JP7347112B2 - ステアリング装置用中間軸及びその製造方法 - Google Patents
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Description
また、一端同士が互いにトルク伝達可能に嵌合され、ボールを介して軸方向に所定量相対移動可能な筒状の外軸および内軸と、内軸の他端に固定された自在継手のヨークと、外軸およびヨークの間に介在し、ヨークを外軸から離れる方向に付勢する弾性部材とを備え、伸縮に際して、ひっかかりに起因する衝撃を弾性部材によって緩和して、異音の発生を抑制するようにした軸継手及びステアリング装置が開示されている(特許文献2参照)。
(1) 第1の自在継手を介してステアリングホイール側に取り付けられるステアリングシャフトと連結される第1軸と、
第2の自在継手を介してステアリングギヤユニット側と連結される第2軸と、
軸方向一方側及び軸方向他方側で、前記第1軸及び前記第2軸とそれぞれスプライン係合する第3軸と、
を備えるステアリング装置用中間軸であって、
前記中間軸が車両に組付けられた状態において、前記第1軸及び前記第2軸には、弾性部材によって、予圧がそれぞれ付与されている、
ステアリング装置用中間軸。
(2) (1)に記載のステアリング装置用中間軸であって、
前記第1軸は、軸方向他方側部の外周面に第1雄スプライン部を有する第1雄軸であり、
前記第2軸は、軸方向一方側部の外周面に第2雄スプライン部を有する第2雄軸であり、
前記第3軸は、軸方向両側の端部が開口した筒状に構成され、内周面の軸方向一方側部に前記第1雄スプライン部とスプライン係合する第1軸側雌スプライン部と、内周面の軸方向他方側部に前記第2雄スプライン部とスプライン係合する第2軸側雌スプライン部と、を有する雌軸であり、
前記第1雄スプライン部を覆う合成樹脂製の第1コーティング層と、前記第2雄スプライン部を覆う合成樹脂製の第2コーティング層と、をさらに備え、
前記第1雄スプライン部と前記第1軸側雌スプライン部とが前記第1コーティング層を介してスプライン係合しており、
前記第2雄スプライン部と前記第2軸側雌スプライン部とが前記第2コーティング層を介してスプライン係合している、ステアリング装置用中間軸の製造方法であって、
前記第1雄スプライン部と前記第1軸側雌スプライン部とのスプライン係合部と、前記第2雄スプライン部と前記第2軸側雌スプライン部とのスプライン係合部との、それぞれに対して個別に行われる加熱なじみ工程を備え、
前記加熱なじみ工程は、前記第1雄スプライン部と前記第1軸側雌スプライン部、及び前記第2雄スプライン部と前記第2軸側雌スプライン部とを、コーティング層を介してスプライン係合させた状態で、前記第1軸側雌スプライン部、及び前記第2軸側雌スプライン部を加熱しながら、前記スプライン係合部を相対的に往復摺動させることにより、該コーティング層の表層部を、該コーティング層の融点以上の温度に加熱して融解させることにより、該コーティング層の表面を前記第1軸側雌スプライン部、及び前記第2軸側雌スプライン部の表面になじませた後、該コーティング層を冷却する工程である、
ステアリング装置用中間軸の製造方法。
(3) (1)に記載のステアリング装置用中間軸であって、
前記第1軸は、軸方向他方側部の内周面に第1雌スプライン部を有する第1雌軸であり、
前記第2軸は、軸方向一方側部の内周面に第2雌スプライン部を有する第2雌軸であり、
前記第3軸は、軸方向一方側部の外周面に前記第1雌スプライン部とスプライン係合する第1軸側雄スプライン部と、軸方向他方側部の外周面に前記第2雌スプライン部とスプライン係合する第2軸側雄スプライン部と、を有する雄軸であり、
前記第1軸側雄スプライン部を覆う合成樹脂製の第1コーティング層と、前記第2軸側雄スプライン部を覆う合成樹脂製の第2コーティング層と、をさらに備え、
前記第1軸側雄スプライン部と前記第1雌スプライン部とが前記第1コーティング層を介してスプライン係合しており、
