JP7347661B2 - 作業機 - Google Patents

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Description

本発明は、ハンマドリル等の作業機に関する。
ハンマドリル等の作業機は、モータの駆動によって先端工具を回転させることで被加工材(例えば、コンクリート、鉄鋼、木材等)に穿孔穴を形成したり、先端工具に打撃力を加えることで被加工材を破砕したりすることができる。このような作業機による作業時に、先端工具が被加工材の固い箇所に引っ掛かり、先端工具がロックしてしまう場合がある。先端工具がロックすると、ハウジングが先端工具の駆動によって大きく振り回されるキックバックが生じる。
キックバックを抑制する手段として、キックバックを検出するとモータの駆動を停止するキックバック抑制制御や、モータのトルクが所定値よりも大きくなると動力伝達経路に設けたクラッチを遮断状態とすることが知られている。キックバック抑制制御において、キックバックの検出には、モータの負荷電流や、モータの回転数、ハウジングに発生する加速度等の検出値が利用される。
下記特許文献1は、モータの回転数が低くトルクが充分に生じない間にキックバックを検出してモータの駆動を停止させると作業性が低下することを課題とし、モータの駆動開始から所定時間が経過するまでの不感期間はキックバック抑制制御を行わない構成を開示する。
特開2019-150897号公報
キックバックの検出に利用する検出値は、モータの始動後、最初にクラッチが接続状態から遮断状態に移行する際に、キックバック検出条件を満たすことがある。例えばモータの駆動電流は、モータの始動後、最初にクラッチが接続状態から遮断状態に移行するタイミングで一度ピークをつける。ピークの大きさは、キックバック検出の閾値を超えることがある。ピークのタイミングは、モータの始動直前のクラッチの状態によって異なる。具体的には、ピークのタイミングは、モータの始動直前にクラッチが接続状態であれば早く、遮断状態であれば遅くなる。このため、不感期間をモータの駆動開始からの一定時間に設定すると、モータの始動直前のクラッチの状態に応じた柔軟なキックバック抑制制御を行うのが難しく、作業性が良くなかった。
上記課題を鑑み、本発明は、作業性を向上させることの可能な作業機を提供することを目的とする。
本発明のある態様は作業機である。この作業機は、
駆動軸を駆動する駆動源と、
前記駆動源を収容するハウジングと、
前記駆動軸の駆動力により動作する先端工具と、
前記駆動軸の駆動力を前記先端工具に伝達する伝達経路と、
前記伝達経路に設けられ、前記先端工具に係る負荷が所定値を超えると、前記伝達経路を遮断する遮断部と、前記駆動源の駆動を制御するとともに、前記ハウジングの振り回されを示す検出値を検出する制御部と、を有し、
前記制御部は、前記駆動源が駆動した状態で前記検出値が第1の閾値を超えると、前記駆動源の駆動を停止する、第1の制御を実行可能であり、
前記制御部は、前記駆動源の駆動開始から第1の所定時間が経過するまでの第1の不感期間、及び、前記第1の不感期間の後において前記検出値が最初に前記第1の閾値より小さい第2の閾値を超えてから第2の所定時間が経過するまでの第2の不感期間は、前記検出値が前記第1の閾値を超えても前記駆動源の駆動を停止しない構成としている。
前記検出値が、前記駆動源の駆動電流であるとよい。
前記遮断部は、所定の相対角度で噛み合う主軸及び従軸を有し、前記所定のトルクを超えると前記主軸が前記従軸に対してスリップする、スリップクラッチ機構であるとよい。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法やシステムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、作業性を向上させることの可能な作業機を提供することができる。
