JP7344035B2 - ロッカーシステム - Google Patents

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本発明は、処方された処方薬の受け取りに利用可能なロッカーシステムに関する。
近年、医師が処方した処方箋を薬局等に予め送信して指定した時間に受け取ることが行われている。
また、特許文献1には遠隔医療によって医師から処方された薬剤を受け渡す方法であって、医療機関から自動販売機へ患者を特定する認証情報を電気通信回線を利用して送信し、自動販売機では、患者本人の認証を行って、薬剤を排出して受け渡すことが記載されている。
また、特許文献2にはストッカ40が、商品17を収容し扉44を閉じて施錠可能な納品庫41が記載され、この納品庫41は、制御部52が配達者19の納品完了前において、扉44が閉じられたのち、開ける旨の入力がなされたときには扉44を開放することが記載されている。
特開2019-53638号公報 特開2018-35614号公報
特許文献1に記載の方法では、自動販売機を利用して薬剤を受け渡すので、受け取れる薬剤が自動販売機にストックされた薬剤に限られてしまう。そのため、特許文献1に記載の方法では、上記した医師が処方した処方箋を薬局等に予め送信して指定した時間に受け取ることに適用するのは困難である。
また、特許文献1に記載の自動販売機や特許文献2に記載のストッカにおいて、複数の薬剤や商品を補充・納品する際に、取り違え等の異常状態が発生する場合がある。特許文献2の記載の方法では、例えば配達者が納品完了前に納品物の取り違え等に気付けば、扉44が閉じられた後であっても、開ける旨の入力をすれば扉44が開放されて取り違え等を解消させることができる。しかしながら、配達者が気付かないと取り違え等を解消することができない。
そこで、本発明は、上記のような問題点に鑑み、取り違え等の納品物の納品時の異常状態を防止することができるロッカーシステムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた発明は、複数のロッカーボックスを備え、前記ロッカーボックスに納品物が収納されるロッカーシステムにおいて、前記納品物に関する納品物情報を取得する取得部と、前記取得部が取得した前記納品物情報に基づいて前記納品物の前記ロッカーボックスへの納品時における異常状態を検出する異常検出部と、前記異常検出部が検出した前記異常状態を報知する報知部と、を備え、前記納品物情報には、前記納品物の納品数に関する情報を含む、ことを特徴とするロッカーシステムである。
また、前記取得部は、前記ロッカーボックスへの納品の際に用いる解錠用の情報を取得し、前記取得部が取得した前記情報の使用履歴を格納する履歴格納部を備え、前記異常検出部は、前記情報と前記使用履歴とを照合して前記情報が既に使用済みであるか検出し、前記報知部は、前記情報が既に使用済みであることを前記異常検出部が検出した場合は、既に納品済みである旨の報知を行う、ことを特徴とすることができる。
また、前記取得部は、前記納品物の納品予定個数を含む前記納品物情報を取得し、前記複数のロッカーボックスにおける納品完了数を計数する計数部を備え、前記異常検出部は、前記納品予定個数と前記納品完了数とが一致しないことを検出し、前記報知部は、前記納品予定個数と前記納品完了数とが一致しないことを前記異常検出部が検出した場合は、納品が完了していない旨の報知を行う、ことを特徴とすることができる。
また、前記異常検出部が前記納品予定個数と前記納品完了数とが一致しないことを検出した場合は、納品完了した全ての前記ロッカーボックスを解錠することを特徴とすることができる。
また、前記取得部は、前記納品物の受取希望日時を含む前記納品物情報を取得し、前記異常検出部は、前記受取希望日時よりも所定時間前の時刻において、当該納品物が指定された前記ロッカーボックスに収納されていないことを検出し、前記報知部は、前記受取希望日時よりも所定時間前の時刻において、当該納品物が指定された前記ロッカーボックスに収納されていないことを前記異常検出部が検出した場合は、納品が完了していない旨の報知を行う、ことを特徴とすることができる。
以上説明したように本発明は、納品物情報に基づいて納品物のロッカーボックスへの納品時における異常状態を検出して報知する。そのため、配達者等の気付きに頼らずに取り違え等の納品物の納品時の異常状態を報知して防止することができる。
本発明の一実施形態にかかるロッカーシステムを有するシステムの概略構成図である。 図1に示されたロッカー装置の機能構成図である。 図1に示されたシステムにおける預入動作のシーケンス図である。 図1に示されたシステムにおける予約の説明図である。 図1の示されたロッカーシステムの預入動作のフローチャート(その1)である。 図1の示されたロッカーシステムの預入動作のフローチャート(その2)である。 図1の示されたロッカーシステムのコード発行動作のフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかるロッカーシステムを有するシステムの概略構成図である。
