JP7357104B1 - 電子機器及び熱輸送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】主たる目的は、相対的に回動する筐体間での高効率な熱輸送が可能とする。別の目的は、相対的に回動する筐体間に通されるフレキシブル基板及び熱輸送装置の設置スペースを確保する。【解決手段】電子機器は、処理装置を搭載した第1筐体と、前記第1筐体と相対的に回動可能に連結された第2筐体と、可撓性を有する第1樹脂シート及び第2樹脂シートと、前記第1樹脂シートと前記第2樹脂シートの間に形成され、作動流体が封入された密閉空間とを有し、前記第1筐体内から前記第2筐体内まで延在し、前記処理装置が発生する熱を前記第2筐体側へと輸送するベーパーチャンバと、を備える。【選択図】図3A

Description

本発明は、電子機器及び熱輸送装置に関する。
ノート型PCのような電子機器は、マザーボードやバッテリ装置を搭載した筐体と、ディスプレイを搭載した筐体とをヒンジで連結した構成がある(例えば特許文献1参照)。
特開2022-030431号公報
2つの筐体間を相対的に回動可能に連結した電子機器は、マザーボード等を搭載した一方の筐体と、他方の筐体とで温度差を生じることがある。通常、CPU等の処理装置を実装したマザーボード側の筐体内の発熱量が他方の筐体内の発熱量よりも顕著に大きくなる傾向にある。
ところが、このような電子機器は、筐体の小型薄型化に対する要望が大きく、高い冷却能力を持った大型の冷却装置を搭載することが難しい。そこで、この種の電子機器は、高温側の筐体内の熱を低温側の筐体内へと輸送することで、高温側の筐体内を冷却することも望まれている。しかしながら、この場合の熱輸送手段には、筐体間の回動動作に追従できる柔軟性が必要となる。
他方、このような電子機器は、筐体間に亘ってフレキシブル基板が設けられることがある。ところが、筐体間に部材を通すことができるスペースは限られている。このため、このような電子機器では、フレキシブル基板に加えて上記した熱輸送手段を筐体間に亘って設置する場合、その設置スペースの確保も問題となる。
本発明は、上記従来技術の課題を考慮してなされたものであり、主たる目的は、相対的に回動する筐体間での高効率な熱輸送が可能となる電子機器及び熱輸送装置を提供することにある。本発明の別の目的は、相対的に回動する筐体間に通されるフレキシブル基板及び熱輸送装置の設置スペースを確保することができる電子機器及び熱輸送装置を提供することにある。
本発明の第1態様に係る電子機器は、処理装置を搭載した第1筐体と、前記第1筐体と相対的に回動可能に連結された第2筐体と、可撓性を有する第1樹脂シート及び第2樹脂シートと、前記第1樹脂シートと前記第2樹脂シートの間に形成され、作動流体が封入された密閉空間とを有し、前記第1筐体内から前記第2筐体内まで延在し、前記処理装置が発生する熱を前記第2筐体側へと輸送するベーパーチャンバと、を備える。
本発明の第2態様に係る熱輸送装置は、可撓性を有する第1樹脂シート及び第2樹脂シートと、前記第1樹脂シートと前記第2樹脂シートの間に形成され、作動流体が封入された密閉空間とを有するベーパーチャンバと、前記第2樹脂シートと、該第2樹脂シートに対して金属配線を挟んで積層された第3樹脂シートとを有し、前記第2樹脂シートを前記ベーパーチャンバと共用することで前記ベーパーチャンバと一体に構成されたフレキシブル基板と、を備える。
本発明の上記態様によれば、電子機器の筐体の小型薄型化を可能とし、外観品質を向上させることができる。
図1は、第1の実施形態に係る電子機器を上から見下ろした模式的な平面図である。 図2は、筐体間を180度として下から見た状態での電子機器の内部構造を示す模式的な斜視図である。 図3Aは、電子機器を180度姿勢とした状態での熱輸送装置の模式的な側面断面図である。 図3Bは、図3Aに示す電子機器を90度姿勢とした状態での熱輸送装置の模式的な側面断面図である。 図4は、変形例に係るフレキシブル基板に対する端子の取付構造を適用した熱輸送装置の模式的な側面断面図である。 図5は、第2の実施形態に係る電子機器を180度姿勢とした状態でのベーパーチャンバ及びフレキシブル基板の模式的な側面断面図である。
