JP7363337B2 - 現像装置および画像形成装置 - Google Patents
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Description
発明者は、鋭意研究により、下記のようなメカニズムで、現像装置内の実際のトナー濃度と透磁率センサーの測定結果に基づくトナー濃度が異なる状況が発生しうることを知見した。
(2-1)画像形成装置の構成
図1は、画像形成装置1の構成を示す概略正面図である。
図2は、現像部13Yの構成例を示す横断面図である。
図3は、図2のP-P線で切断した現像部13Yの一部を分解して示す斜視図であ。図3において、供給スクリュー32と撹拌スクリュー33の並ぶ方向をX軸方向、現像ローラー31の軸方向をZ軸方向、X軸とZ軸の双方に直交する方向をY軸方向とする。
供給スクリュー32は、回転軸(軸体)32aと、これの外周面に沿って螺旋状に設けられてなるスクリュー羽根32bを有する。回転軸32aは、軸方向両端部が第1収容室38の軸方向両側壁に軸受部材(不図示)などを介して回転自在に支持されると共に、左端側の軸部分32zが側壁の外に延出されており、その軸部分32zにギア(不図示)が取着され、ギアからの回転駆動力により矢印F方向に回転駆動される。回転軸32aの外周面に設けられたスクリュー羽根32bは、回転軸32aの回転により第1収容室38内の現像剤Dに搬送方向(矢印T1方向)の搬送力を付与する。
撹拌スクリュー33については、図4(a)を用いてすでに説明している。
現像ローラー31、供給スクリュー32、撹拌スクリュー33がそれぞれ回転駆動されることにより、ハウジング30内の現像剤Dが図3に示す矢印の方向に搬送される。
以下、Y色用の現像装置6Yの構成についてさらに説明する。なお、M、C、K色用の現像装置は、基本的に現像装置6Yと同じ構成なので、説明を省略する。
図8は、トナー濃度制御部9Yの動作を示すフローチャートである。
上述のように、本実施の形態の画像形成装置は、トナー補給量とトナー消費量との比率に基づいて、現像剤の2極化を検出し、現像剤が2極化しているときは、ドットカウント方式によりトナー補給を行うことを特徴とする。この特徴により、現像部13Y-K内で現像剤の2極化が発生して場合でも、現像部13Y-K内のトナー濃度を安定させることが可能である。
以上、本開示を実施の形態に基づいて説明してきたが、本開示は、上述の構成に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例が考えられる。
6Y,6M,6C,6K 現像装置
8Y,8M,8C,8K 透磁率センサー
9Y,9M,9C,9K トナー濃度制御部
13Y,13M,13C,13K 現像部
91 補給量算出部
92 2極化判定部
Claims (11)
- 二成分現像剤を現像槽内で撹拌しつつ搬送する現像装置であって、
前記現像槽内の現像剤の透磁率を計測する透磁率センサーと、
前記透磁率センサーの検知域内で一部の現像剤が滞留している状態であるか否かを判定し、滞留していない場合は前記透磁率センサーの計測結果を用いた第1の方法で前記現像剤のトナー濃度を算出し、滞留している場合は前記第1の方法とは異なる第2の方法で前記現像剤のトナー濃度を算出し、算出されたトナー濃度に基づいて前記現像槽へのトナーの補給量を制御するトナー濃度制御部と、
を備え、
前記トナー濃度制御部は、画像信号から推測される所定時間内のトナー消費量に対する前記所定時間内の前記現像槽内へのトナーの補給量の比率が所定の閾値を超える場合に、現像剤が滞留していると判定する
現像装置。 - 前記トナー濃度制御部は、前記現像槽内へ補給するトナーが収容されたトナーボトル内のトナー残量が所定量未満の場合は、前記現像剤が滞留しているかの判定を禁止し、前記第1の方法でトナー濃度を算出し、算出されたトナー濃度に基づいて前記現像槽へのトナーの補給量を制御する
請求項1に記載の現像装置。 - 前記所定量は、トナーボトルに収容されている現在のトナーの量が、当該トナーボトルの新品時の100%に対する3%に相当する量である
