JP7353535B1 - データ収集装置、端末装置、データ収集システム、データ収集方法、データ送信方法、およびプログラム - Google Patents

データ収集装置、端末装置、データ収集システム、データ収集方法、データ送信方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

データ収集装置は、設定部と、検針値取得部とを備える。設定部は、検針値データを取得する端末装置のグループを設定するとともに、グループごとに、検針値データの送信に係る基準タイミングと、前記基準タイミングからの遅延期間とを設定する。検針値取得部は、前記遅延期間内のランダムなタイミングで前記端末装置から送信される検針値データを取得する。前記遅延期間は、前記検針値取得部における検針値データの取得結果に基づいて、グループごとに更新される。前記検針値取得部は、更新された前記遅延期間内のランダムなタイミングで前記端末装置から送信される検針値データを取得する。

Description

本発明は、データ収集装置、端末装置、データ収集システム、データ収集方法、データ送信方法、およびプログラムに関する。
近年、電気、ガス、水道などの使用量を自動で検針して、データ収集装置に検針値を送信するスマートメータなどの端末装置が普及している。ここで、端末装置が同一のタイミングで、データ収集装置に検針値データを送信すると、輻輳が生じ、データ収集装置の処理負荷となってしまうことがある。
関連する技術として、モバイルネットワーク通信において、端末を複数のグループに分け、所定の時間幅に関する情報を、端末のグループごとに設定し、乱数発生器により生成された数字に基づいて遅延時間を所定の時間幅内で計算し、複数の端末ごとの遅延時間とする通信システムが開示されている。
国際公開第2016/157821号
しかしながら、従来技術では、グループごとに所定の時間幅を設定してランダムなタイミングで検針値データを送信するようにしたとしても、スマートメータ等の端末装置の増設などがあると、なおも輻輳が生じてしまうおそれがある、という問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、検針値データの収集に係る輻輳を抑えることができる技術を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様であるデータ収集装置は、検針値データを取得する端末装置のグループを設定するとともに、グループごとに、検針値データの送信に係る基準タイミングと、前記基準タイミングからの遅延期間とを設定する設定部と、前記遅延期間内のランダムなタイミングで前記端末装置から送信される検針値データを取得する検針値取得部と、を備え、前記遅延期間は、前記検針値取得部における検針値データの取得結果に基づいて前記端末装置ごとに更新されるとともに、グループ内の一の端末装置で更新されることに応じてグループ内の他の端末装置についても更新され、前記検針値取得部は、更新された前記遅延期間内のランダムなタイミングで前記端末装置から送信される検針値データを取得する、データ収集装置である。
上述した課題を解決するために、本発明の他の態様である端末装置は、検針値データの送信に係る基準タイミングと、前記基準タイミングからの遅延期間とがグループごとに設定された設定情報を取得する設定情報取得部と、前記遅延期間内のランダムなタイミングで、検針値データをデータ収集装置へ送信する検針値送信部と、を備え、前記遅延期間は、前記検針値送信部によって送信された検針値データの前記データ収集装置における取得結果に基づいて端末装置ごとに更新され、自装置が属するグループ内の他の端末装置で更新されることに応じて自装置についても更新され、前記検針値送信部は、更新された前記遅延期間内のランダムなタイミングで、前記データ収集装置へ検針値データを送信する、端末装置である。
上述した課題を解決するために、本発明の他の態様であるデータ収集システムは、検針値データを取得する端末装置と、前記端末装置から検針値データを取得するデータ収集装置と、を含む収集システムであって、前記データ収集装置は、前記端末装置のグループを設定するとともに、グループごとに、検針値データの送信に係る基準タイミングと、前記基準タイミングからの遅延期間とを設定する設定部と、前記遅延期間内のランダムなタイミングで前記端末装置から送信される検針値データを取得する検針値取得部と、を備え、前記端末装置は、前記基準タイミングと、前記遅延期間とがグループごとに設定された設定情報を取得する設定情報取得部と、前記遅延期間内のランダムなタイミングで、検針値データを前記データ収集装置へ送信する検針値送信部と、を備え、前記遅延期間は、前記検針値取得部における検針値データの取得結果に基づいて前記端末装置ごとに更新されるとともに、グループ内の一の端末装置で更新されることに応じてグループ内の他の端末装置についても更新され、前記検針値送信部は、更新された前記遅延期間内のランダムなタイミングで、前記データ収集装置へ検針値データを送信し、前記検針値取得部は、更新された前記遅延期間内のランダムなタイミングで前記端末装置から送信される検針値データを取得する、データ収集システムである。
上述した課題を解決するために、本発明の他の態様であるデータ収集方法は、データ収集装置のコンピュータが、検針値データを取得する端末装置のグループを設定するとともに、グループごとに、検針値データの送信に係る基準タイミングと、前記基準タイミングからの遅延期間とを設定する設定ステップと、前記遅延期間内のランダムなタイミングで前記端末装置から送信される検針値データを取得する検針値取得ステップと、を含む処理を実行し、前記遅延期間は、前記検針値取得ステップにおける検針値データの取得結果に基づいて前記端末装置ごとに更新されるとともに、グループ内の一の端末装置で更新されることに応じてグループ内の他の端末装置についても更新され、前記検針値取得ステップでは、更新された前記遅延期間内のランダムなタイミングで前記端末装置から送信される検針値データを取得する、データ収集方法である。
上述した課題を解決するために、本発明の他の態様であるデータ送信方法は、端末装置のコンピュータが、検針値データの送信に係る基準タイミングと、前記基準タイミングからの遅延期間とがグループごとに設定された設定情報を取得する設定情報取得ステップと、前記遅延期間内のランダムなタイミングで、検針値データをデータ収集装置へ送信する検針値送信ステップと、を含む処理を実行し、前記遅延期間は、前記検針値送信ステップにおいて送信された検針値データの前記データ収集装置における取得結果に基づいて端末装置ごとに更新され、自装置が属するグループ内の他の端末装置で更新されることに応じて自装置についても更新され、前記検針値送信ステップでは、更新された前記遅延期間内のランダムなタイミングで、前記データ収集装置へ検針値データを送信する、データ送信方法である。
上述した課題を解決するために、本発明の他の態様であるプログラムは、コンピュータをデータ収集装置として機能させるプログラムであって、前記コンピュータを、検針値データを取得する端末装置のグループを設定するとともに、グループごとに、検針値データの送信に係る基準タイミングと、前記基準タイミングからの遅延期間とを設定する設定部、前記遅延期間内のランダムなタイミングで前記端末装置から送信される検針値データを取得する検針値取得部、として機能させ、前記遅延期間は、前記検針値取得部における検針値データの取得結果に基づいて前記端末装置ごとに更新されるとともに、グループ内の一の端末装置で更新されることに応じてグループ内の他の端末装置についても更新され、前記検針値取得部は、更新された前記遅延期間内のランダムなタイミングで前記端末装置から送信される検針値データを取得する、プログラムである。
