JP7345357B2 - 検査システム - Google Patents

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本発明は、検査対象物を検査する技術に関する。
検査対象物を検査する技術として、特許文献1には、荷物用レーンを移動する荷物用床板と人用レーンを移動する人用床板とを略同じ速度で移動させることで効率的な荷物検査を行う技術が開示されている。
特開2019-11981号公報
従来空港等で使用されている手荷物検査装置は、複数の係員が配置され、低速度で荷物を搬送して時間をかけた検査が行われている。その一方で、テロ攻撃のターゲットがイベント会場、交通機関、オフィスビル、ホテルなどと多様化しており、空港レベルのセキュリティでなくとも現状に近いスループットを維持しつつ安全性を向上させ、利便性の高いセキュリティのニーズが高まっている。
イベント会場向けの手荷物検査装置においては、設置スペースが限られており空港のように複数の係員を配置することが困難である場合が多い。その為、ハイスループットで手荷物検査を行う為には、少人数の検査員で対応可能な検査装置が求められる。しかしながら、従来の手荷物検査装置は、装置を操作する人、画面を見る人、利用者の手荷物を受取り、検査装置に投入する人、検査済みの手荷物を受け取り利用者に渡す人などが必要な構成となっており、少人数の検査員では対応できないという問題があった。
少人数の検査員で対応するためには、検査の効率化が必要である。例えば、検査装置が荷物の中の危険物を検出した場合、検査員は2次検査を行うことになるが、その際、危険物が検出された荷物を探すのに手間取れば、それだけ時間が無駄になってしまう。その無駄を省くために例えば荷物の外観を撮影するカメラを設けると、荷物の所有者に不安感を与える場合がある。
本発明は、上記の背景に鑑み、カメラが見えることによる心理的不安を荷物の所有者に与えないようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は、連続して稼働するベルトコンベヤにより搬送される荷物を、検査装置により検査する検査システムであって、前記荷物の前記検査装置入口側の外観画像を撮影するカメラが、前記荷物の所有者が通過するレーン側から視覚的に遮蔽された位置に配置された検査システムを第1の態様として提供する。
第1の態様の検査システムによれば、カメラが見えることによる心理的不安を荷物の所有者に与えないようにすることができる。
上記の第1の態様の検査システムにおいて、前記カメラが前記検査装置入口側に配置された透明フードに設けられた透明反射防止部材を通して前記外観画像を撮影する、という構成が第2の態様として採用されてもよい。
第2の態様の検査システムによれば、透明フードにカメラが映りこんで荷物の所有者に心理的不安を与える可能性を低くすることができる。
上記の第2の態様の検査システムにおいて、前記透明反射防止部材が、前記透明フードの上面又は裏上面のいずれか又は両方に設けられている、という構成が第3の態様として採用されてもよい。
第3の態様の検査システムによれば、透明フードの上方に配置されたカメラの映り込みを抑制することができる。
上記の第2の態様の検査システムにおいて、前記透明反射防止部材が、前記カメラの撮影方向に掛かる前記透明フードの表面又は裏面のいずれか又は両方に設けられている、という構成が第4の態様として採用されてもよい。
第4の態様の検査システムによれば、カメラの位置にかかわらず透明フードへのカメラの映り込みを抑制することができる。
実施例に係る荷物検査システムの外観を表す図 カメラの周辺を拡大して表す図 表示された透過画像及び外観画像の一例を表す図 変形例のカメラの周辺を拡大して表す図
[1]実施例
図1は実施例に係る荷物検査システム1の外観を表す。荷物検査システム1は、例えばイベント会場において入場者の荷物にナイフ等の持ち込みが禁止されている物(持ち込み禁止物)が含まれていないかを検査装置により検査するシステムである。荷物検査システム1は本発明の「検査システム」の一例である。図1では、荷物2が検査の対象となる例を示している。
