JP7346342B2 - 計測装置、計測方法およびプログラム - Google Patents

計測装置、計測方法およびプログラム Download PDF

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本開示は、計測装置、計測方法およびプログラムに関する。
特許文献1には、携帯端末が有する動きセンサを用いた位置の推定値を、絶対的な位置が決まっている送信機から送信された無線信号を用いて調整する位置推定方法が開示されている。
特表2017-534047号公報
しかしながら、特許文献1に記載の位置推定方法では、無線信号の受信環境によっては精度良く位置を推定することができない場合があるという課題があった。
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであって、精度良く位置を推定することができる計測装置、計測方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本開示に係る計測装置は、撮影した画像に基づき位置と移動方向を推定する第1推定部と、動きに応じて電気信号を出力する動きセンサの出力に基づき位置と移動方向を推定する第2推定部と、前記第1推定部が推定した位置または前記第2推定部が推定した位置のいずれかを選択する制御部とを備え、前記制御部が、前記第1推定部が位置を推定できなくなった場合に、前記第1推定部が位置を推定できなくなる前に推定した位置と移動方向を初期値として前記第2推定部に位置と移動方向とを推定させる。
本開示に係る計測方法は、撮影した画像に基づき位置と移動方向を推定する第1の推定ステップと、動きに応じて電気信号を出力する動きセンサの出力に基づき位置と移動方向を推定する第2の推定ステップと、前記第1の推定ステップで推定した位置または前記第2の推定ステップで推定した位置のいずれかを選択する選択ステップと、を有し、前記第1の推定ステップで位置を推定できなくなった場合に、前記第1の推定ステップで位置を推定できなくなる前に推定した位置と移動方向とを初期値として前記第2の推定ステップにおいて位置と移動方向とを推定させる。
本開示に係るプログラムは、計測装置のコンピュータに、撮影した画像に基づき位置と移動方向を推定する第1の推定ステップと、動きに応じて電気信号を出力する動きセンサの出力に基づき位置と移動方向を推定する第2の推定ステップと、前記第1の推定ステップで推定した位置または前記第2の推定ステップで推定した位置のいずれかを選択する選択ステップと、を実行させ、前記第1の推定ステップで位置を推定できなくなった場合に、前記第1の推定ステップで位置を推定できなくなる前に推定した位置と移動方向とを初期値として前記第2の推定ステップにおいて位置と移動方向とを推定させる。
本開示の計測装置、計測方法およびプログラムによれば、精度良く位置を推定することができる。
本開示の実施形態に係る計測装置の構成例を示すブロック図である。 図1に示すカメラ21の設置例を示す模式図である。 図1に示すSLAM制御部52の動作例を示すフローチャートである。 図1に示す計測装置100の動作例を説明するための模式図である。 図1に示す計測装置100の動作例を説明するための模式図である。 図1に示す計測装置100の動作例を説明するための模式図である。 図1に示す計測装置100の動作例を示すフローチャートである。 図1に示す計測装置100の動作例を示すタイミングチャートである。 図1に示す計測装置100の他の動作例を示すフローチャートである。 少なくとも1つの実施形態に係るコンピュータの構成を示す概略ブロック図である。
<第一実施形態>
以下、本開示の第一実施形態に係る計測装置について、図1~図8を参照して説明する。
(計測装置の構成)
図1は、本開示の実施形態に係る計測装置の構成例を示すブロック図である。図1に示す計測装置100は、例えば、ウェアラブルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォン等の携帯型コンピュータ等のコンピュータとその周辺装置等から構成することができる。また、図1に示す計測装置100は、コンピュータ、その周辺装置等のハードウェアと、コンピュータが実行するプログラム等のソフトウェアとの組み合わせで構成される機能的構成として、PDR情報取得部1と、画像情報取得部2と、出力部3と、記憶部4と、位置推定制御部5を備える。なお、図1では、PDR情報取得部1、画像情報取得部2、出力部3、記憶部4、および位置推定制御部5を、計測装置100を表すブロック内に示しているが、各部が含む(あるいは各部が利用する)センサ、カメラ等の一部のハードウェアは、計測装置100の本体(コンピュータを備える筐体)に対して有線または無線で接続され、別体として構成されていてもよい。また、位置推定制御部5内の一部の構成は、計測装置100と例えば無線で接続された図示していないサーバ等の他のコンピュータ内に含まれていてもよい。