上述した課題を解決するために、本発明の他の態様であるプログラムは、コンピュータを端末装置として機能させるプログラムであって、前記コンピュータを、検針値データの送信に係る基準タイミングと、前記基準タイミングからの遅延期間とがグループごとに設定された設定情報を取得する設定情報取得部、前記遅延期間内のランダムなタイミングで、検針値データをデータ収集装置へ送信する検針値送信部、として機能させ、前記遅延期間は、前記検針値送信部によって送信された検針値データの前記データ収集装置における取得結果に基づいて端末装置ごとに更新され、自装置が属するグループ内の他の端末装置で更新されることに応じて自装置についても更新され、前記検針値送信部は、更新された前記遅延期間内のランダムなタイミングで、前記データ収集装置へ検針値データを送信する、プログラムである。
本発明によれば、検針値データの収集に係る輻輳を抑えることができる。
実施形態に係るデータ収集システム1の構成を示す図である。 データ収集システム1におけるデータ収集装置100の機能的構成を示す図である。 ユーザインタフェース部210に表示される登録/変更画面の一例を示す図である。 グループデータテーブル221の一例を示す図である。 設定値データテーブル222の一例を示す図である。 設定値データに基づく各グループの送信タイミングの一例を示す図である。 ユーザインタフェース部210に表示される警告の一例を示す図である。 データ収集システム1における接続機器101の機能的構成を示す図である。 データ収集システム1が備える各装置のコンピュータ装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 データ収集装置100が行う接続機器101の登録処理の一例を示すフローチャートである。 接続機器101が行う設定値データの受信処理の一例を示すフローチャートである。 接続機器101が行う検針値データの送信処理の一例を示すフローチャートである。 データ収集装置100が行う検針値データの受信処理の一例を示すフローチャートである。 接続機器101が行う設定値データの更新処理の一例を示すフローチャートである。 データ収集装置100が行う設定値データの更新処理の一例を示すフローチャートである。 データ収集装置100が行う最大幅一致判定処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しつつ説明する。以下で説明する実施形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施形態は、以下の実施形態に限られない。
(実施形態)
(データ収集システム1の構成)
図1は、実施形態に係るデータ収集システム1の構成を示す図である。データ収集システム1は、家庭等で使用される電気、ガス、水道などの使用量を自動で検針して、収集するシステムである。図1に示すように、データ収集システム1は、データ収集装置100と、スマートメータ110(110a、110b)と、コンセントレータ120と、IoT(Internet of Things)ルート端末130と、計量器140とを含む。データ収集装置100と、スマートメータ110aおよびコンセントレータ120とは、ネットワーク190に接続されており、携帯電話網や光通信網などで相互に通信可能になっている。
データ収集装置100は、例えば、HES(ヘッドエンドシステム)サーバである。データ収集装置100は、接続される各接続機器から検針値データを収集する。データ収集装置100は、さらに上位のサーバに接続されており、収集した検針値データを上位のサーバへ送信する。
データ収集装置100に接続される各接続機器は、グループに分類されている。グループは、例えば、接続機器の種別や、接続機器が配置されるエリアに応じて分類される。例えば、グループ1、2は、それぞれ複数のスマートメータ110aの分類を示す。また、グループ3は、コンセントレータ120の配下に置かれるスマートメータ110bの分類を示す。グループ4は、IoTルート端末130の配下に置かれる計量器140の分類を示す。各グループ1~4は、それぞれ異なる周期で検針値データをデータ収集装置100へ送信するように設定されている。
スマートメータ110aは、電力をデジタルで検出するとともに、通信機能を有する電子式の電力計量器である。スマートメータ110aは、検針値データを直接、データ収集装置100へ送信する。
コンセントレータ120は、配下のスマートメータ110bから受信した検針値データ等の各種データをデータ収集装置100へ送信する。具体的には、コンセントレータ120は、配下のスマートメータ110bに接続する。スマートメータ110bは、ネットワーク190に接続されておらず、無線マルチホップ(バケツリレー形式)により、他のスマートメータ110bを介して、コンセントレータ120へ検針値データを送信する。具体的には、各スマートメータ110bは、無線通信ユニットを備え、当該無線通信ユニットを中継器として利用して、他のスマートメータ110bに検針値データを順次転送し、最終的にコンセントレータ120まで検針値データを送信する。コンセントレータ120は、スマートメータ110bから受信した検針値データをデータ収集装置100へ送信する。
IoTルート端末130は、配下の計量器140から受信した検針値データを、スマートメータ110a(またはコンセントレータ120)を介して、データ収集装置100へ送信する通信機能を有する。IoTルート端末130は、配下の計量器140に接続する。計量器140は、共同検針計量器や、特例計量器である。共同検針計量器は、電気、ガス、水道などの複数の検針対象を共同で利用する計量器である。特例計量器は、所定の法律(計量法)に基づく検定を受けていないものの、一定の基準を満たした計量器である。例えば、特例計量器は、家庭等の太陽光発電や電気自動車などの各設備に付随する計量器である。IoTルート端末130と、計量器との間の通信には、例えば、Uバスや、ECHONET Lite(登録商標)などの通信規格が用いられる。ただし、上記の通信規格は、一例に過ぎず、他の通信規格が用いられる場合もある。
なお、図示では、グループ3に属するスマートメータ110bは、コンセントレータ120に接続されており、コンセントレータ120を介して、検針値データをデータ収集装置100へ送信する例を示すが、これに限らない。例えば、スマートメータ110bは、スマートメータ110aに接続されてもよく、この場合、自装置が属するグループのスマートメータ110aを介して、検針値データをデータ収集装置100へ送信してもよい。
また、計量器140についても同様である。具体的には、計量器140は、図示では、IoTルート端末130に接続されており、IoTルート端末130を介して、検針値データをデータ収集装置100へ送信する例を示すが、これに限らない。例えば、計量器140は、スマートメータ110aに接続されてもよく、この場合、自装置が属するグループのスマートメータ110aを介して、検針値データをデータ収集装置100へ送信してもよい。
(データ収集装置100の機能的構成)
図2は、データ収集システム1におけるデータ収集装置100の機能的構成を示す図である。図2において、データ収集システム1は、データ収集装置100と、接続機器101とを備える。接続機器101(端末装置の一例)は、スマートメータ110a、110bと、コンセントレータ120と、IoTルート端末130と、計量器140とを含む。
データ収集装置100は、設定部201と、設定値通知部202と、検針値データ通信部203と、設定値取得部204と、設定値処理部205と、最大幅一致判定部206と、ユーザインタフェース部210と、マスタデータ記憶部220と、検針値データ記憶部230とを備える。
