JP7350857B2 - インター予測のためのエンコーダ、デコーダ、および対応する方法 - Google Patents
インター予測のためのエンコーダ、デコーダ、および対応する方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7350857B2 JP7350857B2 JP2021530209A JP2021530209A JP7350857B2 JP 7350857 B2 JP7350857 B2 JP 7350857B2 JP 2021530209 A JP2021530209 A JP 2021530209A JP 2021530209 A JP2021530209 A JP 2021530209A JP 7350857 B2 JP7350857 B2 JP 7350857B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- search space
- space position
- check
- search
- matching cost
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N19/00—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
- H04N19/50—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
- H04N19/503—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving temporal prediction
- H04N19/51—Motion estimation or motion compensation
- H04N19/57—Motion estimation characterised by a search window with variable size or shape
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N19/00—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
- H04N19/50—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
- H04N19/503—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving temporal prediction
- H04N19/51—Motion estimation or motion compensation
- H04N19/56—Motion estimation with initialisation of the vector search, e.g. estimating a good candidate to initiate a search
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N19/00—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
- H04N19/50—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
- H04N19/503—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving temporal prediction
- H04N19/51—Motion estimation or motion compensation
- H04N19/577—Motion compensation with bidirectional frame interpolation, i.e. using B-pictures
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N19/00—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
- H04N19/60—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding
- H04N19/61—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding in combination with predictive coding
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
Description
探索空間位置のうちの1つの整合コストが一時的最小整合コストよりも小さいとき、探索空間位置のうちの1つの整合コストを一時的最小整合コストとして設定することと、
探索空間位置のうちの最後の1つが検査された後、一時的最小整合コストを最小整合コストとして設定することとを備える。
探索空間位置のうちの最後の1つが検査された後、一時的最小整合コストを最小整合コストとして設定するように構成される。
図2は、本出願の技法を実施するように構成される例示的なビデオエンコーダ20の概略ブロック図を示す。図2の例では、ビデオエンコーダ20は、入力部201(または、入力インターフェース201)、残差計算ユニット204、変換処理ユニット206、量子化ユニット208、逆量子化ユニット210および逆変換処理ユニット212、再構成ユニット214、ループフィルタユニット220、復号ピクチャバッファ(DPB:Decoded Picture Buffer)230、モード選択ユニット260、エントロピー符号化ユニット270、ならびに出力部272(または、出力インターフェース272)を備える。モード選択ユニット260は、インター予測ユニット244、イントラ予測ユニット254、および区分ユニット262を含んでよい。インター予測ユニット244は、動き推定ユニットおよび動き補償ユニット(図示せず)を含んでよい。図2に示すようなビデオエンコーダ20は、ハイブリッドビデオエンコーダ、すなわちハイブリッドビデオコーデックによるビデオエンコーダと呼ばれることもある。
エンコーダ20は、ピクチャ17(または、ピクチャデータ17)、たとえば、ビデオまたはビデオシーケンスを形成するピクチャのシーケンスのピクチャを、たとえば、入力部201を介して受信するように構成され得る。受信されるピクチャまたはピクチャデータはまた、前処理済みのピクチャ19(または、前処理済みのピクチャデータ19)であってよい。簡単のために、以下の説明はピクチャ17を参照する。ピクチャ17は、現在のピクチャ、または(同じビデオシーケンス、すなわち、やはり現在のピクチャを備えるビデオシーケンスの、他のピクチャ、たとえば、前に符号化および/または復号されたピクチャから、現在のピクチャを区別するために、ビデオコーディングでは特に)コーディングされるべきピクチャと呼ばれることもある。
残差計算ユニット204は、たとえば、サンプルごとに(ピクセルごとに)ピクチャブロック203のサンプル値から予測ブロック265のサンプル値を減算することによって、ピクチャブロック203および予測ブロック265(予測ブロック265についてのさらなる詳細は後で提供される)に基づいて残差ブロック205(残差205とも呼ばれる)を計算して、サンプル領域における残差ブロック205を取得するように構成され得る。
変換処理ユニット206は、残差ブロック205のサンプル値に対して変換、たとえば、離散コサイン変換(DCT)または離散サイン変換(DST)を適用して、変換領域における変換係数207を取得するように構成され得る。変換係数207は、変換残差係数と呼ばれることもあり、変換領域における残差ブロック205を表してよい。
量子化ユニット208は、たとえば、スカラー量子化またはベクトル量子化を適用することによって、変換係数207を量子化して量子化係数209を取得するように構成され得る。量子化係数209は、量子化変換係数209または量子化残差係数209と呼ばれることもある。