以下、本発明に係る電子機器及び熱輸送装置について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、第1の実施形態に係る電子機器10を上から見下ろした模式的な平面図である。
図1に示すように、電子機器10は、第1筐体11と第2筐体12とをヒンジ16を用いて相対的に回動可能に連結したクラムシェル型のノート型PCである。電子機器10は、筐体11,12間が0度姿勢から90度姿勢(図3B)を越えて、例えば180姿勢(図2及び図3A参照)まで回動可能である。電子機器10は、0度姿勢では筐体11,12が互いに積層され、180度姿勢では筐体11,12が面方向に垂直な方向に並んで互いに隣り合う。筐体11,12間の回動範囲は、180度以下でもようし、180度以上でもよい。本発明に係る電子機器は、ノート型PC以外、例えば折り曲げ可能な有機LEディスプレイを備えるフォルダブル型PC、スマートフォン、又は携帯用ゲーム機等でもよい。
以下、電子機器10について、第2筐体12を第1筐体11に対して開いて180度姿勢とした状態(図2及び図3A参照)を基準とし、手前側を前、奥側を後、幅方向を左右、厚み方向を上下、と呼んで説明する。
先ず、電子機器10の全体構成を説明する。
図2は、筐体11,12間を180度として下から見た状態での電子機器10の内部構造を示す模式的な斜視図である。
図1及び図2に示すように、第1筐体11は、扁平な箱体である。第1筐体11の上面には、キーボード18及びタッチパッド19が設けられている。第1筐体11の内部には、マザーボード20の他、バッテリ装置やアンテナ装置等の各種電子部品が収容されている。マザーボード20には、処理装置であるCPU(Central Processing Unit)22の他、SSD(Solid State Drive)やメモリ等の各種チップが実装されている。
第1筐体11の内部には、CPU22を冷却するための冷却装置24も搭載されている。冷却装置24は、ファン26,27と、フィン28,29と、ヒートパイプ30,31と、ベーパーチャンバ32とを備える。ヒートパイプ30,31は、CPU22が発生した熱をそれぞれフィン28,29まで効率よく伝達する。ファン26,27は、それぞれフィン28,29を送風し、ヒートパイプ30,31で運ばれたCPU22の熱を第1筐体11外に排出する。ベーパーチャンバ32は、可撓性を有するシート構造を有し、筐体11,12間に亘って延在するが、詳細は後述する。冷却装置24は、ファン26,27、フィン28,29及びヒートパイプ30,31の一部又は全部を省略した構成としてもよい。
図1及び図2に示すように、第2筐体12は、第1筐体11よりも薄い扁平な箱体である。第2筐体12の正面にはディスプレイ34が設けられている。ディスプレイ34は、例えば有機EL(OLED:Organic Light Emitting Diode)や液晶で構成される。
電子機器10は、ディスプレイ基板35が第1筐体11内に搭載され、中継基板36が第2筐体12内に搭載されている。ディスプレイ基板35は、ディスプレイ34の制御基板であり、マザーボード20と接続されている。中継基板36は、ディスプレイ34とディスプレイ基板35との間の電気信号を中継する基板であり、ディスプレイ34と接続され、ディスプレイ34の背面に配置されている。電子機器10は、ディスプレイ基板35と中継基板36との間が筐体11,12間に亘って延在するフレキシブル基板(FPC:Flexible printed circuits)38で接続されている。