前記第2軸側雄スプライン部と前記第2雌スプライン部とが前記第2コーティング層を介してスプライン係合している、ステアリング装置用中間軸の製造方法であって、
前記第1雌スプライン部と前記第1軸側雄スプライン部とのスプライン係合部と、前記第2雌スプライン部と前記第2軸側雄スプライン部とのスプライン係合部との、それぞれに対して個別に行われる加熱なじみ工程を備え、
前記加熱なじみ工程は、前記第1雌スプライン部と前記第1軸側雄スプライン部、及び前記第2雌スプライン部と前記第2軸側雄スプライン部とを、コーティング層を介してスプライン係合させた状態で、前記第1雌スプライン部、及び前記第2雌スプライン部を加熱しながら、前記スプライン係合部を相対的に往復摺動させることにより、該コーティング層の表層部を、該コーティング層の融点以上の温度に加熱して融解させることにより、該コーティング層の表面を前記第1雌スプライン部、及び前記第2雌スプライン部の表面になじませた後、該コーティング層を冷却する工程である、
ステアリング装置用中間軸の製造方法。
本発明の第1実施形態に係るステアリング装置用中間軸1(以下では、単に中間軸1とも言う。)について、図1~図5を参照して説明する。
なお、以下の説明において、中間軸1に関して、軸方向一方側は、図1~3、5の右側であり、軸方向他方側は、図1~3、5の左側である。本実施形態の中間軸1を含んで構成されるステアリング装置が車両に搭載された状態で、中間軸1は、車室内と車室外とを仕切るパネルに形成された通孔に挿通されることで、軸方向一方側部が車室内に配置され、かつ、軸方向他方側部が車室外に配置される。
図6に示す第1変形例の中間軸1Aでは、ばね支持部の形状において、第1実施形態の中間軸1と異なる。第1変形例のばね支持部45aでは、円盤状部分46の両側面46a、46bの外周部から軸方向に延びる円筒部47a,47bが形成されている。円筒部47a,47bには、それぞれ第1圧縮コイルばね40a及び第2圧縮コイルばね40bの軸方向中心側の一端部が嵌合することで、第1圧縮コイルばね40a及び第2圧縮コイルばね40bを安定して保持することができる。また、ばね支持部45aは、円筒部47a,47bによって、軸方向に長くなるので、雌軸30内に安定して配置することができる。
図7に示す第2変形例の中間軸1Bは、ばね支持部及び圧縮コイルばねの形状において、第1実施形態の中間軸1と異なる。第2変形例のばね支持部45bは、円筒状に形成されると共に、圧縮コイルばね40が1本のばねにより構成されている。1本の圧縮コイルばね40は、円筒状のばね支持部45bを貫通して固定支持され、その両端部が、それぞれ第1雄軸10a及び第2雄軸10bの側面18a,18bに当接している。このように、1本の圧縮コイルばね40をばね支持部45bを介して雌軸30の軸方向中間位置に配置することで、第1雄軸10a及び第2雄軸10bに同じ大きさの予圧を付与することができ、また、圧縮コイルばね40の部品点数を削減することができる。なお、圧縮コイルばね40のばね支持部45bに対する固定方法は、任意であり、例えば、接着などであってもよい。
図8に示す第3変形例の中間軸1Cは、雌軸30の内周面の軸方向中央部に逃げ凹部32を有する。雌軸30の内周面には、雌スプライン部が2分割されて形成されている。即ち、第1軸側雌スプライン部31aは、逃げ凹部32に対して軸方向一方側に位置し、第2軸側雌スプライン部31bは、逃げ凹部32に対して軸方向他方側に位置する。逃げ凹部32の軸方向寸法は、第1雄スプライン部11a及び第2雄スプライン部11bの軸方向寸法より小さい。
図9に示す第4変形例の中間軸1Dでは、第1雄軸10aの第1雄スプライン部11aの軸方向他方側部及び第2雄軸10bの第2雄スプライン部11bの軸方向一方側部の内周面に座ぐり加工が施され、該内周面を大径とする。これにより、第1雄スプライン部11aの軸方向他方側部及び第2雄スプライン部11bの軸方向一方側部は、第1雄スプライン部11aの軸方向一方側部及び第2雄スプライン部11bの軸方向他方側部より薄肉の薄肉部22a,22bが形成される。一方、第1雄スプライン部11aの軸方向一方側部及び第2雄スプライン部11bの軸方向他方側部は、厚肉部23a,23bとなる。