荷物検査システム1は、荷物2の所有者3と、検査に関する作業を行う検査員4とによって利用される。荷物検査システム1は、入場口の広さに応じて複数設置される場合があるが、本実施例では、いずれの荷物検査システム1にも1人の検査員4だけが配置されるいわゆるワンオペレーションが実施されている。図1(a)では鉛直上方から見た荷物検査システム1が表され、図1(b)では水平方向に見た荷物検査システム1が表されている。
荷物検査システム1は、第1搬送装置10と、第2搬送装置20と、検査装置30と、フード40と、カメラ50と、制御装置60と、ディスプレイ70とを備える。第1搬送装置10及び第2搬送装置20は、いずれも、荷物2を搬送方向A1に搬送するベルトコンベヤである。つまり、荷物2は、連続して稼働するベルトコンベヤにより搬送される。第1搬送装置10及び第2搬送装置20は、搬送方向A1に並べて配置され、搬送路B1を形成している。
荷物検査システム1においては、搬送路B1の左右のいずれかに検査員4が配置されており、検査員4とは反対側に荷物2の所有者3が通過する検査レーンB2が設けられている。第1搬送装置10は、第2搬送装置20の上流側に配置されており、所有者3が荷物2を置く置き場所B3が設けられている。置き場所B3に置かれた荷物が搬送される搬送路B1の先にはフード40と、フード40の下流側に検査装置30とが設置されている。
検査装置30は、搬送される検査対象物を透過させた透過画像を撮影する装置である。透過画像は荷物の検査のために用いられる画像である。検査装置30は、例えば自装置内で透過画像を撮影する撮影領域B4を通過する荷物2に対し電磁波を照射し、荷物2を透過した電磁波の強度に応じた濃淡により描かれる画像を荷物2の透過画像として生成する。検査装置30が荷物2に照射する電磁波は、荷物2を透過するが荷物2の内容物の物質に応じて透過率が異なる周波数帯域の電磁波であり、例えばX線である。
検査装置30が撮影した透過画像に基づく1次検査で持ち込み禁止物の可能性がある物が写っていたと判定された場合、検査員4は荷物2を開けて実際に何が入っているかを確認する2次検査を行う。この2次検査の要否の判定は、撮影された透過画像を元に制御装置60が行う。詳しい判定方法については後ほど説明する。
検査装置30の撮影領域B4よりも搬送方向A1の上流側には、フード40が配置されている。フード40は、荷物2の搬送路を覆う透明な部材であり、電磁波が飛び交う撮影領域B4に所有者3の手が入り込まないようにするために設けられている。フード40は本発明の「透明フード」の一例である。
フード40は、上面部41、側面部42及び側面部43を有する。上面部41、側面部42及び側面部43は、それぞれ四角形の板状の形をしている。上面部41、側面部42及び側面部43により搬送方向A1に直行する方向の断面がコの字形状に形成されたフード40の内部空間B5は、荷物2が通過可能な大きさとなっている。検査装置30の搬送方向A1の上流側で、上面部41の鉛直上方には、カメラ50が設けられている。
図2はカメラ50の周辺を拡大して表す。カメラ50は、第1搬送装置10によって搬送される荷物2の外観を示す外観画像を撮影する。カメラ50は、検査装置30の筐体31の内部空間32に配置され、筐体31の鉛直下向きに開口する開口部33を介して外部空間を撮影する。カメラ50は、この外部空間を通過する荷物2の検査装置30入口側の外観画像を撮影する。
図2に表す配置により、検査装置30の一部である筐体31は、荷物2の所有者3が通過する検査レーンB2側から検査装置30の方を見る者に対してカメラ50を遮蔽する(見えなくする)遮蔽物として機能する。厳密には、検査レーンB2側からでも、開口部33を鉛直下側から覗き込めばカメラ50の一部が見える場合があるが、カメラ50の全体は見えず、必ず一部は遮蔽される。さらに、筐体31よりも高い位置から見た場合は、カメラ50の全体が遮蔽される。
