JP7347272B2 - 電気機器 - Google Patents

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Description

本発明は、無線機器を有する電気機器に関する。
電気機器の中には、親機と複数の子機とを有し、それら親機と複数の子機との間で、無線通信により所定情報を受け渡しするものがある。そして、このような技術を示す文献としては、次の特許文献1がある。
特許第6093448号公報
通常このような電気機器では、上記の受け渡しを行わない状態としての停止状態では、親機と各子機とが無線通信を停止する。そして、上記の受け渡しを行うべき状態としての稼働状態になった時点で、親機と各子機とが無線通信の通信接続を開始する。
しかし、通信接続には時間を要するため、稼働状態になった時点で無線通信を速やかに開始することができない。そこで、本発明者は、停止状態においても、親機と子機との間で通信接続を維持しておくことを検討した。この場合には、通信接続が維持されているので、稼働状態になった時点で、無線通信を速やかに開始できる。しかしながら、次の問題があることに、本発明者は着目した。
すなわち、通常このような電気機器では、親機が所定の親機能を担い、子機が親機能よりも電力消費の少ない子機能を担うことにより、無線通信を行う。そのため、停止状態においても通信接続を維持した場合、親機による電力消費がさらに大きくなってしまう。そのため、例えば、親機に給電する電源と子機に給電する電源とが異なる場合には、親機に給電する電源の電力消費が大きくなってしまう。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、停止状態においても通信接続を維持すると共に、親機による電力消費を抑えることを、主たる目的とする。
本発明の電気機器は、親機と複数の子機とを有する。前記電気機器は、前記親機と前記子機との間で無線通信により所定情報の受け渡しを行う状態としての稼働状態では、前記親機が所定の親機能を担い且つ各前記子機が前記親機能よりも電力消費の小さい子機能を担うことにより、前記無線通信の通信接続を維持する。
前記電気機器は、前記親機と前記子機との間で前記所定情報の受け渡しを行わない状態としての停止状態では、少なくとも所定期間に、前記子機が前記親機能を担い且つ前記親機が前記子機能を担う代理状態になることにより、前記親機が常に前記親機能を担う場合に比べて前記親機による電力消費を抑えつつ、前記通信接続を維持する。
本発明によれば、停止状態では、少なくとも所定期間に代理状態になることにより、親機による電力消費を抑えつつ通信接続を維持する。そのため、停止状態においても通信接続を維持すると共に、親機による電力消費を抑えることができる。
第1実施形態の電気機器の稼働状態での通信を示す概略図 電気機器の停止状態での通信を示す概略図 電気機器の停止状態での通信を示すタイムチャート 電気機器の停止状態での通信における電力消費を示すイメージ図 第2実施形態の電気機器の停止状態での通信を示す概略図 電気機器の停止状態での通信を示すタイムチャート
次に、図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。ただし、本発明は実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して実施できる。
[第1実施形態]
まず、第1実施形態の概要について説明する。図1に示すように、電気機器91は、複数のセル電池45を有する組電池40を監視する電池監視システムであって、車両に搭載されている。電気機器91は、親機10と複数の子機20とを有する。子機20は、複数のセル電池45をグループ分けした電池群44毎に設置されており、自身に対応する電池群44からセル電池45に関する情報である電池情報を取得する。親機10は、各子機20a~20cから無線通信により電池情報を取得する。親機10は、組電池40とは別の補機バッテリ30から給電され、各子機20は自身に対応する電池群44から給電される。
車両の電源スイッチ50がONになると、図1に示すように電気機器91が稼働状態Pになり、電源スイッチ50がOFFになると、図2に示すように電気機器91が停止状態Qになる。図1に示す稼働状態Pでは、子機20が親機10に対して無線通信により電池情報を送信する一方、図2に示す停止状態Qでは、子機20は親機10に対して電池情報を送信しない。
電気機器91は、図1に示す稼働状態Pでは、親機10が所定の親機能F1を担い且つ各子機20が親機能F1よりも電力消費の小さい子機能f2を担うことにより、親機10と各子機20との間で無線通信の通信接続を維持する。