図1に示したシステムは、ロッカー装置1と、ロッカー管理システム50と、会員サービス管理システム60と、端末装置70と、コード生成装置80と、を有している。そして、ロッカー装置1とロッカー管理システム50とで本発明の一実施形態にかかるロッカーシステム100を構成する。本実施形態のロッカーシステム100は、予め患者等の利用者から送信された処方箋に基づいて調剤された処方薬の受け取りに利用される。そのため、ロッカー装置1に収納されるのは処方薬(薬の説明等の添付文書も含む)に限定される。
ロッカー装置1とロッカー管理システム50とは、例えば通信回線等で互いに通信可能となっている。また、ロッカー管理システム50と会員サービス管理システム60とは、例えばインターネット等を介して互いに通信可能となっている。また、会員サービス管理システム60と端末装置70とは、携帯電話回線網やインターネット等を介して互いに通信可能となっている。また、会員サービス管理システム60とコード生成装置80とは、携帯電話回線網やインターネット等を介して互いに通信可能となっている。
ロッカー装置1は、例えば調剤薬局の店舗内又は店舗外あるいは、店舗周辺の施設(駅、病院等)に設置される。ロッカー装置1は、図2に示したように、集中制御装置2と、ロッカー部3と、を備えている。集中制御装置2は、操作表示部21と、コードリーダ22と、ICカードリーダ/ライタ23と、プリンタ24と、紙幣処理部25と、硬貨処理部26と、スピーカ27と、制御部28と、通信インターフェース29と、を備えている。
操作表示部21は、例えば利用者に情報を表示する液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display(LCD))とタッチパネルから構成されている。
コードリーダ22は、一次元バーコードやQRコード(登録商標)等の二次元バーコードといったコードを読み取る。なお、以下の説明では、コードリーダ22が読み取るコードはQRコード(登録商標)として説明するが一部を除き単にコードと略して記載する。また、本実施形態では、コードリーダ22は、ロッカー装置1に設けられているものとして説明するが、スマートフォン等の端末装置をコードリーダとして機能させ、読み取った情報をロッカー装置1を介して或いは直接ロッカー管理システム50へ送信可能としてもよい。
ICカードリーダ/ライタ23は、RFID(Radio Frequency Identification)技術により、非接触でICカードに対してデータの読み書きを行う。本実施形態では、処方薬の受け取り時における代金の支払いに用いられる。
プリンタ24は、各操作に対応する処理内容や使用したロッカーボックス32を特定する情報が記されたレシート等を印字して発行する。紙幣処理部25は、不図示の紙幣投入部から投入された紙幣を処理し応じて不図示の返金口より返金を行う。硬貨処理部26は、不図示の硬貨投入部から投入された硬貨を処理し応じて不図示の返金口より返金を行う。スピーカ27は、例えば案内音声等を出力する。
制御部28は、操作表示部21、コードリーダ22、ICカードリーダ/ライタ23、プリンタ24、紙幣処理部25、硬貨処理部26、スピーカ27の各構成要素と通信可能に接続され、ロッカー装置1全体を制御する中央演算装置(CPU)等のプロセッサやメモリ等の記憶装置を含むユニットである。
また、制御部28は、ロッカーボックス32の利用状況を管理するためのデータベース等を有している。制御部28は、このデータベース等の管理情報を必要に応じて更新し、又はロッカー管理システム50に出力する。また、この管理情報はロッカー管理システム50からの指示に基づいて更新される場合がある。即ち、制御部28は、複数のロッカーボックス個々の利用状況の管理を行う管理部として機能する。なお、利用状況とは予約やロッカーの空き状況であり、将来の利用予測や予約状況を考慮して管理してもよい。
通信インターフェース29は、ロッカー管理システム50と通信するためのインターフェース(I/F)デバイスである。
ロッカー部3は、複数個のロッカーボックス32を備えている。また、ロッカー部3は、ブザー31が設けられている。ブザー31は、そのロッカー部3に属するロッカーボックス32が所定の状態において所定の操作が行われた場合に制御部28からの指示に基づいて警告音等を発する。なお、ブザー31は、ロッカー部3単位で設けるに限らずロッカーボックス32単位で設けてもよい。
ロッカーボックス32は、周知のように扉が開閉可能に設けられている。扉には、取手等が設けられている。また、ロッカーボックス32は、図2に示したようにロック部33を備えている。ロック部33は、扉を施錠及び解錠する機構であり、電気錠34と、扉開閉スイッチ35と、押ボタンスイッチ36と、を備えている。
電気錠34は、扉の開閉を規制する機構であって、扉開閉スイッチ35及び押ボタンスイッチ36の状態に基づいて、もしくは集中制御装置2(制御部28)からの指示に応じて、扉の施錠または解錠を行う。
扉開閉スイッチ35は、扉の開閉状態を判定するスイッチ(SW)であり、例えば、電気錠34に設けられたマイクロスイッチで構成することができる。扉開閉スイッチ35がON/OFFされると、そのON/OFFされたことを示す情報が制御部28へ出力される。
