JP7354004B2 - 電子回路装置 - Google Patents

電子回路装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7354004B2
JP7354004B2 JP2020020127A JP2020020127A JP7354004B2 JP 7354004 B2 JP7354004 B2 JP 7354004B2 JP 2020020127 A JP2020020127 A JP 2020020127A JP 2020020127 A JP2020020127 A JP 2020020127A JP 7354004 B2 JP7354004 B2 JP 7354004B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
circuit board
flow path
conductor
electronic circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020020127A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021125653A (ja
Inventor
政宏 妹尾
隆宏 荒木
健 徳山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2020020127A priority Critical patent/JP7354004B2/ja
Priority to CN202180007245.5A priority patent/CN114846916A/zh
Priority to PCT/JP2021/003120 priority patent/WO2021157469A1/ja
Publication of JP2021125653A publication Critical patent/JP2021125653A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7354004B2 publication Critical patent/JP7354004B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/34Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements
    • H01L23/46Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements involving the transfer of heat by flowing fluids
    • H01L23/473Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements involving the transfer of heat by flowing fluids by flowing liquids
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M7/00Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
    • H02M7/42Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal
    • H02M7/44Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters
    • H02M7/48Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/20Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Description

本発明は、電子回路装置に関する。
近年、産業機械や車両(例えば、自動車、鉄道車両)において、省エネルギーや精密な運転制御の観点から動力源の電動化および電子制御化が急速に進展しており、それに伴って、該動力源の電力制御を行うためのパワーモジュールと、該パワーモジュールを制御するための電子回路装置とを搭載した電力変換装置の重要性が高まっている。こうした電力変換装置によりバッテリの直流電力を変換して生成される交流電力を用いて駆動されるモータは、車両の駆動装置として機能する。
上記の電力変換装置、バッテリおよびモータを搭載した電動車両では、車内のスペース拡大のため、電力変換装置の薄型化が望まれている。電力変換装置の薄型化では、電子回路装置が発する熱の対策のため、効率のよい冷却手段が求められる。
電子機器の発熱体を効率よく冷却しようとする試みとして、例えば特許文献1に記載の電子機器が知られている。特許文献1には、発熱体が取り付けられた回路基板と、回路基板の第1の主面との間で前記発熱体および冷媒を密閉する様に、第1の主面に取り付けられる第1の筐体と、回路基板の変形を抑制する変形抑制部と、を備え、回路基板および筐体で囲われた空間内に発熱体と冷媒を閉じ込める電子機器が開示されている。
特開2019-145749号公報