逆量子化ユニット210は、たとえば、量子化ユニット208と同じ量子化ステップサイズに基づいて、またはそれを使用して、量子化ユニット208によって適用される量子化方式の逆を適用することによって、量子化係数に対して量子化ユニット208の逆量子化を適用して逆量子化係数211を取得するように構成される。逆量子化係数211は、逆量子化残差係数211と呼ばれることもあり、- 量子化による損失に起因して通常は変換係数と同一でないが、- 変換係数207に対応し得る。
逆変換処理ユニット212は、変換処理ユニット206によって適用される変換の逆変換、たとえば、逆離散コサイン変換(DCT)もしくは逆離散サイン変換(DST)、または他の逆変換を適用して、サンプル領域における再構成残差ブロック213(または、対応する逆量子化係数213)を取得するように構成される。再構成残差ブロック213は、変換ブロック213と呼ばれることもある。
再構成ユニット214(たとえば、加算回路(adder)または加算器(summer)214)は、たとえば、再構成残差ブロック213のサンプル値と予測ブロック265のサンプル値とを- サンプルごとに- 加算することによって、変換ブロック213(すなわち、再構成残差ブロック213)を予測ブロック265に加算してサンプル領域における再構成ブロック215を取得するように構成される。
ループフィルタユニット220(または、ショート「ループフィルタ」220)は、再構成ブロック215をフィルタ処理してフィルタ処理済みのブロック221を取得するように、または概して、再構成サンプルをフィルタ処理してフィルタ処理済みのサンプル値を取得するように構成される。ループフィルタユニットは、たとえば、ピクセル遷移を平滑化するか、またはビデオ品質を別の方法で改善するように構成される。ループフィルタユニット220は、デブロッキングフィルタ、サンプル適応型オフセット(SAO:sample-adaptive offset)フィルタ、または1つもしくは複数の他のフィルタ、たとえば、適応型ループフィルタ(ALF:adaptive loop filter)、ノイズ抑圧フィルタ(NSF:noise suppression filter)、あるいはそれらの任意の組合せなどの、1つまたは複数のループフィルタを備えてよい。一例では、ループフィルタユニット220は、デブロッキングフィルタ、SAOフィルタ、およびALFフィルタを備えてよい。フィルタ処理プロセスの順序は、デブロッキングフィルタ、SAO、およびALFであってよい。別の例では、クロマスケーリング付きルーママッピング(LMCS:luma mapping with chroma scaling)(すなわち、適応型ループ内再成型器)と呼ばれるプロセスが追加される。このプロセスはデブロッキングの前に実行される。別の例では、デブロッキングフィルタプロセスはまた、内部のサブブロックエッジ、たとえば、アフィンサブブロックエッジ、ATMVPサブブロックエッジ、サブブロック変換(SBT:sub-block transform)エッジ、およびイントラ下位区分(ISP:intra sub-partition)エッジに適用されてよい。ループフィルタユニット220はループ内フィルタであるものとして図2に示されるが、他の構成では、ループフィルタユニット220は、ループ後フィルタとして実装されてよい。フィルタ処理済みのブロック221は、フィルタ処理済みの再構成ブロック221と呼ばれることもある。
復号ピクチャバッファ(DPB)230は、ビデオエンコーダ20によってビデオデータを符号化するための、参照ピクチャまたは概して参照ピクチャデータを記憶するメモリであってよい。DPB230は、同期DRAM(SDRAM)を含むダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、磁気抵抗RAM(MRAM)、抵抗性RAM(RRAM)、または他のタイプのメモリデバイスなどの、様々なメモリデバイスのうちのいずれかによって形成され得る。復号ピクチャバッファ(DPB)230は、1つまたは複数のフィルタ処理済みのブロック221を記憶するように構成され得る。復号ピクチャバッファ230は、以前にフィルタ処理された他のブロック、たとえば、同じ現在のピクチャの、または異なるピクチャの、以前に再構成およびフィルタ処理されたブロック221、たとえば、以前に再構成されたピクチャを記憶するようにさらに構成されてよく、たとえば、インター予測のために、以前に再構成すなわち復号された全体的なピクチャ(ならびに、対応する参照ブロックおよびサンプル)、および/または部分的に再構成された現在のピクチャ(ならびに、対応する参照ブロックおよびサンプル)を提供し得る。たとえば、再構成ブロック215が、ループフィルタユニット220によってフィルタ処理されていないか、または再構成ブロックもしくはサンプルのさらに処理された任意の他のバージョンである場合、復号ピクチャバッファ(DPB)230はまた、1つまたは複数のフィルタ処理されていない再構成ブロック215、または概して、フィルタ処理されていない再構成サンプルを、記憶するように構成されてもよい。
モード選択ユニット260は、区分ユニット262、インター予測ユニット244、およびイントラ予測ユニット254を備え、元のピクチャデータ、たとえば、元のブロック203(現在のピクチャ17の現在のブロック203)、ならびに同じ(現在の)ピクチャの、かつ/あるいは1つまたは複数の以前に復号されたピクチャからの、たとえば、復号ピクチャバッファ230または他のバッファ(たとえば、図示しないラインバッファ)からの、再構成ピクチャデータ、たとえば、フィルタ処理された再構成済みのサンプルもしくはブロック、および/またはフィルタ処理されていない再構成済みのサンプルもしくはブロックを、受信または取得するように構成される。再構成ピクチャデータは、予測ブロック265または予測子265を取得するために、予測、たとえば、インター予測またはイントラ予測のための、参照ピクチャデータとして使用される。
区分ユニット262は、ビデオシーケンスからのピクチャをコーディングツリーユニット(CTU)のシーケンスに区分するように構成されてよく、区分ユニット262は、コーディングツリーユニット(CTU)203をより小さい区分、たとえば、正方形または長方形のサイズのより小さいブロックに、区分(すなわち分割)し得る。3つのサンプルアレイを有するピクチャの場合、CTUは、クロマサンプルの2つの対応するブロックと一緒に、ルーマサンプルのN×Nブロックから構成される。CTUの中のルーマブロックの最大許容サイズは、策定中の多用途ビデオコーディング(VVC)では128×128となるように指定されるが、将来において128×128ではない値、たとえば、256×256となるように指定されることがある。ピクチャのCTUは、スライス/タイルグループ、タイル、またはブリックとして、クラスタ化/グループ化されてよい。タイルはピクチャの長方形領域をカバーし、タイルは1つまたは複数のブリックに分割されることがある。ブリックは、タイル内のいくつかのCTU行から構成される。複数のブリックに区分されないタイルは、ブリックと呼ばれることがある。しかしながら、ブリックは、タイルの真のサブセットであり、タイルとは呼ばれない。VVCにおいてサポートされる、タイルグループの2つのモード、すなわち、ラスタ走査スライス/タイルグループモード、および長方形スライスモードがある。ラスタ走査タイルグループモードでは、スライス/タイルグループは、ピクチャのタイルラスタ走査の際にタイルのシーケンスを含む。長方形スライスモードでは、スライスは、ピクチャの長方形領域を集合的に形成する、ピクチャのいくつかのブリックを含む。長方形スライス内のブリックは、スライスのブリックラスタ走査の順序をなす。これらのより小さいブロック(サブブロックと呼ばれることもある)は、一層小さい区分にさらに区分され得る。このことはまた、ツリー区分または階層的ツリー区分と呼ばれ、たとえば、ルートツリーレベル0(階層レベル0、深度0)における、ルートブロックは、再帰的に区分されてよく、たとえば、次に低いツリーレベルの2つ以上のブロック、たとえば、ツリーレベル1(階層レベル1、深度1)におけるノードに区分されてよく、これらのブロックは再び、たとえば、終結基準が充足されており
