極側配線42bと、インバータ部30bの正極側配線42cおよび負極側配線42dとにより、インバータ部30aの入力端(34a、34b)と、インバータ部30bの入力端(34c、34d)とを接続している。
Here, in the second embodiment, the
詳細には、ユニット間接続配線180は、スタック40aの正極側配線42aおよびスタック40bの正極側配線42cと、スタック40aの負極側配線42bおよびスタック40bの負極側配線42dとを接続するように設けられている。これにより、インバータ部30の正側入力端(34a、34c)と、インバータ部30の負側入力端(34b、34d)とが、正極側配線42a、負極側配線42b、正極側配線42c、負極側配線42d、およびユニット間接続配線180により接続されている。
Specifically, the
また、電力変換装置400は、ユニット間接続配線180を接地することにより、ユニット直列接続部41の中間電位を接地電位にする中間接地部150を備える。中間接地部150は、抵抗素子151と、アースに接続されている接地用配線152と、を含む。抵抗素子151は、接地用配線152上に設けられている。抵抗素子151の抵抗値は、約50Ωである。また、接地用配線152は、ケーブル配線(束線)である。なお、図示しない電流センサにより抵抗素子151に流れる電流が所定の値以上であることが検知された場合に、図示しない制御部により地絡が発生していると判断される。
The
また、インバータ部30が停止中に正極側配線42a、負極側配線42b、正極側配線42c、または負極側配線42dが短絡した場合でも、ユニット間接続配線180がインバータ部30の入力端(34a~34d)同士を接続することによって、ユニット間接続配線180を介して抵抗素子151に電流が流れるので、抵抗素子151に流れる電流値に基づいて地絡の検出が可能である。
Furthermore, even if the
中間接地部150には、一対の正側ダイオード部153が設けられている。一対の正側ダイオード部153は、スタック40aの正極側配線42aと接続されるアノードを有するダイオード153aと、スタック40bの正極側配線42cと接続されるアノードを有するとともにダイオード153aのカソードと接続されるカソードを有するダイオード153bと、を含む。正極側配線42aとダイオード153aとは、配線181により接続されている。また、正極側配線42cとダイオード153bとは、配線182により接続されている。すなわち、一対の正側ダイオード部153は、ユニット間接続配線180上に設けられている。なお、ダイオード153aおよびダイオード153bは、それぞれ、特許請求の範囲の「第1ダイオード」および「第2ダイオード」の一例である。
A pair of positive
また、中間接地部150には、一対の負側ダイオード部154が設けられている。一対の負側ダイオード部154は、スタック40aの負極側配線42bと接続されるカソードを有するダイオード154aと、スタック40bの負極側配線42dと接続されるカソードを有するとともにダイオード154aのアノードと接続されるアノードを有するダイオード154bとを含む。負極側配線42bとダイオード154aとは、配線183により接続されている。負極側配線42dとダイオード154bとは、配線184により接続されている。すなわち、一対の負側ダイオード部154は、ユニット間接続配線180上に設けられている。なお、ダイオード154aおよびダイオード154bは、それぞれ、特許請求の範囲の「第3ダイオード」および「第4ダイオード」の一例である。
Furthermore, a pair of negative
ここで、第2実施形態では、中間接地部150は、一対の正側ダイオード部153と一対の負側ダイオード部154とを接続する配線185を接地するように設けられている。具体的には、配線185と接地用配線152とが、接続点Fにおいて接続されている。
Here, in the second embodiment, the
また、中間接地部150は、一対のコンデンサ155を含む。一対のコンデンサ155は、コンデンサ155aと、コンデンサ155bと、を有する。一対のコンデンサ155は、配線185上に設けられている。なお、コンデンサ155aおよびコンデンサ155bの各々の容量は、約1μFである。
Further, the
ここで、第2実施形態では、中間接地部150は、配線185のうち一対のコンデンサ155同士の間(コンデンサ155aとコンデンサ155bとの間)の部分185aを接地するように設けられている。すなわち、配線185と接地用配線152との接続点Fは、配線185の部分185a上に設けられている。
In the second embodiment, the
なお、第2実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。 Note that the other configurations of the second embodiment are the same as those of the first embodiment.