電力変換装置に搭載される電子回路装置では、回路基板の表面や内部に実装される配線において、モータを駆動するための大電力が通電される。この配線を薄くすると、断面積が小さくなり電気抵抗が大きくなることで発熱量が増加するため、回路基板を冷却する必要がある。特に、配線と外部の導体とを接続するための入出力端子が設けられる部分には電流が集中するため、冷却の必要性が高くなる。しかし、入出力端子はその大きさからネジによる強い締結が有効であるため、回路基板にネジを通す貫通孔を設ける必要があり、この貫通孔から冷媒が漏洩するため、冷媒による強制冷却ができない。すなわち、従来の電力変換装置に搭載される電子回路装置では、薄型化のため回路基板を冷媒により冷却する必要があるが、貫通孔が形成された回路基板に接して設けられる冷媒流路のシール性が低いため、冷媒が漏洩してしまうという課題がある。
したがって、本発明の目的は、冷媒流路のシール性を確保しつつ、回路基板を効率的に冷却可能な電子回路装置を提供することにある。
本発明による電子回路装置は、配線層が形成された回路基板と、前記配線層と電気的に接続される導体と、前記回路基板に接触して流れる冷媒の流路を前記回路基板とともに形成する流路形成体と、前記回路基板と前記導体とを締結するための締結部材と、前記流路を密閉するためのシール部材と、を備え、前記回路基板には、前記流路が形成される冷却面と前記冷却面とは反対側の裏面との間を貫通する第1の貫通孔が形成され、前記第1の貫通孔の内部には、前記裏面にわたって前記配線層が露出し、前記導体には、前記第1の貫通孔と連通する第2の貫通孔が形成され、前記締結部材は、前記第1の貫通孔および前記第2の貫通孔を介して前記回路基板と前記導体とを締結し、前記締結部材が前記回路基板と前記導体とを締結することにより、前記配線層と前記導体とが前記第1の貫通孔を介して電気的に接続され、前記導体を介して前記配線層に直流電力が入出力されるとともに、前記シール部材が前記第1の貫通孔を塞いで前記流路が密閉される。
本発明によれば、冷媒流路のシール性を確保しつつ、回路基板を効率的に冷却可能な電子回路装置を提供することができる。
インバータの分解斜視図である。 インバータの平面図である。 インバータの断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る電子回路装置における回路基板の構造の一例を示した断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る電子回路装置における回路基板に導体を取り付けた構造の一例を示した断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る電子回路装置の構造を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る電子回路装置の構造を示す断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る電子回路装置における回路基板に導体を取り付けた構造の一例を示した断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る電子回路装置の構造を示す断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る電子回路装置における回路基板と流路形成体の構造の一例を示した断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る電子回路装置の構造を示す断面図である。 本発明の第5の実施形態に係る電子回路装置の構造を示す断面図である。 本発明の第6の実施形態に係る電子回路装置の構造を示す断面図である。
[インバータの構成]
以下、図1~図3を参照して、本発明に係る電子回路装置を含むインバータ100の構成を説明する。図1は、インバータ100の分解斜視図である。インバータ100は、電気自動車等の電動車両のホイール内に設置されるインホイール型モータと組み合わせて用いられるものであり、不図示のバッテリから供給される直流電力を交流電力に変換してモータに出力する。
図1に示すように、インバータ100は、円筒形状を有するステータケース70と、ステータケース70の底面上に配置される電子回路装置1と、電子回路装置1を覆って配置される流路形成体50とを備えて構成される。ステータケース70の内側には、不図示のモータを構成するステータが配置されており、ステータケース70の底面には、他の部分よりも凹んだ3つの窪み71が形成されている。また、ステータケース70の中心部には車軸を通すための穴が形成されている。この穴に挿入された車軸を回転軸としてモータが回転駆動することにより、電動車両が走行する。
電子回路装置1には、回路基板10上に3つのパワーモジュール60が搭載される。電子回路装置1がステータケース70の底面に対して既定の位置に設置されると、各パワーモジュール60は、ステータケース70の窪み71とそれぞれ重なる位置に配置される。これにより、流路形成体50と窪み71の間に、各パワーモジュール60を冷却するための冷媒の流路が形成される。流路形成体50には、冷媒50を流入するための流入口55が設けられている。
各パワーモジュール60には、電子回路装置1に設けられた導体20を介して、不図示のバッテリから大電力の直流電力が供給される。各パワーモジュール60は、インバータ100が有する三相のレグにそれぞれ対応しており、上アーム用のスイッチング素子と下アーム用のスイッチング素子をそれぞれ有する。各スイッチング素子は、不図示の制御装置から入力されるゲート駆動信号に応じてスイッチング駆動することにより、直流電力を各相の交流電力にそれぞれ変換する。なお、スイッチング素子は、例えばIGBTやMOSFET等の半導体素子を用いて構成される。
図2は、インバータ100の平面図である。なお、図2ではインバータ100の構造を分かりやすく示すため、流路形成体50の図示を省略している。図2において、点線56は回路基板10上を流れる冷媒の流路を示している。図2に示すように、流入口55(図1参照)から流入された冷媒は、点線56に示す流路を通って各パワーモジュール60に到達し、各パワーモジュール60を冷却するとともに、回路基板10に設けられた開口部15a,15bを介して回路基板10の裏側に到達する。その後、回路基板10の裏側に設けられた不図示の流出口を通ってモータ側に流出される。
