JP7355119B2 - 制御装置、制御方法及び制御プログラム - Google Patents

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Description

本開示は、制御装置、制御方法、及び非一時的なコンピュータ可読媒体に関する。
複数の接続のうちで通信品質に基づいて接続を切り替える技術が提案されている(例えば、特許文献1)。特許文献1では、通信端末は、接続中の第1無線通信網の接続について測定された通信品質と閾値とを比較することにより、第1無線通信網から第2無線通信網への接続切り替えを行うか否かを判定する技術が開示されている。
特開2015-165630号公報
本発明者は、上記の特許文献1に開示されている技術では、接続中の接続についての通信品質のみに基づいて接続を切り替えるか否かを判定しているので、有効ではない切替が実行される可能性があることを見出した。すなわち、本発明者は、上記の特許文献1に開示されている技術では、切替先の接続の通信品質が全く考慮されていないため、有効ではない切替が実行される可能性があることを見出した。
本開示の目的は、有効でない無線チャネル切替を回避して有効な無線チャネル切替を実現できる、制御装置、制御方法、及び非一時的なコンピュータ可読媒体を提供することにある。
第1の態様にかかる制御装置は、複数の無線チャネルを用いて通信可能な無線通信装置の通信を制御する制御装置であって、
通信に使用中である使用チャネルに設定されている無線チャネルおよび通信に使用されていない待機チャネルに設定されている無線チャネルのそれぞれについての通信品質パラメータ値を取得する取得手段と、
前記取得された使用チャネルについての第1通信品質パラメータ値に対する前記取得された待機チャネルについての第2通信品質パラメータ値の第1相対値を算出する第1相対値算出手段と、
前記算出された第1相対値と第1閾値とを比較した比較結果に基づいて、前記待機チャネルに設定されている無線チャネルを前記待機チャネルから前記使用チャネルに切り替えるか否かを判定するチャネル切替制御手段と、
を具備する。
第2の態様にかかる制御方法は、複数の無線チャネルを用いて通信可能な無線通信装置の通信を制御する制御方法であって、
通信に使用中である使用チャネルに設定されている無線チャネルおよび通信に使用されていない待機チャネルに設定されている無線チャネルのそれぞれについての通信品質パラメータ値を取得し、
前記取得された使用チャネルについての第1通信品質パラメータ値に対する前記取得された待機チャネルについての第2通信品質パラメータ値の第1相対値を算出し、
前記算出された第1相対値と第1閾値とを比較した比較結果に基づいて、前記待機チャネルに設定されている無線チャネルを前記待機チャネルから前記使用チャネルに切り替えるか否かを判定する。
第3の態様にかかる非一時的なコンピュータ可読媒体は、複数の無線チャネルを用いて通信可能な無線通信装置の通信を制御する制御装置に、
通信に使用中である使用チャネルに設定されている無線チャネルおよび通信に使用されていない待機チャネルに設定されている無線チャネルのそれぞれについての通信品質パラメータ値を取得し、
前記取得された使用チャネルについての第1通信品質パラメータ値に対する前記取得された待機チャネルについての第2通信品質パラメータ値の第1相対値を算出し、
前記算出された第1相対値と第1閾値とを比較した比較結果に基づいて、前記待機チャネルに設定されている無線チャネルを前記待機チャネルから前記使用チャネルに切り替えるか否かを判定する、
処理を実行させる制御プログラムを格納する。
本開示により、有効でない無線チャネル切替を回避して有効な無線チャネル切替を実現できる、制御装置、制御方法、及び非一時的なコンピュータ可読媒体を提供することができる。
第1実施形態における通信システムの一例を示す図である。 第1実施形態における制御装置を含む無線端末の一例を示すブロック図である。 第2実施形態における通信システムの一例を示す図である。 第2実施形態における制御装置を含む無線端末の一例を示すブロック図である。 第2実施形態における制御装置の処理動作の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態における制御装置の処理動作の一例を示すフローチャートである。 第3実施形態における制御装置を含む無線端末の一例を示すブロック図である。 制御装置のハードウェア構成例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、実施形態について説明する。なお、実施形態において、同一又は同等の要素には、同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
<第1実施形態>
<通信システムの概要>
図1は、第1実施形態における通信システムの一例を示す図である。通信システム1は、例えば、無線LAN通信システムである。図1において通信システム1は、無線端末10と、アクセスポイント(AP)30とを含んでいる。ここでは、説明を簡単にするために、無線端末10及びAP30を1つずつ示しているが、通信システム1に含まれる無線端末10及びAP30の数はこれに限定されるものではない。
無線端末10は、複数の無線チャネル(以下では、「第1無線チャネルグループ」と呼ぶことがある)を用いてAP30と通信可能に構成されている。
ここで、無線端末10は、通信に使用中である「使用チャネル」として第1無線チャネルグループのうちの第1無線チャネルを選択(設定)している。このため、第1無線チャネルグループのうちの第1無線チャネル以外の第2無線チャネルが、「待機チャネル」として選択(設定)されている。