図10に示す第5変形例の中間軸1Eでは、図9に示す第4変形例で第1雄スプライン部11aの薄肉部22aと厚肉部23aとの間の段差面、及び第2雄スプライン部11bの薄肉部22aと厚肉部23bとの間の段差面を、第1圧縮コイルばね40a及び第2圧縮コイルばね40bのばね受けとして利用している。
図11に示す第6変形例の中間軸1Fでは、第1圧縮コイルばね40a及び第2圧縮コイルばね40bが、雌軸30の内部ではなく、雌軸30の軸方向外側で第1雄軸10a及び第2雄軸10bに外嵌して配置されている。即ち、第6変形例では、第1圧縮コイルばね40aが、ヨーク19aの軸方向他方側部の端面と抜け止め部材50との間に配置され、第2圧縮コイルばね40bがヨーク19bの軸方向一方側部の端面と抜け止め部材50との間に配置されて、それぞれ第1雄軸10a及び第2雄軸10bを、雌軸30から抜け出る方向に予圧を付与している。本変形例の中間軸1Fによれば、第1圧縮コイルばね40a及び第2圧縮コイルばね40bを雌軸30に固定する必要がなく、また、第1圧縮コイルばね40a及び第2圧縮コイルばね40bが外部に露出しているので、メンテナンスが容易である。
なお、第1圧縮コイルばね40a及び第2圧縮コイルばね40bの一端部は、抜け止め部材50の代わりに、雌軸30の端部や、該端部に別部材を設けて支持してもよい。
図12及び図13に示すように、本実施形態の中間軸1Gは、第1軸である第1雌軸60aと、第2軸である第2雌軸60bと、第3軸である雄軸80と、弾性部材である圧縮コイルばね40a,40bとを主に備える。本実施形態においても、第1雌軸60aは、第1の自在継手104a(図19参照)を介してステアリングホイール側に取り付けられるステアリングシャフト102と連結され、第2雌軸60bは、第2の自在継手104b(図19参照)を介してステアリングギヤユニット側と連結される。
また、第1雌軸60a、第2雌軸60b、及び雄軸80の3本構成とすることで、大きな伸縮ストロークを容易に確保できる。
さらに、第1雌軸60a及び第2雌軸60bを、同一の仕様にすることができ、中間軸1Gを構成する部品の種類を少なくできるとともに、製造コストの削減が可能となる。
図14は、第2実施形態の第1変形例に係る中間軸1Hを示しており、この場合、第2実施形態の第1雌軸60a及び第2雌軸60bに設けられた抑え部62a,62bが設けられていない。即ち、中間軸が車両に組付けられ、中間軸1Hが最も伸びた状態において、第1雌軸60a及び第2雌軸60bが雄軸80から抜け出ない構成であれば、抑え部62a,62bは設けなくてもよい。ただし、中間軸が車両に組付けられる前の状態において、第1雌軸60a及び第2雌軸60bが雄軸80から抜け出ないように配慮する必要がある。
図15に示すように、第2変形例に係る中間軸1Iは、ヨーク19a,19bの基部の開口部に円柱状に構成された塞ぎ部材87a,87bを溶接などにより内嵌固定している。塞ぎ部材87a,87bの内側面と雄軸80の軸方向一方側及び軸方向他方側の端面88a,88bの間に、第1圧縮コイルばね40a及び第2圧縮コイルばね40bを配置して、第1雌軸60a及び第2雌軸60bが互いに離間する方向の予圧を付与している。第1圧縮コイルばね40a及び第2圧縮コイルばね40bのばね特性は同じである。
この場合も、第1圧縮コイルばね40a及び第2圧縮コイルばね40bが外部に晒されることがないので、コイルばねの性能を長期に亙って維持することができる。