設定部201は、接続機器101が属するグループや、グループごとの設定値データの設定を行う。設定部201は、ユーザインタフェース部210が備える設定受付部211がユーザから受け付けたグループを設定する。ここで、図3を用いて、ユーザインタフェース部210に表示される画面例について説明する。
(ユーザインタフェース部210に表示される画面例)
図3は、ユーザインタフェース部210に表示される登録/変更画面の一例を示す図である。図3に示すように、ユーザインタフェース部210には、登録/変更画面300が表示されている。登録/変更画面300は、例えば、トップ画面から所定の登録開始ボタンの押下を受け付けることにより表示される。登録/変更画面300は、接続機器種別選択ボタン301と、接続機器ID入力ボタン302と、IPアドレス入力ボタン303と、グループID選択ボタン304と、収集周期入力ボタン305と、設定値データ入力ボタン306とを含む。各ボタン301~306は、設定受付部211の一例である。
接続機器種別選択ボタン301は、接続機器101(スマートメータ110a、110bと、コンセントレータ120と、IoTルート端末130と、計量器140)の種別の登録を行う画面への遷移を受け付ける。
接続機器ID入力ボタン302は、接続機器101の識別情報である接続機器IDの入力を行う画面への遷移を受け付ける。
IPアドレス入力ボタン303は、登録する接続機器101のIPアドレスの入力を行う画面への遷移を受け付ける。
グループID選択ボタン304は、登録する接続機器101のグループ識別情報であるグループIDの入力を行う画面への遷移を受け付ける。
収集周期入力ボタン305は、各グループに設定される検針値データの収集周期や基準タイミングの入力を行う画面への遷移を受け付ける。なお、収集周期や基準タイミングについては、ユーザから入力されることに限らず、接続機器101ごとに予め定められていてもよい。例えば、収集周期は、スマートメータ110の種別(グループ)に応じて、15分、30分といった所定の時間が予め設定されていてもよい。なお、収集周期や基準タイミングが予め設定されるようにした場合、登録/変更画面300には、収集周期入力ボタン305が表示されていなくてもよい。
設定値データ入力ボタン306は、各グループに設定される収集周期(検針値データの送信周期)および基準タイミングを基準とした遅延期間(上限値および下限値)の入力や、後述する最大幅の入力を行う画面への遷移を受け付ける。
例えば、新規登録や登録内容の変更を行う場合、ユーザは、各ボタン301~306を順次押下して、登録対象の接続機器101について、接続機器種別、接続機器ID、IPアドレス、グループID、収集周期、基準タイミング、遅延期間(上限値と下限値)、および最大幅の入力を行う。これにより、接続機器101の新規登録や登録内容の変更を行うことができる。また、各接続機器101は、設定されるグループごとの遅延期間内の乱数に基づくタイミングで、検針値データをデータ収集装置100へ送信することが可能になる。
設定部201は、グループを設定すると、設定したグループを示すグループデータを、マスタデータ記憶部220が備えるグループデータテーブル221に記憶させる。また、設定部201は、上限値および下限値を設定すると、設定した上限値および下限値を示す設定値データを、マスタデータ記憶部220が備える設定値データテーブル222に記憶させる。ここで、グループデータテーブル221および設定値データテーブル222について詳述する。
(グループデータテーブル221の一例)
図4は、グループデータテーブル221の一例を示す図である。図4において、グループデータテーブル221は、「接続機器種別」と、「接続機器ID」と、「接続機器IPアドレス」と、「グループID」との各項目を含む。
「接続機器種別」は、スマートメータ110a、コンセントレータ120、およびIoTルート端末130のうちのいずれかを示す。
「接続機器ID」は、接続機器101の識別情報である接続機器IDを示す。
「接続機器IPアドレス」は、接続機器101のIPアドレスを示す。
「グループID」は、接続機器101のグループ識別情報であるグループIDを示す。
ユーザによって各項目にデータが入力されることにより、グループデータがレコードとして記憶される。一例を挙げると、グループデータ211aは、「スマートメータ(スマートメータ110a)」の接続機器種別を示しており、接続機器IDが「1」であり、接続機器IPアドレスが「10.11.12.13」であることを示している。また、当該接続機器101は、グループID「1」のグループに属することを示している。
(設定値データテーブル222の一例)
図5Aは、設定値データテーブル222の一例を示す図である。図5Aにおいて、設定値データテーブル222は、「グループID」と、「遅延期間」と、「遅延期間の最大幅」との各項目を含む。
「グループID」は、接続機器101のグループ識別情報であるグループIDを示す。
「遅延期間」は、「下限値」と、「上限値」と、「幅」とを含む。
「下限値」は、各グループに設定される収集周期(検針値データの送信周期)を基準とした遅延期間の下限値(分)を示す。
「上限値」は、各グループに設定される収集周期を基準とした遅延期間の上限値(分)を示す。上限値から下限値を減算した期間が遅延期間となる。例えば、上限値が10分であり、下限値が5分であるとすると、遅延期間は「10-5」=5分である。
「遅延期間の最大幅」は、更新可能な遅延期間の最大期間を示す。
遅延期間の最大幅について、補足する。グループ内の接続端末の数が増加した場合など、輻輳等により、データ収集装置100が接続機器101から検針値データを取得できなくなるおそれがある。そこで、本実施形態では、「上限値」および「下限値」のうち少なくとも一方を更新(変更)可能にしており、尚且つ、更新可能な最大幅を定めるようにしている。なお、本実施形態では、遅延期間は、接続機器101によって更新されることとする。
ユーザによって各項目にデータが入力されることにより、設定値データがレコードとして記憶される。一例を挙げると、設定値データ222aは、グループIDが「1」の接続機器101について、遅延期間の下限値が5分、上限値が10分に設定されており、また、遅延期間の最大幅が10分に設定されていることを示している。すなわち、設定値データ222aは、グループIDが「1」の接続機器101については、遅延期間が5分(=10分-5分)であり、また、遅延期間が10分に拡大可能であることを示している。
(設定値データに基づく送信タイミングの一例)
図5Bは、設定値データに基づく各グループの送信タイミングの一例を示す図である。図5Bにおいて、送信タイミング例500は、「グループID」と、「収集周期」と、「基準タイミング」と、「収集時刻」との各項目を含む。
「グループID」は、接続機器101のグループ識別情報であるグループIDを示す。
「収集周期」は、各グループに設定される検針値データの送信周期を示す。
「基準タイミング」は、各グループに設定される検針値データの送信に係る毎時の基準時刻を示す。
「収集時刻」は、収集周期と、基準タイミングと、遅延期間とに基づいて設定される遅延期間の毎時における時刻の幅を示す。
一例を挙げると、送信タイミング例500aは、グループIDが「1」のグループに属する接続機器101が、毎時05分および35分を基準タイミングとし、5分の収集時刻(幅)内における乱数に基づくタイミングで、検針値データを送信することを示している。
(設定値データの通知について)
