JP7354177B2 - 止水装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、水害の発生時における浸水対策を行うための止水装置に関するものである。
水害が発生した際に、建物などへの浸水を防止する方法として、種々の浸水防止用設備が提案されている。例えば、建物の入り口に、開閉式やスライド式の防水シャッターや防水扉を設けて、必要な際にはシャッターや扉を閉じる方法がある。このような防水用設備は建物と一体で設置される。このため、設備が大掛かりであり、特定の場所でしか利用することができない。
これに対し、簡易的ではあるが、必要な際に特定の場所に運搬して設置する持ち運び式の止水部材がある。例えば、水害の発生時に、土嚢を所定の場所に設置して水をせき止めることで、浸水を防止することができる。しかし、土嚢は重量があり、所定の範囲の浸水を防止するためには、数多くの土嚢が必要となるため、より設置作業性に優れた方法が望まれる。
より設置作業が良好な方法として、略L字状の止水板を用いて止水を行う方法が提案されている(例えば特許文献1)。特許文献1の方法では、L字状の一体型パネルを連結フレームで連結することで、所定の範囲の止水を行うことができる。
しかし、特許文献1の止水部材は略L字状であるため、運搬時や保管時にかさばるという問題がある。
これに対し、折り畳みが可能な略L字状の止水装置が提案されている(特許文献2)。特許文献2の止水装置によれば、運搬時や保管時には折り畳んだ状態とすることができるため、場所をとることがない。
特開2016-223183号公報 特許第6748317号公報
しかし、特許文献1も特許文献2も、複数の止水装置をクリップ状の連結部材で連結するのみであるため、連結部の強度が弱く、また、連結部の止水性も確保することが困難である。また、隣り合う止水板同士を設置した後に、別部材であるクリップで連結する必要があるため、部品点数が多く作業性も悪い。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、設置作業性及び止水性能が良好な止水装置を得ることを目的とする。
前述した目的を達成するため、第1の発明は、浸水を防ぐために使用可能な止水装置であって、設置面に設置する設置部材と、前記設置部材に対してヒンジ部を介して開閉可能な起立部材と、を具備し、前記設置部材の一方の端部側には、第1設置部材連結部が設けられ、前記設置部材の他方の端部側には第2設置部材連結部が設けられ、前記起立部材の一方の端部側には、第1起立部材連結部が設けられ、前記起立部材の他方の端部側には第2起立部材連結部が設けられ、前記第2設置部材連結部は、隣り合う他の止水装置の前記第1設置部材連結部に対して下方に向けて連結させることが可能であるとともに、前記第2起立部材連結部は、隣り合う他の止水装置の前記第1起立部材連結部に対して、前記起立部材の開方向へ向けて連結させることが可能であり、前記第1設置部材連結部と前記第2設置部材連結部との連結部、及び、前記第1起立部材連結部と前記第2起立部材連結部との連結部には、それぞれ、連結部止水部材が配置され、前記第1設置部材連結部と前記第2設置部材連結部は、互いの溝部及び爪部が互いに噛み合うことで連結可能であり、前記第1起立部材連結部と前記第2起立部材連結部は、互いの溝部及び爪部が互いに噛み合うことで連結可能であり、それぞれの連結部において、前記溝部と前記爪部との間にはクリアランスが形成されており、連結方向の連結長さ及び連結角度を調整可能であり、前記溝部及び前記爪部が互いに噛み合ったときに、前記連結部止水部材がそれぞれの連結部と密着して変形し、既設の止水装置の隣の所定位置に、止水装置を配置するのみで、前記設置部材同士の連結が完了することを特徴とする止水装置である。
前記ヒンジ部の後方にヒンジ部止水部材が配置され、前記起立部材を前記設置部材に対して起立させた状態において、前記設置部材と前記起立部材とで前記ヒンジ部止水部材が挟み込まれることが望ましい。
前記爪部と前記溝部とを噛み合わせた際に、前記爪部と、前記溝部の両内側面との間にそれぞれクリアランスを形成可能であることが望ましい。
