JP7361913B2 - 冷凍サイクル装置 - Google Patents

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Description

本開示は、冷凍サイクル装置に関する。
従来、非共沸混合冷媒を用いた冷凍サイクル装置が知られている。この冷凍サイクル装置では、負荷に応じて冷媒組成を変化させることにより、冷凍能力が制御される。たとえば、特開平1-107061号公報(特許文献1)は、室外側熱交換器と室内側熱交換器との間に気液分離器を接続するとともに、気液分離器のガス吐出側に精留塔を接続したヒートポンプ装置を開示している。気液分離器により分離されたガス冷媒が精留塔に貯留されることにより、冷媒組成が変化する。
特開平1-107061号公報 特開平8-75280号公報
特許文献1に開示の技術では、気液分離器による液冷媒とガス冷媒との分離に時間がかかる。そのため、冷媒組成を変化させるのに時間がかかる。
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、冷媒組成を変化させやすい冷凍サイクル装置を提供することである。
本開示のある局面の冷凍サイクル装置は、非共沸混合冷媒が、圧縮機、凝縮器、気液分離器、減圧装置、および蒸発器の順に循環する冷媒回路と、気液分離器から排出されるガス冷媒を貯留するレシーバーと、圧縮機から吐出された冷媒の一部を、冷媒回路における凝縮器と気液分離器との間に戻すバイパス配管と、を備える。バイパス配管の一部は、気液分離器内に配置される。
本開示によれば、バイパス配管の一部が気液分離器内に配置されるため、気液分離器内の液冷媒は、バイパス配管内の高温高圧の冷媒と熱交換することにより、加熱される。これにより、気液分離器において、液冷媒とガス冷媒との分離が促進される。その結果、冷媒組成を変化させやすくなる。
実施の形態1に係る冷凍サイクル装置100の内部構成を示す図である。 給湯温度が基準温度以下に維持されているときの制御装置50の制御の流れを示すフローチャートである。 給湯温度が基準温度以下に維持されているときの冷凍サイクル装置100における冷媒の流れを示す図である。 基準温度を超える給湯温度が設定されたときの制御装置50の制御の流れを示すフローチャートである。 基準温度を超える給湯温度が設定されたときの冷凍サイクル装置100における冷媒の流れを示す図である。 給湯温度が基準温度以下に戻されたときの制御装置50の制御の流れを示すフローチャートである。 給湯温度が基準温度以下に戻されたときの冷凍サイクル装置100における冷媒の流れを示す図である。 実施の形態3に係る冷凍サイクル装置200の内部構成と、冷房運転時の冷媒の流れとを示す図である。 実施の形態3に係る冷凍サイクル装置200の内部構成と、暖房運転時の冷媒の流れとを示す図である。
実施の形態1.
<冷凍サイクル装置の構成>
図1は、実施の形態1に係る冷凍サイクル装置100の内部構成を示す図である。図1に示す冷凍サイクル装置100は、たとえば給湯機として使用され得る。以下、冷凍サイクル装置100が給湯機として使用される場合について説明する。
冷凍サイクル装置100は、冷媒が循環する冷媒回路10と、冷媒回路10を循環する冷媒の一部を貯留可能に構成されるレシーバー18と、を備える。冷媒回路10を循環する冷媒として非共沸混合冷媒が用いられる。非共沸混合冷媒は、低沸点冷媒と、低沸点冷媒よりも沸点の高い高沸点冷媒とを含む混合物である。低沸点冷媒は、たとえばR32であり、大きい加熱能力を有する。高沸点冷媒は、たとえばR1234yfであり、高温出湯に適している。
冷凍サイクル装置100の設置時点において、冷媒回路10には、給湯温度が基準温度以下に設定されたときに適した組成(以下、「基準組成」と称する。)の非共沸混合冷媒が充填される。基準温度は、予め定められており、たとえば45℃である。
冷媒回路10は、圧縮機11、凝縮器12、気液分離器13、減圧装置としての膨張弁14、および蒸発器15を含む。冷媒は、圧縮機11、凝縮器12、気液分離器13、膨張弁14、および蒸発器15の順に循環する。
圧縮機11は、可変容量式、または固定容量式の圧縮機である。圧縮機11の吐出側は、凝縮器12に接続されている。
凝縮器12は、利用側の熱交換器であり、凝縮器12内を流れる冷媒と給湯水との間で熱交換する。凝縮器12の吐出側は、気液分離器13に接続される。
気液分離器13は、凝縮器12から流出した冷媒を液状の冷媒(以下、「液冷媒」と称する。)とガス状の冷媒(以下、「ガス冷媒」と称する。)とに分離する。上述したように、冷媒回路10に充填される非共沸混合冷媒は、低沸点冷媒と高沸点冷媒とを含む。そのため、気液分離器13によって分離されたガス冷媒は、主に低沸点冷媒によって構成される。
