JP7363724B2 - 分析装置、分析方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、集客イベント時におけるトラヒック量や装置負荷等に対する影響を分析する技術に関連するものである。
通信事業者は、ネットワークの輻輳による通信品質の劣化を防止するため、ネットワークの状況を逐次監視し、ネットワーク機器の設定や設備増設を行っている。近年モバイル端末やIoT(Internet of Things)機器が急速に普及し、無線通信網の構築や通信品質改善に向けた取組みが盛んに行われている。
例えば、特許文献1~2、非特許文献1~2には、集客イベント発生時におけるトラヒック量を予測する技術が開示されている。予測したトラヒック量に基づいて、必要設備量を見積もり、設備増設等のトラヒック対策を実施することが考えられる。
特開2017-208757号公報 特開2018-133680号公報
必要設備量の見積もりのためには、集客イベント発生エリアを収容する無線基地局の平常時のトラヒック量に、集客イベントに起因するトラヒック量を重畳させる必要がある。また、集客イベントによるトラヒック増加に起因する装置負荷の上昇量を確認し、必要に応じてリソースの増強等の対策を講じる必要がある。
これを行うためには、過去の集客イベント発生時における無線基地局の観測情報から、集客イベントに伴うトラヒック量・装置負荷の上昇といった各観測項目への影響を抽出する必要がある。観測情報には集客イベントに基づくトラヒック量変化の他、ユーザの日常的な生活行動に伴うトラヒック量変化の影響も混在するため、この二つの影響の分離が必要となる。なお、本明細書において「トラヒック量・装置負荷」は「トラヒック量又は装置負荷」を意味する。「トラヒック量又は装置負荷」は、「トラヒック量のみ」、「装置負荷のみ」、及び「トラヒック量と装置負荷の両方」の意味を含む
しかし、無線基地局の数は多く、観測項目も多岐にわたるため、集客イベントに伴い変化した観測項目と当該変化を観測した無線基地局を抽出することは困難であった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、集客イベントに伴い変化した観測項目と当該変化を観測した無線基地局を抽出することを可能とする技術を提供することを目的とする。
開示の技術によれば、複数の無線基地局を備える通信システムにおけるイベントの発生時の影響を分析する分析装置であって、
前記イベントに関連するエリアに存在する無線基地局から取得した装置ログに基づいて、時間区間、観測項目名、及び基地局IDの3軸を持つ3次元配列である観測情報を生成する前処理部と、
前記観測情報に基づいて、所定の数の変動パターンと前記時間区間との間の関連度を要素に持つ第1の2次元配列、前記所定の数の変動パターンと前記観測項目名との間の関連度を要素に持つ第2の2次元配列、及び前記所定の数の変動パターンと前記基地局IDとの間の関連度を要素に持つ第3の2次元配列を抽出する抽出部と、
前記第1の2次元配列、前記第2の2次元配列、及び前記第3の2次元配列を用いて、前記イベントに伴って変動した観測項目、及び当該変動を観測した無線基地局を抽出する集計部と
を備える分析装置が提供される。
開示の技術によれば、集客イベントに伴い変化した観測項目と当該変化を観測した無線基地局を抽出することを可能とする技術が提供される。
本発明の実施の形態におけるシステムの全体構成図である。 観測情報の収集を説明するための図である。 収集される観測情報の形式の例を示す図である。 集客イベントログ分析装置100が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 3次元配列Xの一例を示す図である。 2次元配列Aの例を示す図である。 2次元配列Bの例を示す図である。 2次元配列Cの例を示す図である。 2次元配列A´の例を示す図である。 2次元配列B´の例を示す図である。 2次元配列C´の例を示す図である。 3次元配列X´の例を示す図である。 装置のハードウェア構成例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態(本実施の形態)を説明する。以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。
例えば、本実施の形態では、イベントとして集客イベントを挙げているが、イベントは集客イベントに限らない。例えば、集客はないが、元々存在していた複数ユーザのトラヒックを増加させるようなイベントに対しても本実施の形態に係る技術を適用できる。