通信システム1は、例えば無線LANシステムである。この場合、無線端末10は、「使用チャネル」においてキャリアセンスを実行して、他の無線端末(不図示)が信号を送信していないタイミング(つまり、ビジータイム以外の空き時間)で、信号を送信する。
<無線端末の構成例>
図2は、第1実施形態における制御装置を含む無線端末の一例を示すブロック図である。図2において無線端末10は、無線部(無線インタフェース部)11-1,11-2と、制御部(制御装置)20とを有している。なお、図2の無線端末10において無線部11-1,11-2によって1つのアンテナが共用されているが、無線端末10の構成はこれに限定されるものではなく、無線部11-1,21-2のそれぞれに対応するアンテナが設けられてもよい。以下では、無線部11-1,11-2を区別しないとき、無線部11-1,11-2を単に無線部11と呼ぶことがある。ここでは、無線部11の数を2つとしているが、これに限定されるものではなく、3つ以上であってもよい。
無線部11-1,11-2は、それぞれ、設定された無線チャネルを用いて、送信信号に対する送信無線処理、及び、受信信号に対する受信無線処理を実行する。ここでは、無線部11-1に上記の第1無線チャネルが設定されて、無線部11-1によって通信が行われているものとする。また、無線部11-2に上記の第2無線チャネルが設定されて、無線部11-2は、待機状態にあるものとする。
図2において制御部(制御装置)20は、取得部21と、相対値算出部(第1相対値算出部)22と、チャネル切替制御部23とを有している。
取得部21は、使用チャネルに設定されている無線チャネル及び待機チャネルに設定されている無線チャネルのそれぞれについての「通信品質パラメータ値」を取得する。以下では、使用チャネルについての通信品質パラメータ値を「第1通信品質パラメータ値」と呼び、待機チャネルについての通信品質パラメータ値を「第2通信品質パラメータ値」と呼ぶことがある。
相対値算出部22は、取得部21にて取得された第1通信品質パラメータ値に対する第2通信品質パラメータ値の相対値(以下では、「第1相対値」と呼ぶことがある)を算出する。「第1相対値」は、第1通信品質パラメータ値に対する第2通信品質パラメータ値の比、又は、第2通信品質パラメータ値から第1通信品質パラメータ値を減算した差であってもよい。
チャネル切替制御部23は、相対値算出部22にて算出された第1相対値と閾値(以下では、「第1閾値」と呼ぶことがある)とを比較した比較結果に基づいて、待機チャネルに設定されている無線チャネルを待機チャネルから使用チャネルに切り替えるか否かを判定する。例えば、チャネル切替制御部23は、算出された第1相対値が第1閾値より大きい場合、待機チャネルに設定されている無線チャネルを待機チャネルから使用チャネルに切り替えると判定する。すなわち、ここでは現時点で第1無線チャネルが使用チャネルであり且つ第2無線チャネルが待機チャネルであることを前提としているので、チャネル切替制御部23は、使用チャネルを第1無線チャネルから第2無線チャネルに切り替えることを決定することになる。そして、第1無線チャネルは、待機チャネルとなる。そして、チャネル切替制御部23は、使用チャネルとして第2無線チャネルを設定し、待機チャネルとして第1チャネルを設定する。これにより、無線部11-2が通信に用いられることになり、無線部11-1が待機状態となる。なお、チャネル切替制御部23は、算出された第1相対値が第1閾値以下の場合、使用チャネルに設定されている無線チャネルをそのまま維持してもよい。
なお、以上の説明では、「第1無線チャネルグループ」が1つのAP30の複数の無線チャネルから構成されることを前提に説明を行ったが、本開示は、これに限定されるものではない。「第1無線チャネルグループ」には、AP30の複数の無線チャネルに加えて、1つ又は複数の他のAPの複数の無線チャネルが含まれていてもよい。すなわち、使用チャネルとしてAP30の無線チャネルが設定され、待機チャネルとしてAP30の無線チャネルが設定されてもよいし他のAPの無線チャネルが設定されてもよい。すなわち、上記の第1無線チャネル及び第2無線チャネルは、1つのAPの無線チャネルであってもよいし、互いに異なるAPの無線チャネルであってもよい。
以上のように第1実施形態によれば、制御装置20にて相対値算出部22は、取得部21にて取得された第1通信品質パラメータ値に対する第2通信品質パラメータ値の第1相対値を算出する。そして、チャネル切替制御部23は、相対値算出部22にて算出された第1相対値と第1閾値とを比較した比較結果に基づいて、待機チャネルに設定されている無線チャネルを待機チャネルから使用チャネルに切り替えるか否かを判定する。
この制御装置20の構成により、有効でない無線チャネル切替を回避して有効な無線チャネル切替を実現できる。すなわち、例えば使用チャネルの受信信号強度(つまり、「絶対値」)が所定閾値よりも小さくなることを条件として、使用チャネルの無線チャネルを切り替えることも考えられる。この場合、待機チャネルの通信品質が考慮されていないため、有効でない無線チャネルの切替が実行される可能性がある。さらに、この場合、使用チャネルの受信信号強度(つまり、「絶対値」)が所定閾値よりも少しだけ大きく決して通信品質が良好であると言えない状況において、使用チャネルの無線チャネルが維持されること(所謂「引きずり問題」)が生じる可能性がある。これに対して、上記制御装置20の構成により、第1相対値と第1閾値とを比較した比較結果に基づいてチャネル切替の要否を判定することができるので、通信品質の大きな改善が期待できるときに待機チャネルに設定されている無線チャネルを待機チャネルから使用チャネルに切り替え、通信品質の大きな改善が期待できないときには該切替を回避することができる。さらに、上記制御装置20の構成により、上記の「引きずり問題」も解決することができる。