設定値通知部202は、設定値データテーブル222に記憶される設定値データを接続機器101へ送信する。なお、接続機器101に含まれるコンセントレータ120およびIoTルート端末130は、設定値データを受信すると、配下の端末(スマートメータ110b、計量器140)に設定値データを送信する。各接続機器101は、それぞれ、設定値通知部202から設定値データを受信すると、当該設定値データを記憶する。これにより、接続機器101は、設定値データに基づくタイミングで、検針値データをデータ収集装置100へ送信することができる。
(検針値データの取得について)
検針値データ通信部203(検針値取得部の一例)は、収集周期、基準タイミング、および遅延期間(上限値および下限値)に基づく所定のタイミングで接続機器101から送信される検針値データを取得する。検針値データ通信部203は、検針値データを取得すると、当該検針値データを検針値データ記憶部230に記憶させる。また、検針値データ通信部203は、検針値データを取得すると、送信元の接続機器101を特定し、特定した接続機器101へ応答信号を送信する。応答信号は、データ収集装置100が検針値データを取得した旨を示す信号である。
(設定値データの更新について)
輻輳等により、接続機器101からデータ収集装置100への検針値データの送信に失敗すると、当該失敗に応じて、接続機器101は、設定値データ(上限値および下限値)を更新し、更新した設定値データ(更新情報の一例)をデータ収集装置100へ送信する。設定値取得部204(更新情報取得部の一例)は、接続機器101から、更新された設定値データを取得すると、取得した設定値データを設定値処理部205へ出力する。設定値処理部205は、設定値取得部204から取得した設定値データに基づいて、設定値データテーブル222に記憶されている設定値データを更新する。
ここで、グループ内の一の接続機器101が検針値データの送信に失敗するということは、当該グループにおける検針値データの収集に輻輳が生じているおそれがあるといえる。すなわち、グループ内の他の接続機器101についても、検針値データの送信に失敗するおそれがあるといえる。そこで、本実施形態では、グループ内の一の接続機器101が設定値データを更新すると、同一グループ内の他の接続機器101についても、設定値データを更新するようにしている。以下、これについて詳述する。
設定値処理部205は、設定値取得部204によって、更新された設定値データが取得されると、設定値の送信元の接続機器101が属するグループを特定する。設定値処理部205は、特定したグループに属する他の接続機器101についても、設定値データテーブル222に記憶されている設定値データを更新する。
また、設定値通知部202(更新情報送信部の一例)は、設定値処理部205によって特定されたグループに属する他の接続機器101に、更新された設定値データを送信する。他の接続機器101は、設定値通知部202から、更新された設定値データを受信すると、当該設定値データを記憶する。これにより、他の接続機器101は、同じグループ内の一の接続機器101が設定値データを更新することにより、自装置の設定値データを更新する。よって、接続機器101は、以降では、更新された設定値データに基づくタイミングで、データ収集装置100へ検針値データを送信することになる。
(最大幅一致判定について)
本実施形態では、設定値データ(上限値および下限値)は、適宜、接続機器101によって更新される。本実施形態では、更新された設定値データの幅(遅延期間)が遅延期間の最大幅になると、それ以上は、設定値データの更新を行うことができないようにしている。このため、データ収集装置100は、定期的に、以下の最大幅一致判定を行い、当該判定結果に応じて警告を報知するようにしている。
最大幅一致判定部206は、設定値データテーブル222に記憶される設定値データを参照し、上限値と下限値との幅(遅延期間)と、遅延期間の最大幅とが一致するか否かの最大幅一致判定を定期的に行う。最大幅一致判定部206は、最大幅一致判定において一致すると判定した場合、当該判定結果を警告通知部212へ出力する。警告通知部212(報知部の一例)は、最大幅一致判定部206から当該判定結果を取得すると、警告を報知する。ここで、ユーザインタフェース部210に表示される警告の一例について説明する。
(ユーザインタフェース部210に表示される警告)
図6は、ユーザインタフェース部210に表示される警告の一例を示す図である。図6に示すように、ユーザインタフェース部210には、警告画面600が表示されている。警告画面600は、通知時刻と、グループIDとを含む。通知時刻は、最大幅一致判定において肯定の判定結果が得られた時刻であり、例えば、年月日と秒単位の時刻とを含む。これにより、ユーザは、登録/変更画面300(図3)をユーザインタフェース部210に表示させて、最大幅の再設定や、グループの再登録を行うことができる。なお、警告画面600には、例えば、最大幅の設定変更を促す旨や、グループの再登録を促す旨を表示させるようにしてもよい。
(接続機器101の機能的構成)
図7は、データ収集システム1における接続機器101の機能的構成を示す図である。図7において、接続機器101は、設定値取得部701と、定期検針値処理部702と、定期検針値通信部703と、設定値更新部704と、設定値送信部705と、設定値データ記憶部710と、検針値データ記憶部720と、送信履歴データ記憶部730とを備える。
設定値取得部701(設定情報取得部の一例)は、データ収集装置100から送信された設定値データを取得する。設定値取得部701によって取得される設定値データは、新規登録における設定値データと、更新された設定値データ(更新情報)とを含む。設定値取得部701は、設定値データを取得すると、当該設定値データを設定値データ記憶部710に記憶させる。
検針値データ記憶部720は、接続機器101が逐次取得する検針値データを記憶する。定期検針値処理部702は、設定値データ記憶部710に記憶される設定値データが示す遅延期間内に、ランダムなタイミングで、検針値データ記憶部720から検針値データを取得して、定期検針値通信部703へ出力する。具体的には、定期検針値処理部702は、基準タイミングになると、都度、乱数を生成し、遅延期間内のランダムなタイミングで、検針値データを取得して、定期検針値通信部703へ出力する。これにより、定期検針値通信部703(検針値送信部の一例)は、都度、遅延期間内のランダムなタイミングで、データ収集装置100へ検針値データを送信することができる。
(設定値の更新について)
定期検針値通信部703は、検針値データを送信すると、所定期間内に、データ収集装置100から、検針値データを取得した旨を示す応答信号を受信する。定期検針値通信部703は、所定期間内に応答信号を受信した場合には、送信成功を示す送信履歴を送信履歴データ記憶部730に記憶させる。一方で、定期検針値通信部703は、所定期間内に応答信号を受信しない場合には、送信失敗を示す送信履歴を、送信履歴データ記憶部730に記憶させる。なお、送信履歴は、データ収集装置100における検針値データの取得結果の一例である。
設定値更新部704(更新部の一例)は、送信履歴データ記憶部730に記憶されている送信履歴に基づいて、設定値データ記憶部710に記憶されている設定値データを更新する。例えば、設定値更新部704は、所定条件を満たした場合に、最大幅の範囲内で、設定値データ(上限値および下限値)を更新する。所定条件は、例えば、送信に失敗した割合に基づく条件であり、具体的には、直近の所定回数のうち、送信に失敗した割合が閾値以上であるという条件である。なお、所定条件は、送信に失敗した割合に基づいて行われることに限らず、送信に失敗した回数に基づいて行われてもよい。例えば、所定条件は、直近に所定回数連続で送信に失敗するという条件としてもよい。