他方、図2に示す停止状態Qでは、少なくとも所定期間に、子機20が親機能F1を担い且つ親機10が子機能f2を担う代理状態Q1~Q3なることにより、親機10が常に親機能F1を担う場合に比べて親機10による電力消費を抑えつつ、無線通信の通信接続を維持する。その代理状態Q1~Q3では、親機能F1を担う子機20が、親機10と無線通信を行うと共に、自身以外の各子機20とも無線通信を行う。具体的には、電気機器91は、停止状態Qでは、次に示す所定順制御や均等化制御を実行する。
所定順制御では、例えば図2に破線の矢印に示すように、複数の子機20a~20cが交代で所定の順に親機能F1を担う。そして、停止状態Qから稼働状態Pになると、図2に示す所定の順が途切れて、図1に示すように親機10が親機能F1を担うと共に、当該所定の順における当該途切れたタイミングが記憶される。その後、稼働状態Pから図2に示す停止状態Qになると、当該記憶に基づいて、当該所定の順の続きで、子機20が順に親機能F1を担う。
以下では、所定の単位時間内において一の子機20が親機能F1を担う時間の割合を、当該子機20の「親機能担当率」とする。
均等化制御では、各子機20は、自身に給電する電池群44としての自電源の状況に基づいて、親機能担当率が変更される。具体的には、各子機20a~20cは、自電源の充電量が所定量である子機20よりも、自電源の充電量が当該所定量よりも多い子機20の方が、親機能担当率が高くなる。それにより、各電池群44a~44cの充電量が均等化される。また、各子機20は、自電源の充電量が所定の閾値よりも少ない場合には、親機能F1を担わない。それにより、各子機20は、自電源の充電量が少ないのに、親機能F1を担うといった事態が回避される。
次に、以上に示した第1実施形態の概要を補足する形で、本実施形態の詳細について説明する。
図1は、本実施形態の電気機器91における稼働状態Pを示す概略図である。組電池40は、電池群44として、第1電池群44aと第2電池群44bと第3電池群44cとを有する。これらの電池群44a~44cは、電気的に直列に接続されている。そして、各電池群44を構成する複数のセル電池45も、電気的に直列に接続されている。各セル電池45は、リチウム電池等である。
電気機器91は、子機20として、第1子機20aと第2子機20bと第3子機20cとを有する。第1子機20aは第1電池群44aに対応し、第2子機20bは第2電池群44bに対応し、第3子機20cは第3電池群44cに対応している。各子機20は、自身に対応する電池群44に給電配線24により電気的に接続されており、それにより自身に対応する電池群44から給電可能になっている。
また、各子機20は、複数の検出線25を有し、その複数の検出線25により、自身に対応する電池群44における各セル電池45の電圧を検出可能になっている。詳しくは、検出線25は、電池群44の両端及び、その電池群44を構成するセル電池45どうしの各間に電気的に接続されている。各子機20は、親機10と無線通信をするための子機アンテナ21を有する。各子機20が親機10に送信する電池情報は、例えば、各セル電池45の電圧に関する情報や、温度に関する情報等を含む。
また、各子機20は、検出線25を介して、他のセル電池45よりも充電量の多いセル電池45を放電させることにより、各セル電池45の充電量を均等化するセル電池均等化処理を実行可能に構成されている。そして、各子機20は、親機10からの無線通信による指令に基づいて、上記のセル電池均等化処理を行う。
親機10は、各子機20a~20cと無線通信をするための親機アンテナ12を有する。また、親機10は、給電配線13により鉛電池等の補機バッテリ30に電気的に接続されると共に、車両の電源スイッチ50に信号線15により接続されている。そして、停止状態Qにおける親機10が子機能f2を担っているタイミングにおいて、電源スイッチ50がONになると、親機10は、親機能F1を担っている子機20に対して、維持している通信接続により親機能変換指令を送る。それにより、親機10が親機能F1を担うと共に、当該子機20が子機能f2を担うようになり、停止状態Qから稼働状態Pに遷移する。
他方、停止状態Qにおける親機10が親機能F1を担っているタイミングにおいて、電源スイッチ50がONになると、親機10は子機20に対して親機能変換指令を送ることなく、そのまま停止状態Qから稼働状態Pに遷移する。稼働状態Pでは、親機10は、各子機20a~20cから送信される電池情報等に基づいて、各電池群44a~44cの充電量や、各電池群44内における各セル電池45の充電量のバラツキ等を認識する。そして、親機10から各子機20へは、無線通信により各種指令等が送信される。