<第2実施形態>
第2実施形態では、第1に、使用チャネルと待機チャネルとの間のチャネル切替の要否を判定し、第2に、使用チャネルと待機チャネルとの間のチャネル切替の必要がないと判定されたときに、待機チャネルについてのハンドオーバの要否を判定する。なお、実施形態1と同様に、使用チャネルに設定されている無線チャネルと待機チャネルに設定されている無線チャネルとは、1つのAPの無線チャネルであってもよいし、異なるAPの無線チャネルであってもよい。
<通信システムの概要>
図3は、第2実施形態における通信システムの一例を示す図である。図3において通信システム2は、AP30,60,70と、無線端末40とを含んでいる。
ここで、現時点で、無線端末40の使用チャネルがAP30の無線チャネルに設定され、且つ、待機チャネルがAP70の無線チャネルに設定されているものとする。このとき、第2実施形態の無線端末40は、第1に、第1実施形態にて説明した、使用チャネルと待機チャネルとの間のチャネル切替の要否を判定する。そして、無線端末40は、使用チャネルと待機チャネルとの間のチャネル切替の必要がないと判定されたときに、待機チャネルについてのハンドオーバの要否を判定する。すなわち、AP60が「ハンドオーバ(HO)先候補アクセスポイント」である。そして、無線端末40は、AP60の無線チャネルがHO候補チャネルに設定されているとき、HO候補チャネルに設定されている無線チャネルをHO候補チャネルから待機チャネルに切り替えるか否かを判定する。ここで、待機チャネルについての第2通信品質パラメータ値に対するHO候補チャネルについての「第3通信品質パラメータ値」の相対値は、所定の閾値(以下では、「第3閾値」と呼ぶことがある)より大きい。なお、ここでは、説明を簡単にするために、通信システム2に含まれるHO先候補アクセスポイントをAP60の1つだけ示しているが、HO先候補アクセスポイントの数はこれに限定されるものではない。
<無線端末の構成例>
図4は、第2実施形態における制御装置を含む無線端末の一例を示すブロック図である。図4において無線端末40は、無線部11-1,11-2と、チャネルセンス部41と、制御部(制御装置)50とを有している。図4の無線端末40において無線部11-1,11-2によって1つのアンテナが共用されているが、無線端末40の構成はこれに限定されるものではなく、無線部11-1,21-2のそれぞれに対応するアンテナが設けられてもよい。ここでは、無線部11の数を2つとしているが、これに限定されるものではなく、3つ以上であってもよい。
チャネルセンス部41は、HO候補チャネルの通信品質パラメータについての測定を行う機能部である。
図4において制御部(制御装置)50は、取得部51と、相対値算出部(第1相対値算出部)52と、相対値算出部(第2相対値算出部)53と、チャネル切替制御部54と、ハンドオーバ制御部55とを有する。
取得部51は、第1実施形態の取得部21と同様に、第1通信品質パラメータ値及び第2通信品質パラメータ値を取得する。取得部51は、さらに、HO先候補アクセスポイント(ここでは、AP60)の無線チャネルであり且つHO候補チャネルに設定されている無線チャネルについての「第3通信品質パラメータ値」を取得する。
相対値算出部52は、第1実施形態の相対値算出部22と同様に、「第1相対値」を算出する。
相対値算出部53は、取得部51にて取得された第2通信品質パラメータ値に対する第3通信品質パラメータ値の相対値(以下では、「第2相対値」と呼ぶことがある)を算出する。「第2相対値」は、第2通信品質パラメータ値に対する第3通信品質パラメータ値の比、又は、第3通信品質パラメータ値から第2通信品質パラメータ値を減算した差であってもよい。
チャネル切替制御部54は、第1実施形態のチャネル切替制御部23と同様に、相対値算出部52にて算出された第1相対値と第1閾値とを比較した比較結果に基づいて、待機チャネルに設定されている無線チャネルを待機チャネルから使用チャネルに切り替えるか否かを判定する。例えば、チャネル切替制御部54は、算出された第1相対値が第1閾値より大きい場合、待機チャネルに設定されている無線チャネルを待機チャネルから使用チャネルに切り替えると判定する。
ハンドオーバ制御部55は、チャネル切替制御部54において第1相対値が第1閾値以下であると判定された場合、相対値算出部53にて算出された第2相対値に基づいて、HO候補チャネルに設定されている無線チャネルをHO候補チャネルから待機チャネルに切り替えるハンドオーバを実行するか否かを判定する。
例えば、ハンドオーバ制御部55は、図4に示すように、積算部55Aと、判定部55Bとを含む。
積算部55Aは、「積算対象期間」において算出された複数の第2相対値を積算した積算値を算出する。判定部55Bは、積算部55Aにて算出された積算値と閾値(以下では、「第2閾値」と呼ぶことがある)とに基づいて、上記のハンドオーバを実行するか否かを判定する。例えば、判定部55Bは、積算部55Aにて算出された積算値が第2閾値よりも大きい場合、上記のハンドオーバを実行すると判定する。これにより、ハンドオーバ制御部55は、HO候補チャネルに設定されている無線チャネルをHO候補チャネルから待機チャネルに切り替えるハンドオーバを実行する。なお、積算部55Aにて算出された積算値が第2閾値以下である場合、上記のハンドオーバは実行されずに、待機チャネルに設定されている無線チャネルは維持される。
ここで、例えば、上記の「積算対象期間」は、使用チャネルと待機チャネルとの間のチャネル切替が行われるとリセットされてもよい。また、「積算対象期間」は、上記のハンドオーバを実行すると判定されたときにもリセットされてもよい。また、「積算対象期間」は、使用チャネルと待機チャネルとの間のチャネル切替及び「ハンドオーバ」のいずれもが行われない状態で、待機チャネルについてのハンドオーバの要否の判定処理が所定回数行われた場合にもリセットされてもよい。そして、「積算対象期間」がリセットされるときに、上記の「積算値」及び後述する「積算カウント」がクリアされてもよい。