なお、回路基板10には導体20を接続するための貫通孔14が形成されている。導体20は、流路内を流れる冷媒が貫通孔14から漏れ出さないように、以下で説明するような構造で回路基板10に取り付けられている。
図3は、図2の断面A-Aにおけるインバータ100の断面図である。図3に示すように、回路基板10と流路形成体50の間に流路51が形成されている。流入口55から流入された冷媒は、この流路51内を流れる。ステータケース70には空洞部72が形成されている。
回路基板10の貫通孔14には、冷媒の漏れを防ぐためのシール部材40を介して締結部材30が取り付けられており、この締結部材30によって導体20が接続されている。下記の各実施形態では、締結部材30やシール部材40の詳細について説明する。
[第1実施形態]
図4は、本発明の第1の実施形態に係る電子回路装置における回路基板の構造の一例を示した断面図である。図4に示した回路基板10は、絶縁体11の中に銅箔などの配線層12が形成されている。なお、絶縁体11の内部に配線層12を埋め込んで回路基板10を形成してもよいし、絶縁体11の層と配線層12を重ね合わせて回路基板10を形成してもよい。
回路基板10の表面には、配線層12を保護するための絶縁膜13が設けられている。なお、図4の例では回路基板10の表面全体が絶縁膜13で覆われているが、回路基板10の表面の一部のみを絶縁膜13で覆ってもよいし、絶縁膜13を設けなくてもよい。
回路基板10には、両面の間を貫通する貫通孔14が形成されている。貫通孔14の内部や周囲には、配線層12が露出している。
図5は、本発明の第1の実施形態に係る電子回路装置における回路基板に導体を取り付けた構造の一例を示した断面図である。図4に示した回路基板10には、締結部材30を用いて導体20が取り付けられる。締結部材30はボルト31とナット32により構成されており、導体20には貫通孔21が形成されている。図5に示すように、回路基板10の貫通孔14と導体20の貫通孔21とが連通するような位置に回路基板10と導体20を配置し、これらの貫通孔14,21を介してボルト31にナット32が螺合されることで、回路基板10と導体20とが互いに締結される。これにより、回路基板10の配線層12と導体20とが接合されて電気的に接続される。
回路基板10とボルト31の間には、例えばゴム付きワッシャ等の弾性部材を用いて構成されたシール部材40が配置されている。シール部材40は、ボルト31の頭部33と回路基板10の間に挟まれた状態で、貫通孔14の周囲に配置される。そのため、締結部材30(ボルト31およびナット32)が回路基板10と導体20とを締結することで、シール部材40が回路基板10に密着される。これにより、シール部材40と回路基板10の隙間が埋められて貫通孔14が塞がれる。
導体20は、図示しない外部のバッテリや、あるいは図示しないモータの巻線等の負荷装置が接続される。上記のように回路基板10に導体20が取り付けられることで、導体20を介してこれらの負荷装置と回路基板10の配線層12とが接続され、配線層12に大電力が入出力されて配線層12に発熱が生じる。特に貫通孔14付近では電力が集中するため、他の部分よりも温度が高くなる傾向にある。したがって、回路基板10を効率よく冷却する必要がある。
図6は、本発明の第1の実施形態に係る電子回路装置の構造を示す断面図である。図6に示した電子回路装置1は、図5で説明した回路基板10、導体20、締結部材30およびシール部材40の組合せに、さらに流路形成体50を組み合わせて構成されている。
流路形成体50は、回路基板10を冷却するための冷媒51の流路を、回路基板10とともに形成する。冷媒51の漏洩を防止するため、流路形成体50は、例えばOリングを間に挟む等の周知の方法により、回路基板10と密着される。こうして回路基板10と流路形成体50により密閉された空間において、例えば紙面手前側から奥側に向かう方向に冷媒51を流すことで、回路基板10に接触して流れる冷媒51により回路基板10を強制冷却することができる。
回路基板10において、配線層12が薄くなるほど、配線層12の電気抵抗が増大して通電時の発熱量が大きくなる。しかし、本実施形態の電子回路装置では、冷媒51を用いた強制冷却によって回路基板10の高温部分、特にボルト31を介して導体20が取り付けられる貫通孔14の周辺部分を冷却することで、回路基板10内の配線層12の温度を効率的に下げることができる。そのため、回路基板10を薄型としても、配線層12の機能を保つことができる。
また、回路基板10の表面とボルト31の頭部33との接触面が滑らかでない状態で、回路基板10において冷媒51の流路が形成される面、すなわち図6上側の面(以下「冷却面」という)と、冷却面とは反対側の面(以下「裏面」という)との間にボルト31を貫通させ、ナット32を螺合して回路基板10と導体20を締結したとする。この場合、回路基板10とボルト31の頭部33との接触面に隙間ができるため、この隙間から貫通孔14を通って冷媒51が外に漏れ出す可能性がある。そこで本実施形態では、回路基板10とボルト31の頭部33との間に挟んでシール部材40を配置し、このシール部材40により貫通孔14を塞いで封止している。これにより、回路基板10と流路形成体50で囲われた空間を冷媒51の流路として、この流路内に冷媒51を密閉し、冷媒51が外部へ漏れ出るのを防ぐことができる。
以上説明したように、本実施形態の電子回路装置1では、回路基板10の効率的な冷却と冷媒51の漏れ防止とを両立できるため、薄型の電子回路装置を構築できる。