図16に示すように、第3変形例に係る中間軸1Jは、第1実施形態の第4変形例と同様に、雄軸80の第1軸側雄スプライン部84aの軸方向一方側部及び第2軸側雄スプライン部84bの軸方向他方側部の内周面に座ぐり加工が施され、該内周面を大径とする。これにより、第1軸側雄スプライン部84aの軸方向一方側部及び第2軸側雄スプライン部84bの軸方向他方側部には、薄肉部22a,22bが形成され、第1軸側雄スプライン部84aの軸方向他方側部及び第2軸側雄スプライン部84bの軸方向一方側部には、厚肉部23a,23bが形成される。
図17に示す第4変形例の中間軸1Kでは、図16に示す第3変形例で第1軸側雄スプライン部84aの薄肉部22aと厚肉部23aとの間の段差面、及び第2軸側雄スプライン部84bの薄肉部22aと厚肉部23bとの間の段差面を、第1圧縮コイルばね40a及び第2圧縮コイルばね40bのばね受けとして利用している。
なお、本実施形態では、ヨーク19a,19bの軸方向端面が塞ぎ部材87a,87bによって構成されているが、これに限らず、基部が閉じられた軸方向端面を構成する一体のヨークであってもよい。
例えば、上記実施形態では、第1雄軸10aと第2雄軸10bとを同一の仕様としているが、本発明はこれに限らず、一例として、図18に示すように、第1雄軸10aと第2雄軸10bとが長さが異なる構成であってもよい。この場合にも、中間軸が雄軸と雌軸の2本で構成されている場合に比べて、第1雄軸10a及び第2雄軸10bの変位の大きさや、変位速度を減らすことができ、ステアリングギヤユニットとステアリングシャフトの変位を吸収する際に発生する振動や異音を抑制することがでる。なお、第1雄軸10aと第2雄軸10bとが長さが異なる場合には、それに応じて、ばね支持部を雌軸に対して固定する位置を変更すればよい。
さらに、上記実施形態では、弾性部材として、コイルばねを使用しているが、本発明はこれに限らず、ゴム部材など、第3軸に対して第1軸及び第2軸に予圧を付与できる部材であればよい。
(1) 第1の自在継手を介してステアリングホイール側に取り付けられるステアリングシャフトと連結される第1軸と、
第2の自在継手を介してステアリングギヤユニット側と連結される第2軸と、
軸方向一方側及び軸方向他方側で、前記第1軸及び前記第2軸とそれぞれスプライン係合する第3軸と、を備えるステアリング装置用中間軸であって、
前記中間軸が車両に組付けられた状態において、前記第1軸及び前記第2軸には、弾性部材によって、予圧がそれぞれ付与されている、ステアリング装置用中間軸。
この構成によれば、ステアリングギヤユニットとステアリングシャフトの変位を吸収する際、第3軸に対する第1軸及び第2軸の移動距離や変位速度を減少でき、該変位を吸収する際に発生する振動や異音を抑制することができ、静粛性に優れた中間軸が得られる。
この構成によれば、ステアリングギヤユニットとステアリングシャフトの変位を吸収する際、第3軸に対する第1軸及び第2軸の移動距離や変位速度を同じにして振動や異音を抑制することができる。
この構成によれば、第1軸及び第2軸を共用部品として中間軸の製造コストを低減できる。
この構成によれば、共通化した第1軸及び第2軸を用いて、ステアリング装置が装着される車両の仕様に合わせてヨークの位相を所望の位相に調整することができる。
この構成によれば、第1軸側スプライン係合部と第2軸側スプライン係合部との加工が容易になる。
この構成によれば、第3軸の軸方向中間部に配置された弾性部材により、第1軸及び第2軸に予圧を付与することができる。
前記一対の弾性部材は、同一の仕様を有する、(6)に記載のステアリング装置用中間軸。
この構成によれば、弾性部材を外部に晒すことなく、また、単一の弾性部材によって、第1軸及び第2軸に均等に予圧を付与することができる。
この構成によれば、弾性部材を外部に晒すことなく、第1軸及び第2軸に予圧を付与することができる。
この構成によれば、弾性部材を雌軸に固定する必要がなく、第1軸及び第2軸に予圧を付与することができる。
前記第2軸は、軸方向一方側部の外周面に第2雄スプライン部を有する第2雄軸であり、