<無線端末の動作例>
以上の構成を有する無線端末40の処理動作の一例について説明する。ここでは、特に、制御部(制御装置)50の処理動作について説明する。
図5及び図6は、第2実施形態における制御装置の処理動作の一例を示すフローチャートである。図5に示すフローは、例えば周期的に実行される。
取得部51は、第1通信品質パラメータ値及び第2通信品質パラメータ値を取得する(ステップS101)。
相対値算出部52は、「第1相対値」を算出する(ステップS102)。
チャネル切替制御部54は、第1相対値が第1閾値より大きいか否かを判定する(ステップS103)。
第1相対値が第1閾値より大きい場合(ステップS103YES)、チャネル切替制御部54は、切替処理を実行する(ステップS104)。すなわち、チャネル切替制御部54は、待機チャネルに設定されている無線チャネルを待機チャネルから使用チャネルに切り替える。
第1相対値が第1閾値以下である場合(ステップS103NO)、処理フローは、ステップS105のHO判定処理に移る。
HO判定処理において、取得部51は、「第3通信品質パラメータ値」を取得する(ステップS201)。
相対値算出部53は、「第2相対値」を算出する(ステップS202)。
ハンドオーバ制御部55は、第2相対値の積算値を算出し(ステップS203)、積算回数をカウントアップ(インクリメント)する(ステップS204)。
ハンドオーバ制御部55は、算出した積算値が第2閾値よりも大きいか否かを判定する(ステップS205)。
算出した積算値が第2閾値よりも大きい場合(ステップS205YES)、ハンドオーバ制御部55は、HO処理を実行する(ステップS206)。すなわち、ハンドオーバ制御部55は、HO候補チャネルに設定されている無線チャネルをHO候補チャネルから待機チャネルに切り替える。そして、ハンドオーバ制御部55は、積算カウント及び積算値をクリアする(ステップS207)。そして、1回のHO判定処理が終了する。
算出した積算値が第2閾値以下である場合(ステップS205NO)、ハンドオーバ制御部55は、積算回数が所定回数以上であるか否かを判定する(ステップS208)。
積算回数が所定回数以上である場合(ステップS208YES)、ハンドオーバ制御部55は、積算カウント及び積算値をクリアする(ステップS209)。そして、1回のHO判定処理が終了する。積算回数が所定回数より小さい場合(ステップS208NO)、1回のHO判定処理が終了する。
以上のように第2実施形態によれば、制御部(制御装置)50にてハンドオーバ制御部55は、相対値算出部53にて算出された第2相対値に基づいて、HO候補チャネルに設定されている無線チャネルをHO候補チャネルから待機チャネルに切り替えるハンドオーバを実行するか否かを判定する。
この制御装置50の構成により、有効でないHOを回避して有効なHOを実現できる。すなわち、例えば待機チャネルの受信信号強度(つまり、「絶対値」)が所定閾値よりも小さくなることを条件として、待機チャネルについてのHOを実行することも考えられる。この場合、HO候補チャネルの通信品質が考慮されていないため、有効でないHOが実行される可能性がある。さらに、この場合、待機チャネルの受信信号強度(つまり、「絶対値」)が所定閾値よりも少しだけ大きく決して通信品質が良好であると言えない状況において、待機チャネルの無線チャネルが維持されること(所謂「引きずり問題」)が生じる可能性がある。これに対して、上記制御装置50の構成により、第2相対値に基づいてHOの要否を判定することができるので、通信品質の大きな改善が期待できるときにHO候補チャネルに設定されている無線チャネルをHO候補チャネルから待機チャネルに切り替えるHOを実行でき、通信品質の大きな改善が期待できないときには該HOを回避することができる。さらに、上記制御装置50の構成により、上記の「引きずり問題」も解決することができる。ここで、HOは、両者とも確立されている使用チャネルと待機チャネルとの間のチャネル切替と比べて、処理コストが高い。このため、有効でないHOを回避することにより、処理コストを低減することができる。
また、ハンドオーバ制御部55は、第2相対値の積算値に基づいて、HO候補チャネルに設定されている無線チャネルをHO候補チャネルから待機チャネルに切り替えるハンドオーバを実行するか否かを判定する。
この制御装置50の構成により、待機チャネルの通信品質パラメータ値の(例えば一度の)瞬間的な変動に起因してHOが起こることを防止することができる。すなわち、例えば待機チャネルの受信信号強度(つまり、「絶対値」)が所定閾値よりも小さくなることを条件として待機チャネルについてのHOを実行する場合、待機チャネルの通信品質パラメータ値が(例えば一度だけ)瞬間的に所定閾値より小さくなるときでもHOが実行される。しかしながら、このような場合には、HOの処理コストを考えると、HOを実行しない方が有利であるケースもある。これに対して、この制御装置50の構成により、第2相対値の積算値に基づいてHOの要否を判定するので、待機チャネルの通信品質パラメータ値の(例えば一度の)瞬間的な変動に起因してHOが起こることを防止することができる。ここで、第2相対値が所定閾値よりも大きいと判定された回数をカウントし、このカウントされた回数が所定回数以上となったときにHOを実行することによっても、待機チャネルの通信品質パラメータ値の(例えば一度の)瞬間的な変動に起因してHOが起こることを防止することができる。しかしながら、この場合、第2相対値の大きさを考慮していないので、HOを実行するまでに時間を要してしまう可能性がある。これに対して、この制御装置50の構成により、第2相対値の積算値に基づいてHOの要否を判定するので、第2相対値が大きくその積算値が早く大きくなればHOを早期に実行することができる。
