JP7356465B2 - ユーザ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信、具体的には、複数のコンポーネントキャリアを用いてキャリアアグリゲーションを実行するユーザ装置に関する。
3rd Generation Partnership Project(3GPP)は、Long Term Evolution(LTE)を仕様化し、LTEのさらなる高速化を目的としてLTE-Advanced(以下、LTE-Advancedを含めてLTEという)を仕様化している。また、3GPPでは、さらに、5G New Radio(NR)、或いはNext Generation(NG)などと呼ばれるLTEの後継システムの仕様が検討されている。
このうち、リリース15の3GPP技術標準では、周波数レンジ(FR)毎に、ユーザ装置(User Equipment, UE))が同時に受信品質をモニタ可能なセル数及びSS/PBCH Block(SSB)数(SSB数)などが規定されている(非特許文献1)。
特に、FR2の所定帯域(バンド)内(Intra-Frequency)を利用する場合、UEが、SSB index及び/または物理セルID(PCI)が異なる1つのサービングセルのキャリアにおいて、少なくとも24のSSBをモニタしなければならないことが規定されている(TS38.133 9.2.3.2章)。
FR2のIntra-Frequencyを利用する場合のUEでのSSBのモニタは、送信(無線基地局)側が同一場所に設置(co-locate)されていることを前提として規定されている。
このため、FR2のIntra-Frequencyを利用したキャリアアグリゲーション(CA)の場合、各コンポーネントキャリア(CC)において測定される受信品質、具体的には、Reference Signal Received Power(RSRP)の値は大差がないと想定されるため、妥当なRSRP取得の観点からは、Primary CC(PCC)、Primary Secondary CC(PSCC)、或いはFR2の当該帯域内にPCC及びPSCCが存在しない場合には何れかのSecondary CC(SCC)において、24個のSSBをモニタすれば十分である。
TS 38.133 V15.4.0, 3rd Generation Partnership Project;Technical Specification Group Radio Access Network; NR; Requirements for support of radio resource management (Release 15)、3GPP、2018年12月
しかしながら、FR2のIntra-Frequencyを利用したCAの場合、次のような問題がある。具体的には、FR2のIntra-FrequencyバンドにPCC及びPSCCの何れも含まれておらず、複数のSCCのみが割り当てられている場合、UEは、当該複数のSCCのうち、何れのSCCを選択してSSBをモニタするかを決定できない。
UEに任意のSCCを選択させれば、ネットワーク側では、当該CA全体としての受信品質を判断できる妥当なRSRPが取得できない可能性がある。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、所定周波数レンジ(FR)のIntra-Frequencyバンドを用いるキャリアアグリゲーションにおいて、常に妥当な受信品質を測定し得るユーザ装置の提供を目的とする。
本発明の一態様は、ユーザ装置(UE200)であって、前記ユーザ装置は、所定周波数レンジ(FR2)の所定バンド(Intra-Frequency)内に割り当てられた複数のコンポーネントキャリア(CC30)を用いてキャリアアグリゲーションを実行し、前記所定バンド内に複数の副コンポーネントキャリア(SCC)のみが割り当てられている場合、前記複数の副コンポーネントキャリアのうち、受信品質の測定対象となっている副コンポーネントキャリアを選択する制御部(制御部230)と、前記受信品質の測定結果を送信する送信部(送信部210)とを備える。
本発明の一態様は、ユーザ装置(UE200)であって、前記ユーザ装置は、所定周波数レンジの所定バンド内に割り当てられた複数のコンポーネントキャリアを用いてキャリアアグリゲーションを実行し、前記所定バンド内に複数の副コンポーネントキャリアのみが割り当てられている場合、前記複数の副コンポーネントキャリアのうち、受信品質の測定対象となる副コンポーネントキャリアを指定する設定情報を受信する受信部(受信部220)と、前記設定情報に基づいて測定された受信品質の測定結果を送信する送信部(送信部210)とを備える。
図1は、無線通信システム10の全体概略構成図である。 図2は、UE200の機能ブロック構成図である。 図3は、コンポーネントキャリア(CC)の所定バンドへの割当例を示す図である。 図4は、gNB100(または他のgNB)から送信されるSSBの構成例を示す図である。 図5は、FR1及びFR2を利用したCAにおけるコンポーネントキャリア(CC)の割当例を示す図である。 図6は、UE200によるSCCの選択動作フローを示す図である。 図7は、無線リソース制御レイヤ(RRCレイヤ)におけるメッセージの送受信シーケンスの一例を示す図である。 図8は、UE200のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。なお、同一の機能や構成には、同一または類似の符号を付して、その説明を適宜省略する。
(1)無線通信システムの全体概略構成
