JP7347152B2 - 画像処理装置、画像処理方法および記録装置 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法および記録装置 Download PDF

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Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法および記録装置に関する。
画像形成手段にて画像を形成するための画像データにバーコード画像の情報が含まれる場合であり、画像形成手段の解像度および画像データの解像度について一方が他方の整数倍にならないときに、バーコード画像の箇所について画像データの解像度を一方が他方の整数倍となるような解像度とみなして画像形成手段に出力を行なう画像形成装置が開示されている(特許文献1参照)。
特開2016‐64511号公報
バーコードやQRコード(登録商標)等の2次元コードといったコード画像が記録された原稿を、スキャナー等の読取装置により読み取ったとき、生成される画像データにおいて、コード画像を構成するバー等の各要素のエッジ部分にボケが生じることがある。このボケは、前記要素の色より明るく、かつ、前記要素と要素との隙間(スペース)の色より暗い色で表現されている。このようなボケの色を、中間色や中間調と呼ぶ。
バー等の前記要素のエッジ部分にボケが発生しているコード画像を含んだ画像データについて、記録媒体へ記録するためにハーフトーン処理を施した場合に、ボケに該当する画素に対応してドットが不必要に発生することにより、コード画像の品質が低下することがあった。
画像処理装置は、入力画像に含まれているコード画像を検出するコード検出部と、前記コード画像に含まれる各画素の画素値について、前記コード画像を構成するコード要素の色と前記コード要素間のスペースの色との中間色に該当するか否かを判定する画素値判定部と、前記中間色に該当すると判定された画素である中間色画素のうち、前記コード要素からk画素以上離れた画素である離間画素の画素値を、前記中間色よりも明るい画素値に変換する画素値変換部と、を備える。ただし、kは2以上の整数とする。
画像処理装置の構成を簡易的に示すブロック図。 画像処理を示すフローチャート。 画像処理の流れを具体例により説明するための図。 本実施形態に対する比較例を説明するための図。 変形例の画像処理を示すフローチャート。
以下、各図を参照しながら本発明の実施形態を説明する。なお各図は、本実施形態を説明するための例示に過ぎない。各図は例示であるため、比率や形状が正確でなかったり、互いに整合していなかったり、一部が省略されていたりする場合がある。
1.装置構成:
図1は、本実施形態にかかる画像処理装置10の構成を簡易的に示している。
画像処理装置10は、画像処理方法を実行する。画像処理装置10は、制御部11、表示部13、操作受付部14、通信インターフェイス15等を備える。インターフェイスをIFと略して表記する。制御部11は、プロセッサーとしてのCPU11a、ROM11b、RAM11c等を有する一つ又は複数のICや、その他の不揮発性メモリー等を含んで構成される。
制御部11では、プロセッサーつまりCPU11aが、ROM11bや、その他のメモリー等に保存されたプログラムに従った演算処理を、RAM11c等をワークエリアとして用いて実行することにより、画像処理装置10を制御する。制御部11は、画像処理プログラム12に従うことにより、画素数変換部12a、コード検出部12b、画素値判定部12c、画素値変換部12d、色変換部12e、HT処理部12f等として機能する。HTは、ハーフトーンの略である。なお、プロセッサーは、一つのCPUに限られることなく、複数のCPUや、ASIC等のハードウェア回路により処理を行う構成であってもよいし、CPUとハードウェア回路とが協働して処理を行う構成であってもよい。
表示部13は、視覚情報を表示するための手段であり、例えば、液晶ディスプレイや、有機ELディスプレイ等により構成される。表示部13は、ディスプレイと、ディスプレイを駆動するための駆動回路とを含む構成であってもよい。操作受付部14は、ユーザーによる操作を受け付けるための手段であり、例えば、物理的なボタンや、タッチパネルや、マウスや、キーボード等によって実現される。むろん、タッチパネルは、表示部13の一機能として実現されるとしてもよい。