押ボタンスイッチ36は、扉を閉じた状態で仮施錠する場合に押下するボタン型スイッチ(SW)であり、押下されると、押下されたことを制御部28に通知する信号が出力される。
ロッカー管理システム50は、ロッカー装置1の予約状態や利用状態等を管理するシステムであり、ロッカー装置1を管理する管理会社等に設置される。ロッカー管理システム50は、通常複数のロッカー装置1と通信可能に接続され、それらのロッカー装置1を管理する。また、ロッカー管理システム50は、接続されたロッカー装置1の利用状況や予約状況等を管理するためのデータベース等を有し、ロッカー装置1からの情報に基づいて逐次更新される。
会員サービス管理システム60は、ロッカー装置1を利用する際に特定の機能を使用するための会員登録及び登録された会員の管理や所定のサービスを行うシステムであり、所定の事業者の施設に設置される。なお、会員サービス管理システム60とロッカー管理システム50とは、同じ施設に設置されてもよい。また、同じ装置(サーバ)に構築されていてもよい。
端末装置70は、会員サービス管理システム60において運営されている会員サービスにアクセスする端末である。
コード生成装置80は、後述するように端末装置70から送信された処方箋の情報や会員サービス管理システム60に登録されている会員の情報等に基づいて、QRコード(登録商標)等のコードを生成してシール等として出力する。コード生成装置80は、会員サービス管理システム60と同じ場所に設置されるに限らない。例えば、薬局等のロッカーボックス32に納品する処方薬等の納品物を取扱う業者の事業所等に設置されるのが好ましい。
次に、上述した構成のシステムの動作について図3~図7を参照して説明する。図3は、ロッカーの予約から処方薬の預入までの動作をシーケンス図である。なお、図3の説明において端末装置70は端末70、ロッカー装置1はロッカー1、ロッカー管理システム50はロッカー管理50、会員サービス管理システム60はサービスSYS60と省略して記載する。
まず、利用者は、例えば端末70にインストールされているアプリ等を起動してロッカー受取申込操作を行い、処方箋情報、受取希望のロッカー1の場所、受取希望日時等を入力する。そして、入力された受取希望のロッカー1の場所、受取希望日時等に加えて利用者の会員IDがサービスSYS60に送信される(ステップS101)。
サービスSYS60では、端末70から送信された受取希望のロッカー1の場所、受取希望日時、会員ID等を受信し、ロッカー管理50に対して予約要求をする(ステップS102)。予約要求には、受取希望のロッカーのID、サイズ、利用開始日時、利用終了日時、会員IDに対応する会員コード等が含まれる。
ロッカー管理50は、サービスSYS60から予約要求を受け付けると当該予約要求を自身が管理するデータベース等に登録するとともに、受付完了をサービスSYS60へ送信する(ステップS103)。即ち、予約要求が処方された処方薬に関する受付情報となる。
そして、サービスSYS60は、端末70に対して予約受付通知を送信する(ステップS104)。
ロッカー管理50では、サービスSYS60から受け付けた予約要求に基づいて、納品予約スケジュールの管理を行う(ステップS105)。この納品予約スケジュール管理は、例えば納品時刻や受取期限等の管理を含む。
ここで、本実施形態におけるロッカーボックス32の予約について、図4を参照して説明する。図4は、ロッカー1の特定のロッカーボックス32(ボックスb)における予約の状況を示す図である。図4では(A)~(D)の4パターンについて示している。
図4(A)は、患者(利用者)Aが、9時に端末70からロッカー受取申込操作を行い、受取希望日時を13時とした場合である。この場合、9時から12時が仮予約となり、12時~13時が準備時間、13時~14時が受取時間、14時~15時が予備時間となる。
仮予約とは、ボックスbの確保は行われるが他の予約は受け入れ可能な状態である。準備時間とは、処方箋に基づいて調剤に要する時間とロッカー1までの配送時間との合計時間であり、受取希望日時直前の時間帯に設定される。図4では、一例として、処方箋に基づいて調剤に要する時間を30分、ロッカー1までの配送時間を30分の1時間としている。受取時間とは、処方薬の受け取りが可能な時間である。図4では、一例として受取希望日時から1時間としている。予備時間は、預け入れた処方薬の回収の時間であり、回収までであれば受取時間を経過しても受け取り可能な時間帯である。図4では、一例として受取時間直後の1時間としている。
即ち、準備時間は、処方箋の準備にかかる時間であり、受取希望日時より準備時間前の時刻以降から受取希望日時より所定時間後の時刻である準備時間から予備時間までが予約期間となる。
図4(A)では、準備時間内である12時~13時の間に薬局の担当者等がロッカー1に患者Aの処方薬をボックスbに納品し、受取希望日時である13時には確実に受け取れるようにする。そして、遅くとも15時までには薬局の担当者等によりボックスbから回収され、以後は窓口等から受け取ることとなる。なお、予備時間は設けなくてもよい。予備時間を設けない場合は、受取時間終了時にボックスbから回収されることとなる。つまり、予約期間は準備時間と受取時間となる。また、準備時間に調剤をしなくてもよく、それ以前に調剤作業を行ってもよい。
