JP7352670B2 - 電子決済方法及びシステム - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザの顔を認識し、それに基づいて決済を行う電子決済方法及びシステムに関する。
技術が発展するにつれて、電子機器の活用度が高まっている。特に、電子機器は決済(PAYMENT)の手段としてますます広く活用されている。
例えば、ユーザは、カフェやデパートなどの様々な場所及び状況で、ユーザ自身が持っている電子機器又は特定の場所に備えられた電子機器を用いて決済を行うことができる。
近年、ユーザが現金、クレジットカード、デビットカードなどの決済手段を持っていなくても電子機器だけで決済を行えるようにする試みが活発に行われている。このような試みの一環として、顔認識により真のユーザを認証し、認証されたユーザに対する決済を行う様々な技術が開発されている。
例えば、特許文献1(ユーザの顔情報を用いたクレジットカードかんたん決済方法)は、ユーザの顔を認識して予め登録されたクレジットカードの決済を行う方法について開示している。
一方、従来の顔認識ベースの決済方法においては、ユーザの顔を正確に認識する技術を中心に発展してきたが、近年、複数のユーザに対して決済を行うニーズがますます高まっている。
韓国登録特許第10-1812233号公報
本発明は、顔認識ベースの電子決済方法及びシステムを提供するためのものである。
また、本発明は、複数のユーザに対する顔認識ベースの電子決済方法及びシステムを提供するためのものである。
さらに、本発明は、ファン(FUN)要素を加味した決済プロセスを提供できる電子決済方法及びシステムを提供するためのものである。
上記課題を解決するために、本発明による電子決済方法は、カメラから受信した画像から、ユーザの顔画像をセンシングするステップと、前記画像に、複数のユーザにそれぞれ対応する複数の顔画像が含まれる場合、前記複数のユーザの少なくとも1人を決済対象ユーザとして特定するステップと、ユーザDBから、前記画像に含まれる前記決済対象ユーザの顔画像を用いて、前記決済対象ユーザに対応するユーザ情報を抽出するステップと、前記ユーザ情報を用いて、前記決済対象ユーザに対する決済プロセスを行うステップとを含むようにしてもよい。
また、本発明による電子決済システムは、カメラと、ユーザDBを保存する保存部と、前記カメラから受信した画像に、複数のユーザにそれぞれ対応する複数の顔画像が含まれる場合、前記複数のユーザの少なくとも1人を決済対象ユーザとして特定する制御部とを含み、前記制御部は、前記保存部に保存されたユーザDBから、前記画像に含まれる前記決済対象ユーザの顔画像を用いて、前記決済対象ユーザに対応するユーザ情報を抽出し、前記ユーザ情報を用いて、前記決済対象ユーザに対する決済プロセスを行うようにしてもよい。
さらに、本発明による電子機器で1つ以上のプロセスにより実行され、コンピュータ可読媒体に格納可能なプログラムは、カメラから受信した画像から、ユーザの顔画像をセンシングするステップと、前記画像に、複数のユーザにそれぞれ対応する複数の顔画像が含まれる場合、前記複数のユーザの少なくとも1人を決済対象ユーザとして特定するステップと、ユーザDBから、前記画像に含まれる前記決済対象ユーザの顔画像を用いて、前記決済対象ユーザに対応するユーザ情報を抽出するステップと、前記ユーザ情報を用いて、前記決済対象ユーザに対する決済プロセスを行うステップとを実行させるコマンドを含むようにしてもよい。
前述したように、本発明による電子決済方法及びシステムは、カメラを用いて複数のユーザを認識し、認識された複数のユーザ全体を潜在的な決済対象ユーザとして特定することができる。
このように、本発明は、必ずしも1人のユーザのみのための決済プロセスを提供するのではなく、1人以上のユーザに対する決済プロセスを提供することができる。
また、本発明による電子決済方法及びシステムは、ゲーム要素を加味して潜在的な複数の決済対象ユーザから最終の決済ユーザを選定することにより、ユーザに楽しさを提供することができる。
なお、本発明による電子決済方法及びシステムは、カメラにより複数のユーザが共に認識された場合、認識された複数のユーザ全体に対して決済プロセスを提供することにより、複数のユーザに対して個別に決済プロセスを行う上で必要な時間を節約することができる。
さらに、本発明による電子決済方法及びシステムは、複数のユーザが共通に決済すべき決済イベントが存在する場合、複数のユーザの顔を一度に認識するだけで、複数のユーザに対する決済プロセスを共通に行うことができる。よって、複数のユーザは、共に顔を認識させることにより、より迅速かつ簡単に決済プロセスを行うことができる。
本発明による電子決済システムを説明するための概念図である。 本発明による電子決済方法を説明するためのフローチャートである。 図2に示す電子決済方法を説明するための概念図である。 図2に示す電子決済方法を説明するための概念図である。 図2に示す電子決済方法を説明するための概念図である。 決済対象ユーザを特定する過程を説明するための概念図である。 決済対象ユーザを特定する過程を説明するための概念図である。 決済対象ユーザを特定する過程を説明するための概念図である。 決済対象ユーザを特定する過程を説明するための概念図である。 本発明の他の形態による電子決済方法及びシステムを説明するための概念図である。 本発明の他の形態による電子決済方法及びシステムを説明するための概念図である。 本発明の他の形態による電子決済方法及びシステムを説明するための概念図である。 本発明におけるユーザ認識方法を説明するための概念図である。 本発明におけるユーザ認識方法を説明するための概念図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明するが、図面番号に関係なく同一又は類似の構成要素には同一の符号を付し、それについての重複する説明は省略する。以下の説明で用いられる構成要素の接尾辞である「モジュール」や「部」は、明細書の作成を容易にするために付与又は混用されるものであり、それ自体が有意性や有用性を有するものではない。また、本発明の実施形態について説明するにあたり、関連する公知技術についての具体的な説明が本発明の実施形態の要旨を不明にすると判断される場合は、その詳細な説明を省略する。さらに、添付図面は本発明の実施形態の理解を助けるためのものにすぎず、添付図面により本発明の技術的思想が限定されるものではなく、本発明の思想及び技術範囲に含まれるあらゆる変更、均等物乃至代替物を含むものと理解すべきである。
「第1」、「第2」などのように序数を含む用語は様々な構成要素を説明するために用いられるが、上記構成要素は上記用語により限定されるものではない。上記用語は1つの構成要素を他の構成要素と区別する目的でのみ用いられる。
ある構成要素が他の構成要素に「連結」又は「接続」されていると言及された場合は、他の構成要素に直接連結又は接続されていてもよく、中間にさらに他の構成要素が存在してもよいものと解すべきである。それに対して、ある構成要素が他の構成要素に「直接連結」又は「直接接続」されていると言及された場合は、中間にさらに他の構成要素が存在しないものと解すべきである。
単数の表現には、特に断らない限り複数の表現が含まれる。
本明細書において、「含む」や「有する」などの用語は、本明細書に記載された特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品又はそれらの組み合わせが存在することを指定しようとするもので、1つ又はそれ以上の他の特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品又はそれらの組み合わせの存在や付加可能性を予め排除するものではないと理解すべきである。