ディスプレイ基板35は、第2筐体12内に搭載されてもよい。この場合、ディスプレイ基板35は、ディスプレイ34の背面に設置されるとよく、中継基板36は省略してもよい。この場合、フレキシブル基板38は、第2筐体12内のディスプレイ基板35と第1筐体11内のマザーボード20とを接続するとよい。
ヒンジ16は、筐体11,12の隣接縁部11a,12a同士を連結している。隣接縁部11aは、第1筐体11の後縁部である。隣接縁部12aは、第2筐体12の前縁部である。本実施形態のヒンジ16は、左右方向に延在した1本の長尺な構造である。ヒンジ16は、例えば左右一対設けられてもよい。
図2に示すように、本実施形態の電子機器10は、ベーパーチャンバ32及びフレキシブル基板38が筐体11,12間に亘って延在している。このため、ベーパーチャンバ32及びフレキシブル基板38は、ヒンジ16による筐体11,12間の回動動作に伴い、繰り返しの曲げ変形を受ける。そこで、本実施形態のベーパーチャンバ32は、可撓性を有するシート構造とされている。さらに電子機器10では、筐体11,12の隣接縁部11a,12a間に通されるベーパーチャンバ32及びフレキシブル基板38を一体化し、これら全体の薄型化を図り、その設置スペースの問題を解消している。
以下、一体化されたベーパーチャンバ32及びフレキシブル基板38について、まとめて熱輸送装置40と呼んで説明する。なお、一体化されたベーパーチャンバ32及びフレキシブル基板38は、ベーパーチャンバ32ではなく、フレキシブル基板38を主として捉えることもできる。この場合、これらは、熱輸送装置40ではなく、配線40と呼ぶ方が相応しい場合もある。
図3Aは、電子機器10を180度姿勢とした状態での熱輸送装置40の模式的な側面断面図である。図3Bは、図3Aに示す電子機器10を90度姿勢とした状態での熱輸送装置40の模式的な側面断面図である。
図2~図3Bに示すように、熱輸送装置40は、ベーパーチャンバ32とフレキシブル基板38とが一体に構成されている。
先ず、ベーパーチャンバ32は、第1樹脂シート41と、第2樹脂シート42と、樹脂シート41,42間に形成された密閉空間Sとを有する。ベーパーチャンバ32は、密閉空間Sに作動流体を封入したシート状の熱輸送デバイスである。
樹脂シート41,42は、可撓性及び熱伝導性を有する樹脂材料(熱伝導樹脂)で形成される。樹脂シート41,42を形成する材料としては、ポリイミド、ポリカーボネート、ポリブチレンテレフタレート、ポリアセタール、ナイロン等を例示できる。本実施形態では、熱伝導率の高さ、曲げ易さ、及びフレキシブル基板38を形成するための電気絶縁性等を考慮して、樹脂シート41,42をポリイミド製のシート或いはフィルムで形成している。
密閉空間Sは、封入された作動流体が相変化を生じながら流通する流路となる。作動流体としては、例えば水、代替フロン、アセトン又はブタン等を例示できる。密閉空間S内には、凝縮した作動流体を毛細管現象で送液するウィック45が配設される。ウィック45は、例えば細線を綿状に編んだメッシュで形成される。ウィック45も可撓性を有する必要がある。そこで、ウィック45も樹脂シート41,42と同様な樹脂材料で形成されるとよい。但し、ウィック45はメッシュ形状によって可撓性が得られるため、金属材料で形成されてもよい。
次に、フレキシブル基板38は、第2樹脂シート42と、第3樹脂シート43と、金属配線46とを有する。フレキシブル基板38は、ベーパーチャンバ32と第2樹脂シート42を共用し、第2樹脂シート42の表面に金属配線46を挟んで第3樹脂シート43を積層した構造である。第3樹脂シート43は、樹脂シート41,42と同一又は同様な樹脂材料で形成されるとよい。本実施形態では、第3樹脂シート43は、樹脂シート41,42と同じくポリイミド製のシート或いはフィルムで形成されている。