図4(B)は、患者Aとは異なる患者Bの予約がある場合を示している。患者Aについては、図4(A)と同じである。患者Bは、患者Aの予約(ロッカー受取申込操作)の後にロッカー受取申込操作を行い、受取希望日時を10時としている。この場合、患者Aの仮予約の期間に受取時間や準備時間が収まるため、患者Bの希望のとおりの時間で予約を受け付ける。つまり、患者Bの予約は、9時~10時が準備時間、10時~11時が受取時間、11時~12時が予備時間となる。なお、上述したように予備時間は設けなくてもよいので、患者Bの受取希望日時が11時までの時刻の指定であれば希望のとおりの時間で予約を受け付けてもよい。
図4(C)は、患者Aと患者Bとの予約が重なる場合を示している。患者Aについては、図4(A)と同じである。患者Bは、患者Aの予約(ロッカー受取申込操作)の後にロッカー受取申込操作を行い、受取希望日時を12時としている。この場合、患者Aの準備時間と患者Bの受取時間が重なってしまう。そのため、後から予約をした患者Bの予約を後ろへずらす。つまり、患者Bの予約は、患者Aの予約の後の15時~16時が準備時間、16時~17時が受取時間、17時~18時が予備時間となる。したがって、患者Bには、16時に受取可能と通知がなされる。ここで、本実施形態では、患者Bには、事前に受取希望日時の再設定を促す通知等は行わず、自動的に受取希望日時以降の時間であって、他の患者の予約に重ならず、かつ、最も受取希望日時に近い時刻に予約(受取日時)を再設定し、再設定された旨の通知を患者Bに行う。なお、再設定された時間が患者Bの希望と合わない場合は患者Bより変更を受け付け可能としてもよい。その場合は自動的に再設定された予約情報は取り消し処理となる。また、図4(C)において、患者Bの予約をずらす際に患者Aの予備時間に重なる時間帯にずらしてもよい。
図4(D)は、患者Aと患者Bとの予約が重ならない場合で患者Bの受取希望日時が患者Aの予約の後である17時の場合を示している。患者Aについては、図4(A)と同じである。この場合図4(B)と同様に患者Aの予約の時間帯(準備時間、受取時間、予備時間)に重ならないため、患者Bの希望のとおりの時間で予約を受け付ける。つまり、患者Bの予約は、15時~16時が仮予約、16時~17時が準備時間、17時~18時が受取時間、18時~19時が予備時間となる。
図3の説明に戻る。ロッカー1では、例えば薬局の担当者等の納品業者が操作表示部21を操作して納品を選択すると(ステップS106)、認証画面が表示される(ステップS107)。当該認証画面にはコードの読み取り案内も合わせて表示される。
そして、納品業者が処方薬等の納品物にシール等として貼り付けられているコードをコードリーダ22から読み取る(ステップS108)。そして、制御部28は、読み取ったコードに基づく納品物の情報と、読み取りが行われたロッカー1のIDとを含む納品物情報を通信I/F29を介してロッカー管理50へ送信する(ステップS109)。
ロッカー管理50では、ロッカー1から送信された納品物情報と、ステップS103で受け付けた予約ロッカーの情報とを照合し(ステップS110)、照合がOKである場合には解錠指示をロッカー1へ送信する(ステップS111)。この解錠指示には、解錠するロッカーのID、納品物を受け取る会員の会員コード、解錠するロッカーボックス32の番号(BOX番号)、利用開始日時(受取希望日時)、利用終了日時(受取時間又は予備時間の終了日時)等が含まれる。
ロッカー1では、ロッカー管理50からの解錠指示に基づいて該当のロッカーボックス32(指定BOX)の電気錠34を解錠し、操作表示部21に預入についての案内を表示する(ステップS112)。
そして、納品業者は、ステップS112により解錠されたロッカーボックス32に納品物(処方薬)を収納し、扉を閉めて、施錠する(ステップS113)。施錠されたら施錠を示すランプ等を点灯させてもよい。
ロッカーボックス32が施錠された後、納品業者が預入完了を示す操作を操作表示部21から行うと、制御部28は、預入完了を通信I/F29を介してロッカー管理50へ送信する(ステップS114)。預入完了には、預入が完了したロッカー1及びロッカーボックス32のID、預け入れた納品物を受け取るべき会員の会員コード、受取時に使用するパスワードを含む。以上でロッカー1における預入動作が完了する(ステップS115)。
ロッカー管理50では、預入完了に含まれるロッカーID、会員コード、受取パスワードをサービスSYS60へ送信し(ステップS116)、ロッカー1から預入完了を受信してデータベース等を更新してロッカー装置1の状態を更新する(ステップS117)。
サービスSYS60では、ロッカー管理50から預入完了を受信し、当該預入完了に含まれる受取パスワードを含む預入情報通知を端末70に送信する(ステップS118)。
以上説明したように、ロッカー管理システム50は、予約要求(処方された処方薬に関する受付情報)を受信する受信部と、受信部が受信した予約要求(受付情報)に基づいて、調剤された処方薬を収納するロッカーボックス32を特定する制御部として機能する。
次に、上述したロッカー1とロッカー管理50の詳細動作について図5~図7を参照して説明する。図5及び図6は、預入時の動作を示している。