本発明は、顔認識ベースの電子決済方法及びシステムに関し、特に、複数のユーザの顔が認識された場合、複数のユーザに対する決済プロセスを共に提供できる電子決済方法及びシステムを提供するためのものである。以下、添付図面を参照して本発明について具体的に説明する。図1は、本発明による電子決済システムを説明するための概念図であり、図2は、本発明による電子決済方法を説明するためのフローチャートである。また、図3a及び図3bは、図2に示す電子決済方法を説明するための概念図である。
図1に示すように、本発明による電子決済システム100は、通信部110、保存部120及び制御部130の少なくとも1つを含むように構成されてもよい。ここで、本発明による電子決済システム100は、上記構成要素に限定されるものではなく、本明細書で説明する機能と同一又は類似の役割を果たす構成要素をさらに含んでもよい。
なお、本発明による電子決済システム100は、電子機器10と連動して動作することができる。ここで、電子機器10は、スマートフォン(smart phone)、携帯電話、タブレットPC、キオスク(KIOSK)、コンピュータ、ノートブックコンピュータ、デジタル放送用端末、PDA(Personal Digital Assistants)及びPMP(Portable
Multimedia Player)の少なくとも1つを含む。
本発明による電子決済システム100は、アプリケーション又はソフトウェアで実現することができる。ここで、電子決済システム100のアプリケーション又はソフトウェアは、電子機器10にインストールされ、以下に説明する電子決済方法によるプロセスを行うことができる。
例えば、本発明による電子決済システム100の通信部110、保存部120及び制御部130は、電子機器10のハードウェア構成を用いて、電子決済(electronic payment, electronic settlement)のための一連の機能を実行することができる。例えば、通信部110は、電子機器10の通信部に備えられた通信モジュール(例えば、移動通信モジュール、近距離通信モジュール、無線インターネットモジュール、位置情報モジュール、放送受信モジュールなど)の構成を用いて、少なくとも1つの外部サーバ(例えば、図1に示す外部データベース(database; DB)(DBサーバ)140やクラウドサーバなど)とデータを送受信することができる。
保存部120は、電子機器10に備えられた(又は挿入された)メモリ又はクラウドサーバを用いて、本発明による電子決済に関連するデータを保存することができる。
制御部130は、電子機器10に備えられたCPU及びクラウドサーバの少なくとも一方を用いて、各構成要素の制御及び本発明に係る全般的な制御を行うことができる。また、制御部130は、本発明を実現するために、電子機器10の少なくとも1つの構成要素の制御権限を有する。
さらに、制御部130は、電子機器10の構成要素により受信又はセンシングされた情報を、本発明のために活用することができる。例えば、制御部130は、電子機器10のカメラ11から受信した画像を用いて、本発明による電子決済を行うことができる。
さらに、制御部130は、電子機器10のディスプレイ部12を用いて、本発明に係る情報を出力することができる。
その他、制御部130は、電子機器10に備えられた他の構成要素(例えば、近接センサ、赤外線センサ、タッチスクリーン、入力部など)を用いて、本発明による電子決済を行うことができる。
なお、本発明による電子決済システム100は、プログラム又はアプリケーションの形態で存在するようにしてもよいだけでなく、以下に説明する構成及び機能の実行が可能な様々な形態で存在するようにしてもよい。
よって、以下では、それらについて制限することなく、本発明による電子決済システム100について説明する。
図1に示すように、本発明による電子決済システム100は、電子機器10のカメラ11を用いて、ユーザをセンシングし、センシングされたユーザの少なくとも1人に対する決済を行うことができる。
本発明における「電子決済」とは、ユーザ(又は消費者)が商品やサービスを購入した代金を支払うことを意味する。特に、本発明における「電子決済」とは、代金を支払う際に、本発明による電子決済方法及びシステムが適用された取引可能なプログラムが接続された電子機器を用いて決済を行うことを意味する。
特に、本発明は、カメラ11により複数のユーザがセンシング(又は認識)された場合、センシングされた複数のユーザの少なくとも1人を「決済対象ユーザ」として特定し、決済対象ユーザにより決済対象金額が支払われるようにすることができる。
説明の便宜上、本発明においては、決済対象金額を支払うユーザを「決済対象ユーザ」という。
本発明において、制御部130は、カメラ11から受信した画像から、少なくとも1つ(少なくとも1人)のユーザの顔画像を取得し、ユーザDBから、取得された顔画像に対応するユーザ情報を抽出し、それを用いて前記決済対象ユーザに対する決済プロセス(又は電子決済プロセス)を行うことができる。
ここで、電子決済プロセスとは、決済対象ユーザにより決済対象金額の決済が行われるようにする過程を意味する。電子決済プロセスは、様々な電子決済方法の少なくとも1つにより行うことができる。
例えば、電子決済プロセスは、ユーザDBに保存され、決済対象ユーザと連携した決済手段情報(例えば、クレジットカード情報、携帯電話情報、社番情報、口座情報など)を用いて、決済対象金額の決済を行う過程を含んでもよい。この場合、本発明においては、決済対象ユーザの認証のために、追加情報の入力を要求するようにしてもよい。ここで、追加情報は、決済対象ユーザの個人情報、生体情報などである。
なお、電子決済プロセスは、決済対象ユーザにより支払われる現金又はカード(クレジットカード、デビットカード(チェックカード、直払カード)、ギフトカードなど)を用いて、決済対象金額の決済を行う過程を含んでもよい。
本発明において、電子決済プロセスを行う方法は、前述した方法以外にも非常に多様であるので、これについては特に限定しない。
一方、本発明における「ユーザDB」とは、ユーザに関する情報、ユーザの身元情報又はユーザの識別情報が保存されたデータベース(DB)を意味する。
ユーザDBは、保存部120、外部データベース(DBサーバ)140及びクラウドサーバの少なくとも1つに含まれるようにしてもよい。
制御部130は、カメラ11から受信した画像から少なくとも1つの顔画像を検出し、検出された顔画像の少なくとも1つに対応するユーザのユーザ情報を前記ユーザDBから抽出することができる。
ユーザDBには、個別のユーザ(又は人物、人)単位で、それぞれのユーザに関するユーザ情報を保存することができる。すなわち、ユーザDBには、異なるユーザ毎にそれぞれに対応するユーザ情報をマッチングして保存することができる。
ここで、ユーザ情報には、それぞれのユーザに該当する人の名前、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、アカウント情報、社番、ID、顔画像、生体情報(指紋情報、虹彩情報など)、参照顔画像、電子機器の識別情報、日程(スケジュール)、決済手段情報(口座番号、クレジットカード番号、デビットカード番号など)に関する情報の少なくとも1つが含まれる。
ここで、参照顔画像は、特定のユーザの顔画像であり、1つ又は複数である。本発明において、「参照顔画像」は「参照データ」ともいえる。
制御部130は、カメラ11により取得されたユーザの顔画像と、ユーザDBに保存された参照顔画像とを比較し、カメラ11により取得されたユーザの顔画像に対応する参照顔画像にマッチングされたユーザ(又は人物)を検索することができる。