、たとえば、最大ツリー深度または最小ブロックサイズに到達したので、区分が終結されるまで、次に低いレベルの2つ以上のブロック、たとえば、ツリーレベル2(階層レベル2、深度2)などに区分されてよい。それ以上区分されないブロックは、ツリーのリーフブロックまたはリーフノードとも呼ばれる。2つの区分への区分を使用するツリーは2分木(BT:Binary-Tree)と呼ばれ、3つの区分への区分を使用するツリーは3分木(TT:Ternary-Tree)と呼ばれ、4つの区分への区分を使用するツリーは4分木(QT:Quad-Tree)と呼ばれる。
イントラ予測モードのセットは、たとえば、HEVCにおいて規定されるように、35個の異なるイントラ予測モード、たとえば、DC(または、平均)モードおよび平面モードのような全方向性モード、もしくは方向性モードを備えてよく、または、たとえば、VVCのために規定されるように、67個の異なるイントラ予測モード、たとえば、DC(または、平均)モードおよび平面モードのような全方向性モード、もしくは方向性モードを備えてよい。一例として、たとえば、VVCにおいて規定されるように、非正方形ブロックに対して、いくつかの従来の角度イントラ予測モードは、広角度イントラ予測モードと適応的に置き換えられる。別の例として、DC予測のための除算演算を回避するために、長い方の側部だけが、非正方形ブロックに対して平均を算出するために使用される。そして、平面モードのイントラ予測の結果は、位置依存イントラ予測組合せ(PDPC:position dependent intra prediction combination)法によって、さらに修正され得る。
インター予測モードのセット(または、可能なインター予測モード)は、利用可能な参照ピクチャ(すなわち、たとえば、DBP230の中に記憶されている、少なくとも部分的に復号された、以前のピクチャ)、ならびに他のインター予測パラメータ、たとえば、最良に整合する参照ブロックを求めて探索するために参照ピクチャ全体が使用されるのか、それとも一部のみ、たとえば、参照ピクチャの現在のブロックのエリアの周囲の探索ウィンドウエリアが使用されるのか、ならびに/または、たとえば、ピクセル補間、たとえば、ハーフペル補間/セミペル補間、クォーターペル補間および/もしくは1/16ペル補間が適用されるか否かに依存する。
エントロピー符号化ユニット270は、量子化係数209、インター予測パラメータ、イントラ予測パラメータ、ループフィルタパラメータ、および/または他のシンタックス要素に対して、たとえば、エントロピー符号化アルゴリズムまたはエントロピー符号化方式(たとえば、可変長コーディング(VLC)方式、コンテキスト適応型VLC方式(CAVLC)、算術コーディング方式、2値化方式、コンテキスト適応型バイナリ算術コーディング(CABAC)、シンタックスベースコンテキスト適応型バイナリ算術コーディング(SBAC)、確率区間区分エントロピー(PIPE)コーディング、または別のエントロピー符号化方法または技法)、あるいはバイパス(圧縮なし)を適用して、たとえば、符号化ビットストリーム21の形式で、出力部272を介して出力され得る符号化ピクチャデータ21を取得するように構成され、その結果、たとえば、ビデオデコーダ30は、復号のためにパラメータを受信および使用し得る。符号化ビットストリーム21は、ビデオデコーダ30へ送信されてよく、または後でビデオデコーダ30によって送信するかまたは取り出すためにメモリの中に記憶されてもよい。
図3は、この本出願の技法を実施するように構成されるビデオデコーダ30の一例を示す。ビデオデコーダ30は、たとえば、エンコーダ20によって符号化された、符号化ピクチャデータ21(たとえば、符号化ビットストリーム21)を受信して、復号ピクチャ331を取得するように構成される。符号化ピクチャデータまたはビットストリームは、符号化ピクチャデータを復号するための情報、たとえば、符号化ビデオスライス(および/または、タイルグループもしくはタイル)のピクチャブロックを表すデータ、および関連するシンタックス要素を備える。
エントロピー復号ユニット304は、ビットストリーム21(または概して、符号化ピクチャデータ21)を構文解析し、たとえば、符号化ピクチャデータ21へのエントロピー復号を実行して、たとえば、量子化係数309および/または復号されたコーディングパラメータ(図3に示さず)、たとえば、インター予測パラメータ(たとえば、参照ピクチャインデックスおよび動きベクトル)、イントラ予測パラメータ(たとえば、イントラ予測モードまたはインデックス)、変換パラメータ、量子化パラメータ、ループフィルタパラメータ、および/または他のシンタックス要素のうちのいずれかまたはすべてを取得するように構成される。エントロピー復号ユニット304は、エンコーダ20のエントロピー符号化ユニット270に関して説明したような符号化方式に対応する復号アルゴリズムまたは復号方式を適用するように構成され得る。エントロピー復号ユニット304は、モード適用ユニット360にインター予測パラメータ、イントラ予測パラメータ、および/または他のシンタックス要素を、またデコーダ30の他のユニットに他のパラメータを提供するように、さらに構成され得る。ビデオデコーダ30は、ビデオスライスレベルおよび/またはビデオブロックレベルにおいてシンタックス要素を受信し得る。スライスおよびそれぞれのシンタックス要素に加えて、またはそれらの代替として、タイルグループおよび/またはタイルならびにそれぞれのシンタックス要素が受信および/または使用され得る。
逆量子化ユニット310は、(たとえば、エントロピー復号ユニット304によって、たとえば、構文解析および/または復号することによって)符号化ピクチャデータ21から量子化パラメータ(QP)(または概して、逆量子化に関係する情報)および量子化係数を受信し、量子化パラメータに基づいて、復号された量子化係数309に対して逆量子化を適用して、変換係数311と呼ばれることもある逆量子化係数311を取得するように構成され得る。逆量子化プロセスは、量子化の程度、および同様に、適用されるべき逆量子化の程度を決定するために、ビデオスライス(または、タイルもしくはタイルグループ)の中のビデオブロックごとの、ビデオエンコーダ20によって決定された量子化パラメータの使用を含んでよい。
逆変換処理ユニット312は、変換係数311とも呼ばれる逆量子化係数311を受信し、サンプル領域における再構成残差ブロック213を取得するために逆量子化係数311に変換を適用するように構成され得る。再構成残差ブロック213は、変換ブロック313と呼ばれることもある。変換は、逆変換、たとえば、逆DCT変換、逆DST変換、逆整数変換、または概念的に類似の逆変換プロセスであってよい。逆変換処理ユニット312は、逆量子化係数311に適用されるべき変換を決定するために、(たとえば、エントロピー復号ユニット304によって、たとえば、構文解析および/または復号することによって)符号化ピクチャデータ21から変換パラメータまたは対応する情報を受信するようにさらに構成され得る。
再構成ユニット314(たとえば、加算回路(adder)または加算器(summer)314)は、たとえば、再構成残差ブロック313のサンプル値と予測ブロック365のサンプル値とを加算することによって、予測ブロック365に再構成残差ブロック313を加算して、サンプル領域における再構成ブロック315を取得するように構成され得る。
(コーディングループの中またはコーディングループの後のいずれかの)ループフィルタユニット320は、たとえば、ピクセル遷移を平滑化するか、またはビデオ品質を別の方法で改善するために、再構成ブロック315をフィルタ処理してフィルタ処理済みのブロック321を取得するように構成される。ループフィルタユニット320は、デブロッキングフィルタ、サンプル適応型オフセット(SAO)フィルタ、または1つもしくは複数の他のフィルタ、たとえば、適応型ループフィルタ(ALF)、ノイズ抑圧フィルタ(NSF)、あるいはそれらの任意の組合せなどの、1つまたは複数のループフィルタを備えてよい。一例では、ループフィルタユニット220は、デブロッキングフィルタ、SAOフィルタ、およびALFフィルタを備えてよい。フィルタ処理プロセスの順序は、デブロッキングフィルタ、SAO、およびALFであってよい。別の例では、クロマスケーリング付きルーママッピング(LMCS)(すなわち、適応型ループ内再成型器)と呼ばれるプロセスが追加される。このプロセスはデブロッキングの前に実行される。別の例では、デブロッキングフィルタプロセスはまた、内部のサブブロックエッジ、たとえば、アフィンサブブロックエッジ、ATMVPサブブロックエッジ、サブブロック変換(SBT)エッジ、およびイントラ下位区分(ISP)エッジに適用されてよい。ループフィルタユニット320はループ内フィルタであるものとして図3に示されるが、他の構成では、ループフィルタユニット320はループ後フィルタとして実装されてもよい。