図1は、本実施形態に係る無線通信システム10の全体概略構成図である。無線通信システム10は、5G New Radio(NR)に従った無線通信システムであり、Next Generation-Radio Access Network 20(以下、NG-RAN20、及びユーザ装置200(以下、UE200)を含む。
NG-RAN20は、無線基地局100(以下、gNB100)を含む。なお、gNB及びUEの数を含む無線通信システム10の具体的な構成は、図1に示した例に限定されない。
NG-RAN20は、実際には複数のNG-RAN Node、具体的には、gNB(またはng-eNB)を含み、5Gに従ったコアネットワーク(5GC、不図示)と接続される。なお、NG-RAN20及び5GCは、単にNetworkと表現されてもよい。
gNB100は、5Gに従った無線基地局であり、UE200と5Gに従った無線通信を実行する。gNB100及びUE200は、複数のアンテナ素子から送信される無線信号を制御することによって、より指向性の高いビームを生成するMassive MIMO、複数のコンポーネントキャリア(CC)を用いるキャリアアグリゲーション(CA)、及び複数のNG-RAN NodeとUEとの間においてコンポーネントキャリアを同時送信するデュアルコネクティビティ(DC)などに対応することができる。
無線通信システム10では、複数の周波数レンジ(FR)が設定される。具体的には、FR1及びFR2が設定される。本実施形態では、FR1及びFR2は、以下のとおりである。
・FR1(Frequency Range 1):450~6,000MHz
・FR2(Frequency Range 2):24,250~52,600MHz
1CC当りのチャネル帯域幅は、FR1では最大100MHz(30もしくは60kHzのサブキャリア間隔適用時)であり、FR2では最大400MHz(120kHzのサブキャリア間隔適用時)である。
UE200は、FR1またはFR2(所定周波数レンジ)のバンド(所定バンド)内に割り当てられた複数のCC30(図1において不図示、図3参照)を用いてCAを実行する。
(2)無線通信システムの機能ブロック構成
次に、無線通信システム10の機能ブロック構成について説明する。具体的には、UE200の機能ブロック構成について説明する。
図2は、UE200の機能ブロック構成図である。図2に示すように、UE200は、送信部210、受信部220及び制御部230を備える。
送信部210は、NRに従った上りリンク信号(UL信号)を送信する。また、受信部220は、NRに従った下りリンク信号(DL信号)を受信する。
制御部230は、送信部210によって送信されるUL信号、及び受信部220によって受信されるDL信号に関する制御を実行する。
具体的には、送信部210は、複数のCCによって構成されるUL信号をgNB100に送信し、受信部220は、複数のCCによって構成されるDL信号をgNB100から受信する。つまり、UE200は、複数のCCを同時に用いて、広帯域通信を実現するキャリアアグリゲーション(CA)を実行する。
図3は、コンポーネントキャリア(CC)の所定バンドへの割当例を示す。図3に示す割当例では、複数のバンド(周波数帯域)、具体的には、Band A及びBand Bが設定されている。
また、当該割当例では、同一バンド(Band A)内に周波数軸上において連続して2つのCC30が配置されている。このような配置のCC30を用いたCAは、Intra-band contiguous CAと呼ばれている。
制御部230は、受信部220を制御し、gNB100及び他のgNB(セル)から送信されるSS (Synchronization Signal) / PBCH(Physical Broadcast CHannel) Block(SSB)をモニタする。
図4は、gNB100(または他のgNB)から送信されるSSBの構成例を示す。図4に示すように、SSB40は、gNB100(または他のgNB)によって形成されるセル(Cell A)から所定の送信周期(5, 10, 20, 40, 80または160ms)で送信される。つまり、SSBは、セルまたはCC毎に、所定の送信周期で送信される。
制御部230は、このような所定周期毎に送信されるSSB40を所定数モニタし、CC30の受信品質を測定する。
表1は、UE200が同時に測定(モニタ)可能なセル数、及びセルID(PCI)が異なるSSB数(ビーム数)を示す。
Figure 0007356465000001
表1に示すように、FR2のIntra-Frequencyでは、SSB数が2パターン規定されている。これは、次のような理由によるものである。
まず、リリース15の3GPP技術標準では、UE200が実行可能な受信方向のビームフォーミングが1方向のみであるため、ビーム方向が異なる複数のSSBを同時にモニタすることが難しいことが挙げられる。
なお、ビームフォーミングとは、複数のアンテナの振幅及び位相の制御によってアンテナに指向性パターンを形成し、特定方向に対するアンテナ利得を増加/減少させる技術である。
次に、FR2のIntra-Frequencyを利用する場合のUE200でのSSBのモニタは、送信(gNB)側が同一場所に設置(co-locate)されていることを前提として規定されている。
このため、FR2のIntra-Frequencyを利用したCAの場合、各CCにおいて測定されるReference Signal Received Power(RSRP)の値は大差がないと想定されるため、妥当なRSRP取得の観点からは、Primary CC(PCC)、Primary Secondary CC(PSCC)、或いはFR2の当該帯域内にPCC及びPSCCが存在しない場合には何れかのSecondary CC(SCC)において、24個のSSBをモニタすれば十分であることが挙げられる。
但し、オフローディングなどの目的のため、他のCCと対応するSSBについても、Reference Signal Received Quality(RSRQ)用に最低2個のSSBは測定できるよう規定されている。
図5は、FR1及びFR2を利用したCAにおけるコンポーネントキャリア(CC)の割当例を示す。
図5に示すように、FR1及びFR2には、PCC、PSCC及びSCC(副コンポーネントキャリア)が割り当てられる。なお、PCCもFR2に割り当てられ、FR2のみを利用してCAが実行されてもよい。なお、図5に示す割当例に応じたUE200の動作については、さらに後述する。
制御部230は、所定バンド、具体的には、FR2のIntra-Frequencyバンド内に複数のSCCのみが割り当てられている場合、当該複数のSCCのうち、受信品質の測定対象となっているSCCを選択する。具体的には、制御部230は、RSRPの測定対象となっているSCCを選択する。
制御部230は、選択した当該SCCを用いて送信されるSSBをモニタし、RSRPを測定する。
送信部210は、測定されたRSRPの測定結果を送信する。具体的には、送信部210は、当該RSRPの測定値(または測定値のランク)をgNB100に送信する。
また、制御部230は、RSRPの測定対象となっているSCCが複数存在する場合、当該測定対象となっているSCCの何れかを選択してもよい。
具体的には、制御部230は、RSRPの測定対象となっているSCCがFR2のIntra-Frequencyバンド内に複数存在する場合、当該SCCの何れかを任意に選択し得る。つまり、UE200が、何れのSCCを選択するかの基準は、特に規定されなくてもよく、実装(インプリメンテーション)に委ねてもよい。
また、受信部220は、受信品質、具体的には、RSRPの測定対象となるSCCを指定する設定情報を受信することができる。
当該設定情報は、FR2のIntra-Frequencyバンド(所定バンド)内に複数のSCCのみが割り当てられている場合に、複数のSCCのうち、受信品質の測定対象となるSCCを指定するものである。当該設定情報としては、例えば、3GPP TS38.331において規定されている情報要素であるMeasConfigを用いることができる。
制御部230は、設定情報に基づいて選択したSCCと対応するSSBをモニタし、RSRPを測定する。また、送信部210は、当該設定情報に基づいて測定されたRSRPの測定結果をgNB100に送信する。
(3)無線通信システムの動作
次に、無線通信システム10の動作について説明する。具体的には、UE200による受信品質の測定対象となる副コンポーネントキャリア(SCC)選択動作について説明する。
(3.1)コンポーネントキャリアの割当例
上述したように、図5は、FR1、及びFR2のIntra-Frequencyを利用したCAにおけるコンポーネントキャリア(CC)の割当例を示す。具体的には、図5では、3つの割当例が示されている。
割当例1では、PCCがFR1に割り当てられ、PSCC及び複数のSCCがFR2に割り当てられている。
割当例2では、PCCがFR1に割り当てられ、複数のSCCがFR2に割り当てられている。つまり、PSCCは、FR2に割り当てられていない。また、割当例2では、RSRPの測定対象となっているSCC(図中のSCC w/ RSRP)が含まれている。なお、割当例2では、RSRPの測定対象となっていないSCC(図中のSCC w/o RSRP)も含まれている。
割当例3では、割当例2と同様に、PCCがFR1に割り当てられ、複数のSCCがFR2に割り当てられている。割当例3では、RSRPの測定対象となっているSCC(図中のSCC W/ RSRP)が複数(2つ)含まれている。
以下、割当例1~3を含むCCのFR1またはFR2の少なくとも何れかへのCCの割当状態に応じたUE200による受信品質の測定対象となる副コンポーネントキャリア(SCC)選択動作の詳細について説明する。
(3.2)SCCの選択動作フロー
図6は、UE200によるSCCの選択動作フローを示す。図6に示すように、UE200は、PCCがFR2に割り当てられているか否かを判定する(S10)。
PCCがFR2に割り当てられている場合、UE200は、PCCにおいて、つまり、PCCと対応するSS/PBCH Block(SSB)をモニタする(S20)。
具体的には、UE200は、FR2のIntra-Frequencyバンド向けの規定(表1参照)に従って、24個のSSBをモニタする(以下同)。上述したように、FR2のIntra-Frequencyを利用したCAの場合、送信(gNB)側が同一場所に設置(co-locate)されていることを前提しているため、選択されたCCにおいて、24個のSSBをモニタし、RSRPを測定すれば十分である。
PCCがFR2に割り当てられていない場合、UE200は、PSCCがFR2に割り当てられているか否かを判定する(S30)。
PSCCがFR2に割り当てられている場合、UE200は、PSCCにおいて24個のSSBをモニタする(S40)。このような割当状態は、図5の割当例1に相当する。
PSCCがFR2に割り当てられていない場合、UE200は、RSRPの測定対象となっているSCCがFR2に割り当てられているか否かを判定する(S50)。
RSRPの測定対象となっているSCCがFR2に割り当てられている場合、UE200は、当該SCC、つまり、RSRPの測定対象となっているSCCが複数あるか否かを判定する(S60)。
RSRPの測定対象となっているSCCが1つのみの場合、UE200は、当該SCCにおいて、つまり、当該SCCと対応する24個のSSBをモニタする(S70)。このような割当状態は、図5の割当例2に相当する。
RSRPの測定対象となっているSCCが複数ある場合、UE200は、当該複数のSCCのうち、任意のSCCを選択する(S80)。このような割当状態は、図5の割当例3に相当する。
また、UE200は、選択した当該SCCにおいて24個のSSBをモニタする(S90)。
UE200は、選択したSSBをモニタし、RSRPを測定する(S100)。
なお、図5の選択動作フローでは、PCC、PSCC、SCCの順番に判定されているが、当該順番は、適宜入れ替えてもよい。
(3.3)ネットワークからの設定情報の通知
図7は、無線リソース制御レイヤ(RRCレイヤ)におけるメッセージの送受信シーケンスの一例を示す。
図7に示すように、ネットワーク(具体的には、NG-RAN20)は、RRC ReconfigurationをUE200に送信する(S110)。
RRC Reconfigurationには、UE200における測定に関する設定内容を示す情報要素であるMeasConfigが含まれる。特に、本実施形態では、MeasConfigには、RSRPの測定対象となるSCCを指定する設定情報が含まれる。
RRC Reconfigurationを受信したUE200は、当該設定情報に基づいて、RSRPの測定対象となるSCCを選択してもよい。この場合、図6に示したSCCの選択動作フローは適用されない。
UE200は、RRC Reconfigurationの内容に基づいた処理を実行し、RRC Reconfiguration Completeをネットワークに返送する(S120)。
(4)作用・効果
上述した実施形態によれば、以下の作用効果が得られる。具体的には、UE200は、FR2のIntra-Frequencyバンド内に複数のSCCのみが割り当てられている場合、当該複数のSCCのうち、RSRPの測定対象となっているSCCを選択する。
RSRPの測定対象となっているSCCは、当該CA全体としての受信品質を判断するためのCCとしては、極めて適切である。つまり、UE200は、FR2(所定周波数レンジ)のIntra-Frequencyバンドにおいて、常に適切なモニタ対象のコンポーネントキャリアを選択し得る。
このため、UE200は、FR2のIntra-Frequencyを用いるキャリアアグリゲーションにおいて、常に妥当な受信品質を測定し得る。これにより、ネットワーク側が意図していない受信品質の測定結果がUE200から報告されることを回避でき、無線通信システム10全体として、より適切な運用を図り得る。
本実施形態では、UE200は、RSRPの測定対象となっているSCCを選択する。このため、ネットワーク側は、FR2のIntra-Frequencyを用いるCA全体としての受信品質の判断に十分な情報を確実に取得し得る。
本実施形態では、UE200は、受信品質(RSRP)の測定対象となっているSCCが複数存在する場合、受信品質の測定対象となっているSCCの何れかを選択する。このため、当該SCCが複数存在する場合でも、確実に受信品質を測定し得る。
本実施形態では、UE200は、受信品質(RSRP)の測定対象となるSCCを指定する設定情報を受信することができる。このため、ネットワーク主導で受信品質の測定対象となるSCCを指定することができる。これにより、無線通信システム10の状態などを考慮した柔軟な測定対象SCCの選択が可能となる。
(5)その他の実施形態
以上、実施例に沿って本発明の内容を説明したが、本発明はこれらの記載に限定されるものではなく、種々の変形及び改良が可能であることは、当業者には自明である。
例えば、上述した実施形態では、受信品質としてRSRPが測定されていたが、当該受信品質には、RSRP以外、例えば、RSRQ、Signal-to-Interference plus Noise power Ratio(SINR)が含まれてもよい。
また、上述した実施形態の説明に用いたブロック構成図(図2)は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及びソフトウェアの少なくとも一方の任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現方法は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的または論理的に結合した1つの装置を用いて実現されてもよいし、物理的または論理的に分離した2つ以上の装置を直接的または間接的に(例えば、有線、無線などを用いて)接続し、これら複数の装置を用いて実現されてもよい。機能ブロックは、上記1つの装置または上記複数の装置にソフトウェアを組み合わせて実現されてもよい。
機能には、判断、決定、判定、計算、算出、処理、導出、調査、探索、確認、受信、送信、出力、アクセス、解決、選択、選定、確立、比較、想定、期待、見做し、報知(broadcasting)、通知(notifying)、通信(communicating)、転送(forwarding)、構成(configuring)、再構成(reconfiguring)、割り当て(allocating、mapping)、割り振り(assigning)などがあるが、これらに限られない。例えば、送信を機能させる機能ブロック(構成部)は、送信部(transmitting unit)や送信機(transmitter)と呼称される。何れも、上述したとおり、実現方法は特に限定されない。
さらに、上述したUE200は、本開示の無線通信方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図8は、UE200のハードウェア構成の一例を示す図である。図8に示すように、UE200は、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006及びバス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。当該装置のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つまたは複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
UE200各機能ブロック(図2参照)は、当該コンピュータ装置の何れかのハードウェア要素、または当該ハードウェア要素の組み合わせによって実現される。
また、UE200における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることによって、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信を制御したり、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び書き込みの少なくとも一方を制御したりすることによって実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインタフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU)によって構成されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール、データなどを、ストレージ1003及び通信装置1004の少なくとも一方からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態において説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。さらに、上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001によって実行されてもよいし、2つ以上のプロセッサ1001により同時または逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップによって実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されてもよい。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、Read Only Memory(ROM)、Erasable Programmable ROM(EPROM)、Electrically Erasable Programmable ROM(EEPROM)、Random Access Memory(RAM)などの少なくとも1つによって構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本開示の一実施形態に係る方法を実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、Compact Disc ROM(CD-ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つによって構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記録媒体は、例えば、メモリ1002及びストレージ1003の少なくとも一方を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線ネットワーク及び無線ネットワークの少なくとも一方を介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。
通信装置1004は、例えば周波数分割複信(Frequency Division Duplex:FDD)及び時分割複信(Time Division Duplex:TDD)の少なくとも一方を実現するために、高周波スイッチ、デュプレクサ、フィルタ、周波数シンセサイザなどを含んで構成されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001及びメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスを用いて構成されてもよいし、装置間ごとに異なるバスを用いて構成されてもよい。
さらに、当該装置は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor: DSP)、Application Specific Integrated Circuit(ASIC)、Programmable Logic Device(PLD)、Field Programmable Gate Array(FPGA)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部または全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つを用いて実装されてもよい。
また、情報の通知は、本開示において説明した態様/実施形態に限られず、他の方法を用いて行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、Downlink Control Information(DCI)、Uplink Control Information(UCI)、上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング、Medium Access Control(MAC)シグナリング、報知情報(Master Information Block(MIB)、System Information Block(SIB))、その他の信号またはこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態は、Long Term Evolution(LTE)、LTE-Advanced(LTE-A)、SUPER 3G、IMT-Advanced、4th generation mobile communication system(4G)、5th generation mobile communication system(5G)、Future Radio Access(FRA)、New Radio(NR)、W-CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE 802.11(Wi-Fi(登録商標))、IEEE 802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE 802.20、Ultra-WideBand(UWB)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及びこれらに基づいて拡張された次世代システムの少なくとも一つに適用されてもよい。また、複数のシステムが組み合わされて(例えば、LTE及びLTE-Aの少なくとも一方と5Gとの組み合わせなど)適用されてもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本開示において説明した方法については、例示的な順序を用いて様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本開示において基地局によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局を有する1つまたは複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、端末との通信のために行われる様々な動作は、基地局及び基地局以外の他のネットワークノード(例えば、MMEまたはS-GWなどが考えられるが、これらに限られない)の少なくとも1つによって行われ得ることは明らかである。上記において基地局以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MME及びS-GW)であってもよい。
情報、信号(情報等)は、上位レイヤ(または下位レイヤ)から下位レイヤ(または上位レイヤ)へ出力され得る。複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
入出力された情報は、特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルを用いて管理してもよい。入出力される情報は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報は削除されてもよい。入力された情報は他の装置へ送信されてもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:trueまたはfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令、情報などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、有線技術(同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(Digital Subscriber Line:DSL)など)及び無線技術(赤外線、マイクロ波など)の少なくとも一方を使用してウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び無線技術の少なくとも一方は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本開示において説明した情報、信号などは、様々な異なる技術の何れかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、またはこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本開示において説明した用語及び本開示の理解に必要な用語については、同一のまたは類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネル及びシンボルの少なくとも一方は信号(シグナリング)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、コンポーネントキャリア(Component Carrier:CC)は、キャリア周波数、セル、周波数キャリアなどと呼ばれてもよい。
本開示において使用する「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
また、本開示において説明した情報、パラメータなどは、絶対値を用いて表されてもよいし、所定の値からの相対値を用いて表されてもよいし、対応する別の情報を用いて表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスによって指示されるものであってもよい。
上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的な名称ではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本開示で明示的に開示したものと異なる場合もある。様々なチャネル(例えば、PUCCH、PDCCHなど)及び情報要素は、あらゆる好適な名称によって識別できるため、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的な名称ではない。
本開示においては、「基地局(Base Station:BS)」、「無線基地局」、「固定局(fixed station)」、「NodeB」、「eNodeB(eNB)」、「gNodeB(gNB)」、「アクセスポイント(access point)」、「送信ポイント(transmission point)」、「受信ポイント(reception point)、「送受信ポイント(transmission/reception point)」、「セル」、「セクタ」、「セルグループ」、「キャリア」、「コンポーネントキャリア」などの用語は、互換的に使用され得る。基地局は、マクロセル、スモールセル、フェムトセル、ピコセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
基地局は、1つまたは複数(例えば、3つ)のセル(セクタとも呼ばれる)を収容することができる。基地局が複数のセルを収容する場合、基地局のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局(Remote Radio Head:RRH)によって通信サービスを提供することもできる。
「セル」または「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局、及び基地局サブシステムの少なくとも一方のカバレッジエリアの一部または全体を指す。
本開示においては、「移動局(Mobile Station:MS)」、「ユーザ端末(user terminal)」、「ユーザ装置(User Equipment:UE)」、「端末」などの用語は、互換的に使用され得る。
移動局は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
基地局及び移動局の少なくとも一方は、送信装置、受信装置、通信装置などと呼ばれてもよい。なお、基地局及び移動局の少なくとも一方は、移動体に搭載されたデバイス、移動体自体などであってもよい。当該移動体は、乗り物(例えば、車、飛行機など)であってもよいし、無人で動く移動体(例えば、ドローン、自動運転車など)であってもよいし、ロボット(有人型または無人型)であってもよい。なお、基地局及び移動局の少なくとも一方は、必ずしも通信動作時に移動しない装置も含む。例えば、基地局及び移動局の少なくとも一方は、センサなどのInternet of Things(IoT)機器であってもよい。
また、本開示における基地局は、移動局(ユーザ端末、以下同)として読み替えてもよい。例えば、基地局及び移動局間の通信を、複数の移動局間の通信(例えば、Device-to-Device(D2D)、Vehicle-to-Everything(V2X)などと呼ばれてもよい)に置き換えた構成について、本開示の各態様/実施形態を適用してもよい。この場合、基地局が有する機能を移動局が有する構成としてもよい。また、「上り」及び「下り」などの文言は、端末間通信に対応する文言(例えば、「サイド(side)」)で読み替えられてもよい。例えば、上りチャネル、下りチャネルなどは、サイドチャネルで読み替えられてもよい。
同様に、本開示における移動局は、基地局として読み替えてもよい。この場合、移動局が有する機能を基地局が有する構成としてもよい。
「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、またはこれらのあらゆる変形は、2またはそれ以上の要素間の直接的または間接的なあらゆる接続または結合を意味し、互いに「接続」または「結合」された2つの要素間に1またはそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合または接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、或いはこれらの組み合わせであってもよい。例えば、「接続」は「アクセス」で読み替えられてもよい。本開示で使用する場合、2つの要素は、1またはそれ以上の電線、ケーブル及びプリント電気接続の少なくとも一つを用いて、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域及び光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどを用いて、互いに「接続」または「結合」されると考えることができる。
参照信号は、Reference Signal(RS)と略称することもでき、適用される標準によってパイロット(Pilot)と呼ばれてもよい。
本開示において使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
本開示において使用する「第1」、「第2」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量または順序を全般的に限定しない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本開示において使用され得る。したがって、第1及び第2の要素への参照は、2つの要素のみがそこで採用され得ること、または何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
本開示において、「含む(include)」、「含んでいる(including)」及びそれらの変形が使用されている場合、これらの用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本開示において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示において、例えば、英語でのa, an及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、本開示は、これらの冠詞の後に続く名詞が複数形であることを含んでもよい。
本開示において、「AとBが異なる」という用語は、「AとBが互いに異なる」ことを意味してもよい。なお、当該用語は、「AとBがそれぞれCと異なる」ことを意味してもよい。「離れる」、「結合される」などの用語も、「異なる」と同様に解釈されてもよい。
以上、本開示について詳細に説明したが、当業者にとっては、本開示が本開示中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本開示は、請求の範囲の記載により定まる本開示の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本開示の記載は、例示説明を目的とするものであり、本開示に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
10 無線通信システム
20 NG-RAN
30 CC
40 SSB
100 gNB
200 UE
210 送信部
220 受信部
230 制御部
1001 プロセッサ
1002 メモリ
1003 ストレージ
1004 通信装置
1005 入力装置
1006 出力装置
1007 バス

Claims (4)

  1. 端末であって、
    前記端末は、周波数レンジのバンド内に割り当てられた複数のコンポーネントキャリアを用いてキャリアアグリゲーションを実行し、
    前記バンド内に複数の副コンポーネントキャリアのみが割り当てられ、前記複数の副コンポーネントキャリアのうち、受信品質の測定対象となっている副コンポーネントキャリアを、ネットワークが一つ指定している場合、当該一つの副コンポーネントキャリアを選択し、前記複数の副コンポーネントキャリアのうち、受信品質の測定対象となっている副コンポーネントキャリアを、ネットワークが複数指定している場合、ネットワークにより指定された当該複数の副コンポーネントキャリアのうちから、前記端末のインプリメンテーションに従い、前記受信品質の測定対象となっている前記副コンポーネントキャリアを選択する制御部と、
    前記受信品質の測定結果を送信する送信部と
    を備える
    端末。
  2. 前記制御部は、Reference Signal Received Powerの測定対象となっている前記副コンポーネントキャリアを選択する請求項1に記載の端末。
  3. 端末が、周波数レンジのバンド内に割り当てられた複数のコンポーネントキャリアを用いてキャリアアグリゲーションを実行するステップと、
    前記端末が、前記バンド内に複数の副コンポーネントキャリアのみが割り当てられ、前記複数の副コンポーネントキャリアのうち、受信品質の測定対象となっている副コンポーネントキャリアを、ネットワークが一つ指定している場合、当該一つの副コンポーネントキャリアを選択し、前記複数の副コンポーネントキャリアのうち、受信品質の測定対象となっている副コンポーネントキャリアを、ネットワークが複数指定している場合、ネットワークにより指定された当該複数の副コンポーネントキャリアのうちから、前記端末のインプリメンテーションに従い、前記受信品質の測定対象となっている前記副コンポーネントキャリアを選択するステップと、
    前記端末が、前記受信品質の測定結果を送信するステップと
    含む
    無線通信方法。
  4. 端末と無線基地局とを含む無線通信システムであって、
    前記端末は、周波数レンジのバンド内に割り当てられた複数のコンポーネントキャリアを用いてキャリアアグリゲーションを実行し、
    前記端末は、
    前記バンド内に複数の副コンポーネントキャリアのみが割り当てられ、前記複数の副コンポーネントキャリアのうち、受信品質の測定対象となっている副コンポーネントキャリアを、ネットワークが一つ指定している場合、当該一つの副コンポーネントキャリアを選択し、前記複数の副コンポーネントキャリアのうち、受信品質の測定対象となっている副コンポーネントキャリアを、ネットワークが複数指定している場合、ネットワークにより指定された当該複数の副コンポーネントキャリアのうちから、前記端末のインプリメンテーションに従い、前記受信品質の測定対象となっている前記副コンポーネントキャリアを選択する制御部と、
    前記受信品質の測定結果を送信する送信部と
    を備え、
    前記無線基地局は、前記測定結果を受信する受信部を備える
    無線通信システム。
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