また、制御部130は、検索されたユーザが決済対象ユーザに該当する場合、決済対象ユーザのユーザ情報を用いて電子決済を行うことができる。
一方、図1に示すように、電子機器10は、任意の場所(例えば、カフェ、コンビニなど)に配置され、1人又は複数のユーザ1000(1000a、1000b、1000c、1000d、1000e)は、電子機器10の周辺に位置するだけで、決済対象金額(例えば、ドリンク購入金額、デザート購入金額など)の電子決済を行うことができる。
以下、フローチャートを参照して、本発明による電子決済方法についてより具体的に説明する。
まず、図2に示すように、本発明による電子決済方法においては、カメラ11から受信した画像からユーザの顔画像をセンシングするステップが行われる(S210)。
制御部130は、図3aの(a)に示すように、電子機器10の周辺に人が位置することが検知されると、カメラ11から画像を受信するように、カメラ11を制御することができる。このとき、制御部130は、電子機器10に対して所定範囲(又は距離)内にユーザが位置すると、ユーザの顔画像が検出(又はセンシング)されるように、カメラ11を制御することができる。制御部130は、電子機器10に備えられた少なくとも1つのセンサ(例えば、近接センサ、赤外線センサ、ライダーセンサなど)を用いて、電子機器10の周辺に又は電子機器10に対して所定範囲内にユーザが位置することをセンシング(又は検知)することができる。
一方、制御部130は、電子機器10に対して所定範囲内にユーザが位置しないと、電子機器10のディスプレイ部12が非アクティブになるように、ディスプレイ部12を制御することができる。非アクティブ状態のディスプレイ部12は、電源オフ(OFF)状態、待機状態及び節電状態の少なくとも1つの状態である。
また、制御部130は、電子機器10に対して所定範囲内にユーザが位置すると、電子機器10のディスプレイ部12がアクティブになるように、ディスプレイ部12を制御することができる。
それとは異なり、制御部130は、所定間隔又はリアルタイムでカメラ11から受信した画像にユーザの顔画像が含まれるか否かを判断し、判断の結果、カメラ11から受信した画像に決済対象ユーザの顔画像が含まれる場合、電子決済のための一連のプロセスを実行するようにしてもよい。
一方、一連のプロセスが実行されると、図3aの(a)に示すように、制御部130は、電子機器10のカメラ11から画像を受信し、受信した画像に含まれる顔画像をセンシングすることができる。
制御部130は、少なくとも1つの顔認識アルゴリズムを用いて、カメラ11から受信した画像からユーザの顔画像を検出することができる。本発明で用いられる顔認識アルゴリズムは、その種類に制限がなく、人工知能又はディープラーニングに基づいて動作するアルゴリズムを用いることもできる。
一方、図3aの(a)に示すように、カメラ11の周辺には、1人又は複数のユーザ1000(1000a、1000b、1000c、1000d、1000e)が位置する。
図3aの(b)に示すように、カメラ11から受信した画像には、カメラ11から受信した画像からセンシングされた顔画像が含まれる。制御部130は、センシングされたユーザに関する情報を提供するために、センシングされた顔画像をディスプレイ部12に出力することができる。
カメラ11から受信した画像には、カメラ11の周辺に何人のユーザが位置するかによって、図3aの(b)に示すように、1つ又はそれ以上の顔画像310、320、330、340、350が含まれるようになる。
制御部130は、電子機器10により電子機器10の周辺に位置するユーザの顔画像のセンシングが進行されると、その進行状況を通知する案内情報をディスプレイ部12に出力することができる。
また、図3aの(b)に示すように、ディスプレイ部12には、認識された顔画像310、320、330、340、350を出力することができる。ディスプレイ部12に出力される顔画像310、320、330、340、350は、カメラ11から受信した画像に含まれる画像であり得る。
このように、カメラ11によりユーザの顔画像がセンシングされると、本発明においては、決済対象ユーザを特定するステップが行われる(S220)。
本発明において、制御部130は、決済対象ユーザを特定していることを電子機器10の周辺に位置するユーザに通知するために、図3bの(a)及び(b)に示すように、進行状況に関する情報380をディスプレイ部12に出力することができる。
進行状況に関する情報380は、非常に多様に構成することができる。進行状況に関する情報380は、例えば、i)認識された顔画像の出力位置を移動させながら出力サイズの拡大及び縮小を繰り返すか、ii)認識された顔画像の出力サイズの拡大及び縮小を繰り返すか、iii)認識された顔画像がディスプレイ部12上で移動(例えば、回転移動)するように、ファン要素を加えて構成することができる。この場合、ユーザは、認識された顔画像から決済対象ユーザが選択されていることを直観的に認知することができる。
なお、図3bの過程は、必須の過程であるわけではなく、場合によっては省略してもよい。
このように、本発明において、制御部130は、カメラ11により複数のユーザがセンシングされた場合、センシングされた複数のユーザの少なくとも1人を決済対象ユーザとして特定することができる。
例えば、図3aの(a)及び(b)に示すように、カメラ11により複数のユーザ(例えば、5人)がセンシングされた場合、制御部130は、図3cの(a)に示すように、少なくとも1人のユーザ(例えば、パク・*ギョン)を決済対象ユーザとして特定することができる。
複数のユーザの中から少なくとも1人のユーザを決済対象ユーザとして特定しなければならない状況は、共同生活で頻繁に発生する。
例えば、友達や仲間同士がカフェでドリンクを買う場合、じゃんけんなどをして1人又はそれ以上のユーザがドリンク費用を支払う状況がよく発生する。本発明においては、このように複数のユーザの中から少なくとも1人の決済対象ユーザを特定する過程を、電子機器10を活用した電子決済方法により解決することができる。
そのために、制御部130は、予め設定されたアルゴリズムに基づいて、カメラ11により認識された複数の顔画像から少なくとも1つの顔画像を選択し、選択された顔画像に対応するユーザを決済対象ユーザとして特定することができる。
ここで、予め設定されたアルゴリズムは、複数のユーザの数より少ない数のユーザを決済対象ユーザとして特定するように設計されたアルゴリズムである。このようなアルゴリズムによれば、例えば5人のユーザが認識された場合、最大4人のユーザを決済対象ユーザとして特定することができる。
予め設定されたアルゴリズムは、ゲームアルゴリズム、例えば、あみだくじゲームやルーレットゲームなどを提供するアルゴリズムであってもよい。本発明において、予め設定されたアルゴリズムに対応するゲームは、複数の対象から少なくとも1つを選択するゲームであれば、その種類が特に限定されるものではない。
制御部130は、カメラ11から受信した画像から複数の顔画像が抽出されると、抽出された複数の顔画像を、予め設定されたアルゴリズムの入力として活用することができる。また、制御部130は、入力された複数の顔画像の少なくとも1つを、予め設定されたアルゴリズムにより選択することができる。
制御部130は、少なくとも1つの顔画像が選択されると、選択された顔画像に対応するユーザを決済対象ユーザとして特定することができる。
このような予め設定されたアルゴリズムによれば、複数のユーザの中から、ランダムに(又は無作為に)決済対象ユーザを特定することができる。
一方、ディスプレイ部12には、複数のユーザの少なくとも1人を決済対象ユーザとして特定するための過程が行われていることを通知するガイド情報が出力され、その詳細については後述する。