PDR情報取得部1は、PDR(Pedestrian Dead-Reckoning;歩行者自律航法)技術による測位に用いる情報(PDR情報とする)を取得する。PDR情報取得部1は、加速度センサ11、角速度センサ12等を含み、計測装置100(あるいはPDR情報取得部1)に生じた加速度(例えば3軸加速度)、角速度(例えば3軸角速度)等を検知して、検知した結果を示す信号を所定の周期で繰り返し出力する。PDR情報取得部1が出力したPDR情報は例えば記憶部4に一定時間記憶される。なお、PDR情報は、例えば、加速度を表す情報、角速度を表す情報等、動きに応じて電気信号を出力する動きセンサの出力値を表す情報である。本実施形態において、加速度センサ11および角速度センサ12は、加速度センサ11または角速度センサ12に発生した動き(加速度または角速度)に応じて電気信号を出力する動きセンサの一例である。また、PDR情報取得部1は、他の動きセンサとして、磁気センサ、気圧センサ等を含んでいてもよい。
画像情報取得部2は、カメラ21を含み、カメラ21が撮影した画像(動画像)を表す映像信号(画像情報)を出力する。画像情報取得部2が出力した画像情報は例えば記憶部4に一定時間記憶される。カメラ21は、例えば、図2に示すように、作業者101がかぶるヘルメット201に取り付けられていて、矢印202で示す作業者(被計測者)101の前方の画像を撮影する。図2は、カメラ21の設置例を示す模式図である。なお、作業者101は、計測装置100を携帯している。
出力部3は、計測装置100が備える図示していない表示装置、通信装置等を用いて、PDR情報取得部1が取得したPDR情報、画像情報取得部2が取得した画像情報、位置推定制御部5が推定した位置推定結果等を、表示したり、外部の図示していないサーバ等へ送信したりする。
記憶部4は、PDR情報取得部1が取得したPDR情報、画像情報取得部2が取得した画像情報、位置推定制御部5が推定した位置推定結果、位置を推定する際に処理した中間情報、後述する地図の情報等を記憶する。
位置推定制御部5は、制御部51と、SLAM制御部52と、PDR制御部53と、動作判定制御部54と、補正誤差制御部55とを含む。
制御部51は、SLAM制御部52と、PDR制御部53と、動作判定制御部54と、補正誤差制御部55を制御する。
SLAM制御部52は、画像情報取得部2が取得した画像情報を基に、SLAM(Simultaneous Localization and Mapping)技術を用いて自己位置推定と地図生成を行い、位置と移動方向を推定する。ここで、図3を参照して、SLAM制御部52の動作の概要について説明する。図3は、図1に示すSLAM制御部52の動作例を示すフローチャートである。SLAM制御部52は、まず、Initializatioin(初期化)処理として、座標系における初期位置とマップの取得および決定を行う(ステップS0)。次に、SLAM制御部52は、Tracking(トラッキング)処理として、1フレーム前の画像と現在の画像との比較による位置推定を行う(ステップS1)。また、SLAM制御部52は、Tracking処理と並行し、Mapping(マッピング)処理として、Tracking処理の際に画像から検出された現在の画像特徴点を座標系へマッピングする(ステップS2)。
また、SLAM制御部52は、Tracking処理においてトラッキングが失敗した場合(ロストした場合)、Relocalization(リローカライゼーション)処理として、通過点の画像群と現在の画像の特徴点比較による位置の再推定を行った後(ステップS3)、Tracking処理を再度実行する(ステップS1)。
また、SLAM制御部52は、Tracking処理においてループを検知した場合、Loop Closure(ループ閉じ込み)処理として、同一地点(ループ)の検知を起点とした軌跡の最適化処理を行った後(ステップS4)、Tracking処理を再度実行する(ステップS1)。ここで、ループ検知とは、同一地点に戻ったことを知ったことである。
SLAM制御部52は、所定の周期で繰り返し画像情報を取り込み、例えば図3に示す処理を実行し、自己位置推定と地図生成を行う。SLAM制御部52は、Tracking処理を行っている場合、推定した位置および移動方向と作成した地図を表す情報を随時、記憶部4に記憶したり、出力部3に出力したりする。また、SLAM制御部52は、Relocalization処理を行っている場合、ロストしていることを示す信号を制御部51へ出力する。