親機10は、電源スイッチ50がOFFになると、無線信号により、停止状態Qにするための停止指令を各子機20a~20cに送信する。それにより、電気機器91が稼働状態Pから停止状態Qに遷移する。停止状態Qでは、電池情報や指令等が無線送信されることはなく、単に通信接続が維持される。
次に親機能F1及び子機能f2について説明する。親機能F1は、子機能f2を担う機器と通信接続を維持するための能動的機能であり、具体的には、例えば、子機能f2を担う各機器との通信をスケジューリングする機能や、子機能f2を担う各機器に対して能動的に電波を送信する機能等を含む。他方、子機能f2は、親機能F1を担う機器と通信接続を維持するための受動的機能であり、例えば、親機能F1を担う機器から送信された電波に対して電波を返信する機能等を含む。よって、親機能F1を担う場合には、子機能f2を担う場合よりも電力を多く消費する。なお、図1、図2、図4、図5における「F1」「f2」を囲む「〇」の大きさは、電力消費量の大小を示している。
親機10は、少なくとも停止状態Qにおいては、補機バッテリ30のみから給電され、組電池40から給電されることはない。また、各子機20も、少なくとも停止状態Qにおいては、自身に対応する電池群44のみから給電され、他の電池群44や補機バッテリ30から給電されることはない。よって、少なくとも停止状態Qでは、親機10及び各子機20a~20cは、それぞれ別々の独立した電源から給電される。
図2は、電気機器91の停止状態Qでの通信を示す概略図である。以下では、親機10が親機能F1を担い、且つ各子機20a~20cが子機能f2を担う状態を「通常状態Q0」とする。また、第1子機20aが親機能F1を担い、且つ親機10、第2子機20b及び第3子機20cが子機能f2を担う状態を「第1代理状態Q1」とする。また、第2子機20bが親機能F1を担い、且つ親機10、第1子機20a及び第3子機20cが子機能f2を担う状態を「第2代理状態Q2」とする。また、第3子機20cが親機能F1を担い、且つ親機10、第1子機20a及び第2子機20bが子機能f2を担う状態を「第3代理状態Q3」とする。
所定順制御では、例えば図2に破線の矢印で示すように、通常状態Q0→第1代理状態Q1→第2代理状態Q2→第3代理状態Q3→再び通常状態Q0の順に状態を遷移させる。具体的には、図2の右上に示す通常状態Q0では、親機10が各子機20a~20cと無線通信を行う。その後の、図2の左上に示す第1代理状態Q1では、第1子機20aが、親機10、第2子機20b及び第3子機20cと無線通信を行う。その後の、図2の左下に示す第2代理状態Q2では、第2子機20bが、親機10、第1子機20a及び第3子機20cと無線通信を行う。その後の、図2の右下に示す第3代理状態Q3では、第3子機20cが、親機10、第1子機20a及び第2子機20bと無線通信を行う。
図3は、以上のとおりに所定順制御を行った場合のタイムチャートである。通常状態Q0から第1代理状態Q1にシフトする際には、親機10と第1子機20aとの間で、親機能F1と子機能f2との入れ替えが行われると共に、第2子機20b及び第3子機20cが、通信接続を親機10から第1子機20aに繋ぎ変える。その繋ぎ変えが成立すると、第1代理状態Q1になる。そして、本実施形態では、各子機20a~20cや親機10にとって、このような通信接続の繋ぎ変えの方が、いずれの機器とも通信接続をしていない状態から新たに通信接続を確立する場合よりも早いプロトコルとなっている。
その後、第1代理状態Q1から第2代理状態Q2にシフトする際には、第1子機20aと第2子機20bとの間で、親機能F1と子機能f2との入れ替えが行われると共に、親機10及び第3子機20cが、通信接続を第1子機20aから第2子機20bに繋ぎ変える。その繋ぎ変えが成立すると、第2代理状態Q2になる。
その後、第2代理状態Q2から第3代理状態Q3にシフトする際には、第2子機20bと第3子機20cとの間で、親機能F1と子機能f2との入れ替えが行われると共に、親機10及び第1子機20aが、通信接続を第2子機20bから第3子機20cに繋ぎ変える。その繋ぎ変えが成立すると、第3代理状態Q3になる。
その後、第3代理状態Q3から通常状態Q0にシフトする際には、第3子機20cと親機10との間で、親機能F1と子機能f2との入れ替えが行われると共に、第1子機20a及び第2子機20bが、通信接続を第3子機20cから親機10に繋ぎ変える。その繋ぎ変えが成立すると、通常状態Q0になる。