このように、カメラ50は、荷物2の所有者3が通過する検査レーンB2側から視覚的に遮蔽された位置に配置されている。カメラ50が所有者3から見えると、人によっては、何が撮影されているのか気になって不安になる場合がある。本実施例では、カメラ50が遮蔽物である筐体31によって図2に表すように遮蔽されることで、カメラ50が見えることによる心理的不安を所有者3に与えないようにすることができる。
カメラ50は、フード40によって囲まれた内部空間B5を通過中の荷物2の外観を、フード40の上面部41越しに撮影する。そのため、上面部41は、可視光を透過する部材によって形成されている。また、上面部41のカメラ50側を向いた上面411は、光の反射を抑制する加工が施されており、その加工により、単純に平面に加工されている場合に比べて、光の反射を抑制するようになっている。
上面411は、例えば、反射防止フィルムを貼り付ける加工が施されている。反射防止フィルムは、例えば、2層のフィルムであり、その2層で反射する光が逆位相になって干渉により打ち消し合うことで反射を抑制する。また、反射防止フィルムは、表面に微小な凹凸を設けることで光を散乱させて反射を抑制するフィルムであってもよいし、2層と凹凸の両方を備えるフィルムであってもよい。
反射防止フィルムは、透明であり且つ光の反射を防止する機能を有する部材であり、本発明の「透明反射防止部材」の一例である。このように、カメラ50は、検査装置30の入口側に配置されたフード40に設けられた透明反射防止部材を通して荷物2の外観画像を撮影する。
なお、透明反射防止部材は、フード40の上面411だけに限らず、裏上面412にも設けられてもよいし、裏上面412だけに設けられてもよい。これらの位置に透明反射防止部材が設けられることで、フード40の上方に配置されたカメラ50のフード40への映り込みが抑制される。また、透明反射防止部材が設けられることで、フード40を介して撮影する荷物の映りの鮮明度を向上させることができる。
カメラ50がフード40へ映り込むと、所有者3にカメラ50の存在を気付かせることになり、上述したように人によっては不安になる場合がある。本実施例では、この映り込みが抑制されるので、荷物2の所有者3がカメラ50の存在に気付きにくいようにして、所有者3に心理的不安を与える可能性を低くすることができる。
フード40においては、上面部41だけでなく、側面部42及び側面部43にも透明反射防止部材が設けられていてもよい。また、側面部42及び側面部43の表面だけでなく、裏面(内部空間B5側の面)にも透明反射防止部材が設けられていてもよい。なお、いずれの面も、反射防止フィルムが貼り付けるのではなく、面自体が反射防止フィルムと同じ構造に加工されることで透明反射防止部材が設けられてもよい。
以上のとおり、フード40は、側面にも透明反射防止部材が設けられている。これにより、透明フードに荷物の所有者自身が映りこんで荷物が見えにくくなることを抑制することができる。第1搬送装置10によって搬送された荷物2は、第1搬送装置10の搬送方向A1の下流の端まで到達すると、続いて第2搬送装置20によって搬送される。
所有者3は、搬送路B1に沿って設けられた検査レーンB2を通って第2搬送装置20のところまで進み、荷物2を受け取る。第2搬送装置20の搬送速度は第1搬送装置10の搬送速度よりも遅くなっており、所有者3が荷物2を受け取りやすいようにしている。ただし、上述した2次検査が行われる場合は、所有者3より先に検査員4が荷物2を受け取ることになる。
上述した制御装置60による2次検査の判定方法について説明する。制御装置60は、荷物検査システム1が備える各装置の動作を制御する装置である。制御装置60は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ、メモリ、ストレージ及び通信部等を備えるコンピュータである。制御装置60は、第1搬送装置10、第2搬送装置20、検査装置30及びディスプレイ70と図示せぬ配線で電気的に接続されている。