気液分離器13には、液冷媒を排出させる2つの液冷媒排出口13a,13bとガス冷媒を排出させるガス冷媒排出口13cとが形成されている。液冷媒排出口13aには膨張弁14が接続される。
膨張弁14は、気液分離器13と蒸発器15との間に配置され、気液分離器13から流出した冷媒を減圧膨張する。膨張弁14は、開度を調整できる電子膨張弁等であってもよいし、キャピラリーチューブ等であってもよい。膨張弁14によって減圧膨張された冷媒は、蒸発器15に流れる。
蒸発器15は、熱源側の熱交換器であり、蒸発器12内を流れる冷媒と送風機17によって送り出される空気との間で熱交換する。蒸発器15から流出した冷媒は、圧縮機11に吸入される。
さらに、冷凍サイクル装置100は、冷媒回路10に接続される、バイパス配管20,23および接続配管21,22を備える。
バイパス配管20は、冷媒回路10に設けられた分岐点P10と冷媒回路10に設けられた合流点P11とを接続する。分岐点P10は、圧縮機11と凝縮器12との間に設けられる。合流点P11は、凝縮器12と気液分離器13との間に設けられる。これにより、バイパス配管20は、圧縮機11から吐出された冷媒の一部を、冷媒回路10における凝縮器12と気液分離器13との間に戻す。
バイパス配管20の一部は、気液分離器13内に配置される。具体的には、バイパス配管20の一部は、気液分離器13内において、液冷媒に接触するように配置される。バイパス配管20には、圧縮機11から吐出された高温高圧の冷媒が流れる。そのため、気液分離器13内の液冷媒は、バイパス配管20内の高温高圧の冷媒と熱交換することにより、加熱される。これにより、気液分離器13において、液冷媒とガス冷媒との分離が促進される。
接続配管21は、気液分離器13のガス冷媒排出口13cと、レシーバー18とを接続する。接続配管21が設けられることにより、レシーバー18は、気液分離器13から排出されるガス冷媒を貯留する。
接続配管22は、レシーバー18と冷媒回路10に設けられた合流点P12とを接続する。合流点P12は、膨張弁14と蒸発器15との間に設けられる。接続配管22が設けられることにより、レシーバー18に貯留された冷媒を冷媒回路10に戻すことができる。
バイパス配管23は、気液分離器13の液冷媒排出口13bと冷媒回路10に設けられた合流点P13とを接続する。合流点P13は、圧縮機11の吸入側に設けられる。バイパス配管23には、減圧装置としてのキャピラリー40が設けられる。これにより、気液分離器13によって分離された液冷媒の一部は、キャピラリー40によって減圧され、圧縮機11の吸入側に戻される。
さらに、冷凍サイクル装置100は、接続配管21の中間に設けられる冷却器16を備える。冷却器16は、蒸発器15から流出される冷媒と接続配管21を流れるガス冷媒との間で熱交換を行なう。蒸発器15から流出される冷媒は低温低圧である。そのため、冷却器16は、蒸発器15から流出される冷媒を用いて、接続配管21を流れるガス冷媒を冷却する。これにより、接続配管21を流れるガス冷媒は、液冷媒に変化する。その結果、レシーバー18には液冷媒が貯留される。
冷却器16は、レシーバー18の上方に配置されることが好ましい。これにより、接続配管21内を流れる冷媒は、冷却器16を通過するときに液状に変化した後、重力によってレシーバー18に落下する。すなわち、レシーバー18に冷媒を貯留させやすくなる。
さらに、冷凍サイクル装置100は、接続配管21,22およびバイパス配管20にそれぞれ設けられる第1弁31、第2弁32および第3弁33を備える。第1弁31、第2弁32および第3弁33は、開状態および閉状態のいずれかに制御される。
さらに、冷凍サイクル装置100は、冷媒回路10を循環する冷媒の組成を検知するための検知部として、温度センサ41,42と圧力センサ43とを備える。温度センサ41は、バイパス配管23においてキャピラリー40の入口の冷媒の温度を計測する。温度センサ42は、バイパス配管23においてキャピラリー40の出口の冷媒の温度を計測する。圧力センサ43は、圧縮機11に吸入される冷媒の圧力を計測する。
さらに、冷凍サイクル装置100は、制御装置50と、操作パネル60とを備える。操作パネル60は、たとえば、給湯システムの利用者から給湯温度の設定を受け付ける。
制御装置50は、冷凍サイクル装置100に備えられる各部の動作を制御する。具体的には、制御装置50は、設定された給湯温度と、温度センサ41,42によって計測された温度と、圧力センサ43によって計測された圧力とに応じて、第1弁31、第2弁32および第3弁33を制御する。