(実施の形態の概要)
前述したとおり、従来技術では、集客イベントに伴い変化した観測項目と当該変化を観測した無線基地局を抽出することは困難であった。この課題を解決するために、本実施の形態では、トラヒック量・装置負荷の変動パターンに基づき、観測情報変化の類似性に着目することとしている。
すなわち、前述したとおり、集客イベント発生エリアを収容する無線基地局においては、平常時のトラヒック量・装置負荷の変動に加え、集客イベントに伴うトラヒック量・装置負荷の変動が重畳されている。
集客イベントに伴うトラヒック量・装置負荷の変動には、地理的な近さ、変化する観測項目、変化した時間帯に類似性が見られるため、このような変動パターンの類似性に基づき観測項目及び無線基地局を抽出することで、集客イベントに伴うトラヒック量・装置負荷の変動を捉えることができる。また、当該時刻に類似の変化を示した集客イベント発生エリア近傍の無線基地局の情報を集計することで、集客イベントに伴うトラヒック量・装置負荷の上昇量の総量を見積もることが可能となる。以下、本実施の形態に係る技術をより詳細に説明する。
(システム構成、装置構成)
図1に、本実施の形態におけるシステムの全体構成図を示す。図1に示すように、本システムは、無線基地局10-1~10-n、無線基地局監視装置200、集客イベントログ分析装置100を有する。本システムにおいて、無線基地局監視装置200が無線基地局10-1~10-nを監視し、観測情報を得る。集客イベントログ分析装置100は、当該観測情報を無線基地局監視装置200から取得し、分析することで、分析結果を出力する。なお、集客イベントログ分析装置を「分析装置」と呼んでもよい。
図1に示すように、集客イベントログ分析装置100は、前処理部110、抽出部120、集計部130を有する。各機能部による処理の概要は下記のとおりである。
前処理部110は、無線基地局監視装置200により得られた観測情報について、分析対象データの絞り込みと加工を行う。
抽出部120は、前処理部110により加工されたデータを入力として分析を行い、入力データの中から予め指定する任意の数の代表的な変動パターンを抽出し、かつ各パターンに対して入力データの各軸の項目がどの程度関連しているかを示す「関連度」を算出する。
集計部130は、抽出部120の処理結果を入力として、集客イベントに伴い変化した観測項目と当該変化を観測した無線基地局及び、その変化量を出力する。
(観測情報の収集について)
図2を参照して、無線基地局監視装置200による観測情報の収集に関わる動作例を説明する。図2に示すように、収容エリア毎に備えられている無線基地局10は、バックボーンネットワーク300との間で主信号を送受信している。
無線基地局監視装置200は、無線基地局10とバックボーンネットワーク300間の一切の通信に影響しないようにしながら各無線基地局10の装置ログを観測情報として収集・蓄積する。
各無線基地局10の装置ログは定期的に無線基地局監視装置200に送信されることを想定するが、無線基地局監視装置200が能動的に各無線基地局10の装置ログを取得することとしても良い。また、無線基地局10のログの記録先としては無線基地局監視装置200のメインメモリや記録装置を想定しているが、これらに限られるわけではなく、任意の記録先を用いることができる。
本実施の形態では、図3に示す形式で各無線基地局10の装置ログが無線基地局監視装置200に収集され、蓄積されるものとする。
タイムスタンプは、無線基地局10の装置ログが無線基地局監視装置200に保存された時刻である。なお、タイムスタンプは、無線基地局10により装置ログが取得された時刻であってもよいし、無線基地局10により装置ログが送信された時刻であってもよい。
基地局IDは、通信事業者が任意に付与する無線基地局10の識別子である。図3の観測値は、当該基地局IDの無線基地局10により観測された値である。基地局位置情報は、当該無線基地局10の位置を示す座標(緯度,経度)である。
観測項目名は、具体的には、ユーザ数や平均スループット、CPU使用率といったものが一例となる。観測値は、各観測項目に紐付く値であって、ユーザ数であれば該当時刻の収容エリアに存在するユーザの人数(端末の台数)、平均スループットであれば該当時刻における主信号の平均データ転送量、CPU使用率であれば当該無線基地局10における装置のCPU使用率を示すパーセンテージとなる。