表示部13や操作受付部14は、画像処理装置10の構成の一部であってもよいが、画像処理装置10に対して外付けされた周辺機器であってもよい。通信IF15は、画像処理装置10が公知の通信規格を含む所定の通信プロトコルに準拠して有線又は無線で外部と通信を実行するための一つまたは複数のIFの総称である。
記録部16は、例えば、画像処理装置10が通信IF15を介して接続する装置である。つまり、記録部16は、画像処理装置10によって制御される記録装置である。記録装置を、プリンター、印刷装置、等とも呼ぶ。記録部16は、画像処理装置10から送信される記録データに基づいて媒体への記録を行う。記録部16は、例えば、インクジェット方式によりシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)といった複数の色のインクを吐出して記録を実行可能である。インクジェット方式によれば、記録部16は、画素毎にドットオンまたはドットオフを規定した記録データに基づいてインクのドットを不図示のノズルから吐出することにより、媒体への記録を行う。媒体は、代表的には紙であるが、紙以外の素材の媒体であってもよい。
画像処理装置10は、例えば、パーソナルコンピューター、スマートフォン、タブレット型端末、携帯電話機、或いはそれらと同程度の処理能力を有する情報処理装置によって実現される。また、画像処理装置10は、独立した一つの情報処理装置によって実現されるだけでなく、ネットワークを介して互いに通信可能に接続した複数の情報処理装置によって実現されてもよい。
画像処理装置10と記録部16とを含む構成を、システム1として捉えることができる。
あるいは、画像処理装置10と記録部16とは一体的な装置1であってもよい。つまり、一台の記録装置1が、画像処理装置10および記録部16を含む構成であってもよい。画像処理装置10および記録部16を含む記録装置1は、コピー機能やファクシミリ機能等の複数の機能を兼ね備えた複合機であってもよい。
2.画像処理方法:
図2は、制御部11が画像処理プログラム12に従って実行する本実施形態の画像処理を、フローチャートにより示している。
ステップS100では、制御部11は、処理対象の画像データを取得する。制御部11は、例えば、操作受付部14を介したユーザーによる画像データの選択指示に応じて、画像データの保存元から画像データを取得する。画像データの保存元は、例えば、画像処理装置10内のメモリーやハードディスクドライブ、あるいは、制御部11がアクセス可能な外部のメモリーやサーバー等、様々である。ステップS100で取得した画像データが入力画像である。入力画像は、何らかの原稿がスキャナーで読み取られることにより生成された画像データであるとする。
画像データは、例えば、画素毎にRGB(レッド、グリーン、ブルー)毎の階調値を有するビットマップ形式のRGBデータである。階調値は、例えば、0~255の256階調で表現される。むろん、制御部11は、画像データのフォーマットを適宜変換することにより、処理対象としてのRGBデータを得ることができる。
ステップS110では、画素数変換部12aは、必要に応じて、画像データの画素数変換処理を実行する。画素数変換は、画像データの縦横それぞれの解像度を記録部16による縦横それぞれの記録解像度に合わせる処理である。記録解像度は、記録部16の製品仕様や、ユーザーが操作受付部14を介して予め入力した記録に関する設定により、ステップS110の時点で既知であるとする。例えば、画像データの解像度が縦横それぞれ300dpiであり、記録解像度が縦横それぞれ600dpiであれば、画像データの縦横の画素数をそれぞれ2倍に増やす。dpiは、1インチあたりの画素数を意味する。画像データと記録解像度との関係によっては、画素数変換の倍率が1.0となって、実質的に画素数変換を行わないこともある。
ステップS120では、コード検出部12bは、画像データからコード画像に該当する領域を検出する。本実施形態において「コード」あるいは「コード画像」とは、情報がコード化されたパターン画像の一種であり、バーコードや、QRコード(登録商標)や、その他の2次元コードである。コード画像の検出方法としては、公知の方法を含めて種々の方法を採用可能である。例えば、コード検出部12bは、画像データ内において黒色のバーがバーの長さ方向と交差する方向に所定数以上並んでいる領域を、バーコードとして検出することができる。ステップS120は、コード画像を検出する検出工程に該当する。