前記第3軸は、軸方向両側の端部が開口した筒状に構成され、内周面の軸方向一方側部に前記第1雄スプライン部とスプライン係合する第1軸側雌スプライン部と、内周面の軸方向他方側部に前記第2雄スプライン部とスプライン係合する第2軸側雌スプライン部と、を有する雌軸である、(1)~(9)のいずれかに記載のステアリング装置用中間軸。
この構成によれば、第1軸及び第2軸を雄軸、第3軸を雌軸とした場合にも、第1軸及び第2軸に予圧を付与するステアリング装置用中間軸を構成することができる。
前記第1雄スプライン部と前記第1軸側雌スプライン部とが前記第1コーティング層を介してスプライン係合しており、
前記第2雄スプライン部と前記第2軸側雌スプライン部とが前記第2コーティング層を介してスプライン係合している、(10)に記載のステアリング装置用中間軸。
この構成によれば、コーティング層によって、第1雄スプライン部と第1軸側雌スプライン部、及び第2雄スプライン部と第2軸側雌スプライン部とを、滑らかに摺動することができる。
この構成によれば、グリースにより、第1雄スプライン部と第1軸側雌スプライン部、及び第2雄スプライン部と第2軸側雌スプライン部とを、さらに滑らかに摺動することができる。
この構成によれば、位相が異なる第1軸側雌スプライン部と第2軸側雌スプライン部とを容易に形成でき、第1雄軸及び第2雄軸を共通化しつつ、任意の位相差に対応することができる。
この構成によれば、第1雄スプライン部及び第2雄スプライン部の剛性を低くすることができ、スプライン係合部に締め代があっても摺動抵抗の変動を鈍感にでき、第1雄軸及び第2雄軸の雌軸に対する摺動を安定させることができる。
この構成によれば、一対の弾性部材の長さを長くすることができ、ばね定数を小さくすることができる。
前記第2軸は、軸方向一方側部の内周面に第2雌スプライン部を有する第2雌軸であり、
前記第3軸は、軸方向一方側部の外周面に前記第1雌スプライン部とスプライン係合する第1軸側雄スプライン部と、軸方向他方側部の外周面に前記第2雌スプライン部とスプライン係合する第2軸側雄スプライン部と、を有する雄軸である、(1)~(9)のいずれかに記載のステアリング装置用中間軸。
この構成によれば、第1軸及び第2軸を雌軸、第3軸を雄軸とした場合にも、第1軸及び第2軸に予圧を付与するステアリング装置用中間軸を構成することができる。
前記第1軸側雄スプライン部と前記第1雌スプライン部とが前記第1コーティング層を介してスプライン係合しており、
前記第2軸側雄スプライン部と前記第2雌スプライン部とが前記第2コーティング層を介してスプライン係合している、(16)に記載のステアリング装置用中間軸。
この構成によれば、コーティング層によって、第1軸側雄スプライン部と第1雌スプライン部、及び第2軸側雄スプライン部と第2雌スプライン部とを、滑らかに摺動することができる。
この構成によれば、グリースにより、第1軸側雄スプライン部と第1雌スプライン部、及び第2軸側雄スプライン部と第2雌スプライン部とを、さらに滑らかに摺動することができる。
この構成によれば、第1軸側雄スプライン部及び第2軸側雄スプライン部の剛性を低くすることができ、スプライン係合部に締め代があっても摺動抵抗の変動を鈍感にでき、第1雌軸及び第2雌軸の雄軸に対する摺動を安定させることができる。
この構成によれば、一対の弾性部材の長さを長くすることができ、ばね定数を小さくすることができる。
前記第1雄スプライン部と前記第1軸側雌スプライン部とのスプライン係合部と、前記第2雄スプライン部と前記第2軸側雌スプライン部とのスプライン係合部との、それぞれに対して個別に行われる加熱なじみ工程を備え、
前記加熱なじみ工程は、前記第1雄スプライン部と前記第1軸側雌スプライン部、及び前記第2雄スプライン部と前記第2軸側雌スプライン部とを、コーティング層を介してスプライン係合させた状態で、前記第1軸側雌スプライン部、及び前記第2軸側雌スプライン部を加熱しながら、前記スプライン係合部を相対的に往復摺動させることにより、該コーティング層の表層部を、該コーティング層の融点以上の温度に加熱して融解させることにより、該コーティング層の表面を前記第1軸側雌スプライン部、及び前記第2軸側雌スプライン部の表面になじませた後、該コーティング層を冷却する工程である、
