JP7361667B2 - 行動変容のための認知的刺激を生成する装置、モデル及び刺激情報生成・提示方法 - Google Patents
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当該対象の精神・心理状態、思考・行動傾向、又は性格特徴に係る情報である内面情報を取得する内面情報取得手段と、
構築された認知的刺激生成モデルに対し、当該目標に係る情報である目標情報に係るデータと、当該内面情報に係るデータとを入力し、当該認知的刺激生成モデルの出力から、当該対象が認知可能な当該刺激としての認知的刺激に係る情報である認知的刺激情報を生成する認知的刺激生成手段と
を有し、
当該認知的刺激生成モデルは、当該目標情報、当該内面情報、及び正解としての当該認知的刺激情報、に係る教師データを用いた学習処理によって構築され、当該認知的刺激情報に係るデータを出力する手段としてコンピュータを機能させる
ことを特徴とする刺激情報生成装置が提供される。
当該対象は、自身の位置に係る位置情報を決定可能な端末を所持し、
目標情報推定手段は、当該目標に関係する時間に係る情報である時間情報、及び当該目標に関係する場所に係る情報である場所情報を含む目標情報を推定し、
本刺激情報生成装置は、当該時間情報に係る時刻よりも所定時間だけ前のタイミングであって、取得された当該端末の位置情報に係る位置が、当該場所情報に係る場所から所定範囲内となっているタイミングをもって、当該対象に対し当該認知的刺激情報、又は当該認知的刺激情報に予め紐づけられた認知的刺激コンテンツを提示させる認知的刺激提示手段を更に有することも好ましい。
当該認知的刺激情報又は当該認知的刺激情報に予め紐づけられた認知的刺激コンテンツを所定の又は前もって決定されたタイミングで提示させる認知的刺激提示手段と、
当該認知的刺激情報又は当該認知的刺激コンテンツに対応する情報が提示された後、当該対象の行動又は状態を検出して得られた情報である行動・状態情報に係る行動又は状態が、当該時間情報に係る時間帯において、当該場所情報に係る場所から所定範囲内の位置での当該目標に関係する行動又は状態に相当しているか否かを判定し、当該判定結果に基づき、当該目標の達成の度合いに係る情報である目標達成度合い情報を決定する目標達成検証手段と
を更に有することも好ましい。
当該内面情報推定モデルは、当該行動・状態情報及び当該操作・使用情報のいずれか一方又は両方、並びに正解としての当該内面情報、に係る教師データを用いた学習処理によって構築され、当該内面情報に係るデータを出力する手段としてコンピュータを機能させることも好ましい。
少なくとも当該目標に係る情報である目標情報に係るデータと、当該対象の精神・心理状態、思考・行動傾向、又は性格特徴に係る情報である、取得された内面情報に係るデータとを入力とし、当該対象が認知可能な当該刺激としての認知的刺激に係る情報である認知的刺激情報に係るデータを出力するように、当該目標情報、当該内面情報、及び正解としての当該認知的刺激情報、に係る教師データを用いた学習処理によって構築された認知的刺激生成モデルが提供される。
構築された認知的刺激生成モデルに対し、当該目標に係る情報である目標情報に係るデータと、当該対象の精神・心理状態、思考・行動傾向、又は性格特徴に係る情報である、取得された内面情報に係るデータとを入力し、当該認知的刺激生成モデルの出力から、当該対象が認知可能な当該刺激としての認知的刺激に係る情報である認知的刺激情報を生成するステップと、
当該認知的刺激情報又は当該認知的刺激情報に対応する情報を所定の又は前もって決定されたタイミングで提示させるステップと
を有し、
当該認知的刺激生成モデルは、当該目標情報、当該内面情報、及び正解としての当該認知的刺激情報、に係る教師データを用いた学習処理によって構築され、当該認知的刺激情報に係るデータを出力する手段としてコンピュータを機能させる
ことを特徴とする刺激情報生成・提示方法が提供される。
図1は、本発明による刺激情報生成装置の一実施形態を包含する刺激情報生成システムを示す模式図である。ちなみに図1には、当該刺激情報生成装置の一実施形態における機能構成を示す機能ブロック図も含まれている。
(a)対象によって認知可能である認知的刺激(認知的プライマ)に係る「認知的刺激情報」を生成し、本実施形態ではさらにこの「認知的刺激情報」に対応する情報としての「認知的刺激コンテンツ」を提示(配信)可能な、本発明による刺激情報生成装置としての認知的刺激配信サーバ1と、