本発明の第1の実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
(1)電子回路装置1は、配線層12が形成された回路基板10と、配線層12と電気的に接続される導体20と、回路基板10に接触して流れる冷媒51の流路を回路基板10とともに形成する流路形成体50と、回路基板10と導体20とを締結するための締結部材30と、冷媒51の流路を密閉するためのシール部材40とを備える。回路基板10には、冷媒51の流路が形成される冷却面と冷却面とは反対側の裏面との間を貫通する貫通孔14が形成される。導体20には、貫通孔14と連通する貫通孔21が形成される。締結部材30は、貫通孔14および貫通孔21を介して回路基板10と導体20とを締結する。締結部材30が回路基板10と導体20とを締結することにより、シール部材40が貫通孔14を塞いで冷媒51の流路が密閉される。このようにしたので、冷媒流路のシール性を確保しつつ、回路基板10を効率的に冷却可能な電子回路装置1を提供することができる。
(2)締結部材30は、回路基板10の冷却面側に頭部33が配置されて貫通孔14および貫通孔21を貫通するボルト31と、導体20側に配置されてボルト31と螺合されるナット32とを有する。シール部材40は、回路基板10と頭部33の間に挟まれて配置される。このようにしたので、貫通孔14を確実に塞いで冷媒流路のシール性を確保することができる。
[第2実施形態]
図7は、本発明の第2の実施形態に係る電子回路装置の構造を示す断面図である。図7に示した電子回路装置1aは、図6に示した電子回路装置1と同様に、流路形成体50と回路基板10とが密着することで空間を形成し、この空間を流路として冷媒51が流れることで回路基板10が冷却される。本実施形態の電子回路装置1aと、第1の実施形態で説明した電子回路装置1との違いは、図6のナット32およびシール部材40が、図7のナット32aおよびシール部材40aにそれぞれ置き換えられている点である。
ナット32aは、ボルト31を取り付けるためのねじ穴が貫通せずに閉じている袋ナットである。シール部材40aは導体20側に配置されており、導体20の貫通孔21に挿入されて回路基板10の裏面に接する凸部と、導体20とナット32aの間に挟まれて配置される基部とを有する。シール部材40aの凸部は、導体20よりも厚くて弾性を有している。
ボルト31と回路基板10の間や、導体20と回路基板10の間に隙間があると、これらの隙間と貫通孔14を通じて冷媒51が流路から外部に漏れ出すおそれがある。そこで本実施形態では、導体20よりも厚みがあるが、圧力を加えると導体20よりも薄くなるような弾性を有する凸部を持ったシール部材40aを導体20とナット32aの間に配置し、その凸部を導体20の貫通孔21に挿入した状態で、ボルト31にナット32aを螺合して締め付ける。これにより、ボルト31とナット32aで構成される締結部材30aによって導体20と回路基板10を締結しつつ、シール部材40aの凸部がナット32aと回路基板10により圧縮されて厚みが小さくなる。その結果、シール部材40aの凸部によって導体20と回路基板10の間の隙間が埋められることで、貫通孔14が塞がれて封止される。
本実施形態の電子回路装置1aでは、上記のような構造により、回路基板10と流路形成体50で囲われた空間を冷媒51の流路として、この流路内に冷媒51を密閉し、冷媒51が外部へ漏れ出るのを防ぐことができる。したがって、第1の実施形態と同様に、回路基板10の効率的な冷却と冷媒51の漏れ防止とを両立できるため、薄型の電子回路装置を構築できる。
本発明の第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の作用効果を奏する。さらに、締結部材30aは、回路基板10の冷却面側に頭部33が配置されて貫通孔14および貫通孔21を貫通するボルト31と、導体20側に配置されてボルト31と螺合されるナット32aとを有する。シール部材40aは、導体20よりも厚くて弾性を有し、貫通孔21を貫通する凸部と、導体20とナット32aの間に挟まれて配置される基部とを有する。このようにしたので、貫通孔14を確実に塞いで冷媒流路のシール性を確保することができる。
[第3実施形態]
図8は、本発明の第3の実施形態に係る電子回路装置における回路基板に導体を取り付けた構造の一例を示した断面図である。本実施形態の電子回路装置は、第2の実施形態で説明した電子回路装置1aと同様の構成を有しており、図8に示した構造と、第2の実施形態で説明した構造との差異は、締結部材30aの向きおよびシール部材の構造である。具体的には、本実施形態では図8に示すように、ボルト31の頭部33を導体20側に配置し、ナット32aを回路基板10の冷却面側に配置するとともに、図8に示すような形状のシール部材40bを回路基板10とナット32aの間に挟んだ状態で、貫通孔14の周囲に配置する。シール部材40bは、ゴム等の弾性部材を用いて構成されている。
締結部材30a(ボルト31およびナット32a)が回路基板10と導体20とを締結することで、シール部材40bが圧縮されて回路基板10に密着される。これにより、第1の実施形態と同様に、シール部材40bと回路基板10の隙間が埋められて貫通孔14が塞がれる。
図9は、本発明の第3の実施形態に係る電子回路装置の構造を示す断面図である。図9に示した電子回路装置1bは、図8で説明した回路基板10、導体20、締結部材30aおよびシール部材40bの組合せに、さらに流路形成体50を組み合わせて構成されている。本実施形態では、回路基板10とナット32aとの間に挟んでシール部材40bを配置し、このシール部材40bにより貫通孔14を塞いで封止している。これにより、回路基板10と流路形成体50で囲われた空間を冷媒51の流路として、この流路内に冷媒51を密閉し、冷媒51が外部へ漏れ出るのを防ぐことができる。したがって、第1、第2の実施形態と同様に、回路基板10の効率的な冷却と冷媒51の漏れ防止とを両立できるため、薄型の電子回路装置を構築できる。