上述したように、冷凍サイクル装置100の設置時点において、冷媒回路10には、給湯温度が基準温度以下に設定されたときに適した基準組成の非共沸混合冷媒が充填される。そのため、給湯温度が基準温度以下に設定されたとき、冷媒回路10内の冷媒組成を基準組成に近づけることが好ましい。これにより、冷媒回路10内において、加熱能力の大きい低沸点冷媒の濃度が高まり、消費電力を下げることができる。そのため、給湯温度が基準温度以下に設定されると、制御装置50は、レシーバー18に貯留される低沸点冷媒の量を減らすように、第1弁31、第2弁32および第3弁33を制御する。
基準温度を超える給湯温度が設定されたときには、冷媒回路10内の冷媒における高沸点冷媒の濃度を、給湯温度に適した濃度まで高めることが好ましい。高温給湯に適した高沸点冷媒の濃度を高めることにより、効率的に給湯水を加熱できる。そのため、基準温度を超える給湯温度が設定されると、制御装置50は、温度センサ41,42によって計測された温度と、圧力センサ43によって計測された圧力とに基づいて、冷媒回路10内の冷媒組成を演算する。冷媒組成は、たとえば、低沸点冷媒の濃度および高沸点冷媒の濃度の少なくとも一方で表される。制御装置は、演算された冷媒組成が給湯温度に適した目標組成と一致するように、第1弁31、第2弁32および第3弁33を制御する。
制御装置50は、その機能を実現する回路デバイスのようなハードウェアによって構成することができる。あるいは、制御装置50は、CPU(Central Processing Unit)のような演算装置および当該演算装置によって実行されるソフトウェアが記憶されるメモリによっても構成することができる。以下に、制御装置50の制御方法の詳細について説明する。
<冷媒組成の演算方法>
制御装置50は、公知の手法を用いて、冷媒回路10内の冷媒組成を演算すればよい。たとえば、制御装置50は、特開平8-75280号公報(特許文献2)に記載の技術を用いて、冷媒回路10内の冷媒組成を演算する。
制御装置50は、温度センサ41,42によってそれぞれ計測された温度T1,T2と圧力センサ43によって計測された圧力Pとを取得する。次に、制御装置50は、冷媒回路10内の冷媒組成の仮定値αを設定する。
冷媒組成の仮定値αとキャピラリー40の入口の温度T1と圧縮機11に吸入される冷媒の圧力P(すなわち、キャピラリー40の出口の圧力)とキャピラリー40の出口における冷媒の乾き度Xとは、以下の関係式(1)を満たす。
X=f1(T1、P、α)・・・(1)
上記の関係式(1)は、予め実験等により定められる。制御装置50は、関係式(1)を予め記憶しており、当該関係式(1)に仮定値α、温度T1および圧力Pを代入することにより、乾き度Xを演算する。
次に、制御装置50は、キャピラリー40の出口の温度T2と演算された乾き度Xと圧力Pとを用いて、冷媒回路10内の冷媒組成α’を演算する。
圧力Pにおける乾き度Xの気液二相状態の非共沸混合冷媒の温度は、冷凍回路10内の冷媒組成によって変化する。すなわち、圧力Pと乾き度Xと温度T2と冷媒組成α’とは、以下の関係式(2)を満たす。
α’=f2(T2、P、X)・・・(2)
上記の関係式(2)は、予め実験等により定められる。制御装置50は、関係式(2)を予め記憶しており、当該関係式(2)に圧力P、乾き度Xおよび温度T2を代入することにより、冷媒組成α’を演算する。
制御装置50は、冷媒組成α’と仮定値αとを比較し、両者が一致していれば、冷媒回路10内の冷媒組成をα’に決定する。両者が一致していなければ、制御装置50は、仮定値αを仮定し直し、冷媒組成α’と仮定値αとが一致するまで計算を続行する。
<冷凍サイクル装置の動作>
(給湯温度が基準温度以下に維持されているとき)
図2は、給湯温度が基準温度以下に維持されているときの制御装置50の制御の流れを示すフローチャートである。図3は、給湯温度が基準温度以下に維持されているときの冷凍サイクル装置100における冷媒の流れを示す図である。図3において、冷媒の流れが矢印で示される。
図2に示されるように、制御装置50は、第1弁31、第2弁32および第3弁33を閉じる(ステップS1)。
図3に示されるように、冷媒は、圧縮機11、凝縮器12、気液分離器13、膨張弁14、および蒸発器15の順に循環する。第1弁31、第2弁32および第3弁33が閉じられているため、バイパス配管20および接続配管21,22には冷媒が流れない。そのため、レシーバー18には低沸点冷媒が貯留されず、冷媒回路10内の冷媒組成は、基準組成に維持される。
(基準温度を超える給湯温度が設定されたとき)