このように決済対象ユーザが特定されると、本発明においては、決済対象ユーザの顔画像を用いてユーザ情報を抽出するステップが行われる(S230)。
制御部130は、ユーザDBから、カメラ11から受信した画像に含まれる決済対象ユーザの顔画像(例えば、図3aの(b)及び図3cの(a)の符号350)を用いて、前記決済対象ユーザに対応するユーザ情報を抽出することができる。
より具体的には、制御部130は、ユーザDBから、前記決済対象ユーザの顔画像に対応する(又はマッチングされた)ユーザ情報を抽出することができる。
前述したように、ユーザDBは、「ユーザに関する情報」、「ユーザの身元情報」又は「ユーザの識別情報」を含むデータベースと理解される。
ユーザDBは、保存部120、外部データベース140及びクラウドサーバの少なくとも1つに含まれるようにしてもよい。
制御部130は、ユーザDBから、決済対象ユーザの顔画像に対応するユーザ(又は人物)を検索し、検索された人物にマッチングされたユーザ情報を抽出することができる。
前述したように、ユーザ情報には、それぞれのユーザに該当する人の名前、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、アカウント情報、社番、ID、顔画像、生体情報(指紋情報、虹彩情報など)、参照顔画像、電子機器の識別情報、日程(スケジュール)、決済手段情報(口座番号、クレジットカード番号、デビットカード番号など)に関する情報の少なくとも1つが含まれる。
制御部130は、カメラ11により取得された決済対象ユーザの顔画像と、ユーザDBに保存された参照顔画像とを比較し、前記決済対象ユーザの顔画像に対応する参照顔画像にマッチングされたユーザ(又は人物)を検索することができる。また、制御部130は、検索されたユーザを前記決済対象ユーザとして特定することができる。
制御部130は、検出された決済対象ユーザの顔画像に対して所定の条件を満たす類似度を有する特定の参照顔画像を、ユーザDBから抽出することができる。そして、抽出された特定の参照顔画像にマッチングされたユーザを前記決済対象ユーザとして特定することができる。
なお、特定された決済対象ユーザが複数人である場合、制御部130は、複数人の決済対象ユーザのそれぞれに関するユーザ情報を抽出することができる。
一方、前述したように、決済対象ユーザに該当するユーザが特定され、特定された人物(例えば、パク・*ギョン)に関するユーザ情報が抽出されると、制御部130は、抽出されたユーザ情報の少なくとも一部をディスプレイ部12上に提供することができる。
図3cの(a)に示すように、ディスプレイ部12には、決済対象ユーザの顔画像350及び前記抽出されたユーザ情報の少なくとも一部(例えば、名前情報(パク・*ギョン))を共に出力することができる。
一方、制御部130は、このような情報を出力すると共に、抽出されたユーザ情報が決済対象ユーザの情報であるか否かを確認するプロセスを提供することができる。
例えば、図3cの(a)に示すように、ディスプレイ部12には、抽出されたユーザ情報が決済対象ユーザのユーザ情報であるか否かをユーザに選択させるためのグラフィックオブジェクト(例えば、アイコン)361、362を出力することができる。
例えば、ユーザにより、抽出されたユーザ情報が決済対象ユーザのユーザ情報でないことを確認する第1グラフィックオブジェクト361が選択されると、制御部130は、ユーザDBから、決済対象ユーザに関するユーザ情報を再び抽出するようにしてもよい。なお、ユーザDBから既に抽出されたユーザ情報とは異なるユーザ情報を検索できないか、ユーザ情報が存在しない場合、制御部130は、ユーザから直接ユーザ情報の入力を受けるプロセスを行うようにしてもよい。
それに対して、ユーザにより、抽出されたユーザ情報が決済対象ユーザのユーザ情報であることを確認する第2グラフィックオブジェクト362が選択されると、制御部130は、決済対象ユーザに対する決済プロセスを行うようにしてもよい。
なお、このような確認は、前述した方式以外に、ユーザのジェスチャーや音声認識によっても行えることは言うまでもない。
このように、決済対象ユーザは、ディスプレイ部12に出力された情報に基づいて、ユーザ自身が決済対象ユーザとして特定されたことを確認すると共に、ユーザ自身に関するユーザ情報が正確に抽出されたか否かを確認することができる。
ステップS220及びS230においては、カメラ11から受信した画像に複数の顔画像が含まれる場合、複数の顔画像から決済対象ユーザとして特定された顔画像に対応するユーザ情報を抽出する方法について説明した。
しかし、本発明において、ユーザ情報を抽出する時点は、必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、本発明において、制御部130は、画像から複数の顔画像がセンシングされると、センシングされた複数の顔画像にそれぞれ対応するユーザ情報を全て抽出するようにしてもよい。この場合、制御部130は、センシングされた複数の顔画像と、抽出されたユーザ情報の少なくとも一部を共にディスプレイ部12に出力するようにしてもよい。この場合、決済対象ユーザが特定される前であっても、複数の顔画像と、それぞれの顔画像に対応するユーザ情報(例えば、名前情報など)を共にディスプレイ部12に出力することができる。よって、複数のユーザは、電子機器10によりユーザ自身が正確に認識されたか否かを確認することができる。このように、複数の顔画像にそれぞれ対応するユーザ情報が全て抽出された場合、ステップS230による決済対象ユーザに対応するユーザ情報を抽出する過程は省略してもよい。
一方、制御部130は、ユーザから再び顔認識が要求されると、カメラ11から新たに画像を受信し、顔認識過程をいつでも新たに行うことができる。
前述したように、決済対象ユーザの特定が完了し、決済対象ユーザのユーザ情報が抽出されると、本発明においては、決済対象ユーザに対する決済プロセスを行うステップが行われる(S240)。
図3cの(b)に示すように、制御部130は、決済対象ユーザに対する決済対象金額の電子決済を行うことができる。ここで、決済対象金額の特定は、決済対象ユーザを特定する前に行ってもよく、決済対象ユーザを特定した後に行ってもよい。
決済対象ユーザにより決済プロセスが行われると、決済対象金額の支払いが完了する。
本発明において、電子決済プロセスを行う方法は、特に限定されるものではなく、商取引で通用される決済方法であれば、様々な方法を適用することができる。
一例として、制御部130は、ユーザDBに保存され、決済対象ユーザと連携した決済手段情報(例えば、クレジットカード情報、携帯電話情報、社番情報、口座情報など)を用いて、決済対象金額の決済を行うことができる。この場合、制御部130は、決済対象ユーザの認証のために、追加情報の入力を要求するようにしてもよい。ここで、追加情報は、決済対象ユーザの個人情報(例えば、決済のために設定されたパスワード、電話番号など)、生体情報などである。
他の例として、制御部130は、決済対象ユーザにより支払われる現金又はカード(クレジットカード、デビットカード(チェックカード、直払カード)、ギフトカードなど)を用いて決済対象金額の決済を行うことができる。
本発明において、決済方法は、決済対象ユーザの選択に基づいて特定されるようにすることができる。図示していないが、決済対象ユーザが特定されると、ディスプレイ部12に決済方法の選択を受けるための情報を出力するようにしてもよい。このような情報の出力により、制御部130は、決済対象ユーザが希望する決済方法で決済対象金額の決済を行うことができる。