第2の発明は、浸水を防ぐために使用可能な止水装置であって、設置面に設置する設置部材と、前記設置部材に対してヒンジ部を介して開閉可能な起立部材と、を具備し、前記設置部材の一方の端部側には、第1設置部材連結部が設けられ、前記設置部材の他方の端部側には第2設置部材連結部が設けられ、前記起立部材の一方の端部側には、第1起立部材連結部が設けられ、前記起立部材の他方の端部側には第2起立部材連結部が設けられ、前記第2設置部材連結部は、隣り合う他の止水装置の前記第1設置部材連結部に対して下方に向けて連結させることが可能であるとともに、前記第2起立部材連結部は、隣り合う他の止水装置の前記第1起立部材連結部に対して、前記起立部材の開方向へ向けて連結させることが可能であり、前記設置部材の下面側には、滑り防止部材が配置され、前記起立部材の外面側には、前記止水装置を畳んで重ねた際における前記滑り防止部材に対応する部位を避けた位置に凸部が形成されることを特徴とする止水装置である。
第3の発明は、浸水を防ぐために使用可能な止水装置であって、設置面に設置する設置部材と、前記設置部材に対してヒンジ部を介して開閉可能な起立部材と、を具備し、前記設置部材の一方の端部側には、第1設置部材連結部が設けられ、前記設置部材の他方の端部側には第2設置部材連結部が設けられ、前記起立部材の一方の端部側には、第1起立部材連結部が設けられ、前記起立部材の他方の端部側には第2起立部材連結部が設けられ、前記第2設置部材連結部は、隣り合う他の止水装置の前記第1設置部材連結部に対して下方に向けて連結させることが可能であるとともに、前記第2起立部材連結部は、隣り合う他の止水装置の前記第1起立部材連結部に対して、前記起立部材の開方向へ向けて連結させることが可能であり、前記設置部材の長さは、前記起立部材の長さよりも長く、前記設置部材の前端部近傍における下面側には、止水部材が配置され、前記止水部材の長さをL1とし、前記起立部材の前端からの前記設置部材の前端部のはみ出し長さをL2とすると、
L1≦L2
であることを特徴とする止水装置である。
第4の発明は、浸水を防ぐために使用可能な止水装置であって、設置面に設置する設置部材と、前記設置部材に対してヒンジ部を介して開閉可能な起立部材と、を具備し、前記設置部材の一方の端部側には、第1設置部材連結部が設けられ、前記設置部材の他方の端部側には第2設置部材連結部が設けられ、前記起立部材の一方の端部側には、第1起立部材連結部が設けられ、前記起立部材の他方の端部側には第2起立部材連結部が設けられ、前記第2設置部材連結部は、隣り合う他の止水装置の前記第1設置部材連結部に対して下方に向けて連結させることが可能であるとともに、前記第2起立部材連結部は、隣り合う他の止水装置の前記第1起立部材連結部に対して、前記起立部材の開方向へ向けて連結させることが可能であり、前記設置部材の上面には貯水部があり、水を貯留することが可能であることを特徴とする止水装置である。
前記貯水部は、升又はタンク形状であっても良い。
本発明によれば、設置部材と起立部材とがヒンジ部を介して開閉可能であるため、運搬時や保管時には折り畳んだ状態とすることができ、使用時には起立部材を開くことで略L字状にすることができる。また、隣り合う止水装置同士を、設置部材と起立部材のそれぞれについて連結することができる。
また、設置部材連結部は、上方から連結可能であるため、既設の止水装置の隣に新たな止水装置を設置する際に、設置部材を上方から載置するだけで連結部同士を連結することができる。同様に、起立部材連結部は、起立部材の開方向に連結可能であるため、設置部材を配置して、起立部材を起立させるだけで、起立部材同士を連結させることができる。
また、ヒンジ部の後方にヒンジ部止水部材を配置することで、起立部材を設置部材に対して起立させた際に設置部材と起立部材との間の止水性を確保することができる。
また、設置部材連結部と起立部材連結部にそれぞれ止水部材を配置することで、それぞれの連結部においてより確実に止水性を確保することができる。
また、設置部材連結部と起立部材連結部とに、それぞれ溝部と爪部とを設け、互いの溝部と爪部との間にクリアランスを形成することで、連結方向の連結長さ及び連結角度を調整することが可能である。
また、設置部材の下面側に滑り防止部材が配置され、起立部材の外面側に、止水装置を畳んで重ねた際における滑り防止部材に対応する部位を避けた位置に凸部を形成することで、止水装置同士を重ねた際に、滑り防止部材が、重ねられる止水装置の起立部材と接触して損傷することを抑制することができる。