図4は、基準温度を超える給湯温度が設定されたときの制御装置50の制御の流れを示すフローチャートである。図5は、基準温度を超える給湯温度が設定されたときの冷凍サイクル装置100における冷媒の流れを示す図である。
図4に示されるように、制御装置50は、第1弁31を開き、かつ、第2弁32を閉じる(ステップS11)。次に、制御装置50は、第3弁33を開く(ステップS12)。
図5に示されるように、第1弁31が開かれることにより、気液分離器13のガス冷媒排出口13cから接続配管21へのガス冷媒の排出が開始される。さらに、第3弁33が開かれることにより、バイパス配管20に高温高圧の冷媒が流れる。これにより、気液分離器13内の液冷媒は、バイパス配管20内の冷媒によって加熱される。その結果、気液分離器13によるガス冷媒と液冷媒との分離が促進される。
バイパス配管20内の冷媒は、気液分離器13内の液冷媒によって冷やされる。そのため、バイパス配管20における合流点P11付近の冷媒の状態は、凝縮器12から流出される冷媒の状態に近い。そのため、バイパス配管20内の冷媒を冷媒回路10の合流点P11に戻しても問題ない。言い換えると、バイパス配管20内の冷媒を冷媒回路10に戻すための要素(たとえば熱交換器や減圧装置)が必要ない。
気液分離器13から排出されたガス冷媒は、冷却器16によって冷却され、液状に変化し、レシーバー18に貯留される。第2弁32が閉じられているため、レシーバー18に貯留された冷媒は、冷媒回路10に戻されない。気液分離器13から排出されるガス冷媒は、主に低沸点冷媒によって構成される。そのため、冷媒回路10を循環する冷媒における高沸点冷媒の濃度が高くなる。すなわち、冷媒回路10内の冷媒組成は、基準組成よりも高沸点冷媒の濃度の高い組成となる。
図4に戻って、次に、制御装置50は、温度センサ41,42および圧力センサ43の計測結果を用いて、冷媒回路10内の冷媒組成を演算し、演算された冷媒組成と目標組成とを比較する(ステップS13)。制御装置50は、給湯温度と目標組成とを対応付けたテーブルを予め記憶しており、設定された給湯温度に対応する目標組成を当該テーブルから読み出す。当該テーブルは、給湯温度と当該給湯温度に適した目標組成とを対応付けるように、予め実験等により作成される。
演算された冷媒組成と目標組成とが一致しない場合(ステップS13でNO)、処理はステップS12に戻る。これにより、気液分離器13によるガス冷媒と液冷媒との分離が促進され、レシーバー18に貯留される低沸点冷媒の量が増大し、冷媒回路10内の高沸点冷媒の濃度が高まる。
演算された冷媒組成と目標組成とが一致する場合(ステップS13でYes)、制御装置50は、第3弁33を閉じる(ステップS14)。これにより、バイパス配管20への高温高圧の冷媒の供給が停止され、気液分離器13からのガス冷媒の排出が抑制される。その結果、冷媒回路10内の冷媒組成が目標組成に維持される。ステップS14の後、処理は終了する。
なお、ステップS13における「一致」とは、演算された冷媒組成と目標組成とが完全に同一である場合に限定されず、演算された冷媒組成と目標組成との差が予め定められた基準範囲内である場合も含み得る。すなわち、演算された冷媒組成と目標組成との差が基準範囲外の場合に、処理はステップS12に戻り、気液分離器13によるガス冷媒と液冷媒との分離が促進される。演算された冷媒組成と目標組成との差が基準範囲外の場合に、処理はステップS14に移り、気液分離器13からのガス冷媒の排出が抑制される。
(給湯温度が基準温度以下に戻されたとき)
図6は、給湯温度が基準温度以下に戻されたときの制御装置50の制御の流れを示すフローチャートである。図7は、給湯温度が基準温度以下に戻されたときの冷凍サイクル装置100における冷媒の流れを示す図である。
図6に示されるように、制御装置50は、第1弁31および第2弁32を開き、かつ、第3弁33を閉じる(ステップS21)。
図7に示されるように、第3弁33が閉じられることにより、バイパス配管20への高温高圧の冷媒の供給が停止され、気液分離器13からのガス冷媒の排出が抑制される。一方、第2弁32が開かれることにより、レシーバー18から冷媒回路10への冷媒の排出が開始される。
図6に戻って、制御装置50は、レシーバー18から冷媒が排出されたか否かを判断する(ステップS22)。具体的には、制御装置50は、ステップS21を完了してからの時間をカウントし、カウントした時間が予め定められた基準時間に到達したか否かを判断する。基準時間は、レシーバー18に貯留された冷媒が全て排出されるのに要する時間以上の時間となるように、予め実験等により定められる。制御装置50は、カウントした時間が基準時間に到達したことに応じて、レシーバー18から冷媒が排出されたと判断する。
