JP7354803B2 - ヒータ制御装置、ヒータ制御方法、定着装置、及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係るヒータ制御装置を備えた画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、画像形成装置100は、シート状の記録媒体である記録材(例えば、「転写紙」)に形成されている画像を光学的に読み取るスキャナ部10と、スキャナ部10で読み取った画像に対して所定の画像処理を施した後の画像に応じたトナー像を記録材に転写するエンジン部20と、記録材を格納するための記録材収容部30と、エンジン部20で記録材に転写されたトナー像を定着させるための定着装置50と、から構成されている。なお、本発明に係るヒータ制御装置は、定着装置50に備えられる。
次に、本発明に係るヒータ制御装置の実施形態について説明する。図2は、ヒータ制御装置の実施形態である加熱制御装置60の要部構成を示すブロック図である。加熱制御装置60は、例えば定着装置50が備える制御装置である。加熱制御装置60は、記録材を加熱する加熱部材である定着ローラ51aを加熱するヒータ52の加熱動作を制御する装置である。
ここで、供給電圧パターン記憶部562に記憶される各パターンテーブルと、各パターンテーブルに格納されている電圧波形パターン(供給電圧波形パターン)について、図3を用いて説明する。
次に、加熱制御装置60の制御部56において実行されるヒータ制御処理の流れの例について、図5のフローチャートを用いて説明する。このヒータ制御処理に含まれる各ステップによって、本発明に係るヒータ制御方法が実行可能となる。
次に、加熱制御装置60の制御部56において実行されるヒータ制御処理の流れの別について、図8のフローチャートを用いて説明する。本実施形態に係るヒータ制御処理は、時間計測処理(S502)に特徴がある。以下、本実施形態に係る時間計測処理(S502)について説明する。
20 :エンジン部
30 :記録材収容部
40 :搬送路
50 :定着装置
51a :定着ローラ
51b :加圧ローラ
52 :ヒータ
53 :交流電源
54 :トライアック
55 :温度センサ
56 :制御部
57 :ゼロクロス検知部
60 :加熱制御装置
100 :画像形成装置
561 :加熱制御部
562 :供給電圧パターン記憶部
563 :連続供給時間タイマー
564 :連続停止時間タイマー
565 :供給パターン切替判定部
566 :タイマー閾値記憶部
601 :フリッカ抑制波形パターン
602 :高調波抑制波形パターン
5621 :第一パターンテーブル
5622 :第二パターンテーブル
5623 :第三パターンテーブル
Claims (9)
- 交流電圧により加熱されるヒータへの供給電圧に係る複数の電圧波形パターンを用いて、前記交流電圧に係る電圧波形周期を制御周期として前記ヒータの加熱動作を制御する制御手段と、
前記制御周期よりも短い電圧波形周期の電圧波形パターンで当該制御周期よりも短い周期で前記ヒータへの前記供給電圧を均一化する第一電圧波形パターンと、前記制御周期の電圧波形パターンで前記ヒータへの供給電圧を均一化する第二電圧波形パターンと、を記憶する記憶手段と、
前記加熱動作の開始時からの連続時間である第一連続時間を計測する第一計時手段と、
前記加熱動作の停止時からの連続時間である第二連続時間を計測する第二計時手段と、
前記第一連続時間が第一閾値を超えるか否かの判定をする第一判定手段と、
前記第二連続時間が第二閾値を超えるか否かを判定する第二判定手段と、
を有し、
前記制御手段は、
前記第一連続時間が前記第一閾値を超えるまでは、前記第一電圧波形パターンによる前記加熱動作の制御をし、
前記第一連続時間が前記第一閾値を超えたとき、前記第二電圧波形パターンによる前記加熱動作の制御をし、
前記第二電圧波形パターンによる前記加熱動作の開始後において当該加熱動作が停止したとき、前記第二連続時間が前記第二閾値を超える前に前記加熱動作を再開するときは、前記第二電圧波形パターンにより当該加熱動作の制御をし、
前記第二電圧波形パターンによる前記加熱動作が開始後において当該加熱動作が停止したとき、第二連続停止時間が前記第二閾値を超えた後に前記加熱動作を再開するときは、前記第一電圧波形パターンにより前記加熱動作の制御をする、
ことを特徴とするヒータ制御装置。 - 前記制御手段は、前記第一電圧波形パターンによる前記加熱動作が停止したとき、前記第一計時手段を初期化する、請求項1に記載のヒータ制御装置。
- 前記制御手段は、前記第二電圧波形パターンによる前記加熱動作が停止したとき、前記第二計時手段を初期化する、請求項1又は2に記載のヒータ制御装置。