また、設置部材の前端部近傍における下面側に止水部材が配置される場合において、止水部材の長さをL1とし設置部材の前端側への起立部材のはみだし長さをL2とした際に、L1≦L2を満たすようにすることで、止水装置同士を重ねた際に、止水部材が重ねられる止水装置の起立部材と接触して損傷することを抑制することができる。
また、設置部材の上面には貯水部を設けることで、設置部材の内部に水を貯留することが可能である。このため、水を設置部材に貯めることで止水装置の重量を増加させて、風などで飛ばされることを抑制することができる。このような貯水部としては、升又はタンク形状とすればよい。
本発明によれば、設置作業性及び止水性能が良好な止水装置を得ることができる。
閉じた状態の止水装置1を示す斜視図。 開いた状態の止水装置1を示す斜視図。 止水装置1の底面図。 (a)は、閉じた状態の止水装置1の側面図、(b)は、(a)のヒンジ部7近傍の拡大図。 (a)は、開いた状態の止水装置1の側面図、(b)は、(a)のヒンジ部7近傍の拡大図。 (a)は、水を貯留した状態の止水装置1の平面図、(b)は(a)のE-E線断面図。 (a)、(b)は、止水装置1aの設置方法を示す図。 (a)は、図7(a)のF部における断面図、(b)は、図7(b)のH部における断面図、(c)は(b)に対して、連結方向等の調整を行っている状態を示す図。 (a)、(b)は、止水装置1aの設置方法を示す図。 (a)、(b)は、図9(b)のL部における断面図、(c)は(b)に対して、連結方向等の調整を行っている状態を示す図。 止水構造30を示す図。 (a)は、止水装置1を積み重ねた状態を示す側面図、(b)は、(a)のN-N線断面図。
以下、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、閉じた状態の止水装置1を示す斜視図、図2は、開いた状態の止水装置1の斜視図である。止水装置1は、浸水を防ぐために使用可能な部材であり、保管時や運搬時には、図1に示すように折り畳んで置き、使用時には図2に示すように開いて使用することができる。
止水装置1は、主に地面などの設置面に設置される設置部材3と、設置部材3に対してヒンジ部7(図2参照)を介して開閉可能な起立部材5等からなる。なお、以下の説明において、起立部材5を開く側(図中A方向)を止水装置の前方とし、ヒンジ部7側(図中B方向)を止水装置1の後方とする。また、止水装置1の前後方向に直交する方向(図中C、D方向)を止水装置1の幅方向とする。
設置部材3の幅方向の一方の端部側(図中C方向の端部側)には、第1の設置部材連結部である設置部材連結部9aが設けられる。また、設置部材3の幅方向の他方の端部側(図中D方向の端部側)には第2の設置部材連結部であるが設置部材連結部9bが設けられる。止水装置1を併設した際には、隣り合う止水装置1の設置部材連結部9aと設置部材連結部9bを連結することができる。なお、設置部材連結部9aと設置部材連結部9bの詳細については後述する。
また、起立部材5の幅方向の一方の端部側(図中C方向の端部側)には、第1の起立部材連結部である起立部材連結部11a(図2参照)が設けられる。また起立部材5の幅方向の他方の端部側(図中D方向の端部側)には第2の起立部材連結部である起立部材連結部11b設けられる。止水装置1を併設した際には、隣り合う止水装置1の起立部材連結部11aと起立部材連結部11bを連結することができる。なお、起立部材連結部11aと起立部材連結部11bの詳細については後述する。
図2に示すように、起立部材5を開いた状態では、設置部材3と起立部材5は、一対のストッパ19によって略L字状の状態を維持することができる。なお、ストッパ19は、起立部材5を折り畳んだ状態では、設置部材3と起立部材5の内部に収容可能である。なお、ストッパ19の配置や個数は図示した例には限られない。
図3は、設置部材3の下面を示す図である。設置部材3の下面において、設置部材3の前端側には下面止水部材23が配置される。下面止水部材23は、例えばゴム製など圧縮変形可能な部材で構成される。下面止水部材23は、設置部材3の幅方向の全体に配置される。なお、下面止水部材23の幅方向の端部には、隣り合う止水装置1の下面止水部材23同士が互いに噛み合うように、一部に切り欠き部が形成される。