図4は、以上のとおりに所定順制御を行った場合の電力消費のイメージを示すタイムチャートである。通常状態Q0では、親機10が親機能F1を担うことにより、親機10の電力消費量が大きくなる。第1代理状態Q1では、第1子機20aが親機能F1を担うことにより、第1子機20aの電力消費量が大きくなる。第2代理状態Q2では、第2子機20bが親機能F1を担うことにより、第2子機20bの電力消費量が大きくなる。第3代理状態Q3では、第3子機20cが親機能F1を担うことにより、第3子機20cの電力消費量が大きくなる。
そして、この所定順制御の途中で、車両の電源スイッチ50がOFFからONになることにより、電気機器91が停止状態Qから稼働状態Pになった際には、親機10等が有するメモリ等に、この所定順制御における当該途切れたタイミングが記憶される。そして、再び停止状態Qになると、当該記憶に基づいて、当該所定順制御が当該途切れたタイミングから再開される。
次に、図2を参照しつつ均等化制御について説明する。この均等化制御では、図2に示す破線の矢印とは異なる順に、状態を遷移させる。この均等化制御では、例えば、各電池群44a~44cの充電量に応じて、各子機20a~20cにおける親機能F1を担う頻度を変化させてもよいし、親機能F1を担う1回当たりの時間を変化させてもよいし、その両方を変化させてもよい。その各電池群44a~44cの充電量は、例えば、稼働状態Pの時に親機10が各子機20a~20cから取得した電池情報に基づいて算出される。
具体的には、例えば、第1電池群44aの充電量が、第2電池群44bや第3電池群44cの充電量よりも多い場合には、均等化制御として、図2の右上に示す通常状態Q0→図2の左上に示す第1代理状態Q1→再び図2の右上に示す通常状態Q0の順に、繰り返し状態を遷移させる。これにより、第1電池群44aの充電量が減り、当該充電量が第2電池群44bや第3電池群44cの充電量と略等しくなったと推定されると、その後は上記の所定順制御を行う。
また例えば、第1電池群44aの充電量が第2電池群44bの充電量よりも多く、且つその第2電池群44bの充電量が第3電池群44cの充電量よりも多い場合には、均等化制御として、次のように制御する。すなわち、図2の右上に示す通常状態Q0→図2の左上に示す第1代理状態Q1→図2の左下に示す第2代理状態Q2→再び図2の右上に示す通常状態Q0の順に、繰り返し状態を遷移させる。そして、このとき、第1代理状態Q1の期間の方が第2代理状態Q2の期間よりも長くなるようにする。すなわち、第1子機20aが親機能F1を担う1回当たりの時間を、第2子機20bが親機能F1を担う1回当たりの時間よりも長くする。これにより、第1電池群44aの充電量が減ると共に、それよりも小さく第2電池群44bの充電量が減り、第1電池群44a及び第2電池群44bの充電量が、第3電池群44cの充電量と略等しくなったと推定されると、その後は上記の所定順制御を行う。
本実施形態によれば、次の効果が得られる。停止状態Qでは、少なくとも所定期間に代理状態Q1~Q3になることにより、親機10が常に親機能F1を担う場合に比べて親機10による電力消費を抑えつつ、通信接続を維持する。そのため、停止状態Qにおいても通信接続を維持すると共に、親機10による電力消費を抑えることができる。
具体的には、親機10は、補機バッテリ30から給電され、各子機20は組電池40から給電される。そのため、親機10が常に親機能F1を担う場合に比べて、補機バッテリ30の電力消費の一部が、組電池40の電力消費により肩代わりされる。そのため、補機バッテリ30の電力が集中的に消費されるのを回避できる。
また、各子機20a~20cは、組電池40におけるそれぞれ別々の電池群44a~44cから給電される。そして、停止状態Qでは、複数の子機20が交代で親機能F1を担う。そのため、複数の電池群44a~44cのうちのいずれか1つの電力が集中的に消費されるのを回避できる。
また、均等化制御では、各子機20a~20cは、自身に給電する電池群44としての自電源の充電量が所定量である子機20よりも、自電源の充電量が当該所定量よりも多い子機20の方が、親機能担当率が高くなる。そのため、各電池群44a~44cの充電量を均等化することができる。
そのため、この均等化制御により、各電池群44の充電量を均等化すると共に、各子機20によるセル電池均等化処理により各電池群44内における各セル電池45の充電量を均等化することにより、組電池40を構成する全ての各セル電池45の充電量を同一量に均等化することができる。
また、各子機20は、自電源の充電量が所定の閾値よりも少ない場合には、親機能F1を担わない。そのため、各子機20は、自電源の充電量が少ないのに親機能F1を担うといった事態を、回避できる。