ステアリング装置用中間軸の製造方法。
この構成によれば、第1雄スプライン部と第1軸側雌スプライン部とのスプライン係合部、及び第2雄スプライン部と第2軸側雌スプライン部とのスプライン係合部の摺動抵抗を任意の大きさに調整できる。
前記第1雌スプライン部と前記第1軸側雄スプライン部とのスプライン係合部と、前記第2雌スプライン部と前記第2軸側雄スプライン部とのスプライン係合部との、それぞれに対して個別に行われる加熱なじみ工程を備え、
前記加熱なじみ工程は、前記第1雌スプライン部と前記第1軸側雄スプライン部、及び前記第2雌スプライン部と前記第2軸側雄スプライン部とを、コーティング層を介してスプライン係合させた状態で、前記第1雌スプライン部、及び前記第2雌スプライン部を加熱しながら、前記スプライン係合部を相対的に往復摺動させることにより、該コーティング層の表層部を、該コーティング層の融点以上の温度に加熱して融解させることにより、該コーティング層の表面を前記第1雌スプライン部、及び前記第2雌スプライン部の表面になじませた後、該コーティング層を冷却する工程である、
ステアリング装置用中間軸の製造方法。
この構成によれば、第1雌スプライン部と第1軸側雄スプライン部とのスプライン係合部、及び第2雌スプライン部と第2軸側雄スプライン部とのスプライン係合部の摺動抵抗を任意の大きさに調整できる。
10a 第1雄軸(第1軸)
10b 第2雄軸(第2軸)
11a 第1雄スプライン部
11b 第2雄スプライン部
17a 第1コーティング層(コーティング層)
17b 第2コーティング層(コーティング層)
18a,18b 側面(軸方向端部)
19a,19b ヨーク
22a,22b 薄肉部
30 雌軸(第3軸)
31 雌スプライン部
31a 第1軸側雌スプライン部(第1軸側スプライン係合部)
31b 第2軸側雌スプライン部(第2軸側スプライン係合部)
32 逃げ凹部
40 圧縮コイルばね(弾性部材)
40a 第1圧縮コイルばね(弾性部材)
40b 第2圧縮コイルばね(弾性部材)
45,45a,45b ばね支持部(弾性部材用支持部)
60a 第1雌軸(第1軸)
60b 第2雌軸(第2軸)
61a 第1雌スプライン部
61b 第2雌スプライン部
62a,62b 抑え部
80 雄軸(第3軸)
81 円環状凸部(弾性部材用支持部)
84 雄スプライン部
84a 第1軸側雄スプライン部(第1軸側スプライン係合部)
84b 第2軸側雄スプライン部(第2軸側スプライン係合部)
85a,85b 側面(第3軸の軸方向両端部)
CP 第3軸の軸方向中間部
Claims (22)
- 第1の自在継手を介してステアリングホイール側に取り付けられるステアリングシャフトと連結される第1軸と、
第2の自在継手を介してステアリングギヤユニット側と連結される第2軸と、
軸方向一方側及び軸方向他方側で、前記第1軸及び前記第2軸とそれぞれスプライン係合する第3軸と、
を備えるステアリング装置用中間軸であって、
前記中間軸が車両に組付けられた状態において、前記第1軸及び前記第2軸には、弾性部材によって、予圧がそれぞれ付与されている、
ステアリング装置用中間軸。 - 前記第3軸に対する前記第1軸の摺動荷重と、前記第3軸に対する前記第2軸の摺動荷重とが、互いに同一である、
請求項1に記載のステアリング装置用中間軸。 - 前記第1軸及び前記第2軸とは、同一の仕様を有する、
請求項1又は2に記載のステアリング装置用中間軸。 - 前記第3軸は、前記第1軸とスプライン係合する第1軸側スプライン係合部と、前記第2軸とスプライン係合する第2軸側スプライン係合部とが、円周方向に関して異なる位相で配置されている、