本発明に係る作業機の一実施の形態であるハンマドリルの全体断面図。 ハンマドリルの部分断面図。 ハンマドリルが備える、動力の伝達経路を遮断する遮断部としてのスリップクラッチ機構であって接続状態の概略横断面図(図4のB-B断面図)。 図3のA-A断面図。 スリップクラッチ機構であって遮断状態の概略横断面図(図6のB-B断面図)。 図5のA-A断面図。 ハンマドリルの制御系統を示すブロック図。 ハンマドリルに設けた制御パネルの平面図。 比較例のキックバック抑制制御であって、スリップクラッチ機構が接続状態であるときのモータ駆動電流と起動時電流保護有効期間との関係を示す波形図。 比較例のキックバック抑制制御であって、スリップクラッチ機構が遮断状態であったときのモータ駆動電流と起動時電流保護有効期間との関係を示す波形図。 本実施の形態のキックバック抑制制御であって、スリップクラッチ機構が遮断状態であったときのモータ駆動電流と起動時電流保護有効期間との関係を示す波形図。 本実施の形態のキックバック抑制制御であって、スリップクラッチ機構が接続状態で、過電流保護機能でモータを停止させる場合の波形図。 本実施の形態のキックバック抑制制御のフローチャート。
以下において、各図面に示される同一または同等の構成要素、部材等には同一の符号を付し、適宜重複した説明は省略する。実施の形態は、発明を限定するものではなく例示である。実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
以下、作業機の一実施の形態であるハンマドリルについて、図面を用いて詳細に説明する。図1及び図2において、作業機の一例であるハンマドリル10は、ハウジング11、電動モータ12、回転力伝達機構13、変換機構14、スリーブ15、打撃子16及び制御回路17を有する。ハンマドリル10は、電動モータ12の回転力をスリーブ15に伝達する機能と、電動モータ12の回転力を打撃子16の打撃力に変換する機能と、を有する。
ハウジング11は、モータケース18、ギヤケース19及びハンドル20を有する。ギヤケース19にモータケース18が接続一体化され、ハンドル20は、ギヤケース19及びモータケース18に対してそれぞれ連結一体化されている。
電動モータ12は、モータケース18内に設けられている。電動モータ12は、ステータ21及びロータ22を有する。ステータ21は図7に示す3個のコイル21A,21B,21Cを有し、ステータ21はモータケース18に固定されている。図7に示すように、コイル21A,21B,21Cは、3相、具体的にはU相、V相、W相に対応するものであり、コイル21A,21B,21Cの一端はスター結線されている。ロータ22は、出力軸23に固着されており、出力軸23は、モータケース18側の軸受24,25により第1仮想線C1を中心として回転可能に支持されている。ロータ22は永久磁石22Aを一体的に有する。ステータ21に電流が流れると、回転磁界が形成されて、ロータ22及び出力軸23が回転される。駆動ギヤ26が出力軸23に設けられている。電動モータ12は、ブラシレスモータであり、整流子及びブラシを有していない。
図2のように、回転力伝達機構13は、従動ギヤ27、中間シャフト28及び伝達ギヤ29を有する。また、伝達ギヤ29とスリーブ15間にトルクリミッタとして働くスリップクラッチ機構70が設けられている。スリップクラッチ機構70は、所定トルク以下では伝達ギヤ29の回転をスリーブ15に伝達するが、所定トルクを超えるとスリップして回転駆動力を遮断する遮断部として機能する。回転力伝達機構13は、駆動ギヤ26の回転力をスリップクラッチ機構70を介してスリーブ15に伝達する機構である。中間シャフト28は、ギヤケース19内で軸受30,31によって支持され、かつ、第2仮想線C2を中心として回転可能である。第1仮想線C1と第2仮想線C2とが所定角度で交差して配置されている。所定角度は、一例として90度である。従動ギヤ27は、中間シャフト28に固定され、従動ギヤ27は、駆動ギヤ26に噛み合わされている。従動ギヤ27は、駆動ギヤ26の回転力を中間シャフト28に伝達する要素である。中間シャフト28の回転速度は、出力軸23の回転速度よりも低速である。つまり、駆動ギヤ26及び従動ギヤ27は、第1減速機である。中間シャフト28の外周面にギヤ32が設けられており、伝達ギヤ29は、ギヤ32に噛み合わされている。伝達ギヤ29は、スリーブ15の外周に回転自在に設けられていて、軸方向に摺動自在である。スリーブ15は、ギヤケース19内で軸受33,34によって支持され、かつ、第3仮想線C3を中心として回転可能である。スリーブ15は、例えば金属製である。第2仮想線C2と第3仮想線C3とが平行に配置されている。伝達ギヤ29は、中間シャフト28の回転力を後述のスリップクラッチ機構70を介してスリーブ15に伝達する要素である。スリーブ15の回転速度は、中間シャフト28の回転速度よりも低速である。つまり、ギヤ32及び伝達ギヤ29は、第2減速機としての歯車伝動装置である。