本発明の第3の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の作用効果を奏する。さらに、締結部材30aは、導体20側に頭部33が配置されて貫通孔21および貫通孔14を貫通するボルト31と、回路基板10の冷却面側に配置されてボルト31と螺合されるナット32aとを有する。シール部材40bは、回路基板10とナット32aの間に挟まれて配置される。このようにしたので、貫通孔14を確実に塞いで冷媒流路のシール性を確保することができる。
[第4実施形態]
図10は、本発明の第4の実施形態に係る電子回路装置における回路基板と流路形成体の構造の一例を示した断面図である。本実施形態の電子回路装置は、第1~第3の実施形態で説明したものと同様の構造を有する回路基板10と、流路形成体50aとを備える。流路形成体50aは、回路基板10の冷却面に向かって突出する突出部52を有しており、この突出部52には、回路基板10の貫通孔14に対応する位置にねじ穴53が形成されている。なお、流路形成体50aは、第1~第3の実施形態における流路形成体50と同様に、回路基板10を冷却するための冷媒51の流路を回路基板10とともに形成するものであり、冷媒51の漏洩を防止するため、例えばOリングを間に挟む等の周知の方法により回路基板10と密着される。
図11は、本発明の第4の実施形態に係る電子回路装置の構造を示す断面図である。図11に示した電子回路装置1cは、図10で説明した回路基板10および流路形成体50aの組合せに、さらに導体20とボルト31を組み合わせて構成されている。本実施形態では、締結部材であるボルト31が、導体20側から導体20の貫通孔21および回路基板10の貫通孔14を貫通して、流路形成体50aの突出部52に設けられたねじ穴53に螺合される。これにより、貫通孔14が突出部52によって覆われた状態で回路基板10と導体20とが締結されるため、突出部52をシール部材として機能させ、貫通孔14を塞いで封止することができる。
上記の構造によれば、突出部52によって冷媒51の流れが分割されるものの、回路基板10と流路形成体50aで囲われた空間を冷媒51の流路として、この流路内に冷媒51を密閉し、冷媒51が外部へ漏れ出るのを防ぐことができる。したがって、第1~第3の実施形態と同様に、回路基板10の効率的な冷却と冷媒51の漏れ防止とを両立できるため、薄型の電子回路装置を構築できる。また、回路基板10と導体20とを締結する締結部材の一部を、流路形成体50aの突出部52と兼用できるため、電子回路装置の部品点数を減らすことが可能となる。さらに、流路形成体50aと回路基板10を組み合わせた状態でボルト31を外して導体20の取り外しを行うことができるため、導体20の交換が容易となり、保守性の向上を図ることができる。
本発明の第4の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の作用効果を奏する。さらに、流路形成体50aは、回路基板10の冷却面に向かって突出する突出部52を有し、流路形成体50aが回路基板10とともに冷媒51の流路を形成することで、突出部52が貫通孔14を覆うように配置される。締結部材であるボルト31は、導体20側から貫通孔21および貫通孔14を貫通して、流路形成体50aの突出部52に設けられたねじ穴53に螺合される。ボルト31がねじ穴53に螺合されることで、突出部52がシール部材として機能する。このようにしたので、部品点数を減らしつつ、貫通孔14を確実に塞いで冷媒流路のシール性を確保することができる。
[第5実施形態]
図12は、本発明の第5の実施形態に係る電子回路装置の構造を示す断面図である。図12に示した電子回路装置1dは、図11に示した電子回路装置1cと同様に、締結部材であるボルト31が、導体20側から貫通孔21および貫通孔14を貫通して、流路形成体50aの突出部52に設けられたねじ穴53に螺合されることで、冷媒51の流路が形成される。本実施形態の電子回路装置1dと、第4の実施形態で説明した電子回路装置1cとの違いは、第1の実施形態で説明したシール部材40が、回路基板10と突出部52の間に挟まれて配置されている点である。
本実施形態では、シール部材40は、回路基板10と突出部52の間に挟まれた状態で、貫通孔14の周囲に配置される。そのため、締結部材であるボルト31が回路基板10と導体20とを締結することで、シール部材40が回路基板10と突出部52にそれぞれ密着される。これにより、シール部材40と回路基板10の隙間が埋められて貫通孔14が塞がれる。したがって、第4の実施形態のように突出部52をシール部材として機能させる場合と比べて、回路基板10の冷却面において貫通孔14の周囲に絶縁膜13を設けなくても、冷媒流路のシール性を確保することが可能となる。さらに、突出部52の高さ方向の寸法精度や、突出部52の回路基板10との接触面における表面粗さがシール性に影響しないため、製造コストの低減を図ることができる。
上記の構造によれば、第1~第4の実施形態と同様に、回路基板10の効率的な冷却と冷媒51の漏れ防止とを両立できるため、薄型の電子回路装置を構築できる。また、第4の実施形態と同様に、回路基板10と導体20とを締結する締結部材の一部を流路形成体50aの突出部52と兼用できるため、電子回路装置の部品点数を減らすことが可能となる。さらに、流路形成体50aと回路基板10を組み合わせた状態でボルト31を外して導体20の取り外しを行うことができるため、導体20の交換が容易となり、保守性の向上を図ることができる。