(集客イベントログ分析装置100の処理手順)
図4は、集客イベントログ分析装置100が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。以下、図4に示す手順に沿って、集客イベントログ分析装置100が実行する処理について説明する。
S101、S102において、前処理部110は、無線基地局監視装置200に記録された観測情報から、後述する処理によって分析に必要となるデータの絞り込みと加工を行う。前処理部110の出力結果として、1個の3次元配列Xを得る。具体的な処理は下記のとおりである。
<S101>
S101において、前処理部110は、予め定める期間Tの観測情報の集合を、タイムスタンプを参照して無線基地局監視装置200から取得する。期間Tの開始時刻t1と終了時刻t2は、分析を行う者により任意に定められる数値である。また、観測情報は各観測項目について、無線基地局監視装置200の集計仕様に基づく、例えば1分や5分といった時間粒度で離散化されているとする。
<S102>
S102において、前処理部110は、分析を行う者が別途指定する集客イベント発生エリアを示す座標、又は、分析を行う者が別途指定する無線基地局の座標に基づき、当該座標で示される位置の近傍に存在する1以上の無線基地局10を選出し、当該無線基地局10の観測情報のみを抽出する。
ここで、近傍とは、分析を行う者が任意に定める距離で定義される分析対象エリア、あるいは複数の座標で定義される分析対象エリアのことを指す。もしくは、通信事業者が導入した無線基地局装置10の電波到達限界距離を用いてもよい。
例えば、分析を行う者が別途指定する集客イベント発生エリアを示す座標(又は、分析を行う者が別途指定する無線基地局の座標)で示す位置をPとし、「分析を行う者が任意に定める距離」を用いる場合において、当該距離がXmであるとすると、「近傍」(分析対象エリア)は、Pを中止とする半径Xmの円である。この場合、当該円内に存在する1以上の無線基地局10が選出される。
また、分析を行う者が別途指定する集客イベント発生エリアを示す座標(又は、分析を行う者が別途指定する無線基地局の座標)で示す位置をPとし、無線基地局装置10の電波到達限界距離を用いる場合において、Pに電波が到達する距離内にある1以上の無線基地局10が選出される。
更に、前処理部110は、抽出した観測情報の集合より、基地局IDと観測項目名とタイムスタンプの関係性を表現する3次元配列Xを生成する。3次元配列Xは、各基地局ID、各観測項目名、各タイムスタンプを各軸の項目とし、観測情報から得られる観測値を要素とするデータである。なお、複数タイムスタンプのデータを1時間や1日といったより大きな時間粒度に変換し、観測値を該当時間粒度における時間区間の統計値としても良い。
上記のように統計値を用いる場合における統計値の算出法としては、平均値、最大値、中央値等がある。この統計値は、いずれか一つを用いても良いし、各観測項目名に、当該観測項目の区間平均値、当該観測項目の区間最大値、当該観測項目の区間中央値、といった形で複数用いても良い。これは、集客イベント発生時のトラヒック量変動や装置負荷上昇は、イベントの性質に依存して特徴が異なることを捉えるためである。
例えば、モバイルゲームのエリアイベントのように、イベント開催期間中は常にトラヒックを発生し続けるために区間平均が上昇することを特徴とするイベントもあれば、ライブイベントのように、イベント開催期間の合間に設けられる休憩時間にトラヒックが集中することで区間最大値が上昇することを特徴とするイベントもある。上記のように、区間平均値、区間最大値、区間中央値等の複数の統計値を用いることで、このような特徴を捉えることができる。
図5は、3次元配列Xの一例を示す図である。図5においては時間区間、観測項目名、基地局IDを各軸の項目としている。時間区間軸の項目数Lは、入力した観測情報の期間Tと集約粒度に依存する数である。観測項目軸の項目数Mは、無線基地局監視装置200が収集している観測項目に依存する数である。基地局ID軸の項目数Nは、前処理部110で選出された近傍の無線基地局10の数に依存する数である。
<S103>
S103において、抽出部120は、前処理部110において加工した3次元配列Xを入力とし、後述するパターン抽出手法の適用により、入力データの中から予め指定する任意の数Kの代表的なトラヒック量・装置負荷の変動パターンを抽出し、かつ、各変動パターンに対して入力データの各軸の項目がどの程度関連しているかを示す「関連度」を算出する。抽出部120の出力結果として、3個の2次元配列A、B、Cと1個の3次元配列Hを得る。