ピクチャの復号されたビデオブロック321は、次いで、他のピクチャに対する後続の動き補償のための、かつ/または出力されるそれぞれ表示用の、参照ピクチャとして復号ピクチャ331を記憶する、復号ピクチャバッファ330の中に記憶される。
インター予測ユニット344は、インター予測ユニット244と(詳細には、動き補償ユニットと)同一であってよく、イントラ予測ユニット354は、機能がインター予測ユニット254と同一であってよく、区分および/もしくは予測パラメータ、または符号化ピクチャデータ21から(たとえば、エントロピー復号ユニット304によって、たとえば、構文解析および/または復号することによって)受信されたそれぞれの情報に基づいて、分割または区分決定および予測を実行する。モード適用ユニット360は、(フィルタ処理されているかまたはフィルタ処理されていない)再構成されたピクチャ、ブロック、またはそれぞれのサンプルに基づいて、ブロックごとに予測(イントラ予測またはインター予測)を実行して、予測ブロック365を取得するように構成され得る。
グループI:(0,0)。
グループII:すべての他の探索空間位置。
グループI:(0,0)。
グループII:(-1,0)、(0,1)、(1,0)、(0,-1)(垂直方向または水平方向における中心位置の隣接する位置)。
グループIII:(-1,-1)、(-1,1)、(1,1)、(1,-1)(位置は、中心位置から1ピクセルサンプルだけ離れており、第2のグループの中に備えられない)。
グループIV:すべての他の探索空間位置。
グループI:(0,0)。
グループII:(-1,0)、(0,1)、(1,0)、(0,-1)(垂直方向または水平方向における中心位置の隣接する位置)。
グループIII:(-1,-1)、(-1,1)、(1,1)、(1,-1)(位置は、中心位置から1ピクセルサンプルだけ離れており、第2のグループの中に備えられない)。
グループIV:(-2,0)、(0,2)、(2,0)、(0,-2)(位置は、垂直方向/水平方向において中心位置から2ピクセルサンプルだけ離れており、他方の水平方向/垂直方向において中心位置から0ピクセルサンプルだけ離れている)。
グループV:すべての他の探索空間位置。
グループI:(0,0)。
グループII:(-1,0)、(0,1)、(1,0)、(0,-1)(垂直方向または水平方向における中心位置の隣接する位置)。
グループIII:(-1,-1)、(-1,1)、(1,1)、(1,-1)(位置は、中心位置から1ピクセルサンプルだけ離れており、第2のグループの中に備えられない)。
グループIV:(-2,0)、(0,2)、(2,0)、(0,-2)(位置は、垂直方向/水平方向において中心位置から2ピクセルサンプルだけ離れており、他方の水平方向/垂直方向において中心位置から0ピクセルサンプルだけ離れている)。
グループV:(-2,-2)、(-2,2)、(2,2)、(2,-2)(位置は、垂直方向と水平方向の両方において中心位置から2ピクセルサンプルだけ離れている)。
グループVI:すべての他の探索空間位置。
本出願において使用される数学演算子は、Cプログラミング言語において使用されるものと類似である。しかしながら、整数除算および算術シフト演算の結果がより精密に定義され、累乗および実数値除算などの追加の演算が定義される。番号付け規約および計数規約は、概して、0から始まり、たとえば、「第1」が0番目と等価であり「第2」が1番目と等価などである。
以下の算術演算子は以下のように定義される。
以下の論理演算子は以下のように定義される。
x && y xとyとの、ブール論理の「論理積」。
x || y xとyとの、ブール論理の「論理和」。
! ブール論理の「否定」。
x ? y : z xがTRUE、すなわち0に等しくない場合、yの値を求め、そうでない場合、zの値を求める。
以下の関係演算子は以下のように定義される。
> よりも大きい。
>= 以上。
< よりも小さい。
<= 以下。
== 等しい。
!= 等しくない。
以下のビット単位演算子は以下のように定義される。
& ビット単位の「論理積」。整数の引数に対して演算するとき、整数値の2の補数表現に対して演算する。別の引数よりも少ないビットを含む2進数の引数に対して演算するとき、短い方の引数は、0に等しいさらなる有効ビットを追加することによって拡張される。
| ビット単位の「論理和」。整数の引数に対して演算するとき、整数値の2の補数表現に対して演算する。別の引数よりも少ないビットを含む2進数の引数に対して演算するとき、短い方の引数は、0に等しいさらなる有効ビットを追加することによって拡張される。
^ ビット単位の「排他的論理和」。整数の引数に対して演算するとき、整数値の2の補数表現に対して演算する。別の引数よりも少ないビットを含む2進数の引数に対して演算するとき、短い方の引数は、0に等しいさらなる有効ビットを追加することによって拡張される。
x >> y xの2の補数整数表現の、2進数のy桁だけの算術右シフト。この関数は、yの非負の整数値のみに対して定義される。右シフトの結果として最上位ビット(MSB)の中にシフトされるビットは、そのシフト演算の前のxのMSBに等しい値を有する。
x << y xの2の補数整数表現の、2進数のy桁だけの算術左シフト。この関数は、yの非負の整数値のみに対して定義される。左シフトの結果として最下位ビット(LSB)の中にシフトされるビットは、0に等しい値を有する。
以下の算術演算子は以下のように定義される。
= 割当て演算子。
++ インクリメント、すなわち、x++はx = x + 1と等価であり、アレイインデックスにおいて使用されるとき、インクリメント演算の前の変数の値を評価する。
-- デクリメント、すなわち、x--はx = x - 1と等価であり、アレイインデックスにおいて使用されるとき、デクリメント演算の前の変数の値を評価する。
+= 指定された量だけのインクリメント、すなわち、x += 3はx = x + 3と等価でありx += (-3)はx = x + (-3)と等価である。
-= 指定された量だけのデクリメント、すなわち、x -= 3はx = x - 3と等価であり、x -= (-3)はx = x - (-3)と等価である。
値の範囲を指定するために以下の表記法が使用される。
x=y..z xは、yから始まりzまでの(両端値を含む)整数値をとり、x、y、およびzは整数であり、zはyよりも大きい。
以下の数学関数が定義される。
Atan(x) 引数xに対して演算し、ラジアンの単位での-π÷2~π÷2(両端値を含む)という範囲の中の出力値を有する、三角法の逆正接関数。
Clip1Y( x ) = Clip3( 0, ( 1 << BitDepthY ) - 1, x )
Clip1C( x ) = Clip3( 0, ( 1 << BitDepthC ) - 1, x )
Floor(x) x以下の最大の整数。
Log2(x) 2を底とするxの対数。
Log10(x) 10を底とするxの対数。
Tan(x) ラジアンの単位での引数xに対して演算する、三角法の正接関数。
式における順位の順序が丸括弧の使用によって明示的には示されないとき、以下の規則が適用される。
- より高い順位の演算は、より低い順位の任意の演算の前に評価される。
- 同じ順位の演算は、左から右へ連続的に評価される。
テキストの中で、以下の形式で数学的に記述されることになるような論理演算のステートメント、すなわち、
if(条件0)
ステートメント0
else if(条件1)
ステートメント1
...
else /* 残りの条件における報知的な言及 */
ステートメントn
は、以下のようにして説明され得る。
...以下のように/...以下が適用される
- 条件0の場合、ステートメント0
- そうではなく、条件1の場合、ステートメント1
- ...