また、所定順制御においては、停止状態Qでは、複数の子機20a~20c等が所定の順に親機能F1を担う。そして、停止状態Qから稼働状態Pになると、上記の所定の順が途切れて、親機10が親機能F1を担うと共に、上記の所定の順における当該途切れたタイミングが記憶される。その後、稼働状態Pから再び停止状態Qになると、当該記憶に基づいて、当該所定の順の続きで、子機20a~20c等が順に親機能F1を担う。そのため、再びその所定の順の最初からスタートすることはない。そのため、その所定の順の最初の子機20に給電する電池群44の電力が、集中的に消費されるのを回避できる。
また、各代理状態Q1~Q3では、親機能F1を担う子機20が他の子機20と通信接続を行う。そのため、停止状態Qから稼働状態Pになった際には、それら他の子機20は、通信接続を、当該親機能F1を担っていた子機20から親機10に繋ぎ変えることにより対応できる。そして、本実施形態では、このような通信接続の繋ぎ変えの方が、いずれの機器とも通信接続をしていない状態から新たに通信接続を確立する場合よりも早いプロトコルとなっている。そのため、停止状態Qから稼働状態Pになった際に、親機10とそれら他の子機20との間で、無線通信を効率的に速やかに開始できる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。なお、以下の実施形態では、それ以前の実施形態のものと同一の又は対応する部材等は同一の符号を付する。ただし、電気機器自体については、実施形態毎に異なる符号を付する。本実施形態については、第1実施形態をベースに、これと異なる点を中心に説明する。
まず、第2実施形態の概要について説明する。図5に示すように、本実施形態の電気機器92は、代理状態Q1~Q3において、親機能F1を担う子機20と他の子機20とが無線通信を行わない。すなわち、電気機器92は、代理状態Q1~Q3では、親機能F1を担う子機20と親機10とが無線通信を行う一方、他の子機20は、親機能F1を担う子機20及び親機10のいずれに対しても無線通信が不能になる。その後に、他の子機20と親機10との無線通信が途切れる前に、親機10が親機能F1を担う通常状態Q0になることにより、他の子機20と親機10との無線通信が再開される。
稼働状態Pでは、各子機20は、所定の第1途絶判定時間以上、親機10と通信が行われないことを条件に、親機10との通信が途絶したと判定する。他方、停止状態Qでは、各子機20は、上記の第1途絶判定時間よりも長い第2判定時間以上、親機10と通信が行われないことを条件に、親機10との通信が途絶したと判定する。
次に、以上に示した第2実施形態の概要を補足する形で、第2実施形態の詳細について説明する。
図5は、電気機器92の停止状態Qでの通信を示す概略図である。所定順制御では、例えば図5に破線の矢印で示すように、通常状態Q0→第1代理状態Q1→通常状態Q0→第2代理状態Q2→通常状態Q0→第3代理状態Q3→再び通常状態Q0の順に状態を遷移させる。図5の上側に示す通常状態Q0では、親機10が親機能F1を担うことにより、親機10が各子機20a~20cと無線通信を行う。
その後の、図5の左上に示す第1代理状態Q1では、第1子機20aが親機能F1を担うことにより、親機10と第1子機20aとの無線通信が維持されると共に、第2子機20b及び第3子機20cが、親機10と通信不能になる。その後の、図5の左下に示す通常状態Q0では、親機10が親機能F1を担うことにより、親機10と第1子機20aとの無線通信が維持されると共に、第2子機20b及び第3子機20cが、親機10との無線通信を再開する。
その後の、図5の下側に示す第2代理状態Q2では、第2子機20bが親機能F1を担うことにより、親機10と第2子機20bとの無線通信が維持されると共に、第1子機20a及び第3子機20cが、親機10と通信不能になる。その後の、図5の右下に示す通常状態Q0では、親機10が親機能F1を担うことにより、親機10と第2子機20bとの無線通信が維持されると共に、第1子機20a及び第3子機20cが、親機10との無線通信を再開する。
その後の、図5の右上に示す第3代理状態Q3では、第3子機20cが親機能F1を担うことにより、親機10と第3子機20cとの無線通信が維持されると共に、第1子機20a及び第2子機20bが、親機10と通信不能になる。その後の、図5の上側に示す通常状態Q0では、親機10が親機能F1を担うことにより、親機10と第3子機20cとの無線通信が維持されると共に、第1子機20a及び第2子機20bが、親機10との無線通信を再開する。
図6は、以上のとおり所定順制御を行った場合のタイムチャートである。通常状態Q0から第1代理状態Q1にシフトする際には、親機10と第1子機20aとの間で、親機能F1と子機能f2との入れ替えが行われる。それにより親機10と第1子機20aとが無線通信を維持すると共に、それまで親機10と無線通信をしていた第2子機20b及び第3子機20cが、親機10と通信不能になる。