制御装置60は、電気的に接続された各装置とデータのやり取りを行いながら各装置の動作を制御する。制御装置60は、荷物2に持ち込み禁止物が含まれているか否かを検査するための検査処理を行う。具体的には、制御装置60は、撮影領域B4を通過する荷物を検査装置30に撮影させる撮影処理と、撮影処理により撮影された透過画像に基づいて、荷物に持ち込み禁止物の可能性がある物が含まれているか否か、すなわち検査員4による2次検査が必要か否かを判定する判定処理とを検査処理として行う。
制御装置60は、撮影された透過画像から周知の画像解析手法により荷物に含まれる内容物の形状を解析し、解析した形状からパターンマッチング等の手法により内容物が持ち込み禁止物であるか否かを判定する。制御装置60は、判定処理の判定結果と、上述したとおり荷物2について撮影された透過画像及び外観画像とを、ディスプレイ70に表示させる。
図3は表示された透過画像及び外観画像の一例を表す。制御装置60は、図3の例では、ディスプレイ70の表示面71に、荷物2の透過画像G1と、荷物2の外観画像G2と、判定結果C1とを表示させている。判定結果C1は、「持ち込み禁止物を検出しました。」という文字列を示す画像である。図3の例では、荷物2の中にあるナイフの形をした内容物が持ち込み禁止物と判定されている。
制御装置60は、カメラ50が撮影する画像を解析して搬送路B1上を通過する物体を認識する。そして、制御装置60は、透過画像G1が撮影された時刻(以下「透過撮影時刻」と言う)よりも前で且つその透過撮影時刻に最も近い時刻(以下「外観撮影時刻」と言う)にカメラ50が撮影した搬送路B1上の物体を透過画像G1が撮影された荷物と判断し、その荷物の外観画像G2を透過画像G1と紐付けして同時に表示させる。
以上のとおり、荷物検査システム1は、制御装置60の制御により、荷物2を搬送して搬送中の荷物2の透過画像G1及び外観画像G2を撮影し、撮影した透過画像G1及び外観画像G2を表示手段であるディスプレイ70に紐付けして同時に表示させる。ディスプレイ70は、図1に表すように、撮影後の荷物2を検査員が受け取る場所から視聴可能な位置に設けられている。
以上のとおり、検査員は、2次検査をすべき荷物を受け取る場所にいる場合に、ディスプレイ70を見るだけで、透過画像G1に持ち込み禁止物が写っていれば、2次検査をすべき荷物の外観を外観画像によって知ることができる。このように、本実施例によれば、透過画像及び外観画像が同じ表示手段に紐付けして同時に表示されない場合に比べて、2次検査すべき検査対象物を見つけやすくすることができる。
搬送路B1は、荷物の所有者が荷物を置いたり受け取ったりしやすいように、人の腰の高さ程度の位置に配置されている。そのため、検査員も荷物を上から見下ろすことになる。本実施例では、カメラ50が鉛直上方側から荷物の外観画像を撮影するため、例えば水平方向側から荷物を撮影する場合に比べて、外観画像が示す荷物の実物を検査員が特定しやすいようにすることができる。
[2]変形例
上述した各実施例はいずれも本発明の実施の一例に過ぎず、以下のように変形させてもよい。また、各実施例及び各変形例は必要に応じてそれぞれ組み合わせてもよい。
[2-1]カメラの配置
外観画像を撮影するカメラの配置は実施例と異なっていてもよい。
図4は本変形例のカメラ50aの周辺を拡大して表す。図4では、鉛直上方から見たカメラ50a等が表されている。カメラ50aは、第1搬送装置10aによって搬送される荷物2の外観画像を撮影する。
カメラ50aは、検査装置30aの筐体31aの内部空間32aに配置されている。内部空間32aは、筐体31aのうち、所有者3が通過する検査レーンB2側に設けられている。内部空間32aは、フード40a側に開口する開口部33aを有する。カメラ50aは、開口部33aを介して外部空間を撮影する。このように、カメラ50aは、カメラ50a自身よりも所有者3が通過する検査レーンB2側からは見えない位置に配置されている。