なお、上記のKは、観測情報に存在する傾向(変動パターン)をいくつに分類するかを決めるパラメータである。Kを基底の数と呼んでもよい。
ここで、得られる3個の2次元配列は、後述するパターン抽出手法によって、3次元配列Xの各軸の項目と、指定したK個の代表的なトラヒック量・装置負荷の変動パターンとの関連度を要素に持つ。なお、Kは1以上の整数である。
このうち、タイムスタンプ(又は時間区間)と代表的なトラヒック量・装置負荷の変動パターンを軸とする2次元配列を以降ではAとし、観測項目名と代表的なトラヒック量・装置負荷の変動パターンを軸とする2次元配列を以降ではBとし、基地局IDと代表的なトラヒック量・装置負荷の変動パターンを軸とする2次元配列を以降ではCとする。
2次元配列Aにより、K個の時系列変動を得る。また、2次元配列BとCのそれぞれにより、各代表的なトラヒック量・装置負荷の変動パターン抽出の根拠となる観測項目名と基地局IDを把握することが可能である。
一方、3次元配列Hは集計部130における処理で利用する、3個の2次元配列から3次元配列を計算するためのデータである。3次元配列Hは、K×K×Kの配列である。
観測情報の時間区間=l、観測項目=m、基地局ID=nの値をxl,m,nとし、2次元配列Aの要素をap,l(p=1,...,K)とし、2次元配列Bの要素をbq,m(q=1,...,K)とし、2次元配列Cの要素をcr,n(r=1,...,K)とし、3次元配列Hの要素をhp,q,rとした場合、
l,m,n≒Σ p=1Σ q=1Σ r=1p,q,rp,lq,mr,n
の関係がある。
パターン抽出手法として、NTF(Non-negative Tensor Factorization)、CP(Canonical Polyadic)分解、タッカー分解等、3次元配列を入力として各軸と各パターンの関連性を抽出するための任意の手法を用いることができる。
NTFについては,例えば,「Max Welling, and Markus Weber. "Positive tensor factorization." Pattern Recognition Letters 22.12, 1255-1261 (2001).」等に開示されている。また、CP分解については、「Carroll, J.D., Chang, J. "Analysis of individual differences in multidimensional scaling via an n-way generalization of "Eckart-Young" decomposition." Psychometrika 35, 283-319 (1970).」等に開示されている。タッカー分解については、「Tucker, L.R. "Some mathematical notes on three-mode factor analysis." Psychometrika 31, 279-311 (1966).」等に開示されている。
図6~図8は、抽出部120によるパターン抽出の出力結果である2次元配列A、B、Cの一例を示す図である。図6は2次元配列Aを示し、図7は2次元配列Bを示し、図8は2次元配列Cを示す。図6~図8の例では、例えば変動パターン2は、時間区間2、観測項目1、基地局ID=1、Nにおいてトラヒック量・装置負荷の変動が大きいパターンであることが読み取れる。
<S104>
S104において、集計部130は、抽出部120により得られたパターン抽出結果に基づいて、集客イベントによる影響を特定する。具体的な処理は下記のとおりである。
まず、集計部130は、タイムスタンプ(又は時間区間)と代表的なトラヒック量・装置負荷の変動パターンを軸とする2次元配列Aに基づき、変動パターン1~Kを、集客イベントに起因する変動パターンとユーザの日常的な生活行動に伴う変動パターンとに分類する。分類の方法として、下記の分類方法1と分類方法2がある。
分類方法1は、集客イベントの開催期間が分かる場合に適用可能な方法であり、分析を行う者が当該集客イベントの開催期間を予め集客イベントログ分析装置100に入力する方法である。この場合は、2次元配列AのK個の変動パターンから、当該集客イベントの開催期間の間のみ大きな値の関連度を示すものと、それ以外のものを分類する。