一方、PDR制御部53は、PDR情報取得部1が取得したPDR情報に基づき、作業者101の移動速度や移動方向(進行方向)を推定し、推定した移動速度と移動方向に基づき位置を推定する。その際、PDR制御部53は、SLAM制御部52が推定した位置と移動方向を初期値として位置と移動方向を推定する。PDR制御部53は、例えば、加速度センサ11の値を用いて推定される作業者101の歩数と歩幅から移動距離を推定したり、加速度センサ11の値から移動速度を推定し、移動速度を時間積分することで移動距離を推定したりする。
PDR制御部53は、PDR情報を取り込み、取り込んだPDR情報に基づき、所定の周期で繰り返し、位置と移動方向を推定し、推定した位置および移動方向を表す情報を随時、記憶部4に記憶したり、出力部3に出力したりする。なお、SLAM制御部52はロストしている場合は位置と移動方向を推定することはできないが、PDR制御部53は、初期化後は、常時、位置と移動方向を表す情報を所定の周期で推定することができる。
動作判定制御部54は、PDR情報取得部1が取得したPDR情報と画像情報取得部2が取得した画像情報を基に、作業者101の動作(静止しているのか、作業しているのか、または、歩行しているのか)を判定し、歩行していないと判定した場合(静止または作業であると判定した場合)、歩行していると判定したときに最後に推定された位置を、位置の推定結果とする。
その際、動作判定制御部54は、次のようにしてPDR情報に基づき歩行か否かを判定することができる。すなわち、例えば図4に示すように加速度センサ11の出力値が歩行時に発生する一定の周期的パターンで変化している場合、動作判定制御部54は、作業者101が歩行していると判定することができる。あるいは、例えば加速度センサ11の出力値の大きさ(例えば振幅)が一定の値を超えていない場合、動作判定制御部54は、作業者101が静止していると判定することができる。なお、図4は、図1に示す計測装置100の動作例を説明するための模式図であり、横軸を時刻とし、縦軸を加速度センサ値として、歩行時における加速度センサ11の出力値の例を模式的に示す。
また、動作判定制御部54は、次のようにして画像情報に基づき歩行か否かを判定することができる。すなわち、動作判定制御部54は、例えば図5に示すように異なる複数フレーム(例えば連続する2フレーム)の画像301および302から、画像認識によって、複数の画像特徴点FPを抽出し、画像301および302において対応する(同一の)画像特徴点同士(例えば、画像特徴点301aと画像特徴点302a、画像特徴点301bと画像特徴点302b)のフレーム間の変化に基づいて歩行か否かを判定することができる。ここで、フレーム間の変化は、例えば、画像特徴点の画像上の位置(座標値)の変化、複数の画像特徴点間の距離や角度の変化等とすることができる。あるいは、動作判定制御部54は、撮影された画像に所定の物体が認識された場合(例えば、作業設備や作業工具が認識された場合)に、作業状態である(非歩行状態である)と判定してもよい。なお、図5は、図1に示す計測装置100の動作例を説明するための模式図であり、連続する2フレームの画像301と画像302の例を模式的に示す。
あるいは、動作判定制御部54は、例えば、次のようにして、特徴量変化に基づき歩行か否かを判定することができる。すなわち、時刻t(n)におけるフレームf(t(n))の画像特徴量と、時刻t(n+1)におけるフレームf(t(n+1))における画像特徴量を比較し、画像特徴量の変化量Δdを導出する。そして、変化量Δdが閾値Thよりも大きければ歩行として判定し、小さければ歩行ではないと判定する。ただし、必ずしも一時刻前のフレームf(t(n))との比較にする必要はなく、例えば、比較する時間窓を定義し、比較するフレームをt(n)よりも前のフレームとしてもよい。作業時は、基本的には、作業位置が変わらないこと、視点が大きく変化しないこと(キョロキョロしながら作業できない)から、変化量Δdは小さくなる。あるいは、動作判定制御部54は、作業時の画像特徴量を学習データとして与えることで、機械学習的に作業しているか否かを判定するようにしてもよい。
また、補正誤差制御部55は、SLAM制御部52が推定した位置および移動方向とPDR制御部53が推定した位置および移動方向との誤差を、時間に応じて推定する関数(モデル)を用いて、PDR制御部53が推定した位置と移動方向を補正する。PDR制御部53による測位では、加速度センサ11と角速度センサ12を用いて、相対的に作業者101の移動方向と移動距離を求めるが、これらセンサでは経時的にドリフト誤差が累積してしまう。そこで、本実施形態では、精度高く取得可能なSLAM制御部52による推定結果を真値とみなし、PDR制御部53による推定結果と比較することで、加速度センサ11と角速度センサ12のドリフトにより起因して経時的に生じる誤差を、機械学習して推定するモデル(PDR累積誤差モデルF(t))を用いて、PDR制御部53単独による推定時の精度を向上させている。図6は、図1に示す計測装置100の動作例を説明するための模式図であり、横軸を動作時間とし、縦軸をSLAM制御部52による推定結果とPDR制御部53による推定結果との誤差として、動作時間と誤差計測値とPDR累積誤差モデルF(t)の値との関係を示す。