なお、以上の説明では、無線端末40がチャネルセンス部41を有するものとして説明を行ったが、これに限定されるものではなく、無線端末40がチャネルセンス部41を有さないことも可能である。この場合、待機チャネルが設定されている無線部11が、その無線部11のキャリアセンス部(不図示)がHO候補チャネルの通信品質パラメータについての測定を行ってもよい。
<第3実施形態>
第3実施形態は、通信品質パラメータ値として「可用帯域値」を用いる実施形態に関する。
図7は、第3実施形態における制御装置を含む無線端末の一例を示すブロック図である。図7において無線端末(無線通信装置)80は、無線部81-1,81-2と、チャネルセンス部83と、制御部(制御装置)70とを含んでいる。図7の無線端末80において無線部81-1,81-2及びチャネルセンス部83によって1つのアンテナが共用されているが、無線端末80の構成はこれに限定されるものではなく、無線部81-1,81-2及びチャネルセンス部83のそれぞれに対応するアンテナが設けられてもよい。
無線部81-1,81-2は、それぞれ、設定された無線チャネルを用いて、送信信号に対する送信無線処理、及び、受信信号に対する受信無線処理を実行する。ここでは、無線部81-1に上記の第1無線チャネルが設定されて、無線部81-1によって通信が行われているものとする。また、無線部81-2に上記の第2無線チャネルが設定されて、無線部81-2は、待機状態にあるものとする。
無線部81-1,81-2は、それぞれキャリアセンス部82を含んでおり、設定された無線チャネルについての受信信号強度(RSSI)及びビジータイムを計測する。すなわち、ここでは、無線部81-1は、使用チャネルのRSSI及びビジータイムを計測し、無線部81-2は、待機チャネルのRSSI及びビジータイムを計測する。
チャネルセンス部83は、HO候補チャネルについてのRSSI及びビジータイムを計測する。
制御部(制御装置)90は、取得部91と、相対値算出部(第1相対値算出部)52と、相対値算出部(第2相対値算出部)53と、チャネル切替制御部54と、ハンドオーバ制御部55とを有する。
取得部91は、パラメータ値算出部91A,91B,91Cを含んでいる。
パラメータ値算出部91Aは、上記の第1通信品質パラメータ値として、使用チャネルについての第1可用帯域値を算出する。例えば、パラメータ値算出部91Aは、使用チャネルについての受信信号強度とビジータイムとに基づいて、第1可用帯域値を算出する。具体的には、パラメータ値算出部91Aは、受信信号強度と最大データレートとの対応関係を用いて、使用チャネルについての受信信号強度に対応する最大データレートを特定する。そして、パラメータ値算出部91Aは、使用チャネルについてのビジータイムに基づいて、使用チャネルにおける空き時間の割合を算出する。そして、パラメータ値算出部91Aは、特定した最大データレートと算出した空き時間の割合とを乗算することにより、第1可用帯域値を算出する。
パラメータ値算出部91Bは、上記の第2通信品質パラメータ値として、待機チャネルについての第2可用帯域値を算出する。例えば、パラメータ値算出部91Bは、待機チャネルについての受信信号強度とビジータイムとに基づいて、第2可用帯域値を算出する。具体的には、パラメータ値算出部91Bは、受信信号強度と最大データレートとの対応関係を用いて、待機チャネルについての受信信号強度に対応する最大データレートを特定する。そして、パラメータ値算出部91Bは、待機チャネルについてのビジータイムに基づいて、待機チャネルにおける空き時間の割合を算出する。そして、パラメータ値算出部91Bは、特定した最大データレートと算出した空き時間の割合とを乗算することにより、第2可用帯域値を算出する。
パラメータ値算出部91Cは、上記の第3通信品質パラメータ値として、HO候補チャネルについての第3可用帯域値を算出する。例えば、パラメータ値算出部91Cは、HO候補チャネルについての受信信号強度とビジータイムとに基づいて、第3可用帯域値を算出する。具体的には、パラメータ値算出部91Cは、受信信号強度と最大データレートとの対応関係を用いて、HO候補チャネルについての受信信号強度に対応する最大データレートを特定する。そして、パラメータ値算出部91Cは、HO候補チャネルについてのビジータイムに基づいて、HO候補チャネルにおける空き時間の割合を算出する。そして、パラメータ値算出部91Cは、特定した最大データレートと算出した空き時間の割合とを乗算することにより、第3可用帯域値を算出する。
なお、以上の説明では、無線端末80がチャネルセンス部83を有するものとして説明を行ったが、これに限定されるものではなく、無線端末80がチャネルセンス部83を有さないことも可能である。この場合、待機チャネルが設定されている無線部81が、その無線部81のキャリアセンス部82がHO候補チャネルについてのRSSI及びビジータイムを測定してもよい。
また、第1可用帯域値、第2可用帯域値、及び第3可用帯域値の求め方は、上記の方法に限定されるものではない。例えば、無線端末80は、無線端末80と通信する対向通信装置に向けて、使用チャネル、待機チャネル、及びHO候補チャネルのそれぞれを用いて、「パケットトレイン(測定用パケット群)」を送信する。パケットトレインは複数のパケットを含み、パケットトレインにおいて隣接する2つのパケットは、所定の時間間隔(以下、「パケット間隔」と呼ぶことがある)を空けて送信される。そして、上記の対向通信装置は、使用チャネル、待機チャネル、及びHO候補チャネルのそれぞれを介して受信したパケットトレインにおけるパケット間隔の変動(つまり、「ジッター」)を無線端末80にフィードバックする。そして、無線端末80は、フィードバックされたジッターに基づいて、使用チャネル、待機チャネル、及びHO候補チャネルのそれぞれについての可用帯域値を推定する。