また、設置部材3の下面止水部材23の後方には、排水溝25が設けられる。排水溝25は、設置部材3の幅方向の略中央であって、下面止水部材23の後方から、設置部材3の後端まで連続する。排水溝25は設置部材3の下面に設けられた溝であり、下面止水部材23を超えて設置部材3の下方に浸入した水を止水装置1の後方へ排出するための部位である。このように設置部材3の下面に排水溝25を設けることで、設置部材3の下方の水による水圧によって、止水装置1を持ち上げようとする力が生じることを抑制することができる。
設置部材3の下面止水部材23の後方であって、排水溝25の両側には、滑り防止部材27が配置される。滑り防止部材27は、止水装置1を地面等の設置面に設置した際に、止水装置1のずれや意図しない移動を抑制するための部材である。滑り防止部材27は、例えばゴム製など圧縮変形可能な部材で構成される。
次に、各部の構造についてより詳細に説明する。図4(a)は、閉じた状態の止水装置1の側面図であり、図4(b)は、図4(a)のヒンジ部7近傍の拡大図である。図5(a)は、開いた状態の止水装置1の側面図であり、図5(b)は、図5(a)のヒンジ部7近傍の拡大図である。
前述したように、設置部材3に対して、ヒンジ部7を介して起立部材5を開くことができる。この際、ヒンジ部7の後方には溝31が形成され、溝31には、ヒンジ部止水部材29が配置される。ヒンジ部止水部材29は、例えばゴム製など圧縮変形可能な部材で構成される。
図5(b)に示すように、起立部材5を設置部材3に対して起立させた状態において、設置部材3と起立部材5とでヒンジ部止水部材29が挟み込まれる。より詳細には、起立部材5の後端面と設置部材3の上面がヒンジ部止水部材29と密着する。このため、ヒンジ部7の後方において、設置部材3と起立部材5との間の隙間を、ヒンジ部止水部材29によって止水することができる。
次に、設置部材3についてより詳細に説明する。図6(a)は止水装置1を設置した状態を示す平面図であり、図6(b)は図6(a)のE-E線断面図である。設置部材3は、全周にわたって周縁部が起立した側壁が形成される。すなわち、設置部材3の上面は、升形状である。このため、設置部材3の上面は、水32を貯留することが可能な貯水部となる。
このように設置部材3の上部に水32を貯留可能とすることで、止水装置1を設置した後に、水32によって重量を増加させ、止水装置1の錘とすることができる。このため、風などによる止水装置1のずれや移動を抑制することができる。なお、設置部材3の上面に形成される貯水部としては、升形状ではなく、タンク形状であってもよい。
次に、止水装置の設置方法を説明する。図7(a)は、設置部材3の連結前の状態を示す正面図であり、図7(b)は、設置部材3同士を連結した状態を示す図である。なお、以下の説明において、隣り合う止水装置を区別するため、既設の止水装置1の隣に、新たに止水装置1aを設置するものとして説明するが、止水装置1aは止水装置1と全く同一の構成である。
図7(a)に示すように、止水装置1を設置面である地面に載置して、起立部材5を開き、ストッパで固定することで、止水装置1が設置される。次に、既設の止水装置1に対して、止水装置1aを設置する。この際、止水装置1aは、起立部材5を折り畳んだ状態で、止水装置1に隣接するように配置する。
図8(a)は、図7(a)の状態におけるF部の拡大断面図である。前述したように、止水装置1の一方の端部側(図中左側の端部)には、設置部材連結部9aが設けられる。設置部材連結部9aは、上方に開口した溝部15aを有する。また、溝部15aの外側の側壁部が、上方に向けて突出する凸部15cとなる。
また、止水装置1aの他方の端部側(図中右側の端部)には、設置部材連結部9bが設けられる。設置部材連結部9bは、下方に向けて突出する爪部15bを有する。また、爪部15bの内側には、下方に向けて露出する連結部止水部材21bが設けられる。連結部止水部材21bは、例えばゴム製など圧縮変形可能な部材で構成される。
図7(b)は、設置部材3同士が連結された状態を示す正面図であり、図8(b)は、図7(b)のH部における拡大断面図である。止水装置1aを止水装置1の隣に配置する際には、止水装置1aの設置部材連結部9bの爪部15bを、止水装置1の設置部材連結部9aの溝部15aへ挿入する(図中矢印G)。爪部15bを溝部15aへ挿入すると、設置部材連結部9aの凸部15cが、設置部材連結部9bの連結部止水部材21bと密着する。なお、図示した例では、連結部止水部材21bが大きく変形している例を示すが、連結部止水部材21bと凸部15cとが密着できれば、連結部止水部材21bの変形はわずかでよい。