本実施形態では、PDR制御部53による推定計算時に、機械学習により推定されたPDR累積誤差モデルF(t)を考慮して、位置推定することにより、加速度センサ11と角速度センサ12によるドリフトを軽減でき、精度を向上させることができる。この場合、例えば、推定位置Pは、以下の式により求めることができる。
[推定位置]P=[PDR推定位置]PPDR+[累積誤差]F(t)
ここで、[PDR推定位置]PPDRは、PDR制御部53が動作時間tにおいて推定した位置である。なお、PDR累積誤差モデルF(t)は、位置の誤差を推定するモデルと、方向の誤差を推定するモデルを別々に用意しておくことができる。また、位置の誤差を推定するモデルと方向の誤差を推定するモデルは、センサの検出軸ごとに複数(例えば2つのセンサの3軸分の6個)用意しておくことができる。
また、PDR累積誤差モデルF(t)は、例えば以下のようにして構築することができる。まず、SLAM制御部52で計測できた区間における、「SLAM制御部52による位置推定結果と方位推定結果(V-SLAMデータ)」と「PDR制御部53による位置推定結果と方位推定結果(PDRデータ)」とを比較する。この際、V-SLAMデータを真値として、PDRデータと真値との位置推定誤差PositionError、方位推定誤差PoseErrorを取得していく。そして、取得したPositionErrorとPoseErrorを統計分析し、時系列に依存する位置誤差推定モデルPositionErrorEstimate(t)、方位誤差推定モデルPoseErrorEstimate(t)を決定する。
なお、PDR累積誤差モデルF(t)は、予め実測値やシミュレーション結果等に基づいて作成されたものであってもよいし、実際の(現場での)動作時に取得した実測値に基づき学習することで作成されたものであってもよいし、予め実測値やシミュレーション結果に基づいて作成されたものを実測値に基づいて学習することで更新されたものであってもよい。
(計測装置の動作例)
次に、図7と図8を参照して、図1に示す計測装置100の動作例について説明する。図7は、図1に示す計測装置100の動作例を示すフローチャートである。図8は、図1に示す計測装置100の動作例を示すタイミングチャートである。
図7に示す処理は、PDR情報や画像情報のサンプリング周期に合わせて繰り返し実行される。なお、SLAM制御部52は、図7の処理とは別に所定の周期で位置と移動方向を推定し、例えば制御部51からの要求に応じて、推定結果を示す情報またはロストしていることを示す信号を制御部51に対して出力する。また、PDR制御部53は、図7の処理とは別に所定の周期で位置と移動方向を推定し、例えば制御部51からの要求に応じて、推定結果を示す情報を制御部51に対して出力する。
図7に示す処理が開始されると、制御部51が、PDR情報取得部1、画像情報取得部2または記憶部4からPDR情報(加速度と角速度)と画像情報(画像)を取得する(ステップS101)。次に、制御部51が、SLAM制御部52による位置推定が可能か否かを判定する(ステップS102)。位置推定が可能な場合(ロストしていない場合)(ステップ102で「推定可」の場合)、制御部51は、推定可フラグを1(=推定可)に設定し(ステップS103)、SLAM制御部52による推定結果を選択し(ステップS104)、選択した推定結果を出力部4から出力し(ステップS116)、図7に示す処理を終了する。なお、推定可フラグは、1で推定可、0で推定不可を表す変数で、SLAM制御部52がロストした後、PDR制御部53の位置を初期化する回数を1回に限定するために用いられる。
一方、位置推定が可能でない場合(ロストしている場合)(ステップ102で「推定不可」の場合)、制御部51は、推定可フラグが1であるか否かを判定する(ステップS105)。推定可フラグが1の場合(ステップS105で「YES」の場合)、制御部51は、推定可フラグを0(=推定不可)に設定し(ステップS106)、SLAM制御部52がロストする前に推定した位置と移動方向を初期値として、PDR制御部53に位置と移動方向を推定させる(ステップS107)。