(第2実施形態の効果)
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
(Effects of the second embodiment)
In the second embodiment, the following effects can be obtained.
第2実施形態では、上記のように、ユニット間接続配線180が、インバータ部30の入力端(34a~34d)同士を接続するように、電力変換装置400を構成する。これにより、インバータ部30の入力端(34a~34d)同士の間の電位を、ユニット間接続配線180を介して中間接地部150により接地電位にすることができる。
In the second embodiment, as described above, the
また、第2実施形態では、上記のように、ユニット間接続配線180が、スタック40aの正極側配線42aおよびスタック40bの正極側配線42cと、スタック40aの負極側配線42bおよびスタック40bの負極側配線42dとを接続するように、電力変換装置400を構成する。これにより、スタック40aおよびスタック40bの各々の正極側配線(42a、42c)と、スタック40aおよびスタック40bの各々の負極側配線(42b、42d)とがユニット間接続配線180により接続されるので、電力変換装置400の正側電位と負側電位との間の中間電位を、ユニット間接続配線180を介して中間接地部150により容易に接地電位にすることができる。
In addition, in the second embodiment, as described above, the
また、第2実施形態では、上記のように、中間接地部150が、一対の正側ダイオード部153と一対の負側ダイオード部154とを接続する配線185を接地するように、電力変換装置400を構成する。これにより、一対の正側ダイオード部153によりスタック40aの正極側配線42aとスタック40bの正極側配線42cとが導通することを防止し、かつ、一対の負側ダイオード部154によりスタック40aの負極側配線42bとスタック40bの負極側配線42dとが導通することを防止しながら、配線185の電位である中間電位を、中間接地部150により接地電位にすることができる。
In addition, in the second embodiment, as described above, the
また、第2実施形態では、上記のように、中間接地部150が、配線185のうち一対のコンデンサ155同士の間の部分185aを接地するように、電力変換装置400を構成する。これにより、中間接地部150に流れる電流により一対のコンデンサ155が充電されるので、中間接地部150に流れる電流がアースに流れ続けて電力が消費されるのを抑制することができる。
Further, in the second embodiment, as described above, the
なお、第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。 Note that other effects of the second embodiment are similar to those of the first embodiment.
[変形例]
今回開示された実施形態は、全ての点で例示であり制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更(変形例)が含まれる。
[Modified example]
The embodiments disclosed this time should be considered to be illustrative in all respects and not restrictive. The scope of the present invention is indicated by the claims rather than the description of the above embodiments, and further includes all changes (modifications) within the meaning and scope equivalent to the claims.
たとえば、上記第1および第2実施形態では、中間接地部50(150)において抵抗素子51(151)を介して接地が行われている例を示したが、本発明はこれに限られない。中間接地部50(150)に抵抗素子51(151)が設けられていなくてもよい。 For example, in the first and second embodiments described above, an example is shown in which the intermediate grounding portion 50 (150) is grounded via the resistive element 51 (151), but the present invention is not limited to this. The resistive element 51 (151) may not be provided in the intermediate ground portion 50 (150).
また、上記第1および第2実施形態では、電力変換装置100(400)に、スタック40a(第1電力変換ユニット)およびスタック40b(第2電力変換ユニット)のみが設けられる例を示したが、本発明はこれに限られない。電力変換装置100(400)に、スタック40aおよびスタック40bに加えて、互いに直列に接続される一対のスタックが1つ以上設けられていてもよい。
Further, in the first and second embodiments described above, an example was shown in which the power conversion device 100 (400) is provided with only the
また、上記第1および第2実施形態では、接地用配線52(152)がケーブル配線(束線)である例を示したが、本発明はこれに限られない。接地用配線52(152)がバスバーであってもよい。 Further, in the first and second embodiments described above, an example is shown in which the grounding wiring 52 (152) is a cable wiring (bundled wire), but the present invention is not limited to this. The grounding wiring 52 (152) may be a bus bar.