本発明の第5の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の作用効果を奏する。さらに、流路形成体50aは、回路基板10の冷却面に向かって突出する突出部52を有し、流路形成体50aが回路基板10とともに冷媒51の流路を形成することで、突出部52が貫通孔14を覆うように配置される。締結部材であるボルト31は、導体20側から貫通孔21および貫通孔14を貫通して、流路形成体50aの突出部52に設けられたねじ穴53に螺合される。シール部材40は、回路基板10と突出部52の間に挟まれて配置される。このようにしたので、部品点数を減らしつつ、貫通孔14を確実に塞いで冷媒流路のシール性を確保することができる。
[第6実施形態]
図13は、本発明の第6の実施形態に係る電子回路装置の構造を示す断面図である。図13に示した電子回路装置1eと、第1の実施形態で説明した電子回路装置1との主な違いは、第1の実施形態で説明したボルト31が、頭部33aを共有するボルト部31a、31bが両端に形成された両側ボルト部材に置き換えられている点である。
両側ボルト部材の頭部33aは、回路基板10と流路形成体50bによって形成された冷媒51の流路内に配置される。この頭部33aから図の下方向に向かって延びる一方のボルト部31aは、回路基板10の貫通孔14および導体20の貫通孔21を貫通する。また、頭部33aから図の上方向に向かって伸びる他方のボルト部31bは、流路形成体50bに形成された貫通孔54を貫通する。ボルト部31aには、導体20側に配置されたナット32が螺合され、ボルト部31bには、流路形成体50bの外表面側、すなわち流路が形成される流路面とは反対側の面に配置されたナット32が螺合される。本実施形態ではこのようにして、頭部33aを共有する2つのボルト部31a,31bと、これらのボルト部に対応する2つのナット32とによって構成される締結部材30bにより、回路基板10と導体20とが締結される。
また本実施形態では、第1の実施形態で説明したシール部材40が、回路基板10と頭部33aの間に挟まれた状態で、回路基板10の貫通孔14の周囲に配置されるとともに、流路形成体50bと頭部33aの間に挟まれた状態で、流路形成体50bの貫通孔54の周囲にも配置される。そのため、締結部材30bが回路基板10と導体20とを締結することで、一方のシール部材40が回路基板10に密着されるとともに、締結部材30bが回路基板10と流路形成体50bとを締結することで、他方のシール部材40が流路形成体50bに密着される。これにより、シール部材40と回路基板10の隙間、およびシール部材40と流路形成体50bの隙間がそれぞれ埋められて、貫通孔14および貫通孔54が塞がれる。
本実施形態の電子回路装置1eでは、上記のような構造により、回路基板10と流路形成体50bで囲われた空間を冷媒51の流路として、この流路内に冷媒51を密閉し、冷媒51が外部へ漏れ出るのを防ぐことができる。したがって、第1~第5の実施形態と同様に、回路基板10の効率的な冷却と冷媒51の漏れ防止とを両立できるため、薄型の電子回路装置を構築できる。
本発明の第6の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の作用効果を奏する。さらに、流路形成体50bには、冷媒51の流路が形成される流路面と流路面とは反対側の外表面との間を貫通する貫通孔54が形成される。締結部材30bは、冷媒51の流路内に配置される頭部33aと、頭部33aから延びて貫通孔14および貫通孔21を貫通するボルト部31aと、頭部33aから延びて貫通孔54を貫通するボルト部31bと、導体20側に配置されてボルト部31aと螺合されるナット32と、流路形成体50bの外表面側に配置されてボルト部31bと螺合されるナット32とを有する。シール部材40は、回路基板10と頭部33aの間に挟まれて配置されるものと、流路形成体50bと頭部33aの間に挟まれて配置されるものとを有する。このようにしたので、貫通孔14を確実に塞いで冷媒流路のシール性を確保することができる。
なお、上述した各種実施形態は、本発明の理解を助けるために説明したものであり、本発明は、記載した具体的な構成のみに限定されるものではない。例えば、実施形態の構成の一部を当業者の技術常識の構成に置き換えることが可能であり、また、実施形態の構成に当業者の技術常識の構成を加えることも可能である。すなわち、本発明は、本明細書の実施形態の構成の一部について、発明の技術的思想を逸脱しない範囲で、削除・他の構成に置換・他の構成の追加をすることが可能である。
以上説明した実施形態や変形例はあくまで一例であり、発明の特徴が損なわれない限り、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。また、上記では種々の実施形態や変形例を説明したが、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の態様も本発明の範囲内に含まれる。
1,1a,1b,1c,1d,1e・・・電子回路装置
10・・・回路基板
11・・・絶縁体
12・・・配線層
13・・・絶縁膜
14・・・貫通孔
20・・・導体
21・・・貫通孔
30,30a,30b・・・締結部材
31・・・ボルト
31a,31b・・・ボルト部
32,32a・・・ナット
33,33a・・・頭部
40,40a,40b・・・シール部材
50,50a,50b・・・流路形成体
51・・・冷媒
52・・・突出部
53・・・ねじ穴
54・・・貫通孔