このように、止水装置1aの設置部材連結部9bは、隣り合う他の止水装置1の設置部材連結部9aに対して、下方に向けて連結させることが可能である。このため、既設の止水装置1の隣の所定の位置に、止水装置1aを配置するのみで、設置部材3同士の連結が完了する。この際、設置部材連結部9aと設置部材連結部9bとの連結部には、連結部止水部材21bが配置されるため、連結部における止水性も確保することができる。
ここで、前述したように、設置部材連結部9aと設置部材連結部9bは、溝部15aと爪部15bとを有し、互いの溝部15aと爪部15bが互いに噛み合うことで連結可能である。この際、図8(c)に示すように、溝部15aと爪部15bとの間にはクリアランス33が形成される。このため、止水装置1、1aの連結方向の連結長さ(図中J)及び連結角度(図中I)を調整可能である。このようにすることで、止水装置同士の連結長さの調整が可能であるとともに、地面が平らでない場合にも確実に止水装置同士を連結して止水性を確保することができる。
次に、止水装置1aの起立部材5を開いて、設置部材3に対して起立させる。図9(a)は、止水装置1aの起立部材5を開く前の平面図であり、図9(b)は、起立部材5を開いて起立させた状態を示す平面図である。前述したように、隣り合う止水装置1、1aの設置部材3の端部が連結して重なり合っているため、起立部材5を開くと(図中矢印K)、起立部材5同士にも重なり部が形成される。
図10(a)は、図9(b)のL部における連結前の状態を示す拡大断面図であり、図10(b)は、図9(b)のL部における連結後の状態を示す拡大断面図である。前述したように、止水装置1の一方の端部側(図中左側の端部)には、起立部材連結部11aが設けられる。起立部材連結部11aは、起立させた際の前方(閉じた際の下面側)に開口した溝部17aを有する。また、溝部17aの側壁部が、前方(閉じた際の下面側)に向けて突出する凸部17cとなる。
また、止水装置1aの他方の端部側(図中右側の端部)には、起立部材連結部11bが設けられる。起立部材連結部11bは、起立させた際の後方(閉じた際の上面側)に向けて突出する爪部17bを有する。また、爪部17bの内側には爪部17bの突出方向に露出する連結部止水部材21aが設けられる。連結部止水部材21aは、例えばゴム製など圧縮変形可能な部材で構成される。
止水装置1aの起立部材5を開くと、止水装置1aの起立部材連結部11bの爪部17bが、止水装置1の起立部材連結部11aの溝部17aへ挿入される。爪部17bが溝部17aへ挿入されると、起立部材連結部11aの凸部17cが、起立部材連結部11bの連結部止水部材21aと密着する。以上により、起立部材5同士が連結される。
このように、止水装置1aの起立部材連結部11bは、隣り合う他の止水装置1の起立部材連結部11aに対して、起立部材5の開方向へ向けて連結させることが可能である。このため、既設の止水装置1の隣の所定の位置に、止水装置1aを配置して設置部材3同士が連結し、止水装置1aの起立部材5を開くだけで、起立部材5同士の連結が完了する。この際、起立部材連結部11aと起立部材連結部11bとの連結部には、連結部止水部材21aが配置されるため、連結部における止水性も確保することができる。
ここで、設置部材3同士の連結部と同様に、起立部材連結部11aと起立部材連結部11bは、溝部17aと爪部17bとを有し、互いの溝部17aと爪部17bが互いに噛み合うことで連結可能である。この際、図10(c)に示すように、溝部17aと爪部17bとの間にはクリアランス35が形成される。このため、止水装置1、1aの連結方向の連結長さ(図中M)及び連結角度(図中L)を調整可能である。このようにすることで、止水装置同士の連結長さ調整が可能であるとともに、止水装置同士を所定の角度で曲げて連結することができる。
なお、上述した例では、設置部材連結部9bに連結部止水部材21aを配置したが、設置部材連結部9a側に設けてもよい。同様に、起立部材連結部11bに連結部止水部材21aを配置したが、起立部材連結部11a側に設けてもよい。また、設置部材連結部9aに溝部15aを設け、設置部材連結部9bに爪部15bを設けたが、設置部材連結部9aに爪部15bを設け、設置部材連結部9bに溝部15aを設けてもよい。同様に、起立部材連結部11aに溝部17aを設け、起立部材連結部11bに爪部17bを設けたが、起立部材連結部11aに爪部17bを設け、起立部材連結部11bに溝部17aを設けてもよい。