請求項1~3のいずれか1項に記載のステアリング装置用中間軸。 - 前記第3軸は、前記第1軸とスプライン係合する第1軸側スプライン係合部と、前記第2軸とスプライン係合する第2軸側スプライン係合部とが、円周方向に関して同位相に配置されている、
請求項1~3のいずれか1項に記載のステアリング装置用中間軸。 - 前記弾性部材は、前記第3軸の軸方向中間部に配置されて、前記第1軸及び前記第2軸に前記予圧を付与する、
請求項1~5のいずれか1項に記載のステアリング装置用中間軸。 - 前記弾性部材は、前記第3軸の内部の軸方向中間部に設けられた弾性部材用支持部と、前記第1軸の軸方向端部との間、及び該弾性部材用支持部と前記第2軸の軸方向端部との間にそれぞれ配置される一対の弾性部材を有し、
前記一対の弾性部材は、同一の仕様を有する、
請求項6に記載のステアリング装置用中間軸。 - 前記弾性部材は、前記第3軸の内部の軸方向中間部に配置された弾性部材用支持部によって固定され、前記第1軸及び前記第2軸の各軸方向端部との間に配置される、
請求項6に記載のステアリング装置用中間軸。 - 前記弾性部材は、前記第1軸と前記第2軸に固定された各ヨークと前記第3軸の軸方向両端部との間に配置されて、前記第1軸及び前記第2軸に前記予圧を付与する、
請求項1~5のいずれか1項に記載のステアリング装置用中間軸。 - 前記第1軸は、軸方向他方側部の外周面に第1雄スプライン部を有する第1雄軸であり、
前記第2軸は、軸方向一方側部の外周面に第2雄スプライン部を有する第2雄軸であり、
前記第3軸は、軸方向両側の端部が開口した筒状に構成され、内周面の軸方向一方側部に前記第1雄スプライン部とスプライン係合する第1軸側雌スプライン部と、内周面の軸方向他方側部に前記第2雄スプライン部とスプライン係合する第2軸側雌スプライン部と、を有する雌軸である、
請求項1~9のいずれか1項に記載のステアリング装置用中間軸。 - 前記第1雄スプライン部を覆う合成樹脂製の第1コーティング層と、前記第2雄スプライン部を覆う合成樹脂製の第2コーティング層と、をさらに備え、
前記第1雄スプライン部と前記第1軸側雌スプライン部とが前記第1コーティング層を介してスプライン係合しており、
前記第2雄スプライン部と前記第2軸側雌スプライン部とが前記第2コーティング層を介してスプライン係合している、
請求項10に記載のステアリング装置用中間軸。 - 前記第1雄スプライン部と前記第1軸側雌スプライン部とのスプライン係合部、及び前記第2雄スプライン部と前記第2軸側雌スプライン部とのスプライン係合部は、それぞれグリースにより潤滑されている、
請求項11に記載のステアリング装置用中間軸。 - 前記雌軸は、内周面のうち、軸方向に関して前記第1軸側雌スプライン部と前記第2軸側雌スプライン部との間に挟まれた位置に、前記第1雄スプライン部及び前記第2雄スプライン部のそれぞれに対して係合せず、かつ、前記第1雄スプライン部及び前記第2雄スプライン部のそれぞれよりも軸方向寸法が小さい逃げ凹部を有する、
請求項10~12のいずれか1項に記載のステアリング装置用中間軸。 - 前記第1雄軸の第1雄スプライン部の軸方向他方側部及び前記第2雄軸の第2雄スプライン部の軸方向一方側部には、前記第1雄スプライン部の軸方向一方側部及び前記第2雄スプライン部の軸方向他方側部より薄肉の薄肉部を有する、
請求項10~13のいずれか1項に記載のステアリング装置用中間軸。 - 前記弾性部材は、前記雌軸の内部の軸方向中間部に配置された弾性部材用支持部と、前記第1雄スプライン部の軸方向他方側部の前記薄肉部と軸方向一方側部の厚肉部間の段差面との間、及び、該弾性部材用支持部と、前記第2雄スプライン部の軸方向一方側部の前記薄肉部と軸方向他方側部の厚肉部間の段差面との間にそれぞれ配置される一対の弾性部材を有する、
請求項14に記載のステアリング装置用中間軸。 - 前記第1軸は、軸方向他方側部の内周面に第1雌スプライン部を有する第1雌軸であり、
前記第2軸は、軸方向一方側部の内周面に第2雌スプライン部を有する第2雌軸であり、