- 他の場合(残りの条件における報知的な言及)、ステートメントn
if(条件0a && 条件0b)
ステートメント0
else if(条件1a || 条件1b)
ステートメント1
...
else
ステートメントn
は、以下のようにして説明され得る。
...以下のように/...以下が適用される
- 次の条件のすべてが真である場合、ステートメント0:
- 条件0a
- 条件0b
- そうではなく、以下の条件のうちの1つまたは複数が真である場合、ステートメント1:
- 条件1a
- 条件1b
- ...
- 他の場合、ステートメントn
if(条件0)
ステートメント0
if(条件1)
ステートメント1
は、以下のようにして説明され得る。
条件0のとき、ステートメント0
条件1のとき、ステートメント1
12 ソースデバイス
13 通信チャネル
14 宛先デバイス
16 ピクチャソース
17 ピクチャ、ピクチャデータ、未加工ピクチャ、未加工ピクチャデータ
18 プリプロセッサ、前処理ユニット
19 前処理済みのピクチャ、前処理済みのピクチャデータ
20 ビデオエンコーダ
21 符号化ピクチャデータ
22 通信インターフェース、通信ユニット
28 通信インターフェース、通信ユニット
30 ビデオデコーダ
31 復号ピクチャ、復号ピクチャデータ
32 ポストプロセッサ、後処理ユニット
33 後処理されたピクチャ、後処理されたピクチャデータ
34 ディスプレイデバイス
46 処理回路構成
201 入力部、入力インターフェース
203 ピクチャブロック、コーディングツリーユニット(CTU)
204 残差計算ユニット
205 残差ブロック、残差
206 変換処理ユニット
207 変換係数
208 量子化ユニット
209 量子化係数、量子化変換係数、量子化残差係数
210 逆量子化ユニット
211 逆量子化係数、逆量子化残差係数
212 逆変換処理ユニット
213 再構成残差ブロック、対応する逆量子化係数、変換ブロック
214 再構成ユニット
215 再構成ブロック
220 ループフィルタユニット
221 フィルタ処理済みのブロック、フィルタ処理済みの再構成ブロック
230 復号ピクチャバッファ
231 復号ピクチャ
244 インター予測ユニット
254 イントラ予測ユニット
260 モード選択ユニット
262 区分ユニット
265 予測ブロック、予測子
266 シンタックス要素
270 エントロピー符号化ユニット
272 出力部、出力インターフェース
304 エントロピー復号ユニット
309 量子化係数
310 逆量子化ユニット
311 変換係数、逆量子化係数
312 逆変換処理ユニット
313 再構成残差ブロック、変換ブロック
314 再構成ユニット
315 再構成ブロック
320 ループフィルタユニット
321 フィルタ処理済みのブロック
330 復号ピクチャバッファ
331 復号ピクチャ
344 インター予測ユニット
354 イントラ予測ユニット
360 モード適用ユニット
365 予測ブロック
400 ビデオコーディングデバイス
410 入口ポート、入力ポート
420 受信機ユニット
430 プロセッサ、論理ユニット、中央処理ユニット
440 送信機ユニット
450 出口ポート、出力ポート
460 メモリ
470 コーディングモジュール
500 装置
502 プロセッサ
504 メモリ
506 コードおよびデータ
508 オペレーティングシステム
510 アプリケーションプログラム
512 バス
514 2次ストレージ
518 ディスプレイ
1500 インター予測装置
1502 設定モジュール
1503 計算モジュール
1504 予測モジュール
1600 インター予測装置
1601 プロセッサ
1602 非一時的コンピュータ可読記憶媒体
3100 コンテンツ供給システム
3102 キャプチャデバイス
3104 通信リンク
3106 端末デバイス
3108 スマートフォン/パッド
3110 コンピュータ/ラップトップ
3112 ネットワークビデオレコーダ/デジタルビデオレコーダ
3114 TV
3116 セットトップボックス
3118 ビデオ会議システム
3120 ビデオ監視システム
3122 携帯情報端末
3124 車両搭載型デバイス
3126 ディスプレイ
3202 プロトコル進行ユニット
3204 多重化解除ユニット
3206 ビデオデコーダ
3208 オーディオデコーダ
3210 サブタイトルデコーダ
3212 同期ユニット
3214 ビデオ/オーディオディスプレイ
3216 ビデオ/オーディオ/サブタイトルディスプレイ
Claims (16)
- インター予測方法であって、
現在のブロックに対する初期動きベクトルを取得するステップと、
前記初期動きベクトルに従って探索空間位置を決定するステップと、
最小整合コストを有する目標探索空間位置を選択するために、検査順序に従って前記探索空間位置の整合コストを検査するステップであって、前記整合コストが、複数の以前に復号されたブロックのピクセル間の絶対差分和に基づき測定されるステップと、
前記初期動きベクトルおよび前記目標探索空間位置に基づいて前記現在のブロックの改良動きベクトルを決定するステップと
を備え、
中心探索空間位置が前記検査順序に従って最初に検査され、前記中心探索空間位置が前記初期動きベクトルによって指し示され、
前記中心探索空間位置が座標系の(0,0)として設定され、水平の右方が正の水平方向として設定され、垂直の下方が正の垂直方向として設定され、(a,b)で表される座標位置において、前記aは水平方向座標値であり、前記bは垂直方向座標値であり、
探索空間位置(-2,-2)の前に探索空間位置(0,0)を検査し、探索空間位置(-1,-2)の前に探索空間位置(-2,-2)を検査し、探索空間位置(0,-2)の前に探索空間位置(-1,-2)を検査し、探索空間位置(1,-2)の前に探索空間位置(0,-2)を検査し、探索空間位置(2,-2)の前に探索空間位置(1,-2)を検査し、探索空間位置(-2,-1)の前に探索空間位置(2,-2)を検査し、探索空間位置(-1,-1)の前に探索空間位置(-2,-1)を検査し、探索空間位置(0,-1)の前に探索空間位置(-1,-1)を検査し、探索空間位置(1,-1)の前に探索空間位置(0,-1)を検査し、探索空間位置(2,-1)の前に探索空間位置(1,-1)を検査し、探索空間位置(-2,0)の前に探索空間位置(2,-1)を検査し、探索空間位置(-1,0)の前に探索空間位置(-2,0)を検査し、探索空間位置(1,0)の前に探索空間位置(-1,0)を検査し、探索空間位置(2,0)の前に探索空間位置(1,0)を検査し、探索空間位置(-2,1)の前に探索空間位置(2,0)を検査し、探索空間位置(-1,1)の前に探索空間位置(-2,1)を検査し、探索空間位置(0,1)の前に探索空間位置(-1,1)を検査し、探索空間位置(1,1)の前に探索空間位置(0,1)を検査し、探索空間位置(2,1)の前に探索空間位置(1,1)を検査し、探索空間位置(-2,2)の前に探索空間位置(2,1)を検査し、探索空間位置(-1,2)の前に探索空間位置(-2,2)を検査し、探索空間位置(0,2)の前に探索空間位置(-1,2)を検査し、探索空間位置(1,2)の前に探索空間位置(0,2)を検査し、探索空間位置(2,2)の前に探索空間位置(1,2)を検査する、
インター予測方法。 - 探索空間位置が前記中心探索空間位置および隣接探索空間位置を備え、前記初期動きベクトルに従って探索空間位置を決定するステップが、
前記初期動きベクトルに従って前記中心探索空間位置を決定するステップと、
1つまたは複数の事前設定済みのオフセットおよび前記中心探索空間位置に従って前記隣接探索空間位置を決定するステップと
を備える、
請求項1に記載の方法。 - 探索空間が前記探索空間位置から構成され、前記探索空間のパターンが5×5の探索空間位置正方形である、請求項2に記載の方法。
- 最小整合コストを有する目標探索空間位置を選択するために、前記検査順序に従って前記探索空間位置の整合コストを検査するステップが、
前記検査順序に従って前記探索空間位置の各々の整合コストを順に検査するステップと、
前記探索空間位置のうちの前記最小整合コストを有する探索空間位置を前記目標探索空間位置として選択するステップと
を備える、
請求項1に記載の方法。 - 前記検査順序に従って前記探索空間位置の各々の前記整合コストを順に検査するステップが、
前記探索空間位置のうちの1つの整合コストを一時的最小整合コストと比較するステップと、
前記探索空間位置のうちの前記1つの前記整合コストが前記一時的最小整合コストよりも小さいとき、前記探索空間位置のうちの前記1つの前記整合コストを前記一時的最小整合コストとして設定するステップと、
前記探索空間位置のうちの最後の1つが検査された後、前記一時的最小整合コストを前記最小整合コストとして設定するステップと
を備える、
請求項4に記載の方法。 - インター予測装置であって、
現在のブロックに対する初期動きベクトルを取得するように構成された、取得モジュールと、
前記初期動きベクトルに従って探索空間位置を決定するように構成された、設定モジュールと、