図11は、複数の止水装置を連結して形成した止水構造30を示す概念図である。止水装置1を幅方向(図中C、D方向)に複数連結し、所定の長さに形成することで、止水装置1の前方側(図中A方向)からの水を、止水装置1(起立部材5)によってせき止めることができる。
なお、起立部材5の前面側には水圧がかかるが、設置部材3の上方にも水圧がかかるため、止水装置1が倒れることがない。また、設置部材3の上方からの水圧によって、下面止水部材23(図3参照)が地面に押し付けられるため、下面止水部材23が地面に密着し、設置部材3の下面への水の流出を抑制することができる。また、設置部材3の上方からの水圧によって、滑り防止部材27(図3参照)が地面に押し付けられるため、滑り防止部材27が地面に密着し、止水装置1がずれることを抑制することができる。
また、前述したように、ヒンジ部7の後方にヒンジ部止水部材29が配置されるため、設置部材3と起立部材5との隙間からの水の流出を抑制することができる。また、起立部材連結部11a、11bの連結部、及び、設置部材連結部9a、9bの連結部に、それぞれ、連結部止水部材21a、21bが配置されるため、止水装置同士の隙間からの水の流出を抑制することができる。このように止水構造30によれば、止水装置1の後方(図中B方向)への水の流出を抑制することができる。
次に、止水装置1の保管及び運搬方法について説明する。図12(a)は、止水装置1を積み重ねた状態を示す側面図であり、図12(b)は、図12(a)のN-N線断面図である。前述したように、止水装置1は、保管及び運搬時には折り畳んだ状態とすることができる。なお、止水装置1を積み重ねる際には、底面を上方に向けて、設置状態とは逆向きにして積層させる。
図示したように、設置部材3の長さは、起立部材5の長さよりも長い。このようにすることで、止水構造30(図11参照)において、設置部材3に対する水圧を十分に受けることができるため、止水装置1の後方への転倒を抑制することができる。このように設置部材3の長さが長いため、起立部材5を折り畳んだ際に、起立部材5の前端部から設置部材3の一部がはみ出す。
ここで、前述したように、設置部材3の前端部近傍における下面側には、下面止水部材23が配置される。この際、下面止水部材23の前後方向の長さをL1とし、起立部材5の前端からの設置部材3の前端部のはみ出し長さをL2とすると、
L1≦L2
が成立する。
このようにすることで、止水装置1を積み重ねても、下面止水部材23が、上方に重ねられた他の止水装置1と接触することがなく、下面止水部材23が潰れたり傷ついたりすることを抑制することができる。
また、図1に示すように、起立部材5の外面側には、凸部13が形成される。凸部13は、起立部材5の略中央部に、前後方向に沿って所定の範囲に形成される。なお、凸部13は、止水装置1を畳んで重ねた際における滑り防止部材27に対応する部位を避けた位置に形成される。したがって、止水装置1を積み重ねると、上方の止水装置1の凸部13が、下方の止水装置1の設置部材3の下面(滑り防止部材27以外の部位)と接触する。
ここで、図12(a)に示すように、滑り防止部材27の厚みをT1とし、図12(b)に示すように、凸部13の突出高さをT2とすると、
T2≧T1
が成立する。
このようにすることで、止水装置1を積み重ねても、滑り防止部材27が上方の他の止水装置1によって押しつぶされることがなく、滑り防止部材27が潰れたり傷ついたりすることを抑制することができる。
なお、止水装置1同士を積み重ねた際に、止水装置1同士のずれを防止するため、例えば、設置部材3の下面に、凸部13が嵌り込むような凹部を形成してもよい。この場合でも、凸部13の突出代が滑り防止部材27の厚み以上であれば、滑り防止部材27の潰れ等を抑制することができる。
以上、本実施の形態によれば、止水装置1は、使用時以外は折り畳むことができるため、保管時や運搬時に場所をとることがない。また、止水装置1は、ヒンジ部7によって設置部材3と起立部材5とを開くことができるため、開閉を繰り返すことが可能である。また、ヒンジ部7の近傍にヒンジ部止水部材29を配置することで、起立部材5を起立させた際に、設置部材3との間の隙間を埋めて、止水性を確保することができる。