一方、制御部130は、図3cの(b)に示すように、決済対象ユーザにより決済対象金額の支払いが完了すると、すなわち決済プロセスが完了すると、決済が完了したことを通知する案内情報370をディスプレイ部12に出力することができる。一方、このような案内情報は、同図に示すように必ずしも視覚的な情報に限定されるものではなく、聴覚的な情報又は触覚的な情報からなるようにしてもよいことは言うまでもない。
前述したように、本発明による電子決済方法及びシステムは、カメラを用いて複数のユーザを認識し、認識された複数のユーザ全体を潜在的な決済対象ユーザとして特定することができる。このように、本発明は、必ずしも1人のユーザのみのための決済プロセスを提供するのではなく、1人以上のユーザに対する決済プロセスを提供することができる。また、本発明による電子決済方法及びシステムは、ゲーム要素を加味して潜在的な複数の決済対象ユーザから最終の決済ユーザを選定することにより、ユーザに楽しさを提供することができる。
以下、添付図面を参照して、決済対象ユーザを特定する過程についてより具体的に説明する。図4~図7は、決済対象ユーザを特定する過程を説明するための概念図である。
本発明において、複数のユーザの中から何人のユーザを決済対象ユーザとして特定するかは、制御部130の制御の下で又はユーザの選択に基づいて決定することができる。
制御部130は、カメラ11から受信した画像に含まれる複数のユーザの中から、ユーザ入力により特定された数だけのユーザを決済対象ユーザとして特定することができる。
例えば、制御部130は、ユーザから決済対象ユーザとして特定するユーザの数の入力を受けることができる。図4の(a)に示すように、ユーザ1000は、音声により、ユーザの数を特定することができる。制御部130は、カメラ11により画像を受信すると共に、電子機器10に備えられたマイク(図示せず)により電子機器10の周辺の声をセンシングすることができる。また、制御部130は、センシングされた声から電子決済に関する情報を抽出し、抽出された情報を電子決済に活用することができる。
一方、制御部130は、音声案内により、何人のユーザを決済対象ユーザとして特定するかを質問することができる。また、制御部130は、マイクから受信する音声から、決済対象ユーザの数に関する情報を抽出し、その数だけのユーザを決済対象ユーザとして特定することができる。
例えば、図4の(a)に示すように、ユーザ1000から「2人を選んで!」という音声を受信すると、制御部130は、図4の(b)に示すように、画像からセンシングされた複数のユーザの中から2人のユーザを決済対象ユーザとして特定することができる。制御部130は、図4の(b)に示すように、特定された複数の決済対象ユーザに関する情報410、420をディスプレイ部12上に提供することができる。
そして、制御部130は、図4の(c)に示すように、特定された複数の決済対象ユーザに対して、それぞれ電子決済プロセスを行うことができる。
以上、ユーザの音声に基づくユーザ入力を受信する方法について説明したが、本発明においては、ユーザ入力を受信する方法についてその種類を特に限定しない。制御部130は、ディスプレイ部12へのタッチ入力や、その他の入力手段による入力により、決済対象ユーザの数に関する情報を受信することができる。
一方、複数のユーザが決済対象ユーザとして特定された場合も、図2、図3a、図3b及び図3cを参照して説明したプロセスを同様に適用できることは当業者にとって自明であろう。
前述したように、本発明においては、カメラ11により複数のユーザがセンシングされた場合、センシングされた複数のユーザの少なくとも1人を決済対象ユーザとして特定することができる。この場合、制御部130は、予め設定されたアルゴリズムに基づいて、カメラ11により認識された複数の顔画像から少なくとも1つの顔画像を選択し、選択された顔画像に対応するユーザを決済対象ユーザとして特定することができる。
一方、制御部130は、異なる予め設定されたアルゴリズムのいずれかにより決済対象ユーザを特定することができ、どのアルゴリズムにより決済対象ユーザを特定するかは、ユーザからの入力に基づいて行うことができる。
ここで、予め設定されたアルゴリズムは、複数のユーザの数より少ない数のユーザを決済対象ユーザとして特定するように設計されたアルゴリズムである。このようなアルゴリズムによれば、例えば5人のユーザが認識された場合、最大4人のユーザを決済対象ユーザとして特定することができる。
予め設定されたアルゴリズムは、ゲームアルゴリズム、例えば、あみだくじゲームやルーレットゲームなどを提供するアルゴリズムであってもよい。本発明において、予め設定されたアルゴリズムに対応するゲームは、複数の対象から少なくとも1つを選択するゲームであれば、その種類が特に限定されるものではない。
なお、本発明においては、ユーザからゲームの種類の選択を受け、選択されたゲームに対応するアルゴリズムにより、決済対象ユーザを特定することができる。このように、ゲームの種類の選択を受ける過程は、ゲームの実行を設定又はセッティングする過程といえる。
図5に示すように、制御部130は、実行可能なゲームの情報510をディスプレイ部12に出力することができる。ゲームの情報510には、異なるゲームにそれぞれ対応する項目511、512が含まれるようにしてもよい。制御部130は、出力された項目の中からユーザにより選択された項目に対応するゲームを特定し、特定されたゲームに対応するアルゴリズムにより決済対象ユーザを特定することができる。
一方、ゲームの選択を受ける方法としては、前述した方式以外にも、様々な方式(例えば、音声認識方式など)を採用することができる。
また、図5に示すように、制御部130は、ゲームの種類の選択を受けると共に、ディスプレイ部(又はタッチスクリーン)12へのユーザ入力により、決済対象ユーザの数の選択を受けることができる。ディスプレイ部12には、決済対象ユーザの数の入力を受けるための入力領域520を提供することができる。
一方、前述したように、ディスプレイ部12には、複数のユーザの少なくとも1人を決済対象ユーザとして特定するための過程が行われていることを通知するガイド情報を出力することができる。
このようなガイド情報は、図6及び図7に示すように、ユーザにより選択された又は制御部130の制御の下で選択されたゲームの過程を視覚的に表現した情報であってもよい。
制御部130は、カメラ11から受信した画像から複数の顔画像が抽出されると、抽出された複数の顔画像を用いてゲームの過程を視覚的に表現したガイド情報を生成することができる。
本発明において、制御部130は、複数の顔画像をゲームに対応する予め設定されたアルゴリズムの入力値として入力し、その入力値によりアルゴリズムが進む過程を、図6及び図7に示すようにガイド情報として提供することができる。
一例として、ルーレットゲームが進むと、図6の(a)に示すように、ルーレットゲーム領域600に複数の顔画像620が含まれるようにしてもよい。また、制御部130は、ルーレットゲームに対応するアルゴリズムによりいずれかの顔画像621が選択されると、選択された結果に関する情報630を図6の(b)に提供することができる。
他の例として、あみだくじゲームが進むと、図7の(a)に示すように、あみだくじゲーム領域700に複数の顔画像710が含まれるようにしてもよい。また、制御部130は、あみだくじゲームに対応するアルゴリズムによりいずれかの顔画像711が選択されると、選択された結果に関する情報720を図7の(b)に提供することができる。
一方、このように、予め設定されたアルゴリズムにより少なくとも1つの顔画像が特定されると、制御部130は、ユーザDBから特定された顔画像に対応するユーザ情報を抽出することにより、特定された顔画像に対応する決済対象ユーザを特定することができる。また、前述したように、特定された決済対象ユーザに対する決済プロセスを行うことができる。