このように、本実施形態の熱輸送装置40は、中央の第2樹脂シート42を共用することで、ベーパーチャンバ32とフレキシブル基板38とを一体に構成している。ここで、各樹脂シート41~43の厚みは、0.05mm程度である。つまり熱輸送装置40は、別体のベーパーチャンバ32とフレキシブル基板38とを単に重ねた構成に比べ、少なくとも第2樹脂シート42の厚み分だけ薄型化できる。具体的には、例えばベーパーチャンバ32の板厚は0.2~0.25mm程度であり、フレキシブル基板38の板厚は0.1~0.2mm程度である。従って、熱輸送装置40の板厚は0.25~0.4mm程度とでき、極めて薄く、繰り返しの折り曲げにも十分に耐え得る高い柔軟性が得られる(図3A及び図3B参照)。
図2~図3Bに示すように、熱輸送装置40は、例えばフレキシブル基板38の端部38a,38bにそれぞれ端子48,49が取り付けられる。端子48は、例えば第1筐体11内でディスプレイ基板35に接続される。端子49は、例えば第2筐体12内で中継基板36に接続される。上記したように、ディスプレイ基板35を第2筐体12内に配置した構成では、端子48,49は、一方が第1筐体11内でマザーボード20に接続され、他方が第2筐体12内でディスプレイ基板35に接続されるとよい。図2では、2本のフレキシブル基板38を1つのベーパーチャンバ32に対して一体化し、各フレキシブル基板38をそれぞれディスプレイ基板35及び中継基板36に接続した構成を例示している。
ところで、熱輸送装置40において、端子48,49は、金属配線46に対していくつかの接続構造を取ることができる。
第1の接続構造は、図3A及び図3Bに示す構成例である。この構成例では、第1樹脂シート41の全長よりも、フレキシブル基板38を構成する第2樹脂シート42及び第3樹脂シート43の全長を長く構成し、フレキシブル基板38の端部38a,38bをベーパーチャンバ32よりも長手方向に突出させている。そして、端子48,49は、この端部38a、38bの金属配線46に対して接続されている。換言すれば、この構成例の熱輸送装置40は、フレキシブル基板38の第2樹脂シート42の一部に第1樹脂シート41の端部を固着することで、ベーパーチャンバ32を形成しているとも言える。
第2の接続構造は、図4の構成例の端子48に示す。この構成例では、端子48は、フレキシブル基板38の最外層の第3樹脂シート43を貫通して金属配線46に接続されている。換言すれば、この構成例の熱輸送装置40は、ベーパーチャンバ32の第2樹脂シート42の一部にフレキシブル基板38を構築し、ここに端子48を直接的に取り付けた構成である。
第3の接続構造は、図4の構成例の端子49に示す。この構成例では、フレキシブル基板38は、一部がベーパーチャンバ32から離間するように分岐する枝部50を有する。具体的には、枝部50は、第3樹脂シート43及び金属配線46をベーパーチャンバ32と共用の第2樹脂シート42の表面から離間するように分岐させたものである。この構成例のフレキシブル基板38は、枝部50の第3樹脂シート43に対して金属配線46を挟んで積層された第4樹脂シート52を有する。そして、フレキシブル基板38は、枝部50の端部38bの金属配線46に端子49が接続されている。換言すれば、この構成例の熱輸送装置40は、ベーパーチャンバ32の第2樹脂シート42の一部にフレキシブル基板38を構築し、ベーパーチャンバ32に固定しない枝部50の金属配線46を第4樹脂シート52で被覆した構成である。枝部50がベーパーチャンバ32から分岐する方向は、上下方向ではなく、左右方向や前後方向でもよい。
図4では、1本のフレキシブル基板38に第2及び第3の接続構造を同時に適用した構成を例示した。しかしながら、フレキシブル基板38は、両端子48,49が第2又は第3の接続構造のみで構成されてもよいことは言うまでもない。また、上記した第1~第3の接続構造は、いずれか1つの接続構造を1本のフレキシブル基板38の両端部38a,38bに適用してもよいし、1本のフレキシブル基板38の端部38a,38bのそれぞれに異なる接続構造で端子48,49を取り付けてもよい。勿論、1本のフレキシブル基板38が複数本に分岐している場合は、それぞれについて第1~第3の接続構造を適宜適用してもよい。