まず、例えば薬局の担当者等の納品業者が操作表示部21を操作して預け入れ開始操作を行うと(ステップS201)、制御部28は、これから納品する処方薬の予約内容や予約数X(納品予定個数)を操作表示部21に表示させる(ステップS202)。予約内容や予約数Xは、ロッカー管理50から取得すればよい。
次に、制御部28は、自身が有する第1タイマ(timer1)をスタートさせる(ステップS203)。そして、納品業者が処方薬に貼り付け等により添付されているコードをコードリーダ22から読み取る(ステップS204)。そして、制御部28は、読み取ったコードに基づく納品物の情報等を納品物情報として通信I/F29を介してロッカー管理50へ送信し、ロッカー管理50でロッカー1から送信された納品物情報と、予約ロッカーの情報とを照合する(ステップS205)。
照合の結果NGであった場合は(ステップS205:no)、第1タイマがタイムアップしたか否か判断する(ステップS206)。第1タイマがタイムアップしない場合は(ステップS206:no)、ステップS203に戻り、第1タイマがタイムアップした場合は(ステップS206:yes)、ステップS207に進みコードの読み取り数nが1以上であるか判断する(ステップS207)。読み取り数nが1以上でない場合は(ステップS207:no)、フローチャートを終了し、読み取り数nが1以上である場合は(ステップS207:yes)後述するステップS218に進む。このステップS205~S207は、読み取られたコードが予約に無い場合の動作を規定しており、第1タイマで定められた時間経過後にそれまでに1以上コードが読み取られていた場合は、預入完了動作に移行し、1つもコードが読み取られていない場合は、終了することを意味している。例えば、納品の際に複数の処方薬の納品を同時に行う場合は、1つもコードが読み取られない場合は終了するが、1つでも読み取りされている場合には完了操作へ進むようになる。
一方、ステップS205の照合の結果OKであった場合は(ステップS205:yes)、制御部28は、読み取ったコードの納品実績の有無を確認する(ステップS208)。納品実績の有無を確認方法は、ロッカー管理50では1度受信した納品物情報を預け入れ完了まで当該納品物情報に対応するコードの使用履歴として保持し、制御部28(ロッカー1)から納品物情報が送信された際は、使用履歴と照合すればよい。
そして、ロッカー管理50は、納品実績の有無を確認した結果、納品実績がある場合(ステップS209:yes)、すなわち、例えば複数の荷物を同時に納品する際に、コードを読み取った荷物と、ロッカーに収容する荷物を取り違えた場合には納品実績として履歴が残るため、その旨をロッカー1へ送信し、制御部28は納品時に異常状態が発生したとしてアラームを発する(ステップS210)。アラーム(異常状態)の内容は、読み取った処方薬等の納品物は既に納品済みである旨の警告である。すなわち、読み取った荷物と入れた荷物を取り違えた可能性を検知し警告する。また、アラームの方法は、操作表示部21への表示でもよいし、スピーカ27からの音声によるものであってもよい。一方、納品実績の有無を確認した結果納品実績がない場合は(ステップS209:no)、アラームを発せずにステップS211に進む。
即ち、ロッカー管理50は、納品物情報(ロッカーボックス32への納品の際に用いる解錠用の情報)を取得する取得部、取得した納品物情報の使用履歴を格納する履歴格納部、納品物情報と使用履歴とを照合して納品物情報が既に使用済みであるか検出する異常検出部として機能する。また、操作表示部21は、納品物情報が既に使用済みであることを検出した場合は、既に納品済みである旨の報知を行う報知部として機能する。
次に、ロッカー管理50は、ステップS204で受信した納品物情報に対応する予約ロッカーの解錠指示を送信する。ロッカー1では、解錠指示に基づいて該当のロッカーボックス32(指定BOX)の電気錠34を解錠する(ステップS211)。そして、制御部28は、第1タイマを終了させ(ステップS212)、自身が有する第2タイマ(timer2)をスタートさせる(ステップS213)。
次に、制御部28は、ステップS211で解錠されたロッカーボックス32の扉開閉を扉開閉スイッチ35により検知したか判断する(ステップS214)。扉開閉を検知しない場合は(ステップS214:no)、第2タイマがタイムアップしたか否か判断する(ステップS215)。第2タイマがタイムアップしない場合は(ステップS214:no)、ステップS214に戻り、第2タイマがタイムアップした場合は(ステップS215:yes)、後述するステップS218に進む。このステップS214~S215は、第2タイマで定められた時間内に扉開閉がされたか、つまり納品物である処方薬がロッカーボックス32に収納されたか否かを検知している。
一方、ステップS214で扉開閉を検知した場合は(ステップS214:yes)、制御部28は、電気錠34を施錠し(ステップS216)、読み取り数nをインクリメントする(ステップS217)。即ち、読み取り数nが納品完了数となり、読み取り数nをインクリメントすることで納品完了数を計数している。