ステップS130では、画素値判定部12cは、ステップS120で検出されたコード画像に該当する領域に含まれる画素であって、これまでに注目画素として未選択の一つの画素を、注目画素として選択する。なお、図2では特に示していないが、制御部11は、ステップS120において画像データからコード画像を検出できなかった場合には、ステップS130~S170を実行することなくステップS180へ進む。以下では、画像データからのコード画像の検出に成功したことを前提として、説明を続ける。
ステップS140では、画素値判定部12cは、注目画素が中間色画素に該当するか否かを判定する。そして、注目画素が中間色画素に該当すれば“Yes”の判定からステップS150へ進み、注目画素が中間色画素に該当しなければ“No”の判定からステップS170へ進む。
「中間色画素」とは、画素値が、コード画像を構成するコード要素の色とコード要素間のスペースの色との中間色に該当する画素である。「中間色」とは、コード要素の色より明るく、かつ、スペースの色より暗い色である。「コード要素」とは、例えば、コード画像がバーコードであれば、バーコードを構成する個々のバーを指す。コード要素の色は、多くの場合、黒や黒に近似した暗い色である。一方、スペースの色は、多くの場合、白や白に近似した明るい色である。便宜上、画素値がコード要素の色である画素を「コード要素画素」と呼び、画素値がスペースの色である画素を「スペース画素」と呼ぶ。
画素値判定部12cは、注目画素の画素値を、中間色を定義するために予め設定されたしきい値と比較することにより、注目画素が中間色画素に該当するか否かを判定すればよい。例えば、しきい値として、中間色の明るさの下限を示す第1しきい値と、中間色の明るさの上限を示す第2しきい値とが設定されている。画素値判定部12cは、注目画素の画素値を明度に変換する。そして、注目画素の明度が第1しきい値以上かつ第2しきい値以下であれば、注目画素が中間色画素に該当すると判定する。また、画素値判定部12cは、注目画素の明度が第1しきい値未満であれば、注目画素はコード要素画素に該当すると判定し、注目画素の明度が第2しきい値を超える場合は、注目画素はスペース画素に該当すると判定する。このようなステップS140は、コード画像に含まれる画素の画素値について中間色に該当するか否かを判定する判定工程に該当する。
ステップS150では、画素値変換部12dは、注目画素はコード要素からk画素以上離れた画素である「離間画素」に該当するか否かを判定する。ステップS150の判定の対象となる注目画素は、当然、中間色画素である。画素値変換部12dは、注目画素が離間画素に該当すれば“Yes”の判定からステップS160へ進み、注目画素が離間画素に該当しなければ“No”の判定からステップS170へ進む。
コード要素からk画素離れた画素とは、コード要素画素に隣接するコード要素画素でない画素を1番目としてコード要素画素から離れる向きに画素を数えたときのk番目の画素、である。kは2以上の整数である。
ここでは例として、k=2であるとする。k=2である場合、離間画素は、コード要素に隣接していない画素と定義できる。また、k=2である場合、コード要素に隣接する画素を「近接画素」と定義できる。近接画素とは、コード要素外の画素であって且つ離間画素に該当しない画素である。
ステップS160では、画素値変換部12dは、注目画素の画素値を、中間色よりも明るい色へ変換する。中間色よりも明るい色とは、上述の第2しきい値より明るい色であるが、ここではスペースの色であるとする。スペースの色は、基本的に白なので、ステップS160では、画素値変換部12dは、注目画素の画素値であるRGB値を、R=G=B=255に変換すればよい。ただし、スペースの色が白ではない場合に、画素値変換部12dは、注目画素のRGB値を、そのような白ではないスペースの色に変換してもよい。ステップS160は、中間色画素のうち、離間画素の画素値を、中間色よりも明るい画素値に変換する画素値変換工程に該当する。ステップS160の後は、ステップS170へ処理が進む。