設定値更新部704は、例えば、最大幅の範囲内で所定期間だけ、上限値および下限値のうち少なくともいずれか一方を更新する。具体的には、例えば、設定値更新部704は、下限値を「-y分」に更新し、上限値を「+x分」に更新する。これにより、遅延期間は、最大幅の範囲内で、「x+y分」拡大することになる。
例えば、設定値更新部704は、段階的に、最大幅(10分)まで更新させる。具体的には、設定値更新部704は、「-y分」を「-1分」とし、「+x分」を「+1分」とすることにより、遅延期間を2分拡大させることができる。このように、段階的に最大幅まで更新させることにより、警告の報知を行いにくくすることができる。よって、最大幅の変更に係る作業スタッフの負荷を抑えることができる。
なお、設定値更新部704は、一回の更新で、最大幅(10分)まで更新させるようにしてもよい。具体的には、設定値更新部704は、「-y分」を「-5分」とし、「+x分」を「+5分」としてもよい。これにより、警告の報知を行いやすくすることができるため、より輻輳を生じさせにくくすることができる。
設定値更新部704は、設定値データを更新すると、更新した設定値データを設定値送信部705へ出力する。設定値送信部705(更新情報送信部の一例)は、設定値更新部704から、更新した設定値データを取得すると、当該設定値データをデータ収集装置100へ送信する。これにより、データ収集装置100は、当該接続機器101について設定値データテーブル222に記憶される設定値データを更新するとともに、当該接続機器101が属するグループ内の他の接続機器101に、更新された設定値データを送信することができる。
(各コンピュータ装置の構成)
図8は、データ収集システム1が備える各装置のコンピュータ装置のハードウェア構成を示すブロック図である。コンピュータ800は、データ収集装置100および接続機器101に、それぞれ実装される。
図8において、コンピュータ800は、CPU(Central Processing Unit)801、メモリ802と、通信I/F(インタフェース)803と、入力デバイス804と、出力デバイス805とを備える。
CPU801は、コンピュータ800の全体の制御をつかさどる。
メモリ802は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などの各種記憶媒体を含む。ROMは、各種プログラムを記憶する。例えば、データ収集装置100に実装されるコンピュータ800のROMは、本実施形態に係るデータ収集プログラムを記憶する。接続機器101に実装されるコンピュータ800のROMは、本実施形態に係るデータ送信プログラムを記憶する。RAMは、CPU801のワークエリアとして使用される。メモリ802は、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリを含む。メモリ802は、コンピュータ800のバスに直接接続された内部メディアであってもよいし、通信I/F803等のインタフェースを介してコンピュータ800に接続される外部メディアであってもよい。また、プログラムが通信I/F803によってコンピュータ800に配信される場合、配信を受けたコンピュータ800が当該プログラムをメモリ802に展開し、処理を実行してもよい。
通信I/F803は、通信回線を通じてネットワーク190に接続され、ネットワーク190を介して他の装置や機器に接続される。
入力デバイス804は、文字、数字、各種指示などの入力を行う。データ収集装置100の場合、入力デバイス804は、タッチパネル式の入力パッド、操作ボタン、キーボード、マウス、マイクなどを含む。
出力デバイス805は、画像を表示するディスプレイや、音を出力するスピーカを含む。
次に、図9~図15を用いて、データ収集装置100および接続機器101がそれぞれ行う処理について説明する。
(データ収集装置100が行う登録処理)
図9は、データ収集装置100が行う接続機器101の登録処理の一例を示すフローチャートである。図9において、設定部201は、トップ画面から所定の登録開始ボタンの押下を受け付けることにより、新規登録または変更登録に係る接続機器101の登録開始であるか否かを判断する(ステップS901)。設定部201は、登録開始となるまで待機する(ステップS901:NO)。登録開始になると(ステップS901:YES)、設定部201は、登録/変更画面300(図3)を表示する(ステップS902)。
そして、設定受付部211は、新規登録または変更登録に係る接続機器101について各種情報の入力を受け付ける(ステップS903)。各種情報は、例えば、対象の接続機器101について、種別、接続機器ID、IPアドレス、グループID、収集周期、基準タイミング、上限値および下限値などを含む。次に、設定部201は、ステップS903において受け付けた入力に基づくグループデータおよび設定値データを、それぞれグループデータテーブル221および設定値データテーブル222に記憶する(ステップS904)。そして、設定値通知部202は、設定値データを接続機器101へ送信し(ステップS905)、一連の処理を終了する。
(接続機器101が行う設定値データの受信処理)
図10は、接続機器101が行う設定値データの受信処理の一例を示すフローチャートである。図10において、設定値取得部701は、設定値データを受信したか否かを判断する(ステップS1001)。ここでいう設定値データは、新規登録または変更登録に係る設定値データを含む。設定値取得部701は、設定値データを受信するまで待機する(ステップS1001:NO)。設定値データを受信すると(ステップS1001:YES)、設定値取得部701は、受信した設定値データを設定値データ記憶部710に記憶させ(ステップS1002)、一連の処理を終了する。
(接続機器101が行う検針値データの送信処理)
図11は、接続機器101が行う検針値データの送信処理の一例を示すフローチャートである。図11において、定期検針値処理部702は、基準タイミングとなったか否かを判断する(ステップS1101)。定期検針値処理部702は、基準タイミングとなるまで待機し(ステップS1101:NO)、基準タイミングになると(ステップS1101:YES)、設定値データ記憶部710に記憶される設定値データ(上限値および下限値)を取得する(ステップS1102)。そして、定期検針値処理部702は、遅延期間内(上限値および下限値の幅)で乱数値に基づく送信タイミングを決定する(ステップS1103)。
そして、定期検針値処理部702は、送信タイミングとなったか否かを判断する(ステップS1104)。定期検針値処理部702は、送信タイミングとなるまで待機し(ステップS1104:NO)、送信タイミングになると(ステップS1104:YES)、検針値データ記憶部720に記憶されている検針値データを取得する(ステップS1105)。そして、定期検針値通信部703は、検針値データをデータ収集装置100へ送信する(ステップS1106)。
次に、定期検針値通信部703は、データ収集装置100から、検針値データの送信に対する応答信号を受信したか否かを判断する(ステップS1107)。応答信号を受信した場合(ステップS1107:YES)、定期検針値通信部703は、ステップS1110に進む。一方、応答信号を受信しない場合(ステップS1107:NO)、定期検針値通信部703は、一定時間が経過したか否かを判断する(ステップS1108)。
一定時間が経過しない場合(ステップS1108:NO)、定期検針値通信部703は、ステップS1107に戻る。一定時間が経過した場合(ステップS1108:YES)、定期検針値通信部703は、送信に失敗した失敗回数に「1」を加算する(ステップS1109)。そして、定期検針値通信部703は、送信履歴データ記憶部730に送信履歴データを記憶させ(ステップS1110)、一連の処理を終了する。