請求項2に記載の現像装置。 - 二成分現像剤を現像槽内で撹拌しつつ搬送する現像装置であって、
前記現像槽内の現像剤の透磁率を計測する透磁率センサーと、
前記透磁率センサーの検知域内で一部の現像剤が滞留している状態であるか否かを判定し、滞留していない場合は前記透磁率センサーの計測結果を用いた第1の方法で前記現像剤のトナー濃度を算出し、滞留している場合は前記第1の方法とは異なる第2の方法で前記現像剤のトナー濃度を算出し、算出されたトナー濃度に基づいて前記現像槽へのトナーの補給量を制御するトナー濃度制御部と、
を備え、
前記トナー濃度制御部は、所定量のトナーを補給してから所定時間経過するまでの間に前記透磁率センサーの計測結果に基づくトナー濃度が所定の閾値を超えない場合、現像剤が滞留していると判定する
現像装置。 - 前記現像槽内には、撹拌搬送部材により現像剤が撹拌搬送される撹拌搬送経路が設けられ、
前記所定量は、前記現像槽内の現像剤重量の0.5%またはそれよりも大きく、
前記所定時間は、現像剤が前記撹拌搬送経路を2周する時間またはそれよりも長い、
請求項4に記載の現像装置。 - 前記第2の方法は、画像信号から推測されるトナー消費量に基づいてトナー濃度を計測する方法、所定の現像電圧でパッチ画像を作成したときの画像濃度に基づいてトナー濃度を計測する方法、所定の画像濃度のパッチ画像を作成したときの現像電圧に基づいてトナー濃度を計測する方法、及び、前記現像槽底面からの現像剤の液面の高さの検出結果に基づいてトナー濃度を計測する方法のいずれか、又は、複数を組み合わせた方法である
請求項1~5のいずれかに記載の現像装置。 - 前記第2の方法が画像信号から推測されるトナー消費量に基づいてトナー濃度を計測する方法であり、
前記トナー濃度制御部は、前記第2の方法で算出されたトナー濃度に基づいてトナーの補給量を制御する場合、画像信号におけるエッジ比率に応じて、エッジ比率が高いほどトナーの補給量を増加させる
請求項6に記載の現像装置。 - 二成分現像剤を現像槽内で撹拌しつつ搬送する現像装置であって、
前記現像槽内の現像剤の透磁率を計測する透磁率センサーと、
前記透磁率センサーの検知域内で一部の現像剤が滞留している状態であるか否かを判定し、滞留していない場合は前記透磁率センサーの計測結果を用いた第1の方法で前記現像剤のトナー濃度を算出し、滞留している場合は前記第1の方法とは異なる第2の方法で前記現像剤のトナー濃度を算出し、算出されたトナー濃度に基づいて前記現像槽へのトナーの補給量を制御するトナー濃度制御部と、
を備え、
前記トナー濃度制御部は、前記第1の方法で算出されたトナー濃度に基づいてトナーの補給量を制御する場合、第1の時間間隔でトナー濃度の測定を行い、算出されたトナー濃度が第1の閾値を下回った場合に、第1のトナー量のトナーを補給し、前記第2の方法で算出されたトナー濃度に基づいてトナーの補給量を制御する場合、第2の時間間隔でトナー濃度の測定を行い、算出されたトナー濃度が第2の閾値を下回った場合に、第2のトナー量のトナーを補給し、
前記第2の時間間隔が前記第1の時間間隔よりも短い、前記第2の閾値が前記第1の閾値よりも大きい、又は、前記第2のトナー量が前記第1のトナー量よりも少ない、のいずれかを満たす
現像装置。 - 前記現像槽内には、回転軸の軸方向に沿って設けられたスクリュー羽根を有する撹拌搬送部材を回転することにより現像剤が撹拌搬送される撹拌搬送経路が設けられ、
前記撹拌搬送部材は、前記透磁率センサーの検知域付近において、前記スクリュー羽根がない、又は、前記スクリュー羽根の外径が小さい、ことによって他の部分よりも搬送力が落とされている
請求項1~8のいずれかに記載の現像装置。 - 前記トナー濃度制御部は、現像剤が滞留していると判定された後、現像剤の滞留が解消されたと判定された場合は、前記第1の方法で算出されたトナー濃度に基づいてトナーの補給量を制御する
請求項1~9のいずれかに記載の現像装置。 - 感光体上の静電潜像をトナーで現像する現像部として、請求項1~10のいずれかの現像装置を備える画像形成装置。
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