また、設置部材連結部9bの爪部15bを、上方から設置部材連結部9aの溝部15aに挿入するだけで設置部材3同士を連結することができるため、既設の止水装置1の隣の所定の位置に、止水装置1を次々に配置するだけで設置部材3同士を連結することができる。このため、連結のために他の部材を用いる必要がなく、また、連結部材を別途取り付ける作業も不要である。
また、既設の止水装置1の隣に設置した止水装置1の起立部材5を起立させるだけで、起立部材連結部11bの爪部17bを、起立部材連結部11aの溝部17aに挿入して、両者を連結することができる。このため、設置部材3と同様に、連結のために他の部材を用いる必要がなく、また、連結部材を別途取り付ける作業も不要である。このように、止水装置1同士を次々に隣り合わせに配置して、起立部材5を起こすだけで止水装置1同士の連結作業が完了するため、作業性が良好である。
また、それぞれの連結部には、連結部止水部材21a、21bが配置されているため、設置部材3同士及び起立部材5同士を連結するだけで、それぞれの連結部の止水性を確保することができる。
また、それぞれの連結部において、爪部と溝部との間にクリアランスを設けることで、隣り合う止水装置1同士の間隔や角度を任意に調整することができる。このため、地面が平坦でない場合や止水範囲が湾曲している場合にも適用が可能である。
また、設置部材3には水を貯留することができる。このため、設置した後に雨水等を設置部材3の上部に貯めることで、止水装置1の重量が増加し、風などで止水装置1が飛ばされることを抑制することができる。
また、保管時には、止水装置1を上下逆さまにして重ねることが可能である。この際、設置部材3の長さが起立部材5の長さよりも十分に長いため、下面止水部材23の上に起立部材5が重なることがなく、下面止水部材23の潰れ等を抑制することができる。
また、設置部材3の下面の滑り防止部材27を避けた位置であって、起立部材5の上面に凸部13を形成することで、凸部13の突出代分だけ設置部材3の下面(積み重ねた際の上面)と起立部材5の上面(積み重ねた際の下面)の間に隙間を形成することができる。このため、止水装置1を積み重ねた際に、滑り防止部材27に荷重がかかることがなく、下面止水部材23の潰れ等を抑制することができる。
以上、添付図を参照しながら、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1、1a……止水装置
3………設置部材
5………起立部材
7………ヒンジ部
9a、9b………設置部材連結部
11a、11b………起立部材連結部
13………凸部
15a、17a………溝部
15b、17b………爪部
15c、17c………凸部
19………ストッパ
21a、21b………連結部止水部材
23………下面止水部材
25………排水溝
27………滑り防止部材
29………ヒンジ部止水部材
30………止水構造
31………溝
32………水
33、35………クリアランス

Claims (7)

  1. 浸水を防ぐために使用可能な止水装置であって、
    設置面に設置する設置部材と、
    前記設置部材に対してヒンジ部を介して開閉可能な起立部材と、
    を具備し、
    前記設置部材の一方の端部側には、第1設置部材連結部が設けられ、前記設置部材の他方の端部側には第2設置部材連結部が設けられ、
    前記起立部材の一方の端部側には、第1起立部材連結部が設けられ、前記起立部材の他方の端部側には第2起立部材連結部が設けられ、
    前記第2設置部材連結部は、隣り合う他の止水装置の前記第1設置部材連結部に対して下方に向けて連結させることが可能であるとともに、前記第2起立部材連結部は、隣り合う他の止水装置の前記第1起立部材連結部に対して、前記起立部材の開方向へ向けて連結させることが可能であり、
    前記第1設置部材連結部と前記第2設置部材連結部との連結部、及び、前記第1起立部材連結部と前記第2起立部材連結部との連結部には、それぞれ、連結部止水部材が配置され、
    前記第1設置部材連結部と前記第2設置部材連結部は、互いの溝部及び爪部が互いに噛み合うことで連結可能であり、
    前記第1起立部材連結部と前記第2起立部材連結部は、互いの溝部及び爪部が互いに噛み合うことで連結可能であり、