以上のように、本実施形態の電子機器10は、筐体11,12間に亘って延在し、ベーパーチャンバ32とフレキシブル基板38とを一体化した熱輸送装置40を備える。ここで、ベーパーチャンバ32は、可撓性を有する第1樹脂シート41及び第2樹脂シート42と、樹脂シート41,42間に形成され、作動流体が封入された密閉空間Sとを有する。これによりベーパーチャンバ32は、薄いシート状に形成され、全体として可撓性を有する。また、フレキシブル基板38は、第2樹脂シート42と、第2樹脂シート42に対して金属配線46を挟んで積層された第3樹脂シート43とを有する。そして、第2樹脂シート42がベーパーチャンバ32とフレキシブル基板38とで共用されている。
従って、当該電子機器10は、マザーボード20に実装されたCPU22が第1筐体11内で発生する熱を、大きな発熱を伴う部品を持たない第2筐体12内へとベーパーチャンバ32によって高効率に輸送できる。このため、電子機器10は、CPU22が冷却不足によってパフォーマンス低下を生じること、或いは第1筐体11の外面に局所的な高音部(ホットスポット)等を生じることを抑制できる。
他方、このような電子機器10は、筐体11,12内の各電子部品同士、例えばディスプレイ基板35と中継基板36(ディスプレイ34)とを電気的に接続するフレキシブル基板38も筐体11,12間に通す必要がある。ところが、例えばノート型PCである電子機器10は、筐体11,12間に部材を通すことができるスペースが限られている。しかしながら、当該熱輸送装置40は、ベーパーチャンバ32とフレキシブル基板38が一体化され、合計の板厚が削減されている。このため、熱輸送装置40は、ベーパーチャンバ32及びフレキシブル基板38を合わせた厚みを可及的に抑えることができる。さらに、熱輸送装置40は、このように全体として薄型化されたベーパーチャンバ32及びフレキシブル基板38を同一経路に容易に設置でき、スペース効率が向上する。その結果、このような熱輸送装置40を備える電子機器10は、筐体11,12間を電気的及び熱的に接続しつつ、各筐体11,12の薄型化を維持することができる。また、熱輸送装置40は、第2樹脂シート42を共用したことで、少なくとも樹脂シート1枚分の材料コストを削減できる。
熱輸送装置40において、ベーパーチャンバ32のウィック45は、密閉空間S内で第1樹脂シート41の内面よりも第2樹脂シート42の内面に近い位置に配置されるとよい。具体的には、ウィック45は、密閉空間S内でフレキシブル基板38に近い側に設置するとよい。ベーパーチャンバ32の密閉空間Sは、蒸発した高温の気相の作動流体と、これが凝縮した比較的低温の液相の作動流体とが流通し、低温の液相の作動流体はウィック45を流れる。このため、熱輸送装置40は、ウィック45をフレキシブル基板38に近い面に配置すると、フレキシブル基板38がベーパーチャンバ32の熱を受けて温度上昇することを抑制することができる。
図2に示すように、本実施形態のベーパーチャンバ32は、第1筐体11内において、フレキシブル基板38の端部38aより先の部分の面積が拡大されてCPU22を覆う構成としてもよい。そうすると、ベーパーチャンバ32は、熱輸送性能と熱拡散性能が一層向上する。ベーパーチャンバ32は、第2筐体12内でも、フレキシブル基板38の端部38bより先の部分の面積を拡大してディスプレイ34の背面側に配置してもよい。又は、ベーパーチャンバ32は、第2筐体12内では、第2筐体12に直接的に接続して放熱するようにしてもよいし、第2筐体12の内面に設けた銅シート等に接続して放熱するようにしてもよい。