<第4実施形態>
第4実施形態は、「HO候補チャネルリスト」の作成方法に関する。なお、第4実施形態の無線端末及び制御装置の基本構成は、第3実施形態の無線端末80及び制御装置90と同じなので、図7を参照して説明する。
第4実施形態においてチャネルセンス部83は、複数のセンス対象チャネルのそれぞれについてのRSSI及びビジータイムを計測する。
パラメータ値算出部91Cは、各センス対象チャネルについて可用帯域値を算出する。
相対値算出部53は、待機チャネルについての第2可用帯域値に対する各センス対象チャネルの可用帯域値の相対値を算出する。
ハンドオーバ制御部55は、相対値算出部53にて算出された相対値が第3閾値よりも大きくなるセンス対象チャネルを、HO候補チャネルリストに登録する。これにより、HO候補チャネルリストが作成される。
第2実施形態にて説明したHO判定処理において、ハンドオーバ制御部55は、HO候補チャネルリストに登録されている各エントリ(つまり、HO候補チャネル)について、積算値の算出等を行う。
なお、以上のHO候補チャネルリストの作成処理は、取得部91にて取得された第2通信品質パラメータ値に対する第1通信品質パラメータ値の相対値が第4閾値より大きい条件が満たされることをトリガとして、実行されてもよい。さらに、以上のHO候補チャネルリストの作成処理は、使用チャネルと待機チャネルとの間のチャネル切替処理が実行されたとき、HO処理が実行されたとき、又は、積算回数が所定回数以上となったときに、実行されてもよい。
<他の実施形態>
図8は、制御装置のハードウェア構成例を示す図である。図8において制御装置100は、プロセッサ101と、メモリ102とを有している。プロセッサ101は、例えば、マイクロプロセッサ、MPU(Micro Processing Unit)、又はCPU(Central Processing Unit)であってもよい。プロセッサ101は、複数のプロセッサを含んでもよい。メモリ102は、揮発性メモリ及び不揮発性メモリの組み合わせによって構成される。メモリ102は、プロセッサ101から離れて配置されたストレージを含んでもよい。この場合、プロセッサ101は、図示されていないI/Oインタフェースを介してメモリ102にアクセスしてもよい。
第1実施形態から第4実施形態の制御装置20,50,90は、それぞれ、図8に示したハードウェア構成を有することができる。第1実施形態から第4実施形態の制御装置20,50,90の取得部21,51,91と、相対値算出部22,52,53と、チャネル切替制御部23,54と、ハンドオーバ制御部55とは、プロセッサ101がメモリ102に記憶されたプログラムを読み込んで実行することにより実現されてもよい。プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、制御装置20,50,90に供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)を含む。さらに、非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、CD-ROM(Read Only Memory)、CD-R、CD-R/Wを含む。さらに、非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、半導体メモリを含む。半導体メモリは、例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory)を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によって制御装置20,50,90に供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムを制御装置20,50,90に供給できる。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
複数の無線チャネルを用いて通信可能な無線通信装置の通信を制御する制御装置であって、
通信に使用中である使用チャネルに設定されている無線チャネルおよび通信に使用されていない待機チャネルに設定されている無線チャネルのそれぞれについての通信品質パラメータ値を取得する取得手段と、
前記取得された使用チャネルについての第1通信品質パラメータ値に対する前記取得された待機チャネルについての第2通信品質パラメータ値の第1相対値を算出する第1相対値算出手段と、
前記算出された第1相対値と第1閾値とを比較した比較結果に基づいて、前記待機チャネルに設定されている無線チャネルを前記待機チャネルから前記使用チャネルに切り替えるか否かを判定するチャネル切替制御手段と、
を具備する制御装置。
(付記2)
前記チャネル切替制御手段は、前記算出された第1相対値が前記第1閾値より大きい場合、前記待機チャネルである無線チャネルを前記待機チャネルから前記使用チャネルに切り替えると判定する、
付記1記載の制御装置。
(付記3)
前記取得手段は、前記待機チャネルに設定された無線チャネルが一のアクセスポイントの無線チャネルであるときに、前記一のアクセスポイント以外のハンドオーバ(HO)先候補アクセスポイントの無線チャネルであり且つHO候補チャネルに設定されている無線チャネルについての第3通信品質パラメータ値を取得し、
前記制御装置は、