ステップS22でNOの場合、処理はステップS22に戻る。ステップS22でYESの場合、レシーバー18に貯留されていた低沸点冷媒が冷媒回路10に戻ることにより、冷媒回路10内の低沸点冷媒の濃度が高まり、冷媒回路10内の冷媒組成が基準組成に戻る。そのため、制御装置50は、第1弁31および第2弁32を閉じる(ステップS23)。これにより、冷凍サイクル装置100は、図3に示す状態に戻る。
なお、給湯温度が基準温度以下に戻されたとき、気液分離器13によって分離されたガス冷媒をレシーバー18に送る必要がない。そのため、ステップS21において、制御装置50は、第1弁31を閉じてもよい。
<作用・効果>
以上のように、冷凍サイクル装置100は、非共沸混合冷媒が、圧縮機11、凝縮器12、気液分離器13、減圧装置としての膨張弁14、および蒸発器15の順に循環する冷媒回路10を備える。さらに、冷凍サイクル装置100は、気液分離器13から排出されるガス冷媒を貯留するレシーバー18と、圧縮機11から吐出された冷媒の一部を、冷媒回路10における凝縮器12と気液分離器13との間に戻すバイパス配管20と、を備える。バイパス配管20の一部は、気液分離器13内に配置される。
上記の構成によれば、バイパス配管20には、圧縮機11から吐出された高温高圧の冷媒が流れる。そのため、気液分離器13内の液冷媒は、バイパス配管20内の高温高圧の冷媒と熱交換することにより、加熱される。これにより、気液分離器13において、液冷媒とガス冷媒との分離が促進され、冷媒組成を変化させやすい。
さらに、冷凍サイクル装置100は、気液分離器13から排出されるガス冷媒と蒸発器15から流出される冷媒との間で熱交換を行なうことにより、当該ガス冷媒を冷却する冷却器16を備える。
上記の構成によれば、気液分離器13から排出されるガス冷媒は、冷却器16によって冷却され、液状に変化する。これにおり、レシーバー18には液状の冷媒が貯留され、レシーバー18のサイズを小型化できる。
さらに、冷凍サイクル装置100は、冷媒回路10内の冷媒組成を検知する検知部として温度センサ41,42および圧力センサ43と、バイパス配管20に設けられた第3弁33とを備える。さらに、冷凍サイクル装置100は、検知された冷媒組成と目標組成との差が基準範囲外であることに応じて第3弁33の開き、当該差が前記基準範囲内であることに応じて第3弁33を閉じる制御装置50を備える。
上記の構成によれば、検知された冷媒組成と目標組成との差が基準範囲外であることに応じて第3弁33が開かれることにより、気液分離器13における液冷媒とガス冷媒との分離が促進され、冷媒回路10内の冷媒組成を変化させやすくなる。検知された冷媒組成と目標組成との差が基準範囲内であることに応じて第3弁33が閉じられることにより、気液分離器13における液冷媒とガス冷媒との分離が抑制され、冷媒回路10内の冷媒組成を目標組成または目標組成に近い組成に維持できる。
さらに、冷凍サイクル装置100は、気液分離器13とレシーバー18とを接続する接続配管21と、レシーバー18と冷媒回路10とを接続する接続配管22と、を備える。さらに、冷凍サイクル装置100は、接続配管21,22およびバイパス配管20にそれぞれ設けられた第1弁31、第2弁32および第3弁33と、第1弁31、第2弁32および第3弁33を制御する制御装置50と、を備える。非共沸混合冷媒は、低沸点冷媒と、低沸点冷媒よりも沸点の高い高沸点冷媒とを含む。制御装置50は、冷媒回路10内の高沸点冷媒の濃度を高めるときに、第1弁31および第3弁33を開き、かつ、第2弁32を閉じる。
上記の構成によれば、第3弁33を開くことにより、気液分離器13における液冷媒とガス冷媒との分離が促進される。また、第1弁31を開き、第2弁32を閉じることにより、気液分離器13によって分離されたガス冷媒がレシーバー18に貯留される。気液分離器13によって分離されたガス冷媒は、主に低沸点冷媒を含む。そのため、冷媒回路10内の高沸点冷媒の濃度を早期に高めることができる。
制御装置50は、冷媒回路10内の高沸点冷媒の濃度を高めた後に冷媒回路10内の低沸点冷媒の濃度を高めるときに、第2弁32を開き、かつ、第3弁33を閉じる。
上記の構成によれば、第3弁33を閉じることにより、気液分離器13における液冷媒とガス冷媒との分離が抑制される。また、第2弁32を開くことにより、レシーバー18に貯留された冷媒が冷媒回路10に戻される。レシーバー18には主に低沸点冷媒が貯留される。これにより、冷媒回路10内の低沸点冷媒の濃度を早期に高めることができる。
実施の形態2.