推定可フラグが1でない場合(ステップS105で「NO」の場合)、または、ステップS107の後、動作判定制御部54が、加速度による歩行判定を行う(ステップS108)。歩行でないと判定した場合(ステップS108で「非歩行」の場合)、動作判定制御部54は、作業者101が静止していると判断する(ステップS109)。他方、歩行であると判定した場合(ステップS108で「歩行」の場合)、動作判定制御部54は、画像による歩行判定を行う(ステップS110)。歩行でないと判定した場合(ステップS110で「非歩行」の場合)、動作判定制御部54は、作業者101が作業をしていると判断する(ステップS111)。他方、歩行であると判定した場合(ステップS110で「歩行」の場合)、動作判定制御部54は、作業者101が移動していると判断する(ステップS112)。次に、制御部51が、PDR制御部53による位置と移動方向の推定結果を選択し(ステップS113)、補正誤差制御部55が、PDR制御部53による位置と移動方向の推定値をPDR累積誤差モデルF(t)を用いて補正する(ステップS114)。次に、制御部51が、選択して補正されたPDR制御部53による推定結果を出力部4から出力し(ステップS116)、図7に示す処理を終了する。
一方、動作判定制御部54は、ステップS109で静止と判断した場合またはステップS111で作業と判断した場合、PDR制御部53の位置と移動方向の推定値を、一時刻前の位置と移動方向と同じ値に設定する(ステップS115)。一時刻前の位置と移動方向の値は、加速度による歩行判定(ステップS108)と画像による歩行判定(ステップS110)が両方とも「歩行」であった期間の最後に推定された位置と移動方向の値またはステップS107での初期値である。次に、制御部51は、一時刻前と同位置の値に設定されたPDR制御部53による推定結果を出力部4から出力し(ステップS116)、図7に示す処理を終了する。
図7に示す動作例によれば、図7に示すように、SLAM制御部52が位置を推定できる時間はSLAM制御部52が推定した位置と移動方向を選択し、SLAM制御部52がロストしている時間はPDR制御部53が推定した位置と移動方向を選択して、作業者101の位置と移動方向の推定値とすることができる。すなわち、本実施形態によれば、SLAMでロストしている時間では、PDRベースで位置推定することにより補間することができる。
図8において、例えば、時刻t0から時刻t1までの時間は、SLAM制御部52で取得した座標情報を位置推定結果としている。
また、時刻t1でロストが発生した場合、ロストが発生する直前の時刻t1-△tで取得した座標と進行方向Pt1(x1、y1、θ1)を初期位置、初期方位として、加速度センサ11、角速度センサ12を用いてPDR制御部53による測位計算を行い、その結果を位置推定結果としている。これにより、PDR情報を取得するセンサに累積している誤差をキャリブレーションすることができる。なお、△tは、図7に示す処理の繰り返し周期以下の時間である。
また、時刻t2でSLAM制御部52におけるリローカライゼーション処理が完了した場合、リローカライゼーション処理完了以降はSLAM制御部52で取得した座標情報を位置推定結果としている。
(計測装置の作用効果)
PDRによる測位は、相対的な位置を推定する技術であり、与えられた位置と方向を初期値(基準値)として位置の変化と方向の変化を積算することで現在の位置と方向が推定される。位置と方向の初期値は、例えば、設置位置が既知のビーコンを用いて取得することができる。ただし、この場合、電波の受信環境によっては、初期値を精度良く取得できない場合がある。これに対し、本実施形態では、SLAMによる測位と、PDRによる測位を組み合わせるとともに、SLAMによる測位を基本として、SLAMがロストした場合にPDRによる測位結果を補間的に採用する。さらに、PDRによる測位では、SLAMから切り替わる毎にSLAMで推定された位置と方向を初期値として、測位の推定を初期化することができる。よって、受信環境等に影響されず、精度良く位置と方向を推定することができる。また、本実施形態によれば、例えば、金属遮蔽環境においても、エリア判定が可能となり、現場改善につながるエリア分析が可能となった。また、例えば、作業者101に、首を振るとか、後ろを向くとか等の動きがあった場合、例えば画像の撮影が追いつかなくなることで、SLAMによる測位がロストしてしまうことが考えられるが、本実施形態では、そのような場合でもPDRによる測位で位置を推定することができる。
また、本実施形態によれば、加速度値に基づく歩行判定と画像認識に基づく歩行判定とを組み合わせた高度な判定処理を用いているので、歩行時の動きと、作業時または静止時の動きとを判別し、歩行をしていない場合の作業時または静止時の動きによって誤って位置が移動してしまうことを避けることができる。