(b)「認知的刺激コンテンツ」を提示(配信)する対象である少なくとも1人のユーザが所持・携帯する少なくとも1つの携帯端末2と、
(c)認知的刺激配信サーバ1からの要求に応答して、携帯端末2(のユーザ)から取得された各種情報を認知的刺激配信サーバ1へ送信する行動・状態情報管理サーバ3、操作・使用情報管理サーバ4及びアンケート結果管理サーバ5と
を備えている。
(A)対象(本実施形態では携帯端末2のユーザ)の精神・心理状態、思考・行動傾向、又は性格特徴に係る情報である「内面情報」を取得する内面情報取得部111と、
(B)対象(携帯端末2のユーザ)の「目標」に係る情報である「目標情報」と、上記の「内面情報」とを用い、構築された「認知的刺激生成モデル」によって、対象(携帯端末2のユーザ)が認知可能な刺激としての認知的刺激に係る「認知的刺激情報」を生成する認知的刺激生成部113と
を有している。
同じく図1の機能ブロック図によれば、本発明による刺激情報生成装置としての認知的刺激配信サーバ1は、通信インタフェース部101と、行動・状態情報保存部102と、操作・使用情報保存部103と、内面情報保存部104と、刺激コンテンツデータベース(DB)105と、キーボード(KB)106と、ディスプレイ(DP)107と、プロセッサ・メモリとを有する。
(ア)携帯端末2に搭載された(a)GPS(Global Positioning System)測位部を作動させるアプリ、及び(b)加速度センサを備えた加速度測定部を作動させるアプリによって測定・収集された(当該携帯端末2の)ユーザの所在位置や、移動・運動の有無・程度、さらには移動・運動の態様(種別)に係る情報である(または、さらに基地局測位方式で計測された携帯端末2の位置計測情報も含む)「行動・状態情報」、
(イ)(a)携帯端末2に対するユーザの各種操作を記録するアプリによって収集された当該ユーザによる端末操作・使用の有無・内容に係る情報、及び(b)携帯端末2のブラウザに連動するアプリによって収集された(または、通信事業者・サービスプロバイダ側で取得された)当該ユーザによるウェブページの閲覧履歴に係る情報である「操作・使用情報」、並びに
(ウ)(例えば以上に述べたアプリ(単独の総合アプリでもよい)におけるユーザ登録時に携帯端末2で実施される)事前アンケートの結果から取得される、当該ユーザの精神・心理状態、思考・行動傾向、又は性格特徴に係る情報である「内面情報」
を受信し、それぞれ行動・状態情報保存部102、操作・使用情報保存部103、及び内面情報保存部104に保存・管理させる。
(a)行動・状態情報保存部102から取得された当該ユーザの行動・状態情報(についての特徴量)、及び
(b)操作・使用情報保存部103から取得された当該ユーザの操作・使用情報(についての特徴量)
のいずれか一方又は両方を用い、構築済みの内面情報推定モデルによって、当該ユーザの内面情報を推定するものであってもよい。
(a)行動・状態情報保存部102から取得された当該ユーザの行動・状態情報(についての特徴量)、及び
(b)操作・使用情報保存部103から取得された当該ユーザの操作・使用情報(についての特徴量)
のいずれか一方又は両方と、
(c)内面情報取得部111から取得された内面情報(についての特徴量)と
を用い、構築済みの目標情報推定モデルによって、当該ユーザの目標に係る目標情報を推定する。
(d)(携帯端末2の契約時に収集された)当該ユーザの年齢、性別や、居住エリアといったような属性情報(についての特徴量)
も用いて、当該ユーザの目標情報を推定してもよいのである。
(ア)上記(a)の行動・状態情報の特徴量と、上記(b)の操作・使用情報の特徴量とを入力として、行動・状態傾向や操作・使用傾向の特徴量を出力する第1のニューラルネットワーク(NN)部と、
(イ)出力された行動・状態傾向や操作・使用傾向の特徴量と、上記(c)の内面情報とを入力として、内面情報によって理由付け・裏付けされた形の目標候補の特徴量を出力する第2のNN部と、
(ウ)出力された目標候補の特徴量を入力として、推定値としての「その達成のために当該ユーザに対し刺激を提示すべき目標」に係る目標情報を出力する第3のNN部と
を備えた目標情報推定モデルを挙げることができる。
(a)当該ユーザの目標に関係する時間に係る情報である時間情報、及び
(b)当該ユーザの目標に関係する場所に係る情報である場所情報
のいずれか一方又は両方を含む目標情報を推定することも好ましい。すなわち、そのような目標情報を推定値(目的変数)として出力するように構築された(学習済みの)目標情報推定モデルを採用することも好ましいのである。
(a)目標情報推定部112から取得された目標情報(についての特徴量)と、
(b)内面情報取得部111から取得された内面情報(についての特徴量)と
を用い、構築された認知的刺激生成モデルによって、当該ユーザが認知可能な認知的刺激に係る情報である認知的刺激情報を生成する。
(c)(携帯端末2の契約時に収集された)当該ユーザの年齢、性別や、居住エリアといったような属性情報(についての特徴量)
も用いて、認知的刺激情報を生成してもよいのである。
(ア)認知的刺激(本実施形態では認知的刺激コンテンツ)を特定する情報
であってもよく、又は
(イ)認知的刺激(認知的刺激コンテンツ)そのものに相当する情報
であってもよい。
(ア)刺激コンテンツDB105に格納された認知的刺激コンテンツを特定する認知的刺激情報(例えばコンテンツ特定のためのID情報)
を受け取る場合、受け取った認知的刺激情報(ID情報)に基づき、刺激コンテンツDB105から、当該認知的刺激情報に対応する認知的刺激コンテンツを読み出して、これを通信制御部121へ出力し、通信インタフェース101を介して当該ユーザの携帯端末2へ送信させてもよい。
(イ)認知的刺激(認知的刺激コンテンツ)そのものに相当する情報(例えばテンプレートID及びコンテンツ要素ID群、又は埋め込みの完了した認知的刺激コンテンツそのもの)
を受け取る場合、受け取った認知的刺激情報に基づき刺激コンテンツDB105から取得したテンプレートを用いて生成した認知的刺激コンテンツ、又は受け取った認知的刺激コンテンツそのものを、通信制御部121へ出力し、通信インタフェース101を介して当該ユーザ携帯端末2へ送信させてもよい。
(a)行動・状態情報保存部102から取得された当該ユーザの行動・状態情報、及び
(b)操作・使用情報保存部103から取得された当該ユーザの操作・使用情報
のいずれか一方又は両方に基づいて、当該ユーザの目標の達成の度合いに係る情報である「目標達成度合い情報」を決定する。
(a)行動・状態情報保存部102から取得されるユーザの行動・状態情報の特徴量、及び
(b)操作・使用情報保存部103から取得される当該ユーザの操作・使用情報の特徴量
のいずれか一方又は両方と、
(c)当該ユーザの内面情報の正解データ(例えば、事前アンケートの結果から決定される当該ユーザのBig Fiveスコア)と
の組を(多数のユーザ分として)多数用意し、これらの組群を教師データとした学習処理によって構築されてもよい。
(a)行動・状態情報保存部102から取得されるユーザの行動・状態情報の特徴量、及び
(b)操作・使用情報保存部103から取得される当該ユーザの操作・使用情報の特徴量
のいずれか一方又は両方と、
(c)内面情報保存部104(又は内面情報取得部111)から取得される当該ユーザの内面情報の特徴量と、
(d)当該ユーザの目標情報の正解データ(例えば、事前アンケートにおいて目標に係る回答欄が設けられている場合において、この回答欄への回答情報から決定される当該ユーザが目標に掲げている具体的内容)と
の組を(多数のユーザ分として)多数用意し、これらの組群を教師データとした学習処理によって構築されてもよい。
(a)目標情報推定部112から取得されるユーザの目標情報の特徴量と、
(b)内面情報保存部104(又は内面情報取得部111)から取得される当該ユーザの内面情報の特徴量と、
(c)提示すべき認知的刺激コンテンツに係る正解データ(例えば、コンテンツ提示後のアンケートにおいて提示された認知的刺激コンテンツの良否に関する回答欄が設けられている場合において、この回答欄への回答情報から決定される、目標達成に奏功した認知的刺激コンテンツのコンテンツID)と
の組を(多数のユーザ分として)多数用意し、これらの組群を教師データとした学習処理によって構築されてもよい。なお、上記のコンテンツIDの代わりに、テンプレートIDとコンテンツ要素ID群との組を用いる形態をとることも可能である。
図2は、本発明による刺激情報生成・提示方法の一実施形態を概略的に示す模式図である。
(a)刺激提示対象であるユーザについてのアンケート結果情報から(又は当該ユーザの行動・状態情報及び操作・使用情報を用い、内面情報推定モデルによって)当該ユーザの内面情報を決定する。
ここで例えば「自分の容姿や体型を気にする傾向にある」旨や「忍耐力が弱く諦めの早い性格であって、目標達成のための行動を継続するのが苦手であり、さらに(内面情報決定時において)意気消沈気味である」旨の内面情報が決定されたとする。
(b)当該ユーザの行動・状態情報及び操作・使用情報と、上記の内面情報とを用い、目標情報推定モデルによって、「その達成のために当該ユーザに対し刺激を提示すべき目標」に係る目標情報を推定する。
ここで例えば、行動・状態情報として「直近の1か月間においてほぼ毎日、19時から21時までの間、公園Aでジョギングを行っているが、走行時間や走行距離に所定以上のばらつきがあり、また最近、走行時間も走行距離も短くなる傾向にある」旨の情報が採用され、また、「直近の1か月間、健康系やスポーツ用品通販系のウェブサイトを訪問する回数が所定以上に増加している」旨の操作・使用情報が採用されたとする。この場合その結果として、「その達成のために当該ユーザに対し刺激を提示すべき目標」に係る目標情報として、例えば「(健康や体型を維持・改善するため)毎日、19時から21時までの間、公園Aでジョギングを行う」旨の目標情報が推定され得るのである。
(c)このような「その達成のために当該ユーザに対し刺激を提示すべき目標」に係る目標情報が推定・決定されたことを受け、この目標情報と、上記の内面情報とを用い、認知的刺激生成モデルによって認知的刺激情報を生成し、認知的刺激コンテンツを決定・生成する。
ここで例えば「1時間以上のジョギングを実施することによる健康上のメリットは次のうちのどれか?」といった内容のクイズコンテンツ(認知的刺激コンテンツ)が決定・生成され得るのである。
(d)決定・生成した認知的刺激コンテンツを、当該コンテンツに含まれる時間情報及び場所情報に基づき決定されたタイミングをもって、当該ユーザに提示する。
ここで例えば、「19時」の15分前の18時45分において、当該ユーザが「公園A」を中心とした半径1kmの円範囲に位置しているタイミングで、上記のクイズコンテンツを、当該ユーザの端末へ送信し表示させてもよい。
(e)認知的刺激コンテンツが当該ユーザに提示された後、当該ユーザの行動・状態情報及び操作・使用情報に基づいて、当該ユーザの目標達成度(目標達成度合い情報)を決定する。
ここで例えば目標達成度が、0.9に決定されたものとする。
(f)決定された目標達成度に基づいて、上記(c)で使用した認知的刺激生成モデルの更新処理を行う。
ここで本例では、目標達成度(0.9)が予め設定された所定閾値(0.8)以上であるので、上記(d)で提示した認知的刺激コンテンツのコンテンツIDを当該ユーザの正解データとして、新たに追加教師データを生成し、この追加教師データを用いて、上記(c)で使用した認知的刺激生成モデルを更新するのである。なお、同様にして目標達成度等の目標達成度合い情報に基づき、上記(b)で使用した目標情報推定モデルを更新することも好ましい。
図3は、本発明による刺激情報生成装置の他の実施形態を包含する刺激情報生成システムを示す模式図である。ちなみに図3には、当該刺激情報生成装置の他の実施形態における機能構成を示す機能ブロック図、及び本発明に係るモデル構築・管理サーバの機能構成を示す機能ブロック図も含まれている。
(a)モデル構築・管理部116(図1)と同様の機能を果たすモデル構築・管理部611と、
(b)刺激コンテンツDB105(図1)と同様のデータベースとなっている刺激コンテンツDB602と、
(c)携帯端末7から、認知的刺激情報を含むコンテンツ配信要求を受け取った際、対応する認知的刺激コンテンツを、刺激コンテンツDB602から読み出し、応答として携帯端末7へ送信(配信)させるコンテンツ配信部612と
を有している。
(a)モデル構築・管理サーバ6に対しモデル配信要求を行い、モデル構築・管理サーバ6から取得した内面情報推定モデル、目標情報推定モデル、及び認知的刺激生成モデルをそれぞれ、内面情報推定部711a、目標情報推定部712、及び認知的刺激生成部713へ供給して使用させ、
(b)認知的刺激生成部713で生成した認知的刺激情報をもって、モデル構築・管理サーバ6に対し、対応する認知的刺激コンテンツの配信要求を行い、