- 前記ヒータの温度を検知する温度検知手段を有し、
前記制御手段は、前記温度に基づいて複数の前記第一電圧波形パターン中から第一特定波形パターンを特定し、また、前記温度に基づいて複数の前記第二電圧波形パターン中から第二特定波形パターンを特定し、当該第一電圧波形パターンと当該第二電圧波形パターンを用いて前記加熱動作の制御をする、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のヒータ制御装置。 - 前記第一電圧波形パターンは、前記交流電圧に係る電圧波形の1/2周期に相当する一半波周期領域に係る供給電圧値と、当該一半波周期領域に隣接する隣接一半波周期領域に係る供給電圧値が異なる値となる電圧波形パターンである、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のヒータ制御装置。
- 前記第二電圧波形パターンは、前記交流電圧に係る電圧波形の1/2周期に相当する一半波周期領域に係る供給電圧値と、当該一半波周期領域に隣接する隣接一半波周期領域に係る供給電圧値が同じ値となる電圧波形パターンである、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のヒータ制御装置。
- 交流電圧により加熱されるヒータへの供給電圧に係る複数の電圧波形パターンを用いて、前記交流電圧に係る電圧波形周期を制御周期よりも短い電圧波形周期の電圧波形パターンで前記ヒータへの前記供給電圧を均一化する第一電圧波形パターンとし、前記制御周期の電圧波形パターンで前記ヒータへの供給電圧を均一化する電圧波形パターンである第二電圧波形パターンとした場合、
前記制御周期に基づいて前記ヒータに対する加熱動作の制御を、
前記加熱動作の開始時からの連続時間である第一連続時間を計測するステップと、
前記加熱動作の停止時からの連続時間である第二連続時間を計測するステップと、
前記第一連続時間が第一閾値を超えるか否かの判定をするステップと、
前記第二連続時間が第二閾値を超えるか否かの判定をするステップと、
を含むことで実行するヒータ制御方法であって、
前記加熱動作の制御において、
前記第一連続時間が前記第一閾値を超えるまでは、前記第一電圧波形パターンによる前記加熱動作の制御をするステップと、
前記第一連続時間が前記第一閾値を超えたとき、前記第二電圧波形パターンによる前記加熱動作の制御をするステップと、を含み、
前記第二電圧波形パターンによる前記加熱動作の開始後において当該加熱動作が停止したとき、前記第二連続時間が前記第二閾値を超える前に前記加熱動作を再開するときは、前記第二電圧波形パターンにより当該加熱動作の制御をするステップと、
前記第二電圧波形パターンによる前記加熱動作が開始後において当該加熱動作が停止したとき、第二連続停止時間が前記第二閾値を超えた後に前記加熱動作を再開するときは、前記第一電圧波形パターンにより前記加熱動作の制御をするステップと、
を含むことを特徴とするヒータ制御方法。 - 加熱により、媒体に付着物を定着させる定着装置であって、
定着ローラを交流電圧により加熱するヒータの加熱制御を、請求項1乃至6のいずれか一項に係るヒータ制御装置により行う、ことを特徴とする定着装置。 - 媒体に顕像材を付着させて画像を形成する画像形成部と、
前記顕像材を前記媒体に定着させる、請求項8に記載の定着装置と、を備える画像形成装置。
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JP2019217413A JP7354803B2 (ja) | 2019-11-29 | 2019-11-29 | ヒータ制御装置、ヒータ制御方法、定着装置、及び画像形成装置 |
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JP2010286649A (ja) | 2009-06-11 | 2010-12-24 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2018087922A (ja) | 2016-11-29 | 2018-06-07 | 株式会社リコー | ヒータ制御装置、ヒータ制御方法およびプログラム |
JP2019035870A (ja) | 2017-08-17 | 2019-03-07 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
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