(データ収集装置100が行う検針値データの受信処理)
図12は、データ収集装置100が行う検針値データの受信処理の一例を示すフローチャートである。図12において、検針値データ通信部203は、検針値データを受信したか否かを判断する(ステップS1201)。検針値データ通信部203は、検針値データを受信するまで待機し(ステップS1201:NO)、検針値データを受信すると(ステップS1201:YES)、検針値データを検針値データ記憶部230に記憶させる(ステップS1202)。
そして、検針値データ通信部203は、送信元の接続機器101を特定し(ステップS1203)、特定した接続機器101へ応答信号を送信し(ステップS1204)、一連の処理を終了する。
(接続機器101が行う設定値データの更新処理)
図13は、接続機器101が行う設定値データの更新処理の一例を示すフローチャートである。図13において、設定値更新部704は、設定値データの更新に係る一定時間が経過したか否かを判断する(ステップS1301)。設定値更新部704は、一定時間が経過するまで待機する(ステップS1301:NO)。一定時間が経過すると(ステップS1301:YES)、設定値更新部704は、設定値データ記憶部710に記憶されている設定値データ(上限値および下限値)を取得する(ステップS1302)。
そして、設定値更新部704は、上限値から下限値を減算した値(遅延期間)が最大幅以下であるか否かを判断する(ステップS1303)。遅延期間が最大幅以下であると判定した場合(ステップS1303:YES)、設定値更新部704は、一連の処理を終了する。一方、遅延期間が最大幅以下ではない場合(ステップS1303:NO)、すなわち、遅延期間が最大幅未満である場合、設定値更新部704は、送信履歴データ記憶部730から、直近n回の送信履歴データを取得する(ステップS1304)。
そして、設定値更新部704は、取得した直近n回の送信履歴データから失敗回数を抽出し、抽出した失敗回数が閾値以上であるか否かを判断する(ステップS1305)。失敗回数が閾値以上ではない場合(ステップS1305:NO)、すなわち、失敗回数が閾値未満である場合、設定値更新部704は、一連の処理を終了する。
一方、失敗回数が閾値以上である場合(ステップS1305:YES)、設定値更新部704は、設定値データ記憶部710に記憶されている設定値データのうち、上限値を更新(例えば、「+x分」)するとともに(ステップS1306)、下限値を更新(例えば、「-y分」)する(ステップS1307)。そして、設定値送信部705は、設定値更新部704によって更新された設定値データをデータ収集装置100へ送信し(ステップS1308)、一連の処理を終了する。
(データ収集装置100が行う検針値データの更新処理)
図14は、データ収集装置100が行う設定値データの更新処理の一例を示すフローチャートである。図14において、設定値取得部204は、接続機器101によって更新された設定値データを受信したか否かを判断する(ステップS1401)。設定値取得部204は、設定値取得部204が設定値データを受信するまで待機する(ステップS1401:NO)。
設定値取得部204が設定値データを受信すると(ステップS1401:YES)、設定値処理部205は、グループデータテーブル221を参照し、送信元の接続機器101が属するグループを特定する(ステップS1402)。そして、設定値処理部205は、特定したグループの設定値データを更新する(ステップS1403)。次に、設定値処理部205は、特定したグループに属する接続機器101を検索する(ステップS1404)。
そして、設定値通知部202は、設定値処理部205によって検索された接続機器101の全てに設定値データを送信し(ステップS1405)、一連の処理を終了する。なお、接続機器101は、設定値データを受信すると、図10に示した受信処理を行うことにより、受信した設定値データを設定値データ記憶部710に記憶させる。
(データ収集装置100が行う最大幅一致判定処理)
図15は、データ収集装置100が行う最大幅一致判定処理の一例を示すフローチャートである。図15において、最大幅一致判定部206は、最大幅一致判定を行うための一定時間が経過したか否かを判断する(ステップS1501)。最大幅一致判定部206は、一定時間が経過するまで待機する(ステップS1501:NO)。一定時間が経過すると(ステップS1501:YES)、最大幅一致判定部206は、判定対象のグループIDを「1」にセットする(ステップS1502)。
そして、最大幅一致判定部206は、設定値データテーブル222を参照し、セットしたグループIDに対応する設定値データを取得する(ステップS1503)。そして、最大幅一致判定部206は、上限値から下限値を減算した幅(遅延期間)が最大幅未満であるか否かを判断する(ステップS1504)。遅延期間が最大幅未満である場合(ステップS1504:YES)、最大幅一致判定部206は、ステップS1506に進む。一方、遅延期間が最大幅未満ではない場合(ステップS1504:NO)、具体的には、遅延期間と最大値とが一致する場合、警告通知部212は、警告を報知する(ステップS1505)。
次に、最大幅一致判定部206は、グループIDが、登録されているグループIDの最大値(グループIDmax)であるか否かを判断する(ステップS1506)。グループIDがグループIDmaxではない場合(ステップS1506:NO)、最大幅一致判定部206は、グループIDに「1」を加算する(ステップS1507)。この後、ステップS1503の処理に移行し、最大幅一致判定部206は、次のグループについて、最大幅一致判定を行う。一方、グループIDがグループIDmaxである場合(ステップS1506:YES)、すなわち、全グループについて最大幅一致判定が完了した場合、一連の処理を終了する。
(実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態に係るデータ収集装置100は、検針値データの取得結果に基づいて、グループごとに更新された遅延期間内にランダムなタイミングで端末装置から送信される検針値データを収集する。これにより、スマートメータ110a、110bや計量器140の増設等があったとしても、検針値データの収集結果に基づいて遅延期間を更新することができるため、接続機器101からの送信タイミングを適切に分散させることができる。したがって、本実施形態によれば、検針値データの収集に係る輻輳を抑えることができる。
また、本実施形態に係るデータ収集装置100において、遅延期間は、予めグループごとに設定される最大期間まで更新可能である。このように、最大期間を設けることによって、各グループに割り当てられた最大期間の範囲内で検針値データを収集することができる。仮に、最大期間を設けなかったとすると、グループ間で検針値データの送信タイミングが多く重なってしまうおそれがあり、これにより、輻輳が生じてしまうおそれがある。本実施形態によれば、各グループの検針値データの収集に係る輻輳を好適に抑えることができる。
また、本実施形態に係るデータ収集装置100は、遅延期間が最大期間に更新された場合に、その旨を報知する。これにより、最大期間の変更を促すことができる。また、最大期間が変更されることにより、輻輳が生じることを防止することができる。
また、本実施形態に係るデータ収集装置100は、グループ内の一の接続機器101において設定値データを取得すると、取得した設定値データに基づいて、当該グループ内の全ての設定値データを更新する。これにより、当該一の接続機器101のみならず、グループ内の他の接続機器101についても、検針値データの送信の失敗を抑えることができる。すなわち、当該グループにおける輻輳を防止することができる。