ステップS170では、画素値判定部12cは、ステップS120で検出されたコード画像に該当する領域に含まれる画素の全てを注目画素として選択し終えたか否かを判定する。そして、注目画素として未選択の画素が残っている場合には“No”の判定からステップS130へ戻り、一方、注目画素として未選択の画素が残っていない場合には“Yes”の判定からステップS180へ進む。
ステップS180では、色変換部12eは、画像データに対して色変換処理を実行する。画像データにコード画像が含まれている場合には、当然、ステップS130~S170の処理を経た画像データに対して色変換処理を実行する。色変換処理は、画像データの表色系を、記録部16が記録に使用するインクの表色系へ変換する処理であり、各画素へ実行する。画像データの表色系は、例えば、上述したようにRGBであり、インク表色系は、例えば、上述したようにCMYKである。色変換処理は、これら表色系の変換関係を予め規定した色変換ルックアップテーブルを参照して行われる。色変換処理の結果、画像データは、画素毎にCMYK毎の階調値を有するビットマップ形式のCMYKデータとなる。
なお、ステップS160を実行するタイミングは、ステップS180の後であってもよい。つまり、ステップS160の画素値変換の対象となる画素値は、RGB値ではなくCMYK値であってもよい。この場合、画素値変換部12dは、色変換処理が施された後の画像データについて、コード画像に含まれる画素であって中間色画素かつ離間画素に該当する画素のCMYK値を、例えば、C=M=Y=K=0に変換すればよい。
ステップS190では、HT処理部12fは、色変換後の画像データに対してHT処理を施す。HT処理は、概略、画像データの画素毎かつインク色CMYK毎の階調値を、インクの吐出(ドットオン)または不吐出(ドットオフ)を示す情報へ二値化する処理である。HT処理は、例えば、ディザ法や誤差拡散法により行われる。
ステップS200では、制御部11は、HT処理後の画像データを、記録データとして記録部16へ出力する。ステップ200の出力処理では、HT処理後の画像データを、記録部16が使用するタイミングや順番に合わせて適宜並べ替えた上で、記録部16へ出力する。このような出力処理を、ラスタライズ処理とも言う。この結果、記録部16は、画像処理装置10から出力された記録データに基づいて記録を実行する。
図3は、本実施形態の画素処理の流れを、具体例を用いて説明するための図である。図3において、符号20は、画像データ内のバーコードであるコード画像20の一部領域を示している。コード画像20等における各矩形は各画素である。図3において、黒色の画素がコード要素画素であり、コード要素画素の集合により、コード画像20を構成する各バーとしての各コード要素20a,20bが表現されている。図3において、白色の画素がスペース画素であり、スペース画素の集合がバーとバーとの間のスペースを表現している。また、図3において、グレー色で表現した中間色画素は、バーのエッジ部分に生じた上述の「ボケ」に該当する。このようなボケは、ステップS100で取得した画像データにおいて、バーのエッジ部分の所々に発生したり発生しなかったりしている。
ステップS110において、画素数変換部12aがコード画像20を含む画像データの画素数変換を行う。図3の例では、画素数変換により、画像データは縦方向および横方向の夫々に画素数が2倍に増加している。この場合、コード要素画素、スペース画素および中間色画素は、夫々が縦横2倍に画素数が増加している。画素数を増加させる処理は、画素の補間である。図3では、ステップS110の画素数変換を施した後のコード画像20を、符号21を用いて、コード画像21としている。
コード画像21に対して、ステップS120~S180の処理が施される。図3では、ステップS120~S180の処理を施した後のコード画像21を、符号22を用いて、コード画像22としている。図3において、画素列21a,21b,21cはいずれも、コード要素20aおよびコード要素20bに隣接していない画素列の例である。つまり、画素列21a,21b,21cは、離間画素により構成されている。ステップS120~S180の過程の中で、特にステップS120~S170が実行されることにより、このような画素列21a,21b,21cに含まれる画素のうちの中間色画素は、ステップS160の画素値変換の対象となる。