その後の、第1代理状態Q1から通常状態Q0にシフトする際には、親機10と第1子機20aとの間で、子機能f2と親機能F1との入れ替えが行われることにより、親機能F1が親機10に戻り、子機能f2が第1子機20aに戻る。それにより親機10と第1子機20aとが無線通信を維持すると共に、第2子機20b及び第3子機20cが、親機10との無線通信を再開する。
その後の、通常状態Q0から第2代理状態Q2にシフトする際には、親機10と第2子機20bとの間で、親機能F1と子機能f2との入れ替えが行われる。それにより親機10と第2子機20bとが無線通信を維持すると共に、それまで親機10と無線通信をしていた第1子機20a及び第3子機20cが、親機10と通信不能になる。
その後の、第2代理状態Q2から通常状態Q0にシフトする際には、親機10と第2子機20bとの間で、子機能f2と親機能F1との入れ替えが行われることにより、親機能F1が親機10に戻り、子機能f2が第2子機20bに戻る。それにより親機10と第2子機20bとが無線通信を維持すると共に、第1子機20a及び第3子機20cが、親機10との無線通信を再開する。
その後の、通常状態Q0から第3代理状態Q3にシフトする際には、親機10と第3子機20cとの間で、親機能F1と子機能f2との入れ替えが行われる。それにより親機10と第3子機20cとが無線通信を維持すると共に、それまで親機10と無線通信をしていた第1子機20a及び第2子機20bが、親機10と通信不能になる。
その後の、第3代理状態Q3から通常状態Q0にシフトする際には、親機10と第3子機20cとの間で、子機能f2と親機能F1との入れ替えが行われることにより、親機能F1が親機10に戻り、子機能f2が第3子機20cに戻る。それにより親機10と第3子機20cとが無線通信を維持すると共に、第1子機20a及び第2子機20bが、親機10との無線通信を再開する。
次に、図5を参照しつつ、均等化制御の具体例について説明する。この均等化制御では、図5に示す破線の矢印とは異なる順に、状態を遷移させる。例えば、第1電池群44aの充電量が、第2電池群44bや第3電池群44cの充電量よりも多い場合には、均等化制御として、図5の上側に示す通常状態Q0→図5の左上に示す第1代理状態Q1→再び図5の上側に示す通常状態Q0の順に、繰り返し状態を遷移させる。これにより、第1電池群44aの充電量が減り、当該充電量が第2電池群44bや第3電池群44cの充電量と略等しくなったと推定されると、その後は上記の所定順制御を行う。
また例えば、第1電池群44aの充電量が第2電池群44bの充電量よりも多く、且つその第2電池群44bの充電量が第3電池群44cの充電量よりも多い場合には、均等化制御として、次のように制御する。すなわち、図5の上側に示す通常状態Q0→図5の左上に示す第1代理状態Q1→図5の左下に示す通常状態Q0→図5の下側に示す第2代理状態Q2→再び図5の上側に示す通常状態Q0の順に、繰り返し状態を遷移させる。そして、このとき、第1代理状態Q1の期間の方が第2代理状態Q2の期間よりも長くなるようにする。これにより、第1電池群44aの充電量が減ると共に、それよりも小さく第2電池群44bの充電量が減り、第1電池群44a及び第2電池群44bの充電量が、第3電池群44cの充電量と略等しくなったと推定されると、その後は上記の所定順制御を行う。
本実施形態によれば、次の効果が得られる。各代理状態Q1~Q3では、親機能F1を担う子機20以外の他の子機20は、親機能F1を担う子機20及び親機10とのいずれに対しても無線通信が不能になる。しかし、その後、他の子機20と親機10との通信接続が途切れる前に、通常状態Q0になることにより、他の子機20と親機10との無線通信が再開される。そのため、他の子機20は、通信接続を親機10から、親機能F1を担う子機20に繋ぎ変える必要がなく、各子機20a~20cは親機10と通信接続を維持することができる。そのため、停止状態Qから稼働状態Pになった際には、各子機20は、その維持している親機10との通信接続により、親機10と通信を速やかに開始することができる。
また、停止状態Qでは、各子機20は、稼働状態Pにおける途絶判定時間である第1途絶判定時間よりも長い第2途絶判定時間以上、親機10と無線通信が行われないことを条件に、親機10との通信接続が途絶したと判定する。そのため、停止状態Qでは、各子機20は、親機10と無線通信が行われない時間を長くしつつも、親機10との通信接続を維持できる。そのため、各1回の代理状態Q1~Q3を長く維持することができ、親機10による電力消費を、より効率的に抑制できる。ただし、親機10と無線通信が行われない時間を長くし過ぎると、停止状態Qから稼働状態Pにした際のレスポンスが悪くなってしまうので、適度な範囲内で、当該時間を長くする必要がある。