Claims (7)

  1. 配線層が形成された回路基板と、
    前記配線層と電気的に接続される導体と、
    前記回路基板に接触して流れる冷媒の流路を前記回路基板とともに形成する流路形成体と、
    前記回路基板と前記導体とを締結するための締結部材と、
    前記流路を密閉するためのシール部材と、を備え、
    前記回路基板には、前記流路が形成される冷却面と前記冷却面とは反対側の裏面との間を貫通する第1の貫通孔が形成され、
    前記第1の貫通孔の内部には、前記裏面にわたって前記配線層が露出し、
    前記導体には、前記第1の貫通孔と連通する第2の貫通孔が形成され、
    前記締結部材は、前記第1の貫通孔および前記第2の貫通孔を介して前記回路基板と前記導体とを締結し、
    前記締結部材が前記回路基板と前記導体とを締結することにより、前記配線層と前記導体とが前記第1の貫通孔を介して電気的に接続され、前記導体を介して前記配線層に直流電力が入出力されるとともに、前記シール部材が前記第1の貫通孔を塞いで前記流路が密閉される電子回路装置。
  2. 請求項1に記載の電子回路装置において、
    前記締結部材は、前記回路基板の前記冷却面側に頭部が配置されて前記第1の貫通孔および前記第2の貫通孔を貫通するボルトと、前記導体側に配置されて前記ボルトと螺合されるナットと、を有し、
    前記シール部材は、前記回路基板と前記頭部の間に挟まれて配置される電子回路装置。
  3. 請求項1に記載の電子回路装置において、
    前記締結部材は、前記回路基板の前記冷却面側に頭部が配置されて前記第1の貫通孔および前記第2の貫通孔を貫通するボルトと、前記導体側に配置されて前記ボルトと螺合されるナットと、を有し、
    前記シール部材は、前記導体よりも厚くて弾性を有し、前記第2の貫通孔を貫通する凸部と、前記導体と前記ナットの間に挟まれて配置される基部と、を有する電子回路装置。
  4. 請求項1に記載の電子回路装置において、
    前記締結部材は、前記導体側に頭部が配置されて前記第2の貫通孔および前記第1の貫通孔を貫通するボルトと、前記回路基板の前記冷却面側に配置されて前記ボルトと螺合されるナットと、を有し、
    前記シール部材は、前記回路基板と前記ナットの間に挟まれて配置される電子回路装置。
  5. 請求項1に記載の電子回路装置において、
    前記流路形成体は、前記流路形成体の一部であって前記回路基板の前記冷却面に向かって突出する突出部を有し、
    前記流路形成体が前記回路基板とともに前記流路を形成することで、前記突出部が前記第1の貫通孔を覆うように配置され、
    前記締結部材は、前記導体側から前記第2の貫通孔および前記第1の貫通孔を貫通して、前記流路形成体の前記突出部に設けられたねじ穴に螺合され、
    前記締結部材が前記ねじ穴に螺合されることで、前記突出部が前記シール部材として機能する電子回路装置。
  6. 請求項1に記載の電子回路装置において、
    前記流路形成体は、前記流路形成体の一部であって前記回路基板の前記冷却面に向かって突出する突出部を有し、
    前記流路形成体が前記回路基板とともに前記流路を形成することで、前記突出部が前記第1の貫通孔を覆うように配置され、
    前記締結部材は、前記導体側から前記第2の貫通孔および前記第1の貫通孔を貫通して、前記流路形成体の前記突出部に設けられたねじ穴に螺合され、
    前記シール部材は、前記回路基板と前記突出部の間に挟まれて配置される電子回路装置。
  7. 請求項1に記載の電子回路装置において、
    前記流路形成体には、前記流路が形成される流路面と前記流路面とは反対側の外表面との間を貫通する第3の貫通孔が形成され、
    前記締結部材は、前記流路内に配置される頭部と、前記頭部から延びて前記第1の貫通孔および前記第2の貫通孔を貫通する第1のボルト部と、前記頭部から延びて第3の貫通孔を貫通する第2のボルト部と、前記導体側に配置されて前記第1のボルト部と螺合される第1のナットと、前記流路形成体の前記外表面側に配置されて前記第2のボルト部と螺合される第2のナットと、を有し、
    前記シール部材は、前記回路基板と前記頭部の間に挟まれて配置される第1のシール部材と、前記流路形成体と前記頭部の間に挟まれて配置される第2のシール部材と、を有する電子回路装置。
JP2020020127A 2020-02-07 2020-02-07 電子回路装置 Active JP7354004B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020020127A JP7354004B2 (ja) 2020-02-07 2020-02-07 電子回路装置
CN202180007245.5A CN114846916A (zh) 2020-02-07 2021-01-28 电子电路装置
PCT/JP2021/003120 WO2021157469A1 (ja) 2020-02-07 2021-01-28 電子回路装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020020127A JP7354004B2 (ja) 2020-02-07 2020-02-07 電子回路装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021125653A JP2021125653A (ja) 2021-08-30
JP7354004B2 true JP7354004B2 (ja) 2023-10-02