次に、制御部28は、預入完了操作が行われたか否かを判断する(ステップS218)。預入完了操作とは、全ての処方薬の納品が完了した際に、その旨を操作表示部21から入力する操作である。預入完了操作が行われない場合は(ステップS218:no)、ステップS203に戻り次の処方薬の納品作業を行い、預入完了操作が行われた場合は(ステップS218:yes)、読み取り数nが予約数Xと一致するか判断する(ステップS219)。読み取り数nが予約数Xと一致しない場合は(ステップS219:no)、図6のステップS231に進み、読み取り数nが予約数Xと一致した場合は(ステップS219:yes)、予約数Xをゼロにリセットし(ステップS220)、読み取り数nをゼロにリセットしてフローチャートを終了する(ステップS221)。
図6のステップS231において制御部28は、納品時における異常状態としてアラームを発する。このアラーム(異常状態)はステップS210とは異なる内容であり、ステップS219で読み取り数nが予約数Xと一致しないことによる納品数が合わない(足りない又は多い)旨の警告である。アラームの方法は、操作表示部21への表示でもよいし、スピーカ27による音声であってもよい。
次に、制御部28は、アラーム後の確認操作が選択されたか否かを判断し、選択されない場合は(ステップS232:no)、予約数Xから読み取り数nをマイナスし(ステップS233)、読み取り数nをゼロにリセットしてフローチャートを終了する(ステップS234)。このステップS233、S234は、例えば最初から予約数に満たない数の納品をする場合に、予約数から納品数をマイナスして終了している。また、この場合初めから予約数と納品数とが合わないことが分かっているので、正常な操作として確認操作は不要となる。アラーム後の確認操作とは、アラーム内容(納品数が合わない)に対してロッカーボックス32の中を確認するための操作である。
一方、当初予定していた納品数が合わない場合には、入れ間違いの可能性があるため、確認操作を選択する(ステップS232:yes)。つまり、予約数と同数の納品を予定していたにも関わらず、納品数が合わない場合には、入れ間違いの可能性があるため確認操作を選択して、これまでに操作されたロッカーボックス32の扉の電気錠34を全て解錠する(ステップS235)。これまでに操作されたロッカーボックス32の識別は、ステップS201のスタート以降扉が開閉されたロッカーボックス32の番号等を制御部28が記憶しておけばよい。そして、制御部28は、解錠されたロッカーボックス32の扉開閉を扉開閉スイッチ35により検知したか判断し(ステップS236)、検知した場合は(ステップS236:yes)、扉の電気錠34を施錠し(ステップS237)。検知しない場合は(ステップS236:no)ステップS236を繰り返す。そして、全ての扉が施錠されたか否か判断し、全ての扉が施錠された場合はフローチャートを終了し(ステップS238:yes)、全ての扉が施錠されない場合はステップS238を繰り返す(ステップS238:no)。
このように、これまでに操作されたロッカーボックス32の扉が解錠されるため、解錠されたロッカーボックス32を再度確認することで、例えば1つ納品すべきところを2つ納品してしまった等の納品の誤りを発見することが可能となる。
即ち、制御部28は、予約数X(納品物の納品予定個数を含む納品物情報)を取得する取得部、読み取り数n(複数のロッカーボックス32における納品完了数)を計数する計数部、予約数X(納品予定個数)と読み取り数n(納品完了数)とが一致しないことを検出する異常検出部として機能する。また、操作表示部21は、予約数X(納品予定個数)と読み取り数n(納品完了数)とが一致しないことを検出した場合は、納品が完了していない旨の報知を行う報知部として機能する。
また、図5において、扉解錠(ステップS211)後にロッカーボックス32に納品予定の処方薬のコードの再読取を行ってもよい。このようにすることにより、納品直前に再確認することができる。
また、1つの処方箋について処方薬の種類が多い場合はコードを複数発行してもよい。その場合は、当該複数のコードの読み取りがなされないと解錠しないようにしてもよい。また、その場合、納品直前にコードが発行された納品物(処方薬)の数を確認する表示等をするようにしてもよい。
最後にコードの発行についてのフローチャートを図7を参照して説明する。このフローチャートはコード生成装置80で実行される。まず、予約情報確認操作を行う(ステップS301)。これはサービスSYS60が端末70から受け付けたロッカー受取申込操作により受け付けた予約情報に基づいてこれから調剤する処方薬に関する情報(処方箋や患者名等)を表示等させる操作である。
次に、調剤作業の完了確認操作を行われたか否か確認する。(ステップS302)。調剤作業の完了確認操作とは、処方箋のとおり調剤が完了したことを確認する操作である。調剤作業の完了確認操作が行われた場合は、コードが発行される(ステップS303)。そして、予約数Xをインクリメントする(ステップS304)。この予約数Xは、サービスSYS60を介してロッカー管理50へ送信される。