実施の形態1に係る冷凍サイクル装置100は、給湯機として使用される。しかしながら、本開示の冷凍サイクル装置は、給湯機に限定されず、たとえば空気調和装置として使用されてもよい。実施の形態2に係る冷凍サイクル装置100は、空気調和装置として使用される。
実施の形態2に係る冷凍サイクル装置100は、実施の形態1と同じ構成を有する。ただし、凝縮器12および蒸発器15のいずれか一方が室内に設置され、他方が室外に設置される。
凝縮器12が室内に設置される場合、凝縮器12は、冷媒回路10内の冷媒と室内空気との間で熱交換する。これにより、冷凍サイクル装置100は、室内空気を暖める暖房装置として使用される。
蒸発器15が室内に設置される場合、蒸発器15は、冷媒回路10内の冷媒と室内空気との間で熱交換する。これにより、冷凍サイクル装置100は、室内空気を冷やす冷房装置として使用される。
実施の形態3.
図8および図9を参照して、実施の形態3に係る冷凍サイクル装置について説明する。なお、実施の形態1と同一のまたは共通する部分について図中同一の符号を付し、その説明は繰り返さない。
実施の形態3に係る冷凍サイクル装置は、冷房運転と暖房運転とを切り替え可能な空気調和機として使用される。図8は、実施の形態3に係る冷凍サイクル装置200の内部構成と、冷房運転時の冷媒の流れとを示す図である。図9は、実施の形態3に係る冷凍サイクル装置200の内部構成と、暖房運転時の冷媒の流れとを示す図である。
図8および図9に示す冷凍サイクル装置200は、図1に示す冷凍サイクル装置100と比較して、冷媒回路10、接続配管22および制御装置50の代わりに、冷媒回路210、三方弁220、接続配管221~223、および制御装置250を備える点で相違する。冷媒回路210は、図1に示す冷媒回路10と比較して、凝縮器12、膨張弁14および蒸発器15の代わりに室内熱交換器212、膨張弁213,214および室外熱交換器215を備え、かつ、四方弁211および配管218,219を備える点で相違する。
四方弁211は、冷媒回路210の冷媒の循環状態を切り替える。四方弁211は、4つのポートP1~P4を有する。ポートP3は、圧縮機11の吐出口に接続される。
室内熱交換器212は、室内に設置され、冷媒回路210内の冷媒と送風機216によって送りされる室内空気との間で熱交換する。室内熱交換器212は、四方弁211のポートP2と膨張弁213との間に接続される。
膨張弁213は、室内熱交換器212と気液分離器13との間に配置される。膨張弁213は、開度を調整できる電子膨張弁等である。膨張弁213は、暖房運転時に全開に制御され、減圧装置として動作しない。膨張弁213は、冷房運転時に減圧装置として動作し、冷媒を減圧膨張させる。
膨張弁214は、気液分離器13と室外熱交換器215との間に配置される。膨張弁214は、開度を調整できる電子膨張弁等である。膨張弁214は、冷房運転時に全開に制御され、減圧装置として動作しない。膨張弁214は、暖房運転時に減圧装置として動作し、冷媒を減圧膨張させる。
室外熱交換器215は、室外に設置され、冷媒回路210内の冷媒と送風機217によって送りされる室外空気との間で熱交換する。
配管218は、四方弁211のポートP1と圧縮機11の吸入口とを接続する。冷却器16は、配管218内の冷媒と、接続配管21内の冷媒との間で熱交換を行なう。配管219は、室外熱交換器215と四方弁211のポートP4とを接続する。
図8に示されるように、四方弁211は、冷房運転時に、ポートP1とポートP2とが連通し、ポートP3とポートP4とが連通するように制御される。これにより、圧縮機11から吐出された冷媒は、配管219、室外熱交換器215、膨張弁214、気液分離器13、膨張弁213、室内熱交換器212、および配管218の順の循環方向に流れる。なお、上述したように、膨張弁214は、冷房運転時に全開に制御される。そのため、室外熱交換器215から流出された冷媒は、膨張弁214において減圧膨張されずに、気液分離器13に到達する。冷房運転時において、室外熱交換器215は凝縮器として作動し、室内熱交換器212は蒸発器として作動する。これにより、室内空気は、室内熱交換器212によって冷やされる。
図9に示されるように、四方弁211は、暖房運転時に、ポートP1とポートP4とが連通し、ポートP2とポートP3とが連通するように制御される。これにより、圧縮機11から吐出された冷媒は、室内熱交換器212、膨張弁213、気液分離器13、膨張弁214、室外熱交換器215、配管219、および配管218の順の循環方向に流れる。なお、上述したように、膨張弁213は、暖房運転時に全開に制御される。そのため、室内熱交換器212から流出された冷媒は、膨張弁213において減圧膨張されずに、気液分離器13に到達する。暖房運転時において、室内熱交換器212は凝縮器として動作し、室外熱交換器215は蒸発器として動作する。これにより、室内空気は、室内熱交換器212によって暖められる。
このように、四方弁211は、室内熱交換器212および室外熱交換器215を凝縮器および蒸発器としてそれぞれ作動させる第1の循環状態(暖房運転)と、室内熱交換器212および室外熱交換器215を蒸発器および凝縮器としてそれぞれ作動させる第2の循環状態(冷房運転)と、を切替える。
三方弁220は、3つのポートP5~P7を有する。接続配管221は、ポートP5とレシーバー18とを接続する。接続配管221上に第2弁32が設けられる。接続配管222は、ポートP6と冷媒回路210に設けられる合流点P14とを接続する。合流点P14は、膨張弁214と室外熱交換器215との間に設けられる。接続配管223は、ポートP7と冷媒回路210に設けられる合流点P15とを接続する。合流点P15は、膨張弁213と室内熱交換器212との間に設けられる。
三方弁220は、冷房運転時に、ポートP5とポートP7とを連通させ、ポートP6を遮断するように制御される。これにより、第2弁32が開かれることにより、レシーバー18に貯留された冷媒は、減圧装置として動作している膨張弁213と蒸発器として動作している室内熱交換器212との間の合流点P15に戻される。
三方弁220は、暖房運転時に、ポートP5とポートP6とを連通させ、ポートP7を遮断するように制御される。これにより、第2弁32が開かれることにより、レシーバー18に貯留された冷媒は、減圧装置として動作している膨張弁214と蒸発器として動作している室外熱交換器215との間の合流点P14に戻される。
制御装置250は、操作パネル60に入力された運転モードに応じて、四方弁211および三方弁220を制御する。具体的には、制御装置250は、運転モードとして冷房運転が入力された場合、ポートP1とポートP2とを連通させ、ポートP3とポートP4とを連通させるように四方弁211を制御する。さらに、制御装置250は、運転モードとして冷房運転が入力された場合、ポートP5とポートP7とを連通させ、ポートP6を遮断するように三方弁220を制御する。
制御装置250は、運転モードとして暖房運転が入力された場合、ポートP1とポートP4とを連通させ、ポートP2とポートP3とを連通させるように四方弁211を制御する。さらに、制御装置250は、運転モードとして暖房運転が入力された場合、ポートP5とポートP6とを連通させ、ポートP7を遮断するように三方弁220を制御する。
さらに、制御装置250は、負荷の大きさに応じて、第1弁31、第2弁32および第3弁33を制御する。具体的には、制御装置250は、室内の負荷が「軽」および「重」のいずれであるかを判断する。たとえば、制御装置250は、室内温度と設定温度との差が予め定められた閾値以下である場合に軽負荷と判断し、当該差が閾値を超える場合に重負荷と判断する。
あるいは、制御装置250は、室内空間の大きさに応じて、室内の負荷が「軽」および「重」のいずれであるかを判断してもよい。たとえば、制御装置250は、操作パネル60に入力された部屋サイズに応じて、室内の負荷を判断する。または、制御装置250は、温度と設定温度との差が予め定められた第1閾値を超え、かつ、単位時間当たりの室内温度の変化量が予め定められた第2閾値未満である場合に、室内空間を「大」と決定し、重負荷と判断してもよい。
制御装置250は、軽負荷で維持されている場合、図2と同様の処理を行なう。すなわち、制御装置250は、第1弁31、第2弁32および第3弁33を閉じる。
制御装置250は、軽負荷から重負荷に変化した場合、図4と同様の処理を行なう。すなわち、制御装置250は、第1弁31を開き、かつ、第2弁32を閉じる。さらに、制御装置50は、冷媒回路210内の冷媒組成が目標組成と一致するまで、第3弁33を開く。目標組成は、負荷の大きさに応じて予め定められる。