従って、カメラ50aは、検査レーンB2を通過中の所有者3からは見えないようになっている。これにより、実施例と同様に、カメラが見えることによる心理的不安を所有者3に与えないようにすることができる。カメラ50aは、水平方向から見た荷物2の外観を、フード40aの側面部43a越しに撮影する。
本変形例では、反射防止フィルム等の透明反射防止部材が、カメラ50aの撮影方向に掛かるフード40aの表面又は裏面のいずれか又は両方に設けられる。撮影方向に掛かる面とは、撮影方向に位置する面のことであり、カメラ50aはその面を通して荷物2を撮影する。図4の例であれば、透明反射防止部材は、フード40aの側面部43aの表面431a又は裏面432aのいずれか又は両方に設けられる。
これにより、実施例と同様に、荷物2の所有者3がカメラ50aの存在に気付きにくいようにして、所有者3に心理的不安を与える可能性を低くすることができる。また、透明反射防止部材が、カメラ50aの撮影方向に掛かるフード40aに設けられることで、カメラ50aの位置にかかわらずフード40aへのカメラの映り込みを抑制することができる。
[2-2]遮蔽物
実施例では、検査装置30の筐体31がカメラ50を遮蔽する遮蔽物として用いられたが、これに限らない。例えば、検査装置30の筐体31の外部にカメラ50を取り付けて、そのカメラ50を遮蔽する遮蔽物となる覆いが設けられてもよい。また、カメラ50をフード40に取り付けて同様の覆いが設けられてもよい。
いずれの場合でも、検査レーンB2側からカメラ50の方を見る者からカメラ50の少なくとも一部が遮蔽物によって遮蔽されるようになっていればよい。そのような遮蔽物を設けることで、実施例と同様にカメラが見えることによる心理的不安を所有者3に与えないようにすることができる。なお、実施例のように透過画像を撮影する装置である検査装置30の一部を遮蔽物として用いることで、遮蔽物を別途設ける場合に比べて、より自然にカメラを所有者3から見えないようにすることができる。
[2-3]荷物の検査場所
実施例では、荷物の検査がイベント会場で行われる場合を説明したが、これ以外にも、例えば、空港、駅、港及びバスターミナル等の乗り物の入場口で行われてもよいし、コンサート会場、スポーツ競技場、スタジアム及び美術館等の施設の入場口で行われてもよい。要するに、入場口において安全のため入場者の荷物の中身を確認する必要があれば、どのような場所(入場口)で荷物の検査が行われてもよい。
[2-4]1つの搬送装置
実施例では、搬送装置が2つであったが1つであってもよい。その場合、搬送速度は常に一定であってもよいし、検査する荷物が少ない場合(例えば一時点では1つの荷物しか検査しない場合)、荷物が撮影領域B4を通過する際は搬送速度を速くし、荷物が撮影領域B4を通過した後は搬送速度を遅くしてもよい。
1…荷物検査システム、10…第1搬送装置、20…第2搬送装置、30…検査装置、40…フード、50…カメラ、60…制御装置、70…ディスプレイ、G1…透過画像、G2…外観画像。

Claims (4)

  1. 連続して稼働するベルトコンベヤにより搬送される手荷物を、検査装置により検査する検査システムであって、
    前記手荷物の所有者が該手荷物を前記検査装置入口側の前記ベルトコンベヤに載置し、
    前記検査装置入口側において検査前の前記手荷物の外観画像を撮影するカメラが、前記手荷物の所有者が通過するレーン側から視覚的に遮蔽された位置に配置された検査システム。
  2. 前記カメラが前記検査装置入口側に配置された透明フードに設けられた透明反射防止部材を通して前記手荷物の外観画像を撮影する
    請求項1に記載の検査システム。
  3. 前記透明反射防止部材が、前記透明フードの上面又は裏上面のいずれか又は両方に設けられている
    請求項2に記載の検査システム。
  4. 前記透明反射防止部材が、前記カメラの撮影方向に掛かる前記透明フードの表面又は裏面のいずれか又は両方に設けられている
    請求項2に記載の検査システム。
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