また、本実施形態によれば、PDR累積誤差モデルF(t)(=累積誤差推定関数)を用いることで、センサ値のドリフトによる影響を抑えることができるので、精度良く位置と方向を推定することができる。
<第二実施形態>
以下、本開示の第二実施形態に係る計測装置について、図9を参照して説明する。第二実施形態は、第一実施形態に係る計測装置100において、図7を参照して説明した第一実施形態に係る計測装置100の動作を一部変更したものである。図1~図6と図8を参照して説明した基本的な構成と動作については、第一実施形態と第二実施形態で共通である。以下、主に、第一実施形態と異なる点について説明する。図9は、図1に示す計測装置100の他の動作例(第二実施形態の動作例)を示すフローチャートである。
図9に示す処理は、PDR情報や画像情報のサンプリング周期に合わせて繰り返し実行される。なお、SLAM制御部52は、図9の処理とは別に所定の周期で位置と移動方向を推定し、例えば制御部51からの要求に応じて、推定結果を示す情報またはロストしていることを示す信号を制御部51に対して出力する。また、PDR制御部53は、図9の処理とは別に所定の周期で位置と移動方向を推定し、例えば制御部51からの要求に応じて、推定結果を示す情報を制御部51に対して出力する。
図9に示す処理が開始されると、制御部51が、PDR情報取得部1、画像情報取得部2または記憶部4からPDR情報(加速度と角速度)と画像情報(画像)を取得する(ステップS201)。次に、動作判定制御部54が、加速度による歩行判定を行う(ステップS202)。歩行でないと判定した場合(ステップS202で「非歩行」の場合)、動作判定制御部54は、作業者101が静止していると判断する(ステップS203)。他方、歩行であると判定した場合(ステップS202で「歩行」の場合)、動作判定制御部54は、画像による歩行判定を行う(ステップS204)。歩行でないと判定した場合(ステップS204で「非歩行」の場合)、動作判定制御部54は、作業者101が作業をしていると判断する(ステップS205)。他方、歩行であると判定した場合(ステップS204で「歩行」の場合)、動作判定制御部54は、作業者101が移動していると判断し(ステップS206)、次に、SLAM制御部52による位置推定が可能か否かを判定する(ステップS207)。位置推定が可能な場合(ロストしていない場合)(ステップ207で「推定可」の場合)、制御部51は、推定可フラグを1(=推定可)に設定し(ステップS208)、SLAM制御部52による推定結果を選択し(ステップS209)、選択した推定結果を出力部4から出力し(ステップS215)、図9に示す処理を終了する。
一方、動作判定制御部54は、ステップS203で静止と判断した場合またはステップS205で作業と判断した場合、SLAM制御部52またはPDR制御部53の位置と移動方向の推定値を、一時刻前の位置と移動方向と同じ値に設定する(ステップS217)。一時刻前の位置と移動方向の値は、加速度による歩行判定(ステップS202)と画像による歩行判定(ステップS204)が両方とも「歩行」であった期間の最後に推定された位置と移動方向の値である。次に、制御部51は、一時刻前と同位置の値とされた推定結果を出力部4から出力し(ステップS215)、図9に示す処理を終了する。
他方、位置推定が可能でない場合(ロストしている場合)(ステップ207で「推定不可」の場合)、制御部51は、推定可フラグが1であるか否かを判定する(ステップS210)。推定可フラグが1の場合(ステップS210で「YES」の場合)、制御部51は、推定可フラグを0(=推定不可)に設定し(ステップS211)、SLAM制御部52がロストする前に推定した位置と移動方向を初期値として、PDR制御部53に位置と移動方向を推定させる(ステップS212)。
推定可フラグが1でない場合(ステップS210で「NO」の場合)、または、ステップS212の後、制御部51が、PDR制御部53による位置と移動方向の推定結果を選択し(ステップS213)、補正誤差制御部55が、PDR制御部53による位置と移動方向の推定値をPDR累積誤差モデルF(t)を用いて補正する(ステップS214)。次に、制御部51が、選択して補正されたPDR制御部53による推定結果を出力部4から出力し(ステップS215)、図9に示す処理を終了する。
第一実施形態では、SLAM制御部52が位置を推定可能な場合、動作判定制御部54による歩行判定の結果に関わらず、SLAM制御部52が推定した位置と移動方向が選択され、出力される。一方、第二実施形態では、SLAM制御部52が位置を推定可能であっても、動作判定制御部54による歩行判定の結果が静止または作業である場合、一時刻前の位置と方向の値が、出力される。