図2に示すように、熱輸送装置40は、第1筐体11内にS字の曲げ部40aを設け、筐体11,12間の回動時に生じる余長を吸収するように構成してもよい。曲げ部40aは、第2筐体12内に設けてもよい。但し、第1筐体11は、第2筐体12よりも高さ方向のスペースを確保し易い点で、曲げ部40aは第1筐体11内に設けることが好ましい。
次に、第2の実施形態に係る電子機器10Aについて説明する。
図5は、第2の実施形態に係る電子機器10Aを180度姿勢とした状態でのベーパーチャンバ32及びフレキシブル基板38の模式的な側面断面図である。図5において、図1~図4に示される参照符号と同一の参照符号は、同一又は同様な構成を示し、このため同一又は同様な機能及び効果を奏するものとして詳細な説明を省略する。
図5に示すように、本実施形態の電子機器10Aは、ベーパーチャンバ32とフレキシブル基板38を一体化した熱輸送装置40を用いていない。すなわち電子機器10Aは、それぞれ別体に構成されたベーパーチャンバ32及びフレキシブル基板38を筐体11,12間に亘って延在させた構成である。なお、図5に示す電子機器10Aは、ベーパーチャンバ32とフレキシブル基板38を一体化した熱輸送装置40を用いていない以外、その他の構成は図1~図4に示す電子機器10と同一又は同様でよい。
一般的に、ベーパーチャンバは、銅シートやグラファイトシート等のような熱伝導シートに比べて、高い熱伝達率を有し、極めて迅速に熱を移動及び拡散させることができる。ところが、一般的なベーパーチャンバは、2枚の金属プレートを積層した構造であるため、繰り返しの折曲動作に耐えることができない。このため、従来、ベーパーチャンバは、電子機器10,10Aのように相対的に回動可能に連結された筐体11,12間に亘って設置することが想定されていない。
ところが、本実施形態のベーパーチャンバ32は、上記したように、例えばポリイミド製の樹脂シート41,42を積層したシート構造を採用している。その結果、ベーパーチャンバ32は、全体として可撓性が得られ、繰り返しの折曲動作にも耐えることができる。
そこで、このようなベーパーチャンバ32は、上記した電子機器10のようにフレキシブル基板38に一体化した構成だけでなく、図5に示す電子機器10Aのようにフレキシブル基板38と別体に用いることもできる。その結果、当該電子機器10Aにおいても、可撓性を有するベーパーチャンバ32により第1筐体11内の熱を高効率に第2筐体12内へと輸送できる。
但し、当該電子機器10Aは、筐体11,12間に2つの部材、つまりベーパーチャンバ32とフレキシブル基板38とがそれぞれ通される。このため、電子機器10Aは、上記した電子機器10と比べて、筐体11,12の隣接縁部11a,12a間に多少大きなスペースの確保が必要となる場合もある。しかしながら、例えば筐体11,12の薄型化の制約が小さい機種、又は、フレキシブル基板38に代えて細いコード等で筐体11,12間を電気的に接続する機種等では、当該電子機器10Aの有用性は十分に高い。
電子機器10Aにおいて、フレキシブル基板38は、図3Aに示す第2樹脂シート42に代えて、金属配線46の一面が第5樹脂シート54で覆われるとよい。つまりこの場合のフレキシブル基板38は、一般的なフレキシブル基板と同一又は同様な構成でよい。第5樹脂シート54についても、樹脂シート41~43と同一又は同様な樹脂材料で形成されるとよい。このように、電子機器10Aにおいて、ベーパーチャンバ32とフレキシブル基板38とを併用する場合は、例えば図5に示すようにベーパーチャンバ32とフレキシブル基板38とを互いに積層するとよい。そうすると、電子機器10Aにおいても、隣接縁部11a,11b間での左右方向での必要スペースを最小限に抑えることができる。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
10,10A 電子機器
11 第1筐体
12 第2筐体
16 ヒンジ
22 CPU
24 冷却装置
32 ベーパーチャンバ
34 ディスプレイ
35 ディスプレイ基板
36 中継基板
38 フレキシブル基板
40 熱輸送装置(配線)
41 第1樹脂シート
42 第2樹脂シート
43 第3樹脂シート
45 ウィック
46 金属配線
48,49 端子
50 枝部
52 第4樹脂シート

Claims (7)

  1. 電子機器であって、
    処理装置を搭載した第1筐体と、
    前記第1筐体と相対的に回動可能に連結された第2筐体と、
    可撓性を有する第1樹脂シート及び第2樹脂シートと、前記第1樹脂シートと前記第2樹脂シートの間に形成され、作動流体が封入された密閉空間とを有し、前記第1筐体内から前記第2筐体内まで延在し、前記処理装置が発生する熱を前記第2筐体側へと輸送するベーパーチャンバと、
    を備え
    前記第1樹脂シート及び前記第2樹脂シートは、ポリイミド製であり、
    前記第1筐体は、第1電子部品を搭載し、
    前記第2筐体は、第2電子部品を搭載し、
    さらに、前記第1筐体内から前記第2筐体内まで延在し、前記第1電子部品と前記第2電子部品とを接続するフレキシブル基板を備え、
    前記フレキシブル基板は、前記第2樹脂シートと、該第2樹脂シートに対して金属配線を挟んで積層されたポリイミド製の第3樹脂シートとを有し、前記第2樹脂シートを前記ベーパーチャンバと共用することで前記ベーパーチャンバと一体に構成されている
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 熱輸送装置であって、
    可撓性を有する第1樹脂シート及び第2樹脂シートと、前記第1樹脂シートと前記第2樹脂シートの間に形成され、作動流体が封入された密閉空間とを有するベーパーチャンバと、
    前記第2樹脂シートと、該第2樹脂シートに対して金属配線を挟んで積層された第3樹脂シートとを有し、前記第2樹脂シートを前記ベーパーチャンバと共用することで前記ベーパーチャンバと一体に構成されたフレキシブル基板と、
    を備えることを特徴とする熱輸送装置。
  3. 請求項に記載の熱輸送装置であって、
    前記第1樹脂シート、前記第2樹脂シート、及び前記第3樹脂シートは、ポリイミド製である
    ことを特徴とする熱輸送装置。
  4. 請求項又はに記載の熱輸送装置であって、
    前記第1樹脂シートの全長よりも、前記第2樹脂シート及び前記第3樹脂シートの全長が長く構成されることで、前記フレキシブル基板の端部が前記ベーパーチャンバから突出するように配置され、
    前記フレキシブル基板は、前記端部に端子が取り付けられる
    ことを特徴とする熱輸送装置。
  5. 請求項又はに記載の熱輸送装置であって、
    前記フレキシブル基板は、前記第3樹脂シートを貫通し、前記金属配線に接続された端子が取り付けられる
    ことを特徴とする熱輸送装置。
  6. 請求項又はに記載の熱輸送装置であって、
    前記フレキシブル基板は、
    前記第3樹脂シート及び前記金属配線が前記第2樹脂シートの表面から離間するように分岐した枝部と、
    前記枝部において、前記第3樹脂シートに対して前記金属配線を挟んで積層された第4樹脂シートと、
    を有し、
    前記フレキシブル基板は、前記枝部の端部に端子が取り付けられる
    ことを特徴とする熱輸送装置。
  7. 請求項又はに記載の熱輸送装置であって、
    前記ベーパーチャンバは、さらに、前記密閉空間に収容され、可撓性を有するウィックを有し、
    前記ウィックは、前記第1樹脂シートの内面よりも前記第2樹脂シートの内面に近い位置に配置されている
    ことを特徴とする熱輸送装置。
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