最小整合コストを有する目標探索空間位置を選択するために、検査順序に従って前記探索空間位置の整合コストを検査するように構成された、計算モジュールであって、前記整合コストが、複数の以前に復号されたブロックのピクセル間の絶対差分和に基づき測定される計算モジュールと、
前記初期動きベクトルおよび前記目標探索空間位置に基づいて前記現在のブロックの改良動きベクトルを決定するように構成された、予測モジュールと
を備え、
中心探索空間位置が前記検査順序に従って最初に検査され、前記中心探索空間位置が前記初期動きベクトルによって指し示され、
前記中心探索空間位置が座標系の(0,0)として設定され、水平の右方が正の水平方向として設定され、垂直の下方が正の垂直方向として設定され、(a,b)で表される座標位置において、前記aは水平方向座標値であり、前記bは垂直方向座標値であり、
探索空間位置(-2,-2)の前に探索空間位置(0,0)を検査し、探索空間位置(-1,-2)の前に探索空間位置(-2,-2)を検査し、探索空間位置(0,-2)の前に探索空間位置(-1,-2)を検査し、探索空間位置(1,-2)の前に探索空間位置(0,-2)を検査し、探索空間位置(2,-2)の前に探索空間位置(1,-2)を検査し、探索空間位置(-2,-1)の前に探索空間位置(2,-2)を検査し、探索空間位置(-1,-1)の前に探索空間位置(-2,-1)を検査し、探索空間位置(0,-1)の前に探索空間位置(-1,-1)を検査し、探索空間位置(1,-1)の前に探索空間位置(0,-1)を検査し、探索空間位置(2,-1)の前に探索空間位置(1,-1)を検査し、探索空間位置(-2,0)の前に探索空間位置(2,-1)を検査し、探索空間位置(-1,0)の前に探索空間位置(-2,0)を検査し、探索空間位置(1,0)の前に探索空間位置(-1,0)を検査し、探索空間位置(2,0)の前に探索空間位置(1,0)を検査し、探索空間位置(-2,1)の前に探索空間位置(2,0)を検査し、探索空間位置(-1,1)の前に探索空間位置(-2,1)を検査し、探索空間位置(0,1)の前に探索空間位置(-1,1)を検査し、探索空間位置(1,1)の前に探索空間位置(0,1)を検査し、探索空間位置(2,1)の前に探索空間位置(1,1)を検査し、探索空間位置(-2,2)の前に探索空間位置(2,1)を検査し、探索空間位置(-1,2)の前に探索空間位置(-2,2)を検査し、探索空間位置(0,2)の前に探索空間位置(-1,2)を検査し、探索空間位置(1,2)の前に探索空間位置(0,2)を検査し、探索空間位置(2,2)の前に探索空間位置(1,2)を検査する、
インター予測装置。 - 探索空間位置が前記中心探索空間位置および隣接探索空間位置を備え、前記設定モジュールが、
前記初期動きベクトルに従って前記中心探索空間位置を決定し、
1つまたは複数の事前設定済みのオフセットおよび前記中心探索空間位置に従って前記隣接探索空間位置を決定するように構成される、
請求項6に記載の装置。 - 探索空間が前記探索空間位置から構成され、前記探索空間のパターンが5×5の探索空間位置正方形である、請求項7に記載の装置。
- 前記計算モジュールが、
前記検査順序に従って前記探索空間位置の各々の整合コストを順に検査し、
前記探索空間位置のうちの前記最小整合コストを有する探索空間位置を前記目標探索空間位置として選択するように構成される、
請求項6に記載の装置。 - 前記計算モジュールが、
前記探索空間位置のうちの1つの整合コストを一時的最小整合コストと比較し、
前記探索空間位置のうちの前記1つの前記整合コストが前記一時的最小整合コストよりも小さいとき、前記探索空間位置のうちの前記1つの前記整合コストを前記一時的最小整合コストとして設定し、
前記探索空間位置のうちの最後の1つが検査された後、前記一時的最小整合コストを前記最小整合コストとして設定するように構成される、
請求項9に記載の装置。 - 請求項1から5のいずれか一項に記載の方法を実行するための処理回路構成を備えるエンコーダ。
- 請求項1から5のいずれか一項に記載の方法を実行するための処理回路構成を備えるデコーダ。
- 請求項1から5のいずれか一項に記載の方法を実行するためのプログラムコードを備えるコンピュータプログラム製品。
- デコーダであって、
1つまたは複数のプロセッサと、
前記プロセッサに結合され前記プロセッサによる実行のためのプログラミングを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体と
を備え、
前記プログラミングが、前記プロセッサによって実行されたとき、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法を実行するように前記デコーダを構成する、
デコーダ。 - エンコーダであって、
1つまたは複数のプロセッサと、
前記プロセッサに結合され前記プロセッサによる実行のためのプログラミングを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体と
を備え、
前記プログラミングが、前記プロセッサによって実行されたとき、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法を実行するように前記エンコーダを構成する、
エンコーダ。 - ビットストリームの形式のビデオデータを記憶するように構成された非一時的メモリストレージと、
請求項1から5のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成されたビデオデコーダと
を備えるビデオデータ復号デバイス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023097201A JP2023126221A (ja) | 2019-02-28 | 2023-06-13 | インター予測のためのエンコーダ、デコーダ、および対応する方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US201962812190P | 2019-02-28 | 2019-02-28 | |
US62/812,190 | 2019-02-28 | ||
PCT/CN2019/126977 WO2020173196A1 (en) | 2019-02-28 | 2019-12-20 | An encoder, a decoder and corresponding methods for inter prediction |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023097201A Division JP2023126221A (ja) | 2019-02-28 | 2023-06-13 | インター予測のためのエンコーダ、デコーダ、および対応する方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022521561A JP2022521561A (ja) | 2022-04-11 |
JP7350857B2 true JP7350857B2 (ja) | 2023-09-26 |
Family
ID=72239055
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021530209A Active JP7350857B2 (ja) | 2019-02-28 | 2019-12-20 | インター予測のためのエンコーダ、デコーダ、および対応する方法 |
JP2023097201A Pending JP2023126221A (ja) | 2019-02-28 | 2023-06-13 | インター予測のためのエンコーダ、デコーダ、および対応する方法 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023097201A Pending JP2023126221A (ja) | 2019-02-28 | 2023-06-13 | インター予測のためのエンコーダ、デコーダ、および対応する方法 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (3) | US11336916B2 (ja) |
EP (1) | EP3903494A4 (ja) |
JP (2) | JP7350857B2 (ja) |
KR (1) | KR102606880B1 (ja) |
CN (6) | CN116208777A (ja) |
BR (1) | BR112021009833A2 (ja) |
MX (1) | MX2021008788A (ja) |
WO (1) | WO2020173196A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020173196A1 (en) * | 2019-02-28 | 2020-09-03 | Huawei Technologies Co., Ltd. | An encoder, a decoder and corresponding methods for inter prediction |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005260392A (ja) | 2004-03-10 | 2005-09-22 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 動きベクトル検出方法、動きベクトル検出装置、動きベクトル検出プログラム及びそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