前記取得された第2通信品質パラメータ値に対する前記取得された第3通信品質パラメータ値の第2相対値を算出する第2相対値算出手段と、
前記チャネル切替制御手段において前記算出された第1相対値が前記第1閾値以下であると判定されたときに、前記算出された第2相対値に基づいて、前記HO候補チャネルに設定されている無線チャネルを前記HO候補チャネルから前記待機チャネルに切り替えるハンドオーバを実行するか否かを判定するハンドオーバ制御手段と、
をさらに具備する付記1または2に記載の制御装置。
(付記4)
前記ハンドオーバ制御手段は、
積算対象期間において算出された複数の前記第2相対値を積算した積算値を算出する積算手段と、
前記算出された積算値と第2閾値とに基づいて、前記ハンドオーバを実行するか否かを判定する判定手段と、
を含む、
付記3記載の制御装置。
(付記5)
前記第2相対値は、前記取得された第2通信品質パラメータ値に対する前記取得された候補チャネルについての第3通信品質パラメータ値の比、または、前記取得された第3通信品質パラメータ値から前記取得された第2通信品質パラメータ値を減算した差である、
付記3記載の制御装置。
(付記6)
前記第1相対値は、前記取得された第1通信品質パラメータ値に対する前記取得された第2通信品質パラメータ値の比、または、前記取得された第2通信品質パラメータ値から前記取得された第1通信品質パラメータ値を減算した差である、
付記1から5のいずれか1項に記載の制御装置。
(付記7)
前記第1通信品質パラメータ値は、前記使用チャネルについての第1可用帯域値であり、
前記第2通信品質パラメータ値は、前記待機チャネルについての第2可用帯域値であり、
前記第3通信品質パラメータ値は、前記HO候補チャネルについての第3可用帯域値である、
付記3記載の制御装置。
(付記8)
前記取得手段は、
前記使用チャネルについての受信信号強度とビジータイムとに基づいて、前記第1可用帯域値を算出する第1パラメータ値算出手段と、
前記待機チャネルについての受信信号強度とビジータイムとに基づいて、前記第2可用帯域値を算出する第2パラメータ値算出手段と、
前記HO候補チャネルについての受信信号強度とビジータイムとに基づいて、前記第3可用帯域値を算出する第3パラメータ値算出手段と、
を具備する、
付記7記載の制御装置。
(付記9)
前記第1パラメータ値算出手段は、受信信号強度と最大データレートとの対応関係を用いて、前記使用チャネルについての受信信号強度に対応する最大データレートを特定し、前記使用チャネルについてのビジータイムに基づいて、前記使用チャネルにおける空き時間の割合を算出し、前記特定した最大データレートと前記算出した空き時間の割合とを乗算することにより、前記第1可用帯域値を算出する、
付記8記載の制御装置。
(付記10)
付記1から9のいずれか1項に記載の制御装置を具備する無線端末装置。
(付記11)
複数の無線チャネルを用いて通信可能な無線通信装置の通信を制御する制御方法であって、
通信に使用中である使用チャネルに設定されている無線チャネルおよび通信に使用されていない待機チャネルに設定されている無線チャネルのそれぞれについての通信品質パラメータ値を取得し、
前記取得された使用チャネルについての第1通信品質パラメータ値に対する前記取得された待機チャネルについての第2通信品質パラメータ値の第1相対値を算出し、
前記算出された第1相対値と第1閾値とを比較した比較結果に基づいて、前記待機チャネルに設定されている無線チャネルを前記待機チャネルから前記使用チャネルに切り替えるか否かを判定する、
制御方法。
(付記12)
複数の無線チャネルを用いて通信可能な無線通信装置の通信を制御する制御装置に、
通信に使用中である使用チャネルに設定されている無線チャネルおよび通信に使用されていない待機チャネルに設定されている無線チャネルのそれぞれについての通信品質パラメータ値を取得し、
前記取得された使用チャネルについての第1通信品質パラメータ値に対する前記取得された待機チャネルについての第2通信品質パラメータ値の第1相対値を算出し、
前記算出された第1相対値と第1閾値とを比較した比較結果に基づいて、前記待機チャネルに設定されている無線チャネルを前記待機チャネルから前記使用チャネルに切り替えるか否かを判定する、
処理を実行させる制御プログラムを格納する非一時的なコンピュータ可読媒体。
1 通信システム
2 通信システム
10 無線端末
11 無線部
20 制御部(制御装置)
21 取得部
22 相対値算出部(第1相対値算出部)
23 チャネル切替制御部
30 アクセスポイント(AP)
40 無線端末
41 チャネルセンス部
50 制御部(制御装置)
51 取得部
52 相対値算出部(第1相対値算出部)
53 相対値算出部(第2相対値算出部)
54 チャネル切替制御部
55 ハンドオーバ制御部
55A 積算部
55B 判定部
70 制御部(制御装置)
80 無線端末
81 無線部
82 キャリアセンス部
83 チャネルセンス部
90 制御部(制御装置)
91 取得部
91A パラメータ値算出部
91B パラメータ値算出部
91C パラメータ値算出部

Claims (11)

  1. 複数の無線チャネルを用いて通信可能な無線通信装置の通信を制御する制御装置であって、
    通信に使用する使用チャネルに設定されている第1無線チャネルの第1通信品質パラメータと、通信に使用されていない待機チャネルに設定されている第2無線チャネルの第2通信品質パラメータと、前記第1無線チャネル及び前記第2無線チャネルのいずれとも異なる第3無線チャネルの第3通信品質パラメータとを取得する取得手段と、
    記第1通信品質パラメータ記第2通信品質パラメータの第1相対値を算出する第1相対値算出手段と、
    前記第2通信品質パラメータと前記第3通信品質パラメータの第2相対値を算出する第2相対値算出手段と、