Family

ID=77200646

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020020127A Active JP7354004B2 (ja) 2020-02-07 2020-02-07 電子回路装置

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP7354004B2 (ja)
CN (1) CN114846916A (ja)
WO (1) WO2021157469A1 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000349480A (ja) 1999-06-02 2000-12-15 Advantest Corp 発熱素子冷却装置
JP2002043488A (ja) 2000-07-27 2002-02-08 Advantest Corp 浸漬液冷型のボード冷却構造及びこれを用いる半導体試験装置
JP2005282551A (ja) 2004-03-31 2005-10-13 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 電動圧縮機
JP2013062334A (ja) 2011-09-13 2013-04-04 Hitachi Automotive Systems Ltd 電子制御装置
JP2014096910A (ja) 2012-11-08 2014-05-22 Honda Motor Co Ltd 電力変換装置
JP2014228117A (ja) 2013-05-27 2014-12-08 Nok株式会社 ガスケット
DE102016106180A1 (de) 2016-04-05 2017-10-05 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Kühlvorrichtung für die Kühlung wenigstens einer elektrischen Komponente eines Fahrzeugs

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3877098B2 (ja) * 1997-11-25 2007-02-07 株式会社デンソー 液冷回路装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000349480A (ja) 1999-06-02 2000-12-15 Advantest Corp 発熱素子冷却装置
JP2002043488A (ja) 2000-07-27 2002-02-08 Advantest Corp 浸漬液冷型のボード冷却構造及びこれを用いる半導体試験装置
JP2005282551A (ja) 2004-03-31 2005-10-13 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 電動圧縮機
JP2013062334A (ja) 2011-09-13 2013-04-04 Hitachi Automotive Systems Ltd 電子制御装置
JP2014096910A (ja) 2012-11-08 2014-05-22 Honda Motor Co Ltd 電力変換装置
JP2014228117A (ja) 2013-05-27 2014-12-08 Nok株式会社 ガスケット
DE102016106180A1 (de) 2016-04-05 2017-10-05 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Kühlvorrichtung für die Kühlung wenigstens einer elektrischen Komponente eines Fahrzeugs

Also Published As

Publication number Publication date
CN114846916A (zh) 2022-08-02
WO2021157469A1 (ja) 2021-08-12
JP2021125653A (ja) 2021-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11139748B2 (en) Power module, power converter device, and electrically powered vehicle
JP5481148B2 (ja) 半導体装置、およびパワー半導体モジュール、およびパワー半導体モジュールを備えた電力変換装置
JP4657329B2 (ja) 電力変換装置および電動車両
JP4708459B2 (ja) 電力変換装置
US8674636B2 (en) Power conversion device
EP1195884B1 (en) Electric power conversion/inversion apparatus
JP2001308246A (ja) 電力変換装置
US20150245535A1 (en) Power Conversion Device
WO2016047212A1 (ja) 電力変換装置
JP3780230B2 (ja) 半導体モジュール及び電力変換装置
JP2015211087A (ja) パワー半導体モジュール
WO2013111234A1 (ja) 電力変換装置
WO2013145508A1 (ja) 電力変換装置
JP6147893B2 (ja) 電力変換装置
WO2013084416A1 (ja) 電力変換装置
JP7354004B2 (ja) 電子回路装置
JP2009525015A (ja) 特にモータ及び/又は発電機で運転可能な電気機械を制御するための電気的な装置
WO2014024361A1 (ja) 冷却構造体及び電力変換装置
WO2013084417A1 (ja) 電力変換装置
JP2004253495A (ja) 液冷型電力用半導体モジュール及びそれを包含するインバータ
JP4581911B2 (ja) 半導体装置
WO2023286255A1 (ja) 電力変換装置
US20220368241A1 (en) Power converter
JP5941944B2 (ja) 電力変換装置の製造方法
US20230309275A1 (en) Power conversion device

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230328

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230510

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230822

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230920

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7354004

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150