例えば、2次元配列Aにおける変動パターンk∈{1,...,K}の時間区間l∈{1,...,L}の要素をak,lと表すとき、別途定める閾値を用い、当該集客イベントの開催期間のみak,lが閾値を上回り、それ以外の期間はak,lが閾値を下回る変動パターンkを集客イベントに起因する変動パターンとして分類し、それ以外をユーザの日常的な生活行動に伴う変動パターンとして分類する。ここで、閾値としては分析を行う者が経験に基づき設定しても良いし、例えば観測平均(1/L)Σk,lを使っても良い。
当該集客イベントの開催期間のうちの大部分のak,lが閾値を上回り(一部に閾値を下回るak,lがあってもよい)、それ以外の期間の大部分でak,lが閾値を下回る(一部に閾値を上回るak,lがあってもよい)変動パターンkを集客イベントに起因する変動パターンとして分類することとしてもよい。
分類方法2は、集客イベントの開催期間が分からない場合に用いる方法であり、変動パターンの周期性に基づき当該の開催期間を推定する方法である。この場合は、集客イベントの開催期間よりも十分に長い期間Tの観測情報を集客イベントログ分析装置100に入力することを前提とする。
例えば、2次元配列Aにおける変動パターンを一日毎又は一週間毎に分割し、前後の日又は前後の週と同様の傾向を示す変動パターンをユーザの日常的な生活行動に伴う変動パターンとして分類し、それ以外を集客イベントに起因する変動パターンとして分類する。
すなわち、上記の一日や一週間を「単位周期期間」と呼ぶこととすると、単位周期期間の前又は後に、当該単位周期期間と異なる傾向の単位周期期間が存在する変動パターンを集客イベントに起因する変動パターンとして分類し、それ以外の変動パターンを日常的な生活行動に伴う変動パターンとして分類する。
なお、変動パターンの周期性を判定する方法としては、これに限るものではない。また、周期的な変動パターンから外れた時間区間を集客イベントの開催期間として推定する。
以上の処理によって分類された変動パターンの内、集客イベントに起因する変動パターンを以降では便宜上イベントグループEと呼び、イベントグループEに属する変動パターンの集合をE⊆{1,...,K}で表す。
同様に、ユーザの日常的な生活行動に伴う変動パターンを日常グループDと呼び、日常グループDに属する変動パターンの集合をD⊆{1,...,K}で表す。また、前述の分類方法で入力、もしくは推定した集客イベントの開催期間に紐付く時間区間をZ⊂{1,...,L}で表す。
続いて、集計部130は、観測項目名と代表的なトラヒック量・装置負荷の変動パターンを軸とする2次元配列Bと、基地局IDと代表的なトラヒック量・装置負荷の変動パターンを軸とする2次元配列C、及びイベントグループEに基づいて、集客イベントに伴いトラヒック量・装置負荷の変動が発生した観測項目と当該変動を観測した基地局IDを特定する。
具体的には、2次元配列BにおけるイベントグループEに属する変動パターンと関連度の高い観測項目を抽出し、同様に、二次元配列CにおけるイベントグループEに属する変動パターンと関連度の高い基地局IDを抽出する。
イベントグループEに属する変動パターンと関連度の高い観測項目であると判定する条件は、2次元配列Bにおける変動パターンk∈{1,...,K}の観測項目m∈{1,...,M}の要素をbk,m、と表すとき、別途定める閾値を用い、bk,mが閾値を上回るか否かとする。ここで、閾値としては分析を行う者が経験に基づき設定しても良いし、例えば平均(1/M)Σk,mを使っても良い。
同様に、イベントグループEに属する変動パターンと関連度の高い基地局IDであると判定する条件は、2次元配列Cにおける変動パターンk∈{1,...,K}の基地局ID n∈{1,...,N}の要素をck,nと表すとき、別途定める閾値を用い、ck,nが閾値を上回るか否かとする。ここで、閾値としては分析を行う者が経験に基づき設定しても良いし、例えば平均(1/N)Σk,nを使っても良い。
こうして抽出された観測項目と基地局IDを、集客イベントの影響を受けた観測項目、基地局IDとして、それぞれU⊂{1,...,M}、V⊂{1,...,N}で表す。
<S105>
S105において、集計部130は、2次元配列A、B、C及び、集客イベントの開催期間に紐付く時間区間Z、集客イベントの影響を受けた観測項目U、集客イベントの影響を受けた基地局ID Vに基づき、集客イベント発生時のトラヒック量・装置負荷の変動(上昇)の見積もり(推定)を行う。具体的には、次の方法により2次元配列A´、B´、C´を生成し、3次元配列Hを組み合わせることで、観測情報と同様の様式である3次元配列X´を算出し、当該3次元配列X´を出力する。
A´:k∈{1,...,K}、l∈{1,...,L}について、
k∈Eかつl∈Zの時a´k,l=ak,l、それ以外の時a´k,l=0
B´:k∈{1,...,K}、m∈{1,...,M}について、
k∈Eかつm∈Uの時b´k,m=bk,m、それ以外の時b´k,m=0
C´:k∈{1,...,K},n∈{1,...,N}について、
k∈Eかつn∈Vの時c´k,n=ck,n、それ以外の時c´k,n=0
X´:l∈{1,...,L}、m∈{1,...,M}、n∈{1,...,N}について、
x´l,m,n=Σ p=1Σ q=1Σ r=1p,q,ra´p,lb´q,mc´r,n
図9~図11は、前述の処理の結果である2次元配列A´、B´、C´の一例を示す図である。図9は2次元配列A´を示し、図10は2次元配列B´を示し、図11は2次元配列C´を示す。また、図12は、3次元配列X´の一例を示す図である。
ここでの例では、変動パターン2がイベントグループEに属する変動パターンとして分類された変動パターンであり、2次元配列A´における時間区間2が集客イベントの開催期間に紐付く時間区間Zに属する時間区間であり、2次元配列B´における観測項目1が集客イベントの影響を受けた観測項目Uに属する観測項目であり、2次元配列C´における基地局ID=1と基地局ID=Nが集客イベントの影響を受けた基地局ID Vに属する基地局IDであることが示されている。
図12において、例えば、「観測項目1、時間区間2、基地局ID1」の値である18は、観測情報における「観測項目1、時間区間2、基地局ID1」の値から、ユーザの日常的な生活行動に伴う変動パターンに係る値を除いた、集客イベントに起因する変動量(日常的な値に対した変動した量)であることを示している。
また、集計部130は、3次元配列X´に基づいて、例えば、ある時刻(時間区間)のある観測項目の変動量を、基地局横断的に集計することで、集客イベントに伴うトラヒック量・装置負荷の上昇量の総量を算出してもよい。例えば、時間区間2の観測項目2について、基地局ID=1~Nの値を足し合わせることで、時間区間2の観測項目2の上昇量の総量を推定できる。仮に観測項目2がトラヒック量(例:単位時間あたりのデータ送受信量)であれば、上記計算により、集客イベント時の時間区間2におけるトラヒック量の上昇量の総量を推定できる。
(ハードウェア構成例)
本実施の形態における集客イベントログ分析装置100は、例えば、コンピュータに、本実施の形態で説明する処理内容を記述したプログラムを実行させることにより実現可能である。
上記プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(可搬メモリ等)に記録して、保存したり、配布したりすることが可能である。また、上記プログラムをインターネットや電子メール等、ネットワークを通して提供することも可能である。
図13は、上記コンピュータのハードウェア構成例を示す図である。図13のコンピュータは、それぞれバスBSで相互に接続されているドライブ装置1000、補助記憶装置1002、メモリ装置1003、CPU1004、インタフェース装置1005、表示装置1006、入力装置1007、出力装置1008等を有する。
当該コンピュータでの処理を実現するプログラムは、例えば、CD-ROM又はメモリカード等の記録媒体1001によって提供される。プログラムを記憶した記録媒体1001がドライブ装置1000にセットされると、プログラムが記録媒体1001からドライブ装置1000を介して補助記憶装置1002にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体1001より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置1002は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置1003は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置1002からプログラムを読み出して格納する。CPU1004は、メモリ装置1003に格納されたプログラムに従って、集客イベントログ分析装置100に係る機能を実現する。インタフェース装置1005は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられる。表示装置1006はプログラムによるGUI(Graphical User Interface)等を表示する。入力装置1007はキーボード及びマウス、ボタン、又はタッチパネル等で構成され、様々な操作指示を入力させるために用いられる。出力装置1008は演算結果を出力する。
(実施の形態の効果)
以上説明したとおり、本実施の形態によれば、集客イベントに起因するトラヒック量・装置負荷の変動パターンと関連度が高い観測項目と無線基地局を抽出することで、集客イベントに伴い変化した観測項目と当該変化を観測した無線基地局を抽出することができる。
また、当該時刻の観測項目の変動量を、基地局横断的に集計することで、集客イベントに伴うトラヒック量・装置負荷の上昇量の総量を見積もることが可能となる。
(実施の形態のまとめ)
本明細書には、少なくとも下記の各項に記載した分析装置、分析方法、及びプログラムが記載されている。
(第1項)
複数の無線基地局を備える通信システムにおけるイベントの発生時の影響を分析する分析装置であって、
前記イベントに関連するエリアに存在する無線基地局から取得した装置ログに基づいて、時間区間、観測項目名、及び基地局IDの3軸を持つ3次元配列である観測情報を生成する前処理部と、
前記観測情報に基づいて、所定の数の変動パターンと前記時間区間との間の関連度を要素に持つ第1の2次元配列、前記所定の数の変動パターンと前記観測項目名との間の関連度を要素に持つ第2の2次元配列、及び前記所定の数の変動パターンと前記基地局IDとの間の関連度を要素に持つ第3の2次元配列を抽出する抽出部と、
前記第1の2次元配列、前記第2の2次元配列、及び前記第3の2次元配列を用いて、前記イベントに伴って変動した観測項目、及び当該変動を観測した無線基地局を抽出する集計部と
を備える分析装置。
(第2項)
前記集計部は、前記第1の2次元配列における前記所定の数の変動パターンから、前記イベントの開催期間の要素の値に基づいて、又は、要素の値の周期性に基づいて、前記イベントに起因する変動パターンを抽出する
第1項に記載の分析装置。
(第3項)
前記集計部は、
前記第2の2次元配列から、前記イベントに起因する変動パターンと関連度の高い観測項目を、前記イベントに伴って変動した観測項目として抽出し、
前記第3の2次元配列から、前記イベントに起因する変動パターンと関連度の高い基地局IDを、前記変動を観測した無線基地局として抽出する
第2項に記載の分析装置。
(第4項)
前記集計部は、
前記イベントに起因する変動パターンと前記観測項目との関連度が高いか否かを、当該観測項目の要素の値が閾値を上回るか否かで判定し、
前記イベントに起因する変動パターンと前記基地局IDとの関連度が高いか否かを、当該基地局IDの要素の値が閾値を上回るか否かで判定する
第3項に記載の分析装置。
(第5項)
前記集計部は、
前記イベントに起因する変動パターンと、前記イベントの開催期間と、前記イベントに伴って変動した観測項目と、当該変動を観測した無線基地局とに基づいて、前記観測情報と同じ形式の、イベントに起因する変動量を要素として持つ3次元配列を生成する
第3項又は第4項に記載の分析装置。
(第6項)
前記集計部は、
イベント時のある観測項目の変動量を無線基地局について足し合わせることにより、イベント時の当該観測項目における変動の総量を推定する
第5項に記載の分析装置。
(第7項)
複数の無線基地局を備える通信システムにおけるイベントの発生時の影響を分析する分析装置が実行する分析方法であって、
前記イベントに関連するエリアに存在する無線基地局から取得した装置ログに基づいて、時間区間、観測項目名、及び基地局IDの3軸を持つ3次元配列である観測情報を生成するステップと、
前記観測情報に基づいて、所定の数の変動パターンと前記時間区間との間の関連度を要素に持つ第1の2次元配列、前記所定の数の変動パターンと前記観測項目名との間の関連度を要素に持つ第2の2次元配列、及び前記所定の数の変動パターンと前記基地局IDとの間の関連度を要素に持つ第3の2次元配列を抽出するステップと、
前記第1の2次元配列、前記第2の2次元配列、及び前記第3の2次元配列を用いて、前記イベントに伴って変動した観測項目、及び当該変動を観測した無線基地局を抽出するステップと
を備える分析方法。
(第8項)
コンピュータを、第1項ないし第6項のうちいずれか1項に記載の分析装置における各部として機能させるためのプログラム。
以上、本実施の形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10-1~10-n 無線基地局
100 集客イベントログ分析装置