このように、本発明においては、決済対象ユーザが特定される過程をゲームの形式で示すことにより、ユーザが直接参加してゲームを楽しむのと同じ経験を提供することができる。また、決済対象ユーザは、視覚的に提供されるゲームの過程により、どのようにして複数のユーザの中からユーザ自身が決済者として選択されたかを明確に認知することができる。
以上、複数のユーザの少なくとも1人を決済対象ユーザとして特定する方法について説明した。また、本発明においては、カメラ11により認識されたユーザ全体を決済対象ユーザとして特定することもできる。以下、添付図面を参照して、認識されたユーザ全体を決済対象ユーザとして特定する方法についてより具体的に説明する。図8a、図8b及び図9は、本発明の他の形態による電子決済方法及びシステムを説明するための概念図である。
図8aの(a)に示すように、カメラ11の周辺には、1人又は複数のユーザ1000(1000a、1000b、1000c、1000d、1000e)が位置する。制御部130は、少なくとも1つの顔認識アルゴリズムを用いて、カメラ11から受信した画像からユーザの顔画像を検出する。
よって、図8aの(b)に示すように、ディスプレイ部12には、カメラ11から受信した画像からセンシングされた顔画像が含まれるようになる。制御部130は、センシングされたユーザに関する情報を提供するために、センシングされた顔画像をディスプレイ部12に出力することができる。
画像から複数の顔画像がセンシングされると、制御部130は、複数の顔画像にそれぞれ対応するユーザ情報を抽出することができる。制御部130は、複数の顔画像にそれぞれ対応する複数のユーザ全体を決済対象ユーザとして特定し、特定された複数のユーザにそれぞれ対応するユーザ情報をユーザDBから抽出する。
前述したように、ユーザDBは、「ユーザに関する情報」、「ユーザの身元情報」又は「ユーザの識別情報」を含むデータベースと理解される。
ユーザDBは、保存部120、外部データベース140及びクラウドサーバの少なくとも1つに含まれるようにしてもよい。
制御部130は、ユーザDBから、画像に含まれる複数の顔画像にそれぞれ対応するユーザ(又は人物)を検索し、検索された人物にマッチングされたユーザ情報を抽出することができる。
前述したように、ユーザ情報には、それぞれのユーザに該当する人の名前、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、アカウント情報、社番、ID、顔画像、生体情報(指紋情報、虹彩情報など)、参照顔画像、電子機器の識別情報、日程(スケジュール)、決済手段情報(口座番号、クレジットカード番号、デビットカード番号など)に関する情報の少なくとも1つが含まれる。
制御部130は、カメラ11により取得された複数の顔画像のそれぞれと、ユーザDBに保存された参照顔画像とを比較し、複数の顔画像のそれぞれに対応する参照顔画像にマッチングされた複数のユーザ(又は人物)を検索することができる。また、制御部130は、検索された複数のユーザを複数の決済対象ユーザとして特定することができる。
一方、複数の顔画像にそれぞれ対応するユーザ情報の抽出が完了すると、制御部130は、図8bの(a)に示すように、抽出されたユーザ情報の少なくとも一部(例えば、名前情報)を複数の顔画像811、812、813、814、815とマッチングさせて出力することができる。よって、ユーザは、ユーザ自身の情報が正確に抽出されたか否かを確認することができる。
制御部130は、複数の顔画像にそれぞれ対応するユーザ情報が抽出されると、複数の顔画像にそれぞれ対応するユーザ全体を決済対象ユーザとして特定することができる。このように、決済対象ユーザとして特定されたユーザが複数である場合、制御部130は、複数の決済対象ユーザとそれぞれ連携した複数の電子決済手段により決済対象金額の少なくとも一部がそれぞれ決済されるようにする決済プロセスを行うことができる。
このように、制御部130は、複数の顔画像に含まれる複数のユーザ全体が決済対象ユーザとして特定されると、既に特定された決済対象金額を前記複数のユーザの数に基づいて分割することができる。また、前記複数のユーザのそれぞれのユーザ情報と連携した複数の電子決済手段により、分割された決済対象金額の決済を行うことができる。
このとき、制御部130は、ディスプレイ部12などにより、分割された決済対象金額に関する情報を提供することができる。例えば、図9の(a)に示すように、複数の顔画像911、912、913、914、915の周辺には、決済対象金額のうち複数の顔画像911、912、913、914、915にそれぞれ対応するユーザにより支払われるべき一部の決済対象金額に関する情報920が表示されるようにしてもよい。
制御部130は、様々な基準に基づいて、決済対象金額を分割することができる。一例として、制御部130は、決済対象金額を決済対象ユーザの数だけ均等に分割するようにしてもよい。例えば、決済対象金額が10,000ウォンであり、決済対象ユーザが5人である場合、制御部130は、図9の(a)に示すように、決済対象金額10,000ウォンを5等分し、5人のユーザがそれぞれ2,000ウォンずつ支払うようにする決済プロセスを行うようにしてもよい。この場合、制御部130は、決済対象金額を決済対象ユーザの数だけn等分し、それぞれのユーザが決済する金額を特定する。
他の例として、制御部130は、カメラ11から受信した画像に含まれる複数の顔画像の位置及び面積の少なくとも一方に基づいて、複数の決済対象ユーザによりそれぞれ支払われるべき決済対象金額を決定するようにしてもよい。
例えば、制御部130は、図9の(b)に示すように、複数の顔画像931、932、933、934、935の中から、カメラ11から受信した画像に占める面積が最も大きい顔画像931を特定するようにしてもよい。また、制御部130は、複数の決済対象ユーザのうち、特定された顔画像931に対応する決済対象ユーザに対する決済対象金額の方を他の決済対象ユーザより大きく設定するようにしてもよい。
よって、ユーザは、決済金額を割り当てるために電子機器10に対して入力を行わなくても、カメラ11に近づくか又はカメラ11から遠ざかることにより、決済対象金額を自由に調整することができる。
一方、制御部130は、決済対象金額が確定されるまでは、それぞれの顔画像がカメラ11からリアルタイムで受信する画像に占める面積に応じて、決済対象金額を調整することができる。
このように、本発明においては、直観的でより楽しい方式で、複数のユーザに対する決済プロセスを行うことができる。
一方、前述したように、本発明において、電子決済プロセスを行う方法は、特に限定されるものではなく、商取引で通用される決済方法であれば、様々な方法を適用することができる。
一例として、制御部130は、ユーザDBに保存され、複数の決済対象ユーザとそれぞれ連携した決済手段情報(例えば、クレジットカード情報、携帯電話情報、社番情報、口座情報など)を用いて、決済対象金額の決済を行うことができる。この場合、制御部130は、決済対象ユーザの認証のために、追加情報の入力を要求するようにしてもよい。ここで、追加情報は、決済対象ユーザの個人情報(例えば、決済のために設定されたパスワード、電話番号など)、生体情報などである。
他の例として、制御部130は、複数の決済対象ユーザにより支払われる現金又はカード(クレジットカード、デビットカード(チェックカード、直払カード)、ギフトカードなど)を用いて決済対象金額の決済を行うことができる。