(その他の実施形態)
以上、本開示の実施の形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。例えば、図2では、カメラ21をヘルメット201に取り付けているが、例えばめがね型のウェアラブルコンピュータを用いて計測装置100全体を作業者101がめがねとして装着するようにしてもよい。
〈コンピュータ構成〉
図10は、少なくとも1つの実施形態に係るコンピュータの構成を示す概略ブロック図である。
コンピュータ90は、プロセッサ91、メインメモリ92、ストレージ93、インタフェース94を備える。
上述の計測装置100は、コンピュータ90に実装される。そして、上述した各処理部の動作は、プログラムの形式でストレージ93に記憶されている。プロセッサ91は、プログラムをストレージ93から読み出してメインメモリ92に展開し、当該プログラムに従って上記処理を実行する。また、プロセッサ91は、プログラムに従って、上述した各記憶部に対応する記憶領域をメインメモリ92に確保する。
プログラムは、コンピュータ90に発揮させる機能の一部を実現するためのものであってもよい。例えば、プログラムは、ストレージに既に記憶されている他のプログラムとの組み合わせ、または他の装置に実装された他のプログラムとの組み合わせによって機能を発揮させるものであってもよい。なお、他の実施形態においては、コンピュータは、上記構成に加えて、または上記構成に代えてPLD(Programmable Logic Device)などのカスタムLSI(Large Scale Integrated Circuit)を備えてもよい。PLDの例としては、PAL(Programmable Array Logic)、GAL(Generic Array Logic)、CPLD(Complex Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)が挙げられる。この場合、プロセッサによって実現される機能の一部または全部が当該集積回路によって実現されてよい。
ストレージ93の例としては、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD-ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、半導体メモリ等が挙げられる。ストレージ93は、コンピュータ90のバスに直接接続された内部メディアであってもよいし、インタフェース94または通信回線を介してコンピュータ90に接続される外部メディアであってもよい。また、このプログラムが通信回線によってコンピュータ90に配信される場合、配信を受けたコンピュータ90が当該プログラムをメインメモリ92に展開し、上記処理を実行してもよい。少なくとも1つの実施形態において、ストレージ93は、一時的でない有形の記憶媒体である。
<付記>
各実施形態に記載の計測装置100は、例えば以下のように把握される。
(1)第1の態様に係る計測装置100は、撮影した画像に基づき位置と移動方向を推定する第1推定部(SLAM制御部52)と、動きに応じて電気信号を出力する動きセンサ(加速度センサ11、角速度センサ12)の出力に基づき位置と移動方向を推定する第2推定部(PDR制御部53)と、前記第1推定部が推定した位置または前記第2推定部が推定した位置のいずれかを選択する制御部51とを備え、前記制御部51が、前記第1推定部が位置を推定できなくなった場合に、前記第1推定部が位置を推定できなくなる前に推定した位置と移動方向を初期値として前記第2推定部に位置と移動方向を推定させる。この態様によれば、精度良く位置と方向を推定することができる。
(2)第2の態様に係る計測装置100は、(1)の計測装置100であって、前記動きセンサは加速度センサ12を含み、前記加速度センサ12の出力が歩行状態を示している否かを判定するとともに(S108)、前記画像が歩行状態を示しているか否かを判定し(S110)、両判定が歩行状態を示していなかった場合、前記両判定が歩行状態を示さなくなる前の位置を、前記第2推定部(PDR制御部53)が推定した位置とする(S115)動作判定部(動作判定制御部54)をさらに備える。この態様によれば、歩行をしていない場合の作業時または静止時の動きによって誤って位置が移動してしまうことを避けることができる。
(3)第3の態様に係る計測装置100は、(1)または(2)の計測装置100であって、前記第1推定部(SLAM制御部52)が推定した位置および移動方向と前記第2推定部(PDR制御部53)が推定した位置および移動方向との誤差を、時間に応じて推定する関数を用いて、前記第2推定部(PDR制御部53)が推定した位置と移動方向を補正する誤差補正部(補正誤差制御部55)をさらに備える。この態様によれば、センサ値のドリフトによる位置推定への影響を抑えることができる。