スリーブ15は筒形状であり、かつ、第1筒部35及び第2筒部36を有する。第1筒部35と第2筒部36とが接続又は一体に形成され、第1筒部35と第2筒部36とが、第3仮想線C3に沿った方向で異なる位置に配置されている。第1筒部35と第2筒部36とは、第3仮想線C3を中心として同心状に設けられている。第2筒部36は、工具支持孔37を有し、スリーブ15は、先端工具38を支持可能及び取り外し可能である。スリーブ15が先端工具38を支持すると、スリーブ15と先端工具38とが一体回転可能である。第1筒部35の内部及び第2筒部36の内部に亘って中間打撃子39が設けられている。中間打撃子39は、スリーブ15に対して第3仮想線C3に沿った方向に移動可能である。
図3から図6はスリップクラッチ機構70を示す。スリップクラッチ機構70は、伝達ギヤ29の後面に係合爪71を等角度間隔で設けた主軸側クラッチ部72と、伝達ギヤ29の後面(つまり主軸側クラッチ部72)に対向するスリーブ15の外周部に係合爪75を等角度間隔で設けた従軸側クラッチ部76、及び伝達ギヤ29の後面をスリーブ15の外周部対向面に向けて付勢する図2のコイルスプリング77を有する。係合爪71及び係合爪75は図示の場合それぞれ3個であり、係合爪71が係合爪75を乗り上げ、乗り越えることが可能なように各爪71,75の回転方向の前後端部には傾斜面が形成されている。図3及び図4は係合爪71と係合爪75とが係合した接続状態を示し、伝達ギヤ29の回転がスリーブ15に伝達される。図5及び図6は、スリップクラッチ機構70の伝達トルクを超えた場合に、係合爪71が係合爪75上に乗り上げた遮断状態(スリップ可能な状態)を示し、伝達ギヤ29の回転はスリーブ15に伝達されず、遮断される。
変換機構14は、ギヤケース19内に設けられている。変換機構14は、内輪40、外輪41及びピストン42を有する。内輪40は、中間シャフト28の外周面に回転自在に設けられている。外輪41は、内輪40の外側に配置されている。内輪40の外周面にカム溝40Aが設けられ、カム溝40Aと外輪41との間に転動体64が設けられている。変換機構14、打撃子16及び中間打撃子39により、打撃機構63が構成されている。
ハンマドリル10の使用モードを切り替えるためのクラッチ43が、ギヤケース19内に設けられている。クラッチ43は、中間シャフト28と内輪40との間の動力伝達経路を接続及び遮断する。クラッチ43は、中間シャフト28に取り付けられた円筒部材である。クラッチ43は、中間シャフト28とスプライン結合してこれと一体的に回転し、中間シャフト28に対して第2仮想線C2に沿った方向に移動可能である。クラッチ43は、内輪40に対して係合及び解放可能である。
ハンマドリル10の使用モードを切り替える作業選択部材(図示せず)が、ハウジング11に設けられている。作業選択部材は、一例としてレバーである。ユーザが作業選択部材を操作すると、クラッチ43が第2仮想線C2に沿った方向に作動される。ユーザは、作業選択部材を操作することにより、回転・打撃モードと、回転モードとを切り替え可能である。回転・打撃モードは、スリーブ15に回転力を加え、かつ、第3仮想線C3に沿った方向の打撃力を中間打撃子39に付加可能なモードである。回転モードは、スリーブ15に回転力を加え、かつ、中間打撃子39に打撃力を付加しないモードである。クラッチ43は、内輪40に対して係合及び解放可能であって、回転・打撃モードが選択されると、クラッチ43が内輪40に係合され、動力伝達経路が接続される。回転モードが選択されると、クラッチ43が内輪40から解放され、動力伝達経路が遮断される。
外輪41はピストン42に連結されている。ピストン42は、筒形状であり、かつ、ピストン42は第1筒部35内に設けられている。ピストン42は、第1筒部35に対して第3仮想線C3に沿った方向に摺動可能である。打撃子16は、ピストン42内に設けられており、打撃子16は、ピストン42に対して第3仮想線C3に沿った方向に摺動可能である。ピストン42内で、ピストン42と打撃子16との間に空気室44が設けられている。