[他の実施形態]
以上に示した実施形態は、次のように変更して実施できる。例えば、各実施形態では、子機20は3つであるが、2つであっても、4つ以上であってもよい。
また例えば、各実施形態では、停止状態Qでは、所定順制御及び均等化制御のうちのいずれか一方を状況に応じて択一的に行っているが、これに代えて、例えば、停止状態Qでは、常に所定順制御を行うようにしてもよい。
また例えば、各実施形態では、車両の電源スイッチ50がOFFの時には、常に電気機器91,92が停止状態Qになっているが、これに代えて、例えば、車両の電源スイッチ50がOFFの時には、所定周期で電気機器91,92が稼働状態Pになるようにしてもよい。また例えば、各実施形態では、各電池群44の充電量に基づいて均等化制御を行っているが、各電池群44の電圧に基づいて均等化制御を行うようにしてもよい。
また例えば、第1実施形態の停止状態Qにおいて親機能F1を担当するローテーションには、親機10も含まれているが、これに代えて、当該ローテーションには子機20のみが含まれ、親機10は停止状態Qでは常に子機能f2を担うようにしてもよい。この場合には、親機10による電力消費を、より抑えることができる。
また例えば、各実施形態では、電気機器91,92は、車両に搭載されているが、車両以外の乗り物や物品等に搭載されていてもよい。また例えば、各実施形態では、電気機器91,92は、電池監視システムであるが、その他の電気機器であってもよい。
具体的には、例えば、電気機器91,92は、タイヤ圧監視システム(TPMS)であってもよい。この場合、子機は、タイヤ毎に設置されると共に、自身に対応するタイヤからそのタイヤ圧に関する情報であるタイヤ圧情報を取得する。そして、親機は、各子機から無線通信によりタイヤ圧情報を取得する。この場合、親機は、例えば、車両に搭載されているバッテリから給電される。他方、各子機は、例えば、各タイヤ内や自身に設置されている各バッテリから給電される。
10…親機、20…子機、20a…第1子機、20b…第2子機、20c…第3子機、91,92…電気機器、F1…親機能、f2…子機能、P…稼働状態、Q…停止状態、Q1…第1代理状態、Q2…第2代理状態、Q3…第3代理状態。

Claims (14)

  1. 親機(10)と複数の子機(20a~20c)とを有し、前記親機と前記子機との間で無線通信により所定情報の受け渡しを行う状態としての稼働状態(P)では、前記親機が所定の親機能(F1)を担い且つ各前記子機が前記親機能よりも電力消費の少ない子機能(f2)を担うことにより、前記無線通信の通信接続を維持する、電気機器において、
    前記親機と前記子機との間で前記所定情報の受け渡しを行わない状態としての停止状態(Q)では、少なくとも所定期間に、前記子機が前記親機能を担い且つ前記親機が前記子機能を担う代理状態(Q1~Q3)になることにより、前記親機が常に前記親機能を担う場合に比べて前記親機による電力消費を抑えつつ、前記通信接続を維持し、
    前記稼働状態では、各前記子機は所定の第1途絶判定時間以上、前記親機と無線通信が行われないことを条件に、前記親機との通信接続が途絶したと判定し、
    前記停止状態では、各前記子機は前記第1途絶判定時間よりも長い第2途絶判定時間以上、前記親機と無線通信が行われないことを条件に、前記親機との通信接続が途絶したと判定し、
    前記代理状態では、前記親機能を担う子機と前記親機とが無線通信を行う一方、前記親機能を担う子機以外の前記子機としての他の子機と前記親機との無線通信が不能になり、その後に、前記他の子機と前記親機との通信接続が前記途絶したと判定される前に、前記親機が前記親機能を担う通常状態(Q0)になることにより、前記他の子機と前記親機との無線通信が再開される、電気機器。
  2. 少なくとも前記停止状態では、前記親機は所定の電源(30)から給電され、前記子機は、前記所定の電源とは別の電源(40)から給電される、請求項1に記載の電気機器。
  3. 少なくとも前記停止状態では、各前記子機はそれぞれ別々の電源(44a~44c)から給電され、
    前記停止状態では、複数の前記子機が交代で前記親機能を担う、請求項1又は2に記載の電気機器。
  4. 所定の単位時間内において一の前記子機が前記親機能を担う時間の割合を、当該子機の親機能担当率として、
    各前記子機は、自身に給電する電源としての自電源(44)の状況に基づいて、前記親機能担当率が変更される、請求項1~3のいずれか1項に記載の電気機器。