本実施形態によれば、複数のロッカーボックス32を備え、ロッカーボックス32に処方薬が収納されるロッカーシステム100において、ロッカー管理システム50は、処方された処方薬に関する受付情報である予約要求を受信し、受信した予約要求に基づいて、調剤された処方薬を収納するロッカーボックスを特定する。このようにすることにより、ロッカーを利用して処方薬の受け取りをすることが可能となる。そのため、待ち時間を有効利用することが可能となり、薬局側では薬の受け渡し業務の効率化が可能となり、処方薬の受け取りを効率的にすることができる。
また、予約要求には、処方薬の受取希望日時を含み、ロッカー管理システム50は、受取希望日時より処方薬の準備にかかる時間である準備時間前の時刻以降から受取希望日時より所定時間後の時刻までの間を予約期間として特定のロッカーボックス32を予約している。このようにすることにより、受取希望日時に処方薬を受け取ることができ、予約期間以外の時間帯は他の予約を受け入れることが可能となる。したがって、ロッカーボックス32を有効利用することができる。
処方薬の受け取りを希望する時間は患者によって異なるため、薬局等が処方箋を受け付けた順にロッカーボックス32の予約をし、受け付け順にロッカーボックス32に処方薬を収納していくと、受け取りまで時間がある患者の処方薬が先にロッカーボックス32に格納された場合、その患者が受け取るまでの間は別の患者が処方薬を受け取ることができない場合がある。本実施形態では、複数のサービスで共用するものではなく、処方薬の受け渡し専用となっているので、準備時間より前の時間帯は他の予約を受け入れることが可能となる。そのため、薬局側では予約された順番に調剤をすればよく、効率的に調剤作業を行うことができる。
また、ロッカー管理システム50は、受取希望日時に予約可能なロッカーボックス32が無い場合は、前記受取希望日時以降の時刻であって、他の予約期間に重ならず、かつ、受取希望日時に最も近い時刻にロッカーボックス32を予約するようにしている。このようにすることにより、受取希望日時に予約ができない場合であっても、受取希望日時以降でロッカーボックス32の空きがある最短の代替時間に自動的に予約をすることが可能となる。したがって、受取希望日時の再設定の要求等をする等の必要がなく、患者等の利用者に再予約等の手間をかけることがないため、利便性を向上させることができる。
また、ロッカーシステム100において、ロッカー装置1のコードリーダ22は、ロッカーボックス32への納品時における解錠用のコードを読み取る。そして、ロッカー管理システム50は、コードに基づく納品物情報の使用履歴を有し、当該使用履歴とコードリーダ22が読み取ったコードに基づく納品物情報とを照合して使用履歴に含まれているか検出する。そして、コードリーダ22が読み取ったコードに基づく納品物情報が使用履歴に含まれている場合は操作表示部21に既に納品済みである旨の報知を行う。このようにすることにより、コードを読み取った処方薬と異なる処方薬を取り違えてロッカーボックス32に納品した場合であっても、取り違えを認識することができる。したがって、取り違え等の納品物の納品時の異常状態を報知して防止することができる。
また、ロッカー装置1は、納品予定の予約数Xを取得する。そして、ロッカー装置1は、読み取り数nを数えて、予約数Xと読み取り数nとが一致しないことを検出した場合は、操作表示部21に納品が完了していない旨の報知を行う。このようにすることにより、納品予定の数と実際にコードが読み取られた数とが一致しない場合は、誤って納品されていることを認識することができる。
また、ロッカー装置1は、予約数X(納品予定個数)と読み取り数n(納品完了数)とが一致しないことを検出した場合は、納品完了した全てのロッカーボックス32を解錠することができる。このようにすることにより、誤って納品されたロッカーボックス32を容易に発見することができる。
なお、上述したロッカー装置1に処方薬の受け取りを検知する検知部を備え、ロッカー管理システム50が、予約期間が経過してもロッカー装置1から処方薬の受け取りを検知した旨の情報を受信しない場合、かつ、他の予約要求による予約期間となった場合は、他の予約要求による処方薬の収納を許可してもよい。これは、例えば図4(B)の状態のときに、患者Bが12時になっても処方薬を受け取らない場合は、患者Aの処方薬の納品を行ってもよいことを意味している。検知部の機能は、例えば、納品後に扉開閉が行われたことや、操作表示部21にパスワード等に入力をして取り出し操作が行われたかを検知する等で実現することができる。
このようにすることで、ロッカーボックス32がいつまでも占有されることがなくなる。そのため、ロッカーボックス32を効率的に利用することができる。本実施形態の場合、ロッカーボックス32に収納されるのは処方薬であり、納品や回収は、同じ薬局等の担当者が行うため、予約時間に応じて受け取られない処方薬を回収しても、窓口等の代替の受け取りが容易であり、利用者(患者)の利便性の低下は少ないと考えられる。
また、前記したような予約期間が経過しても検知部が処方薬の受け取りを検知しない場合、かつ、他の予約要求による予約期間となった場合は、予約要求の対象となる利用者(患者)へロッカーボックス32からの受け取りができない旨の通知をしてもよい。これは、ロッカー管理システム50から会員サービス管理システム60を介して端末70へ通知を送信すればよい。