また、上記第2実施形態では、中間接地部150に一対のコンデンサ155が設けられる例を示したが、本発明はこれに限られない。中間接地部150に一対のコンデンサ155が設けられていなくてもよい。
Further, in the second embodiment, an example is shown in which the pair of
また、上記第1および第2実施形態において示した抵抗素子51(151)の抵抗値や、コンデンサ155の容量等は、あくまで一例であって、適宜変更することが可能である。
Further, the resistance value of the resistance element 51 (151), the capacity of the
30(30a、30b) インバータ部
31a 半導体スイッチング素子(第1半導体スイッチング素子)
31b 半導体スイッチング素子(第2半導体スイッチング素子)
31c 半導体スイッチング素子(第3半導体スイッチング素子)
31d 半導体スイッチング素子(第4半導体スイッチング素子)
33a 直列回路(第1直列回路)
33b 直列回路(第2直列回路)
34a、34c 正側入力端(入力端)
34b、34d 負側入力端(入力端)
40 スタック(電力変換ユニット)
40a スタック(第1電力変換ユニット)
40b スタック(第2電力変換ユニット)
41 ユニット直列接続部
42a、42c 正極側配線
42b、42d 負極側配線
50、150 中間接地部
51、151 抵抗素子
80 バスバー(ユニット間接続配線)
100、400 電力変換装置
153 一対の正側ダイオード部
153a ダイオード(第1ダイオード)
153b ダイオード(第2ダイオード)
154 一対の負側ダイオード
154a ダイオード(第3ダイオード)
154b ダイオード(第4ダイオード)
155、155a、155b コンデンサ
180 ユニット間接続配線
185 配線(ダイオード間配線)
185a 部分(一対のコンデンサ同士の間の部分)
C、D 出力端
30 (30a, 30b)
31b semiconductor switching element (second semiconductor switching element)
31c semiconductor switching element (third semiconductor switching element)
31d semiconductor switching element (fourth semiconductor switching element)
33a Series circuit (first series circuit)
33b Series circuit (second series circuit)
34a, 34c Positive input end (input end)
34b, 34d Negative input terminal (input terminal)
40 stack (power conversion unit)
40a stack (first power conversion unit)
40b stack (second power conversion unit)
41 Unit
100, 400
153b diode (second diode)
154 Pair of
154b diode (4th diode)
155, 155a,
185a part (part between a pair of capacitors)
C, D Output end
Claims (5)
前記複数の電力変換スタックの出力を互いに直列に接続し、接地される接続用配線と、
前記複数の電力変換スタックを収容する筐体と、を備え、
前記複数の電力変換スタックは、前記筐体内において、上下方向に直交する中央面に対して略対称に配置され、
前記接続用配線は、前記上下方向に直交する第1の中央線に対して略対称に設けられている、電力変換装置。 multiple power conversion stacks that convert DC power and output AC power ;
connection wiring that connects the outputs of the plurality of power conversion stacks to each other in series and is grounded ;
A casing that accommodates the plurality of power conversion stacks ,
The plurality of power conversion stacks are arranged in the housing substantially symmetrically with respect to a central plane perpendicular to the vertical direction,
In the power conversion device , the connection wiring is provided substantially symmetrically with respect to a first center line that is orthogonal to the vertical direction .
前記複数の電力変換スタックの各々の前記複数の部材は、前記第1の中央線に対して略対称に設けられている、請求項1に記載の電力変換装置。 The power conversion device according to claim 1, wherein the plurality of members of each of the plurality of power conversion stacks are provided substantially symmetrically with respect to the first center line.
前記接地用配線は、抵抗素子を介して接地されている、請求項1~3のいずれか1項に記載の電力変換装置。 further comprising a grounding wiring that grounds the connection wiring,
The power conversion device according to any one of claims 1 to 3, wherein the grounding wiring is grounded via a resistance element.
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