    前記算出された第1相対値と第1閾値とを比較した比較結果に基づいて、前記第2無線チャネルを前記使用チャネルに設定するか否かを判定する第1判定を行い、前記第1判定にて前記第2無線チャネルを前記使用チャネルに設定しないと判定された場合、前記第2相対値に基づいて、前記第3無線チャネルを前記待機チャネルに設定するか否かを判定する第2判定を行う制御手段と、
    を具備する制御装置。
  2. 記制御手段は、前記第1判定において、前記算出された第1相対値が前記第1閾値より大きい場合、前記第2無線チャネルを前記使用チャネルに設定すると判定する、
    請求項1記載の制御装置。
  3. 前記第2無線チャネルは、一のアクセスポイントの無線チャネルであり、
    前記第3無線チャネルは、前記一のアクセスポイント以外のハンドオーバ(HO)先候補アクセスポイントの無線チャネルである、
    求項1または2に記載の制御装置。
  4. 記制御手段は、
    積算対象期間において算出された複数の前記第2相対値を積算した積算値を算出
    前記第2判定において、前記算出された積算値と第2閾値とに基づいて、前記第3無線チャネルを前記待機チャネルに設定するか否かを判定する、
    請求項1からのいずれか1項に記載の制御装置。
  5. 前記第2相対値は、前記第2通信品質パラメータに対する前記第3通信品質パラメータの比、または、前記第3通信品質パラメータから前記第2通信品質パラメータを減算した差である、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の制御装置。
  6. 前記第1相対値は、前記第1通信品質パラメータに対する前記第2通信品質パラメータの比、または、前記第2通信品質パラメータから前記第1通信品質パラメータを減算した差である、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の制御装置。
  7. 前記第1通信品質パラメータは、前記第1無線チャネルについての第1可用帯域値であり、
    前記第2通信品質パラメータは、前記第2無線チャネルについての第2可用帯域値であり、
    前記第3通信品質パラメータは、前記第3無線チャネルについての第3可用帯域値である、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の制御装置。
  8. 前記取得手段は、
    前記第1無線チャネルについての受信信号強度とビジータイムとに基づいて、前記第1可用帯域値を算出する第1パラメータ値算出手段と、
    前記第2無線チャネルについての受信信号強度とビジータイムとに基づいて、前記第2可用帯域値を算出する第2パラメータ値算出手段と、
    前記第3無線チャネルについての受信信号強度とビジータイムとに基づいて、前記第3可用帯域値を算出する第3パラメータ値算出手段と、
    を具備する、
    請求項7記載の制御装置。
  9. 前記第1パラメータ値算出手段は、受信信号強度と最大データレートとの対応関係を用いて、前記第1無線チャネルについての受信信号強度に対応する最大データレートを特定し、前記第1無線チャネルについてのビジータイムに基づいて、前記第1無線チャネルにおける空き時間の割合を算出し、前記特定した最大データレートと前記算出した空き時間の割合とを乗算することにより、前記第1可用帯域値を算出する、
    請求項8記載の制御装置。
  10. 複数の無線チャネルを用いて通信可能な無線通信装置の通信を制御する制御装置に、
    通信に使用する使用チャネルに設定されている第1無線チャネルの第1通信品質パラメータと、通信に使用されていない待機チャネルに設定されている第2無線チャネルの第2通信品質パラメータと、前記第1無線チャネル及び前記第2無線チャネルのいずれとも異なる第3無線チャネルの第3通信品質パラメータとを取得し、
    記第1通信品質パラメータ記第2通信品質パラメータの第1相対値を算出し、
    前記第2通信品質パラメータと前記第3通信品質パラメータの第2相対値を算出し、
    前記算出された第1相対値と第1閾値とを比較した比較結果に基づいて、前記第2無線チャネルを前記使用チャネルに設定するか否かを判定する第1判定を行い、前記第1判定にて前記第2無線チャネルを前記使用チャネルに設定しないと判定された場合、前記第2相対値に基づいて、前記第3無線チャネルを前記待機チャネルに設定するか否かを判定する第2判定を行う
    処理を実行させる制御プログラム。
  11. 複数の無線チャネルを用いて通信可能な無線通信装置の通信を制御する制御装置によって実行される制御方法であって、
    通信に使用する使用チャネルに設定されている第1無線チャネルの第1通信品質パラメータと、通信に使用されていない待機チャネルに設定されている第2無線チャネルの第2通信品質パラメータと、前記第1無線チャネル及び前記第2無線チャネルのいずれとも異なる第3無線チャネルの第3通信品質パラメータとを取得し、
    前記第1通信品質パラメータと前記第2通信品質パラメータの第1相対値を算出し、
    前記第2通信品質パラメータと前記第3通信品質パラメータの第2相対値を算出し、
    前記算出された第1相対値と第1閾値とを比較した比較結果に基づいて、前記第2無線チャネルを前記使用チャネルに設定するか否かを判定する第1判定を行い、前記第1判定にて前記第2無線チャネルを前記使用チャネルに設定しないと判定された場合、前記第2相対値に基づいて、前記第3無線チャネルを前記待機チャネルに設定するか否かを判定する第2判定を行う、
    制御方法。
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