US20100290530A1 (en) | 2009-05-14 | 2010-11-18 | Qualcomm Incorporated | Motion vector processing |
WO2018097693A2 (ko) | 2016-11-28 | 2018-05-31 | 한국전자통신연구원 | 영상 부호화/복호화 방법, 장치 및 비트스트림을 저장한 기록 매체 |
WO2018163858A1 (ja) | 2017-03-10 | 2018-09-13 | ソニー株式会社 | 画像処理装置および方法 |
Family Cites Families (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100994771B1 (ko) * | 2003-12-29 | 2010-11-16 | 삼성전자주식회사 | 블록정합에 의한 움직임 벡터 탐색방법 및 탐색장치 |
CN1787642A (zh) * | 2005-12-19 | 2006-06-14 | 宁波大学 | 一种基于h.264的图像单元块的帧间快速搜索方法 |
JP5560009B2 (ja) * | 2009-09-07 | 2014-07-23 | 株式会社日立国際電気 | 動画像符号化装置 |
US8358698B2 (en) * | 2010-01-08 | 2013-01-22 | Research In Motion Limited | Method and device for motion vector estimation in video transcoding using full-resolution residuals |
CN101815218B (zh) * | 2010-04-02 | 2012-02-08 | 北京工业大学 | 基于宏块特征的快速运动估计视频编码方法 |
US9998750B2 (en) * | 2013-03-15 | 2018-06-12 | Cisco Technology, Inc. | Systems and methods for guided conversion of video from a first to a second compression format |
CN106537918B (zh) | 2014-08-12 | 2019-09-20 | 英特尔公司 | 用于视频编码的运动估计的系统和方法 |
US10200711B2 (en) | 2015-03-27 | 2019-02-05 | Qualcomm Incorporated | Motion vector derivation in video coding |
CN105282557B (zh) * | 2015-09-28 | 2018-05-18 | 天津大学 | 一种预测运动矢量的h.264快速运动估计方法 |
US10284875B2 (en) * | 2016-08-08 | 2019-05-07 | Qualcomm Incorporated | Systems and methods for determining feature point motion |
CN108134939B (zh) * | 2016-12-01 | 2020-08-07 | 北京金山云网络技术有限公司 | 一种运动估计方法及装置 |
CN108419082B (zh) * | 2017-02-10 | 2020-09-11 | 北京金山云网络技术有限公司 | 一种运动估计方法及装置 |
US10595035B2 (en) * | 2017-03-22 | 2020-03-17 | Qualcomm Incorporated | Constraining motion vector information derived by decoder-side motion vector derivation |
US20190007699A1 (en) * | 2017-06-28 | 2019-01-03 | Futurewei Technologies, Inc. | Decoder Side Motion Vector Derivation in Video Coding |
CN109218733B (zh) * | 2017-06-30 | 2022-03-29 | 华为技术有限公司 | 一种确定预测运动矢量预测的方法以及相关设备 |
BR112019028012A2 (pt) * | 2017-06-30 | 2020-07-07 | Huawei Technologies Co., Ltd. | dispositivo e método para determinar um vetor de movimento, codificador e decodificador de vídeo para codificar e decodificar uma pluralidade de fotos |
CN115442619A (zh) * | 2018-07-02 | 2022-12-06 | 华为技术有限公司 | 用于解码端运动矢量修正的基于误差面的子像素精确修正方法 |
WO2020173196A1 (en) * | 2019-02-28 | 2020-09-03 | Huawei Technologies Co., Ltd. | An encoder, a decoder and corresponding methods for inter prediction |
-
2019
- 2019-12-20 WO PCT/CN2019/126977 patent/WO2020173196A1/en unknown
- 2019-12-20 BR BR112021009833-0A patent/BR112021009833A2/pt unknown
- 2019-12-20 CN CN202310296628.XA patent/CN116208777A/zh active Pending
- 2019-12-20 CN CN202310323811.4A patent/CN116708827A/zh active Pending
- 2019-12-20 KR KR1020217014748A patent/KR102606880B1/ko active IP Right Grant
- 2019-12-20 JP JP2021530209A patent/JP7350857B2/ja active Active
- 2019-12-20 CN CN202310326012.2A patent/CN116805970A/zh active Pending
- 2019-12-20 CN CN202310356063.XA patent/CN116980621A/zh active Pending
- 2019-12-20 MX MX2021008788A patent/MX2021008788A/es unknown
- 2019-12-20 CN CN201980056011.2A patent/CN112868233B/zh active Active
- 2019-12-20 EP EP19917381.6A patent/EP3903494A4/en active Pending
- 2019-12-20 CN CN202310320952.0A patent/CN116347103A/zh active Pending
-
2021
- 2021-05-11 US US17/317,711 patent/US11336916B2/en active Active
-
2022
- 2022-04-04 US US17/713,223 patent/US11736719B2/en active Active
-
2023
- 2023-06-13 JP JP2023097201A patent/JP2023126221A/ja active Pending
- 2023-07-21 US US18/356,902 patent/US20240031598A1/en active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005260392A (ja) | 2004-03-10 | 2005-09-22 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 動きベクトル検出方法、動きベクトル検出装置、動きベクトル検出プログラム及びそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