  5. 各前記子機は、前記自電源の充電量が所定量である前記子機よりも、前記自電源の充電量が前記所定量よりも多い前記子機の方が、前記親機能担当率が高くなることにより、各前記子機に給電する電源の充電量が均等化される、請求項4に記載の電気機器。
  6. 各前記子機は、前記自電源の充電量が所定の閾値よりも少ない場合には、前記親機能を担わない、請求項4又は5に記載の電気機器。
  7. 前記停止状態では、複数の前記子機が所定の順に前記親機能を担い、
    前記停止状態から前記稼働状態になると、前記所定の順が途切れて、前記親機が前記親機能を担うと共に、前記所定の順における当該途切れたタイミングが記憶され、
    前記稼働状態から前記停止状態になると、前記記憶に基づいて、前記所定の順の続きで、前記子機が順に前記親機能を担う、請求項1~6のいずれか1項に記載の電気機器。
  8. 前記電気機器は、車両に搭載される車載機器であって、前記車両の電源スイッチ(50)がONになると前記稼働状態になり、前記電源スイッチがOFFになると前記停止状態になる、請求項1~のいずれか1項に記載の電気機器。
  9. 前記電気機器は、複数のセル電池(45)を有する組電池(40)を監視する電池監視システムであって、
    前記子機は、複数の前記セル電池をグループ分けした電池群(44a~44c)毎に設置されており、自身に対応する前記電池群から前記セル電池に関する情報である電池情報を取得し、
    前記親機は、各前記子機から無線通信により前記電池情報を前記所定情報として取得する、
    請求項1~のいずれか1項に記載の電気機器。
  10. 前記親機は、前記組電池とは別の補機バッテリ(30)から給電され、各前記子機は、自身に対応する前記電池群から給電される、請求項に記載の電気機器。
  11. 親機(10)と複数の子機(20a~20c)とを有し、前記親機と前記子機との間で無線通信により所定情報の受け渡しを行う状態としての稼働状態(P)では、前記親機が所定の親機能(F1)を担い且つ各前記子機が前記親機能よりも電力消費の少ない子機能(f2)を担うことにより、前記無線通信の通信接続を維持する、電気機器において、
    前記親機と前記子機との間で前記所定情報の受け渡しを行わない状態としての停止状態(Q)では、少なくとも所定期間に、前記子機が前記親機能を担い且つ前記親機が前記子機能を担う代理状態(Q1~Q3)になることにより、前記親機が常に前記親機能を担う場合に比べて前記親機による電力消費を抑えつつ、前記通信接続を維持し、
    前記電気機器は、車両に搭載される車載機器であって、前記車両の電源スイッチ(50)がONになると前記稼働状態になり、前記電源スイッチがOFFになると前記停止状態になり、
    前記電気機器は、セル電池(45)を監視する電池監視システムである、電気機器。
  12. 親機(10)と複数の子機(20a~20c)とを有し、前記親機と前記子機との間で無線通信により所定情報の受け渡しを行う状態としての稼働状態(P)では、前記親機が所定の親機能(F1)を担い且つ各前記子機が前記親機能よりも電力消費の少ない子機能(f2)を担うことにより、前記無線通信の通信接続を維持する、電気機器において、
    前記親機と前記子機との間で前記所定情報の受け渡しを行わない状態としての停止状態(Q)では、少なくとも所定期間に、前記子機が前記親機能を担い且つ前記親機が前記子機能を担う代理状態(Q1~Q3)になることにより、前記親機が常に前記親機能を担う場合に比べて前記親機による電力消費を抑えつつ、前記通信接続を維持し、
    前記電気機器は、車両に搭載される車載機器であって、前記車両の電源スイッチ(50)がONになると前記稼働状態になり、前記電源スイッチがOFFになると前記停止状態になり、
    前記電気機器は、タイヤ圧を監視するタイヤ圧監視システムである、電気機器。
  13. 前記停止状態における前記親機が前記子機能を担い且つ前記子機が前記親機能を担っているタイミングにおいて、前記電源スイッチ50がONになると、前記親機は、前記親機能を担っている前記子機に対して、維持している前記通信接続により親機能変換指令を送ることで、前記親機が前記親機能を担うと共に前記親機能を担っている前記子機が前記子機能を担うようにして、前記停止状態から前記稼働状態に遷移する、請求項8,11,12のいずれか1項に記載の電気機器。
  14. 前記停止状態における前記親機が前記親機能を担っているタイミングにおいて、前記電源スイッチ50がONになると、前記親機は前記子機に対して前記親機能変換指令を送ることなく、そのまま前記停止状態から前記稼働状態に遷移する、請求項13に記載の電気機器。
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