図3では、符号24により、コード画像21内の中間色画素のうち離間画素に該当する画素24を示している。このような画素24を、離間画素24と表記する。また、図3では、符号25により、コード画像21内の中間色画素のうちコード要素20aまたはコード要素20bに隣接して近接画素に該当する画素25を示している。このような画素25を、近接画素25と表記する。図3から判るように、コード画像21がコード画像22となる過程で、離間画素24と近接画素25とのうち、離間画素24は、その画素値がステップS160により白色等のスペースの色に変換される。
コード画像22に対して、ステップS190のHT処理が施される。図3では、HT処理部12fがHT処理を施した後のコード画像22を、符号23を用いて、コード画像23としている。コード画像23の画素内に示した黒丸は、HT処理によって画素毎に規定されたドットである。HT処理によれば、基本的には、コード要素画素に対してはドットオンが規定され、スペース画素に対してはドットオフが規定される。また、HT処理によれば、中間色画素に対しては、その画素値に依存してドットオンが規定されたりドットオフが規定されたりする。従って、図3に示すように、近接画素25に対してはドットオンが規定されたりドットオフが規定されたりするが、離間画素24に対してはドットオフが規定される。
図4は、図3に対する比較例を説明するための図である。図4の見方や図4における各符号の意味は図3で説明した通りである。ただし、図4においては、ステップS110の画素数変換処理を施した後のコード画像21に対して、色変換処理(S180)およびHT処理(ステップS190)が実行されてコード画像26に変換されるだけであり、本実施形態にかかるステップS120~S170は実行されない。従って、図4の比較例においては、HT処理の結果、離間画素24に対してもドットが発生する可能性が高い。離間画素24に対してドットが発生することで、コード要素20a,20bのエッジのガタツキやコード要素20a,20bの太りが顕著化し、コード画像の品質が低下する。
3.まとめ:
このように本実施形態によれば、画像処理装置10は、入力画像に含まれているコード画像を検出するコード検出部12bと、コード画像に含まれる各画素の画素値について、コード画像を構成するコード要素の色とコード要素間のスペースの色との中間色に該当するか否かを判定する画素値判定部12cと、中間色に該当すると判定された画素である中間色画素のうち、コード要素からk画素以上離れた画素である離間画素の画素値を、中間色よりも明るい画素値に変換する画素値変換部12dと、を備える。ただし、kは2以上の整数である。
前記構成によれば、画像処理装置10は、コード画像に含まれる画素のうち、中間色画素かつ離間画素に該当する画素の画素値を、中間色よりも明るい画素値に変換する。これにより、画像データに含まれているボケに起因してコード画像の品質を低下させるような位置にドットが発生することが、抑制される。具体的には図3を図4と比較すれば判るように、図4のコード画像26内の離間画素24に対応して発生するドットが、本実施形態によれば、図3のコード画像23内の離間画素24のように、発生しない。これにより、コード要素20a,20bのエッジのガタツキやコード要素20a,20bの太りが抑制され、良好な品質のコード画像が記録される。
図3の説明によれば、ステップS160を実行する本実施形態は、入力画像の画素数変換によりコード画像内でボケに該当する中間色画素が増加する場合に、特に効果を発揮すると言える。ただし、本実施形態は、入力画像に対する画素数変換の実行、不実行にかかわらず、コード画像内でボケに該当する中間色画素であって離間画素に該当する画素に対してステップS160を実行することにより、コード画像の品質向上に資する。
また、本実施形態によれば、画像処理装置10が実行する各工程を有する画像処理方法や、画像処理方法をコンピューターに実行させる画像処理プログラム12を、発明として把握することができる。また、上述したように画像処理装置10の機能を含んだ記録装置1を把握することができる。
また、本実施形態によれば、画素値変換部12dによる変換前の画素値および変換後の画素値は、RGB値であったり、CMYK値であったりする。
また、本実施形態によれば、上述の「中間色よりも明るい画素値」とは、白または前記スペースの色である。このような構成によれば、コード画像を構成するコード要素から離間した位置にドットが発生することを容易に抑制することができる。