ハンドル20は、モータケース18に連結される箇所近傍に装着部45を有し、電池パック46を装着部45に取り付け及び取り外しが可能である。電池パック46は交流電源である。電池パック46は、収容ケースと、収容ケース内に設けられた電池セルと、を有する。電池セルは、一次電池または二次電池の何れでもよい。電池セルとしては、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、リチウムイオンポリマー電池、ニッケルカドミウム電池の何れかを用いることができる。装着部45に第1端子が設けられ、収容ケースに第2端子が設けられている。電池パック46が装着部45に取り付けられると、電池パック46の電流を第1端子へ供給可能である。
トリガ47が、ハンドル20に設けられている。トリガ47は、ハンドル20に対して作動可能である。トリガ47は、例えばハンドル20に対して略直線状に作動可能であり、スプリング48によってハンドル20の外部に向けて付勢されている。トリガ47は最も突出した初期位置から所定量LMAXの範囲内で作動可能である。
ギヤケース19の外面にグリップ62が取り付けられている。ユーザは、第1の手でグリップ62を握る。ユーザは、ハンドル20を第2の手で握り、かつ、指をトリガ47に接触させて操作力を付加及び解除可能である。トリガ47に対する操作力が解除されていると、トリガ47は初期位置で停止されている。トリガ47に操作力が付加されると、トリガ47は、スプリング48の付勢力に抗して初期位置から作動する。初期位置に対するトリガ47の作動量は、トリガ47の操作量と定義可能である。トリガ47に付加される操作力に応じて、トリガ47の操作量が変化、つまり、増加または減少する。
図7は、ハンマドリル10の制御系統を示す。制御回路17は、ハウジング11内、例えば、モータケース18内に設けられている。制御回路17は、入力ポート、出力ポート、中央演算処理部、記憶部及びタイマーを有するマイクロコンピュータである。また、インバータ回路49が、モータケース18内に設けられている。インバータ回路49は、複数のスイッチング素子49Aを有し、インバータ回路49は、ステータ21と電池パック46との間の電気回路に設けられている。スイッチング素子49Aをそれぞれ単独でオン及びオフさせる信号を出力する制御信号出力回路61が設けられている。制御回路17は、制御信号出力回路61を制御する。
操作量検出センサ50が、ハンドル20に設けられている。操作量検出センサ50は、トリガ47の操作量を検出して操作量検出信号を出力する。操作量検出センサ50としては、トリガ47に接触する変位センサ、トリガ47に接触しない渦電流変位センサ等を用いることが可能である。電流検出回路51が、ハウジング11内に設けられている。電流検出回路51は、電池パック46からステータ21に供給される電流値(モータ駆動電流値)を検出して電流値検出信号を出力する。電圧検出回路52が、ハウジング11内に設けられている。電圧検出回路52は、電池パック46の電圧値を検出して電圧値検出信号を出力する。
回転位置検出センサ53が、モータケース18内またはギヤケース19内に設けられている。回転位置検出センサ53は、ロータ22及び出力軸23の回転方向における位置を検出して回転位置検出信号を出力する。制御回路17は、操作量検出センサ50から出力される操作量検出信号、電流検出回路51から出力される電流値検出信号、電圧検出回路52から出力される電圧値検出信号、回転位置検出センサ53から出力される回転位置検出信号を処理する。制御回路17は、回転位置検出センサ53の回転位置検出信号を処理することにより、ロータ22及び出力軸23の単位時間あたりの回転数、つまり、電動モータ12の実際の回転数を求めることができる。
制御回路17は、トリガ47に対する操作力が解除されていることを検出すると、電動モータ12を停止させる。すなわち、制御回路17は、インバータ回路49の複数のスイッチング素子49Aを全てオフさせる。このとき電池パック46から電動モータ12に電流は供給されない。