110 前処理部
120 抽出部
130 集計部
200 無線基地局監視装置
300 バックボーンネットワーク
1000 ドライブ装置
1001 記録媒体
1002 補助記憶装置
1003 メモリ装置
1004 CPU
1005 インタフェース装置
1006 表示装置
1007 入力装置
1008 出力装置

Claims (8)

  1. 複数の無線基地局を備える通信システムにおけるイベントの発生時の影響を分析する分析装置であって、
    前記イベントに関連するエリアに存在する無線基地局から取得した装置ログに基づいて、時間区間、観測項目名、及び基地局IDの3軸を持つ3次元配列である観測情報を生成する前処理部と、
    前記観測情報に基づいて、所定の数の変動パターンと前記時間区間との間の関連度を要素に持つ第1の2次元配列、前記所定の数の変動パターンと前記観測項目名との間の関連度を要素に持つ第2の2次元配列、及び前記所定の数の変動パターンと前記基地局IDとの間の関連度を要素に持つ第3の2次元配列を抽出する抽出部と、
    前記第1の2次元配列、前記第2の2次元配列、及び前記第3の2次元配列を用いて、前記イベントに伴って変動した観測項目、及び当該変動を観測した無線基地局を抽出する集計部と
    を備える分析装置。
  2. 前記集計部は、前記第1の2次元配列における前記所定の数の変動パターンから、前記イベントの開催期間の要素の値に基づいて、又は、要素の値の周期性に基づいて、前記イベントに起因する変動パターンを抽出する
    請求項1に記載の分析装置。
  3. 前記集計部は、
    前記第2の2次元配列から、前記イベントに起因する変動パターンと関連度の高い観測項目を、前記イベントに伴って変動した観測項目として抽出し、
    前記第3の2次元配列から、前記イベントに起因する変動パターンと関連度の高い基地局IDを、前記変動を観測した無線基地局として抽出する
    請求項2に記載の分析装置。
  4. 前記集計部は、
    前記イベントに起因する変動パターンと前記観測項目との関連度が高いか否かを、当該観測項目の要素の値が閾値を上回るか否かで判定し、
    前記イベントに起因する変動パターンと前記基地局IDとの関連度が高いか否かを、当該基地局IDの要素の値が閾値を上回るか否かで判定する
    請求項3に記載の分析装置。
  5. 前記集計部は、
    前記イベントに起因する変動パターンと、前記イベントの開催期間と、前記イベントに伴って変動した観測項目と、当該変動を観測した無線基地局とに基づいて、前記観測情報と同じ形式の、イベントに起因する変動量を要素として持つ3次元配列を生成する
    請求項3又は4に記載の分析装置。
  6. 前記集計部は、
    イベント時のある観測項目の変動量を無線基地局について足し合わせることにより、イベント時の当該観測項目における変動の総量を推定する
    請求項5に記載の分析装置。
  7. 複数の無線基地局を備える通信システムにおけるイベントの発生時の影響を分析する分析装置が実行する分析方法であって、
    前記イベントに関連するエリアに存在する無線基地局から取得した装置ログに基づいて、時間区間、観測項目名、及び基地局IDの3軸を持つ3次元配列である観測情報を生成するステップと、
    前記観測情報に基づいて、所定の数の変動パターンと前記時間区間との間の関連度を要素に持つ第1の2次元配列、前記所定の数の変動パターンと前記観測項目名との間の関連度を要素に持つ第2の2次元配列、及び前記所定の数の変動パターンと前記基地局IDとの間の関連度を要素に持つ第3の2次元配列を抽出するステップと、
    前記第1の2次元配列、前記第2の2次元配列、及び前記第3の2次元配列を用いて、前記イベントに伴って変動した観測項目、及び当該変動を観測した無線基地局を抽出するステップと
    を備える分析方法。
  8. コンピュータを、請求項1ないし6のうちいずれか1項に記載の分析装置における各部として機能させるためのプログラム。
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駒井友香,木村達明,小林正裕,原田薫明,プロアクティブ制御型ネットワークの実現に向けたアクセスパターンに基づいたトラヒック予測手法,電子情報通信学会2019年総合大会講演論文集 通信2,2019年03月

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