    それぞれの連結部において、前記溝部と前記爪部との間にはクリアランスが形成されており、連結方向の連結長さ及び連結角度を調整可能であり、
    前記溝部及び前記爪部が互いに噛み合ったときに、前記連結部止水部材がそれぞれの連結部と密着して変形し、
    既設の止水装置の隣の所定位置に、止水装置を配置するのみで、前記設置部材同士の連結が完了することを特徴とする止水装置。
  2. 前記ヒンジ部の後方にヒンジ部止水部材が配置され、前記起立部材を前記設置部材に対して起立させた状態において、前記設置部材と前記起立部材とで前記ヒンジ部止水部材が挟み込まれることを特徴とする請求項1記載の止水装置。
  3. 前記爪部と前記溝部とを噛み合わせた際に、前記爪部と、前記溝部の両内側面との間にそれぞれクリアランスを形成可能であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の止水装置。
  4. 浸水を防ぐために使用可能な止水装置であって、
    設置面に設置する設置部材と、
    前記設置部材に対してヒンジ部を介して開閉可能な起立部材と、
    を具備し、
    前記設置部材の一方の端部側には、第1設置部材連結部が設けられ、前記設置部材の他方の端部側には第2設置部材連結部が設けられ、
    前記起立部材の一方の端部側には、第1起立部材連結部が設けられ、前記起立部材の他方の端部側には第2起立部材連結部が設けられ、
    前記第2設置部材連結部は、隣り合う他の止水装置の前記第1設置部材連結部に対して下方に向けて連結させることが可能であるとともに、前記第2起立部材連結部は、隣り合う他の止水装置の前記第1起立部材連結部に対して、前記起立部材の開方向へ向けて連結させることが可能であり、
    前記設置部材の下面側には、滑り防止部材が配置され、
    前記起立部材の外面側には、前記止水装置を畳んで重ねた際における前記滑り防止部材に対応する部位を避けた位置に凸部が形成されることを特徴とする止水装置。
  5. 浸水を防ぐために使用可能な止水装置であって、
    設置面に設置する設置部材と、
    前記設置部材に対してヒンジ部を介して開閉可能な起立部材と、
    を具備し、
    前記設置部材の一方の端部側には、第1設置部材連結部が設けられ、前記設置部材の他方の端部側には第2設置部材連結部が設けられ、
    前記起立部材の一方の端部側には、第1起立部材連結部が設けられ、前記起立部材の他方の端部側には第2起立部材連結部が設けられ、
    前記第2設置部材連結部は、隣り合う他の止水装置の前記第1設置部材連結部に対して下方に向けて連結させることが可能であるとともに、前記第2起立部材連結部は、隣り合う他の止水装置の前記第1起立部材連結部に対して、前記起立部材の開方向へ向けて連結させることが可能であり、
    前記設置部材の長さは、前記起立部材の長さよりも長く、
    前記設置部材の前端部近傍における下面側には、止水部材が配置され、
    前記止水部材の長さをL1とし、前記起立部材の前端からの前記設置部材の前端部のはみ出し長さをL2とすると、
    L1≦L2
    であることを特徴とする止水装置。
  6. 浸水を防ぐために使用可能な止水装置であって、
    設置面に設置する設置部材と、
    前記設置部材に対してヒンジ部を介して開閉可能な起立部材と、
    を具備し、
    前記設置部材の一方の端部側には、第1設置部材連結部が設けられ、前記設置部材の他方の端部側には第2設置部材連結部が設けられ、
    前記起立部材の一方の端部側には、第1起立部材連結部が設けられ、前記起立部材の他方の端部側には第2起立部材連結部が設けられ、
    前記第2設置部材連結部は、隣り合う他の止水装置の前記第1設置部材連結部に対して下方に向けて連結させることが可能であるとともに、前記第2起立部材連結部は、隣り合う他の止水装置の前記第1起立部材連結部に対して、前記起立部材の開方向へ向けて連結させることが可能であり、
    前記設置部材の上面には貯水部があり、水を貯留することが可能であることを特徴とする止水装置。
  7. 前記貯水部は、升又はタンク形状であることを特徴とする請求項に記載の止水装置。
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