制御回路17は、トリガ47に操作力が付加されたことを検出すると、電動モータ12を回転させる。つまり、制御回路17は、インバータ回路49の複数のスイッチング素子49Aのオンとオフとを、それぞれ交互に切り替える。すると、電池パック46から電動モータ12のステータ21の3個のコイル21A,21B,21Cに選択的に電流が供給されて回転磁界が生じ、電動モータ12のロータ22及び出力軸23が回転される。
さらに、図8に示す制御パネル54が、ハウジング11に設けられている。制御パネル54は、例えば、図1に示すモータケース18とギヤケース19との境界部位に設けられている。制御パネル54と制御回路17とは、信号線によって接続されている。ユーザは、ハウジング11の外部から制御パネル54を目視及び操作可能である。制御パネル54は、電動モータ12の回転数に関する制御モードの切り替えを行うモード切替スイッチ55、第1ランプ56、第2ランプ57、第3ランプ58及び表示部59を有する。モード切替スイッチ55として、例えば、タクタイルスイッチが用いられる。
ユーザによりモード切替スイッチ55が操作されると、モード切替スイッチ55から出力されるモード切替信号は、制御回路17に入力される。制御回路17は、モード切替スイッチ55 から入力されるモード切替信号を処理することにより、制御モードの切り替えを行う。制御モードは、電動モータ12の回転数を設定するためのものである。制御回路17は、複数の制御モード、例えば、第1モード、第2モード及び第3モードを切り替え可能である。第1ランプ56、第2ランプ57及び第3ランプ58は、第1モード、第2モード及び第3モードの選択に対応してそれぞれ点灯する。第1ランプ56、第2ランプ57及び第3ランプ58は、例えば、発光ダイオードである。
以上の実施の形態の構成において、図示されていないレバー等の作業選択部材の操作によってユーザが回転モードを選択した場合、出力軸23の回転力は、駆動ギヤ26及び従動ギヤ27を経由して中間シャフト28に伝達される。中間シャフト28の回転力は、ギヤ32、伝達ギヤ29及びスリップクラッチ機構70を経由してスリーブ15に伝達される。スリーブ15に伝達される回転トルクはスリップクラッチ機構70によって所定範囲内に制限される。スリーブ15の回転力は、先端工具38に伝達され、先端工具38が対象物である被加工材を加工する。ユーザが回転モードを選択していると、クラッチ43は、内輪40から解放されている。したがって、ピストン42は停止され、かつ、先端工具38に打撃力は付加されない。
ユーザが回転・打撃モードを選択した場合、クラッチ43は内輪40に係合される。すると、中間シャフト28の回転力は、内輪40を経由して外輪41に伝達され、外輪41が揺動される。このため、ピストン42が第1筒部35内で往復作動し、空気室44の圧力が低下及び上昇される。空気室44の圧力が上昇すると、打撃子16が中間打撃子39を打撃し、中間打撃子39が受けた打撃力は先端工具38に伝達される。したがって、先端工具38に回転力が付加され、かつ、第3仮想線C3に沿った直動方向の打撃力が、先端工具38に付加される。
次に、図9から図13を用いてハンマドリル10の起動時のキックバック抑制制御について説明する。まず、図9はスリップクラッチ機構70の状況に配慮しない比較例のキックバック抑制制御であって、スリップクラッチ機構70の係合爪71と係合爪75とが係合した接続状態であるときのモータ駆動電流と起動時電流保護有効期間Tpとの時間関係を示す波形図である。図10は、トリガ操作開始(トリガスイッチオン)時において、係合爪71と係合爪75とが係合しないスリップクラッチ機構70の遮断状態(例えば、係合爪71が係合爪75に乗り上げた状態又は係合爪71と係合爪75間に回転方向の隙間がある場合)であったときのモータ駆動電流と起動時電流保護有効期間Tpとの関係を示す波形図である。図9及び図10では、トリガ47がスイッチオンされた時刻t0から起動時電流保護有効期間Tpが開始するまでの不感期間Tsがスリップクラッチ機構70の状態にかかわらず一定に設定されている。
図9ではスリップクラッチ機構70が接続状態なっていることを前提として不感期間Tsが設定されている。図9の場合には、被加工材の固い箇所に引っ掛かった先端工具38をロック状態から容易に脱出可能とするために、モータ駆動電流のピークが起動時電流保護の電流閾値よりも複数回(図示では2回)超えることを許容し、その後に起動時電流保護有効期間Tpが到来することになる。起動時電流保護有効期間Tp内でモータ駆動電流のピークが過電流保護用電流閾値(第1の閾値)を超えなければ保護はかからず、モータ駆動電流は遮断されない。
ところが、スリップクラッチ機構70が遮断状態で、例えば、係合爪71が係合爪75に乗り上げた状態又は係合爪71と係合爪75間に回転方向の隙間がある場合には、図10に示すように、通電直後のモータ突入電流であるモータ駆動電流の初回ピークからモータ12に負荷が加わることで生じる2回目のピークまでにスリップクラッチ機構70のスリップに起因して時間がかかる。このため、2回目のピークが起動時電流保護有効期間Tp内に入ってしまい、時刻t1で過電流保護用電流閾値に到達し、過電流保護機能が働いて以後モータ12への通電が停止される。この図10の場合にはスリップクラッチ機構70が接続状態となって先端工具38に充分大きな回転トルクが加わる前にモータ停止となり、先端工具をロック状態から脱出させる作業性が悪くなる。
一方、図11及び図12に示す本実施の形態の制御部としての制御回路17によるキックバック抑制制御の場合には、スリップクラッチ機構70の状態に配慮して起動時電流保護有効期間Tpの開始時刻を変化させている。具体的に言えば、モータ駆動電流の初回ピークを包含する所定長の第1不感期間Ts1の後で、モータ12に負荷が加わることで生じる2回目のピークのタイミングを予測するために第1の閾値である過電流保護用電流閾値よりも小さい第2の閾値としての有効期間開始用電流閾値を設定する。そして、モータ駆動電流が有効期間開始用電流閾値に到達した時刻t2から第2不感期間Ts2を開始する。この第2不感期間Ts2は図11における2回目のピークを包含する所定の長さである。起動時電流保護有効期間Tpは第2不感期間Ts2の終了時点から開始されることになる。
従って、第2不感期間Ts2の開始時刻は、スリップクラッチ機構70が接続状態であればモータ12に負荷が加わることで生じる2回目のピークのタイミングは早く、モータ駆動電流が有効期間開始用電流閾値に到達する時刻t2は早まる。逆にスリップクラッチ機構70が遮断状態であれば、トリガ47がスイッチオンされた時刻t0に対してスリップクラッチ機構70のスリップの影響で2回目のピークのタイミングは遅れ、モータ駆動電流が有効期間開始用電流閾値に到達する時刻t2は遅くなる。いずれにしても、2回目のピークが起動時電流保護有効期間Tpに入ることは無くなる。
図11はスリップクラッチ機構70が遮断状態であるときのモータ駆動電流と起動時電流保護有効期間との関係を示す波形図であり、モータ駆動電流が有効期間開始用電流閾値に到達した時刻t2から第2不感期間Ts2を開始し、第2不感期間Ts2の後に起動時電流保護有効期間Tpが来るようにしているため、2回目のピークが起動時電流保護有効期間Tpに入らず、過電流保護機能によりモータ12が停止されないことを示す。この場合は2回目のピークの後は先端工具38のロックが外れてモータ12が過負荷にならない状況である。
図12はスリップクラッチ機構70が接続状態であるときのモータ駆動電流と起動時電流保護有効期間との関係を示す波形図であるが、先端工具38のロック状態が継続し、キックバックが生じる直前の状態である。このときは、ハウジング11が振り回されるため、図11と比較してモータ12にかかる負荷が低くなることでモータ駆動電流増加の傾きが小さくなり、有効期間開始用電流閾値に到達した時刻t2から時刻t3で過電流保護用電流閾値に到達するまでの時間は長くなる。このため、時刻t3は起動時電流保護有効期間Tp内に入り、過電流保護機能が働いて以後モータ12への通電が停止される。つまり、キックバックが抑制される。
図13は、図11及び図12で図示したキックバック抑制制御を行うためのフローチャートを示す。図13中の各ステップは制御回路17で行われる。ハンマドリル10の主電源ONの後に制御回路17の制御がスタートし、ステップS1で「トリガ47が引かれてトリガSWがONになっているか(モータ12が回転しているか)」を判断する。ハンマドリル10の主電源ONの直後はステップS1の判断結果はNOであり、ステップS2で図11及び図12中の第1不感期間Ts1に関係する第1カウンタのカウント値(BLANK_timer_count)をリセットし、次にステップS3で第2不感期間Ts2に関係する第2カウンタのカウント値(IDC_OVER_START_CNT2)をリセットする。
トリガ47が引かれてトリガSWがONになり、モータ12が回転を開始すると、ステップS1はYESとなり、ステップS4において「第1カウンタのカウント値(BLANK_timer_count)をカウントアップ」する。ステップS5では「起動から所定時間(つまり第1不感期間Ts1)経過しているか(BLANK_timer_count>50ms)」を判断する。第1不感期間Ts1が経過するまではステップS5の判断結果はNOとなり、ステップS1に戻る。ここでは、第1不感期間Ts1は50msに設定している。
第1不感期間Ts1が経過するとステップS5の判断はYESとなり、ステップS6で「第2カウンタのフラグ(IDC_OVER_START_CNT2_flg)がセットされているか」を判断する。第1不感期間Ts1が経過した直後はステップS6の判断結果はNOであり、ステップS7でモータ駆動電流について「電流は閾値以上か(閾値:40A)」を判断する。ここでの「閾値:40A」は図11及び図12中の有効期間開始用電流閾値である。モータ駆動電流が有効期間開始用電流閾値に到達するまではステップS7の判断結果はNOであり、ステップS1に戻る。時間の経過と共にモータ駆動電流は増加して有効期間開始用電流閾値に到達し、ステップS7の判断結果がYESとなり、ステップS8で「IDC_OVER_START_CNT2_flgをセット」する。
ステップS8で「IDC_OVER_START_CNT2_flg」がセットされると、ステップS6の判断結果がYESとなり、ステップS9で「第2カウンタのカウント値(IDC_OVER_START_CNT2)をカウントアップ」する。そして、ステップS10で「IDC_OVER_START_CNT2は第1閾値以上か(第1閾値100ms)」を判断する。ステップS9の開始から所定時間(100ms)経過するまではステップS10の判断結果はNOであり、ステップS1に戻る。
ステップS10において、所定時間(第1閾値100ms)経過時点でステップS10の判断結果がYESとなり、かつステップS11の「IDC_OVER_START_CNT2は第2閾値以下か(閾値400ms)」の判断結果もYESとなってステップS12の「起動時過電流保護有効」となる(図11及び図12中の起動時過電流保護有効期間Tpが開始される)。そして、ステップS11でIDC_OVER_START_CNT2が第2閾値(400ms)に到達した時点でステップS11の判断結果はNOとなり、ステップS13で起動時過電流保護無効」となる(図11及び図12中の起動時過電流保護有効期間Tp(400-100。300ms)が終了する)。起動時過電流保護有効期間Tpにおいては、例えば過電流保護用電流閾値を80Aに設定し、モータ駆動電流が80A以上でかつ2ms以上継続した場合に過電流保護機能でモータ12への通電を停止する。
図13のフローチャートに示す動作は、制御回路17においてソフトウェアで処理してもよいし、複数のカウンタを用いたハードウェアで処理してもよい。
本実施の形態によれば、下記の効果を奏することができる。
(1) ハウジング11の振り回されを示す検出値が所定の閾値を超えたときに駆動源の動作を停止するキックバック抑制制御を行う場合に、そのキックバック抑制制御を可能とする時間帯のタイミングを、動力伝達経路に設けられた遮断部の状態に応じて時間軸上で前後にずらすことが可能である。このため、前記遮断部の状態に配慮しないで前記時間帯を固定した場合に比べて作業性を改善することができる。例えば、キックバック抑制制御のタイミングが早すぎてユーザが出力不足を感じて先端工具をロック状態から抜く作業性が悪くなったり、キックバック抑制制御のタイミングが遅れて先端工具がロックされたときに振り回されたりする不都合を回避できる。
(2) 具体的に言えば、ハウジング11の振り回されを示す検出値としてモータ駆動電流を用い、遮断部としてスリップクラッチ機構70を用いた場合、起動時のキックバック抑制制御のためにモータ12の駆動を停止するモータ駆動電流の第1の閾値とは別に、第1の閾値より小さい第2の閾値を設定し、スリップクラッチ機構70の状態による影響を除くようにしている。つまり、モータ12の駆動開始から第1の所定時間が経過するまでの第1不感期間Ts1、及び、第1不感期間Ts1の後においてモータ駆動電流が第2の閾値を超えてから第2の所定時間が経過するまでの第2不感期間は、モータ駆動電流が第1の閾値を超えてもモータの駆動を停止しないようにする。これによって、起動時電流保護有効期間Tpが不適切な時間帯となって先端工具ロック状態からの脱出の作業性が低下したり、キックバックがユーザに加わる問題を軽減できる。
以上、実施の形態を例に本発明を説明したが、実施の形態の各構成要素や各処理プロセスには請求項に記載の範囲で種々の変形が可能であることは当業者に理解されるところである。以下、変形例について触れる。
本実施形態の作業機は、図面を用いて説明されたハンマドリルに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、インパクトドライバ、ドライバ、ドリル等にも適用可能である。
本実施の形態では、ハウジングの振り回されを示す検出値としてモータ駆動電流値を用いたが、モータ回転数や温度の検出値を用いてもよい。また、それらの検出値に対して複数の閾値を適用することも可能である。ハウジングに発生する加速度を検出する加速度センサを設け、例えば加速度センサによって検出されたハウジングに発生する加速度の検出値が閾値を超えた場合にも制御回路17が電動モータ12を停止させる等、モータ駆動電流と加速度を組み合わせてハウジングの振り回されを検出する構成としてもよい。また、加速度とモータ駆動電流の両方が検出された場合には、閾値をいずれか単独の閾値よりも低下させる等、加速度とモータ駆動電流を組み合わせた場合に制御を変更してもよい。また、加速度センサの代わりとして、工具の作業姿勢を検出する姿勢センサを設け、作業姿勢が所定以上変位すると振り回されを検出する構成や、トリガの引き量を検出するトリガ位置センサを設け、トリガの引き量が急に変化すると振り回されを検出する構成としてもよい。
駆動源としての電動モータは、ブラシ付きモータ、ブラシレスモータを含む。電動モータに電流を供給する電源は、直流電源、交流電源を含む。回転力伝達機構は、歯車伝動装置に代えて、巻き掛け伝動装置を備えていてもよい。ハウジングは、モータ、操作部材、工具支持部材、制御回路等を支持する要素であり、ハウジングは、ケーシングまたは本体と呼ばれる要素を含む。
10…ハンマドリル、11…ハウジング、12…電動モータ、13…回転力伝達機構、15…スリーブ、17…制御回路、47…トリガ、49…インバータ回路、50…操作量検出センサ、51…電流検出回路、52…電圧検出回路、53…回転位置検出センサ、55…モード切替スイッチ、54…制御パネル、63…打撃機構、70…スリップクラッチ機構

Claims (3)

  1. 駆動軸を駆動する駆動源と、
    前記駆動源を収容するハウジングと、
    前記駆動軸の駆動力により動作する先端工具と、
    前記駆動軸の駆動力を前記先端工具に伝達する伝達経路と、
    前記伝達経路に設けられ、前記先端工具に係る負荷が所定値を超えると、前記伝達経路を遮断する遮断部と、前記駆動源の駆動を制御するとともに、前記ハウジングの振り回されを示す検出値を検出する制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記駆動源が駆動した状態で前記検出値が第1の閾値を超えると、前記駆動源の駆動を停止する、第1の制御を実行可能であり、
    前記制御部は、前記駆動源の駆動開始から第1の所定時間が経過するまでの第1の不感期間、及び、前記第1の不感期間の後において前記検出値が最初に前記第1の閾値より小さい第2の閾値を超えてから第2の所定時間が経過するまでの第2の不感期間は、前記検出値が前記第1の閾値を超えても前記駆動源の駆動を停止しない、作業機。
  2. 前記検出値が、前記駆動源の駆動電流である、請求項1に記載の作業機。
  3. 前記遮断部は、所定の相対角度で噛み合う主軸及び従軸を有し、前記所定のトルクを超えると前記主軸が前記従軸に対してスリップする、スリップクラッチ機構である、請求項1又は2に記載の作業機。
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