4.変形例:
次に、本実施形態に含まれる変形例を幾つか説明する。これまでに説明した実施形態や各変形例の各種組み合わせも、明細書による開示に含まれる。
第1変形例:
画素値変換部12dは、中間色画素であり近接画素である画素の画素値を平均化してもよい。具体的には、画素値変換部12dは、ステップS140で“Yes”と判定し且つステップS150で“No”と判定した注目画素の画素値を、ステップS190のHT処理よりも前のタイミングで、それらステップS140で“Yes”と判定し且つステップS150で“No”と判定した注目画素の平均画素値に変換する。中間色といっても一つの色を意味する訳ではなく、中間色画素の画素値はばらついている。そのため、画素値変換部12dは、中間色画素であり近接画素である画素の画素値を平均化することにより、コード画像におけるバー等のコード要素のエッジ近傍の濃度を安定させる。これにより、HT処理後のコード要素の太さが安定し、コード要素のエッジのガタツキが更に抑制される。
第2変形例:
画素値変換部12dは、画素数変換部12aによる画素数変換の倍率が整数倍である場合は、中間色画素である近接画素の画素値と、中間色画素である離間画素の画素値とを、中間色よりも明るい画素値に変換し、画素数変換部12aによる画素数変換の倍率が非整数倍である場合は、中間色画素である近接画素の画素値は中間色よりも明るい画素値に変換せず、中間色画素である離間画素の画素値を中間色よりも明るい画素値に変換する。
図5は、制御部11が画像処理プログラム12に従って実行する第2変形例にかかる画像処理を、フローチャートにより示している。図5のフローチャートは、ステップS145の判定を含む点で図2のフローチャートと相違する。図5に関して、図2と共通の内容は説明を省く。
ステップS145では、画素値変換部12dは、ステップS110において画素数変換部12aが実行した画素数変換の倍率が整数倍であるか否かに応じて、処理を分岐する。画素値変換部12dは、画素数変換の倍率が、例えば、1.0倍、2.0倍、3.0倍といったような整数倍であれば、“Yes”の判定からステップS160へ進む。一方、画素値変換部12dは、画素数変換の倍率が、例えば、1.5倍、2.5倍といったような非整数倍であれば、“No”の判定からステップS150へ進む。ステップS130~S170のサイクルをステップS170で“Yes”と判定するまで繰り返す中で、ステップS145の判定結果が変わることはない。
つまり、第2変形例では、画素値変換部12dは、ステップS110の画素数変換の倍率が整数倍である場合は、コード画像内の画素について、中間色画素であれば離間画素か近接画素かに関係なく、その画素値をステップS160による画素値変換の対象とする。画素数変換の倍率が整数倍であれば、ステップS110によって、コード画像内におけるコード要素画素、中間色画素、スペース画素それぞれの数が単純に増えるか或いは変わらない。よって、画素数変換の倍率が整数倍であるときは、コード画像内の中間色画素を全てスペース画素と同等の色に変換しても、コード要素の太さを不必要に削ることが無く、かつコード要素のガタツキ抑制に資するため、画素値変換部12dは、ステップS145の判定からステップ160へ進む。
一方、画素数変換の倍率が非整数倍である場合、ステップS110の画素数変換では、例えば、バイリニア法のような、複数の周辺画素を参照して補間画素を生成する補間法が採用される。このような補間法によれば、補間前のコード要素画素と中間色画素との間にコード要素の色よりも明るい新たな中間色画素が生じ易い。そして、このように新たに生じた中間色画素は、補間前のコード要素画素の補間結果の一部とも言えるため、これをスペース画素と同等の色に変換すると、コード要素の太さを必要以上に削ってしまうおそれがある。そこで、画素値変換部12dは、画素数変換の倍率が非整数倍であるときは、ステップS145の判定からステップ150へ進み、中間色画素のうち近接画素についてはステップS160による画素値変換の対象としないようにする。
その他の説明:
制御部11は、ステップS160を実行する替わりに、ステップS160に相当する処理をHT処理後の画像データに対して実行してもよい。つまり、制御部11は、HT処理後の画像データに含まれる画素であって、ステップS160の画素値変換を実行すると仮定した場合に、その画素値変換の対象となるべき画素に対し、ドットオンをドットオフに変換する、としてもよい。