このようにすることで、利用者は、ロッカーボックス32から受け取りができなくなったことを予め知ることができ、窓口等の代替の手段で受け取るか、再度予約し直す等の措置をとることができる。
また、ロッカー管理システム50が受取希望日時により所定時間前の時刻において、処方薬が指定のロッカーボックス32に納品されていない場合は、納品が完了していない旨の報知をしてもよい。受取希望日時により所定時間前の時刻とは、例えば受取希望日時の10分前等の直前の時刻でもよい。処方薬が指定のロッカーボックス32に納品されていないことは、実施形態のように予約数Xと読み取り数nとが一致しないことで検出すればよい。
また、受取希望日時により所定時間前の時刻として、納品後から10分後等の納品作業終了からの時刻でもよい。このときの処方薬が指定のロッカーボックス32に納品されていないことの検出は次のような方法が挙げられる。例えばそれぞれ個別の処方箋A~Eがあったとする。そして、処方箋A~Eの調剤が完了したことをコード生成装置80からのコードの生成によりロッカー管理システム50が把握し、その後ロッカー装置1に納品した際に納品数をロッカー装置1からロッカー管理システム50に送信する。そして、次の処方箋Fの調剤が完了したことをロッカー管理システム50が把握した時点で、先の調剤完了数(5)と納品数とが一致しない場合は、納品異常があったとして通知する。この場合の通知は、ロッカー装置1からではなく、例えば調剤薬局のコードが出力される端末あるいは当該端末の近傍にある他の端末等から行えばよい。
また、上述した実施形態では、予約の管理は主にロッカー管理システム50で行っていたが、ロッカー装置1がロッカー管理システム50から情報を取得して行ってもよい。
また、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。即ち、当業者は、従来公知の知見に従い、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。かかる変形によってもなお本発明のロッカーシステムの構成を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
1 ロッカー装置
21 操作制御部(検知部、報知部)
28 制御部(取得部、計数部、異常検出部)
32 ロッカーボックス
34 電気錠
50 ロッカー管理システム(受信部、制御部、取得部、履歴格納部、異常検出部)
100 ロッカーシステム

Claims (5)

  1. 複数のロッカーボックスを備え、前記ロッカーボックスに納品物が収納されるロッカーシステムにおいて、
    前記納品物に関する納品物情報を取得する取得部と、
    前記取得部が取得した前記納品物情報に基づいて前記納品物の前記ロッカーボックスへの納品時における異常状態を検出する異常検出部と、
    前記異常検出部が検出した前記異常状態を報知する報知部と、
    を備え
    前記納品物情報には、前記納品物の納品数に関する情報を含む、
    ことを特徴とするロッカーシステム。
  2. 前記取得部は、前記ロッカーボックスへの納品の際に用いる解錠用の情報を取得し、
    前記取得部が取得した前記情報の使用履歴を格納する履歴格納部を備え、
    前記異常検出部は、前記情報と前記使用履歴とを照合して前記情報が既に使用済みであるか検出し、
    前記報知部は、前記情報が既に使用済みであることを前記異常検出部が検出した場合は、既に納品済みである旨の報知を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載のロッカーシステム。
  3. 前記取得部は、前記納品物の納品予定個数を含む前記納品物情報を取得し、
    前記複数のロッカーボックスにおける納品完了数を計数する計数部を備え、
    前記異常検出部は、前記納品予定個数と前記納品完了数とが一致しないことを検出し、
    前記報知部は、前記納品予定個数と前記納品完了数とが一致しないことを前記異常検出部が検出した場合は、納品が完了していない旨の報知を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載のロッカーシステム。
  4. 前記異常検出部が前記納品予定個数と前記納品完了数とが一致しないことを検出した場合は、納品完了した全ての前記ロッカーボックスを解錠することを特徴とする請求項3に記載のロッカーシステム。
  5. 前記取得部は、前記納品物の受取希望日時を含む前記納品物情報を取得し、
    前記異常検出部は、前記受取希望日時よりも所定時間前の時刻において、当該納品物が指定された前記ロッカーボックスに収納されていないことを検出し、
    前記報知部は、前記受取希望日時よりも所定時間前の時刻において、当該納品物が指定された前記ロッカーボックスに収納されていないことを前記異常検出部が検出した場合は、納品が完了していない旨の報知を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載のロッカーシステム。
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