前記第3軸は、軸方向一方側部の外周面に前記第1雌スプライン部とスプライン係合する第1軸側雄スプライン部と、軸方向他方側部の外周面に前記第2雌スプライン部とスプライン係合する第2軸側雄スプライン部と、を有する雄軸である、
請求項1~9のいずれか1項に記載のステアリング装置用中間軸。 - 前記第1軸側雄スプライン部を覆う合成樹脂製の第1コーティング層と、前記第2軸側雄スプライン部を覆う合成樹脂製の第2コーティング層と、をさらに備え、
前記第1軸側雄スプライン部と前記第1雌スプライン部とが前記第1コーティング層を介してスプライン係合しており、
前記第2軸側雄スプライン部と前記第2雌スプライン部とが前記第2コーティング層を介してスプライン係合している、
請求項16に記載のステアリング装置用中間軸。 - 前記第1軸側雄スプライン部と前記第1雌スプライン部とのスプライン係合部、及び前記第2軸側雄スプライン部と前記第2雌スプライン部とのスプライン係合部は、それぞれグリースにより潤滑されている、
請求項17に記載のステアリング装置用中間軸。 - 前記雄軸の第1軸側雄スプライン部の軸方向一方側部及び第2軸側雄スプライン部の軸方向他方側部には、前記第1軸側雄スプライン部の軸方向他方側部及び前記第2軸側雄スプライン部の軸方向一方側部より薄肉の薄肉部を有する、
請求項16~18のいずれか1項に記載のステアリング装置用中間軸。 - 前記弾性部材は、前記第1軸側雄スプライン部の軸方向一方側部の前記薄肉部と軸方向他方側部の厚肉部間の段差面と、前記第1雌軸のヨーク内の軸方向端面との間、及び、前記第2軸側雄スプライン部の軸方向他方側部の薄肉部と軸方向一方側部の厚肉部間の段差面と、前記第2雌軸のヨーク内の軸方向端面との間にそれぞれ配置される一対の弾性部材を有する、
請求項19に記載のステアリング装置用中間軸。 - 請求項11又は12に記載のステアリング装置用中間軸の製造方法であって、
前記第1雄スプライン部と前記第1軸側雌スプライン部とのスプライン係合部と、前記第2雄スプライン部と前記第2軸側雌スプライン部とのスプライン係合部との、それぞれに対して個別に行われる加熱なじみ工程を備え、
前記加熱なじみ工程は、前記第1雄スプライン部と前記第1軸側雌スプライン部、及び前記第2雄スプライン部と前記第2軸側雌スプライン部とを、コーティング層を介してスプライン係合させた状態で、前記第1軸側雌スプライン部、及び前記第2軸側雌スプライン部を加熱しながら、前記スプライン係合部を相対的に往復摺動させることにより、該コーティング層の表層部を、該コーティング層の融点以上の温度に加熱して融解させることにより、該コーティング層の表面を前記第1軸側雌スプライン部、及び前記第2軸側雌スプライン部の表面になじませた後、該コーティング層を冷却する工程である、
ステアリング装置用中間軸の製造方法。 - 請求項17又は18に記載のステアリング装置用中間軸の製造方法であって、
前記第1雌スプライン部と前記第1軸側雄スプライン部とのスプライン係合部と、前記第2雌スプライン部と前記第2軸側雄スプライン部とのスプライン係合部との、それぞれに対して個別に行われる加熱なじみ工程を備え、
前記加熱なじみ工程は、前記第1雌スプライン部と前記第1軸側雄スプライン部、及び前記第2雌スプライン部と前記第2軸側雄スプライン部とを、コーティング層を介してスプライン係合させた状態で、前記第1雌スプライン部、及び前記第2雌スプライン部を加熱しながら、前記スプライン係合部を相対的に往復摺動させることにより、該コーティング層の表層部を、該コーティング層の融点以上の温度に加熱して融解させることにより、該コーティング層の表面を前記第1雌スプライン部、及び前記第2雌スプライン部の表面になじませた後、該コーティング層を冷却する工程である、
ステアリング装置用中間軸の製造方法。
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