上述したように、k≧2である。例えば、k=3であってもよい。k=3と設定した場合、離間画素は、コード要素との間に2画素以上の他の画素を挟んだ位置の画素と定義される。従って、k=3とした場合は、コード要素に隣接する画素だけでなく、コード要素との間に1画素を挟んだ位置の画素についても近接画素とする。
1…記録装置、10…画像処理装置、11…制御部、12…画像処理プログラム、12a…画素数変換部、12b…コード検出部、12c…画素値判定部、12d…画素値変換部、12e…色変換部、12f…HT処理部、13…表示部、14…操作受付部、15…通信IF、16…記録部、20,21,22,23…コード画像、20a,20b…コード要素、24…離間画素、25…近接画素

Claims (7)

  1. 入力画像に含まれているコード画像を検出するコード検出部と、
    前記コード画像に含まれる各画素の画素値について、前記コード画像を構成するコード要素の色と前記コード要素間のスペースの色との中間色に該当するか否かを判定する画素値判定部と、
    前記中間色に該当すると判定された画素である中間色画素のうち、前記コード要素からk画素以上離れた画素である離間画素の画素値を、前記中間色よりも明るい画素値に変換する画素値変換部と、を備えることを特徴とする画像処理装置。ただし、kは2以上の整数とする。
  2. 前記中間色よりも明るい画素値は白または前記スペースの色である、ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画素値変換部は、前記中間色画素であり前記離間画素に該当しない画素である近接画素の画素値を平均化する、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記画素値変換部による変換前の画素値および変換後の画素値は、レッド、グリーン、ブルーの各階調を有するRGB値、又は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各階調を有するCMYK値である、ことを特徴とする請求項1~請求項3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 前記入力画像の画素数を変換する画素数変換部を更に備え、
    前記画素値変換部は、
    前記画素数変換部による画素数変換の倍率が整数倍である場合は、前記中間色画素であり前記離間画素に該当しない画素である近接画素の画素値と、前記中間色画素である前記離間画素の画素値とを、前記中間色よりも明るい画素値に変換し、
    前記画素数変換部による画素数変換の倍率が非整数倍である場合は、前記中間色画素である前記近接画素の画素値は前記中間色よりも明るい画素値に変換せず、前記中間色画素である前記離間画素の画素値を前記中間色よりも明るい画素値に変換する、ことを特徴とする請求項1~請求項4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 入力画像に含まれているコード画像を検出する検出工程と、
    前記コード画像に含まれる各画素の画素値について、前記コード画像を構成するコード要素の色と前記コード要素間のスペースの色との中間色に該当するか否かを判定する判定工程と、
    前記中間色に該当すると判定された画素である中間色画素のうち、前記コード要素からk画素以上離れた画素である離間画素の画素値を、前記中間色よりも明るい画素値に変換する画素値変換工程と、を備えることを特徴とする画像処理方法。ただし、kは2以上の整数とする。
  7. 入力画像に含まれているコード画像を検出するコード検出部と、
    前記コード画像に含まれる各画素の画素値について、前記コード画像を構成するコード要素の色と前記コード要素間のスペースの色との中間色に該当するか否かを判定する画素値判定部と、
    前記中間色に該当すると判定された画素である中間色画素のうち、前記コード要素からk画素以上離れた画素である離間画素の画素値を、前記中間色よりも明るい画素値に変換する画素値変換部と、を備えることを特徴とする記録装置。ただし、kは2以上の整数とする。
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