また、本実施形態に係る接続機器101は、検針値データの送信履歴データに基づいてグループごとに更新される遅延期間内に、グループごとのランダムなタイミングで、データ収集装置100へ検針値データを送信する。これにより、スマートメータ110a、110bや計量器140の増設等があったとしても、検針値データの収集結果に基づいて遅延期間を更新することができるため、接続機器101からの送信タイミングを適切に分散させることができる。したがって、本実施形態によれば、検針値データの送信における輻輳を抑えることができる。
また、本実施形態に係る接続機器101において、遅延期間は、予めグループごとに設定される最大期間まで更新可能である。このように、最大期間を設けることによって、各グループに割り当てられた最大期間の範囲内で検針値データを送信することができる。仮に、最大期間を設けなかったとすると、グループ間で検針値データの送信タイミングが多く重なってしまうおそれがあり、これにより、輻輳が生じてしまうおそれがある。本実施形態によれば、各グループの検針値データの送信に係る輻輳を好適に抑えることができる。
また、本実施形態に係る接続機器101は、送信履歴データに基づいて、遅延期間を更新し、更新した遅延期間を示す設定値データをデータ収集装置100へ送信する。これにより、各接続機器101が自ら遅延期間を更新できる。また、データ収集装置100は、設定値データテーブル222の設定値データを更新するだけで済むため、遅延期間に更新に関し、データ収集装置100における処理の過負荷を抑えることができる。
(実施形態の変形例)
次に、実施形態の変形例について説明する。なお、以下の変形例では、上述した実施形態で説明した内容については、適宜説明を省略する。以下に説明する変形例や上述した実施形態は、適宜、組み合わせることも可能である。
(変形例1)
上述した実施形態では、設定値データの更新を、接続機器101(設定値更新部704)が行う例について説明した。このような例に代えて又は加えて、変形例1では、設定値データの更新を、データ収集装置100が行う例について説明する。
変形例1において、データ収集装置100の検針値データ通信部203(図2)は、グループごとの遅延期間を管理する。検針値データ通信部203は、例えば、グループごとに、各接続機器101から、遅延期間内に検針値データの受信があるか否かを判断する。検針値データ通信部203は、遅延期間内に検針値データを受信した場合、送信元の接続機器101について受信成功を示す受信履歴を検針値データ記憶部230に記憶させる。一方で、定期検針値通信部703は、遅延期間内に検針値データを受信しない場合、送信元の接続機器101について受信失敗を示す受信履歴を検針値データ記憶部230に記憶させる。
設定値処理部205は、設定値データの更新に係る一定時間が経過する度に、グループごとに各接続機器101を抽出する。そして、設定値処理部205は、抽出した各接続機器101について、遅延期間(上限値および下限値)が最大幅以下であることを条件に、直近n回の受信履歴データから失敗回数を抽出する。さらに、設定値処理部205は、抽出した失敗回数が閾値以上であるか否かの判別を行う。失敗回数が閾値以上である場合、設定値処理部205は、当該接続機器101の遅延期間を更新する。
設定値通知部202は、設定値処理部205によって遅延期間が更新されると、更新の対象となった接続機器101が属するグループ内の全ての接続機器101に、更新された設定値データを送信する。これにより、当該グループ内の全ての接続機器101は、更新された設定値データを受信すると、当該設定値データを設定値データ記憶部710に記憶させることができる。このようにしても、接続機器101は、以降では、更新された設定値データに基づくタイミングで、データ収集装置100へ検針値データを送信することができる。
上述したように、変形例1に係るデータ収集装置100は、検針値データの受信履歴(取得結果)に基づいて、グループごとに遅延期間を更新する。これにより、データ収集装置100において、各接続機器101の遅延期間を一括して更新することができる。したがって、変形例1によれば、接続機器101からの送信タイミングを適切に分散させることができ、よって、検針値データの収集に係る輻輳を抑えることができる。
(変形例2)
上述した実施形態では、設定部201が、ユーザによる入力による手動で、グループデータテーブル221および設定値データテーブル222を生成する例について説明した。このような例に代えて又は加えて、変形例2では、設定部201が、自動で、グループデータテーブル221および設定値データテーブル222のうち、少なくとも一方を生成する例について説明する。なお、以下では、グループデータテーブル221および設定値データテーブル222の両方を自動で生成する例について説明する。
変形例2において、設定部201は、各接続機器101から、接続機器種別、接続機器ID、およびIPアドレスの各情報を取得するようにし、取得した各情報をグループデータテーブル221に入力する。また、設定部201は、接続機器101から位置情報を取得するようにし、当該位置情報に基づいてグループ(グループID)を決定する。具体的には、設定部201は、所定のエリア内に位置する接続機器101を同一グループとして決定する。そして、設定部201は、決定したグループIDをグループデータテーブル221に入力する。これにより、グループデータテーブル221を自動で生成することが可能である。
また、設定部201は、取得した接続機器101の種別と、設定したグループとに基づいて、遅延期間(上限値と下限値)、および最大幅の各値を、設定値データテーブル222に入力する。例えば、データ収集装置100は、接続機器101の種別と、グループに属する接続機器の数と、各値(遅延期間と、最大幅)とを対応付けたテーブルを予め所定の記憶部に記憶しておく。設定部201は、当該テーブルを参照することにより、接続機器101の種別と、接続機器の数とに基づいて各値を特定し、特定した各値を設定値データテーブル222に入力する。
変形例2によれば、グループデータテーブル221および設定値データテーブル222の生成に係るユーザの作業負荷を軽減させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
なお、以上に説明したデータ収集システム1、データ収集装置100、および接続機器101を実現するためのプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、そのプログラムをコンピュータシステムに読み込ませて実行するようにしてもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、USB(Universal Serial Bus)フラッシュメモリ、SSD(Solid State Drive)、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
1…データ収集システム、100…データ収集装置、101…接続機器、110、110a、110b…スマートメータ、120…コンセントレータ、130…IoTルート端末、140…計量器、201…設定部、202…設定値通知部、203…検針値データ通信部、204…設定値取得部、205…設定値処理部、206…最大幅一致判定部、210…ユーザインタフェース部、220…マスタデータ記憶部、221…グループデータテーブル、222…設定値データテーブル、230…検針値データ記憶部、701…設定値取得部、702…定期検針値処理部、703…定期検針値通信部、704…設定値更新部、705…設定値送信部、710…設定値データ記憶部、720…検針値データ記憶部、730…送信履歴データ記憶部