一方、制御部130は、図8bの(b)に示すように、複数の決済対象ユーザにより決済対象金額の支払いが完了すると、すなわち決済プロセスが完了すると、決済が完了したことを通知する案内情報820をディスプレイ部12に出力することができる。一方、このような案内情報は、同図に示すように必ずしも視覚的な情報に限定されるものではなく、聴覚的な情報又は触覚的な情報からなるようにしてもよいことは言うまでもない。
なお、本発明において、前述したように、ゲーム方式で少なくとも1人の決済対象ユーザを選択する決済を行うか、割り勘方式で決済を行うかは、ユーザの選択に基づいて決定することができる。このような選択は、ディスプレイ部12により、又は音声認識などの方法により行うことができる。
前述したように、本発明による電子決済方法及びシステムにおいては、必ずしも1人のユーザを認識し、認識された1人のユーザのための決済プロセスを行うのではなく、複数のユーザに対する決済プロセスを行うこともできる。
よって、本発明においては、カメラ11により複数のユーザが認識されると、複数のユーザを潜在的な決済対象ユーザとして判断する。しかし、電子機器10で行われる決済プロセスとは関係ない第3者がカメラ11の周辺に位置する場合、第3者が潜在的な決済対象ユーザとして含まれてしまう問題が生じる。よって、本発明においては、関係ない第3者を決済対象ユーザから排除する方法を提供する。以下、添付図面を参照してより具体的に説明する。図10及び図11は、本発明におけるユーザ認識方法を説明するための概念図である。
まず、図10の(a)に示すように、制御部130は、カメラ11から受信した画像から複数の顔画像1011、1012、1013、1014、1015がセンシングされると、センシングされた複数の顔画像1011、1012、1013、1014、1015をディスプレイ部12に出力することができる。よって、ユーザは、決済プロセスを共に行うユーザが正確に認識されたか否かを確認することができる。
次に、図10の(b)に示すように、制御部130は、ディスプレイ部12に出力された複数の顔画像1011、1012、1013、1014、1015のいずれかの顔画像1011がユーザにより選択されると、選択された顔画像1011を決済対象ユーザ(又は潜在的な決済対象ユーザ、候補決済対象ユーザ)から除外することができる。この場合、図10の(c)に示すように、ディスプレイ部12には、選択された顔画像1011に対応するユーザが決済対象ユーザから除外されたことを通知する案内情報1020が出力されるようにしてもよい。
このように、ユーザの選択に基づいて、認識された特定のユーザが除外された場合、制御部130は、選択された顔画像1011に対応する特定のユーザがカメラ11により認識されても、当該特定のユーザに対応する顔画像がディスプレイ部12にそれ以上出力されないようにすることができる。すなわち、制御部130は、前記特定のユーザが決済対象ユーザから除外された場合、前記特定のユーザの顔画像がディスプレイ部12に含まれないように、ディスプレイ部12に出力された画像をアップデートすることができる。よって、ユーザには、ディスプレイ部12上で、真の決済対象ユーザに関する情報のみ提供されるようになる。
他の方法として、制御部130は、ユーザDBから、センシングされた複数の顔画像にそれぞれ対応するユーザ情報を抽出し、当該複数のユーザ間の関係性を分析するようにしてもよい。制御部130は、ユーザDBから、複数の顔画像にそれぞれ対応する複数のユーザを特定し、特定された複数のユーザのユーザ情報を用いて、複数のユーザ間の関係性を分析するようにしてもよい。
関係性の分析に活用されるデータの種類は様々であり、例えば、制御部130は、ユーザ情報に含まれる勤務場所、勤務部署、役職、住所、誕生日、年齢、性別などの個人情報に基づいて、複数のユーザ間の関係性を分析するようにしてもよい。また、制御部130は、分析の結果から、複数のユーザのうち少なくとも1人が他のユーザに対して所定の基準の関係性条件を満たしているか否かを確認(又は判断)するようにしてもよい。
例えば、制御部130は、複数のユーザの勤務場所をそれぞれ分析し、少なくとも1人の特定のユーザの勤務場所が他のユーザの勤務場所とは異なる場合、当該特定のユーザは所定の基準の関係性条件を満たしていないと判断する。
このように、制御部130は、分析の結果、関係性条件を満たしていない特定のユーザが存在する場合、当該特定のユーザを決済対象ユーザ(又は潜在的な決済対象ユーザ、候補決済対象ユーザ)から除外することができる。
一方、制御部130は、分析の結果、関係性条件を満たしていない特定のユーザが存在する場合、当該特定のユーザを決済対象ユーザから除外するか否かの選択を受けるための情報1120、1130をディスプレイ部12に出力するようにしてもよい。
なお、ユーザの選択に基づいて、前記関係性条件を満たしていない特定のユーザが除外された場合、制御部130は、図11の(b)に示すように、当該特定のユーザに対応する顔画像1111がディスプレイ部12にそれ以上出力されないようにすることができる。すなわち、制御部130は、前記特定のユーザが決済対象ユーザから除外された場合、前記特定のユーザの顔画像がディスプレイ部12に含まれないように、ディスプレイ部12に出力された画像をアップデートすることができる。よって、ユーザには、ディスプレイ部12上で、真の決済対象ユーザに関する情報のみ提供されるようになる。
このように、本発明による電子決済方法及びシステムにおいては、誤って認識されたユーザを潜在的な決済対象ユーザから除外するプロセスを提供することにより、真の決済意図を有するユーザに対してのみ、決済プロセスを行うことができる。
前述したように、本発明による電子決済方法及びシステムは、複数のユーザが共通に決済すべき決済イベントが存在する場合、複数のユーザの顔を一度に認識するだけで、複数のユーザに対する決済プロセスを共通に行うことができる。よって、複数のユーザは、共に顔を認識させることにより、より迅速かつ簡単に決済プロセスを行うことができる。
一方、コンピュータ可読媒体は、コンピュータシステムにより読み取り可能なデータが記録されるあらゆる種類の記録装置を含む。コンピュータ可読媒体の例としては、HDD(Hard
Disk Drive)、SSD(Solid State Disk)、SDD(Silicon Disk Drive)、ROM、RAM、CD-ROM、磁気テープ、フロッピーディスク、光データ記憶装置などが挙げられる。
また、コンピュータ可読媒体は、ストレージを含み、電子機器が通信によりアクセスできるサーバ又はクラウドストレージであり得る。この場合、コンピュータは、有線又は無線通信により、サーバ又はクラウドストレージから本発明によるプログラムをダウンロードすることができる。
さらに、本発明において、前述したコンピュータは、プロセッサ、すなわち中央処理装置(Central Processing Unit, CPU)が搭載された電子機器であり、その種類は特に限定されない。
一方、本発明の詳細な説明は例示的なものであり、あらゆる面で制限的に解釈されてはならない。本発明の範囲は添付の特許請求の範囲の合理的解釈により定められるべきであり、本発明の等価的範囲内でのあらゆる変更が本発明の範囲に含まれる。
10 電子機器
11 カメラ
12 ディスプレイ部
100 電子決済システム
110 通信部
120 保存部
130 制御部
140 外部データベース

Claims (14)

  1. 電子決済システムの制御部により実行される電子決済方法であって、
    前記制御部により、カメラから受信した画像から、複数のユーザにそれぞれ対応する複数の顔画像をセンシングするステップと、
    前記制御部により、異なるアルゴリズムにそれぞれ対応する項目をディスプレイ部に出力し、前記出力された項目のいずれかの選択を受けるステップと、