100 計測装置
1 PDR情報取得部
2 画像情報取得部
3 出力部
4 記憶部
5 位置推定制御部
51 制御部
52 SLAM制御部(第1推定部)
53 PDR制御部(第2推定部)
54 動作判定制御部(動作判定部)
55 補正誤差制御部(誤差補正部)

Claims (5)

  1. 撮影した画像に基づき位置と移動方向を推定する第1推定部と、
    動きに応じて電気信号を出力する動きセンサの出力に基づき位置と移動方向とを推定する第2推定部と、
    前記第1推定部が推定した位置または前記第2推定部が推定した位置のいずれかを選択する制御部と、
    を備え、
    前記制御部が、前記第1推定部が位置を推定できなくなった場合に、前記第1推定部が位置を推定できなくなる前に推定した位置と移動方向とを初期値として前記第2推定部に位置と移動方向を推定させ、
    前記動きセンサは加速度センサを含み、
    前記加速度センサの出力が歩行状態を示しているか否かを判定するとともに、前記画像が歩行状態を示しているか否かを判定し、両判定が歩行状態を示していなかった場合、前記両判定が歩行状態を示さなくなる前の位置を、前記第2推定部が推定した位置とする動作判定部をさらに備える、
    計測装置。
  2. 前記第1推定部が推定した位置および移動方向と前記第2推定部が推定した位置および移動方向との誤差を、時間に応じて推定する関数を用いて、前記第2推定部が推定した位置と移動方向を補正する誤差補正部
    をさらに備える請求項1に記載の計測装置。
  3. 撮影した画像に基づき位置と移動方向を推定する第1の推定ステップと、
    動きに応じて電気信号を出力する動きセンサの出力に基づき位置と移動方向を推定する第2の推定ステップと、
    前記第1の推定ステップで推定した位置または前記第2の推定ステップで推定した位置のいずれかを選択する選択ステップと、を有し、
    前記第1の推定ステップで位置を推定できなくなった場合に、前記第1の推定ステップで位置を推定できなくなる前に推定した位置と移動方向とを初期値として前記第2の推定ステップにおいて位置と移動方向とを推定させ、
    前記動きセンサは加速度センサを含み、
    前記加速度センサの出力が歩行状態を示しているか否かを判定するとともに、前記画像が歩行状態を示しているか否かを判定し、両判定が歩行状態を示していなかった場合、前記両判定が歩行状態を示さなくなる前の位置を、前記第2の推定ステップで推定した位置とする動作判定ステップをさらに有する、
    計測方法。
  4. 計測装置のコンピュータに、
    撮影した画像に基づき位置と移動方向を推定する第1の推定ステップと、
    動きに応じて電気信号を出力する動きセンサの出力に基づき位置と移動方向を推定する第2の推定ステップと、
    前記第1の推定ステップで推定した位置または前記第2の推定ステップで推定した位置のいずれかを選択する選択ステップと、を実行させ、
    前記第1の推定ステップで位置を推定できなくなった場合に、前記第1の推定ステップで位置を推定できなくなる前に推定した位置と移動方向とを初期値として前記第2の推定ステップにおいて位置と移動方向とを推定させ、
    前記動きセンサは加速度センサを含み、
    前記加速度センサの出力が歩行状態を示しているか否かを判定するとともに、前記画像が歩行状態を示しているか否かを判定し、両判定が歩行状態を示していなかった場合、前記両判定が歩行状態を示さなくなる前の位置を、前記第2の推定ステップで推定した位置とする動作判定ステップをさらに実行させる、
    プログラム。
  5. 撮影した画像に基づき位置と移動方向を推定する第1推定部と、
    動きに応じて電気信号を出力する動きセンサの出力に基づき位置と移動方向とを推定する第2推定部と、
    前記第1推定部が推定した位置または前記第2推定部が推定した位置のいずれかを選択する制御部と、
    を備え、
    前記制御部が、前記第1推定部が位置を推定できなくなった場合に、前記第1推定部が位置を推定できなくなる前に推定した位置と移動方向とを初期値として前記第2推定部に位置と移動方向を推定させ、
    前記第1推定部が推定した位置および移動方向と前記第2推定部が推定した位置および移動方向との誤差を、時間に応じて推定する関数を用いて、前記第2推定部が推定した位置と移動方向を補正する誤差補正部
    をさらに備える計測装置。
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