Claims (12)

  1. 検針値データを取得する端末装置のグループを設定するとともに、グループごとに、検針値データの送信に係る基準タイミングと、前記基準タイミングからの遅延期間とを設定する設定部と、
    前記遅延期間内のランダムなタイミングで前記端末装置から送信される検針値データを取得する検針値取得部と、
    を備え、
    前記遅延期間は、前記検針値取得部における検針値データの取得結果に基づいて前記端末装置ごとに更新されるとともに、グループ内の一の端末装置で更新されることに応じてグループ内の他の端末装置についても更新され、
    前記検針値取得部は、更新された前記遅延期間内のランダムなタイミングで前記端末装置から送信される検針値データを取得する、
    データ収集装置。
  2. 前記遅延期間は、予めグループごとに設定される最大期間まで更新可能である、
    請求項1に記載のデータ収集装置。
  3. 前記遅延期間が前記最大期間に更新された場合に、その旨を報知する報知部を備える、
    請求項2に記載のデータ収集装置。
  4. グループ内の一の端末装置において更新された前記遅延期間を示す更新情報を取得する更新情報取得部と、
    前記更新情報取得部によって取得された前記更新情報を、前記一の端末装置が属するグループ内の他の端末装置へ送信する更新情報送信部と、
    を備える、
    請求項1~3のいずれか一項に記載のデータ収集装置。
  5. 検針値データの送信に係る基準タイミングと、前記基準タイミングからの遅延期間とがグループごとに設定された設定情報を取得する設定情報取得部と、
    前記遅延期間内のランダムなタイミングで、検針値データをデータ収集装置へ送信する検針値送信部と、
    を備え、
    前記遅延期間は、前記検針値送信部によって送信された検針値データの前記データ収集装置における取得結果に基づいて端末装置ごとに更新され、自装置が属するグループ内の他の端末装置で更新されることに応じて自装置についても更新され、
    前記検針値送信部は、更新された前記遅延期間内のランダムなタイミングで、前記データ収集装置へ検針値データを送信する、
    端末装置。
  6. 前記遅延期間は、予めグループごとに設定される最大期間までの範囲で更新可能である、
    請求項5に記載の端末装置。
  7. 前記取得結果に基づいて、前記遅延期間を更新する更新部と、
    前記更新部によって更新された前記遅延期間を示す更新情報を前記データ収集装置へ送信する更新情報送信部と、
    を備える、
    請求項6に記載の端末装置。
  8. 検針値データを取得する端末装置と、前記端末装置から検針値データを取得するデータ収集装置と、を含む収集システムであって、
    前記データ収集装置は、
    前記端末装置のグループを設定するとともに、グループごとに、検針値データの送信に係る基準タイミングと、前記基準タイミングからの遅延期間とを設定する設定部と、
    前記遅延期間内のランダムなタイミングで前記端末装置から送信される検針値データを取得する検針値取得部と、
    を備え、
    前記端末装置は、
    前記基準タイミングと、前記遅延期間とがグループごとに設定された設定情報を取得する設定情報取得部と、
    前記遅延期間内のランダムなタイミングで、検針値データを前記データ収集装置へ送信する検針値送信部と、
    を備え、
    前記遅延期間は、前記検針値取得部における検針値データの取得結果に基づいて前記端末装置ごとに更新されるとともに、グループ内の一の端末装置で更新されることに応じてグループ内の他の端末装置についても更新され、
    前記検針値送信部は、更新された前記遅延期間内のランダムなタイミングで、前記データ収集装置へ検針値データを送信し、
    前記検針値取得部は、更新された前記遅延期間内のランダムなタイミングで前記端末装置から送信される検針値データを取得する、
    データ収集システム。
  9. データ収集装置のコンピュータが、
    検針値データを取得する端末装置のグループを設定するとともに、グループごとに、検針値データの送信に係る基準タイミングと、前記基準タイミングからの遅延期間とを設定する設定ステップと、
    前記遅延期間内のランダムなタイミングで前記端末装置から送信される検針値データを取得する検針値取得ステップと、
    を含む処理を実行し、
    前記遅延期間は、前記検針値取得ステップにおける検針値データの取得結果に基づいて前記端末装置ごとに更新されるとともに、グループ内の一の端末装置で更新されることに応じてグループ内の他の端末装置についても更新され、
    前記検針値取得ステップでは、更新された前記遅延期間内のランダムなタイミングで前記端末装置から送信される検針値データを取得する、
    データ収集方法。
  10. 端末装置のコンピュータが、
    検針値データの送信に係る基準タイミングと、前記基準タイミングからの遅延期間とがグループごとに設定された設定情報を取得する設定情報取得ステップと、
    前記遅延期間内のランダムなタイミングで、検針値データをデータ収集装置へ送信する検針値送信ステップと、
    を含む処理を実行し、
    前記遅延期間は、前記検針値送信ステップにおいて送信された検針値データの前記データ収集装置における取得結果に基づいて端末装置ごとに更新され、自装置が属するグループ内の他の端末装置で更新されることに応じて自装置についても更新され、
    前記検針値送信ステップでは、更新された前記遅延期間内のランダムなタイミングで、前記データ収集装置へ検針値データを送信する、
    データ送信方法。
  11. コンピュータをデータ収集装置として機能させるプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    検針値データを取得する端末装置のグループを設定するとともに、グループごとに、検針値データの送信に係る基準タイミングと、前記基準タイミングからの遅延期間とを設定する設定部、
    前記遅延期間内のランダムなタイミングで前記端末装置から送信される検針値データを取得する検針値取得部、
    として機能させ、
    前記遅延期間は、前記検針値取得部における検針値データの取得結果に基づいて前記端末装置ごとに更新されるとともに、グループ内の一の端末装置で更新されることに応じてグループ内の他の端末装置についても更新され、
    前記検針値取得部は、更新された前記遅延期間内のランダムなタイミングで前記端末装置から送信される検針値データを取得する、
    プログラム。
  12. コンピュータを端末装置として機能させるプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    検針値データの送信に係る基準タイミングと、前記基準タイミングからの遅延期間とがグループごとに設定された設定情報を取得する設定情報取得部、
    前記遅延期間内のランダムなタイミングで、検針値データをデータ収集装置へ送信する検針値送信部、
    として機能させ、
    前記遅延期間は、前記検針値送信部によって送信された検針値データの前記データ収集装置における取得結果に基づいて端末装置ごとに更新され、自装置が属するグループ内の他の端末装置で更新されることに応じて自装置についても更新され、
    前記検針値送信部は、更新された前記遅延期間内のランダムなタイミングで、前記データ収集装置へ検針値データを送信する、
    プログラム。
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