    ユーザ入力に基づいて決済対象ユーザの数の選択を受けるステップと、
    前記制御部により、前記選択された項目に対応する特定のアルゴリズムを用いて、前記複数のユーザから前記決済対象ユーザの数だけ前記決済対象ユーザ特定するステップと、
    前記制御部により、ユーザDBから、前記画像に含まれる前記決済対象ユーザの顔画像を用いて、前記決済対象ユーザに対応するユーザ情報を抽出するステップと、
    前記制御部により、前記抽出されたユーザ情報を用いて、前記決済対象ユーザに対する決済プロセスを行うステップとを含むことを特徴とする電子決済方法。
  2. 前記特定するステップにおいては、
    前記制御部により、前記複数のユーザの数より少ない数のユーザを前記決済対象ユーザとして特定する前記特定のアルゴリズムに基づいて、前記決済対象ユーザを特定することを特徴とする請求項1に記載の電子決済方法。
  3. 前記特定するステップにおいては、
    前記制御部により、前記複数のユーザの少なくとも1人を前記決済対象ユーザとして特定するための過程が行われていることを通知するガイド情報を前記ディスプレイ部上に提供することを特徴とする請求項2に記載の電子決済方法。
  4. 前記ガイド情報には、
    前記画像から抽出された前記複数の顔画像の少なくとも1つが含まれることを特徴とする請求項3に記載の電子決済方法。
  5. 前記制御部により、前記決済対象ユーザの顔画像及び前記抽出されたユーザ情報の少なくとも一部を共に前記ディスプレイ部に出力し、前記抽出されたユーザ情報が前記決済対象ユーザの情報であるか否かを確認するステップをさらに含み、
    前記決済プロセスを行うステップにおいては、
    前記制御部により、前記抽出されたユーザ情報が前記決済対象ユーザの情報であることを確認するユーザ入力が受信されたことに基づいて、前記決済対象ユーザに対する決済プロセスを行うことを特徴とする請求項2に記載の電子決済方法。
  6. 電子決済システムの制御部により実行される電子決済方法であって、
    前記制御部により、カメラから受信した画像から、ユーザの顔画像をセンシングするステップと、
    前記制御部により、前記画像に、複数のユーザにそれぞれ対応する複数の顔画像が含まれる場合、前記複数のユーザの少なくとも1人を決済対象ユーザとして特定するステップと、
    前記制御部により、ユーザDBから、前記画像に含まれる前記決済対象ユーザの顔画像を用いて、前記決済対象ユーザに対応するユーザ情報を抽出するステップと、
    前記制御部により、前記抽出されたユーザ情報を用いて、前記決済対象ユーザに対する決済プロセスを行うステップとを含み、
    前記決済プロセスを行うステップにおいては、
    前記制御部により、前記決済対象ユーザと連携した電子決済手段により、既に特定された決済対象金額が支払われるようにする前記決済プロセスを行い、
    前記決済対象ユーザとして特定されたユーザが複数である場合、複数の決済対象ユーザとそれぞれ連携した複数の電子決済手段により前記決済対象金額の少なくとも一部がそれぞれ決済されるようにし、
    前記画像に含まれる前記複数の顔画像の位置及び面積の少なくとも一方に基づいて、前記複数の決済対象ユーザによりそれぞれ支払われるべき決済対象金額を決定することを特徴とする電子決済方法。
  7. 前記制御部により、前記センシングに基づいて、前記複数の顔画像が含まれる画像をディスプレイ部に出力するステップをさらに含み、
    前記複数の決済対象ユーザの顔画像の周辺には、前記決済対象金額のうち前記複数の決済対象ユーザによりそれぞれ支払われるべき前記少なくとも一部の決済対象金額に関する情報が表示されることを特徴とする請求項に記載の電子決済方法。
  8. 前記決済対象金額を決定するステップにおいては、
    前記制御部により、前記複数の決済対象ユーザの顔画像の中から、前記画像に占める面積が最も大きい顔画像を特定し、
    前記複数の決済対象ユーザのうち、前記特定された顔画像に対応する決済対象ユーザに対する決済対象金額の方を他の決済対象ユーザより大きく設定することを特徴とする請求項6に記載の電子決済方法。
  9. 前記制御部により、既に特定された決済対象金額を前記決済対象ユーザの数に基づいて分割するステップをさらに含み、
    前記決済プロセスを行うステップにおいては、
    前記制御部により、前記決済対象ユーザのそれぞれのユーザ情報と連携した複数の電子決済手段により、前記分割された決済対象金額の決済を行うことを特徴とする請求項1に記載の電子決済方法。
  10. 前記特定するステップにおいては、
    前記制御部により、前記ユーザDBから、前記複数の顔画像にそれぞれ対応するユーザ情報を抽出し、前記複数のユーザ間の関係性を分析し、
    前記分析の結果から、前記複数のユーザのうち少なくとも1人が他のユーザに対して所定の基準の関係性条件を満たしているか否かを確認することを特徴とする請求項1に記載の電子決済方法。
  11. 前記特定するステップにおいては、
    前記制御部により、前記分析の結果、前記関係性条件を満たしていない特定のユーザが存在する場合、前記特定のユーザを前記決済対象ユーザから除外することを特徴とする請求項10に記載の電子決済方法。
  12. 前記分析の結果、前記関係性条件を満たしていない特定のユーザが存在する場合、前記特定のユーザを前記決済対象ユーザから除外するか否かの選択を受けるための情報を前記ディスプレイ部に出力することを特徴とする請求項11に記載の電子決済方法。
  13. カメラと、
    ユーザDBを保存する保存部と、
    前記カメラから受信した画像に、複数のユーザにそれぞれ対応する複数の顔画像が含まれる場合、前記複数のユーザの少なくとも1人を決済対象ユーザとして特定する制御部とを含み、
    前記制御部は、
    異なるアルゴリズムにそれぞれ対応する項目をディスプレイ部に出力し、前記出力された項目のいずれかの選択を受け、
    ユーザ入力に基づいて決済対象ユーザの数の選択を受け、
    前記選択された項目に対応するアルゴリズムを用いて、前記複数のユーザから前記決済対象ユーザの数だけ前記決済対象ユーザを特定し、
    前記保存部に保存されたユーザDBから、前記画像に含まれる前記決済対象ユーザの顔画像を用いて、前記決済対象ユーザに対応するユーザ情報を抽出し、
    抽出されたユーザ情報を用いて、前記決済対象ユーザに対する決済プロセスを行うことを特徴とする電子決済システム。
  14. カメラから受信した画像から、複数のユーザにそれぞれ対応する複数の顔画像をセンシングするステップと、
    異なるアルゴリズムにそれぞれ対応する項目をディスプレイ部に出力し、前記出力された項目のいずれかの選択を受けるステップと、
    ユーザ入力に基づいて決済対象ユーザの数の選択を受けるステップと、
    前記選択された項目に対応するアルゴリズムを用いて、前記複数のユーザから前記決済対象ユーザの数だけ前記決済対象ユーザ特定するステップと、
    ユーザDBから、前記画像に含まれる前記決済対象ユーザの顔画像を用いて、前記決済対象ユーザに対応するユーザ情報を抽出するステップと、
    抽出されたユーザ情報を用いて、前記決済対象ユーザに対する決済プロセスを行うステップとを実行させるコマンドを含むプログラム。
JP2022010172A 2021-01-29 2022-01-26 電子決済方法及びシステム Active JP7352670B2 (ja)

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