US20100290530A1 (en) | 2009-05-14 | 2010-11-18 | Qualcomm Incorporated | Motion vector processing |
WO2018097693A2 (ko) | 2016-11-28 | 2018-05-31 | 한국전자통신연구원 | 영상 부호화/복호화 방법, 장치 및 비트스트림을 저장한 기록 매체 |
JP2019536376A (ja) | 2016-11-28 | 2019-12-12 | エレクトロニクス アンド テレコミュニケーションズ リサーチ インスチチュートElectronics And Telecommunications Research Institute | 画像符号化/復号方法、装置、及びビットストリームを保存した記録媒体 |
WO2018163858A1 (ja) | 2017-03-10 | 2018-09-13 | ソニー株式会社 | 画像処理装置および方法 |
Non-Patent Citations (5)
Title |
---|
Steffen Kamp, et al.,"Decoder-Side Motion Vector Derivation for Block-Based Video Coding",IEEE Transactions on Circuits and Systems for Video Technology,2013年01月08日,Vol.22, No.12,Pages 1732-1745,<DOI: 10.1109/TCSVT.2012.2221528>, ISSN: 1051-8215. |
Xu Chen, et al.,"DMVR extension based on template matching",Document: JVET-J0057, [online],JVET-J0057 (version 4),Joint Video Exploration Team (JVET) of ITU-T SG 16 WP 3 and ISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 11,2018年04月10日,Pages 1-3,[令和5年2月6日検索], インターネット, <URL: https://jvet-experts.org/doc_end_user/current_document.php?id=3466> and <URL: https://jvet-experts.org/doc_end_user/documents/10_San%20Diego/wg11/JVET-J0057-v4.zip>. |
佐藤 章浩(外4名),「ニュートン補間法によるベクトル予測を用いた動きベクトル検出処理の高速化手法」,情報処理学会研究報告,日本,社団法人 情報処理学会,2005年03月04日,Vol.2005, No.18,第243~250頁,ISSN: 0919-6072. |
大久保 榮 監修,「インプレス標準教科書シリーズ H.265/HEVC教科書」,初版,日本,株式会社インプレスジャパン,2013年10月21日,第245~248頁,ISBN: 978-4-8443-3468-2. |
大脇 吉則(外4名),「二乗誤差を判定基準とするブロックマッチングの高速化」,映像情報メディア学会技術報告,日本,(社)映像情報メディア学会,1999年12月16日,Vol.23, No.79,第7~12頁,ISSN: 1342-6893. |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
MX2021008788A (es) | 2021-08-24 |
CN112868233B (zh) | 2023-03-21 |
CN116805970A (zh) | 2023-09-26 |
BR112021009833A2 (pt) | 2021-08-17 |
US20220303573A1 (en) | 2022-09-22 |
EP3903494A4 (en) | 2022-06-22 |
US11336916B2 (en) | 2022-05-17 |
KR102606880B1 (ko) | 2023-11-24 |
CN116347103A (zh) | 2023-06-27 |
US20210274216A1 (en) | 2021-09-02 |
EP3903494A1 (en) | 2021-11-03 |
CN116980621A (zh) | 2023-10-31 |
JP2022521561A (ja) | 2022-04-11 |
WO2020173196A1 (en) | 2020-09-03 |
CN112868233A (zh) | 2021-05-28 |
JP2023126221A (ja) | 2023-09-07 |
CN116208777A (zh) | 2023-06-02 |
US11736719B2 (en) | 2023-08-22 |
US20240031598A1 (en) | 2024-01-25 |
CN116708827A (zh) | 2023-09-05 |
KR20210072093A (ko) | 2021-06-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102596735B1 (ko) | 루마 및 크로마 성분에 대한 ibc 전용 버퍼 및 디폴트 값 리프레싱을 사용하는 인코더, 디코더 및 대응하는 방법들 | |
JP7271683B2 (ja) | エンコーダ、デコーダ、および対応するイントラ予測方法 | |
JP7332703B2 (ja) | クロマサブブロックのアフィンベースのインター予測のための方法及び装置 | |
WO2020181997A1 (en) | An encoder, a decoder and corresponding methods for inter prediction | |
JP2022537064A (ja) | エンコーダ、デコーダ、および対応する方法 | |
JP2022541700A (ja) | イントラ予測モードに関連するエンコーダ、デコーダ、および対応する方法 | |
JP2023099561A (ja) | オプティカルフローの改善の早期終了 | |
JP2023153193A (ja) | クロミナンス量子化パラメータのシグナリングのための方法及び装置 | |
US20240031598A1 (en) | Encoder, a decoder and corresponding methods for inter-prediction | |
CN115349257A (zh) | 基于dct的内插滤波器的使用 | |
JP2023100701A (ja) | イントラ予測のためのイントラモードコーディングを使用するエンコーダ、デコーダ、および対応する方法 | |
CN114556923B (zh) | 编码器、解码器和使用插值滤波的对应方法 | |
JP2023508722A (ja) | 柔軟なプロファイル構成のエンコーダ、デコーダ及び対応する方法 | |
RU2809841C2 (ru) | Способ и устройство для внутрикадрового предсказания с использованием линейной модели | |
CN114830665B (zh) | 仿射运动模型限制 | |
US20220132150A1 (en) | Motion field storage optimization for a line buffer | |
JP2022550322A (ja) | エンコーダ、デコーダ、および対応する方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210624 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210624 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220801 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221031 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20230213 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230613 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20230622 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230828 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230913 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7350857 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |