JP7362346B2 - 記録装置 - Google Patents
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Description
本実施形態では、記録ヘッドの主走査方向への移動と、主走査方向に交差する方向(以下、副走査方向という)への記録媒体の搬送とを繰り返すことで記録動作が行われる、いわゆるシリアル式のインクジェット記録装置を説明する。そして、インクジェット記録装置(以下、単に記録装置という)において、吐出口付近のインクを移動させる形態を説明する。
図1は、本実施形態における記録装置100の外観を示す概略斜視図である。記録装置100は、記録ヘッド101を有する。記録ヘッド101は、複数配列された吐出口を有し、各吐出口の列毎に異なる色のインクを吐出することが可能である。記録ヘッド101は、供給流路として機能する供給チューブ102を介してインクタンク103と連通している。インクタンク103は、記録装置100の所定の位置に固定して設置されている。記録ヘッド101の各インク色の吐出口列には、各色用の供給チューブ102を介してインクタンク103から各色のインクが供給される。吐出口からインクが吐出されると、インクタンク103から記録ヘッド101にインクが供給される。
図2は、図1における+Y方向から記録装置100を見た概略図である。図2は、装置本体の定位置に配されたインクタンク103から記録ヘッド101までのインクの経路を示している。
図3は、本実施形態の記録装置100の制御構成の概略を示すブロック図である。CPU301は、ROM302に格納されたシステム制御を司るプログラムをRAM312に読み出して実行し、実行したプログラムに従ってシステム全体を制御する。RAM312は、CPU301が実行する処理に必要なプログラムおよび入力データなどを一時的に格納する作業領域として用いられる。
図4は、記録ヘッド101内の液室を説明する図である。図4(a)は、本実施形態の記録ヘッド101の概略断面図である。紙面の奥行方向に各吐出口401が配列されている。記録ヘッド101の内部の圧力室408内には、エネルギー発生素子であるヒータ407が配されている。ヒータ407にパルス状の電力を加えることによって発泡が生じ、インク滴が吐出口401から吐出される。
図6は、キャリッジ104の移動に伴う慣性力を説明する図である。供給チューブ102(第1チューブ102a、第2チューブ102b)を介してインクタンク103と連結されている記録ヘッド101は、キャリッジ104と一体となり主走査方向である図1のX軸方向を左右に往復移動する。即ち、図6においてキャリッジ104は、左右に往復移動する。なお、キャリッジ104の往復移動は、記録動作時に行われてもよいし、記録動作を行わないときに行われてもよい。
次に、吐出口401付近のインクが移動することで生じる現象を説明する。前述したように、吐出口401のインクと外気との界面であるメニスカスでインクの蒸発成分が蒸発する。インクの蒸発成分は、インクの温度が高いほど多く蒸発しやすい。また、インクの蒸発成分は、外気である空気の湿度が低いほど蒸発しやすい。このように、吐出口401付近のインクは、特性が変化し、吐出精度が低下したり、吐出口401に目詰まりして吐出ができなかったりする虞がある。
第1実施形態では、キャリッジ104の往復移動によって、第1チューブ102aおよび第2チューブ102b内に作用する圧力が均一となるような例を説明した。具体的には、チューブ内のインクを移動させるための十分な圧力が、往路と復路で均一に得られるよう、第1チューブ102aおよび第2チューブ102bを左右対称の這いまわし構成にしていた。即ち、第1チューブ102aと、第2チューブ102bとの長さが略同等、かつ、左右対称の這いまわしである。このため、記録ヘッド101走査によりインクに働く慣性力が略同等となる。このような第1実施形態で説明した構成の場合、キャリッジ104の往復移動によって吐出口401付近のインクが揺動するものの、移動量は、略同等となる。本実施形態では、キャリッジ104の往復移動によって、インクが徐々に一方向に移動する例を説明する。
第1実施形態および第2実施形態においては、1つのインクタンクに第1チューブ102aおよび第2チューブ102bが接続され、第1チューブ102aおよび第2チューブ102bが記録ヘッド101の液室に接続される例を説明した。本実施形態では、第1チューブ102aに接続するインクタンクと、第2チューブ102bに接続するインクタンクとを別々に用意する例を説明する。
以上説明した各実施形態においては、第2液室403に容積可変部406が設けられている例を説明したが、この例に限られない。図10は、容積可変部406に関する他の形態を示す図である。図10(a)は、第1液室402および第2液室403のいずれにも容積可変部406が設けられていない例を示している。図10(b)は、第1液室402および第2液室403のいずれにも容積可変部406が設けられている例を示している。第1チューブ102aおよび第2チューブ102bのいずれも、大気開放されているインクタンク103に接続されるので、容積可変部406がない場合であっても、吐出口401からインクが漏れ出さずに済む。
102a 第1チューブ
102b 第2チューブ
103 インクタンク
104:キャリッジ
401:吐出口
Claims (13)
- インクを収容するタンクと、
インクを吐出する吐出口とインクが充填される圧力室とを有し、往復走査する記録ヘッドと、
前記タンクから前記記録ヘッドへインクを供給することが可能な第1流路と、
前記タンクから前記記録ヘッドへインクを供給することが可能な、前記第1流路とは異なる第2流路と、
を備える記録装置であって、
前記記録ヘッドは、
前記第1流路との接続部を有する第1液室と、
前記圧力室を介して前記第1液室と連通し、かつ、前記第2流路との接続部を有する第2液室と、
を有し、
前記第2流路は、前記記録ヘッドの走査方向において前記第1流路と反対方向から前記記録ヘッドに接続され、前記第1流路、前記第2流路および前記記録ヘッドによって環状の流路が形成されることを特徴とする記録装置。 - 前記第1流路および前記第2流路は、柔軟性のある部材によって構成されていることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
- 前記柔軟性のある部材は、チューブであることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
- 前記タンクは、前記記録ヘッドにより記録が行われる記録領域においてほぼ中央に配置されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の記録装置。
- 前記第1流路の流路抵抗と前記第2流路の流路抵抗とが異なることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の記録装置。
- 前記第1流路および前記第2流路は、一方のチューブ管径が他方のチューブ管径よりも大きいことを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
- 前記第1流路および前記第2流路は、一方のチューブ長さが他方のチューブ長さよりも小さいことを特徴とする請求項5または6に記載の記録装置。
- 前記タンクは、
前記第1流路と接続する第1タンクと、
前記第2流路と接続する第2タンクとを含むことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の記録装置。 - 前記第1液室は、前記第1液室の容積を変化させる容積可変部をさらに有することを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の記録装置。
- 前記第2液室は、前記第2液室の容積を変化させる容積可変部をさらに有することを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の記録装置。
- 前記タンクは、前記記録装置の所定の位置に固定されていることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の記録装置。
- 前記タンクは、前記記録ヘッドが往復走査するときに、大気開放されていることを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の記録装置。
- 前記記録ヘッドを搭載し往復移動するキャリッジを備えることを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の記録装置。
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JP2015066690A (ja) | 2013-09-26 | 2015-04-13 | エスアイアイ・プリンテック株式会社 | 液体噴射ユニット及び液体噴射装置 |
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