制御装置250は、重負荷から軽負荷に変化した場合、図6と同様の処理を行なう。すなわち、制御装置250は、第1弁31および第2弁32を開き、かつ、第3弁33を閉じる。制御装置50は、レシーバー18から冷媒が排出されると、第1弁31および第2弁32を閉じる。
本明細書において、「超える」は「以上」に、「以下」は「未満」に置き換えられてもよい。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10,210 冷媒回路、11 圧縮機、12 凝縮器、13 気液分離器、13a,13b 液冷媒排出口、13c ガス冷媒排出口、14,213,214 膨張弁、15 蒸発器、16 冷却器、17,216,217 送風機、18 レシーバー、20,23 バイパス配管、21,22,221,222,223 接続配管、31 第1弁、32 第2弁、33 第3弁、40 キャピラリー、41,42 温度センサ、43 圧力センサ、50,250 制御装置、60 操作パネル、100,200 冷凍サイクル装置、211 四方弁、212 室内熱交換器、215 室外熱交換器、218,219 配管、220 三方弁、P 圧力、P1~P7 ポート、P10 分岐点、P11~P15 合流点。

Claims (7)

  1. 冷凍サイクル装置であって、
    非共沸混合冷媒が、圧縮機、凝縮器、気液分離器、減圧装置、および蒸発器の順に循環する冷媒回路と、
    前記気液分離器から排出されるガス冷媒を貯留するレシーバーと、
    前記圧縮機から吐出された冷媒の一部を、前記冷媒回路における前記凝縮器と前記気液分離器との間に戻すバイパス配管と、
    前記ガス冷媒と前記蒸発器から流出される冷媒との間で熱交換を行なうことにより、前記ガス冷媒を冷却する冷却器とを備え、
    前記バイパス配管の一部は、前記気液分離器内に配置され、
    前記冷却器は前記レシーバーの上方に配置される、冷凍サイクル装置。
  2. 前記冷媒回路内の冷媒組成を検知する検知部と、
    前記バイパス配管に設けられた弁と、
    検知された冷媒組成と目標組成との差が基準範囲外であることに応じて前記弁の開き、前記差が前記基準範囲内であることに応じて前記弁を閉じる制御装置と、を備える、請求項に記載の冷凍サイクル装置。
  3. 前記気液分離器と前記レシーバーとを接続する第1配管と、
    前記レシーバーと前記冷媒回路とを接続する第2配管と、
    前記第1配管に設けられた第1弁と、
    前記第2配管に設けられた第2弁と、
    前記バイパス配管に設けられた第3弁と、
    前記第1弁、前記第2弁および前記第3弁を制御する制御装置と、をさらに備え、
    前記非共沸混合冷媒は、第1冷媒と、前記第1冷媒よりも沸点の高い第2冷媒とを含み、
    前記制御装置は、前記冷媒回路内の前記第2冷媒の濃度を高めるときに、前記第1弁および前記第3弁を開き、かつ、前記第2弁を閉じる、請求項に記載の冷凍サイクル装置。
  4. 前記制御装置は、前記冷媒回路内の前記第2冷媒の濃度を高めた後に前記冷媒回路内の前記第1冷媒の濃度を高めるときに、前記第2弁を開き、かつ、前記第3弁を閉じる、請求項に記載の冷凍サイクル装置。
  5. 前記凝縮器は、前記冷媒回路内の冷媒と給湯水との間で熱交換する、請求項1から4のいずれか1項に記載の冷凍サイクル装置。
  6. 前記凝縮器または前記蒸発器は、前記冷媒回路内の冷媒と室内空気との間で熱交換する、請求項1から4のいずれか1項に記載の冷凍サイクル装置。
  7. 前記凝縮器は、室内熱交換器と室外熱交換器とのいずれか一方であり、
    前記蒸発器は、前記室内熱交換器と前記室外熱交換器とのいずれか他方であり、
    前記室内熱交換器および前記室外熱交換器を前記凝縮器および前記蒸発器としてそれぞれ作動させる第1の循環状態と、前記室内熱交換器および前記室外熱交換器を前記蒸発器および前記凝縮器としてそれぞれ作動させる第2の循環状態と、を切替える切替弁をさらに備える、請求項1から4のいずれか1項に記載の冷凍サイクル装置。
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