(c)モデル構築・管理サーバ6から受信した認知的刺激コンテンツを、認知的刺激提示部714へ渡して、入出力制御部722を介してタッチパネル・ディスプレイ707に表示させ、
(d)目標達成検証部715で決定された目標達成度合い情報をもって、モデル構築・管理サーバ6に対し更新モデルの配信要求を行い、モデル構築・管理サーバ6から取得した更新済みの目標情報推定モデル、及び更新済みの認知的刺激生成モデルをそれぞれ、目標情報推定部712、及び認知的刺激生成部713へ供給して使用させるのである。
101、601、701 通信インタフェース部
102、704 行動・状態情報保存部
103、705 操作・使用情報保存部
104、706 内面情報保存部
105、602 刺激コンテンツデータベース(DB)
106 キーボード(KB)
107 ディスプレイ(DP)
111、711 内面情報取得部
111a、711a 内面情報推定部
112、712 目標情報推定部
113、713 認知的刺激生成部
114、714 認知的刺激提示部
115、715 目標達成検証部
116、611 モデル構築・管理部
121、621、721 通信制御部
122、722 入出力制御部
2 携帯端末
3 行動・状態情報管理サーバ
4 操作・使用情報管理サーバ
5 アンケート結果管理サーバ
6 モデル構築・管理サーバ
612 コンテンツ配信部
7 携帯端末(刺激情報生成装置)
702 測位部
703 加速度測定部
707 タッチパネル・ディスプレイ(TP・DP)
Claims (10)
- 所定の対象に対し、当該対象の目標に応じた行動変容を促すための刺激に係る情報である刺激情報を生成する装置であって、
当該対象の精神・心理状態、思考・行動傾向、又は性格特徴に係る情報である内面情報を取得する内面情報取得手段と、
構築された認知的刺激生成モデルに対し、当該目標に係る情報である目標情報に係るデータと、当該内面情報に係るデータとを入力し、当該認知的刺激生成モデルの出力から、当該対象が認知可能な当該刺激としての認知的刺激に係る情報である認知的刺激情報を生成する認知的刺激生成手段と
を有し、
当該認知的刺激生成モデルは、当該目標情報、当該内面情報、及び正解としての当該認知的刺激情報、に係る教師データを用いた学習処理によって構築され、当該認知的刺激情報に係るデータを出力する手段としてコンピュータを機能させる
ことを特徴とする刺激情報生成装置。 - 構築された目標情報推定モデルに対し、当該対象の行動若しくは状態を検出して得られた情報である行動・状態情報、及び当該対象による所定の装置の操作若しくは使用に係る情報である操作・使用情報のいずれか一方又は両方に係るデータと、当該内面情報に係るデータとを入力し、当該目標情報推定モデルの出力から、当該対象の目標に係る目標情報を推定する目標情報推定手段を更に有し、
当該目標情報推定モデルは、当該行動・状態情報及び当該操作・使用情報のいずれか一方又は両方、当該内面情報、並びに正解としての当該目標情報、に係る教師データを用いた学習処理によって構築され、当該目標情報に係るデータを出力する手段としてコンピュータを機能させる
ことを特徴とする請求項1に記載の刺激情報生成装置。 - 前記目標情報推定手段は、当該対象の目標であって、その達成のために当該対象に対し刺激を提示すべき目標に係る目標情報に係るデータを正解として含む教師データを用いて構築された当該目標情報推定モデルの出力から、その達成のために当該対象に対し刺激を提示すべき目標に係る目標情報を推定することを特徴とする請求項2に記載の刺激情報生成装置。
- 当該対象は、自身の位置に係る位置情報を決定可能な端末を所持し、
前記目標情報推定手段は、当該目標に関係する時間に係る情報である時間情報、及び当該目標に関係する場所に係る情報である場所情報を含む目標情報を推定し、
前記刺激情報生成装置は、当該時間情報に係る時刻よりも所定時間だけ前のタイミングであって、取得された当該端末の位置情報に係る位置が、当該場所情報に係る場所から所定範囲内となっているタイミングをもって、当該対象に対し当該認知的刺激情報、又は当該認知的刺激情報に予め紐づけられた認知的刺激コンテンツを提示させる認知的刺激提示手段を更に有する
ことを特徴とする請求項3に記載の刺激情報生成装置。 - 当該目標情報は、当該目標に関係する行動又は状態、当該目標に関係する時間に係る情報である時間情報、及び当該目標に関係する場所に係る情報である場所情報を含み、
当該認知的刺激情報又は当該認知的刺激情報に予め紐づけられた認知的刺激コンテンツを所定の又は前もって決定されたタイミングで提示させる認知的刺激提示手段と、
当該認知的刺激情報又は当該認知的刺激コンテンツに対応する情報が提示された後、当該対象の行動又は状態を検出して得られた情報である行動・状態情報に係る行動又は状態が、当該時間情報に係る時間帯において、当該場所情報に係る場所から所定範囲内の位置での当該目標に関係する行動又は状態に相当しているか否かを判定し、当該判定結果に基づき、当該目標の達成の度合いに係る情報である目標達成度合い情報を決定する目標達成検証手段と
を更に有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の刺激情報生成装置。 - 当該目標達成度合い情報が所定条件を満たしていない場合、改めて決定された当該認知的刺激情報を正解とした修正教師データを用いて、当該認知的刺激生成モデルに対し更新処理を行う、または、当該目標達成度合い情報が所定条件を満たしている場合、提示された当該認知的刺激情報、又は提示された当該認知的刺激コンテンツに係る認知的刺激情報を正解とした追加教師データを用いて、当該認知的刺激生成モデルに対し更新処理を行うモデル管理手段を更に有することを特徴とする請求項5に記載の刺激情報生成装置。
- 前記内面情報取得手段は、構築された内面情報推定モデルに対し、当該対象の行動若しくは状態を検出して得られた情報である行動・状態情報、及び当該対象による所定の装置の操作若しくは使用に係る情報である操作・使用情報のいずれか一方又は両方に係るデータを入力し、当該内面情報推定モデルの出力から、当該内面情報を推定して取得し、
当該内面情報推定モデルは、当該行動・状態情報及び当該操作・使用情報のいずれか一方又は両方、並びに正解としての当該内面情報、に係る教師データを用いた学習処理によって構築され、当該内面情報に係るデータを出力する手段としてコンピュータを機能させる
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の刺激情報生成装置。 - 当該認知的刺激情報又は当該認知的刺激コンテンツは、クイズ若しくは質問に係るコンテンツ、映像、画像、若しくは漫画・アニメーションに係るコンテンツ、言語に係るテキストコンテンツ、言語に係る音声コンテンツ、又は音楽コンテンツを含むことを特徴とする請求項4、5又は6に記載の刺激情報生成装置。
- 所定の対象に対し、当該対象の目標に応じた行動変容を促すための刺激に係る情報である刺激情報を生成可能なコンピュータを機能させる認知的刺激生成モデルであって、
少なくとも当該目標に係る情報である目標情報に係るデータと、当該対象の精神・心理状態、思考・行動傾向、又は性格特徴に係る情報である、取得された内面情報に係るデータとを入力とし、当該対象が認知可能な当該刺激としての認知的刺激に係る情報である認知的刺激情報に係るデータを出力するように、当該目標情報、当該内面情報、及び正解としての当該認知的刺激情報、に係る教師データを用いた学習処理によって構築されたことを特徴とする認知的刺激生成モデル。 - 所定の対象に対し、当該対象の目標に応じた行動変容を促すための刺激に係る情報である刺激情報を生成可能なコンピュータにおける方法であって、
構築された認知的刺激生成モデルに対し、当該目標に係る情報である目標情報に係るデータと、当該対象の精神・心理状態、思考・行動傾向、又は性格特徴に係る情報である、取得された内面情報に係るデータとを入力し、当該認知的刺激生成モデルの出力から、当該対象が認知可能な当該刺激としての認知的刺激に係る情報である認知的刺激情報を生成するステップと、
当該認知的刺激情報又は当該認知的刺激情報に対応する情報を所定の又は前もって決定されたタイミングで提示させるステップと
を有し、
当該認知的刺激生成モデルは、当該目標情報、当該内面情報、及び正解としての当該認知的刺激情報、に係る教師データを用いた学習処理によって構築され、当該認知的刺激情報に係るデータを出力する手段としてコンピュータを機能させる
ことを特徴とする刺激情報生成・提示方法。
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